石灰石貨物列車、18日を最後に廃止
石灰石は太平洋セメント(旧小野田セメント)重安鉱山から産出される。美祢線での石灰石輸送は戦前から行われていたが、宇部興産伊佐採石所操業開始をきっかけに産出量が急増。
ピークの70年前半には1日に貨物列車38本が走り、74年には宇部興産、小野田セメント、セントラル硝子の3社に約850万tを運んだ。
しかし、宇部興産専用道路全線開通で状況は一変した。大型トレーラーによる石灰石輸送に切り替わり、同社向けの33本が98年までに段階的に廃止。85年の小野田セメントの操業中止以後は、セントラル硝子向けの1本だけになっていた。
廃止が決まり、県内外から鉄道ファンが詰めかけている。宇部線を撮り続ける鉄道ファンの浜中裕史さん(28)=山口市阿知須=は「小さい時から見ていた列車がいなくなるのは寂しい」と感慨深そうにカメラのシャッターを押した。







