埴生の長生園、民営化へ

埴生の養護老人ホーム長生園を運営する一部事務組合と、業務を引き継ぐ下関市の社会福祉法人さわやか会(村瀬伸二理事長)との間で20日、民営化に関する協定が結ばれた。建物の名義変更、土地の無償貸与に関する協議が順調に進めば、来年4月1日に正式移譲される。

さわやか会は、下関市の関門海峡沿いにケアハウス、デイサービスセンター、グループホーム、介護付き優良老人ホームなど総合的な介護サービス事業を展開している。特別養護老人ホームは運営しているが、養護老人ホームは初めて。

調印式は長生園組合議会の小野泰議長(市議)の立ち会いの下、市役所で行われた。同組合組合長の白井博文市長は「さわやか会は介護分野で優れた実績がある。長生園でもその豊かな経験を生かし、質の高いサービスの提供を」と期待を寄せると、村瀬理事長も「法人として蓄積してきたノウハウを生かし、地域に貢献できる施設運営を目指したい」と抱負を語った。

長生園の前身は、1953年4月に当時の12町村で構成する一部事務組合が旧山陽町緑ケ丘に開設。57年1月に同町と旧楠町でつくる事務組合が運営を引き継ぎ、78年3月に現在地に改築・移転した。平成の大合併で旧楠町が組合から離脱し、2004年から山陽小野田市と宇部市の組合が運営している。事務局は山陽小野田市に置かれている。

赤字が長く続き、両市からの補?(ほてん)で運営を賄ってきたが、今年1月に開かれた一部事務組合の臨時議会で民営化を決めた。5~6月に県内の社会福祉法人を対象に公募したが応募がなく、法人負担の軽減など条件を緩和して再募集したところ、さわやか会が応じた。

長生園には現在、定員と同じ50人が入所(最高齢101歳)している。職員は正規、嘱託、臨時を合わせて21人で、民営化後も希望すれば引き続き勤務できる。

カテゴリー:行政2016年12月21日

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