2007年4月27日

厚東小児童が「ひだまり農園」でイチゴ狩り

 宇部市厚東棚井上の「ひだまり農園」で二十六日、学童保育と放課後子ども教室を利用する小学一、二年生十一人が、イチゴ狩りを体験した。露地栽培の菜園の鳥よけシートを外すと、青々と茂った葉に隠れて、大きな赤い実がごろごろ。子供たちは、しっかりと赤く色付いて、虫に食べられていない実をより分けながら収穫。わずか十数分で三パック分のイチゴを集めた。
 厚東ふれあいセンターに持ち帰って、お待ちかねのおやつタイム。指導員らがホットプレートで焼いた生地に、スライスしたイチゴと生クリームを包んでクレープが完成。程よい酸味が利いたフレッシュな味を楽しんだ。


 イチゴ狩りを楽しむ児童ら(厚東棚井上で)

市ネットワーク会議発足、障害者の就労を支援

 宇部市就労支援ネットワーク会議が二十六日、発足した。行政、教育、企業、社会福祉法人など関係十四団体の代表者らで構成。地域の障害者の雇用促進システム作りを目指す県内初の組織で、今後は就労支援、移行支援、継続支援の各ワーキングチームをつくって具体的な活動内容をまとめ、相互に連携しながら目的達成を図っていく。
 障害者雇用促進法では、従業員五十六人以上の民間企業には全従業員の1.8%以上の障害者雇用を義務付けている。宇部職安によると、二〇〇六年の管内企業の達成割合は54.7%(五十二社)で、全国二位の県全体(54.9%)並み。全国平均(43.4%)を上回っている。


 会議のメンバーを前にあいさつする久保部長(市役所で)

山陽小野田市の中学校でモジュール授業開始

 山陽小野田市の教育施策「生活改善・学力向上プロジェクト」が中学校に導入され、百ます計算や音読を取り入れたモジュール授業が始まった。市は中学校への導入を「教育改革の本丸」と位置付け、家庭の協力による生活改善と併せて、生徒の学習意欲の向上、問題行動の減少につなげようとしており、今後の進展に期待が寄せられる。
 二十七日には高千帆中(竹中英夫校長、五百二十九人)で公開授業があり、アドバイザーの小河勝さん(樟蔭女子大講師)や中学校関係者が、三年四組での脳トレーニングを視察した。


 教育関係者が視察する中、モジュール授業に集中する生徒たち(27日午前8時50分、高千帆中で)

2007年4月26日

5月2日、小野で八十八夜お茶まつり

 宇部市小野藤河内地区の茶畑では、初夏の訪れを告げる風の中、新茶が順調に育っている。五月二日には第十八回宇部市八十八夜お茶まつり(同実行委員会主催)が“新緑のじゅうたん”を舞台に開かれ、茶摘み体験や新茶の接待、販売、プレゼントなどが行われる。
 同まつりは午前十時から午後二時半まで。荒天時は中止。問い合わせは市農林水産課(電話34-8368)へ。


 「八十八夜」に合わせて新茶が順調に育っている小野藤河内地区の茶畑

交通死亡事故多発非常事態宣言発令

 宇部市での交通事故による死者が、今年に入って二十四日までに過去三十年間の同時期で最悪の十人になったことを受け、市は二十五日、初の交通死亡事故多発非常事態宣言を発令した。来月十日までの十五日間、市民総ぐるみで啓発活動に取り組み、事故ストップを図る。
 午前八時から市役所前で行われた宣言式には藤田忠夫市長ら職員約六十人、宇部警察署と宇部交通安全協会から約二十人が参加した。藤田市長は厳しい表情で「交通死亡事故が近年にない異常なペースで発生している事態を重く受け止め、これ以上の犠牲者を出さないようにしなければならない」と宣言文を読み上げた。
 非常事態宣言は二十四日までの交通死亡事故の発生が前年同期比プラス九件九人で、過去十年間で最多だった九八年(二十四人)の同期比でプラス七人となったため発令された。市では過去に発令された記録はない。今年度、県内で発令されるのは初めて。


 街に出るパトカーを見送る藤田市長(市役所前で)

有帆公民館竹炭工芸作り

 有帆公民館主催の竹炭工芸作り講座は二十五日、有帆運動広場で開かれた。十二人が参加し、竹炭作りを楽しんだ。
 公民館に飾った正月用の門松を使用。二メートルの竹三十本を、約六十センチに切りそろえた。これと持参した松かさやバナナ、リンゴなどを運動広場に据え付けている家庭用簡易竹炭製造機の窯に入れ、七-八時間焼いた。二十七日に窯出しを行い、竹炭の一部を、参加者が各家庭に持ち帰る。冷蔵庫やトイレの消臭、炊飯などに利用される。


 竹炭作りに励む参加者(有帆運動広場で)

2007年4月25日

きらら浜自然観察公園の入園者数が前年度比2200人増の16000人

 きらら浜自然観察公園(山口市阿知須)の二〇〇六年度入園者数が、前年度より二千二百三十七人(15.8%)増え、一万六千三百八十人となった。指定管理者制度の導入で、昨年四月からNPO法人野鳥やまぐちに運営が移ったのを機に、イベントを増やしたり、PR活動を強化したりしたのが奏功した。
 二十四日は秋芳町の秋吉保育所(小田村佐代子所長)がバス旅行で訪れ、親子約百二十人がレンジャーの案内でヒバリの鳴き声を楽しんだり、かえったばかりのシロチドリのひなを望遠鏡で観察したり、歓声を上げた。


 愛らしい野鳥に歓声を上げる秋吉保育所の親子(きらら浜自然観察公園で)

2006年度のインターンシップ制度利用者は過去最多の304人

 学生の就業体験を支援するため、宇部商工会議所(宮本浩一郎会頭)が県経営者協会(小池裕之会長)とタイアップして行っている市のインターンシップ制度の二〇〇六年度利用者は三百四人で、前年度に比べて五十六人増加。受け入れ企業数も七社増えて百三十八社となり、いずれも、これまでで最も多かった〇五年度を上回り、過去最多を更新した。
 同制度は、学生の就業機会を拡大し、職業観を養うとともに、市内への定住促進、産学官連携の強化などを目的に〇一年度からスタート。学校側から出された本人の希望職種を基に同会議所が事業所を紹介。夏休みを中心に高校生は三-五日、大学生らは五-十日間、就業体験をしている。
 同会議所の福光策朗インターンシップコーディネーターは「就業体験は生徒、学生にとって、実社会を知るとともに、自分の適性を知る上でいい機会。〇七年度も引き続き、支援していきたい」と話した。


 

26日に初の交通死亡事故多発非常事態宣言発令

 宇部市内では過去三十年間で最悪のペースで交通死亡事故が発生しており、二十六日に市は、初めて交通死亡事故多発非常事態宣言を発令する。
 非常事態宣言はかつてないペースで交通死亡事故が発生した際、自治体が市民に対して広報し、市民総ぐるみで事故防止に取り組むもの。今年に入って二十四日までの県内交通事故死亡者四十人のうち十人が宇部市となっている。

山陽総合事務所、利用申し込み低調

 山陽小野田市は、五月一日から山陽総合事務所の二、三階部分をNPOや市民グループに開放するが、これまでに申し込みが一件しかなく、問い合わせも少ないなど出足が低調だ。
 同事務所では「せっかく空いているので、ぜひ活用を」と呼び掛ける。対象は五人以上の団体で、二十歳以上の責任者を置く。市内在勤、在学者でも良い。個室は市内の非営利で公共的な団体。使用料は区画や部屋で異なるが、月額の光熱水費などを根拠に低く設定。問い合わせは山陽総合事務所地域行政課(電話71-1602)へ。


 5月から市民開放される山陽総合事務所の2階フロア

2007年4月24日

熱帯植物館のバイオプランツ作りが人気

 常盤公園熱帯植物館のバイオコーナーで、色とりどりのゼリー状の培地に好みの植物を植え付けるバイオプランツ作りが人気を呼んでいる。
 試験管に窒素、リン酸、カリウムなど植物が育つのに必要な成分と水分を固め、染料でピンク、青、黄などに色付けされた培地が用意されている。参加者は好きな色を選び、サボテン、モウセンゴケなど八種の中から、好みの植物を選んで植える。
 バイオプランツ作りは、第一と第三土曜日の午前九時半から午後四時まで行われる。問い合わせは熱帯植物館(電話31-8301)へ。


 完成したバイオプランツを見入る参加者(熱帯植物館で)

日立建設が「防災支援ハウス」を共同開発

 宇部市厚南妻崎開作の日立建設(田上實社長)は、災害発生時に被災者が利用できる折り畳み式の簡易住宅「防災支援ハウス」と、宿泊施設を兼ねた建設工事現場事務所「ワークキューブ」を山口大工学部、県産業技術センター、県議の岡村精二さんと共同開発した。避難所での共同生活による被災者の精神面の負担軽減、プライバシー保護に有効で、同社では今後、各自治体へPRしていく。当面は受注生産で、将来的には住宅メーカーと共同での販売も検討していく。


 共同開発した防災支援ハウス(日立建設で)

県がん診療連携協が発足、医療水準の向上目指す

 がんの予防や検診、治療に総合的に取り組む県がん診療連携協議会(会長・松?益徳山口大医学部付属病院長)が二十三日、発足した。県内の病院や開業医、行政機関が連携し、手術や放射線療法、抗がん剤療法による治療や専門医に関する情報の一元化を図る。専門医療者の育成や、緩和ケア、患者・家族への支援態勢の整備も行い、がんの医療水準の向上に県を挙げて取り組む。
 日本人の死因の約30%を占めるがんの抜本的な対策を目指して昨年六月、「がん対策基本法」が成立。これを受けて厚生労働省は、地域格差なく高度ながん医療が受けられるよう、がん診療拠点病院の整備を進めている。県内では岩国医療センターなど五病院を指定。今年一月、山大医学部付属病院が、これらをネットワークする連携拠点病院に指定された。


 あいさつする松?会長(右端、山大医学部で)

市の新行財政改革プラン、初年度は5億1800万円削減

 宇部市は二十三日、二〇〇六-〇七年度に取り組んでいる「新行財政改革プラン実施計画」の初年度実績を発表した。対象九十六項目のうち、実施済みと一部実施は約七割の六十六件で、今年度予算に反映された節減効果額は五億一千八百五十三万円。八割近くが人件費効果で、人員削減や給与構造改革が予算のスリム化に貢献した。

山陽小野田市で「自治基本条例をつくる会」スタート

 山陽小野田市は二十三日、自治基本条例(仮称)の制定に向けて、市民を中心とした「自治基本条例をつくる会」を立ち上げた。公募委員十五人でスタートし、市民主役のまちづくり、開かれた市政推進のため「みんなで創(つく)り、守り育てる条例」の素案をまとめる。
 同条例は、市民参加や協働、権利の保護、制度保障について、既存の地方自治法にない規定を補完し、自治体経営の基本原則や理念を定める最高規範「自治体の憲法」。市民、行政、議会の権利や責務を明示するとともに、情報公開条例や住民投票条例、審議会への公募委員枠の設定など、個々の条例や制度も体系化する。市は来年九月に市議会に上程し、二〇〇九年四月からの施行を考えている。


 自治基本条例への理解を深める委員(市役所で)

2007年4月23日

宇部市議選、河崎さんがトップ当選

 宇部市議選は二十二日に投・開票され、今後四年間の市政を担う三十二人の顔ぶれが決まった。無所属新人の河崎運さん(47)が、史上三番目に多い三千八百四十八票を得てトップ当選した。投票率は54.25%と前回をわずかながら上回り、七期ぶりに増加に転じた。
 河崎運さん(47)の祝勝会場になった厚東の広瀬公会堂には、支持者約二百人が集まった。万歳三唱に続き、河崎さんは「皆さんありがとうございました。宇部市発展のために頑張っていきたい」と誓った。
 当選者のうち最年少は、無所属新人の穐村将人さん(28)。共産新人の時田洋輔さん(29)と共に、二十代の議員二人が仲間入りする。最高齢は八期目となる田中敏弘さん(71)。平均年齢は五十六・三歳になる。


 初当選を喜び支持者と万歳三唱する河崎さん(中央、広瀬公会堂で)

小さな親切小野田支部、1事業所3人に実行章

 小さな親切運動小野田支部の第二十四回総会は二十二日、山陽小野田市商工センターであり、実行章の伝達と取り組みの活性化、会員増強、心の国際交流など、親切運動の輪を広げる今年度事業計画を決めた。役員改選では、一九八四年の支部創設以来、役員として運営に携わってきた河本博道支部長が退き、太平洋セメント小野田工場長の徳本耕造さんが四代目の支部長に就任した。
 席上、振り込め詐欺を未然に防いだ山口銀行西の浜出張所、小野田市民病院看護師の池野幸江さん、沖田真知子さん、拾った現金を駐在所に届けた高千帆中一年の田原優希さんに実行章を伝達し、表彰状を贈った。クリーン大作戦に積極的に参加している市役所みくし会など十団体、コスモス作戦に励む本山小とボランティアのあすなろ会も表彰した。


 表彰状を受ける各団体の代表者(市商工センターで)

2007年4月21日

大輪のボタン“目覚める”

 常盤公園は本格的な花のシーズンになり、ぼたん園では二十三種四百十本のボタンの花が例年よりも一週間ほど早く咲き始め、公園を訪れた人たちが足を止めて、大人の手のひらほどある花に見入っている。近く見ごろを迎え、来週末まで楽しめそうだ。
 ぼたん園では十日ぐらい前から早い品種が花を咲かせ、現在は直径が二十センチもある白、桃、紅、紫紅の鮮やかな花が開いている。
 同園には百八十本のシャクヤクも植えられているが、まだつぼみの状態。ゴールデンウイークには開花期を迎えそう。


 開花期を迎えたボタンの花(常盤公園で)

タケノコ掘り満喫

 森林整備の大切さを知ってもらおうと、県美祢農林事務所(桂達郎所長)主催の「タケノコ狩り」が二十一日、吉部小旧校舎の裏手になる宇部市東吉部山門であり、宇部、山陽小野田、山口の市民七十二人がタケノコ掘りを体験し、料理の試食を楽しんだ。二井関成県知事も和代夫人と一緒に参加した。


 参加者とタケノコ掘りを楽しむ二井県知事

2007年4月20日

20日は「穀雨」

 うたげの主役として市民を楽しませたサクラも終わり、地面に散った花びらが静かに終演を告げている。二十日は、百穀を生じる春雨が降り、種まきに好機の季節といわれる「穀雨」。宇部地域でも、そろそろ本格的な田植えの準備が始まる。
 絶好の花見スポットとして知られる真締川公園では、あちこちで散った花びらが地面を覆い、葉桜となった木と共に、満開時とは一味違った風情を醸し出している。


 木の下に広がるサクラの花びら(真締川公園で)

デイサービス「楽庵」、もうすぐ1周年

 静かな山あいの懐に抱かれた宇部市奥万倉伊佐地のデイサービス「楽庵」。民家を利用した建物は床の間や仏壇も残り、近代的な建物になじめない高齢者たちに、安らぎとくつろぎの場を提供している。昨年五月のオープンから、間もなく一周年を迎える。
 管理者の西廣美智子さん(48)は、人生設計で「四十歳になったら社会に役立つ仕事をしよう」と決意。病院とグループホームで介護の実務経験を積み、介護福祉士の資格を取得した。「自然に恵まれた環境、落ち着く家と優秀な職員が自慢です。利用者に、実家にいるような気分で過ごしてもらいたい」と西廣さん。
 問い合わせは楽庵(電話67-2090)へ。


 楽庵のアイドルとなっている犬の「小梅」を抱く西廣さん(奥万倉伊佐地で)

環境首都コンテストで宇部が総合5位

 第六回「日本の環境首都コンテスト」で、宇部市が過去最高の総合五位に輝いた。昨年度の十二位から大躍進。マニフェスト実行計画で環境首都の称号取得挑戦を掲げる市にとって、大きな弾みになる。人口規模別(十万人以上、三十万人未満)の地球温暖化防止部門は、昨年度に引き続き一位を獲得。新設の質問分野別でも「自治体内部における環境基本行動」で最高得点をマークし、一位になった。二十日に市役所で表彰が行われ、コンテスト中国地区窓口を務める「未来の子」(広島市)の藤野完二代表が、藤田忠夫市長に賞状を手渡した。


 藤野代表(右)から賞状を受け取る藤田市長(20日午前11時15分、市役所で)

花壇コン用苗、5万本確保目指し種まき

 山陽小野田市花壇コンクール用のサルビアとマリーゴールドの種まきが19日、厚陽公民館の花壇で行われた。厚陽地区緑と花の推進協議会(村岡昭一会長)と厚陽中の生徒が参加し、5万本の苗の確保を目指して、優しく種をまいた。配布は6月を予定している。
 今後は同協議会が、背丈十五センチほどに成長するまで世話を担当する。参加者への苗の配布は、六月二十日ごろになる見通し。
 参加の受け付けは、五月一日から。個人、団体の二部門がある。申し込みは、市教育委員会社会教育課、各公民館、山陽総合事務所で。一次審査は九月、最終審査は十月に実施する。


 花壇コンクール用の種をまく中学生ら(厚陽公民館で)

2007年4月19日

期日前投票好調、開始3日目で3427人

 宇部市議選は、二十二日の投票に向けて、後半戦に突入した。市選挙管理委員会のまとめによると、十八日までに期日前投票をした人は三千四百二十七人。三日目現在の数字では、市議選史上最低の投票率53.96%を記録した前回(二〇〇三年四月、病院などを除く不在者投票)の一・八九倍、先の県議選の二・〇三倍に達し、順調な滑り出しとなっている。市選管では、七期ぶりの投票率アップにつながれば、と期待している。


 便利な期日前投票をする有権者(市役所で)

障害者の雇用を促進、市が本格的な支援ネット

 働きたいと考える障害者の雇用を実現するために、宇部市は関係機関に呼び掛けて「市障害者就労支援ネットワーク会議」を二十六日に設置する。啓発活動のほか、実際に事業所からの雇用や受注拡大につなげるシステムの整備を目指す。
 具体的な活動として▽障害者雇用への理解と推進のための啓発▽就労支援のための各種ネットワーク構築への支援▽事業所などから役務や製品を受注するシステム構築への支援-などを挙げている。
 宇部公共職業安定所管内(楠地域を除く宇部市と秋芳町、美東町)の、従業員数五十六人以上の民間企業における障害者雇用状況は、二〇〇四年度が障害者雇用数三百三人、雇用率1.63%、〇五年度が三百二人、1.57%、〇六年度が三百四十五人、1.76%。県の障害者雇用率は、大分県に次いで全国二位。

柳原義達・向井良吉作品展示コーナーで「春の展示」

 宇部市のときわ湖水ホール内にある柳原義達・向井良吉作品展示コーナーで、「春の展示」が行われている。柳原作品は「犬の唄」と題された等身大の裸婦像を中心に、彫刻と素描十四点を展示。向井作品は、野外彫刻や建築・美術関連の仕事を仕上げる過程で制作された模型や試作品を十七点公開している。六月十日まで。開場時間は午前十時から午後五時まで。火曜は休館。


 向井さんの「女性像」

柳原さんの彫刻「犬の唄」

児童クラブが時間延長、利用は登録者の4割強

 山陽小野田市が今月から始めた放課後児童クラブの時間延長を、登録者の四割強に当たる二百五十四人(十六日現在)が利用していることが分かった。受け入れ人数にもよるが、延長希望者が登録者の五割を超えるクラブもあり、核家族化や少子化を背景にした、保育ニーズの高まりが浮き彫りになった。
 児童クラブ(留守家庭児童保育)は、共働きや病気などで日中、保護者がいない小学三年生までの低学年児童に、遊びや集団生活の場を提供するもの。小野田地区は児童館、山陽地区は小学校の余裕教室で運営している。平日は下校時から午後五時まで。土曜日と春、夏、冬休みは午前八時半から五時まで。

2007年4月18日

FF山口の相互派遣、折り紙で和やか交流

 ザ・フレンドシップ・フォース・オブ・山口(光浦節美会長・八十家族、通称FF山口)の相互派遣事業で、オーストラリアのブリスベーン近郊に拠点を置くサンシャイン・コースト・クラブの十五人が宇部市を訪れ、ホームステイをしながら日本の文化に触れている。
 今回は豪州の五十八歳から七十二歳まで、六組の夫婦を含む十五人が宇部を訪れた。十七日は常盤公園で歓迎ピクニックを開いた後、市男女共同参画センターで、会員で手芸講師を務める山本宏子さんが、折り紙を使って、ひな飾り作りを教えた。参加者は、日本の“伝統手芸”に戸惑いながらも、二時間がかりでかわいいひな飾りを完成。力作を手にして「チアフル!」を連発していた。


 ひな飾りを手にする豪州の会員ら(市男女共同参画センターで)

宇部出身の辻畑さんがミュージックスクール「UhLaLa」開講

 ロックバンド「ピカソ」のメンバーとして活躍する傍ら、作曲家やアレンジャー、プロデューサーとして若手アーティストの育成に尽力している宇部市出身の辻畑鉄也さん(51)=埼玉県越谷市=が、宇部市小野臼木の小野湖湖畔にミュージックスクール「UhLaLa(ウー・ララ)ミュージッククラブ」を立ち上げた。「古里を離れてみて、宇部の衰退、停滞が気に掛かる。地域貢献として、中でも文化振興のため、音楽を志す若者らを責任持って育て、全国、世界に発信していきたい」と抱負を語った。
 料金は入会金一万円、レッスンは一時間五千円。問い合わせはウー・ララミュージッククラブ(電話64-5420)か、メジャー・セブンス(電話37-2613)へ。


 若手ミュージシャンの育成に情熱を燃やす辻畑さん(小野のスクールで)

プライムゲートがやまぐち産業振興財団 事業可能性評価委からA評価

 大手電機メーカーのLSI(大規模集積回路)設計などを手掛けるプライムゲート(梅田芳直社長、宇部市床波一丁目)は、経営革新の新規事業として、文書管理システムの開発・販売などを始め、やまぐち産業振興財団の事業可能性評価委員会から最高のA評価を受けた。
 同社は一九九五年に設立。ソニー、東芝などの大手メーカーの注文に応じたASIC(特定用途向け集積回路)やFPGA(ユーザーが自由にプログラミングできるLSI)の回路設計・開発を主に手掛け、急成長を続けている。
 経営革新として、一般企業向けに、個人情報文書の限定管理をはじめ、文書管理や記録管理をイントラネット上で効果的に行えるソフトウエアを開発。NTTデータと提携して販売を始めた。中心となるLSI事業の拡大計画として、プログラム言語として最もポピュラーなC言語をベースとした次世代LSIの開発や、次世代LSIの開発手法確立によるオリジナルチップの開発・販売も計画している。


 仕事に励むプライムゲートの社員ら(床波1丁目の本社で)

赤崎小で自転車教室

 赤崎小(濱田康昭校長)で十七日、自転車教室があり、四年生五十一人が正しい乗り方を身に付けた。
 児童たちは自分の自転車を持参し、小野田警察署の増田靖則交通係長から指導。まず、乗る前のブレーキやタイヤの空気圧など事前点検の必要性について教わり、安全な乗り降りの仕方も学んだ。
 この後、グラウンドで実技があり、発進と停止の前に後方の安全を確認したり、ブレーキを使って正確に停止したりと、楽しい自転車ライフを送るための基本を繰り返した。


 正しい乗り方を教わる児童たち(赤崎小で)

2007年4月17日

中学生レ市派遣の継続を、小野田青年会議所が募金活動

 山陽小野田市が財政難を理由に休止した中学生海外派遣事業を継続させようと、小野田青年会議所(後根俊文理事長、二十人)が派遣費用の支援に乗り出し、十五日には、つつじまつりが開かれた江汐公園で募金活動を行った。後根理事長、福田基博実行委員長ら九人が同公園管理棟前に募金箱を設置。この日だけで三万四千九百五円が寄せられ、十六日現在で約四十万円を確保した。
 例年通り中学生六人を派遣するには渡航費百五十万円が必要。二十、二十八日に小野田サンパーク、二十一日にマックスバリュでも街頭募金を行う。募金の問い合わせは同会議所事務局(電話83―3034)か市民活動推進課(電話82-1134)へ。


 募金を呼び掛ける後根理事長、福田実行委員長(左から、江汐公園で)

5月2日 小野藤河内茶園でお茶まつり

 第十八回宇部市八十八夜お茶まつり(同実行委員会主催)は、五月二日午前十時から午後二時半まで、小野藤河内茶園で開かれる。
 新茶や特産品、野菜、うどんなどの販売は午前十時から。茶摘み体験は午前十時半、午後零時十五分からの二回。新茶のプレゼントは九時四十分から引換券の配布を始め、先着二千人に贈る。十一時二十分からは、セレモニーが行われる。
 茶園近くの駐車場は狭いため、宇部テクノパーク内に臨時駐車場を設けてシャトルバスを運行。問い合わせは市農林水産課(電話34-8368)へ。

街頭緊急通報システム、7基設置

 宇部警察署管内で、ひったくりなど刑法犯の年間発生件数の約三割を占める新川地区に十六日、街頭緊急通報システムが七基設置され、運用が開始された。同署の長松久雄署長は「犯罪の抑止と早期解決に期待する」と話した。
 システムは街を照らす防犯灯と警察への通報装置が一体になったもので、緊急時に通報ボタンを押すと、赤色灯が回転して大音量のブザーが鳴り、同署との通話が可能になる。同署では、通報装置に設置された防犯カメラの映像を見ることができる。
 JR宇部新川駅のロータリーに二基、同駅前の信号交差点と百菜屋、産業道路沿いのウォンツ宇部新川店、新川ふれあいセンター、記念会館の前に各一基設置された。


 設置された街頭緊急通報システム(JR宇部新川駅で)

リベルタス興産が聴覚障害者雇用のアドバイス冊子発行

 宇部市東見初町のリベルタス興産(有田信二郎社長)はこのほど、聴覚障害者を雇用するためのアドバイスを網羅した冊子「聴覚障害者雇用支援のために」と「聴覚障害者雇用事例集」を発行した。
「支援のために」(A4判七ページ、六百部製作)では、難聴の種類、コミュニケーションの方法、職場で役立つ機器などを紹介している。「事例集」(同十一ページ、三百部製作)はチーム内での連絡、営業との連絡、休憩時間などの項目別に、実際に同社で起きた事例を基に解決策を並べた。
 梅田さんは「障害者でひとくくりされがちだが、障害の特異性により、支援の方法が違うことを理解してほしい」と話し、冊子の活用を呼び掛けた。冊子は公共機関や、ろう学校などに配布した。希望する事業所などは同社(電話35-7878)へ。


 冊子の活用を呼び掛ける梅田さん(リベルタス興産で)

2007年4月16日

二俣瀬でふれあい運動会

 二俣瀬校区の第二十二回ふれあい大運動会(同実行委員会主催)が十五日、二俣瀬小グラウンドで行われた。参加した住民五百人は、総踊り「二俣瀬音頭」など二十二種目を通じて、交流の輪を広げた。
 全員で準備体操の後、小・中学生による「徒競走」や、つながった二つのボールをけってゴールを目指す「ツインボールレース」、七十歳以上の高齢者を対象にした「太公望」などが行われた。「綱引き」「玉入れ」「縄跳び」などは、校区内八地区の対抗形式で実施され、参加者だけでなく家族らによる応援合戦も白熱していた。


 小・中学生らがハッスルした「ツインボールレース」(二俣瀬小で)

常盤公園大宝探し大会、カード見つけ親子ら歓声

 常盤公園春のキャンペーンの一環となる「大宝探し大会」は十五日、同園で開かれた。家族連れを中心に五百人が参加。宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)主催。
 午前十一時に大観覧車前で整理券を配布し、宝探しは石炭記念館横の「宇部国際交流の森」周辺を会場に午後一時から開催。春らしい天候に恵まれ、配布前から二百人を超える長い列ができた。賞品は折り畳み自転車、DVDプレーヤー、掃除機など百八十点。参加者はカードを見つけようと、植え込みの中、木のくぼみや落ち葉の下などを探索。「ない、ない」と焦りながらも、楽しそうに動き回っていた。


 カードを探し回る参加者(常盤公園で)

宇部市議選告示、39陣営が支持訴え

 宇部市議会議員選挙は十五日に告示され、定数三十二人に対して、三十九人が立候補。二十二日の投票日に向け、短期決戦の火ぶたを切った。女性の出馬は市議選史上最多の七人。各陣営は、それぞれの事務所などから出陣し、選挙カーで市内を駆け巡り、支持を訴える連呼を響かせた。
 直前に出馬を表明した新人一人が断念し、立候補者は現職二十九人、新人十人となった。同定数の前回(二〇〇三年)よりは三人多い。競争率は一・二二倍で、前々回(一九九九年)と並び、ここ六回の市議選の中では最も狭き門となる。


 出陣式で気勢を上げる支持者たち(市内で)

つつじまつり、にぎわう

 自生する五万本のコバノミツバツツジが満開を迎えた江汐公園で十五日、恒例のつつじまつりが開かれた。
 主催者の同公園振興会の清水文夫会長のあいさつに引き続き、木戸刈屋盆唄保存会(木村實会長)が踊りを披露。海をイメージした青色の浴衣とすげがさを着けた四十人の会員が大きな輪になり、百七十年受け継がれる悲恋の歌に合わせて、しなやかに踊った。続いてのもちまきが終わると、来園者たちはあちこちに散らばり、遊歩道を歩いたり、日陰に腰を下ろして弁当を広げたりとそれぞれが思い思いの時間を過ごした。
 コバノミツバの見ごろは今週いっぱい。ヒラドやサツキなど五種四千本は、五月上旬に満開を迎えそう。


 多くの人で盛り上がったもちまき(江汐公園で)

来園者を楽しませた木戸刈屋盆唄を踊る会員(江汐公園で)

2007年4月14日

宇部市議選、15日告示

 旧楠町との合併後初となる宇部市議会議員選挙(定数三十二)は十五日に告示され、二十二日の投票に向けて、一週間の舌戦がスタートする。立候補者は四十人になる見込み。定数が同じだった前回を四人上回り、混戦になりそうだ。出馬予定者は現職二十九人、新人十一人。党派別では自民二人、民主一人、公明四人、共産五人、社民一人で、残る二十七人は無所属。女性候補は現職と同じ七人で、市議選史上では最多となる。
 市選挙管理委員会(常田完治事務局長)では十四日午前九時から、俵田体育館で受け付けのリハーサルを行い、届け出順位の決定や書類審査の手順を確認しながら、本番に備えた。


 立候補の受け付けリハーサルを行う市職員ら(14日午前10時15分、俵田体育館で)

宇部小野田植木造園業組合がミニ花壇コンクールの参加者募集

 宇部小野田植木造園業組合(沖田明久組合長)は、二十九日から五月六日まで琴芝街区公園で開く「わくわく緑化フェア-宇部市緑化祭」で、初のミニ花壇コンクールを実施する。五十周年記念事業の一環で、市民参加型イベントを通じて、さらなる緑化意識の高揚を図っていく。市緑化運動推進委員会共催、宇部日報社後援。
 同コンクールでは、一・五メートル四方の花壇を二十枠用意。個人、家族、団体(三人まで)の参加者を募り、二十九日午前十時から午後三時までに、自由なレイアウトで飾ってもらう。
 申し込み、問い合わせは利休造園(電話33-0871、ファクス33-1071)まで。締め切りは二十五日午後六時。

西吉部の「陽だまりの里」、30日に完成披露

 八角錐(すい)の黄色いテントに、木材を加工した手作り遊具が並ぶ。宇部市西吉部に建設されている「陽(ひ)だまりの里」の顔だ。山陽小野田市の獣医師、川崎正之さん(73)が「障害者たちの憩いと交流の場になれば」と開設準備を進めている。三十日午前十一時から完成披露がある。
 今富ダムの上流、有帆川水系今富川が近くを流れる静かな里周辺は、五百本のソメイヨシノとシダレザクラが咲き、六月中旬はショウブ、秋は紅葉が楽しめる。開設後は土曜・日曜を中心に、チェーンソーによる木彫りや色ガラスの破片を使った工芸、農作業体験、農産物の販売などを、ボランティアの応援を受けながら順次手掛けていく考え。「収益金を障害者の支援に役立てたい」と話している。


 施設の象徴的なテントと川崎さん(西吉部で)

山陽小野田市が企業ガイドブック作製

 山陽小野田市は、市内企業の製品や技術を紹介する企業ガイドブックを作製した。独自技術やノウハウなども掲載しており、市内外に発信することで、新たなビジネスチャンスの創出や事業所間のネットワーク形成に役立てたいとしている。
 A4判八十四ページで、千部を印刷。掲載企業はもちろん、高校、金融機関にも届け、他市からの視察を受け入れた際の資料として提供する。読みたい人は市商工労働課(電話82-1156)へ。


 完成した企業ガイドブック

2007年4月13日

春の花壇コンクール、5団体・個人が“宇部一”

 “宇部一”の花壇に東岐波の花園自治会など五団体・個人が決まった。春の花壇コンクール本審査は、十一、十二の両日行われ、市緑化運動推進委員会(会長・藤田忠夫市長)のメンバー九人が、予備審査を通過した三十九団体・個人の花壇を入念にチェックした。最優秀賞は花園自治会(花壇部門・地域団体)が三回目の受賞となったほか、岬小(同・学校、三回目)、船木小(同、初)、國司久良さん(モデル部門・東岐波花園、五回目)、江本直彦さん(フラワーガーデニング部門・大小路、二回目)が選ばれた。
 船木小(三好ちづゑ校長、二百八十四人)は初めての参加で、最優秀賞に輝いた。委員の宇都宮詩織さん(六年)は「最優秀賞と聞き、苦労して育てたかいがあった」と話した。


 最優秀賞の花壇をつくった園芸委員の児童ら(船木小で)

小野スポーツ広場にこいのぼり23匹

 小野っ子の健やかな成長を願い、国道490号に面した小野スポーツ広場に十二日、こいのぼりが掲揚された。澄み渡った青空の下、散り始めのサクラと見事なコントラストを描きながら泳いでいる。
 小野ふれあいセンター(中野広志館長)がセンターだより「あけぼの」を通じて募集。最長八メートルの大小二十三匹のこいのぼりが、地域住民から寄贈された。五月中旬まで掲揚され、子供たちの登下校の姿を見守る。


 こいのぼりを見上げる子供たち(小野スポーツ広場前で)

マイバッグ運動がチーム・マイナス6%の注目事例に

 宇部日報社が宇部市地球温暖化対策ネットワークと二〇〇六年度に展開した「スタイリッシュなマイバッグ運動の普及促進事業」が、環境省のチーム・マイナス6%事務局から注目事例の一つに選ばれた。
 マイバッグ運動は、レジ袋の削減を目指した事業で、市民にマイバッグ利用を宣言してもらう「目指せマイバッグ党1000人運動!」のほか、手作りマイバッグ教室、マイバッグコンテストなどを行った。
 チーム・マイナス6%事務局は「メディアがNPOの活動を単なる『ニュースの話題、番組の題材』として発信するだけではなく、地球温暖化問題という社会的課題と、課題解決に向けて担うべき役割を十分に認識し、対等なパートナーとして協働するというスタンスを持ったことが、大きな効果を生み出し、さらには事業終了後も連携が継続することに結びついた」と講評している。

29日に寝太郎まつり

「寝太郎まつり」は、29日午前11時半からJR厚狭駅前と駅前商店街で開かれる。寝太郎音頭の総踊りや各種バザーなど、多彩なイベントが繰り広げられる。同実行委員会、山陽商工会議所主催。
 一九八三年に始まった毎年の恒例行事。駅前のメーンステージから商店街東方五百メートルを歩行者天国として実施。午前十一時半に、マスコットの寝太郎くんや円応寺の大権現を載せた宝船と子ども会など二百人の行列が鴨橋を出発し、駅前までを練り歩く。そのほかにフリーマーケット、福引大会、もちつき体験もある。問い合わせは、同商工会議所(電話73-2525)へ。


 昨年の寝太郎まつり

2007年4月12日

潮風受けハマダイコンの花 群生

 宇部市東岐波丸尾で、群生したハマダイコンが指先ほどの紫色が交じった白い花を咲かせている。ハマダイコンはナタネ科の植物で、塩分が強い土壌でも育つため、海岸線を中心によく見られる。
 元常盤公園熱帯植物館副館長の末広雄次さんによると、ハマダイコンは一般的に栽培される大根と違い、繊維が多くて食用には向かないという。


 群生したハマダイコンの花(東岐波丸尾で)

宇部高の姉妹校、ニ市コタラ高から訪問団33人

 宇部高(藤原泰紀校長、八百八十二人)の姉妹校、豪州ニューカッスル市のコタラハイスクール訪問団(三十三人)を歓迎する会が十一日、宇部全日空ホテルであった。生徒の家族を中心とするホストファミリーなど百二十三人が集まり、姉妹校提携以来最大規模の訪問団との交流を楽しんだ。一行は十六日まで市内に滞在し、授業などに参加する。
 この日は、藤原校長が英語で歓迎のあいさつ。続いて、ホストファミリーの紹介があり、コタラ校の生徒一人ひとりを、宇部高生がステージに迎えに出て握手。乾杯してバイキング形式の祝宴が始まると、身ぶり手ぶりを交えた英語や日本語が飛び交い、楽しそうな笑い声が響いていた。


 笑顔で乾杯する両校の生徒たち(宇部全日空ホテルで)

市役所窓口の夜間延長利用、1年間に1672件

 宇部市はこのほど、昨年三月から毎週木曜日に実施している窓口業務の夜間延長の利用実績をまとめた。今年二月末までの一年間に対象四課(市民、保険年金、こども福祉、税制=現市民税)で受け付け・処理したのは計千六百七十二件。うち約七割が住民票や印鑑証明書など市民課関係だった。市民生活部によると、日中は仕事で来庁できない人、若い世代の利用が目立ったという。
 夜間延長は、女性の社会進出支援、多様化した生活スタイルへの対応など「市民サービスの向上」を目指して、二〇〇六年三月九日から、祝日を除く毎週木曜日にスタート。一部職員が時差出勤して、午後五時十五分の閉庁後も七時まで窓口業務を行っている。

まつば園がクンシランの販売開始

 山陽小野田市の知的障害者通所授産施設まつば園(板垣洋一施設長、定員三十五人)は、観葉植物のクンシランを育て、園芸愛好者に販売する。リース事業も手掛けているが、宇部市内の企業の支援を受けて収益事業を拡大し、障害者自立支援法による利用者負担の軽減に役立てる。
 同園は、三株(陶製鉢)で二千五百円、二株(プラスチック鉢)で千五百円、一株で八百円で販売している。二十八日に開く開園記念祭でも売り出すが、当日は先着三十人まで無料でプレゼントする。問い合わせは、同園(電話83-2059)へ。


 利用者の収入増にと、セントラルサービスが無償提供したクンシラン(まつば園で)

2007年4月11日

フィンランドの留学生、歓迎パーティーで学生と交流

 短期交換留学で来日したフィンランドの女子医学生二人が、山口大医学部で研修している。十日夜はキャンパス内にある霜仁会館で、学生ら約三十人が出席して歓迎パーティーを開いた。
 約一カ月間の留学をしているのはヘルシンキ大医学部医学科のマリアンナ・リエッケネンさん(25)とクセニア・セバスティアノバさん(25)。山大医学部の英会話サークルESS(山本紗織部長、二十五人)がコーディネートし、国際医学生連盟日本支部を通じて招待した。二人は四月下旬までホームステイしながら、小児科、消化器内科、循環器内科、麻酔科などで研修する。


 リエッケネンさん(左から2人目)、セバスティアノバさん(同3人目)を囲んで歓談するESS部員(霜仁会館で)

記念会館で「ALWAYS 続・三丁目の夕日」ロケ

 大ヒット映画の続編となる「ALWAYS 続・三丁目の夕日」のロケが十日、宇部市の記念会館で行われた。同会館を映画の舞台となる昭和三十年代の映画館に見立て、千二百人の応募者から選ばれた市民エキストラ三百七十人が、客役として撮影に臨んだ。
 撮影は、多くの客が映画館に入るシーンと、堀北真希演じる星野六子が友達と映画館を出るシーン。同会館の選定理由について「当時の雰囲気のままで、しっかりとした造りが良かった」と山崎貴監督。撮影を終え「イメージ通り、当時の風景が再現できた」と満足した様子だった。十一月三日に全国一斉公開される。


 撮影に臨むエキストラたちと(記念会館で)

インタビューに応じる山崎監督(記念会館で)

脳卒中患者友の会「虹の橋の会」が入会者募集

 宇部市シルバーふれあいセンターを拠点に活動している脳卒中患者友の会「虹の橋の会」(藏重巌会長、十七人)が、会のPRポスターを手作りし、通院中の病院や福祉施設に配って、入会者を募っている。
 同会は市内在住で、脳出血・脳梗塞(こうそく)・くも膜下出血など脳血管障害の後遺症がある人を対象として一九九一年九月、十一人で発足。機能訓練や各種行事を通して会員同士が情報交換し、親交を深めている。
 藏重会長は「ラジオ体操で体を動かすほか、花見、ピクニックなどのイベントで、カラオケやビンゴゲームを楽しんでいる。ぜひ仲間入りを」と呼び掛けている。同会についての問い合わせは、市高齢福祉課(電話22-4374)へ。


 PRポスターを手にする虹の橋の会のメンバー(市シルバーふれあいセンターで)

小野田防犯ボランティア協始動が放置自転車視察

 小野田地区の子供見守り隊など十三の自主防犯組織で構成する小野田防犯ボランティア協議会(白石正雄会長)が十日、初活動として、JR小野田線沿線の各駅の放置自転車を視察した。
 放置された自転車の山を見た会員たちは、撤去に向けた対策を打ちたいという意見で一致。次回までに、警察、市、JRの三者が、持ち主に撤去を警告する札か看板の製作に向けて話し合いを進める。早く出来上がった場合は、来月の活動日に取り付ける。


 放置自転車の現状を視察する会員たち(JR雀田駅で)

2007年4月10日

湖水ホールで手づくり作華展

 趣味の手工芸家たちが一堂に集ったチャリティー手づくり作華展が十日、宇部市のときわ湖水ホールで始まり、洗練された作品が人気を集めている。十四日まで。
 カズラ工芸などを手掛けている井田タカ子さん(草江)が中心になり、一九九五年から町おこしを目的として開催している。テーマ作品は、井田さんと河村寿子さん(厚南、寿子クレイフラワー主宰)の夢をモチーフにしたコラボレーション。桜から山野草まですべて手作りで、精巧な美しさが見る人を驚かせている。


 テーマ作品を鑑賞する来場者(10日午前10時すぎ、ときわ湖水ホールで)

次は市議選 15日告示、22日投・開票

 第十六回統一地方選挙の第二ラウンド、宇部市議会議員選挙(定数三十二)が十五日に告示される。十日までに出馬を表明しているのは、現職二十九人、新人十人の計三十九人。旧楠町との合併後初の市議選で、激戦が予想される。市内四百十カ所のポスター掲示場は九、十日に、県議選から市議選仕様へ切り替え。入場券も九日から発送を開始した。投・開票は二十二日。


 ポスター掲示場も市議選用に衣替え(新天町1丁目の真締川公園で)

5月3-5日、黄金週間に新川市まつり

 宇部市の黄金週間を彩る「新川市まつり」は、五月三-五日、常盤通りと平和通り、周辺の商店街を会場に行われる。今年も五日の「うべキツネの嫁入り行列」をメーンに、「黄金伝説inうべ18」では、よさこいフェスタを実施。恒例の「馬替え」は大抽選会として昨年に続き、投票形式となる。同実行委員会(徳原幹男委員長)主催。問い合わせは、宇部商工会議所内の実行委員会事務局(電話31-0251)へ。
 同まつりは一七九八年ごろ、新川(現・真締川)の掘削開通のお礼と村の鎮守のため、中津瀬神社を祭り、海産物と農産物の交換市が生じたことが起源といわれている。


 「新川市まつり」のポスター

小野田市民病院でマタニティーヨガ教室

 山陽小野田市の小野田市民病院(瀧原博史院長)は、出産準備教育として注目されているマタニティーヨガ教室を始めた。同院はもちろん、他院に通院している妊婦にも開放し、心と体の健康づくりの場を提供する。公立病院では珍しい。
 講師は、宇部、山陽小野田市内でエアロビクスやマタニティーフィットネスを指導しているインストラクターの柳井裕子さん。教室は毎週金曜日の午前十時から一時間程度。対象は妊娠十四週以降の妊婦(医師と相談の上)。同院では「助産師も参加し、安全も確保している。他院の妊婦さんも気軽に来て」と呼び掛ける。問い合わせは同院産婦人科外来(電話83-2355)へ。


 柳井さんの指導で心と体をほぐす参加者(小野田市民病院で)

2007年4月 9日

宇部市内の小・中学校で入学式

 よく晴れ、桜が咲き誇る宇部市内で九日、小・中学生が入学。午前中は小学校の式が一斉にあり、新入学児が真新しいランドセルを背負い、正装して初登校し、お父さんやお母さんと一緒に、念願の一年生になれたのを喜んだ。午後からは中学校で式が行われる。
 琴芝小(大坪憲一校長)には八十人が入学した。式は午前十時半から始まり、六年生が持つ花のアーチをくぐって一年生が入場。六年生全員で「一年生になったら」を歌って祝福した。


 行儀よく校長の話を聞く1年生たち(9日午前10時45分、琴芝小で)

藤山さくらまつりで宝さがしなど満喫

 花見日和となった八日、常盤公園や宇部護国神社など宇部市内の名所には大勢の市民が繰り出し、満開になったサクラの下で弁当を広げたり、バーベキューを楽しんだりする姿が見られた。
 岩鼻公園では、藤山YY会(名和田敏子会長、三十一人)主催の藤山さくらまつりが開かれ、訪れた人が宝探しやフリーマーケットを楽しんだ。


 満開のサクラの下で宝探しに夢中の参加者(岩鼻公園で)

県議選宇部市区、久保田さん3期連続トップ当選

 第十六回統一地方選挙前半戦の県議選は八日、投・開票され、今後四年間、県民を代表して自治を担う新議員が決まった。旧楠町との合併後初の県議選となった宇部市区(定数六)は、最後まで票の読めない混戦を展開したが、久保田后子さん(52)=無所属現、連合山口推薦=が無党派層の大きな支持を得て、三期連続のトップ当選を果たした。二位は、九期県議を務めた父和夫さんの地盤を引き継いだ二木健治さん(51)=自民新=。投票率は、過去最低となった前回をさらに下回る52.91%となった。
 そのほかの当選者は、得票順に、三期目の小泉利治さん(55)=公明現=、六期目の佐々木明美さん(60)=社民現、連合山口推薦=、二期目の岡村精二さん(53)=自民現=、三期目の藤本一規さん(42)=共産現=。


 支持者の万歳に囲まれて満面笑みの久保田さん(下片倉自治会館で)

県議選山陽小野田市区、竹本さんトップで4選

 県議選山陽小野田市区(定数二)は八日に即日開票され、竹本貞夫さん(69)=自民現、西高泊=がトップ当選で四選を果たした。新藤精二さん(72)=無所属新、吉部田=は、中嶋光雄さん(60)=無所属新、厚狭=を振り切り、五百七十五票差で二位。投票率は55.62%(小野田51.69%、山陽63.43%)。合併前の旧市町時代の県議選を下回った。
 新人三人に追われる形となった竹本さんは、自民党の公認、四十を超える各種団体の推薦を受け、小野田地区の票を固めながら上積みに力を入れた。市議時代も含め、議員生活四十年の実績と地域振興、活動の中で培った人脈を強調し、現職同士の一騎打ちとなった前々回(一九九九年)並みの得票数を確保した。二位に四千票の差を付けての大勝は「期待の表れ」とし、“信任投票”に決意を新たにした。


 支持者と共に万歳する竹本さん(中川の選挙事務所で)

2007年4月 7日

海の恵み堪能

 豊漁を祈願する「十日蛭子(えびす)」にちなんだ県漁協宇部岬支店(上村昭義運営委員長)の宇部岬漁業祭が7日、同支店前広場で開かれた。生きのいい鮮魚が格安で販売されるなど、磯の香りに包まれた会場は、朝早くから多くの市民でにぎわった。
 市民への感謝と魚食のPRを兼ね、婦人部と青壮年部が中心となって毎年開催。午前8時の開始にもかかわらず、7時には人が集まり始めた。お目当ては卸値特売となる鮮魚。1キロ1000円前後で、カレイ、メバルなどが次々と売れた。
 5時から準備したアサリ汁は、マテガイ、白ミルガイの焼き貝と共に無料サービス。大鍋で作った700人分が1時間半ほどでなくなる好評ぶりだった。特製たこめしなど、女性部による水産加工品の販売も人気を集めた。


 アサリ汁を求める市民ら(7日午前8時半ごろ、県漁協宇部岬支店で)

看護職への第一歩

 厚狭准看護学院(久保宏史学院長)の第四十八回入学式は五日、同学院で開かれ、二十三人が看護の道のスタートラインに立った。
 久保学院長は「二年間、しっかりと励み、他人を思いやり、苦しみをいたわる心、倫理観も養ってほしい。苦境にめげず、初志貫徹することを期待する」と激励した。
 新入生は十八-三十六歳の男性四人、女性十九人。二年間で、千八百九十時間の基礎学習と臨床実習を受ける。

2007年4月 6日

サクラ満開

 常盤公園のサクラ3500本が満開になっている。6日の朝は湖の周囲を散歩する人たちが、時折立ち止まりながら花に見入っていた。同園管理事務所によると、今年は暖冬の影響で例年よりも2日程度開花が早かった。花見は、この土日にピークを迎える見込み。


 満開のサクラの下で遊ぶ家族連れ(6日午前10時半、野外彫刻広場で)

屋上・壁面緑化に補助金、今年度から市が交付制度

 宇部市は今年度から、屋上・壁面緑化事業補助金交付制度をスタートさせた。建築物の屋上に芝生などを植え、その断熱効果が省エネルギーにつながる試みとして注目される。県内では下関市が二〇〇五年度から導入している。
 金額は、事業に要した費用の二分の一相当額(最低額は五千円、上限額は二十万円)。今年度は四十万円を予算計上している。申請は六月二十九日まで。多数の場合は抽選となる。申し込みは市公園緑地課(電話34-8474)へ。

5月19日植樹祭、里親・ミニ花壇コン参加者募集

 NPO法人・共生のエートス(秋本貞光理事長)は、真締川ダムの試験湛水(たんすい)開始やダム湖の愛称決定を記念した植樹祭を、五月十九日に川上男山地先で開く。全国でも初となるダム堤体のり面を活用した薬樹園づくりの一環で、昨年に続く第二弾。植樹祭ではコブシ二十本を、里親の名と記念する内容を記した銘板と共に植える。宇部・小野田植木造園業組合(沖田明久会長)はこれに協賛し、ミニ花壇コンクールを開催。
 里親とミニ花壇コンクールは、いずれも二十組を募集する。締め切りは三十日。応募要綱は次の通り。
 【里親】樹木・銘板の代金として一本につき八千円が必要。はがきに名前と記念する内容、連絡先を明記して、大木芳樹園(〒755-0091宇部市上宇部二四四一-四)へ。
 【花壇】参加無料。植栽に必要な道具や装飾用品などは各自で準備。はがきにチーム名、代表者名、人数、連絡先を明記して、沖田庭園(〒759-0206宇部市東須恵二九五七)へ。

22日、ノーベル物理学賞の小柴さん招きセミナー

 宇部青年会議所(栗原和実理事長)はノーベル物理学賞を受けた東京大名誉教授の小柴昌俊さんを講師に招き、二十二日午後一時半から山口大医学部講義室で「明日の宇部を考えるセミナー」を開く。講演テーマは「やれば、できる」。
 入場は無料だが、ファクスかEメールでの予約(代表者名、参加人数、連絡先電話番号)が必要。定員(二百五十人)になり次第締め切る。申し込み、問い合わせは同会議所事務局(電話33-2838、ファクス33-7735、Eメールmail@ubejc.com)へ。
 小柴さんは一九二六年、愛知県生まれ。世界で初めて超新星爆発からのニュートリノの観測に成功し、ニュートリノ天文学を切り開くなど、素粒子物理学分野で常に世界の最先端を歩み続けてきた。二〇〇二年にノーベル物理学賞を受賞。

山陽小野田市が市民活動ガイドブック作成

 山陽小野田市は、市民本位のまちづくりを推進するため、NPO法人やボランティア団体の活動内容や連絡先などのデータをまとめた市民活動ガイドを作った。公共施設で閲覧できるように六十部を印刷、配布した。
 市民活動推進課では「各種団体の総会が終了する六月に再度照会し、情報を提供してもらい、夏をめどに更新したい。情報提供は随時受け付ける」と話した。冊子は同課のほか、教育委員会社会教育課、同体育振興課、小野田と山陽の市民病院、山陽総合事務所、南支所、埴生支所、公園通出張所、保健センター、小野田保健センター、市内の十一公民館、津布田会館、中央と厚狭の図書館、きらら交流館、中央福祉センター、高千帆福祉会館、山陽総合福祉センターにある。


 市民活動ガイドブック

2007年4月 5日

阿知須の古谷さんがチューリップで鮮やか関門大橋

 山口市阿知須浜表(サンパークあじす東側)にチューリップで描かれた関門大橋が登場し、道行く人の目を楽しませている。見ごろはあと四、五日間。
 製作したのは近くに住む農業、古谷一成さん(70)、信子さん(66)夫妻。昨年十一月に約四千個の球根を植えた。橋脚は紫色、つり橋のロープは黄色の花で構成。白い花は、海峡に浮かぶ船や雲をイメージしている。信子さんは「毎年、楽しみに見に来てくれる人がいるので、頑張って育てている」と、春本番を感じさせるアート作品に目を細めた。


 チューリップで描かれた関門大橋を紹介する古谷さん夫妻(阿知須の浜表で)

期日前投票の出足好調

 県議選(八日投・開票)では初めての導入となる期日前投票の出足が、四日間で約二千五百人と好調だ。これまでの不在者投票より手続きが簡単になったこともあり、市選管は「毎日が投票日」とアピールしている。
 市選管のまとめによると今回は、三月三十一日が三百八十九人、一日が五百五十六人、二日が七百四十六人、三日が七百八十七人の合計二千四百七十八人で、全有権者に占める割合は1.72%となっている。前回県議選の不在者投票は同期間で千四百八十二人(1.09%)だった。今回は千人近く上回っている。


 期日前投票をする有権者(市役所で)

パルセンター宇部とサンライフ宇部、4月から月曜日も開館

 宇部市内の勤労者向け総合福祉施設、パルセンター宇部(藤曲)とサンライフ宇部(神原町一丁目)が四月から、これまで休館日だった月曜日も利用できるようになった。指定管理者制度で、今年度から管理委託を受けた市体育協会が踏み切った。両施設とも夜間を中心に“満員御礼”の状態が続いているだけに、開館日の増加は利用者に喜ばれそうだ。
 いずれも勤労者の福祉向上、交流拡大などを目的とした有料施設。パルセンターには二つの研修室、サークル・カラオケルーム、体育館、サンライフには職業講習室、研修室、体育館、トレーニング室などがある。特に体育館は連日、バドミントン、卓球、インディアカなどの愛好グループが汗を流しており、予約は二カ月前の受け付け開始と同時に埋まっていく。


 市体協が管理するようになったパルセンター宇部

サンライフ宇部

ガラス作家の西川さんが新サントリー美術館のロゴマーク制作

 山陽小野田市焼野海岸で「M.M Glass Studio」を主宰するガラス作家、西川慎さん(35)が、三月三十日に東京・六本木にオープンした新サントリー美術館のロゴマーク「み」をガラス作品で仕上げた。ガラスコレクションでは国内最高峰とされる同館の“顔”になる。
 ロゴマークは、漢字の「美」から変化した平仮名の「み」をモチーフにしており、日本独特の仮名文字に現代のデザイン性を加味。大きさは約八十センチ四方で、奥行きは二十センチ。重さは百五十キロ。背部に約千個のLED(発光ダイオード)が仕込まれており、美術館の受付で光を放つ。
 西川さんは「名誉な仕事をいただき、自信になった。機会があれば、ぜひ見てほしい」と話した。


 美術館エントランスに掲げられたガラスのロゴマーク

作者の西川さん

2007年4月 4日

宇部高専で入学式

 入学シーズンのトップを切って、宇部高専(幡中憲治校長)の本科と専攻科の入学式が四日、同校であり、合わせて二百四十人が学園生活のスタートを切った。満開になったサクラも、新入生の門出を祝った。入学したのは、本科が編入学生を含め二百十三人、専攻科が二十七人。インドネシアからの女子留学生も物質工学科三年に編入した。
 市内の公立小・中・高校の入学式は、九日に一斉に行われる。私立は慶進中が七日、同高と宇部鴻城高が九日。宇部フロンティア大付属中、同香川高は十日に実施する。


 新入生を代表して宣誓する藤永君(4日午前10時50分ごろ、宇部高専体育館で)

ささい放射線科がマンモグラフィー乳がん検診開始、診療所で市内初

 宇部市東小羽山町四丁目のささい放射線科(佐々井一彦院長)は、四月から乳がん検診用のX線撮影装置マンモグラフィーによる診断を始めた。診療所での実施は市内で初めてで、県内でも珍しい。佐々井院長は「女性の部位別がんで最も多いのが乳がん。気軽に立ち寄り、相談、受診してほしい」と呼び掛けている。
 検査予約は原則不要。問い合わせは、同放射線科(電話22-0331)まで。


 乳がん検診用のマンモグラフィーと佐々井院長(ささい放射線科で)

西村・県副知事が抱負

 二日に県の副知事に就任した西村亘さん(60)が三日、宇部日報社を訪れ「毎日、西岐波から県庁に通っており、綿屋滋二前副知事に続き宇部人の副知事となった。地元宇部市や山陽小野田市の発展に役立つことに取り組みたい」と抱負を語った。
 西村副知事は明治大大学院から県庁入り。財政課長、商工労働部参事、企画振興部次長、総合政策局長を経て、二〇〇四年十月から総務部長を務めてきた。


 エネルギッシュに就任の抱負を語る西村副知事(宇部日報社で)

県議選、後半戦に突入

 県議選山陽小野田市区(定数二)は九日間の選挙戦を折り返し、いよいよラストスパート。各陣営の「お願いコール」も次第に熱を帯び、八日の審判(投・開票)に向けて、総決起大会や個人演説会を相次いで開く。
 三月三十一日から本庁など三カ所で始まった期日前投票は、三日までに八百九十四人が投票した。

2007年4月 3日

渡辺翁記念公園が日本の歴史公園百選に

 宇部市の渡辺翁記念公園が、日本の歴史公園百選に選ばれた。同記念公園は、渡辺祐策翁の銅像や隣接する国の重要文化財・記念会館が地域の貴重な財産であり、市民に親しまれているとして評価された。
 同記念公園は、沖ノ山炭鉱(宇部興産の前身)の創業者で、宇部発展の父として知られる渡辺翁の没後、関係各社が記念会館を含めて整備し、市に寄贈した。会館は三七年の完成で今年が開館七十年の節目。二〇〇五年に重文指定を受けた。


 日本の歴史公園百選に選ばれた渡辺翁記念公園

開票作業効率アップへ

 県議選の投・開票(八日)が迫る中、宇部市選挙管理委員会は、開票作業の効率化に向けた独自の工夫を考案。正確で迅速な開票作業の準備に余念がない。
 この統一地方選で、開票作業を迅速化させようという動きが全国で広がっている。俵田体育館での開票作業に使われる卓球台に、市内六十二カ所の投票所から投票箱が届けられるが、今回はこれまでの各投票所の実績に基づき、十八台の卓球台に、ほぼ同数の票数になるよう投票箱を配置する。さらに各投票所での開票速報の定時報告を、電話から携帯メールでの送信に変更。これにより市役所本部に待機する臨時職員を十人削減できるという。
 八日午後九時までには最も遠い吉部の荒滝集会所からの投票箱も届く見込みで、同九時半から開票を開始。同十一時半までには確定する予定という。


 準備に追われる市選管の職員ら(市役所で)

「川柳せめんだる」が500号

 山陽小野田市の川柳グループ「小野田世面多留川柳会」(原田純昌会長)の定期発行誌「川柳せめんだる」が、三月号で通算五百号を迎えた。
 同会は一九六五年、国広半休門さんの提唱で「小野田川柳同好会」として発足。初代会長は竹本素空さん。大きな節目を迎え、原田会長(75)は「感無量に尽きる。歴代会長が全国に広め、参加してくれる皆さんのおかげで続いている。ジュニアを奨励するなど、今後も底辺拡大に取り組んでいきたい」と話した。


 「川柳せめんだる」500号と原田会長

2007年4月 2日

フレッシュマン始動、緊張の入所・入社式

 町が桜色に染まる中、すがすがしい新年度が始まった。宇部市内でも二日、官公庁の入所式や多くの企業の入社式が行われ、フレッシュマンたちが期待と抱負を抱いて、社会人としての第一歩を踏み出した。
 宇部市役所の入所式には三役や各部長らが出席し、藤田忠夫市長が、仲間入りする八人に辞令を手渡した。新規採用職員を代表し、資産税課に配属される正司邦雄さん(26)は「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行することを誓います」と宣誓した。


 藤田市長から辞令を受け取る正司さん(2日午前9時45分、市役所で)

常盤公園さくらまつりに8000人

 常盤公園さくらまつり(同実行委員会主催)が一日、同園の市野外彫刻美術館を主会場に開かれた。
 時折、小雨のぱらつくあいにくの天気だったが、約八千人(主催者発表)の家族連れやカップルが詰め掛け、多彩なステージを楽しんだり、咲き始めたサクラの下で弁当を広げたりした。園内の約三千五百本のサクラは五分咲き。見ごろは今週半ばになりそう。


 迫力あるステージで会場を沸かせる長州南蛮連の踊り(常盤公園で)

交通事故多発警報発令

 交通安全県対策協議会(会長・二井関成知事)は二日、交通事故多発警報を発令した。三月二十二日から三十一日までの十日間に宇部市二件、山陽小野田市一件を含む七件八人の交通死亡事故が発生したのに伴う措置で、全県警報は昨年十一月六日以来約五カ月ぶり。
 県地域安心・安全推進室によると、死亡事故の特徴は高齢ドライバーによるものが四件五人、木曜から土曜の週の後半に五件六人が犠牲となっている。
 県内の一日現在の人身事故は発生二千百九十五件、死者三十一人、負傷者二千六百八十九人。前年同日比で発生は七十三件、負傷者は四十三人少ないものの、死者は十人多くなっている。

山陽小野田市、辞令交付式

 山陽小野田市の人事異動(一日付)に伴う辞令交付式は、二日午前十時から市役所であり、課長級以上の四十六人、新規採用職員八人が白井博文市長から辞令を受け取り、気持ちも新たに公務を開始した。
 辞令交付は部長級からあり、昇格、転任、公益法人への派遣の職員が辞令を手にした。前年度はゼロだった新規採用職員は二十人。代表して梅野貴裕さんが宣誓文を朗読した。市長部局以外は病院局などで辞令を受けた。課長補佐級から係員までの辞令は各部署の所属長から交付された。この後、教育委員会事務局の辞令交付もあった。


 宣誓する新規採用職員(2日午前10時40分、市役所で)