2007年6月30日

市民を癒やして半世紀

 常盤湖はハクチョウの人工飼育数で日本一を誇る。三十日は、オランダのロッテルダムから最初の二十羽が宇部市に届いて半世紀の節目。この五十年間でハクチョウは、ばい煙に苦しんだ工業都市の黒いイメージを白く塗り替え、常盤公園は市民の憩いの場になった。
 現在、白鳥の数はコブハクチョウ、オオハクチョウ、ナキハクチョウなど七種類三百八十羽。最多は七六年の五百十羽で、五十年間、全国一を続けている。


 380羽のハクチョウが泳ぐ常盤湖(常盤公園で)

学校適正化厚陽地区が方針案に反対

 厚陽中存続・改築推進委員会(瀬井達也会長)は、山陽小野田市教育委員会が提示している学校適正規模適正配置基本方針案に反対する方針を固めた。先の理事会でも表明しているが、二十九日に厚陽公民館で開かれた中学校の地区懇談会でも出席者に理解を求め、地域の声としての広がりを持たせた。正式な文書をまとめ、近く市に提出する。
 市教委が作成を進めている基本方針案は、学校適正規模適正配置検討委員会の答申を尊重し、今後の少子化の動向を踏まえ、適正な学級の人数、学校の適正配置の考え方、対象校の条件や適正化の進め方を示したもの。この中で五学級以下の小・中学校を過小規模校と位置付けており、同校は適正化の対象に該当する。「他自治体の基本方針に差異はないが、具体的な方策を講じている。実際の対象は複式学級の解消が多く、市の方針案は明らかに本校に絞ったもの」というのが推進委の見解だ。

2007年6月29日

阿知須の特産カボチャ「くりまさる」の収穫始まる

 山口市阿知須の特産カボチャ「くりまさる」の収穫が始まり、あちこちの畑で、生産者が手摘みする光景が見られる。来月六日には初出荷され「栗にも勝る」甘いカボチャが市場に出回る。糖度もさることながら、ほくほくとした食感が受け、ブランドとして確立。関西市場にも出回っている。
 阿知須にある渡辺光夫さん(75)のカボチャ畑でも、二十八日に初収穫をした。愛情込めて育てたカボチャを、一個一個慈しむように手摘み。用意した一輪車は、直径三十センチ近いくりまさるでたちまち山積みになった。


 丸々と太ったくりまさるを収穫する生産者(阿知須の渡辺さんの畑で)

公務員にボーナス支給

 宇部市は二十九日、職員にボーナスを支給した。一般職千五百三十七人への支給総額は十二億三千八百三十九万円。給料の二・一二五カ月分で、平均支給額は八十万五千七百二十一円(平均年齢四十二歳四カ月)。昨年に比べると、平均年齢が三カ月上がったことから0.26%、二千五十二円アップした。市長は昨年と同じ二百五十二万四千五百円。
 公営企業(管理者と再任用を除く)は、ガス水道局の水道事業部が総額九千九百四万円、平均支給額七十三万三千六百三十九円(平均年齢三十八歳四カ月)。ガス事業部が総額三千八百二十三万円、平均八十一万三千五百六十七円(四十二歳七カ月)。交通局は総額五千二百五十八万円、平均七十五万一千二百六十二円(四十九歳十カ月)。

せいみ通りにポーチュラカ3300本

 日産化学小野田工場(鎌木史朗工場長)と協力会社でつくる道路愛護ボランティア「せいみ通り愛好会」(北嶋昭会長)は二十八日、工場に沿って走る県道の花壇にポーチュラカ三千三百本を植えた。順調に育てば七月中旬には咲きそろい、十月末まで楽しめる。
 同会は市内で初めて県の道路愛護ボランティアに登録。申請に当たり、同工場の前にあった日本舎密(せいみ)にちなみ、沿線を「せいみ通り」と名付け、愛着を深めている。


 ポーチュラカを植え込む参加者(日産化学小野田工場前で)

2007年6月28日

宇部工高で「緑のカーテン」プロジェク

 日よけのためにゴーヤを育てて教室の温度上昇を抑え、なるべく冷房を使わないで過ごそうという環境保護プロジェクト「緑のカーテン」が、宇部工高(吉川直紀校長、五百二十五人)で進行中だ。化学工業科の高橋宏平君(三年)、中村千秋さん(一年)、安田恭子さん(同)が、雨水を利用してゴーヤに自動散水する装置を製作しており、夏休み半ばの完成を目指している。
 同プロジェクトのリーダー、高橋君は「ゴーヤの葉で日陰をつくったり、雨水を利用したり、小さなことだけど、その積み重ねが大事だと思う。学校の名物にしたい」と話している。


 自動散水装置を製作中の高橋君、中村さん、安田さん(右から、宇部工高で)

「ウルトラクイズ・イン・常盤公園」の参加チーム募集

 宇部市ブランディングプランの第二弾「二〇〇七スーパーウルトラクイズ・イン・常盤公園」は、八月四日午前十一時から同公園で行われる。荒天時は五日に順延。七月五日から三人一組の参加チームを募集する。
 申し込みは七月五日から二十五日まで、市のホームページなどで先着順に約五百組受け付ける。問い合わせは同実行委員会事務局(電話34-8116)まで。


 「2007スーパーウルトラクイズ・イン・常盤公園」のポスター

徳重浩世さん(船木小6年)が「赤毛のアン」出演へ

 山陽小野田市埴生の黒木隆江バレエスタジオ所属の徳重浩世さん(船木小六年)が、八月二十七日広島市の広島厚生年金会館であるエステー化学主催のツアーミュージカル「赤毛のアン」中国・四国公演に出演する。徳重さんは「二万人の中の一人に選ばれた責任を果たしたい」と意気込む。 ミュージカルにはキャスト、スタッフ、観客など全国で約二万人が携わるとして「二万人の鼓動」というキャッチフレーズが付いている。 


 赤毛のアンに出演する徳重さん

2007年6月27日

市民の善意 どっさり

 使わなくなった剣道の道具の提供を求めていた、ルーマニアに防具を送る会(吉野信子代表、山陽小野田市新有帆町)の元に、宇部市民を中心とした多くの善意が集まった。二十六日に東京都内の国際協力機構(JICA)の倉庫に搬送。今月末までにはルーマニアに届くという。
 吉野代表は二〇〇五年、二女の環さんが〇一年から二年間、青年海外協力隊員として派遣されたルーマニアを親子三人で訪問。環さんが指導していた道場で、満足な道具もないまま真剣に練習に打ち込む人たちの姿に心を打たれ、道具を送ることを思い付いた。
 約一カ月間で集まったのは面、胴、こて、垂れ、胴着、はかま、防具袋を一組とした五十二組と竹刀百本。市内を中心に山陽小野田、防府、周南、萩など、思いに共感した百人から提供を受けた。


 業者のトラックに道具を積み込む吉野夫妻(山陽小野田市の吉野さん宅で)

みつば園がカブトムシ寄贈

 知的障害者更生施設みつば園(稲津孝秋園長)は二十六、二十七の両日、市内の幼稚園、保育園、小学校の約四十カ所に飼育したカブトムシのさなぎをプレゼントした。
 同施設でのカブトムシ飼育は十七年目で、寄贈は地域貢献として十年以上続けている。各所に、つがいが入った瓶を二つずつ届けた。七月二十八日に江汐公園で開かれるアドベンチャーワールドにも六百匹を提供する。


 カブトムシのさなぎを受け取る園児たち(真珠幼稚園で)

2007年6月26日

新天町アーケード内に七夕飾り

 梅雨入りしたものの、少雨傾向の続く宇部地方。市防災課によると、25日は今年初めて30度を超える「真夏日」となり、午後0時5分には最高気温33.3度を記録した。そんな中、宇部新天町名店街協同組合(埴生桂二理事長)のアーケード内では七夕飾りが風に揺れ、市民に涼しさを感じさせている。
 各班ごとにデザインを考えた飾りは、アーケード内の8カ所に各3個の計24個を設置。暑さを忘れるように、ゆらりゆらりと風に吹かれ、商店街を訪れた市民にひとときの癒やしを与えている。暑さの続く8月下旬まで飾っておくという。


 風に揺れる新天町の七夕飾り

市介護家族の会が「ソフト食」調理実習

 かんだり、のみ込んだりする機能の衰えた人でも食べられる「ソフト食」の調理実習が二十五日、宇部市福祉会館で行われた。介護に携わっている市民二十人は、管理栄養士の説明を受けながら、のどの通りを良くする介護食用ゼラチン寒天や卵白を使って、四品を作った。
 市介護家族の会(折井汲子会長)が毎年開いている「介護者のための料理教室」で、この日は宇部記念病院管理栄養士の井上恵子さんが講師を務めた。最初に参加者は、キュウリのみじん切りと輪切りを食べ比べ、輪切りの方が食べやすいことを実感。介護食は、軟らかいだけでなく、ばらつきがなく、口の中でまとまりのあることが大事だと学んだ。


 井上さんからロール白菜の要領を習う参加者(福祉会館で)

山陽小野田市がバス路線見直し計画に着手

 山陽小野田市は、多額の補助金を投じて維持しているバス路線を見直すため、地域交通活性化計画の作成に着手する。県の生活交通の活性化に関する指針に合わせ、各自治体でも進んでいるが、危機的な財政状況を考慮し、補助金の削減策や交通弱者に優しい公共交通網の整備に取り組む。二〇〇九年十月の導入を見込んでいる。
 市内には四十五系統百七十往復便の路線バスが走る。三社が乗り入れるほか、自治体運営のコミュニティーバス三台が山陽地区の廃止路線をカバー。現代の車社会で、市民生活の“足”としてのバス利用は減っているが、路線の確保は自治体の役割。運行に伴う民間の赤字額は、市が補てんしており、総負担は約一億二千七百万円に上る。

2007年6月25日

巡視艇体験乗船で海の環境保全への理解深める

 宇部青年会議所(栗原和実理事長)主催の「体験乗船と海の環境学習」は二十三日、宇部海上保安署などであり、小学生二十五人が、巡視艇の乗船などを通じて、海の環境保全への理解を深めた。
 子供たちはテストキットを使い、水質調査を体験。この後、巡視艇「ときなみ」に乗り込み、宇部から関門海峡まで往復し、海上での交通ルール、環境保護の大切さなどを学んだ。


 巡視艇に乗る子供たち(宇部港で)

家族連れなど四十一人が手もみ製茶体験

 どんぐりの森づくりネットワーク事業「初夏を楽しもう」は二十四日、小野ふれあいセンターで開かれ、家族連れなど四十一人が、茶畑から摘んできたばかりの茶葉を使って、手もみ製茶を体験。粉茶と生茶を材料に、お茶クッキー作りにも取り組んだ。市アクトビレッジおの推進室、アクトビレッジおの友の会主催。
 昨年に続いて、手もみ製茶を体験した河村雄太君(藤山小五年)は「いる時はいい香りがして、もむ時には温かい感触が面白い。去年自分で作ったお茶は、すごくおいしかった」と話し、今年の出来栄えも期待していた。


 手もみを楽しむ子供たち(小野ふれあいセンターで)

小公演「こまのサーカス」で名人の妙技にくぎ付け

 第十六回県子ども舞台芸術フェスティバル小公演「こまのおっちゃんの こまのサーカス」が二十四日、恩田小体育館で行われた。愛知県名古屋市の日本独楽博物館館長で、こま回し名人の藤田由仁さん(63)が、日本の投げごまや中国ごまの妙技を次々と披露。ワークショップでは、参加した約二百人全員にこまがプレゼントされ、こま回しや技の習得に夢中になった。


 藤田さんからこまの投げ方を教わる子供たち(恩田小体育館で)

福嶋さんがトレーニングジム「パワーハウス山口」開設

 山陽小野田市高栄の福嶋康人さん(宇部分析センター)が二十三日、自宅にトレーニングジム「パワーハウス山口」を開設した。パワーリフターとしての自身のトレーニングはもちろん、ディスエーブル(車いすのベンチプレス)や障害者パワーリフティング、フィットネスなども指導していく。
 福嶋さんは「パワーリフティングはもちろん、運動に興味がある人は気軽に来てほしい」と話した。ジムは平日は午後六時から十時まで。土曜日は午前十時から午後十時、日曜は六時まで。第三日曜日とお盆、年末年始は休みとなる。問い合わせはpowerhouse-y@mbr.nifty.comまで。


 パワーハウスの吉田オーナー夫妻らの激励を受け、ジムを開設した福嶋さん(中央、パワーハウス山口で)

2007年6月23日

農作業で食育を体感

 JA山口宇部宇部支店女性部ふれあい朝市(飯田孝子会長、七十三人)のジャガイモ収穫祭は二十三日、小羽山の岩瀬戸であり、上宇部小、琴芝小、新川小の児童と、その保護者約三百人が、土の中で大きく育ったメークインの収穫を楽しんだ。
 学校給食の現場で地産地消の動きが進んでいることから、食育の一環として三年前から場所を変えながら実施している。畑は約十アールで、四月下旬に種芋を植えた。


 ジャガイモを掘り出す子供たち

ナルトトビエイJA女性部がアイデア料理

 JA山口宇部高千帆支店の女性部(佐々木ノブ子部長)のメンバーが二十二日、特産アサリの食害を引き起こし、近海の厄介者になっているナルトビエイを使ったオリジナルメニューを開発。地産地消の観点から地場野菜をふんだんに使い、豊富な経験を生かし、食材のうま味を最大限に引き出した。
 市の魚食推進プロジェクトが啓発活動の一環として切り身約六㌔を提供。そのほかの材料は、女性部員がそれぞれの畑から持ち寄った。佐々木部長を中心に、県水産研究センターのレシピ集を参考にし、アイデア料理三品を考案した。
 出来上がったのは「エイみそのおやき」「カボチャパスタのエイソースかけ」「エイおからのハンバーグ」。食材と味の良さにしゃれっ気を加え「エイ」と方言の「良い(ええ)」をかけ合わせて名付けた。
 沸騰した湯で切り身を解凍する際、ショウガ、ニンニク、タマネギを加えるとともに、手作りみそ、ネギ、ゴマ、パセリなどで臭みを消すなど、JA女性部ならではの工夫が見られた。パスタソースにエイを混ぜるのもユニーク。その場で具材の量を調整しながらレシピを書き留めた。


 考案した3品

2007年6月22日

スイレン見ごろ

 きょう22日は1年で最も昼の時間が長い夏至。本格的な夏が近づく中、常盤公園のしょうぶ苑にある池では、スイレンの花が見ごろを迎えた。遊歩道を歩く人たちは足を止めて眺めている。
 市公園緑地課によると、咲き具合は例年並みで、10月中旬まで楽しめるという。


 見ごろを迎えたスイレンの花(常盤公園で)

7月22日、医師不足で初の市民公開シンポ

 産婦人科や小児科の医師不足が深刻化し、全国的に社会問題となっている。大学病院を抱え、医療機関が比較的多い宇部市も医療崩壊の例外でないことを知って、上手な医者の掛かり方を考えてもらおうと、市と市医師会が七月二十二日に初の市民公開シンポジウムを開く。テーマは「忍び寄る宇部の医療クライシス(危機)」。県の現状についての基調講演に続き、小児科医、産婦人科医、母親代表ら六人が意見交換する。入場は無料。
 参加の申し込みは不要。当日は無料で託児(要予約)も行う。シンポについての問い合わせ、託児の予約は市保健センター(電話31-1777)へ。


 市民公開シンポジウムのポスター

C型肝炎 県の感染者、全国平均大きく上回る

 厚生労働省がC型肝炎の緊急対策として二〇〇二年度から住民検診に導入して実施したC型肝炎ウイルス(HCV)検査で、県の感染者は1.7%と全国平均の1.2%を大きく上回っていることが分かった。一方で、ウイルス駆除に効果のあるインターフェロン治療を受けている患者は二割弱にとどまっているとみられ、坂井田功山口大第一内科教授は「肝がんの七割以上がC型肝炎を経て発症する。放置しないで早期にインターフェロン治療を」と呼び掛けている。
 C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)の感染が原因で発症するが、大半は自覚症状がなく、検査で感染を知ることが多い。発見が遅れると、肝硬変や肝がんに進行する恐れが高い。西日本の、四十歳以上の男性に多い。今年度から宇部市はC型肝炎に関して県の病診連携モデル地域に指定された。


 坂井田山口大第1内科教授

「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」刊行、歴代最優秀も収録

 山陽小野田市は、男女共同参画をテーマに募集した第九回「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」を本にまとめた。家庭と仕事の両立や子育ての悩みについて鋭い切り口、あふれるユーモアで表現した二百五十点を収録している。A5判九十二ページ。歴代の最優秀作品も楽しめる。一冊二百円。問い合わせは市民活動推進課(電話82-1134)へ。


 カラフルな装丁の1行詩の本

2007年6月21日

飯森木材、ジャガイモ収穫最盛期

 飯森木材(飯森浩一社長、宇部市川上)が手掛けている小野藤河内の藤河内ファームで、ジャガイモの収穫が最盛期を迎えている。同社自慢の堆肥(たいひ)で育てられた芋は生育が良く、収量も十アール当たり二-三トンと豊作。「初めての年としてはまずまず」(村中育雄農業生産部部長)と、農業参入の成果に確かな手応えを感じている。
 もともと日当たりや風通しが良く、水はけの良い土壌でもあり、収穫された芋は表面の着土が少なく、見た目にもきれいに育った。最大のものは三百三十グラムあった。収穫した芋は「宇部産じゃがいも」として、「やまぐちコーナー」を設置した販売協力店であるフジ(本部・愛媛県松山市)の県内全店で販売。一部は加工用としてJA山口宇部が取り扱う。


 トラクターに付けた掘り上げ機で畑から掘り出されるジャガイモ(小野藤河内の藤河内ファームで)

市ブランディングプラン第1弾「ほたるマップ」まとめ、ほぼ市内全域で確認

 宇部市は20日、市ブランディングプランの第1弾「ほたるマップUBE2007」の取り組み成果をまとめた。5月15日から6月15日までの1カ月間に寄せられた目撃情報は42件24カ所。ほぼ市内全域で確認された。来年度以降も継続する方針。同プラン第2弾は8月に「スーパーウルトラクイズ・イン・宇部市常盤公園」が予定されている。
 地図上で紹介されたのは、例年の観察地点二カ所を含む二十六カ所。目撃情報は、厚東川、西岐波地域を流れる沢波川の各七件をはじめ、東西は東岐波-厚南、南北は恩田-吉部と広範囲に及んだ。情報窓口となった市総合政策部の芥川貴久爾部長は「情報を分析すると、市内では南部から北部、下流域から上流域の順にホタルが発生していた。南部地域での目撃が多かったのには驚いた」と話していた。


 

毎月第3土曜日に「岬の浜市」、初回は7月21日

 新鮮な魚の朝市「岬の浜市」が、七月二十一日午前八時半から宇部岬漁港の特設会場で開かれる。その日水揚げされたばかりの魚介類を市価より安く提供。県漁協宇部岬支店の女性部(尾中恵子部長、百六十人)と青壮年部(村上幹男部長、五十人)主催。
 毎年四月の第一土曜日に開催してきた漁業まつりを踏まえて「月に一回は実施してほしい」という来場者の要望に応えることになった。毎月第三土曜日の催しとして定着させていく。会場は、宇部岬支店の向かい側にある漁具倉庫の隣。この時期は、キスゴ、カレイ、クルマエビ、ブトエビなどの漁獲が期待できるという。漁業まつりで人気の特製たこ飯や弁当類も販売。売り切れ次第(午前十一時半ごろ)終了する。

いこいの村江汐、10億円かけリニューアル

 山陽小野田市議会の総務文教常任委員会(中元稔委員長)は二十日、一般会計補正予算、財産処分に関する条例など付託案件を原案通り可決した。一般競争入札で売却が決まった「いこいの村江汐」については、宇部市の田村隆盛さん(アルファクス・フード・システム社長)が落札し、日帰りの入浴施設を増設するリニューアル構想を持っていることが報告された。
 市の説明によると、田村さんは個人で落札。約十億円を投資して、一日千-二千人が利用できる日帰りの入浴施設を増設し、江汐公園との一体感を持たせた施設にすることを計画している。本業と切り離し、別の組織を立ち上げる考え。同施設誘致の趣旨を踏まえ、勤労者福祉の向上、市民のいこいの場としての位置付けを継承し、市の顔になるような施設にするという。

2007年6月20日

参院選の投票用紙届く

 第二十一回参院議員通常選挙で使用される投票用紙が十九日、宇部市役所に届いた。一般用は同日朝、山口市内で印刷されたもので、裁断・梱包(こんぽう)後、トラックで各市の選挙管理委員会や地方事務局に輸送された。
 市役所に届いた段ボール箱は「明るい選挙」の法被を着た職員ら十人が、次々と庁舎内に運び込んだ。選挙当日まで大切に保管される。投・開票日の先送りを考慮して、ポスター掲示場と同様に日付は印刷されていない。


 トラックから降ろされる投票用紙(市役所東側玄関で)

参院選一週間先送り、人も会場も影響

 国会の会期延長に伴って参院選が予定より一週間先送りとなり、七月十二日公示、二十九日投・開票となる公算が大きくなったことから、宇部市選挙管理委員会(若杉清美委員長)をはじめとする関係機関は、対応や調整に追われている。投票所や開票所に指定されている場所などでは行事の中止、延期もやむを得ず、市民生活は大きな影響を受けそうだ。
 ほかに、投・開票所を警備・見回りする宇部警察署、電話回線を確保するNTT、電力を確保する中国電力、投票をアピールする市明るい選挙推進協議会など、外部機関にも改めて協力を要請しなければならない。

22日から中央コートの新設人工芝利用受け付け

 二〇一一年の山口国体に向けて整備が進む宇部市の中央コート(神原町一丁目)で、新設された人工芝コート(八面)の使用が、七月十四日から始まる。市体育協会では二十二日午前八時半から受け付けを開始。また、新たに管理室内に利用券の発券機を設ける。
 整備事業は二〇〇六年度から始まった。十六面だったクレー(土)コートは、〇九年度までに人工芝コート十六面と屋根付きのインドアコート四面、試合場を観客席が囲むセンターコート二面へと一新する。


 使用を開始する人工芝コート

山陽小野田市がAEDステーション化推進

 山陽小野田市は、救命率の向上のため、自動体外式除細動器(AED)を導入した公共施設のAED救急ステーション化を進めている。山陽オートが公共第一号となったが、他の設置施設でも講習が行われており、順次認定される見通し。民間事業所のステーションと合わせると、県内トップクラスに拡充するという。定例市議会一般質問最終日の十九日、吉永美子議員(公明)の質問に筑紫謙治市民福祉部次長が答えた。
 AEDは、意識がなく呼吸もしていない傷病者に電気ショックを与える医療機器。法改正により一般の使用が認められたため、公共施設、不特定多数の人が出入りする施設などに導入されている。
 市は今年度、山陽オート、市民体育館、きらら交流館の三カ所にAEDを設置した。市役所本庁のほか、県立おのだサッカー交流公園、中央福祉センターなどにも置かれており、公共は七施設に増えた。さらに今年度にもう二カ所、二〇〇八年度には三カ所に導入し、ステーションに発展させる計画を持っている。

2007年6月19日

「ゴッホの庭」で新ジャガ収穫

 宇部市二俣瀬車地の「ゴッホの庭」で十八日、ジャガイモが収穫された。ヒマワリ畑の一角を利用して四月中旬に種芋を植えていたもので、二俣瀬校区ふるさと運動実行委員会(藤井佑治会長)の会員十人と、学童保育クラブ「ひよしの森」に通う若林土野君(二俣瀬小二年)ら小学一、二年生四人が参加した。
 ジャガイモの品種は、暖かな産地に適して粒ぞろいが良いニシユタカ。「予想以上の収量と大きさ」と藤井会長。跡地にはサツマイモを植える計画。ジャンボカボチャも育てており、校区の文化祭で重量当てクイズを予定している。


 会員と一緒にジャガイモを掘り起こす子供たち(二俣瀬車地で)

26日、ウオーキング情報盛りだくさんのシンポジウム開催

 宇部市内のウオーキング情報が盛りだくさんのシンポジウムが、二十六日午前九時から正午まで、宇部市ときわ湖水ホールで開かれる。テーマは「ウオーキングを楽しむために-ウオーキング継続のこつと仲間づくりを考える」。市内の十団体が活動状況を紹介するほか、参加者を交えて意見を交換。常盤公園周遊園路でのウオーキングも実践する。参加は無料で、申し込みは二十一日まで。参加の申し込み、問い合わせは保健センター(電話31-1777)へ。

西割交差点改良工事、完成は9月末

 国道190号と市道西割塩屋台線が交わる宇部市の西割交差点の改良工事は、歩道やバス停などの整備を経て、七月二十日から夜間に車線規制して総仕上げが行われる。完成は九月三十日。
 同交差点は、交通量が県内最大の藤曲交差点(一日当たり六万四千三百台)と、流川交差点(一日四万四百台)のほぼ中間に位置。南北に走る市道は片側一車線、東西の国道は片側二車線で、車の多さに加えて右折レーンがないことなどから、死傷者を伴う交通事故が一般的な交差点の六倍以上起きている。国道は完成後、現在の上下四車線・幅員約十三メートルが右折レーンを含む上下六車線・幅員約十七・五メートルになり、歩道も約二十五センチ広い七十五センチになる。停車スペースのなかった下り車線の西割バス停も併せて整備され、歩道と共にバリアフリー化が図られる。


 

整備が進む国道190号の西割交差点付近

宇部出身の浅野佑悠輝さんが小林幸子さんに楽曲提供

 宇部市出身のシンガーソングライター、浅野佑悠輝(本名・穣)さん(48)=東京都立川市=が、ベテラン演歌歌手、小林幸子さんに楽曲を提供した。二十一日に発売される「恋桜」で、歌謡テイストあふれるドラマチックな作品。カップリングの「ほら、ひとりじゃないよ」は小林さん自らが作詞し、浅野さんが曲を付けた。「紅白歌手の小林さんに自分の曲を歌ってもらえるのは、すごく光栄で、うれしい」と浅野さんは喜んでいる。


 「恋桜」のジャケットを持つ浅野さん(自宅スタジオで)

学校適正化 基本方針案の策定遅れる

 山陽小野田市の学校配置と施設整備のよりどころとなる適正規模適正配置の基本方針案の策定が遅れている。住民の関心が高いため、地元との合意を大前提としているが、作業着手から半年が経過した今も、パブリックコメントに至っていない。定例市議会一般質問三日目の十八日、伊藤実議員(無所属)は「学校の主役は子供たち。プランが遅れるほど、子供たちが被害を受ける」と早急な策定を求めた。
 答申を基にした基本方針案では、厚陽中が過少規模校に該当している。市全体を見据えたものだが、地元では「厚陽に絞った内容」として存続、改築を求める要望が続いている。適正化について「過少規模が三年続けば、その時点で在り方を検討する」としているが、議論はかみ合わない。校舎は老朽化しており、最優先に改修しなければならないという認識のみ一致しているという。

2007年6月18日

「はらだ文庫」が蔵書を整理しリニューアル

 宇部市野中四丁目の私設児童図書館「はらだ文庫」(松本敏子主宰)が十六日、リニューアルオープンした。今まで未整理で棚にあった約三万冊の蔵書を、ジャンルや対象学年別に並べ替え、エアコンも付けて利用しやすいようにした。再オープン当日は、宇部朗読ボランティアの会(野村加代子代表)による絵本の読み聞かせがあり、多くの子供たちが本の世界に夢中になった。
「目に良いように、採光に気を配って本棚を配置し、明るい空間にした。エアコンも取り付けたので、夏休み中もどんどん活用してほしい」と松本さん。


 絵本の読み聞かせに集まった子供たち(野中4丁目のはらだ文庫で)

参院選 ポスター掲示場の設置開始

 第二十一回参院議員通常選挙に向けて、宇部市選挙管理委員会(若杉清美委員長)は十八日、ポスター掲示場の設置を始めた。二十二日までに市内四百十カ所に取り付ける。
 参院選は当初、七月五日公示、同二十二日投票が有力視されていたが、公務員制度改革関連法案をめぐる今国会の会期延長の動きで、一週間ずれ込む可能性も出ている。


 フェンスに取り付けられる掲示板(18日午前8時すぎ、旧中山第2浄水場跡地で)

「クジラから世界が見える」-WFF代表の白石さんが魚食文化の大切さアピール

 NGOウーマンズフォーラム魚(通称WFF、本部東京)代表の白石ユリ子さん(73)が来県。十七日に宇部市の福祉会館で「クジラから世界が見える」をテーマにした講演会とクジラ料理の試食会を開き、百二十人の参加者に魚食文化の大切さを訴えた。前日の十六日には山陽小野田市の本山公民館で同様の催しを開いた。
 白石さんは「捕鯨に反対している国のほとんどが肉食文化で、牛肉の輸出国。クジラの増加が魚資源の減少に影響していることにも、きちんと目を向けなければならない」と理解を促した。


 クジラ料理を楽しむ参加者(福祉会館で)

17日、江汐公園で「あじさいまつり」

 第十一回「あじさいまつり」は十七日、山陽小野田市の江汐公園あじさい園と管理棟で開かれた。市内外から大勢の家族連れが訪れ、咲き誇るアジサイの鮮やかな色合いや各種イベントを楽しんだ。市施設管理公社主催。
 あじさい園は、紫系のガクアジサイ、白色のアナベルのほか、ヤマアジサイ、ベニガクなどの青紫や薄紅色など、大小さまざまなアジサイが見ごろを迎えている。市施設管理公社によると、全体では五、六分咲きで、今月いっぱいは楽しめるという。


 アジサイを観賞する来園者(あじさい園で)

苗木の抽選券に並ぶ市民(江汐公園管理棟で)

2007年6月16日

色鮮やかタチアオイ

 田畑のあぜ道や庭先で赤やピンクの大輪の花を咲かせているのがタチアオイ。うっとうしい梅雨を忘れさせてくれるような鮮やかさだ。
 宇部市西平原の本多さん宅では庭を囲むように数十本のタチアオイが花を付けている。
 五年前に植え、種を取ってはまいているため、年々数が増えている。草丈の高いものは二,五メートルにもなる。
 本多さんは「近所の人が『きれいだから、わたしにも種をちょうだい』とやって来ます」と笑顔を見せる。


 大輪の花を咲かせるタチアオイ

厚狭高生がナルトビエイ調理

 厚狭高(松井誠校長)の食物文化科の三年生は十五日、小野田アサリの天敵として知られるナルトビエイを材料に、ハンバーグや竜田揚げなど十品を作った。「弾力があっておいしい」と好評で、食材としての新たな魅力を体感した。
 ナルトビエイ魚食を推進する山陽小野田市が、切り身八㌔を提供。三十九人の生徒たちは、県水産研究センターが作成したレシピ集を参考に調理した。酢豚風、野菜あんかけ、南蛮漬けなど全品が完成すると、バイキング形式ですべてにはしを伸ばした。


 ナルトビエイ料理を取り分ける生徒たち

2007年6月15日

ボランティア「なでしこの会」が縫い物で交流

 二俣瀬校区の女性有志十人でつくるボランティア「なでしこの会」(田中ヒサ子代表)が、地元にある知的障害者援護施設・善和園(江本栄園長)で月に一度、利用者の繕い物をして、喜ばれている。
 以前は別の団体が衣類の修繕奉仕をしていたが、約三年前に途絶え、職員だけでは手が回らなくなっていた。窮状を知った田中代表が知人に声を掛け、裁縫の得意なメンバーが結集。ボタン付けやズボンのすそ上げ、タオルや衣類への名札付けなどを、てきぱきとこなす。「活動は楽しみ。少しでも役に立てて、うれしい」と会員たちは口をそろえる。


 修繕奉仕で訪れた「なでしこの会」のメンバー(善和園で)

7月7日「古希を迎えた渡辺翁記念会館をウオッチングしよう!」参加者募集

 一九三七年に建てられてから七十年が経過した宇部市の記念会館で、その魅力に触れる「古希を迎えた渡辺翁記念会館をウオッチングしよう!」が、七月七日午前十時と午後二時から開かれる。参加無料。同会主催、市教育委員会共催。
 今回の行事は、小学生対象(保護者同伴)の第一部が午前十時から十一時半まで。館内・館外見学、小羽山おはなしの会による読み聞かせ、ドリンクタイムを楽しむ。定員は三十組。一般対象の第二部は午後二時から三時半まで。館内・館外見学、フルートアンサンブル「ピアニッシモ」による演奏、コーヒータイムがある。定員は七十人。
 応募者多数の場合は抽選。希望者は二十九日までに市教委文化振興課(電話34-8616)へ。

宇部高専と山口銀行が「連携協力協定」締結

 宇部高専(幡中憲治校長)と山口銀行(福田浩一頭取)は十四日、「連携協力協定書」を締結。技術や人材育成に関する情報交換を深めて、高専と山銀取引先との共同研究や技術相談を進めるなど、地域産業の発展に貢献していくことを誓った。
 具体的な取り組みは協議中だが▽山銀取引先と高専との共同研究、技術相談の推進▽高専教員のヤマグチ・ベンチャー・フォーラムへの参加▽人材育成のための講座開設-などを考えている。


 握手する幡中校長(右)と末廣専務(宇部高専で)

山陽小野田市、市税など累積滞納額12億円

 山陽小野田市の市税など公金の滞納件数は九千件で、滞納繰越総額は約十二億円に上り、このうち全国でも問題になっている保育料の滞納は百十世帯で約千三百万円あることが分かった。新設の債権特別対策室が対象者を絞り込み、早ければ今月中に滞納処分を実施する。定例市議会一般質問初日の十四日、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に、同対策室の藤村雅明室長が答えた。
 対策室で取り扱うのは、保育料のほか、市税が五千件で七億五千万円、国民健康保険料が千八百件で三億六千万円、介護保険料が六百件で二千万円、下水道使用料と同受益者負担金が八百件で四千二百万円、農業集落排水使用料が三十件で百五十万円となっている。真っ先に滞納整理に取り組むのが保育料と国保料。個々の事情は十分考慮するものの、悪質な滞納事案を引き継ぎ、厳しく対応することで抑止力につなげたいという。

2007年6月14日

年金問題、社会保険事務所に連日200人前後の相談者

 公的年金の記入不備問題で社会保険庁は相談体制を強化し、宇部社会保険事務所(港町一丁目)でも窓口の増設や時間延長で対応している。今週になってからは連日、先週の五倍以上の約二百人が記録確認に訪れている。このため同事務所では、六-七月の二カ月間、午後五時十五分までの平日の相談業務を午後七時までに延長。休日も五回、特別に相談業務に応じる態勢を取った。
 山本行政所長は「午前中はやや込んでおり、相談者が少ない延長の時間帯に来られるとスムーズに対応できる」と話した。問い合わせは同事務所(電話33-7111)へ。


 相談者の対応をする職員(宇部社会保険事務所で)

日報ボウリング教室始まる

 宇部日報社主催の第一回無料ボウリング教室が、十三日からフジグラン宇部二階のナムコワンダーボウル宇部店で始まった。受講生は五十-六十歳代を中心とした二十四人。七月十一日までの全五回、健康増進に重点を置き、ボウリングの基本や楽しみ方を学ぶ。
 指導は同店店長で日本プロボウリング協会認定二級インストラクターの日高香織さん。初回はシューズやボールの選び方、プレー中のエチケットなどについて学んだ後、実際にプレー。毎回、前回の復習をしながら、確実にステップアップしていけるようなプログラムになっている。


 ボールの選び方を学ぶ受講生たち(ナムコワンダーボウル宇部店で)

ETそっくり ― ユニークなジャガイモ

 宇部市東岐波にET(地球外生物)出現!-と言ってもこれ、変わったジャガイモの話だ。
 丸尾原西の鈴川元義さん(79)が十二日、自宅近くにある畑でジャガイモを収穫していたところ、大玉に交じってゴルフボール大のイモが取れた。変わった形なので自宅に持ち帰り、孫に見せたところ「ETそっくりだ」と歓声を上げた。確かに二つ並んだジャガイモの芽が、ぎょろりとしたETの両目のようで、大きな頭の形もそっくりだ。


 ETそっくりの変わりジャガイモ

各種徴収2006年度収納率、市税は98%台直前まで回復

 宇部市がかかわる各種徴収の二〇〇六年度収納率は、金額が最も多い市税が97.97%(速報値)。総額である調定額二百四十五億六千百万円に対し、実際に納められた収入額は二百四十億六千百万円だった。収納率が最も高かったのは給食費の99.65%、最低は国民健康保険料の91.64%。六月定例市議会一般質問三日目(最終日)の十三日、藤田忠夫市長が今後の徴収体制を含めて答えた。

高校ソフトテニス、白井・野村組(小野田)全国へ

 小野田高の男子ソフトテニス部の白井孔耶・野村秀雄組(三年)が、二十一日から四日間、北海道で開催される第三十六回ゴーセン杯争奪ハイスクールジャパンカップ(日本ソフトテニス連盟など主催)に出場する。 二百二十四組が出場した四月の県春季大会の個人戦で優勝し、出場権を手にした。全国大会には、四十七都道府県から各一組(北海道は二組)と、主催者推薦の十二組の計六十組が参加。三組ずつの予選リーグと、一位同士による決勝トーナメントで日本一を争う。
 白井選手は「平常心で力を出し切りたい」、野村選手は「雰囲気にのまれず、強い気持ちで相手に向かっていく」と抱負を語った。


 ハイスクールジャパンカップに出場する白井・野村組(左から)

2007年6月13日

ようやく梅雨入り

 福岡管区気象台は13日、九州北部と山口県が梅雨入りしたとみられると発表した。昨年より5日遅く、平年より8日遅い。赤道付近の太平洋の海水温が平年よりも低くなるラニーニャ現象が関係しているとみている。ラニーニャ現象の年の梅雨明けは平年よりも早い。今年の降水量は平年並みと予測しており、短期間で多くの雨が降る恐れがあるという。


 小雨が降る中、咲き誇るアジサイ(13日午前11時45分、明治町で)

フジグラン宇部で「やまぐち地産・地消フェア」

 県内の特産品・加工品を一堂にそろえた「やまぐち地産・地消フェア」が十三日、フジグラン宇部で始まり、菊川そうめんの試食やもちつきなどのイベントがあった。県物産協会(坪野功会長)主催。
 オープニングでは、長さ約六メートル、直径約三センチの菊川そうめんを使ったテープカットを実施。生乾きにした紅白二種類のそうめん六十本を綱状により合わせたもので、通常の生産工程とは別に三日がかりで準備した。フェアは十七日まで。菓子、水産品、農産物、民工芸品の三十三業者が、地域自慢の食材をそろえて出展。野菜かるたや、絵本の読み聞かせ、足湯のもてなしなどのイベントもある。


 そうめんにはさみを入れる主催者と園児の代表(13日午前8時40分すぎ、フジグラン宇部で)

琴芝街区公園整備計画、20日以降に2度目の協議会

 立体化をめぐって賛否両論の声が上がる琴芝街区公園の整備計画について、六月定例宇部市議会一般質問二日目の十二日、藤田忠夫市長は「地元住民の意見を聞く協議会を再度開き、改善すべきところは改善し、十分に協議・調整を図りたい」と改めて方針を示した。反対派団体は「白紙撤回」の姿勢を崩しておらず、今後も難航が予想される。
 整備は市中心市街地活性化基本計画の一環。周辺商店街などからの長年の要望である「市街地のにぎわいづくりのため、安価な料金の駐車場整備を」に応えると同時に、市庁舎を建て替える際に必要な駐車場を確保することが目的。二回目の協議会の会合は、六月議会が終わる二十日以降に予定されている。

「交流したい農」始動

 次代を担う児童・生徒を中心に、山陽小野田市の新しい特産品を地域挙げて作り出す試み「交流したい農」が始まり、素材となるサツマイモの苗植えが十二日、出合小(原田佳典校長、二百人)で行われた。
 出合小では、六年生三十三人が、きれいに整った畝に、約四百株を「舟底挿し」という手法で植え付けた。毎年実践しているだけに、慣れた手付きで作業をこなす子もいた。
 計画では、出合、須恵、有帆がサツマイモ(いずれも植え付け済み)、津布田が九月にジャガイモを各校の菜園や花壇で育て、収穫まで汗を流す。特産品のオリジナルレシピは厚狭高生が担当。商品化に向けたパッケージやネーミングは市内の中学校に協力を求める。来年二月には試食を兼ねた発表会を計画している。


 元気に育てと、芋の苗を挿す子供たち(出合小で)

2007年6月12日

住宅街にサル出没、必死の追跡も逃走

 十一日午後三時四十分ごろ、宇部市大小路の上宇部小(渡邉哲郎校長)のプール付近に、野生のサルが出没。宇部警察署、市農林課、県美祢農林事務所などから約五十人が出て、追跡する騒ぎになった。
 山口大工学部付近の住民からサル出没の一報が入ったのは午後三時ごろ。サルは工学部付近から徐々に接近。教員約三十人が学校付近を警戒、その後、宇部署員らが続々と合流。住宅の敷地を通って逃走するサルを必死に追跡した。しかし、逃げ足は速く、マツヤデンキの辺りで見失い、捜索は打ち切られた。


 塀の上を逃走するサル(上宇部山門で)

行方不明の女性発見、お手柄警察犬に感謝状

 宇部警察署(長松久雄署長)は十日、宇部市西吉部で行方不明になっていた女性(78)を無事に発見した嘱託警察犬、インゴ号(ジャーマンシェパード、雄五歳)と、宇部警察犬訓練所の松常龍次所長(54)に感謝状を贈呈した。
 警察署一階ホールで行われた贈呈式では、長松署長から松常さんに感謝状が手渡された。インゴには、好物のドッグフードが贈られた。インゴは警察犬になって三年目。松常さんは「インゴの優れた嗅覚(きゅうかく)で発見できた。過去に訓練した嘱託警察犬五十匹の中でも優等生です」と話した。


 表彰を受けて、松常さんから体をなでられるインゴ(宇部警察署で)

市営住宅萩原団地の第一工区、近く着工

 宇部市は近く、再整備に向けて造成中の市営住宅・西岐波団地(通称・萩原団地)の第一工区内で、鉄筋コンクリート四階建ての三棟、計四十六戸分の建設工事に着手する。高齢者と環境に配慮した構造が特徴で、完成は来年春。六月定例市議会一般質問初日の十一日、藤田忠夫市長は「移転入居者の急激な負担増を抑えるため、六年かけて段階的に上昇する傾斜家賃制度を適用し、説明会などで周知徹底を図りたい」と話した。建て替えは今後も順次進める。

スポーツ交流市民協、8月にTAO公演計画

 スポーツ交流まちづくり市民協議会の第三回ワークショップは十日、山陽小野田市の県立おのだサッカー交流公園であり、クラブチームの公式戦を観戦したり、実際に天然芝の感触を確かめたりしながら、サッカー場を拠点にしたイベント、スポーツ大会の可能性について話し合った。
 この中で、若者広域交流事業として、和太鼓演奏集団「TAO」の演奏会を八月五日に計画していることが発表された。国内外で活躍し、山陽小野田市とも縁あるTAOが、拠点の大分県久住でしか上演しない門外不出の演目「Beat OfGlobe2007」を披露するという。
 同協議会は、随時参加者を募集しており、興味がある人は市企画課(電話82-1130)へ。
 この日は、山口国体優勝、Jリーグ入りを目指すクラブチーム、レノファ山口と日立笠戸の中国社会人リーグがあり、レノファが前半に大量5点を奪い、日立を0点に抑えた。現在二位。


 天然芝の感触を確かめながら話し合うメンバー(県立おのだサッカー交流公園で)

激しくボールを奪い合う選手(県立おのだサッカー交流公園で)

2007年6月11日

常盤公園「しょうぶまつり」、陽気に誘われ1万2000人

 ハナショウブの名所の常盤公園で十日、「しょうぶまつり」が行われた。好天に恵まれ、大勢の家族連れやカップル、一万二千人でにぎわった。
 五月上旬から咲き始めた花は、百五十品種八万本が満開を迎えた。訪れた人たちは、しょうぶ苑の周囲や池の中に設けられた歩道をゆっくりと歩きながら、花を見たり、記念写真を撮ったりしていた。


 満開になったしょうぶ苑(常盤公園で)

東岐波と西岐波の海岸一帯で「リフレッシュ瀬戸内」

 中国・四国・近畿・九州の一府十県で一斉に瀬戸内海沿岸のごみを清掃する「リフレッシュ瀬戸内」が十日、宇部市東岐波と西岐波の海岸一帯で行われた。
 近隣の住民と子ども会育成連絡協議会のメンバー、宇部マテリアルズとコカコーラの社員、シルバー人材センターなどから二千四百人が参加。午前九時から二時間、浜辺に落ちた缶や流木、ビニールごみなどを拾い集めた。中には物干し台や船舶の部品など、大型ごみもあり、数人がかりで運び出していた。


 海岸を清掃するボランティア(東岐波で)

日報旗近郷剣道大会、246人が気迫の攻防

 第五十五回宇部日報旗争奪近郷剣道選手権大会は十日、中学生から一般まで二百四十六人が出場して市武道館で開かれた。団体五部門、個人九部門で競い、団体男子では一般は敬友會A、高校は宇部フロンティア大付属香川A、中学は黒石、同女子では高校・一般は山口大医学部、中学は楠Aが優勝した。市剣道連盟(宮本弘会長)主催、宇部日報社共催。


 激しくぶつかり合う中学の選手(市武道場で)

「山口県交響楽団(山響)」が公開練習

 結成五十二年の歴史と実績を持つ県民オーケストラ「山口県交響楽団(山響)」が十日、山陽小野田市の文化会館で公開練習を行った。
 この日は、十二月の定演に向けた練習。演奏曲はビバルディの「椿姫」、チャイコフスキーの「交響曲第四番」など。午前中に譜面を読み、パート練習などを済ませ、全体練習した。来場者は前方の客席に陣取り、迫力ある演奏、音の強弱などの入念なチェックに聞き入った。


 来場者を楽しませた山響の公開練習(文化会館で)

2007年6月 9日

川上で「ふれあい田植え」

 川上校区子ども委員会(小田成生会長)主催の「ふれあい田植え」は九日、川上南側であり、小学生百人と保護者らが手植えを体験し、泥んこ遊びを楽しんだ。
 田植え、稲刈り、収穫祭と、稲の一生を食育や伝統行事と結び付けた行事で、今年で七回目。同所で農業を営む伊藤幸和さんが約六百平方メートルの田を提供している。
 児童らは二組に分かれ、マンゲツモチの苗を交代で植えた。最初のうちは手の汚れを気にしていた子も「ぬるっとする」などと言いながら次第に笑顔を見せ始め、服や顔まで泥んこに。
 田植えが一段落した後は、お楽しみの泥遊びタイム。女の子はそり遊び、男の子は雪合戦ならぬ泥合戦を繰り広げ、夏色に変わり行く田園風景に、にぎやかな歓声を響かせた。
 田には、古代米の赤米も植えており、マンゲツモチと共に十月中旬ごろ収穫。もちつき大会などで使う。


 そり遊びを楽しむ子供たち

「いこいの村江汐」本契約へ

 山陽小野田市は、保有施設「いこいの村江汐」を売却する手続きを進めるため、十三日に開会する定例市議会に、財産の処分に関する議案を上程する。地元の外食産業パオとの賃貸借契約が二〇〇七年度末で満了するため、先行して一般競争入札を行い、買い手が付いた。譲渡先も宇部市小串の田村隆盛さんと明らかにした。外食産業向け情報システムサービスを手掛けるアルファクス・フード・システム社長だという。

2007年6月 8日

井関小で恒例の梅もぎ

 山口市阿知須の井関小(上利和子校長、百六十五人)で七日、梅もぎがあり、子供たちが校舎裏庭にある木々から青々とした実をもいだ。同校には三十八本の梅の木があり、大きいものは樹高五メートル。梅もぎは五、六年生が総合学習の授業として毎年、この時期に行っている。
 バケツや洗面器を手にした児童五十二人は思い思いの場所に陣取り、たわわに実ったゴルフボール大の青梅を次々にもぎ、百キロ弱を収穫した。もいだ梅は講堂に集め、希望者に販売するため一キロずつ袋詰めにした。ほとんどは梅ジュースにし、水泳の授業の後や給食時にみんなで飲む。


 収穫した青梅を袋詰めする子供たち(井関小で)

年金問題で社会保険事務所職員がビラ配布

 公的年金(国民年金・厚生年金)の加入・納付記録に関する誤記入問題で、社会保険庁は八日朝、全国一斉に相談窓口の開設などを紹介するPRビラを配った。
 同事務所では六-七月の二カ月間、平日の相談業務を午後七時までに延長。九、十日、七月十四日の休みも午前九時半から午後四時まで相談に応じる。問い合わせは同事務所(電話33-7111)へ。


 相談窓口延長のPRビラを配る職員(8日午前7時50分ごろ、JR琴芝駅前で)

小野田JCが中学生レ市派遣の寄付と要望書

 小野田青年会議所(後根俊文理事長)は七日、山陽小野田市の中学生海外派遣事業の継続実施を白井博文市長に要望し、市民募金約百六十六万円を今年度の事業費として寄付した。財政危機のため、当初予算で休止が決まっていたが、若手経済人の呼び掛けが市民や企業へと広がり、事業復活につながった。
 募金は四月六日から先月末まで実施し、百六十六万六千五百円を集めた。このうち街頭募金と企業への募金箱設置で二十六万円が寄せられた。「孫が派遣事業で世話になった」「英語を勉強して中学生になったら暗唱大会に参加する」などの激励も聞かれたという。賛同者八百二十七人の署名も届けた。


 白井市長に目録、募金箱を届け、継続実施を要望する後根理事長(中央)ら青年会議所メンバー(市役所で)

2007年6月 7日

機械化栽培の威力を実演、船木でタマネギ収穫

 最新の農作業機械を使ったタマネギ収穫の実演が六日、宇部市船木であった。JA山口宇部(吉本正夫組合長)と県美祢農林事務所(桂達郎所長)が、栽培面積拡大の可能性を含めて機械化栽培に目を向けてもらおうと実施。同所で今年初めてタマネギを栽培した楠地域のオールドパワーズ(原野浩義代表、十四人)の会員ら関係者三十人が参加した。


 タマネギを次々と拾い集めるピッカー(船木で)

市議会開会、14議案を上程

 六月定例宇部市議会は七日に開会し、今年度の一般会計予算の減額補正、常盤公園の熱帯植物館を緑と花と彫刻の博物館とする市都市公園条例の一部改正など十四議案を上程、人権擁護委員の候補者二人の推薦を承認した。
 人権擁護委員候補者は、中川洋子さん(58)=再選=と山下初子さん(61)=新任=。会期は二十日まで、一般質問は十一-十三日で十六人が登壇する。

コムスン問題で利用者からの問い合わせ殺到

 訪問介護最大手コムスン(東京都港区)が厚生労働省から介護事業所の新規指定が認められなくなった問題で、事業所の指定・更新を所管する県は六日から、県内二十六事業所の実態把握を始めた。宇部市は当面、推移を見守る方針。
  宇部市内を担当する山口宇部ケアセンター(寿町二丁目)の在宅介護と予防介護を合わせた利用者は六十五人。正職員とパート合わせて二十四人が業務に当たっている。ニュースが流れた六日正午すぎから、利用者から問い合わせの電話が殺到。「これからもサービスを提供してもらえるのか」「不便はないのか」など、質問が相次いだ。


 対応に追われるコムスン職員(寿町2丁目の山口宇部ケアセンターで)

山陽小野田市が子育て情報誌発行

 山陽小野田市は、子育て情報ガイドブック「笑顔になあれ」を発行した。出産から就学まで子育てに関する不安や疑問を解消する情報を網羅している。A5判六十九ページ。
 市子育て支援ネットワーク協議会の実務担当者会議の中にワーキングチームをつくり、一年間かけて編集した。本は千五百部を印刷。市民課窓口に置き、出生や転入出届の手続きを済ませた乳幼児を持つ親に配布している。保健師が各家庭を訪問した際にも届けるという。


 新しく発行した「笑顔になあれ」

2007年6月 6日

黒石小でプール開き

 宇部市内の小学校のトップを切って、黒石小(緒方幸枝校長、四百七十一人)で六日、プール開きがあった。
 当初は午前九時半からの予定だったが、あいにくの曇り空で水温が低く、開始を一時間遅らせた。一番乗りは六年生の六十九人。子供たちは元気いっぱい、思いきり水の感触を楽しんでいた。


 水を浴びる子供たち(6日午前11時すぎ、黒石小で)

「道の駅きららあじす」が人気、2年連続で80万人超

 道の駅きららあじすが、多くのリピーターを集めている。二〇〇六年度は八十二万三千七百四十二人が訪れ、四億三千万円を売り上げた。「山口きらら博の開催地という知名度と交通アクセスの良さがお客を呼んでいる」と同駅は話す。〇五年度実績も八十四万二千六百三十八人、売上額四億二千五百万円の高水準。利用者アンケートを基に昨年十二月、レジャー誌がまとめた中国・四国地方の「行って良かった道の駅」では、百四十七駅の中で三位にランクされた。
 商品は地元を中心にした農作物、花卉(かき)と加工品、弁当、県内産の土産。カボチャのソフトクリームやコロッケなども人気を集めている。阿知須近海で取れた鮮魚販売所もファンが多い。


 大勢の買い物客でにぎわう農作物コーナー(道の駅きららあじすで)

市民教養講座スタート、初回は女優の倍賞千恵子さん

 第三十二回宇部市民教養講座が五日、記念会館でスタートした。二十一日、七月八日に開講する全三回で、初回は市民千百人が来場し、女優の倍賞千恵子さんの話に聞き入った。市教育委員会、宇部ライオンズクラブ主催。
「歌うこと、演じること、そして生きること」を演題とした倍賞さんは「山田洋次監督の古里で講演できることがうれしい。女優ではなく歌手からスタートしたわたしの仕事、歩んできた道について聞いてほしい」と話し始めた。
 次回は二十一日午後六時半からで、東京農業大教授・農学博士の小泉武夫さんが「食と日本人の知恵」と題して講演。七月八日午後二時からは、ジャーナリストの江川紹子さんが「夢の探し方」をテーマに話す。チケットには若干、余裕がある。問い合わせは市教委文化振興課(電話34-8616)へ。


 倍賞さんの講演を楽しむ市民(記念会館で)

埴生校区で幼保小連携が2年目

 埴生小(松本淳一校長)で五日、二年生と近隣の三幼・保育園の年長児が工作で交流し、その様子を先生や地域住民が見守った。二年目を迎えた文部科学省指定の幼・保・小連携研究事業は、この学年を対象に一年間の研究を進め、連続性のある幼児教育と小学校教育の適切な接続の在り方を探る。
 山陽小野田市が昨年度から二年間の研究地域に指定され、埴生をモデル校区として研究に着手した。協力機関は埴生小、埴生幼稚園、桃太郎保育園、あおい保育園。二年生三十九人と年長児四十一人は、四人一組になって夢を込めた、こいのぼりならぬ「ゆめのぼり」を共同製作。二年生が“弟”や“妹”たちにやり方を教えてあげる場面もあちこちで見られた。見学者たちは、子供たちの一つひとつの言動に注意を注ぎ、必要な個所をメモしていた。


 協力してゆめのぼりを作る2年生と年長児(埴生小で)

2007年6月 5日

リュウキュウアサガオ 満開

 宇部市神原町のもんじゃ焼きの店「もんもん亭」の壁でリュウキュウアサガオが紫色の花を開き、一足早く夏の雰囲気を醸し出している。五月中旬から咲き始めた花は満開の状態。昨年は十二月まで咲き続けた。
 四年前、店主の黒松瑞枝さん(55)が、窓の日よけに、三株を植えたところ、繁殖力が強いため翌年には壁を覆い尽くした。換気扇のすき間から枝が入り、店内で花が咲くことも。黒松さんは「夏はアサガオの日陰で空調を使わなくても涼しい。皆さんに喜んでもらえます」と話していた。


 壁に咲いたリュウキュウアサガオの花(神原町で)

参院選公示まで1ヵ月

 参院選山口選挙区(改選数一)の立候補予定者を対象にした説明会が四日、県庁であり、出馬を予定している政党公認の三陣営から関係者が出席した。参院選は七月二十二日の投・開票が有力視されており、逆算した公示日の五日まで一カ月となった。憲法改正や格差是正、年金問題と、国民の熱い視線が国政に注がれる中で、前哨戦も激しさを増している。
 山口選挙区で立候補を予定しているのは、三選を目指す自民現職の林芳正さん(46)=下関市、内閣府副大臣=と、民主新人の戸倉多香子さん(48)=周南市、市民団体代表=、共産新人の吉田貞好さん(54)=岩国市、党県常任委員=。


 各陣営の代表者にあいさつする福田委員長(県庁で)

小野田小、厚狭小 プール開きで歓声

 山陽小野田市内の小学校のトップを切って、小野田小と厚狭小で四日、プール開きが行われた。児童たちは楽しみにしていた水泳の授業開始に歓声を上げ、久しぶりの水の感触を喜んだ。
 厚狭(岡田博校長、五百五十七人)は、一年生と六年生の合同授業で開幕。初めての一年生は、六年生に手をつないでもらい、ゆっくりとプール内を歩いたり、軽く泳いだりした。六年生がバタ足など五年間の学習の成果を披露すると、格好良い先輩に一年生は大きな拍手を送った。


 今年初めての水泳を楽しむ1年生と6年生(厚狭小で)

2007年6月 4日

夜空彩る大輪の花、阿知須花火大会

 山口市阿知須の花火大会は2日、阿知須漁港であり、家族連れや若者ら2万2000人(主催者発表)が、夜空を焦がす“大輪の花”に酔いしれた。
 近郷で最も早い花火大会で、4500発を打ち上げた。ちょうちんなどで飾った十七夜祭の管弦船が漁港内を回り、水面(みなも)に映った船の明かりが幻想的な光景を見せた。


 多目的ドーム越しに上がる花火(山口きらら博記念公園で)

琴と書道のコンクールの参加者、作品募集

 宇部市は第十七回全国小・中学生箏曲コンクールin宇部と、同書道公募展に向けて、参加者と作品の募集を始めた。いずれも所定の参加申込書、応募票が必要。問い合わせは、市教育委員会楠分局生涯学習課内の実行委員会事務局(電話67-2819)へ。
【箏曲】演奏は自由選曲(五分以内)。座奏、個人演奏を原則とする。応募者多数の場合はテープ審査を実施。参加無料。締め切りは七月十九日
【書道】形式は半紙大。課題は▽小学一-三年生=「こと」「くすのき」「ことう川」▽小学四-六年生=「赤間すずり」「ときわ公園」「彫刻のまち」▽中学生=「山口宇部空港」「国際交流都市」「荒滝山城」。書体は小学生は楷書(かいしょ)、中学生は楷書または行書。学年と氏名も書く。締め切りは九月十四日


 琴と書道のコンクールのポスター

歯の衛生週間、300人の来場者に無料健診や磨き方指導

 歯の衛生週間(四-十日)にちなみ、宇部歯科医師会(福田豊会長)など主催の「歯の健康フェア」が三日、市シルバーふれあいセンターで開かれた。歯科医師による無料歯科健診や歯科衛生士のブラッシング指導があり、約三百人が来場して、歯の健康維持・増進に努めた。
 同週間の関連行事として十日まで、幼・保育園児、小学生、中学生による図画、ポスター、習字、標語コンクールの入賞作四十四点が、同センターに展示されている。


 「虫歯ないかなー?」-歯科健診を受ける親子(市シルバーふれあいセンターで)

良い歯のコンクール、市長賞に友成麻純さん(小野田小6)と杉田章太君(厚狭中3)

 山陽小野田市の「歯の健康優良児および母と子の良い歯のコンクール」は二日、市役所であり、小野田小六年の友成麻純さんと厚狭中三年の杉田章太君が最高賞の市長賞に選ばれた。二人は市代表として、十一月に宇部市で開かれる県審査に進む。
 市長賞の一人、友成さんは「選ばれると思わなかったのでびっくり。普通に歯磨きしているが、教わったことを実践し、良い歯を保ちたい」と話した。


 神妙に歯科医の審査を受ける子供たち(市役所で)

2007年6月 2日

“学食米”の原点知る

 県独自のブランド米「晴るる」に親しみを感じてもらおうと、宇部市小野の小野来見集会所付近で二日、大学生二十人と「ちゃぐりん学級」の子供たちを含む約百人が田植えを体験した。学生たちは学生食堂で晴るるが使われていることから「どこでどういうふうに栽培されているのか」を知ろうと、大学生協の呼び掛けに応じた。JA山口宇部、山口農協直販主催。


 田植えをする学生たち

秩父市との姉妹都市再提携へ

 埼玉県秩父市の栗原稔市長が一日、山陽小野田市の白井博文市長、大空軍治市議会議長を表敬訪問し、合併によりいったん途絶えた姉妹都市関係について話し合い、再調印の意向を確認した。
 旧小野田市と旧秩父市は、セメント会社の合併を縁に一九九六年に姉妹都市を締結。主に経済界、文化団体が中心となって交流を進めていた。両市は二〇〇五年に近隣市町村と合併したため関係は消滅したが、山陽小野田側が姉妹都市継続の意向を打診していたところ、太平洋セメントを通じて、秩父側から交流の申し出があった。


 再調印に向けて握手する白井市長、栗原市長、大空議長(左から、市役所で)

2007年6月 1日

水道週間スタート、中山浄水場公開などイベント多彩

「水道が うるおす 日々の健(すこ)やかさ」をスローガンに、第四十九回水道週間が一日から全国一斉に始まった。宇部市ガス水道局(宗内敏和局長)では初日、宇部い~な大使の徳原智美さん(20)を一日局長に、市民二十四人を水道モニターに委嘱したほか、小野下宇内の大田川でアユの稚魚や金魚を放流するなど、関連行事を実施した。七日までの期間中は、施設の一般公開や水道相談窓口の開設も行われる。


 アユの稚魚などを放流する園児たち(1日午前11時ごろ、小野下宇内の大田川で)

一日市ガス水道局長を務める徳原さん(同午前8時半すぎ、水道事業部で)

きょうから6月、衣替え

 きょうから6月。朝の通学時間には、衣替えをして涼しげな服装になった高校生たちが、軽やかに自転車をこいで学校に向かう姿が、宇部市内の各所で見られた。
 中学・高校の夏服への移行期間は学校によってまちまちだが、大体は1日を挟んで2週間程度となっている。


 白いシャツで登校する男子生徒(1日午前8時すぎ、宇部西高近くで)

常盤公園の3施設融合し「緑と花と彫刻の博物館」今秋オープン

 藤田忠夫市長は一日、市役所で定例会見し、今年度に新たに取り組む事業やマニフェストの進ちょく状況について説明した。新事業では、熱帯植物館など常盤公園の三施設を融合して「緑と花と彫刻の博物館」とし、秋にオープンさせる方針を示した。マニフェストは昨年度末現在で、三十三項目のうち達成済みが十四件、実施中が十八件、未着手が一件。二年間の取り組みを振り返り「順調」と話した。
 緑と花と彫刻の博物館としてリフレッシュオープンするのは、熱帯植物館、野外彫刻美術館、ときわ湖水ホール彫刻屋内展示室。計画では、同植物館を本館、同美術館を館庭、同展示室を分室として、単一施設化。七日から始まる市議会に施設名称などの条例改正案を提出し、県に博物館相当施設として指定を申請する。認められれば、県内二十二施設目、市内初の博物館になる。


 秋から「緑と花と彫刻の博物館」の一施設に生まれ変わる、野外彫刻美術館

本山小がきららビーチ焼野で「海の学習」

 本山小(徳原幸子校長、二百六十人)の恒例行事「海の学習」は三十一日、きららビーチ焼野で開かれた。児童たちは砂の彫刻制作に挑戦するなど、ふるさとの海を教材に自然体験を楽しんだ。
 本山の恵まれた自然環境の一つである同ビーチを学習素材として、三十年近く続く体験学習。今回は町おこしグループすばる会(長岡忠男会長)が凝固剤を提供したことで、例年より立体的な作品が目立った。アニメのキャラクター、先生の顔、本山が誇る竜王山やヒメボタルなど力作がずらりと並んだ。ウミガメを制作した十七班(澤邊優彦班長)が優勝した。


 トトロの彫刻を作る児童たち(きららビーチ焼野で)