2010年10月30日

御手洗君デザインのラッピングバス完成

ラッピングバスの前に立つ御手洗君(市役所で) 発達障害児について考えてもらおうと、宇部市交通局は啓発用のラッピングバスを仕立て二十九日、市役所前でお披露目した。来月一日から路線バスとして運行する。市によるとこうした試みは全国初。デザインに使われた絵を描いた宇部総合支援学校中学部一年の御手洗敦也君も訪れて完成を喜んだ。

 バス側面には、御手洗君が描いた十二人の笑顔がペイントされ、啓発コピーの「えっ 知らんほ? 発達障害のこと」が書かれている。
 学校によると、御手洗君はいつでも誰にでも笑顔を絶やさず周囲を明るくする性格で、絵には町全体に笑顔が広がるようにとの思いが込められているという。
 ラッピングバスの運行は、発達障害がある人を支援するために官民協働で構成する「発達障害児を支えるネットワーク協議会」での協議を踏まえ、正しい知識を持ってもらうために実施。市は、路線バスとして市内を走らせることから、これまでのポスターやチラシと違うインパクトのある啓発を期待している。
 運行期間は来年三月三十一日までの五カ月間。阿知須線、中央病院線、丸尾港線など十二路線で、平日十七便、土曜日十便、日曜日と祝日に七便が予定されている。

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