宇部、山口、美祢3市のサイクリングマップ完成

宇部市・山口市・美祢市連携観光交流推進連絡会議は、3市を巡る自転車コースを紹介する「うみやまサイクリングマップ」を作成した。国内だけでなく、自転車人気が高い韓国や台湾からのインバウンド(訪日観光客)も主要ターゲットに、35~160㌔の6コースを設定。途中に立ち寄れる観光スポットや休憩所なども掲載して、広域観光の促進に活用する。

最長の「うみやまコース」と、90㌔の「のんびり観光コース」は3市を周遊する。うみやまコースは山口宇部空港を発着点に、小野湖沿いを抜け、美祢市の別府弁天池やカルスト台地を通り、山口市秋穂の海岸線を走る。標高差は最大で303㍍、所要時間は10時間程度。のんびり観光コースは、JR厚東駅を出発し、秋吉台や山口市の中心市街地を通る。楠こもれびの郷、国宝の瑠璃光寺五重塔、湯田温泉、山口情報芸術センター(YCAM)などに立ち寄り、維新公園がゴールとなる。

残る四つは、それぞれの市内を走る。宇部コースは、山口宇部空港をスタートし、常盤公園や宇部蒲鉾、アクトビレッジおのなどに寄り、同空港に戻る80㌔。山口コースはJR湯田温泉駅をスタート・ゴールに、周防大橋や道の駅きららあじすなど南方を通る70㌔。美祢コースは、秋吉台内に長短の2ルートを設定した。県自転車競技連盟が協力、監修した。

故障や急病など万一に備えて、自転車用スタンドがある立ち寄り施設「サイクルエイド」や自動体外式除細動器(AED)設置施設、公衆トイレ、Wi│Fiスポットなども地図上に掲載。観光振興にもつながるようにと、3市の見どころを写真入りで記した。

マップの大きさはA2サイズで、折り畳んで携帯できる。日本語の他、英語、韓国語、中国語(簡体字、繁体字)版もある。1万5000部を発行し、山口宇部空港、楠こもれびの郷、アクトビレッジおのといった観光案内所などに置いている。専用のウェブサイト「うみやまサイクリング」(http://umiyama-cycling.jp/)でも見ることができる。

宇部市観光推進課によると、国際定期便で山口宇部空港を利用した韓国の観光客の中には、組み立て式の自転車を持ち歩き、無計画で旅を楽しむ人が数人いたという。台湾の愛好者も多く、国内でも健康志向やエコ意識の高まりで、サイクルスポーツの人気が高まっている。

県は昨年、全県を挙げて競技自転車の振興を図るため、サイクル県やまぐち推進協議会を発足させた。

カテゴリー:行政2017年4月21日

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