2006年11月30日

初冬の海辺航跡きらり

 弱いながらも冬型の気圧配置となり、冷え込みが続く宇部地方。ここ数日の最高気温は15度前後と、冬本来の寒さが戻ってきた。30日朝の最低気温は7.7度(午前7時25分、宇部市役所観測地点)。日の出も次第に遅くなり、朝起きるのがつらくなってきた。 宇部港を望むあちこちの岸壁では、防寒着を着込んだ釣り人がのんびりと糸を垂らしている。強い季節風に工場群の煙は横にたなびく。夕方になると、漁を終えた漁船が次々と港に戻り、その航跡が光る海面にまっすぐ描かれた。芽吹きの春まで、そんなモノトーンの世界が広がる。 1日午後は日本海側から寒気が入り込み、雲が広がる。その後は高気圧に覆われ晴れるが、寒くなる。


 寒空の下で釣り糸を垂れる人(港町で)

押し花はがきコンクール西村さんが大賞

 山陽小野田市の押し花講師、西村静世さん=手芸クラフト・タンポポの会代表=が、第十二回「押し花はがきコンクール」で、最高賞の花いっぱい大賞(日本郵政公社総裁賞)に輝いた。 コンクールは花いっぱい運動発祥の地とされる長野県松本市が、花を通じた心の癒やしを感じてもらうイベントとして、日本手芸普及協会、日本郵政公社とともに実行委員会をつくって全国から作品を募集している。今回は海外を含め五千八百五十九点の応募があり、入賞作品二百四十三点を選んだ。


 大賞に輝いた西村さん

富士山の四こまはがき

2006年11月29日

宇部市内6小学校で持久走大会

 宇部市内の東岐波、琴芝、小羽山、西宇部、厚東、吉部の六小学校で二十九日、持久走大会が行われた。子供たちは、これから迎える冬本番での寒さに負けるなとばかりに、元気いっぱい、コースを駆け抜けた。
 小羽山小(岡崎智利校長、五百三十六人)では、午前九時十分から持久走大会を実施。運動場をスタートし、体育館前にゴールするコースで行われ、距離は一、二年生が一・二キロ、三、四年生が二キロ、五、六年生が二・五キロ。子供たちは応援に駆け付けた保護者の声援を受けながら、歯を食いしばって力走した。


 上位を目指して走る3年生(29日午前9時半すぎ、小羽山小で)

洋画家・庄島信基さんが新院展で準大賞

 Nobu Syo(ノブ・ショー)の名前で活躍している宇部市厚南の洋画家、庄島信基さん(62)はこのほど、所属する新日本美術院の第三十八回新院展で準大賞に輝いた。
 新日本美術院は、一九六八年に自由な芸術創作活動を掲げて発足し、毎年秋に国際公募展を開催している。今回の作品については「あくまで見る人に自由に想像し、楽しんでもらいたいが、現代の世界情勢をキャンバスの中に凝縮した。もともと具象をやっており、抽象作品で大きな賞をもらい、とまどっている。いろんな人に応援してもらったので(受賞は)恩返しになった」と喜んだ。
 第三十八回新院展は、十二月一日まで東京・上野の東京都美術館で開かれている。


 表彰状を手に喜びの庄島さん(厚南の自宅で)

救命士2人が薬剤投与認定

 山陽小野田市消防本部(中里裕典消防長)は二十八日、薬剤投与研修を終えた二人の救急救命士に、県救急業務高度化推進協議会(前川剛志会長)の認定証と資格証明証を伝達した。十二月一日から運用を開始する。
 薬剤投与は、点滴のラインに注射器型のユニットで薬剤(アドレナリン)を送り込む処置。救急業務の高度化を進める法改正で、気管挿管に続き、救命士の特定行為が拡大した。
 今回、認定されたのは、山陽消防署の山本宗徳救命士(44)と中尾龍幸救命士(42)。認定証を受けた山本救命士は「待望の薬剤投与だが、より慎重に取り扱わなければならない。積極的に訓練し、効果が上がるようにしたい。」と話した。中尾救命士も「救急最前線での武器を与えられた。心肺停止状態の患者が一人でも多く社会復帰できるよう、最善を尽くしたい」と決意を新たにした。


 県の認定証を受け取る2人の救命士(市消防本部で)

2006年11月28日

宇部商高JRCが独居老人と交流

 宇部商高JRC(青少年赤十字)部(中嶋真与部長)は、二十七日から校区内の独居老人宅を訪れて交流する新しい活動を始めた。二十九日からは西宇部ふれあいセンターと西宇部小に開設されている学童保育での支援もスタートさせる。いずれの活動も、来年一月から定期的に開始する。
 独居老人との初顔合わせとなった二十七日は、四グループに分かれて訪問。生徒たちは自己紹介の後、日常生活や料理の話などで会話を弾ませ、お年寄りを喜ばせた。中嶋部長は「緊張したが、思ったよりも話ができ、打ち解けることができた。次からは料理や昔の遊びなどを習ってみたい」と話した。


 お年寄りと話をする生徒たち(厚南松見町で)

フジグラン宇部でオークション始まる

 第四十九回「歳末たすけあい展」に合わせた、入札形式のオークションが、二十七日からフジグラン宇部で始まった。地元出身のスポーツ選手や芸能人から提供されたグッズ、地元で活躍する画家の作品を展示。オークションは誰でも参加でき、最終日の十二月三日午後五時まで受け付ける。宇部市社会福祉協議会、宇部日報社など主催。
 入札は会場にある用紙を使用。希望商品に丸を付け、金額、住所、氏名、電話番号を記入して入札箱に入れる。最高入札額者には後日、宇部日報社から連絡し、落札金と引き替えにオークション品を渡す。問い合わせは宇部日報社(電話31-1513)へ。


 12月3日まで受け付けるオークションの会場(フジグラン宇部で)

琴芝街区公園を立体化-市役所と周辺整備構想

 宇部井筒屋裏にある琴芝街区公園の一部を立体公園とし、一階部分に六十台分の駐車場を整備する―。二十八日に市役所で行われた議会前の定例記者会見で、藤田忠夫市長が市役所と周辺の整備構想について明らかにした。街路樹が老木化した常盤通りの緑化も進め、現山口銀行宇部支店の建物の保存は再検討する。
 琴芝街区公園(約六千九百平方メートル)は現在、地盤国有公園だが、市では来年度に駐車場などを整備できるよう、国に要望する。常盤通りの街路樹は台風などで傷み、今は約五千本に減少。市では景観整備の方針を出すため、国土交通省が山口大の「まちなか研究室」に委託しているワークショップに地元と一緒に参加し、検討を進めている。今後、国に整備を要望するほか、住民と共に樹木の植栽や花づくりに取り組んでいく。


 市役所及び周辺整備の構想図

アイデア貯金箱コンクールで喜久田さん(小野田小五年)がNHK会長賞

 第三十二回私のアイデア貯金箱コンクールの小学五・六年の部で、小野田小五年の喜久田咲さんが、最高賞の一つのNHK会長賞に選ばれた。二十七日に同校で表彰状の伝達式があり、主催する日本郵政公社の浜田泰朗中国支社長から記念品などを受け取った。
 喜久田さんの作品は「宇宙の貯金箱」。投入口に硬貨を入れると、内蔵のモーターのファンが回転し、立方体の基地から、セロハンテープの芯で作った宇宙船が約二十センチ浮上する仕掛け。喜久田さんは「工作は得意。アイデアはまだいっぱいあるので、またおもしろい仕掛けの工作をしたい」と話した。


 浜田支社長から表彰状を受ける喜久田さん(小野田小で)

NHK会長賞を受賞した「宇宙の貯金箱」

2006年11月27日

宇部空港内はクリスマスムード満点

 今年も残すところ一カ月余りとなり、街にはクリスマスムードが漂い始めた。空の玄関口・山口宇部空港のターミナルビル二階ロビーにも、約三千五百個の電飾をまとった高さ五メートルのクリスマスツリーが登場。きらびやかな装飾とカラフルな光で、利用客にひとときの安らぎを提供している。ツリーは十二月二十五日まで設置される。
 二十五日にはツリーの点灯式が行われ、琴崎保育園(白石正典園長)の土居遼太朗ちゃん、元永帆香ちゃん(ともに年長組)と航空会社の社員ら五人が、スイッチを押してイルミネーションの電飾をともした。赤、青、緑、オレンジ色の電球が光を放ち、飛行機を利用する旅行客やビジネスマン、送迎に訪れた人たちの目を引いている。


 電飾が点灯されたクリスマスツリーを囲む園児たち(山口宇部空港で)

「サンタ・クロスロード」がサンタ公認行事の“お墨付き”に

 宇部未来会議(篠田義仁会長)が行っている宇部全日空ホテル前の彫刻「ロンド」へのクリスマス装飾「サンタ・クロスロード」が二十五日、国営フィンランド航空の公認サンタクロースから公認行事としての“お墨付き”を得た。同ホテルで認定式があり、サンタから認定書が贈られた。
 クリスマス装飾は、一九九七年から宇部文化服装学院の協力で実施。今年も十二月二日から来年一月六日までの毎日午後六時から午前零時まで点灯。認定式には、山口日本フィンランド協会の招待で公認サンタが来場。認定書にサインし、篠田会長と「サンタ・クロスロード」の中川繁巳実行委員長に認定書を手渡した。式後は、子供たちとの記念撮影に笑顔で応じていた。


 認定書を受け取る篠田会長(中央、宇部全日空ホテルで)

山陽小野田市で「花と緑を語ろう会」開催

 第一回「花と緑を語ろう会」は二十六日、山陽小野田市の中央図書館であり、緑化、環境運動の実践者から豊富な事例を聞き、花と緑があふれるまちづくりへの一歩とした。山陽小野田造園協会(井上雄治会長)主催、市、市緑化推進協議会(田中平治会長)共催。
 市制一周年を記念し、新市の木にクロガネモチ、花にツツジが制定された。これを契機に、生活の中での花と緑の役割を考えるのが目的。開会行事で井上会長は「花は子供たちに優しい心、緑は自然、地球を守る心を培ってくれる。活動が地域に根付き、広がることを期待したい」とあいさつ。心の栄養素となる花と緑を広げるため、参加者にはツツジとクロガネモチの苗が贈られた。


 それぞれの活動を報告するパネリスト(中央図書館で)

2006年11月25日

西岐波収穫祭り、盛況

 第二回西岐波の収穫祭り(JA山口宇部西岐波支所主催)は二十五日、西岐波権代の同支所で開かれた。地元で取れたハクサイなどの新鮮野菜や特産品のミカンを求める多くの人でにぎわった。
 地産地消の推進を目的に開催。会場の支所駐車場にはハクサイ、キャベツ、ブロッコリー、カブ、ミズナ、ダイコンなどがずらりと並んだ。午前九時の開始と同時に周囲には人山ができ、飛ぶように売れていた。人気を集めたのはミカン。ぎっしりと詰まった袋を二、三個抱えて購入する人もいた。先着二百人を対象にした豚汁のサービスや、台唐(だいがら)を使用したもちつきも行われた。


 にぎわう会場(25日午前9時10分ごろ、JA山口宇部西岐波支所で)

特定不妊治療の助成期間が5年に延長、申請3月末までに

 不妊治療費助成制度のうち、医療保険が適用されない特定不妊治療(体外受精、顕微授精)の助成期間が今年度から、通算二年間から五年間に延長された。昨年度までに二年間助成を受けている人も申請可能となり、宇部市内の該当者には、宇部健康福祉センターが今月、個別に通知した。タイミング法や排卵誘発法などの保険適用治療に対する一般助成は、従来通り二年間。今年度分の申請受け付けは来年三月末までだが、申請書類をそろえるのに時間がかかる場合もあり、窓口の宇部市保健センターでは「二月中ごろまでに、一度相談にきてほしい」と話している。
 申請に必要な書類は、申請書のほか、医療機関で記入してもらう証明書、戸籍謄本、住民票(一般のみ)、市県民税所得証明書、領収書(特定のみ)。申請、問い合わせは保健センター(電話31-1777)か宇部健康福祉センター(電話31-3200)へ。

宇部市子育てサークル「十周年まつり」に親子ら150人

 宇部市子育てサークルの「十周年まつり」が二十五日、福祉会館で開かれた。乳幼児と保護者、サークルのOBら約百五十人が参加。親子ふれあい遊びやコンサートを通して、活動の節目を祝った。
 まつりでは、市内のフルート・アンサンブル・グループ「ピアニッシモ」が童謡やトトロメドレーを演奏。続いて、体操教室キャプテン館(周南市)の衣川信直代表の指導で思い切り体を動かし、スキンシップを深めた。宇部フロンティア大短大部児童文化サークルの学生と一緒に、手遊びや歌も満喫した。


 ウサギのまねをして進む参加者(25日午前11時、福祉会館で)

山陽小野田市健康づくり推進協が健康づくりプラン策定開始

 山陽小野田市健康づくり推進協議会(瀬戸信夫会長)は、新市の健康づくりプラン策定に着手した。行政主導ではなく、素案の段階から住民や団体がかかわり「市民が考え、作り、知り、実行する」という実効性のある計画をまとめる。市民一万人を対象にしたアンケートやシンポジウムで意識やニーズを探り、日本一健康なまちづくりの計画に反映させていく。来年九月の策定を目指す。回収したアンケートのパソコン入力を通じて、計画に携わるボランティアも募集する。関心のある人は事務局の保健センター(電話71-1814)へ。
 第一弾のシンポジウム「市民がつくる健康づくり計画」は、十二月三日午後二時から文化会館で開く。対象は市内の文化、スポーツ、ボランティア団体(グループ)、企業の保健・医療・福祉担当者、関連施設職員ら二百人を予定。一万人アンケートへの協力も依頼する。

2006年11月24日

西岐波みかん収穫大忙し

 宇部市内の主要なミカン栽培地である西岐波の山間部で、収穫が最盛期を迎えている。台風の影響で収量は少なめだが、「西岐波みかん」特有の甘さと程よい酸味は例年通り。市場に出荷されるほか、JA山口宇部西岐波支所で二十五日に開かれる第二回地産地消・西岐波の収穫祭りで、ほかの農産物などと共に販売される。
 同地域では、約三十人の栽培者によるミカン畑が約十ヘクタール広がっている。うち約二千平方メートルを持つ竹田辰男さんは、今月から収穫作業を始め、昨年からの“予約分”を含めて、年内に約三トンの出荷を予定。「台風で傷ついたものが多く、昨年より量は減ったが、食味は最高」と話している。


 ミカンの出荷準備に追われる竹田さん(西岐波で)

宮尾八幡宮の「万倉天神」、古式ゆかしく行司道中奉納

 宇部市西万倉の宮尾八幡宮(河本文夫宮司)で二十三日、境内社である万倉天満宮の例祭「万倉天神」が開かれた。あいにくの雨模様となったが、伝統の大・小行司や、やっこの道中が奉納され、大勢の人でにぎわった。万倉天満宮奉賛会(本田唯佐会長)主催。
 大行司道中は、祭神の菅原道真が太宰府に左遷されて京を下った際、防府の豪族が取る物も取りあえず道真を迎えに出た故事に由来。「万倉音頭」のしゃぎりを含めて総勢約百五十人が、万倉護国神社から同八幡宮までの約一キロを、三十分間かけてパレードし、沿道の市民を楽しませた。


 威勢のいい掛け声を上げて進む小・中・高校生によるやっこ道中(万倉護国神社近くで)

宇部鴻城高50周年、付属幼稚園30周年 飛躍誓い節目祝う

 宇部鴻城高(高井嗣夫校長、五百四十九人)の創立五十周年と同校付属幼稚園(田中玉惠園長、百八十二人)の三十周年記念式典は二十四日、同校体育館で開かれた。生徒、教職員、来賓ら約六百人が出席し、これまでの歩みを振り返るとともに、さらなる教育の充実に期待を寄せた。
 園児を代表して、年長の山田涼介ちゃん、松本考生ちゃん、兵間倖大ちゃん、柳瀬実紅ちゃん、加藤岡利南ちゃん、高橋なな子ちゃんが「これからも、みんなが仲良く過ごし、楽しい思い出をつくります」と、お祝いの言葉を披露し、生徒代表の鹿屋美月生徒会長(三年)が「節目を機に、四つの校訓を心に刻み、素晴らしい校風、伝統を受け継いでいきたい」と決意を語った。


 あいさつする高井校長(24日午前10時10分ごろ、宇部鴻城高体育館で)

わいせつ、声掛け相次ぐ

 山陽小野田市内では、十月から十一月にかけ、公然わいせつや声掛け事案が相次ぎ発生している。小野田、厚狭の両警察署では、パトロールを強化し、住民に注意を呼び掛けている。
 男性が女性に自分の陰部を見せるわいせつ行為は、先月十二日に出合校区、十九日に有帆校区、二十四日に高泊校区、今月三日に高千帆校区、二十日に厚狭校区で発生し、女子高生と成人女性が被害に遭っている。時間や場所、目撃証言に共通点が少なく、警察への通報が遅かったこともあり、検挙に至っていない。両署では早期解決のため、「被害に遭いそうになったら、すぐに110番の家に駆け込むなどして周りの大人に知らせ、少しでも早く警察に通報してほしい」と呼び掛けている。

2006年11月22日

宇部西高のシクラメンが満開

 宇部西高のビニールハウスでは、生徒が丹精込めて育てたシクラメンが満開。赤、ピンク、白の季節の花が冬到来を告げている。
 生物資源系列の生徒と農業科目を取っている生徒が、一年かけて育てた。今シーズンは約千鉢を育てたが、先日の西高祭で半分を販売。残ったシクラメンは随時、予約客に売るほか、同校や近隣小・中学校の三月の卒業式で会場を飾るために取っておく。生徒が育てるため、品質が均一ではないが、一鉢六百円は市価よりも安く、毎年のように買い求めるファンがいる。


 きれいな花を付けたシクラメン(宇部西高で)

25日、フジグラン宇部が買物袋持参者にダブルスタンプ

 フジグラン宇部(明神町三丁目)は、買い物一回につき通常はスタンプを一回押すのを、二十五日はマイバッグ持参者に限って二回押すダブルスタンプを行う。
 同店は、日本チェーンストア協会会員として同協会が提唱する毎月五日の「ノー・レジ袋の日」にダブルスタンプを行ってきたが、宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)と宇部日報社が行っているマイバッグ運動キャンペーンに賛同し、これとは別にダブルスタンプを行う。

絵画グループDONが発足50周年祝う作品展

 仲間と一緒に描きつないで半世紀―。山陽小野田市の美術家三人でつくる、絵画グループDONの発足五十周年を記念する作品展が、二十二日から宇部市東新川町の菊川画廊で始まった。年月を経て七十代になったメンバーが、それぞれライフワークとして描いている山や花の絵を中心に計三十二点を展示。「地道にやってきたことを見に立ち寄って」と話している。二十七日まで。
 日本美術家連盟会員の岸田悦雄さん(78)、中務義仁さん(77)、自由美術協会会員の前田徳さん(71)が所属。全員が元中学教員で、絵を通じた若手教員の親睦(しんぼく)グループとして立ち上げた。会名には「どんと行こう」の思いが込められている。


 節目のグループ展を開いている岸田さん、中務さん、前田さん(左から、22日午前11時半、菊川画廊で)

セメント社宅検討部会、有効活用で保存会提言へ

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「太平洋セメント住吉社宅検討部会」(瀬口孝典座長)は二十一日、市役所であり、大正年代に建築された家屋の保存活用を決めた。今後の運営、維持管理のため、市民有志による保存会(仮称)を早々に立ち上げ、ボランティアの力を最大限発揮しながら、市民活動の拠点を整備するよう、近く市に提言する。
 部会の方針を最終確認したところ、外観は現状維持、室内は最小限の改修という形での保存活用が大多数を占めた。改修費は相当額が見込まれるため、内容や程度は三段階に分けた。最大の課題となる資金が調達できなかった場合、白井博文市長は太平洋セメント側に申し出(借用)を断る余地もあるとしているが、工事は四棟を撤去し、一棟を残す状況で進んでいるという。

2006年11月21日

たちばな幼稚園で移動動物園

 宇部市西岐波今村西のたちばな幼稚園(早川加代子園長、273人)で20日、移動動物園が開かれた。園児たちは間近に見る動物たちに大喜び。モルモットやひよこなどの小動物を抱かせてもらい、ヤギに餌を与えるなどして、楽しく触れ合った。
 美東町の秋吉台サファリランドから、ミニブタやチンチラを含む12種70匹の動物たちが来園した。早川園長は「サファリランドでも動物たちに触れ合えるが、友達と一緒に喜びを共感できる機会になれば、と園に直接招いた。子供たちの豊かな体験が、表現活動に結び付いていけば」と話した。


 ヤギに餌を与える園児ら(たちばな幼稚園で)

「勤労感謝の日」を前に東割幼稚園が郵便局訪問

「勤労感謝の日」を前に、宇部市妻崎開作の東割幼稚園(松永喜久枝園長、八十二人)の年中・年長児三十人は二十日、東割郵便局(岡本伸二局長)を訪問し、局員に手紙と手作りのカレンダー、花を贈ったほか、歌を披露して感謝の気持ちを伝えた。
 盛重聴人ちゃんと山本みずきちゃん(いずれも年長)が「いつもお手紙を配達してくれてありがとうございます。これからもお仕事を頑張ってください」と手紙を読んだ後、えとのイノシシを版画にしたカレンダーを岡本局長に手渡した。岡本局長は「元気をくれてありがとう」とお礼を述べた。


 感謝の手紙を手渡す園児(東割郵便局で)

市長を囲んで語る会で6校区代表者が意見発表

 山陽小野田市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)主催の「市長を囲んでふるさとづくりを語る会」は二十日、文化会館であり、六校区の代表者がふるさとづくりに対する意見や思い、提案を発表した。
 ふるさとづくりに携わる人たちが行政側の企画の参考にしてもらおうと、夢や建設的な意見を語り合う集いで、旧小野田時代から続いている。今回は本山、須恵、厚陽、出合、埴生、厚狭校区の代表者が、魅力ある地域、古里の将来像を描いた。白井市長は一人ひとりの意見を振り返りながら「庁内でもさまざまな研究、プロジェクトがあり、実りを持たせるよう取り組んでいる段階。財政は厳しいが、職員と一丸となって頑張りたい」と話した。


 ふるさとづくりへの夢を語る校区代表者(文化会館で)

19日、和気あいあいの吉部っ子祭り

 吉部小(津守達生校長、二十六人)で十九日、吉部っ子祭りが開かれた。ゲームコーナー、お化け屋敷などの出店のほか、もちつきやバザーが行われ、児童、保護者、地域住民が楽しいひとときを過ごした。
 住民を学校に招き、交流の輪を広げようと開催。教室では、児童が趣向を凝らした出店を企画し、子供も大人もゲームコーナー、はがき作り、お化け屋敷の三コーナーを回り、遊びを満喫。もちつきは、老人クラブの吉部いきいきクラブ(中島剛一会長)の協力を得て実施。約二十五キロのもち米が用意され、子供たちは昔ながらのきねと臼を使ったもちつきを体験。ついたもちは、あんもちやきな粉もちにして、和気あいあい試食した。


 もちをつく児童(吉部小で)

永山本家酒造場で新酒の仕込み本格化

 あさって二十二日は二十四節気の一つ「小雪(しょうせつ)」。宇部市二俣瀬車地の永山本家酒造場(永山義毅社長)では、寒さとともに新酒の仕込み作業が本格化した。
 同酒造場では、一日から蔵人(くろうど)が準備作業に入り、先週末、神事を行って酒造りをスタートした。酒蔵内は連日、早朝から酒米を蒸す水蒸気に包まれ、蔵元杜氏(とうじ)の永山貴博さん(31)を中心に、若い蔵人たちが忙しく働いている。第一弾のにごり酒は、十二月十日ごろに出荷する計画。メーンブランドの「男山」や杜氏ブランドの「貴」の製造にも順次入る。近年、首都圏などで「貴」の人気が高まってきており、蔵の中は活気に満ちている。


 酒造りの第1段階、麹(こうじ)づくりに忙しい杜氏ら(永山本家酒造場で)

あじすふれあいまつり、街角ぎゃらりー 雨にも負けず活気

 第二十回あじすふれあいまつり(同実行委員会主催)と第十回街角ぎゃらりー(阿知須町商工会主催)は十九日、JR阿知須駅前や商店街通りで開かれ、あいにくの雨にもかかわらずビンゴ大会やもちまきなどのイベントでにぎわった。
 ふれあいまつりは駅前に特設ステージを開設。よさこい踊り、ダンス、吹奏楽などのステージが繰り広げられた。よさこい踊りには約二十人が出演し、観客の間近で迫力のある踊りを披露した。
 街角ぎゃらりーは自宅や商店の一角を“ギャラリー”として開放。四十二カ所で名物のひなもん、レース編み、盆栽、うちわ絵など、さまざまな作品を展示。一部の会場では即売会や体験工房も行われた。


 大勢の観客の前でよさこい踊りを披露する出演者(JR阿知須駅前の特設ステージで)

19日、山陽小野田市社会福祉大会開催

 第二回山陽小野田市社会福祉大会は十九日、市民館で開かれ、地域福祉の向上と発展に貢献した個人四十九人と二団体が功労表彰を受けた。市川富士夫一座による公演も実施され、会場は福祉関係者をはじめ、市民でにぎわった。市社会福祉協議会(森田純一会長)主催、市共催。
 ロビーでは、市社協が実施している事業内容を紹介した福祉啓発用パネル展示、みつば園、まつば園、のぞみ園、長寿園、小野田老人ホーム、工房おれんじ、あさレインボーの各施設がコーナーを設け、福祉への理解と協力をPRしていた。


 森田会長から表彰を受ける功労者(市民館文化ホールで)

2006年11月18日

色鮮やかにひなもんまつり

 第十回街角ぎゃらりー(阿知須町商工会主催)のひなもんまつりが十八日、山口市阿知須の商店街通りなどで始まった。来場者は、通りや民家を鮮やかに彩る作品を楽しんでいる。展示は十九日まで。あすは第二十回あじすふれあいまつり(同実行委員会)も、午前九時からJR阿知須駅前通りで開かれる。
 初日を飾ったひなもんまつりは十カ所で実施。真重邸では商工会プチ工房ひなもん教室の三十二人が三百五十点を出品した。春駒で正月ムードを演出したものや、着物姿の愛らしい子供たち、めでたいツルが飾られた作品もある。ふれあいまつりは、もちまき、ビンゴ大会、よさこいなどのステージイベントが行われる。


 会場を彩るひなもん(阿知須の真重邸で)

「楠こもれびの郷」(仮称)が09年度オープンへ

 楠万倉地区の温泉開発と農業振興を融合させた「楠こもれびの郷(さと)」(仮称)の事業概要が明らかになった。温泉がわき出た万倉ふれあいセンター近くの約8ヘクタールの土地を利用。地域間交流施設(温浴施設)、農産物直売所・農家レストラン・交流室、農業研修交流施設、体験農園、モデル農園を開設する。温浴施設や直売所は2009年度のオープンを目指す。
 温浴施設は木造平屋建て約千二百平方メートル、農産物直売所などは同六百平方メートル、研修交流施設は同三百平方メートルを計画。体験農園は約〇・五ヘクタールで、農家から土地を借りて運営する。モデル農園は約四・五ヘクタールで、農業生産法人に農地を集約する。


 

山陽小野田市長が行革特別委の報告書に回答

 山陽小野田市の白井博文市長は十七日、市議会行財政改革検討特別委員会の最終報告書に回答した。都市計画税の課税範囲統一の実質的作業への着手、「債権特別対策室(仮称)」の設置準備などの歳入確保対策、歳出抑制、公共施設の統廃合、病院、オートレース事業の展望など、庁内の各プロジェクトの進ちょく状況、来年度以降の新しい取り組みを示した。
 報告書の趣旨、詳細な取り組み、具体的な数値目標は、来年九月に市議会に上程する総合計画と併せて公表する行政改革大綱、アクションプラン(仮称)に反映させるが、その前段として、現時点で示すことができる内容を網羅した。市は、改革に対する議会の“お墨付き”を得たものとして「回答した内容は大綱の基本として実行していく」と話した。今後は市民への周知、理解を広げていく。

2006年11月17日

中学生のキャリア教育スタート

 中学生の職場体験を五日間に延ばす「キャリア・スタート・ウイーク」事業が、今週から三中学校で行われている。生徒たちは自ら志望する職種で、勤労の楽しさや厳しさに直面しながら、正しい職業観や責任感を身に付けている。
 トップを切って十五日から厚狭と厚陽、十六日から高千帆で始まった。厚狭の洋菓子店トロアメゾンもその一つ。パティシエにあこがれる高千帆の秋山賢吾君、花本早映子さん、厚狭の中本晋太郎君、藤岡拳士朗君の四人が、スタッフに教えてもらいながら連日、ケーキ作りの工程の一部に挑戦。併せて、華やかなイメージとは違い、休む時間がないほどの忙しさと、肉体的な疲労感も味わっている。中本君は「休憩以外は立ちっぱなしなので、結構きついが、ケーキを完成させたときの喜びは格別。五日間で、クッキーが作れるようになりたい」と話していた。


 スタッフに指導してもらいながらケーキの仕上げに挑戦する生徒(トロアメゾンで)

25日、宇部市文化会館で健康づくりシンポジウム開催

 地域の健康づくりを、専門家と市民で一緒に考えるシンポジウム「地域の健康力」が二十五日午後一時から四時まで、宇部市文化会館で開かれる。文化人類学の立場から現在の医療について研究・発言しているお茶の水女子大の波平恵美子名誉教授をはじめ、行政、医療関係者や住民代表が公開討論をするユニークな企画。市、国立民族学博物館共同研究会主催。
 対象は一般市民と、保健・医療・福祉の専門職、学生、文化人類学研究者で、参加は自由。問い合わせは保健センター(電話31-1777)へ。


 波平恵美子名誉教授

田中教授(山大工学部)が電気科学技術奨励賞受賞

 山口大工学部電気電子工学科の田中正吾教授(57)はこのほど、財団法人電気科学技術奨励会から第五十四回電気科学技術奨励賞を受けた。
 対象となったのは「電磁波レーダー高信頼度トンネル非破壊検査システムの開発」。トンネルなどのコンクリート剥離(はくり)が問題になっているが、田中教授はコンクリートを破壊せずに電磁波レーダーを使って亀裂などを検出するシステムを三年前に開発した。財源事情もあり、二十一世紀は新設からメンテナンス(維持管理)の時代へ、と言われる中、田中教授は「各産業分野への応用、発展が期待されるシステム」と話した。


 田中正吾教授

2006年11月16日

UFJ銀行宇部支店で迫真の強盗訓練

 金融機関を狙った犯罪が心配される年末を控え、宇部市中央町二丁目の三菱東京UFJ銀行宇部支店(前田要支店長)で十五日、強盗事件を想定した訓練が行われた。閉店後に行われた訓練では、宇部警察署員が強盗犯役となって店舗に押し入り、模造の拳銃を行員に突き付けて現金を要求。「動くな。手を上げろ」「袋に金を入れろ」と、大声で怒鳴る犯人役をなだめるように応対しながら、行員らは緊急通報装置で警察に連絡したり、犯人の特徴をメモに書き取ったりした。「行員だけでの訓練は毎年行っているが、警察に協力してもらっての本格的な訓練は約五年ぶり。本番さながらの迫力で、もしもの時にこの経験を生かせれば」と前田支店長。


 

07年度宇部市予算編成方針発表

 宇部市は十六日、二〇〇七年度の予算編成方針を発表した。市税収入がわずかな伸びしか見込めない一方で、民生関係や公債費負担の繰り出し金、投資的経費は増大が予想され、厳しい状況。現時点では、今年二月の中期財政見通しで試算した約十億円の財源不足が、さらに膨らみそうだ。今回は、前年度試行した包括的予算制度を本格導入し、第一線に立つ担当部に一般財源を配分。効果・効率や公的関与の妥当性を見極め、事務事業を徹底的に洗い直させる。実質公債費比率が危険ラインの18%を超える可能性も高く、建設事業債の発行は三十五億円以内(普通会計)に抑制。義務的経費と、重点施策の投資的経費を除く事業の各部配分基準は、前年度当初予算の10%カット、管理的経費については3%カットとし、さらに絞り込む。
 財務部では「各部の経営手腕が問われる予算編成。広告収入の工夫など、歳入・歳出両面の努力が求められている」と話す。十二月中旬までに各部が見積もりを作成し、一月に財務部の査定、二月上旬に市長・助役査定を行い、予算案としてまとめる。

山陽小野田市が子ども読書計画策定

 山陽小野田市は「子ども読書活動推進計画-子どもたちにすばらしい本との出会いを」を策定した。子供たちが自由で意欲的に読書に親しむ環境を整備するため、学校、家庭、地域、図書館が連携し、読書機会の充実、環境整備、機運の醸成などに取り組む。計画機関は二〇〇八年度までの三年間。
 出前図書館は十月からスタートし、毎月二校のペースで市内を巡回している。対象は主に一年生。先に須恵小(杉形尚城校長)で行われ、絵本の読み聞かせや紙芝居「ぼたもちばあさん」の上演に、一年生九十一人が聞き入り、物語に熱中した。学齢に適した新刊百冊を並べたところ、読みたい本を手にした子供たちが係員の前に列をつくるなど、本との出合いの場を満喫していた。同館では「本に興味を持つきっかけになれば」と話している。


 読み聞かせの後、新刊本を選ぶ子供たち(須恵小で)

2006年11月15日

きらら浜自然観察公園に渡り鳥次々飛来

 山口市阿知須のきらら浜自然観察公園に、カモ類、クロツラヘラサギなどが続々と飛来している。“渡り鳥の交差点”と呼ばれる同公園は、来年一月いっぱいまで、にぎわいのシーズンとなる。
 ロシアなどで繁殖活動を終えた鳥たちが、厳しい寒さを避けるため南下。阿知須の地名の由来とされ、県レッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)Ⅱ類に指定されているトモエガモ(旧称アジ)も、十二日に公園上空を群れて飛んでいるのが確認された。同公園によると、今月末にかけて、コハクチョウやガン類などの飛来が期待されるという。


 自然観察公園に飛来したヒドリガモ(同公園レンジャー繁里昇さん提供)

コープやまぐち宇部店、18日 買い物袋持参者に袋菓子プレゼント

 コープやまぐち宇部店(恩田町二丁目)は、宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)と宇部日報社が行っているマイバッグ運動キャンペーンに協賛し、十八日にマイバッグを持参した人に袋菓子をプレゼントする。マイバッグで買い物をし、レジ袋を断った客はレシートに「買い物袋」と印字され、これをサービスカウンターに持っていくと袋菓子がもらえる。午前十時-正午は三百個、午後三-五時は二百個を用意。無くなり次第、終了する。
 UNCCAと宇部日報社は、市とタイアップして十一月を「マイバッグ月間」に、と提案。スーパー、コンビニエンスストアなどで買い物をする際に、自前のバッグを持参してレジ袋を断ったり、もらう回数を減らしたりして、地球温暖化防止につなげてもらう。スーパーなど店に対しても、マイバッグ持参者に特典を付けるよう呼び掛けている。


 自前の買い物袋に食材を詰める買い物客(コープやまぐち宇部店で)

12月3日、山口東京理科大で小学校英語活動フォーラム

 NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)主催の小学校英語活動フォーラムは、十二月三日午後一時半から山口東京理科大で開かれる。文部科学省、県教育委員会など後援。
 当日は、元文部科学大臣の河村建夫衆院議員が「小学校英語の現状と課題」をテーマに基調講演。シンポジウムは「小学校での英語活動にどう取り組むのか」をテーマに、布村幸彦文科省大臣官房審議官(初等中等教育局担当)、吉田研作上智大外国語学部長(同協議会認定委員長)、島幸子山口東京理科大教授(中央教育審議会外国語専門部会委員)が議論を交わす。コーディネーターは吉田博彦同協議会事務局長(同)。会場からも意見や質問を受け付ける。
 参加料は千円。問い合わせは事務局(電話03-3523-2158、ファクス03-3551-3266)へ。


 フォーラムのチラシ

2006年11月14日

南風荘が障害者就労支援ネットワーク事業開始

 知的・身体障害者の授産施設を運営する社会福祉法人南風荘は、企業のニーズと障害者の能力をマッチングさせる障害者就労支援ネットワーク事業を始めた。十月から本格施行された障害者自立支援法を受け、企業からの受注や就労機会を拡大し、障害者の経済的な自立を後押しする。
 障害の特性を長所として企業に理解してもらい、請負や雇用を増やしていくのが狙い。同法人は、障害者と企業の間に立ち、双方の調整に当たったり、就労後の職場定着のための支援を行ったりする。また、他の福祉法人とも連携し、障害者の就労拡大に乗り出す。
 障害者の就労に関する問い合わせは、セルプ岡の辻(電話54-2960)へ。


 宅配すしのはしやしょうゆを丁寧に袋詰めする障害者(セルプ岡の辻で)

宇部鴻城高50周年、付属幼稚園30周年で24日に記念式典

 宇部鴻城高(高井嗣夫校長)が今年で創立五十周年、同校付属幼稚園(田中玉惠園長)が三十周年の節目を迎えた。記念事業として、高校敷地内に多目的ホールを建設したほか、それぞれのあゆみをまとめた記念誌「軌跡」を作製。二十四日午前十時からは同校体育館で記念式典を開き、教育のさらなる充実を誓う。
 記念事業の多目的ホールは、高校敷地内北側に八月末に完成。平屋建てで、広さは二百六十九平方メートル。総工費は約二千五百万円。記念誌はフルカラーでA4判四十ページ。千部作製し、式典で配布する。同窓会(関野修身会長)も記念事業として、体育館の舞台幕、演台一式、ステージ昇降用階段のほか、記念樹を寄贈する。

韓国の宣明会児童合唱団がサビエル高訪問、交流

 韓国の宣明会児童合唱団が十三日、サビエル高(ベアトリス・カベスタニ校長、百九十三人)を訪問し、歌を通じて交流した。同合唱団は韓国トップレベルの実力を持ち、十二日に市文化会館であった国民文化祭やまぐち二〇〇六の少年少女合唱祭にゲスト出演した。
 小・中学生三十七人の団員は、一、二年生百三十三人を前に「キリエとグロリア」、「オーシャンゼリゼ」など五曲を歌った。この後、団員と二年生の交流会が行われた。二年生は、二週間前から総合学習で勉強してきた韓国語を試したり、英語を交えたりしながら、意思疎通を図った。終始笑顔の交流となり、メールアドレスを交換する場面も見られた。


 笑顔で交流する日韓の生徒たち(サビエル高で)

2006年11月13日

国文祭、感動の閉会式

「やまぐち発 心ときめく文化維新」のテーマの下、県内を舞台に十日間にわたって開催された第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六が、十二日に閉幕した。宇部市内では最終日に、商店街の彫刻展の関連イベントとして出品作のガイドツアーや、美術展(書)にちなんだ体験行事が行われ、最後まで多くの人が国文祭を楽しんだ。
 閉会式・グランドフィナーレでは、岡田屋百手祭保存会(宇部)など十団体が、県内各地に伝わる祭りや伝統芸能を披露。エンディングでは、やまぐちバンブーオーケストラと客席が一緒になって「世界で一つだけの花」を合奏。来場時に配布された竹楽器を使って、観客も演奏に参加した。最後は出演者全員が舞台に上がり、客席も総立ちで「お元気音頭ラップ☆らっぷでOIDEMASE!」を踊り、感動を分かち合った。


 舞台も客席も一緒になって踊ったエンディング(阿知須の多目的ドームで)

日報作文の表彰式で入賞者たたえる

 第四十六回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(日報作文)の表彰式は十一日、福祉会館で開かれた。特選の宇部市教育長賞の堀翔平君(藤山小五年)、宇部日報社長賞の西村知恵さん(西岐波中三年)ら入賞者四十九人のうち三十九人が出席。賞状と賞品を贈り、努力をたたえた。宇部日報社主催、宇部市教育委員会共催、山陽小野田市教育委員会、山口市教育委員会、美祢市教育委員会後援。


 記念写真に納まる入賞者たち(福祉会館で)

晴れやか七五三

 15日の七五三を控えた休日の12日、宇部市内の神社は多くの参拝客でにぎわった。子供たちは神妙な面持ちでおはらいを受け、保護者らは健やかな成長を願った。
 琴崎八幡宮(白石正典宮司)でも、はかまやスーツ姿の男の子、晴れ着姿の女の子が父母らに手を引かれながら参拝。神事を終えた後は家族で記念撮影をし、子供は千歳あめを手に笑顔を見せていた。


 参拝を終えた親子(琴崎八幡宮で)

山陽秋祭り、多彩なイベントでにぎわう

 まつり山陽を引き継ぐ新イベントの山陽秋祭りが十二日、JR厚狭駅周辺で行われた。厚狭商店街の約一キロが歩行者天国となり、数多くの露店が所狭しと軒を連ね、そのすき間を伝統の古式行事が勇壮に練り歩いた。さまざまなステージイベントもあり、家族連れなど一万二千人(主催者発表)の人出でにぎわった。


 商店街を練り歩く古式行事の一行(厚狭商店街で)

2006年11月11日

国文祭、12日にフィナーレ

 県内各地で盛大に繰り広げられている第21回国民文化祭やまぐち2006は、12日にフィナーレを迎える。宇部市内の商店街では、彫刻展の良い思い出が1人でも多くの人の心に残るようにと、ボランティアたちが奮闘。会場案内や作品説明、ワークショップの指導に励んでいる。
 十二日は午後一時半に市役所前集合で、市ふるさとコンパニオンの会による出品作のガイドツアーが行われる。美術展(書)を開催中の万倉ふれあいセンターでは、十二日午前十時から、にぎり墨の製作体験、マーブリング・ろう字・拓本の体験行事がある。国文祭全体の閉会式・グランドフィナーレは、午後一時半から山口市阿知須の多目的ドームで開催(整理券は配布済み)。「文化維新おひろめ☆たい志」やバンブーオーケストラによるパフォーマンスなどで、華やかに祭典を締めくくる。


 ワークショップへの参加を勧めるボランティア(銀天街で)

26日、臨床倫理教育に関する国内初のワークショップ

 臨床倫理教育に関する国内初のワークショップが、二十六日午前十時から山口大医学部総合研究棟で開かれる。全国各地の医療関係者約三十人が集まり、事例を基に研究討議。一般の参加も受け付ける。臓器移植や代理出産など次々に医療現場での問題がクローズアップされる中で、医療現場が応用できる倫理観を広めていく新しい動きとして注目される。
 ワークショップを担当するのは、同大医学部の谷田憲俊教授(57)=医療環境学=。生命倫理教育の意義などを研究課題とし、学生たちに、患者の権利や終末期の家族ケア、尊厳死と安楽死の概念などを指導。著書に「インフォームド・コンセント-その誤解・曲解・正解」(医薬ビジランスセンター刊)、「真実を伝える-どうガンを告知するか」(近代文芸社)などがある。内容は専門的になるが、興味があれば当日参加も可能。参加費は千円(昼食代を含む)。問い合わせは谷田研究室(電話22-2189)へ。


 谷田憲俊教授

小野田工高が盛大に80周年記念式典

 小野田工高(梅森雅広校長、三百七十七人)の創立八十周年記念式典は十日、来賓や関係者五百人が参加して、同校体育館で開かれた。地域産業の発展に大きく寄与してきた歴史を誇りに、輝かしい伝統を継承していくことを確かめ合った。
 生徒会長の梅本隆也君(三年)が「八十年の節目に在籍できたことに喜びを感じる。先輩たちに深く感謝するとともに、伝統の礎となる校訓を一人ひとりが自覚し、小工生としての誇りを持ち、明日を担う覚悟を新たにします」と、生徒を代表してあいさつした。式典後、生徒手作りのアトラクションがあり、長い歴史をスライド写真で振り返り、全日制のロボットの実演や、定時制の中国語公開講座といった最近の取り組みを紹介した。
 同校は一九二六(大正十五)年、当時の三町村合同の組合立小野田実業実践学校として創立。卒業生の総数は一万七千三百七十九人。


 80周年の節目の式典であいさつする梅森校長(小野田工高で)

2006年11月10日

地域で子育て支援、二俣瀬校区社協が出産祝い金

 二俣瀬校区社会福祉協議会(林信義会長)は、独自に出産祝い金の制度を設けている。地域の少子化が顕著になったことから「若者の定住や地域の活性化に少しでも役立てば」と、二〇〇四年度に創設した。祝い金を手渡すことで顔見知りとなり、地域全体での子育てにつなげようとの狙いもある。出産祝い金は一人当たり一万円。新入学児童には、別に祝い品として図書券三千円分を贈呈。
 九日には、川口三値子さん(34)の長女なるみちゃんの家に、林会長と市母子保健推進協議会北部理事の吉村ちづ江さんが祝い金を持って訪れた。川口さんは「子育てをする母親として、地域の応援があるのは心強い」と礼を述べた。


 川口さん母娘に出産祝い金を贈る吉村さんと林会長(二俣瀬の川口さん宅で)

障害者の授産品展示即売、福祉ゆめの市 盛況

 障害者の授産品を一堂に集めた福祉ゆめの市が、ゆめタウン宇部で開かれている。食品や雑貨、おもちゃなどさまざまな手作り商品が、多くの買い物客の目を引き付けている。十二日まで。
 宇部市、山陽小野田市の六施設と、全国十五施設の合わせて百五十品目を展示即売している。セルプ南風の月待ちがにせんべいや、うべくるみ園の豆腐、福祉パン工房シエロの特製シュークリームなど、客が試食しては、買い求めていた。安全でぬくもりのあるまつば園の木のおもちゃは、親子連れに大人気。手にとって楽しんでいた。


 授産品のおもちゃに関心を示す親子連れ(ゆめタウン宇部で)

12日、山陽秋祭り開催

 まつり山陽を引き継ぐ山陽秋祭りが、十二日午前十一時からJR厚狭駅前商店街で行われる。市の無形民俗文化財の古式行事や、裸坊・黄幡様、福引など多彩なイベントがある。同実行委員会(委員長・田中剛男山陽商工会議所会頭)主催。
 駅前の旧第二パリー駐車場にメーンステージを設置。目玉の古式行事では、約五十人の大名行列が午後一時から駅前商店街を進み、午後三時ごろメーンステージ付近に到着する。商店街の約一キロが終日、歩行者天国となり、およそ五十の露店が軒を並べる。


 山陽秋祭りのポスター

12日に山陽秋祭り開催

 まつり山陽を引き継ぐ山陽秋祭りが、十二日午前十一時からJR厚狭駅前商店街で行われる。市の無形民俗文化財の古式行事や、裸坊・黄幡様、福引など多彩なイベントがある。同実行委員会(委員長・田中剛男山陽商工会議所会頭)主催。
 駅前の旧第二パリー駐車場にメーンステージを設置。目玉の古式行事では、約五十人の大名行列が午後一時から駅前商店街を進み、午後三時ごろメーンステージ付近に到着する。商店街の約一キロが終日、歩行者天国となり、およそ五十の露店が軒を並べる。


 山陽秋祭りのポスター

2006年11月 9日

国文祭子ども夢プロジェクト「お菓子の城」が完成

 高千帆小(山西強校長、五百九十七人)の二年生百八人が八日、国民文化祭やまぐちの子ども夢プロジェクトで「お菓子の城」を完成させた。保護者を招いてパーティーを開き、カラフルで楽しいお菓子の王国を探検した。
「ようこそお菓子の城へ」と書かれた入場門やアーチ、さげもんのようにあめをつるしたカーテンをくぐると、さまざまなお菓子や子供たちの似顔絵、イラストが広がった。城の形もメルヘン調や全員が入れるようなガーデン風など、クラスの個性があふれた。一人ひとりが最後にお菓子を飾り付けるセレモニーの後、お祝いの歌を合唱しパーティーが始まった。バイキングタイムでは、友達や保護者と一緒にお城に入ったり、周りを囲んだりしてドーナツや和菓子(つねまつ菓子舗提供)をほお張った。


 完成したお菓子の城でパーティーを繰り広げる子供たち(高千帆小で)

11日から手作り自助具展開催

 体に重い障害を持った人たちが、日々の暮らしを便利にし、少しでも自立に近づける工夫を凝らした手作り自助具を一堂に集めた展示会が、十一日午後二時から宇部市シルバーふれあいセンターで開かれる。
 市障害者ケア協議会(河合伸也会長)が、障害者がちょっとした工夫で楽しく便利に生活を送れるためのアイデアを募った展示会で、昨年に続いて二回目。今回は十九の個人と団体から二十四点が出品される。

火災予防運動初日、むべの里ひらきで消防訓練

 火災が発生しやすい時期を前に、九日から秋季全国火災予防運動が始まった。宇部市消防本部(矢野洋司消防長)では、前日に車両パレード、初日にむべの里ひらきと合同で消防訓練を行い、火災への注意を呼び掛けた。「一一九番」にちなんで九日からの一週間が、同運動に定められている。
 火災予防運動初日の九日、宇部市開にあるむべの里ひらき(原田雄二理事長)で、宇部市消防本部も参加した消防訓練が行われた。職員や利用者ら約百人は、災害時に求められる避難誘導、初期消火などの手順を再確認した。


 放水用のホースを持って施設内に入って行く消防隊員(9日午前10時すぎ、むべの里ひらきで)

2006年11月 8日

厚東小で収穫祭

 厚東小(芝口英夫校長、六十九人)は八日、学習田で児童が育ててきた米の収穫祭を同小で行った。PTA(原田誠会長)や地域団体も協力し、子供たちは昔ながらの臼ときねを使ってのもちつきを体験。つきたてを味わった。
 今年で十六回目を迎え、六月の稲刈り、夏休み中のかかし作り、十月の稲刈りと続けてきた。十二月には収穫した際のわらを使用し、しめ縄作りを行う。子供たちは三つの臼の前に列をつくり、順番に「よいしょ、よいしょ」ときねを持ち上げ、湯気を立てる熱々のもちをついていった。つきたてのもちは、食生活実践グループ(岸田貞代会長)の会員らと一緒にあんもちに。訪れた厚東幼稚園の園児たちと共に味わい、余った分は家に持ち帰った。


 もちつきを楽しむ児童たち(8日午前9時半ごろ、厚東小で)

眠った石臼ありませんか

 宇部フロンティア大児童発達学科は、使わなくなった石臼の寄贈を呼び掛けている。
 二年生約七十人が、大学近くにある中山の田で米作りをし、先月中旬に収穫した。このもち米で来月、初めてのもちつきを計画しているが、石臼がないため、家庭で眠っているものを探している。連絡は十五日までに同大総務課(電話38-0500、ファクス38-0600)の藤井さんへ。石臼は取りに行く。

12月9日に宇部市PTAコーラス交歓会

 第三十一回宇部市PTAコーラス交歓会は、十二月九日午後一時から、ときわ湖水ホールで開かれる。年に一度、市内の小学校PTAコーラスが集う場。これまでは木曜日に実施していたが、参加しやすいよう今年度は土曜日に開催。上宇部、岬、琴芝、西岐波、常盤、西宇部の六校が出演し、練習の成果を発表し合う。市小学校PTA連合会主催、市教育委員会共催。
 交歓会では、出演校のほか会場の全員で「翼をください」「あの素晴らしい愛をもう一度」「クリスマス・メドレー」「Smile Again」「さようなら」を合唱する。主催者では、広く参加を求めている。


 交歓会に向けて練習に励む西宇部小のグリーンエコーズ(同小音楽室で)

山陽小野田観光協会が新市の観光マップ作製

 山陽小野田観光協会(竹本貞夫会長)はこのほど、新市の観光マップを作製した。県立おのだサッカー交流公園など新しく完成した施設、事業所や観光スポットなどを網羅し、一日観光コースも設定している。三万部を印刷し、市の出先機関や公共施設、国民文化祭会場、ガソリンスタンド、飲食店などに置く。
 パンフレットは折り畳むとB6サイズで、広げるとA2サイズ(ポスター大)になる。表紙は市内の観光スポットや小野田セメント徳利窯(とっくりがま)、花火、祭りなどの写真と寝太郎のキャラクター。中面には、市へのアクセス方法、交通、温泉、入浴施設、ゴルフ場のリスト、「見る、食べる、遊ぶ」などのテーマ別に市内のレジャー、プレイスポット、土産品を紹介している。


 新しい観光マップ

2006年11月 7日

現代日本彫刻展公募部門、史上最多の373点展示

 第二十二回現代日本彫刻展の公募部門に集まった全模型が、宇部市のときわ湖水ホールで一般公開されている。史上最多の三百七十三点の応募作品を一堂に展示。海外作家の作品も過去最多で、いつになく自由でバラエティーに富んだ模型が、来場者の目を楽しませている。会期中は「市民賞」の投票も行っている。十九日まで。 カラフルな塗装や風で動く仕掛け、石を使ったり、動物をモチーフにしたりと、実にさまざまな模型が会場いっぱいに並んでいる。市民賞の投票は、入選および模型入選した計三十七点を対象に実施。人気投票で最上位になった作品を市民賞とし、来年の本展終了後に市が買い取る予定になっている。模型の公開展示は午前九時から午後五時まで。


 模型鑑賞を楽しむ来場者(ときわ湖水ホールで)

手作りマイバッグ展はじまる

 手作りマイバッグ展示会は七日から、宇部市の文化会館二階で始まった。古着をリフォームして作ったものなど、アイデアいっぱいのバッグ三百二点が展示されている。宇部市地球温暖化対策ネットワーク、宇部日報社主催。九日まで。
 来場者の目を引いているのが、レジ袋三百枚の展示。スーパーなどで買い物した際に、国民一人が一年間にもらうレジ袋は約三百枚と試算されており、その多さを実感してもらおうとコーナーを設置。展示は午前九時から午後六時(最終日は午後五時)まで。


 創意工夫あふれるバッグが並ぶ会場(文化会館で)

12月2日からイルミネーションコンサート

 山陽小野田市の冬のイベント「イルミネーションコンサート2006」は、十二月二、七、十六、二十二日の四夜にわたって開かれる。市主催、市教育委員会、山陽小野田観光協会、小野田音楽連盟共催。
 初回は「ジャズとこころのコラボ」と題して、地域でジャズ演奏活動を続けるあべ川バンド、馬耳東風が出演する。第二夜の「ロックとポップスの名曲でコラボ」には、「是方博邦ロックユニット」が登場。桑名正博、高中正義ら名立たるミュージシャンと共に活動を繰り広げた是方さん、元聖飢魔Ⅱベーシストの石川俊介さん、アルフィーの専属ドラマーの長谷川浩二さんに、杉山清貴さんがシンガーとして加わった。第三夜は「詩と即興の響きをコラボ」。竹田亜紀子さんの朗読と、山根浩志さんのピアノ演奏でやわらかなひとときを演出する。最終夜は「和弦と洋弦のコラボ」。地元の伊藤保子さん(琴)、浜野妙子さん(ビオラ)、山本五十鈴さん(歌)らが出演する。
 入場料は五日から小野田サンパークで販売する。問い合わせは市商工労働課(電話82-1151)へ。


 イルミネーションコンサートのチラシ

2006年11月 6日

宇部まつり、2日間でどっと22万人

 第五十五回宇部まつりの本祭は五日、常盤通りとシンボルロードを歩行者天国にして開かれた。好天に恵まれ、前日祭と合わせて二十二万人(主催者発表)が来場。各イベント会場で歓声がこだました。常盤通りのパレードには四千人が参加。祭りを一層、盛り上げた。同実行委員会(伊藤隆司委員長)主催。
 会場内四カ所で行われたストリートライブinうべには、高校生も含めて三十四団体が出演し、バンドやダンス、大道芸を披露。シンボルロードでは、お国自慢物産展やフリーマーケットがあり、昼時を中心に多くの市民でごった返した。


 パレードで南蛮音頭を披露する市民ら(常盤通りで)

手作りマイバッグコンテスト表彰式

 手作りマイバッグコンテストの表彰式は五日、宇部まつり会場のまじめ川ステージ(新川大橋)であり、大賞の部坂了子さん(72)=宇部市松島町=ら五人に、賞状と賞金が贈られた。
 宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)と宇部日報社が主催し、地球温暖化防止につながるマイバッグ運動を盛り上げるために実施。市内外から三百二点が寄せられた。表彰式では中西弘UNCCA代表、増原三郎宇部日報社社長が、大賞の部坂さん、準大賞の矢内恵理子さん、デザイン賞の縄田和美さん、リサイクル賞の佐藤定さん、創意工夫賞の磯山愛子さんに賞状と賞金を手渡した。
 全応募作品は、七日から九日まで(午前九時-午後六時、最終日は同五時まで)、市文化会館に展示される。


 マイバッグを紹介する受賞者(まじめ川ステージで)

国文祭イベント盛況

「国民文化祭・やまぐち二〇〇六ジャズダンスフェスティバル」は五日、山陽小野田市文化会館で開かれた。全国から九団体二百人が出演。光と音、躍動感あふれる華やかな舞台を披露し、満席となった会場の観客を魅了した。
 地元からの出演は、公募の小・中学生七十一人で構成する「NETAROU(寝太郎)キッズ」、国内外で活躍する振付師の前田敦さんが審査員を務めたオーディションに合格した三十三人の県選抜ダンサーチーム「DIVA(ディーバ)」、県ジャズダンス振興会のメンバーによる「Thirty Fellows(サーティーフェローズ)」の三団体。県外は、北海道、東京、和歌山、広島、福岡、熊本から各一団体が出演した。
 国民文化祭やまぐち「創造・現代ガラス展」の講演会とシンポジウムは四日、山陽小野田市の中央図書館であり、行政、経済界、ガラス造形の専門家が、市の将来におけるガラス文化の在り方を話し合った。


 オープニングを飾ったNETAROUキッズ(文化会館で)

2006年11月 4日

華やかに国文祭開幕

 日本最大の文化の祭典、第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六が三日、開幕した。開会式・オープニングフェスティバルは山口市阿知須の多目的ドームであり、県民手作りの歴史ロマンミュージカル「燦(きら)めきの地 やまぐち二千年」が上演され、総勢八百人が出演。イベントの幕開けを、壮大な群舞と元気いっぱいの歌で彩った。宇部市内では彫刻展、美術展(書)が開場となり、作家と市民の交流、地元が誇る文化の全国発信が始まった。十二日まで。
 式典に出席された皇太子さまは「多くの人たちの出会いや交流が未来につながる『燦めきのとき』となり、この国民文化祭が大きな成功を収めることを祈ります」と祝福の言葉を述べられた。


 オープニングフェスティバルのフィナーレ(山口市阿知須の多目的ドームで)

国民文化祭の開会式でお言葉を述べられる皇太子さま(山口市阿知須の多目的ドームで)

日報中学駅伝 男子・高千帆、女子・厚狭が優勝

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会(日報駅伝)は四日、宇部市、山陽小野田市、美祢市から、男女二部門に計三十二チームが出場して、常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれた。男子は高千帆が1時間3分37秒で二連覇、女子は厚狭が48分1秒で二年ぶりの優勝を飾った。宇部日報社主催、市体育協会など共催。


 ゴールのテープを切る男子優勝の高千帆・前田竜一朗選手(4日午前、常盤公園管理事務所前で)

女子優勝の厚狭・岡崎有里佳選手(4日午前、常盤公園管理事務所前で)

山口大名誉教授 野瀬善勝さん死去

 公害追放の模範例「宇部方式」の生みの親として知られる山口大名誉教授の野瀬善勝(のせ・よしかつ)さんが十月三十日午後四時四分、急性肺炎のため入院先で死去した。九十二歳だった。福岡県田主丸町出身。自宅は宇部市海南町一六-一八。葬儀は一日に親族で済ませた。喪主は長男善光(よしみつ)さん。十九日午前十一時から宇部葬典社メモワールUBE(宇部市芝中町一一-六)で、教え子たちでつくる野瀬教授同門会積善会(杉浦保男会長)による「お別れ会・告別式」が開かれる。


 野瀬善勝さん

国民文化祭「創造・現代ガラス展」開幕

 国民文化祭やまぐち2006「創造・現代ガラス展」は三日、山陽小野田市のきらら交流館で開幕した。ガラスの「夢」プロジェクトとして、三百十一人の子供たちの手形をあしらったモニュメントがきららガラス未来館前庭に完成し、未来へ羽ばたく子供たちの夢の軌跡が披露された。代表園児十六人らが除幕した後、近くに寄って、自分の手形を探したり、じっくり眺めたりして、完成を喜んだ。夜間は午後九時半までライトアップされ、日中とは違った魅力も見せる。
 ガラスのペーパーウエイトを作る「種」プロジェクトもあり、国文祭の回数にちなんで選ばれた小学一年生二十一人が、自分たちでデザインした作品を作家と一緒に仕上げた。作業は五日もあり、完成した「ガラスの種」は八日から未来館で展示する。


 手形はどこかな―ガラスのモニュメントを鑑賞する親子連れ(きららガラス未来館で)

ガラス造形を特別体験する小学生

2006年11月 2日

国文祭あす開幕

 日本最大の文化の祭典、第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六が、いよいよ三日に開幕する。彫刻展の会場となる宇部市内の商店街では、国文祭のために集まった彫刻ボランティア(登録七十人)が一日午後から二日にかけて、開幕ムードを盛り上げるのぼり(旗)を立てて回った。 「やまぐち発 心ときめく文化維新」のテーマの下、十二日まで開催。日本中から四万人が県に集結し、音楽、伝統文化、舞踊、文芸、美術など十分野で文化交流。県内各地で百五のイベントが繰り広げられる。市内では彫刻展、邦楽の祭典、文芸祭「随筆」、美術展(書)の四行事が行われる。


 ボランティアによって立てられた国文祭彫刻展ののぼり(銀天街近くで)

“夢”の完成まであと一歩

 国民文化祭やまぐちの子ども夢プロジェクトで、高千帆小(山西強校長)の二年生百八人による「お菓子の城」の制作が、急ピッチで進んでいる。城の原型がほぼ完成し、子供たちは色を塗ったり、飾り付けたりと、最後の仕上げに入った。 国民文化祭やまぐちの子ども夢プロジェクトで、高千帆小(山西強校長)の二年生百八人による「お菓子の城」の制作が、急ピッチで進んでいる。城の原型がほぼ完成し、子供たちは色を塗ったり、飾り付けたりと、最後の仕上げに入った。


 完成間近のお菓子の城(高千帆小で)

2006年11月 1日

宇部市が市制施行85周年

 宇部市が一九二一年十一月一日の市制施行から八十五周年を迎えた一日、文化会館で記念式典が開かれ、出席者約五百人が節目を喜び合い、先人に感謝した。藤田忠夫市長は「市生成の歴史と伝統を守り、的確に市の未来を見通し、活力とやすらぎに満ちた国際交流都市の実現に向けて、決意を新たに全力を傾けたい」とあいさつ。功労者表彰では四団体、一組、百二人をたたえた。


 表彰を受ける特別功労者の3人(1日午前11時、文化会館で)

現代日本彫刻展公募部門、入選作15点決まる

 第二十二回現代日本彫刻展(宇部市など主催)の公募部門の審査が三十一日、ときわ湖水ホールであった。過去最多の三百七十三点の模型の中から、来年の本展に進む入選作十五点が決定。うち六点は外国人作家の作品が入り、宇部が誇る現代日本彫刻展は国際展の様相を帯びてきた。公募部門に集まった全作品は、三日から十九日まで同ホールで一般公開される。
 審査は美術評論家や彫刻家の委員七人が行い、投票と協議によって絞り込んだ。委員長代理の酒井忠康さん(世田谷美術館長)は「海外からの応募が急増し、バラエティーに富んだ内容だった。野外彫刻は素材が限定されるため、類型化が見られるが、今回は六人の海外彫刻家が入選したことで、面白い展覧会になるだろう」と講評した。


 模型作品を見て回る審査員たち(ときわ湖水ホールで)

11月は「マイバッグ月間」

 宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)と宇部日報社は、宇部市と共催して地球温暖化対策につながるレジ袋の削減に取り組んでいるが、十一月を「マイバッグ月間」に、と提案し、広く市民に買い物の際に自前のバッグを持参するよう呼び掛ける。
 九月中旬から十月末まで募集し、千百六十六人が集まった「マイバッグ党1000人宣言!」キャンペーン運動の賛同者を中心に、月間中にはなるべくレジ袋を受け取らない、受け取る回数を減らすようにしてもらう。スーパーなど店に対しても、マイバッグ持参者には買い物ポイントがアップするなどの協力を呼び掛ける。
 UNCCAは、市内のスーパー、コンビニ、ドラッグストアなど五十五事業所に対して、八月にレジ袋使用量実態アンケート調査を行っており、十一月に二回目の調査を実施する。使用量を比較、分析し、減ったレジ袋の枚数から、宇部市全体の二酸化炭素排出削減量をはじき出す。
 これまでにも環境に優しい買い物をしているかを調べる市民対象のグリーンコンシューマー度チェック、マイバッグ普及のための手作りマイバッグコンテストを行っている。コンテストには、市内外から百六十人三百二点の応募があり、七-九日に文化会館二階で「手作りマイバッグコンテスト展示会」を開催。全作品を一堂に展示する。

警察標語で古川君(埴生小6)が県内最高賞

 来年度の「110番の日」の広報用に使う標語の表彰式は三十一日、厚狭警察署であり、県内の最高賞に選ばれた古川雄大君(埴生小六年)ら十六人に表彰状が贈られた。
 古川君の作品は「安心の 絆(きずな)を結ぶ 110番」。「友情や思いやりの気持ちを込めるために、どうしても『絆』という字を使いたかった。賞に選ばれるとは思ってもいなかったので、とてもうれしい」と話していた。


 表彰状を受け取る古川君(厚狭警察署で)