「犬猫殺処分ゼロ」へ宇部市がプロジェクト

宇部市は、犬猫の殺処分をゼロにして、人と動物とがともに幸せに暮らせる社会を目指した「動物と共生するまちづくりプロジェクト」を行っている。現在、50万円を目標金額に、インターネットで資金を集めるクラウドファンディングを実施。1月から愛護団体が行う避妊、去勢手術や、譲渡会、飼い主セミナーの開催に掛かる費用の一部を助成する。

手術費の助成は、野良猫に限る。対象は3人以上で構成する団体で、市内には市が把握しているだけで2団体ある。個人が野良猫を保護し、手術費を負担しているケースは多く、この機会に同様の活動をしている人たちの横のつながりを強くし、団体への加入や発足による個人の負担軽減につなげたいという狙いもある。

1団体当たりの助成額は10万円。年に2回、申請できる。手術費の1匹当たりの助成上限額は、費用の2分の1または、避妊は1万円、去勢は5000円となる。

市には、市民が保護した飼い主のいない猫が年間200匹以上持ち込まれており、関係機関や団体が連携して飼い主を探すが、一部は殺処分されているという。市では「動物愛護団体と連携を強め、さらに活動を広げていくための支援をする。飼い主や市民への啓発も併せて行っていく。クラウドファンディングの手法で、官民連携した市の姿勢を全国に発信したい」と話している。

県内で、犬猫を対象とする助成制度は5市あり、手術を野良猫に限定しているのは山口市との2市だけ。クラウドファンディングの受け付けは、山口ソーシャルファイナンスが運営する専用サイト「KAIKA」で12月31日まで。市役所窓口での納付もできる。

問い合わせは、市生活衛生課(電話34-8252)へ。

カテゴリー:行政2017年11月29日

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