山口警察署の新庁舎、12日から運用開始

山口警察署の新庁舎が山口市吉敷下東4丁目の旧県消防学校跡地に完成し、12日から運用を開始する。県内警察署としては初の女性専用留置施設を備えるほか、災害発生時などにおける県警本部の代替機能を備えるのが特徴。段差を抑えたバリアフリー設計を採用しており、身体障害者や高齢者にも配慮した治安拠点施設となる。

築後47年を迎え新耐震基準にも適合していなかった糸米の現庁舎の老朽化や狭量化に伴う移転新築。庁舎棟は鉄骨鉄筋コンクリート造4階建てで、延べ床面積は現庁舎の2倍の約5210平方㍍。来庁者用駐車場も24台分から65台分に大幅に増える。警察車両の車庫、倉庫などの別棟4棟も含めた総事業費は約29億円。

留置施設は、男・女のフロアを別に設け、女性房には女性看守だけを配置するなど完全分離型とした。留置房は女性用10室、男性用7室の計17室。これに伴い、同署警務課留置係を留置管理課に改組するとともに、山口南署の留置施設は男性専用にする。

防災対策室は4階に設け、県警本部の機能移転が必要な際は、隣の講堂を充てて対応する。屋上には非常用発電機などを備え、危機管理機能を充実させた。

1階には交通、地域、会計の3課が入る。運転免許更新窓口や総合案内は車いすの人が手軽に利用できるように低いカウンターとした。多目的トイレを備え、専用の免許講習室も新設した。2階には警務、刑事、生活安全の3課の執務室と署長室が配置されている。

隣接地には中央児童相談所、精神保健福祉センター、発達障害者支援センターなど県央部の福祉機関を統合した県福祉総合支援相談センターが4月の供用開始を目指して整備されており、児童相談所などとのより緊密な連携にも効果が期待されている。

同署では、9~11日の連休中に現庁舎から約2・5㌔西側にある新庁舎への引っ越し作業を済ませ、12日から新庁舎での業務へ完全移行する予定。

現在の庁舎は来年度以降、解体する。

カテゴリー:行政2019年2月5日

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