2008年2月29日

居蔵造りの旧中川家が4月から一般開放

 回船業で栄えた山口市阿知須地域のシンボル、居蔵造りの旧中川家が四月から資料館として一般開放される。しっくい塗りの白壁を間近に見ることができ、室内には昔の漁具や生活用具が常設展示される。文化講座を定期的に開くなど、地域住民の交流拠点にもなる。
 旧中川家は阿知須縄田にあり、現存する十六軒の居蔵造りの住居の中でも規模が大きいものの一つ。一九〇〇年ごろ建てられたとされる。敷地面積千百四十一平方メートル。木造平屋建て(中二階)で、延べ床面積二百二十六平方メートル。別棟の納屋、蔵、浴室がある。母屋には回船の模型や羅針盤、海に落ちても水に浮かぶ船金庫、消防関係の道具、衣服類が展示される。
 回船業で栄えた阿知須地域の資料館としてオープンする旧中川家(阿知須縄田で)

展示される回船の模型

ミンククジラ? 新町ふ頭で全長5メートルの死骸

 二十九日午前七時ごろ、宇部市新町の新町ふ頭で、クジラと思われる全長約五メートルの水生動物の死骸(しがい)が浮いているのを、近くに住む漁業、中尾康治さん(71)が見つけた。
 真締大橋の下流右岸約五十メートルの場所。船を係留するロープに尾びれを絡ませ、腹部を上に向けた状態で、波に揺られていた。通報を受けた宇部海上保安署から宇部港湾管理事務所と下関市立水族館・海響館に連絡。海響館の和田政士魚類展示課長は「胸びれの白いバンド(斑)、筋の長さ、体のサイズからミンククジラと思われる。周防灘など湾奥部で見つかるのは珍しい」と話した。
 ロープに絡まった状態で見つかったミンククジラと思われる死骸(29日午前9時すぎ、新町ふ頭緑地で)

山陽小野田市議会開会、副市長人事を否決

 三月定例山陽小野田市議会は二十九日開会し、午前中に行われた副市長の選任に同意を求める人事案件が記名投票で行われ、賛成七、反対十九で不同意となった。
 白井博文市長は昨年十月、前任の副市長を解任し、ポストが空白になっていた。本会議で白井市長は「私の志を理解し、市の再生発展のため、力を発揮してくれる副市長が必要と痛感するようになった」と説明し、補佐役として笹木慶之総務部長(60)が適任とした。再任用を認めない市長の方針が覆されたこと、危機的な財政状況下での特別職の起用などを理由に反対討論があった。中元稔議員(刷新)ら超党派の十六人の提案で同案件の賛否が執行部、議員にも分かる記名投票となり、反対が過半数を超えた。

2008年2月28日

宇部西高でシネラリアが満開

 本格的な春の到来を前に、宇部西高(中嶋幸子校長、五百一人)のビニールハウスではシネラリアが満開になり、赤、紫、青、桃色などカラフルな花が、美しさを競っている。
 キク科の多年草。生物資源系列で園芸科目を選択した二、三年生が育ててきた。昨年九月に種をまき、約五百鉢を栽培。一月終わりから咲き始め、今が満開になっている。最低気温が五度を下回らないように設定しており、三月後半まで花を楽しむことができる。
 満開になったシネラリア(宇部西高で)

市男女参画センター内に「市配偶者暴力相談支援センター」と「市育児休業代替要員紹介所」設置

 宇部市は来年度、市男女共同参画センター内に「市配偶者暴力相談支援センター」と「市育児休業代替要員紹介所」を設置する。市が男女共同参画宣言都市となって十年の節目を機に始める事業で、県内の市町村で着手するのは宇部が初めて。支援センターは四月、紹介所は六月の開所を目指して準備を進めている。市は、一九九八年に中国地方の自治体で初めて男女共同参画都市を宣言した。先月、支援センター設置に関する法改正があり、市町村単位での設置が努力義務になったことなどを受けて、実施に踏み切った。

山陽地域の5土地改良区が4月から事務統合

 山陽小野田市の山陽地区にある五つの土地改良区が事務の一本化を図るため、四月から山陽総合事務所内に合同事務所を設置する。予備契約調印式は二十七日、文化会館であり、各改良区の理事長が効率的な事業運営、地域農業の振興に向けて握手を交わした。
 合同事務所を設置するのは、厚狭秋山、永安台沖開作、埴生、古開作、赤川。それぞれの土地改良区は存続し、各理事長らで構成する運営委員会の下に事務局を置き、総代会(総会)、役員会の開催、賦課事務などを行う。必要経費は面積や組合員数、事務事業量などで案分して負担する。
 調印する各改良区の理事長ら(文化会館で)

2008年2月27日

「子育てタクシー」好評、認定ドライバー増員へ

 保護者代わりに子供の送迎などをする「子育てタクシー」が好評だ。宇部市内で唯一、全国子育てタクシー協会に加盟している明神町の宇部構内タクシー(福嶋真一社長)では、月平均約九十件の利用がある。現在十人(うち女性三人)が専門ドライバーとしての認定を受けて活躍し、さらに五人(いずれも男性)が研修中。今後も順次、認定者を増やし、来年二月までには全運転手の八割に相当する四十人が認定ドライバーとなる見込み。
 二十六日には研修中の運転手、富田秀男さん(56)が、福祉会館の市子育てサークルで実習に臨んだ。最初は緊張気味だった富田運転手も、子供たちと一緒に遊んだりして次第に打ち解け「子供と接するのは楽しい」と笑顔を見せていた。
 サークルで子供たちと遊ぶ富田運転手(福祉会館で)

県農協電子計算センターが臨空パークに進出調印

 県農協電子計算センター(国沢是篤社長、本社・山口市小郡下郷)と宇部市は二十六日、宇部臨空頭脳パークへの進出協定に調印した。同パークへの進出企業は八社目で、同社はデータセンター「JA山口電算センター宇部iDC(インターネット・データ・センター)」を十月に着工、二〇〇九年九月から稼働させる。
 同社は一九七三年設立の情報通信業で、年商約十一億円。同パークへは広さ八千二百三十六平方メートルの「は区画」に、延べ床面積二千八十平方メートルの二階建ての建物を造り、本社の情報システムの運用サービス機能を移転する。国沢社長は「宇部iDCは高い機能を持つ県内初の地域密着型施設として、二十四時間年中無休のシステム運用を行う」と話した。
 調印後に握手する藤田市長、和田部長、国沢社長(左から、文化会館で)

3月15日、山陽小野田市文化会館で市民環境フォーラム

 市民環境フォーラム「みんなで考えよう!本当の豊かさ-未来の子供たちのために今できること」は、三月十五日午後一時半から山陽小野田市の文化会館で開かれる。地球温暖化防止につながる実践活動の紹介やシンポジウムを通じて、バイオマスへの理解を深め、ごみ問題を含めた宇部・山陽小野田圏の課題を考える。エコマテリアルフォーラム、バイオマスタウン研究会主催、山陽小野田市共催。
 バイオマスは「再生可能な生物由来の有機性資源で化石資源を除いたもの」。従来は堆肥や飼料の原材料として利用されてきたが、技術の進展により、製品やエネルギーとしての可能性が拡大。地域にとっても、ごみ減量や廃棄物の有効利用、エネルギー利用などの効果が期待されている。
 市民環境フォーラムのチラシ

2008年2月26日

恩田理容院が散髪ボランティア38年

 恩田理容院(宇部市笹山町)の御手洗文子代表(75)と従業員の重安代志江さん(53)、本田寛美さん(56)は、一九七〇年から福祉施設での散髪ボランティアを続けている。「何か社会の役に立てれば」と、無償でのサービス提供を始めて三十八年。御手洗代表は「従業員二人が縁の下の力持ちとして支えてくれたので、ずっと続けることができた。元気な間はボランティアの灯をともしていきたい」と、まだまだ奉仕活動を続けていくつもりだ。
 入所者の髪を切る御手洗さん、重安さん、本田さん(右から、養護老人ホームむべの里博愛園で)

還付金詐欺に注意を

 医療費過払い金を返金するのでATM(現金自動預払機)に行ってください―。県職員をかたるこのような振り込め詐欺が宇部市を中心に増えている。
 同市西岐波の五十歳代の男性宅には、二月中旬に県庁八階の保険年金課の職員を名乗る中年の男から電話があった。応対した妻に対して「三-五万円を返金するので、今から言う福祉課の番号にかけて手続きをしてください」とフリーダイヤルの番号を案内した。不審に思った妻は県庁に電話して詐欺であることを確認した。
 県医務保険課の栢耕太郎(かや・こうたろう)主査は「還付金でATMに行ってもらうことはないので、だまされないでほしい」と注意を呼び掛けている。

3月1日、複合型介護施設「なみおと」と「こうよう紫苑」がオープン

 山陽小野田市内で初めてとなる小規模多機能型居宅介護を備える介護施設が、三月一日に二カ所で同時オープンする。早川内科医院(早川幹夫理事長)が焼野に建設する「なみおと」と健仁会(村上紘一理事長)が渡場に開所する「こうよう紫苑」。
【なみおと】小規模多機能型居宅介護、認知症高齢者に対応したグループホーム、デイサービスセンターの三つの機能を備える。問い合わせは同施設(電話88-0008)へ。
【こうよう紫苑】小規模多機能ホーム、認知症対応デイサービス、グループホーム、シニア向け賃貸住宅の四つの機能を持つ複合型介護施設。問い合わせは、こうよう紫苑(電話78-1800)へ。
 完成したなみおと(焼野で)

4つの機能を持つこうよう紫苑(渡場で)

2008年2月25日

国公立大2次試験始まる

 国公立大の二次試験(前期日程)は二十五日に始まり、県内三大学でも受験生が試験に臨んだ。志願者は計四千四百五十九人。
 山口大工学部では早朝から受験生が訪れ、参考書などに目を通していた。担当職員から説明を受けた後、緊張した面持ちで試験開始を待ち、午前九時、最初の科目の理科が始まった。大阪会場でも今年初めて受験を実施した。募集人員に対する倍率は山口大が三・〇倍、県立大が三・八倍、下関市立大が四・二倍。
 緊張した様子で試験開始を待つ受験生(25日午前8時45分、山口大工学部で)

宇部市が2008年度当初予算案を発表

 宇部市は二十五日、二〇〇八年度当初予算案を発表した。一般会計は五百八十八億円で、前年度当初比0.1%(五千万円)減の抑制型。経費削減や財政健全化を図りながらも、常盤公園の活性化など二十二の新規事業を盛り込むなど、重点課題には積極配分して、めりはりを付けた。特別会計を含めた総予算は同13.6%減の千六十二億一千二十万円。三日に開会予定の三月定例市議会に上程される。
 予算発表に合わせて藤田忠夫市長は二十五日朝、市役所で会見。「非常に厳しい財政状況の中、管理的経費などを圧縮し、福祉関係経費など必要な予算は確保に努めた」と説明した。
 

08年度予算について説明する藤田市長(25日午前10時すぎ、市役所で)

音楽劇で青少年へメッセージ

「竹」創造のまち山陽小野田実行委員会(末廣正巳委員長)、生涯学習音楽指導員ネットワーク山口(廣田由実代表)主催の音楽劇「生きる~青少年へのメッセージ」は二十四日、市文化会館で開かれた。高泊たけの子オーケストラや竹の音楽家、柴田旺山さんとバンブーシンフォニアなどによる竹楽器演奏、声楽アンサンブル、アトランタやシドニー、アテネ五輪のシンクロナイズドスイミングでメダルを獲得した武田美保さんのトークなど、多彩なステージが繰り広げられ、六百二十四人の来場者を魅了した。
 竹楽器を演奏する高泊たけの子オーケストラ(市文化会館で)

2008年2月23日

阿知須小6年生がお年寄りに贈るひなもん手作り

 山口市の阿知須小(松田福美校長、四百二十三人)で二十二日、六年生七十三人が地域の名物、ひなもんを手作りした。
 地域とのつながりを広げよう、をテーマとした家庭科の授業で初めて取り組んだ。ひなもんは、ちりめん布などを材料にしたつるし飾りで、福岡県の柳川さげもんを参考に、五、六年前から阿知須で作られるようになった。今では「ひなもん」の呼び名で親しまれている。
 講師は、阿知須町商工会ひなもん教室の指導者、受講生十六人が務め、飾り玉とトウガラシを作った。飾り玉作りは直径一・五㌢の発泡スチロールの玉に、自宅から持ち寄った端切れを木工用ボンドで張り付ける作業。子供たちは、玉につまようじを挿して固定し、丁寧に端切れを張っていった。
 ひなもんの飾り玉作りに取り組む児童(阿知須小で)

廃棄協会宇部支部が清掃奉仕

 県産業廃棄物協会宇部支部(真鍋啓介支部長)は二十二日、亀の甲地区の高尾配水池周辺の清掃奉仕活動を実施し、廃タイヤ、家電など約二トンのごみを回収した。
 宇部市、山陽小野田市、美祢市をエリアとする同支部では三年前から年一回、社会貢献として不法投棄廃棄物撤去活動を展開。過去三回は宇部市内で行っており、山陽小野田市では初開催となった。会員をはじめ、市自治会連合会、県・市などから六十人が参加した。
 集めたごみを運搬車に積み込む参加者たち(亀の甲地区で)

2008年2月22日

ときわ湖水ホールで「春のラン展」

 宇部ラン愛好会(米澤三彦会長、四十五人)の「春のラン展」が二十二日から、ときわ湖水ホールで始まった。カトレアやコチョウランなどが会場を彩り、来場者は華麗な花の競演を楽しんでいる。時間は午前九時-午後五時(最終日は午後四時)、二十四日まで。会場では、会員らが栽培方法の相談も受けている。
 咲き誇る洋ランを楽しむ来場者(22日午前9時、ときわ湖水ホールで)

埋蔵文化財展始まる

 第二十九回郷土を考えるシリーズ展「古(いにしえ)との出会い-埋蔵文化財展」が、二十二日から宇部市の文化会館で始まった。市内や周辺の遺跡から見つかった出土品、写真資料など千点を公開。宇部地域の成り立ちや暮らしぶりの変遷が分かる企画展となっている。入場無料。三月二日まで。宇部地方史研究会(鈴永英二会長)主催、市教育委員会共催、宇部日報社など後援。
 関連行事として、二十三日午後二時から文化財講座を開催。梅光学院大の渡辺一雄教授が「宇部市の埋蔵文化財」と題して講演する。聴講無料。
 貴重な土器などが並ぶ会場(22日午前9時半、文化会館で)

山陽小野田市が08年度予算案発表

 山陽小野田市は二十二日、二〇〇八年度の当初予算案を発表した。一般会計は二百三十八億六千万円で、〇七年度当初より6・6%、十六億七千六百万円の減。厳しい財政状況の中、予算の重点化と効率化、実施事業の厳選に努め「スリムで中身の濃い予算」とした。緊縮財政ながら子供や高齢者への施策、福祉対策には積極配分し、中学生海外派遣事業、図書購入費が復活した。
 

2008年2月21日

宇部興産中央病院で看護衣のファッションショー

 宇部市西岐波の宇部興産中央病院(阿美古征生院長、四百二十六床)で二十日、来年度導入する看護職員のユニホームを選ぶファッションショーが行われた。
 ショーにはモデルとして職員二十一人が出演。同僚約七十人が見守る中、音楽に合わせて会場を歩き、前方で一列に並んだ。観客は「後ろ姿を見せて」とリクエストしたり、生地を触ってみたりして、熱心に比較。今月中には新しいユニホームを決定し、四月から取り入れることにしている。
 笑顔で新しい看護衣の候補を披露する職員(宇部興産中央病院で)

阿知須郷土史研究会が「阿知須の方言」出版

 阿知須郷土史研究会(河野昌博代表、24人)はこのほど、山口市阿知須地域に伝わる方言970語を集めた「阿知須の方言」を出版した。地域の歴史をクローズアップして活動している同研究会だが、2年前の例会で「地元の方言を知らない若者が増えてきた。今、まとめておかないと後世に伝えられない」との声が上がり、編集することにした。
 会員が文献を参考にしたり、地域ごとに高齢者に聞いたりして方言を収集。B5判五十ページ。二百部作製。学校や図書館に寄贈したほか、希望者には一部五百円で販売する。事務局の松尾さん(電話65―2867)へ。
 発刊した『阿知須の方言』を手にする河野代表(宇部日報社で)

有帆小でモジュール授業視察

 内閣官房の教育再生会議担当室の参事官ら五人が二十日、有帆小(木橋金二校長、二百六十二人)を訪れ、音読や計算、タブレットパソコンを使った漢字の書き取りなどのモジュール授業を視察した。
 四年一組(十九人)では、自分たちで作った詩や「百わり」(百問の割り算)、辞書を有効に使った学習などを視察。六年生のクラスではタブレットを使った漢字の反復練習に関心を寄せた。片山純一参事官は「タブレットパソコンを使うなど、先進技術を生かした方法も見られた。子供たちが生き生きしていた」と感想を話した。
 計算に集中する子供たちの様子を視察する参事官ら(有帆小で)

2008年2月20日

宇部署など4団体が「交通事故死ゼロを目指す日」PR

「交通事故死ゼロを目指す日」の二十日、宇部市交通安全対策協議会(会長・藤田忠夫市長)、宇部警察署(中山肇署長)など四団体はJR宇部新川駅で、利用客にチラシや使い捨てカイロを配布してPRした。
 この日は、内閣府中央交通安全対策会議が今年から定めたもの。昨年、全国の事故による犠牲者は前年比六百九人減の五千七百四十三人で、五十四年ぶりに五千人台になった。この減少傾向を続けようと、二月二十日と四月十日を全国統一で事故防止に努める日とした。
 チラシなどが入った袋を手渡す市交通安全対策協議会のメンバーら(20日午前7時すぎ、JR宇部新川駅で)

「やまぐち電子申請サービス」が3月3日から4サービス追加

 県内二十二市町が共同運営している「やまぐち電子申請サービス」は三月三日から、水道開栓と閉栓の申請、後援申請二種の申し込み手続きを新たに加える。宇部市のホームページ(HP)からも利用可能で、二〇〇六年三月からスタートした同サービスはこれで計二十八項目。自宅や職場のパソコンを使えば、三百六十五日二十四時間、利用できるようになる。
 電話や窓口での受け付けも従来通り行う。問い合わせは同局水道事業部(電話21-2171)へ。後援申請は市長、教育長あてともに対応。窓口は総務課(電話34-8104)、または、市教育委員会の総務課(電話34-8604)へ。

小野田市民病院が出産した女性にお祝い膳

 山陽小野田市の小野田市民病院(瀧原博史院長)が、同院で出産した女性にお祝い膳(ぜん)を出すサービスを始めた。出産から退院までに一回だが、多彩なメニューから選べるようになっており、大いに喜ばれている。
 お祝い膳が出されるのは火曜か金曜の夕食。メーンの料理は、牛ステーキ、白身魚のパイ包み、ホタテの網焼きから選べるようになっている。これに生春巻きやエビグラタン、アスパラ生春巻き、テリーヌ、サラダ、ケーキなどが加わる。病院スタッフの意見を取り入れ、見た目でも楽しんでもらおうと盛り付けにもこだわった。同院で四人を産んだ女性も退院前にこのメニューを食べ「病院側からのお祝いはうれしい」と話した。
 豪華メニューで喜ばれているお祝い膳

2008年2月19日

宇部文化連盟が創立50周年でサクラ植樹

 十八日に創立五十周年を迎えた宇部文化連盟(上原武会長、九十七団体・七千四百十六人)は十九日、真締川公園にサクラ(ソメイヨシノ)二本を記念植樹した。幹回り四十五センチ、高さ六メートル、枝は幅三メートルにわたって広がる大木で、この春も花が楽しめそうという。
 同連盟は二十三日午後五時二十分から宇部全日空ホテルで式典と祝賀会を開く。
 記念植樹する上原会長ら(右から2人目、19日午前10時、真締川公園で)

救急医療情報システム、うまく機能せず現場困惑

 救急病院の空きベッド数をオンラインで消防に伝え、搬送時間を短縮してたらい回しを防ぐ救急医療情報システムが、うまく機能していない。県が定めた病院側が一日二回入力するデータでは、リアルタイムで空きベッドの情報が欲しい救急隊には役立たないという。このシステムは、病院が入力した空きベッド数や手術の可否などの情報が、インターネット回線を通じて消防本部の司令室にある端末装置で確認できるもの。通信指令課の野村俊博課長は「確認作業に手間がかかる。データはあくまで参考程度」と話す。
 厚生労働省は、昨年八月に、奈良県で三十歳代の妊娠中の主婦が病院をたらい回しにされ、死産した事件を受け、二○○八年度に、消防本部側が医療機関側に情報の更新を促す表示などができるシステムへ部分的な改修をする補助事業を行う。
 指令室に置かれた県救急医療情報システムの端末(宇部市消防本部で)

本山小、卒業モニュメント完成間近

 本山小(徳原幸子校長、二百六十一人)の六年生が西門で建設している卒業制作が最終段階に入った。焼野海岸で集めた石を積み重ね、校名のプレートをはめ込んだ表札代わりのモニュメント。近日中にガラス石を散りばめて仕上げる。
 卒業生四十四人が基礎、プレート、飾り付けの三つの係に分かれて今月上旬から取り掛かり、十八日の作業で立派な外観がお目見えした。十八日は学年活動として、保護者たちが子供たちの制作現場を見学し、頼もしい様子に目を細めていた。
 ほぼ完成した本山小の卒業制作(同小西門で)

2008年2月18日

英語暗唱弁論大会、優勝は佐々野さん(野田学園2年)、牧野さん(宇部商2年)

 第四十九回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は十六日、ときわ湖水ホールで開かれた。四十二人が出場した中学校の暗唱の部では佐々野晴花さん(山口市、野田学園二年)、十八人による高校の弁論の部では牧野寿恵さん(宇部商二年)が優勝した。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社主催。
 佐々野さんが暗唱したのは「A Mother's Lullaby(母さんの子守歌)」。「聞いてくれている人たちの顔をよく見ながら、大きな声で発表するように心掛けた。一位になれてうれしい」と喜んでいた。牧野さんは自作の原稿「Both of me(二人のわたし)」で発表。「将来は空港など、英会話を生かせる場で働きたい」と話していた。
 中学の部の入賞者(ときわ湖水ホールで)

高校の部の入賞者(ときわ湖水ホールで)

平井前県知事が死去

 五期二十年にわたり県政のかじを取った平井龍(ひらい・とほる)前知事が十七日午前七時四十五分、呼吸不全のため、防府市の県立総合医療センターで死去した。八十二歳だった。通夜は十八日午後七時から山口市朝田のおおすみ会館、葬儀は二十二日午後二時から同市吉敷の県スポーツ文化センターで営まれる。喪主は妻の彰子(あきこ)さん。
 柳井市出身、東京大法学部卒。自治省市町村税課長、県総務部長、副知事を経て、一九七六年に知事に初当選。九六年まで歴代最長の連続五期、知事として活躍した。「県土一時間構想」を掲げ、周防大橋などの建設を推進。山口宇部空港のジェット機就航や宇部テクノポリス地域指定、超高温材料研究センター建設、山陽新幹線の厚狭駅設置などに力を注いだ。
 平井龍前知事

女性消防団員6人が応急手当て普及員の資格取得

 山陽小野田市消防団(秋本昌宏団長)の六人の女性団員が十六日、計二十四時間の講習を終えて応急手当て普及員の資格を取得した。五月から、市民対象の救命講習の指導者として活動する。
 男性と違って火災現場に出動することはなく、消防操法大会や住宅防火診断などのイベントサポートが任務のメーンだった。指導者になることで、救急の啓発、普及における地域のリーダーとなる。五-十月に小野田、山陽の両消防署で各月一回ずつある普通救命講習や、学校、地域への出前講習が新たな活躍の場となる。
 安部消防次長から認定証を受け取る女性団員(市消防本部で)

宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会

 第四十九回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は十六日、ときわ湖水ホールで開かれた。午前は中学校の部があり、宇部市などの二十二校から参加した四十二人が、ステージに上がって堂々と発表した。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社主催。
 英語でスピーチする藤山中2年の内田洋子さん(16日午前10時、ときわ湖水ホールで)

宇部日報書き初め展始まる

 第五十二回宇部日報書き初め展(宇部日報社主催、市教育委員会共催)が、十六日から文化会館で始まった。伸びやかで力強い楷書(かいしょ)や流れるような筆遣いの作品が並び、来場者は熱心に見ていた。時間は午前九時-午後五時(最終日は午後三時)、十八日まで
 力作が並ぶ会場(16日午前10時、文化会館で)

有帆片山地区で伝統行事の百万遍念仏講

 山陽小野田市の有帆片山地区で江戸時代末期から続く伝統行事「百万遍念仏講」は十六日、当家の野原浩一さん(62)宅であり、地域住民三十人が読経と太鼓に合わせて長さ十メートルの大数珠を繰り、家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 当家に集まった人々は車座になり、岩崎寺の河口徳明住職の読経に合わせ、大小三百三十三個のキリの大数珠を繰りながら「ナンマイダア、ナンマイダア」と唱え、大玉が回ってきた時に祈願。輪の中では安藤蹴哉ちゃん(2つ)、辻畑那奈さん(7つ)ら六人が元気よく太鼓を打ち鳴らした。法要後は、当家が振る舞う赤飯と白あえの精進料理を囲み、ふれあいのひとときを過ごした。行事後、数珠は箱に収められ、次の当家宅で家内安全のお守りとして保管される。
 家内安全を願って数珠を繰る地域住民(16日午前10時半、有帆の野原さん宅で)

2008年2月15日

中国威海市の中学生らが川上中を訪問

 宇部市の友好都市・中国威海市の中学生八人と引率者二人が十三日、来宇した。交流行事初日の十四日は川上中(山根幹男校長、二百七十一人)を訪れた後、藤田忠夫市長と前田松敬教育長を表敬訪問。一行は十八日までの滞在中、日本文化を体験したり、ホストファミリーと触れ合いを深めたりする。
 川上中の歓迎会では、山根校長、生徒代表の青江耕平君(一年)があいさつした後、三年生が合唱、吹奏楽部員が演奏で歓迎。威海の生徒を代表して劉静怡さんが「互いに学び、理解を深めるために日本に来ました。楽しく過ごしたいです」と応えた。引き続き、校内見学と授業参加があり、生徒たちは英語や身ぶり手ぶりで盛んにコミュニケーションを取り合っていた。
 技術家庭科の授業を見学する威海市の中学生たち(川上中で)

宇部文化連盟創立50周年、23日に式典・祝賀会

 宇部文化連盟(上原武会長)は、今月で創立五十周年を迎える。半世紀にわたり加盟団体が連携し、宇部地域の文化芸術の振興と子供たちの情操教育に大きく貢献してきた。節目を記念し、十九日に真締川公園にソメイヨシノを植樹するほか、宇部市出身で日本を代表する日本画家、西野新川さん(95)=東京都世田谷区=が常盤湖を描いた作品「湖上団欒(だんらん)」を市に寄贈する。二十三日午後五時二十分から宇部全日空ホテルで式典と祝賀会を開く。

寝太郎公園ゆめ広場の竹林を整備

 山陽小野田市と竹林ボランティア楠(阿部正昭会長)は十四日、ホタルの乱舞がよく見えるようにと、厚狭の「寝太郎公園ゆめ広場」の竹を伐採した。
 同広場の石束川は、ゲンジボタルの生息地として知られ、シーズンには約一万匹が飛び交う。一九九九年に河川公園として整備されて以降、約一千平方メートルの土手の竹林には全く手を付けておらず、繁茂していた。伐採した理由は、張り出した竹にホタルが隠れてしまい、十分に乱舞を楽しめないため。周囲が暗すぎると、草むらに潜む雌を雄が見つけられずに交尾できず、将来的には個体の減少につながる可能性もある。土が硬くなると、羽化する場所が少なくなる恐れもあるという。
 繁茂した竹を伐採する参加者たち(ゆめ広場で)

2008年2月14日

阿知須小児童が琴と尺八の演奏体験

 阿知須小(松田福美校長、四百二十三人)の六年生七十三人は十三日、山口市の同校で日本の伝統楽器の琴と尺八に触れる体験をした。
 音楽の授業として昨年から行っているもので、筝曲生田流筑紫会の佐藤歌奈恵大師範(山口市小郡)と門下生二人、琴古流の尺八演奏家、若松幹治さん(阿知須南祝)が講師を務めた。琴演奏では、楽器との位置関係、つめの付け方、簡単な曲の演奏方法などを手取り足取り教わった。子供たちは順番に弾き「きれいな音がする」と歓声を上げていた。逆に尺八演奏では、なかなか音が出ず、悪戦苦闘していた。
 手ほどきを受けながら琴を演奏する児童(阿知須小で)

黒石校区が周防灘台風の記録誌発刊

 一九四二年に宇部地方を襲い、甚大な被害をもたらした周防灘台風の記録を後世に伝えるため、黒石校区コミュニティー推進協議会(浅上梧朗会長)が、体験談や写真を収めた「わすれまいぞ 周防灘台風」を発刊した。冊子は三百部印刷して、各自治会と小・中学校に配布。
 同台風は、厚南地区が宇部市と合併した翌年の八月二十七日に襲来。市の被害総額は、現在の米価換算で約五百八十億円。厚南地区だけで死者、行方不明者は二百人を超えた。
 黒石校区コミュニティー推進協では今年度、防災教育チャレンジプランの団体指定を受けて、記録誌の作製に取り組んだ。校区独自のホームページ(HP)にも、防災の心得、自治会ごとの避難場所や浸水域などを加えた。
 体験談や写真を収録した周防灘台風の記録誌

ホームページで紹介されている厚東川はんらん時の予想浸水域(色が濃いほど水位が高い)

13日、山陽小野田市役所で市交通活性化計画検討委

 山陽小野田市交通活性化計画検討委員会(委員長・榊原弘之山口大大学院准教授)は十三日、市役所であり「ともに力をあわせて実現する『移動しやすい環境』」を基本理念に、住み良さの創造を目指して生活交通を守る基本方針、整備方針を設定した概要案が示された。
 概要案は上位計画の総合計画、生活交通の現況調査、ヒアリングから抽出した課題を踏まえて事務局が示した。基本方針は生活交通を守る体制づくり、便利で効率的な生活交通体系づくり、乗りたくなる生活交通の環境づくりの三つで、具体的な整備方針も掲げた。計画自体は検討委が主体となり、整備方針案に基づく施策、交通空白地域への具体策などを検討し、地域意見交換会、市民意見公募(パブリックコメント)を経て十月の完成を目指す。
 基本方針案について検討する委員(市役所で)

2008年2月13日

この冬初めての積雪に児童ら大はしゃぎ

 十三日朝は、前夜からの雪がうっすら積もり、宇部市の町は粉砂糖をまぶしたようになった。積雪は、この冬初めて。最低気温は氷点下〇・二度(午前六時四十六分、市役所)だった。
 通学途中の児童らは、道ばたの雪をかき集め、友達と競って大きな塊を作り、笑顔を見せていた。
 大きな“雪だんご”を持って登校する児童(13日午前8時、常盤小付近で)

うっすらと雪が積もった町並み(13日午前7時半、松島町で)

宇部市野球場が初のグラウンド大改修

 宇部市野球場で十二日から、一九九八年四月の完工以来、初めてとなる大掛かりなグラウンド改修工事が始まった。兵庫県神戸市の専門業者を呼び寄せ、二十二日まで十一日間かけて、従来の土となじませながら丁寧に整地していく。総費用は五百万円。
 十一日までに改修専門業者が十トンラック九台分の土を搬入。土と混ぜ合わせる火山灰は、阪神甲子園球場や広島市民球場と同じ鹿児島県の桜島のものを使用。改修後の初利用は、三月三日に行われるプロ野球のオープン戦「読売ジャイアンツ-オリックス・バファローズ」となる。
 グラウンド部分の改修工事が進む市野球場

山陽太平洋ライムが工場新設

 太平洋グループの山陽太平洋ライム(石井恒二社長)は、山陽小野田市の太平洋セメント遊休地に高品質生石灰製造工場を新設する。最新の焼成炉を国内で初めて導入し、製紙用の生石灰を製造する。プラントは近く着工、十二月の完成を見込む。
 同社は、製紙会社の事業拡大により、高品質紙(高白色度)の原料の一つとなる生石灰の需要増に対応するため、太平洋セメントと奥多摩工業が出資して昨年七月に設立された。約三万五千平方メートルの敷地に、石灰焼成炉二基、乾燥炉、各種ベルトコンベヤー、粉砕機、集じん機などを建設する。総投資額三十五億円のうち、三億九千万円を公害防止対策費に充てる。
 事業所の環境対策について審議する委員(市役所で)

2008年2月12日

宇部市少年野球ロードレースに市内21クラブから676人が激走

 第三十回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は十一日、常盤公園周遊園路コースで開かれた。市内の二十一クラブから六百七十六人が出場し、団体では六年は小羽山、五年は恩田、四年は黒石、三年以下は藤山が優勝した。市少年野球協議会、市体育協会、宇部日報社主催、市教育委員会後援、太陽家具百貨店協賛。
 シーズンオフの体力づくりと選手同士の融和を図ることが狙い。出場選手は六年が百四十九人、五年が百七十五人、四年が百六十二人、三年以下が百九十人。同公園管理事務所前を発着点に、五、六年生は四キロ、四年生と三年以下は三キロで行われた。
 下り坂を力走する6年の選手たち(常盤公園周遊園路コースで)

11日、音楽劇「街の歌が聞こえる」上演

 音楽劇「街の歌が聞こえる」は十一日、宇部市記念会館で上演された。市民手作りの公演に満員の会場から笑いや拍手がわき起こった。
 劇は宇部市出身のシンガーソングライター、陣内大蔵さんの自伝エッセー「僕んちは教会だった」を基に、脚本家の広島友好さん(宇部市)が脚本、宇部市出身の演出家・脚本家の品川能正さん(東京ギンガ堂代表、東京)が演出を手掛けた。出演者はユーモアたっぷりの心温まる演技で個性的な登場人物を見事に演じた。フィナーレでは出演者と会場が一つになってテーマ曲を歌った。
 フィナーレで会場とひとつになって歌う陣内さんと出演者(記念会館で)

竜王中学校で初の立志式

 竜王中(田中道徳校長、二百三十八人)で九日、初めての立志式が行われた。七十一人の二年生は、生徒代表の目標を聞いたり、卒業生にアドバイスを受けたりして、理想とする大人になるための自覚と決意を胸に刻んだ。
 立志式は昔の元服に当たり、十四歳で志を立て、自覚と責任を持って大人への第一歩を踏み出す厳粛な行事。同校では、二年生を受け持つ教諭たちが、生徒の意欲向上を狙って企画した。先月末に行った職場体験の感想を岡田美穂さん、森重千晶さん、中濱晴香さんが発表。生徒の昔の写真を集めたビデオ上映もあった。
 パワーポイントを使って職場体験の感想を発表する生徒(竜王中で)

2008年2月 9日

商売繁盛! 黄金のヒラメ

 宇部市新天町二丁目のすし店「呑兵衛」に八日、萩市沖で取れた九十センチ、八キロもある黄金色をした巨大ヒラメが入荷。海老正広社長は「縁起がいい。金運に恵まれて売り上げが増えれば」と期待を込めた。
 下関市立水族館・海響館魚類展示課の久志本鉄平飼育員は、黄金色をしたヒラメは先天的に皮膚の色素が少ないとみる。目立つ色で外敵から襲われやすく、餌となる魚に逃げられることも多いため、自然界でここまで大きくなるのは珍しいという。
 大分県佐伯市では黄金色のヒラメは縁起物で、地元漁協が餌や水槽に工夫をして養殖をしているほど。
 同店には、取引先の水産会社から「朝、漁師が珍しいヒラメを取ったので買わないか」と誘いがあった。
 昼間は店先の水槽で展示されたが、夜には刺し身やあら炊きなどに料理され、客のおなかを満たした。
 黄金色のヒラメ(新天町の呑兵衛で)

環境テーマに男女参画フォーラム

 山陽小野田市の男女共同参画フォーラムは八日、文化会館であり、環境問題をテーマにした基調講演とパネルディスカッションを通じて、次代に引き継ぐ住み良い社会づくりについて考えた。市女性団体連絡協議会(半矢幸子会長)主催。
 「どう取り組む?環境問題―今、一人ひとりができること」と題して、日常、社会生活の中で、地球温暖化防止への取り組みを続ける三人をパネリストに迎えた。やまぐち県民活動支援センター長の於土井豊昭さんがコーディネーターを務めた。
 それぞれのエコライフを話すパネリスト(文化会館で

2008年2月 8日

阿知須のひなもんまつり始まる

 第四回阿知須のひなもんまつりが八日、山口市阿知須の商店街で始まり、カラフルなつり飾りや小物が商店、民家のショーウインドーなどを彩っている。十七日まで。阿知須商工会、あじすプチ工房ひなもんグループ主催。
 恵比須神社周辺の阿知須商店街が会場で、展示場となる三十カ所の商店、民家には目印のピンクののぼりが掲げられている。ショーウインドー越しにカラフルなひなもんを見つけた客は店の中に入り、細かい作業で丁寧に仕上げられたまりや、えとのねずみ人形、ひな飾りなどに見入っていた。期間中の十、十一、十六、十七日は午前十時から、旧田坂金物店で桜もちとお茶の無料サービス(毎回先着百人)がある。
 カラフルなひなもんが並ぶ店内(8日午前10時ごろ、阿知須のたけもとで)

田坂陽ちゃん(3歳)が11日テレビでエレクトーン生演奏

 エレクトーンを始めて半年の田坂陽(はる)ちゃん(3つ)=宇部市東梶返=が、テレビの生放送で演奏することになった。これまでに数々の“天才エレクトーン少女”を輩出してきた山崎ピアノエレクトーンセンター(山崎典子主宰、恩田町)だが、三歳での生放送挑戦は最年少で、陽ちゃんが初めて。「カエルさんになりきって、『かえるの歌』を弾きたい」と本番を楽しみにしている。
 日本テレビ系の朝の情報バラエティー番組「スッキリ!!」(午前八時-九時五十四分)に出演が決定。十一日の午前八時五十五分から約三十分かけて、山崎主宰の指導法や教室の様子が紹介され、陽ちゃんが生演奏を披露する。
 カエルのぬいぐるみをお守りに練習に励む陽ちゃん(恩田の山崎ピアノエレクトーンセンターで)

有帆小学校で仮入学

 山陽小野田市の小学校のトップを切って七日、有帆小(木橋金二校長)で仮入学が行われた。三十一人の入学予定児が保護者と一緒に初登校し、一年生と交流するなど学校生活の一端を体験した。
 保護者が学校説明を受けている間、男子十四人、女子十七人は、一年生と交流した。一年生が用意してくれた首飾りを掛け、かるたやお手玉、粘土、ゲームなどで、一つ上の先輩たちと楽しく遊んだ。この後、親子交通安全教室があり、小野田警察署員から道路の正しい横断の仕方を学んだ。
 横断の仕方を学ぶ親子(有帆小で)

2008年2月 7日

二俣瀬小児童が豊生苑訪問し、お年寄りと交流

 二俣瀬小(安村竹史校長)の三-六年生二十六人が六日、木田にある介護老人保健施設・豊生苑(白水玄勇施設長、五十人)を訪れ、手作りのゲームをしたり、心のこもった手紙を贈ったりして、お年寄りを喜ばせた。
 同校と同施設は七年ほど前から、年に二回相互に行き来しながら交流を続けている。今年度は十月三十一日に、利用者が学校を訪問。今回は児童が一カ月余りをかけて、体が不自由な利用者でも楽しめるよう、趣向を凝らした催しやプレゼントを準備した。子供たちは大きな声で自己紹介をした後、磁石を使った魚釣りゲームや福笑い、折り紙、箱の中身を当てる「はてなボックス」などを行い、一緒に楽しんだ。
 はてなボックスを楽しむお年寄り(豊生苑で)

ハーモニカの名手・品川さん、口コミで評判に

 宇部市内にハーモニカの名手がいる。寿町で品川鍼灸マッサージ療院を営む品川勝邦さん(66)。全盲だが、記憶しているレパートリーは、唱歌やフォークソング、洋楽、演歌など三百曲を超える。腕が鈍らないよう、今でも毎日三時間の練習を欠かさない努力家で、福祉施設や小学校、イベントなどのゲストに引っ張りだこ。「ハーモニカおじさん」として親しまれている。
「ハーモニカは『ポケットに入るオーケストラ』と称され、どこにでも持ち運べて演奏できる。値段も手ごろで、習得がたやすく、親しみやすい楽器」と品川さん。日曜日は同療院でハーモニカ教室を開き、地元愛好者の輪も拡大。九日には、防府市地域交流センター・アスピラートで開かれる県ハーモニカクラブの演奏交流会に出演する。
 愛用のハーモニカを手にする品川さん(寿町の品川鍼灸マッサージ療院で)

山陽小野田市「子供市議会」で児童代表が市議会登壇

 山陽小野田市内の小学生がまちづくりへの夢や希望、要望を市政に届ける「子供市議会」は六日、市役所であり、代表児童二十四人が、生活、学習環境の整備から財政問題、合併効果まで幅広く取り上げ、執行部に迫った。市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)主催。
 子供市議会は昨年度に続いて二回目。男女二人が各校を代表して一日議員となり、本会議に出席。一般質問と同様に登壇し、十分の持ち時間で、それぞれの思いを白井博文市長、担当部長にぶつけた。白井市長は「身近な問題から行政への支援要望までさまざまあった。一つずつ実現できるよう取り組みたい」と講評。
 さまざまな疑問や要望をぶつける各校の代表児童(市役所で)

2008年2月 6日

宇部鴻城高野球部員が座禅体験

 宇部鴻城高(戸倉昇校長)の野球部員二十九人と監督が五日、船木大野の瑞松庵(藤村弘隆住職)で座禅を体験した。さらなる自己研さんを図ろうと初めて行ったもので、部員たちは三月からのシーズン開幕に向け、活躍を誓った。
 試合に勝つための強い精神力を養うため、いろんな面から自分を見詰め直そうと、尾崎公彦監督が発案。部員たちは背筋を伸ばし、外の音やほかの人を気にしないよう心を落ち着かせて、四十分間の“無の境地”を体感。本堂内には、藤村副住職が部員たちの肩を打つ警策(きょうさく)の音だけが響いた。
 座禅で精神を集中する部員たち(船木の瑞松庵で)

古紙配合率の偽装問題

 宇部市は六日、古紙配合率の偽装問題を受けた調査結果と対応策を発表した。グリーン購入法に基づいて購入している用紙類のうち、メーカーの公称値と実際の配合率が合致していたのは全十八品目中五品目だった。封筒類などでも偽装が確認された。今後については、環境適合を絶対条件にすると紙不足が懸念されるため「配合率を問わない再生紙」を仕様とし、今年度分は契約業者から継続購入。来年度は契約期間を現行の一年間から上・下期の半年単位にし、適合商品の市場投入を待つ。

山陽小野田市都市計画マスタープラン策定委が初会合

 第一回山陽小野田市都市計画マスタープラン策定委員会は五日、市役所であり、公募と学識、関係機関から選出された十五人が、秩序ある土地利用、都市施設や市街地の効果的な整備など、基本構想で示された将来像を実現するための施策を検討していく。プランは二〇〇九年三月の策定を目指す。会長に山口大大学院の鵤(いかるが)心治教授を選んだ。
 昨年から基礎調査を実施し、市民アンケートも分析。初会合で鵤会長は「積極的に議論し、全国に誇れるプランにしよう」とあいさつ。プランの策定方針を確認し、都市の概況、アンケート結果を基に意見を交わした。委員会は策定までに五回程度を予定。任期は来年三月末まで。
 全国に誇れるプランづくりをと話す鵤会長(市役所で)

2008年2月 5日

楠中1年生が絵本やゲームで小学生と交流

 楠中(柏村雅実校長)の一年生六十人が四日、地区内の小学校三校を訪問し、手作り絵かるたや絵本の読み聞かせを通じて児童と交流した。「感動体験」をテーマにした年間の総合的な学習の一環で、初の試み。楠中一年の頭文字から「プロジェクトK-1」と名付けた。
 万倉小(松原夏樹校長)では、一、二年生三十三人と交流。初対面で最初は互いに緊張していたが、生徒たちが立派に進行役を果たし、ゲームを進めるうちに笑顔が見られるようになった。
 2年生児童と絵かるたを楽しむ楠中の生徒(万倉小で)

慶進高の実務実習スタート

 慶進高(縄田研吾校長)の実務実習が四日から始まった。総合ビジネス科と情報処理科の三年生十九人が、宇部市、山陽小野田市の市役所など七機関に通って、二十二日まで実習。事務作業などを手伝い、実際の職場の雰囲気を体感している。
 宇部公共職業安定所(中嶋信夫所長)では、鈴川逸実さん(情報処理科)、大山沙織さん(総合ビジネス科)、西崎幸恵さん(同)が実習。三人は職員に教わりながら、集中して作業をこなしていった。
 パソコンを使って表を作成する西崎さん(宇部公共職業安定所で)

山陽小野田市水道局が水道料金を二重徴収

 山陽小野田市水道局は四日、一月末付で処理した水道料金のうち、口座振替分の一部で二重請求のミスがあったことを公表した。対象は千五百五件に上り、約千五百万円を多めに引き落としていた。利用者からの指摘で発覚し、一日までに対象者の口座に振り戻したが「信頼を損ねる事態を招き、大変遺憾」と謝罪した。
 同局の説明によると、二重請求したのは小野田地区北部の昨年十一、十二の二カ月分。先月十七日、業務課の担当職員が、口座振替を利用している一万二千八百六十五件のデータを作成する際、電算処理が異常終了。復旧後に再入力したが、この時点で確認を怠ったため、千五百五件分が重複登録処理されたまま、八つの金融機関に送られた。
 事務処理ミスを謝罪する水道局関係者(市役所で)

2008年2月 4日

中津瀬神社節分祭、多くの市民でにぎわう

 宇部市内の神社などで3日、節分祭が行われ、悪鬼を払い、無病息災を願う人たちでにぎわった。
 新天町の中津瀬神社(丸茂雄治宮司)では、五回あった福豆まきが大人気。やぐらからまかれる袋入りの豆を取ろうと、集まった人たちは両手をいっぱいに伸ばした。唐戸市場(下関市)直送のふく鍋や豆茶の接待もあり、参拝者が冷えた体を温めていた。神社周辺では、恒例の福あめ抽選会があったほか、たくさんの露店が立ち並び、終日多くの市民でにぎわった。
 豆まきに集まった人たち(中津瀬神社で)

日報中学校バスケ、優勝は男子・西岐波、女子・上宇部

 第九回宇部日報杯近郷中学校バスケットボール大会二日目の三日は、俵田体育館と川上中体育館で決勝トーナメントが行われた。決勝は男女とも接戦となり、男子は西岐波が50-40で上宇部を下して二連覇。女子は上宇部が77-75で黒石を破り初優勝を飾った。市バスケットボール協会、宇部日報社主催、市中学校体育連盟共催。
 男子優勝の西岐波(俵田体育館で)

女子優勝の上宇部(俵田体育館で)

山陽商工会議所青年部の「交流したい農」成果発表会

 山陽商工会議所青年部(山本直仁会長)の「交流したい農」成果発表会が三日、市文化会館であり、地元の小学生や高校生らと一緒になって作った特産品候補を試食した。
 交流したい農事業は同青年部が企画。小学生が食材の栽培、中学生がパッケージデザイン、高校生がレシピを担当して、新しい特産品を作ろう、という計画。会場にはレシピを基に試作された特産品の写真がパネル展示されたほか、このうちの約二十点が実物サンプルとして並べられた。同事業は市教委、美祢農林事務所なども支援しており、二〇一一年の山口国体までに、実際の商品化へこぎつけたい、としている。
 「交流したい農」発表会の開会行事(市文化会館で)

神原小学校で仮入学

 宇部市内の小学校のトップを切って一日、神原小(木村芳則校長、二百五十五人)で入学予定児童の仮入学があった。子供たちが保護者と一緒に来校し、現在の一年生と一緒に遊んで学校の雰囲気を体感。四月から安全に登下校できるように、親子で交通指導を受けた。
 お母さんと一緒に横断歩道の正しい渡り方を学ぶ子供たち(神原小で)

日報杯中学校バスケ開幕

 第九回宇部日報杯近郷中学校バスケットボール大会は二日、俵田体育館など市内三会場で開幕した。初日は男女とも予選を実施。三日は予選の一、二位チームによる順位別トーナメントがあり、優勝チームが決まる。市バスケットボール協会、宇部日報社主催、市中学校体育連盟共催。
 初日は、男子は同体育館と黒石中体育館で午前九時から、女子は西部体育館を会場に午前八時半から試合開始。選手たちは決勝トーナメント進出を目指してコート内を走り回り、激しい攻防を展開した。
 ゴールを狙う西岐波の選手(2日午前9時半ごろ、俵田体育館で)

障害者の自立を支援するグループホーム「あけぼのホーム」開所

 NPO法人あけぼの会(岡田利夫理事長)が運営する、障害者の自立を支援するグループホーム「あけぼのホーム・山陽小野田」の開所式は一日、丸河内の小野田心和園旧館であり、関係者三十二人が出席して、開所を祝った。二〇〇六年に施行された障害者(身体、知的、精神)自立支援法に基づくグループホームの設置は県内では初めて。
 グループホームの開設は、病院で療養し、退院の許可が認められた市内在住の障害者で、帰る場所がない人を自立させるのが狙い。小野田心和園旧館の二階に設置。広さは二百七十平方メートル。内部は管理人室、食堂、トイレ、浴室。七-十一平方メートルの個室が六部屋ある。入居定員は六人。
 開所式であいさつする岡田理事長(丸河内で)

2008年2月 1日

常盤公園のコクチョウ、3家族の子育て奮闘

 常盤公園の白鳥湖で、コクチョウのつがいが、ひな鳥十羽の子育てに奮闘している。訪れた人たちは、親鳥の後ろを並んで泳ぐ姿に目を細めている。
 もともと、このつがいが温めていた卵は二つ。八羽のひな鳥は、ほかの二つのつがいが卵を産んでかえした。常盤遊園協会では、ひなが親鳥に懐く前に離し、ベビーシッター役のつがいに付けた。一家族にまとめるのは、天敵のカラスから襲われるのを防ぎ、少ない飼育係で管理しやすくするのが目的。
 たくさんのひな鳥を育てるコクチョウ(常盤公園の白鳥湖で)

中国製冷凍ギョーザ中毒問題、県が相談窓口設置

 中国製冷凍ギョーザによる中毒問題で、県は三十一日、本庁と九環境保健所に健康相談や対象品目について照会するための臨時相談窓口を設置した。県内では、これまでに健康被害の報告はない。電話による臨時相談窓口は県生活衛生課(083-933-2974)、県消費生活センター(083-924-2421)、宇部健康福祉センター(31-3200)など。平日は午前八時半から午後九時、土・日曜日は午後五時半まで。健康相談など緊急の場合には、宇部健康福祉センターで二十四時間対応する。
 三十一日以降に増えた自主回収商品は次の通り。▽日本ハム=ソーセージ、豚バラぐし(業務用)▽日本食研=アスパラベーコン巻(業務用)▽カネテツデリカフーズ=牛すじ串赤身6串、赤身牛すじ肉5串、同3串、穫れ処旨牛すじ肉5串(市販用)▽アオキ=スモーク牛タン(市販用)▽ジオラ=牛タン和風ジャーキー(市販用)▽伊藤ハム=牛すじ串(業務)

創作肉料理全国大会で河村さんが最優秀賞

 山陽小野田市津布田の農業、河村慎吾さん(26)が、東京都で開かれた「ファミリーミートクッキング創作料理発表会全国大会」(全国食肉事業協同組合連合会主催、農林水産省など後援)で、最優秀賞の農林水産大臣賞に輝いた。
 河村さんの創作料理は「ピリトロ四川風牛姿寿司(ずし)」。すき焼き用の牛肉をすし飯に巻いてオーブンで焼いたもので、豆板醤で「ピリ」、肉の柔らかさで「トロ」を引き出し、栽培に取り組んでいるユズも絞った。中華やフレンチの技法を取り入れながら和食としてまとめており「料理の鉄人」などで知られる食生活ジャーナリストの岸朝子さんも「大変まとまった味」とたたえるなど、一流の審査員をうならせた。
 賞状を手に喜びの河村さん

受賞作のピリトロ四川風牛姿寿司