2008年5月31日

エコ50米の魅力に触れる、東吉部で田植えや郷土料理満喫

 楠地域で生産している「エコ50米」の魅力を知ってもらおうと三十一日、宇部市東吉部で産地交流会があり、西岐波、新川、厚南の各地域から五家族十七人が参加し、田植えや郷土料理「ゆうれい寿司(ずし)」作りを体験した。
 田植えは東吉部伊佐地の生産部会理事、中村吉彦さんが所有する田(約一・六アール)であり、田定規を使いながら二手に分かれ、ひとめぼれの苗を手植えした。
 田植えを教わる子供たち(31日午前10時ごろ、東吉部伊佐地で)

阿知須、旧中川家住宅の愛称は「いぐらの館」

 回船業で栄えた山口市阿知須地域の歴史を伝える、居蔵造りの「旧中川家住宅」のオープン記念イベントは三十一日、縄田地区の同住宅で開かれた。より親しみやすい名前で同住宅を呼んでもらうため、市民公募した愛称は阿知須河内の今橋久美子さんが考えた阿知須「いぐらの館」に決定。代神楽舞の披露や野だてもあり、多くの人が足を運んだ。山口市教育委員会(阿知須公民館)主催。
 愛称は午前十一時に司会者が発表。垂れ幕で新しい呼び名が示されると、集まった人たちから拍手が起こった。
 多くの観客が集まった代神楽舞(31日午前11時すぎ、山口市阿知須縄田で)

セメント住吉社宅「龍遊館」オープン

 国の近代化産業遺産の一つに認定された山陽小野田市住吉本町二丁目の太平洋セメント(旧小野田セメント)住吉社宅「龍遊館」が三十一日、市民活動拠点としてオープンした。施設を管理運営する「セメント住吉社宅活用保存会」(瀬口孝典会長)は開館記念行事として住吉まつりを開いた。
 オープニングでは、須恵太鼓保存会による演奏に続き、白井博文市長、川村博通市議会議長、世利直清太平洋セメント小野田工場長、瀬口会長の四人がテープカットし、開館を祝った。
 あいさつに立った瀬口会長は「産業遺産は取り壊すと何もなくなってしまう。歴史的な価値を残すため、笠井順八翁誕生日の三十一日の開館に向け準備をしてきた。今後ともセメント住吉社宅の保存管理に努めたい」と決意を語った。白井市長、川村議長、世利工場長が祝辞を述べた。
 龍遊館は、木造平屋建て(一部れんが造り)で、床面積百六十四平方メートル。
 オープンを祝ってテープカットする関係者(31日午前9時35分ごろ、住吉本町2丁目の龍遊館で)

2008年5月30日

31日、阿知須の「旧中川家住宅」開館記念イベント

 回船業で栄えた山口市阿知須地域のシンボル、居蔵造りの「旧中川家住宅」のオープン記念イベントは、三十一日午前十時から縄田地区の同住宅で開かれる。愛称発表や代神楽舞の披露、ひなもんの展示、野だてなどのイベントが行われる。入館無料。
 江戸時代初期から米や塩を運搬する回船業で栄えた阿知須では、富を成した回船業者が防火性に優れた居蔵造りの住宅を江戸後期から建てるようになった。旧中川家住宅は一九〇〇年ごろに建てられ、二〇〇四年に旧阿知須町に寄贈された。
 ひなもんが飾られ華やかになった旧中川家住宅内(阿知須縄田で)

真締川ダム完工式

 真締川ダムの完工式は三十日、宇部市川上の同所であり、国、県、市と、地元の関係者約百五十人が、市民の生活と安全を守る治水ダムの誕生を祝った。記念行事では、川上小児童によるタイムカプセルの埋設、琴崎保育園児を加えたくす玉割りと風船飛ばしも行われ、地域で育つ子供たちの夢もはぐくんだ。
 式典終了後、来賓として出席した国土交通省河川局治水課事業監理室の越智繁雄室長や県・市議会の代表を含む六人が、管理棟の南側にソメイヨシノ三本を植樹した。
 くす玉割りと風船飛ばしでダム完工を祝う二井知事ら(30日午前9時40分ごろ、真締川ダムで)

おのだサンパークがグランドオープン

 地域活性化の期待を担い、おのだサンパーク(山陽小野田市中川六丁目)が三十日、グランドオープンした。関係者によるテープカットがあり、訪れた買い物客と一緒にリニューアルを祝福した。
 午前十時の開店と共に、県内各地から集まった買い物客約五千人が真新しい店舗に足を踏み入れた。特価品コーナーでは、商品の争奪戦が繰り広げられていた。初めての土・日曜日を迎える三十一日、六月一日もにぎわいそう。
 関係者によるテープカット(30日午前10時ごろ、おのだサンパークで)

2008年5月29日

宇部高専のバイク通学者が自動車学校で技術確認

 宇部高専(幡中憲治校長)のバイク通学者六十九人が二十八日、西琴芝一丁目の宇部中央自動車学校で、一本橋走行やパイロンスラロームを行い、運転技術を自覚して、安全への意識を高めた。
 教室では宇部警察署交通総務課兼交通機動隊の山井学巡査長が、白バイで模範走行。学生らは自分のバイクに乗り、高さ五センチ、幅三十センチ、長さ十メートルの橋を通り抜ける一本橋走行、パイロンを中心に左右に切り返すパイロンスラローム、坂道旋回走行を体験。一本橋走行ではバランスを崩して、よろける学生もいた。
 バランスを取って一本橋を走行する学生(宇部中央自動車学校で)

メタボ健診、積極的に受診を

 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健康診査(特定健診)と、リスクの高い人に対して生活習慣の改善を促す特定保健指導が、今年度からスタートした。四十-七十四歳を対象に、国保や健保組合などの医療保険者が実施。宇部市は該当年齢の国保加入者約三万人に対して、六月上旬までに受診券を送る。
 特定健診についての問い合わせは、同課保健推進係(電話34-8338・8295)へ。七十五歳以上の後期高齢者医療制度の対象者にも、同時に受診券を送る。
 受診券の発送準備に追われる市の臨時職員(市シルバーふれあいセンターで)

人間ドックで腹囲測定を受ける受診者(宇部興産中央病院健診センターで)

「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」、最優秀賞に飯田さん(東京都)

 山陽小野田市は、第十回「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」の入賞作品十二点を発表した。全国から応募があった四千三百三十一点のうち最優秀賞には東京都杉並区の会社員、飯田慎治さん(36)の「男も女も適材適所 増える役割 減る差別」が選ばれた。
 十回目の節目となった今回は、十歳から九十七歳までの二千八百八十五人が応募。国内にとどまらずアメリカ、カナダ在住の日本人からも寄せられた。一次審査通過の作品は冊子にまとめ、六月二十八日に市民館で開く男女共同参画講演会の参加者に無料配布する。

2008年5月28日

宇部高の香具君(3年)と藤上さん(2年)が将棋の全国大会へ

 県高校総合文化祭の将棋部門大会はこのほど、防府市であり、個人戦の男子は宇部高三年の香具(こうぐ)直希君が優勝。女子は同校二年の藤上由莉佳さんが準優勝し、八月に群馬県で開かれる全国大会への出場を決めた。
 香具君は「とにかく一勝したい」、藤上さんは「まずは予選通過が目標。本戦でも勝ちたい」と意欲を見せている。
 全国大会に出場する香具君(右)と藤上さん(宇部高で)

宇部市子連がCO2削減初取り組み

 宇部市子ども会育成連絡協議会(小川裕己会長)は、六月から「地球温暖化防止プロジェクト二〇〇八インうべ」と題して、CO2(二酸化炭素)の排出量抑制活動に初めて取り組む。期間は八月末までの三カ月間。市内二十四小学校の児童と保護者に省エネへの協力を呼び掛け、総計十トンの削減を目指す。小川会長は「来年度以降も継続し、環境意識の高揚と定着を図りたい」と話している。
 市内では今週末までに、九千六百一人の全児童を通じて各世帯に案内チラシと削減量をチェックするシートを配布。六月から毎日「テレビを十五分我慢」「使わない部屋の電気を十五分消す」「ゲームを十分我慢」「冷房は外出や就寝の七分前に切る」「シャワーや水道を十秒間、流し続けない」の五項目について努力してもらう。
 市子連が6月から取り組むCO2削減活動のチラシ

25年ぶりに「埴生芝居」が復活へ

 埴生地区に二百五十年前から伝わり、後継者不足などで衰退と復活を繰り返す「埴生芝居」が、八月二日に二十五年ぶりに上演される。
 復活に向けて埴生ふるさとづくり協議会(水田三代春会長)が中心となって動き、参加者を公募。青年団の元メンバーたちに指導を依頼し、出演者と裏方の三十二人が、今月中旬からけいこを開始した。「三番叟」と「白浪五人男」を上演予定で、せりふや所作を身に付けるため、本番までに十回程度の合同練習を重ねる。公演日は、埴生ふるさと祭りと同神社の奉納祭事「埴生祇園」の夜渡祭(よどさい)に当たる。
 熱の入った練習をする埴生芝居の出演者たち(埴生公民館で)

2008年5月27日

県産業技術センター職員有志が緑のカーテン作り

 県産業技術センター(山田隆裕所長)で二十七日、緑のカーテン作りが行われた。事務所などがある本館西側に幅三十三メートルネットを設置。職員三十人がその根元に、ゴーヤの苗を五十センチ間隔で植えた。
 地球環境時代のライフスタイル推進を観点にした「山口エコ・グリーン作戦」の一環。緑のカーテンを県有施設に率先して導入する方針が示されたことから「職場環境の改善にもつながる」と有志で取り組んだ。作業を終えて山田所長は「全庁的に緑のカーテンの実効性を上げていきたい。夏に向けて楽しみ」と話した。
 苗を植える山田所長(27日午前9時ごろ、県産業技術センターで)

青果市場の07年度取扱高、31年ぶり100億円割れ

 青果物を扱っている宇部市中央卸売市場(西平原四丁目)の取扱数量・額が共に減少している。二〇〇七年度の取扱高は百億円の大台を三十一年ぶりに割り込んだ。冷蔵技術や道路交通網の発達を基盤にした流通の広域化によって、地方の中央卸売市場は全国的に集荷力が低下しているが、このまま劣勢が続けば、再編の可能性も出てくる。
 伊藤真吾市場長は「市場開設区域内の需要量は満たしており、今のところ再編に取り組む必要性はない」としながらも、「産地の信用を得て、需給バランスを安定させながら実績を上げることが大切」と話している。

おのだサンパーク リニューアルオープン

 二十七日にリニューアルオープンしたおのだサンパークは、生まれ変わった新店舗を楽しもうという買い物客でにぎわった。オープン記念特価の商品もたくさん用意され、売り場は大混雑した。
 午前十時の開店前には、正面玄関をはじめ六カ所の入り口周辺には合わせて約二千五百人が長い行列をつくった。一階のメーンモールは通路幅が最大十メートルもあり、高さ十六メートルの吹き抜けが、ゆったりとした空間を演出。通路は一階が大理石調タイル、二階はカーペットタイルで「スーパーというより高級な百貨店みたい」「駐車場は広く、店内のレイアウトも買い物がしやすい」の声が聞かれた。
 開店と同時に店内に入る買い物客(27日午前10時すぎ、おのだサンパークで)

2008年5月26日

真締川ダムの完工記念イベントに7000人

 真締川ダムの完工を記念する「第二回ダムの駅」(NPO法人・共生のエートス主催)と、「宇部かま感謝祭」(宇部蒲鉾主催)は二十五日、宇部市川上の宇部蒲鉾駐車場で開かれた。産学官民の代表者と市民約七千人が参加。完工式(三十日)に先駆けて、市民の安全と暮らしを守り、観光資源としての活用が期待される新名所の誕生を祝った。
 周辺では、朝市やフリーマーケット、スタンプラリーなどが行われた。宇部ウオーキング「トライ」の主管で、未来湖を一周するウオーキング大会も行われ、藤田市長を先頭に約百人の参加者が新緑の風情を満喫した。
 ウオーキング大会に出発する藤田市長ら(真締川ダム堤頂で)

宇部商工会議所が「通信教育講座」始める

 宇部商工会議所(光井一彦会頭)は、会員事業所を対象に「通信教育講座」を始める。従業員に専門知識、技能習得を促し、会社のレベルアップにつなげてもらおうと、日本技能教育開発センター(東京)と連携して実施。
 講座は、財務・営業、語学、製造基礎、保全、ビジネス・スキル、資格取得など二十区分。コースはCSR(企業の社会的責任)入門、食品の安全対策、品質管理、民法入門、日商簿記、社会保険労務士、ボイラー技士講座など約二百と、幅広い内容を用意している。学習期間は約三-四カ月で、受講料は一万-一万五千円が中心。申し込み、問い合わせは同会議所総務グループ(電話31-0251)へ。

槙田さんがインドネシアの若者と交流

 山陽小野田市叶松の槙田末春さん(75)は二十五日、インドネシアの若者を招いてホームパーティーを開いた。留学生ら三十人が参加し、バーベキューなどで和やかに交流した。
 槙田さんは旧小野田セメントのOBで、技術指導などのためにインドネシアで七年間勤務した。十数年前に、町中で出会った同国からの企業研修生に声を掛けたことを発端に、研修生や留学生との付き合いが広がり、結婚式やイスラム教のラマダン(断食月)のイベントに招待されるなど交流を深めている。開放的な雰囲気も手伝い、ギターを持って母国の歌を歌ったり、現地語で楽しそうに会話したりと、和やかに休日の昼のひとときを過ごした。
 バーベキューを囲んで交流する参加者たち(叶松の槙田さん宅で)

2008年5月24日

厚東が官民協働で壁面緑化への取り組みスタート

 地球環境に配慮したライフスタイルの一つとして「緑のカーテン」が注目されているが、厚東市民センター・ふれあいセンターでは二十三日、校区住民やセンター職員が協働で、手作りの花壇や竹矢来を設置し、壁面緑化への取り組みを始めた。学童保育と放課後子ども教室「ひだまり」が開設されている部屋の外側には、命の尊さを伝える「いのちのアサガオ」の種を、子供たちの手で植えることにしている。
「いのちのアサガオ」は、急性白血病のため一九九三年に七歳で亡くなった丹後光祐君が生前に育てていたアサガオ。母親のまみこさんが命の尊さを伝えようと育て続け、新潟市の「にいがた・骨髄バンクを育てる会」が種を配布している。
 完成した竹矢来を設置する米田所長ら(厚東市民・ふれあいセンターで)

宇部市のプラごみ資源化危うし

 宇部市が収集している「プラスチック製容器包装」の資源化に、黄信号がともっている。リサイクルシステムを担う団体が実施した調査で異物の混入が15%近くあり、汚れの付着では最低の「Dランク」になったため。状況が改善されなければ引き取りが拒否され、年間約二億円と試算される市単独の事業化を迫られる。ごみ減量推進課は市民に一層の協力を求め、品質の向上を図る。
 日本容器包装リサイクル協会協会は「低品質が続けば来年度から引き取りを拒否」としており、市はこれから、収集後の分別作業をより高度化すると同時に、市ごみ減量等推進員や広報などを通じて「洗って捨てる」の再徹底を呼び掛ける。

小野田沿岸パト隊が発足

 小野田地区沿岸協力会(会長・白井博文山陽小野田市長、六十二事業所・個人)の沿岸パトロール隊が二十三日、発足した。研修の後、焼野海岸を見回り、沿岸部の警戒、防犯に努めた。
 密航や密輸、密猟など沿岸部における犯罪の警戒や未然防止に関する広報、啓発を目的とした沿岸協力会の実働部隊として設立。県漁業協同組合小野田支店、高泊支店の組合員や市内事業所の三十人が隊員となった。
 沿岸をパトロールする隊員(焼野海岸で)

2008年5月23日

アクトビレッジおの、利用好調

 四月下旬、宇部市小野にオープンした森と湖に囲まれた体験学習施設・アクトビレッジおのの利用が好調だ。予約を受け付けている八月までは、夏休み中の土・日曜日を中心に体育館、和室、キャンプ場は、ほぼ“満員御礼”。六月からは各種講座が始まるため、より多くの来場が期待されている。
 市内小学校の見学は十三日の小羽山に始まり、二十二日の西岐波が五校目で、三、四年生の来場がメーン。西岐波小の四年生は、木工、水の学習、自然探索の三テーマを楽しんだ。木工では、同施設活動指導員の古谷孝之さんのアドバイスを受けながら、竹製のはし、コップ作りに挑戦した。
 利用に関する問い合わせは同施設(電話64-5111)へ。
 竹細工を作る西岐波小の児童ら(アクトビレッジおので)

30日に真締川ダム完工式

 真締川ダムの完工式が、三十日午前十時から宇部市川上の同ダム管理所前庭で開かれる。式典には国、県、市、地元の関係者と、川上小の児童ら約百五十人が出席。タイムカプセルの埋設や植樹などの記念行事もある。現在、サーチャージ水位(最高水位)まで水をためて堤体の安全性を確認する試験たん水が実施されており、ダムとして本格的に機能するのは〇九年三月からの予定。
 真締川ダムの完工を記念する「第二回ダムの駅」(NPO法人・共生のエートス主催)と、「宇部かま感謝祭」(宇部蒲鉾主催)は、二十五日午前八時半から宇部市川上男山の宇部蒲鉾駐車場で開かれる。ダムの駅の問い合わせは、市民活動センター「青空」(電話36-9555)、宇部かま感謝祭の問い合わせは同社(電話33-5151)へ。
 真締川に水を流す洪水吐(川上の真締川ダムで)

25日に縄地ケ鼻公園振興会発足

 地元の公園は地元できれいに管理しようと、有志約二百人が参加して山陽小野田市高泊の縄地ケ鼻公園振興会が設立される。二十五日、高泊公民館で設立総会が開かれ、草刈りや貝掘り大会などの年間イベントを決める。
 同公園は、有帆川河口で、周防灘に突出した半島に位置する丘陵地、古生層の岩礁が露出するなど学術的に貴重な地質があったり、塩性植物群落や自然海岸線が残り、エノキ、タブノキなどの大樹もあったりする。既に地元を中心に二百人近い会員が登録している。会費は年間千円。希望者は高泊公民館(電話84-1500)へ。
 新緑がまばゆい縄地ケ鼻公園

宇部中央高ソーイング部が全国ホビー大賞でアイデア賞に

 宇部中央高(藤嶋敏男校長、五百九十四人)のソーイング部(伊藤優希部長、六人)が、全国コンクールの第十八回ホビー大賞でアイデア賞に選ばれた。受賞したのは「わたしの好きなもの」を共通テーマにした「Myselfバッグ」(五点)。布製の手提げバッグに、各自が刺しゅうやパッチワークで自分らしさを表現した点が評価された。同部の入賞は、昨年に続いて二回目。
 受賞作は、六月二十、二十一日に開かれる同校の文化祭で展示する。
 受賞を喜ぶソーイング部員たち(宇部中央高で)

来年2月、県内初のプロバスケbjリーグ開催

 日本プロバスケットボールリーグ(bjリーグ)ライジング福岡の球団代表でタレントの山本華世さんが二十一日、宇部市役所を訪れ、藤田忠夫市長に、来年二月に行うリーグ戦への協力を求めた。会場となる俵田体育館の視察もした。bjリーグの開催は県内で初めて。
 訪れたのは、山本球団代表と川面剛主将、原口真英、千々岩利幸の両選手、広報担当者の五人。市バスケットボール協会の本田歓一会長、津田邦晴副会長、浜本弘美事務局長も同席した。山本球団代表は「プロバスケットはスピード感があり、観戦はストレス解消にもなる。ぜひ、見に来てほしい」と呼び掛け、市民への周知の協力も求めた。宇部での試合は来シーズンのリーグ戦で、二月二十八日午後七時から行われる。
 藤田市長にプロバスケットボールの魅力を語る山本代表(中央、市役所で)

山陽消防署員がレスキューボード製作

 中尾龍幸救急救命士(44)を中心とする山陽消防署員が、小・中学校の水難事故の際に役立ててほしいと、ボランティアでレスキューボードを製作している。プール開きの前に全校に届ける予定で「一人でも多くの子供たちを守れれば」と話している。
 レスキューボードは、プールでおぼれた児童・生徒を乗せてプールサイドまで運ぶ救命道具。首など頚椎(けいつい)を損傷している場合、無理に手足を引っ張ってしまうことで、さらにひどい後遺症が残ることを防止する。市販品は十万円程度と高額ということもあり、署員たちがポケットマネーを出し合って手作りすることにした。今月上旬から製作に入り、署員たちは非番の日や勤務の空き時間を使って、木材のカットや研磨、ペンキ塗りなどをしている。月末には完成する予定という。
 ボランティアでレスキューボードを製作する署員たち(山陽消防署で)

2008年5月21日

小野小のカヌー教室始まる

 小野小(松本輝久校長、五十人)のカヌー教室が二十日から小野湖で始まり、一番乗りとなった四年生十人が自然に親しみながら体力づくりに励んだ。
 救命胴衣を着用した子供たちは、パドルを使った乗り降りの仕方を再確認した後、先生の先導で湖へとこぎだした。半年ぶりの乗船だったが、徐々に感覚を取り戻し、鮮やかなパドルさばきで湖面をすいすいと走らせた。近くの浮き島を一周した後、雑佐川まで艇を進めるなど、絶好のコンディションの下、初乗りを満喫していた。
 カヌーの操作に熱中する子供たち(小野湖で)

宇部市が6月1日から「育児休業代替要員紹介所」開設

 宇部市は、育児休業代替要員確保事業の開始に向けて、求職と求人の登録受け付けを開始した。育児休業が取得しやすい職場環境を守るために、人材を無料で紹介する制度。六月一日から市男女共同参画センター内に、県内他市町に先駆けて「育児休業代替要員紹介所」を開設し、運用を始める。
 求職者は紹介所に代替要員として登録。紹介に際しては、書面で雇用条件を確認した上で紹介状を受け、事業所の審査や面接を受けることになる。事業所は、代替要員が必要な期間や資格条件などを登録。紹介所から就労可能な人材の紹介を受ける。代替要員の登録は年に一度更新。
 市男女共同参画課は「男性や女性に限らず育児休業が取れる働きやすい職場環境づくりを目指し、事業所活動を応援する制度。先例のない事業なので、不十分な点もあると思うが、多くの事業所や求職者に活用してほしい」と呼び掛けている。

ナルトビエイの一斉駆除スタート

 小野田港沖に、これから大量に出現するナルトビエイの一斉駆除が二十一日から始まった。刈屋漁港には、体盤幅(横幅)が一・五メートル、重さ五十キロもある大物が次々に水揚げされ関係者を驚かせた。
 アサリなどの漁業資源を食い荒らす“海のギャング”として、市が五年前から駆除を始めた。これまでの捕獲数は二〇〇五年は千三百三十二匹、〇六年は千八百八十四匹。〇七年は市事業分九百八十二匹と新たに駆除に取り組んだ県漁業協同組合分の千三百匹が捕獲された。
 ナルトビエイは家畜や魚の飼料を作る原料として、下関市の飼料会社に引き取られた。漁協の駆除は今月四回、市主催の一斉駆除は六月に五回を行う予定。
 重いものでは体重50キロもあるナルトビエイを水揚げする漁業関係者(21日午前9時すぎ、刈屋漁港で)

常盤公園のスイレンが見ごろ

 夏の訪れを告げるスイレンの花が常盤公園のしょうぶ苑の池で見ごろを迎えた。遊歩道を通る人たちは、時折足を止めながら花に見入っていた。
 約千五百平方メートルある池の水面は、エスカーボークルやアトラクションなど五種類の葉で覆われ、そのすき間から白、ピンク、赤の花が咲いている。花は十月中旬まで楽しめるという。
 水面を彩るスイレン(20日午前10時すぎ、常盤公園で)

6月11日、ベストセラー「生きかた上手」著者の日野原さん講演

 聖路加国際病院(東京)の理事長で、ベストセラーとなった「生きかた上手」の著者で知られる日野原重明さんを招いての講演会は、六月十一日午後三時から宇部全日空ホテルで開かれる。ライフ・プランニング・センター、新老人の会山口支部主催、山口銀行など後援。
 日野原さんは山口市生まれ。京都大医学部卒、同大学院修了。一九四一年に同病院内科医となり、内科医長、院長、聖路加看護大学長を歴任。入場料は千円で事前の申し込みが必要。住所、氏名、電話番号、希望会場、参加人数を記入し、はがきかファクス、メールで申し込む。あて先は〒751-0828下関市幡生町1-1-25、ハヤシ経営研究所内新老人の会山口支部事務局(電話、ファクス083-252-8437)。メールアドレスはmitsuo.ha@jcom.home.ne.jp
 締め切りは六月五日。問い合わせは同事務局へ。
 

高千帆小児童が食育で豆むき

 高千帆小(野村誠校長、六百二人)の三年生が十九日、食育の一環として給食用のグリーンピースのさやから豆を取り出した。栄養士の西村弓恵さんが、体験活動を通じて食べ物への感謝の心をはぐくみたいと企画した。
 百一人の児童たちは、翌日の豆ご飯で使う二十キロのグリーンピースを手分けして夢中で作業。一つずつ丁寧にさやから小さな実を取り出し、ボウルに入れていった。西村栄養士は「豆ご飯は苦手という人が多いが、皆さんが一生懸命むいた豆なので、頑張って食べてね。また感想を聞かせてください」と、子供たちと約束を交わした。
 手分けしてグリーンピースを取り出す児童たち(高千帆小で)

2008年5月19日

宇部スクエアダンスクラブが15周年記念ダンスパーティー

 宇部スクエアダンスクラブ(三隅芳明会長)の発足十五周年記念ダンスパーティーは十八日、山口市阿知須のフィッカルあじすで開かれた。県内外から百五十人が参加し、カントリー調の衣装に身を包んで、スクエアダンスを満喫した。
 スクエアダンスは、コーラーと呼ばれる指揮者の指示に従い、八人一組となって、カントリーミュージックに合わせて踊る、米国西部で生まれたダンス。会場は一、二段階の人が参加するメーン会場と、三段階以上の上級者によるサブ会場に分かれ、両会場とも十五分に一度の休憩を挟みながら、約五時間のダンスを楽しんだ。
 県内外から集ってダンスを楽しむ人たち(フィッカルあじすで)

阿知須の花火大会、2万人が満喫

 山口市阿知須の花火大会は十七日、阿知須漁港で開かれ、家族連れや若者ら二万人(主催者発表)が、初夏の夜空を焦がす“大輪の花”に酔いしれた。阿知須浦まつり実行委員会(原田博正委員長)主催。
 伝統行事の十七夜祭と共に行われ、宇部近郷では最も早い花火大会。子供や孫の記念日などを祝うメモリアル花火から始まり、約一時間、赤や青、緑の四千五百発のカラフルな花火が夜空を彩った。
 夜空を焦がす大輪の花火(阿知須漁港で)

山陽小野田市消防団の女性団員が指導員デビュー

 山陽小野田市消防団(秋本昌宏団長)の女性団員が、十七日に市消防本部で開かれた市保育協会の普通救命講習会で、指導員デビューした。事務方の業務が中心だったが、今後は市民のリーダーとして積極的に救急の普及と啓発に携わっていく。
 初指導に当たったのは平川美香さん(35)と中島千晴さん(30)。救急救命士らと一緒に、心肺蘇生(そせい)やAED(自動体外式除細動器)の手順や正しいやり方を丁寧に指導した。平川さんは「自分自身がもっと勉強し、分かりやすい指導法を身に付けたい」、中島さんは「早く指導員としての自信を付けたい」と話した。
 受講生に丁寧に指導する中島さん(市消防本部で)

2008年5月17日

阿知須十七夜にぎわう、踊り山車も威勢よく

 山口市阿知須の伝統行事、阿知須浦まつり十七夜祭が十七日、阿知須漁港と商店街を中心に開かれた。踊り山車は朝から街中を練り歩き「えいやー、えいやー」という元気な掛け声が響いた。午後七時半からは花火大会が行われる。同実行委員会(原田博正委員長)主催。
 十七夜祭は、恵比須神社(阿知須中村)の例祭として、百六十年の歴史がある。踊り山車は午前八時半に漁港そばの東条公民館を出発。商店街を通り、同神社、JR阿知須駅前、砂郷公民館など十三カ所に立ち寄りながら約二キロを練り歩いた。
 踊り山車を引く地区住民ら(17日午前8時半、東条公民館前で)

収集新体制、可燃ごみ減量に効果

 山陽小野田市の二〇〇七年度の燃やせるごみ量(収集分)が〇六年度より4・0%減り千六百七十七万五千十トンに圧縮された。分別・収集方法を大幅に変更した一月からの三カ月間に限定すると16・9%も減っており、顕著な減量効果が表れている。
 地球温暖化防止、環境衛生センターの負荷軽減、最終処分場の延命などを目的に収集体制を見直したもの。週三回だった小野田地区の可燃ごみ収集回数を、山陽地区と同じ週二回に統一した。
 

2008年5月16日

神原中学校で人間ドック

 神原中(岡本正紀校長、二百二十人)で十五日、「神原中人間ドック」が行われた。
 眼科や歯科などの通常の検診に加えて、同校独自の十一の検査を設定し、健康づくり学習の機会とした。自分自身の体や健康に関心を持たせるため、五年前から開催している。血圧測定のコーナーでは、高血圧症の危険数値と自分の数値を比べて、多くの生徒が一喜一憂していた。アイマスクをして五十回足踏みし、元の位置からどれだけ離れたかを調べるテストでは、終了してアイマスクを取った生徒のほとんどが元の位置とのずれに驚きの声を上げた。
 血圧測定コーナーで検査を受ける生徒(神原中で)

山口銀行が旧宇部銀行(旧山口銀行宇部支店)保存を応援

 山口銀行(福田浩一頭取)は十五日、「旧宇部銀行保存応援キャンペーン」と銘打った六月二日から八月二十九日までの期間限定の金融商品を発表した。
 この金融商品は、宇部、山陽小野田、美祢の各市にある同行の二十支店で受け付けた定期預金が対象。期間中、新規や継続で預け入れられた額から解約分を差し引いた増加分のうち、0.3%相当額を市の旧宇部銀行保存基金に寄付する。期間中に契約した人には旧山口銀行宇部支店、記念会館、宇部全日空ホテル前のライトアップされた彫刻の絵はがきをプレゼントする。
 金融商品を発表する福田頭取(下関市の山口銀行本店で)

山陽地区の沿岸パトロール隊発足

 山陽地区沿岸協力会(政田正義会長、三十六事業所・個人)の沿岸パトロール隊が十五日、発足した。早速、埴生漁港周辺をパトロールし、沿岸部の警戒、防犯に努めた。
  密航や密輸、密猟など沿岸部における犯罪の警戒や未然防止に関する広報、啓発を目的としたパトロール隊。同じ趣旨で十年前に、沿岸協力会が設立されたが、パトロール隊は実際に沿岸を警戒する実働部隊として、県漁業協同組合埴生支店、厚狭支店の組合員各三人の合計六人で構成した。昨年は県内十七沿岸協力会から百五十件の不審者情報が警察に寄せられた。密航関係では、入国管理法違反で四件七人が摘発されている。
 発足式の後、沿岸を警戒するパトロール隊(埴生漁港で)

2008年5月15日

「ゴッホの庭」でヒマワリの種まき

 二俣瀬校区ふるさと運動実行委員会(藤井佑治会長、十六人)が車地で管理している「ゴッホの庭」(約七アール)で十四日、ヒマワリの種まきが行われた。二俣瀬小の一、二年生十二人も、授業の一環として初参加。委員ら二十人と一緒に、ヒマワリの成長を祈って作業に励んだ。
 ヒマワリは七月中旬から九月にかけて一-二メートル余りの高さに成長し、大輪の花を咲かせる予定。八月一日には宝探しやクイズ大会などの「ヒマワリまつり」を計画している。
 ヒマワリの種をまく小学生(二俣瀬車地のゴッホの庭で)

水泳シーズン控え、恩田プールの準備着々

 水泳シーズンの開幕を控え、宇部市恩田プールで準備が進んでいる。十二、十三日に五十メートルプールの高圧洗浄、十四日には徒渉プールの塗装と補修を終えた。競技大会は三十一日-六月一日の県高校総体で幕を開ける。一般開放は例年通り、七月一日から八月三十一日までの二カ月間となる。
 徒渉プールの塗り替え作業を行う業者(恩田プールで)

食材費高騰に対応苦慮

 新年度の一カ月を終え、小麦など食材費の仕入れ価格高騰に、山陽小野田市の学校栄養士たちが悲鳴を上げている。全国的に給食費の値上げを決めた自治体が多く、市でも近く協議に入る。市教育委員会では「値上げありきではなく、工夫、改善などできることをまず考えていきたい」としている。
 食材費の価格高騰に悲鳴を上げる調理現場(市内の学校で)

2008年5月14日

ときわミュージアム本館でサボテン見ごろ

 ときわミュージアム本館の温室でサボテンの花が見ごろを迎え、訪れた人たちの目を楽しませている。
 温室内には玉サボテンや柱サボテンなど合計二百五十種類千八百本が植えられている。ウチワサボテン、橙粧丸(とうしょうまる)、金鯱(きんしゃち)などが色とりどりの花を付けた。多くの花は開いてから一-二日でしぼむ。五月下旬まで楽しめるという。
 花を咲かせたサボテン(14日午前10時すぎ、ときわミュージアム本館で)

17日、阿知須の十七夜祭と花火大会

 山口市阿知須の十七夜祭と花火大会は十七日、阿知須漁港を中心に開かれる。踊り山車が街中を練り歩き、管弦船が漁港内を遊覧。午後七時半からの花火大会では、四千五百発が初夏の夜空を彩る。阿知須浦まつり実行委員会(原田博正委員長)主催。
 観覧場となる漁港広場には多くの露店が並ぶ。周辺一帯は駐車禁止となるため、同実行委では、山口きらら博記念公園に確保した駐車場の利用を呼び掛けている。

宇部市が今年も「ほたるマップUBE」実施

 宇部市は、市内のホタル情報を集約・発信する「ほたるマップUBE」を実施する。「昨年より増えてるといいね。」をキャッチフレーズに十五日から六月十三日まで随時受け付け、市のホームページ(HP)上の特設コーナーで紹介。豊かな自然環境を有する工業都市・宇部のイメージを全国にPRしていく。
 市HPでは、ほたるマップの概要、情報の募集要項、観賞時の注意点、ホタルの見分け方と一生などを紹介。情報は、氏名、連絡先、目撃場所(目印になるもの)、およその数、コメントを添えて下水道経営課にファクス(22-6059)かメール(市HPからアクセス)で連絡する。問い合わせも同課(電話34-8505)へ。
 「ほたるマップ2008」のポスター

理科大図書館の市民貸し出し270冊

 山陽小野田市と山口東京理科大は、昨年五月から図書館の相互利用を開始したが、大学図書館での市民への図書貸出数は六十三人、二百七十冊に上った。関係者は利用拡大のために、提携をPRしたり、中央図書館に理大書籍コーナーを設置したりする検討を始めた。
 大学図書館によると常連の市民が数人利用するほか、夏休みに高校生が利用するケースが目立つようになった。中央図書館が午後六時(土・日曜日は同五時)には閉館するが、大学図書館は平日は午後八時まで開いている。
 理系の書籍が充実した大学図書館(山口東京理科大で)

2008年5月13日

厚東の新幹線高架で500キロのコンクリート落下

 宇部市厚東下岡のJR山陽新幹線下岡第一架道橋で、重さ約五百キロのコンクリートが落下していたことが、十三日朝までに分かった。JR西日本は新幹線の安全性には影響がないとして、通常通りの運行を続けている。
 コンクリートが地面に落ちているのは十一日午後、農作業中の近くに住む男性(65)が見つけた。高さ約八メートル付近の表面が長さ約二・五メートル、幅六十センチにわたり剥離(はくり)していた。落下したコンクリートが当たった橋脚下のフェンスは衝撃で大きくゆがんでいた。JR西日本広島支社によると、落下が確認されたコンクリート片は五個。大きいものは一つが約三百八十一キロあったという。
 コンクリート片が落下した橋脚(13日午前9時すぎ、厚東下岡で)

妊婦健診の公費負担、5回に

 宇部市は今年度から、妊婦健診の公費負担の回数を二回から五回に増やした。市保健センターと市楠保健センターでの母子健康手帳交付時に「妊婦一般健康診査受診票(補助券)」を渡して説明している。同受診票は県内の産婦人科で使用できるほか、里帰り出産など県外で受診する際も、必要事項を記入してもらい、領収書を添えて手続きをすれば、補助金が支給される。問い合わせは市保健センター(電話31-1777)へ。

6月27日、山陽小野田市の全小学校で昭和基地からライブ授業

 南極観測隊員として調査に当たっている山口東京理科大物質・環境工学科の浅野均(ひとし)助教(32)が、六月二十七日午後、山陽小野田市内の全十二小学校とテレビ会議システムを使い、南極昭和基地からの中継授業「南極教室」を行う。地球温暖化の影響で氷山が溶ける現状などを紹介し地球環境について考えてもらう。
 浅野助教は、第四十九次日本南極地域観測隊員五十五人のメンバーの一人として、昨年十一月から一年間の予定で南極に赴任。初めて分析装置を直接、昭和基地に搬入し、高度別の大気中粒子状物質や雪氷、降雪について現場で分析している。
 ライブ中継で南極の様子を紹介する浅野助教(山口東京理科大提供)

2008年5月12日

阿知須でバードウオッチング入門

 愛鳥週間(十-十六日)に入り、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園で十一日、「楽しいバードウオッチング入門」があり、親子四十人がシロチドリのひなに見入ったり、ヒバリのさえずりに耳を澄ましたりして、野鳥保護、自然保護の意識を高めた。
 双眼鏡や望遠鏡でヒバリやホオジロに見入る参加者(きらら浜自然観察公園で)

東岐波でぽんぽら飯作り

 竹の香りいっぱいのぽんぽら飯作りが十一日、東岐波小グラウンドであり、地域の小学生を中心に九十一人が参加。野趣あふれる味を楽しんだ。校区子ども委員会(伊藤俊雄会長)主催。
 参加者は八班に分かれ、竹の棒を切り出しナイフで削って、はしにすることから開始。飯盒(はんごう)代わりの竹筒はモウソウダケを使用。昆布とシイタケでだしを取り、具材にゴボウやニンジンなどを入れて炊き込みごはんにした。
 竹筒で炊き込みごはんを作る子供ら(東岐波小グラウンドで)

JRとの提携ウオーキング人気

 JR西日本広島支社とタイアップした中国地方各地のウオーキング大会が人気を集めている。五月晴れとなった十一日は、小野田駅をスタート、ゴールとする「江汐公園まるごと満喫ウオーク」が開かれ、約五十人が新緑まばゆい公園の自然を楽しんだ。
 JR駅を集合場所に、各地の名所、自然、歴史、味覚、祭りなどをキーワードにウオーキングを楽しむ企画で、昨年四月からスタートした。昨年は春、夏、秋の三シーズンに百大会が開かれ約六千人が参加した。今年は春シーズン(三-六月)だけで山口、広島を中心に百近い大会を企画。地元関係では三月に雀田駅から「本山岬と焼野ビーチを訪ねて」、常盤駅から「彫刻のまち宇部常盤湖を巡る道」ウオーキング大会が開催された。
 江汐公園に向けて出発する参加者(JR小野田駅近くで)

2008年5月10日

溝田さんに心強い相棒、ディラン

 宇部市東際波台の溝田成哲(しげあき)さん(58)の下に、第二の人生を共に歩む心強いパートナーがやって来た。盲導犬のディランだ。病気のため六年前に失明し、一時は生きる気力も失いかけた溝田さんだが、ディランとコンビを組んで積極的な社会貢献を誓う。
 ディランはラブラドルレトリバーで、雄の二歳。大阪の日本ライトハウスで一緒に寝泊まりしながら四週間の共同訓練を積み、三月末に溝田さん方での生活が始まった。現役の盲導犬は市内で三匹目。国内では約九百七十匹が活躍しているが、障害者のニーズには応え切れていないのが現状だ。「ディランもわたしも初心者同士。これから愛情と信頼関係を築いていきたい」とし、選ばれたユーザーとして、盲導犬普及に対する使命感も抱く。
 溝田さんとディラン(東際波台の自宅前で)

宇部市が「ふるさと納税」対応策を公表

 住民税の一部を居住地以外の自治体に“寄付”できる「ふるさと納税」の成立を受けて、宇部市は九日、対応策を公表した。使い道を▽現代日本彫刻展▽常盤公園▽産業振興▽旧宇部銀行の保存と活用▽国体▽指定無し-の六項目に分けて募集。寄付者には市特製のしおりを配布する。窓口の総合政策課は今後、ホームページやチラシなどを通じて協力を呼び掛け、宇部の活性化につなげる。問い合わせは市総合政策課(電話34-8116)まで。

山陽小野田市の出前講座が好評

 市政への理解を深めてもらうために山陽小野田市が実施している出前講座の二〇〇七年度の利用者数は、前年度を80%も上回る千七百三十七人だった。大人数の高校生を対象とした講座で数が増えたことが主因だが、利用件数も三十件から四十六件に伸びるなど市民の関心は高まっている。
 当初は六十二講座だったが、現在は▽生活▽消費生活▽税金▽年金・保険▽子供▽福祉▽健康▽教育▽市政▽都市基盤整備▽交通安全▽防災・救急▽オートレース-の十三分野に六十六の講座を用意している。後期高齢者医療制度の出前講座は新年度になってからも引き合いが多く、四月だけで七回開催。高泊福祉会館のJAいきがいデイサービスの利用者八人は、このほど新制度の説明を受けた。自分の保険料がどのように掛かってくるか、支払い方法はどうなるかマンツーマンで聞くなど、少人数ならではの内容の濃い出前講座となった。
 後期高齢者医療制度について説明する市職員(高泊福祉会館で)

2008年5月 9日

EUの創設を記念し宇部高専、香川高で特別授業

 宇部高専(幡中憲治校長)で八日、EU(欧州連合)の創設を記念する特別授業があった。EU加盟のフィンランド大使館参事官、セッポ・キマネンさんが、フィンランドやEUの現状を紹介し、生徒の興味を引いた。九日には宇部フロンティア大付属香川高(浜村一穂校長)でもキマネンさんが授業をした。
 高専では二年生二百五人が、世界の国旗で飾った教室でキマネンさんを歓迎。キマネンさんは、母国の政治や教育について、日本語でゆっくりと紹介。生徒たちは「ムーミン」がフィンランド生まれのアニメであることや「モイモイ(さよなら)」など面白い響きの言葉に興味を持ち、話に聞き入っていた。
 DVDでフィンランドを紹介するキマネンさん(右)と話を聞く生徒たち(宇部高専で)

船木の国道2号茶屋交差点の改良に着手

 国土交通省中国地方整備局は、今年度から宇部市船木の国道2号茶屋交差点の改良に着手する。新川交差点付近の歩道整備も進める。茶屋交差点は国道と県道、市道が交差する変則五差路。交通の要衝でありながら、信号制御がない交差路線もある。追突や正面衝突の事故が多く、いったん事故が発生すると、数時間にわたって通行止めになる場合があった。懸案の改良事業が二十数年ぶりに動きだす。
 改良事業では、上り車線に市街地側に入る右折レーンを約五十メートル区間にわたって整備する。右折車があると止まらなければならなかった後続車の流れがスムーズになり、渋滞の軽減も期待できる。今年度から用地測量などに入り、おおむね五年間で事業完了を目指す。

31日、太平洋セメント住吉社宅で開館記念イベント

 国の近代化産業遺産の一つに認定された住吉本町二丁目の太平洋セメント(旧小野田セメント)住吉社宅を管理運営する「セメント住吉社宅活用保存会」(瀬口孝典会長、約百人)は、三十一日午前九時半から同所で開館記念行事として住吉まつりを開く。
 当日は、青空フリーマーケット、市内の作家十人による絵画展(六月八日まで)、タンポポの会の作品展、旧小野田セメント徳利窯や山手倶楽部、住吉神社、笠井順八翁像などを巡る史跡ツアー(午前十時半、午後一時半の二回)、もちつき販売など各種行事で盛り上げる。洋間を改造した喫茶店「カフェ リュー」は当面、絵画展最終日まで営業する。時間は午前十時から午後五時まで。
 31日開館の旧小野田セメント住吉社宅(現地で)

2008年5月 8日

カキツバタ満開

 県内唯一のカキツバタ栽培農家、安良田孝一さん(71)=宇部市二俣瀬=の水田で青紫色の花が満開になった。妻の芙美子さん(65)と共に毎朝6時から、刈り取りと出荷の作業に追われている。
 安良田さんは父親から譲り受けた水田で10年以上カキツバタを育てている。花の咲き具合はまずまずという。花は長さを70-90センチに切りそろえ、主に県内向けに出荷。作業は11月前後まで続く。
 水田を埋め尽くしたカキツバタの花(二俣瀬で)

緑のカーテン全県普及へ

 夏を涼しく乗り切ろうと、県は今年度から、県民運動の一つとして全県的な“緑のカーテン”の普及促進を図る。県有施設への設置も率先していく。地球環境時代のライフスタイル推進を観点にした「山口エコ・グリーン作戦」の一環。緑のカーテンの設置方法などを周知していくため、十二日から十五日にかけて宇部市など県内九会場で、初の講習会を開催する。
 アサガオやヘチマなど、つる性の植物を活用した緑のカーテンで窓を覆うと、日差しを遮り、葉から蒸発する水分が空気を冷却させる効果を生む。室内の冷房使用を控えることができ、地球温暖化の要因とされる二酸化炭素の排出量を削減できる。
 緑のカーテンに関する宇部市での講習会は、十五日午後一時半から宇部健康福祉センター。受講は無料。申し込みと問い合わせは、県環境政策課地球温暖化対策班(電話083-933-2690)へ。

有帆公民館長、広報紙作製し全戸配布

 今春、地域住民から館長を登用した有帆公民館は、地域情報やお知らせなどを掲載した「有帆公民館トピックス」を発行。校区の約千六百世帯に配布した。初回は、杉村傳館長が手掛けた。「次回までには編集委員を任命し、公民館広報紙としての紙面を充実させたい」と意欲を示す。
 A4サイズの「有帆公民館トピックス」には、館長、事務員、警備員、公民館運営協議会のメンバー紹介、公民館・体育館・福祉会館の利用予約、校区の各種団体役員の紹介、趣味や特技、話題などの情報提供、有帆市の由来などを載せている。
 トピックスを手にする杉村館長(有帆公民館で)

2008年5月 7日

「母の日」を前に生花店大忙し

 十一日の「母の日」を前に、宇部市内の生花店では、カーネーションの配送準備に追われている。定番の花束に加え、近年ではバスケットなどに盛り込んだアレンジメントや、生花と見栄えが変わらないプリザーブドフラワーも人気を呼んでいる。
 西本町のフラワーハウスいそむら(磯村良隆社長)では、四月下旬から予約注文が増え始めた。今年も気品あふれる紫の濃淡を持つ「ムーンダスト」(花言葉・永遠の幸福)が入荷。八日には地域初登場となる七色のレインボーカーネーション(一本六百円)も限定数入荷する。
 感謝の気持ちが盛り込まれたアレンジメント(7日午前9時半ごろ、フラワーハウスいそむらで)

新川市まつり、6万5千人が満喫

 新川市まつりは三-五日、常盤通りと平和通り、周辺商店街を会場に行われた。メーンの五日には、未婚のカップルが実際に挙式する「うべキツネの嫁入り行列」、よさこいフェスタの「黄金伝説19」、新企画の「うべ地産地消ふるさとフェア」、賞品が当たる「馬替え大抽選会」などがあり、三日間で六万五千人(主催者発表)が宇部の黄金週間を彩るイベントを楽しんだ。同実行委員会(徳原幹男委員長)主催。
「嫁入り」は六組の応募の中から、宇部市の平本貴法さん(24)、角井志穂さん(26)のカップルが新郎・新婦に選ばれ、挙式した。道中では、白むく姿の花嫁を一目見ようと、人波が押し寄せたほか、今年初めて行列に加わった宇部マテリアルズ(安部研一社長)の社員らによる竜(じゃ)踊り隊が、長さ十五メートルの二体の竜を担ぎ、太鼓や爆竹を鳴り響かせながら踊りを披露。二人の門出に花を添えた。
 市民の祝福に笑顔で応える花嫁(平和通りで)

おのだサッカー交流公園で300人が素足の広場楽しむ

 県立おのだサッカー交流公園で六日、「あなたのまちの素足の広場・とりもどそう素足の時間」が開かれた。子供から大人まで三百人が青々とした芝生の上ではだしになり、遊んだり、寝転んだりして、晴天に恵まれたゴールデンウイーク最終日を楽しんだ。
 日本レクリエーション協会が全国で展開する「あそびの日」にちなみ、山陽小野田市では市教育委員会や子ども会、観光協会などで実行委員会(井上雄治委員長)を組織し、一般開放を企画した。小さい子供がいる家族を中心とした参加者たちは、フラフープ、キンボール、たこ揚げ、ゴム跳びなど芝グラウンドの至るところに設置された八カ所の遊びのコーナーを体験。あちこちで大きな歓声と満面の笑顔の触れ合いが見られた。
 キンボールを頭上で弾ませる子供たち(おのだサッカー交流公園で)

2008年5月 2日

八十八夜お茶まつりにぎわう

 第十九回宇部市八十八夜お茶まつり(同実行委員会主催)は二日、アクトビレッジおのを初めて主会場にして開かれ、小野湖畔の豊かな自然環境の中で四千人が新茶の接待や初企画の琴の演奏会などを楽しんだ。茶摘み会場の藤河内茶園にも大勢の来場者が足を運び、新芽を一つずつ丁寧に摘み取った。
 アクトビレッジは四月二十七日に開館した環境教育と地域交流の場。広々とした会場では、小野のお茶のムースや新茶の無料配布、地元の特産物や農産物の販売、お茶席、琴の演奏会、健康コーナーなどがあり、真新しい施設とともに人気を集めていた。
 新茶を丁寧に摘み取る市民ら(2日午前10時ごろ、藤河内茶園で)

地元の特産品を買い求める来場者(2日午前10時半、アクトビレッジおので)

ときわミュージアム本館で青いケシの花展示

 宇部市藤曲の古谷雅彦さん(70)が育てた青いケシの花が、ときわミュージアム本館で展示されている。
 このケシは中国の高地が原産。古谷さんは約二十年前から栽培に挑戦していたが、気温が二五度以上になると枯れてしまい、宇部で夏を越して花を咲かせることはできなかった。今回は昨年十一月に長野県の知人から譲り受けた株を育て、四月三十日に初めて開花させた。展示は花が終わる五月中旬ごろまでの予定。
 花を咲かせた青いケシ(2日午前9時すぎ、ときわミュージアム本館で)

山陽小野田市まちづくり市民会議のバイオマス部会発足

 山陽小野田市まちづくり市民会議のバイオマス推進部会の第一回会議は一日、市役所であり、公募で選ばれた二十人が市民の目線でバイオマスタウンの可能性について議論していくことを確認した。合計五回の会議を開き、六月末には提言書をまとめ市に提出する。
 設立されたバイオマス推進部会第1回会議であいさつする委員(市役所で)

デイケアセンターで利用者の誕生日会、主役は山本さん100歳

 宇部市野中一丁目の常盤台病院(原田俊則院長、三百四十五床)のデイケアセンターで三十日、利用者の誕生日会が開かれた。主役はこの日、百歳になった山本イサミさん。通所仲間と職員約七十人が、盛大に人生の節目を祝った。同センターの利用者が百歳を迎えたのは、一九九三年四月の開設以来初めて。
 山本さんは一九〇八(明治四十一)年四月三十日生まれ。誰にでも、にこにこ話し掛ける明るい性格で「デイケアでみんなと会って、いろいろな話をするのが楽しみ」と言う。院内の保育所の子供たち六人から花束や歌のプレゼントもあった。山本さんは心のこもった祝福に感激し「今後ともよろしくお願いします」と大きな声であいさつした。
 子供たちからの祝福を受けて笑顔を見せる山本さん(常盤台病院デイケアセンターで)

宇部市花火大会の協賛者募集

 第五十四回宇部市花火大会(同実行委員会主催)は、七月二十六日午後八時から宇部港で開かれる。昨年より千発多い、過去最多の八千発の花火が宇部の真夏の夜空を彩る。雨天の場合は七月二十七日に順延。
「市民による市民の花火大会」として、同委員会では協賛者を十五日から六月二十日まで募集する。協賛金は事業所・団体が三万円以上、個人が五千円以上。協賛申込書は、同委員会事務局の市商業観光課(電話34-8353)、同会議所(同31-0251)、宇部観光コンベンション協会(同34-2050)、くすのき商工会(同67-1352)に置いてある。大会、協賛の問い合わせは事務局へ。

緑のカーテン事業スタート、高千帆小で苗植え

 “緑のカーテン”で日差しを遮り快適な学校生活を送ろう、と高千帆小(野村誠校長、六百一人)の六年生が一日、ヘチマとリュウキュウゴーヤの苗を鉢植えした。二階建て新校舎の東側部分を覆うように設置した網につるをはわせる。梅雨明けには、緑の葉が壁一面に生い茂る。
 この日は、六年生九十六人と教職員、育友会、父親部会の関係者約二十人が参加。直径約六十センチの大型植木鉢四十五鉢に土を入れ、丈が約十センチの苗を二本ずつ植えた。水やりは六年生が担当する予定。野村校長は「快適な学校生活を送るとともに、緑を育てる喜びも体験できる」と期待を寄せた。
 早く大きくなってと願いを込めて苗を植える児童(1日午前9時50分ごろ、高千帆小で)