2007年11月30日

4メートルのダリア

 宇部市西岐波の師井軍治さん(68)宅の畑で、南米原産の皇帝ダリアが花を咲かせた。近所の人や通行人らが約四メートルの高さに驚き、花を見上げていた。多い時で三十-四十個の花が付いたが、既に終わりを迎えつつあるという。
 師井さんは「見事な花でうれしい。球根は畑に残して、来年も咲かせたい」と話した。


 高さ約4メートルに伸び花を咲かせたダリア(西岐波で)

宇部、山陽小野田市の産業遺産が近代化産業遺産に認定

 宇部市沖ノ山の宇部興産機械構内にある「沖ノ山電車竪坑(たてこう)石垣」など、宇部、山陽小野田市の産業遺産十四件が、経済産業省の近代化産業遺産に認定される。三十日午後、神奈川県横浜市で行われる近代化産業遺産保存・活用シンポジウムで、所有者らへの認定証・プレート授与式があり、藤田忠夫宇部市長も出席する。
 宇部から選ばれるのは、同石垣のほか、旧宇部銀行本店(新天町)、石炭記念館の所蔵物(則貞)、渡辺翁記念会館(朝日町)、常盤用水・常盤工業用水の放水、受水関連施設(常盤湖など)、沖ノ山用水の旧桃山一号配水池監視廊入り口と桃山配水計量室(西桃山)の六件。
 山陽小野田からは、旦の登り窯(旦西)、三好邸瓶垣(旦東)、泥漉(こ)し場・バック・オロ跡(旦地区など)、歴史民俗資料館の所蔵物(栄町)、赤れんが生産などの遺産群の中で旧小野田セメント製造竪窯(通称・徳利窯、セメント町)、太平洋セメント小野田工場の展示物(同)、山手倶楽部、旧小野田セメント本社事務所(東住吉)、住吉住宅(旧小野田セメント社役員住宅、東住吉)が選定される。


 沖ノ山電車竪坑石垣

徳利窯

日本化薬厚狭工場で防災訓練

 日本化薬厚狭工場(福永誠規工場長)は二十九日、山陽小野田市消防本部(中里裕典消防長)との合同防災訓練を実施した。火薬製造エリアへの延焼を想定した非常事態の中、迅速な初期消火活動や、公設消防とのスムーズな連携体制を確認した。
 工場周辺の林野で火災が発生し、主に花火などに使用する黒色火薬の製造工室に燃え移る可能性があるとの想定で開始。まず従業員が火点に向かって放水を始め、福永工場長の非常事態宣言の発動で駆け付けた自衛消防隊の初動隊が加わり、公設消防が到着するまで消火作業を続けた。工室への延焼を防ぐため、小さな穴が無数にあるホースを延ばし、噴水で水のカーテンを作る珍しい作業も行われた。


 救急車にけが人を運び込む自衛、公設の両隊員(日本化薬厚狭工場で)

2007年11月29日

イチョウ並木の黄色いじゅうたん

 宇部市琴芝町の産業道路(県道琴芝際波線)沿いでは、イチョウ並木の色付いた葉が、風が吹くたびに歩道に落ち、一面を埋め尽くしている。まるで黄色いじゅうたんのようだ。
 市男女共同参画センターの中村昌代さん(57)は「色がきれいだから掃除するのも楽しいですよ」と話し、額の汗をふきながら、ほうきを動かしていた。


 路面に落ちたイチョウの葉を掃除する人(29日午前9時すぎ、琴芝町1丁目で)

東北亜機械産業都市連合 市長会議開かれる

 宇部市など東北アジア地域四カ国の機械産業都市十市でつくる東北亜機械産業都市連合(UMCA)の第三回市長会議が二十九日、宇部全日空ホテルで開かれた。「環境をキーワードとした国際経済交流の促進」をテーマに、参加九市の市長と副市長が事例を紹介。相互の連携と経済交流の推進をうたった市長宣言に署名し、閉会した。
 同連合には、国内二市(宇部、岐阜県大垣)、友好都市の威海など中国四市、韓国の三市、ロシアの一市が加盟。市長会議では、藤田忠夫市長ら四市長と五副市長が自市の取り組みについて講演した。藤田市長は、産・学・官・民が一体となって「世界一灰の降るまち」と言われた公害を克服した宇部方式から、グローバル500賞受賞までの歴史と現在展開中の国際環境協力、市内企業の環境関連技術や製品を紹介。


 握手し成果を喜ぶ藤田市長(左から5人目)ら出席市長・副市長(29日午前10時ごろ、宇部全日空ホテルで)

山陽小野田市 日の出地区で交通安全総点検

 安心安全な道路環境を整備するための交通安全総点検は二十八日、山陽小野田市日の出地区の「あんしん歩行エリア」(二〇〇五年度指定)であり、警察、行政、各種団体の代表者ら四十人が、点字ブロックや歩道の傾斜など、身近にある危険個所や損傷個所をチェックした。
 総点検は、市役所前-JR小野田駅間の往復と、小野田警察署前と国道190号の一部を回る二ルートであり、参加者は市職員の説明を聞きながら歩き、側溝や縁石、障害物、安全施設に目を光らせ、気になる部分はチェックリストに書き込んだ。全体会では、車が乗り入れるために設けられた歩道のスロープのこう配、点字ブロックの破損、段差などが報告された。


 身近に潜む危険をチェックする参加者(市役所前で)

2007年11月28日

おもしろファームが「若者自立支援センターうべ」設置

 宇部市新天町のNPO法人・おもしろファーム(美澄武理事長)は二十七日、ニートなどの若者の就労、自立をサポートする「若者自立支援センターうべ」を設置した。「相談支援」「おもしろセミナーの開催」「職業意識啓発事業」の三本柱で事業を展開。今後、行政や教育、福祉機関などに協力を呼び掛け、広域ネットワークも構築し、若者の職業的自立支援の取り組みを促進していく。
 美澄理事長は「アフターフォローもしっかりと行い、若者が地域で自立できるよう頑張っていきたい」と話した。相談窓口の受付時間は月-金曜日の午前十時から午後五時まで。問い合わせは同ファーム(電話32-6396)へ。


 ファームプラザ新天町に設置された若者自立支援センターうべ(新天町2丁目)

「父子家庭ふれあい支援事業」、3日から受け付け

 宇部市社会福祉協議会(縄田欽一会長)が「父子家庭ふれあい支援事業」に初めて取り組む。冬休み中にヘルパーを派遣して家事の手助けをし、親子に余裕を持って、楽しみながら調理や掃除をしてもらうのが狙い。申し込みの受け付けは十二月三日から。冬休み中で希望する二日間、ヘルパーを二人一組で、二時間ずつ派遣する。定員は十家族(先着順)。
 申し込みは、三日以降の平日午前八時半-午後七時に、市社協総務課の同班(電話33-3131)まで。

「青少年ミーティングinさんようおのだ」でいじめなどテーマに意見交換

 全国青少年健全育成強調月間にちなんだ「青少年ミーティングinさんようおのだ」はこのほど、きらら交流館であり、中学生と青少年育成関係者、保護者ら六十二人がいじめの解決策や携帯電話の上手な活用について活発な意見を交わした。
 実施主体を市ふるさとづくり推進協議会から青少年育成協議会に移し、二年ぶりの開催。対象も中学生に絞り、大人を交えてのグループ討論で、お互いの考え方に耳を傾けた。


 グループ討論する参加者(きらら交流館で)

2007年11月27日

県推進エコ堆肥農産物の試食会

 生ごみから作るエコ堆肥(たいひ)で栽培、収穫した農産物を使った料理の試食会が二十六日、山口市阿知須の宇部72アジススパホテルで開かれた。生産者や、リサイクルに回す生ごみを排出する飲食店、スーパーの関係者約五十人が、地球に優しいメニューを味わい、循環型社会の構築を誓い合った。
 県が進める生ごみリサイクルプロジェクト「Food&Green(フードアンドグリーン)リサイクルシステム」で生産された農作物の初めての試食会。メニューはポトフ、コンビネーションサラダ、カボチャのドリアなど十三品。生ごみをリサイクルした飼料で育った豚のローストポークも出された。参加者は新しいシステムで作られたメニューを味わい、意見交換していた。


 エコ堆肥を使ったメニューを味わう参加者(山口市阿知須の宇部72アジススパホテルで)

宇部興産とグループ企業の総合案内施設「UBE i Plaza」オープン

 宇部興産(田村浩章社長)とグループ企業の歴史や製品、技術を紹介する総合案内施設「UBE i Plaza(ユービーイーアイプラザ)」が二十七日、同社宇部本社一階にオープンした。今年で百十周年を迎えた同社の記念事業として開設。初日は午前十時からオープニングセレモニーと見学会が行われ、出席した約百五十人が、新施設の完成を祝った。
 施設は「玄関・ロビー」「プレゼンテーションルーム」「展示室」の三つのエリアで構成。メーンの展示室は、「企業史」「製品・技術」「先端技術」「組織・活動」の四ゾーンに分かれ、これまでの歩みのほか、グループが製造している製品と、それを使って作られた最終製品を展示。
 見学は予約制。開館時間は午前九時から午後五時までで、土日・祝日と会社休業日は休館。問い合わせは同社宇部渉外部(電話31-2111)へ。


 テープカットする田村社長(左から3人目)ら(27日午前10時20分ごろ、ユービーイーアイプラザで)

展示品を見る出席者(27日午前10時40分ごろ、同所で)

西部石油山口製油所で合同防災訓練

 西部石油山口製油所(栗田和起所長)は二十六日、石油タンク火災を想定して市消防本部(中里裕典消防長)と合同防災訓練を実施し、初期消火や通報、連携など自衛防災体制を確認した。
 震度5弱の地震が発生し、原油が揺動するスロッシングという現象により、屋外タンクの一つから発火するという想定。火災の発生からすぐに、社内の消防センターから導入したばかりの大型化学高所放水車が出動し、タンクに向かって放水を開始した。しばらくして、通報を受けた小野田、山陽の両消防署から高所放水車やはしご車、救急車など十四台の特別車両と四十一人の隊員が到着。計四方向から放水して火を消し、訓練を終えた。


 原油タンクへの放水活動(西部石油山口製油所で)

2007年11月26日

「ひだまり一日道の駅」にぎわう

 厚東校区の地域づくりのための祭典「ひだまり一日道の駅」は二十五日、末信のJA山口宇部西部営農総合センターであった。地域の子供と若者が出演するステージショーやもちまき、地元産の野菜市など、多彩な催しが繰り広げられ、千五百人の人出でにぎわった。
 市消防本部音楽隊の演奏で開幕。地域づくりグループ・らぶ厚東(中谷浩美リーダー)のメンバーは、たる太鼓を演奏。らぶレンジャーにも扮(ふん)して、観客を楽しませた。バザーコーナーでは、しし鍋や焼き芋が好評だった。


 もちまきに集まった人たち(JA山口宇部西部営農総合センターで)

27日から歳末助け合いオークション

 歳末助け合いバザーの五十周年を記念するオークションが、二十七日からフジグラン宇部で開かれる。アニメ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」などの監督で知られる庵野秀明さんら、宇部市出身・在住の著名人の寄贈品を入札形式で販売する。会期は十二月二日までの六日間。
 グッズは、庵野さんのほか、歌手SATOMI’さん、タレント西村知美さんらのサイン入りポスター、著書など。絵画は、平城京朱雀門扁額(世界文化遺産)など数々の国宝、重文の修復を手掛けている馬場良治さんの「薔薇(ばら)」(三々判)、国画水墨院常任理事の西村緑川さんの色紙、寺本美昭さんのエッチングなど。十二月二日には、福祉会館で歳末助け合いバザーも開かれる。


 庵野監督のサイン入り「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」ポスター

山陽小野田市連合女性会の生涯学習フェスタ盛況

 山陽小野田市連合女性会(中務智恵子会長)の第三十回生涯学習フェスタは二十五日、市民館であり、出演者、来場者ら約二千人が集い、ステージ発表や展示を通じて、学びの輪を広げた。
 文化ホールのステージ発表には二十組が出演。オープニングの大正琴演奏に続き、空手の糸東会小野田支部(高千帆、山陽、埴生道場)による演舞、厚狭のフォークダンスなどと続いた。体育ホールでは、パッチワーク、ちぎり絵、生け花など、多彩な創作活動の結晶が並んだ。食堂や新鮮市などもにぎわった。


 多彩なステージ発表(市民館で)

作品に見入る来場者(市民館で)

2007年11月24日

「サンタ・クロスロード」、12月1日点灯式

 宇部未来会議(篠田義仁会長)は、宇部全日空ホテル前の彫刻「ロンド」にクリスマス装飾を施し、周辺をライトアップするイベント「サンタ・クロスロード」を十二月一日から行う。今年はイルミネーションの距離を約四百メートルに延長。例年以上に、宇部の市街地を明るく彩る。宇部文化服装学院(米田ハル学院長)の八人も、彫刻に新調した衣装を着付けた。
 十二月一日は午後六時から点灯式。サンタなどのクリスマス衣装で来場した人へのプレゼント、シャンパンによる乾杯などを行う。イルミネーションの点灯は来年一月四日までで、毎日午後六時から午前零時まで。


 ロンドのブロンズ像に衣装を着付ける学生ら(宇部全日空ホテル前で)

東岐波で伝統行事「亥の子」

 秋の収穫に感謝する「亥(い)の子」が二十三日、東岐波校区で行われた。小学生三十人が「亥の子歌」に合わせて、手製のわらぼてで地面をたたきながら地元を回り、伝統の民俗行事を楽しんだ。校区子ども委員会(伊藤俊雄会長)主催。
 子供たちは日が暮れた午後五時すぎ、旧丸尾魚市場前に集合。「一には京都の清水様よ よーいとーこーなー」で始まる亥の子歌に合わせ、元気に亥の子をついた。丸尾原、古殿、新土手、郷集会所前、磯地西公会堂前を回って、東岐波ふれあいセンターまでの約四キロ歩いた。ふれあいセンターでは、おでんと、ぜんざいを食べて、体を温めた。


 わらぼてで地面をたたく子供たち(丸尾原で)

山陽小野田市教育委員会議が学校適正化基本方針を決定

 山陽小野田市教育委員会議(森井康晴委員長)は二十二日、市役所であり、学校適正規模適正配置基本方針を決定。学級数などの適正規模は原案通りとしたが、適正配置の進め方(経過措置)を緩やかにし、特認校や小中一貫(併設型)の検討を盛り込むなど、地域住民の意向を反映した内容に修正した。市教委は結果を受け、十二月十七、十八の二日間、厚陽公民館、市役所で再度説明会を開く予定。
 市内では、厚陽中が適正化対象の過小規模校に該当しているが、修正により、当面の危機を回避したことになる。会議を傍聴した存続・改築推進委員会の瀬井達也会長は「直面する問題が先に延びたという点では前進したが、書面で再度確認しないと分からない」と慎重な姿勢を示した。

2007年11月22日

宇部工高の3人が「高校生ロボット相撲全国大会」出場

 宇部工高(吉川直紀校長)のメカトロ部の山根政紀部長(電子機械科三年)と山根尚人君(同)が、二十三日に沖縄県で開かれる「高校生ロボット相撲全国大会」の自立型の部に出場する。また長谷川諒君(同)は同大会のラジコン型の部に参加する。
 大会は重さ三キロ、縦横二十センチ以内のロボットを制作し、直径百五十四センチの鉄板土俵の上で、強さを競わせる。全国で戦うのは三度目の山根部長と山根君は「昨年は全国でベスト16だったので、今年はベスト4入りを目指して全力を尽くす」と抱負。全国大会は初めてとなる長谷川君は「最初で最後の全国大会なので、持っている技術を出し切るとともに、楽しんできたい」と話している。


 自作のロボットと共に全国大会に出場する長谷川君、山根部長、山根君(左から、宇部工高で)

歳暮商戦が本格化

 慌ただしさが増す「師走」が近づき、宇部市内の百貨店や大型ショッピングセンターで歳暮商戦が本格化。宇部井筒屋(福田為之社長)では二十二日、「お歳暮ギフトセンター」を開設するとともに、決起大会を実施。目標達成に向け、従業員たちが気勢を上げた。
 同店では四階にギフトセンターを開設。ビールやハム、コーヒーといったポピュラーなものを中心に約八百五十点が並ぶほか、料亭、老舗などの味が楽しめる食品、食材にこだわった健康志向の高い商品なども含め、約千九百点を取り扱う。


 「頑張るぞー」と気勢を上げる従業員たち(22日午前9時すぎ、宇部井筒屋で)

山陽小野田市が生活改善・知能向上教育で特区認定

 山陽小野田市が二十二日付で、国の第十五次構造改革特区に認定された。内容は「幼・保・小・中生活改善・知能向上教育特区」で、小・中学校で実践している「読み書き計算」のモジュール授業を計画的・継続的に進めるため、来年度から授業時間の弾力化などに取り組む。幼児期から義務教育終了までの一貫した取り組みに広げ、生活習慣や基礎学力の定着を図る。

2007年11月21日

学生アイデアコンテストで宇部高専の2人が全国入賞

 宇部高専(幡中憲治校長)の小松繁綱さん(電気工学科四年)が、2007全国学生ロボットアイデアコンテストで優秀賞を受賞。天川勇二さん(同五年)は同ビジネスアイデアコンテストで努力賞に選ばれた。
 小松さんのロボットのアイデアは「対たてこもり犯用小型ロボット機動部隊」。天川さんは「公衆検尿便所」と題したビジネスのアイデアで受賞。「将来は、たくさんの人の命を救えるロボットを作り出したい」と言う小松さんは、ロボットの開発者を夢みて大学進学を考えている。天川さんは来年度、広島大教育学部に編入学し、中学の技術教員を目指す。「チームで物作りをする楽しさを、多くの子供たちに伝えたい」と話している。


 全国コンテストで入賞した小松さん(右)と天川さん(宇部高専で)

12月22日「キャンドルナイト」開催

 宇部市は、冬至(十二月二十二日)の夜に電気を消し、ろうそくの明かりだけで過ごして省エネや環境保護への意識を強くする「キャンドルナイトIN宇宙の部屋」の実施を呼び掛けている。二十一日午後六時から市男女共同参画センターで前夜祭を開く。参加無料。
 前夜祭では、会場にたくさんの手作りろうそくを飾り、灯をともして、幻想的な空間を演出。その明かりの中で、朗読「黒ねこのおきゃくさま」や、宇部市民オーケストラのメンバーによる弦楽四重奏「クリスマスメドレー」を楽しむ。
 キャンドルナイトの賛同者(会員登録)は市総合政策課(ファクス22-6008/メールcandle@city.ube.yamaguchi.jp)へ。前夜祭の問い合わせは同センター(電話33-4004)へ。

山陽小野田市の広報モニターに村松さん

 山陽小野田市が募集していた広報モニターの第一号に、神戸市からUターンした村松滋子さん(63)が選ばれた。有馬温泉で旅館の総支配人や広報・ウェブサイト担当、神戸市の観光誘致委員を経験しており、白井博文市長は「得意分野を生かして、市民の視点で情報発信に協力を」と頼もしい助っ人に期待を寄せた。
 村松さんは「HPを中心に、市内外に向けた観光情報の発信の充実に貢献できれば」と意欲を語った。


 抱負を語る村松さん(市役所で)

鵜ノ島小で防災授業

 鵜ノ島小(田村博孝校長、二百二十人)で十九日、「防災おじさん」として知られる山口大工学部教授(耐震工学)の山本哲朗さん(59)を招いて、台風や地震による液状化現象などの自然災害を学ぶ防災授業があった。
 山本教授は、六年生三十三人を前に、低気圧による空気の流れから台風の起こる仕組みをスライドを使って解説した。実験では、ガラスの筒の中でドライアイスに水を加え、そうじ機で吸い上げると、時計と反対方向に渦が巻き上がり「台風」が発生。子供たちは驚きの声を上げ、興味深そうに見詰めた。


 台風を発生させる実験に見入る子供たち(鵜ノ島小体育館で)

赤十字国際交流でスリランカから3人が来日

 青少年赤十字国際交流事業で来日し、宇部市内にホームステイしているスリランカの少年二人と職員一人が十九日、宇部中央高を訪問し、JRC部(若松あゆみ部長)の部員たちと、茶話会やレクリエーションを通じて親交を深めた。
 同事業は、日本赤十字社が一九七七年から実施。今年度はアジア・太平洋地域の二十四カ国から青少年赤十字のメンバーら五十九人を招いた。県支部ではデヌ・カラナ・アマラシゲ君(17)、ダミス・マダッシャン・ハラス君(16)、アブダル・ワハブ・モハメド・ファヒムさん(34)を受け入れている。
 三人は十四日に来日し、十六日から二十二日まで県内に滞在。宇部のほか萩、岩国、防府市などを訪ねる。二十三日から二十六日までは、静岡県御殿場市で開かれる交流集会に、若松部長(二年)と共に参加。二十七日に帰国する。


 JRCの部員たちとすごろくを楽しむ3人(宇部中央高で)

小野田工高新校舎、完成間近

 小野田工高(梅森雅広校長)の新校舎の完成が間近に迫った。既に五階建ての近代的な外観は姿を現し、後は内装と前庭の工事を残すのみ。年内に引っ越しを済ませ、三学期からぴかぴかの教室での授業がスタートする。
 同校では、二〇〇六年度から〇九年度までの四年計画で、管理・教室棟と実習棟を新築する。初めの二年間の第一期工事で建てる管理・教室棟は、鉄筋コンクリート五階建て。昨年十一月に着工し、今年の十二月末に完工する予定。一階は事務室、校長室、食堂、二階は職員室や会議室、図書室などになり、三階から上を生徒の教室として活用する。総工費はおよそ九億円。


 完成間近の新校舎(小野田工高で)

2007年11月19日

今季一番の冷え込み

 十九日朝は、日本の上空千五百メートル付近に氷点下六度の寒気が流れ込んだ影響で、今シーズン一番の冷え込みになった。宇部市では午前六時三十六分に気温が三・二度まで下がった。県内で最も寒かったのは豊田町で、最低気温が氷点下二・四度だった。
 慶進中・高(縄田研吾校長、九百四十九人)の正門前では、生徒が首にマフラーを巻き、厚着をして登校した。下関地方気象台によると、寒気は二十二日まで影響して朝晩は最低気温が平年を下回る。


 マフラーをして登校する生徒(19日午前8時すぎ、慶進中・高前で)

西高祭にぎわう

 宇部西高(中嶋幸子校長、五百二人)の西高祭が十八日、同校で開かれた。「CHANGE(チェンジ)」をテーマに、恒例の農産物販売や専攻コースとクラブごとの研究・展示発表が行われ、大勢の来場者でにぎわった。
 園芸科学系の生徒が学習活動の一環として栽培したハクサイ、キャベツ、ダイコンなどの新鮮・安全な野菜類は、今年も大人気。環境緑化系による花の苗もあり、午前九時の開場前から長蛇の列ができた。


 お目当ての野菜を買い求める来場者たち(宇部西高で)

高泊でわいわい体験交流会

 県の都市農村交流行事「わいわい高泊・農業暮らし体験交流会」は十八日、山陽小野田市の南高泊干拓地であり、市内外から集まった親子、消費者グループら六十人が、広大な農地での収穫作業や地元の食材を使った食事を満喫し、農業への理解を深めた。
 干拓地にある農業会館に集まった参加者は、オリエンテーションの後、特産品の「小野田ネギ三昧」(全国施設園芸共済会の生産局長賞・全農会長賞)を生産するグリーンハウスへ向かい、地球に優しい農業を実践するエコファーマーの手で立派に育ったネギを次々と収穫した。この後、出荷場に移動し、ネギを束ねたり、袋詰めしたりする作業も体験。


 ネギの出荷作業に励む参加者(グリーンハウスで)

2007年11月17日

寒い朝、身を寄せ合って

 17日は放射冷却現象により寒い朝を迎えた。宇部市の最低気温は午前6時50分に6.1度を記録した。
 常盤公園でサルたちが暮らす「ときわ丸」では、赤道直下の南インドに生息するボンネットモンキーが身を寄せ合って寒さをしのいでいた。


 身を寄せ合うボンネットモンキー(17日午前8時、常盤公園で)

宇部商デパート繁盛

 宇部商高(山根多野眞路校長、四百七十五人)で十七日、創立八十周年を記念する「宇部商デパート」が始まった。生徒が仕入れから販売までを手掛けた十八店舗が並び、多くの地域住民でにぎわっている。十八日まで。
 第一体育館は「味わいのフロア」とし、和菓子やケーキ、名産品、総菜の店を集めた。第二体育館の「生活のフロア」には、子供の木のおもちゃ、陶器、雑貨などが並んだ。十八日は午前九時半から午後三時半まで。午前十時からは紅白もちを先着百人に振る舞う。


 掘り出し物を探す人たちでにぎわう第2体育館(17日午前10時半、宇部商高で)

幼・保・小連携研究指定校の埴生小で研究発表会

 文部科学省の幼・保・小連携研究指定校になっている埴生小(松本淳一校長)で十六日、研究発表会が行われた。近隣の三幼・保育園と実践してきた二年間の成果を、公開授業や発表で紹介。市内外の百七十人の教育関係者が見守った。
 年長児と二年生が紙飛行機を作って飛ばす交流の様子が公開された。二年生がリーダーシップを取って園児をサポートする場面や、園児が二年生に頼りながら生き生きと遊ぶ場面が見られた。


 紙飛行機飛ばしで楽しそうに交流する年長児と2年生(埴生小で)

2007年11月16日

中学生に太極拳を指導

 宇部フロンティア大の中国人留学生、白敬源さん(26)が指導する太極拳の授業が、同大付属中(浜村一穂校長)で好評だ。自らの研究活動の一環として中国文化を広めようと、同中に頼んで、九月から三年生の総合学習の時間に教えている。白さんは「国際交流は短時間でできるものではないが、少しでも多くの生徒に中国文化の魅力を知ってほしい」と、丁寧な指導を心掛けている。
 白さんは中国山東省出身。中学生のころから母国と日本の歴史や文化、習慣に関心を持ち、日本で学ぶことを夢見るようになった。日本語学校で日本語の基礎を身に付けて、五年前に来日。同大短大部を経て、現在は同大人間社会学部に籍を置く。研究テーマ「思いやりの心を持った日中交流について」を掘り下げ、実践するため、高校時代から趣味で続けている太極拳を子供たちに教えることにした。


 生徒たちに手本を示す白さん(宇部フロンティア大付属中で)

支援対策協、子育てプラン後期計画策定へ

 山陽小野田市次世代育成支援対策推進協議会は十五日、市役所であり、委員二十人が白井博文市長から辞令を受け取った。二〇一四年度を目標年次とした市の行動計画「子育て元気プラン」が見直しの時期に来ており、市民ニーズや地域の実情、国の指針を踏まえて、一〇年度からスタートする後期五年計画を作成する。
 元気プランは〇五年度を初年度とし、向こう十年間の集中的・計画的な取り組みをまとめたもの。前期計画は「みんなで支えあい、元気な子どもが育つまち―健やかな心、育てる心、育つ心」を基本理念に、五つの基本目標、十一の基本施策、三十の重点施策、百五十一の具体的施策で構成されている。

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2007年11月15日

宇部中央高で専門家招き出前講義

 宇部中央高(藤嶋敏男校長)で十四日、生徒の進学・就職先として希望の多い分野の専門家を招いた出前講義があった。県内と近郷の大学や短大、専門学校の教員が、美容、調理、保育など十五種類で講師を務め、一・二年生三百九十三人が進路を決める参考にした。
 美容講座(山口理美容専修学校担当)では、マネキンの散髪を体験。美容師志望の黒瀬透君(二年)は「左右同じになるように切っているつもりでも、微妙に長さが変わってくる。こんなに難しいとは思わなかった」と話していた。


 マネキンを使って、カットの練習をする生徒(宇部中央高で)

宇部井筒屋が山口市に出店

 百貨店の井筒屋(江本幸二社長、本社福岡県北九州市)は十四日、子会社の宇部井筒屋(福田為之社長)が来年十月、山口市に新規出店すると発表した。ちまきや(西村清司社長、本店山口市中市町)が百貨店業から撤退するため、ちまきやの現店舗を改装して、営業する。これに伴い、商号を山口井筒屋に変更するほか、本店所在地も山口に移す。宇部井筒屋は、これまで通り営業を続ける。
 ちまきやが二〇〇八年八月三十一日に営業を終了。宇部井筒屋は、ちまきやホールディングスと〇八年九月を開始とする店舗の賃貸借契約を締結。出店に向けて準備する。新店舗の営業開始と商号、本店所在地の変更予定日は〇八年十月一日。変更については、いずれも株主総会の承認を得て、正式に決まる。

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厚狭高で洋菓子実習

 厚狭高(松井誠校長)の食物文化科の一年生四十人が十四日、洋菓子実習を行い、パティシエから技を教わりながらデコレーションケーキを仕上げた。
 県教育委員会のキャリアインストラクター派遣事業の一環として、同校の卒業生で、近くの洋菓子専門店「トロアメゾン」のオーナー、水上隆男さんを講師に招いた。まずは県内産の小麦粉を使い、スポンジケーキを作った。熱を冷ます間に、水上さんが仕上げの手本を見せ、生クリームの上にイチゴをのせて、ココアパウダーを振り掛けると、デコレーションケーキが出来上がり。プロの手さばきを見ていた生徒たちは「おいしそう」「かわいい」と感想を漏らした。


 プロの技を学ぶ生徒たち(厚狭高で)

2007年11月14日

鵜ノ島小児童が校区内の史跡巡り

 鵜ノ島小(田村博孝校長、二百二十人)の全校児童が十四日、縦割り班で校区内五カ所の史跡を巡る「鵜の島出会い・発見」を行った。小春日和の中、遠足気分で楽しく散策。高学年がガイド役を務め、古里への愛着を深めた。
 今回は、蛇紋岩(じゃもんがん)でできている「鍋倉山」、一九四九年の事故の犠牲者を供養するために建てられた「桃山炭鉱殉難者の碑」、こま犬ではなくライオン像のある「松涛神社」などを訪ねた。各ポイントでは、事前に勉強した五、六年生が由来を説明。昼には鵜の島公園や松涛公園で弁当を食べ、班ごとに仲良く遊んだ。


 6年生から砂州跡の説明を聞く児童(14日午前9時10分、鵜の島公園近くで)

18日、むすびの会が40周年の集い

 経済的に恵まれない子供に制服を贈る活動を続けている宇部市のボランティアむすびの会(池田広枝会長、七十人)の創立四十周年記念の集いが、十八日午前十時から中央町のホテル河長で開かれる。新川ふれあいセンターの「花と文学」講座の原川康講師による記念講演のほか、式典と祝賀会がある。同会では、これに合わせて記念誌を百二十部作製。会員や、集いの出席者に配布する。
 一九六五年、中学校進級時に制服の用意ができない子供がいることを知った数人が発起人となって、セーラー服を仕立て替えたのが、同会発足の原点。七二年からは新調の制服とし、毎年二月十四日のバレンタインデーに合わせてプレゼントを続け、これまでに贈った制服は十八校で計二千四十着に上る。


 記念誌を手にするメンバー(松山町の池田会長方で)

厚陽公民館で市民公聴会、22日に最終判断

 山陽小野田市教育委員会の学校適正規模・適正配置基本方針案に対する市民公聴会は十三日、厚陽公民館であり、地域住民七十人が、厚陽中が過小規模校(適正化対象)に該当する方針案の見直し、耐震強度が不足している校舎への早急な対処を強く訴えた。市教委は多くの意見を踏まえ、二十二日に開く教育委員会議で最終判断する考えを示した。
 公聴会は十月下旬から中学校区単位の五会場で開き、十五日の市役所で締めくくる。


 パブリックコメントの結果を聞く参加者(厚陽公民館で)

2007年11月13日

二俣瀬でヒマワリ

 十一月も半ばとなったのに宇部市二俣瀬の畑ではヒマワリが花を咲かせ、周囲をチョウやハチが飛び交い、そこだけが初夏のような雰囲気になっている。
 二俣瀬ふれあいセンター近くの畑では、4月下旬に地元住民らが数千個の種を植え、7月に満開を迎えた。花が終わった8月に、来年必要な量の種を採取。残りはトラクターで耕し、土に混ぜていた。その一部が再び発芽して約7アールの畑には直径十五-二十センチの花がたくさん咲いている。


 花を咲かせたヒマワリ(二俣瀬で)

「スピーカーズバンク」好評

 宇部市東岐波の国立病院機構・山陽病院(上岡博院長、三百八十五床)が、専門医の出前講演を行い、好評を得ている。事前に医師が講演可能な内容を登録し、市民からの依頼に応える「スピーカーズバンク」で、利用は原則無料。二〇〇四年十一月からスタートし、これまで公的機関を中心に、計十七回派遣した。
 六日には、西岐波中PTA(頼重光彦会長)の依頼を受けて、平澤克敏乳腺・消化器外科医長が出向いた。平澤医長は、母親たち二十五人を前に乳がんの症状や治療法などについて説明した。乳房の模型を使って、しこりの感触を確かめる体験もあり、参加者は真剣な表情で触診を学んだ。
 バンクの利用対象は、宇部、山陽小野田、山口、防府市内の団体。公的機関や地域グループのほか、企業などの依頼にも対応する。申し込み、問い合わせは、午前八時半-午後五時十五分に、同病院地域医療連携室(電話58-4100)まで。


 乳房モデルを使って、しこりを確かめる受講者(西岐波中で)

「埴生芝居」復活へ、来夏の上演目指す

 山陽小野田市の埴生地区に二百五十年前から伝わり、後継者や資金難などで途絶えていた「埴生芝居」を三十年ぶりに復活させようと、地域の有志が始動した。来夏のふるさとまつりでの上演を目指す。
 旧厚狭図書館に眠っていた衣装や道具箱を運び出し、青年の家の一室に搬入。軽四トラック四台分もあり、中には衣装やかつら、刀などが見られ、にぎやかに上演されていた当時に思いをはせた。県の助成金を受けて組み立て式のステージが完成。二十三日にはお披露目を兼ねた式典を糸根神社で開く。


 埴生芝居の道具を運び出す関係者(旧厚狭図書館で)

2007年11月12日

日報作文表彰式、特選など42人たたえる

 第四十七回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(日報作文)の表彰式は十日、市立図書館二階講座室であった。特選の市長賞の伊藤克樹君(川上小一年)、市教育長賞の服部麗子さん(厚南小四年)ら入賞者四十二人のうち三十人が出席し、祝福を受けた。宇部日報社主催、宇部市教育委員会共催、山陽小野田市教育委員会、山口市教育委員会、美祢市教育委員会後援。


 記念写真に納まる入賞者たち(市立図書館2階講座室で)

ときわ公園市民大茶会、3流派が和のもてなし

 宇部市内の茶道三流派が合同で行う「第十回ときわ公園市民大茶会」が十一日、常盤公園で開かれた。約千人が参加し、それぞれの会場を回って、お点前を堪能。落ち着いた雰囲気の中で“和の心”に親しんだ。宇部観光コンベンション協会主催。
 茶会に合わせ、旧熱帯植物館では五十鈴古流宇部支部晴美会が生花展を開催。老人憩いの家では「邦楽のしらべ」があり、長栄会が長唄、藤間克広社中が日本舞踊、生田流の菊峯華順子さんと斉藤あゆさんは琴を発表した。レストハウスの近くではJA山口宇部宇部支店女性部ふれあい朝市による「トレトレ野菜市」もあり、人気を集めた。


 静かにお茶を楽しむ参加者(ときわ湖水ホールで)

厚狭天神秋まつりに1万5千人

 厚狭天神秋まつりは十一日、JR厚狭駅周辺で行われた。近くの商店街など約二キロが歩行者天国となり、一万五千人(主催者発表)の人出でにぎわう中を市の無形民俗文化財の古式行事が威勢よく練り歩いた。厚狭ふるさとづくり協議会、山陽商工会議所など地域の五団体で組織する実行委員会(山本雄治委員長)主催。
 メーン会場の駅前広場では、厚狭中や厚狭高の吹奏楽部、地元グループの踊りなどさまざまなステージが繰り広げられた。二回行われたウルトラマンショーは、子供たちを夢中にさせた。地域のさまざまな団体による飲食バザーもにぎわった。


 威勢よく練り歩く大行司の一行(厚狭駅前で)

2007年11月10日

七五三の参拝者にぎわう

 十五日の「七五三」を前に、宇部市内の各神社は、子供の健やかな成長と加護を願う参拝者でにぎわい始めている。
 琴崎八幡宮(白石正典宮司)では、十日午前十時すぎから、晴れ着を着た親子連れが増えた。おはらいを受けた後は、お守りや千歳あめなどが入った祝い袋が子供たちに渡された。


 父親の腕に抱かれて参拝する子供(10日午前10時すぎ、琴崎八幡宮で)

甘さ十分、西岐波でミカン収穫最盛期

 宇部市西岐波の丘陵地に広がるミカン畑で収穫作業がピークを迎えている。今年は天候に恵まれて甘さは十分。主に学校給食や朝市での販売で“地産地消”される。
 松永達夫さん(73)の約八十アールの畑の木には黄色のミカンがたわわに。現在、収穫が進むのは、わせの宮川、興津の二種で酸味が少なく糖度が高いのが特徴。わせが終わると年末にかけて贈答用の久能、年明けには大津四号、南柑四号が収穫される。松永さんは「半分以上を地元に出荷している。たくさんの市民に味わってほしい」と話した。


 ミカンを収穫する松永さん(西岐波で)

有帆小が学校安全部門の文部科学大臣表彰

 有帆小(木橋金二校長、二百六十一人)は八日、学校安全部門の文部科学大臣表彰を受賞した。保護者への緊急メール配信の定着や地域との密接な連携が評価された。
 同校は、不審者情報など保護者に緊急に知らせる必要がある情報を素早く伝達する方法として、二年前に市内で最も早く携帯電話のメール機能を使った配信を開始した。現在、保護者の87%が登録。災害や学校の急な時間変更などの情報も配信し、学校と家庭が情報を共有できる手段にしている。交通ルールやマナー順守の指導にも力を入れており、児童の無事故が約四年半続いている。


 学校安全の文科大臣表彰の表彰状を手にする木橋校長(有帆小で)

2007年11月 9日

授産製品展示会にぎわう

 県障害者施設授産協議会(佐藤坤子会長)と県主催の「授産製品展示会」が、宇部市厚南塩屋台のゆめタウン宇部で開かれている。県内の障害者施設二十三カ所が、心を込めて作った手工芸品や食品などを出展。お気に入りの商品を求める買い物客で、にぎわっている。十一日まで。
 十日は「世界に一つだけのパンを作ろう」と、パンに好きな絵を描くイベント、十一日にはえとの置き物に色付けするイベントを行う。十一日の午前十時からは缶バッジ、しおり作りの体験(参加費一回百円)もある。


 魅力的な製品が並ぶ会場(ゆめタウン宇部で)

旧山銀宇部支店、宇部市が保存へ

 宇部市が山口銀行と等価交換した新天町一丁目の土地に建つ旧山口銀行宇部支店(旧宇部銀行)の建物について、市は八日に開かれた市議会都市建設委員会で、保存する方針を示した。「宇部の経済発展の一端を担った貴重な歴史的財産」と位置付け、活用法については「市の歴史展示スペースと市民から公募したアイデアで」としている。
 市まちづくり推進課によると、旧宇部銀行は一九一二(明治四十五)年に設立され、一四(大正三)年に本店を現在地に構えた。三七(昭和十二)年には、建築家、村野藤吾(一八九一-一九八四年)の設計により、本店新築が始まった。完成は三九年。第二次大戦末期に市の中心市街地は計八回の空襲を受けたが、旧宇部銀行は焼失しなかった。


 市が保存方針を示した旧山銀宇部支店(新天町1丁目で)

出合小でサツマイモ収穫

 地域交流企画「交流したい農」のサツマイモ収穫作業は八日、出合小であり、六年生と厚狭高食物文化科の三年生が約二百キロを掘り出した。二十日には、同科が考えた菓子や総菜の試食会を行い、郷土の新しい特産品開発に着手する。
「交流したい農」は山陽商工会議所青年部(山本直仁会長)の呼び掛けで、今年から始まった新企画。小学生がサツマイモとジャガイモの栽培、高校生がレシピの開発、中学生がパッケージのデザインを担当し、子供たちの勤労体験を通じて特産品を作っていこうという取り組み。市教育委員会、県美祢農林事務所など地域の産・学・官が支援する。


 サツマイモを楽しそうに収穫する児童ら(出合小で)

2007年11月 8日

きょう8日は立冬

 きょう8日は立冬。二十四節気の一つで、暦の上では冬の気配を感じ始める日とされるが、西日本は安定した高気圧に覆われ、青空の広がる暖かい一日となった。
 市内でいち早く紅葉する街路樹の一つが、川上の宇部新都市北側を走る市道請川王子線沿いのアメリカフウ。北米原産の落葉高木で、モミジバフウの別名通り、葉はモミジ、カエデに似る。手のひら大の葉は大半が紅葉し、東西に延びる“赤いベルト”のそばを何台もの車が行き交っている。


 紅葉の中を走り抜ける車(新都市北側を走る市道請川王子線沿いで)

阿知須小で昔の遊び楽しむ

 阿知須小(松田福美校長、四百二十三人)の一年生七十二人は七日、同校で、地元のお年寄りに教えてもらいながら、お手玉や羽根突きなどの昔の遊びを楽しんだ。
 伝承遊びは、おはじき、だるま落とし、紙鉄砲、折り紙、お手玉など八種類。こま遊びでは、ひもの巻き方や回し方のこつを習い、床の上で木製のこまがくるくる回ると子供たちは歓声を上げた。


 お年寄りからこま回しを教わる児童(阿知須小で)

イルミコンサート、NPO法人「音音」が継承

 「イルミ 冬のファンタジーコンサート2007-市民の手で冬の夜空を彩る」は、十二月十五日と二十二日に山陽小野田市の中央図書館と前庭で開かれる。財政難による補助金カットで開催が困難になったことを受け、NPO法人音音(ねおん、中村真理子理事長)が、市内企業や市民からの協賛金を募って継承する。
 コンサートを前に、十二月八日午前九時から市民ボランティアを募り、イルミネーションを飾り付ける。コンサート初日の十五日午後六時に点灯式を行い、図書館でキッズコンサートを開く。イルミネーションは日没から午後十時近くまでカルチャーロードを照らす。期間は来年一月十一日まで。入場料は前売りで五百円(当日七百円)。市民活動推進課、山陽総合事務所、中央図書館、市民館、文化会館で販売している。


 イルミネーションコンサートのチラシ

2007年11月 7日

サツマイモ巨大化

 今年は宇部市内各地で巨大なサツマイモが収穫されている。店頭に並べても大き過ぎて敬遠され、農家は頭を痛めている。原因は日照時間と降水量にあるようだ。
 JA山口宇部宇部支店(海南町)の朝市では六日、商品棚の隅に巨大サツマイモが置かれていた。客は大きさに驚くが買おうとしない。イモには「天候のいたずらでこんな姿になりました-とても悲しいわ」と書かれた紙が添えられていた。


 店頭に並んだ巨大サツマイモ(JA山口宇部宇部支店で)

「産業観光」が本格始動

 宇部・美祢・山陽小野田産業観光推進協議会(伊藤隆司会長)が企画した産業観光モニターツアーの第一弾、「秋吉石灰岩コンビナートを巡る」が六、七の両日、秋芳町や美祢市、宇部市であり、九人が秋吉台の成り立ちを学び、石灰岩を原料に工業製品を製造する工場などを見学して回った。
 産業観光は、歴史的、文化的意味を持つ工場やその遺構、産業製品など、地域の産業遺産にスポットを当てた観光活動。従来の観光に体験や学習の要素が加わり、人的交流を促進する効果も得られる新たなスタイルとして注目されている。モニターツアー参加者の感想を参考に内容を見直し、来年度には正式な旅行商品として売り出す。


 石灰関連製品の製造工場を見学する参加者(美祢市伊佐町の薬仙石灰で)

山口銀行厚狭支店で模擬強盗訓練

 JR厚狭駅前商店街の山口銀行厚狭支店(永井聡明支店長)で六日、模擬強盗訓練が行われた。金融機関を狙った強盗事件の増加が懸念される年末に向け、行員たちが通報や安全確保などの体制を確認した。
 訓練は窓口業務の終了後に行われた。犯人役の署員が拳銃(モデルガン)を持って、入店。天井に向け発砲し、窓口の女性行員に「金を出せ」と要求し、持っていたかばんを投げ付けた。田中昇支店長代理が現金を少しずつ入れている間に、ほかの行員たちが一一〇番通報や犯人の身体的特徴の記憶など決められた役割を果たした。永井支店長は「日ごろから声掛けを徹底し、予防措置を取っていきたい」と話した。


 犯人役に現金の入ったバッグを渡す田中支店長代理(山口銀行厚狭支店で)

2007年11月 6日

アグリ楠、タマネギの定植作業公開

 農作業機械を使ったタマネギの定植作業が五日、宇部市東吉部の吉部市にあるアグリ楠(山本繁俊社長、西万倉)の圃場(ほじょう)で公開された。栽培面積を拡大した産地を維持していくには、農作業の省力化や効率化が不可欠で「県産の農産物の需要拡大を踏まえ、機械化体系による栽培に目を向けてもらおう」と、JA山口宇部(吉本正夫組合長)と県美祢農林事務所(桂達郎所長)が協力した。
 定植機はJA山口宇部西部営農総合センターから持ち込み、マルチシートで畝を覆った二十アールの畑に、極わせのハマソダチの苗約三万二千本を植えた。山本社長は「地産地消を推進し、安心して食べられるものを供給することで、地域に貢献していきたい」と話した。


 定植機による苗の植え付け作業(東吉部で)

10日「ときわ・ナイト・ミュージアム」

 宇部市の緑と花と彫刻の博物館を舞台にした「ときわ・ナイト・ミュージアム」(彫刻を楽しむまちづくり事業実行委員会主催)は、十日午後五時から常盤公園の旧熱帯植物館と彫刻野外展示場で開かれる。彫刻や植物のライトアップ、ジャズライブ、館内ガイドがあり、同日午後一時からは開館記念行事「愛を刻むハッピー・ウエディング」も行われる。
 同博物館(愛称・ときわミュージアム)は、全国初の彫刻と植物の複合施設として九月にオープン。十一日までは第二十二回現代日本彫刻展が開かれており、ナイト・ミュージアムとハッピー・ウエディングは、同展のフィナーレへと続くイベントになる。

来春、「厚狭一丁目」誕生へ

 山陽小野田市が山陽地区で初めて手掛けた住居表示事業がようやく前進した。先の住居表示審議会で、千町、天満町、広瀬の十自治会(約二百世帯)の新町名を「厚狭一丁目」にすることを承認し、告示期間に入った。行政手続きの途中だが、順調に進めば来年二月下旬に新町名が誕生する。

2007年11月 5日

宇部まつり、多彩なイベントでにぎわう

 第五十六回宇部まつりの本祭は四日、常盤通りと平和通りを歩行者天国にして開催された。午前十一時から五時間以上行われたパレードには約五千七百人が参加。前夜祭と合わせて二十五万人(主催者発表)が訪れ、各イベント会場はにぎわった。
 正調南蛮音頭、よさこい隊などに続いた最大規模の宇部商工会議所華創パレードには市内八十事業所から約千九百人が参加。常盤通りは、赤や青の法被で色を統一したPR隊や総踊り隊で埋め尽くされた。


 正調南蛮音頭を披露するパレード隊(常盤通りで)

日報中学駅伝、高千帆がアベックV

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会は四日、常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれた。六区間十八・六キロで争った男子は高千帆Aが1時間3分12秒で三連覇。同十二・四キロで競った女子は高千帆が48分15秒で初優勝を飾り、アベック制覇となった。宇部日報社主催、市体育協会、市教育委員会、市中学校体育連盟、市陸上競技協会共催。
 レースは男女とも終盤での逆転劇となった。男子は高千帆Aと西岐波が競り合う展開で、高千帆に軍配。三位には厚保Aが入った。女子は高千帆が三区で先頭に立ち、五区で順位を落としたが、六区で逆転。二位は厚南、三位には藤山が入った。


 ゴールテープを切る男子優勝の高千帆A・石谷直毅選手(常盤公園管理事務所前で)

女子優勝の高千帆・岡村尚江選手(常盤公園管理事務所前で)

県生涯現役社会づくりフェアで5団体5人表彰

 県生涯現役社会づくりフェア(生涯現役社会産学公推進協議会、生涯現役社会づくり学会主催)は四日、山陽小野田市民館で開かれ、社会のさまざまな分野で活動する高齢者が活動報告し、イベントで交流した。
 ユニークな活動を顕彰する「やまぐち現役社会づくり章」の表章式があり、山陽小野田市の小野田陶芸同好会(植杉善光代表、三十二人)と宇部市のなごみの家笹山お楽しみ会(鶴見菊枝代表、七人)を含む五団体と個人五人が表彰された。


 生涯現役社会づくりフェアで表彰される小野田陶芸同好会(市民館で)

2007年11月 2日

中山にイノシシ

 宇部市中山の駐車場にイノシシがすみ着いた。体長70センチ前後でまだ子供とみられる。人を全く警戒しないことから、飼われていて逃げ出したか、捨てられたらしい。
 駐車場の地主、藤井政雄さん(60)によると、初めて姿を見せたのは先月28日。人がいても気にする様子はない。わずか数メートル先で走り回ったり、時には地面に伏せて寝ることも。


 地面に座るイノシシ(中山で)

教善寺で樹齢450年のサザンカ咲く

 宇部市万倉浅地の教善寺(杉形卓浄住職)で、名木として知られるサザンカが白い花を咲かせ始めた。「今月中旬ぐらいがピークで、十二月中ごろまでは花が見られるのでは」と同寺。
 サザンカは樹齢約四百五十年。現存するものでは国内で最も長寿という。枝と枝が付く連理(れんり)が見られ、地衣(ちい)植物が付着しているのが特色。市の天然記念物に指定されている。


 開花したサザンカ(教善寺で)

厚狭准看護学院で戴帽式

 厚狭准看護学院(久保宏史学院長)の第四十八回戴帽式は一日、厚狭の同学院で開かれ、一年生二十一人が博愛の心を持つ准看護師を目指し、一層の精進を誓った。
 戴帽生は男性三人、女性十八人。一人ずつ名前を呼ばれると、先生から男性は胸にペンライトを、女性は頭にナースキャップを着けてもらい、ナイチンゲール像の灯を自らのろうそくに移して整列。優しいともしびを浴びながら、ナイチンゲール誓詞を唱和した。


 ろうそくに灯をともし整列する戴帽生(厚狭准看護学院で)

2007年11月 1日

地域の発展見守る、お化けランタン

 キリスト教のハロウィーンにちなみ三十一日、宇部市中央町三丁目の商店屋上にジャンボカボチャを使ったお化けランタン四個が登場。ろうそくの柔らかな光を見上げた地域住民や買い物客は「予想以上にきれい。来年はもっと数を増やしてほしい」などと話していた。
 お化けランタンは、ケルト人の収穫感謝祭にちなんだ伝統行事。死者の霊が家族を訪ねたり、精霊や魔女が出てきたりするといわれ、魔よけの火として作られている。中央町三丁目自治会(甲斐国文会長、百世帯)が設置した。


 ハロウィーンでともされたお化けランタン(中央町3丁目で)

シルバー人材センター、20周年を祝う

 山陽小野田市シルバー人材センター(黒瀬武彦理事長)の設立二十周年記念式典は三十一日、市民館文化ホールであり、会員や来賓約三百人が出席。十五年以上と二十年在籍の会員十六人、五期以上の役員四人、職員一人を表彰するなどして節目を祝った。
 式典では、黒瀬理事長が「会員数は四百三十三人(三月末現在)で、契約金額も二億円を上回り、事業実績も着実に成果を上げてきた。センターの目標である地域高齢者の就業の場、生きがい対策の場づくりにまい進したい。二十周年を機に、基本理念の自主・自立・共働・共助を再確認し、事故のない安全就業を基に、地域社会に信頼されるシルバー人材センターとして事業の推進に努めたい」とあいさつ。