2011年12月15日

宇部署、詐欺防止キャンペーン

被害防止を呼び掛ける宇部署員(15日午前10時半すぎ、山口銀行宇部支店で) 今年最後の年金支給日の15日、宇部警察署(安部正之署長)は宇部市新天町1丁目の山口銀行宇部支店(土谷和義支店長)で、来店客に振り込め詐欺に遭わないように注意を呼び掛けるキャンペーンを行った。

 同署員や宇部地区金融防犯協力会の関係者らが、ATM(現金自動預払機)に記帳や引き出しに来た高齢者にチラシを手渡しながら「不審な電話が多いから気を付けて。何かあれば警察に電話を」と話し掛けた。
 今年の同署管内の振り込め詐欺被害は7件で、前年より1件増えた。うち5件がおれおれ詐欺だった。
 県内では11、12日におれおれ詐欺とみられる不審電話が29件相次いだ。手口は9月の宇部市での事件と同じで、息子の名前を名乗る男が「風邪を引いて声がおかしい。携帯電話の番号を変えた」と連絡。翌日に「同級生と不倫して妊娠させた。相手の夫に慰謝料を払わないと会社に言われてクビになる」などと振り込みを求めてきた。
 このほか「会社の株で失敗して穴埋めしないと首になる」というパターンもあった。いずれも要求額は200万円で長門市では被害が出た。
 県警は高校の卒業名簿などが悪用されたとみており、再び宇部市が狙われる可能性もあることから、同署生活安全課の松岡義雄係長は「相手の話をうのみにせずに、番号が変わる前の携帯電話にかけて、本人に確認してほしい」と話した。

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