2007年8月31日

中電新小野田で木質バイオマス混焼発電が本格化

 中国電力新小野田発電所(山本毅所長)は、地球温暖化防止に向けた取り組みの一環として、有力な新エネルギーの一つとされる木質バイオマスを利用した混焼発電を三十日から本格的に始めた。燃料となる石炭の一部を間伐材、伐採材のチップで代替することで、化石燃料の使用抑制、二酸化炭素の排出削減につなげる。
 約一億五千万円を投入し、チップを混合するための供給設備を建設した。本格実施の初日は、約三十トンのチップが運び込まれ、特殊なコンベヤーへ投入された。同発電所の林淳一副所長は「小さな数値だが、電力会社として地球温暖化防止に取り組んでいきたい」と話した。


 コンベヤーへ投入される木質バイオマス(中国電力新小野田発電所で)

4日から9月市議会

 宇部市議会の議会運営委員会は三十一日、市役所であり、九月市議会の会期を四日から二十五日までの二十二日間とした。初日は議案の上程、提案理由の説明などが行われる。一般質問は六、七、十日の三日間で、いずれも午前十時から。
 十二-十四日と十八日は、決算審査特別委員会、十九、二十日は常任委員会。最終日の二十五日は午前十時に本会議を再開。各委員会による報告と質疑、討論、表決が行われる。

「トマト黄化葉巻病」宇部市内で発生確認

 トマトの重要病害「トマト黄化葉巻病」の発生が、宇部市東岐波で確認されていたことが、三十日までに分かった。市内で初の発生事例となる。発病すると、開花・結実しても正常に実らず、農家経営に打撃を与える。害虫によって媒介される病原ウイルスによるもので、家庭菜園や市民農園を含めた地域ぐるみでの封じ込め対策が必要とされている。
 JA山口宇部東部営農総合センターは「トマトの出荷は例年七月いっぱいなので、それほど影響はなかった。終息に向かっている」と話す。

2007年8月30日

「マジちゃんパン」登場

 マジちゃん、今度はスーパーに出現。真締川河口では連日、マジちゃんフィーバーがわき起こっているが、人気者にあやかったパンが販売され、こちらも本家に負けない人気を集めている。
「マジちゃんパン」を売り出したのは、アルク宇部恩田店内のコンセルボ恩田店(嶋田和夫オーナー)。一個百三十円で、あんパンとクリームパンの二種類がある。主に子供連れの客が買い求め、それぞれが一日三十個以上売れるヒット商品になっている。


 ヒット商品になっている「マジちゃんパン」(アルク恩田店で)

宇部市成人式事業実行委が初会合

「新成人の、新成人による、新成人のための成人式」を目指し、宇部市は二十九日、来年の式典に向けて市成人式事業実行委員会を立ち上げた。メンバーは新成人七人を含む二十歳前後の十四人で、委員長には花本歩惟さん(19)を選出。青少年会館で開かれた初回の会合では、開催日程(一月十三日)などを決めた。この日は日程のほか、恒例となっている「二十歳の決意」の発表者二人と運営スタッフの公募を決めた。今後も定期的に会合を開き、内容を煮詰める。


 成人式について意見を交わす委員たち(青少年会館で)

帆万里が山陽消防署と合同救急訓練

 AED(自動体外式除細動器)設置救急ステーションの認定からもうすぐ一年が経過する食道楽「帆万里」(橋羽等代表、津布田)は二十九日、山陽消防署と合同の救急訓練を行い、初期の救急対応や救急隊との連携などを確かめ合った。
 団体利用者の一人が食事中に突然倒れ、心肺停止状態となったという想定で行われた。従業員は一一九番通報や応急処置など役割分担して早急に対応。救急隊が到着するまでの約六分間、橋羽俊二営業課長(26)ら二人が、心肺蘇生(そせい)法やAEDで急病者に適切な手当てをした。橋羽課長は「万一のときには力になれるよう定期的に訓練し、知識、技術を維持・向上させたい」と話した。


 救急隊が到着するまで急病者に応急手当てをする従業員(帆万里で)

2007年8月29日

マジちゃん、全身初披露

 真締川のアイドル、アザラシのマジちゃんが28日、宇部市新町の河口付近に住民が設置したいかだで初めて全身を現した。集まった人たちは一つひとつのかわいらしいしぐさに歓声を上げながら見ていた。
 マジちゃんは正午すぎに上がって日光浴を始めた。集まった人を警戒するような様子はなく、波の揺れで海中に落とされないようにバランスを取ったり、眠そうにあくびをしたりする姿を約2時間見せ続けた。


 いかだの上に姿を見せたマジちゃん(真締川河口で)

川上中生徒会が運動会に向け一輪車など猛特訓

 川上中(山根幹男校長、二百七十三人)の生徒会(篠原美江会長、十二人)が、九月九日の運動会でサーカス団に扮(ふん)するため、一輪車やフラフープ、ニュージーランド発祥のパフォーマンス・ポイの技を特訓中だ。「運動会を盛り上げ、全校のみんなをびっくりさせたい」と、夏休み中も毎日学校に集まって練習に励んでいる。


 運動会のオープニングで見せるパフォーマンスを特訓中の生徒会メンバー(川上中で)

山陽小野田市が暴力団の市住入居制限を9月議会に上程

 東京都町田市の都営住宅で発生した暴力団員による立てこもり発砲事件を受けて、公営住宅から暴力団員を排除する制度が各自治体で整備されているが、山陽小野田市も、暴力団員の入居を制限する市営住宅管理条例の改正案を九月定例市議会に上程する。承認されれば、十二月改正に向けて作業を進める県に先駆け、第一号となる。
 改正案によると、入居者、同居もしくは同居しようとする親族が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律に規定する暴力団員の場合、資格制限し、入居できなくする。市長による同居の承認も同様の措置。既存の入居者(同居者含む)が暴力団員と判明した場合は、住宅の明け渡しが請求できる。

2007年8月28日

本山児童クラブが連だこ揚げ

 山陽小野田市の本山児童クラブの子供たち六十人が、一人ひとりの夢を描いて作った百十枚の連だこが二十七日、入道雲が広がる夏空に高く舞い上がった。
「つなげよう!みんなの夢…とばそう!みんなの凧(たこ)」と題して、Tシャツ型に切った本体に、かわいいイラストやカラフルな色を塗って仕上げた。サッカーボールやロケット、ナースキャップなど、将来の夢を乗せたたこが、するすると上がり、百メートル以上になった。上空では風に乗って竜のように舞い、子供たちを喜ばせた。


 夏空に舞い上がる子供たちの連だこ(本山小で)

緑と花と彫刻の博物館、愛称は「ときわミュージアム」

 常盤公園の熱帯植物館をメーンにした全国初の彫刻と植物の複合博物館で、九月下旬にオープンする「緑と花と彫刻の博物館」の愛称選定委員会はこのほど開かれ、採用作品となる最優秀賞に田中友梨さん(宇部市小野)の「ときわミュージアム」が選ばれた。二十八日、藤田忠夫市長が発表した。
 同博物館は、熱帯植物館、野外彫刻美術館、ときわ湖水ホール彫刻屋内展示室の三施設を統合した名称。県内二十二番目、市内では初の博物館となる。

06年度の宇部市決算概要、決算規模は5年連続マイナス

 宇部市は二十八日、二〇〇六年度の決算概要を例年より約一カ月早く発表した。藤田忠夫市長は「決算認定にかかわる議案提出を従来の十二月議会から九月議会に早め、来年度予算の議論をより深めるために前倒しした」と説明。一般会計は、歳入が前年度比3.9%減、歳出が4.0%減で、決算規模は五年連続のマイナスとなった。実質収支は二十年連続で黒字を確保。借金に当たる市債残高は約二十八億円減り、単市返済分は約三百六十一億円に。実質公債費比率は、単年度で16.4%、三年平均で16.3%とボーダーラインの18%を下回った。


 

2007年8月27日

宗隣寺で「ザ・禅」

 宇部ユネスコ協会青年部(伊藤美礼部長、十人)によるイベント「ザ・禅」は二十六日、宇部市小串台の宗隣寺(山中原浩住職)で二年ぶりに開かれた。一般市民を含めて十人が、座禅を体験した。
 午前七時、本堂で開始。山中住職が「背筋を伸ばして」「腹式呼吸で」などと指導した後、「一人で座っている気持ちで、自分の心を見詰めて」と呼び掛けた。参加者たちは静寂の中で三十分間、座禅の世界を味わった。


 座禅に取り組む青年部のメンバーら(宗隣寺で)

宇部市障害者ケア協身体部会が点字メニューの普及目指し始動

 目の不自由な人が、ホテルや飲食店で気兼ねなく注文できるよう、宇部市障害者ケア協議会身体部会(飯田晋一部会長)が、点字メニューの普及に乗り出した。点訳ボランティアの協力を得て、第一号となる宇部全日空ホテル一階ティーラウンジのメニューが完成。地元の障害者だけでなく、二〇一一年の山口国体で来宇する全国の視覚障害者に喜んでほしいとの思いも込め、同年を目標に運動を広げていく。
 点字メニューの協力や問い合わせは、ケア協議会身体部会事務局のピア南風(電話31-5151)へ。


 点字メニューの広がりを期待する飯田部会長(右手前)甲斐会長(同左)と宇部全日空ホテルの関係者(同ホテルで)

健康づくりシンポ、意識調査基にニーズ探る

「市民がつくる健康づくり計画」シンポジウムは二十五日、山陽小野田市の中央図書館であり、計画づくりの基礎資料として実施した市民一万人アンケートの分析結果を中間発表し、来場者と共に健康に対するニーズやキーワードを考えた。
 三千二百五十四人から六千九十四の意見を抽出。各部会の報告の中でも、医療、保健、福祉に関する情報やサービス、各種活動など既存、潜在する資源が有功に活用されていないことが分かり、保健センターのPR、市民ニーズの窓口や情報発信システムの構築が課題として挙がった。「健康の駅」づくりの提案も聞かれた。健康であり続けるための行政、市民の役割、協働の仕組みも指摘した。


 アンケート結果を中間報告する各部会長(中央図書館で)

2007年8月25日

川面に晩夏揺れ

 二十四日夜、宇部市西岐波の沢波川の川面に光の長い列が揺れた。約七百個の灯籠(とうろう)が織り成す光のショーが地域住民を楽しませた。
 権代南向地蔵尊を祭る権代地蔵まつりで行われた灯籠の演出。地元の経済グループ、西岐波はってんクラブ(田代浩一会長)が設置したもので今年で十年目の節目になった。
 新権代橋の上流、下流約五百㍍にわたってロープを張り、六個の灯籠が乗った台座を結んだ。西岐波学童クラブの子供たちも絵の入った灯籠を手作りし特別参加した。辺りが暗くなると、灯籠のオレンジ色の光が浮かび上がり「きれいねー」の声が上がった。


 川面に揺れる灯籠の光(新権代橋近くで)

天文台を一般開放へ

 天体に興味のある人はどうぞ-刈屋西条にある防水・防蝕業の明防(伊藤博社長)は、隣接する工場の屋上に天文台を設置した。サビエル高から譲り受けてから一年がかりで準備を整え、皆既月食が見られる二十八日には同校の関係者や地元の子供たちを招待し、初の観察会を開く。今後は要望があれば、地域に積極開放していく予定だ。
 昨夏、同校の防水工事をしていた際に、五年間使用していない天文台の撤去も要請された。中には古いけれども立派な一体の望遠鏡があり、同校では引き取り手を探している最中だったという。地域貢献の手段にしたいとの思いを話し、譲り受けることができた。
 望遠鏡は、一九七二年五藤光学研究所製で、長さ約二㍍ある。長い間稼働していなかったため、仕事の合間を縫って伊藤社長と数人の従業員らで分解掃除し、きちんと動くようにした。「土星まで見える」という専門家のお墨付きまでもらっているという。ほかにも、屋上につながる階段を作ったり、屋上を囲うフェンスを備え付けたりと、住民に開放するための準備に十分な時間をかけた。


 一般に開放する天文台と伊藤社長(明防で)

2007年8月24日

宇部工高が環境保護プロジェクト「緑のカーテン」初公開

 宇部工(吉川直紀校長、五百二十三人)が取り組んでいる環境保護プロジェクト「緑のカーテン」が二十四日、体験入学に合わせて校外に初公開された。教室の温度上昇を抑え、なるべく冷房を使わないで済むようにする“ゴーヤのカーテン”や、見た目にも涼感が楽しめる自動散水装置が披露され、多くの中学生の興味を引いた。
 県から「やまぐちエコリーダースクール」の認定を受け、化学工業科の高橋宏平君(三年)、中村千秋さん(一年)、安田恭子さん(同)が、プロジェクトを進めてきた。高橋君らの調査では、直射日光が当たった時と比べて実測で最高三度、体感温度にして五度、緑のカーテンによって温度上昇が抑えられているという。


 中学生に公開された「緑のカーテン」(24日午前10時半、宇部工高で)

阿知須の田園にマコモタケ

 山口市阿知須の田園地帯。水を張った田に、高さ一メートル強の青々とした草が風に揺れている。実はこれ、中華料理の高級食材、マコモタケを取るマコモ。来月中旬には、収穫が始まる。あじす地産地消部会(藤重義春部会長、二百五十人)が「阿知須ならではの特産野菜を育てたい」と取り組んだ。
 東南アジア原産のイネ科の多年草マコモ。黒穂(くろほ)菌の働きでタケノコ状に肥大化した根元部分がマコモタケとして食用になる。低カロリーでビタミン類、食物繊維を豊富に含有する健康食材。血圧を抑える効果のあるカリウム分も多く含んでいる。


 等間隔で植えられたマコモ(阿知須源河で)

山陽小野田市沖開作にビオトープが完成

 山陽小野田市沖開作の四ツ葉公園近くにビオトープが完成し、二十三日には子供たちが近くの田んぼや用水路から採集した水生生物を放ち、環境保全への意識を高めた。
 この日は、梶上、梶中、梶下地区の子供たち十二人が参加。早速、虫取り網とバケツを手に田んぼや用水路で生き物探しに熱中した。汗だくになって見つけたのは、メダカやツチガエル、タイコウチ、カゲロウ、ゲンゴロウの幼虫。図鑑で調べ、ルーペでつぶさに観察した後、池に放った。同地区ではマシジミが見つかっており「きれいな水のおかげ。メダカも多く、自然が豊かということ」という説明にも聞き入った。


 汗だくで生き物を探す子供たち(梶上地区で)

完成したビオトープに放流する子供たち(梶上地区で)

2007年8月23日

母と娘の20年間の絵手紙、9月12日から展示会

 傘寿を迎えた母・片山昭代さん(80)と還暦の娘・中野喜久江さん(60)。草花や野菜など暮らしの中の題材を描き、言葉を添えた絵手紙を二十年にわたってやりとりし、心の交流を続けている。この五年間の二人の「新作」約二百点を集めた展示会が、九月十二日から宇部市文化会館で開かれる。九月十六日まで。時間は午前九時-午後六時(初日は正午から)。


 「絵手紙は自分史でもある」という中野喜久江さん(右)と片山昭代さん(山口市吉敷の片山さんの自宅で)

宇部市が“マジちゃん”のHP開設

 宇部市は二十二日、真締川河口で観察されている体長約一メートルのアザラシを「宇部まじめ」(愛称マジちゃん)と名付けた。ホームページ(HP)にも特設コーナーを設け、情報や写真の提供を呼び掛けている。種類については「ゴマフアザラシの可能性が高い」と下関市立水族館・海響館。
 新錦橋-真締大橋間では午前九時-十時、午後四時-五時に出没する傾向があり、両橋に挟まれた錦橋を同時刻に訪れると、愛嬌(あいきょう)のある顔に出会える可能性が高い。満潮時は市役所周辺がお薦め。水面から出るのは数分-数十分置きに頭部だけで、大きな水音を伴わないため、注意力と忍耐力が必要だ。


 宇部まじめ (愛称マジちゃん)

山陽市民病院に関する中間答申案

 山陽小野田市新病院建設構想検討委員会(砂川功委員長、十五人)は二十二日、山陽市民病院に関する中間答申案を調整した。建物の老朽化、財務的な観点から、小野田市民病院に速やかに統合するとともに、入院患者の転退院への万全の対応、地域医療への十分な配慮を求める内容で固まりそう。


 答申案を調整する委員(小野田市民病院で)

2007年8月22日

禁煙チャレンジ、完走者に認定証

「禁煙チャレンジマラソン」と「パパママがんばって!夏休み親子禁煙チャレンジマラソン」の合同閉会式は二十一日、宇部市保健センターであり、ゴールした参加者たちが、完走認定証や表彰状を手にした。
 チャレンジマラソンは、世界禁煙デーの五月三十一日から二カ月間行われ、十三人がたばこ断ちに挑んで、五人が成功した。親子の方は七月二十日にスタート。小学生の応援を受けて保護者が一カ月間の禁煙に取り組み、六組のうち三組が達成した。


 表彰状を受け取る黒木昇一さんファミリー(保健センターで)

真締川のアイドル“マジちゃん”

 真締川河口で二十日に確認されたアザラシは、二十二日午前八時半すぎに最河口寄りにある真締大橋と錦橋の間で目撃された。二十一日夕方も同所などで見つかっており、三日連続で多くの市民が珍客を観察した。
 錦橋では二十一日午後四時ごろ、欄干に沿って五十人以上が並んだ。呼吸のため、アザラシが水面に顔を出すたびに「おった」「かわいい」などと歓声を上げ、携帯電話やビデオカメラで撮影していた。


 アザラシを見る人たち(錦橋で)

真締川の“マジちゃん”

住宅用火災警報器、レシートでPR

 山陽小野田市消防本部は、今月から市内のスーパーやホームセンターと連携し、レシートでの住宅用火災警報器のPRを始めた。同警報器は、二〇一一年五月末までにすべての住宅に設置が義務付けられている。
 協力店はジュンテンドー厚狭店、ナフコ小野田店、コメリ山口小野田店、フジグラン小野田、アルク小野田店。文言はほぼ各店舗に任せてあるが、いずれも警報器の早期設置を呼び掛ける内容となっている。警報器はホームセンターや電気店などで取り扱っており、日本消防検定協会鑑定のNSマークが付いたもので、一個四千-一万円程度。


 住宅用火災警報器の設置を呼び掛けるレシート

2007年8月21日

真締川河口に野生のアザラシ

 宇部市の真締川河口で20日、アザラシが確認された。5-10分ごとに水面から愛くるしい顔をのぞかせ、早くも「マジちゃん」「マジメ君」などの愛称が飛び交うなど人気者になっている。
 アザラシが見られるのは、真締川の市役所横から宇部港につながる河口にかけて。近くの住民や宇部海上保安署などによると、約一週間前から目撃情報があった。二十日は午後四時から六時ごろまでにあちこちで顔を出すのが見られ、うわさを聞いて駆け付けた市民が観察を楽しんだ。


 愛嬌(あいきょう)をふりまくアザラシ(真締川で)

アザラシを一目見ようと集まった市民(真締川河口で)

中古携帯電話、リサイクル店で売れ行き好調

 九州・山口に店舗を置くリサイクルショップ・マンガ倉庫(本社・福岡県北九州市)では、使わなくなった携帯電話の買い取りと販売を始めた。店頭での取り扱いは全国的にも珍しい。中央町三丁目の宇部店(大石季伸店長)でも五月から取り扱いを始めて売れ行きは好調だ。
 商品の携帯電話は白ロムと呼ばれる番号が入っていない機械。店頭のショーケースには約二十台が並べられ、人気度と傷み具合に応じて数千円から数万円の値段が付けられている。


 店頭に並ぶ中古の携帯電話(マンガ倉庫で)

「ほっとの会」が多重債務相談スタート

 消費者問題を取り扱うNPO法人「ほっとの会」(中村操理事長、十三人)が、多重債務で悩んでいる人の相談窓口「生活再チャレンジ」を中央図書館の一室に開設した。週二日だが「生活再生の支援をしたい。一緒に生き方を変えませんか」と来所を呼び掛ける。
 相談日は日曜日の午前十時から正午までと午後二時から四時まで、水曜日の午後七時から九時まで。電話相談は受け付けない。
 会場の都合により、開設できない日があるため、消費生活問題の窓口がある市商工労働課(電話82-1150)で確認を。


 相談者の来所を前に打ち合わせる中村理事長ら(中央図書館で)

2007年8月20日

東岐波でかかし作り

 東岐波校区子ども委員会(伊藤俊雄会長)主催のかかし作りが十九日、東岐波小で行われた。小学生十三人と保護者、スタッフ計三十人が参加。思い思いの顔を描いて、好きな服を着せ、オリジナルの“田んぼの番人”を仕上げた。
 完成したかかしは、来月の秋の全国交通安全運動に合わせ、啓発用のたすきを掛けて国道190号沿いの東岐波ふれあいセンター前に設置。その後、田んぼを見守る。


 個性的なかかしを作り上げた子供たち(東岐波小で)

小野湖交流ボート大会、ザ・パワー(山口市)が優勝

 第十二回小野湖交流ボート大会(同実行委員会主催)は十九日、同湖に設定された往復三百メートルのコースであり、県内外の五十チームがタイムを競い合った。山口市のザ・パワーが二分二秒七九で優勝。同時開催されたカヌー教室には百人が参加するなど、多くの市民らが豊かな自然や地域住民との触れ合いを満喫した。 会場では、小野と楠地区の住民によるアユの塩焼き、ワカサギの空揚げなどのバザーがあり、にぎわった。レース後は交流会も開かれ、参加者たちは互いの健闘をたたえ合っていた。


 好タイムを目指して湖面を走るボート(小野湖で)

学校給食講演会、小・中学生が豆腐作りなど体験

 食育と地産地消の理解を深めてもらう学校給食講演会「うべ産たべて元気!食のワクワクフェスティバル」が十九日、JA山口宇部本店で開かれた。市地産地消推進検討会(大塚忠行リーダー)主催。
 市内の小・中学生と保護者七十人が参加。子供たちは十人ずつ六チームに分かれて豆腐作り、食料自給率の学習、食べ物クイズなどのワークショップを体験。保護者は山口大付属山口小の山田次郎校長による「食事を通して心を育てる大切さ」の講演を聞いた。


 豆腐作りを体験する子供たち(JA山口宇部本店で)

中央図書館の昨年度利用まとめ

 二〇〇六年度、山陽小野田市立中央図書館には、例年並みの延べ十四万四千四百七十七人が足を運んだ。貸し出しは二十七万二千五百七十二点(ビデオなどAV資料四万九百十九点を含む)あり、一般書と児童書が大半を占めた。厚狭図書館は二万四千三百七十三人、赤崎分館は六千百四十人、高千帆分館は五千二百十九人が利用した。
 所蔵は図書、雑誌類、AV資料など約二十一万点。貸出利用者は約七万二千人で、年齢別では六十歳以上が最も多く一万六千八百人、次いで三十歳代の一万三千四百人。中・高校生の年齢層は三千百人で、小学生の八千三百人の半数にも満たなかった。

2007年8月18日

ペットボトルが風力自動車に

 「親子でチャレンジ|ペットボトルを車に変身させちゃおう!」は十七日、コープやまぐち宇部店あい愛館で開かれ、幼児・小学校低学年の子供たち三十人と保護者二十人が、リサイクル工作に取り組み、風力自動車を完成させた。
 コープやまぐち子育て教育ネットワーク(石尾美和子代表)が初めて開催。石尾代表は「夏休みの子供の宿題も兼ねて、親子で触れ合いながら楽しめる行事を考えた。物を捨てるのは簡単だけど、違うものに変身させ、再利用できることを子供たちに知らせたい」と狙いを語った。
 講師は、県ひとづくり財団の環境アドバイザー・曽我邦雄さんと環境パートナー三人が務めた。参加者は角型のペットボトルに、はんだごてで穴を開け、フィルムケースをタイヤ、竹ぐしを車軸にして車を作製。中央に帆柱を立て、花や似顔絵、昆虫、キャラクターなど好きな絵を描いた紙を張り付けた。
 難しいところは親の手を借りながら、約一時間でオリジナルの自動車を作り上げた子供たち。うちわであおぐと、車が勢いよく前に進んで、大喜び。速さを競うレースもあり、夢中で風を送った。


 はんだごてでペットボトルに穴を開ける参加者(コープやまぐち宇部店あい愛館で)

「市民紅白」で熱唱、10月に予選会

 大みそかに行われるNHK紅白歌合戦の市民版「市民紅白歌合戦」が、十二月二十二日午後一時から山陽小野田市民館で開かれる。男女各二十五組が出演し、歌唱力はもちろん、衣装やキャラクター、パフォーマンスを競い合う。主催の市自治会連合会(岡本志俊会長)では、十月六日に行う予選会への出場者を募集している。
 本選は紅白(男女)に分かれての団体戦をテレビ番組にならって繰り広げる。歌のジャンルは自由。応援合戦もある。審査員には、市、観光協会、社会福祉協議会、ふるさとづくり推進協議会関係者らを予定。さらに百人を一般公募する。

2007年8月17日

残暑厳しく

 岐阜県多治見市、埼玉県熊谷市で四〇・九度と、国内の観測史上最高気温が七十四年ぶりに更新された十六日、宇部市でも三三・三度(午後五時二十九分、市役所)と今夏三番目に高い気温を記録。この影響で、男性二人が熱中症のため病院に運ばれた。七月一日以降に救急搬送された熱中症患者は計十一人になった。十七日は午前十一時には三〇・三度に。下関地方気象台によると、厳しい残暑は十八日も続きそう。
 厳しい暑さの中、市中心部では市公園緑地課による街路樹への散水が始まった。現在は、植え替えて間もない樹木や渇水に弱いツツジなどが対象だが、降雨がなければ来週以降は広範囲で実施の予定。


 街路樹に散水する市公園緑地課の職員(17日午前10時半ごろ、琴芝町1丁目で)

市資源ごみ回収拠点施設、モラルの低下目立つ

 宇部市内二カ所にある「市資源ごみ回収拠点施設」の利用モラルが問われている。盆期間中は十四日正午から十七日午前九時まで「閉鎖」だったにもかかわらず、多くのごみが持ち込まれたほか、対象外の粗大ごみも目立った。同様の施設「資源デポ」を県内で初めて開設した山陽小野田市は今年二月、マナー悪化のため休止しており、市民に適正な利用が求められている。


 閉鎖明けも大量のごみが持ち込まれていた回収拠点施設(17日午前9時、新町で)

小野田サンパークが2008年5月リニューアルオープン

 山陽小野田市の大型ショッピングセンター、小野田サンパークが、来年五月のリニューアルオープンに向けて工事を進めている。売り場面積は下関市のシーモールに次いで県内二番目だが、二層式の商業施設では最大級となる。百二十五の核店舗と専門店で構成し、商圏三十五万人を見込んだリージョナルショッピングセンター(広域商圏対応型)に生まれ変わる。
 九万六百六十平方メートルの敷地に、幹線道路に対して正面向きで鉄骨二階建ての店舗を建てる。売り場面積は現在の一・五倍に増床。駐車台数は千八百台から二千二百台になる。総事業費は約六十億円。九月下旬から十月初旬にかけてミスターマックスと専門店街、フジが閉まり、半年間の完全休業となる。


 新しいサンパークの完成予想図(上)と建設地の配置

2007年8月16日

お盆のUターンラッシュ

 お盆を古里で過ごした人たちのUターンラッシュが続き、飛行機や新幹線は混雑している。十六日に山口宇部空港から東京へ向かう空の便は、ほぼ満席になった。
 空港の搭乗待合室前のロビーは、各便の出発前になると、Uターン客と見送りの人たちでいっぱいになった。再び都会に帰る子供や孫を名残惜しそうに見送るおじいさん、おばあさんの姿も。「また帰ってきてね」と言いながら孫を抱きしめたり、顔に手を当てたりしていた。


 お盆を一緒に過ごした親類を見送る子供ら(16日午前7時すぎ、山口宇部空港で)

幼稚園選びの参考に、育児サークルネットがアンケート

 宇部市内で自主的に活動している育児サークル十団体でつくる「うべ育児サークルネットワーク」(竹永一枝代表)が、幼稚園を対象にしたアンケートに取り組んでいる。幼稚園選びの参考にしてほしいと、初めて実施。保護者の関心が高い保育料や給食、預かり保育などの質問を盛り込み、注目を集めそう。九月十三日に、ときわ湖水ホールで開く「ちびっこの集い4」の中で結果を公表する。
 竹永代表は「育児サークルを知らない人も、イベントにはぜひ参加してほしい」と広く来場を呼び掛ける。集いは午前十時半から午後二時までで、紙皿に手形を押すメモリアルプレート作り、公開サークル、市母子保健推進協議会による事故予防講座などがある。参加は無料。


 アンケート結果と幼稚園のPRパネルの一例を持つサークル執行部(宇部日報社で)

重兼選手(高千帆中3年)が全日本中学陸上へ

 高千帆中陸上部の重兼淳志選手(三年)が、二十日から四日間、宮城県総合運動公園で開かれる第三十四回全日本中学校陸上競技選手権大会の男子八百メートルに出場する。「自己ベストを目指して、悔いのないレースをしたい」と意気込む。


 全国大会に出場する重兼選手(高千帆中で)

2007年8月15日

日傘貸して! 暑さまだまだ

 お盆で多くの家族連れが訪れた十四日の常盤公園。真夏日となり、サルたちが暮らす「ときわ丸」では、赤道直下の南インドに生息するボンネットモンキーが、日差しを避けて日陰に身を寄せていた。
 この日、宇部市役所では午後四時に三○・五度を記録。湿度が高く、蒸し暑い日になった。


 日陰に集まったサル(常盤公園で)

伝統の土手まつり

 高泊後潟地区で江戸時代から受け継がれている伝統行事「土手まつり(虫ふうじ)」は十四日、厚狭川沿いであり、後潟上、同下、高浜の三地区から三世代四十人が参加し、南北一・五㌔に生い茂った夏草に火を放って地域の安全に願いを込めた。同実行委員会(縄田泰一会長)主催。
 参加者は日没後の午後七時ごろから排水機場近くに集まった。縄田会長から行事の由来を聞き「昔の人の苦労をしのび、地区が発展するように力を合わせて伝統行事を守ろう」と心に刻んだ。
 打ち上げ花火を合図に、土手の下に組んだやぐらに点火。子供たちが、それぞれ手にしたたいまつに火を移し、川上、川下の二手に分かれて雑草を焼いた。バチバチと音を立てて燃え、火柱も勢い良く上がった。たちまち火の道となった川土手一帯からは煙も巻き上がり、炎とともに夏の夜の荘厳な景色を映し出した。「伝統行事を多くの人にも見てもらいたい」と話す参加者もいた。

2007年8月14日

野球部OBが対抗戦、再会とプレー楽しむ

 甲子園で熱戦が続く中、高校球児だった当時を思い出し、旧交を温めようと、宇部、宇部工、宇部商、宇部鴻城の野球部OBが十三日、市野球場で四校対抗のOB戦を行った。五十歳前後の五十人が参加し、久しぶりの再会を喜びながら野球を楽しんだ。
 宇部工OBで幹事の天野辰彦さん(56)は「夏の恒例行事となった。みんな楽しみにしているようだ。とりあえず六十歳になるまで続けたい」と話した。


 参加した各校のOBら(市野球場で)

海からキノコ?丸尾漁港で謎の生き物

 宇部市東岐波の丸尾漁港で11日、トゲがあるキノコのような謎の生き物が釣り人の針に掛かった。引き揚げた時の全長は30センチ。ベテランの漁師たちも「初めて見た」と首をかしげるばかりだった。
 下関市立水族館・海響館魚類展示課の和田政士課長によると、「トゲウミエラ」の仲間とみられるという。サンゴの一種で日本列島の中部から南部の水深20メートル程度に生息。キノコの柄のような部分を砂に潜らせ、傘のような部分で流れてきたプランクトンを食べて生きているという。


 釣り上げられたトゲウミエラの仲間(丸尾漁港で)

市住抽選会、延べ8団地・47戸に211件

 宇部市営住宅の入居者を決定する抽選会が十三日、文化会館で行われた。既存住宅では初めてで、従来の先着方式を抽選方式に変更。対象延べ八団地・四十七戸の募集に対して二百十一件の申し込みがあり、当選者と補欠者が決まった。最高倍率は相生町(借り上げ)の二十八・五倍だった。募集・抽選は今後も年四回実施。次回は十月に応募受け付けが予定されている。


 抽選作業を見守る申込者(文化会館で)

山陽小野田市民まつり企画、横断幕と宝探しで日本一

 山陽小野田市民まつり振興会(会長・白井博文市長)は十三日、市役所であり、十月二十八日に江汐公園で開かれる本祭の企画内容が明らかになった。豊かな自然と広大な敷地を活用し、地域芸能やパフォーマンスライブ、よさこいカーニバル、特産市、五時間耐久レースなどを多彩に繰り広げる。日本一企画は、市内の小・中学生による「日本一長い横断幕」、つつじ山全体を会場にした「日本一広範囲の宝探し」の二本立てとした。

2007年8月13日

歓声飛び交うプール

 夏休みも後半。お盆を前にした日曜日の十二日、宇部市内は青空が広がり、最高気温が三〇度を超える真夏日となった。プールは涼を求める家族連れや帰省した学生たちで満杯。海上は強風で荒れ模様となり、一般の海水浴客は少なかったが、マリンスポーツを楽しむ若者たちの姿が目立った。
 ウェルサンピア宇部の野外プールは約二千人の入場者があり、今シーズン中一、二を競う人出を記録した。名物となっている全長百二十メートルのスパイラルスライダーには順番待ちの長い列ができた。営業は九月二日まで。


 プールで水遊びを楽しむ来場者(ウェルサンピア宇部で)

阿知須でペルセウス座流星群観測会

 夏の星空を切り裂くように出現するペルセウス座流星群を見ようと、宇部天文同好会(久幸美雄会長)主催の流星観測会は十二日夜、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園駐車場であり、幼児から七十歳代の高年者まで約二百人が参加。天の川がくっきり横たわる夏の星空をバックに、明るい流れ星が現れるごとに歓声を上げた。
 ペルセウス座流星群はスイフト・タットル彗星のダストで、地球に衝突する速度が速いため、明るい流星が多く、流れた後もぼんやりとした煙のような流星痕が見られることもあって、人気を集めている。


 ペルセウス座流星群の流れ星を観測する参加者(きらら浜自然観察公園で、宮崎慶一郎さん撮影)

阿知須でバードウオッチング

 真夏の鳥たちの暮らしを観察しようと十二日、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園でバードウオッチングがあり、親子ら二十六人が参加。暑さや風をしのぐ鳥たちの知恵を学んだ。淡水池では、アオサギが強風に流されながら飛んでいる様子を観察。干潟ではアマサギが飛んでいる姿や、道を横切るセッカを確認。ヨシ原ではバンのひなの鳴き声を聴き、姿が美しいチョウトンボも発見した。
 同公園では、毎週土、日曜日と祝日に、野鳥や自然観察のイベントを実施している。夏休み中は、小・中学生を対象にしたスケッチ作品を十九日まで募集。天体観測教室を十八日、夏休み工作教室「竹笛(パンフルート)作り」を十九日、ツバメのねぐら入り観察会を二十五日に行う。


 アマサギの飛ぶ様子を観察する参加者(きらら浜自然観察公園で)

ふれあい盆踊り大会で夏の風情満喫

 北竜王町自治会(安部寛二会長、三百十世帯)のふれあい盆踊り大会は十二日、同自治会館広場であり、子供からお年寄りまで約二百人が、夏の風情を満喫した。
 ラムネの早飲み大会では、年齢別に四部門に分かれて一気飲みに挑戦した。やぐらを囲んでの踊りでは「炭坑節」「山陽小野田音頭」が流れる中、子供から高齢者までが、ふれあいの輪を描いていた。


 踊りを楽しむ老若男女(北竜王自治会館広場で)

2007年8月11日

地下道に魚やカモメ、園児が明るく演出

 国土交通省宇部国道維持出張所は10日、西岐波今村南のたちばな幼稚園(早川加代子園長、267人)の協力で、同園近くの国道190号を横断する地下道に「みんなの青空」と題した絵を描いた。
 塗装店を営んでいた地元の宮岡富治さんがボランティアで協力。6日間かけて天井と壁に青空や海の風景の下絵を描き、これに同園の年長組園児33人がカニを真っ赤に塗ったり、元気よくジャンプするイルカを描いたりしていた。錦夏海ちゃんは「ピンクの花と黄色いマンボウを描いた。イカの足も数えて10本描いた」と満足そうだった。


 暗かった地下道に魚や鳥の絵を描く園児(西岐波今村南で)

15・16日、「山口海物語」キャンペーン

 お盆の帰省者に県産品の素晴らしさを再認識してもらおうと、水産加工品ブランド「山口海物語」のキャンペーンが十五、十六の両日、JR新山口駅と山口宇部空港で開かれる。山口宇部空港の二階出発ロビーには、特設コーナーが登場。アンケートの受け付けを始めた。
 県内で水揚げされた魚介類を原料としたオリジナル製品で、食品添加物の使用制限など一定の基準を満たした製品を県水産加工業連合会が認定。独自のロゴマークを付け、販路を開拓している。二〇〇三年から始まり、現在までに、練り製品や煮干し品など九品目九十八製品(三十八業者)が認定を受けている。アンケート回答者には、抽選で十人に三千円相当のセット商品をプレゼントする。山口宇部空港の特設コーナーは十九日まで。


 「山口海物語」の製品を集めた特設コーナー(山口宇部空港で)

子ども夢プロジェクトで本山児童クラブが連だこ

 山陽小野田市の本山児童クラブ(六十人)の子供たちが、第一回県総合芸術文化祭の「子ども夢プロジェクト」で、夢を描いた連だこを揚げる。「つなげよう!みんなの夢…とばそう!みんなの凧」は十日から始動し、子供たちは、Tシャツ型の本体の中央に将来の夢を描いた。サッカー選手はサッカーボール、宇宙飛行士はロケット、五輪金メダリストの荒川静香さんにあこがれる女の子はスケート靴など、地上からも一枚一枚が見えるよう、それぞれ象徴的なものにした。二十日に凧の会の指導で、本体に骨組みを張り付けて完成させ、二十七日に小学校で揚げる。


 

2007年8月10日

帰省ラッシュ始まる

 お盆を古里で過ごす人たちの帰省ラッシュが始まった。10日の山口宇部空港到着便は第1便からほぼ満席が続いている。
 空港の到着ロビーは、出迎えの人たちで混雑。家族の姿を見つけると、「お帰りなさい」「ただいま」と笑顔で声を掛け合っていた。


 ロビーに到着した家族連れ(10日正午、山口宇部空港で)

小野茶ムースの上ぶた図案審査会で若山さん(厚南中3年)が最優秀賞

 宇部市が市内の小・中学生を対象に募集した、学校給食で提供する「小野茶を使ったムース」の紙容器の上ぶた図案の審査会は九日、市役所であり、六百八十二人の応募作品の中から、入賞二十四点が決定。最優秀賞には、若山恵梨子さん(厚南中三年)の作品が選ばれ、採用が決まった。
 全作品は、十九日午後一時半からJA山口宇部本店で開かれる「食のワクワクフェスティバル」で展示。入賞者の表彰式は、フェスティバル前の午後一時から行う。


 最優秀賞に輝いた若山さんの作品

作品を見る審査員(市役所で)

宇部西高親師会が優良PTA文部科学大臣表彰

 宇部西高(中嶋幸子校長、五百九人)の保護者たちでつくる親師会(福場達朗会長)が、二〇〇七年度優良PTA文部科学大臣表彰(高校の部)を受けることになった。
 特色ある行事を通して、保護者や地域に情報発信し、理解・協力を得るように努めているのが受賞の理由。校内清掃では、生徒と保護者、教職員が一緒になってトイレを掃除。西高祭では、うどん千食を調理・販売して、触れ合いの場づくりに協力している。また、教師会員を指導者として文化教養講座を開設し、保護者や地域住民が陶芸や篆刻(てんこく)に親しめるようにしている。表彰式は、二十四日に埼玉市である第五十七回全国高校PTA連合会大会で行われる。

厚狭高説明会に151人

 厚狭高(松井誠校長)の南校舎で九日、学校説明会が開かれた。同校の受験を視野に入れる中学三年生百五十一人が、来年から再編される総合家庭科の内容について説明を受けたり、学校の雰囲気を感じ取ったりした。
 山陽小野田市や宇部市、下関市など県内の二十六校から参加があった。同校では例年に比べ、総合家庭科の説明に多くの時間を取り、狙いやカリキュラム、進路などの方針を話した。在校生や卒業生の実践や体験発表もあった。校内見学では、食物文化と服飾文化の両学科の実習の様子や、情報処理室などの設備を見て回った。


 服飾の実習の様子を見学する中学生たち(厚狭高の南校舎で)

2007年8月 9日

小学校の家庭科教諭が「サルボボ」縫いに悪戦苦闘

 県小学校家庭科教育夏季研修会が九日、阿知須小で開かれた。家庭科を教えている県内の五、六年生担当教諭三十七人が参加。阿知須町商工会ひなもん教室のメンバーの指導で、同地区名物のひなもん飾りを作った。
 研修会では、同教室の藤本慶子さんや緒方勝子さんらが、飾りの一つで、約十センチ四方の赤い布を十字形に縫い合わせて仕上げる「サルボボ」の作り方を伝授。参加した先生たちは悪戦苦闘しながら作業に励んでいた。


 サルボボ作りに励む教諭たち(9日午前10時半ごろ、阿知須小で)

小羽山小児童が紙飛行機作り

 小羽山校区子ども委員会(原和男会長)主催の子ども活動クラブが八日、小羽山ふれあいセンターで開かれた。老人クラブ親寿会のメンバーの助けを借りて、夏休み中の子供たちが紙飛行機作りに取り組んだ。
 今回は、小羽山小の一-六年生三十四人が参加。クラフト紙に描かれた翼部分の型紙を切り抜き、バルサ材の機体に接着剤で張り付けた。
 出来上がると、子供たちは早速、飛ばして距離を競っていた。丸山唯花さん(四年)は「尾翼を細い本体に付けるのに苦労した。うまくできたのでうれしい」と話した。


 指導を受けながら飛行機を作る子供たち(小羽山ふれあいセンターで)

水辺の教室、親子57人が川環境チェック

 山陽小野田市の「親と子の水辺の教室」は8日、文化会館と寝太郎公園ゆめ広場であり、親子57人が石束川で採取した水生生物から水質を調べ、古里の川環境への意識を高めた。
 参加者は、同会館での開講式の後、同広場に移動し、職員の案内でゆめ広場へ向かった。水流の速さを調べた後、石を持ち上げたり、川底をさらったりして生き物を探し、網、はけ、スポイトを使って採取した。カゲロウ、カワニナ、メダカ、ハヤ、サワガニなどを見つけ“大漁”を喜ぶとともに、水の感触も楽しんだ


 生き物探しに熱中する子供たち(石束川で)

2007年8月 8日

藤山ふれあいセンター定期講座で小学生が押し花作品

 藤山ふれあいセンターの定期講座に、夏休み中の小学生が参加し、地域住民と触れ合いながら、趣味の世界を広げている。七日には押し花教室(弓立美千代世話人)が開かれ、小学生と保護者三十人が、色とりどりの花や葉を使って、オリジナルの作品を仕上げた。子供たちの自由な発想に、メンバーも感心。牛乳パックなどを使って二種類のしおりも作った。津曲博子さん(藤山小三年)は「すごく簡単に作れて、楽しかった」と喜んでいた。


 押し花に熱中する子供たち(藤山ふれあいセンターで)

新成人は氏名以外公開せず、市個人情報保護対策審が回答

「成人式該当者の氏名以外の情報は各自治会に提供しない」――。七日、宇部市役所で開かれた市個人情報保護対策審議会(野村雅之会長、六人)は、新成人の情報提供に関する市教育委員会の意見照会に対して「承認しない」と回答した。自治会が新成人の該当者に記念品を贈るために情報提供を求めていたものだが、新成人側の自由意思を尊重した形になった。今後の自治会活動に制約を与えるものになりそうだ。
 氏名以外の対象となった情報は「住所」「世帯主」「自治会区」。校区ごとの新成人の氏名については、二〇〇四年十一月の審議会で公表が承認され、申請があれば提供している。

おのだ七夕花火、夏の夜空彩る3000発

 第一回「おのだ七夕花火」(小野田商工会議所主催、市商店会連合会、山陽小野田観光協会共催)は七日、県立おのだサッカー交流公園多目的スポーツ広場を観覧会場に開かれ、レーザー花火と打ち上げ花火による三千発が夏の夜空を彩った。七夕飾りコンテスト、飲食バザーなどもあり、家族連れや若者たち約五万人(主催者発表)を楽しませた。


 夏の夜を彩る打ち上げ花火

七夕飾りコンテストでグランプリを受賞したpowerful children(多目的スポーツ広場で)

2007年8月 7日

夏ばて知らず、「根性ユリ」開花

 建物の基礎とアスファルトの境目から一本のユリが伸びて咲いているのが六日、宇部市野原一丁目で見つかった。県自家用自動車協会宇部支部(伊藤幸雄支部長)の事務所前。タカサゴユリ(シンテッポウユリ)と思われる。
 南側に面した場所で、日中は照り返しがきつく、アスファルトの表面はやけどするくらいに熱くなるが、ユリは夏ばて知らずのように涼しげ。水は一切与えていないという。事務局長の宇野明さんは「どんな場所であっても根性を持ち、自分の能力を生かしていかなければいけないと、この花が語り掛けているよう」と、「根性ユリ」と名付けて成長を温かく見守っている。


 2輪の花を開花させたユリ(野原1丁目で)

無縁塔すっきり 徳風会が清掃、供養

 無縁塔をボランティアで清掃している、徳風会(中村弘志代表世話人)は七日、小羽山公園墓地と源山墓地で活動を実施。
 小羽山では午前九時ごろから、清掃開始。参加者たちは、ごみを拾い集め、水を流しながら、たわしや棒ずりで墓をこすり、汚れを落とした。作業終了後は、花などを供え、宗隣寺の山中原浩住職が読経し、参加者たちが焼香した。


 無縁塔を掃除する会員ら(7日午前9時20分ごろ、小羽山公園墓地で)

「地域活動支援センターときわ」の工賃が激減、仕事発注に協力を

 退院後の精神障害者を受け入れ、軽作業を行いながら、社会復帰や就労の支援を行う「地域活動支援センターときわ」(藤井悌一センター長)で、利用者の工賃が激減している。七月の利用者は三十七人で、一人当たりの平均工賃は、わずか千九百二十三円だった。運営スタッフが依頼文書を配るなどして、新規作業の開拓に励んでいるが、難航。センターでは、市内の企業に対し、広く理解と協力を求めている。現在は四社からの注文を受け▽菓子箱の組み立て▽自動車部品の組み立てと検査▽シール張り-に取り組んでいる。
 問い合わせは、福祉会館内の同センター(電話・ファクス32-8923、メールkoubou@rapid.ocn.jp)へ。


 

作業に励む利用者たち(地域活動支援センターときわで)

健康づくりアンケートまとめ、情報提供や医療システムに課題

 山陽小野田市健康づくり推進協議会(瀬戸信夫会長)は「日本一健康なまちづくり市民一万人アンケート」の集計結果をまとめた。記述式で市民から自由意見を募り、医療、保健、福祉など五分野で分析したところ「相談窓口が分からない」「施設が欲しい」などの要望が多かった。行政サービスや各施設、地域活動は充実しているが、情報が行き届いていない一面も浮き彫りになった。二十五日に中央図書館で開く「市民がつくる健康づくり計画シンポジウム」でも報告する。
 シンポジウムでは、山口大大学院講師の星野晋さん(医療環境学分野)が「作られた健康、創り出す健康」と題して基調講演をする。参加は自由。問い合わせは保健センター(電話71-1814)

2007年8月 6日

阿知須で干潟の生き物観察会

 干潟の生き物観察会は五日、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園であり、親子約三十人が、公園内の干潟でカニや貝などの生態を学んだ。宇部市、山口市を中心に子供たちが集まった。
 同公園のレンジャーが講師を務め、干潟について説明。この後、干潟へ移動。スコップで泥を掘るとヤマトオサガニ、チゴガニなどが現れ、子供たちを感激させた。水の中にはトビハゼなどの小魚の姿もあった。


 干潟の生物を探す子供たち(きらら浜自然観察公園で)

荒れた農地の雑草一掃、注目の山口型放牧

 「てるさき」と「ちよたかきよ」が荒れた農地を救います――。高齢化などで耕作放棄地が増える中、借りてきた肉用牛に伸び放題の雑草を食べさせる放牧が注目を集めている。
 農家にとっては、人手不足で荒れ放題の耕作放棄地をきれいにしてくれるし、林業家にとっても、下草を食べることで森林の保全になる。一方、飼料代が高騰する中で、畜産農家にはコスト削減につながり、牛ふんの始末をする労力も要らない。手軽にでき、メリットの多い放牧は県内に広まっており、牛を持たない農家のために、県は二〇〇一年からレンタカウ(牛の貸し出し)制度を始め、放牧をバックアップ。現在、県と民間畜産家所有の約百九十頭が登録している。


 原田さん宅の耕作放棄地で活躍中の「てるさき」(右)と「ちよたかきよ」(小野棯小野で)

市子ども会球技大会、炎天下で63チームが熱戦

 第四十三回宇部市子ども会球技大会は五日、東部体育広場であり、ソフトボール、フットベースボール、ドッジボールの三種目に、各校区の予選を勝ち抜いてきた六十三チームが出場。炎天下で熱戦を繰り広げ、応援に集まった保護者から大きな声援が送られた。市子ども会育成連絡協議会(小川裕己会長)主催。
 男子のソフトボールは決勝で、小羽山(十四・十五・十六区チーム)が琴芝(四分団チーム)に10-5と5点差を付けて優勝した。女子のフットベースボール決勝は、藤山(松浜岩チーム)が常盤(五支部チーム)を17-4で下した。低学年のドッジボールは、岬(三分団チーム)と小羽山(四・七区チーム)が42-42で同点となり、くじ引きの結果、岬の優勝が決まった。

赤崎校区で七夕夏まつり

 赤崎校区の七夕夏まつり「サマーナイトin AKASAKI」は四日、赤崎公民館駐車場で開かれた。ステージ発表や各種飲食バザーなど多彩な催しが繰り広げられ、多数の地域住民が触れ合いの輪を広げた。同実行委員会(末永計豊委員長)主催。
 ステージ前広場では、木戸刈屋盆唄に合わせて、地元の保存会(木村実会長、六十人)のメンバー二十五人が踊りの輪を広げた。赤崎小児童たちを中心にしたゴールド・キッズによるダンス、ボランティア美栄の会の健康舞踊などがあった。会場では、カレーライス、焼きそば、かき氷などのバザーが設けられ、住民たちが夏の夕べを楽しんだ。


 ダンスを披露するゴールド・キッズ(赤崎公民館で)

2007年8月 4日

北海道旅行を懸けたウルトラクイズに市内外122チーム熱戦

 第一回「スーパーウルトラクイズ・イン・常盤公園」が四日午前十一時から、同園で始まった。五日に東京をたつ二泊三日の北海道旅行を懸けた○×式の勝ち残りクイズで、市内外から百二十二チーム三百六十六人が参加。一問目は全員が正解し、大きな喜びの声が響き渡った。
 東京へ向かう午後四時二十五分発の飛行機に乗り込めるのは四チームだけ。機内ではペーパー形式の最終選抜クイズが行われ、翌日、優勝チームは北海道へ、敗退チームは帰宇する。


 「北海道に行きたいぞー」とウルトラクイズに挑戦する参加者(4日午前11時すぎ、常盤公園で)

宇部商高商業研究部が校外販売実習

 宇部商高(山根多野真路校長)の商業研究部(三井菜々部長、十五人)が三、四日、ゆめタウン宇部とフジグラン宇部、山口宇部空港の三カ所に分かれて校外販売実習を行った。
 同部は、地域にこだわった商品作りに取り組んでおり、二年前に抹茶大福、昨年はお茶かまぼこを商品化。今年度は新作三品を開発中で、「一心シューロール」は虎月堂、お茶パイはロイヤル、抹茶入りチョコレートケーキは小川蜜カス本舗の協力を得て進めている。この実習での経験を下に、十一月の宇部商デパートや、同空港のイベントでの販売方法を検討していく。


 接客する部員たち(ゆめタウン宇部で)

秋の花壇コンクールの参加者募集

 宇部市と市緑化運動推進委員会は、二〇〇七年度秋の花壇コンクール「フラワーガーデニング・プランター部門」の参加者を募集している。住宅か事業所の塀、壁、庭、バルコニーなどで、一般公道から誰でも自由に観賞でき、年間を通して花で飾られていることが条件。
 希望者は市役所公園緑地課、ふれあいセンターなどに置いてある応募票に必要事項と写真(EまたはL判)を添えて申し込む。あて先、問い合わせは〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、都市開発部公園緑地課(電話34-8473)へ。九月十日締め切り。

小杉さんが「我がハンドル人生」出版

 山陽小野田市山川の小杉利雄さん(67)が、職業ドライバーとしてハンドルを握ってきた半生をつづった「我がハンドル人生-車とつれ添った45年」を自費出版した。「悲惨な事故がなくなるよう、祈るような気持ちで書いた」と話した。七十一ページ。本は市内の明屋書店で販売している。
 小杉さんは新潟県南魚沼市生まれ。地元の自動車学校で指導員、検定員として勤めた後、トラックやタクシーの運転手を経験。妻の郷里でもある旧山陽町に移り住み、嶋田工業運輸部で三十五年間、生コン車を運転し、昨年退職した。


 ハンドル人生を出版した小杉さん

2007年8月 3日

旧山銀宇部支店で6日から写真展

 新天町の旧山口銀行宇部支店の保存運動を展開している宇部建築設計監理協会(田代定明会長、九人)は、六日から同所で写真展「宇部市街・宇部銀行歴史展」を開く。「一人でも多くの市民に、旧店舗が貴重な文化遺産であることを知ってもらい、運動を盛り上げたい」と田代会長。十二日までで、開場時間は午前十時-午後四時。入場無料。
 写真展では、銀行の雰囲気を残す室内をそのままに、大正から昭和前半の街並みや市民の生活風景を収めた約四十点の写真パネルを並べる。宇部大空襲の前夜と直後に撮影された航空写真もあり、旧店舗が奇跡的に戦災を免れた様子がはっきりと分かる。


 旧山口銀行宇部支店の外観

写真展の準備作業を進める関係者

台風5号で157世帯232人が避難

 台風5号は三日午前一時すぎ、宇部市付近に上陸。午前三時には暴風域を抜けた。宇部市内の瞬間最大風速は午前五時五十三分に市役所で二○・二メートル。二日午後二時の降り始めから三日午前十時までの雨量は、小野で一五七ミリ、二俣瀬で一三七ミリ、市役所で一○九ミリだったのをはじめ、市内各地で一○○ミリを超えた。
 市は二日午後四時半に災害対策本部を設置。東岐波、西岐波、常盤、恩田、岬、原の二千百世帯五千二百人に避難勧告を出した。午後十一時には自主避難を含め、百五十七世帯二百三十二人が、ふれあいセンターや小学校などに避難した。


 改札口に列車の遅れを知らせる掲示板が設置された(3日午前9時すぎ、JR宇部新川駅で)

原油価格の高騰でガソリン値上げ、電気料金なども

 ガソリンの小売価格が再び、じわじわと上昇している。宇部市内でもレギュラー一リットル当たり「百四十一円」などと、百四十円台を突破したガソリンスタンドが目立ち始めた。石油元売り各社が一日、原油価格の高騰を受けて卸売価格を引き上げたことから、今後も値上げが続く見通しだ。
 二-四月は全国、県平均ともに百二十円台で推移していたが、このまま原油高が続けば、統計が開始されて以来、最高値を記録した昨年九月(全国平均百四十四円十銭)を更新するという予測もある。原油価格と連動した電気料金や石油原料製品の値上げも相次いでおり、家計や地域経済に暗い影を落とし始めている。

秩父訪問団の団員募集

 山陽小野田市国際交流協会(西村重基会長)は、国内姉妹都市の埼玉県秩父市へ派遣する友好訪問団の団員を募集する。日本三大曳山祭りとして有名な「秩父夜祭」に合わせ、十二月二日から四日までの二泊三日を予定している。日程では、十二月二日午前に市を出発し、午後に秩父市に入る。三日は市内を視察し、夜祭を見学する予定。四日も視察後に帰郷する。
 訪問団の募集人員は二十人程度。費用は自己負担で七万円程度。希望者は、市役所、山陽総合事務所、南支所、埴生支所、公園通出張所、厚陽出張所にある申込書に記入し、三十一日までに〒756-8601山陽小野田市日の出1-1-1、市民活動推進課内、市国際交流協会事務局(電話82-1134、ファクス83-9336)へ。電子メールはkatsudou@city.sanyo-onoda.lg.jpまで。

2007年8月 2日

サルスベリ満開

 夏の花サルスベリが、あちこちの庭先や沿道で満開になり、淡い赤紫の花が人々の目を楽しませている。
 市内北部の棯小野の道路沿いにも、今を盛りと咲き誇り、青空と美しいコントラストを描いている。木の下には、小さな地蔵が鎮座しているが、午後からはサルスベリが日陰をつくり、強い日差しから守ってくれる。美しいだけでなく、優しい花でもある。


 風に揺れるサルスベリの花(棯小野の沿道で)

台風5号、夕方から暴風域の恐れ

 非常に強い台風5号は二日午前十時現在、宮崎市の南東約百七○キロにあり、時速三○キロで北北西に進んでいる。中心気圧は九四五ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は四五メートル。半径一九○キロ以内は二五メートル以上の暴風域になっている。気象庁は午前十一時半、宇部・山陽小野田に暴風・波浪警報を発令した。
 下関地方気象台によると、山口県は夕方から宵のうちにかけて暴風域に入り、宇部市には午後十一時ごろに最接近する。県西部か中部に上陸する可能性が高い。宇部港の満潮時刻(午後十一時三十二分)に近いことから、高波や高潮、暴風、大雨に対する警戒を呼び掛けている。

宇部商高ワープロ部の5人が全国大会へ

 宇部商高(山根多野真路校長)ワープロ部の海田彩乃部長(情報利用技術科三年)、田中真美子さん(同)、蜷尾加奈恵さん(同)、吉田圭佑君(同二年)、安田真奈美さん(商業科三年)の五人が、五日に神奈川県横浜市で開かれる全国高校ワープロ競技大会の団体の部に出場する。
 県大会では、海田部長が千五百十九字を打って個人順位で七位、吉田君が誤り字なしの千三百九十三字で正確賞を獲得して九位に入り、団体として準優勝。「全国でも正確賞が取れるように、ベストを尽くす」と吉田君。海田部長は「全国大会では平常心でいることを一番の目標に、日ごろの成果が出せたらいい」と話している。


 全国大会に出る安田さん、吉田君、海田部長、田中さん、蜷尾さん(左から、宇部商で)

セメント社宅保存会が利活用要望

 山陽小野田市住吉本町にある太平洋セメント住吉社宅を残そうと、民間有志でつくるセメント住吉社宅活用保存会(瀬口孝典会長、三十人)は一日、市が社宅を借り、民間団体の利活用を通じて保存していく要望書を白井博文市長に提出した。
 要望書を受け取った白井市長は「施設の貸し出しについては公募を含めて内部で検討させてもらい、今秋には太平洋セメント、市、民間団体の間で使用貸借について取り決めたい」と保存活用に前向きな姿勢を示した。


 要望書を提出し、内容を説明する瀬口会長(左から2人目、市役所で)

2007年8月 1日

琴崎八幡宮で夏越祭

 琴崎八幡宮(白石正典宮司)の夏越(なごし)祭が、一日から宇部市上宇部大小路の同宮で始まり「猛暑に負けず、一年の後半も無事に過ごせますように」と、多くの参拝者が茅(ち)の輪をくぐり、健康を祈願している。
 茅の輪は直径二・五メートルで参道の鳥居に設置。茅の輪くぐりには琴崎保育園の年中、年長児六十人も参加。作法通りに輪の中をくぐる本殿までの長い列が続いた。茅の輪は三日まで設置し、人形や車形の厄払いを受け付ける。


 

防火スケッチ大会始まる

 第30回防火スケッチ大会(宇部市消防本部など主催)が1日から始まり、初日は西部体育館前広場で行われた。近くに住む幼・保育園児と小学生30人が、中央消防署から来たはしご車、化学消防車、救急車を描いた。
 参加した子供たちは、体育館入り口の階段に並んで腰掛け、四つ切りの画用紙にそれぞれの感性を発揮した。画材はクレヨン、絵の具などさまざま。仲良しの友達と互いにアドバイスをし合ったり、手に持った定規を顔の正面に立てながら芸術家気分で筆を進めたりしていた。


 消防車を描く子供たち(1日午前9時すぎ、西部体育館前広場で)

女夫岩堤、水位低下の調査本格化

 昨年末に水位が急激に下がった常盤公園入り口近くのため池「女夫岩堤(めおといわづつみ)」で、原因究明に向けた調査が本格化した。七月二十五日から水を抜いて作業を始め、既に湖面は肉眼で魚影が確認できるほどの状態に。管理する宇部市耕地課では、水深約二メートルになるのを待ってから斜樋(しゃひ)と呼ばれる取水口などを詳しく調べる。
 通常水位は六・七メートルだが、昨年十一-十二月に突然、約二メートルにまで大幅に低下。同課が調べたところ、木栓の一つが外れているのが見つかったが、その後の降雨で水位が回復したため、関連性がはっきりしないまま調査は中断。大量の水が流れたにもかかわらず、下流域で浸水などの被害は無かった。同課は「雨が降れば作業は延期。八月中には終えたい」としている。


 水位低下の原因調査が本格化した女夫岩堤

山陽小野田市職員の駐車有料化を検討

 山陽小野田市は、本庁、山陽総合事務所などに設けている職員の駐車スペースの有料化に向け、近く庁内プロジェクトを立ち上げる。来年一月からの実施を視野に入れ、対象者や使用料の設定、そのほかの条件整備など具体的な検討を進める。


 有料化が検討される市役所職員駐車場