2008年3月31日

常盤公園でサクラ咲き始め

 常盤公園でようやくサクラが開花した。管理事務所前のソメイヨシノの標準木に、三輪以上咲いているのが確認できたことから、三十日に開花を宣言した。昨年より三日遅い。
 同園には三千五百本のサクラがあるが、三十一日現在で開花は5%程度という。満開まで一週間程度かかる見込み。
 開花したサクラ(31日午前10時すぎ、常盤公園で)

「アクトビレッジおの」、オープン前に校区民が花を植え付け

 森と湖に囲まれた体験学習施設「アクトビレッジおの」は四月二十七日、宇部市小野花香にオープンする。それを前に三十日、校区住民百人が施設敷地内に二千株の花を植え付け、多くの人に利用してもらえるよう、華やかにした。
 環境教育、レクリエーション、スポーツの三つの機能を柱とする施設で、二〇〇一年度に計画がまとまり、七・五ヘクタールを造成。主要施設としてビジターセンター(エコステーション)、各種イベントや講習会が開ける多目的ホール、ボートやカヌーを収納する艇庫、木工や製茶体験ができる体験工房、キャンプ場の炊飯棟、野鳥観察小屋が建設された。また、ハーブ園や梅園、多目的広場も造られた。
 雨の中、花の植え付け作業に励む人たち(アクトビレッジおので)

山陽小野田市、市教委の離任式

 山陽小野田市の職員と学校教職員の定年などに伴う辞令交付式は三十一日、市役所であり、第一線を退く人たちが今後の市の発展、後進の奮闘を願いながら長年親しんだ職場を後にした。
 市の退所式は午前十時からあり、白井博文市長が旧市町時代から新市まで行政運営、住民サービスの一端を担ってきた職員の労をねぎらった。退職するのは七十五人。
 小・中学校教職員の辞令交付式は午前九時から市役所で開かれ、退職や転任する校長六人に江沢正思教育長から辞令が手渡された。各校で離任式も行われた。
 白井市長から辞令を受け取る退職職員(31日午前10時、市役所で)

江沢教育長から辞令を受け取る渡辺校長(31日午前9時ごろ、市役所で)

2008年3月29日

4月からの動き

 四月一日から、政府の小麦売り渡し価格の引き上げでめん類とパン類の値上げが懸念される一方、暫定税率の期限切れでガソリン価格は値下げが見込まれる。また、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防を柱の一つとした特定健康診査・保健指導と、後期高齢者医療制度が開始される。
 ガソリン税の暫定税率の期限切れが三月末に迫り、宇部市と山陽小野田市のガソリンスタンドは対応に追われている。消費者は四月一日に最大二十五円安くなることを期待して買い控えている。スタンド側は一日からの価格競争に備えて、高い税金が掛かったガソリンの在庫を抱えたくないのが本音だ。
 政府が小麦の売り渡し価格を30%引き上げるのに伴い、小麦粉を使用する宇部市内の製めん、製パン業者では対応に苦慮している。アルク恩田店内のコンセルボ恩田店(嶋田和夫店長、草江一丁目)では既に、昨年十二月に一割程度の値上げを行っており、四月以降の対応に頭を悩ませている。
 在庫分はこれまでの価格で販売することを知らせるため店頭に張られた紙(29日午前10時すぎ、宇部市東琴芝で)

今後の対応に苦慮しているパン業界(コンセルボ恩田店で)

4月18日、皇太子さまご来県

 県は二十八日、四月十九日に山口市吉敷の維新百年記念公園で開かれる第十九回全国「みどりの愛護」のつどいに皇太子さまが出席されると発表した。併せて十八日から三日間、山口市の福祉施設など三カ所を視察される。
 皇太子さまは十八日午前、羽田空港をたち、午後、山口宇部空港に到着される。山口市のホテルニュータナカで休憩後、香山公園の国宝・瑠璃光寺五重塔を視察される。十九日は午前中、維新百年記念公園での「みどりの愛護」のつどいに出席、お言葉を述べた後、記念植樹をされる。午後は山口市秋穂の農林水産物加工施設で生活改善グループの活動を視察。二十日は午前中、山口市小郡の特別養護老人ホーム山手一番館を視察し、午後、山口宇部空港から帰京される。宿泊先はいずれもホテルニュータナカ。

山陽小野田市社協が本所1支所に改編

 山陽小野田市社会福祉協議会(森田純一会長)は二十八日、四月一日付の人事異動を発表した。これまでの本部二支所を本所一支所へと機構改革し、各事業を推進するために市民福祉課を新設。事務局長に市病院局から藤井雅夫さんを迎え、山陽支所長に原智さんを充てる。新採、退職を含め、三十六人が動く。

2008年3月28日

公用車で自社PR、エフエムきららが第1号提供

 宇部市ブランディングプランとして市総合政策課内の宇部ブランド戦略プロジェクトが準備を進めてきた「環境負荷低減ラッピング公用車」一台の引き渡し式が二十七日、市役所前で行われた。引き渡し式では、同社の内山育美局長が車検証を岩本哲男副市長に手渡した。
 協賛事業所が自社PRをデザインした車両を自治体に無償提供する全国初の試み。今後も申し込みを受け付ける。スポンサー企業と「月額三万円分のコマーシャルを五年間放送」する契約を結んだエフエムきららが、低環境負荷の軽四乗用車を“走る広告塔”に仕立てて市に提供する仕組み。企業側には放送と車両で二重の広告効果が、市側には新しい公用車が得られるメリットがある。維持管理費は市が負担する。
 内山局長(左)から車検証を受け取る岩本副市長(市役所前で)

山大大学院理工学研究科「ペンタックス賞」に山吹さんと山本さん

 優れた研究者を励まそうと今年度、山口大大学院理工学研究科に新設された「ペンタックス賞」に、博士課程では応用化学専攻の山吹一大さん(27)と感性デザイン工学専攻の山本幸子さん(27)が選ばれた。
 山吹さんは、こんにゃくやゼリーのような水分を含んだ物質の高分子ゲルの汎用性や応答速度を高める方法を研究。「受賞分野は未開拓の部分があり、新素材として大きな可能性を秘めている。これを励みに一層追求していきたい」と意欲を語った。山本さんは「農村地域における空き家活用システムに関する研究」。「第一回に受賞でき、大変うれしい。今後も社会に貢献できるよう研究成果を上げていきたい」と喜びを語った。
 

 

すえおはなしの会がコープやまぐち奨励賞受賞

 山陽小野田市のすえおはなしの会(柴田千代代表、12人)がこのほど、山口市熊野町の防長苑で開かれた第2回コープやまぐち女性いきいき大賞の表彰式で、コープやまぐち奨励賞を受けた。
 同賞は、女性を中心に活動している団体を表彰する制度で、昨年度創設された。今年度は▽くらしづくり▽子育て▽福祉▽地域活力向上-の四分野に、県内から四十五団体の応募があった。このうち、すえおはなしの会は、地域の子供たちに人形劇など幅広い活動を通じて、子育て支援に取り組んでいる活動が認められた。
 コープやまぐち奨励賞を受賞した、すえおはなしの会のメンバー(須恵公民館で)

2008年3月27日

桃色れんががモチーフのケーキ、4月上旬から発売

 石炭の燃え殻を原材料に使った炭都の名残、桃色れんがをモチーフにしたパウンドケーキが、四月上旬から宇部市内で売り出される。れんがと同じ形のケーキは、最近の近代化産業遺産ブームも追い風となり、注目を集めそう。
 商品化したのは創作洋菓子のロイヤル(薬師寺文夫社長、南小串)。商品名は「桃色レンガのこみち」。商品パッケージには長男の隆店長(39)が描いた桃色れんが塀の水彩画を採用。商品は、四月上旬から同店と山口宇部空港国内線ターミナルビル二階のやなぎだ空港店で、一個千二百六十円で販売する。
 発売される「桃色レンガのこみち」

薬師寺隆店長

07年フィフティ・フィフティ事業まとめ

 宇部市は二十六日、二〇〇七年に市内の小・中学校三十一校が取り組んだフィフティ・フィフティ事業の成果を発表した。同事業は、各学校に教育活動の一環として省エネ行動を実践してもらい、節減した光熱水費の半額を還元するもので、フィフティ・フィフティは折半(50%対50%)を意味する。
 二年目の今回は〇七年一月から十二月まで、二十一小学校と十中学校が節約に励んだ。項目別の削減金額は、小・中学校総計で電気代が5.3%減の三百六万五千三百四十五円、水道代が7.2%減の四百三十九万四千百三十円、都市ガス代が40.9%減の十八万五千四十九円、プロパンガス代が21.9%減の五十七万四千五十七円、灯油代が6.8%減の六十一万九百四十八円。二酸化炭素の排出量は、小学校が6.4%減の千二百四十七・九トン、中学校が8.7%減の五百九十九・五トンで、経費面だけでなく地球温暖化対策でも大きな効果があった。

山陽小野田市人事異動

 山陽小野田市は二十七日、四月一日付の人事異動を発表した。異動規模は退職者の増加や組織の見直しに伴い、二〇〇七年度を五十人上回る三百四十二人。市民病院の統合や水道局を加えると全体で五百十八人が動く。部長級は八人が代わる。係長級以上の昇任者は七十五人。団塊の世代の大量退職期に突入し、中堅職員の育成を考慮した思い切った人事交流を進める。

2008年3月26日

宇部市内の公立小・中学校で修了式

 宇部市内の公立小・中学校で二十六日、一斉に修了式があった。
 見初小(奥田隆校長、百五十九人)は、午前八時四十五分から体育館で式を実施。式の後は、各教室に戻って学級活動。二年一組(三十人)では、担任の宮本順子先生が一人ひとりの名前を呼んで通知表を手渡した。続いて大掃除があり、一年間使った教室をみんなで隅々まできれいにした。
 宮本先生から通知表を受け取る2年1組の子供たち(26日午前9時45分、見初小で)

宇部市、教職員人事異動

 県教育委員会は二十六日、四月一日付の教職員人事異動を発表した。宇部市教委関係では、小・中学校合わせて、前年度より五十二人少ない百五十六人が動く。校長は小学校六校、中学校四校で交代する。
 異動は、各学校の活性化や教員の意識改革を図るのが狙い。小学校では、前年度より四十人少ない八十九人が動く。市内転は六十五人。校長が代わるのは常盤、恩田、琴芝、川上、黒石、万倉で、このうち再任は一人。新採用の教諭は三人、栄養教諭は二人、養護教諭は一人。

山陽小野田市、教職員人事異動

 山陽小野田市小・中学校の教職員人事異動(四月一日付、事務局含む)は、前年より二十八人少ない百三十一人。校長は、六校で代わる。
 学級数は小学校が二学級増の百五十二、中学校が増減無しの六十九。赤崎小、高千帆中、竜王中に情緒障害学級、厚狭小に肢体不自由学級が新設され、情緒障害学級は市内全十八校に開設されることになる。定数は、小学校二百三十五人、中学校百四十人で、それぞれ四人増える。

2008年3月25日

ときわミュージアム本館でヒスイカズラ開花

 宇部市のときわミュージアム本館で、マメ科のつる植物、ヒスイカズラの花が咲き始めた。宝石のひすいを思わせる吸い込まれるような美しさの青緑色の花に、来館者は足を止めて見入っている。
 ヒスイカズラはフィリピンの熱帯雨林地帯に分布し、樹高は二〇メートルにもなる。長さ〇・五-一メートルの花房が垂れ下がり、ひすいの勾玉(まがたま)を連想させる三日月型の花が二、三百個も群がって咲く。四月中旬まで楽しめるという。
 青緑色の花を付けたヒスイカズラ(ときわミュージアム本館で)

川上校区初の保育施設、「ぱんだ保育園」完成

 社会福祉法人アスワン山荘(麻生孝行理事長)が宇部新都市のあすとぴあ七丁目に建設を進めていた「ぱんだ保育園」がこのほど完成。二十九日午前十時二十分から除幕式、同十時半から完工式を行う。開園は四月一日。川上校区では初の保育施設となる。
 建物は天井やレイアウトに曲線を多用し、柔らかさを強調している。幅約七メートル、高さ約五メートルのパンダの顔をかたどった正面玄関と、高い天窓からの採光が特徴。オール電化で安全性を重視している。名称の「ぱんだ」は、誰にでも愛される動物で、北京オリンピックの開催年に当たることから名付けたという。
 完成したぱんだ保育園(あすとぴあ7丁目で)

山陽小野田市が学校施設耐震化推進計画を策定

 山陽小野田市は、二〇〇九年度から二〇年度までの十二年間を目標とした学校施設耐震化推進計画を策定した。新耐震基準が施行された一九八一年より前に建てられた施設を優先度の高いものから計画的に着手し、児童・生徒の安心安全、非常災害時の避難場所としての機能性を確保していく。先に開かれた教育委員会議で計画案が承認された。近く県に提出する。
 計画では〇九年度から二年間で、仮に設定された優先度の高い建物から、耐震第二次診断を実施し、構造耐震指標(Is値)、保有水平耐力などを基に、改めて優先度ランクを付ける。耐震化のスケジュールは、一一年度から一五年度までに二十三棟、一六年度から二〇年度までに二十棟を予定しているが、これは〇五、〇六年度に実施した耐震化優先度調査に基づいて割り振られたもので、二次診断による建て替えへの変更、市の財政状況などで見直すこともある。

2008年3月24日

道の駅きららあじす、多彩に3周年記念祭

 道の駅きららあじすの開設三周年記念祭は二十三日、山口市阿知須の同駅で開かれ、地元で収穫した野菜をたっぷり使った豚汁「あじす地産地消鍋」の接待や、焼きもちの販売で終日にぎわった。
 三周年記念祭はイベントが盛りだくさん。春キャベツ、はなっこりーなど季節の生鮮野菜や果物、もちなどの加工食品の販売のほか、道の駅前のイベント広場では、阿知須満腹市を開設。お好み焼き、うどん、ぜんざい、天ぷらなどが販売された。イカやサザエなどをその場で焼いて食べるコーナーも人気を集めた。
 新鮮な地元野菜を買い求める人でにぎわう店内(山口市阿知須の道の駅きららあじすで)

日報中学野球閉幕、2年ぶり西岐波が優勝

 第五回宇部日報中学校軟式野球大会は二十二日、市野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝では、西岐波が1-0で厚南を下し、二年ぶり二回目の栄冠に輝いた。宇部日報社主催、市教育委員会、市体育協会、県中体連西部地区連絡協議会共催、宇部野球連盟後援。
 決勝は投手戦となり、両チームとも無安打で迎えた五回裏、西岐波は一死から中前安打で出塁した山内が続く矢ケ部の送りバントの間に三塁まで進み、ワイルドピッチで1点を先制。この点が貴重な決勝点となった。決勝で今大会初のマウンドを踏んだ福重拓郎主将(二年)は「優勝を目指し、全員で声を出していこうと臨んだ。最終日はチームが一つになった」と喜んだ。
 優勝した西岐波(市野球場で)

準優勝の厚南(市野球場で)

江汐公園で椿まつり

 第十六回「椿まつりin Ejio ~早春のふれあいを求めて」は二十三日、山陽小野田市の江汐公園で開かれた。あいにくの雨にもかかわらず、市民が来場し、ツバキ展や各種バザーを楽しんだ。
 管理棟内では、琴の演奏や薄茶席、手芸グループ・タンポポの会による押し花体験などが行われた。同棟周辺では各種団体による貝汁、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、焼き芋などの飲食バザーが開かれた。ツバキの苗木が当たる抽選会もあり、人気を集めた。
 ツバキの展示の中で琴の音を聞く来場者(江汐公園で)

2008年3月22日

花見シーズン目前、真締川公園で清掃とちょうちん設置

 花見シーズンを目前に控えた宇部市のサクラの名所、真締川公園で二十一日、公園の清掃とちょうちんの設置が行われた。
 市から委託を受けた業者が、景観を良くするため伸び過ぎた枝を切って除草をした。公園の遊歩道沿いには百四個のちょうちんがつり下げられ、同日夜から点灯が始まった。常盤公園にも二百五十個が取り付けられ、四月十五日まで続けられる予定。
 ちょうちんが設置された公園で清掃する人たち(真締川公園で)

潮風に吹かれアサリ掘り満喫

 春の陽気に誘われ、宇部市西岐波の白土海岸では、干潮を見計らって潮干狩りを楽しむ市民が増えてきた。
 青空の広がった二十一日午後は、約百人が潮風に吹かれながらアサリ掘りを楽しんだ。ポリバケツや網袋を手にした人が、遠くまで潮が引いた海辺に広がり、アサリのいそうな場所で盛んにくま手を動かしていた。三十分もすると二-三センチのアサリが両手いっぱいに取れていた。
 うららかな陽気の中で潮干狩りを楽しむ人(白土海岸で)

山陽小野田市、ごみ処理手数料徴収へ

 山陽小野田市は、一般家庭から可燃ごみの処理手数料を徴収するため、指定袋一枚に付き、二-五円の料金を上乗せする。開会中の定例市議会に関連条例案を提案しているが、新しい分別収集体制に対する混乱、市民への周知不足を背景に、十月の完全実施が年開けに大きくずれ込むのが確実になった。二十一日に開かれた市議会環境経済常任委員会(伊藤武委員長)で導入スケジュールにゆとりを持たせた修正案が示された。
 修正されたスケジュールでは、条例公布後の四月から業者、小売店と協議に入り、新指定袋と証紙シールを作るとともに、市民への啓発に取り組む。十月一日から施行し、新しい指定袋・シールの販売を開始するが、十二月三十一日までを猶予期間とし、古い指定袋の使用も認める。年明けからは新しい指定袋か証紙を張った旧指定袋しか受け付けない。そのほかは違反ごみと見なされる。

2008年3月21日

「うべ彫刻ファン倶楽部」始動、野外16作品ピカピカに

 宇部市内に設置されている野外彫刻の清掃に取り組むため二月に発足した「うべ彫刻ファン倶楽部」(作村良一会長)が二十日、シンボルロード周辺で初めての作業を行った。呼び掛けに応えて集まった市民を含め、約百三十人が参加。二時間にわたって十六点を磨き上げ、作品本来の輝きを取り戻した。彫刻の説明も聞いて、より一層愛着を深めた。次回は九月に真締川、来年三月には常盤公園で行い、一巡する予定。
 彫刻「SEED 増殖」をきれいにする参加者(中央町交差点で)

旧大和中央店跡にビジネスホテル進出へ

 宇部市は十九日、昨年末に閉店した宇部市中央町二丁目の旧大和中央店が建つ広さ約三千平方メートルの敷地に、全国にチェーン展開するビジネスホテルが進出することを明らかにした。四月以降、建物を解体後に着工し、二〇〇九年末から一〇年春ごろにかけてオープンの予定。市では、中心市街地の活性化につながると期待を寄せている。一一年秋の山口国体に間に合うため、競技出場選手らの宿泊施設としても利用されそう。

山陽小野田市誕生3周年祝う

 山陽小野田市の誕生三周年記念行事「市民ふれあいの集い」は二十日、文化会館であり、記念式典やステージ、作品展、地産地消フェアを通じて多くの市民が古里の節目を祝った。
 アトラクションには、高泊たけの子オーケストラ、よさこい寝太郎伝説、寝太郎太鼓保存会、少年少女合唱団が出演。大人に交じり、約百二十人の子供たちが合奏や合唱、躍動感ある踊りを披露した。山陽ありすの家は、式典のために再構成したミュージカル「三年寝太郎物語」を上演。フィナーレは会場も一体となって「Believe」を大合唱した。
 市民の誓いを唱和する高泊小の子供たち(文化会館で)

清らかなハーモニーを響かせる少年少女合唱団(文化会館で)

2008年3月19日

山口宇部空港、ハワイへ日航チャーター便

 日本旅行業協会(JATA)山口地区の八社が共同で企画した山口宇部空港発着の日本航空ハワイチャーター便が十八日、三百五十六人のツアー客を乗せて同空港を出発した。二十三日まで四泊六日の旅を楽しむ。
 同空港の利用促進を目的に企画したチャーター便で、二年前にも二度、ハワイ便が運航している。地元旅行会社がタイアップしたツアー企画は今回が初めて。
 オアフ島周遊コース、オアフ・ハワイ・マウイ島巡りコース、フリープランコースなどを設定。旅行代金は十五―三十三万円だが、募集開始後すぐに定員いっぱいとなり、キャンセル待ちのコースも出るほどの人気だった。旅客機はジャンボジェットのボーイング747型を使用した。
 浮き浮き気分で出発するツアー客(山口宇部空港国際線ターミナルビルで)

宇部養護学校、今春から総合支援学校に

 四月一日から県立の盲・聾(ろう)・養護学校が総合支援学校に移行する。宇部養護学校(中村信也校長、二百十五人)も「宇部総合支援学校」となり、高等部には従来の普通科に加えて、職業自立を目指す産業科(定員八人)を新設。国際化、情報化社会に対応する「英語」「情報」の授業のほか、実践的な職業教科として「ビルメンテナンス」「農業」「木工」「印刷」「介護福祉」「情報実務」を取り入れ、幅広く就労に対応できる能力をはぐくむ。
 これまで県内で産業科があったのは、山口総合支援学校(現山口養護学校)だけだが、新年度から山口南総合支援学校(現聾学校)に同科を移転。宇部と合わせて二校に産業科、下関総合支援学校(現下関養護学校)の普通科に職業自立コースを設ける。二〇一〇年度には、田布施総合支援学校(現田布施養護学校)にも産業科が設置される予定。

4月から新体制、統合の山陽小野田市民病院

 山陽市民病院と機能統合する小野田市民病院は、四月から山陽小野田市民病院に改称し、診療科目が現在の十二から十四になる。河合伸也病院局長が、十八日に開かれた市議会民生福祉常任委員会(江本郁夫委員長)で新体制を説明した。
 三月定例会に上程している当初予算案での職員数は、前年同期より四十六人減の二百二人。内訳は医師二十五人、看護師百十九人、医療技術職員四十三人、事務職員十五人。医師は山陽から整形外科二人、外科一人、歯科口腔(こうくう)外科一人の四人が異動し、小野田の脳外科一人が転勤する。医療技術職員は増えるが、これまで外注していた検査ができるようになる。山陽市民病院に勤務していた看護助手は三人が退職、三人が市長部局へ異動する。

2008年3月18日

ぽかぽか陽気でヒガンザクラ満開

 先週末から汗ばむような陽気が続き、宇部市東琴芝の住宅街の畑ではヒガンザクラが満開になっている。ヒガンザクラは花見でおなじみのソメイヨシノより早い時期に咲く。福岡管区気象台によるとソメイヨシノの開花は、県西部で平年並みの29日ごろの見込み。
 住宅街の畑で花を咲かせたヒガンザクラ(東琴芝で)

琴芝小学校で卒業式

 宇部市内の小学校のトップを切って十八日、琴芝小(大坪憲一校長、四百七十八人)で卒業式があった。十九日は、残る二十三校で式が行われる。
 同校の第五十回卒業式は、午前十時から体育館であり、七十五人の門出を祝福。体育館中央に設けられたステージで大坪校長から証書を受けた卒業生は、一人ずつ保護者席を向いて将来の目標を発表。「世界中から注目されるサッカー選手」「みんなからおいしいと言ってもらえる料理人」などと大きな声で夢を語り、両親に成長ぶりをアピールした。
 大坪校長から卒業証書を受ける児童(18日午前10時半、琴芝小で)

出合小学校で卒業式

 山陽小野田市内の小学校のトップを切って十八日、出合小(原田佳典校長)で卒業式が行われた。三十三人の卒業生は、保護者や恩師らから祝福を受け、六年間過ごした学びやを巣立っていった。十九日は残る全十一校で実施される。
 午前九時半から体育館で開かれ、出席者の拍手に迎えられて、卒業生が入場。一人ずつ名前を呼ばれると、「人を幸せにする美容師になりたい」「正義の味方の警察官になりたい」などと夢を発表し、原田校長から卒業証書を受け取った。
 卒業証書を受け取る卒業生(18日午前9時40分ごろ、出合小で)

2008年3月17日

くすのきカントリーマラソンに1604人快走

 楠地区の春を駆ける第四回くすのきカントリーマラソンは十六日、万倉ふれあいセンター駐車場をスタートするコースであり、前回を二百十六人上回る千六百四人が六種目で健脚を競った。フルマラソンの部には、宇部市出身の櫛部静二さん(城西大男子駅伝部コーチ)がゲストランナーとして出場し、ペースメーカーを務めた。同実行委員会(三戸充委員長)主催。
 出場者は北海道から宮崎県まで全国三十都道府県にまたがり、最高齢者は八十五歳。二十キロマラソンに挑んだ八十歳男性もいた。会場周囲では、特産品のバザーが開かれ、選手や応援する市民が交流。足湯で疲れをほぐす人もいた。
 スタートを切るフルマラソンの部の選手ら(万倉ふれあいセンター付近で)

日報中学校野球、4強出そろう

 第五回宇部日報中学校軟式野球大会は、十六日までに市野球場などで準々決勝までの十八試合を終え、桃山、西岐波、小郡、厚南が4強に進出した。準決勝と決勝は、二十二日午前九時から同球場で行われる。宇部日報社主催、市教育委員会、市体育協会、県中体連西部地区連絡協議会共催。
 準々決勝の西岐波-東岐波で、スクイズでの得点を狙う西岐波の選手(市野球場で)

バイオマスタウン推進でフォーラム

「市民環境フォーラム―バイオマスタウン宣言とその実践」は十五日、山陽小野田市の文化会館であり、市民三百人が、実践者、研究者によるシンポジウムを通じて、身近でできる温暖化防止対策、循環型社会の構築について考えた。
 うべ環境倶楽部の久保田后子代表(県議)はタウン宣言を目指す県内市の状況を紹介。バイオマスタウン研究会の河村雅伸代表(市議)も「多量の水分を含んだ生ごみを燃やすのは不効率。堆肥(たいひ)化やガス化が必要だが、市民の意識と行動が一致していない」と話した。会場では、研究会のメンバーの活動を紹介するパネルや有機野菜、自然塩などの展示・販売も行われた。
 環境問題への取り組みを話すパネリスト(文化会館で)

2008年3月15日

日報中学野球始まる

 第五回宇部日報中学校軟式野球大会は十五日、市野球場を主会場に開幕し、雲一つない晴天の下、市内外二十二チームによるシーズン最初の熱戦が始まった。初日は一、二回戦の十四試合を実施。十六日に準々決勝、二十二日に準決勝と決勝が行われる。宇部日報社主催、市教育委員会、市体育協会、県中体連西部地区連絡協議会共催。
 同球場の第一試合では、竜王と阿知須が激突。共に一回に1点、六回に2点を奪う接戦を展開し、竜王が七回裏に1点を挙げて4-3のサヨナラ勝ちを収めた。二日目以降は市野球場で午前九時から行われる。
 7回裏、サヨナラとなる安打を放つ竜王の選手(15日午前10時半ごろ、市野球場で)

ときわ湖水ホールで東洋蘭の会春季展

 宇部東洋蘭の会(徳本一宗会長)の第七十七回春季展が十五日から、ときわ湖水ホールで始まった。会員が丹精込めて育てた百鉢が、来場者を楽しませている。時間は午前九時-午後五時(最終日は午後四時終了)、十六日まで。
 東洋ランは、日本、韓国、中国南部、台湾など温帯気候の地域が原産。何枚もの細長い葉の中心に咲く小さな花のかわいらしさが人気だ。来場者は、栽培した会員に日ごろの手入れのこつなどを熱心に質問していた。
 会場に並んだ東洋ランの花(15日午前10時すぎ、ときわ湖水ホールで)

山陽小野田市議会一般質問最終日、新市民病院への病床転用困難

 山陽市民病院(百六十床)の譲渡先が山陽小野田市内の医療法人健仁会に内定し、これから細部の交渉が始まるが、仮に同法人の跡地利用構想でベッド数が余っても、市の新病院構想に、その権利が引き継げないことが明らかになった。三月定例市議会一般質問最終日の十四日、尾山信義議員(市民クラブ)の質問に対して、河合伸也病院局長が、県との交渉の厳しい見通しを示した。
 尾山議員は売却後の利用計画を踏まえ「新病院の考え方から、残りの部分(ベッド)は小野田市民病院に加わるのか」と質問。河合病院局長は「結論的には不可能。開設者が代われば、ベッドは持てない(権利を失う)。県と交渉は続けるが、多分難しいと思う」と答えた。

2008年3月14日

小学館・12歳の文学賞「あさのあつこ賞」に二俣瀬小6年の林慧子さん

 二俣瀬小六年の林慧子(けいこ)さんが、小学館主催の第二回十二歳の文学賞で、審査員賞の中の「あさのあつこ賞」に選ばれた。林さんは「将来の夢は小説家なので、受賞はうれしいし自信になる。たくさんの人に読んでもらえる話を書いていきたい」と話している。
 同文学賞は、小学生限定の全国公募新人文学賞で、今回は二千七十二点の応募があった。あさのあつこ賞は、大賞、優秀賞、堀北真希賞に次ぐもので、単行本として出版された「十二歳の文学」には上位九作品が掲載されている。宮脇書店などで一冊千円(税別)で販売されている。
 小学館12歳の文学賞であさのあつこ賞に選ばれた林さん(二俣瀬小で)

新年度から草刈り機の刃と燃料の補助開始

 宇部市は新年度から、市民のボランティア活動による市道の環境整備を支援するため、草刈り機の刃と燃料(混合油)の補助を始める。合併前の旧楠町が実施していたこともあり、北部地域を中心に強い要望が出ていた。初年度は試行期間とし、地域のニーズを把握した上で本格的な支援策を検討する。三月定例宇部市議会は十三日に一般質問二日目があり、五議員が登壇。

山陽小野田市職員駐車場の有料化、めど立たず

 山陽小野田市の職員駐車場の有料化が、年明け実施の予定からずれ込んでいる。庁内プロジェクトの最終報告を受けて、担当課が職員労働組合と折衝しているが、合意には至らず、導入時期も明らかではない。三月定例市議会一般質問四日目の十三日、津野啓子議員(清風)の質問に対して、高畑義行総務部次長が現状を報告した。
 病院局、水道局を含む組合との協議は難航。給料の5%削減が続く中、さらなる負担に強い反発があったようだ。時間外手当の大幅減、管理職手当の廃止、人事院勧告に基づくベースアップの見送りなど、積み残した交渉事項も影響し、妥結のめどは立っていない。

2008年3月13日

琴芝まちづくりかるた完成

 琴芝校区の名所や住民の願いを五・七・五で詠んだ「琴芝まちづくりかるた」が完成した。校区のまちづくりサークル、はーとふる琴芝(井上博己代表、二十六人)が中心になり、一年かけて作製。十二日、琴芝ふれあいセンターで会員らが出来上がったばかりのかるたを取り合った。
 同サークルは、かるた作りを通して郷土愛を育てようと、昨春から企画を練り、会合を重ねてきた。会員らが塩田川や梶返天満宮など地域の宝を題材に読み札を考え、絵札は会員のほか琴芝小の子供たちや同センターのちぎり絵と絵手紙の教室メンバーが水彩などで描いた。
 手作りのかるたを取り合う会員(琴芝ふれあいセンターで)

公民館長に地域人材起用

 山陽小野田市は四月から、小野田地区の本山、須恵、有帆、高泊の公民館長に地域の人材を起用し、管理運営業務を委託する。四館とも市職員を充てていたが、団塊の世代の大量退職時代を迎え、経験や能力、意欲のある人を発掘し、より地域に密着した自主運営を推進していく。三月定例市議会一般質問三日目の十二日、大空軍治議員(市民クラブ)の質問に加藤佳雄教育部長が答えた。

2008年3月12日

山大工・医学部と企業が共同開発、白色LED搭載の電子内視鏡が製品化へ前進

 山口大工学部の田口常正教授が開発した高輝度白色LED(発光ダイオード)を搭載した電子内視鏡が、製品化へ向けて大きな一歩を踏み出した。二日、同大医学部付属病院で人を対象に臨床試験が行われ、従来の内視鏡より血管が鮮明に見えるなど優れた成果が得られた。光源に白色LEDを使った内視鏡は世界初。十一日、研究を進めてきた坂井田功・同大医学部教授らが山口グランドホテル(山口市)で記者会見を開き、発表した。
 文部科学省の「知的クラスター創成事業」の一つ。二〇〇四年度から工・医学部のほか企業と連携して開発。〇九年度以降の製品化を目指す。
 高輝度白色LEDを搭載した電子内視鏡を操作する西川助教(山口市の山口グランドホテルで)と、大腸の内部。白色LED内視鏡(左)は従来のもの(右)より粘膜の血管網が鮮明に見える(山大医学部提供)

「楠こもれびの郷」整備着々

 宇部市は二〇〇八年度から万倉地区で整備事業を進めている「楠こもれびの郷(さと)」で、新たに農産物直売所、農家レストラン、交流室の建設に着手する。昨年度から工事を始めた地域間交流施設(温浴施設)と共に、〇九年春にオープンの予定。三月定例宇部市議会は十一日、代表質問二日目があり、市民クラブの山下節子議員、新風会の笠井泰孝議員、清志会の杉山孝治議員が登壇した。楠こもれびの郷については、笠井議員が質問した。

山陽小野田市合併協定の達成度検証

 山陽小野田市が誕生し、二十二日で丸三年を迎える。「人と出会い、支え合い、自然とふれあう、活力ある住み良さ創造都市」を掲げた総合計画に着手するが、旧市町の行政格差はどの程度是正できたのか。三月定例市議会一般質問二日目の十一日、白井博文市長は、合併協定項目の達成率を求める硯谷篤史議員(翔友会)に対して「市役所挙げて調べるので三カ月いただきたい」と検証を確約した。

2008年3月11日

春本番 ツクシ目覚める

 ようやく春らしい天気となり、宇部市川上の山の斜面ではツクシが顔を出している。長さは5センチ程度とまだ小さめで、道行く人はのぞき込むようにして見ていた。
 下関地方気象台によると、先週までは朝晩に冷え込む日が続いていたが、週明けから寒さが緩み、きのうの宇部市は最高気温が14度(午後1時50分、山口宇部空港)と3月下旬並みの暖かさになった。西日本はこの先1週間は高気圧に覆われ、平年よりも暖かい日が続くという。
 顔を出したツクシ(11日午前9時すぎ、川上で)

耐震基準満たない小・中学校の補強に順次着手

 宇部市は二〇〇八年度から、現行の耐震基準を満たしていない市内小・中学校の校舎について順次、補強工事に着手する。初年度は小羽山小の管理棟校舎一棟で実施すると同時に、常盤小の一棟と西宇部小の二棟で改修に向けた二次診断を行う。三月定例市議会の代表質問が十日から始まり、初日は新政会の植松洋進議員、共産の荒川憲幸議員、公明の新城寛徳議員が登壇。学校の耐震化は荒川、新城両議員が質問した。代表質問は十一日まで。十二、十三日は一般質問が行われる。

山陽総合事務所内にファミサポ開設、10月スタート

 山陽小野田市は子育て支援の一環として、山陽総合事務所内にファミリーサポートセンターを開設する。県内では後発となるが、準備期間を経て、十月には登録会員による相互援助活動を始める。三月定例市議会一般質問初日の十日、中島好人議員(共産)、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に大田博美市民福祉部次長が答えた。
 子育てをしながら働いている人を援助するのが目的。保育園までの子供の送迎、学校の放課後や学童保育終了後、保護者の病気や急用の時の一時預かりなどが主な活動。パンフレットを制作し、依頼・援助会員を募集。登録後の説明会を経て、活動を始める。市では「大いに活用してほしい」と話した。

2008年3月10日

福祉のまつり盛況

 第二十三回福祉のまつりは九日、宇部市のシルバーふれあいセンターと福祉会館であった。遊休品のバザーや手作り品の販売、各種ステージショーに五十三団体が参加。ボランティア活動の輪を広げ、障害者がチャレンジする機会に、市民ら七千人が足を運び、会場は終日にぎわった。市社会福祉協議会(縄田欽一会長)、同まつり実行委員会(増冨敏江委員長)主催。
 遊休品のバザーで掘り出し物を探す人たち(市シルバーふれあいセンターで)

日報杯インディアカ大会、4部門で26チーム熱戦

 第二十五回宇部日報杯インディアカ大会(宇部日報社主催、宇部インディアカ協会主管)は九日、西部体育館で開かれた。年齢制限のない女子Aと、三十五歳以上で出場者四人の合計年齢が百六十歳以上の同Bに各四チーム、同様の男子Bに七チーム、混合に十一チームが出場した。女子Aは光フレンズA、同Bはフレッシュファミリーズ、男子B(MIX含む)はフロンティア、混合は飛鳥が優勝。同協会の今年度最終戦での栄冠を手にした。
 女子A、ブロックに跳ぶサクセスの選手(西部体育館で)

地域福祉セミナーでボランティアが実践発表

 山陽小野田市社会福祉協議会(森田純一会長)主催の第一回地域福祉セミナーは九日、市文化会館で開かれた。「ボランティアで輝く第二の人生」をテーマに、百十人の市民が地域福祉活動について考えた。
 県立大付属地域共生センターの坂本俊彦准教授の基調講演に続いてディスカッションがあり、小野田地区通院移送・運転ボランティアの三輪昇さん(63)、観光案内ボランティアの松永保美さん(66)、身体障害者らの生活を支援するどんぐりの会の鈴木芳子さん(62)が、それぞれの動機や活動状況などを紹介。聴講者たちは“ボランティアの先輩”の話を熱心に聞き、生涯現役の魅力を教わった。
 動機や活動について語る現役ボランティアたち(文化会館で)

2008年3月 8日

宇部市内の公立中と宇部フ大付属中で卒業式

 宇部市内の公立中学校と宇部フロンティア大付属中で八日、一斉に卒業式が行われた。
 神原中(岡本正紀校長、二百四十人)は、午前十時から体育館で式を実施。新生徒会長の松原慶季君(二年)の送辞を受けて、藤本実加さんが答辞。「仲間がいてくれたから、掛け替えのない時間を過ごすことができた。大好きな神中での三年間を一生忘れない」と、涙をこらえながら語った。この日は、市内の公立全十三校で計千四百九十人が巣立った。
 岡本校長から卒業証書を受ける生徒(8日午前10時すぎ、神原中で)

「アクトビレッジおの」、10日から予約受け付け

 宇部市は十日から、森と湖に囲まれた体験学習施設「アクトビレッジおの」の予約受け付けを開始する。四月二十七日のオープン日には午前十時から、テープカットなどの式典、地元団体のバザーや年間講座の紹介、もちつき大会など一般向けの記念イベントが実施される。
 環境教育、スポーツ、レクリエーションを目的とした施設で、ビジターセンター(研修室、研修活動室)、体験工房(調理室、木工室)、多目的ホール(アリーナ、和室二室)、キャンプ場(三十サイト)、多目的広場、野鳥観察小屋、ハーブ園などがある。このほか、テント、競技用ボート、カヤックなどの貸し出しもある。申し込み、問い合わせは、三十一日までが市アクトビレッジおの推進室(電話34-8148)、四月一日以降は同施設(電話64-5111)へ。

健仁会が山陽市民病院の跡地に利用構想


 山陽小野田市の医療法人、健仁会(村上紘一理事長)は七日、今月末で小野田市民病院に機能統合する山陽市民病院の跡地に、内科系有床診療所(十九床)とリハビリ科を併設し、老人福祉施設などを展開する「仮称山陽小野田市民クリニック」の構想を示した。
 計画案によると、国道2号側に有床診療所とリハビリ科を配し、敷地内は医療リハビリ、予防検診、福祉施設、交流・サービスに分け、関連施設を整備する。村上理事長は「山陽地区の医療ニーズは高く、内科系病院がなくなる不安感も強まっていたので、うちで何とかできないかと検討し、応募した。地域住民に喜んで、安心してもらえるような施設を、できるだけ早い時期に開設したい」と話した。
 跡地利用計画を説明する村上理事長(中央、市役所で)

2008年3月 7日

山口大前期入試の合格発表

 山口大の前期日程入試の合格発表が七日、吉田(山口市)、常盤、小串の各キャンパスであり、七学部で千五百三十四人が喜びの春を迎えた。
 医学部のある小串キャンパスでは午前十時、掲示板に合格者の受験番号が張り出された。合格者情報は、大学のホームページでも見ることができるが、実際に掲示板で確かめたいという受験生らが、受験票を手に番号を探した。番号を見つけると何度も確認し、うれし涙を浮かべる受験生もいた。
 受験番号を見つけ、目を潤ませる受験生(7日午前10時すぎ、山口大医学部で)

4月1日からパソコンや携帯電話での「公共施設予約サービス」開始

 宇部市は新年度から、パソコンや携帯電話で市内二十二の体育・文化施設の利用予約と空き状況の確認ができる「公共施設予約サービス」を始める。県内市町では五番目の取り組み。現在は五施設で空き状況が調べられるだけで、利便性が大幅にアップする。利用には事前登録が必要で、十日から一部施設の窓口で先行受け付けを開始。四月一日からはパソコンでの手続きも可能になる。
 施設に関する開館時間などの情報、空き状況の確認だけであれば事前登録は不要。一部のパソコンでは正常に動作しない場合がある。問い合わせは市情報政策課(電話34-8118)へ。

山陽小野田市教委まとめ、07年の不審者情報

 二〇〇七年に、山陽小野田市教育委員会に青少年らが寄せた市内の不審者情報は三十七件に上った。近年は横ばい状態にあり、児童・生徒の下校時間帯を狙ったケースが最も多い。各校区でボランティアの見守り活動が定着しているため、連れ去られたり、けがを負わされたりするまでの被害報告はなかったが、防犯の目をかいくぐった不審行動は後を絶たない。
 時間帯は平日の正午から午後九時くらいまでが約七割を占め、そのほとんどが下校時でのものだった。地域も赤崎を除く十一校区から寄せられており、広範囲にわたる。けが人はなかったものの、怖い思いをした子供たちの心のダメージは計り知れない。件数の中には、親切で声を掛けてきた地域住民を、子供たちが不審に感じてしまったというケースも含まれているという。

2008年3月 6日

県内の公立高で一斉に入試

 県内の公立高で六日、入学試験が行われた。宇部市、山陽小野田市、美祢市の厚狭地域九校の全日制と定時制の志願者数は千六百六十一人で、生徒たちは志望校での充実した高校生活を目指して試練に挑んだ。合格発表は十三日午前十時。
 宇部高(藤原泰紀校長)は、普通科と理数科に計三百七十一人が志願。中学生たちは午前八時ごろから続々と来校し、受け付けを済ませた後、指定された教室の席に着いて心を落ち着かせた。試験は国語から始まり、数学、社会、理科、英語の順。生徒たちは真剣な表情で問題に向かっていた。
 試験問題が配られるのを待つ生徒たち(6日午前8時55分、宇部高で)

全国初、100%バイオディーゼル燃料の市代替バス

 宇部市は三月から、小野地区を中心に運行している市代替バス(コミュニティーバス、四十二人乗り)を、食用廃油のリサイクル製品「バイオディーゼル燃料」だけで走らせている。定期バスでの100%使用は全国初のケース。市総務課によると、導入は環境対策が主目的だが、本来の燃料である軽油価格が高騰する中で年間約七十万円の経費削減にもつながるという。
 市が購入しているのは、東岐波の知的障害者更生施設、日の山のぞみ苑で生産されている燃料。二月に試験運行したところ、燃費やパワーが軽油と変わらなかったため、本格導入を決めた。全国では各地でごみ収集車などの公用車に使われているが、リサイクル燃料100%のバスは宇部が初の試み。地下資源ではないため、二酸化炭素の排出量削減も期待されている。
 代替バスにバイオディーゼル燃料を入れる職員(市交通局で)

前須恵小校長の吉岡さんが米の補習校校長へ

 前須恵小校長の吉岡武臣さん(62)=山陽小野田市高千帆=が、米インディアナ州にある日本人のための補習授業校に校長として赴任する。十三日に渡米し、学校運営に励む。期間は三年間。
 吉岡さんが着任するインディアナ校は、高校の教室を借りて毎週土曜日に開かれ、小学生から高校生まで三百三十人が通う。吉岡さんは別にある事務所に勤務し、転入学する児童・生徒や先生の採用に関する面接、カリキュラムの準備などに従事する。「この人が来て良かったと思われる働きをしたい。補習校は各地で違うので自分流も出せたら」と意欲を見せる。
 渡米する吉岡さん

2008年3月 5日

5日「啓蟄」も真冬並みの寒さ

 五日は二十四節気の啓蟄(けいちつ)。暖かくなって冬ごもりをしていた虫が穴からはい出るころとされるが、この日の宇部市は朝の最低気温が〇・九度と真冬並みになった。
 二俣瀬田ノ小野の厚東川に架かる橋の上には、うっすらと雪が積もり、通学途中の生徒が乗った自転車が通るたびに、真っ白な路面に細いわだちができていた。
 橋に積もった雪にできたわだち(5日午前7時半すぎ、二俣瀬田ノ小野で)

中国製冷凍ギョーザ中毒事件後、国産野菜の人気高まる

 中国産野菜に対する消費者のイメージ悪化を受けて、国産野菜の人気が宇部市内でも高まりを見せている。市況は上昇傾向が続いているが「安心・安全」への関心が、それを上回っている格好だ。関係者は「このまま地場産野菜の人気が定着してくれたら」と願っている。
 海南町のジャスタス宇部店前で毎週火、金、日曜の週三回開かれている「ふれあい朝市」は、一日五百人前後の買い物客でにぎわっている。もともと中国産野菜の扱いが少なかった大型店でも「ニンニクは国産を求める人が多くなった」(フジグラン宇部)、「シイタケは国産へ売り上げがシフトしてきた」(ゆめタウン宇部)などと、国産志向の高まりを感じている。
 地場産の青果物が人気の朝市(ジャスタス宇部店前で)

山陽市民病院、4月から山陽小野田市民病院に名称変更

 山陽小野田市は、今月末で小野田市民病院に機能統合する山陽市民病院の不良債務を解消するため、一般会計と工業用水道事業会計から約五億四千万円を補てんする。企業会計間で多額の資金を融通するのは異例で、市財政の窮状を露呈。内部留保資金を充ててもなお、病院局全体で五億七千万円の残債を抱えることになる。
 山陽市民病院は十一億円を超える不良債務を生じ、財政支援と自助努力で債務の圧縮に取り組んできたが、診療報酬の改定や医師不足、周辺の医療環境の整備などを背景に収益が伸び悩み、計画と実績が大幅に乖離(かいり)していた。昨年十月に白井博文市長が機能統合の方針を打ち出し、内科系病院への優先的売却を進めている。患者の転院も始まり、四日の段階で同院に残る入院患者は四人。統合に向けて、各診療科も相次いで外来診療を終える。四月からは小野田市民病院が山陽小野田市民病院に名称変更する。

2008年3月 4日

プロ野球のオープン戦に7200人

 プロ野球のオープン戦「読売ジャイアンツ-オリックス・バファローズ」は三日、宇部市野球場で行われ、七千二百十二人がプロのプレーを楽しんだ。オリックスの先発には宇部商高出身の一輝(嶋村一輝)内野手(26)も名を連ね、先制のホームを踏むなど攻守に活躍した。
 試合は四回表、左前安打で出塁した一輝を迎祐一郎が左前適時打でかえし、オリックスが先制したが、五回裏に巨人が亀井義行、隠善智也の連打などで2点を奪い逆転。その後、両チームとも1点を加え、巨人が3-2でオリックスを下した。
 地元の声援を受け、安打を放つオリックスの嶋村一輝選手(市野球場で)

5月3-5日、「新川市まつり」

 宇部市のゴールデンウイークを彩る「新川市まつり」は、五月三日から五日まで常盤通りと平和通り、周辺商店街を会場に行われる。未婚のカップルが実際に挙式する「うべキツネの嫁入り行列」をメーンに、よさこいフェスタの「黄金伝説inうべ19」、賞品が当たる「馬替え大抽選会」などを実施。今年は、地産地消を推進するためのイベントも新たに行われる。同実行委員会(徳原幹男実行委員長)主催。

山陽小野田市小中P連がいじめ撲滅宣言

 山陽小野田市小・中学校PTA連合会(中村眞也会長)の理事会は三日、市民館で開かれ、いじめ撲滅宣言を承認した。保護者、教員がいじめは絶対に許さないという共通意識を持ち、子供たちの健全な成長のための環境醸成に取り組む。
 宣言の文言は「わたしたちは、いじめを絶対に許しません」「わたしたちは、子供にいじめをさせません」「わたしたちは、かけがえのない宝である子供たちを守ります」の三カ条。四月からの新年度にすべての会員に文書を配布し、市の広報誌にも掲載して周知を図る。
 いじめ撲滅宣言を読む中村会長(市民館で)

2008年3月 3日

常盤公園で人生記念植樹

 結婚や誕生、還暦などの思い出を刻み、緑の文化を後世に引き継ぐ、第三十回人生記念植樹が二日、常盤公園西駐車場近くの椿苑で行われた。家族連れを中心に二十組が参加。「港の華」と呼ばれる品種のツバキを植えて、記念樹の成長を見守ることを誓った。
 参加者は職員から手順の説明を受けた後、シャベルを手に樹齢七年、樹高一・八メートルのツバキを植えた。プレートには「還暦」「成人」「結婚」「誕生」記念などと記され、ツバキを囲んで写真やビデオに納まって、記念日を満喫していた。今はつぼみの状態だが、今月中旬には淡い桃色の半八重の花が開く。
 記念樹を植える加納美彩希ちゃんファミリー(常盤公園椿苑で)

宇部日報旗少年サッカー、Aブロックは原、東岐波、阿知須、西岐波がV

 第二十九回宇部日報旗少年サッカー大会(宇部日報社主催、宇部サッカー協会第四種主管)は二日、山口市阿知須のあじす元気ランドで開かれた。宇部市と阿知須地区から出場した計五十一チームが、学年別のA、B、C、Dの四ブロックで栄冠を目指し、四組に分かれて競ったAブロック(六年生中心の代表チーム)では、A1は原、A2は東岐波、A3は阿知須、A4は西岐波が優勝。同四種の今年度最終公式戦を制し、有終の美を飾った。B、Dブロックは二組に分かれて行い、Bは川上と阿知須、Dは黒石と常盤がV。Cブロックは上宇部が王座に就いた。

県ふるさと凧あげフェスで高泊小育友会がグランプリ

 第十九回「県ふるさと凧(たこ)あげフェスティバル」は二日、山陽小野田市のきららビーチ焼野であり、市内外から千人が訪れ、個性豊かなオリジナルだこや伝統だこが大空高く舞い上がる光景を楽しんだ。同フェス実行委員会(竹本貞夫会長)主催、小野田凧の会協力。
 コンテストには、百二十八組(子供九十七、一般十六、大だこ・連だこ十五)が出場。地元はもちろん、下関、北九州、福岡、熊本などから参加。巨大な見島の鬼ようずが揚がると歓声と拍手が起こった。連だこでは三百枚が連なり、注目を浴びた。審査の結果、高泊小育友会(古谷嘉彦会長)がグランプリの県知事賞に輝いた。
 空高く舞い上がるたこ(きららビーチ焼野で)

グランプリに輝いた高泊小育友会

2008年3月 1日

1日、公・私立高で卒業式

 宇部市内の公・私立高全八校で一日、卒業式が行われた。生徒たちは友人や先生たちとの別れを惜しみながらも、進学や就職などそれぞれが選んだ夢に向かって、志を高くして学びやを巣立った。
 宇部商(山根多野眞路校長、四百七十四人)は、午前十時から体育館で実施。創立八十周年の節目の今年度、三年生としてリーダーシップを取ってきた計百五十七人の門出を祝福した。式では卒業生を代表して山田美緒さん(商業科)と三郫朱莉さん(情報利用技術科)が、山根校長から卒業証書を受けた。
 山根校長から卒業証書を受ける情報利用技術科の三郫さん(1日午前10時半ごろ、宇部商高で)

18年ぶりに野焼き復活

 山口市阿知須の県立きらら浜自然観察公園のヨシ原で一日、野焼きが行われ、赤い炎の波がヨシ原を走り抜けた。
 同公園が主催して初めて実施。以前は旧阿知須町が早春に野焼きをしていたが、同公園や県立きらら博記念公園の整備に伴い中止に。一九九〇年以来十八年ぶりに復活した。公園のヨシ原は、ヨシが密集したり、カイガラムシなどの病害虫が付いたりして弱り、オオヨシキリが営巣しても、巣の重さに耐えられず倒れていた。野焼きにより病害虫が駆除され、土壌が肥えてヨシの生育が促される、と期待されている。
 冬枯れのヨシ原に燃え広がる炎(1日午前10時15分、阿知須のきらら浜自然観察公園で)

山陽小野田市議会開会、白井市長が施政方針

 三月定例山陽小野田市議会は二十九日開会し、白井博文市長は二〇〇八年度当初予算案の上程に当たり、施政方針を述べた。改革予算を引き続き断行し、徹底した歳出抑制と自主財源の確保で財政の健全化を図りながら、総合計画基本構想に掲げた「活力ある住み良さ創造都市」の実現に向けて、戦略プロジェクトを推進していく意欲を示した。
 施政方針を述べる白井市長(議場で)