人口減もごみの量は横ばい

新市誕生後、減少傾向にあった宇部市での年間のごみ排出量が、2010年度以降、6万6000㌧台で横ばいが続いている。ごみの量は景気の変動で左右される面はあるが、人口は年々減少する中、排出量だけほぼ固定化している状態は、処理経費を考えても大きな課題。13年度も、4~12月までの量は前年同期を上回るペースとなっている。

04年11月の合併後、新市の実質初年度となった05年度に8万3004㌧だったごみの量は、09年度には6万5893㌧まで減少したが、10年度は6万6209㌧と増加に転じ、以降も6万6000㌧台を継続している。
総排出量のうち、プラスチック、ガラスくずなどの燃やせないごみ、瓶などの資源ごみ、埋め立て地ごみなどは減少してきたが、変化が見られないのは、燃やせるごみの中の家庭から出されるごみ。06年度に最多の3万2037㌧を記録し、そのほかの年度は全て3万1000㌧台。05年度と12年度を比較すると人口は6000人以上減少しているが、家庭からのごみは一向に減っていない。
家庭から出る燃やせるごみは市のごみ総量の約6割を占め、減量が必要なほか、まだ削減の余地もあることから、市では対策に着手。燃やせるごみの約50%、生ごみの約80%は水分とされ、1世帯で1日当たり卵1個分の水分を減らすと年間約1700㌧のごみ減量につながるほか、処理費用を約1800万円削減できるため、13年度は8校区で水切りの具体策を学んでもらうための教室を開催。水切りの重要性の周知活動を行ったほか、昨年11月には、野菜の皮なども使い、なるべくごみを出さない調理方法を学んでもらう3Rエコクッキング教室も初めて実施した。
同推進室では「生ごみから水分が減れば、ごみの嫌なにおいが低減するほか、ごみの量が軽くなり、ごみ出しも楽になる。焼却場の燃焼効率の向上も期待でき、さまざまな効果があるので、減量・水切りをお願いしたい」としている。

カテゴリー:行政2014年3月5日

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