2008年4月30日

暫定税率復活、ガソリン再び値上げへ

 ガソリン税の暫定税率を復活させる租税特別措置法改正案は三十日午後の衆院本会議で再可決され、成立する。これにより販売価格は一カ月で元に戻り、店頭では一リットル当たり百六十円になるのが確実で、ゴールデンウイークの市民生活を直撃する。五月一日以降の値上げを前に、宇部、山陽小野田市内のガソリンスタンドでも安いうちに満タンにしておこうという「駆け込み給油」が相次いでいる。
 上宇部地区のスタンドでは、朝から客が押し掛けて四つある給油機は動きっぱなし。順番待ちの車が敷地に入り切らず、道路にあふれた。このスタンドでは二十六日にガソリンの在庫が尽きて店を早じまいする事態になった。
 値上げ前の駆け込み給油でにぎわうガソリンスタンド(30日午前10時半、上宇部地区で)

万倉つつじまつり活気

 第十九回つつじまつりは二十九日、万倉ふれあいセンターで開かれた。生涯学習・芸能発表会や泥んこソフトバレー大会、もちまき、バザー、福くじ抽選会などが行われ、約三千人の来場者でにぎわった。ふれあいネットワークの会(下井洋美会長)、校区生涯学習推進協議会主催。
 ふれあいセンター近くの市若者センター周辺に植えられているツツジが見ごろを迎える時期に合わせ、地域の活性化を願い行っている。ちびっ子のど自慢では、万倉少年野球の子供たちが元気な歌声を響かせた。泥んこソフトバレーは、二十四チームが泥だらけになりながら熱戦を展開。目立つ衣装に身を包み、豪快なプレーをするチームもあり、観戦者を楽しませた。
 歌を発表する万倉少年野球の子供たち(万倉ふれあいセンターで)

泥んこバレーを楽しむ出場者(同センター横特設会場で)

寝太郎まつりに7000人

 山陽小野田市の寝太郎まつりは二十九日、JR厚狭駅前と駅前商店街一帯で開かれた。寝太郎音頭の総踊りやよさこい踊り、もちまき、各種バザーなど多彩なイベントが繰り広げられ、約七千人(主催者発表)の人出でにぎわった。山陽商工会議所、同まつり実行委員会主催。
 祭りは、鴨橋からJR厚狭駅前までの五百メートルを歩行者天国にして実施。円応寺所蔵の木像「寝太郎大権現」を乗せた千石船を中心に、商議所青年部、子ども会、婦人会、大谷社中から二百人が参加して鴨橋から駅前までを練り歩いた。商店街では、商議所青年部と女性会によるすし、うどん、焼き鳥、生ビールなどのバザー、実行委員会による福引やジャンケン大会、駅前商店会のフリーマーケットなどがあり、好評だった。
 寝太郎大権現を乗せた千石船のパレード(厚狭駅前商店街で)

2008年4月28日

「琴芝ふれあい農園」開園

 琴芝ふれあいセンターの隣接地に「琴芝ふれあい農園」(五百四十七平方メートル)が完成した。二十七日には地元住民約百人が参加して開園式が行われ、児童代表が看板を除幕。
 ケヤキを材料にした看板は住民の手作り。センターの学童保育を利用している一年生の山本日菜さんと小田村匠馬君が除幕した。この後、参加者全員で夏野菜のキュウリ、ナス、トマト、ピーマンやピーナツ、アスパラガス、トウモロコシの苗計九十本を植えた。
 看板の前で開園を祝う子供たち(琴芝ふれあい農園で)

27日、アクトビレッジおのオープン

 宇部市が北部地域の振興や環境教育の推進を目的に整備してきたアクトビレッジおのが二十七日、小野花香の小野湖畔にオープンした。関係者や市民約千人が参加して、自然体験を通した学びと交流の拠点施設の誕生を祝った。
 功労者に感謝状が贈られた後、テープカット。市消防音楽隊の演奏や小野中生徒による南蛮踊りで華やかな雰囲気に包まれた。アクトビレッジおの友の会(井上慎二会長、二十六団体)を中心に、もちつき大会や特産品バザー、施設見学ツアーなどもあり、市民は新緑輝く施設を心ゆくまで満喫していた。
 テープカットをする関係者(アクトビレッジおので)

男性料理教室でナルトビエイ調理

 男性の料理教室(潮篤代表)は二十七日、小野田公民館でナルトビエイ調理実習を行った。献立は「竜田揚げ」「チリソース」「酢豚風」の三品。急速解凍した身は、薄く切った後に酒を振りかけて臭みを取った。下準備を終えると油で揚げたり、ソースに絡めたりして完成させた。「おいしいね」「鶏肉みたい」。ナルトビエイを初めて口にした参加者たちは、一様の感想を述べた。
 歯ごたえのある弾力が特徴で、無味のため、使い勝手がよいのが特徴。脂質が少なくてコラーゲンが多く、健康的な食材とも言われる。市では安定的な市場への流通、学校給食導入を目指している。
 調理したチリソースを盛る会員ら(小野田公民館で)

2008年4月26日

常盤公園ペリカン島にカメラマンどっと

 常盤公園のペリカン島に住み着いたアオサギが子育ての季節を迎え、アマチュアカメラマンが押し寄せている。二十五日は望遠レンズを付けたカメラを手にした約三十人がずらりと並んだ。
 アオサギに対する関心は、昨年開かれた福岡県の写真コンテストで親鳥がひなに餌を与える写真が入賞したことで一気に高まった。一方、主役のペリカンはまだ卵を温めている段階。常盤公園動物課によると、6月ごろかえる見込みという。
 ペリカン島の前に並んだアマチュアカメラマン(常盤公園で)

県道宇部美祢線未改良区間の早期整備を県に要望へ

 宇部市楠地域と市街地を結ぶ地域内連絡道路、いわゆる合併道路の整備について、市は「膨大な費用を要することから難しい」と判断したことが、二十五日までに分かった。地域内連絡道路は、新市建設計画の施策「総合的な交通体系の構築」で、主要事業(県事業)に位置付けられている。候補の筆頭だった宇部興産道路の活用が困難になったことから、代替路線を検討していた。市楠地域審議会(藤野暁夫会長、十五人)が昨年十一月に藤田忠夫市長に提出した意見具申に対し、文書で回答があった。
 今後は、県道宇部美祢線(JR厚東駅入り口交差点から万倉を経由し、美祢市伊佐町の北川交差点に至る)の未改良区間を早期に整備するように県に要望して、国道2号を経由する形で市街地とのアクセス向上を図ることにしている。

山陽小野田市が団体運営費補助金交付で基準新設

 山陽小野田市は、団体運営費補助金の交付基準を新しく設けた。今年度予算分から新基準を適用して主管課が補助金額を算出。市財政課は「公益性などを考え、客観的な視点から補助金の適正執行を考えたい」とした。
 団体運営費補助金に関して、限られた財源を有効に活用し、補助金の効果的、公立的かつ適正な執行をしようと、今年一月に新たに交付基準を明確に定めた。新しく定められた交付基準では、補助となる事業を▽公益性▽効率性▽公平性▽優先性▽必要性の五つの評価項目でチェック。

2008年4月25日

千仏寺でボタン開花

 宇部市善和の宇部観音千仏寺(高木妙月住職)の庭園でボタンが咲き始めた。訪れた人たちは、大人の手のひら大もある赤や紫色の花に、足を止めて見入っている。満開は二十九日ごろ。
 ボタンは中国では古くから「花の王様」として愛好されており、同寺では一九九七年から育て始めた。現在は寺の周囲と合わせて約二千本が植えられている。
 咲き始めたボタン(宇部観音千仏寺で)

今村さんが全日本シニアかるた選手権大会G級で初優勝

 宇部市船木大野の今村美智子さん(54)がこのほど、滋賀県大津市の近江神宮で開かれた第二十回「全日本シニアかるた選手権大会」のG(ゴールド)級で初優勝した。名人やクイーン、選手権などの優勝者がひしめくクラスで、四年連続クイーンの実力を発揮し、栄冠に輝いた。
 三回目の挑戦となる今村さんは、練習不足の不安を吹き飛ばす快進撃。「ミスも少なく、思うように札が取れたので、とても楽しかった」と振り返る。四年前は決勝で敗れているだけに、喜びもひとしお。獲得タイトルを増やすとともに、来年三月に東京の明治神宮で開かれる全日本選抜大会への出場権も得た。
 賞状を手に喜びの今村さん(船木の自宅で)

山陽小野田市消防本部がガソリン買いだめの危険性PR

 揮発油税の暫定税率が五月一日にも復活するのに伴い、ガソリン販売価格値上がり前の消費者による買いだめが懸念されることから、山陽小野田市消防本部(山根雅敏消防長)は、市内のすべてのガソリンスタンドを巡回し、ポリ容器で販売しないなど、安全管理を呼び掛けている。
 二十四日は予防課職員が、西高泊の国道190号沿いにあるセルフスタンド、太陽石油販売サントップ小野田(藤田照美所長)に訪問。販売に関する諸注意と、石油連盟などが作製したポスターを渡し、利用客が目に付く場所に張り付けた。
 消防職員の訪問で、啓発ポスターを張る藤田所長(太陽石油販売サントップ小野田で)

2008年4月24日

二俣瀬小学校で1年生歓迎集会

 二俣瀬小(安村竹史校長、四十人)で二十三日、「ようこそ一年生集会」があった。全校児童が体育館に集まり、入学した五人にちなむクイズやゲームを楽しんだ。
 二-六年生が色画用紙で作った冠、カラフルなビニールのマント、筒に金色の色紙を張った剣で、かわいらしい騎士に変身させた。五人は大喜びで「きょうはありがとうございます。これからよろしくお願いします」と声をそろえてお礼を言った。
 かわいらしい騎士に変身した1年生(二俣瀬小で)

中村さん(西岐波中1年)が県内最年少で珠算十段合格

 全国珠算教育連盟の第三百二十四回珠算検定試験で、星野珠算塾の中村文香さん(西岐波中一年)が十段に合格した。宇部市内では三年ぶり六人目。県内でも十二人目で、小学六年生での十段合格は、一九八四年に合格した同塾の星野美由紀さんと並んで史上最年少となる。検定試験は三月十六日に市青少年会館であり、このほど合格証書が届いた。
「小学生として最後のチャンスだったので、プレッシャーを自分に掛けた。合格できて、ほっとした気分」と中村さん。そろばんの日(八月八日)に毎年開かれている全日本珠算選手権大会の県代表選手になっており「次は全日本選手権で入賞を」と目標を定めている。
 合格証書を披露する中村さん(星野珠算塾で)

山陽小野田市都市計画策定委で意見交換

 山陽小野田市都市計画マスタープラン策定委員会(会長・鵤心治山口大大学院理工学研究科教授、十五人)の第二回策定委員会は二十三日、市役所で関係者約三十人が出席してあり、事務局の都市計画課から都市将来像や基本方針が示された。
 マスタープランは、町づくりの理念や都市計画の目標を定め、市全体および地域ごとの将来像を具体的に分かりやすく示したもの。事務局の原案では都市将来像を「自然に抱かれ、人々の交流の中で共にはぐくむ住み良さ創造都市」とし、その実現のために①分散したコンパクトな市街地を生かす②充実した交通ネットワークを生かす③恵まれた自然環境や歴史資源を生かす④安全・安心な町づくりの推進⑤住民の視点に立つ-の五つの基本方針を設定し住み良さの創造を目指す。
 都市の特性や課題について話し合った第2回策定委員会(市役所で)

2008年4月23日

ダウン症の縄田さん、母・恵子さんと山登り満喫

 ダウン症で重度の知的障害がありながら、持ち前のチャレンジ精神で山登りを楽しんでいる青年がいる。宇部市西岐波の縄田篤志さん(25)。母親の恵子さん(51)と一緒に県内の八山を制覇し、十二日には日本百名山の一つ、鹿児島県指宿市の開聞岳(九二四メートル)にアタックした。山登りの師匠は、山彦会に所属する福増満さん(65)=山口市=。二年前に東岐波の日の山で、篤志さんに山登りの基礎を手ほどきした。
 篤志さんは二十九日には市最高峰の荒滝山に登り、下関市の華山への再チャレンジも考えている。五月四日には「山口100萩往還マラニック大会」に参加し、三十五キロを歩く予定。
 すれ違う登山仲間にも励まされながら開聞岳の7合目に着いた恵子さん、篤志さん、福増さん(左から、縄田さん提供)

「アクトビレッジおの」、27日オープン

 環境教育、レクリエーション、スポーツをキーワードにした宇部市の新しい体験学習施設「アクトビレッジおの」のオープニングセレモニーは、二十七日午前十時から小野花香の小野湖を望む同所で行われる。式典、記念植樹、一般向け行事を実施。約七・五ヘクタールの敷地にビジターセンター、体験工房、多目的ホール、艇庫、キャンプ場、野鳥観察小屋、多目的広場、ハーブ園などがある。総事業費は十八億三千万円。
 六月からは、どんぐりの森づくりネットワーク事業、自然の楽好(がっこう)、竹林教室、ハーブ教室、薬膳(やくぜん)料理教室が始まる。問い合わせは同施設(電話64-5111)へ。
 交流広場を中心に広がる各施設(アクトビレッジおので)

おのだサンパーク、5月30日にリニューアルオープン

 山陽小野田市の大型ショッピングセンター、おのだサンパーク(中川六丁目)が、五月三十日にリニューアルオープンする。売り場面積約三万八千平方メートルは、下関市のシーモールに次いで県内二番目の広さ。商圏人口三十一万人、年間売り上げ二百億円を見込む。
 核テナントはフジ(本社・愛媛県松山市)。百四十店の専門店のうちファッション関係を中心に四十一店が県内初出店。別棟にはカルチャーセンター、旅行代理店、写真スタジオ、美容室などが入る。
 オープンを前に外観を現すおのだサンパーク

2008年4月22日

レンゲの花が満開

 宇部市野原の住宅街の一角にある約1700平方メートルの田んぼでレンゲの花が満開になった。22日は遊びに来た子供たちが摘んだ花を手に笑顔を見せていた。一面のレンゲ畑は5月上旬の田おこしまで楽しめる。
 レンゲの花で遊ぶ子供ら(22日午前10時すぎ、野原で)

「うべ子育てMAP」完成

 宇部市内の幼・保育園や小児科、育児サークルなど、乳幼児対象の育児情報を満載した今年度の「うべ子育てMAP」が出来上がった。市健康福祉部こども福祉課が二千五百部作製。母子健康手帳の交付時に渡すほか、市役所一階の同課、保健センター、楠総合支所の市民生活課、各市民・ふれあいセンターで、乳幼児を持つ転入者や希望者に配布する。MAPの内容は、こども福祉課のホームページからも確認できる。
 育児情報が満載の「うべ子育てMAP」

「おのだネギ三昧」、築地出荷で販路拡大

 山陽小野田市で生産されている葉ネギ「おのだネギ三昧(ざんまい)」が地元ブランドとして定着している。西高泊の干拓地にあるグリーンハウス(松村正勝社長)は、一九九一年にビニールハウスを建設し、本格的にネギの栽培に着手。今ではハウス八十棟の二百六十アールと露地百アールで生産。昨年は百五十万束近くを出荷した。
 昨秋からは新しい市場の開拓をと、東京築地に毎日、十ケース(一箱三十束入り)を空輸している。松村社長は「東京で認められると箔(はく)も付く。将来的には年間二百万束の出荷を目指したい」と張り切る。
 ネギ独特の刺激臭に包まれた中で結束作業にあたる従業員(西高泊のグリーンハウスで)

2008年4月21日

やまぐちバス博に県内7社のバスが勢ぞろい

 やまぐち生活交通利用促進週間(二十一-二十七日)にちなみ、やまぐちバス博が二十日、山口市阿知須のサンパークあじす駐車場で開かれた。
 会場には、宇部市交通局、船木鉄道などの七台の路線バスがずらり。子供たちは運転席に座ったり、記念写真に納まったりして楽しんだ。バスの部品販売では、つり革や降車ボタンが並び、大人たちも喜ばせた。
 運転席に座り、大喜びする親子連れ(サンパークあじすで)

ずらりと並ぶ県内の路線バス(同所で)

皇太子さまご帰京、宇部市民ら1100人が見送り

 第十九回全国「みどりの愛護」のつどいに出席された皇太子さまは二十日、県内での日程をすべて終え、帰京された。
 二年ぶりの訪問は山口市内がメーンだったが、山口宇部空港を起点とした行啓だったことから、宇部市内でも大勢の市民が国旗を手に歓迎した。見送りを終え、同空港で会見した二井関成知事は「皇太子さまは、山口のことをとてもよくご存じで、温かい歓迎を受けて終始和やかに過ごされていた。次のご来県を念願したい」と話した。
 藤田忠夫市長、小川裕己市議会議長らの見送りを受けて帰京される皇太子さま(山口宇部空港で)

江汐公園つつじまつり盛況

 第四十回江汐公園つつじまつりは二十日、同公園で開かれ、大勢の来園者が満開になったコバノミツバツツジの花を楽しんだり、もちまきに歓声を上げたりした。江汐公園振興会(清水文夫会長)主催。
 午後からは竜王太鼓と寝太郎太鼓の競演があり、勇壮で息の合った太鼓の音色が園内に響き渡った。書道セットや袋菓子などが当たる宝探しはどんぐり山で行われ、子供たちが歓声を上げた。五万株ある園内のコバノミツバツツジは今が見ごろで、淡い赤紫の花をバックに記念写真に納まる人や、花の近くで弁当を広げる家族連れらで終日、にぎわった。
 歓声が上がったもちまき(江汐公園グリーン広場で)

つつじまつりに繰り出した来園者を迎える満開のコバノミツバツツジ

2008年4月19日

皇太子さま、「みどりの愛護」のつどいにご出席

 皇太子さまは十九日、山口市吉敷の維新百年記念公園で開かれた第十九回全国「みどりの愛護」のつどい(同実行委員会主催)に出席。来場した約千八百人の県民に笑顔で応え、記念植樹にも参加された。県入りした十八日は、山口宇部空港や沿道で、多くの市民の歓迎を受けた。
 十八日は午後一時四十分すぎに到着され、二井県知事、島田明県議会議長、藤田忠夫市長、小川裕己市議会議長らが到着ロビーで出迎えた。この後、山口市香山町の香山公園を訪問し、山口市の渡辺純忠市長らの案内で、瑠璃光寺五重塔などを熱心に視察された。
 式典会場に入られる皇太子さま(19日午前10時半すぎ、山口市の県スポーツ文化センターで)

二井知事のあいさつをお聞きになる皇太子さま(19日午前11時すぎ、同センターで)

麻疹・風疹の予防接種を

 麻疹(ましん、俗称はしか)が全国的に流行したのを受けて、今年度から五年間に限り、中学一年生と高校三年生に相当する年齢の人を対象に、麻疹・風疹(ふうしん)混合ワクチンの定期予防接種が追加されている。市費負担だが、学校ではなく医院での個別接種。宇部市内の指定医療機関は六十九カ所で、市では感染を防ぐため積極的に接種するよう呼び掛けている。市広報やホームページでもPRする。
 予防接種を受ける際には、事前に医療機関に電話予約をし、当日は必要事項を記入した予診票と母子健康手帳を持参する(検温は医療機関で)。保護者が同伴しない場合は、予診票の表裏に保護者のサインが必要。予防接種についての問い合わせは、市保健センター母子保健係(電話31-1777)へ。

山陽小野田市が5回分の妊婦健診を無料に

 山陽小野田市は今年度から、公費負担による妊婦健診の回数を三回から五回に増やした。妊娠届け出時に五回分の「妊婦一般健康診査補助券」を配布する。
 妊婦健康診査は、妊娠中毒症などを早期発見し、無事に出産できるように医療機関で定期的に受ける健診で、厚生労働省は十四回程度の受診が望ましいとしている。しかし病気ではないために保険が適用されない。一回につき健診内容によっては一万円を超える健診料が必要なケースもあり、受診しなかったり、頻度が少ない妊婦も多いとされる。県内では、公費負担が二回だった宇部市、柳井市、下松市、美祢市、下関市などが今年度から五回に増やしたのをはじめ、ほとんどの市町が五回以上を公費負担する。周防大島町は二回を十回に増やした。

2008年4月18日

花壇コン最優秀に5団体・個人、4年ぶり小山小

 宇部市の春の花壇コンクール本審査は十六、十七日にあり、最優秀賞には地域団体から宇部を美しくする会(初)、職域団体から介護老人保健施設・寿光園(通算二回目)、学校団体から小羽山小(通算四回目)、モデル部門から東岐波花園の國司久良さん(通算七回目)と宇部興産・宇部ケミカル工場(通算五回目)が、それぞれ選ばれた。
 小羽山小(岡崎智利校長、五百十一人)は四年ぶりの最優秀賞。今回はモデル部門から外れたが、学校、地域挙げての取り組みで春秋通算十四回目の栄誉に輝いた。
 最優秀賞を喜ぶ子供たち(小羽山小で)

花壇コンクール用の種まき

 厚陽地区緑と花の推進協議会(山下寿会長)は十七日、厚陽公民館の花壇に、山陽小野田市花壇コンクール用のサルビアとマリーゴールドの種をまいた。昨年同様、合わせて五万株の苗を予定。六月中旬に配布する。
 会員四十人が手分けをして、二百三十平方㍍の花壇に二種類の種をまいた。種が団子状にならないよう、指先に気を配った。さらに腐葉土をまき、寒冷紗(しゃ)をかぶせて終了した。
 毎年、花壇コンのほとんどの苗を厚陽地区で栽培。老人クラブを母体とする同協議会と厚陽中の触れ合いイベントとなっているが、今年は雨のために一日延び、この日も今にも降り出しそうな天候だったため、生徒は参加できなかった。
 山下会長は「生徒と触れ合えなかったのは残念だったが、心を込めて種をまいた。苗配布は中学生と協力したい」と話した。
 サルビアとマリーゴールドの種をまく会員たち(厚陽公民館の花壇で

2008年4月17日

宇部市保健センターで離乳食教室スタート

 宇部市保健センターで十六日から、今年度の離乳食教室がスタートした。初回は四-八カ月の赤ちゃんがいる母親二十二人が参加。講話や試食を通して、食育の始まりである離乳食について学んだ。
 同教室は月齢によって二コースあり、四-八カ月児対象は偶数月、九カ月-一歳三カ月児対象は奇数月のそれぞれ第三水曜日に開催。月初めの平日から予約を受け付ける。定員は各三十人(先着順)。問い合わせは保健センター(電話31-1777)へ。
 母親に離乳食を食べさせてもらう赤ちゃん(市保健センターで)

18日、皇太子さまご来県

 皇太子さまは十八日午後、来県される。十九日に山口市吉敷の維新百年記念公園で開かれる第十九回全国「みどりの愛護」のつどいに出席し、二十日までの三日間、同市内の福祉施設など三カ所を視察される。行啓は二〇〇六年の国民文化祭やまぐち以来二年ぶり。
 皇太子さまは十八日午前、羽田空港をたち、午後、山口宇部空港に到着。山口市のホテルニュータナカで休憩後、香山公園の国宝・瑠璃光寺五重塔をご覧になる。十九日は「みどりの愛護」のつどいでお言葉を述べた後、記念植樹をされる。午後は秋穂の農林水産物加工施設で生活改善グループの活動を視察。二十日は午前中に小郡の特別養護老人ホーム山手一番館を訪れ、午後、山口宇部空港から帰京される。宿泊先はいずれもホテルニュータナカ。

本山小学校が英語活動開始

 本山小(徳原幸子校長、二百五十三人)は十六日から、英語活動を開始した。市教育委員会のALT(外国語指導助手)が、五、六年生を中心に指導に当たり、子供たちは新しい授業を興味津々に受けた。教員は指導力向上のための校内研修を開いた。
 五年生は、文部科学省の試作版英語ノートを教材に、ステファニィ・カランジスさんから日常のあいさつやジェスチャーなどを教わった。四十五分間の授業のほとんどを英会話で進行したが、児童たちは苦にするようなことは無く、逆にカランジスさんとコミュニケーションを取ろうと、前向きに取り組んでいた。校内研修は月に二回程度開き、外部講師を招いた研修は市内各校の教諭も参加する。
 カランジスさんとの会話に挑戦する女子たち(本山小で)

英語の指導法を研修する教員たち

2008年4月16日

20日、厚東で「菜の花祭り」

 宇部市厚東下岡の県道沿いの休耕田に、約二万本の菜の花が色鮮やかに咲いている。二十日には「菜の花祭り」があり、来場者には、菜種から搾った油で揚げた野草てんぷらを振る舞う。
 田んぼは段々になっており、種をじかまきした部分は密集して育ち、一面を黄色に染めている。苗を植え付けた所も青空とのコントラストが道行く人を引き付けている。花は今月いっぱい楽しめそう。祭りは午前十一時から午後三時まで現地で。菜の花プロジェクトの看板が目印。駐車場が少ないため、事務局では公共交通機関の利用を呼び掛けている(バスは持世寺温泉入り口下車)。
 県道沿いに咲きそろった菜の花(厚東下岡で)

20日、県セミナーパークで旭山動物園の小菅園長が講演

 介護福祉士の国家資格制度制定二十周年を記念して、県介護福祉士会(鳥居紀子会長)は、二十日午後一時から山口市秋穂二島の県セミナーパークで、記念講演会を開く。講師は、動物本来の姿を見られる行動展示が人気を呼んでいる旭山動物園(北海道旭川市)の小菅正夫園長。「命のメッセージ」をテーマに話す。会員外の人も聴講可能。
 会員と準会員は聴講無料、一般は二千円。申し込み、問い合わせは同会事務局(電話083-924-2783)へ。

竜王山の芋で焼酎造り、「竜王黄金の会」発足

 新しい特産品で山陽小野田市を元気にしようと、竜王山山ろくで栽培したサツマイモを原料に芋焼酎造りを目指す「竜王黄金(こがね)の会」が十五日、発足した。地元の老舗造り酒屋とタイアップし来春、商品化する。
 甘みが強く焼酎の原料に最も適しているとされるコガネセンガン種のサツマイモを植え、これを使って山陽地区にある創業百二十年の造り酒屋、永山酒造(永山純一郎社長、厚狭殿町)が芋焼酎を製造する。初年度は二十一人の生産者が収穫量五トンを目標に栽培する。五月に苗を植え、十月下旬から十一月にかけて収穫。永山酒造に持ち込み、来年三-四月に製品化する。商品は五千本(七百二十ミリリットル入り)を見込む。
 竜王黄金の会の設立総会であいさつする西村会長(本山公民館で)

2008年4月15日

琴崎八幡宮で春季大祭

 宇部のうぶすな神、琴崎八幡宮(白石正典宮司)の春季大祭が十五日、同宮で開かれた。総代や責任役員、商工業関係者ら五十人が参列。
 春季大祭は稲の恵みに感謝し、五穀豊穣(ほうじょう)を願う祈年祭。献茶式では、表千家同門会宇部地区をはじめとする多くの茶道愛好家が見守る中、同地区の河村宗和先生のお点前で、神前にお茶が奉納された。式後は、琴崎会館に呈茶席が設けられた。
 献茶の儀を見守る市民ら(15日午前11時半、琴崎八幡宮で)

県が後期高齢者医療(長寿医療)制度の臨時相談窓口開設

 七十五歳以上のお年寄りを対象に今年度からスタートした後期高齢者医療(長寿医療)制度に絡み、宇部市保険年金課は十四日、市内では本人に渡っていない保険証が同日現在で百三十二枚あることを明らかにした。県は混乱防止に向けて同日、臨時相談窓口を開設。問い合わせや相談は同課でも受け付けている。落合孝雄課長(市民生活部次長)は「十一日には普通郵便で『保険証を預かっています』と通知した。今後は直接訪問も検討したい」と話している。
 県が臨時窓口を設けるのは、十五日に年金からの保険料天引きが実施され、全県的に問い合わせが急増すると見込んでいるため。相談窓口の連絡先は市が保険年金課(電話34-8285、34-8286)、県が医務保険課(電話083-933-2825)。

小野田警察署で「サイクル・スクール・リーダー」委嘱式

 中・高校生の自転車のマナーアップを目的とした「サイクル・スクール・リーダー」の委嘱式は十四日、小野田警察署で開かれた。全国的に自転車の事故が多く、県内では今年に入って中・高生がかかわる重大事故が五件発生している。サイクル・リーダーは警察が旗振り役となり、市内全校で指導者、模範者となる生徒を養成する取り組み。市内でも小・中学生の事故が増加傾向にあり、意識高揚と事故の歯止めに期待が掛かる。
 委嘱式では、各校の交通指導担当の教諭が出席し、金子和則署長から緑の腕章と首からぶら下げるカードを受け取った。新学期が始まったばかりとあってどの学校もリーダーは決まっておらず、近いうちに警察が各校に赴いてリーダー養成講習を実施する。

2008年4月14日

常盤公園の「靴飛ばし大会」に300人

 常盤公園で十三日、春のキャンペーンの一環として「靴飛ばし大会」が開かれた。子供からお年寄りまで三百人が参加し、六部門に分かれて自分の靴を思い切り飛ばしてストレス発散。最高飛距離を出したのは、中学生以上男子の部に参加した申正浩さん(宇部市助田町)で、記録は30.97メートル。幼児男子の部では和田島良星ちゃん(岬町)が12.26メートル、同女子の部では西村まりんちゃん(西岐波)が8.45メートルをマークし一位になった。
 一斉に靴を飛ばす女の子(常盤公園で)

阿知須のきらら浜自然観察公園でバードウオッチング

「さえずりあふれるきらら浜」をテーマに十三日、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園でバードウオッチングがあり、親子や夫婦を含む二十六人が、子育ての季節を迎えた鳥たちの様子を観察した。
 二十七日の開園記念日は「春まつり」として、ミニコンサートやはちみつしぼり、新鮮朝市などを開催する。同日からビジターセンターに五回入館すると、一年間の入館が無料になるパスポート・スタンプカードも始める。
 野鳥の観察を楽しむ人たち(きらら浜自然観察公園で)

5月6日、県立おのだサッカー公園で「素足の広場」開催

 青い芝生の上を素足で走り回る「あなたの町の素足の広場」は、五月六日午前九時半から県立おのだサッカー交流公園芝生グラウンドで開かれる。素足の時間実行委員会主催。
 子ども会などで組織する実行委員会が中心となって、新しくできたサッカー場で紙飛行機、ブーメラン、フラフープや親子対象の元気アップ体操などを行う。幼児や小学生をメーンターゲットに、市内と近隣から一般参加者を募る。申し込みは当日の午前九時から十時まで、管理棟横で受け付ける。先着三百人。無料。
 市民を待つ青々とした芝生(県立おのだサッカー交流公園で)

2008年4月12日

チューリップアートでサビエル聖堂再現

 山口市阿知須浜表地区の休耕田に、サビエル記念聖堂をテーマにした「チューリップアート」が登場し、地域住民の目を楽しませている。
 作っているのは近くの古谷一成さん(71)、信子さん(67)夫妻。今年も信子さんのデザインを基に、一成さんがロープを張って三千個の球根を配したところ、三月下旬から開花し始めた。約三アールの畑に、赤、白、黄色など五色のチューリップで焼失前の旧聖堂を再現した。一成さんは「球根をそろえるのは大変だが、地域の皆さんに喜んでもらえるので励みになる」と話した。
 地域を彩るチューリップアート(阿知須の浜表地区で)

工芸菓子「名橋 錦帯橋」披露

 工芸菓子「名橋 錦帯橋」が十一日、宇部市あすとぴあ四丁目の新事業創造センター内にある県菓子工業組合の事務所で、関係者に披露された。和菓子と洋菓子の職人八人が匠(たくみ)の技を結集。錦帯橋の美しいアーチの形を、あめや雲平など、すべて食べられる素材で仕上げた。十八日から兵庫県姫路市で開催される第二十五回全国菓子大博覧会・兵庫「姫路菓子博2008」に出品する。
 構想から二年余り。昨年九月から制作に入った。縦百八十センチ、横九十センチで実物の約六十分の一。橋部分は、粉砂糖にゼラチンを加えたガムペーストを硬く乾かすことによって強度を持たせた。下部の骨組みは、やすりでミリ単位まで削って太さや長さを統一した。桜の花びらは食紅を使用。樹木は焼きごてを当てて木肌の感触を出した。背後の山はスポンジの焼き加減を変えて濃淡を付け、山の緑には抹茶を使った。組合の宇野好一理事長は「きっと良い賞がもらえると期待している」と、職人たちの労をねぎらった。
 完成をチェックする制作者ら(県菓子工業組合事務所で)

山陽小野田市が大規模小売店舗のガイドライン策定

 山陽小野田市は、大規模小売店舗が地元と連携して地域社会に貢献するように導く「大規模小売店舗の立地に関するガイドライン」を策定し、今月一日から施行した。
 地域貢献活動としては▽地域づくりへの参画・協力(市や町づくり団体などが進める地域づくりへの協力、地域住民へのコミュニティースペースの提供)▽地域産業の活性化(地元商工会議所への加入、商店街イベントへの協力、地元産品の積極的なPRと販売)▽雇用の確保(地域からの雇用促進)。また▽環境・景観への配慮(騒音対策、地球温暖化防止対策、廃棄物抑制、地域が進める景観づくりや緑化への協力)▽子供、高齢者、障害のある人への配慮▽安心・安全対策(防災訓練などへの参加、災害時の避難場所や物資の提供)などを挙げている。

2008年4月11日

サクラのじゅうたん

 宇部、山陽小野田市内のサクラは満開から散り始めに入り、はらはらと落花するはかなげな風情が市民を引き付けている。先日来の風雨にもさらされ、場所によっては、花びらのじゅうたんが見られるようになった。
 宇部市上町の松涛神社でも境内一面がピンク色に染まった。見ごろは今週いっぱい。
 花びらを敷き詰めたような境内(松涛神社で)

5月1日から「不正大麻・ケシ撲滅運動」

 植えてはならない大麻やケシが依然として後を絶たず、宇部地域周辺で多く見つかっている。県によると、昨年度は二百七十カ所で十万八千四百十九本の不正ケシが県内で発見された。五月一日から六月三十日までの二カ月間、全国一斉に「不正大麻・ケシ撲滅運動」が展開される。
 県全体で発見されたのは、栽培が二十八カ所で二千七百七十本。自生が二百四十二カ所で十万五千六百四十九本。前年度の計六万二千三百五十三本(百六十六カ所)から七割以上も増えた。宇部健康福祉センター管内(宇部市、山陽小野田市、美祢市)では、四十カ所で五万六千百七十六本と全体の半数以上を占め、各センターごとの集計でも突出している。「交配して見分けがつきにくいケシもある。判断に迷った時は相談を」と宇部健康福祉センター。

山陽小野田市が13、18歳にMRワクチンを追加摂取

 山陽小野田市は、麻疹(ましん)ワクチンを一度しか接種していない世代の十三歳(中学一年生)と十八歳を対象に、今年度から麻疹風疹(ふうしん)混合ワクチン(MRワクチン)の追加接種を無料で行う。
 市は今年度予算に千百四十八万円を計上。対象となるのは十三歳が六百一人、十八歳が六百五十七人。十三歳は中学校を通じて問診票とチラシを配布。十八歳は有職者もいるため個人あてに郵送。対象者に病院で追加接種を受けてもらう。

2008年4月10日

春の全国交通安全運動で啓発パレード

 春の全国交通安全運動(六-十五日)にちなみ、宇部市交通安全対策協議会(会長・藤田忠夫市長)は十日、記念会館-市役所間で交通安全啓発パレードを行った。「広がれ交通安全の“わ”」を合言葉に、百五十人が参加し、市民に交通安全を呼び掛けた。
 パレードで市民に交通安全を呼び掛ける会員ら(10日午前10時15分ごろ、宇部全日空ホテル前で)

県立こころの医療センター、外来棟の新築工事着々

 県立こころの医療センター(兼行浩史院長、百八十床)の外来棟新築工事が、宇部市東岐波で進んでいる。県の基幹精神科病院として、救急医療や重症患者に、適切に対応できるように整備。患者、家族の快適性やプライバシーにも配慮した「来院しやすく、受診しやすい環境づくり」を目指している。九月から使用を始める予定。
 外来棟の完成予想図

磨崖仏、年代特定できず

 山陽小野田市有帆菩提寺山の磨崖仏(まがいぶつ)の年代特定に向けて学術的アプローチを続けてきた磨崖仏調査委員会(八木充委員長、二十人)の最終報告書がまとまった。四半世紀にわたる年代論争に終止符をとの期待が寄せられたが、専門家の見解は一致せず「結論なき結論」となった。
 磨崖仏は同山山頂付近の斜面にある花こう岩の自然の岩肌に彫られた聖観音(しょうかんのん)。高さは三・二メートル。地元自治会が市に所有権を移譲したことで、市が二〇〇五年三月に本格的な調査委を立ち上げた。地元の意見(聞き取り)、関係史料、古文書、独自の調査報告、彫刻の様式などを踏まえ、さまざまな専門分野から議論したが、どれも年代を特定する“決定打”にならなかった。現物非破壊の原則で科学的調査も見送られた。教委は報告書を百部印刷し、関係機関、協力者らに送る。中央と厚狭の図書館でも閲覧できる。
 磨崖仏の最終報告書

2008年4月 9日

8日、宇部市内の高校で入学式

 宇部市内の高校で八日、入学式があった。新入生たちは、目標を高く持って勉強や部活動に励み、それぞれの青春を輝かせていくことを誓った。
 宇部鴻城(戸倉昇校長、五百四十六人)には普通科特進コースに十二人、同科普通コースに七十三人、工業に関する学科に六十二人、医療秘書科に三十人の計百七十七人が入った。新入生を代表して松井亮太君(普通科特進コース)が宣誓。「勉学に励み、多くの友達をつくって、個性の輝く高校時代を過ごしたい」と話した。
 新入生を代表して宣誓をする松井君(宇部鴻城高で)

山大大学院理工学研究科が「メタマテリアル」のプロジェクトチーム結成

 山口大大学院理工学研究科の真田篤志准教授が開発した人工的材料「メタマテリアル」の研究を加速しようと、同大はプロジェクトチームを組織した。文部科学省の特別教育研究経費が二〇〇八年度から四年間で総額約四億円交付される。三浦房紀工学部長は「宇部をメタマテリアルの世界的な研究拠点にしたい」と話した。
 メタマテリアルは金属や半導体などの小片を、電磁波の波長よりも小さい間隔で並べて構成した構造体。電磁波にとっては均質な物質として働き、光の屈折率が負になるなど自然界にはない性質を持つ。電磁波の進行方向を自在に制御できることから、微細な集積回路の作製を可能にするスーパーレンズや、電波障害の回避、無線盗聴対策の切り札となる高性能電磁シールド、障害物を事前に検知し衝突を回避する車載レーダーなど、応用範囲は広い。二〇〇二年に真田准教授が世界で初めて開発に成功。商品化に向けて産業界が開発にしのぎを削っている。
 プロジェクトメンバー。前列右から真田准教授、羽野教授、久保准教授、後列右から堀田准教授、浅田准教授、中山准教授(山大工学部で)

山陽小野田市役所、後期高齢者医療制度の問い合わせ殺到

 健康保険法の一部改正により、七十五歳以上を対象とした後期高齢者医療制度が新年度からスタートした。山陽小野田市役所の国保年金課には、四月に入ってから制度の仕組みや保険料額についての問い合わせが、一日百件以上寄せられている。保険証の再発行もこれまでに三十件を超えた。
 十四人の職員が連日、対応に追われているが、日によっては休む間もないほど。同課の野上尊代主査は「十五日から年金からの保険料引き落としが始まり、さらに問い合わせが増える可能性がある 」と話している。
 後期高齢者医療制度についてPRするポスター(市役所国保年金課で)

2008年4月 8日

西宝寺の花祭り

 西宝寺(縄田和光住職)の花祭りは七日、宇部市厚南妻崎の同寺であり、地域の小・中学生三十人が花見堂の誕生仏に甘茶をかけ、お釈迦(しゃか)さまの誕生を祝った。
 集まった子供たちは、縄田住職と一緒にお勤めをした後、釈迦の誕生(四月八日)について聞いた。その日は「甘露の雨が降った」といういわれにちなみ、甘茶を像にかけ、神妙に手を合わせた。
 お釈迦さまの像に甘茶をかける子供たち(西宝寺で)

宇部市内の小学校で入学式

 宇部市内の小学校で八日午前、一斉に入学式があった。一年生になるのを指折り数えて待っていた子供たちは、両親や祖父母と一緒にサクラが満開の学校に登校し、元気に式に臨んだ。午後からは公立中と宇部フロンティア大付属中で式が行われた。
 常盤小(高原明広校長、五百二十六人)は午前十時から体育館で式を実施。一年生八十八人は、六年生が持つ花のアーチをくぐって入場し、多くの拍手に迎えられた。
 在校生らの拍手に迎えられる1年生(8日午前10時、常盤小で)

山陽小野田市内の小学校で入学式

 山陽小野田市の小学校の入学式は八日午前、全十二校で開かれた。約六百人の一年生は、先生や先輩たちの祝福を受け、初めての学校生活をスタートした。
 高泊小(川本幸夫校長)では午前十時の受け付け開始に合わせ、両親らに連れられた五十二人の新入生が続々と初登校。真新しい制服にランドセルを背負った初々しい姿で、校門をくぐった。式は同十時二十分から体育館で始まり、担任教諭と一緒に上級生の花のアーチをくぐって入場。式後、各学級の記念写真の撮影などが行われ、学校生活の初日を過ごした。
 花のアーチをくぐり入場する新入生(8日午前10時20分、高泊小で)

2008年4月 7日

松涛神社春季大祭で“子ギツネ”練り歩く

 宇部市上町二丁目の松涛神社(白石篤正宮司)で六日、春季大祭があり、子供たちによる「キツネの嫁入り行列」などでにぎわった。
 キツネの嫁入り行列は、松涛稲荷社の初午(うま)祭(二月)の行事だが、この大祭に合わせて行われている。
 神社を出発して一時間半かけて中央銀天街、相生町、松島町を練り歩き、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈りながら、市民に笑顔を振りまいていた。
 人目を引いたキツネの嫁入り行列(松涛神社そばで)

満開のサクラ堪能

 花見サンデーの六日、宇部市内では常盤公園をはじめ、小野、藤山、琴芝などの各地域で、桜まつりや花見の会が開かれ、市民が満開のソメイヨシノを楽しんだ。
 常盤公園さくらまつり(同実行委員会主催)は、ときわミュージアム野外彫刻展示場の特設ステージを主会場に開催された。入園者は約一万六千人(主催者発表)で、今年最多。天候にも恵まれ、昨年(二日)の二倍の人出となった。子供たちにとっては春休み最後の日曜日。家族連れなどが押し寄せ、満開の三千五百本の桜をめでながらイベントを満喫した。
 市民参加による長州南蛮連の熱演(ときわミュージアム野外彫刻展示場の特設会場で)

さくらまつりにぎわう

 若山公園のさくら祭りは五日、同公園であり、もちまきや須恵太鼓演奏などのステージイベントで終日にぎわった。若山公園協賛会(三好信男会長)主催。
 式典では三好会長が「ここのサクラは何十年にもわたり、さくら祭りの際に、笑顔でみんなを迎えてくれる。今年も祭りに合わせるように満開になり、朝早くから大勢の人が詰め掛けたのを感謝したい。きれいに咲いた花を十分に楽しんで」とあいさつした。
 忠魂碑前でのもちまきでは、主催者と来賓が盛大に紅白もちをまいた。袋を手にした市民は「こっちに投げて」と声を張り上げ、われ先にともちに手を伸ばしていた。
 サクラの下で行われたもちまき(若山公園で)

2008年4月 5日

常盤公園の釣堀盛況

 常盤公園の遊園地で先月末から釣り堀が始まり、親子連れや高齢者が、春の日差しの中でのんびりと釣り糸を垂らしている。池の中には、体長十センチ前後のヒブナ約千匹とギンブナ約百匹が放されている。魚の食い付きは良く、十分足らずで十匹を釣り上げる人もいた。
 友人二人と開から遊びに来た高校二年の西村貴史君は「普段はブラックバスを釣っている。こんな入れ食い状態は経験がなくて楽しい」と話した。魚を持ち帰る場合は三十分利用者が二匹まで百円、一時間利用者は四匹まで二百円。休日は原則火曜日。
 魚釣りを楽しむ親子ら(常盤公園で)

災害時の新しい通信手段、デジタルMCA無線システムの運用開始

 宇部市は災害時の新しい通信手段として、防災用移動系無線システムであるデジタルMCA(マルチ・チャンネル・アクセス)無線システムの運用を開始し、トランシーバー型携帯局を受け持つ庁内や関係機関の職員を対象に、四日から説明会を始めた。デジタルMCAの導入は中国・四国地方の市町村で初めて。旧市域と楠地域の一元的な無線体系が構築され、新市建設計画の主要施策で掲げた「安全な暮らしの確保」が前進したことになる。
 デジタルMCAの周波数帯は800メガヘルツで、建物の中でも電波が途切れにくい。トランシーバー型のため、従来の地域防災無線に比べて持ち運びが容易で機動性に優れている。公衆通信網を利用しないので、通信が込み合うことがない。運転中の無線も法規制の対象外になる-などの特徴がある。
 操作方法の説明を受ける職員ら(市役所で)

若山公園のサクラ満開

 サクラの花が見ごろを迎え、市内の名所の一つ、若山公園のサクラも ほぼ満開になり、大勢の市民が花見に訪れている。四日夜は金曜日ということもあり、職場のグループや家族連れがサクラの下で花見を楽しんでいた。仕出し弁当をつつく人やバーべキューで盛り上がる人がおり、公園は遅くまで歓声に包まれた。
 夜空に浮かび上がるサクラの下で花見を楽しむ市民(若山公園で)

2008年4月 4日

サクラ七分咲き、常盤公園

 4月中旬並みの陽気となった4日、常盤公園内の常盤神社付近のサクラが見ごろを迎えた。
 散歩に訪れた人たちは、花の下で足を止めて、春らんまんを楽しんでいた。
 市公園緑地課によると、日当たりの良い場所で七分咲き。満開は「さくらまつり」が開かれる6日ごろ。
 見ごろを迎えたサクラ(4日午前10時すぎ、常盤公園で)

巣鴨校2年生が最先端技術に興味津々

 東京都内にある巣鴨高(堀内不二夫校長)の二年生四十六人が三日、修学旅行の一環として宇部興産(田村浩章社長)を訪問。美祢市の伊佐セメント工場や、宇部市小串の総合案内施設「UBE i Plaza(ユービーイー・アイ・プラザ)」などを見学した。昨年十一月にオープンした同施設で、高校生の団体を受け入れたのは初めて。
 同校は豊島区上池袋にある中高一貫の私立男子校。修学旅行はクラスごとに行き場所を決めている。
 今回来宇したのは旧一年B組のメンバー。一日に東京を出発し、二日に県入り。秋吉台や萩を巡り、三日に興産を見学した後、広島県廿日市市の宮島へ向かった。兵庫や大阪、京都を観光し、六日に帰京する。
 社員の説明を熱心に聞く生徒たち(アイ・プラザで)

本山小が英語の拠点校に

 本山小(徳原幸子校長、二百五十三人)は今年度、文部科学省の助成を受け、山陽小野田市の拠点校として英語活動を活発化する。二〇一一年度に小学校の英語が必修となることから、ALT(外国語指導助手)や地域の人材を有効活用しながら、児童の関心を引く授業方法、教員の指導力向上に取り組む。
 事業名は文科省の「小学校における英語活動等国際理解活動推進事業」。今年度の拠点校は全国で五百五十校、県内で十一校、市内では唯一。五、六年生を中心とした全校を対象に、モジュール授業や総合学習の時間を利用して年間三十五時間を計画している。
 同校では、「ことばの教育」の一環としてとらえ、英語を主とした外国語の習得で、児童にコミュニケーション能力を身に付けさせ、国際理解教育にもつなげたいと考えている。CDやDVDなど視聴覚器材を使い、英語に親しませることを指導の重点に置く。今月中旬からスタートし、毎週水曜日は市教委ALTのステファニィ・カランジスさんが直接指導に当たる。

2008年4月 3日

宇部高専で入学式

 入学シーズンのトップを切って、宇部高専(幡中憲治校長)で三日、入学式があった。午前十時から第二体育館で式を実施。新入生二百五人、編入生九人、モンゴルからの留学生一人、専攻科の二十九人の名前が一人ひとり読み上げられ、幡中校長が入学を許可した。続いて新入生を代表して浜村祥子さん(経営情報学科)が宣誓し、学生会執行委員長の三好舞さん(物質工学科四年)が歓迎の言葉を述べた。
 新入生を代表して宣誓する浜村さん(3日午前11時、宇部高専で)

阿知須花火大会の協賛者募集

 山口市阿知須地区の伝統行事、阿知須花火大会と阿知須十七夜祭は五月十七日、阿知須漁港広場を主会場に開かれる。主催の阿知須浦まつり実行委員会(原田博正委員長)では、メモリアル花火を打ち上げる市民を募集している。
 打ち上げの前に、応募者(団体)の名前もしくはペンネームとメッセージを放送し、同広場に設置する大型スクリーンにも放映。一口五千円で、二口以上になるとメッセージのほか、写真やイラストも放映できる。締め切りは十七日。申し込み、問い合わせは事務局の阿知須町商工会(電話65-2129)へ。
 メモリアル花火の応募を呼び掛けるチラシ

山陽小野田市が「こどもの日セール」の協力店募集

 山陽小野田市は、こどもの日(五月五日)にちなみ、五月の一カ月間、小学六年生以下の子供と、その同伴家族を対象に、商品の値引きや粗品を進呈するなどのサービスを行う「こどもの日セール」を繰り広げる。趣旨に賛同する市内協力店の募集を始めた。
 申込用紙(主な公共施設に用意、市のホームページからもダウンロード可)に必要事項を書き、二十一日までに〒756―8601山陽小野田市日の出1―1―1市商工労働課(電話82-1150、ファクス83-2604、Eメールshoukou@city.sanyo-onoda.lg.jp)へ。

2008年4月 2日

岩鼻公園でミモザ満開

 宇部市藤山の岩鼻公園で、ミモザの花が満開を迎えた。二〇〇三年と〇六年に藤山YY会(藤井義則会長)が遊歩道沿いに植えたもので、鮮やかな黄色の花が訪れた人の目を引き付けている。
 ミモザは〇三年に二十本、〇六年に七本を植えた。倒れたり、枯れたりしたものもあって、今残っているのは十四本だが、大きいものでは五メートルを超えるまでに成長した。玉状の花はかわいらしく、子供たちの人気も高い。同公園ではサクラも咲き始め、じきに黄色とピンクの花の競演が楽しめそうだ。
 木いっぱいに黄色い花を付けたミモザ(岩鼻公園で)

暫定税率の期限切れ影響 宇部市08年度予算は7億円の収入減

 宇部市の藤田忠夫市長は一日、道路特定財源の暫定税率の期限切れによる二〇〇八年度予算への影響を「七億円の収入減」とし、道路予算の執行を一部凍結することを明らかにした。地方財政対策が明らかになるまでの措置として、国の補助交付金が財源の事業は着工を見合わせ、市の単独事業は必要最小限の維持管理にとどめて工事は凍結する。
 着工を見合わせる国の補助事業は、厚東川の琴川橋架け替え(〇一年着手、一二年完成予定)や国道490号の沼交差点改良(〇四年着手、一〇年完成予定)など総額八億七千二百万円、単独事業は市道宇部駅洗川線改良など総額八億一千九百万円で、凍結対象の事業総額は十六億九千百万円。

山陽小野田市立乳児保育園が来春民営化

 山陽小野田市は一日、民営化する市立乳児保育園(鴨庄西)の受託法人第一候補者に貞源寺保育園を経営する社会福祉法人山陽明照会(加藤善雄代表、殿町)を選定した。今後、運営方法の具体的な協議を行い、三歳未満児に特化していた保育形態を五歳児まで受け入れる通常の保育園として、来年四月から民営に移行する。
 来年4月から民営化される市立乳児保育園(鴨庄西で)

2008年4月 1日

4月、新社会人始動

 サクラの開花の便りを追って、1日から新年度がスタートした。宇部市内では官公庁の入所式、事業所の入社式が行われ、初々しいフレッシュマンたちが辞令を手にし、社会人としての第一歩を踏み出した。
 市役所の新規採用職員は男性十一人、女性十三人の計二十四人。入所式には幹部職員らも同席。藤田忠夫市長が一人ひとりに辞令を手渡した。
 宇部興産(田村浩章社長)の入社式は、宇部全日空ホテルであり、昨年より十八人多い百四十八人が、社会人生活をスタートさせた。新入社員は一-二週間の研修後、各職場に配属される。
 藤田市長から辞令を受け取る新職員(1日午前10時ごろ、市役所で)

訓示を述べる田村社長(1日午前9時すぎ、宇部全日空ホテルで)

ガソリン値下げ、消費者の7割以上が満タン給油

 ガソリン税の暫定税率が一日午前零時に失効したのに伴い、宇部市内の多くのスタンドでは販売価格を暫定税率分の二十五円引き下げた。恩恵を受けようと、これまで買い控えていた消費者が一気に店に押し寄せた。
 松島町の山口アポロセルフ宇部中央サービスステーションでは、日付が変わると同時に道路沿いの電光掲示板と給油機に表示された価格を引き下げた。未明にもかかわらず値下げ待ちの人たちが集まり、客数は普段の四-五倍に上った。日中は一時間で最大三十人が給油に訪れ、従業員が誘導に走り回った。
 値下げされた店頭のガソリン価格(1日午前11時、松島町で)

タンポポの会が太平洋セメント住吉社宅敷地にアイの種まき

 山陽小野田市の手芸クラフト・タンポポの会(西村静世主宰)は三十一日、近代化産業遺産の一つに認定された太平洋セメント住吉社宅の敷地にアイの種を植えた。夏には青々とした葉が茂り、生葉染めの材料になるという。
 あい染めの普及に力を入れるタンポポの会は、保存会の活動が広がる素材になればと敷地内の畑での栽培を買って出た。材料は、市の国内姉妹都市、埼玉県秩父市の工芸家、小泉純一郎さんから送られたもの。保存会は民間セメントの父、笠井順八の誕生日にあたる五月三十一日のオープンに向けて改修を進めている。小規模の会、市民ギャラリー、喫茶コーナーなどを計画している。
 アイの種をまく西村さんら(住吉社宅で)