2008年8月30日

カッタ君切手発売へ

 七月十六日に急死した常盤公園のアイドル、モモイロペリカンのカッタ君を追悼する切手シート(千二百円、限定千枚)が、十二月一日までに宇部市内(山陽小野田市と下関市の一部も含む)の郵便局で発売される。
 切手シートの製作は、郵便局長南地域宇部第一部会(藤田雅夫スーパーバイザー)が観光PRにと今年初めに計画。デザインにカッタ君を起用しようと、市長や関係各所を訪問するなど調整していたところ、カッタ君の急死で、急きょ追悼企画に変更した。デザインは三種類。八十円切手十枚が入ったシートに、在りし日の写真や、アニメ映画「カッタ君物語」の一シーンを入れた。
 カッタ君記念切手のデザイン案

産業観光バスツアー、前半苦戦・後半に期待


 宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会(伊藤隆司会長)が七月から始めた産業観光バスツアーが、二十九日で前半の二カ月を終えた。七、八月に予定した二十七コースのうち、実施したのは十三コースと、苦戦する形となったが、九、十月の後半に企画している二十一コースでは、既に九コースで定員に達し、実施が決まっており、同協議会では、参加者の一層の伸びに期待するとともに、ツアーの周知を図っていく方針だ。
 同協議会によると、すべてのコースに申し込みがあったが、定員二十人に対して十二人以上にならないと実施しないため、十四回は中止となった。実施したコースの参加者に行ったアンケートでは「普段、見ることができない場所に行けて良かった」「エスコーターの説明が分かりやすかった」などの意見が目立ち、実際に参加した人からは好感触を得ているという。ツアーの問い合わせは同協議会事務局の宇部観光コンベンション協会(電話34-2050)へ。

山本昌邦さん(五輪元監督)が少年サッカー教室

 オリンピックサッカー日本代表の元監督でサッカー解説者の山本昌邦さんを招いての少年サッカー教室は二十九日、県立おのだサッカー交流公園であり、小学校五、六年生百十人がフェイント技術などを学んだ。山本さんは市文化会館で「夢に向かって」と題して講演会も開いた。
 サッカー教室には市内の竜王、須恵、厚陽、有高、高千帆、山陽JFCと宇部市の黒石の七チームが参加した。子供たちは中田英寿さんや中村俊輔選手を指導したこともある“名監督”の教えに熱心に耳を傾けていた。
 地元のサッカー少年に一流のテクニックと心構えを伝授する山本さん(県立おのだサッカー交流公園で)

2008年8月29日

県立こころの医療センター、開院式

 県立こころの医療センター(兼行浩史院長、百八十床)の新外来棟が完成し、施設の全面的な建て替え工事の完了を祝う開院式が二十九日、宇部市東岐波の同センターであり、地域の代表を含む関係者九十人が出席した。移転作業後、九月一日から新外来棟での診療を開始する。
 入院棟は地上四階、地下一階の約八千三百平方メートル。入院設備のほか、ラウンジや売店、喫茶コーナーもある。医療スタッフも年次的に充実を図ってきた。総事業費は五十億円。現在の外来診療棟は十月から解体し、年度末に向けて屋外整備工事を行う。
 新外来棟を視察する二井知事(左)ら(29日午前10時半すぎ、県立こころの医療センターで)

合田教授(山大大学院理工学研究科)ら研究グループが天然繊維から複合新素材開発

 山口大大学院理工学研究科の合田公一教授(50)らの研究グループは、植物系天然繊維から衝撃に強く、亀裂が発生しにくい複合材料を開発した。化学処理と力学処理を組み合わせた独自の処理を施すことで、従来の二倍の衝撃強度を持つ。
 開発したのは、衣類などに使われる麻の一種「ラミー」と、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解される、トウモロコシのでんぷんでできた生分解性プラスチックを混ぜた複合材料。FRPと比較しても一・五倍程度の衝撃強度を持つ。壊れやすいことが弱点だった天然繊維の複合材料だが、自動車や航空機の内装など、無限の応用が考えられるという。「FRPの代替材料としての実用化を目指したい」と合田教授は話した。
 植物系天然繊維から作った複合材料を成形した新素材

合田公一教授

豪州派遣中学生の帰国報告会

 中学生海外派遣事業帰国報告会は二十八日、市役所で開かれた。夏休み期間中にオーストラリアのモートンベイ市を訪れた生徒六人が白井博文市長らに「肌の色は違っても人間の本質は一緒だと感じた」「離れてみて改めて家族の良さが分かった」などと感動体験を報告した。
 生徒と引率した市職員の奈須直美さんの七人の派遣団員と、白井市長、川村博通市議会議長、西村重基国際国流協会長、生徒が通う三校長らが出席した。生徒たちは、七月三十一日に出発してから八月十四日に帰国するまでの約二週間の思い出を一人ずつスピーチした。
 写真を交え、体験談を発表する檜垣君(市役所で)

2008年8月28日

山口大がタイ政府の農業研究機関「ARDA」と学術交流協定

 山口大(丸本卓哉学長)は二十七日、タイ政府の農業研究機関「ARDA」と学術交流協定を結んだ。海外の政府研究機関との協定締結は同大初で全国の大学でも珍しい。同機関の職員を同大の博士課程に受け入れるなど、人材育成や共同研究分野で交流を活発化する。
 日本学術振興会の拠点大学交流事業で、山大とタイのカセサート大が中心になり、農学分野の共同研究を十年間実施。タイ政府がその成果を評価し、今回の協定締結に至った。これまでの共同研究では、熱帯産の耐熱性微生物を活用したバイオ燃料の開発などで成果を上げている。
 協定書にサインした後、握手する丸本学長(左)とプラパイスリ次官(山大工学部で)

広域生改連会員が乳製品使った料理実習

 牛乳と乳製品を使った料理実習が二十七日、宇部市小野のアクトビレッジおのであり、宇部広域生活改善連絡協議会(志賀ツヤ子会長)の会員四十四人が、豆腐のグラタンなど四品を作った。試食後は、県美祢農林事務所農業部の高下須磨子さんから牛乳クイズが出され、栄養面や病気予防の効能、豆知識などを楽しく学んだ。
 白身魚のチーズ春巻きを盛り付ける会員(アクトビレッジおので)

有帆川・厚狭川水系“森・川・海”水環境ネット協発足

 有帆川・厚狭川水系“森・川・海”水環境ネットワーク協議会の設立総会は二十七日、山陽小野田市役所で関係者約二十人が出席して開かれ、上流と下流が連携して良好な水環境の保全、快適な生活環境の向上を目指すことを確認した。会長には山陽小野田市の横田信夫環境経済部長を選んだ。
 今年度の主な事業は▽水環境保全思想と知識の普及啓発▽生活排水処理施設の整備の促進▽水環境にかかわる実践活動の推進▽会議の開催-を項目に掲げている。
 設立総会であいさつする横田会長(山陽小野田市役所で)

2008年8月27日

東岐波で珍タカサゴユリ

 宇部市東岐波の片岡雅文さん(47)宅の玄関横で、タカサゴユリが三十一個の花を咲かせ、近隣の人を驚かせている。
 帯のように広がった茎は幅が約三センチ、丈が約九十センチ。三十一個の花は、茎を中心に外向きに咲き、円を描くような形状になっている。植物に詳しい市緑化運動推進員会の古谷雅彦副会長は「茎が帯のようになる帯化現象を起こして、多くの花を付けるのは珍しい」と説明した。
 31個の花を付けたタカサゴユリ(東岐波の片岡さん宅で)

山大医学部で「医師を理解するセミナー」

 医師を志す高校生に地域医療の現場や医師の仕事を知ってもらおうと二十六日、山口大医学部で「医師を理解するセミナー」が開かれた。県内の高校生五十五人が参加して医師の心構えを学んだり、動物を使った外科手術を見学したりして、夢の実現に向けて思いを強めた。県と同大医学部主催。
 ブタの目を使った模擬手術もあり、近本信彦講師が顕微鏡を見ながら白内障の手術を行った。若手医師や医学生との懇談会もあり、仕事の内容ややりがいについて熱心に質問していた。
 ブタの目を使った顕微鏡手術でモニター画面を見る高校生(山大医学部で)

野菜作り入門講座が人気

 野菜作り入門講座は二十六日、本山公民館で開講し、五十三人が十一月まで毎月一回、合計四講座、野菜作り全般について学ぶ。竜王黄金の会(西村弘和会長)主催。市、本山公民館共催。
 当初は定員三十人だったが反響が大きく、会場に入ることができるぎりぎりまで受け付けた。講座の講師は元県農業改良普及員の岡村正英さんが務めた。初日は「野菜作りの基礎知識」をテーマに土壌作り、施肥の方法などについて初心者に分かりやすく教えた。
 定員の2倍近い受講生が参加した人気の野菜作り教室(本山公民館で)

2008年8月26日

県立こころの医療センターの新外来棟完成

 県立こころの医療センター(兼行浩史院長、百八十床)の新外来棟が完成し、全面的な建て替え工事の完了を祝う開院式が、二十九日午前十時から宇部市東岐波の同センターで開かれる。
 新外来棟は二階建て二千四百八平方メートル。これまでなかった救急診察室、CT(コンピューター断層撮影装置)室、医療相談室、思春期の患者のための専用待合室、多目的トイレを新設。全館にバリアフリーとユニバーサルデザインを取り入れた。新外来棟での診療は九月一日から。
 建て替え工事が完了した新外来棟

県内初の「学校支援チーム」、2学期から本格始動

 学校に理不尽な要求を繰り返すモンスターペアレントや深刻ないじめなど、教育現場だけでは対応できないトラブルが増加傾向にあるため、宇部市は法律などの専門家で構成する「学校支援チーム」を県内で初めて設置した。藤田忠夫市長が二十六日の定例会見で明らかにした。市内の公立小・中学校三十七校を対象に、二学期が始まる九月から本格始動。学校長から要請を受けた市教育委員会の現状調査を経て、課題の解決に乗り出す。
 支援チームは、弁護士、精神科医、臨床心理士、保護司会代表、警察経験者が各一人、校長経験者が三人、市教委学校教育課・青少年育成課職員が四人の計十二人で構成。事務局は学校教育課に置く。今後は年二回程度の連絡会議や研修を予定。

山陽小野田市DV相談支援連絡協が10月発足

 山陽小野田市は、配偶者やパートナーから暴力などの被害を受けている人を救済するための市配偶者等暴力相談支援連絡協議会を十月に設立する。行政、警察、福祉関係団体などがメンバーとなり、連携して効果的に被害者を救済する。
 年に二回程度の定例会でDVに関する情報交換や被害者支援のための連携、相互協力について話し合うほか個々の相談についても随時、対応する。

2008年8月25日

若き経営者の会35周年記念事業で藤原紀香さん講演

 若き経営者の会(広橋学会長)が創立三十五周年記念事業として、ときわ湖水ホールで開いている写真展「Smile Please!(スマイル・プリーズ)撮影:藤原紀香」に合わせ、女優の藤原さんが二十三日、宇部市を訪れた。宇部全日空ホテルで行った講演会では、平和の大切さ、ありがたさを市民に訴えたほか、終了後は写真展会場へ足を運び、小・中学生を対象に募集した標語コンテストの表彰式に出席。入賞者に賞状と記念品を手渡した。写真展は九月七日まで実施。
 最後に記者会見した藤原さんは「上手ではないが、一生懸命生きている人々の写真を撮ってきたので、会場で見てもらい、何かを感じてもらえれば」と話した。
 藤原さんと記念写真に納まる入賞者(ときわ湖水ホールで)

草の実少年少女合唱団が30周年祝う演奏会

 国内外で高い芸術性が評価されている宇部市の草の実少年少女合唱団(中村明美主宰)は二十四日、記念会館で三十周年記念演奏会を開いた。会場いっぱいの千五百人が、小学一年生から高校三年生までの団員三十九人の美しい声に酔いしれた。
 同合唱団は歌を通じて生きることの意味を考え、少年期の音楽性を豊かにしようと一九七九年十一月に設立。ウィーン世界青少年音楽祭二位(八九年)、イタリアの国際コダーイシンポジウムで公開レッスン(九五年)、全日本合唱コンクール県大会金賞(○七年)など輝かしい実績を上げている。
 中村主宰は「多くの人の協力があって、この日を迎えることができた。これからも地道に音楽活動を続けたい」と話した。
 音楽芝居「どんぐりと山猫」を披露する団員たち(記念会館で)

初の図書館まつり盛況

 図書館を身近に感じて、と初めての図書館まつりが二十三日に山陽小野田市立中央図書館、二十四日に厚狭図書館で開かれ、書庫探検や朗読会、ゴーヤ料理の試食会などの多彩なイベントでにぎわった。
 中央図書館では朗読会、古里の民話「寝太郎さん」の紙芝居、ふるさとかるた取り大会、前庭では市職員提供の書籍を格安で売る古本市などがあった。好評だったのが書庫探検隊の催し。同館では入館者が手に取って見ることができる開架図書が約十万冊あるが、同じ数の本がバックヤードの書庫に所蔵されている。普段は足を踏み入れることがないこの書庫を来館者が見て回った。
 普段は入れない書庫で本の多さにびっくりする親子(中央図書館で)

2008年8月23日

「おさかなスクール」で魚市場見学や調理実習

「おさかなスクール」が二十三日、宇部市内で開かれ、市内の小学生と保護者十四人が魚市場の見学や調理実習を通じて、食の安心・安全に理解を深めた。宇部健康福祉センター、宇部管内食品衛生協会共催。
 午前六時半すぎに宇部健康福祉センターで開講し、床波漁港に移動して競りの様子を見学。調理実習では、寿司和食どころ「呑兵衛」(新天町)の海老正広代表が講師を務め、すし飯の合わせ方や、マダイとマアジのさばき方を教えた。参加者もそれぞれ、マアジを三枚に下ろし、握りずしにして味わった。
 マアジをさばく子供たち(23日午前10時ごろ、福祉会館で)

林防衛大臣、就任後初のお国入り

 林芳正防衛大臣(47)が二十二日午後、就任後初めて“お国入り”した。
 今回の帰省は、大臣就任前に下関後援会の会議を予定していたため、盆の墓参を兼ねて行った。午後三時五十分、山口宇部空港に到着。雨脚が強くなったことから、足早に車に乗り込み、下関市の自宅へ向かった。赤間町の東京第一ホテル下関で開かれた下関後援会主催の大臣就任祝賀会に出席し「ご支援、ご支持を頂いた皆様と一緒に頂いた大臣の仕事。感謝の気持ちを忘れず、経験や人脈を生かして難しい問題に全力で取り組みたい」と抱負を語った。同日午後九時すぎに北九州空港から帰京した。
 忙しい公務の合間を縫って地元に帰ってきた林大臣(山口宇部空港で)

「市民活動支援センター構想部会」の委員公募

 山陽小野田市は、市民活動支援センター(仮称)の設置の必要性や機能、運営方法などを検討するための市まちづくり市民会議「市民活動支援センター構想部会」の委員を公募している。
 募集するのは二十歳以上の市民(市議会議員、市職員は除く)。定員十五人。専用の申込書に必要事項を記入し、市役所広報広聴課へ提出する。郵送、ファクス、メールでも受け付ける。申込書は、広報広聴課のほか総合事務所地域行政課、南支所、埴生支所、公園通出張所、厚陽出張所にある。市のホームページからもダウンロードできる。
 申し込みは〒756-8601山陽小野田市日の出1-1-1、山陽小野田市広報広聴課広聴係(電話32-1133、ファクス83-9336、メールki-kouhgou@city.sanyo-onoda.lg.jp)へ。九月十二日が締め切り。

2008年8月22日

宇部フ大付属中と香川高普通科で始業式

 宇部フロンティア大付属中(浜村一穂校長、二百七十一人)と香川高普通科(同校長、三百八十九人)で二十二日、始業式があった。授業時間確保のため、初めて二学期の開始を前倒し。生徒たちは早速、授業やテストに臨み、新学期のスタートを切った。
 大掃除の後、午前九時四十分から体育館で始業式。式後は高校三年生は平常授業、それ以外は夏休みの課題に対するテストが行われた。専門科は九月一日から新学期が始まる。
 問題用紙に向かうSA2年の生徒たち(22日午前10時55分、香川高で)

あす23日、ときわサマーフェスタ

 第八回ときわサマーフェスタ(ときわ公園まつり実行委員会主催)は、二十三日午前十時から常盤公園で開かれる。今年からステージイベントで県ストリートダンス・コンテストを開催。市内だけでなく広島や福岡からも四十チーム百八十二人が参加して技を競い合う。
 午後四時から、浴衣の来場者には観覧車無料券が、小学生以下なら風船もプレゼントされる。問い合わせは実行委(電話35-8299)へ。

山口化学展開幕

「おもしろワクワク化学の世界-08山口化学展」が二十二日から、おのだサンパーク二階大催事場で始まった。初日から多くの小学生らが目を輝かせて不思議な世界を体験している。日本化学会中国四国支部主催。県教育委員会、山陽小野田、宇部両市教委、宇部日報社など後援。二十四日まで。
 企業は宇部興産、戸田工業、セントラル硝子、協和発酵、トクヤマなど十一社、学校は山口大、山口東京理科大、宇部高専、宇部高など五校が合わせて二十八ブースを出展。実験は海藻から人工イクラを作ったり、微生物の働きを調べたりと多種多様。小・中学生が主な対象だが、大人でも十分に楽しめる内容となっている。
 顕微鏡をのぞく子供たち(22日午前10時半ごろ、おのだサンパークで)

2008年8月21日

西岐波校区まちづくりサークルが灯籠作り

 西岐波校区のまちづくりサークル(中野リヱ子代表)は二十日、西岐波ふれあいセンターであり、学童保育の子供たちと受講生が灯籠(とうろう)を作った。二十三日に床波商店街で開かれる「西岐波ふるさと夏まつり」の灯籠供養で、沢波川に流す。
 子供たちは受講生や先生に手伝ってもらいながら、平板状の発泡スチロールに割りばしを立てて骨組みを作り、さまざまなイラストを描いた和紙を張り付けた。中にろうそくを立てて、色とりどりの二十一個が完成。このほか、全員で西岐波音頭を踊ったり、地産地消の料理を食べたりして、古里への理解を深めた。
 サークル受講生に教わりながら灯籠を作る子供たち(西岐波ふれあいセンターで)

若き経営者の会35周年記念事業で藤原紀香さん写真展

 宇部市内の経営者や後継者らでつくる若き経営者の会(広橋学会長)の創立三十五周年記念事業「Smile Please!(スマイル・プリーズ)撮影:藤原紀香」は二十一日、ときわ湖水ホールで始まった。女優の藤原さんがアフガニスタン、カンボジア、東ティモールで撮影した子供たちの写真を中心に約百五十点を展示。初日から多くの来場者が訪れ、写真に見入っていた。九月七日まで。
 会期中の開催時間は午前十時から午後五時(最終日は二時)までで、入場料は一般五百円、中学生以下無料。収益金は全額、セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン(東京)とJHP・学校をつくる会(同)を通じて、現地の教育支援事業資金に使われる。
 写真を見る女性(21日午前10時20分ごろ、ときわ湖水ホールで)

テープカットをする広橋会長(左から4人目)ら(21日午前10時ごろ、ときわ湖水ホールで)

山陽小野田市が障がい福祉計画検討委の委員募集

 山陽小野田市は、障害者への福祉サービスが計画的に提供されるように施策や目標数値を盛り込んだ「第二期障がい福祉計画」の今年度中の策定に向け検討委員会(二十人)の一般公募委員二人を募集している。
 公募委員の資格は、二十歳以上の市民(国・地方公共団体の議員、職員は除く)で、障害福祉に関心のある人。任期は十月一日から一〇年九月三十日まで。年二回程度の会議を持つ。専用の応募用紙に必要事項を記入し、九月十二日までに市高齢障害課に提出する。郵送、ファクス、メールでも受け付ける。申し込みは〒756-8601山陽小野田市日の出1-1-1、山陽小野田市役所高齢障害課(電話82-1170、ファクス83-9082、メールkorei-shougai@city.sanyo-onoda.lg.jp)へ。応募用紙は市のホームページからダウンロードできるほか高齢障害課、市民活動推進課、南支所、公園通出張所、総合事務所地域行政課、埴生支所、厚陽出張所に置いてある。

2008年8月20日

ニ市派遣中学生が報告会

 宇部市の姉妹都市、豪州ニューカッスル市に派遣された市内の中学二年生七人と引率教員一人は十九日、市役所で報告会に臨み「貴重な経験を将来に役立てたい」と口をそろえた。
 十五回目の派遣で、四日に出発。五日から十二日までニ市を訪れ、十三日に帰宇した。滞在中はホームステイをしてホストファミリーと触れ合ったり、現地の高校に通ったりした。
 派遣成果を発表する生徒たち(市役所で)

吉部住宅団地、売れ行き伸びず

 宇部市が分譲している吉部住宅団地の売れ行きが失速している。現地説明会の開催や住宅フェアの機会を通じたアピールなど、あの手この手を尽くしているが、市民の関心はいまひとつ。早期完売を目指してきた担当課も頭を抱えている。
 全三十区画のうち、これまで分譲したのは十四区画。一区画はその後に解約があり、残りは十七区画となっている。市楠総合支所は「市内有数の緑あふれるエリアで、近くには親水公園、吉部八幡宮、荒滝山、小野湖など、散策に最適な環境が整っている。ぜひ、宅地購入の候補に」と呼び掛けている。問い合わせは、同支所地域振興課(電話67-2812)へ。

小野田職安廃止、地域職業相談室開設へ

 小野田公共職業安定所は来年度から宇部職安への統廃合が示されていたが、求人・求職業務に関しては代替措置として「地域職業相談室」を開設する。これまでは紙台帳での職探しだったが、新たに求人検索のパソコン端末も設置され利便性は向上する。県内では初めての開設となる。
 現在の構想では、三人の職業相談員のほか週に二、三日、宇部職安の職員が派遣される。これまで小野田職安では数に限りのある求人・求職の紙台帳を順番に閲覧していたが、求人情報専用のパソコン端末五台を整備する。地域職業相談室は、来年四月一日からオープンする予定で、開設場所については市が検討している。

2008年8月19日

宇部市環境保全センターでごみ減量の大切さ学ぶ

 市民ボランティア、環境サポートメイツの会(安井敬子会長)主催の「家庭ごみはどこへ行くのかな?」は十九日、宇部市環境保全センターであり、小学生二十二人とその保護者がゲームや施設見学を通じて身近なごみ問題への関心を高めた。
 家庭ごみを市の区分にならって分別するゲームでは、子供たちは友達と相談したり、お母さんやサポートメイツのアドバイスを聞いたりしながら可燃、不燃、プラスチック、古紙などに分けた。正解率は70%だった。安井会長は「家庭ごみの減量化の大切さを理解し、実践のきっかけにしてもらえれば」と期待を寄せた。
 ごみの分別区分を調べる子供たち(19日午前10時50分、市環境保全センターで)

麻疹・風疹の定期予防接種、ぜひ夏休み中に

 麻疹(ましん)・風疹(ふうしん)の定期予防接種は、今年度から五年間の期限付きで、一期(一歳児)と二期(小学校就学前の一年間)に加え、三期(中学一年相当年齢)と四期(高校三年相当年齢)が追加されている。宇部市内の接種率は六月末現在、いずれも25%前後。市では第三・四期の該当者に対し「秋には学校行事が多くなり、冬は風邪も増えるので、体調が良ければぜひ時間的に余裕のある夏休み中に」と早めの接種を勧めている。
 予防接種についての問い合わせは、市保健センター母子保健係(電話31-1777)へ。

資源ごみ売却収益が急伸

 リサイクル推進で“懐”もほくほく―山陽小野田市が分別回収を進めている資源ごみの売却収益が新年度に入って毎月七百万-一千万円の高水準で推移している。古紙類の需要増で買い取り相場が上がっているのが主な要因だが、リサイクルへの市民の関心が高まっていることも追い風になっている。
 〇八年度は四月が初めて一千万円台の大台を突破する千七万円、五月が七百十八万円、六月が八百四十二万円、七月が七百四十四万円。リサイクル係は「このまま順調にいけば年間八千―九千万円の収益が見込まれる」と話す。これは昨年度の一・三-一・五倍、四年前に比べると八倍もの収益になる。
 県内や九州の業者に搬出される市内で回収されたペットボトル(市環境衛生センターで)

2008年8月18日

Uターン相次ぐ

 山口宇部空港では、古里で盆を迎えた人たちのUターンラッシュが続いた。同空港から東京に向かう二社の計八便は、十六日の始発便から十八日の最終便まで、全便が満席。
 出発ロビーは搭乗受け付けが始まるたびに別れを惜しむ人たちでごった返し、三階の見学デッキでは機影が見えなくなるまで手を振り続ける家族の姿が見られた。
 ハイタッチして別れを惜しむ家族(山口宇部空港で)

全国15の大学生集結、宇部のまちづくり考察

 山口大や東京大など全国十五の大学生が宇部市に集まり、主体的にまちづくりを考える「シャレットワークショップ」は、九月十日から十四日までの五日間、新天町など中心市街地で開かれる。短期集中型のフィールドワークを展開し、最終日の十四日には同町の特設会場で、若い感性と専門的な知識を踏まえたまちづくりデザインを発表する。
 九月十八日から二十日まで広島大で開かれる日本建築学会大会(中国)の記念行事。公募で選ばれた学生がその町に滞在して地域の声を聞きながら、望ましい活性化のデザイン、地域資源の活用、快適な住環境について討論し、実践的なデザインを模型や図面で提案する。これに先立ち、同研究所主催の「まちづくりシンポジウム宇部」が、七日午後一時半から市シルバーふれあいセンターで開かれる。公開発表会、シンポジウムの参加は自由。問い合わせは宇部まちなか研究室(電話31-1270)へ。

ふれあいガラスフェスタ盛況

 ふれあいガラスフェスタは、十六、十七の両日、きららガラス未来館で開かれ、ガラス造形作家による制作実演やエナメル絵付けなどのガラス細工体験があり、にぎわった。
 制作したのは富山ガラス造形研究所准教授でガラス造形作家の米国人、ロバート・ルイスさん(36)。ルイスさんは、きらら工房(山陽小野田市)で活躍中のガラス造形作家、西川慎さんらと一緒に、千二百度の窯の中で真っ赤に熱せられたガラスを手際よく作品に仕上げていった。
 ルイスさんの作業を見守る来館者(きららガラス未来館で)

2008年8月16日

南蛮音頭の資料見つかる

 宇部まつりや地域の夏祭りで踊られ、炭都の歴史を今に伝える市民に最もなじみ深い民謡「南蛮音頭」。歌詞を一般公募し、「赤い靴」などで童謡界の三大詩人とうたわれた野口雨情さんが補作した同音頭の制作経緯が分かる文書、楽譜、巻物など、昭和初期の貴重な資料が市内で見つかった。
 発見したのは、歌詞を募集した宇部文藝協會の第二部長だった故濱田淺一さんの長男・素明さん。以前から南蛮音頭に関する資料の存在や保存状態が気掛かりで調べていたところ、今年七月末に自宅にある父親の遺品の中から、疑問を解明する文書「宇部民謡の出来(でき)るまで」や野口さん本人から送られてきた巻物、作曲者・藤井?水さんの楽譜などが出てきた。
 父親が記した「南蛮音頭」の誕生秘話を読む素明さん

野口雨情さんが「一等にします」と書き込んだ巻物(全長約6メートルで51作品が印刷されていた)

山陽小野田市、ふるさと納税第1号は埼玉の男性


 山陽小野田市は十四日、七月から受け付けを始めたふるさと納税「サポート寄付」への初の納付が、埼玉県さいたま市在住の四十代の男性からあったと発表した。ほかにも、数件の問い合わせが入っており、市では「ふるさとサポーターの輪の広がりに期待している。貴重な財源としてまちづくりに活用したい」としている。
 電子メールでの問い合わせ、申込書の請求を経て十一日に振り込まれた(金額は非公開)。申込書のメッセージ欄には「生まれ育った故郷に恩返しができれば」などと記されていた。使途は、市が設定した五つの分野のうち「暮らしと安全を守るまちづくり」(高齢者・障害者福祉、子育て支援、防災・交通安全対策など)を指定している。

2008年8月15日

終戦記念日、犠牲者の冥福祈り半旗

 きょう十五日は終戦記念日。宇部市は市役所屋上に半旗を掲げ、太平洋戦争で犠牲になった人たちの冥福を祈った。
 一九四五年の終戦から六十三年。市内でも終戦の年の四月二十六日から八月五日までに計八回の空襲を受け、工場地帯や中心市街地の大半が焼失した。宇部市史によると、死者二百五十四人、行方不明者六十八人の被害があった。
 屋上に半旗を掲げる職員(15日午前9時すぎ、市役所で)

ペリカンのひなが空飛ぶ練習

 今年四月に常盤公園のペリカン島で卵からかえったペリカンのひな三羽が、親鳥とほぼ同じ大きさにまで成長し、空を飛ぶ練習に励んでいる。
 三羽は風が吹くたびに体を風上に向けて翼をばたつかせ、飛び上がるようなしぐさを繰り返している。常盤遊園協会の白須道徳飼育指導員によると、間もなく数メートルの短距離から飛び始め、秋には三羽そろって大空を舞う姿が見られるという。
 羽を広げて飛ぶ練習をするペリカンのひな(常盤公園のペリカン島で)

22日からおのだサンパークで山口化学展

 山口化学展「おもしろワクワク化学の世界」は、二十二日から三日間、おのだサンパーク二階大催事場で開かれる。県内の学校や企業が用意したさまざまな実験を通じて、化学の不思議に触れることができる。日本化学会中国四国支部主催。宇部日報社など後援。
 体験型で、理科離れが進んでいると言われる小・中学生の興味を引き出すことが狙い。十六の企業や大学、高校などが「消しゴムをつくってみよう」「むくむくマジックdeプラスチック」など二十八ブースに出展する。
 山口化学展の告知ポスター

2008年8月14日

画期的な下水処理技術、今井教授(山大工学部循環環境工学科)らグループが開発

 山口大工学部循環環境工学科の今井剛教授(環境計画学研究室)らのグループが開発した液膜式酸素供給技術が、画期的な下水処理技術として注目され、実証プラントが十月にも宇部市東部浄化センターに設置されることになった。山大と市、日本下水道事業団、国土交通省の四者で今後、実用化に向けた研究が進められる。
 実証プラントが実用化されれば、反応タンクの処理時間が短くなり、酸素などを送る電力消費が大幅に削減できると期待されている。
 反応タンク内で稼働している実験装置(東部浄化センターで)

24日、山口宇部有料道路ETCフェスタ

 山口宇部有料道路ETC(自動料金支払いシステム)フェスタ二〇〇八は、二十四日午前十時から午後三時まで、宇部市東岐波植松の宇部東・宇部南料金所横にある同道路管理事務所で開かれる。九月一日から各料金所で運用を開始するETCの紹介をはじめ、家族そろって楽しめる多彩なイベントが繰り広げられる。県道路整備課、県道路公社主催。
 イベント会場へは、宇部新都市と東岐波とを結ぶ市道請川王子線の宇部東IC近くから入る。有料道路からの入場は不可。ドライバー向けの啓発行事のほか、ヘラクレスオオカブトの展示、地元産野菜の販売、粗品のプレゼント(先着百家族)などが行われる。 問い合わせは同管理事務所(電話58-0645)へ。
 フェスタ会場になる宇部東・宇部南料金所横の管理事務所(左、東岐波植松で)

厚狭中弓道部が全国大会へ

 厚狭中弓道部は、十六日から二日間、東京の明治神宮中央道場で開かれるJOCジュニアオリンピック全国中学生弓道大会に出場する。先月の県大会を制し、初めて全国の舞台に駒を進めた。
 部門は、三人一組で的中数を競う男子団体で、登録メンバーはいずれも三年の山本倫大主将、壹岐孝太朗、金山拓也、北山貴寛、迫田恵輔の各選手。県大会では計三十六回矢を放ち、十二回的中して優勝した。山本主将は「体調管理に気を付け、普段通りの力を発揮したい。入賞が目標」と意気込みを語った。
 全国大会に初出場する厚狭中弓道部のメンバー

2008年8月13日

いつまでも忘れないで、「カッタ君物語」上映スタート

 先月十六日に病死した常盤公園のモモイロペリカン、カッタ君を悼み、アニメ映画「カッタ君物語」の無料上映が十二日から、ときわ湖水ホールで始まった。初日は市内外から九十人の親子らが訪れ、在りし日の姿を胸に刻んだ。
 映画「カッタ君物語」は一九九四年に宇部市が制作。誕生から成長まで、実際のエピソードが交えられた物語で、原案は育ての親である常盤遊園協会飼育指導員の白須道徳さんが担当した。声優は西村知美さん、大滝秀治さんらで、ナレーションは宮崎淑子さん。
 上映に先立ち白須さんが、大雨の日に水没しそうなペリカン島に発泡スチロール板に乗って近づき、卵を助け出したことや、カッタ君が幼稚園の鏡の中の自分に恋をしたことなど、思い出を話した。
上映は十七日まで。開始時間は午後一時と三時。次回の白須さんの話は十六日にある。
 カッタ君の思い出を話す白須さん(ときわ湖水ホールで)

山口国体実行委が発足、成功へ向け体制構築

 二〇一一年の山口国体の開催に向けて十二日、山陽小野田市実行委員会(会長∥白井博文市長)が設立された。七月に日本体育協会理事会で開催が正式決定されたことから、準備委員会から組織替えした。大会の成功に向けて、先催地視察や定期的な専門委員会を開き、万全な準備体制を築き上げる。
 市内で開催される競技種目は、県立おのだサッカー交流公園の少年男子サッカー、山陽国際ゴルフクラブの少年男子ゴルフ、市野球場の成年男子軟式野球。関係者だけで、計五十六団体九百人が訪れる。応援を含めれば、二、三倍に膨れ上がる可能性もある。
 実行委は、市内のスポーツ関連団体をはじめ、行政、議会、経済、文化、学校、市民団体などの関係者九十人で組織する。今秋にサッカー協会、ゴルフ協会、野球連盟が大分国体を視察。今年中には総務、施設、競技、広報、医事・衛生の五つの専門委員会を立ち上げ、具体的に運営やPR、県外客のもてなし方法などを話し合う。
 協力を呼び掛ける白井市長(文化会館で)

2008年8月12日

空港特急「スカイライナー」、14日から運行開始

 山口宇部空港とJR新山口駅を結ぶ宇部市交通局(岡田勝長局長)の空港特急「スカイライナー」が、十四日から運行する。新しいボディーデザインを採用した新車両が十一日、宇部市役所前で公開された。
 黄色い車体は従来通りだが、ラインの赤と青を曲線にしてスピード感を演出。名前をシルバーでデザインした。車内は安らぎと快適性を求めたブルーを基調としている。空港と新山口駅を直結する空港線(特急)は一日往復八便。山口宇部有料道路を経由し、所要時間三十五分。料金は大人八百七十円となっている。
 空港特急「スカイライナー」の新車両(市役所前で)

19日に山陽小野田市地球温暖化対策地域協が発足

 市民、事業所、民間団体、行政が一体となって“環境にやさしい”を実践する山陽小野田市地球温暖化対策地域協議会が発足することになり、十九日午後二時から市役所で設立総会を開く。マイバッグ持参運動や、強い日差しを植物で遮る緑のカーテン推進事業などに取り組む。
 地域協議会は、環境省が全国に設置を進めているもので、地方公共団体や事業者、住民らが連携、協力して地球温暖化対策に取り組む組織。参加者が温暖化対策を協議し、地域密着型の対策を講じることにより、日常生活における温室効果ガスの削減を図る。

2008年8月11日

日フィル宇部公演、満員の聴衆魅了

 第一回宇部興産グループチャリティーコンサート・日本フィルハーモニー交響楽団宇部公演(宇部興産主催、渡辺翁記念文化協会、宇部好楽協会共催)は十日、記念会館であり、来場した千三百五十三人が、第一級のオーケストラの演奏に聞き入った。九日には、上宇部中と宇部興産中央病院で同楽団アンサンブルによる「ふれあいコンサート」も行われ、子供たちと患者らが、間近で生の音楽に触れた。公演の入場料収入は全額、市内の音楽団体などに贈り、地元の音楽文化向上に役立てられる。
 演奏を披露する日本フィルハーモニー交響楽団のメンバー(記念会館で)

楠地区で巡回ラジオ体操

 夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会は、十一日午前六時から楠中グラウンドで行われ、地域住民約千人がさわやかな汗を流した。
 参加者は、最前列に立った少年野球船木ビーバーズの子供たちの後ろに並び、隊列を整えた。六時の気温は二七・八度(市防災危機管理課調べ)と暑かったが、グラウンドの大半はちょうど日陰になっており、参加者は音楽に合わせて体を動かし、一日の始まりを気持ちよく過ごした。
 講師に合わせて体を動かす参加者(11日午前6時半、楠中グラウンドで)

市民ふるさと塾が開講

 山陽小野田市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)の市民ふるさと塾が九日、開講した。各校区から参加した六十人の市民が、本山校区にあるきららビーチ焼野と竜王山をターゲットに、来年三月まで九回にわたって郷土の活性化について話し合い、まちづくりへの意欲を高める。
 次回の九月七日には、きららビーチと竜王山を視察する。
 激励する安部会長(市役所で)

きららビーチにあるイルカのモニュメント

高温少雨で農作物の生育不安

 高温少雨の影響で、農作物の被害が懸念されている。県美祢農林事務所によると、管内(宇部、山陽小野田、美祢の3市)では宇部市南部の水稲や、山陽小野田市高泊の大豆などに兆候が表れている。このまま雨が少ない日が続けば、キャベツ、ハクサイ、ブロッコリーなどの生育も心配される。収穫量の減少は市場に影響し、秋野菜の高騰となって家計を直撃しかねない。
 ひび割れが目立ち始めた水田(西岐波村松で)

黒石中ボランティア部が寿光園で紙芝居上演

 黒石中(中村清澄校長)のボランティア部(新谷公浩部長、十一人)は八日、老人保健施設・寿光園(田村陽一施設長、八十人)で紙芝居を上演。計三十一枚の模造紙を使って描いた二作品を披露した。
 上演したのは「一寸法師」と、格好が悪いイヌの成長をつづった「ダサいぬ」。部員の一人が物語を読み、それに合わせてホワイトボードの絵を張り替える方法で進行。お年寄りたちは、にこにこしながら紙芝居に見入っていた。広重和哉君(二年)は「分かりやすいストーリーを選び、絵は明るい色使いにした。喜んでもらえて良かった」と話した。
 お年寄りに「一寸法師」の紙芝居を披露する生徒たち(寿光園で)

23、24日に初の図書館まつり

「図書館を身近に感じて」と、初めての図書館まつりが二十三日に山陽小野田市立中央図書館、二十四日に厚狭図書館で開かれる。古本市や朗読会、ゴーヤ料理の試食会など多彩なイベントが繰り広げられる。
 中央図書館の催しは、十人一組で日ごろ足を踏み入れることがない書庫を見て回る書庫探検隊や子供向けの読み聞かせと紙芝居など。前庭では古本市やカレーライスや綿菓子などを販売するバザーがある。
 厚狭図書館では読み聞かせやゴスペルグループ「ゴズペル・クワイア・エンゼリック・シャウト」(美祢市)のコンサート。前庭では古本市、バザー、ゴーヤ試食会などがある。
 目に鮮やかな“緑のカーテン”(厚狭図書館で)

2008年8月 8日

「親と子の水辺の教室」で生き物観察や水質検査

 宇部市主催の「親と子の水辺の教室」が八日、二俣瀬の厚東川河川敷運動公園と小野のアクトビレッジおので開かれた。児童と保護者五十人が参加。
 当初は水の中に入って水生生物を採取する予定だったが、降雨の影響で中止に。代わりに、スタッフが捕まえた虫が並べられた。子供たちは図鑑などと見比べながら、ヘビトンボやヒラタカゲロウの幼虫など清流にすむ生き物を発見。「厚東川の水はきれいなんだ」と喜んでいた。アクトビレッジでは、竹筒を使ったご飯・ぽんぽら飯作りを楽しんだ。
 刀禰課長から厚東川について学ぶ児童たち(8日午前9時半ごろ、厚東川河川敷運動公園で)

宇部市に保健文化賞

 保健衛生の向上などに貢献した団体と個人を表彰する第六十回保健文化賞(第一生命主催、厚生労働省など後援)を宇部市が受賞する。全国十団体六個人で、表彰式は十月に東京都で行われる。
 宇部市は▽在宅で医療、福祉、保健の各サービスを必要とする人を対象にした「在宅ケアシステム」の構築▽医療、行政、福祉の各関係者が連携して、退院を控えた入院患者の在宅ケア態勢を整える「退院時情報連絡システム」の運営-が評価された。表彰式には藤田忠夫市長が出席する予定。

おのだ七夕花火に5万5000人

 第二回「おのだ七夕花火」は七日、県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場を観覧会場に開かれた。打ち上げ花火三千発とレーザー花火が夏の夜を彩った。七夕飾りコンテスト、ステージイベント、飲食バザーなどもあり、若者たちや家族連れ約五万五千人(主催者発表)を楽しませた。小野田商工会議所主催、山陽小野田観光協会共催、市、市建設業協同組合、小野田青年会議所後援。
 夏の夜を彩る打ち上げ花火(県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場で)

2008年8月 7日

情報通信網、インフラ整備着々

 国道190号の電線共同溝工事が着々と進んでいる。高度情報化社会を担い、都市の中心部や都市間の主要な幹線道路に光ファイバー網を整備する「情報ハイウエー」の一環。快適な都市空間の形成も目指している。
 現在工事が行われているのは、助田町から藤山交差点に至る居能工事の四百五十二メートル区間と、中央町交差点から興産本社前交差点に至る中央工事の七百メートル区間。
 国土交通省宇部国道維持出張所(山村嘉治所長)によると、居能工事は十二月末まで、中央工事は来年一月末までの予定。車道と歩道の整備も併せて行っている。概算事業費は、居能工事が三億五千万円、中央工事が五億二千万円。
 電線共同溝は電線類の地下収容空間で、歩道の電柱などをなくし、快適な歩行空間の確保やバリアフリー化、都市景観の向上を図る。台風や地震などによる情報通信網やライフラインの被害を軽減する役割も担う。
 全体計画は松山町二丁目交差点から藤山交差点までの約五キロ区間。興産本社前交差点から助田町にかけては、JR宇部線の踏切部分の整備を残し、一部は地域高規格道路・宇部湾岸線の工事待ちとなっている。松山町二丁目から常盤町一丁目(市役所周辺)まで約一・四キロの整備は終了した。
 工事が進む居能工事区間(南浜町2丁目のアルク南浜店前で)

埴生っ子睡眠調査、生活の乱れ少なく

 埴生校区の幼・保育園に通う乳幼児の八割が午後九時半までに就寝し、九割が九時間以上の睡眠時間を確保していることが分かった。同校区幼・保・小連携推進協議会(藤永美枝子会長)が、保護者に向けた実態アンケートの結果をまとめた。「予想していたより、生活の乱れは少ない」と分析している。
 アンケートは六月中旬に、全保護者を対象に実施し、92%の百二十二人から回収した。「何時ごろに寝ますか」「何時ごろ起きますか」「寝る前に何をしていますか」など十九の質問をした。
 「何時ごろ寝ますか」の問いで最も多かった答えは「午後八時半-九時」「午後九時-九時半」で、ともに33%の三十六人。午後八時半以前は十五人いた。「午後九時半-十時」は二十人で、98%が午後十時までに寝ると答えた。
 起床時間は「午前六時半-七時」が四十一人と最多で、午前六時から七時半までが83%を占めた。睡眠時間は九時間または十時間と答えた人が87%で、十一時間が3%。寝る直前にしていることは、テレビやビデオの視聴が38%、入浴が24%だった。
 同協議会は今年度、文部科学省の委託を受け、埴生幼稚園、あおい保育園、桃太郎園の協力を得て、「埴生っ子おやすみ大作戦」に取り組んでいる。園児の早寝に特化し、七月と十一月の二週間、各家庭で目標時間を設定して実践。最終目標として、正しい生活習慣の確立を目指す。

2008年8月 6日

オオガハス満開

 宇部市東岐波前田にある「鴻堤(こうつつみ)」で、古代ハスとして知られるオオガハスが淡いピンク色の大輪を咲かせている。あす七日は立秋。まだまだ酷暑は続くが、早朝の堤では、美しい花で埋め尽くされた壮観な光景が地域住民の心を和ませている。
 七、八月は花の盛りで、水面に出たつぼみは、朝に大きく開き、午後には閉じる。オオガハスのほかにもショウブやホテイアオイ、ガマ、ヒシが群生し、魚やトンボも集まるという。
 満開のオオガハス(東岐波前田で)

12-17日、ときわ湖水ホールで「カッタ君物語」無料上映

 宇部市は七月十六日に死んだ常盤公園のモモイロペリカン、カッタ君を追悼し、十二-十七日に、ときわ湖水ホールで映画「カッタ君物語」を無料上映する。開始時間は午後一時と三時。
 十二日と十六日の映画上映前には、カッタ君の育ての親である白須道徳さん(常盤遊園協会飼育指導員)が十五分程度、思い出を語る。

山陽小野田市都市計画マスタープランのワークショップスタート

 山陽小野田市都市計画マスタープランの第一回地域別ワークショップは五日、市商工センターで市民約五十人が出席してあり、協働のまちづくりの必要性や進め方について学んだ。
 市都市計画マスタープランは、まちづくりの理念や都市計画、市全体また地域ごとの将来像を具体的に分かりやすく示すもので、市は来年三月の成案策定を目指している。地域別ワークショップは、策定委員会(会長・鵤心治山口大大学院理工学研究科教授、十五人)で検討してきた計画案に対して、小野田、高千帆、厚狭、埴生の四地域住民の意見を聞こうと開く。
 「買い物に行くのに便利か?」の設問に答える参加者(市商工センターで)

2008年8月 5日

塩田川でコイの救出作戦

 工事に伴う濁流からコイたちを救おうと五日、JR琴芝駅前などを流れる塩田川で、コイを上流に追い上げる救出作戦が展開された。工事を受注している宇部市内の土木業者ら七人が参加。百数十匹の大きなコイを、真締川の合流地点から神原小付近まで約五百メートルにわたって移動させた。
 工事は県による参宮通り(国道490号)の拡幅整備。国道沿いを流れる渡内川を一部歩道にし、現在の四車線区間を六車線にする。拡幅部分はコンクリート製の水路(ボックスカルバート)を埋め、地下水路にする計画。下流のコイに影響を与えないように配慮して、異例の救出作戦となった。
 下流から追い上げられるニシキゴイ(5日午前9時40分ごろ、JR琴芝駅付近で)

宇部西高生が青海島でスキューバダイビング

 宇部西高(中嶋幸子校長、四百六十七人)の三年生十三人がこのほど、長門市の青海島でスキューバダイビングを体験した。器材を装着して水深一〇メートルまで潜り、水中生物の観察を楽しんだ。
 スキューバダイビングの一日体験会は、スポーツ系列を選択している三年生を対象に、初めて企画された。生徒たちは「海の中は素晴らしかった。いろいろな生き物を見ることができて感動した」「チャンスがあればダイビングの資格を取りたい」などと感想を語った。
 スキューバダイビングを楽しんだ生徒たち(青海島で)

現代ガラス展の作品公募開始

 若手ガラス作家の登竜門、第四回現代ガラス展in山陽小野田(市、市教育委員会、同展実行委員会主催)の作品募集が始まった。来年五月の審査会で、大賞など入賞作品八点をはじめとする一次審査通過作品を決め、同年七月十七日から八月十六日まで、市文化会館で展示する。市では、過去の出品者や国内の美術館、ガラス工房などへの募集要項やポスターの発送作業を進めており、百三十点前後の応募を見込んでいる。
 作品募集が始まった現代ガラス展のポスター

2008年8月 4日

二井知事、4期目に意欲満々

 県知事選は三日、投・開票があり、「県政の総仕上げ」を掲げた現職の二井関成さん(65)が、無所属新人で元県労連議長の福江俊喜さん(67)を大差で破り、四選を果たした。四日朝、県庁に登庁した二井さんは疲れも見せず、待ち受けた職員や支持者に元気な笑顔で応えた。選挙戦は終盤まで盛り上がりを欠き、投票率は37.21%で、過去最低だった前回(二〇〇四年)をさらに1.01ポイント下回った。前回と同じ顔触れによる一騎打ちで、有権者の選択肢が限られたことと、保守陣営に安泰ムードが広がったためと考えられる。宇部市も0.05ポイント下げ32.08%、県内で最低となった。
 祝いの花束を受ける二井さん(4日午前10時ごろ、県庁前で)

埴生芝居、25年ぶりに上演

 二十五年ぶりとなる埴生芝居の上演は二日、糸根神社であった。埴生ふるさとづくり協議会(水田三代春会長)の音頭で、二百五十年前から伝わる伝統芸能を住民たちの手で復活させた。
 埴生民踊愛好会の祝舞「三番叟」に続いて、弁天小僧菊之助役の大田朋子さんら五人の主役が花道から登場。見物客たちは大きな拍手で出迎えると、堂々とした口上やしなやかな振る舞いなど一挙手一投足をじっくりと鑑賞し、四半世紀ぶりの上演を心行くまで楽しんだ。
 25年ぶりに上演された埴生芝居(糸根神社で)

2008年8月 2日

3日、地域住民の憩いの場「おいでませ吉部」がオープン

 宇部市吉部地区で、空き店舗を活用した地域住民の憩いの場「おいでませ吉部」が、三日にオープンする。地元のシルバー世代が地産地消の直売所と触れ合いの場をつくり、過疎化、高齢化による地域の沈滞ムードを一掃しようと汗を流す。
 約百五十平方メートルの店内には、農林産物や漬物などの加工食品を販売するコーナーと、吉部名物「さおまんじゅう(竿饅頭)」やうどん定食を提供する食事コーナー(カウンター)を設けた。開店日は毎週日曜日と水曜日の午前七時から午後二時まで。食事コーナーは十一時から営業する。
 地区住民の触れ合いの場づくりに励むメンバー(吉部地区で)

県知事選、あす投・開票

 保革一騎打ちとなった県知事選は、二日で告示から十七日間の運動期間を終え、あす三日、投・開票日を迎える。みんなの県政をつくる会が擁立した元県労連議長の福江俊喜候補(67)と、現職で四期目を目指す二井関成候補(65)が、県知事選としては初となるマニフェスト(政策公約)を掲げて、これから四年間の県政運営の抱負を熱く語ってきた。現職の実績や多選批判が、投票率、得票率にどう反映するかが注目されている。
 県選管による開票状況の発表は午後九時から三十分ごとに行われ、確定するのは午前零時半ごろになる見通し。
 福江候補

二井候補

林参院議員が防衛大臣に

 二日に発足した福田改造内閣で、地元選出の林芳正参院議員(47)=参院山口選挙区、当選三回=が防衛大臣として初入閣。高村正彦衆院議員(66)=衆院山口一区、当選九回=が外務大臣に留任した。
 二日午前、皇居での認証式を終えた林大臣は「防衛大臣を拝命できたのも、地元の皆さんのご支援ご鞭撻(べんたつ)のおかげと感謝している。国の防衛という国家存立の基本にかかわる崇高な任務を担うことになり、光栄に感じるとともに、その使命と責任の重みを痛感している。わが国の平和と独立を守り、さらには国際社会で求められる責任と役割を果たし、国民の負託に応えるため、全力で取り組みたい」と語った。
 新閣僚記者会見で抱負を語る林防衛大臣(首相官邸で)

ファミサポセンターが登録会員の募集開始

 山陽小野田市は、子育て支援をするファミリーサポートセンターの登録会員募集を始めた。育児を手伝ってほしい人(依頼会員)と、育児を手伝いたい人(提供会員)が会員となり“地域で子供を育てる”輪を広げる。
 ファミリーサポートセンターは、子育てを支え合う有償ボランティアの相互援助組織。共働きなどして親がどうしても手が空かない時に、他の人に子供の面倒を見てもらう。会員資格は、依頼会員は市内在住者で零歳から小学校六年生までの子供がいる人。提供会員は送迎や自宅で子供を預かることができる人なら誰でも良い。依頼と提供のどちらにも登録する両方会員もある。会員登録の申し込みは、平日(午前八時半-午後五時)に印鑑を持参し山陽総合事務所二階にあるサポートセンター(電話兼ファクス72-0651)へ。

2008年8月 1日

炎天下の舌戦、あす限り

 炎天下で繰り広げられてきた舌戦も、あす限りとなった。運動最終日の二日は、福江俊喜候補(67)=無所属・新=、二井関成候補(65)=無所属・現=ともに、宇部市と山陽小野田市に入り、一票の上積みを願って、最後の訴えを有権者に届ける。
 福江候補は一日午後六時半から南浜町の地域労連事務局(旧市営結婚式場)で個人演説会。二日は、小串台、JR宇部駅前、丸喜小野田大学通り店前、叶松団地、アルク小野田店前などで街頭演説を行う。最終演説は午後七時四十分ごろ下関市役所前。二井候補は二日、山口市から東岐波、西岐波、市街地を遊説する。午後は藤山、厚南方面を回って山陽小野田に向かう。最終演説は午後七時四十分ごろ県庁前。
 明るい選挙キャラクター「めいすいくん」も投票をお願い(1日午前10時ごろ、宇部市役所ロビーの期日前投票会場で)

「シニアITネット宇部」が発足、参加団体・個人を募集

 宇部市内外でパソコンを趣味にして活動している個人、団体を結び付ける「シニアITネット宇部」(安井滋代表)がこのほど発足した。IT(情報技術)の楽しみ方を伝えながら中高年世代のデジタルライフを支援する事業を展開していく。
 主な事業として▽ホームページの立ち上げ▽掲示板やQ&Aコーナーでの情報交換▽会員相互による支援活動とアドバイザーの育成▽ミーティングによる触れ合い活動とスキルアップを目指す講習会の開催▽プロとの連携で個人を支援-などを考えている。同ネットでは、趣旨や事業に賛同する団体・個人の参加を募集している。住所、氏名または団体名(代表者)、連絡先(電話・ファクス、電子メールアドレス)を記入し、十一日までに事務局のプチピアニッシモ(電話・ファクス65-1241、電話090-4141-0686)へ。メールアドレスはubeit@kiwara.netへ。

元船乗りが再会を記念し2人展

 外国航路の貨物船で二十年ほど前に一緒に航海した二人の元船乗りが、再会を記念して、お互いの趣味の作品を持ち寄り、六日から九日まで、焼野海岸のきらら交流館で作品展を開く。タイトルは「船のロマンと海絵の二人展」。帆船模型と海をテーマとした絵を通じて、自然の素晴らしさや大切さをアピールする。
 宇部帆船模型の会会員の井藤龍男さん(69)=山陽小野田市山川=と、第一美術協会山口支部会員の下村常廣さん(66)=宇部市厚南=。展示会には井藤さんが大航海時代を中心に十五-十九世紀の帆船九隻を出品。下村さんは、東南アジアのサンゴ礁や周防灘、生まれ故郷の鹿児島の海など油絵十八点とスケッチ数点を並べる。開場時間は四日間とも午前十時から午後六時まで。