ドクターヘリ運航開始3年で667件出動

山口大医学部付属病院を基地とするドクターヘリが運航開始して先月で3年を経過した。この間の出動件数は667件。直近の1年間は247回で、月平均20・6回出動している。昨年1月に中国5県が締結した広域連携基本協定に基づく島根県益田地区への出動が2件含まれている。

山口大医学部付属病院を基地とするドクターヘリが運航開始して先月で2年になる。これまでの出動件数は667件。このうち2件は、昨年1月、中国5県が締結した広域連携基本協定に基づいて島根県益田地区に出動した。
県地域医療推進室によると、運航開始した2011年1月21日から今年1月末までに798件の出動要請があった。このうち出動件数は、天候不良や時間外要請などを除く667件。毎月16~29件で推移している。
出動形態は、地域の消防本部からの要請を受けて、学校の校庭などの臨時ヘリポートで患者を収容し、同病院を含む7救命救急センターに搬送する「現場出動」が、289件(43%)、救急車で地元の病院に搬送した患者を、救命救急センターに転送する「病院間搬送」が341件(51%)。全国的には「現場出動」が約7割だが、山口県は山陽側に救命救急センターが集中しており、山陰側からの「病院間搬送」が多いのが特徴。
消防本部別の出動要請は、長門市が135件、山口市が105件と県央から西部が多い。岩国は11件、下松12件など県東部はヘリ到着までに約30分かかるため少ない。昨年、新築移転した岩国医療センターにヘリポートが整備されたため、今後は要請が増える可能性がある。
一方、広域連携により、島根県益田市、津和野町、吉賀町の一部は、同大医学部付属病院の70㌔圏域に入り、島根県の基地である県立中央病院(出雲市)よりも近いため優先要請できる。これを受けて益田からの「病院間搬送」2件に応じた。
岩国市、柳井市など県東部は、広島県の基地である広島大病院を優先要請でき、14件要請。出動件数は、「現場出動」4件、「病院間搬送」4件の計8件だった。
県は「今後、離島での臨時ヘリポートや出動訓練を増やし、一層、地域医療の高度化を図りたい」と話した。

カテゴリー:行政2014年2月21日

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