2007年2月28日

宇部空港滑走路で不審者対応訓練

 山口宇部空港で二十七日、関係者約六十人が参加して、制限区域内に侵入した不審者に対応する訓練があり、滑走路周辺で犯人役の車両とパトカーがカーチェイスを繰り広げた。
 午後一時に、制限区域内に二人の不審者が乗った車両が進入し、空港職員が一一〇番して訓練開始。警ら中の宇部署のパトカー二台が七分で到着し、滑走路を横断して逃げ回る車をはさみ打ちにした。同空港の関係者は「万が一のときには、迅速、適切な対応で、空港利用者と航空機の安全を確保したい」と話した。


 不審者役の男性をさす股で捕まえる警察官(山口宇部空港で)

真締川公園に彫刻移設

 二〇〇五年の第二十一回現代日本彫刻展で実物大制作された神山明さん(54)=神奈川県横浜市旭区=の「この世界のかたち」が、山口大医学部付属病院横の真締川公園に設置された。
 神山さんは東海大教養学部芸術学科教授。水に強い南米産のイペと呼ばれる木材を使い、円形のテーブルに小都市を再現。周りにはテーブルの上に広がる風景を見てもらおうと、いすも設置。今夏には第二十二回展の作品設置が始まるため、同会場に残されている八点と共に移設されることになった。神山さんは「移設場所は河畔の理想的な場所。これまでは彫刻を見に来るという鑑賞者だけだったが、これからはより多くの市民に楽しんでもらえそう」と話した。
 野外彫刻美術館に残る八作品も、三月から四月にかけて真締川公園や医学部周辺に移設される。


 移設作業をする神山さん(右、真締川公園で)

県小野湖ボートクラブが2000メートルのボートコース設定

 県小野湖ボートクラブ(山本百合夫会長)はこのほど、小野湖に二千メートルのコース「小野湖ボートコース」を設定し、小野花香に「アクトビレッジおの」が開設する来年春以降の大会誘致やボート教室の開催に向けて、PR活動を開始した。ボート競技を振興し「元気な県づくりに寄与したい」と関係者は張り切っている。


 小野湖ボートコースの位置図

山陽小野田市議会開会

 二月定例山陽小野田市議会は二十八日開会し、白井博文市長は二〇〇七年度当初予算案の上程に当たり、施政方針を述べた。破綻(はたん)寸前の財政危機を乗り切り、第二の夕張を回避するための「がけっ縁予算」を強調。改革断行により、市民サービスの低下、負担増など“痛み”を伴うが「耐え忍び続けた後に訪れる曙(あけぼの)の時代を信じて、全身全霊でまちづくりにまい進したい」と決意を表明し、理解と協力を求めた。


 施政方針を述べる白井市長(28日午前11時20分、市役所で)

2007年2月27日

船木小で環境学習会

 船木小(三好ちづゑ校長)の環境学習会は二十六日、同小体育館であり、二年生六十一人が地球温暖化の問題を学んだり、広告チラシを使った秘密基地作りを楽しんだりした。県内各地で環境学習に取り組んでいる環境まなび研究所(曽我邦雄代表、十人)の三人が講師を務め、身近でできる環境に優しい取り組みを教えた。


 地球温暖化防止について学ぶ児童(船木小で)

3月12日、真締川ダム湛水式

 真締川ダムの湛水(たんすい)式が、三月十二日に宇部市川上男山地先の現地で行われる。これから二年間かけてサーチャージ水位(最高水位)まで水をため、水漏れがないかなど、ダムとしての機能を最終的に確認する。
 県と宇部市、NPO法人・共生のエートスは、ダム湖の愛称を募集している。応募は一人三点まで。最優秀賞に選ばれた人に地元の特産品を贈る(複数の場合は抽選)。応募は、はがきかファクスで、ダム湖の愛称と読み仮名、愛称を付けた理由、応募者の氏名、住所、電話番号を明記して、県宇部土木建築事務所ダム建設課(〒755-0033宇部市琴芝町1-1-50、電話21-7125、ファクス22-5231)へ。問い合わせ先も同じ。締め切りは二十八日(消印有効)

宇部湾岸道路進ちょく率74%、今秋にも暫定利用

 二〇一一年夏の開通を目指す宇部湾岸道路は、二月末現在で、進ちょく率(事業費ベース)が74%となる。東須恵から中川を経由して国道190号に抜ける区間(約三キロ)は、今秋にもバイパス道路として暫定利用を始める予定で、渋滞の緩和が期待される。
 湾岸道路は、厚南から中心街区にかけての国道190号の慢性的な渋滞緩和を目的に、県が一九九四年から総事業費約八百六十億円で実施。山口市と宇部・山陽小野田地域を結ぶ山口宇部小野田連絡道路(全長四十キロ)の一部として、宇部市中央町から東須恵までの四・五キロ区間を結ぶ。標準幅員は約二十メートルの四車線で、当初は暫定二車線の利用。設計速度は時速八十キロ。


 空から見た宇部湾岸道路の整備状況。中央部分が厚東川新橋で、その奥が斜張橋が架かる栄川運河(映像製作会社アドの弘中豊代表撮影)

中学生の海外派遣、財政難で見送り

 山陽小野田市の二〇〇七年度の中学生海外派遣事業が、財政難により見送られる。先に発表された当初予算案に派遣費用が盛り込まれなかったのが理由。選考の場となっていた英語暗唱大会(市国際交流協会主催)も、上位入賞の“副賞”がないため開催しない。市民サービスの低下を余儀なくされる「がけっ縁予算」は青少年の国際交流の機会にも影響してきた。

2007年2月26日

西岐波シーサイドゆっくり走ろう大会に222人

 第二十二回西岐波シーサイドゆっくり走ろう大会は二十五日、床波漁港前を発着点として開かれた。子供から大人まで二百二十二人が出場。地元の白土海水浴場を横目に、古里の道を快走した。西岐波体育振興会(山根茂会長)主催。
 出場者は漁港をスタートすると、自分なりにタイムを競う人、親子や友人同士でジョギングする人などさまざま。若干の肌寒さを感じながらも、海からのさわやかな風を受け、近づく春を体感していた。


 2キロの部で元気よくスタートする子供たち(床波漁港前で)

国公立大の二次試験始まる

 国公立大の二次試験(前期日程)が始まった二十五日、宇部市でも山口大医、工学部で試験があり、受験生が難関に挑んだ。
 工学部は定員三百四十二人に九百五十四人が受験。午前九時開始の理科では、担当者から受験の説明があった後、受験生は緊張した様子で試験開始を待っていた。医学部は定員百二十二人に対し、三百九十九人が受験した。二日目の二十六日は、医学部と教育学部で面接や実技試験があった。
 合格発表は三月八日午前十時。


 緊張した表情で試験開始を待つ受験生(山口大工学部で)

上宇部小で二宮金次郎像の除幕式

 上宇部小(渡邊哲郎校長、七百八十五人)に、幕末の思想家で農村復興を指導した二宮金次郎(後に尊徳)の像が建立され、二十五日、藤田忠夫市長や地元住民ら約百人が出席して除幕式が行われた。
 前の金次郎像が台風で破損したため、同校区有志が昨年七月、再建実行委員会(岡田勝典代表)をつくり、二百万円余を募った。像は東岐波の彫刻家、古谷博さんが手掛けた。像はブロンズ製で高さ約九十五センチ。本館正面玄関前に建てられている。


 新しい像を見上げる子供たち(上宇部小で)

山陽小野田市合併2周年チャリティーゴルフで中島プロと“夢の競演”

 山陽小野田市の合併二周年記念チャリティーゴルフ大会は二十五日、朝陽カントリークラブであり、プロゴルファーの中嶋常幸選手と地元のアマ百六十七人が楽しくラウンドした。中嶋プロの妻が旧小野田市出身という縁があり、大会ホスト役を打診し、花を添えてもらうことになった。
 中嶋プロは「このクラブではよく練習し、先代の田中立治理事長にも親しくしていただいた。大会では楽しい時間を過ごせたし、将来あるジュニアを見れたのがうれしかった。体力、技術、精神力を磨くとともに、運をつくる、つかむ努力をしてほしい」と話した。


 参加者をうならせた中嶋プロのショット(朝陽CCで)

2007年2月24日

護国神社の梅見ごろ

 本格的な春の訪れを思わせる陽気に、各地で梅の花が見ごろを迎えている。宇部護国神社(野村好史宮司)の参道にある梅も満開になった。
 「例年よりも開花は早かった」と野村宮司。開花の時期が遅い紅梅も、つぼみを大きく膨らませており、週明けには紅白の“競演”が楽しめそうだ。


 咲き誇る参道の梅(宇部護国神社で)

宇部ラン愛好会展開催

 宇部ラン愛好会(米澤三彦会長、五十人)の春のラン展は、ときわ湖水ホールで開かれ、会員が手塩にかけて育てたランがあでやかに咲き誇り、来場者はうっとりと見入っている。二十五日まで。
 米澤会長は「今回は暖冬で、花の開花時期が狂い、会期に間に合わないものもあった」と少し残念そう。それでも会場は多彩な色と豊かな香りに包まれ、約四百株が美を競い合っている。


 会場を彩るランの花(ときわ湖水ホールで)

日報書き初め展始まる、全応募1414点展示

 第五十一回宇部日報書き初め展(宇部日報社主催、市教育委員会共催)が、二十四日から文化会館で始まった。応募があった全作品千四百十四点を展示。子供たちのかわいらしい文字や力感あふれる秀作が会場を埋め尽くしている。二十六日まで。


 特別賞の作品を鑑賞する来場者(24日午前10時、文化会館で)

いこいの村江汐売却計画、現地説明会に4社

 山陽小野田市は二十三日、いこいの村江汐の一般競争入札に関する現地説明会を開いた。市内外から四社(個人含む)が参加し、宿泊施設や周辺設備をチェックした。
 いこいの村は、国の行政改革に伴い、市が買い上げ、民間に貸し出した。二〇〇三年度から地元の外食産業パオが事業展開している。スリム化や新たな税収を見込み、市は賃貸借契約が切れる来年三月末以降に売却する方針を打ち出し、土地、建物、備品込みで二億二千三百九十五万円という予定価格を公表した。

2007年2月23日

もうすぐ行楽シーズン、「ときわ丸」が“化粧直し”

 春の行楽シーズンを前に、常盤公園でペンキの塗り替えや遊具の点検作業など、多くの来場者を迎える準備が整いつつある。来月からは春のキャンペーンとして、週末ごとに各種イベントが繰り広げられる。
 動物コーナーの中心、モンキーランドの「ときわ丸」も“化粧直し”。好天の日を選んで、遊園協会の職員がローラーを使ってペンキを塗り替えた。モンキーランド周辺にはたくさんのサクラの木が植えられており、サクラのピンク色に映える鮮やかな船に生まれ変わって、あとは開花を待つばかりとなった。


 ときわ丸のペンキを塗り直す職員(常盤公園で)

宇部市休日・夜間救急診療所の小児科診療時間が4月から平日午後11時まで延長

 宇部市休日・夜間救急診療所の小児科の診療時間が、四月から平日の夜間は午後十一時まで延長される。日曜日・祝日の在宅当番医の診療時間も一時間繰り下げ、午後七時から十時までとなる。夜間の小児科医療に対する需要の高まりを踏まえた子育て支援の一環。同診療所運営協議会(会長・岩本哲男助役、十四人)が二十二日、市シルバーふれあいセンターであり、方針を決めた。改正条例を三月市議会に上程する。


 会長就任のあいさつをする岩本助役(シルバーふれあいセンターで)

宇部市新年度当初予算案、一般会計588億5000万円

 宇部市は二十三日、二〇〇七年度の当初予算案を発表した。一般会計は前年度当初と比べ八億八千万円(1.5%)増の五百八十八億五千万円。退職手当や選挙経費、民生関係繰り出し金など抑制困難な経費がかさみ、予算規模は実質六年ぶりにプラスに転じる。財政調整基金は八億円取り崩して、年度末の残高は三億八千五百万円にまで減る見込み。実質公債費比率は17.6%で持ちこたえ、地方債許可団体(18%以上)は免れそう。特別会計を含めた総予算は3.7%増の千二百二十九億九千六百十万円。予算案は三月一日開会の定例市議会に提案する。
 〇七年度の予算発表に合わせ、藤田忠夫市長が二十三日朝、市役所で記者会見し「どうしても削れないところがあってプラスになったが、緊縮型の予算には変わりない。投資的経費を圧縮し、産学連携の成果を事業化に結び付ける『地域企業新規事業展開支援事業』など、ソフト面で知恵を絞った」と説明した。


 

厳しい財政状況の中での予算編成を発表する藤田市長(23日午前10時すぎ、市役所で)

金光さんが「防長山野へのいざない」第一集の改訂版出版

 山陽小野田市市民福祉部長の金光康資さん(58)=日本山岳会員=がこのほど、著書「防長山野へのいざない」第一集の改訂版を自費出版した。一九九六年に完売した初版へのリクエストに応え、百五十山を登り直して、内容を加筆・修正した増補版。B5判四百九十八ページ。
「防長山野へのいざない」は、〇五年には、日本自費出版文化賞の地域文化部門で入選するなど、高い評価を得ている。金光さんは「里山の自然や歴史、文化を書き残すのが目的。古里の山を見詰め直す機会になれば」と話した。千五百部を発行し、県内主要書店、県庁刊行物センター、登山用品を取り扱うスポーツ用品店などに置いている。定価は二千三百円(税別)。


 1集改訂版を手にする金光さん

2007年2月22日

陽気に誘われ 潮干狩り

 陽気に誘われ、宇部市西岐波の白土海岸では、干潮を見計らって潮干狩りを楽しむ市民が増えてきた。
 21日夕方は、約80人が潮風に吹かれながらアサリ掘りを楽しんでいた。おじいちゃんに手を引かれてやってきた兄妹は、大きなアサリと上空を滑空する飛行機の両方を楽しみながら、盛んにくま手を動かしていた。


 飛行機を見ながら潮干狩りを楽しむ子供ら(白土海岸で)

県警が「高齢者反射材直接貼付キャンペーン」展開

 今年に入り、県内で多発している交通死亡事故。亡くなった十五人のうち十一人が六十五歳以上の高齢者で、早朝や薄暮時の事故が目立つことから、県警は「高齢者反射材直接貼付(てんぷ)キャンペーン」を展開し、二十二日と二十六日の二日間、各署一斉に街頭活動を行って、反射材の普及と啓発を図る。
 キャンペーンに際しては、宇部交通安全協会(高橋明利会長)の協力を得て、二十二日午後五時からアルク恩田店で、買い物客への反射材の直接張り付けを実施。二十六日午前六時からは常盤公園周辺を同協会の広報車で巡回し、歩行者への張り付け活動を行う。
 高橋敏朗交通官は「暗がりでの反射材の効果は自分が思うよりも大きい。出掛ける時に使いやすいよう、玄関に置くなどしてほしい」と呼び掛けている。


 キャンペーンで配布する反射材(宇部警察署で)

3月1日、一斉に高校卒業式

 宇部市内の高校の卒業式は公・私立八校すべて、三月一日に各校体育館で行われる。
 全体の卒業予定者数は千六百六十七人。式の開始時間は午前十時。

鳥インフル予防対策、市内14ヵ所が消石灰で消毒

 高病原性鳥インフルエンザの発生を予防するため、千羽以上を飼養する養鶏場などで消石灰による消毒作業が、国の事業として行われている。
 県では、消毒の対象を五十羽以上の所までと、厳しく設定。県中部家畜保健衛生所が二十六日まで、消石灰の配布、散布の指導と実施に回っている。宇部市内では十四カ所が該当し、常盤公園などで鳥舎の周りに消石灰がまかれている。
 白須道徳同協会動物課長は「できる限りの対策は常に取っているので、安心して動物たちとの触れ合いを楽しんでほしい」と話している。


 鳥舎の周りに消石灰をまく職員(常盤公園で)

昨年の山陽小野田市内の刑法犯816件

 二〇〇六年に小野田、厚狭の両警察署が認知した山陽小野田市内の刑法犯件数は八百十六件(暫定)で、前年より百十五件増えた。小野田署管内で、自転車盗や万引きなどの窃盗犯が大きく増えたのが原因。ただし、ここ十年間では、一昨年に次いで二番目に少なく、ピークだった二〇〇〇年(千八十七件)から、緩やかながら右肩下がりの線を描いている。
 署別では、小野田が六百十一件で前年より百十九件の増加。窃盗犯が四百三十件と、八十件増えた。そのうち、自転車盗が百四十二件、万引きが七十三件、車上狙いが四十九件。厚狭は二百五件で四件減り、六年連続の減少。


 

2007年2月21日

統一地方選控え、宇部署に取締本部設置

 第十六回統一地方選挙を控え、宇部警察署(長松久雄署長)は二十一日、同署内に事前運動取締本部を設置。全署態勢で不正に目を光らせ、選挙の公正確保に努めていく。宇部市では、県議選が三月三十日に告示、四月八日に投・開票、市議選が四月十五日告示、同二十二日投・開票。第一弾となる県議選は、二十二日に新人一人が出馬を表明する予定で、定数六をめぐり、現職五人と新人三人の争いになるとみられている。
 宇部署では二十一日午前十時、長松署長が刑事第二課の出入り口横に「取締本部」と記された看板を設置。「違反の早期発見と、これに対する措置を迅速適正に行うとともに、買収などの悪質違反に対する捜査を徹底する」と決意を述べた。


 取締本部の看板を取り付ける長松署長(21日午前10時ごろ、宇部警察署で)

3月10日、宇部興産中央病院で乳がん患者の集い開催

 乳がん患者の集い「第一回福田先生と語ろう-乳がんと共に生きていくために」は、三月十日午後零時半から宇部興産中央病院検診センターで開かれる。あけぼの会山口支部(末次真弓支部長)主催。
 入場料は三百円(会員百円)。事前の申し込みは不要。

3月21日まで宗隣寺で涅槃図公開

 宇部市小串台の宗隣寺(山中原浩住職)で「涅槃(ねはん)図」が公開されている。縦は約百九十センチ、横は約百二十センチあり、基本的な畳より一回り大きい立派なもの。釈迦(しゃか)が入滅したとされる二月十五日の涅槃会(ねはんえ)に合わせて毎年本堂に掲げてきたが、三百年以上の歴史を持ち、表装を含めて傷みが激しかったため、今年は修復しての公開となった。
 満月の夜、沙羅双樹(さらそうじゅ)の下に横たわる釈迦の姿と、それを取り囲む多くの仏弟子や動物、虫たちが克明に描かれている。宝永三年(一七〇六年)に寄進されたという記録が残る。公開は三月二十一日まで。


 本堂に掲げられた涅槃図(宗隣寺で)

山陽小野田市新年度予算案、実質1%減255億3600万円

 山陽小野田市は二十一日、二〇〇七年度の当初予算案を発表した。一般会計は二百五十五億三千六百万円で、〇六年度当初予算より千百万円減。人件費の削減や補助金・負担金の見直しなど義務的経費を徹底抑制し、普通建設事業を厳選する改革断行型で編成した。財政破綻(はたん)の手前で踏み止まるものの、市民サービスは一部低下するなど、厳しい「がけっ縁予算」となる。
 予算規模は、職員給10%カットで編成した〇六年度当初予算との比較ではわずかだが、昨年四月に同5%カットに修正した実質当初予算(補正対応)と比較すると、二億六千九百十万円(マイナス1・0%)減。


 

2007年2月20日

宇部商に甲子園準備金

 宇部市高校甲子園出場後援会特別委員会(委員長・前田松敬教育長)は二十日、第七十九回選抜高校野球大会に出場する宇部商に、出場準備金百万円を交付した。
 選抜大会は三十二校が出場して、三月二十三日に阪神甲子園球場で開幕。組み合わせ抽選会は同十五日。市の壮行式は同十六日午後二時から市役所前で行われる。交付式は市役所であり、同校の山根多野眞路校長と野球部の原野博範部長が出席。山根校長は「期待に応えられるよう、頑張りたい」と謝辞を述べた。


 目録を受け取る山根校長(中央)と原野部長(20日午前10時すぎ、市役所で)

4月開所の「美祢社会復帰促進センター」、宇部フ大が矯正教育プログラム作成

 四月から美祢市豊田前町に開所する刑務所「美祢社会復帰促進センター」の受刑者矯正教育プログラム作成を、宇部フロンティア大が担当していたが、その内容が固まった。犯罪の再犯を防ぐための認知療法や被害者の立場に立った教育プログラムなどを盛り込んだ。希望者には点字や手話、介護、農園芸を学ぶコースも用意するなど、新しい刑務所のモデルケースとして注目を集めそうだ。
 促進センターは、官民共同による運営、地域との共同を掲げて、全国初のPFI(民間資金活用事業)手法で建設しており、男女の初犯受刑者千人が定員。すべての個室にテレビが備え付けられており、視聴覚教育も行うなど、画期的な刑務所となる。


 開所を間近に控えた美祢社会復帰促進センター(美祢市豊田前町で)

3月4日、医療フォーラム「寝たきり予防」

 第十七回市民のための医療フォーラム「寝たきり予防」は、三月四日午後一時から市シルバーふれあいセンターで開かれる。寝たきりにつながりやすい転倒骨折や脳卒中などについて、医師や理学療法士が分かりやすく説明。体をほぐす体操も紹介する。宇部市、市医師会主催。入場は自由。
 聴講は無料で、申し込みは不要。当日は駐車場の混雑が予想されるため、周辺の駐車場(保健センターは休日・夜間救急診療所開設日のため使用不可)か公共交通機関の利用を。問い合わせは、保健センター(電話31-1777、ファクス35-6533、メールhose@city.ube.yamaguchi.jp)まで。


 医療フォーラムのポスター

山陽小野田市が一般廃棄物処理基本計画素案を策定

 山陽小野田市は、二〇〇七年度から二一年度を目標年度とする十五カ年の一般廃棄物処理基本計画の素案を策定した。「資源循環型社会形成のまちづくり」を基本理念に、排出抑制、リサイクル、最終処分の三つに数値目標を設定し、施策、事業の基本方針を示している。
 ごみの排出抑制目標は、単純推計に対して、二一年度までに市民一人一日当たり約百グラム削減する。一日の平均排出量も中間が基準の5%減となる千百二十三グラム、最終が同4%減の千百三十五グラムを見込む。リサイクル率は中間処理での資源化を図り、基準より7ポイントアップの28%程度を目指す。年間の最終処分目標は、排出抑制とリサイクルの推進により五百トン(焼却残さ)とし、基準より二千トンの削減に取り組む。
 現在、市民意見公募制度(パブリックコメント)に沿って公表し、意見を募っている。市環境課、山陽総合事務所地域行政課、南支所、埴生支所、厚陽出張所で閲覧できる。意見提出は、郵送、ファクス、電子メールで三月十五日まで。口頭および電話では受け付けない。問い合わせは環境課(電話82-1143、ファクス83-2604)へ。

2007年2月19日

絵本をテーマに宇部で初のワークショップ

「絵本ってすごい、おもしろい」をテーマに、読書の楽しさを味わうドキドキワークショップ(県立山口図書館主催)が十八日、宇部市立図書館で開かれた。親子ら約七十人が参加し、絵本とうまく出合う方法を学び、魅力を実感した。
 講師は梅光学院大教授で児童文学作家の村中李衣さん。同大の学生四人がアシスタントを務めた。村中さんは「絵本は、ゆっくりだったり、速くだったり、どんな調子で読めばいいのか、その本が持っている時間がある。活字に凝縮された奥行きを感じてほしい」と呼び掛けた。


 絵本を読み合う参加者たち(市立図書館で)

広福寺で中山観音大祭

 十八日は、旧暦で今年最初の観世音菩薩(ぼさつ)の縁日に当たる初観音。中山観音として親しまれている宇部市中山の広福寺(小川敬史住職)では、中山観音大祭があった。日曜日と重なり、家内安全や無病息災を願う大勢の善男善女でにぎわった。
 本堂では、経本(厚さ約五センチ)を体の患部に当ててもらう大般若祈とうに長い列ができた。経本をめくって起こる風を受け、祈願していた。


 体の患部に経本を当ててもらう参拝者たち(中山の広福寺で)

ユネスコ英語暗唱弁論大会 山田さん(川上2年)、山科さん(フ大付属香川1年)が優勝

 第四十八回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会(宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社主催)は十七日、ときわ湖水ホールであり、三十六人が出場した暗唱の中学校の部は山田陽香さん(川上二年)、十二人による弁論の高校の部は山科尚子さん(宇部フロンティア大付属香川一年)が優勝した。
 山田さんは「まさか一位とは思っていなかったので驚いた。英語は勉強していて楽しいので、もっとうまく話せるようになりたい」と喜びを語った。
 山科さんは「中学時代も出場したが、入賞もできなかったので、優勝はうれしい。もっと英語力を付け、将来は医療の道に進み、いろいろな国に行ってみたい」と話した。


 中学の部の入賞者(ときわ湖水ホールで)

高校の部の入賞者(ときわ湖水ホールで)

学びの成果を発揮、各校区で文化祭

 山陽小野田市の赤崎、高千帆、埴生の各校区で十八日、文化祭が開かれた。作品展やステージ発表、バザーなど各種行事が繰り広げられ、多くの地域住民でにぎわった。
 高千帆では公民館をメーン会場に「ふれあいフェスティバル」を実施。うどん、おむすびなどの軽食コーナー、ダイコンやハクサイなどの朝市が来場者の人気を集めた。ステージでは、日の出保育園の年長組三十七人による和太鼓の演奏、太極拳、箏曲などが披露された。


 「さくら」を演奏する琴教室(高千帆公民館で)

2007年2月17日

銀天街道の駅「さげもん・古典人形展」

 宇部中央銀天街の街の駅夢アートギャラリーで「さげもん・古典びな展」が開かれている。ひな祭りのムードを盛り上げようと、市民から借りたさげもんや木目込みびなを飾っている。三月四日まで。
 さげもんは、制作愛好者八人から十点を借りた。色とりどりの古布で縫ったエビやタイ、ネズミ、はいはいする赤ちゃんなど、縁起のいい飾りが揺れている。
 木目込みびなは昭和三十年代(一九五五年-)のものが中心。人形の顔や着物、古めかしい道具が、訪れる人を珍しがらせている。
 同所で開講している和紙工芸教室の講師を務める野村安子さんと吉岡昌子さんも、手作りの段びなや、メルヘンチックなひな人形を披露している。
 開場時間は午前十時から午後六時まで。


 華やかなさげもんが揺れる店内(銀天街の街の駅で)

死亡事故多発で緊急会議

 今年に入り、宇部市内で交通事故により四人が死亡したことを受け、市交通安全対策協議会(会長・藤田忠夫市長)は十六日、記念会館の会議室で緊急会議を開いた。広報・啓発活動など、各所属団体ができることから実践していくことを確認。宇部警察署(長松久雄署長)でも取り締まりを強化するなど、一丸となって事故の撲滅に取り組む。
 四人の死者は六十六-八十三歳の高齢者。女性二人は道路を横断中に車にはねられ、男性二人は運転車の衝突事故で亡くなった。市内では昨年、死者が五人と警察署別での統計を始めた一九六〇年以降最少を記録したが、今年は既に昨年一年間の死者数に届きそうな状況になっている。
 会議には役員、高齢者部会員、活動推進部会員ら二十五人が出席。高齢者対策を重点に、自治会や老人クラブといった地域団体と協力して、指導を必要とする歩行者の把握や直接指導、高齢ドライバーの安全運転意識の高揚に取り組む。
 市では広報紙やホームページ、電光掲示板、公用車をフル活用して、広報活動を強力に推進し、交通安全教育も徹底する。宇部署では飲酒運転をはじめとする悪質で危険性の高い違反の取り締まりを強化する。

有帆で伝統の百万遍

 山陽小野田市の有帆片山地区で江戸時代末期から続く伝統行事「百万遍念仏講」は十六日、当家の小田チトセさん宅であり、地域住民二十人が読経と太鼓に合わせて長さ十㍍の大数珠を繰り、家内安全や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 地域を襲った疫病と大火の厄ばらいに由来。約二百年前からと伝えられるが、市史にも古文書にも起源は記載されていない。毎年この日に、片山自治会(縄田公男会長、二十八世帯)が持ち回りで実施。戦前、戦後を通じ一度も欠かすことなく受け継がれてきた。


 家内安全を願って数珠を繰る地域住民(当家の小田さん宅で)

2007年2月16日

確定申告スタート

 二〇〇六年分の所得税の確定申告が十六日、全国一斉に始まり、宇部興産ビル四階の申告書作成会場にも、初日から多くの人が訪れた。
 会場には国税電子申告・納税システムe-Tax(イータックス)で申告できるコーナーも設置され、利用を呼び掛けていた。申告の期間は、所得税と贈与税は三月十五日まで、消費税と地方消費税は四月二日まで。受け付けは午前九時-午後四時。土日・祝日は休み。問い合わせは同署(電話21-3131)へ。


 

25日、上宇部小で金次郎像 除幕

 上宇部校区の有志でつくる二宮金次郎像再建実行委員会(岡田勝典代表)が募金を集めて制作してきた金次郎像が、上宇部小(渡邉哲郎校長、785人)の本館正面玄関前に設置されることになった。25日午前10時から、除幕式と岡田幹彦さん(日本政策研究センター主任研究員)の記念講演会を開催。岡田代表らは「金次郎の生き方を学び、大人も子供も自分の生き方を見詰め直す、始まりの一歩に」と願いを込めている。

市医師会が「かわらばん」発行

「市民・地域と共に」を掲げている宇部市医師会(福田信二会長、三百十四人)は、今月から新事業として、市民のための医療情報紙「医師会かわらばん」を発行する。二十一日付の新聞折り込みなどで計七万二千四百部を各世帯に届ける。「情報提供のさらなる充実が目的。皆さんの健康生活に役立つ内容を心掛け、医師会と市民とをつなぐ懸け橋的存在を目指したい」と福田会長。年二回発行する。
 かわらばんは、タブロイド判カラーで、創刊号は福田会長のあいさつ、休日・夜間診療所や学校医・園医などの活動、健康づくり市民グループの紹介、医療フォーラムの案内、健康Q&Aなどが掲載されている。


 21日から配布される市医師会の「医師会かわらばん」創刊号

17日、山陽オートリフレッシュオープン

 一月から公設民営となった山陽オートレース場の施設改修工事が終わり、十七日から始まる本場開催レースに合わせ、リフレッシュオープンする。十五日には関係者を招いての内覧会があり、新しい魅力を備えた施設、投票システムなどが公開された。
 公営競技システム管理の日本トーター(本社東京都)が総合運営する。第一弾として手掛けたのが特別観覧席(有料)の全面改修で、ゆとりのある空間でレースを楽しんでもらうため、以前の六百席を三百三十八席にした。在席投票システムを導入したS席を五十三席設け、うち十席をペア席にして新たなファンを開拓する。各席にタッチパネル式のモニターを置き、オート界初のICカードを利用したキャッシュレス投票(eスマート倶楽部)ができる。
「リフレッシュオープン!気分一新がんばりますフェスタ」は、十九日までの三日間。お笑いタレントの長州小力のステージなどがある。二日目以降も楽しいイベントやファンサービスを予定している。


 在席投票システムを導入した特別観覧席(山陽オートで)

2007年2月15日

春はすぐそこ

 常盤公園の白鳥湖では、ハクチョウたちが陽気に誘われてすいすいと泳いでいる。湖の水はぬるみ、春はすぐそこまでやって来た。
 近づく春に、常盤公園の動物たちは活動的。ときわ丸のボンネットモンキーは入園者が投げ入れる餌を追い掛けて走り回り、ハクチョウ類は湖面に揺れる春の光と楽しそうに戯れている。コクチョウのひなも誕生し、愛嬌(あいきょう)を振りまいている。


 近づく春に楽しそうに泳ぐハクチョウたち(常盤公園で)

「厚東氏の時代の食を考える展」で当時の献立再現

 食文化から先人の暮らしぶりを考えてみようと、十四日から厚東ふれあいセンターで「厚東氏の時代の食を考える展」が始まった。各種の文献や資料から当時の献立を再現。遺跡から出土した食器や写真、食材を含む五十点を展示している。三月四日まで。
 献立のレプリカとして用意したのは五点。タイの尾頭付きに具だくさんのみそ汁、サトイモの煮転がし、ご飯、白酒と、なかなか豪勢だ。
 十八日に厚東ふれあいセンターで開く校区子ども委員会の行事「みんなで厚東を食べる」では、厚東氏の時代の食事の調理と試食を計画している。


 献立のレプリカを見る子供たち(厚東ふれあいセンターで)

友好都市締結15周年、威海市への市民訪問団募集

 宇部市は、中国威海市との友好都市締結十五周年を記念して、五月十七日から二十三日まで六泊七日の日程で同市に派遣する市民訪問団のメンバー百人程度を募集している。
 コースはA、B、行政・経済の三種類。共通しているのは十七日に宇部市を出発し、福岡空港から上海浦東空港へ。その後、国内線に乗り継ぎ、威海市へ向かう。当日は祝賀会に出席して同市泊。十八日は市内のハイテク開発区、経済開発区、海浜公園、威海公園、環翠楼公園を回り、同市内に泊まる。十九日からはコースごとに分かれる。
 旅行の申し込みは、はがきかファクス、メールで。住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号、コースを記し〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、市国際課(ファクス22-6008、メールkokusai@city.ube.yamaguchi.jp)へ。問い合わせも同課(電話34-8137)まで。

埴生小で幼保小連携事業

 埴生小(吉村誠司校長)で十三日、四年生と近隣の三幼・保育園の園児が、自作のゲームで交流した。文部科学省の幼・保・小連携の研究指定事業の一環で、先生らが子供たちの様子を見守り、育ちと学びをつなぐスムーズな連携について考えた。
 三十四人の四年生と二十六人の年長児が協力して製作した、段ボール製のトンネルやパズル、魚釣りなどの六種類のゲームで遊んだ。四年生が年長児の手を握って遊び方を教えたり、一緒に喜び合ったりする姿が随所で見られた。先生たちは、人や遊びとのかかわり合い、協調性、自主性などを視点に、子供たちの活動を観察した。


 魚釣りゲームで交流する園児と児童(埴生小で)

2007年2月14日

厚東子ども教室・ひだまりの児童が麦踏み体験

 宇部市厚東棚井上の「ひだまり農園」で13日、厚東子ども教室・ひだまりの児童10人が、同運営協議会の関係者と昔ながらの麦踏みを体験した。畑に出た児童は、青々とした麦の芽を踏みつけながらはしゃぎ回り、重たいローラーを交代で引いた。
 麦踏みは、麦の分けつを促し、茎が太くて倒れにくく成長させるため、本格的な春を控えたこの時期に実施する。霜柱で浮いた根を押さえ、根付きを良くする意味もある。


 麦畑の上でローラーを転がす児童ら(厚東棚井上で)

「キツネの嫁入り行列」のカップル決まる

 新川市まつり(五月三-五日)のメーン行事として最終日に行われる「うべキツネの嫁入り行列」で、公開結婚式を挙げるカップルが決まった。東梶返の会社員、舘野正典さん(28)と西宇部の会社員、西嶋真希さん(28)。
 当日は、白無垢(むく)姿の花嫁が人力車に乗り、子ギツネをはじめ、多くのお供を引き連れて同神社を出発。常盤通りなど市街地を練り歩き、花婿との出会いの儀を経て同神社に戻り、市民が見守る中、実際に式を挙げる。
 舘野さんは「昨年までの雰囲気を壊さないよう、背筋を伸ばし、りんとして臨みたい」、西嶋さんは「この行事に出られてうれしい。たくさんの人に喜んでもらえるよう頑張りたい」と話した。


 舘野正典さん

西嶋真希さん

3月11日、うべいびー1周年記念イベント開催

 宇部市の子育て情報ホームページ「U-BABY(うべいびー)」の開設一周年を記念したイベントが、三月十一日午後二時から四時まで、ときわ湖水ホールと常盤公園東駐車場で開かれる。キャラバンカーに数多くの絵本を載せて全国を巡る「おはなし隊」がやって来て、紙芝居や絵本の読み聞かせ、積載された本の自由閲覧が楽しめる。参加は自由。
 おはなし隊は、講談社が創業九十周年記念事業として一九九九年にスタートした読み聞かせの全国キャラバン。キャラバンカーに、約五百五十冊の絵本と児童書を積み込み、各都道府県を一カ月単位で巡回している。参加者は敷き物と飲み物を持参すること。問い合わせは、市こども福祉課(電話34-8329)へ。


 

ボランティアシンポジウム、市民協働のまちづくり探る

 山陽小野田市自治会連合会(岡本志俊会長)主催のボランティアシンポジウムは十三日、市民館であり、五人のパネリストが「今、私たちにできる地域づくり」をテーマに、それぞれの分野での活動を報告し、参加者と共に協働のまちづくりについて考えた。
 生き生きとした地域社会の構築に向けて、ボランティア活動など、一人ひとりができることを改めて考えるのが目的。市民参加のまちづくりを政治手法とする白井博文市長も「市内のボランティア人口は百二十団体延べ五千七百三十六人で、十二人に一人の割合。高齢、福祉社会の中で、ボランティアの存在は大きい。もっと輪が広がることを期待している」と話した。

2007年2月13日

市少年野球ロードレースに21クラブ650人“熱走”

 第二十九回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は十一日、常盤公園周遊園路コースで開かれた。宇部市と山口市の二十一クラブから六百五十人が出場して学年別の団体と個人で競い、団体六年は上宇部、五年は小羽山、四年は恩田、三年以下は黒石が優勝した。
 個人の六年は小田健太選手(小羽山)がV。五年は藤永琢也選手(西宇部)が制し、二年前の三年以下、昨年の四年の部と合わせて、三部門制覇を達成。四年は田村響選手(新川)、三年以下は河内山修登選手(上宇部)がトップでゴールした。


 坂を下る6年生(常盤公園周遊園路コースで)

日報書き初め展で久保田君(上宇部中1年)が2年連続で知事賞

 第五十一回宇部日報書き初め展(宇部日報社主催、市教育委員会共催)の審査会は十二日、福祉会館であり、最高賞の県知事賞に久保田励治君(上宇部中一年)が昨年に続いて選ばれたのをはじめ、特別賞三十九人が決まった。作品展は二十四日から二十六日までの三日間、文化会館で開かれる。


 作品を審査する書道協会理事ら(福祉会館で)

小野農道が全面開通へ、3月18日渡り初め

 宇部市小野の市小野と二俣瀬山中を結ぶ高規格農道の全線六・八キロが完成に近づき、一般車両の通行が可能になった。一九九七年度に着工して三・五キロ区間は部分開通していたが、残る市小野-美保間の工区で工事を進めてきた。地域の関係者は、三月十八日に開通式を予定している。


 高規格農道のルート図。赤色部分が農道

高泊でバンブー演奏会

 高泊児童館で十日、山口市の竹楽器楽団による演奏会が開かれ、来月の児童館まつりで演奏に挑戦する子供たちが、竹楽器が奏でる優しい音色を聞いた。
 演奏したのは、バンブーレゾナンス・やまぐち(中村雄二代表)。アンクルン、バスとソプラノの音域に分かれたマリンバとクロンプット、シノブエの六種類の楽器で、「ふるさと」「ジュピター」など五曲を披露した。子供たちは初めて見聞きする楽器に大興奮。楽器にも触れさせてもらい、竹ならではのやわらかく温かい音質を楽しんでいた。
 同児童館では、小学生から高校生までを対象とした「たけのこオーケストラ」の結成を計画し、三月十五日から四月末まで、入団者を募集する。


 子供たちを楽しませた竹楽器の演奏(高泊児童館で)

2007年2月10日

文化会館で市小学校児童版画展覧会

 宇部市小学校児童版画展覧会(市教育委員会、市小学校図画工作科教育研究会主催)は十日、文化会館で始まった。人物や学校生活などを題材に、子供たちが一生懸命、彫って刷り上げた力作三百五十五点が並び、来場者を楽しませている。十二日まで。
 児童の情操や創造性を高め、造形教育に対する市民の関心を深めることが狙い。全二十四小学校から出品された。開館時間は、午前九時から午後五時まで。


 作品を見る来場者(10日午前9時半ごろ、文化会館で)

市少年野球ロードレース、11日午前9時半スタート

 第二十九回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は、十一日午前九時半から常盤公園周遊園路コースで開かれる。宇部市と山口市の二十一クラブから、七百五人が出場。常盤湖畔を舞台に、冬場のトレーニングの成果を競う。市少年野球連盟、市体育協会、宇部日報社主催、市教育委員会後援、太陽家具百貨店協賛。
 午前八時四十分から青年の家グラウンドで開会式があり、九時半に四年生、十時に五年生、十時半に六年生、十一時に三年生以下がスタートする。

3月2日から「宇部市所蔵作品展」開催

 宇部市が所蔵している絵画を中心に公開する「文化の香り高いまち・宇部市所蔵作品展」は、三月二日から十一日まで文化会館で開かれる。宇部出身で日本を代表する画家の西野新川さんや故・松田正平さんの傑作、現代日本絵画展の大賞受賞作などを展示。彫刻のまち宇部の創始者である故・柳原義達さんや向井良吉さんの作品、現代日本彫刻展の優秀模型なども合わせて紹介する。市教育委員会主催。入場無料。
 開場時間は午前九時半-午後五時半。問い合わせは市教委文化振興課(電話34-8616)へ。


 「文化の香り高いまち・宇部市所蔵作品展」のチラシ

もち米生産者が匠の指導で和菓子作り

 山陽小野田市内のもち米生産者らを対象にした伝統和菓子作りは九日、JA山口宇部小野田農業管理センターであり、小野田、高千帆両支部の女性部員三十人が、県内の菓子職人から「匠(たくみ)の技」を教わった。
 生産者と実需者による菓子作りは県内でも初めて。営農総合センター(松永芳明所長)が「工程を学ぶことで、用途に適した品種も提案できる。情報交換で相乗効果につなげてほしい」と企画し、主にもち米を扱う県内菓子業者にアドバイスを求めた。同組合の兼清正彦副理事長(宇部・花月堂)が、赤飯、上用まんじゅう、よもぎ求肥(ぎゅうひ)まんじゅうの三種類の作り方を指導。一手間で格段においしくなるアイデアが盛り込まれており、参加者は、プロの技に感心しきり。


 

2007年2月 9日

バレンタイン商戦 盛況

 十四日はバレンタインデー。宇部市内のデパートや大型ショッピングセンターには、ハートなどのディスプレーで飾られた特設コーナーが設けられ、女性たちがチョコレートやプレゼント用の小物を選ぶ姿が目立っている。
 宇部井筒屋(福田為之社長)では、一階の食品売り場に飾り屋根などで彩った特設コーナーを設け、三階の紳士服売り場と共に「バレンタインストリート」として、例年以上の規模で展開している。昨年より一週間遅れの一月二十四日に設置したが、連日、多くの女性でにぎわい、売り上げは既に昨年同期の三割増となっている。


 特設コーナーでチョコを選ぶ女性たち(宇部井筒屋で)

菜の花見ごろ、春実感

 宇部市中山の畑の菜の花が見ごろになっている。県道琴芝際波線沿いの民家の畑で50メートルにわたって花を咲かせ、道行くドライバーに春の訪れを感じさせている。
 連日の陽気も8日午後から下り坂となったが、この日の最高気温は11.2度で、例年より約5度高い。9日は午後から天気が回復し、週末から来週初めにかけて晴天が続く見込み。


 

振り込め詐欺防いだ万倉郵便局に感謝状

 宇部警察署(長松久雄署長)は八日、高齢者を狙った振り込め詐欺による被害を未然に防いだとして、万倉郵便局(宇部実局長、西万倉)に感謝状を贈った。
 同郵便局は昨年十一月二十八日、一人暮らしの女性(81)が窓口で通帳から百万円を引き出した際、振り込め詐欺の可能性があるとみて、振り込みを思いとどまるよう粘り強く説得し、警察に通報した。同署では、不審に思ったら通報をと、管内の金融機関に協力を依頼しており、昨年は二店舗で未然に防止し、感謝状を贈っている。


 振り込め詐欺を防いだ万倉郵便局の宇部局長(宇部警察署で)

山陽小野田、4つの消防分団に新ポンプ車

 山陽小野田市は八日、消防団用の新ポンプ車四台を、四月に予定する分団再編で生まれ変わる厚狭、埴生の両新分団と、津布田、有帆の各分団に配備した。これまで小型動力ポンプに頼っていた山陽地区の分団にとっては、大きな戦力となり、地域の消防力の大幅な向上に期待が掛かる。
 車両はいずれも同型で、幅一・九メートル、長さ五・二メートルの六人乗り。後部に消防ポンプを自動で昇降できる装置が付いている。毎分二千リットルを超える放水能力がある。価格は一台千四百四十九万円、トータル五千七百九十六万円で、そのほとんどの約五千五百七万円は、経済産業省の石油貯蔵施設立地対策等交付金を活用した。


 4分団に配備された新ポンプ車(市消防本部で)

秋本団長から目録を受ける分団員たち

2007年2月 8日

華やかに阿知須ひなもんまつり

 第三回阿知須のひなもんまつりが、八日からJR阿知須駅南側の商店などで始まった。赤を基調としたカラフルなつり飾り、ひな壇がショーウインドーなどを彩り、町並みを華やかに演出している。十七日まで。十一、十二、十七日は午前十時から、先着二百人限定で桜もち、お茶が振る舞われる。
 三月一日から十五日まではサンパークあじす、同二十一日から二十七日までは道の駅きららあじすでも展示される。問い合わせは同商工会(電話65-2129)まで。


 住民らを楽しませているカラフルなひなもん(8日午前9時ごろ、阿知須西条区で)

14日から宇部井筒屋で「チャイルドライン夢メッセージ展」

 十八歳までの子供たちのための専用電話・チャイルドラインの存在を広く知ってもらうためのイベント「チャイルドライン夢メッセージ展」は、十四日から二十日まで宇部井筒屋四階イベントスペースで開かれる。会場では吉永小百合さんら各界の著名人が書いた絵馬のオークションを実施。NPO法人子ども劇場県センター(チャイルドラインやまぐち)など主催。入場無料。
 県内では同センターが「チャイルドラインやまぐち(電話083-972-2211)」を常設。毎週火、金曜日の午後三時から九時まで、研修を受けたボランティアが子供の話を聞いている。同展に関する問い合わせは同センター(電話083-973-8141)、またはNPO法人うべ子ども21(電話21-9114)へ。

11日の登山会に備え平原岳のロープ張り替え

 宇部市小野の平原岳(三九五メートル)の登山道に設置してあるロープがこのほど、延べ百メートル間にわたって張り替えられた。建国記念の日の十一日に実施される小野校区健康づくり歩こう会を兼ねた登山会(小野ふれあいセンター主催)に向けて、有志が汗を流した。
 登山会は参加無料。弁当、水筒、雨具が必要。参加希望者は当日午前十時に登山口に集合するか、同九時半までにふれあいセンター駐車場に集合すること。問い合わせは同センター(電話64-2024)へ。


 設置したロープを点検する市職員(平原岳中腹で)

子供市議会で児童24人登壇

 山陽小野田市の子供市議会は七日、市役所議場であり、十二小学校の代表児童二十四人が一般質問に立ち、ふるさとづくりへの意見や希望、夢を発表した。
 子供市議会は、旧小野田市で一九八六年六月、旧山陽町で同年十月に開いているが、新市では初めて。次代を担う子供たちの意見を新市建設に反映させようと、市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)が企画した。
 大空軍治議長の議事進行で、本山の藤井裕也君、河村智恵さんの質問から始まった。質問、回答込みで十分間という持ち時間の中で、スポーツ施設の充実、三世代が交流できる公園や複合施設の整備、環境保全への取り組み、コミュニティーバスの運行、交通問題など、日々の学習成果を生かしたり、学校やクラスでまとめたりした提案や要望を執行部にぶつけた。


 壇上で、まちづくりへの意見や提言を発表する子供議員(市役所で)

2007年2月 7日

県のモニターツアーで宇部の魅力アピール

 県は、東アジアから修学旅行や企業などの観光客を誘致するため、中国と韓国から教育関係者らを招いて、モニターツアーを行っている。六日には中国山東省の訪問団十三人が宇部市を訪れた。市側は宇部方式などの環境学習や野鳥観察、産業観光などの魅力をアピールし、手応えをつかんだ。
 宇部市は中学生以上向けに、環境学習と自然環境学習(野鳥観察)の二つのプログラムを提案。主に常盤公園を舞台に、石炭記念館や野外彫刻美術館を紹介し、周遊園路、小野湖でのバードウオッチングを楽しんでもらう。山東省の訪問団は九日まで県内に滞在し、萩市や山口市を回る。慶尚南道の訪問団は、秋吉台や萩市、岩国市、下関市を訪問し、十日に帰国の途に就く。


 石炭記念館を見学する山東省の学校関係者(常盤公園で)

3月30日、旧山銀宇部支店保存でシンポ

 旧山口銀行宇部支店(新天町一丁目)の保存を求めている宇部建築設計監理協会(田代定明会長)や市商店街連合会(山崎和之会長)が運動を市民に広げる活動を続ける中、同支店を設計した建築界の権威、故・村野藤吾さんと宇部について考えるシンポジウムが、三月三十日午後六時から文化会館で開かれる。両会などでは「保存に賛成する人だけでなく、多くの市民で意見を交わしたい」と参加を呼び掛けている。

介護老人施設ぺあれんと、認知症「センター方式」で成果

 認知症高齢者への新しいケアマネジメントの方法「センター方式」が、介護の現場で大きな成果を上げている。宇部市では、医療法人博愛会が運営する介護老人保健施設ぺあれんとが一年前から利用者約百人に実施している。「センター方式」は、家族関係やなじみの場所、その人の生活史などの基本情報に加えて、基本的な日常生活動作を中心に、課題とその背景要因を明らかにする。かかわった複数の職員が十六枚のシートに記入し、個別のケアプランを作成する。
 同施設リハビリセンター長の宮内順子さんは「センター方式導入後は、なぜそのような行動を取るのかが見えてきた。利用者の好みや残存能力を知ることで、問題行動を未然に防ぐことができる。その人の尊厳を大切にした生活を最後まで支えることができる」と話す。


 歩行や排せつの状況などを時間ごとに職員がシートに書き込む(ぺあれんとで)

赤崎興産AKMがBDF事業

 山陽小野田市浜田町の塗装・防水工事、労務派遣業、赤崎興産(森本敏生社長)は、廃食用油から軽油代替燃料のBDF(Bio Diesel Fuel)を精製する環境リサイクル事業を始めた。厚狭野中地区(国道2号バイパス沿い)にプラントを新設し、今月下旬から本格稼働させる。
 BDFは廃食油を原料にしたディーゼル用燃料で、CO2は軽油より10%削減。植物が成長過程でCO2を取り込んでいるため、実質はゼロカウント。硫黄酸化物(SOx)は含まず、黒煙の発生量も軽油の三分の一から十分の一程度。市販のディーゼル車に使用可能(要登録)で、燃費、走行性も遜色(そんしょく)ない。何より、環境、資源問題に対応し、温室効果ガス抑制を目的とした京都議定書、バイオマスニッポンの推進、食品リサイクル法の「再生利用」に一役買っている。
 同社は昨年、100%子会社のAKMを事業転換し、BDF精製のプラントを建設。中小企業経営革新支援法に基づき、県の承認も得た。


 BDF精製装置

廃食油から再生された代替燃料

2007年2月 6日

「はらだ文庫」リニューアル

 宇部市野中の私設児童図書館「はらだ文庫」(松本敏子主宰)が、リニューアルを進めている。読み聞かせの活動をしている地域の有志八人が集まり、絵本や児童書などのコーナーを設け、本のラベルを整理。子供たちが入学や進学を迎える春には本の貸し出しを始め、イベントも実施したいと張り切っている。
 文庫は約百二十平方メートルの広さがあり、蔵書は約三万冊。代表を務める安井恵さん(34)は「受け付けなどの応援をしてくれる人を募り、多くの人が集まる場所にしていきたい」と抱負。


 本を整理するくれよんの仲間たち(はらだ文庫で)

真締川ダム湖の愛称募集

 県と宇部市は、川上男山地先で建設中の真締川ダムの本体工事が完成に近づいたことから、ダム湖の愛称の募集を開始した。最優秀賞に選ばれた人に地元の特産品を贈る。
 応募は一人三点まで。最優秀賞に決まった愛称に複数の応募があった場合は、抽選で受賞者を決める。はがきかファクスで、ダム湖の愛称と読み仮名、愛称を付けた理由、応募者の氏名、住所、電話番号を明記して、県宇部土木建築事務所ダム建設課(〒755-0033宇部市琴芝町1-1-50、電話21-7125、ファクス22-5231)へ。問い合わせ先も同じ。締め切りは二十八日。


 真締川ダム完成イメージ図

文科省研究指定校の小野田工が2年間の実績集約

 文部科学省の「定時制・通信制ステップ・アップ事業」の研究指定を受けている小野田工高(梅森雅広校長)は五日、市商工センターで協議会を開き、二年間の研究成果をまとめた。指定校から外れる来年度以降もこれまで通り、地元の大学や産業界などと深く連携して、時代のニーズに合った定時制の在り方についての研究を進めていく。
 同事業は、地域と連携して、生徒や社会のニーズに応じた定時制・通信制の改善、充実を図るもので、全国で二十都道府県の六十校が指定校となっている。同校は県内で唯一で、二〇〇五年度から二年間、▽学校と企業が連携した職業訓練のデュアルシステム▽ゼロ校時授業▽社会人のための公開講座▽大学との連携の四つを研究テーマにした。来年度の取り組みとしては、四テーマの研究をさらに進めていくほか、新たに市と連携して、きららガラス未来館での工芸体験を計画している。


 2年間の取り組みについて話し合う協議会のメンバーたち(市商工センターで)

大好きなお菓子で家作り

 上宇部会館で四日、「ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家作り」が行われ、幼児と小学生七十人が、大好きなサブレやウエハース、チョコレートなどを使って、思い思いの家を完成させた。上宇部校区こども委員会(秋本昌子会長)主催。
 子供たちは、粉砂糖と卵白で作ったアイシングをのり代わりに、カステラやサブレを張り合わせて、家を形作った。その後、マーブルチョコレートやコンペイトーなどを使い、窓や屋根、庭などを自由な発想でデザイン。オリジナルのかわいい家を仕上げた。


 夢中でお菓子の家作りに励む子供たち(上宇部会館で)

宇部商男子バレーが2年ぶり全国大会へ

 第三十八回全国高校バレーボール選抜優勝大会県大会は三、四の両日、山口市の県スポーツ文化センターなどで開かれた。男子三十八チーム、女子六十一チームが、トーナメントで争い、男子決勝では、宇部商が高川学園を3-2(25-27、25-23、22-25、29-27、15-9)で下し、二年ぶり三十二回目の優勝。女子の部を制した誠英とともに、三月十九日から埼玉県で開かれる全国大会に出場する。

日報杯中学バスケ 優勝は西岐波(男子)、川上(女子)

 第八回宇部日報杯近郷中学校バスケットボール大会二日目は四日、俵田体育館と川上中体育館で、初日の予選の一位、二位チームによる順位別トーナメントが行われた。男子決勝は、西岐波が高千帆を50-44で破り、四年ぶり二回目の優勝。女子同は川上が高千帆を48-37で下し、二年連続三回目の王座に就いた。市バスケットボール協会(本田歓一会長)、宇部日報社主催、市中学校体育連盟共催。


 男子優勝の西岐波(俵田体育館で)

女子優勝の川上(俵田体育館で)

本山小で学習発表会

 本山小(徳原幸子校長、二百六十四人)の学習発表会は三日、同校体育館で開かれ、児童たちが保護者らに一年間の成果を披露した。
 総合学習や音楽、国語などで学んだことを、歌や劇にまとめ、学年ごとにステージで発表。学校行事や安全活動で支援してもらっている地域住民も招待した。徳原校長は「まるで劇場で見ているような素晴らしい発表だった。一人ひとりが堂々と演じており、子供たちの計り知れないパワーを感じた」と話していた。


 言葉の劇を発表する1年生(本山小で)

2007年2月 3日

開運願い節分祭

 きょう三日は「節分」。宇部市内の神社や寺では、節分祭として開運厄よけや星祭りの祈願祭が行われた。今年、大厄を迎えた市民らは、朝早くから参拝して運の好転を願い、一年の無病息災や家内安全に祈りを込めた。
 新天町の中津瀬神社(丸茂雄治宮司)では、午前八時半に焼納場に火が付けられて厄よけ大かがり火が始まり、おはらいを済ませた古神札や正月飾りを次々と焼納。本殿では厄よけと星祭りの神事があった。


 豆まきで“福”をつかもうとする市民ら(3日午前10時ごろ、中津瀬神社で)

「やまぐち健康ネットコンソーシアム」、3月から生活習慣病予防事業開始

 山口大医学部や一般医療機関、民間企業の異業種で構成する連合体「やまぐち健康ネットコンソーシアム」(総括・井上裕二山口大医学部教授)は、3月から糖尿病などの生活習慣病を予防する事業を開始する。病気になる前の段階の人たちを対象に、医療チェックを行い、食事の取り方や運動方法を個別に指導する。有病者でない地域住民を対象に、大学病院の専門医と健康サービスを提供する民間企業が連携して健康維持や疾病予防サービスに取り組むのは、全国で初めて。
 医療提供者と企業が連携した保健事業をテーマにしたシンポジウムが、三月十一日午後二時から県産業技術センターで開かれる。県主催。同コンソーシアムの事業概要の講演があるほか、医療提供者、行政機関、市民など、さまざまな立場の人が参加したパネルディスカッションを行う。問い合わせは、同センター(電話53-5056)へ。


 

自治基本条例制定へ向け「つくる会」の委員公募

 山陽小野田市は、自治基本条例(仮称)の制定に向けて、市民を中心とした「自治基本条例をつくる会」を四月に立ち上げる。策定段階から市民が参画することで、市民参加と協働を実践し、素案をまとめる。
「つくる会」は、条例案作成に関する協議および啓発活動の実施、企画を行う。毎月一、二回のペースで、平日の夜間または土・日曜日の日中の二時間程度を充てる。公募委員は、高校生以上なら誰でも参加できる。市内在勤でも良い。定員は設けず、途中参加、退会も自由だという。会議は無報酬。任期は四月から二〇〇九年三月までの予定。
 希望者は市役所、山陽総合事務所、南支所、埴生支所、公園通出張所、厚陽出張所に備え付けの専用の応募用紙に記入し、〒756―8601山陽小野田市日の出1―1―1、山陽小野田市行政改革課(電話82-135、ファクス83-2604)へ。電子メールのアドレスは、gyokaku@city.sanyo-onoda.lg.jpへ。応募用紙は市のホームページからもダウンロードできる。

2007年2月 2日

突然の大雪

 宇部地方は二日朝から大雪に見舞われた。幹線道路の渋滞、JRの遅れ、航空便の欠航・遅延など交通網が乱れ、朝の通勤・通学時間帯に重なったこともあり、市民生活に大きな影響を与えた。宇部警察署や市防災課によると、市内では午前十時までに二十六件のスリップ事故が発生し、一人が軽傷を負った。厳しい寒さは二日いっぱい続く。


 のろのろ運転の車列で大渋滞する道路(2日午前8時半ごろ、小串で)

白銀の世界に大喜び-雪だるまを作って遊ぶ子供たち(2日午前9時ごろ、上宇部小で)

神原小で仮入学

 宇部市内の小学校のトップを切り、神原小(木村芳則校長、二百六十二人)で一日、入学予定児童の仮入学が行われた。子供たちは、保護者と一緒に来校し、学校の雰囲気を体感。春からの新生活に期待を膨らませた。
 仮入学式では、木村校長が「寒い日になりましたが、よく来てくれました。入学まで保育園、幼稚園で仲良く遊び、四月には元気に登校して」と呼び掛けた。この後、交通指導があり、市交通指導員と宇部交通安全協会神原分会のメンバーから横断歩道の正しい渡り方を保護者と一緒に学んだ。


 横断歩道の渡り方を練習する親子(神原小で)

死亡事故多発、啓発を強化

 今年に入り、宇部市内で交通死亡事故が多発している。昨年は一年間で五人と、警察署別での統計を始めた一九六〇年以降最少を記録したが、今年は既に三人が死亡。いずれも高齢者だった。県内でも高齢者の死亡事故が多発しているため、交通安全県対策協議会は一日から十日を「高齢者交通事故防止特別旬間」とし、事故防止に力を入れている。
 宇部署では旬間中の九日、市シルバー人材センターで職業的に車を運転する人を対象とした講習会を、県交通安全学習館(山口市小郡)で開催することを決めた。講習内容を派遣先の高齢者に伝達してもらうことも大きな狙いだ。また、高齢者に注意を呼び掛けるオリジナルのポスターも作製し、市医師会などの協力を得て、病院や公共施設に掲示する。


 宇部署が作製した高齢者の事故防止を呼び掛けるポスター

いこいの村江汐 予定価格2億2395万円

 山陽小野田市は、いこいの村江汐を一般競争入札で売却する。一日付の広報紙で土地建物込みの予定価格を二億二千三百九十五万円と公表した。二十三日に現地説明会を行い、一カ月後の三月二十三日に入札を行う。
 スリム化や新たな税収を見込む行財政改革の一環として処分に踏み切る。売却時期は来年四月。それまでは、市と賃貸借契約を結んでいる地元の外食産業パオが通常通り営業する。現地説明会は二十三日午後三時から行う。入札は三月二十三日午後三時から市役所。問い合わせは管財課(電話82-1128)。

2007年2月 1日

宇部商選抜出場を知事に報告

 第七十九回選抜高校野球大会への出場が決まった宇部商の山根多野眞路校長、原野博範野球部長、中富力監督、伊藤隆司野球部後援会長、前村隆規同窓会長が三十一日、県庁を訪れ、二井関成知事に報告した。
 二井知事は「おめでとう。一戦一戦勝ち抜く気持ちでコンディションを整え、まず一勝という気持ちで頑張ってほしい」と激励した。中富監督は宇部商OBで、捕手として春一回、夏二回甲子園出場。監督としては初の甲子園。「結果はともかく思い切ったプレーで県勢の春夏通算百勝をぜひ達成したい」と抱負を述べた。


 二井知事に選抜出場を報告する山根校長(左)ら宇部商関係者(知事応接室で)

3月11日、不妊を考える集い

 赤ちゃんを望むのに、できない夫婦が約一割に上る中、県では多くの人に不妊についての理解と関心を深めてもらうため、三月十一日午後一時十分から、宇部市男女共同参画センターで、不妊を考える集い「もっと知りたい!不妊のこと」を開く。内容は専門家による講演や個別相談会(予約制)で、入場は無料。
 申し込みは、郵送かファクス、メールで。相談申込書は、市役所や市・楠両保健センター、宇部健康福祉センターなどにあるほか、県のホームページからもダウンロード可能。あて先は〒753-8501山口市滝町一-一、県健康福祉部健康増進課母子保健・感染症班(ファクス083-933-2969、メールa15200@pref.yamaguchi.lg.jp)。締め切りは三月七日。問い合わせも同班(電話083-933-2947)へ。


 宇部市で開かれる不妊を考える集いのポスター

「脳いきいき」高齢者に浸透中

 学習や趣味の時間に音読や百ます計算を取り入れる山陽小野田市の「脳いきいき講座」が広がりを見せている。
 本山・赤崎地区のデイサービスでは二十五人が、金子みすゞの「こだまでしょうか」、萩原朔太郎の「竹」などを抑揚を付けて音読したり、「幸せなら手をたたこう」の曲に合わせてリズム体操を楽しんだりしている。約三十分のモジュールタイムだが、仲間と刺激し合いながら学習の輪を広げている。


 大きな声で歌い、手を動かすデイサービスのお年寄り(赤崎福祉会館で)