宇部市役所の新庁舎、建物配置決まる

宇部市は31日、市役所新庁舎の配置場所を決定したと、発表した。現在の北側駐車場に高層棟の1期庁舎、現庁舎部分に低層棟の2期庁舎を建設する2棟構成。真締川公園との一体整備、街並みとの連続性を重視して、11月に基本設計の素案を作成する。

昨年8月策定の本庁舎建設基本計画には、配置場所について、北側駐車場、現庁舎部分とする2案も示されていたが、▽建設費を抑制するため、可能な限り仮設庁舎を利用しない▽敷地北側の住宅地への日影の影響など、周辺環境への配慮を行う▽「にぎわいエコまち計画」「景観計画」にのっとり、景観、にぎわい形成に寄与する▽新庁舎と駐車場、バス停とのアクセスに配慮する▽駐車場の進入路は、周辺道路状況に配慮した配置とする-を特に重視して選定した。末次宣正副市長を会長に全部長で組織する庁内検討協議会が、専門家や市民の意見を参考にしながら、話し合いを進めてきた。

新庁舎の敷地は、現庁舎、北側駐車場、宇部税務署、間に挟まれた市道を廃道して統合した1万5400平方㍍。駐車場の最も北側に230台分(予定)の立体駐車場をつくり、その後、執務スペースとなる1期庁舎を建設。完成後に税務署と合わせて引っ越しをし、市民活動スペースの2期庁舎の建設に入る。両庁舎は連絡通路でつなぐ。真締川公園側には、市民の交流の場となる広場も設ける。

今後は11月に基本設計の素案を作成し、12月ごろパブリックコメント(意見公募)を実施。意見を反映させながら、来年3月に基本設計を確定させる。1期庁舎は、市制100周年を迎える2021年度までの完成を目指す。

概算事業費は113億5000万円。財源の内訳は、庁舎建設基金45億9000万円(17年度末見込み)、市債59億1000万円、一般財源8億5000万円としている。

久保田后子市長は「五つのポイントを重視した結果、総合的にこの案が優れていた。市民活動スペースを配置し、真締川公園、広場を連続して常盤通りに面して配置することで、新たな魅力的な空間を創出する。防災や、スマートコミュニティーの拠点にもなる」と話した。

カテゴリー:行政2017年8月1日

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