保育料の滞納増える

宇部市で、保育園利用者の保育料滞納額が、年々増加している。2013年度末時点の見込み額は6229万7000円と、09年度末時点に比べ1000万円以上増加。きちんと支払っている利用者との公平性を考えると大きな問題で、市こども福祉課では、今年度から設置された市債権管理回収室と連携し、一層の滞納額縮減に取り組む。

滞納額は09年度以降、対前年比で毎年増加。同課によると、毎年800万~1000万円前後の滞納が生じている。12年度末時点で滞納があるのは約80世帯。保育料は前年度の所得に応じて決定。利用者は袋に入れるなど各園の方法に従い、現金で支払っている。
同課では納期限から20日過ぎても支払いがない場合、園を通じて利用者に督促状を送付。それでも反応がなければ、時期を見て電話指導を実施するほか、催告状も送り、支払いを促している。
滞納額拡大の要因として、近年の園児数の増加などが挙げられるが、毎月払っている利用者との公平性・平等性を図るため、同課では、債権管理回収室と連携しての取り組みも実施。保育料は、強制的に差し押さえなどの滞納処分を行うことができる未収金に当たるため、今後は滞納世帯に対しての差し押さえ処分もあり得るという。
同課では「前年度の所得が対象となるため、諸事情で支払いが難しいという世帯も考えられるが、分納などの方法もあるので、相談してほしい」としている。
市内の保育園(認可保育所)は公立5、私立24の29園。園児は2653人(6月1日現在)。

カテゴリー:行政2014年7月12日

写真注文はこちら
宇部日報社刊・書籍販売始めました
宇部日報購読案内
サンデージョブ
サンデーうべ
サンデーワイド
サンデートレンド
Sundayうべ・おのだ
Sunday西京
サンデーネットワーク
全国郷土紙連合
新聞協会
選挙権を持つ君へ
アーカイブ