宇部食材で新料理開発

宇部市雇用創造協議会(会長・久保田后子市長)は16日、宇部地域の山海の食材や未利用資源を使って開発した新料理の試食会を、楠こもれびの郷の農業研修交流施設・万農塾で開いた。タケノコや万倉なす、キクラゲ、イノシシなどを活用した地産地消メニューで、専門家や関係者の意見や助言を経て、テーブルメニューやレトルト商品として市内の飲食店や事業者に広く提案する。

同協議会が取り組んでいる「うべまるごと元気」雇用拡大プロジェクトの6次産業化等推進事業として、飲食店や生産者、地域振興アドバイザーの協力を得ながら、資源を発掘し、多くのメニューを開発した。試食会には、この中から選び抜いた8品を出した。
キクラゲは主役の食材として、串揚げにした。食感を重視して塩とたれを付けて調理し、焼き鳥をイメージした新しい食べ方を提案。野生鳥獣肉(ジビエ)として、イノシシは特有のにおいを消し、減圧鍋でうま味を閉じ込めてチャーシューにした。甘い脂身が特徴。手軽に食べてもらおうと、身近な具材と合わせ、新たな名物となる期待を込めた「猪肉まん」も出した。
ブランド野菜の万倉なすはコロッケに使い、存在感を出すために大きめにカット。エビシュウマイは、特産品のブトエビと干しエビで味も見た目も高級感を演出した。里山里海の食材を盛り込んだ炊き込みご飯には、懐かしさを味わってもらえるよう工夫した。
試食会ではうま味や外観、食感、香り、バランスなどを5段階で評価してもらい、感想を聞いた。同プロジェクト6次産業化等推進グループの岸根修統括リーダーは「今回は中間発表。ブラッシュアップして商品化の手前まで進め、3月末の成果発表会で示したい」と語った。レシピは公開するとともに、地元産品を中心に販売する市のアンテナショップ「うべ元気市場」でも販売や飲食メニューに加えてもらう考え。名和田諭愛(さとよし)プロジェクトリーダーは「われわれのミッションは新料理や商品の開発と提案。この中から巣立ち、地域活性化、雇用創出につながれば」と期待を寄せた。

カテゴリー:行政2014年1月17日

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