2007年1月31日

楠の歴史文化を一堂に

 楠文化財展「楠の歴史をたずねて」が三十一日、宇部市文化会館で始まった。宇部地方史研究会(鈴永英二会長)の第二十八回郷土を考えるシリーズ展を兼ね、楠地区の文化財や伝統工芸品など二百九十四点を展示している。市教育委員会共催。入場無料、七日まで。(2面に関連)
 「出土品が語る楠の歴史」「生きている文化財|楠の民俗文化財」「歴史にはぐくまれた文化財」「赤間硯(すずり)と琴|今に伝わる匠(たくみ)の技」の四つのテーマに沿って関係資料を展示し、地域の歴史をひもといている。
 県指定文化財・岩戸神楽舞は、面と衣装、天蓋(てんがい)など、同顕彰保存会が所蔵する用具を出品。船木裁判所の看板、厚狭郡役所の鬼瓦、県指定文化財・芦河内薬師堂の棟札、宮尾八幡宮の由来を示す市指定文化財・紙本(しほん)着色八幡宮縁起絵巻など、日ごろは目にすることができない貴重な品もある。琴と赤間硯は、製作工程が分かるように工夫されている。


 岩戸神楽舞の天蓋などが展示されたコーナー(31日午前9時半ごろ、文化会館で)

判断・対応能力を磨く

 宇部市の「災害図上訓練」が三十一日、福祉会館で行われた。災害対策本部と防災関係二十八課・室の職員、陸上自衛隊第十七普通科連隊(山口市)の隊員計百三十人が参加。風水害を想定して、災害発生時の対応能力を磨いた。
 図上訓練は、救助や避難など体を動かす訓練とは違い、災害状況の把握や対処法の検討を通して、災害時に求められる判断力や行動力を身に付けるもの。昨年度に続き二度目の今回は、大型で強い台風が満潮時前後に市に上陸し、沿岸部を中心に浸水など大きな被害が発生しているとの想定で取り組んだ。


 災害状況を分析して対応を協議する職員(31日午前9時半すぎ、福祉会館で)

似顔絵通じ特徴把握

 防犯ボランティア活動に携わる人たちを対象とした似顔絵講習会が三十日、小野田警察署で開かれた。六十一人の参加者たちは、漫画家のわだかづよさん(防府市)から、特徴をつかんだ顔の描き方を教わった。
 県警本部の初企画で、同署をトップに二月十四日までに県内を東、西、北、中に分けた四署で開かれる。活動中に遭遇した不審者の特徴の覚え方を習得してもらい、子供たちが被害者となる犯罪の未然防止や解決に役立てるとともに、市民の防犯意識の高揚を図る。
 参加したのは山陽小野田市を最多に、宇部市以西のボランティアや学校の先生たち。わださんから「顔の輪郭は丸や三角、四角など大ざっぱで良い。髪形や目、鼻なども同じ。特に印象に残った部分を強調することで、特徴をはっきりと表現できる」との助言を受けると、二人の男性をモデルに描いた。絵は苦手という人が大半だったが、真剣な表情で白い紙に鉛筆を走らせた。


 真剣な表情で特徴をとらえた似顔絵を描く参加者たち(小野田警察署で)

2007年1月30日

宇部興産中央病院の助産師が東岐波中で特別授業

 宇部興産中央病院の郷司律子看護師長ら助産師五人は二十九日、東岐波中(山崎寛夫校長、三百九十一人)で特別授業を実施。三年二組の生徒三十五人を対象に「わたしたちから伝えたいこと-命の大切さ」と題して、多くの命を取り上げてきた体験談、出産直後に家族が書き記した言葉などを紹介。「家に帰ったら家族と自分が生まれた時の話をして、生んでくれてありがとうと言ってほしい」と締めくくった。


 生徒たちに妊娠や出産について説明する助産師(東岐波中で)

「物心両面で支援を」、宇部商後援会発会

 第七十九回選抜高校野球大会に出場する宇部商を財政面で支援する甲子園出場後援会は三十日、市野球場で発会した。会長に同校野球部後援会の伊藤隆司会長、名誉会長に藤田忠夫市長が就任。収入目標を三千八百万円とし、学校、市、企業など全市挙げて、選手たちをバックアップすることを決めた。
 予算案によると、収入の主な内訳は、市甲子園出場基金百万円、甲子園出場後援会関係八百万円、学校関係二千四百万円など。大会は三月二十三日に開幕。同十五日に組み合わせ抽選会がある。


 支援を呼び掛ける伊藤会長(30日午前10時10分ごろ、市野球場で)

宇部市が災害弱者の支援体制着手

 宇部市は、災害時に自力で避難することが難しい高齢者や障害者を支援する体制づくりを始めた。支援を希望する高齢者や障害者を「災害時要援護者」として登録し、情報を自治会や校区の自主防災組織で共有するとともに、避難の際に手助けする「避難支援者」を指名する。
 対象となるのは、六十五歳以上の一人暮らしの高齢者(二〇〇六年七月現在、五千五百九十六人)、七十五歳以上の高齢者だけの世帯(同年五月現在、千三百四十九世帯)、身体障害者の一、二級と知的障害者(同年四月現在、三千五百八十一人)。これ以外にも要介護認定者や精神障害者など支援を必要とする人。
 支援は、災害時に移動の手助けをする移動支援と、避難勧告や避難準備情報などを電話やメール、ファクスで知らせる情報提供支援の二つがある。問い合わせは、同課(電話34-8326)へ。 

2月7日に子供市議会、児童24人がまちづくり提言

 山陽小野田市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)主催の子供市議会は、二月七日午後二時から市役所議場で開かれる。十二小学校の代表児童二十四人(いずれも六年生)が、ふるさとづくりへの意見や希望、夢を発表し、白井博文市長、執行部に回答を求める。
 次代を担う子供たちの意見を新市建設に反映させようと企画した。一般質問形式で、各校の持ち時間は質問、回答込みで十分間。市議会の定例会同様に、議会中継システムを使い、各公民館でもやりとりが見れる。

2007年1月29日

日報杯フットサル、宇部市の鷹丸が初優勝

 第二回宇部日報杯フットサル大会は二十八日、山口市阿知須のきららスポーツ交流公園多目的ドームで開かれた。全十六チームが参加して、四ブロックに分かれてのリーグ戦の後、上位八チームが決勝トーナメントに進み、宇部市の鷹丸(井原健監督、九人)が初優勝した。
 優勝した鷹丸は三年前、サッカー大会などを通じて知り合った二十歳代後半のメンバーで結成。週一回二時間の練習で技を磨き合っている。井原監督は「FCロッキーとの決勝をはじめ苦しい戦いだった。次は県リーグへの参加、県内ナンバーワンを目指して頑張りたい」と話した。


 優勝した鷹丸のメンバー(阿知須の多目的ドームで)

宇部空港で書のスーパーパフォーマンス

 二〇〇七新春書のスーパーパフォーマンスは二十七日、山口宇部空港国内線ターミナルビル二階ロビーであり、詰め掛けた約三百人が三人の書家の豪快な筆さばきに酔いしれた。
 会場には、畳六畳サイズの紙が敷かれ、その周囲を観客が取り囲んだ。玄游会の三人の書家が順番に、空港にちなんだテーマを書き上げた。矢田照濤会長は「飛龍-龍のごとく舞い上がれ」、堀鴻烽理事長は「散暉(さんき)」、池田知穂事務局次長は「ひかる風-ひかる風をつかみたい」の近代詩を披露した。
 作品は、二月十九日まで二階ロビーに展示される。


 大勢の観客の前で書のパフォーマンスをする堀さん(山口宇部空港で)

福原芳山公の墓“帰郷”

 旧宇部領主として古里が石炭で栄える礎を築いた先人の一人、福原芳山の墓が、菩提(ぼだい)寺である宗隣寺に整えられた。墓はもともと、東京・谷中にあったが、二〇〇二年十月に改葬。墓所までの参道などを工事し、ようやく市民が参拝しやすいようになった。また、萩市の徳隣寺にある福原家の墓所も、家臣の子孫らが整備。歴代当主の墓など四十一基が区別しやすいように墓標を立てた。両寺の墓整備にかかわった人たちは「古里の歴史をたどる手掛かりにしてもらえれば」と話している。


 宗隣寺に整えられた福原芳山の墓(同寺で)

辻野さんが自宅開放し手作りひな人形展

 山陽小野田市赤崎の辻野房恵さん(78)は、二月十日から十七日まで自宅を開放して、手作りひな人形展を開く。六畳二間の和室に、色とりどりの着物をまとった小さなひな人形五百点以上を披露する。
 県内外の古着店やフリーマーケットに出掛け、珍しい古布があれば、買い求め、人形の素材に使用している。人形の手は耳かき、太鼓のばちはつまようじなど身近なものを使っている。辻野さんは「一人でも多くの人に楽しんで作ってもらえればと思いながら人形作りを続けています。多くの人に見ていただきたい」と話している


 さまざまなひな人形を公開する辻野さん(赤崎の自宅で)

2007年1月27日

宇部商センバツへ、2年ぶり7回目

 第七十九回選抜高校野球大会の出場校選考委員会は二十六日、大阪市内であり、宇部商の二年ぶり七回目のセンバツ出場が決まった。昨年秋の中国大会で4強に入り、選出を願っていた選手たちは、正式決定の知らせを受けると歓喜。就任一年目の中富力監督の甲子園初勝利、学校創立八十周年の記念すべき年での白星に向け、気持ちを新たにした。
 中富監督は「出場が決まり、感無量。大会までに打撃力の向上に努めていきたい。最後まであきらめず、粘り強く戦い、まず1勝を目指す」と抱負を述べた。


 中富監督を胴上げする選手たち(宇部商高で)

琴崎八幡宮で福豆いり

 節分祭に向けて、宇部市上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)で二十六日、恒例の福豆いりが行われた。炭火を入れた七輪に焙烙(ほうろく)と呼ばれる直径四十センチの土鍋を乗せ、神職たちが願いを込めながら、しゃもじで大豆をいった。新年の福の訪れを告げる香ばしいにおいが広がった。
 同宮の節分大祭は三日午前十時から。開運と厄よけの祈願を受け付け、古いお守りや正月飾りなどを焼納する大かがり火をたく。豆まきは午後三時、五時の二回。四日まで温泉旅行券などが当たる招運夢くじや恵方巻きの販売、甘酒の接待がある。


 焙烙で豆をいる神職たち(琴崎八幡宮で)

二酸化炭素削減に協力を、コープやまぐちが参加家族募集

 子供たちに住みやすい環境を残すため、普段の暮らしから二酸化炭素の排出を減らそうと、コープやまぐちが「一日エコチェック大作戦」を繰り広げている。二月四日までの都合のよい一日に「テレビを一時間消す」「食べ残しをしない」など八項目の中から、できることに取り組むもので、組合員以外も参加可能。宇部支部(大木史朗支部長)では、市や市地球温暖化対策ネットワークにも協力を求め、家族で最初の一歩を踏み出して、習慣化につながるよう期待している。
 参加は家族単位で、何人でもよい。チェックシートで、普段より実践できた項目の欄に時間や人数を記入し、二酸化炭素の削減量を計算。シートを共同購入の配達便や店舗のサービスカウンターに提出する。参加者の総削減量は後日、コープレターで発表する。シートは、地元では宇部、小野田両店で配布している。問い合わせは、コープやまぐち宇部センター(電話32-5522)へ。

山陽小野田市の桐原さんがバイオリン自動演奏装置開発

 山陽小野田市厚狭鴨庄の不動産賃貸業、桐原慎治さん(65)が、商品事業開発のひとつとして、バイオリンが自動演奏できる音声振動ユニット「アクティブ・サウンドボックス」を開発した。弦楽器の自動演奏装置はギミック(仕掛け)に凝ったものやエージング(慣らし)用はあるが、同製品は弓を使わず、振動や共鳴という楽器の特性を生かしてリアルな音を再現している。軽量コンパクトながら音質を追求した製品は世界的にも珍しく、特許も申請している。
 二月下旬まで厚狭トレーニングジムZERO1(ゼロワン)で展示する。興味がある人に、ぜひ聞いてほしいという。問い合わせは同ジム(電話72-0322)へ。


 音声振動ユニットを開発した桐原さん

パソコンと連動させた臨場感ある演奏システム(ZERO1で)

2007年1月26日

文化財防火デー、宮尾八幡宮で消防訓練

 「文化財防火デー」の二十六日、宇部市は県や市の指定有形文化財を持つ西万倉の宮尾八幡宮(河本文夫宮司)で、消防訓練を実施した。古里の文化財を守るため、地元住民らが消防隊の到着までバケツリレーで初期消火を行うなど、万が一の火災に備えた。
 同宮は、一三五二年に厚東義武が宇佐八幡宮から勧請したといわれる地域の氏神。祭神は応神天皇、仲哀天皇、神功皇后などで、県指定有形文化財の木造薬師如来坐像や市指定有形文化財の紙本着色八幡縁起絵巻が所蔵されている。


 文化財を守るため、バケツリレーの訓練をする地元住民ら(26日午前10時50分ごろ、宮尾八幡宮で)

私立校のトップ切り慶進で一般入試

 中学生に試練の季節到来――。宇部市内の私立高のトップを切り、慶進高(縄田研吾校長、七百八十二人)の一般入試が二十六日、同校など二会場であり、県内と海外(中国)の中学生が合格目指して、試験に臨んだ。発表は二月六日。
 試験は同校と宇部全日空ホテルで行われ、生徒たちは午前八時ごろから、続々と会場に入り、指定された席へ。受験上の注意を聞いた後、午前九時十分から、コース別に三-五教科の試験と面接に臨んだ。
 市内私立高の入試日程は、宇部フロンティア大付属香川が三十一日、宇部鴻城が二月一日。公立高は三月七日に行われる。


 問題に挑む中学生たち(26日午前9時10分ごろ、宇部全日空ホテルで)

2月3日、フジグラン宇部で「骨髄ドナー登録会」

 「骨髄ドナー登録会」が二月三日午前九時半から、フジグラン宇部で開かれる。登録は約二ミリリットルの採血で済み、市民の善意と勇気で一人でも多くの命が救われるよう、登録を呼び掛ける。
 ドナー登録できるのは十八歳から五十四歳までで、男性は体重四五キロ、女性は四〇キロ以上の人。健康で輸血歴のないことも条件。三日の登録会は午前九時半-正午と午後一-四時で、献血の会場も併設される。
 骨髄バンクに関する問い合わせは、宇部健康福祉センター(電話31-3200)へ。

山陽市民病院で健康教室スタート

 山陽小野田市の山陽市民病院(橋本康彦院長)は、今月から市民対象の健康教室を始めた。中高年層が気にする疾患を中心に取り上げ、予防や治療に役立ててもらう。
 初回は二十五日にあり、河合伸也病院局長が「骨粗しょう症」をテーマに、健康な骨を保つ日常生活、食事、治療方法について分かりやすい言葉で伝えた。同院サービス検討委員会は「健康の知識はもちろん、病院への理解も深めてもらいながら、市民病院の役割を果たしていきたい」と話した。次回のテーマは「五十肩」で、高脂血症、糖尿病、血圧など、生活習慣病も取り上げていく。


 講演する河合病院局長(山陽市民病院で)

2007年1月25日

確定申告は早めに手続きを

 二月十六日から始まる所得税の確定申告を前に、宇部税務署は二十四日、宇部興産ビル四階に確定申告や還付申告の相談を受ける申告書作成会場を開設した。三月十五日まで。
 初日のこの日は、個人事業者ら約二百人が訪れ、パソコンやタッチパネルを使って確定申告書類を作成したり、スタッフに相談したりしていた。同税務署は「混雑を防ぐため早めに手続きを。国税庁のホームページを使えば、自宅で好きな時間に申告書を作成できるので活用してほしい」と呼び掛けている。受け付けは午前九時-午後四時。土日・祝日は休み。問い合わせは同署(電話21-3131)へ。


 申告手続きをする市民(宇部興産ビル4階で)

小野湖、雨不足で湖底ひび割れ

 昨秋からの少雨傾向で、小野湖の上流側は湖底が干上がっている。数年に一度起こる干ばつ現象だが、湖底に沈んでいたかつての住居跡や一面に広がるひび割れが、そばを行き来するドライバーを驚かせている。
 年が明けてからの小野ふれあいセンター観測地点では、これまで雨を確認したのは、6日間の合計21.5ミリにとどまっている。このため協議会は、16日から工業用水30%カットの自主節水に踏み切っている。


 すっかり干上がった小野湖上流側

2006年の管内有効求人倍率まとめ

 宇部公共職業安定所は、二〇〇六年の管内(旧楠町を除く宇部市、美東町、秋芳町)の有効求人倍率をまとめた。景気拡大を受けて全国的に緩やかな上昇傾向を示す中で、四-十月は一・〇倍を割り込んだが、十一月には一・〇九倍と全国を超える水準にまで回復した。
 昨年一年間の傾向は、全国が微増、県内がほぼ横ばいで、大きく上下動することはなかった。管内で春から秋にかけて起きた求人倍率の谷間について同安定所では「一つの要因によるものではなく、景気の先行き不透明感が強い中で地元企業が採用を控えた、地場産業の業種特有の閉塞(へいそく)感、パート求人の減少など、さまざまな理由が同時期に重なったためだろう」と話している。


 

厚狭高食物文化科3年生が恩師らにもてなし料理

 厚狭高(八幡フミエ校長、五百四十八人)の食物文化科三年生は二十四日、世話になった教職員らに、高校生活の集大成となる日本料理を振る舞った。同科の調理実習は、三年間でおよそ二百四十時間。三年生は最後の実習で、腕前を披露することが恒例となっている。
 献立は「岩国の幽霊ずし」「タイの豊年焼き」「バレイショまんじゅう」など六品。三年生の学年主任の貞升浩二教諭は「店で食べる料理に負けていない素晴らしい技術。とてもおいしかったが、これで最後と思うと寂しい」。三年生の福田まなみさんと東由佳さんは「高校生活のすべてを出し切れた。満点の料理」と話していた。


 高校生活の集大成となる日本料理を先生のもとに運ぶ3年生(厚狭高で)

2007年1月24日

早朝から寒参り、北向地蔵尊にぎわう

 初地蔵の二十四日、宇部市西岐波上片倉の北向地蔵尊(増田公治管理者)には、早朝から多くの善男善女が寒参りに訪れ、健康を祈願した。
 病気回復や進学、縁結び、特に腰から下の病の回復に御利益があるとされ、年間約三十五万人の参拝者が訪れている。参拝者は線香を燃やした浄煙で体を清めた後、地蔵をさすったり、手を合わせたりして、一年間の無病息災や家内安全を一心に願った。


 地蔵に手を合わせる参拝者(24日午前9時ごろ、北向地蔵尊で)

27日、宇部空港で「新春書のスーパーパフォーマンス」

 畳六畳サイズの紙に書を描く2007「新春書のスーパーパフォーマンス」は、二十七日午後四時半から山口宇部空港国内線ターミナルビル二階ロビーで開かれる。
 矢田照濤さん(書道玄游会会長・毎日書道展審査会員)が濃墨、堀鴻烽さん(同理事長・同展会員)が淡墨、池田知穂さん(同事務局次長・同)が濃墨で近代詩を披露する。書き上げた作品は、二月十九日までターミナルビルに展示される。

ふるコン20人が子供向けの案内ノウハウ学ぶ

 宇部市ふるさとコンパニオンの会(安井敬子会長、二十八人)の研修会は二十三日、石炭記念館であり、会員二十人が子供向けに同館を紹介するノウハウを学んだ。
 古里宇部のPRに努めるボランティアグループで、七年前からは授業で宇部の歴史などを学ぶ市内の小学三-四年生に、炭都宇部などの紹介を定期的に行っている。より分かりやすく教える技術を向上させようと、会員対象の研修会を開いた。案内の希望は、市教育委員会文化振興課(同34-8616)、市商業観光課(同34-8353)へ。


 炭鉱の資料を前に勉強する参加者(石炭記念館で)

「真珠会」が有機無農薬野菜で健康づくり

 山陽小野田市有帆地区の健康推進員でつくる自主グループ「真珠会」(藤井久代会長、十三人)が、健康づくりの一環として無農薬野菜の栽培に励んでいる。
 梅田地区に五十平方メートルの土地を借り、竹炭やEM堆肥(たいひ)を畑の四隅に埋め、“結界”を張った。多種の野菜を輪作し、収穫に沸いた。早速バーベキューで振る舞ったところ、子供たちから「おいしい」と歓声が上がった。藤井会長は「仲間と楽しく健康づくりをモットーに頑張りたい」と話した。今後は会員を幅広く募り、健康の輪を広げていきたいとしている。


 野菜づくりや年間活動について歓談する会員(共和台自治会館で)

竹炭パワーで改良した畑(有帆梅田の菜園で)

2007年1月23日

ディーパックさん(ネパール)が東岐波小児童と交流

 障害者福祉を学ぶために来日しているネパール人男性、K・Cディーパックさん(28)が二十二日、東岐波小(城市恵行校長、九百五十一人)を訪問した。障害児学級を視察した後、五年生児童による日本文化の紹介があり、笑顔のひとときを過ごしていた。
 下半身が不自由なディーパックさんは昨年九月、ダスキンのアジア太平洋障害者リーダー養成事業の第八期生の一人として来日。地方都市の現状を研修するため、八日に宇部入りした。ディーパックさんは「健常者と障害者が同じ学校に通う日本は素晴らしい。また、さまざまな文化に触れることができ、本当に素晴らしい一日だった」と話していた。


 元気いっぱいのソーラン節を楽しむディーパックさん(東岐波小で)

「市障害者福祉」「市障害福祉」計画案まとまる、市民から意見募集

 宇部市は三月末までに、障害者施策の基本的な方向性と目標を示す「市障害者福祉計画」を見直し、障害福祉サービスなどの提供体制の確保に関する「市障害福祉計画」を策定する。このほど両計画案がまとまり、市役所やホームページで公開。二月九日まで、市民からの意見を募っている。また、福祉会館などで計画案の説明会も実施する。
 計画は市役所一階の市政資料閲覧コーナーと障害福祉課、楠総合支所地域振興課、各市民・ふれあいセンターで公開。市ホームページでも閲覧できる。意見の提出は、郵便、ファクス、メールか持参。様式は自由だが、住所、氏名を記載すること(意見の内容以外は公表しない)。提出先は〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、市障害福祉課(ファクス22-6028、メールsyou-fuku@city.ube.yamaguchi.jp)。問い合わせも同課(電話34-8314)へ。
 説明会は、二十五日午後六時半から福祉会館、三十日午後二時から楠総合センター、二月四日午後二時から福祉会館で行われる。

県産廃協会宇部支部が善和で「アクティブ21よごさん土作戦」

 県産業廃棄物協会宇部支部(真鍋啓介支部長、十社)は二十三日、二俣瀬善和で不法投棄廃棄物撤去のボランティア活動「アクティブ21よごさん土作戦」を実施した。県や市、地元の善和自治会(長岡迪宏会長)の住民も加わり、総勢六十人が善和八幡宮北側の道路沿いで、約三時間にわたり清掃活動を繰り広げた。作戦名の「よごさん土」は、クリーンアップ事業を通じて県民の「県土を汚さない意識」の高揚を期待して付けられた。
 善和八幡宮周辺の清掃は、午前九時から始まった。雑草をかき分けて山側に一歩踏み入れただけで、タイヤ、テレビ、金庫、建材などの粗大ごみ、ビニール袋に入った生活ごみなどが次々に見つかった。長岡会長は「昨年もきれいにしたのに、わずか一年で大量のごみの山。モラルが低下している」と、あきれ顔で話していた。


 不法投棄されたごみを回収する参加者たち(23日午前9時すぎ、二俣瀬善和で)

ホームプロジェクトコンで坂本さん(厚狭高一年)が最優秀賞

 厚狭高食物文化科一年の坂本文子さんが、全国高校家庭クラブ連盟のアイデアコンクールで最優秀賞を受賞した。
 同連盟が、若い世代に家庭生活の大切さを考える機会にと、全国の高校生を対象に毎年開いている「ホームプロジェクトコンクール」。今年度は約一万五千点の応募があり、三点が最優秀賞に選ばれた。坂本さんは、同居する祖母がリウマチのため、掃除や料理などに苦労していることに気付き、少しでも楽になるようにと「家事大改革」に取り組んだ。かつお節といりこを練り込んだみそと、ホウレンソウ、ニンジンなど小分けにして冷凍保存した具材を、食べたいときに混ぜ合わせる、いわゆる「即席みそ汁」の考案もその一つ。重たい鍋を使わなくてすむと、特に気に入ってもらっているという。


 ホームプロジェクトコンクールで最優秀賞に選ばれた坂本さん(厚狭高で)

2007年1月22日

山陽小野田市駅伝に48チーム熱走

 第三十九回山陽小野田市駅伝競走大会は二十一日、赤崎公民館をスタート、赤崎小をゴールとする竜王山周回コースであり、男子は高千帆中陸上部A、宇部鴻城高A、フェニックス、女子は厚狭中陸上部、鴻城・西高連合が、それぞれの部門で優勝した。
 男子は五区間二十二・三キロに三十九チーム(中学十三、高校Ⅰ三、一般二十三)、女子は同十四・八キロに九チーム(中学七、高校・一般二)が出場し、沿道の声援を力に、たすきをつないだ。躍進賞は前回記録を11分21秒縮めた西部マリンサービス。市消防本部の救急救命士らでつくるボランティア「山陽小野田レスキューサポート(SRS)」のメンバーも協力した。


 一斉にスタートする1区の選手(赤崎公民館前で)

小・中学校の仮入学日程

 宇部市内の小学校の仮入学は、二月一日の神原をトップに、同二十七日の常盤まで全二十四校、公立中学校は三月二十日の神原から同二十三日まで、全十三校で行われる。
 市教育委員会学校教育課によると、小学校の入学予定者数(十九日現在)は千六百六十四人。最多は東岐波の百五十九人で、吉部の五人が最少。中学校の予定者数(昨年十二月三十一日現在)は千六百十四人で、西岐波の百九十九人が最も多く、小野の八人が最少。


 

障害支援者交流の集いに150人、取り組み報告や討論

 第七回宇部市障害支援者交流の集いは二十一日、市シルバーふれあいセンターで開かれた。福祉施設、ボランティア団体、行政機関などから百五十人が参加。昨年十月に本格施行された障害者自立支援法を踏まえ、就労支援の取り組み事例の報告や「就労にかかる相談・援助の実際」をテーマにしたパネルディスカッションを通じ、障害者就労の実情を再認識した。
 講演では、市障害福祉課の藤笠誠課長が「新サービス体系と就労支援」、同労働局の内藤係長が「障害者の雇用施策」と題して話し、うべくるみ園授産部の副主任指導員、廣永伸二さんら三人が就労支援の取り組み事例を発表した。


 パネルディスカッションで意見を述べるパネリストら(シルバーふれあいセンターで)

起業家養成塾の事業案コンテストで受講生が成果発表

 第五回うべ起業家養成塾のビジネスプランコンテストは二十日、宇部商工会議所で開かれた。受講生十人が苦心して作成した事業計画書を基に、コンセプトやマーケティング手法を発表した。
 養成塾は、起業や新規事業の開拓を目指す人を対象に同商議所が開催。毎年、受講者の約三割は実際に起業している。受講生の考えた事業は、ネイルのクリエイトサービス、住宅リフォーム、清涼飲料水の製造などで、前年度から受講を続け、改良を加えたものもあった。審査員が見守る中、発案の動機、コンセプト、利益計画などを具体的に説明。審査員からの厳しい質問にも的確に答えていた。


 事業について発表する受講生(宇部商工会議所で)

2007年1月20日

志望大学突破の第一関門、センター試験始まる

 大学受験シーズンの幕開けとなる二〇〇七年度の大学入試センター試験が、二十日から全国七百三十五会場で一斉に始まった。
 宇部市内で唯一の会場となった山口大工学部では、最初の科目の公民は午前九時半から始まり、五百十一人が受験。試験官が注意事項を説明した後、問題用紙が配られ、合図と共に“第一関門”がスタートした。受験生は、これまで勉強してきた成果をすべて出し切ろうと、懸命に問題を解いていた。


 問題用紙を配る試験官と開始を待つ受験生(20日午前9時15分ごろ、山大工学部で)

香川学園、看護棟の建設着々

 香川学園(武下浩理事長)は、新年度から宇部フロンティア大に人間健康学部看護学科(定員八十人)を新設するが、グラウンドの一部に建設中の看護棟が全容を現してきた。三月上旬には完工し、四月から新入生を迎える。
 看護棟は、総事業費約六億七千四百万円をかけて昨夏、着工した。鉄筋二階(一部四階)建てで、一階は百人収容の講義室が三室あるほか、約四百三十平方メートルの広いスペースを持った基礎・成人看護実習室、ラウンジがある。二階は老年・地域・在宅・精神看護実習室、母性・小児看護実習室、講義室などがある。三、四階は研究室や会議室が並ぶ。


 全容を現してきた看護棟(宇部フロンティア大で)

全国高校クリエイティヴコンで長尾さん(厚狭三年)最優秀賞

 厚狭高の服飾文化科三年の長尾萌美さんが、第十二回全国高校生クリエイティヴコンテスト(全国高校家庭クラブ連盟主催)で、千百六十四点の応募作品の中から最優秀賞に選ばれた。昨年度の優秀賞に続き、二年連続の入賞。秦未来さん(同三年)も、佳作を受賞した。
 長尾さんの作品は「AKHA(あか)族」。タイやミャンマーに住む少数民族の衣装にヒントを得て、黒の衣服にカラフルなアップリケを施した。「前回の入賞は半信半疑だったが、今回も最優秀賞と認められて、うれしい」と話した。秦さんはボタンの花を題材にした一・五メートル四方のタペストリー。「半年間かけて作ったので、賞に選ばれてうれしい」と喜んだ。


 全国高校生クリエイティヴコンテストで最優秀賞の長尾さん(左)と佳作の秦さん(厚狭高で)

2007年1月19日

笑顔広がる市老連新年会

 宇部市老人クラブ連合会(井上逸治郎会長)の新年会は十八日、福祉会館であり、各校区の代表者ら三百人が出席して、今年一年の活躍と親善を誓った。
 演芸会では十二校区の芸達者たちが日舞やレクダンスを発表。新川校区は七福神の踊りを披露した。
 七福神に扮装(ふんそう)したのは、新川連合いそじ会の真島さんら。二十数年前からの伝統で、衣装はすべて手作り。いそじ会の新年会や松涛神社の大祭で踊り継いでいるという。
 開会行事で井上会長は「子供の見守り活動を発展させ、今年は高齢者福祉の充実に力を入れたい。相互支援活動は一部実施されているが、組織的に、計画的に取り組んでいければ。研修制度も考えていきたい」と目標を掲げた。来賓として、岩本哲男助役と田中敏弘市議会副議長が祝辞を述べた。


 演芸会で張り切る新川校区の代表ら(福祉会館で)

災害弱者、メールで安否確認

 携帯電話のメール機能を使った災害弱者の安否確認ソフトを開発している山口大大学院理工学研究科環境共生系専攻の防災システム工学研究室(三浦房紀教授)は十八日、同大工学部で身体障害者を対象とした初めての実証実験を行った。
 システムは、災害時に高齢者、障害者らに迅速に連絡を取り、援護が必要な人にはスピーディーに対応するため、同研究室が三年前から開発に取り組んでいる。災害弱者の安否確認は一人ずつに連絡すると時間や人手がかかるため、対応が遅れがちになっている。
 このシステムは、あらかじめホストコンピューターに登録した人の携帯電話に、災害発生と同時に安否確認のメールを送信。高齢者らが簡単なボタン操作で「安全である」「救助が必要である」かを返信する仕組み。


 安否確認ソフトを試験運用する市視覚障害者福祉協会の会員(山大工学部で)

赤十字病院、増改築完工であす式典

 小野田赤十字病院(水田英司院長)と隣接する老人保健施設の増改築工事が完了した。一般と療養型の病床を再編するとともに、健診機能の充、プライバシーの保護、バリアフリーなど、安全と安心をテーマに、質の高い医療を提供する環境を整備した。記念式典は二十日午前十一時から同院であり、日本赤十字社、病院関係者、来賓が完成を祝う。
 一般病床は九十二から四十、療養は四十から九十二(うち二十は介護療養型医療施設)へと逆転させ、高齢者医療の充実に努めた。工事は二〇〇五年十一月に着手。北側の旧病棟を解体して新病棟を新築し、一階に一般を移し、二階には点在していた管理部署を集約整備した。鉄筋コンクリート二階建てで、延べ床面積は三千一平方㍍。
 本館は、明るい南側に療養病床、北側にスタッフステーション、浴室、食堂、談話室、トイレなどの各種施設を設け、療養環境の向上を図った。管理部門などがあったスペースに健康管理センターを配置し、診療、健診部門の集約と強化を図った。センター内に中廊下を設けるなどプライバシーを保護。デザインや色彩にも配慮し、癒やしの空間になっている。新たに経鼻内視鏡(鼻からの胃カメラ)も導入し、患者の負担を軽減する。改修面積は千百六十二平方㍍。


 増改築が終わった小野田赤十字病院(上空から)

2007年1月18日

給食の地産地消進む

 二十四日から「全国学校給食週間」。全国で給食の意義や役割について児童・生徒、保護者らの理解と関心を深めるため、さまざまな行事が行われる。宇部市では週明けの二十二日から二十六日まで、地元産農水産物にスポットを当てた献立を計画。品目別に見ると、地元産食材が53%を占める。市は昨年春、学校給食現場での地元産農産物の安定供給を図るため、JA山口宇部と栽培契約を結んだが、新たに市内の五グループがジャガイモやタマネギの栽培に名乗りを上げており、地産地消に対する生産者側の意気込みがうかがえる。


 学校給食用のジャガイモを収穫する木田営農組合のメンバー(二俣瀬木田の畑で)

「療養通所介護和み」が3月開所

 在宅の難病や末期がん患者を対象とした新しい療養施設「療養通所介護和み」が、宇部市寿町三丁目の高齢者向け優良賃貸住宅「安心ライフ寿」に併設され、三月一日から営業を始める。人生の最後を住み慣れた自宅や地域でと願う人や家族を支える緩和ケアを実現する施設で、県内では岩国市に次いで二番目の開所となる。
 対象は、末期がんか公費負担医療の給付対象となる難病患者。痛みを和らげるのに効果があるとされる「笑い」を提供できるボランティアも募集している。問い合わせは、電話22-6024へ。


 ゆったりとした空間が広がる「和み」(宇部市寿町3丁目で)

3月6日プロ野球オープン戦、広島vs巨人

 プロ野球のオープン戦、広島東洋カープ-読売ジャイアンツ戦は、三月六日午後一時半から宇部市野球場で行われる。宇部でプロ野球の試合があるのは三年ぶり。チケットは二十二日から発売される。プロ野球を楽しむ会inうべ(伊藤隆司会長)、広島東洋カープ主催。
 チケットは同球場のほか、大林スポーツ、ロッキースポーツ、宇部観光コンベンション協会、フジグラン宇部、宇部井筒屋、サンパークあじす、小野田サンパーク、幸太郎本舗宇部本店、宇部商工会議所、パルティフジ西宇部、ローソンチケットで販売する。問い合わせは市体育協会(電話31-1507)へ。 


 

市民病院にセカンドオピニオン外来

 山陽小野田市病院局(河合伸也局長)は、小野田と山陽の両市民病院に、セカンドオピニオン外来を新設した。河合局長が専門医となり、主治医以外の第三者的な立場で、診療や治療に対する患者や家族の悩みを聞いたり、治療方針について分かりやすく説明したりする。
 河合局長は、「分かりやすい言葉で表現し、共感的、橋渡し的な役割を果たしたい」と話した。問い合わせは、平日の午前八時半から午後五時までに、小野田(電話83-2355、ファクス83-8666)、山陽(電話72-1121、ファクス73-2824)へ。電子メールは、小野田がmed-o-renkei@city.sanyo-onoda.lg.jp、山陽がmed-s-kango@city.sanyo-onoda.lg.jp。


 セカンドオピニオン外来を担当する河合局長(小野田市民病院で)

2007年1月17日

くるみ園のパン工房、2月1日開店

 知的障害者授産施設・うべくるみ園授産部(堀部孝男園長、川上大固屋)は、利用者の新たな仕事として二月一日から始めるパンの製造・販売に向け、生地を仕入れる山崎製パン(本社・東京)から指導員を招いて、研修を行っている。パンを焼く香ばしい香りが漂う中、職員らは加工や焼き方で試行錯誤を繰り返している。
 ブランド名は「パン工房ノワ」。ノワはフランス語で「くるみ」の意味で、施設名にちなんで付けた。開店後は工房での販売のほか、宇部興産グループ企業の売店での販売も決まっている。


 パンの加工方法などを教わる担当の職員ら(うべくるみ園授産部で)

山口宇部空港チャーター便、外国からの旅行客増える

 山口宇部空港発着の国際チャーター便は、日本人客の海外旅行が中心だったが、ここ一、二年は外国からの乗り入れが増えてきた。台湾や韓国、中国からの旅行客で、県地域振興部交通運輸対策室は「新しい顧客ニーズ。今後もさまざまな企画で外国人客を呼び込みたい」と空港利用客の増加に期待を寄せる。
 今後については、今年が県と中国山東省との提携二十五周年、韓国慶州南道との提携二十周年になることから、さまざまな記念ツアーによる受け入れ増加が期待されている。


 外国からの国際チャーター便が目立つようになった山口宇部空港

統一地方選の標語募集

 宇部市選挙管理委員会(若杉清美委員長)は、四月に行われる統一地方選をアピールするための標語を募集する。締め切りは二月五日。標語の応募は、はがきかファクス、メールで。標語、住所、氏名(ふりがな)、年齢、電話番号を明記し〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、市選挙管理委員会事務局(電話34-8451、ファクス22-6069、メールsenkan@city.ube.yamaguchi.jp)へ。最優秀一点(副賞は五千円の商品券)と優秀二点(三千円の商品券)、入選四点(二千円の商品券)を選出し、最優秀、優秀の中から一作品を選挙啓発のぼりに採用する。

山陽オート改修、2月17日オープン

 山陽小野田市のオートレース事業が、包括的民間委託契約により、七日付で公設民営に切り替わった。公営競技システム管理の日本トーター(本社東京都)が総合運営に向けて施設改修工事を進めており、新しい魅力を備えたレース場として二月十七日にリニューアルオープンする。
「リフレッシュオープン!気分一新がんばりますフェスタ」は二月十七日から十九日まで開く。目玉は、お笑いタレントの長州小力(西口プロレス)のステージ(二回)。二日目以降も楽しいイベントやファンサービスを予定している。ハイブリッドカーや大型液晶テレビなどが当たる記念クイズも実施中で、最終日に選手代表が抽選する。


 リニューアルオープンする山陽オートの外観予想図

住宅街などにイノシシ出没

 宇部市内では十五日から十六日午前にかけて、川上、常盤、西岐波の住宅街などで体長約一メートルのイノシシが相次いで目撃された。同署などでは「見掛けたら刺激せず、通報を」と注意を呼び掛けている。
 目撃例は、十五日正午ごろに琴崎八幡宮北側で、同午後三時ごろに常盤湖の東岸で、十六日午前十時半ごろ西岐波長生で、それぞれ一件あった。川上団地の日昔吉紀さん(66)は十五日午前十一時半ごろ、自宅庭で物音がするのに気付き、イノシシを撮影。「自宅裏手が山なので、野ウサギやサルを見たことはあるが、イノシシは初めて。五分くらいで山へと帰った」と言う。


 川上団地の民家の庭に出没したイノシシ(15日に日昔さんが撮影)

川上団地の民家の庭に出没したイノシシ(15日に日昔さんが撮影)

宇部署が放置自転車調査

 宇部市内で多発する自転車盗。昨年も宇部警察署(長松久雄署長)は四百四十六件を認知し、全刑法犯の約二割を占めた。同署では一件でも自転車盗を減らそうと、市や地域と協力し、十五日からJR駅周辺の駐輪場にある放置自転車の調査を始めた。
 同日は、駐輪場の利用が多い宇部駅、宇部新川駅、東新川駅で行い、「外されないものは撤去します」などと書かれた札を約七百台の自転車に取り付けていった。同署では「被害者と共に加害者も中・高生が多いので、学校側にも協力を呼び掛けている。駐輪場対策と鍵掛け運動を推進していきたい」と話している。


 自転車に札を取り付ける警察OBら(JR宇部新川駅横の駐輪場で)

県議選から山陽地区4投票所で投票時間短縮

 山陽小野田市選挙管理委員会(生田希委員長)は、今春に行われる県議選(三月三十日告示、四月八日投開票)で、三十一投票所のうち、山陽地区の松ケ瀬、森広、湯の峠、福田の四カ所の投票時間を短縮する。本来は午後八時までだが、二時間早めて六時に閉める。
 新市になり、全投票区の票が市民館に集まるようになったため、北部の三地区、西部の福田地区から投票箱を届けるのに時間がかかる。厚狭投票区への統合も検討したが、投票所が厚狭小となれば、対象地区からの反発も必至で、高齢者への配慮などを検討し「時短」にした。

2007年1月15日

宇部市内各地でどんど焼きや小正月行事

 穏やかな好天が続いた十三、十四の両日、宇部市内の各地域で、どんど焼きや小正月を祝う行事があり、市民が燃え盛る浄火に一年の健康を願い、地域の触れ合いを深めた。
 厚南校区の「ふれあい厚南ゆめ広場」は十四日、厚南小グラウンドであり、約千人の参加者が、どんど焼きやゲームを楽しんだ。接待用のもちは五十キロ、七草がゆは三百食分が用意され、人気を集めた。子供たちは、羽根突き、竹馬、しゃぼん玉などの遊びを楽しんだ。


 立ち上る火柱を見守る住民ら(厚南小グラウンドで)

16日から工水30%カット

 宇部、山陽小野田市の水道局と企業十社でつくる厚東川工業用水利用者協議会は、昨年十月からの少雨傾向を受けて、十六日午前九時から工業用水を30%カットする自主節水を行う。企業の操業に影響はないという。
 厚東川ダムは十五日午前零時現在、貯水位が三十四・三九メートル、貯水容量が千三百十万九千立方メートルで、貯水率は58・2%となっている。今後もまとまった雨が降らず、貯水位が三十二メートル前後、貯水率が40%台前半になれば、二次節水に移行する。

「かるた教室」で小学生が真剣勝負

 宇部市教育委員会が伝統文化こども教室として取り組んでいる「かるた教室」(文化庁委嘱事業)が十四日、青少年会館、新川ふれあいセンターの両会場で開かれた。新年初めての教室で、小学生が、かるたの達人を目指して奮闘した。
 両会場とも「お願いします」と、対戦相手と読み手に礼をして競技が開始された。読み札の和歌を真剣に聞きながら、取り札に静かに手を差し伸べたり、勢いよく引き寄せたり、練習の成果を発揮していた。


 真剣なまなざしで札を取る子供たち(青少年会館で)

Jリーガー招き少年サッカー教室

 Jリーグの鹿島アントラーズの選手やコーチを招いての少年サッカー教室が十四日、県立おのだサッカー場で開かれた。約百十人の小学生たちはあこがれのプロ選手と試合をしたり、サインをもらったりして触れ合いを深めた。山陽小野田市少年サッカー連盟(好川桂司会長)主催、山陽小野田サッカー協会(竹本貞夫会長)共催。
 教室では、山口県出身の岩政大樹選手(24)、内田篤人選手(18)のほか、ゴールキーパーコーチの藤原寿徳さん、ジュニアスクールコーチの堀之内實さんが指導。教室は、ゲーム形式とトレーニング形式で実施。試合後、鹿島アントラーズから下敷きとノートが子供たちに贈られ、喜ばれた。


 子供たちと一緒にプレーする岩政選手(県立おのだサッカー場で)

2007年1月13日

赤崎小で燃料電池実験

 赤崎小(濱田康昭校長、二百八十九人)で十二日、山口合同ガスの出前講座があり、五年生が次世代エネルギーとして注目される燃料電池を利用した実験を行い、環境への理解を深めた。
 訪問したのは、同社小野田営業部の山縣伸樹さんら四人。四十三人の児童たちは、燃料電池の仕組みについて説明を受けた後、水を電気分解して発生させた酸素と水素を使い、オルゴールを鳴らしたり、車を動かしたりし、新しい動力の魅力を体験した。


 燃料電池で車を動かす児童たち(赤崎小で)

宇部市が環境大臣賞、独自の「宇部方式」評価

 宇部市が「循環・共生・参加まちづくり表彰」(環境大臣賞)を受ける。二〇〇三年度に創設され、昨年度までに二十四市区町村が受賞。今年度は八団体で、県内から選ばれたのは初めて。環境首都を目指す市にとって、大きな弾みとなる。表彰式は二十二日に東京都千代田区霞が関の環境省大臣室で行われ、藤田忠夫市長が出席する。
 宇部市は「宇部方式」と呼ばれる産官学民の協働による独自の公害防止システムで大気汚染を克服し、この理念で公害対策や廃棄物・リサイクル対策、緑地保全・創出など、総合的な環境保全対策を実施している点が評価された。また、主要事業者と地球環境に配慮した「環境保全協定」を結び、十九事業者で昨年度は約八〇万トンの二酸化炭素削減に成功。大学、高専や二十一社の地元企業の参画で「宇部コンビナート省エネ・温室効果ガス削減研究協議会」を設立し、廃棄物や電力、熱などの企業間の融通利用にも取り組んでいる。

宇部市消防本部がアイデア活かした資機材製作

 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)は、職員のアイデアや工夫で二つの資機材を作った。隔離が必要な患者を搬送する際の感染防止カバーと、消火活動中にホースが一般車両に踏まれるのを防ぐホースブリッジ。共に正規の資機材は高額なため、予算の削減につながっている。
 感染防止カバーは、数万円と高価な上、使用ごとに焼却処分するほか、車内の消毒も必要となる。開発したカバーは、一セット千円程度ででき、消毒も容易。ホースブリッジは、既製品は約三万円と高いが、廃棄ホースを使用することで四百円程度に収まった。現在は試作品の一セットだけ。火災現場に出動する車両には既製品が常備されているため、積載されていない消防団の消防車などで使えるように数を増やしていきたいという。


 アイデアを生かした感染防止カバー

廃棄ホースを使用したホースブリッジ

2007年1月12日

受験生を応援、空港ロビーに特大絵馬

 山口宇部空港の二階出発ロビーに十一日、受験生を応援する防府天満宮の特大絵馬が設置された。正念場を迎えた受験生にとって、強い味方になりそうだ。
 特大絵馬は縦、横一・二メートル。鳥居のデザインを施した投入口「願い口」があり、ミニ絵馬(縦七センチ、横十センチ)に願い事を書いて投入する。空港利用者以外の受験生や、搭乗する家族らも本人に代わって書き入れることができ、昨年は四百三十八枚のミニ絵馬が寄せられた。


 特大絵馬に願いを託す慶進高生(山口宇部空港2階出発ロビーで)

「はたちの献血キャンペーン」に協力を

 献血者が減る冬期に、安全な血液製剤を安定的に確保するため、新成人ら若者を中心に協力を求める「はたちの献血キャンペーン」が、十三日午前九時半から午後四時まで、フジグラン宇部で行われる。受付者全員に鉢植えと竹炭消臭剤をプレゼントするほか、女性に多い比重不足による不適者には、乾燥ヒジキと、いりゴマを贈呈。栄養相談やアート風船の配布もある。市など十一団体が主催。

障害者福祉を学ぶため来日、ディーパックさんが宇部市内で研修

 障害者福祉を学ぶために来日しているネパール人男性、K・Cディーパックさん(28)が、宇部市内で地方都市の現状を研修している。
 ディーパックさんは二十四日まで市内に滞在した後、七月まで国内各地を訪れる。「毎日が驚きの連続で、参考になることばかり。帰国後に役立てたい」と話している。ディーパックさんは生後間もないころ、原因不明の高熱により下半身が不自由になった。現在は、ネパール唯一の国立大であるトリブバン大の建築学科五年生。学業の傍ら、ネパール車いすクラブに所属し、福祉器具の普及や障害者に優しいまちづくりなどに取り組んでいる。


 野村代表の講義を受けるディーパックさん(中央町3丁目で)

須恵小で書き初め教室

 須恵小(杉形尚城校長、五百三十八人)で十一、十二の両日、書き初め教室が開かれた。児童たちは新年に立てた目標を胸に、心を落ち着かせて力強く筆を走らせた。
 体育館で十一日は三、四年生、十二日は五、六年生が行った。須恵公民館書道クラブ講師の國清観水さんら同クラブの十二人から、字のバランスや基本の筆遣いなど、上手に書くこつを教わり、清書を仕上げた。


 力強く筆を走らせる児童たち(須恵小で)

2007年1月11日

上宇部小路池で渡り鳥のんびり

 宇部市上宇部山門の小路池で、キンクロハジロやマガモ、ヒドリガモなどの渡り鳥がのんびりと羽を休めている。そばを歩く人は、冬の日差しを浴びて水面を滑るかわいい鳥に目を細めている。
 昨年10月ごろから渡ってきており、寒さが増すごとに数が増えている。宇部港に近いこともあり、海ガモの一種、キンクロハジロが多いのが小路池の特徴。鳥たちは3、4月に北帰行する。


 羽を休めるカモ類(小路池で)

「宇部ミュージカル」始動

 昨年の国民文化祭やまぐち2006に出演したダンサー有志がつくった「宇部ミュージカル」が、十日から宇部市の福祉会館で練習を始めた。宇部にミュージカルという文化を根付かせようと、キャストや見学者ら四十人が集合。今秋の旗揚げ公演の成功を目指して結束を強くし、体を動かした。
 同団は、小学四年生以上のキャストを引き続き募集中。練習は毎週水曜日の午後六時半から八時半まで同会館で行われている。


 伊藤代表(右)の動きを見て、振り付けを覚える団員たち(福祉会館で)

06年小野田、厚狭交通事故白書

 小野田、厚狭の両警察署は、二〇〇六年の交通事故発生状況をまとめた。両署を合計した山陽小野田市全体の人身事故は三百七十一件で前年比五十件の減少、平成に入って二番目に少ない数字を記録した。一月に立て続けに三件の死亡事故が発生するという不安な幕開けだったが、最終的には死者、負傷者とも前年を下回った。社会問題になった飲酒ドライバーによる重大事故も無かった。


 

2007年1月10日

宇部空港出発ロビーで多彩な催し

 空港がイベント会場に変身?―。山口宇部空港は、一年前から二階の出発ロビーで音楽会などの催しを定期的に開いているが、市民に定着し、搭乗客以外の利用が目立つようになった。隣接する空港会館(旧ターミナルビル)の貸しホールも、二〇〇五年度の利用が七件、四百十五人だったのが、今年度は十二月末現在で二十四件、千六百三十人と四倍増。
 これまでに弦楽四重奏、書道パフォーマンスなどを企画し、毎回百人から二百人の観客が集まった。また、宇部市内のコミュニティーFM局に委託して、毎週土曜日午後に公開生放送を実施。高級乗用車の展示も好評で、新車をのぞき込む人の姿が見られる。


 新車展示やラジオ公開生放送でにぎわうロビー(山口宇部空港で)

31日から楠文化財展「楠の歴史をたずねて」

 縄文時代から現代までの宇部市楠地区の文化財や伝統工芸品など約百八十点を集めた楠文化財展「楠の歴史をたずねて」は、三十一日から二月七日まで文化会館で開かれる。宇部地方史研究会(鈴永英二会長)主催、市教育委員会共催。
 関連事業として、文化財講座と赤間硯の製作体験を同会場で実施する。問い合わせは市教委文化振興課内の研究会事務局(電話34-8616)へ。


 楠文化財展のポスター

柏レイソル 蔵川選手、J1復帰で抱負

 山陽小野田市出身のJリーガー、蔵川洋平選手(29)=柏レイソル=が、今春の開幕に向けて始動した。昨年はJ2リーグで攻守にわたって活躍し、激しい昇格争いの中、チームはもちろん、自身も七年ぶりのJ1復帰を決めた。
 蔵川選手は須恵小、小野田中を経て、多々良学園(現高川学園)で全国大会、愛知学院大でユニバーシアードを経験。悲願のJ1復帰について「まず出場し、チームのためにどれだけのことができるかが大事。ディフェンスを磨き、クロスボールの精度を高め、良い結果が残せれば」と抱負。


 J1でのプレーに向けて抱負を語る蔵川選手

昨年の試合から(©KASHIWA REYSOL)

2007年1月 9日

小・中・高校で始業式

 宇部市、山陽小野田市の小・中学校と高校で9日、始業式が行われた。
 東岐波小(城市恵行校長、950人)では午前9時から体育館で式を実施。終了後、3年1組では、担任の光成紀子先生が「思いやりを持つ」「友達をつくる」「しっかり頑張る」「黙って聞く」「周りの人を幸せにする」の頭文字を取った「おとしだま」をプレゼント。子供たちは、この言葉を目標に3学期を送ることを誓った。


 書き初めを手にする3年1組の子供たち(9日午前10時ごろ、東岐波小で)

宇部市、山陽小野田市で成人式

 宇部市の成人式は「成人の日」前日の七日に記念会館で開かれた。対象者二千二十人のうち、千四百七十六人が出席。華やかな着物やスーツに身を包んだ新成人たちが、たくさんの友人と共に晴れの日を喜び合い、二十歳の決意を新たにした。
 山陽小野田市の成人式は八日、文化会館であり、晴れ着や真新しいスーツを着た若者たちが式典や記念行事を通じて大人の仲間入りを果たした。式には新成人六百十二人が出席し、ロビーやホールでは、再会を喜ぶ笑顔が広がった。式後は、小学校区単位で記念撮影に納まり、大人の第一歩を踏み出した思い出にした。


 華やかな着物姿の新成人たち(記念会館前で)

小学校単位での記念写真に臨む新成人(文化会館で)

市スポ少駅伝、優勝は男子・少年野球上宇部A、女子・宇部陸上

 第二十三回宇部市スポーツ少年団対抗駅伝競走大会は八日、常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれた。男女計七十二チームが、コースを三周する八区間十八・五一キロで競い、男子は少年野球上宇部クラブAが1時間13分39秒で初優勝。女子は宇部陸上クラブが1時間20分15秒で二年ぶり五回目の王座に就いた。女子一区(四キロ)では、福田晴夏選手(宇部陸上クラブ)が15分15秒の区間新記録を樹立した。市スポーツ少年団本部、市体育協会、市スポーツ少年団指導者協議会、宇部日報社主催、市少年野球連盟主管。


 ゴールテープを切る少年野球上宇部クラブAの後藤駿輔選手(常盤公園管理事務所前で)

宇部陸上クラブの中村愛海選手(常盤公園管理事務所前で)

2007年1月 6日

熱帯植物館に「アンネのバラ」展示

 常盤公園の熱帯植物館で「アンネのバラ」が咲いている。「アンネの日記」を書いたアンネ・フランク(一九二九-四五年)の名にちなんだバラで、宇部市野中四丁目で私設児童図書館「はらだ文庫」を主宰する松本敏子さんが贈った。十三日ごろまで展示する予定。
 ベルギーの園芸家が育成し「スベニア・デ・アンネフランク」(アンネの思い出)と命名。アンネの父オットー・フランクさんに贈り、世界各地に広まった。松本さんは「アンネのバラを見ることで、子供たちが本を読み、平和について考えるきっかけになれば」と、願いを込めている。


 展示されている花と松本さん(熱帯植物館イベントホールで)

勇壮に宇部市消防出初め式

 新春を飾る宇部市消防出初め式が六日、記念会館で行われた。消防本部職員、消防団員ら七百人が参加。士気の高揚と団結を図り、今年一年の災害ゼロを誓った。式典後は会館前で観閲行進があり、小雨の降る中、会場に訪れた多くの市民から拍手が送られた。市消防本部(矢野洋司消防長)、市消防団宇部消防団(平田基治団長)主催。


 災害ゼロを誓い堂々と行進する署員ら(6日午前11時すぎ、記念会館前で)

06年山陽小野田市消防本部まとめ

 山陽小野田市消防本部(中里裕典消防長)は、二〇〇六年の火災・救急年報(速報)をまとめた。昨年一年間に発生した火災は三十七件で、前年より八件減った。二月にJR厚狭駅前の商店街で、店舗や住宅三軒が全焼するなどの大規模な火災があり、建物火災の件数は増えたが、市町合併して約二年間、死者ゼロが続いている。
 トップは「建物」の二十二件で前年より三件増え、全体の六割を占める。九軒が全焼するなど、十一月末現在の被害総額はおよそ一億七百万円で、二年連続して一億円を超えた。十二月に民家が全焼する火事があったため、年間総額は一昨年の一億九百万円を超えるのは確実だ。次いで雑草が大半の「その他」の十三件、「林野」「車両」がそれぞれ一件。

2007年1月 5日

初競り、市場に活気

 寒の入りとなる六日の「小寒」を前に、宇部市地方卸売市場(魚市場、港町二丁目)と市中央卸売市場(青果市場、西平原四丁目)で五日、新年の初競りが行われ、市場に活気が戻った。大都市ほどの景気の回復が実感できず、市場を取り巻く環境は相変わらず厳しいが、「今年こそは」と両場内ともに威勢のいい競り声が響き渡った。
 宇部魚市場の岡本常雄営業部長は「今年は思ったより出だしがいい。地物はここ五、六年で一番多いのでは。魚が多いと活気が出るし、この勢いでいい年になれば」と声が弾んでいた。


 地元で取れた魚を競る仲買人ら(5日午前5時すぎ、地方卸売市場で)

イチゴを品定めする仲買人ら(5日午前7時半ごろ、中央卸売市場で)

昨年より1日早くスギ花粉初観測

 スギ花粉の飛散状況を調べている県医師会(藤原淳会長)は三日、今年初の飛散を宇部市で観測した。昨年より一日早い。本格的な飛散開始は例年二月上旬だが、気温が高いと早まる可能性がある。花粉総数は例年をやや下回ると予想されている。
 同会では二十一日に花粉症対策をテーマにした県民公開講座を山口市で開く。二十一日午後二時から、山口市吉敷の県総合保健会館で。入場無料。

小野田市民病院、電子カルテ本格始動

 山陽小野田市の小野田市民病院(瀧原博史院長)は、二日から電子カルテシステムの本格運用を開始した。診療記録や検査情報などをデータ化することで、患者は待ち時間が短縮し、安全でスピーディーな診療が受けられるようになる。二百床以上の大規模病院では県内第一号だという。
 同システムの導入により、保存していたカルテを探す手間が省けるだけでなく、過去の傷病歴や処置が一目で分かるなど、見読性が確保される。


 各診療科に導入された電子カルテ(小野田市民病院で)

Uターンラッシュ始まる

 年末年始を古里で過ごした人たちのUターンラッシュで、県内のJRや航空便は込み合っている。四日、山口宇部空港から東京へ向かう空の便は、いずれも満席か、ほぼ満席となった。
 同空港の搭乗待合室前のロビーは、各便の出発前になると、Uターン客と見送りの人たちでいっぱいになった。再び都会へと帰る子供や孫を見送るおじいさん、おばあさんの姿が目立った。最後に一緒に写真に納まったり、「また夏休みに帰っておいで」と声を掛けたりしていた。土産物店も、古里の名産品を買い求める客でごった返していた。


 名残惜しそうに古里を後にする搭乗客(4日午前9時15分ごろ、山口宇部空港で)

宇部西高生が冬休み返上で七草のパック詰め

 宇部西高(上田一人校長、五百四十七人)で四日、春の七草の摘み取りとパック詰め作業が行われた。水耕栽培、園芸利用、総合実習の授業を選択している二、三年生三十人が冬休み返上で登校し、手塩にかけて育てたセリ、ナズナなどをパックに詰め込んだ。
 平田早紀さん(三年)は「一生懸命育ててきた。おいしいと思う」、長尾知美さん(同)は「西高生のフレッシュさと愛情が詰まっているので、たくさんの人に食べてもらえれば」と話した。


 摘み取り作業に励む生徒たち(4日午前8時50分ごろ、宇部西高で)

4日、山陽小野田市公務始め式

 山陽小野田市の公務始め式は四日午前九時から市役所であり、白井博文市長は「財政状況は厳しく、事業も厳選しなければならないが、士気を落とさず、理想を高く掲げてほしい。先頭に立って死に物狂いで頑張るので、理解と協力を」と、任期の折り返しに向けて決意を表明し、職員の奮起を促した。


 年頭あいさつする白井市長(4日午前9時、市役所で)