2007年12月28日

帰省客ぞくぞくと

 年末年始を古里で過ごす帰省客の姿が公共交通機関で目立つようになってきた。山口宇部空港では28日、たくさんの荷物や土産を手にした人が飛行機から降りていた。到着ロビーには出迎えの家族や親族が集まり、帰省した子供がおじいさん、おばあさんを見つけて笑顔で駆け寄る姿もあった。
 空の便とJRは多くの企業や官公庁で正月休暇に入る29日からラッシュが本格化する。羽田空港から山口宇部空港へ向かう便と新幹線の下りは、31日まで予約でほぼ満席。


 おじいちゃんに駆け寄る子供(28日午前9時半、山口宇部空港で)

ガーデン梅下、今年最後の門松出荷

 仕事納めの二十八日、宇部市厚南東須恵のガーデン梅下(梅下克則社長)では、今年最後の門松が出荷された。職人たちの技が様式美に生かされた新年の主役。山口宇部空港をはじめ、周南市から山陽小野田市にかけて、学習塾やホテルなどの玄関口を飾る。
 山口マイスター(園芸装飾)に認定されている梅下巖さん(80)は「扇飾りが付いた華やかさがうちの特徴で、地域色にもなっている。明るい新年になれば」との願いも込めた。


 配送トラックに積み込まれる門松(28日午前8時すぎ、ガーデン梅下で)

まつば園とのぞみ園が合同もちつき

 山陽小野田市の知的障害者通所授産施設まつば園(板垣洋一施設長)と心身障害者福祉作業所のぞみ園(同)の合同もちつきは二十七日、高栄三丁目のまつば園であり、利用者、職員、ボランティアら百人が交流を深めた。
 もち米が次々と蒸し上がる中、利用者、職員らが交代で小気味よいきね音を響かせ、園内に年の瀬を告げた。作業棟ではボランティアや利用者らが総出で作業し、飾りもちと丸もちを作った。熱々のうちに酢もちにして食べ、顔をほころばせた。


 きね音が響き、参加者の笑顔が広がったもちつき(まつば園で)

2007年12月27日

記念会館を題材にした絵本出版

 読み聞かせのボランティアグループ・小羽山お話の会の大さき祥子さん(59)と末広理恵子さん(53)が、記念会館を題材にした絵本「散歩道」を出版した。また、この絵本を市内の小学校や福祉施設に寄贈するための募金を広く呼び掛けている。
 絵本はA4判、三十二ページ。購入や募金の問い合わせは出版工房・空(電話33-3162)へ。


 絵本の完成を喜ぶ末広さん(左)と大さきさん(東小羽山町の工房・空で)

宇部市初のグランドピアノ、記念会館で特別展示

 宇部市に初めて入ったグランドピアノが二十七日、記念会館二階ロビーに展示された。市制施行(一九二一年)とほぼ同時期に入り、市の歩みを見詰めてきたピアノが、開館七十周年を迎えた同会館に再び戻ってきた。ピアノは、一九二二(大正十一)年にドイツ・ハンブルグで製造された世界最高峰の「スタインウェイ」。当時のスタインウェイが現存しているのは珍しく、文化財としての価値も高い。
 展示は二十七、二十八日の午前九時-午後五時、三十一日の午後一時-五時。同日午後十時から開催される「第九『歓喜の歌』でHAPPYカウントダウンIN渡辺翁記念会館」の参加者は見学できる。


 市の歩みと重なるグランドピアノ(27日午前9時、記念会館で)

いこいの村江汐、OBら招き感謝祭

 一月四日で閉館する山陽小野田市の「いこいの村江汐」で二十六日、感謝祭があり、従業員、OB、出入りの業者ら百五十人が思い出を語り合い、愛着ある施設に別れを告げた。「ありがとう三十年」と題して行われたさよならパーティーは全館を貸し切り、無料招待という粋な計らい。三十年の歩みを写真で振り返り、完成時の式典や施設の全景、従業員らのスナップが映し出されると各テーブルで盛り上がった。
 閉館後は購入した会社役員が設立したナチュラル・グリーン・リゾートが同施設を経営する。市側が市議会の常任委員会で明らかにした構想によると、来年七月に「ナチュラルグリーンパークホテル」をオープンし、宿泊、婚礼、レストランを展開する。その後、日帰りの温浴施設も増床するという。


 思い出の写真に見入る従業員(いこいの村江汐で)

2007年12月26日

手作り和飾り、販売開始

 正月に欠かせない輪飾りなどが宇部市中央卸売市場(青果)に入荷し、26日に競りが行われ、店頭に並んだ。前日の25日は、初の試みとして相対取引も行われた。
 扇付きやえび付きなどのカラフルな輪飾りから、玄関用の門松、ウラジロ、ユズリハといった素材までが集まった。量販店によっては輸入物のリースが出回っているが、市場で扱う輪飾りは、生産者が一つずつ思いを込めた手作りの温かさがある。


 初の相対取引が行われた輪飾り(市中央卸売市場で)

年賀状仕分け、大忙し

 日本郵便宇部支店(来栖英成支店長)では、元旦に配達する年賀状の仕分け作業が日増しに忙しくなり、臨時のアルバイトが配達先別に、手作業で仕分けている。
 同支店では高校生を中心に、年賀状を仕分ける内勤、各家庭に配達する外勤のアルバイト、合わせて二百三十人を確保。二十四日から本格的な仕分け作業に入った。作業のピークは三十、三十一日という。


 年賀状の仕分け作業に追われる高校生(日本郵便宇部支店で)

山陽市民病院跡地に内科系医療機関誘致

 山陽小野田市は、来年三月末で小野田市民病院へ機能統合する山陽市民病院の跡地に内科系医療機関を誘致する。一月十一日から公募し、行政、地元の医療関係者と連携し、地域の医療ニーズに対応できる事業者の参画を求める。
 公募物件は山陽市民病院の土地(一万一千八百平方メートル)と本館などの建物(八千四百七十平方メートル)。許可病床数(移譲病床数)は百六十床。いずれも現状のまま引き渡す。市はホームページと広報紙の一月一日号で情報を発信する。公募要項は七日から配布し、一月十一日から二月十二日までの一カ月間で募集する。問い合わせ、要項の請求は山陽市民病院(電話72-1121、ファクス73-2824)。

2007年12月25日

「歳の瀬いーな市」盛況

 宇部新天町名店街協同組合(埴生桂二理事長)は二十三日、ハミングロード新天町アーケード内で「歳の瀬いーな市」を開いた。正月用品や新鮮な野菜が並び、大勢の客でにぎわった。ナンテンやユズリハ、ウラジロなど迎春用品の市には、ひっきりなしに主婦が立ち寄り、吟味しながら買い求めていた。
 このほか、グリーンフレッシュ宇部による取れたて野菜や、骨董(こっとう)、古本、おもちゃ、遊休品の市が並び、来場者は年の瀬の風情を楽しんでいた。


 正月用品を買い求める客(ハミングロード新天町で)

大和中央店 最後の思い出作りに600人

 三十一日に閉店する宇部市中央町二丁目の大和中央店(森岡修史社長)で二十三、二十四の両日、かつて遊具が設置されていた屋上が特別開放された。壁を利用したメッセージボードもあり、来店者は往年のにぎわいに思いをはせながら“別れ”を惜しんでいた。メッセージボードには「三十六年間、ありがとう」「駅前店も中央店も好きじゃったよ」などの言葉が並んだ。
 一月五日からは、いす、テーブル、棚などの店内備品のチャリティー販売が始まる。同店によると、完全閉店後に進出を予定している企業があり、現在交渉を進めているという。


 屋上の壁面にメッセージを書き込む来店者(大和中央店で)

山陽小野田市民紅白歌合戦、赤組優勝

 山陽小野田市民紅白歌合戦は二十二日、市民館であり、男女五十組が年の瀬の晴れ舞台で、熱唱、パフォーマンスを繰り広げた。市自治会連合会(岡本志俊会長)主催。
 大みそかに行われるNHK紅白歌合戦の市民版。出演者の最年少はキッズ部門の十一歳、最年長は男性が八十八歳、女性が八十二歳。市内のカラオケ教室などに通う歌好きやセミプロ級が集まった。審査の結果、赤組が勝った。


 熱唱する出演者(市民館で)

2007年12月22日

宇部工高の信田君と古屋君がロボット相撲全国大会に出場

 宇部工高(吉川直紀校長)の信田紘明君(三年)と古屋芳憲君(二年)が、二十三日に東京・両国国技館で開かれる「全日本ロボット相撲全国大会」(富士ソフト主催)の自立型部門に出場する。
 信田君は自作のロボット「プロミン」、古屋君は「ヨーゼフ」で勝負する。全国大会に出るのは初めての二人。古屋君は「強豪ぞろいでも、初戦は突破したい」、信田君は「一戦でも多く勝ち進んで、高校生の意地を見せつけたい」と張り切っている。


 改良した自慢のロボットで全国大会に臨む信田君(左)と古屋君(宇部工高で)

「キャンドルナイト」前夜祭盛り上がる

 冬至(二十二日)の夜、家庭や職場の電気を消し、ろうそくの明かりでゆったりとした時間を過ごそうという運動「キャンドルナイト IN 宇(宙)の部(屋)」の前夜祭が二十一日、宇部市男女共同参画センターで開かれた。手作りを含む三百本のろうそくがともされた会場で、童話の朗読と宇部市民オーケストラによるアンサンブルがあり、約二百五十人が癒やしのひとときを過ごした。市などで構成する実行委員会主催。


 童話の朗読に合わせて演奏する市民オケのメンバー(男女共同参画センターで)

むべの里が福正寺に「あゆみ農園」開設

 宇部市の社会福祉法人むべの里(原田雄二理事長)が二十一日、山陽小野田市福正寺の休耕田に「あゆみ農園」を開設した。簡易な設備と作業で野菜が収穫できる「ナチュラル水耕栽培」を取り入れ、農産物のブランド化、障害者の就労支援につなげていく。
 土を耕さず、地上一メートルの高さに長方形の水槽を設置し、中に敷いた発泡スチロールの穴に、野菜の苗を一つひとつ差し込むというもの。約二千平方メートルの敷地内に二百六台が並び、水や肥料はパイプで循環させ、ネットやビニールで保温する。収穫後は再び苗を差し込めば栽培できるなど、作業効率、生産の回転率の高さに期待が寄せられる。


 新しい農園で作業に励む利用者(あゆみ農園で)

2007年12月21日

小・中学校で終業式

 小・中学校で二十一日、終業式があった。藤山小(石川友一校長、七百四十八人)では、午前八時五十分から体育館で終業式があった。式の後は、クラスごとに約三十分かけて教室を大掃除した。学級活動で先生から諸注意を聞いた子供たちは、クリスマスや正月がある楽しい冬休みの始まりに心を躍らせながら下校した。


 一生懸命にぞうきんがけする子供たち(21日午前9時半、藤山小で)

阿知須で冬の風物詩、寒漬用ダイコン干し

 あす二十二日は二十四節気の一つ「冬至」。北半球では一年中で昼が最も短く、夜が最も長くなる。
 山口市阿知須の中尾元治商店では、十七日から特産品「寒漬」のダイコン干しが始まった。白いダイコンがすだれのように連なり、寒風にさらされる光景は、冬の風物詩としておなじみだ。元治さんの長男の正志さんは「今年は少雨の影響でダイコンの生育が進まず、はぜに掛ける作業が遅れた。味の方はいつものおいしさになるだろう」と話した。


 ダイコンの長い影が伸びる作業場(阿知須の中尾元治商店作業場で)

郷土史家の河本さんがふるさと散策を自費出版

 山陽小野田市田の尻の郷土史家、河本寅雄さん(81)が、郷土の文化財や史跡、神社仏閣の由来などをまとめた本「ふるさと散策-小野田編」を自費出版した。二百三十三ページ、千五百円(税抜き)。
 二〇〇五年一月から二年半、百八回にわたって宇部日報に寄せた同名の連載企画を、出版に当たり加筆修正。「百八回で完全に網羅したとは言えないが、歴史をひもとく一冊になれば」と河本さん。千部を印刷し、県庁の刊行物センター、明屋書店小野田店、ブックセンターJUST、良文堂書店、荒木たばこ店で販売する。小・中学校、公民館三十一カ所には寄贈する。中央と厚狭の両図書館、公私立高、山口東京理科大、県立図書館も予定している。出版祝賀会は一月二十七日にセントラルホテルで開く。文化団体礎の会主催。


 「ふるさと散策」を出版した河本さん(田の尻の自宅で)

2007年12月20日

迎春ムード高まる

宇部の氏神神社として信仰を集めている上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)で二十日、すす払いが行われた。神職やみこ七人が先端に葉を残した竹ザサを手に、社殿の軒下や蔀戸(しとみど)にたまったほこりを取り除き、新年に備えた。
 きれいな場所で正月の準備を始めるという歳末恒例の行事で、一年間の災厄をはらい清める意味も持つ。
 竹ザサは、境内裏手の神宮林から早朝に採取した長さ約四㍍の雌竹を使用。先の方に紙垂(しで)を付けた。境内社や社務所の周囲も清めた。


 社殿のほこりを払う神職ら(20日午前9時すぎ、琴崎八幡宮で)

先端分野進出へ事例研究

 先端分野へのビジネス展開を目指す県内企業が集まり、経営や技術を研究する「ものづくり先端技術懇話会」が発足し、第一回懇話会が十九日、山陽小野田市新山野井の長州産業(岡本要社長)で開かれた。製造業を中心に二十社から五十人が参加し、先進地の事例を学んだ。
 企業トップや技術開発者らを講師に迎えて話を聞くとともに、実質的で忌憚(きたん)ない議論を交わし、有益なネットワークづくり、新産業への進出、商品開発、販路開拓、受注拡大へとつなげていく。長州産業の岡本社長が提唱し、やまぐち産業振興財団が事務局を担当する。

2007年12月19日

小野小5年生がしめ飾り作り

 小野小(松本輝久校長)で十八日、五年生十二人が、しめ飾りの作り方を学んだ。地域の教育力を生かした「ふれあい学習」の一環として、校区老人クラブ連合会(光井卓雄会長)の会員八人が材料を用意し、縄のない方を手を取りながら教えた。
 平山幹大君は「わらが足にチクチクするし、縄をなうのはとても難しかった。一つは玄関に、もう一つは自分の部屋に飾りたい」と話した。二十日の門松作りで、今年の活動を終える。


 縄のない方を教えてもらう児童(小野小体育館で)

「宇部港東見初広域最終処分場」、来秋から運用開始

 県環境保全事業団が宇部市沖宇部地先に整備している「宇部港東見初広域最終処分場」が、来年十月下旬にも一般廃棄物と産業廃棄物の受け入れを始める。埋め立て容量は百三万八千立方メートルで、十五年間の埋め立て処分期間を計画している。
 産業廃棄物の埋め立て業務については、経営の効率化とサービス向上のため、事業団が民間に外部委託する。産業廃棄物を搬入する三市と旧阿知須町のいずれかに事業所があり、管理型産業廃棄物に係る処分業の許可を取得し、一定の資金力がある業者などが対象となる。二十六日午後一時半から琴芝町一丁目の県総合庁舎で業者の公募説明会を開き、現地見学もする。問い合わせは県廃棄物・リサイクル対策課内の事業団(電話083-933-2983)へ。


 来秋の搬入に向け着々と整備が進む宇部港東見初広域最終処分場(下部の四角の部分、県宇部港湾管理事務所が10月に撮影)

山陽小野田市が一月から家庭ごみの出し方変更

 山陽小野田市は、地球温暖化の防止、資源の有効活用を目的に、一月から家庭ごみの出し方を変更する。小野田地区の収集回数を週三回から二回にし、市内統一の分別区分の中に、新たに雑紙(ざつがみ)、発泡スチロール、白色トレーを設ける。小野田、山陽両地区の良い部分を取り入れた新しい方式として減量化、再資源化を推進する。
 地球温暖化対策はもちろん、環境衛生センターの焼却炉への負荷軽減、最終処分場の延命につなげるのが狙い。資源ごみの売却収益(年間四千四百万円)も上積みが見込め、市の歳入確保につながる。


 各世帯に配布された一覧表

2007年12月18日

こだわりの冬キャベツ、西岐波で出荷本格化

 冬キャベツの出荷が本格化している。主要産地の一つ宇部市西岐波地区では午前中、栽培農家が畑で丸々と育ったキャベツを収穫し、次から次へとコンテナに入れる光景が見られる。収穫作業は来春まで続く。
 西岐波にある百アール近い畑でキャベツを栽培しているのは林宏さん(67)。海に面した日当たりの良い丘陵地で、キャベツのほかにもハクサイやはなっこりーを育てている。林さんは「十二月に入って少し雨が降り、ようやく持ち直した」と、重量感のあるキャベツの収穫で忙しくなってきた。


 おいしさと安心にこだわってキャベツを作る林さん(西岐波で)

宇部市が旧山銀宇部支店の活用アイデア募集

 経済産業省の近代化産業遺産に認定された新天町一丁目の旧山口銀行宇部支店(旧宇部銀行)の保存と有効利用に向けて、市は十七日から「環境に配慮した建物にするための技術」「維持管理費の軽減が図れる活用策」にかかわるアイデアの募集を始めた。来年一月二十一日まで受け付ける。希望者は現地見学もできる(要事前申し込み)。
 活用策では市が設置予定のインフォメーションセンターと歴史資料展示室を考慮すること。建物の概要が分かる募集要項は市まちづくり推進課、市ホームページで配布している。現地見学は来年一月十五日までの開庁日に受け付ける。募集・見学の問い合わせは同課(電話34-8470)まで。

日本化薬厚狭工場が社会人9人制バレー全国大会で2位

 社会人九人制バレーボールの全国大会「第六回スーパー9オールスターズ・フェスティバル」の男子部門で、山陽小野田市火薬町の日本化薬厚狭工場バレー部(藤山義之監督)が準優勝した。三十五歳でチーム最年長の橋本学選手(バックレフト)が、闘志あふれるプレーで敢闘賞に選ばれた。
 快進撃の要因を、コーチの櫻本拓也さんは「抜群のチームワークと、密度の濃い練習の成果」と語る。決勝で対戦した、徳洲会病院は、昨年の決勝トーナメントの二回戦で苦杯をのまされた相手。今大会での雪辱はお預けとなったが、「来年こそ雪辱Vを」とチームは燃えている。


 準優勝した日本化薬厚狭工場チーム

2007年12月17日

歳末商戦、活気

 多くの企業や官庁で冬のボーナスが支給されて初めての日曜日となった十六日、宇部市内の大型店やデパート、電気店などは、購買意欲の強い市民で活気にあふれた。特に歳暮のコーナーには、今月二回目のピークが到来し、品物を選ぶ主婦や家族連れで、ごった返した。
 フジグラン宇部は、一階の特設コーナーに五百種類の贈答品をそろえて対応。人気が高いのはフグ、食油、ビールの順で、三千-五千円の商品がよく出ているという。また、今期の一押しとして陳列している鍋関連のセット商品も売れ行き好調だ。歳暮コーナーは二十八日まで開設している。


 多くの客で混雑する歳暮コーナー(フジグラン宇部で)

日報杯市ジュニアテニス大会、中学生の部 男子・山本選手、女子・篠原選手V

 第三回宇部日報杯市ジュニアテニス大会は十六日、中央コートで開かれた。小・中学生九十九人がシングル六部門で競い、中学生の部の男子は山本雄大選手(ジョイスポーツTC)、女子は篠原絵美選手(同)が優勝した。宇部日報社、市テニス協会主催、市体育協会共催。

「イルミ 冬のファンタジーコンサート」に親子連れら150人

「イルミ 冬のファンタジーコンサート2007-市民の手で冬の夜空を彩る」は十五日、山陽小野田市の中央図書館であり、集まった親子連れら百五十人が、約六千個をあしらった美しい電飾とキッズコンサートを楽しんだ。NPO法人音音(ねおん、中村真理子理事長)主催。
 コンサートの前には、イルミネーションの点灯式もあり、全員でカウントダウンし、笹木慶之総務部長がスイッチを押すと、クリスマスツリーをイメージしたカラフルなイルミが点灯した。午後六時から十時まで前庭を彩る。一月十一日まで。


 美しいクリスマスイルミネーション(中央図書館で)

琴崎八幡宮、迎春準備大わらわ

 毎年多くの初詣で客でにぎわう宇部市上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)で、正月の縁起物として欠かせない破魔矢などの準備が始まった。
 えとの絵馬が付いたものや、先端に鏑(かぶら)が付いた鏑矢など、種類はいろいろ。破魔矢だけで十五種類約一万一千本を用意。福寄せや土鈴などの縁起物と、お守りを含めると、全国でも屈指の六百種類以上に及ぶ。正月三が日は約二十万人の参拝を予想している。


 正月の出番を待つ破魔矢(琴崎八幡宮で)

来年度から「学びの創造推進事業」スタート

 宇部市は中学生の学力向上を図るため、来年度から常盤中(白石千代校長、538人)など市内4校を拠点校にして「学びの創造推進事業」をスタートさせる。同事業は東京大大学院の佐藤学教授の理論を踏まえたもので、少人数の班で生徒同士が主体的に学び合う授業スタイルが特徴。常盤中は既に今年度から独自に取り組んでおり、不登校が激減するなどの効果が表れている。12月定例市議会一般質問最終日の14日、前田松敬教育長が明らかにした。

厚狭・埴生バイパス、1月26日全線開通

 国道2号厚狭・埴生バイパスの唯一の残工事区間、宇部市逢坂-山陽小野田市杣尻間一・八キロが、一月二十六日に開通する。山陽地区を横断する逢坂から下関市松屋東町までの全線十二・六キロがつながり、利便性が飛躍的にアップする。国土交通省では、車両通行の時間短縮効果はもちろん、全線開通がバイパス利用を加速させることで、市街地の安全性や快適性も向上するものと、期待を寄せている。
 バイパス利用による時間短縮効果は、今回の開通部分区間の七分を合わせると全線で十五分。未整備時には二十八分程度を要していたが、半分以下の約十三分になる。二酸化炭素の排出削減効果は、年間四千五百トンと試算しており、全区間を通勤で往復する乗用車二千五百台分の年間排出量に相当する。式典は、午前十時から逢坂で開かれる。午後三時ごろから、一般車両が通行できるようになる。


 

1月26日に向け、工事も終盤を迎えた開通区間(杣尻で)

2007年12月14日

23日、常盤公園で冬のイベント「カッタ君のメリークリスマス」

 常盤公園の冬のイベント「カッタ君のメリークリスマス」は、二十三日午前十時から同公園遊園地と、ときわミュージアムで開かれる。映画「カッタ君物語」の上映会や彫刻、遊機具のライトアップ、クリスマスライブなどを実施。十三日には、ムードを盛り上げるため観覧車横に設置された約五メートルのモミの木のクリスマスツリーに、市内の幼稚園、保育園の園児たちが飾り付けを行った。ときわ公園まつり実行委員会(伊藤隆司委員長)主催。
 イベントの問い合わせ、参加申し込みは同実行委員会事務局の宇部観光コンベンション協会(電話34-2050)へ。


 飾りを付ける園児たち(常盤公園で)

特定健診・特定保健指導計画の策定作業、着々と

 医療制度改革で来年度から国民健康保険の保険者に特定健診と特定保険指導の実施が義務付けられるのを控え、宇部市は「市特定健康診査・特定保健指導実施計画」の策定作業を進めている。対象者は四十-七十四歳までの加入者で、計画によると、二〇〇六年度に17.3%だった健診の受診実績を、最終年度の一二年には65%まで引き上げる。受診率向上のため、啓発活動を充実させるほか、自己負担を現状の最高額(三千円)内に抑える方針。十二月定例市議会一般質問二日目の十三日、藤田忠夫市長が明らかにした。
 特定健診は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の早期発見が目的で、基本的な健診項目に腹囲測定が加わる。特定保健指導は、予備軍を含めた人が対象で、市は出現率を約25%と想定した上で、初年度は20%・四百三十九人、十二年度は45%・二千百四十四人を目標に、生活習慣の改善などを求めていく。

山陽市民病院、入院患者の転院先ほぼ決定

 十二月定例山陽小野田市議会は十三日、一般質問最終日があり、機能統合により来年三月末で廃院が見込まれる山陽市民病院の入院患者、病院職員の受け入れ先が報告された。吉永美子議員(公明)の質問に、河合伸也病院局長は「転院先が決まっていない患者に責任を持ってかかわり、一緒になって探していきたい」と答えた。
 病院局によると、九月上旬には入院患者は七十人いたが、十二日現在で四十三人(このうち七人は近く退院)に減った。患者の希望に沿って転院先と交渉し、三十人が小野田市民病院、小野田赤十字病院のほか、市内の介護老人保健施設、宇部、下関市の病院、老健に移る。未定の六人もほぼ決まっているが、慣れた施設から移動にためらいがあるという。一、二人は未定だが、最終的には小野田市民病院で受け入れる。

2007年12月13日

黒石小6年生が化石のレプリカ作り

 黒石小(緒方幸枝校長、四百七十五人)で十二日、二学期の理科の授業の総仕上げとして、六年生六十九人が化石のレプリカを作った。
 六年生は今学期、理科の「大地を探る」の単元で、化石への関心を高めてきた。この日は同館のミュージアムティーチャー・池田篤司さんを招き、学習の記念品作りに取り組んだ。池田さんは、動物に関係した三十種類の化石を持参し、一つずつ紹介。続いて、イカやオウムガイの仲間のアンモナイトと、カブトガニの先祖サンヨウチュウのレプリカ作り。化石からとった型に石こうを流し、固まったら型から外して、本物をよく観察しながら水彩絵の具で色を付けた。


 作品に色を付ける女の子(黒石小で)

宇部市議会一般質問、来年度予算の質疑活発

 十二月定例宇部市議会は十二日から一般質問が始まった。今年から前年度決算の認定作業が、十二月議会から九月議会に早められたこともあり、来年度予算関連が初日だけで三件と、昨年十二月定例会での総数(二件)を上回った。
 来年度予算を取り巻く環境について、藤田市長は答弁で「歳入は地方交付税総額の減収で今年度を大きく下回るが、歳出の公債費や福祉関係費は高水準が続く」「歳出が今年度と同額でも現時点で約十一億五千万円の“赤字”だが、財源不足を補う財政調整基金は今年度末残高が約十億六千万円」などと厳しさを説明。

山陽市民病院、改修存続試算を公表

 来年三月末で小野田市民病院との統合が見込まれる山陽市民病院。地域医療の空白を回避するため、規模を縮小し、大改修して存続させると、単年度で一億八千万円の欠損金が生じることが、山陽小野田市病院局の内部試算で分かった。十二月定例市議会一般質問三日目の十二日、三浦英統議員(翔友会)の質問に山根雅敏病院局次長が示した。
 病院局によると、直接建設費(設計、消費税込み)は四億二千万円で、老朽化したCTなど医療機器の更新を含めると最低でも五億円が必要になるという。仮に四十九床で、内科、外科、整形外科、歯科口腔(こうくう)外科を診療するため、医師、看護師ら三十三人で対応した場合、初年度から億単位の赤字が出る。二〇〇六年度末の不良債務比率116.9%を考えると、診療続行に必要な経費の起債も厳しい。試算は初めて公表した。今年度末で見込まれる不良債務十一億円や退職手当債九億円の返還という問題も抱える。

2007年12月12日

「ゴッホの庭」が菜の花畑に

 黄色いじゅうたんのように、畑一面に咲いた菜の花。二俣瀬校区ふるさと運動実行委員会(藤井佑治会長)が二俣瀬車地で管理している「ゴッホの庭」(約七アール)は、春らんまんと錯覚させるような花の盛りを迎えている。
 元は休耕田を活用したヒマワリ畑。花が終わった八月に耕し、九月に入って種をまいた。同委員会の原田賢治前会長は「春先に咲く花だが、植える時期が早かったので、早く開花したようだ。年内は花が楽しめるのでは」と話した。


 春の陽気を連想させる菜の花畑(二俣瀬車地で)

22日「キャンドルナイト」の登録者210人に

 冬至(二十二日)の夜をろうそくの灯で過ごすイベント「キャンドルナイト・イン宇(宙の)部(屋)」に賛同する登録者数が、十一日までに二百十人になった。東岐波の賛同者は、当日自宅で開く合唱コンサートでキャンドルタイムを設ける。十五日には手作りろうそくなどが当たる大抽選会が銀天街クリスマスイベント二〇〇七&オープンカフェで、二十一日には市男女共同参画センターで前夜祭があるなど、市民の取り組みが盛り上がりを見せている。
 参加方法は「部屋の電気を消し、温かい小さな炎を囲んで、だんらんのひとときを過ごす」だけ。参加は自由だが、効果を確認するため、市のホームページなどで賛同者を募っている。
 問い合わせは、市総合政策課(電話34-8116)へ。


 15日の大抽選の景品になるカラフルな手作りろうそく

厚陽中改築、複合施設で検討

 山陽小野田市の白井博文市長は、耐震強度が不足したまま、補強・改築などの対応が遅れている厚陽中について、合併特例債を活用し、小学校、公民館と一緒に合わせた施設の建設を検討する考えを明らかにした。十二月定例市議会一般質問二日目の十一日、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に答えた。
 新耐震基準が施行された一九八一年以前に建築された市内の学校教育施設は四十五棟。市教育委員会は優先度調査は済ませているが、構造耐震指標(Is値)が出ないため、いずれも「耐震性はない」とみなされている。厚陽中のみ二次診断が行われたが、耐震基準を下回る数値が出たまま、二年が経過している。

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2007年12月11日

迎春用の寄せ植え講習会に36人が熱心に受講

 宇部市男女共同参画センター主催の寄せ植え講習会は十一日、同センターで市民三十六人が参加して開かれた。ハボタンなど季節の草花を使い、正月用の盆栽風の飾りを作った。
 講師は同センター家庭園芸教室講師の古谷雅彦さん。高さ二十センチのハボタンを鉢の後部に配置し、背の低い紅白のハボタンを左右に、鮮やかな黄色のジュリアンや紫のテルスターなどの草花を間に植えていった。


 仕上げに余念のない参加者(11日午前10時半、市男女共同参画センターで)

宇部署の上利さん、交通安全教室で夫婦漫才

「まじめな話で退屈するより楽しんで何か一つ覚えて帰ってほしい」―。漫才お巡りさんとして知られる宇部警察署交通総務課の上利優三さん(49)と妻の典子さん(49)が十一日、上宇部会館で開かれた交通安全教室で、久々の夫婦漫才を披露した。「漫才が夫婦のコミュニケーション」というだけあって二人の息はぴったり。会場を笑いの渦に巻き込んだ。
 ネタはおれおれ詐欺や交通安全など。典子さんが「単身赴任の夫に久しぶりに会えました。どーも、こんにちは」と話し、コミカルに二人で向き合って頭を下げると会場は大爆笑。あっという間に聞いている人の心をつかんだ。


 漫才を披露する上利さんと妻の典子さん(11日午前10時50分、上宇部会館で)

山陽小野田市策定の行革大綱、行動計画に目標数値欠落

 山陽小野田市がこのほど策定した行政改革大綱とアクションプラン(行動計画)に、当初予定していた目標数値が記載されていないことが分かった。十二月定例市議会一般質問初日の十日、高松秀樹議員(刷新)が指摘し「市民が分かりやすい形で公表を」と改訂版の作成を求めた。
 行革大綱は二〇一六年度までの十年間を計画目標とし、市が取り組む行政改革の基本理念、施策体系ごとの考え方をまとめた。アクションプランは一一年度までの五年間に取り組む内容、目標、実施年度などを記している。

2007年12月10日

常盤ふれあいセンターにペットボトルツリー

 常盤校区の地域づくりグループ・わくわく常盤(藤永徹也会長)主催の「工作らんど冬の陣」が九日、常盤ふれあいセンターで行われた。小学生三十人がペットボトル四百本を使ったツリーや、発泡スチロールを材料にしたオブジェを製作し、センターのベランダに飾り付けた。
 子供たちは、ペットボトル容器のふたを、ねじや接着剤で固定。約二時間でピラミッド型の七段のツリーを完成させた。また、発泡スチロールを雪だるまやハート、鈴などの形に切り、ピンク、オレンジ、緑など蛍光色のスプレーを吹き付けて、オブジェも作った。同日から午後五-十時のライトアップを始めた。二十五日まで。


 完成させた自作のオブジェを持つ子供たち(常盤ふれあいセンターで)

年末年始特別警戒パトロール開始

 平穏な年の瀬を過ごし、明るい新年を迎えてもらおうと、宇部警察署(長松久雄署長)は十日から、年末年始の特別警戒パトロールを開始した。特別警戒隊の腕章を着けた制服姿の署員が金融機関や深夜スーパー、パチンコ店の景品交換所を巡回。「見せる警戒」で犯罪予防に務める。
 宇部郵便局では署員が窓口の職員に「何かありましたら一一○番をお願いします」と声を掛け、駐車場や通用口に不審者、危険物がないか目を光らせた。


 窓口の職員に声を掛ける宇部警察署員(10日午前9時すぎ、宇部郵便局で)

福祉コミュニティーフェスタ 盛況

 山陽小野田市社会福祉協議会(森田純一会長)主催の第一回福祉コミュニティーフェスタは八日、市民館体育ホールで開かれた。地域ボランティアや福祉団体の関係者らが参加。市、県共同募金会山陽小野田支会共催。
 体育ホール内には、ボランティア団体など二十のブースが設けられ、各コーナーを回るクイズラリーが行われた。フリーマーケットもあり、掘り出し物を探す来場者でにぎわった。屋外の芝広場には歳末助け合いもちつき、肉うどんやカレー、子供の遊びコーナーが並び、好評だった。


 各種イベントでにぎわった福祉コミュニティーフェスタ(市民館体育ホールで)

2007年12月 8日

山大工学部、新興産業など日本真空協会から技術賞

 山口大工学部と新光産業、UBE科学分析センター、三愛プラント工業(東京都)で構成する研究グループはこのほど、二〇〇七年度日本真空協会真空技術賞を受賞した。チタンが真空用材料として高い性能を持つことを見いだし、チタンを使った真空部品や真空装置の製造技術を確立したことが評価された。地元を中心とした産学連携により、十年の歳月をかけて基礎技術を育て、実用化にまでこぎつけた実績も認められた。
 同賞は、日本真空協会(東京)が毎年、真空技術の研究開発で優れた成果を上げたものに贈っている。


 開発したチタン製の真空装置と山本教授(右)、栗巣准教授(山大工学部で)

山陽小野田市議会、補正予算など30議案

 十二月定例山陽小野田市議会は七日開会し、一般会計補正予算、乳児保育園の民営化、きららガラス未来館への指定管理者制度導入に向けた条例改正など議案三十件を上程し、委員会に付託した。会期は二十五日までの十九日間。
 補正予算案は歳入歳出とも一億四千百三十八万円を減額し、総額を二百五十七億八千六百五十二万円とする。地方交付税が減額した分、財産収入(いこいの村江汐売却)と基金からの借り入れ分を増額し、有帆緑地の償還金や病院会計への繰出金などに充てる。地域総合整備資金貸付金六億円は、おのだサンパークの完成が来年五月にずれ込んだため減額する。
 乳児保育園は二〇〇九年度からの民営化に合わせ、条例から削除する手続きを取る。建物は無償譲与、用地は無償貸し付けできるようになる。ガラス未来館は〇八年度中に指定管理者に管理、業務を移行するため、条例を改正する。生涯学習拠点、ガラス文化の発信地として、民間活力を導入することになる。

2007年12月 7日

小野中で伝統行事の紙すき実習

 小野中(秋枝勤校長、三十一人)で、伝統行事の紙すき実習が始まった。先生たちの指導の下、和気あいあいと地域に受け継がれてきた技術を学んでいる。
 来春卒業していく三年生十三人は、卒業証書を自分の手ですく。一、二年生は、紙すきの歴史や工程から学び、はがき大の作品を作る。三年生たちは六日、実習から三日目を迎え、四、五人のグループごとに、手際良く紙をすいた。水温は約一〇度と冷たかったが、手袋を使わずに素手で作業に熱中した生徒もいた。すいた紙はプレス器ですぐに水分を取り除き、約三日間陰干し。年明けに印刷業者に回すことにしている。


 卒業証書をすく3年生(小野中で)

永山本家酒造場、酒造り本番

 きょう七日は二十四節気の一つ「大雪」。朝夕は池や川に氷を見るようになる時候だ。宇部市二俣瀬車地の永山本家酒造場(永山義毅社長)では、寒さを待っていたように酒造りが本番を迎えた。
 同酒造場では十一月中旬から仕込み作業を開始。酒蔵内は連日、早朝から酒米を蒸す水蒸気に包まれ、杜氏(とうじ)の永山貴博さん(32)を中心に、五人の蔵人が忙しく働いている。第一弾となるにごり酒が完成し、九日から売り出す。


 清酒の仕込み作業に忙しい蔵人(永山本家酒造場で)

極地フォーラムで厚狭高が特別優秀賞と優秀賞

 厚狭高(松井誠校長)が、第四回中高生南極北極オープンフォーラム(日本学術会議地球惑星科学委員会など主催)で、特別優秀賞と優秀賞を受賞した。十六日に東京で表彰式があり、それぞれのグループの代表者が受賞テーマを披露する。
 最優秀賞に次ぐ特別優秀賞に選ばれたのは河本雄貴君、井上拓哉君、梶原絵里さん、金江麻依さん、西知行君の二年生五人による「エンペラーペンギンの親は、体内で食糧をどのように保存するのか」。優秀賞は植田宏伸君、西田慎一郎君、今橋篤史君、西山祥子さんの一年生四人が取り組んだ「ペンギンの遺伝子に関する研究」。表彰式には河本君、西君、植田君、西田君が出席し、パワーポイントを使ってそれぞれ十分程度、プレゼンテーションする。


 極地フォーラムで特別優秀賞(後列)と優秀賞を受賞した生徒たち(厚狭高で)

2007年12月 6日

日だまりで一休み

 六日は高気圧に覆われ、晴れ間が広がった宇部地方だが、放射冷却現象でけさの最低気温は〇・五度(福岡航空測候所山口宇部空港出張所調べ、午前六時四十四分)と、この冬一番の寒さとなった。車のフロントガラスに付いた霜を落としたり、厚手のコートを着込んだりと、朝の通勤風景は冬本番。
 そんな寒さの中で、日だまりを見つけて日なたぼっこを楽しんでいるのは、常盤公園のモモイロペリカン。野外彫刻展示場などで、貴重な冬の日差しを体いっぱいに受け止めている。


 日なたぼっこを楽しむモモイロペリカン(ときわミュージアム野外彫刻展示場で)

宇部市が「簡易型総合評価競争入札」導入

 宇部市は一億円以上の土木工事を対象に「簡易型総合評価競争入札」を試験的にスタートさせる。一般入札では「適正な価格内で最低の金額」で落札が決まるが、新しい入札制度では「適正価格を示した中で最も技術力の高い業者」と請負契約を結ぶことになる。一回目は来年一月二十九日。今後も推移を見守りながら、対象金額や工事の範囲を拡大する方針。
 二〇〇五年四月に施行された「公共工事の品質確保の促進に関する法律」に基づくもので、経済性だけでなく、価格以外のさまざまな面を考慮することで、談合、不当な価格競争、適性に欠く業者の参入など「工事の品質の低下」につながる要素を入札から排除するのが目的。既に県、下関市、山口市などが行っている。

新生おのだサンパーク、上棟式

 来年五月にリニューアルオープンする「新生おのだサンパーク(仮称)」の上棟式は五日、山陽小野田市南中川の現地であり、関係者五十人が増改築工事の安全と施設の発展を祈願した。工事は順調に進んでおり、県内初となる多核モール型リージョナルショッピングセンター(広域商圏対応)の骨格があらわになってきた。
 新生サンパークは、核店舗、メガストア、専門店など百二十五店で構成する。売り場面積は現在の一・五倍の三万八千平方メートルに広げ、県内では下関市のシーモールに続く規模。二層式のSCとしては県内最大級となる。商圏は三十五万人、年商は約二百億円を見込む。総事業費は約六十億円。


 神事後、あいさつする岩佐代表取締役(サンパークで)

2007年12月 5日

宇部高専と米ニュージャージー工科大が学術交流で協定

 宇部高専(幡中憲治校長)は四日、米国のニュージャージー工科大と学術交流に関する協定を締結したと発表した。教員や学生の交流、共同研究、情報交換を目指す。経営情報学科長の伊藤孝夫教授(46)=ネットワーク組織論、コンピューター原理=が来年三月末から一年間、国立高専機構の在外研究員として同大で研究することが決まっている。
 宇部高専が海外の教育機関と交流協定を結んだのは、二〇〇三年のニューカッスル大(オーストラリア)、〇四年の東義科学大(韓国)、十月のハルピン工業大威海校(中国)に続いて四校目。


 調印後に握手を交わす幡中校長とネルソン副学長(宇部高専提供)

人権週間スタート、い~な大使も一役

 第五十九回人権週間初日の四日、宇部市内では市や山口地方法務局宇部支局(橋奥悟支局長)などによる一日人権擁護委員の委嘱、街頭キャンペーン、相談所の開設などがあった。十日までの期間中は、広報車が各地を巡回。七日には楠地区で啓発活動が行われる。
 一日人権擁護委員の委嘱式は、新町の国合同庁舎内にある同宇部支局で行われた。宇部い~な大使の阿川沙耶さんと鎌田友里さんに委嘱状を手渡した。


 一日人権擁護委員の委嘱状を受ける鎌田さん(手前)と阿川さん(山口地方法務局宇部支局で)

人権意識の高揚を図る街頭啓発活動の参加者(宇部井筒屋前で)

日本短歌大会in岡崎、田代さんが最優秀賞

 高千帆短歌会会員の田代耕二さん(71)の作品が、愛知県岡崎市でこのほど開かれた日本短歌大会in岡崎(日本短歌協会主催)で、最優秀賞の岡崎賞を受けた。
 受賞作は「憎い人を住まわせるため一部屋を心の隅に設(しつら)えて置く」。「人を許すということはどんなことだろう」と、脳裏に描きながらイメージを広げたという。「岡崎市で表彰状を受け取るまで、大きな賞を頂いたことに気付かなかった。行ってみてびっくりした。心の揺れとイメージを大切にしながら、これからも精進したい」と喜びを語った。


 賞状を手に喜びの田代さん(須恵公民館で)

2007年12月 4日

ドウダンツツジ、鮮やかに紅葉

 冷え込みが厳しくなり一挙に色付いたのが、宇部市中山を登り口に霜降山へと続く馬ノ背遊歩道のドウダンツツジ。約五百メートルにわたって遊歩道の両側を、鮮やかな紅葉が美しく彩っている。
 土、日曜日には家族連れやグループがハイキングに訪れ、真っ赤になったドウダンツツジを背景に写真を撮る姿が見られる。紅葉は、あと一週間は楽しむことができる。


 風情を漂わせる逆光のドウダンツツジ(馬ノ背遊歩道で)

進物の大進宇部店に地元授産施設の商品販売コーナー

 宇部市島一丁目の進物の大進宇部店に三日、地元の授産施設の商品を扱うコーナー「季節はずれのサンタクロース」が誕生した。当面、宇部と山陽小野田市内の二施設の商品を受託販売し、徐々に取り扱いを増やしていく予定。山崎誠司店長は「少しでも施設利用者の励みになれば、うれしい」と話している。
 宇部店で扱うのは、西岐波西迫ノ田の社会就労センター・セルプ岡の辻(益原忠郁施設長)と、山陽小野田市高栄三丁目の知的障害者授産施設・まつば園(板垣洋一施設長)の商品。


 授産施設の商品コーナーを設けた山崎店長(手前)と施設職員(大進宇部店で)

「中国地域の歴史ある中小企業選」に永山酒造

 山陽小野田市厚狭本町の永山酒造(永山純一郎社長)が、経済産業省中国経済産業局発行の「中国地域の歴史ある中小企業選」で紹介された。創業百年以上という条件の数ある老舗優良会社の中から、開拓精神と地域に根差した企業活動が高評価を受け、十四社のうちの一つに選ばれた。
 永山社長は「同業でもほかに多くの元気な蔵を知っているが、そのような中で選ばれたのはうれしい。農業とともに生き、地域の自慢となる酒を造るという経営理念の下、次の百年に向かって進みたい」と話した。


 中国地域の歴史ある中小企業選に紹介された永山酒造の永山社長(同社で)

2007年12月 3日

「サンタ・クロスロード」開始

 宇部全日空ホテル前の彫刻「ロンド」のクリスマス装飾と周辺をライトアップするイベント「サンタ・クロスロード」が、一日から始まった。宇部未来会議(篠田義仁会長)が、宇部のまちを明るくしようと、一九九七年から続けている冬の行事。点灯式には、市民約二百人が訪れ、青色のイルミネーションで彩られた市街地の景観を楽しむとともに、一足早いクリスマス気分を味わった。
 イルミネーションの点灯は来年一月四日までで、毎日午後六時から午前零時まで。十五日には銀天街と共同で、銀天プラザでイベントも実施。


 幻想的なイルミネーション(宇部全日空ホテル前で)

歳末助け合い展、盛況

「みんなでささえあう、あったかい地域づくり」をテーマにした第五十回歳末助け合い展は二日、宇部市の福祉会館で開かれ、格安の遊休品、新鮮な野菜、陶芸作品、盆栽などを買い求める人たちでにぎわった。市社会福祉協議会、宇部文化連盟、市婦人会協議会、宇部日報社主催。
 十一月二十七日から二日までフジグラン宇部で開かれた歳末助け合いオークションでは、宇部出身・在住の著名人の寄贈品十一点を入札形式で販売。二十万五千百四十八円の売り上げがあった。この日のバザーの売り上げは七十五万八千四百四十六円。オークションと合わせた九十六万三千五百九十四円は県共同募金会宇部支会に寄付し、地域での高齢者福祉や父子家庭ふれあい支援事業、幼児への絵本購入などに役立てられる。


 バザー会場でお目当ての品を探す市民ら(福祉会館で)

山陽小野田市と秩父市が姉妹都市調印

 山陽小野田市と埼玉県秩父市の姉妹都市の調印式は二日、秩父市の秩父宮記念市民会館であり、関係者が見守る中、白井博文市長と栗原稔市長が署名し、新たな友好関係を築いていくことを宣言した。
 旧小野田市と旧秩父市は、セメント会社の合併を縁に一九九六年に姉妹都市を締結。両市は二〇〇五年に近隣市町村と合併したため、関係は消滅していたが、山陽小野田側が姉妹都市継続の意向を打診し、太平洋セメントを通じて、秩父側から交流の申し出があった。


 調印後、握手を交わす白井市長(左から2人目)と栗原市長(秩父宮記念市民会館で)

2007年12月 1日

船木小3年生がタマネギ植え付け体験

 船木小(三好ちづゑ校長)の三年生六十一人が三十日、タマネギの植え付けを体験した。楠地域のオールドパワーズ(原野浩義代表、十五人)が管理している校区内の畑(約三十アール)の一角を提供。会員有志が植え方を指導した。
 タマネギの苗は、定植作業用にトレーにセットされた、おくてのモミジ3号を使用。子供たちはトレーから取り出した苗をもらい、割りばしで土を掘りながら、十センチ間隔で根元を植え込んで行った。児童たちは年明けに、草取りや追肥の作業もすることにしている。


 畑に苗を植える子供たち(船木で)

5日から湾岸道路のバイパス開通

 厚南地区の渋滞緩和のために整備されている県道妻崎開作小野田線と宇部興産道路がクロスする原交差点から中川までの湾岸道路側道と、そこから北に上がって国道190号とぶつかる新設道路を使ったバイパス道路(三・一キロ)が、五日午後二時から開通する。
 湾岸道路は、厚南から中心街区にかけての国道190号の慢性的な渋滞緩和を目的に、二〇一一年夏の開通を目指して工事が進んでいる。進ちょく率(事業費ベース)は十一月末現在で79%となっている。


 工事中の湾岸道路と梅田川近くの側道(宇部小野田湾岸道路建設事務所提供)

周辺地図

山口大名誉教授が二挺唐樋調査

 約二百四十年間、山陽小野田市後潟開作の止水・排水を担ってきた二挺唐樋(にちょうからひ)の価値を探ろうと、唐樋などの構造物に詳しい山口大の日下達朗名誉教授が三十日、現地を訪れ、地元の管理者や市関係者の説明を聞きながら、石組みや樋門の状態を調べた。
 二挺唐樋は、高泊開作にある国指定文化財の浜五挺唐樋と同じ構造。招き戸二枚があり、潮の干満に応じて開閉し、一九八九年に動力排水機を備えた樋門が造られるまで開作を支えた。


 樋門の状況などを調べる日下名誉教授(後潟の二挺唐樋で)