2010年10月30日

小夏さん厚狭川豪雨災害でチャリティーCD

チャリティーCDを手にする小夏鮎さん(もりなが松蔭堂で) 山陽小野田市厚狭のシンガーソングライター・小夏鮎(本名・藤井美和)さんが、厚狭豪雨災害チャリティーCD「あの夏の川のうた」を自主制作した。来年一月二十一日までの売り上げからCD作製の実費を除いた額をすべて災害支援金として市に寄付する。

 小夏さんは厚狭小、厚狭中、厚狭高から、作陽音楽大(現くらしき作陽大)を卒業。芝居やミュージカルに出演していたが、三年前に白内障を患い入院。その時から作詞、作曲を本格的に始め、現在は市内を中心に活動している。
 チャリティーCDの企画は、厚狭とは何のゆかりもない関東地方の大学生がボランティアとして被災地に入り、猛暑の中、復興のために汗を流している姿を見聞きしたことをきっかけに立ち上げた。
 「全国からボランティアの人が厚狭の復興のために何かしようと集まっていた。わたしにできるのは歌うことしかないし、少しでも被災した人の支えになればと思った」と小夏さん。そしてできたのが「あの夏の川のうた」。見知らぬ誰かの古里が負った傷を一日も早く癒やそうと立ち上がり、行動してくれた人々への思いを込めて作った。
 CD制作には、以前から交友のあった宇部市の作曲家、たくまるさんが協力。コーラスには宇部市のkirinaさん、関東在住の楽乃由重さん、中恵光城さんが参加し、ジャケットのイラストは愛知県在住のなつめみちるさんが担当するなど、小夏さんの思いに共感した全国各地の人の力で出来上がった。
 CDはミニアルバムとシングルがあり、ミニアルバムには「あの夏の川のうた」のほか三曲とカラオケバージョンを収録。ミニアルバムは千円、シングルは五百円。ホームページから申し込むか、厚狭本町のもりなが松蔭堂(電話72─0050)で購入できる。
 小夏さんは「災害が既に過去のことになっているように感じることがある。幸い負傷者など人的被害はなかったが、大きな被害を受けた人がたくさんいることを忘れてほしくない。どれだけ売れるか分からないが、少しでも手助けになれば」と語った。
 小夏さんは、三十一日のきらら交流館まつり、十一月七日の厚狭図書館まつりに出演し「あの夏の川のうた」などを披露する。

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