2007年9月29日

ときわミュージアム開館と現代日本彫刻展開幕、多彩なイベントで祝う

 宇部市の常盤公園で二十九日、「緑と花と彫刻の博物館」(愛称・ときわミュージアム)と、第二十二回現代日本彫刻展(市、同展運営委員会など主催)がオープンした。彫刻と植物の競演が楽しめる全国的にも珍しい博物館の開館と、日本を代表する彫刻展の開場を、多彩なイベントで祝った。
 第二十二回現代日本彫刻展の審査は二十八日、常盤公園であり、ポーランド人のピョートル・ツフォルドフスキーさん(35)の作品「PERMUTATION(パーミュテーションー=順列)」が大賞に輝いた。外国人作家の大賞受賞は初めて。同展の会期は十一月十一日まで。


 開館・開場を祝うテープカット(29日午前10時半ごろ、緑と花と彫刻の博物館で)

大賞に輝いた「PERMUTATION」

30日、「てご屋自立支援センター」開設

 民間で福祉サービス事業を展開する有限会社てご屋(西村信正代表)は三十日、宇部市開六丁目に、知的障害者が主対象の「てご屋自立支援センター」を開設する。開所式は、同日午前十時から行う。
 定員は二十人。食事や家事などの生活能力向上を支援する自立訓練(生活訓練)と、センターや屋外での作業、企業での実習などの就労移行支援事業に取り組む。西村代表は「小規模多機能で、地域生活を送りやすいシステムを築くのが目標」と意欲を燃やす。自立支援センターについての問い合わせは、同社(電話21-8761)へ。


 オープンに向けて工事が進むセンター(開6丁目で)

山陽小野田市小・中学校科学作品展始まる

 山陽小野田市小・中学校児童生徒科学作品展は二十九、三十の二日間、文化会館で開かれ、子供たちが夏休みに取り組んだ研究や工作の優秀作品が公開されている。二十八日には審査会があり、出合小一年の安重百華さんの「30年目のすなあつめ」など十一点が特選に輝いた。このうち小学校七点、中学校三点を、十月二十六日から県立博物館で開かれるサイエンスやまぐち2007(県展)に出品する。


 作品を審査する菅井教授と理科担当の先生たち(文化会館で)

2007年9月28日

「くっきりナイトスクール」で夜の交通環境学ぶ

 夜間の高齢者の交通事故防止を目的とした「くっきりナイトスクール」は二十七日、有帆小で開かれ、有帆や高千帆の高齢者三十五人が、さまざまな実験を通じ、夜の交通環境を学んだ。
 時速四十キロで走行する車の停止距離や、ダミー人形を衝突させる実験では、車の怖さを再認識した。酒酔いを体験できるゴーグルを着けての歩行にも挑戦し、視界が定まらず、足が地に着かない酔っ払い状態での感覚も味わった。


 酒酔いゴーグルを着けて歩く高齢者(有帆小で)

市中学校科学研究発表会、教育長賞に草野唯さん(楠3年)

 宇部市中学校科学研究発表会は二十七日、厚東中であり、各校から選ばれた十三人の生徒が、夏休み中などに取り組んだ実験の成果や観察記録を披露した。市教育委員会、市中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。
 審査の結果、教育長賞に草野唯さん(楠三年)の「紫キャベツ色素を利用して溶液の性質を調べよう」、宇部青年会議所理事長賞に田原雅子さん(東岐波二年)の「植松川・五反田川の水質調査」、宇部日報社社長賞に田中正紀君(厚南一年)の「光合成の不思議」が選ばれた。教育長賞に選ばれた草野さんは、サイエンスやまぐち2007の第六十一回県科学研究発表会(十一月十三日、県教育会館)に市代表として出場する。「自信を持って、緊張せずに発表したい」と話した。


 草野 唯さん

花壇コンクール、“宇部一”決まる

 宇部市秋の花壇コンクールの本審査が、二十六、二十七の両日行われ、“市内一”の花壇には厚南塩屋台の介護老人保健施設・寿光園など五団体・個人が選ばれた。春と秋のコンクールで好成績を残した年間最優秀賞には、東岐波小と國司久良さん(東岐波花園)、江本直彦さん(大小路三丁目)が決まった。
 審査は市緑化運動推進委員会の委員と市職員十人が行い、花の咲き具合や花壇構成など美しさ、手入れ状況について入念にチェック。最優秀賞には寿光園(花壇部門・職域)のほか、東岐波小(同・学校)、國司さん(モデル部門)、東岐波・花園自治会(同)、江本さん(フラワーガーデニング・プランター部門)が選ばれた。

2007年9月27日

ヒガンバナ見ごろ

 宇部市西岐波上の原の田んぼのあぜ道では、秋の風物詩のヒガンバナが帯状に真っ赤な花を咲かせている。今年は残暑が厳しく気温が高かったせいか、開花は平年より遅れ気味。彼岸が明けてから見ごろになった。まだつぼみの花もあり、しばらくは楽しめそう。


 あぜ道に花を咲かせたヒガンバナ(27日11時すぎ、西岐波上の原で)

ウオーキングマップで日本を歩こう!― 宇部市が1日から参加受付

 一年間で宇部からどこまで歩けるか―。宇部市は十月一日から、ウオーキングによる健康づくりのイベント「ウオーキングマップで日本を歩こう!」を開催する。青森に向かう「本州最北端へ行こう」、東京まで行って引き返す「西日本一周の旅」など、四つのコースの中から、レベルに合わせて目標を設定。歩数を距離に換算して、目標地点到達に挑む。毎月の定例報告のほか、隔月で情報交換会もある。参加は無料で、申し込み週間は一日から五日まで。
 申し込み週間は五日までだが、その後も十二月末まで毎週火曜日に受け付ける。希望者は市保健センター(電話31-1777)か楠保健センター(電話67-1273)に来所を。楠は事前連絡が必要。


 継続の励みになるウオーキングマップ

赤崎興産が外国人研修生受け入れ機関設立

 山陽小野田市の塗装・防水工事業、赤崎興産(森本敏生社長)は、外国人研修生・技能実習生受け入れ機関「協同組合AAA(All Asia Association)」を設立した。第一陣となる中国からの研修生九人が来日し、県内企業への配属を前に、語学や生活習慣の習得に励んでいる。
 現地での面接を経て選抜したのは二十歳代の九人。市内の寮で研修に励んでおり、十月初旬から県内四社に勤務し、スキルアップに励むという。


 集合研修に励む研修生(市内の赤崎興産研修生寮で)

2007年9月26日

花壇コンクール本審査スタート

 宇部市の秋の花壇コンクール本審査は二十六日朝から始まった。予選を通過した団体と個人の三十五カ所の花壇を市緑化推進委員会のメンバーら九人が二日間かけて回る。審査結果は二十七日午後四時ごろに出る見込み。
 最初の審査は上町の宇部記念病院。大通りに面した入り口には約十メートルの花壇があり、サルビアやケイトウなどが花を咲かせていた。今年は猛暑で水やりや除草など管理には厳しい環境だったが、日ごろの努力を感じさせる花壇が多いという。


 花の咲き具合などを確認する審査員(26日午前9時すぎ、上町の宇部記念病院で)

中国5県縦断キャラバン出発式

 水素自動車・燃料電池車による中国五県縦断キャラバンの出発式は二十五日、宇部市あすとぴあ四丁目の県産業技術センター前であり、約百人に見送られて四台の車がスタートした。
 エネルギー事業とその関連製品を扱う岩谷産業(本社・東京、大阪)が、関係団体とタイアップして行う水素エネルギー社会実現のためのPRイベント。二十日に鹿児島県種子島を出発し、十月二十二日まで三十三日間かけて、北海道稚内市まで四千五百キロを走り、各学校で炭酸ガスを排出しないクリーンエネルギーについて出前授業や体験試乗を行う。
 中国五県では、産技センターを出発し、八日間かけて広島、島根、鳥取県を経由して岡山市までの約七百キロを走破する。小・中・高校十校に立ち寄り出前授業。県内では二十六日に、周南市の中学校と高校でデモンストレーションを行う。


 稚内を目指して出発するキャラバン隊(県産業技術センターで)

早川内科医院が来春、介護施設「なみおと」開所

 医療法人社団早川内科医院(早川幹夫理事長)は、山陽小野田市の焼野海岸沿いに地域密着型介護施設「なみおと」を開設する。小規模多機能型居宅介護やグループホームなど三つの機能を備え、一体的、連続的なサービスを提供していく。来年三月一日の開所に向けて工事が進んでいる。
 同施設は、要介護者の様態や希望に応じて、通所を中心に訪問や泊まりを組み合わせ、在宅生活の継続を支援する総合福祉施設。定員は二十五人。認知症高齢者に対応したグループホーム(九人ずつ二ユニット)と認知症のデイサービスセンター(定員十二人)もある。


 なみおとの完成予想図

2007年9月25日

常盤公園でキッズフェスティバル開催

 行楽の秋、真っ盛り。市民が憩う常盤公園には二十二日から二十四日までの三連休中、家族連れを中心に四千二百八十七人(常盤遊園協会発表)が入園。動物たちを見ながらの散歩や遊園地を満喫して、のどかな時間を過ごした。
 二十三日には同協会が、子供向けの祭り「キッズフェスティバル」を初めて開催。実行委員の五人が前日に丸一日かけて作り上げた、四×五メートルの段ボールハウスが人気を集めた。子供たちは、筒状の通路をくぐり抜けたり、窓から顔を出したりして、汗だくになって遊んだ。


 段ボールハウスで遊ぶ子供たち(常盤公園で)

アメフット・日報スワンボウル、太陽家具サンファイターズ白星ならず

 アメリカンフットボールの第十六回松山杯宇部日報スワンボウルは二十三日、山口市阿知須の山口きらら博記念公園で開かれた。宇部市の太陽家具サンファイターズ(景山日出男代表)が強豪のオクトーバーベアーズ(福岡)と対戦。13-21で敗れ、地元ゲームを白星で飾れなかった。宇部日報社、九州社会人アメリカンフットボール連盟、県アメリカンフットボール協会主催、太陽家具百貨店など後援。
 サンファイターズの藤間充監督は「主力を欠いたため、ロースコアでの接戦に持ち込もうという作戦だった。昨年の42-0を考えると、かなりの善戦。次戦は頑張りたい」と話した。


 激しく競り合う選手たち(山口きらら博記念公園で)

シルバードライビングコンテストに高齢者18人がチェック

 秋の交通安全運動の関連行事として、交通安全シルバードライビングコンテストが二十四日、山陽小野田市の厚狭自動車学校であり、市シルバー人材センターの会員十八人がドライバーの適性を再確認し、安全意識を高めた。
 コンテストは学科と実技、運動能力診断の三項目。実技は、日ごろ運転しているマイカーを使い、同乗した教習所の指導員のチェックを受けながら、自動車学校のコースを走行。スラローム走行や踏切の一時停止、右左折の合図と適切な車線変更、大通りに進入する際の安全確認などが採点され、参加者は慎重にハンドル操作した。


 歩行者の横断を妨げないよう、慎重に運転する高齢ドライバー(厚狭自動車学校で)

2007年9月22日

カラフル“市章花壇”

 川上ふれあいセンターへの上がり口にある花壇で、宇部の市章の形にポーチュラカが咲き誇っている。川上まちづくりサークル(神代美代子代表、四十五人)が整備し、そばを通る人たちの目を楽しませている。
 一辺が七・五メートルの花壇に、さまざまな色のポーチュラカ二百株と、縁取り用のマリーゴールド三千五百株を植えた。同センターの渡壁佳人社会教育指導員は「小・中学生がよく通る個所で、市のマークであることに気付いて喜んでくれるのがうれしい」と、手入れに励んでいる。


 “市章花壇”をつくった川上まちづくりサークルのメンバー(川上ふれあいセンター近くで、同センター提供)

山口宇部空港「空の日」フェス盛況

 山口宇部空港の「空の日」記念フェスティバルが二十二日、同空港で開かれ、大勢の来場者が管制塔や滑走路を見学したり、空港消防隊に体験入隊したりして、航空機や空港の魅力に触れた。同実行委員会主催。
 管制塔では、通信機や滑走路の照明を中央制御する装置の説明を受けた。目の前で航空機が離陸する際には、管制官とパイロットが風速などの気象状態を逐一、交信する様子に間近で接した。このほかにも子供を対象にした「ペーパーグライダー教室」、フライトシミュレーター操縦体験などが人気を集めていた。


 管制塔で航空機の離陸の様子を見学する来場者(22日午前9時半、山口宇部空港で)

秋の全国交通安全運動スタート

 秋の全国交通安全運動が二十一日にスタートした。市内でも初日から車両パレードや街頭キャンペーンなどの関連イベントが精力的に行われ、関係者たちが市民に事故防止を呼び掛けた。
 小野田警察署で行われた出発式には、小野田交通安全協会や地区安全運転管理者協議会などから八十人が出席。白井博文市長は「交通事故の撲滅に向け、市民の意識を高めよう」とあいさつし、士気を高めた。


 関係者に運動中の協力を呼び掛ける白井市長(小野田警察署で)

2007年9月21日

秋なのにサクラちらほら

 九月下旬になっても、真夏のような暑さが続く宇部地方。異常気象につられてか、常盤公園の周遊園路では、季節外れのサクラの花が開花し、歩行者の注目を集めている。
 ときわ湖水ホール裏手の湖畔では、園路沿いのサクラの木に、白っぽい花がちらほらと開花。夏本番を思わせる強い日差しが照り付ける中、そばではツクツクボウシが鳴き、紅葉の始まった樹木もあって、春・夏・秋の三シーズン競演の様相を呈している。


 季節外れの花を咲かせたサクラ(ときわ湖水ホール近くの周遊園路で)

市小・中学校科学作品展、特選30点決まる

 第六十回宇部市小・中学校科学作品展の審査は二十日、ときわ湖水ホールであり、小学校の部から二十点、中学校の部から十点が特選になった。作品展は二十一日から二十四日まで同会場で開かれ、子供たちの力作が公開されている。市教育委員会、市小・中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。
 特選優秀賞は小学校の部で、桂寧々さん(厚南五年)の「天井にうつす万華鏡時計」が教育長賞、西村優里さん(船木三年)の「トウモロコシの研究パート2」が宇部青年会議所理事長賞、高橋周平君(川上四年)の「マジックボックス」が宇部日報社社長賞を受賞。
 中学校の部は、吉岡秀樹君(桃山一年)の「土の性質(Ph)と植物の生育」が教育長賞、水井明李さん(西岐波三年)の「植物の生長を促進させる酢のききめ」が宇部青年会議所理事長賞、須子美里さん(楠三年)の「ヒガンバナの研究」が宇部日報社社長賞に選ばれた。

花壇コンクール、3個人19団体が2次へ

 山陽小野田市は花壇コンクール一次審査の結果を発表した。十月二十四日に行われる二次審査に進んだのは、三個人十九団体(うち小・中学校八校)
 一次審査通過は次の通り。(敬称略)
 ▽個人=岡部つや子、沖田章博、関谷千歳▽団体=高泊小、小野田中、須恵小、厚狭小、本山小、出合小、高千帆小、埴生小、籾の木自治会、小野田老人ホーム、須恵公民館、延寿会、上の華園、森広自治会、石束自治会、西部石油山口製油所、第一日の出自治会、津布田会館、石丸二婦人


 花の出来栄えを審査(竜王中で)

2007年9月20日

秋の全国交通安全運動前に深夜の検問など実施

 秋の全国交通安全運動(二十一-三十日)を前に、飲酒運転厳罰化の改正道路交通法は十九日に施行された。宇部市内では幼稚園児らによる街頭キャンペーンや深夜の検問が実施された。昨年八月に福岡市職員の飲酒運転で三人の幼児が死亡した事故をきっかけに罰則が強化されたもので、新たに飲食店がドライバーに対して酒類を提供した場合なども処罰の対象になる。


 飲酒検問をする警察官(20日午前1時すぎ、厚東川大橋で)

ドライバーの代表者にメッセージを手渡す園児(フジグラン宇部で)

市小・中学校科学作品展、21日から一般公開

 子供たちの好奇心や探究心が形になった第六十回宇部市小・中学校科学作品展の審査が二十日午前、ときわ湖水ホールで始まった。午後には入賞作品が決まる。一般公開は二十一日から二十四日まで。入場無料。市教育委員会、市小・中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。


 審査に先立って作品を紹介する担当理事(20日午前10時ごろ、ときわ湖水ホールで)

セメント社宅の活用者募集

 山陽小野田市は、協働のまちづくりの一環として、住吉本町二丁目にある太平洋セメント住吉社宅の保存活用団体・個人を募集する。オレンジ色の屋根瓦で大正ロマンあふれる建物の外観を維持しつつ、市民交流の拠点としての有効利用を求めている。
 希望者は市企画課、山陽総合事務所にある応募用紙に記入し、十月十七日までに〒756-8601山陽小野田市日の出1-1-1、山陽小野田市企画課(電話82-1130、ファクス83-2604)へ。併せて保存活用者選定委員五人のうち二人を公募する。二十歳以上の市民で、市職員、市議、保存活用への応募者と関係者は除外する。所定の用紙に記入し、十月五日までに同課へ。


 太平洋セメント住吉社宅

2007年9月19日

常盤中で公開授業、教員120人が参加

 生徒同士で主体的に学び合う授業の展開を目指して、その分野の専門家を迎えた研究授業と講演会が十八日、常盤中(白石千代校長、五百四十一人)であった。小・中学校の教員百二十人が参加し、公開授業を見学して、班学習を効果的に取り入れた授業の在り方を協議。東京大大学院教育学研究科の佐藤学教授が、授業を改善することによる、より良い学校づくりを勧めた。
 この日は、一年四組(二十九人)が机といすを体育館に持ち込み、数学の授業を公開。文字式に関する課題を、三-四人の班で一緒に考えたり、全員の机をコの字形に並べて意見を出し合ったりした。


 数学の授業を公開する1年4組の生徒たち(常盤中で)

礒金醸造工場が「くりまさる」の甘酒発売

 くりまさるが甘酒に変身―。阿知須の特産品として人気が高まっているカボチャ「くりまさる」を原料にした甘酒が発売された。濃厚な甘さがありながら、ジュース感覚の飲みやすさ。「健康にも良さそう」と注目を集めている。
 開発したのは大正初期に創業した地元の礒金醸造工場(礒金竹雄社長、山口市阿知須砂郷)四代目の大樹さん(25)。「カボチャと米こうじの配分量をいろいろ工夫した。温めても冷やしてもおいしい」と出来栄えに満足。
「かぼちゃのあまざけ」の商品名で、今月初めから道の駅きららあじすやJA山口中央佐山支所で、一本(五百ミリリットル入り)五百円で販売している。


 くりまさるを使った「かぼちゃのあまざけ」

開発した礒金大樹さん

新病院建設構想検討委が中間答申提出

 山陽小野田市の新病院建設構想検討委員会(砂川功委員長)は十八日、九億円超の不良債務を抱える山陽市民病院を小野田市民病院に統合することが望ましいとの中間答申を白井博文市長に提出した。これを受けて市は議会に報告し、二十五日から地元説明会を開くなどして意見を聞き、一カ月以内に方針を固める。
 白井市長は「どのような方針を取るべきか、病院局長と十分協議し、広く声を聞いて、慎重に判断したい」とした。市のホームページにも掲載して、市民の意見を募集するとともに、両地区の医師会、歯科医師会とも話し合う。


 中間答申を読み上げる砂川委員長(市役所で)

2007年9月18日

原校区で三世代が交流

 原校区コミュニティー推進協議会(室重守会長)主催の三世代ふれあいグラウンドゴルフ大会とアユのつかみ取り大会は十六日、原小グラウンドとプールで百五十人が参加して開かれた。
 グラウンドゴルフは、初めての子供たちに高齢者がクラブの持ち方や打ち方を教え、うまくゴールに入ると歓声を上げていた。アユのつかみ取りは、山口市の椹野川漁協から購入したアユ二百六十匹を放流。天然ウナギ三十匹も放った。子供たちは頭から水をかぶりながら必死で泳ぎ回る魚を追い掛けた。


 水しぶきを上げてアユを追い掛ける子供たち(原小プールで)

宇部市内各校区で敬老会

 敬老の日(十七日)に合わせ、宇部市内では十五-十七日の三日間に、計十八校区・地区で敬老行事が行われた。
【楠地区】敬老の日行事実行委員会(山本哲也委員長)主催の激励と慰安の会は十七日、九百四十三人を対象に楠若者センター体育館で行われた。万倉小三年の秋本笑里さんと同二年の小林海斗君は、出席者最高齢で九十四歳の野村松子さんと九十三歳の伊藤宗助さんに花束を贈呈した。
【西宇部】校区社会福祉協議会(恵美須圀夫会長)などが主催して十七日に西宇部小体育館で行われた。米寿者三十三人と太田藤男さん・千代子さんら十九組の金婚夫婦に記念品が贈られた後、西宇部小の六年生児童が合唱などで式典を盛り上げた。


 出席者最高齢の伊藤さんらに花束を贈る秋本さんと小林君(楠若者センター体育館で)

記念品を受け取る金婚夫婦たち(西宇部小体育館で)

小野田地区と山陽地区で敬老会

「敬老の日」の十七日、山陽小野田市内では小野田地区と山陽地区で敬老会があり、式典やアトラクションなど長寿を祝うさまざまなイベントが繰り広げられた。敬老会の対象者は、一九三三年四月一日以前に生まれた人で、九千五十一人(男性三千二百六人、女性五千八百四十五人)。
 高泊校区は、同コミュニティー体育館で開かれ、対象者五百八十九人中、百五十人が出席。お年寄りたちは弁当を食べながら、楽しい触れ合いの時間を過ごした。
 山陽地区では市、市社協の主催で、市文化会館で開かれ、二百五十人のお年寄りが長寿の祝福を受けた。米寿者には記念品が贈られ、枝村清さんと河?ユリ子さんが代表して受けた。


 大田会長から記念品を受ける藤井秀吉さん(高泊コミュニティー体育館で)

松尾名誉会長から米寿の記念品を受ける枝村さん(市文化会館で)

2007年9月15日

小学校トップ、船木小で運動会

 宇部市内の小学校のトップを切って十五日、船木小(三好ちづゑ校長、二百八十六人)で運動会があった。
 「みんなで ねらえ 優勝旗」をスローガンに、四色の組対抗で開催。それぞれがチームワークを発揮し、運動会を盛り上げた。
 日ごろの縦割り班をベースに、赤、白、黄、青組に分かれて、得点を競い合った。
 全校児童による綱引き「地引き綱」では、四色の組ごとに息を合わせて、力いっぱい綱を引き寄せていた。障害走「船木のお宝ゲットだぜ!」には三、四年生が出場。三年生が栽培した野菜や、四年生が総合学習で勉強している有帆川にちなむ小道具を競技に取り入れて楽しんだ。


 力いっぱい綱を引く、黄組の子供たち

津布田小で種芋植え

 次代を担う児童・生徒を中心に、山陽小野田市の新しい特産品を地域挙げて作り出す試み「交流したい農」は十四日、津布田小(磯部吉秀校長、六十七人)であり、子供たちが素材となるジャガイモの種芋植えに取り組んだ。
 「交流したい農」は、山陽商工会議所青年部(山本直仁会長)が呼び掛け、農業体験と新料理の開発に取り組む地域交流企画。主役は小・中学生、高校生で、産学官の各団体が支援・交流する。勤労体験はもちろん、地産地消、特産品化など、地域活性化につなげる。


 元気に育てと、種芋を植え付ける子供たち(津布田小で)

2007年9月14日

晋ちゃんカステラまんじゅう、売れてます

 安倍晋三首相が突然の辞任を発表してから二日。黒あん入りカステラまんじゅう「晋ちゃん応援菓」を製造販売する宇部市昭和町一丁目の小川蜜カス本舗(小川由紀子店長)には、首相在職中に買っておこうとする全国の客から問い合わせが殺到し、工場がフル稼働でも需要に追い付かない状態。十四日は午前六時から店員総出で生産に当たっていた。


 全国から注文が殺到している「晋ちゃん応援菓」(14日午前8時すぎ、小川蜜カス本舗で)

宇部市が市営住宅の悪質滞納者訴訟へ

 宇部市は昨年度から、四十二団地三千九百四十六戸ある市営住宅の家賃収納率向上のため、悪質滞納者に対する訴訟件数を大幅に増やしている。「十二カ月以上支払いがなく、連絡が取れない、または通知を無視し続けている入居者」が対象で、二〇〇五年度に六件だったものが、〇六年度は二十四件と四倍増に。今年度も引き続き、同程度の訴訟を予定している。
 市住宅課によると〇六年度当初、十二カ月以上の滞納者は百三十人で、七十二人は分割払いなどの誓約書を提出。残る五十八人は支払いの意思が確認できず、夜逃げと思われる無断退去の二十四人を訴訟対象にしたという。

壇紫菜の養殖始まる

 山陽小野田市の県漁協高泊支店(岡本洋運営委員長)で、中国福建省原産の壇紫菜(たんちさい)と呼ばれる岩ノリの養殖が始まった。組合関係者が順調な生育への願いを込めながら、陸上栽苗に励んでいる。
 壇紫菜は、板のりとして出回っているスサビノリやアサクサノリなどの在来種より、高い水温で養殖できるのが強み。同支店では、この特長を生かして一九九八年から県内で唯一、在来種との“二毛作”を続けている。甘みと香りが強く、高値が付くとあって、引き合いが多い。昨年並みなら、十月中旬には一番ノリが揚がる。


 陸上栽苗に励む組合関係者(14日午前8時、県漁協高泊支店で)

2007年9月13日

井関小、クリーンタイムにお年寄りと和やか草取り

 井関小(上利和子校長、百六十六人)で十二日、全校行事「ふれあいクリーンタイム」があった。山口市老人クラブ連合会阿知須支部(藤井宏三支部長)のお年寄り四十三人と一緒に運動場の草取り作業に汗を流し、会話を弾ませた。
 運動会を前にした恒例の作業。お年寄りはくわなどを持参し、自分が暮らす地区の子がいるグループに交じって働いていた。約一時間の作業の後は、ジュースを飲みながら自己紹介をし合い、運動会などを話題に楽しいおしゃべりが続いた。


 会話を弾ませるお年寄りと子供たち(井関小で)

東京国立博物館が東隆寺本尊を無届けで展示

 県の有形文化財(彫刻)に指定されている宇部市厚東棚井上、東隆寺の本尊が、県や市への届け出がないままに、東京国立博物館(東京都台東区上野公園)の特別展で公開されていたことが、十二日までに分かった。県教育庁社会教育・文化財課は「届け出は文化財が守られるかどうかがポイントで、今回は施設的に問題はない」としながらも、同日、博物館側に「届け出をすみやかに行うように」と要請。博物館側もこれを了承した。
 同寺の永井易堂住職は「手続き的な問題はともかくとして、厚東氏の文化を多くの人に知ってもらう素晴らしい機会になった」と、今回の文化展を評価している。来年一月には九州国立博物館でも公開されることが決まっている。


 東隆寺本尊の木造地蔵菩薩坐像(市教育委員会提供)

山陽小野田市の実質公債費比率、2年連続県内ワースト

 山陽小野田市の今年度の実質公債費比率が24.5%と、昨年度の23.7%から0.8ポイント悪化し、起債が一部制限される危険水準の25%に迫った。美東町と同率で県内ワースト(山陽小野田市は二年連続)。
 実質公債費比率は自治体の財政の健全度を示すもので、二〇〇四-〇六年度の平均をまとめた速報値。算式に一時借入金の利子、債務負担行為の利子補給などにおける元金が新たに算入され、県内でも十五市町が昨年度より悪化した。県平均は17.5%、市平均は18.6%、町平均は17.4%となっている。

2007年9月12日

秋の花壇コンクール、予備審査スタート

 宇部市秋の花壇コンクールの予備審査が十一日から始まった。十八日までの平日に市公園緑地課の職員四人が職場や学校など百八十四団体の花壇を回り、花の出来などをチェックする。
 初日は西岐波中から始まった。国道190号沿いにある全長約三百メートルの東岐波校区ふるさと運動実行委員会の花壇にはポーチュラカやサルビアなどの花が満開。審査担当者は花の咲き具合や除草の丁寧さなどを採点していった。


 花壇の審査をする市公園緑地課の職員(東岐波で)

宇部高専の福屋教授と澤准教授がイチロー選手を英語教材に

 宇部高専で英語を教えている福屋利信教授(56)と澤泰人准教授(35)が、米国のメジャーリーグで活躍するイチロー選手をテーマにした英文教材を制作した。タイトルは「Ichiroism-The Samurai Style Baseball(イチロー主義-武士道に通じた野球)」。インタビュー記事などを読み深め、イチロー選手の父親・鈴木宣之さんにも取材をし、約一年かけてまとめ上げた。教材は、十月からの後期の授業で活用していく。
「わたし自身、楽しみながら読めたので、生徒も関心を持って学んでくれると思う」と澤准教授。福屋教授は「人生を歩んでいく上で参考になるイチロー選手の言葉やメッセージも詰まっているので、多くの生徒に読んでほしい」と話している。


 イチロー選手をテーマに、オリジナルの英語教材を作った福屋教授(左)と澤准教授(宇部高専で)

厚陽地区に高齢者複合福祉施設

 医療法人健仁会(村上紘一理事長、山陽小野田市日の出三丁目)は十一日、渡場に開設する「こうよう紫苑」の起工式を行った。小規模多機能型居宅介護やグループホームなど四つの機能を持つ高齢者対象の複合福祉施設で、来年三月一日に開所する。
 同居宅介護は、一人ずつの利用者と相談して作成したケアマネジャーの計画表を基に、在宅や通所、短期入所といった多機能の介護を受けることができる市内初の介護サービス。


 玉ぐしをささげ、工事の安全を祈願する村上理事長(渡場のこうよう紫苑開設予定地で)

吉部小児童が稲刈り

 吉部小(田中友子校長、二十五人)の稲刈りが十日、学校近くの田であり、全校児童が穂を実らせたもち米・ココノエモチをのこがまで刈り取り、はぜ掛けまでを体験した。
 もち米は今年五月に、児童が植えたもの。作業を終えた東佑樹君(六年)は「お米がいっぱい実っていたので、おいしいおもちになりそう」と話した。十一月の学校行事「吉部っ子まつり」で、もちつきをする。


 稲刈りを楽しむ児童ら(東吉部で)

宇部高体育大会、ノリノリで開幕

 さわやかな秋空が広がった十一日、宇部高(藤原泰紀校長、八百八十二人)の体育大会が同校で始まった。クラスマッチ形式で、サッカーなど六種目の球技やリレー競走を二日間にわたって実施。初日は開会式と準備体操に続いて、三年生によるパフォーマンスが披露された。各クラスとも軽快な音楽に合わせてダンスを披露。男子が女装したクラスや先生が参加したクラスもあった。


 若さを発揮した3年生のパフォーマンス(11日午前9時40分ごろ、宇部高で)

山陽小野田市が非常時の相互給水で下関市と協議

 山陽小野田市は、災害など非常時に水道水を相互融通する体制の広域化に向けて、下関市との間に事務および技術レベルでのワーキンググループを設置し、本格的な協議に入った。国道2号バイパスの全線開通時期を待って事業化を進める。九月定例市議会一般質問四日目の十日、硯谷篤史議員(無所属)が質問し、野村宗司水道局長が経緯や現況を報告した。
 山陽小野田市は口径百ミリの配管が「みちしお」まで、下関市は同二百ミリが「海上自衛隊小月航空基地」までそれぞれある。計画では、この間五百メートルを口径二百ミリの配管で連結しようというもの。事業費は両市で折半となる。

2007年9月10日

救急の日フェアで救急措置のこつ学ぶ

「救急の日」の九日、フジグラン宇部で救急の日フェアが行われ、買い物客が、医師や救急救命士から、マンツーマンでAED(自動体外式除細動器)の使い方と、心肺蘇生(そせい)法を習った。宇部市医師会(福田信二会長)主催。練習用の人形四体が並べられた会場では、買い物に来ていた老若男女が、次々と実習に取り組み、救命処置の手順とこつを覚えた。


 AEDの使い方を習う男の子(フジグラン宇部で)

宇部市内各中学校で運動会

 運動会シーズンのトップを切って八日に黒石中、九日には十一中学校で開かれた。小野中の運動会は十六日に小学校と合同で行う。
 桃山(樫部隆彦校長、三百五十九人)は「絆空-蒼天の絆は勝利の輝き」をテーマに開かれた。応援合戦では、三年生の団長をはじめ、一・二年生も息の合った応援を披露し、会場から大きな拍手を受けていた。
 西岐波(石田博和校長、五百七十六人)は「心から戦え!叫べ青春!!~勝利への第一歩!!」のスローガンの下、生徒一人ひとりが全力で運動会を盛り上げた。三年生は男女別に騎馬戦に出場。女同士の闘志みなぎる戦いや、上半身裸になった男子の激しいぶつかり合いに、会場は沸き返った。


 盛り上がった応援合戦(桃山中で)

騎馬戦で意地を見せ合う3年女子(西岐波中で)

山陽小野田市内4校で運動会

 中学校の秋季運動会が九日、小野田、厚狭、高千帆、竜王の市内四校であり、生徒たちが快晴の下、さわやかな汗を流した。十五日には埴生、厚陽中で、十六日からは各小学校の運動会が行われる。
 厚狭中(渡辺和彦校長、三百九十三人)の第六十一回体育祭は、「THE BIG WAVE~我らの鼓動で世界を揺らせ」をスローガンに二十五の競技を繰り広げた。全女子生徒が出場したダンスでは、「ブート・ザ・キャンプ」の音楽に合わせてハードなダンスを披露。
 小野田中(久永孝治校長、四百十一人)の第六十一回体育実技発表会は、「410色の虹~未来へとつながる架け橋を」をスローガンに、十四の競技があった。学年別の百メートル走や、クラブ活動を紹介する「部活行進」など、見学に訪れた家族を楽しませた。


 ブート・ザ・キャンプのリズムに乗って踊る女子生徒(厚狭中で)

百メートル走で声援を受けながらゴールする3年生女子(小野田中で)

2007年9月 8日

トルコギキョウ出荷ピーク

「敬老の日」のプレゼントに使われるトルコギキョウ(ユーストマ)の出荷が最盛期を迎えた。宇部市二俣瀬の花き栽培農家のハウスは、濃淡のピンクや青色のかわいい花で埋まっている。
 カキツバタの栽培で知られている安良田孝一さん(70)は、三品種六千株を育て、今週初めから出荷している。安良田さんは「今年は発芽後に暑い日が続き、生育不良の株が多かった。自然相手なので、思い通りにはいかない」と苦笑した。


 トルコギキョウの出荷作業に追われる安良田さん(8日午前9時半、宇部市二俣瀬で)

西岐波沖にマジちゃんか

 三日から真締川に姿を見せなくなっているゴマフアザラシのマジちゃん。市民らが行方を案じる中、七日昼すぎ、宇部市西岐波の沖合約五キロにアザラシが現れ、八王子の漁師の男性(68)が携帯電話のカメラで撮影した。
 同一の個体かは分からないが、男性によると、キスを狙って流し網をしていたところ、船のすぐ近くで海面から頭を出した。約五分間、周囲を回ったり、船底をくぐったりして姿を消したという。


 漁船の近くに顔を出したアザラシ(西岐波沖で)

山陽小野田市の防災訓練に300人参加

 地震による大規模災害を想定した山陽小野田市の総合防災訓練は七日、津布田小であり、市、消防本部などの防災関係機関、陸上自衛隊山口駐屯地、学校、地域から約三百人が参加し、災害時の初動、協力体制を強化した。
 消防隊は、校舎の屋上と地上の救助工作車の間にロープを張り、負傷者を救出した。自衛隊は、資器材を使って負傷者を救出。バケツリレーによる初期消火活動では、児童、地域住民、市幹部職員、議員が力を合わせて水を送り込んだ。この日は市内の幼・保育園、小・中学校、福祉施設でも訓練があり、約八千五百人が参加し、防災意識を高めた。


 参加者によるバケツリレー(津布田小で)

ロープを使って校舎屋上からの負傷者を救出(津布田小で)

2007年9月 7日

小羽山保育園年長児が好生園訪問

 十七日の「敬老の日」を前に、小羽山保育園(村田正昭園長)の年長児二十七人が六日、宇部市野原一丁目の軽費老人ホーム好生園(内田雅士園長、五十人)を訪れ、元気いっぱいに鳴子踊りや和太鼓を披露した。
 子供たちは鳴子を両手に持ち「よさこいソーラン よっちょれ」を踊った。「とんぼのめがね」と「大きな栗の木の下で」の合唱の後は、お年寄りと一緒に手遊びで触れ合った。最後に、威勢のいい和太鼓も発表。お年寄りは、愛らしい子供たちの熱演に、顔をほころばせた。


 お年寄りの前で鳴子踊りを発表する子供たち(軽費老人ホーム好生園で)

災害弱者の支援態勢着々

 災害弱者と呼ばれる高齢者と障害者を対象に、地域単位の自助・共助活動の確立を目指す「宇部市災害時要援護者避難支援制度」の態勢整備が着々と進んでいる。希望者数は千百二十八人。民生委員が中心になって取り組んでいる個別の支援プラン作りは、既に高齢者分が完了し、現在は障害者分がまとめられている。九月定例市議会一般質問初日の六日、藤田忠夫市長は「制度を通じて地域防災力の強化を図りたい」と話した。

山陽小野田市債権対策室、悪質滞納132件1950万円回収

 山陽小野田市の債権特別対策室が、六月から取り掛かった滞納整理で千九百万円超を回収した。八月末時点で各課から引き継いだ悪質事案の42%に相当し、体制強化による効果が表れている。九月定例市議会一般質問三日目の六日、岡田事議員(春風)の質問を受け、藤村雅明室長が進ちょく状況を報告した。
 これまでに税、国民健康保険料、下水道使用料、保育料の債権二百三十一件約四千六百万円を引き継ぎ、百三十二件千九百五十万円を回収した。金融機関の協力を得て、事前に預貯金の財産調査を行い、結果に基づいて財産を差し押さえる。差し押さえの最高額は八十万円。重複滞納で時効寸前だった。

2007年9月 6日

ポーチュラカ カラフルに開花

 九月に入っても暑い日が続く宇部地方。厳しい残暑の中でカラフルな花を咲かせているのがポーチュラカ(和名ハナスベリヒユ)。暑ければ暑いほど生い茂るたくましい花だ。
 宇部市東岐波古殿の国道190号沿いの花壇には、ピンク、オレンジ、黄、白と、色とりどりの花が風に揺れる。今月いっぱいは、ドライバーや道行く人の目を楽しませてくれる。


 “夏雲”をバックに風に揺れるポーチュラカ(東岐波古殿で)

宇部市の省エネ事業の説明会に140人

 省エネ機器を家庭に設置して地球温暖化防止に取り組む「宇部市住宅省エネルギー連携推進事業」の説明会が五日、文化会館であり、約百四十人が参加した。主催の市と中国電力は「予想を上回る反響」と手応えを感じている。
 一般家庭を対象に、省エネ機器を設置してエネルギー消費量を報告してもらい、省エネの推進につなげるモニター制度。百戸を募集。問い合わせは、中国電力宇部営業所(電話22-9542)の宇部市住宅省エネルギー連携推進事業係へ。


 大勢の市民が詰め掛けたエネルギー説明会(文化会館で)

山陽市民病院、避難的統合が急務

 山陽市民病院の老朽化が激しく、安心安全、安らぎの場という機能が低下する将来予測が明らかになった。九月定例市議会一般質問二日目の五日、山田伸幸議員(共産)らの質問に、河合伸也病院局長は「新病院まで何とか保持するつもりだったが、補修も限界に来ている。経営状況より人道的見地からの避難的統合が急務」と、新病院建設構想検討委員会に対して早急な方針決定を切望した背景を説明した。
 多額の不良債務を抱える山陽市民病院は、国の指導の下、経営健全化を進めてきたが、医師不足、医療制度の改正、周辺医療環境の充実などから、入院、外来患者が激減し、医業収益も落ち込んだ。病棟の縮小など自助努力を続け、一般会計からの繰入金も投入してきたが、二〇〇六年度決算は単年度赤字を計上し、不良債務も九億円に膨らんだ。

2007年9月 5日

神功伝説の古代米収穫

 季節はようやく秋めいてきたばかりだが、宇部市船木の田園では、はぜ掛けを終えて脱穀の時期を迎えた稲穂がある。しかも、長さは通常の稲の倍近い。船木総鎮守、岡崎八幡宮(宇津見光則宮司)のお神酒に使われる酒米・早米(そうまい)で、極わせ種。神功皇后が大阪に戻る際に植えた米でお神酒を造り、神前に奉納したのが、この地の酒造りの始まりとされている。
 年一回だけの醸造で、米作りは縄田全甫(なわた・まさとし)さん(63)が約二アールの田で請け負っている。十月二十一日の秋季大祭でも参拝者に振る舞うことにしている。


 はぜ掛けした早米を管理する縄田さん(船木で)

民間救急が本格始動、宇部市内初の事業所認定

 全国的に増加する救急車要請の打開策として期待される民間救急サービスの事業所認定が五日、宇部市消防本部で行われた。市内では初めてで、利重和彦消防長から山口民間救急サービス宇部事業所の広城茂所長に手渡された。
 民間救急車は緊急性の少ない患者の入・退院や通院、転院などに利用され、サイレンや赤色灯など緊急走行の設備はないが、担架、酸素ボンベ、外傷セット、AED(自動体外式除細動器)など消防が持つ救急車に近い機材を搭載している。全国では四百七事業所で七百十一台が稼働。県内では六事業所に七台ある。利用や問い合わせは同社(電話0120-889-190)へ。


 宇部市を拠点に稼働を始める民間救急車(5日午前10時すぎ、消防本部で)

山陽小野田市職員 係長級以上の女性登用率13.3%

 男女共同参画社会の推進により、政策・方針決定過程への女性の参画が拡大しているが、山陽小野田市は係長級以上の役職者に占める女性職員の割合が13.3%で、国が示す30%に向けて積極的な登用が求められている。九月定例市議会一般質問初日の四日、正村昌三議員(公明)の質問に笹木慶之総務部長が現状を報告した。
  男女共同参画基本法の第二次基本計画の中で、二〇二〇年までに指導的地位に女性が占める割合を30%とすることが盛り込まれ、正村議員は、共同参画プラン、総合計画の中での目標年次、数値目標の達成を求めた。市でもポジティブアクション(積極的改善措置)と位置付けており、笹木総務部長は「職員に対する適正な人事考課を行う中で、積極的に推進したい」とした。

2007年9月 4日

一日救急隊長の山本さんが救急車の適正利用PR

 宇部市消防本部(利重和彦消防長)は三日、救急医療週間(九-十五日)を前に、尾中病院の看護師・山本高子さん(24)に一日救急隊長を委嘱。山本さんは、消防本部を視察してからフジグラン宇部で買い物客に救急車の適正利用を呼び掛けるチラシを配布した。
 任務を終えた山本さんは「通常点検中の救急車の出動から隊員の忙しさを感じた。市民の皆さんには普段の健康管理に気を付けてほしい」と話した。


 救急車の車内を視察する山本さん(市消防本部で)

山大と広大が共同開発の「工学系数学統一試験」が全国標準に定着

 山口大工学部(三浦房紀工学部長)が、広島大工学部と共同で開発した「工学系数学統一試験」が、全国の大学に広がっている。ビジネス界で英語力の指標とされる「TOEIC」の工学系数学版。年々、参加大学が増加し、工学系学生の数学の基礎学力を評価する指標の全国標準として定着してきた。
 対象は、工、理工、情報、農などの学部生。問題は、大学二年生までに学ぶ微分積分、線形代数、常微分方程式、確率・統計の四分野から出題。いずれも三年生以降の専門分野で「道具」として使いこなすことが求められる必須科目。山大は今年度から大学院試験に導入。広大も来年度から導入する。

泊っ子まもり隊に青色回転灯車

 高泊校区の子供見守り組織「泊っ子まもり隊」(大田利彦会長)は三日、高泊小を訪れ、全校児童に青色回転灯を備えた四台のパトロールカーを披露した。
 集団下校に併せて運動場で行われたお披露目式には、二百二十六人の全児童や大田会長ら隊員、小野田警察署の野村憲一署長らが出席。回転灯を付けたのは大田会長、嶋田真里子さん、縄田幸弌さん、景由武さんの車両。下校時間帯を中心に、地域をパトロールする。小野田署管内では四団体十四台目、市内では五団体十五台目。


 青色回転灯を付けた車の前に整列する児童たち(高泊小で)

2007年9月 3日

もうすぐ100歳、藤田市長が山中ヒサコさん訪問

 宇部市は三日、今年度中に百歳以上になる市内の長寿者八十五人に、記念品と祝い状を贈った。藤田忠夫市長は、近く百歳を迎える常盤台の山中ヒサコさん宅を訪問。祝いの言葉を掛け、置き時計を手渡した。
 山中さんは一九〇七(明治四十)年九月十六日、船木生まれ。好き嫌いはなく何でも食べ、特に魚の湯引きが好物。花を育てるのが趣味で、毎日の水やりを欠かさない。「よくしゃべり、よく歩くのが長生きの秘訣(ひけつ)」と話していた。


 藤田市長から祝い状を受ける山中さん(3日午前10時すぎ、常盤台で)

宇部市内の小・中学校で始業式

 宇部市内の小学校と公立中学校十一校で三日、始業式があった。日焼けした子供たちが、夏休みに丹精込めて完成させた作品を抱えて登校し、教室には久しぶりに、にぎやかな声が戻った。
 新川小(由井桂子校長、三百五十八人)は、午前九時から体育館で始業式。その後の学級活動で四年二組(三十人)は、夏休みに作った物を一人ひとりが発表。廃材で作った工作品や手芸品、環境保護をテーマにしたポスターなど、さまざまな力作の披露に拍手と歓声が上がっていた。


 夏休みの作品を披露する4年2組の子供たち(3日午前10時10分、新川小で)

山陽小野田市内の小・中学校で始業式

 山陽小野田市内のほとんどの小・中学校で三日、始業式が行われた。四十四日間の長い夏休みを終えた児童・生徒たちは元気良く登校し、久しぶりに会う級友たちと楽しい会話を弾ませた。
 小野田小(木本吉則校長、三百六十一人)では午前八時四十五分から体育館で始業式があり、この後、全校児童で教室や廊下、下駄箱、校庭など隅々まできれいにし、快適な学校生活を送るための準備を整えた。


 久しぶりの教室をぞうきん掛けする児童たち(3日午前9時半ごろ・小野田小で)

リベルタス興産のオリジナル商品が人気

 宇部市東見初町のリベルタス興産(有田信二郎社長)が作るオリジナル商品が、じわじわと人気を集めている。自閉症の河村将裕さん(26)が書いた、個性あふれる字を印刷したコースターとランチョンマット。見学者に記念品として配っているが、伸びやかな書に一目ぼれし「校区行事で配りたい」など、まとめ買いする人も出ている。
 商品についての問い合わせは同社(電話35-7878)へ。


 自分の書いた字が使われたリベルタス興産のオリジナル商品を持つ河村さん(うべくるみ園で)

2007年9月 1日

上宇部中、常盤中で始業式

 上宇部中(本池純校長、五百二十六人)と常盤中(白石千代校長、五百四十一人)で一日、二学期が始まった。
 上宇部中では、掃除を済ませた後、午前九時十五分から体育館で始業式。続いて各クラス委員の認証式があり、代表で末永詩織さん(三年)が認証書を受けた。式後は早速、運動会の練習が始まり、九日の本番に向けて汗を流した。


 本池校長から委員の認証書を受ける末永さん(1日午前9時35分、上宇部中で)

宇部市楠総合支所、壁面緑化で快適

 宇部市楠総合支所で、建物の外壁を緑化することで涼しさを醸し出す壁面緑化の取り組みが進んでいる。職員らがアイデアと経験を持ち寄った手作りの緑化設備。着手からまだ日が浅く、植物は十分に育っていないが、来庁者に気持ちの潤いを与えている。
 西日が当たる第一庁舎正面の左右二カ所で実施。市内で採取したリュウキュウアサガオ(ノアサガオ)のほか、職員が持ち寄ったアサガオとゴーヤを植えている。陣頭指揮に立った伊藤勇支所長は「網が緑色ということもあって、目に優しく、心が和む。花が咲く日が待ち遠しい」と話している。


 つるを伸ばし花を咲かせ始めた緑化植物(市楠総合支所で)

姉妹都市子ども写真コンテスト、最優秀に竹内さん(有帆小6年)

 山陽小野田市国際交流協会(西村重基会長)主催の「姉妹都市合同子ども写真コンテスト2007」の審査会は三十一日、市役所であり、有帆小六年の竹内彩さんの「本山岬」が最優秀賞に輝いた。入賞作品を含む上位二十点が姉妹都市の豪州レッドクリフ市に送られる。
 合同展は十七日から十月八日までレ市、十一月に山陽小野田市、来年一月にウイントン市を巡回し、各会場で紹介される。


 最優秀賞の「本山岬」