宇部市が自殺対策計画の素案

宇部市は、2019年度から23年度までの5年間を目途とした自殺対策計画の素案を取りまとめた。「みんなで気づき 絆でつながり 心かようまち」を基本理念に、基本方針、基本施策で構成。最終年度には、人口10万人当たりの自殺者を表す自殺死亡率を、15年の19・3から12・4まで減少させることを目指している。パブリックコメント(市民意見の募集)を行っている。

同計画は、16年4月の自殺対策基本法の改正で、各都道府県や市町村に策定が義務付けられた。現状、課題、これまでの取り組みを踏まえ、個別目標を達成するための施策を明示している。

市内の自殺者は、12年36人、13年40人、14年39人、15年33人、16年31人、17年23人で、過去6年の総計は202人。男性が74・3%の150人で、60歳代、70歳代、20歳代の順で多い。女性も60、70歳代の割合が高い。原因や動機は全国の傾向と同様、健康問題が54・3%と最も高く、経済・生活問題16・5%、勤務問題10・2%、家庭問題9・1%と続く。

市では現状を基に、「高齢者は健康不安などから閉じこもりや抑うつ状態になりやすい」「20歳代は、同年代や地域住民との交流の機会、メンタルヘルス対策が必要」などと課題を整理。「地域におけるネットワークの強化」「生きがいを充実し、自己肯定感を高めるための支援」を重点施策案として掲げた。

具体的な施策としては、心の健康に関する関係機関とのネットワーク研修の充実、職場におけるメンタルヘルス研修会の開催、既存の居場所づくりや相談機能の強化などを挙げている。

意見の募集期間は20日まで。素案は、市役所、保健センター、北部総合支所、各市民センターやふれあいセンター、市のホームページで閲覧できる。郵送、持参、ファクス、メールで、〒755-0033宇部市琴芝町2-1-10、市健康増進課(ファクス35-6533、メールhose@city.ube.yamaguchi.jp)に提出。

計画は1月末には策定し、公表する予定。問い合わせは、同課(電話31-1777)へ。

カテゴリー:行政2018年12月6日

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