2011年12月 9日

小野湖やきらら浜自然観察公園 冬の使者、相次ぎ飛来

きらら浜自然観察公園の淡水池で羽を休めるトモエガモ(円内は雄のトモエガモ、渡辺レンジャー撮影) 本格的な冬の到来も間近。宇部市の小野湖や山口市阿知須のきらら浜自然観察公園では、中国大陸から飛来したとみられるトモエガモをはじめ、多くのカモ類が羽を休めている。落ち穂やドングリ、アオサなどの餌を盛んについばんでいる。

 野鳥は季節の移り変わりを敏感に捉えている。日本では寒さはこれからだが、中国東北部のカモ類は、寒波の到来を敏感に捉え、朝鮮半島南部に移動。ここから日本海を渡り、県内に飛来する個体も増え始めている。
 小野湖ではオシドリに交じって餌をついばむカモ類が観察されている。きらら浜自然観察公園でも、先月中旬からカモ類が増え始めたが、カモを餌にするオオタカが居座ったため、例年に比べ飛来数は少なめ。それでも阿知須の語源にもなったアジガモ(トモエガモ)などが休んでいる。同公園レンジャーの渡辺徹さんは「昨シーズンのトモエガモは最も多い時で160羽が羽を休めていた。今シーズンはまだ20羽程度だが、韓国が寒くなれば、さらに増える可能性が高い」と話した。
 22日の冬至を過ぎると、日照時間が伸び、オナガガモやコガモなどは求愛行動を取り始め、公園内はにぎやかになりそう。

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