宇部市と2次救急医療6病院が初の協議会

宇部市と2次救急医療体制を担う市内6病院との合同協議会が26日、ANAクラウンプラザホテル宇部で行われた。高齢化が進む中で、相互に連携を深めて市民が安心して暮らせるまちづくりを進めようと、初めて開催。救急医療を取り巻く現状について情報を交換した結果、医師不足などの課題解決を図るため、再点検・見直しの必要性があるとの方向性がまとまり、協議の継続を決めた。
市側は、久保田后子市長をはじめ、青木伸一健康福祉部長や杉野嘉裕宇部・山陽小野田消防局消防長ら、病院側は当番制で救急患者を受け入れている宇部興産中央病院、宇部協立病院、尾中病院、宇部記念病院、セントヒル病院、山口宇部医療センターの院長らが出席。
会合で久保田市長は「7年後の21年度に100周年を迎える古里が、もっともっと元気になるように、今年度から第4次市総合計画の中期実行計画をスタートさせた。このうち、医療、健康、長寿をキーワードとした施策を推進して充実を図るには、皆さんの理解と協力が不可欠」とあいさつし、活発な意見・提言を求めた。
続いて、青木部長が中期実行計画の健康福祉分野、杉野消防長が管内の救急出場について説明。青木部長は、校区単位で高齢者を支える仕組み「地域包括ケアシステム」に関わる取り組みなどを話した。杉野消防長は「出場件数は昨年度まで2年連続で減少も、搬送者に占める高齢者の割合は増加している」などと報告した。
病院側は、松永信宇部協立病院長が「現状と課題」と題して▽医師数の減少と高齢化▽治療の専門化▽訴訟回避│などを理由に、受け入れを断るケースが増加していると指摘。「現行体制の維持には若手医師の確保が不可欠」「当番病院を一極集中型に」「行政による当直医の派遣調整」などを対応策として示した。
この後、行政と医療機関がそれぞれ取り組むべき課題、両者が手を取り合って対応すべき問題点などを協議。青木部長は「2次救急医療体制の維持・拡充を図るため、引き続き意見・情報を交換しながら、見直しなどの対応を検討していきたい」と話していた。

カテゴリー:行政2014年5月27日

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