2011年12月 7日

市営墓地に不法投棄

廃棄されたと思われる一般ごみ(白石公園墓地で) 宇部市営墓地へのごみの不法投棄に、市の担当者が頭を悩ませている。捨てられているのは、家庭の一般ごみからテレビ、タイヤといった大型のものまでさまざま。墓地内には、ごみステーションが各所にあり、監視員やカメラを配置するわけにはいかず、モラルに期待するしかないため、なかなか減らないのが現状のようだ。

 市内には市営墓地が7カ所あり、その中で不法投棄が目立つのは、区画数が5761と最多の白石公園墓地と、2番目に多い4254区画の開公園墓地。
 市生活衛生課によると、両墓地とも敷地内にごみステーションが13カ所あるが、枯れた花など以外に、家庭から持ち込まれたとみられる瓶、缶といった不燃物や可燃物ごみなどがたびたび置かれているほか、敷地の奥の茂みには、家電製品などが投棄されているという。駐車場にも、たばこの吸い殻や弁当殻などが、捨てられている。
 ステーションのごみは原則週1回、市から委託された業者が収集。しかし、引き取りを拒否されたごみは、市が直接回収しているほか、家庭ごみが捨てられると、動物が袋からごみを引っ張り出して散らかすケースもあり、同課職員が見回りに行ったり、清掃に当たったりと対応に苦慮している。
 年末や年度末は、大掃除、引っ越しなどで家庭から出るごみの量が増え、これからのシーズンはごみの持ち込みも増加する傾向にあることから、同課では「墓地をきれいな状態で維持し、訪れた人が気持ちよく墓参できるよう、不法投棄はせずに、ごみは家庭で決められた日時、場所に出してほしい」としている。

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