2006年12月28日

帰省客ら続々

 県内の公共交通機関は、年末年始を古里で過ごす人たちの姿が目立つようになってきた。山口宇部空港でも、年の瀬が迫るにつれて、日に日に帰省客が増加。東京からの飛行機の到着時間に合わせて、出迎え客がロビーに詰め掛け、子供や孫を待っている。
 多くの企業や官公庁で正月休暇に入る29日からラッシュは本格化する見通し。羽田空港から山口宇部空港へ向かう便は、31日まで予約でほぼ満席。28日午前の便もビジネス客に交じって帰省客が降り立ち、笑顔で「お帰り」「元気だった」「ただいま」などと久しぶりの再会を喜び合い、家へと向かっていた。


 再会を喜び合う人たち(28日午前9時すぎ、山口宇部空港で)

正月へカウントダウン

 今年も残すところ三日となり、宇部市内は正月を迎える準備で気ぜわしい雰囲気になっている。
 スーパーでは輪飾りやミニ門松などの正月用品コーナーが設けられ、新しい年を清新な気分で迎えようと、買い物客が品定めをしている。


 正月気分を盛り上げる輪飾りコーナーで品定めをする親子(マックスバリュ恩田店で)

1月7日、SATOMI,が里帰りイベント

 宇部市出身の現役高校生シンガー、SATOMI,(本名・三隅理美)さん(17)が、来年二月七日に、初のアルバム「Diamondlily(ダイアモンドリリー)」を発売する。これに先立ち、一月七日午後二時から幸太郎本舗TSUTAYA宇部店で、サイン&握手会を行う。市内でのイベントは初めて。


 里帰りイベントをするSATOMI,さん

山陽小野田市 消防本部と団が旗新調

 山陽小野田市の消防本部旗と消防団旗が完成し二十七日、白井博文市長に披露された。職員や市民へのお披露目は、一月七日に市民館である出初め式になる。中里裕典消防長は「われわれの象徴となる旗の下、一致結束し、市民の安心安全の確保に努めていきたい」と話した。
 本部旗、団旗とも横一メートル、縦〇・八メートルの絹製。本部旗はすみれ色を基調に、中央には雪の結晶をベースとした消防章と市章を組み合わせた刺しゅうが施してある。団旗はえんじ色で、刺しゅうはサクラの団徽章(きしょう)。出初め式、消防大会、消防操法大会などで活用する。


 完成した消防本部旗(手前)と消防団旗(市役所で

2006年12月27日

鮮やかにサザンカ満開

 年の瀬が迫り、人も車も慌ただしさを増しているが、一瞬、安らいだ気分にさせてくれるのが、道路沿いや庭先に、今を盛りと咲くサザンカの花だ。
 晩秋から冬にかけて咲くツバキ科の高木常緑樹。花は赤白があるが、赤花は花が少ない今の季節に、ひときわ目立っている。市道真締川東通り線の道路沿いにも、樹高約1.2メートルの赤花のサザンカが等間隔に植えられ、道行く人やドライバーの目を楽しませている。


 赤い花が目に鮮やかなサザンカ(光善寺近くで)

神原苑が2007年4月から重度障害者のデイサービス開始

 社会福祉法人神原苑(濃川則之理事長)は、来年四月から就学前児童を含む障害者を昼間預かるデイサービス事業を始める。午後七時までの延長サービスのほか、利用者の障害や個性に合わせた個別のプログラムを用意し、単に「預かる」だけではない療育に重点を置いているのが特徴。知的・身体の障害の区別や年齢の枠を超えた重度障害者のデイサービス事業は、全国でも珍しく、関係者の注目を集めている。現在、神原町二丁目の特別養護老人ホームに隣接して施設を建設中。
 問い合わせは、同苑(電話35-5660)へ。


 建設が進む神原苑障害者デイサービス施設(神原町2丁目の同苑で)

日報杯ジュニアテニス、小・中学生97人が熱戦

 第二回宇部日報杯市ジュニアテニス大会は二十六日、中央コートで開かれた。小・中学生九十七人が、シングルスの九部門に分かれて競い、中学二年男子は山本雄大選手(ジョイスポーツTC)、同女子は梅田恵選手(UBE72TC)が優勝した。宇部日報社主催、市テニス協会(鈴木英太郎会長)主管。
【小学生】男子▽四年以下①清水覚士(UBE72TC)②大庭彰展(TFTC)▽五年以下①山本康貴(ジョイスポーツTC)②大庭嘉晃(TFTC)▽六年以下①林哲大(ジョイスポーツTC)②平泉京祐(同)◇女子▽四年以下①柏村美菜(TFTC)②矢田沙也華(UBE72TC)▽五・六年①奥田桃香(ジョイスポーツTC)②岡崎美幸(同)
【中学生】男子▽一年①松富拓真(ジョイスポーツTC)②藤本健寛(TFTC)▽二年①山本雄大(ジョイスポーツTC)②西村卓也(西岐波中)◇女子▽一年①奥田菜実(ジョイスポーツTC)②西岡友美(西岐波中)▽二年①梅田恵(UBE72TC)②松本麻美(ジョイスポーツTC)


 小学生の優勝者(中央コートで)

中学生の優勝者(中央コートで)

資源デポ、2007年2月から休止

 山陽小野田市は、市民体育館の駐車場内に設けている資源ごみ拠点回収施設(資源デポ)を来年二月一日で閉鎖する。県内でもいち早く取り組んだが、早朝深夜の不法投棄や抜き取り行為が後を絶たず、周辺環境、住民の静穏を乱していた。県と協議の上、現在地から撤去し、他の場所に移設する方向だが、再開のめどは立っていない。市は「施設の趣旨が十分に理解され、市民のマナーが高まった段階で判断する」としており、事業は当分休止状態となりそう。
 資源デポは、毎月一回の資源ごみの日に最寄りのステーションに出せなかったり、平日に環境衛生センターに持ち込めなかったりした市民のための施設。一九九九年度に文教施設が並ぶカルチャーロードにあえて設置したが、市民のマナーやルールは徐々に崩壊し、家財道具や家電品が置き去りにされるようになった。


 来年2月での閉鎖が決まった資源デポ(市民体育館で)

2006年12月26日

琴崎八幡宮、すす払いで一年の汚れすっきり

 クリスマスが終わると次はお正月。三が日は多くの初詣で客でにぎわう神社では、新年への最終準備が進んでいる。宇部市上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)では二十六日朝から、社殿や授与所の天井などにたまった一年間の汚れを取り除く「すす払い」が行われた。
 同宮裏にある神宮林から切り出し、先端に紙垂(しで)を付けた長さ約五メートルの雌竹を手に、白石宮司や神職ら六人が清掃。「すす払いが終わると、新年に向けて気持ちが引き締まる」と白石宮司。


 雌竹を使って高い所のちりやほこりを取り除く白石宮司(右)ら(26日午前9時、琴崎八幡宮で)

バイトも活躍、年賀状仕分け

 宇部郵便局(高野義和局長)で、元旦に配達される年賀状の仕分け作業が日増しに忙しくなっている。
 郵便番号や住所を読み取り、仕分けする機械もあるが、番号が書かれていなかったり、不鮮明で識別できないものも多く、二十五日も局員やアルバイトが手作業で一枚一枚確認しながら、あて先別に区切られた棚に整理していた。作業のピークは三十日という。同局は、早めの投函と郵便番号や住所の鮮明な表記を呼び掛けている。


 仕分け作業に追われる高校生アルバイト(宇部郵便局で)

まつば園で正月飾り作りピーク

 知的障害者授産施設まつば園(桝本裕之施設長)で、正月用のしめ飾り作りの最盛期を迎えている。口コミで毎年注文が増え、今年は過去最多となる四百個を受注。利用者と職員のほか、保護者らも手伝い、フル回転で仕上げの作業に当たっている。
 同園の正月飾りは完全予約制。わらやウラジロなどの材料は、地元農家からの提供品ということもあり、市価より三割程度安く、出来栄えも良いと評判になっている。受注数は年々右肩上がりの状態という。


 最終段階に入っている正月飾り作り(まつば園で)

2006年12月25日

TOKIWAパクパクフェスタ、にぎわう

 TOKIWAパクパクフェスタ(ときわ公園まつり実行委員会主催)は二十三日、常盤公園で開かれた。大抽選会やしし鍋のサービス、園児のマーチングバンド演奏などが行われ、にぎわった。
 オープニングは恩田幼稚園(児玉正悟園長)の年長児六十人がディズニーマーチに乗って愛らしい演技を披露した。大抽選会では、携帯ゲーム機や食事券などのクリスマスプレゼントに、会場は盛り上がった。


 オープニングを飾った恩田幼稚園の演技(常盤公園のカッタ君ステージ前で)

アクトビレッジおので楽しみながら環境教育

 二〇〇八年度の開設に向けて着々と整備が進むアクトビレッジおので二十四日、「親子で参加するエコアトラクション-ゲームとクイズで楽しい環境教育」が開かれた。建設中のビジターセンターが特別に開放され、家族連れ四十八人が真新しい施設の中で、楽しいひとときを過ごした。
 エコアトラクションでは、県環境アドバイザーの曽我邦雄さんと、曽我さんが主宰する環境まなび研究所のメンバーが「不思議な竹笛作り」「ガラスのマドラー製作」などを指導した。参加者たちは製作活動やゲームを通じて資源の再利用の大切さを学んだり、施設周辺の豊かな自然を観察したりして、アクトビレッジおののビジターセンター一番乗りを満喫していた。


 レジ袋などを使って竹笛作りに励む親子(アクトビレッジおので)

各地でクリスマス堪能

 草の実少年少女合唱団(中村明美主宰)のクリスマスコンサートは二十三日、宇部カトリック教会であり、幼児から高校生まで三十九人の団員たちが、聖堂に澄んだ歌声を響かせた。会場には約二百人が訪れ、清らかなハーモニーを堪能した。
 岬校区自治会婦人部連絡協議会の会員らが運営している、ふれあい・いきいきサロン「ほほえみサロン」(中野好江会長)のクリスマス会は二十四日、岬ふれあいセンターで開かれた。毎月の例会で「どんぐりサンタと松ぼっくりツリー」が、この日のテーマ。講師の古谷幸忠さん(岬一丁目)の指導で接着剤やはさみを使って、高さ十センチの作品を次々と仕上げた。


 中村さんの指揮で合唱する団員たち(宇部カトリック教会で)

ドングリを使ってサンタ作りを楽しむお年寄り(岬ふれあいセンターで)

23日、バンドWITHがクリスマスコンサート

 宇部、山陽小野田市内の音楽愛好者でつくるバンドWITH(久冨嘉直リーダー、8人)の第15回「クリスマスチャリティーコンサート」は23日、山陽小野田市民館であり、流行のポップスからオリジナル曲まで、幅広いジャンルの歌で来場者450人を楽しませた。
 毎年、地域の福祉施設や児童養護施設の利用者を招いている。コンサート収益のうち5万円は宇部市の身体障害者施設高嶺園に寄付した。デコレーションケーキなどが当たる抽選会もあった。


 クリスマスムード満点のステージ(市民館で)

2006年12月22日

小・中・高校 一斉に終業式

 宇部市、山陽小野田市の小・中学校と高校で二十二日、終業式が行われた。
 新川小(由井桂子校長、三百四十九人)では、午前八時五十分から体育館で式があった。終了後、クラスごとに大掃除。床や廊下をぞうきんでふいたり、ほうきで掃いたりして、一年間、お世話になった教室の汚れを落とした。子供たちは今年一年を振り返るとともに、クリスマスや正月など楽しい行事が続く冬休みに心を躍らせながら、学校を後にした。


 床をぞうきんでふく4年2組の子供たち(22日午前9時45分ごろ、新川小で)

きょう22日は冬至

 きょう二十二日は「冬至」。一年で最も昼が短く、夜が長い。寒さはこれからが本番で、冬至の日にはユズ湯に入り、カボチャを食べる習慣がある。体を温め、栄養のあるものを食べ、風邪を引かないようにという昔からの知恵だ。
 フジグラン宇部では、四日前から野菜売り場の一角に“冬至コーナー”を設け、カボチャとユズ、ユズの皮を乾燥させた入浴剤を販売している。


 ユズやカボチャが並べられた“冬至コーナー”(フジグラン宇部で)

天然ガスへの転換作業完了

 宇部市ガス水道局(宗内敏和局長)のガス事業部が進めてきた、石油系ガスから天然ガスへの転換作業が二十二日、終了した。七月三十一日のスタートから約五カ月間で、約一万六千四百世帯を回り、ガス器具約三万八千五百五十台を調整。準備段階から十年にわたる市の天然ガス化が、ついに完了した。
 転換本部長の正木嘉勝ガス事業部長は「需要家はもちろん、市民の皆様にも大変ご迷惑をおかけした。無事に終わったことを、感謝している。これからは環境に優しく、クリーンなエネルギーの天然ガスをPRしていきたい」と話している。


 天然ガスに置換するため古いガスを燃焼器で燃やす(明治町1丁目で)

山陽小野田市総合計画基本構想原案決まる

 第三回山陽小野田市基本構想審議会(会長・西村重基小野田商工会議所会頭)は二十一日、市役所であり、基本構想原案を了承した。持ち越し議題となっていた新市の将来都市像は「人と出会い、支え合い、自然とふれあう、活力ある住み良さ創造都市」とし、総合計画がスタートする二〇〇八年度から十年後となる二〇一七年の目標人口を六万四千人に定めた。
 来年五月ごろ、基本構想、基本計画の両原案を市民意見公募(パブリックコメント)にかけ、最終調整の後、白井博文市長に答申する。九月議会に上程される見込み。


 

琴芝で夜回りスタート

 琴芝校区の西梶返地区で年末の風物詩として定着している夜回り活動が、今年も二十日から始まった。琴芝四区自治会(河野忠雄会長、約五百五十世帯)の有志が、カチカチと拍子木を打ち鳴らして「火の用心」「戸締まり用心」と大きな声を響かせている。三十日まで午後九時ごろから約一時間、毎晩続く。
 初日は有志約二十人が参加。懐中電灯などを手に南北二コースに分かれて巡回し、地域住民の安全に目を光らせた。河野会長は「一人暮らしの高齢者宅には、重点的に行くよう心掛けている」と話す。巡回後は西梶返公会堂に戻り、会話をしながら一杯やって暖を取ることも楽しみの一つになっている。


 夜回りに出発する有志(西梶返公会堂前で)

ぴあ南風にピアカウンセラー誕生

 同じ障害を持つ人の相談に応じるピアカウンセラー事業を行っている宇部市障害者生活支援センター・ぴあ南風(山田興二センター長、鵜の島町)に、知的・精神障害のカウンセラーが誕生した。山陽小野田市中川の真鍋幸一さん(35)。「自分と同じ苦しみを味わった人の力になりたい」と張り切っている。
 知的・精神障害のピアカウンセリングは、毎月第二水曜日の午後一時半から三時半まで、同センターで。ただし一月は第三水曜日の十七日。問い合わせは、同センター(電話31-5151、35-1044)へ。


 初の知的・精神障害のピアカウンセラーになった真鍋さん

3月19日宇部港出発、屋久島クルーズの参加者募集

 宇部港発着の外洋クルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」で行く屋久島チャータークルーズ(JTB中国四国企画、宇部市、宇部商工会議所など後援)が、来年三月十九日から二泊三日で行われる。現在、催行保証となる三百人の申し込みはあるが、定員六百五十人の半数しかいないため、多くの参加者を呼び掛けている。
 日程は、十九日午後に同港を出港し、翌二十日の朝、屋久島に到着。世界遺産の島を満喫し、同日の夕方に出航して、二十一日の午前中に帰港する。旅行代金は、利用客室のタイプで異なり、二人一室利用で一人八万九千-三十六万円。一月二十一日午後二時半から文化会館で説明会が行われる。問い合わせは、JTB中国四国山口支店(電話0120-49-1504)へ。

バイパス開通で交通量半減、事故も4分の1に

 国道2号厚狭・埴生バイパスの山陽小野田市埴生-下関市松屋東(二・七キロ)の開通により、埴生地区の国道2号本線の交通量が半減したことが、厚狭警察署の調べで分かった。事故の件数も四分の一に減り、交通環境が大きく改善された。
 同署では交通の実態を知るために七月中旬、九月上旬、十一月中旬の計三回、一週間単位で通行車両の総数を調査した。上市交差点を基点として、ドライブイン南国前、渋滞が常態化していた埴生前場交差点の東西二地点で実施。開通前後で、東地点の上下線の合計は約十万台だったのが、二万七千台に。西地点でも十九万台から十一万台に減った。全体では、半分以下になった。開通後、八-十一月までの人身と物損を合わせた交通事故件数は十件。昨年の同時期は三十九件だったので74・4%減。


 

2006年12月20日

寒漬のダイコン干し始まる

 山口市阿知須南祝の中尾元治商店で、特産品「寒漬」のダイコン干しが始まった。白いダイコンが連なり、寒風にさらされる光景は、冬の風物詩としておなじみ。通りを行く人に、迫る年の瀬を告げている。


 天日に干されたダイコン(山口市阿知須南祝で)

常盤公園のイベントPRで宇部空港にお菓子のツリー

 二十三日に常盤公園で開かれるTOKIWAパクパクフェスタ(ときわ公園まつり実行委員会主催)をPRしようと、山口宇部空港にお菓子のツリーが登場し、利用客らの目を楽しませている。ツリーは縦一・六メートル、横〇・九メートルで、宇部銘菓「黒ダイヤ」二百個を使用。二十二日午前中まで。
 同フェスタは、一年を通して親しまれる公園にしようと、冬季の目玉イベントとして、初めて開かれる。園児によるマーチングバンド演奏、しし鍋の無料接待(先着三百人)、新鮮野菜市などを行う。イベントの問い合わせは宇部観光コンベンション協会(電話34-2050)、当日は常盤遊園協会(電話21-3541)へ。


 空港に登場したお菓子のツリー

クリスマス商戦過熱、人気ゲーム機売り切れ続出

 クリスマス商戦が異常な事態に陥っている。子供たちから圧倒的な人気を集めるゲーム機が品薄状態になっているためだ。中でも任天堂の「DS・Lite」「Wii」、ソニー・コンピュータエンタテインメントの「PS3」は、市内だけでなく全国的に「完売・入荷未定」で、“サンタさん”を悩ませている。
 任天堂では「DS・Lite、Wiiともコンスタントに出荷しているが、需要が予想を上回っていて追い付かない状況。年内は残る二回の週末に向けて小売店に届けたい」と話している。


 「売り切れ・入荷未定」を告げる玩具コーナーの張り紙(フジグラン宇部で)

山陽小野田市の三小学校がタブレットPC導入

 山陽小野田市の三小学校が、漢字の前倒し学習にタブレットパソコン(PC)を使い始めた。今年度から全小学校で実践している「生活改善・学力向上プロジェクト」のモジュール授業の一環。
 タブレットPCは、それぞれが無線LAN環境で専用サーバーにつながっており、漢字の練習、文章での書き取り、熟語などのさまざまな問題が表示でき、答え合わせや書き順の指導もしてくれる。先生がアクセスすれば、子供たち一人ひとりの学習の深まり具合も把握できる。子供たちは、PCの電源が入ると、専用のタッチペンを使って、反復練習や応用問題に励んでいる。


 タブレットPCで漢字学習に集中する子供たち(津布田小で)

2006年12月19日

「ゴミを捨てないで!」、二俣瀬小6年生が廃材で啓発看板

 二俣瀬小(安村竹史校長)六年生全員十一人がこのほど、不法投棄の多い丸山ダム周辺の環境美化に役立ててもらおうと、廃材を材料に看板を共同で手作りし、同ダム入り口に設置した。
 縦約四十センチ、横約二十センチの板に、空き缶を解体し、平らに伸ばして巻き付けた。各板に「ゴミをすてないで!」の一文字ずつを、ボタンや押しピン、ビー玉、ペットボトルのふたで形作った。不用品の整理をする機会の多い年末、不法投棄をしないでとの願いを込めたという。


 環境美化の手作りの看板を立てた二股瀬小6年生(丸山ダム入り口で)

「宇部ミュージカル」結成、団員募集

 今秋の国民文化祭やまぐち2006のオープニングで踊った「文化維新ときめき隊」の有志が、祭典で芽生えた表現する楽しさや仲間同士のきずなを今後に生かそうと「宇部ミュージカル」を立ち上げた。来年秋の初演を目指して一月十日から練習を開始する。現在、小学四年生以上の団員を広く募集している。
 国文祭初日に上演された「燦(きら)めきの地 やまぐち二千年」の県民ダンサーの中で、宇部在住のメンバー十人が発起人となり、同作品の脚本・演出を手掛けた伊藤寿真男さん(下関市民ミュージカルの会代表)に、宇部での指導を依頼。国文祭開会式の音楽総括者で作曲・編曲家の野岐昇成さんに曲作りを頼む。ダンス指導は山崎鈴佳さん(スズカダンススクール主宰)も手伝う。入団、見学希望者は山崎さん(電話34-5462)へ。


 国文祭の思い出を語り合い、練習のスタートに胸を弾ませるメンバー(常盤町のスズカダンススクールで)

市民憲章原案が決定

 山陽小野田市民憲章起草協議会(樋口晋也会長)は十八日、市商工センターであり、同実行委員会(村上武利委員長、八人)が作成した憲章文案を全会一致で承認した。まちづくりのための行動目標として、市民一人ひとりに浸透し、共感が得られることを願って、タイトルに「みんなのちかい」を加えた。市民による市民のための憲章として、二十二日、白井博文市長に原案を届ける。
 全文は次の通り。
 市民憲章「みんなのちかい」
 私たちは、先人のこころを受けとめ、住みよいまちをめざして、ここにちかいをたてます。
 一.このまちの未来のために自ら考えます。
 一.このまちの未来のために汗を流します。
   そして、このまちを愛します。


 憲章文について説明する樋口会長(市商工センターで)

2006年12月18日

少年リーダーズが高嶺園訪問

 宇部警察署(長松久雄署長)が少年リーダーズに委嘱している中・高生や大学生ら十八人が十七日、身体障害者療護施設・高嶺園(内平俊雄施設長)を訪れ、入所者と交流した。
 リーダーズは中・高生の視点から防犯や交通安全の啓発を行う団体。同園には、施設への理解や入所者との触れ合いから、人とのぬくもりを深めることで、自己啓発につなげようと初めて訪問。参加した子供たちは、施設内を見学した後、職員から施設の概要や入所者の生活、介護の方法などを聞いて身障者への理解を深めると、食堂ホールで入所者と交流。「こんにちは」と積極的に話し掛け、楽しんでもらおうと歌も披露した。


 入所者と交流する高校生ら(高嶺園で)

県将棋名人戦、小島英雄四段が3連覇

 第二十七回県将棋名人戦(宇部日報社主催、日本将棋連盟宇部支部、市教育委員会後援)は十六日、ときわ湖水ホールであり、宇部市上野中町の小島英雄四段(67)が三連覇を飾った。
 宇部市をはじめ、山陽小野田市、山口市、萩市、下関市、周南市などから愛好家五十八人が出場。小学生から一般まで幅広い年代が、盤上で熱い火花を散らした。


 真剣なまなざしで将棋盤に向かう出場者(ときわ湖水ホールで

熊野神社、迎春準備に大わらわ

 今年も残すところあとわずか。山陽小野田市菩提寺山の熊野神社(松田千代子宮司)では、破魔矢、えとの土鈴などが届き、初詣での準備が急ピッチ。社務所には、縁起物が入った段ボールが並び、出番を待ち構えている。
 初詣でに欠かせない破魔矢、福寄せなどの正月縁起物は約五万点を用意する予定。いずれも家内安全、商売繁盛、学業成就を願うものだけに、みこたちも心を込めて準備。みこは毎年、地元の中・高校生から選ばれるが、今シーズンは吉野琴音ちゃん(有帆小一年)、松田貴乃ちゃん(6つ)も最年少みことして参加。元日には「みこ舞」を披露する。


 縁起物の準備に追われるみこたち(熊野神社で)

2006年12月16日

東岐波でイチゴの出荷本格化

 クリスマスの需要期を前に、宇部市東岐波のイチゴ栽培農家は出荷作業で忙しい毎日が続いている。ビニールハウスの中は、真っ赤に熟れたイチゴの甘い香りが漂っている。
 JA山口宇部東岐波イチゴ生産組合の田辺邦之組合長(59)は、二十年前からハウスで栽培。十一アールで、さちのか品種を育てている。需要期の今は週三回、朝摘みし、一日六キロ程度を出荷している。出荷は来年五月ごろまで続き、暖かくなる春先が最も出荷量が多い。


 赤くなったイチゴを朝摘みする田辺さん(東岐波岐波で)

宇部大空襲忘れるな 新川橋北側歩道に史跡標柱とプレート設置

 市街地が焦土と化した宇部大空襲の歴史を後世に伝えようと、焼夷(しょうい)弾の芯が突き刺さっていた新川橋の近くに十六日、史跡標柱とプレートが設置された。神原校区子ども委員会(渡壁幸一郎会長)がシリーズで開講した講座「昔の神原ウオッチング」の一環。小山はるかさん(神原小五年)ら小学生七人を含む関係者二十人が参加した。
 標柱は木製で長さ約二メートル。真締川公園の一角に穴を掘り、参加者が交代で土をかぶせた。宇部海員会館の敷地内にも「蒸気問屋の跡」の史跡標柱とプレートを設置した。明治末期から一九三八年まで、汽船の発着や海上輸送の業務を扱っていた場所で、会館の北東三十メートル付近にあった。


 標柱の根元に土をかぶせる子供たち(16日午前9時50分ごろ、真締川公園で)

一般質問最終日 山陽総合事務所の2、3階を市民開放へ

 山陽小野田市の白井博文市長は、山陽総合事務所の二、三階部分を市民に開放する方向で検討していることを明らかにした。機構改革による本庁への機能統合でできた空きスペースの有効活用。十二月定例市議会一般質問最終日の十五日、佐井木勝治議員(市民クラブ)の質問に答えた。
 総合事務所二階の農業委員会事務局、厚狭駅南部土地区画整理事務所を一階に配置し、行政機能を集約することで、二階部分を開放する。公民館の教室や市民団体の事務局など、積極的に貸し出すという。白井市長は「基本的に経費を使う余裕はないが、間仕切りなどして、多くの市民に利用してもらえるのでは」と話した。

2006年12月15日

年賀状はお早めに、記念行事で園児呼び掛け

 全国の郵便局で年賀状の受け付けが一斉に始まった十五日、宇部郵便局(高野義和局長)では、宇部さゆり幼稚園の年長児三十一人が「グロリアグロリア」などクリスマスや正月にちなんだ四曲を披露する記念行事が行われた。園児らは元気に合唱した後、「早めに年賀状を出しましょう」と声を合わせ、専用ポストに年賀状を投かんした。


 特設ポストに投かんする宇部さゆりの園児(15日午前9時15分、宇部郵便局で)

宇部市の国保収納率低下

 宇部市の国民健康保険の収納率が低下している。二〇〇五年度は91.45%で、収入未済額は四億六千四百三十万三千円。滞納繰り越し分を含めた総額は二十億六千九百八十八万六千円に達した。財源確保と負担の公平の原則から、保険年金課では今年度、「収納対策緊急プラン」を展開。徴収に力を入れ、緩やかな改善傾向にある。十四日の十二月定例市議会一般・特別会計決算審査特別委員会で、市執行部が説明した。
 同課では収納対策として、夜間窓口を毎週木曜日のほか月に三日程度、午後八時十五分まで開設。分納の約束が守られていない人には電話で催告し、特別徴収員(十四人)が訪問活動も行っている。昨年度の徴収員の成果は、九千七百四十三万五千円だった。保険料を滞納した場合、市からは資格証明書の発行までに、何度も通知が届く。分割納付の道もあるので、市では「とにかく早めに相談してほしい」と呼び掛けている。問い合わせは、保険年金課(電話34-8287)まで。


 

一般質問4日目 いじめ対応で専従の教育相談室構想

 山陽小野田市教育委員会は、いじめ、不登校、自殺など、深刻化する児童・生徒の問題に専従する教育相談室(仮称)を立ち上げる。学校に常駐した専門家が、先生たちとは別の立場で児童・生徒に目を向け、学校や保護者に悩みを言えない子供たちの駆け込み寺的な機能を果たし、問題解決、フォローに当たる。十二月定例市議会一般質問四日目の十四日、高松秀樹議員(刷新)の質問に、江沢正思教育長が「検討段階」としながら、新年度からの展開に向けた構想を明らかにした。
 構想によると、今年度の組織再編で学校教育課の所管となった教育相談係を「室」に格上げし、退職校長らを中心にした専門家が、学校だけでは対応できない児童・生徒の変化、諸問題の解決に取り組んでいく。児童・生徒、保護者が心を開いて話せるよう、学校体制とは一線を画した「第三者的」な受け皿とする。アンケート調査なども企画、回収、分析まで、すべてに携わる。

2006年12月14日

もうすぐクリスマス

 クリスマスが近づき、宇部市内の至る所でイルミネーションが輝く中、生花店では、赤と緑の調和が魅力のポインセチアが目を引いている。その色から欧州では「クリスマス・フラワー」とも呼ばれ、同じくこの時期の定番となるシクラメンと人気を二分している。
 中央町3丁目とアルク琴芝店内に店舗を構える「エバー・グリーン」(鈴木友香代表)では、定番のレッドスター、珍しいツイスターレッドなど5品種を用意。高さ10センチほどの小さな品種の寄せかごもあり、女性を中心に人気を集めている。


 ひときわ目を引くポインセチア(アルク琴芝店内のエバーグリーンで)

スペシャルオリンピックス山口、宇部が初の練習本拠地に

 知的障害者のスポーツの振興に取り組んでいる世界的なボランティア組織「スペシャルオリンピックス(SO)」の県組織「SO日本・山口」は来年四月、競技種目に陸上を新たに加える。練習の本拠地は宇部市陸上競技場で、競技本拠地が市内に設置されるのは初めて。
 SOは、スポーツを通じて知的障害者の社会参加を目指している。米国で一九六三年に発祥し、世界百六十カ国が加盟している。
 対象は六歳以上の知的障害者。練習は隔週の土、日のいずれかの曜日で二時間程度。家族も参加できる。コーチやボランティアも募集している。参加説明会を、一月十日午後六時半、同十三日午後二時からの二回、福祉会館で開催する。田中文代・SO山口事務局長は「練習の成果によって地区競技会、全国大会、世界大会への参加のチャンスがある。たとえ勝てなくても頑張る勇気を多くの人に与えられる」と参加を呼び掛けている。問い合わせは田中さん(電話54-2991)へ。

一般質問3日目、新幹線厚狭駅はDランク

 山陽小野田市の玄関口・JR新幹線厚狭駅への「ひかり号」の停車に向け、運動や要望が続いているが、JR西日本は同駅を実現不可能なDランクに位置付けていることが分かった。十二月定例市議会一般質問三日目の十三日、二歩材臣議員(清風)の質問を受けて、横田信夫環境経済部長がJR側の回答を明らかにした。
 新幹線厚狭駅は一九九九年に開業、現在「こだま号」が上下五十四本停車し、一日平均の乗降客は九百人。「不可能なランクだが、市独自で直接交渉できないか」という二歩議員に対し、横田環境経済部長は「市の発展の基礎になる位置付けはしたいが、ひかり、のぞみとなると、解決の糸口がないと進めない。すがる“わら”すら見えない状況」と厳しい実情を説明し、議会、商工会議所と連携し、粘り強く要望、陳情していくとした。

2006年12月13日

船木にナベヅル飛来

 国の天然記念物で県鳥にも指定されているナベヅル五羽が十二日、宇部市船木原で見つかった。同日午前七時半ごろ、付近を散歩していた男性(64)が確認した。
 ナベヅルは周囲を走る山陽新幹線や車の音を警戒しながら、田んぼの中で落ち穂をついばんでいる様子だった。きらら浜自然観察公園(山口市阿知須)の原田量介チーフレンジャーは「写真を見る限りでは幼鳥はおらず、すべて成鳥。何らかの原因でコースを外れ、舞い降りたものと考えられる」とし、「近づかずに遠くから見守れば、越冬する可能性もある」と話している。


 田んぼの中で羽を休めるナベヅルたち(船木原で

水源の森づくりに11社57人参加

 企業との協働による水源の森づくり体験活動は十二日、美東町大田の町有林であり、宇部市を中心に十一社五十七人が、ヒノキの枝打ちや間伐作業を行った。美祢農林事務所、山口流域林業活性化センター主催。
 森林が、水源の養成などさまざまな公益的機能を持ち、その力を十分に発揮するには適正な管理が必要であることを理解しようと、昨年に続いて実施した。厚東川の水を工業用水などに使っている企業を対象に、参加者を募集したところ、宇部興産、セントラル硝子、協和発酵宇部工場、宇部マテリアルズ、山口日本電気、チタン工業、大栄建設、西部石油などからボランティアが集まった。開会行事で森林機能について学んだ後、林道から約百メートル入った場所にある植樹後十-十五年のヒノキ植林地で、下枝をのこぎりで切ったり、密集した木を所々で伐採したりした。県内では、主だった水系に広がる森林地帯で同様の作業を行っており、参加企業は年々、増えているという。


 ヒノキの植林地で枝打ち作業をする参加者(美東町の町有林で)

自治基本条例制定へ

 山陽小野田市は、自治基本条例の制定に向けて、市民を中心とした策定懇話会(仮称)を来年四月に立ち上げる。策定段階から市民が参画することで、住民参加と協働を実践しつつ、アンケートやシンポジウムを通じて意見や考え方をまとめ、素案を白井博文市長に届ける。審議会、パブリックコメントを経て、二〇〇九年四月の施行を目指す。十二月定例市議会一般質問二日目の十二日、川村博通議員(翔友会)の質問に山縣始市長公室長が答えた。
 懇話会のメンバーは、人数に上限は設けないが、市では三十人から五十人程度を期待している。構成は公募、準公募(各種団体の構成員)、識見者ら。来年二月に募集し、〇八年九月議会の上程に向けて、新年度からスタートする。基本理念などについて、市側から提案せず、住民自治の基本、協働社会など、条例を取り巻く社会情勢の分析や市の実情などの情報提供を通じて、さまざまな発想や市民の考え方を集約する作業から始める。

琴崎八幡宮、縁起物の準備に大わらわ

 日に日に迎春ムードが高まる中、神社では初詣でに向けた準備が急ピッチで進んでいる。
 今月初旬にしめ縄の掛け替え作業を終えた宇部市上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)では、破魔矢、くま手、置物など九十二種類、約九千点の正月縁起物を用意する。お札やお守り類は五百種を超え、県内でも屈指の多さを誇る。神職やみこたちは、縁起物の整理や点検作業に汗を流している。白石宮司は「今年はいじめ問題など暗い話題が目に付いた。お参りをして明るい年を迎えてもらいたい。海外旅行や温泉旅行、液晶テレビなどが当たる招運初夢くじも用意しています」と話す。


 破魔矢を整理する神職ら(琴崎八幡宮で)

感染性胃腸炎が大流行

 細菌やウイルスなどが原因で腹痛、嘔吐(おうと)、下痢などの症状を引き起こす感染性胃腸炎が、十一月後半から宇部市と山陽小野田市の乳幼児の間で猛威を振るっている。
 国立感染症研究所感染症情報センターが全国約三千の小児科医療機関を対象に行っている宇部健康福祉センター調査によると、第四十七週(十一月二十-二十六日)の一病院当たりの患者数は十九・八人。同週の宇部市と山陽小野田市の患者数は四百五十人で、一病院当たり二十五人と、全国平均を大きく上回っている。過去三年間と比べても、大幅に多い。
 ノロウイルスによる感染性胃腸炎の症状は下痢や嘔吐、発熱など。通常は一-三日で治るが、抵抗力の弱い乳幼児や高齢者は重症化しやすい。同センターは、食前やトイレ後の手洗い、汚物の適切な処理などを呼び掛けている。


 

市議会一般質問最終日

 宇部市が十月に初めて実施した「女性のための総合集団健診」。すべての検診が一度に受診でき「男性がいないので気兼ねがない」と好評だった。約二百人が受診し、血液検査を中心とした基本健康診査は百六十人、がん検診は延べ三百八十八人が受けた。集団検診の七割以上を女性が占めていることもあり、来年度は女性総合集団健診を二回に増やす予定。また、発達障害児の早期発見と支援のため、幼・保育園関係者や園医と連携するなどして、身近で相談しやすい環境づくりを進める。十二月定例市議会一般質問最終日の十一日、藤田忠夫市長が明らかにした。
 市では現在、五歳児に限らず子供の発達相談支援を行い、必要に応じて山口大医学部付属病院など関係機関と連携し、適切な医療や療育につなげている。相談窓口は保健センター(電話31-1777)か地域療育支援センターの「ぷりずむ」(電話36-7571)。

山陽小野田市が副市長制の導入へ、3月市議会で条例案上程へ

 山陽小野田市の白井博文市長は、地方自治法の一部改正に伴う副市長制の導入について、来年三月の定例市議会上程に向けて条例案を準備していることを明らかにした。十二月定例市議会一般質問初日の十一日、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に対して、同ポストの設置に初めて見解を示した。
 六月に公布された改正法では、従来の助役に代えて副市長を置くようになっている。条例で定数を定めるようになっているが、置かないこともできる。複数人を置く“トロイカ体制”の可能性について白井市長は「本市は機構改革、スリム化に取り組んでいる段階。副市長は不可欠」とし、市の規模にふさわしい定数として一人を検討していることを示唆。

2006年12月11日

歳暮商戦ピーク

 民間企業のボーナス支給が始まり、スーパーや百貨店のギフト売り場は十日、日ごろ世話になっている人に感謝の気持ちを贈ろうと、歳暮を注文する大勢の客でにぎわった。
 フジグラン宇部は先月十五日から一階に特設コーナーを開設。日本酒、ビール、菓子、ハム、海産珍味、食用油、洗剤などの商品を展示し、注文を受けている。コーヒー、酒・ビールなどの定番商品のほか、地元のかまぼこや、空揚げ、鍋物などをセットにしたフグ関連商品も人気という。


 買い物客で込み合う歳暮コーナー(フジグラン宇部で)

年末年始の特別警戒活動スタート

 今年も残すところ二十日。平穏な年の瀬を過ごし、明るい新年を迎えてもらおうと、宇部警察署(長松久雄署長)は十一日から年末年始の特別警戒活動を開始、パトロールを強化した。「特別警戒隊」の腕章を着けた制服姿の警察官が金融機関や深夜スーパー、パチンコ店の景品買取所を巡回。「店内外のチェックを繰り返し行い、不審者の早期発見や通報を」と、従業員らに声を掛けている。
 同署の特別警戒活動は来年一月三日まで。▽侵入盗・街頭犯罪・振り込め詐欺の防止▽性犯罪などの捜査強化▽強盗など重要犯罪の防止▽飲酒運転など悪質危険な交通違反・暴走族の取り締まり、交通死亡事故の抑止▽暴力団対策、薬物事犯取り締まり推進▽テロなどの未然防止に向けた警戒警備の徹底▽雑踏事故の防止-を重点に、防犯活動に取り組む。


 局員に防犯上のポイントを説明する警察官(11日午前9時半ごろ、宇部郵便局で)

農業まつり、師走の活気

 JA山口宇部主催の第十二回農業まつりは十日、同農協本所で開かれた。地元で取れた新鮮野菜をはじめ、正月用品や海産物、加工品、生活用品などを売るさまさまな店が立ち並び、迎春準備の買い物客らでにぎわった。もちまきやビンゴゲームなどの各種イベントも盛況だった。
 朝市のコーナーでは、ハクサイやダイコン、ミズナ、ブロッコリーなどが安値で販売され、鍋料理の材料が飛ぶように売れていた。正月に備えて、もちやカズノコなどを早々と買う人も目立った。門松用のハボタンやクリスマスに飾るのにいいシクラメンの鉢も売れ行き上々で、会場は師走の活気にあふれていた。


 新鮮な野菜や花を買い求める人たち(JA山口宇部本所で)

別府八幡宮でしめ縄掛け替え

 有帆中村の別府八幡宮(渡辺克忠宮司)で十日、しめ縄の掛け替えが行われた。氏子有志でつくる「しめ縄保存会」(中村義治会長)が、一日がかりで奉納し、迎春準備を整えた。
 社殿に掛けられたしめ縄は三本のしめ縄をより合わせて作ったもので、直径一メートル、長さ九メートル、重さ四百キロのビッグサイズ。クレーンで持ち上げ、数人がかりでゆっくりと慎重に作業した。年末に、門松や初詣で客を案内する看板を設置すると、すべての迎春準備が終わる。


 クレーンを使い、しめ縄を掛ける氏子たち(別府八幡宮で)

2006年12月 9日

村松海岸一帯で海岸清掃

 西岐波村松海岸一帯で九日、校区コミュニティー推進協議会(古林紀一会長)と同環境部(藤田俊美部長)による海岸清掃があった。台風13号(九月十六日)の影響で海岸に打ち上げられた流木やビニールごみを分別して回収。地元を中心に約百七十人が参加し、海岸線約二百メートルをきれいに片付けた。


 流木やごみを拾い集める住民ら(9日午前9時すぎ、村松海岸で)

献血に協力を

 県赤十字血液センターは、献血者の激減で県内の在庫血液が不足したため、献血への協力を呼び掛けている。十月末現在、前年同期より三千四百四十五人、千六百六十五リットル少ない。安定適性在庫に対しA型53%、B型86%、AB型91%、O型44%の実績で、AとO型が特に不足している。他県からの調整も困難という。
 同センターでは緊急事態として、移動採血車の増車、電話やメールによる献血登録者への呼び掛けも考えているという。問い合わせは山口市野田の県赤十字血液センター(電話083-922-8001、フリーダイヤル0120-456-122)へ。

8日、山陽小野田市でTAO年末凱旋ツアー

 和太鼓演奏集団「TAO」の山陽小野田公演は、八日午後七時から文化会館であり、六百人が新曲を含む約二時間のステージで和太鼓エンターテインメントを楽しんだ。市文化協会(中村克衛会長)、竜王太鼓保存会(岡田鶴雄会長)主催。
 TAOは近年、海外と国内に分かれ演奏活動を展開。年末の凱旋(がいせん)公演は、二つの演奏ユニットが集結し、一年の集大成を披露する。山陽小野田公演はツアー初日に当たる。ニューヨーク在住のシンセサイザー奏者、奈良部匠平さん、映画音楽やCM曲で知られるバイオリン奏者、桑野聖さんらをゲストに迎え、太鼓とのコラボレーションを繰り広げた。


 迫力満点の音とパフォーマンス(文化会館で)

2006年12月 8日

「太古窯家門陶房」でイノシシの置物作り大忙し

 宇部市厚東吉見の「太古窯家門陶房」で、来年のえとにちなんだイノシシの置物作りが最盛期を迎えている。
 窯元の白石家門さん(62)と貴房さん(35)父子が、二十年前から作っている。今年は十月から制作を開始し、既に五千個のイノシシが誕生。山陽小野田市などで採れる粘土を精製せずに使い、荒々しい質感を出した。「一年間、それゆけの猪突(ちょとつ)猛進で、運を上向けてほしい」と家門さん。小さいものは千二百円から。問い合わせは同陶房(電話62-2151)へ。


 上薬を塗る白石家門さん。この後、1300度の高温で2時間半、焼く。(太古窯家門陶房で)

愛きょうたっぷりのイノシシの置物

年末年始交通安全県民運動スタート

 年末年始の交通安全県民運動が、十日から一月三日までの二十五日間、全県で行われる。▽飲酒運転の根絶▽早朝・薄暮時の交通事故防止▽高齢者の交通事故防止▽後部座席を含むシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底-を重点目標に、街頭啓発活動などに取り組む。
 年末年始は慌ただしさが増すとともに、帰省やレジャーで交通量が増え、重大事故が懸念される。同運動では、交通ルールの順守と交通マナーの実践を働き掛けていく。宇部市内でも同期間に合わせ、反射材の効果をPRする「きらきら大作戦」や、交通安全啓発コンサートなどの行事がある。

大規模災害応急対策で山陽小野田市と建設3団体が協定

 山陽小野田市は七日、小野田建設倶楽部(佐々木哲夫会長、十七社)、市建設業協同組合(神田真一理事長、二十社)、山陽建設業協同組合(金林幸博理事長、十社)と大規模災害における応急対策業務に関する協定を締結し、安全、安心のまちづくりに向けて、新たな支援体制を整えた。
 大規模災害が発生した場合、災害対策本部長の市長が要請し、三者が加盟事業所に指示し、建設資材や労力を提供する。各代表者も「総力を挙げて対応したい」「過去の経験を生かし、連絡網を整備し、市民の生命、社会資本を守りたい」と抱負を話した。


 支援協定を締結し、握手する白井市長(左から3人目)と建設3団体の代表者(市役所で)

2006年12月 7日

秋冬野菜が安値基調

 夏野菜は長雨と日照不足で生育不良となり、高値が続いた。一転、十、十一月は好天に恵まれ、暖かい日が続いたため、農作物は順調に生育。全国の主な産地の中には、廃棄処分の生産調整を行っている所もある。
 フジグラン宇部では六日、ハクサイ半玉八十九円、カブ一束(三-四個)七十九円、ダイコン一本九十八円で販売した。青果担当の川原靖弘主任は「二週間前が底値で、ハクサイは一玉八十円、ダイコンは一本四十円で売っていた。生産調整をしても追い付かないほどの流通量。トマトやキュウリ、ピーマンなどの果菜類は値上がり傾向にあるものの、全体的には安値基調」と話す。


 手ごろな値段となった秋冬野菜を買い求める客(フジグラン宇部で)

記念会館の70周年記念企画、渡辺翁銅像を人力発電でライトアップ

 記念会館が来年、開館七十周年の節目を迎えることから、宇部市職員有志でつくる団体Ube・Branding・Eyesは記念企画として、三十一日午後九時から新年の午前零時まで、同会館前の公園に設置された渡辺祐策翁の銅像を人力発電でライトアップする。二十日まで発電協力者を募集。当日は、ステージや屋台、もちまきなどのイベントも同時に実施し、来場者と共にカウントダウンして二〇〇七年の始まりを祝う。
 渡辺翁の銅像は高さ三・五メートルで、台座の上に載っている。ライトアップは、発電装置と照明用LED(発光ダイオード)を取り付けた三台の自転車で行う。こぎ手は、小学生以上が対象で、一人が五-十分を受け持つ。問い合わせは市総合政策課(電話34-8113)まで。

レ市高校生、送別会

 山陽小野田市の姉妹都市、豪州レッドクリフ市の高校生訪問団の送別会は六日、須恵公民館であり、市民のもてなしと日本の伝統文化にふれた生徒たちは、五日間の感動体験を胸に、市を後にした。
 レッドクリフ高、同サザンクロス・カトリックカレッジの十五人と引率者二人の計十七人。四泊五日の日程で、県内観光、市民交流などに参加した。最終日は和装と茶道を体験。赤崎公民館着付教室のメンバーに、男性は羽織とはかま、女性は振り袖を着せてもらい、茶道を体験した。和菓子と抹茶で一服し「日本文化の中で一番体験したかった。着物も着心地がいい」と感想を話した。


 和装で記念撮影(須恵公民館で)

2006年12月 6日

おせち料理講習会に33人

 宇部市男女共同参画センターで六日、「おせち料理講習会」があった。二十代から六十代までの主婦を中心に三十三人が参加。今回は重箱を使わなくても彩りがよく、簡単で、各種パーティーに転用が利く十品を作った。
 毎年人気の講習会で、料理研究家の秋村芳子さんが講師を務め、オリジナルのおせちの作り方を伝授した。茶わん蒸しをアレンジした宝来焼き、エビの黄金焼き、サーモンのきぬた巻き、ひき茶きんとんなど、色合いがきれいで、重箱要らずの料理が完成した。


 おせちを手際よく作っていく参加者たち(6日午前11時、市男女共同参画センターで)

「女夫岩堤」、急激に水位下がる

 国道190号の常盤公園入り口そばにある、ため池「女夫岩堤(めおといわづつみ)」の水位が、底が見えそうなほど急激に下がっている。干ばつには、程遠い気候で起きた現象に、付近を歩く人たちも驚いている。
 水は用水路を通って、塚穴川から瀬戸内海へ流れているため、一帯の調査も行われたが、ヘドロの堆積(たいせき)や浸水の被害は無かった。同課は「先日の雨もあり、最近の水位は回復傾向にある。要因の特定は、まだできないが、遠隔カメラを使った底樋の状況確認なども検討したい」と話した。


 極端に水位が下がった女夫岩堤(常盤公園入り口そばで)

はなっこりー生産者が研修会

 JA山口宇部管内のはなっこりー生産者を集めての研修会は五日、山陽小野田市の同厚狭支所と埴生福田地区であり、宇部、山陽小野田市、阿知須(山口市)の部会員六十人が、地産地消の推進に向けて、市場の情勢や出荷調整などを研修。現地検討会では、参加者が意見交換し、県内オリジナル野菜の生産意欲を高めた。
 検討会は、下福田の栽培圃場(ほじょう)であり、同地区の女性グループ福寿会リーダーの太田チズコさん(69)が取り組み状況を説明した。昨年、会員八人から出資金を募り、四アールでスタート。今年は八アールに広げ、各自が役割を分担しながら、安心、安全でおいしいはなっこりー作りに励んでいるという。


 福寿会の圃場ではなっこりーの生育状況を見る参加者(埴生下福田で)

2006年12月 5日

厚狭小で「ほんものの科学体験講座」

 大学が持つ人的、知的資源を活用し、最先端かつ本物の科学への理解を深めてもらおうという「ほんものの科学体験講座」は四日、厚狭小(秋本重勝校長、五百四十六人)で行われた。山陽小野田市と山口東京理科大(土谷敏雄学長)の包括的連携協定に基づく初の特別授業。
 釣り鐘状のケースの中に真空状態をつくり出す「真空鐘」を使い「少し膨らませた風船が真空状態でどうなるか」「羽毛と硬貨の落ちる速度は」などの実験を繰り広げた。子供たちは教材とは違った先端機器や創造力を刺激する実験に見入っていた。


 風船が膨らむ真空実験に、思わず耳をふさぐ子供たち(厚狭小で)

幻の果樹・コッコウ、東吉部の山に自生

 琴芝ふれあいセンターで、コッコウの実が公開されている。千々松和秀館長(60)が宇部市東吉部の山の中腹で自生しているのを見つけ「珍しいものだから、多くの人に見てもらいたい」と持ち帰った。県内の幾つかの場所で見つかっているが、宇部市内での報告例は初めて。
 コッコウは一般的にはシマサルナシ、別名ナシカズラと呼ばれる。祝島ではコッコーと称して、徐福が秦の始皇帝に命じられて探した「不老長寿の果実」だという伝説があり、「一粒食べれば百年長生きする」といって珍重されている。


 キウイに似たコッコウの実(琴芝ふれあいセンターで)

宇部フ大生が中心市街地視察、環境ビジネス提案へ

 宇部フロンティア大で環境ビジネス論を学ぶ三年生十二人は四日、宇部市中央町三丁目の再開発地区を視察して回った。商店街や行政の関係者ともディスカッションし、中心市街地で提案する環境ビジネスの参考にした。
 提携している早稲田大大学院公共経営科スタッフによる講義で、同大理工学術院の友成真一教授が指導している講座。学生は、中央銀天街から中央町三丁目にかけて歩き、街の様子、商店の業種、業態や客の動きをチェック。シャッターを下ろし、営業していない店舗が多いのにびっくりしていた。学生はこれから各自で視察を繰り返し、環境ビジネスを考案。来年一月十五日に、プレゼンテーションを行う。


 再開発地区を視察する学生ら(中央町3丁目で)

しめ縄掛け替え、迎春準備

 琴崎八幡宮(白石正典宮司)と松涛神社(白石篤正宮司)で三日、しめ縄の掛け替えが行われ、迎春準備を整えた。
【琴崎八幡宮】同宮、日吉神社、宇部護国神社の氏子や、川上南側、ひらき台の自治会、大小路の老人クラブの人たち約五十人が参加。同宮常任総代の瀧山健次郎さん(川上南側)を中心に、二メートルから十一メートルまでのしめ縄二十一本を作った。【松涛神社】鵜の島校区老人クラブ連合会の会員約三十人が作業に協力し、真新しいしめ縄に仕上げた。社殿に掛けられたしめ縄は直径二十センチ、長さ四・五メートルの束にした縄三本を、十人がかりで左縄になった。


 本殿にしめ縄を掛ける氏子たち(琴崎八幡宮で)

しめ縄の掛け替えをする会員たち(松涛神社で)

サンタ・クロスロード、イルミネーション点灯

 宇部全日空ホテル前の彫刻「ロンド」へのクリスマス装飾「サンタ・クロスロード」の点灯が、二日から始まった。点灯式では、集まった市民百人によるカウントダウンがあり、周辺のイルミネーションも含めて一斉に点灯。厳しい寒さの中、一足早くクリスマス気分を満喫した。
 イルミネーションがきれいに輝くクリスマスツリーの周りは、記念撮影する子供たちやカップルであふれ、スチールパンの演奏も雰囲気を盛り上げた。来年一月六日までの毎日午後六時から午前零時まで点灯。


 イルミネーションの点灯を楽しむ市民ら(宇部全日空ホテル前で)

レ市から高校生、見聞深め友好促進

 山陽小野田市の姉妹都市、豪州レッドクリフ市の高校生十五人が二日、来市し、きらら交流館での歓迎会に出席した。白井博文市長や行政、国際交流団体関係者、今夏にレ市を訪れた派遣中学生らと交流し、友情を深めた。
 一行はレッドクリフ高、同サザンクロス・カトリックカレッジの生徒と、引率者二人の計十七人。六日まで四泊五日の日程で、市国際交流協会(西村重基会長)に登録しているボランティア宅にホームステイしながら、学校訪問、市内、県内各地を回り、日本の文化や伝統などについての見聞を深める。


 歌を披露するレ市の高校生(きらら交流館で)

2006年12月 2日

県が年末一斉監視指導、管内600施設立ち入りへ

 大量の食品が流通する年末年始に備え、県は一日から、一斉監視指導を始めた。今年は、全国でノロウイルスによる食中毒が多発していることもあり、食品の衛生的な取り扱いや、調理従事者の健康管理の徹底を呼び掛けている。
 宇部健康福祉センターは、年末までに飲食店や食品製造業者、病院、社会福祉施設など管内(宇部市、山陽小野田市、美祢市、美祢郡)の約六百施設を立ち入り検査する。先週から管内の二つの老人福祉施設でノロウイルスによる食中毒や、感染性胃腸炎が発生しており、監視の目を強めている。


 総菜売り場で保存の状態や温度などを調べる監視員(神原町2丁目のマックスバリュ恩田店で)

歳末オークションは3日午後5時まで

 フジグラン宇部で開かれている第四十九回歳末たすけあい展オークション(市社会福祉協議会、宇部日報社など主催)は、三日午後五時で入札を締め切る。オークション品は、西村緑川さんら地元画家の作品、清木場俊介さん(元EXILE)、冨田大介選手(大宮アルディージャDF)、広田悟選手(プロゴルファー)のサイン入りグッズなど。

琴芝ふれあいセンターでイルミネーション点灯

 琴芝ふれあいセンターで一日、イルミネーションが点灯された。クリスマスリースとほほ笑むサンタクロースをモチーフにした絵を中心に、約三千個の電球を使った装飾が正面入り口を照らし、ムードあふれる夜を演出している。
 サンタの絵は縦一・八メートル、横三・六メートル。校区子ども会育成連絡協議会の河口信義会長が延べ五日間かけて下絵を描き、役員らで周囲を飾り付けた。点灯式には、子ども会の関係者を中心に約五十人が参加。児童を代表して森重敬晃君(六年)と、中山緑さん(五年)がカウントダウンに合わせてスイッチを入れた。リコーダーによる「星の世界」と「きよしこのよる」の演奏と、花火大会もあった。


 サンタの絵をバックに花火を楽しむ子供たち(琴芝ふれあいセンターで)

高泊で竹楽器製作

 高泊校区の竹楽器を作る会(大空軍治会長)は十一月三十日、高泊児童館でインドネシアの打楽器アンクルンの製作に取り掛かった。年内には完成する見通しで、三月十八日の児童館まつりで、練習を重ねた四十人の児童が、初演奏を披露する。
 アンクルンは、竹筒をぶつけて音を出す楽器で、竹の太さや長さの違いで音階をつくる。この日作った四十四本は近く、表面にニスを塗って仕上げ、来年早々には、児童クラブの子供たちが練習を開始する。まつり後、マリンバとクロンプットも作り、夏ごろには、高泊小を通じて団員を募集し、オーケストラを結成する計画にしている。


 アンクルンを製作する作る会のメンバー(高泊児童館で)

完成したアンクルン

2006年12月 1日

「歳暮商戦」熱気

 きょうから「師走」。押し迫る年末に備え、町中が徐々に慌ただしさを増してくる中、宇部市内のデパートや大型ショッピングセンターでは、感謝の気持ちを届ける歳暮の特設コーナーに市民の姿が目立ち始めた。どの店舗も売り上げを伸ばそうと、激しい商戦を繰り広げている。
 宇部井筒屋(福田為之社長)では、11月17日から4階にギフトセンターを開設。「景気の回復が実感できない上、虚礼廃止などもあり、ここ数年、大きな数字の伸びはないが、今年は出だしが好調」と営業管理部の高村正信ゼネラルマネジャー。第1のピークは8、9日、第2のピークは翌週末と予想している。


 歳暮を選ぶ人たち(宇部井筒屋で)

ラン展開催、色鮮やかに320点展示

 宇部市芸術祭参加のラン展が一日から、ときわ湖水ホールで始まった。先月、福岡国際らん展で優秀賞に選ばれた宇部ラン愛好会(米澤三彦会長)が丹精込めた三百二十点を展示。三日まで。
 今年は福岡国際らん展に参加したため、市芸術祭ラン展の開催が遅れた。展覧会が十二月になったのは初めてで、秋のランは終わりに近づいているため、代わりに冬咲きのランを多めに展示。寒風の中に咲くさえた色の花が、会場をいつにも増して華やかにしている。


 冬咲きのカトレアなどが競演する会場(1日午前10時、ときわ湖水ホールで)

クルマエビの出荷 大忙し

 山陽小野田市刈屋西条の小野田水産(藤田比呂史社長)で、贈答用のクルマエビの出荷作業が活気付いている。
「生育状況はまずまずで、昨年に比べて型も良い」とは藤田社長。水槽へと揚げられたクルマエビは、ピチピチと元気良く跳ねるうちに、おがくずと一緒に箱詰めされ、瀬戸内の味覚として年末年始の食卓を彩る。価格によって七-二十三匹が入るという。


 出荷を待つクルマエビ(小野田水産で)