「世界を旅する植物館」開館準備、着々

ときわミュージアム「世界を旅する植物館」が29日にオープンするのを前に、館内のガイドや総合受付などの業務に当たるコンシェルジュたちが研修に励んでいる。植物の名前や特徴を頭に入れるのはもちろん、常盤公園全般の質問に対応できるように準備を進めている。

同館は特徴の一つとして、コンシェルジュ(非常勤嘱託職員)による充実した植物ガイドを掲げている。採用されたのは德光芳絵さん(29)=山陽小野田市大学通=と、村岡一江さん(21)=宇部市床波=。同ミュージアムの元管理調整官、斎藤幸雄さん(65)がチーフコンシェルジュとなり、3人で業務に当たる。

德光さんは北九州市の私立高校に5年間、美術教員として勤めた。美術館や博物館巡りが趣味で、そういうところで働いてみたいと思っていた時に同館のコンシェルジュ募集が目に留まった。村岡さんは九州観光専門学校を卒業後、福岡市の生花店に勤務。植物が好きで、友人が同館の求人を勧めてくれた。

今月1日から同館で研修を受けている。八つのゾーンの特徴やシンボルツリー、サボテン、花を咲かせる植物などについて斎藤さんから説明を受け、自分の言葉でガイドできるように練習している。また、常盤湖を実際に一周してみたり、同館から石炭記念館や最寄りのJR常盤駅までを歩いたりして、どのくらい時間がかかるのかをチェック。彫刻や動物園に関すること、交通や宿泊関係の連絡先、お土産物のリストなども作成して、各種問い合わせに対応できるように準備を進めている。

「パラボラッチョなど、聞き慣れない面白い植物がいっぱいで、驚きと発見の毎日がとても充実している」と德光さん。村岡さんは「樹齢1000年のオリーブが一番のお気に入りで、たくさんの人に見てほしい。外国人観光客も多いので、韓国語のあいさつも覚えたい」と意欲を語る。斎藤さんは「3人で切磋琢磨(せっさたくま)し、ここでしか見られない植物の魅力を伝えていきたい。植物だけでなく、常盤公園全般について尋ねられる機会も多いと思うので、日々自分たちの目や足で情報収集し、勉強に励んでいきたい」と話している。

カテゴリー:行政2017年4月17日

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