2006年10月31日

宇部マテリアルズ、本番迫り「竜踊り」の練習に熱

 第五十五回宇部まつり(十一月四、五の両日)まで、あとわずか。各出演団体も本番を控え、熱のこもった練習に励んでいる。祭りを彩るパレードに参加する宇部マテリアルズ(光井一彦社長)でも社員が仕事後に「竜(じゃ)踊り」の練習を続け、最後の仕上げに入った。
 爆竹が鳴り響く中、長さ十五メートル、総重量百キロ以上の白と緑の竜が白煙を吐きながら、円を描くように舞う姿は圧巻だ。社員有志による竜踊り隊(根本隆司隊長)は総勢百六十人。今年から装飾車(四トントラック)が竜を先導。荷台では五人が和太鼓を演奏するなど、演出効果もアップした。踊りの最中には、拾った人が幸運をつかむと言われる手ぬぐいを、縁起物として投げる。


 宇部まつりに向け、練習に励む社員ら(宇部マテリアルズで)

国文祭・彫刻展、作品の設置進む

 第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六の開幕が三日後に迫り、宇部市で行われる彫刻展に出品する作家たちが次々に現地入り。新天町、銀天街、三炭町商店街の各展示場所で、搬入・設置作業を急ピッチで進めている。彫刻展は三日から十二日まで開かれる。
 現代日本彫刻展を四十年以上継続開催し、全国に先駆けて「彫刻のあるまちづくり」を進めていることから、宇部市が国文祭彫刻展の会場になった。サブテーマ「CONTACT みる・つくる・ふれる 彫刻のまち宇部 新発見」の下、十五人(グループ)の作家が出品。三日は午前九時半から新天町のまちづくりプラザ前で開場式。十時から作家たちによるギャラリートークが各設置個所で行われる。


 作品「モス・ガーデン」の設置作業(新天町1丁目で)

宇部市が1日から電子地図情報サービス運用開始

 宇部市は十一月一日から、インターネットを使った電子地図情報案内サービス「うべまっぷ」の運用を始める。パソコンや携帯電話から、市内の公共施設や観光、文化施設、避難場所などの位置を調べることができる。掲載するのは約二千六百カ所のポイントと、約千件の区域情報で、掲載情報は順次、拡充していく。
 デジタル地図は、カーナビ用に作製された民間の地図を利用。市防災マップなど電子化済みのデータを使い、約三カ月間で整備した。提供する情報は市民・ふれあいセンターや国、県の施設など「公共施設情報」が百六十カ所。彫刻や文化財、史跡など「観光・文化情報」が二百二十五カ所、公園や教育機関、こども110番の家など「子育て情報」は二千八十三カ所。「防災情報」は避難場所や救急病院など九十九カ所のほか、過去の浸水推定エリアなど千二十八区域も掲載する。


 うべまっぷの画面(市役所周辺)

厚狭の河野さんが小・中学校の年表を市に寄贈

 山陽小野田市厚狭の河野豊彦さん(68)が三十日、自身が調査、研究してまとめた「市立小・中学校沿革史年表」を市に寄贈した。旧市町の二枚組で、学制頒布(一八七二年)から現代までの各校の沿革を、まちや教育制度の変遷と照らし合わせながら記述している。「子供たちの古里を大切に思う心をはぐくむための手引書として活用してほしい」と話した。
 明治初期の小学、支小学に始まり、七九年の小学校への改称、一九〇八年の一村一校の方針決定といった流れの中で、区分けがあいまいになっていた部分を明示し、各校のルーツを系譜で正しく明示。
 年表は、縦二十三センチ、長さ百二十センチ。旧小野田市と旧山陽町版がセットになっており、折り目が付かないよう、巻き物にして、特注の専用ケースに入れる。ケースはデザインにもこだわり、小学、支小学、分教場、国民学校、尋常小学校などの名称が記されている。


 江沢教育長(左)に説明する河野さん(市役所で)

2006年10月30日

常盤公園「大宝探し大会」、ラッキーカードに笑顔や歓声

 秋の行楽シーズンを彩る「大宝探し大会」は二十九日、常盤公園であり、家族連れを中心に約五百人が参加。会場内は、ラッキーカードを見つけようとする人たちの熱気に包まれた。宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)主催。
 賞品は、折り畳み自転車、マルチコンポなど百八十点を用意。参加者は植え込みの中や木のくぼみ、落ち葉の下などを注意深く探し回った。カードを見つけて満面の笑みで家族に報告する子供もいた。常盤公園では十一月以降、県・宇部市菊花コンクール(一-十二日)、スタンプラリー(五、十二日)、ときわ公園感謝DAY(十九日)と、秋のキャンペーンを展開。常盤遊園協会は「紅葉や花がきれいな季節。散策を楽しんでもらえれば」と、来園を呼び掛けている。


 宝探しの会場に入場する参加者(常盤公園で)

日韓合作演劇「くじら島」、700人が堪能

 宇部市出身の劇作家、品川能正さん(49)=東京ギンガ堂代表=が演出を手掛ける日韓合作の演劇「くじら島」が二十九日、宇部市記念会館で上演され、約七百人の観客を魅了した。
 二つの民族が上陸した島が、実は巨大なクジラの背中だったという設定で、日韓両国のクジラ伝説をベースに、出会いや反発、親子のきずな、恋を織り込んだ物語。公演は釜山、ソウル、東京に続くもので、山口県内ではトップ。公演後、俳優陣に囲まれてステージに立った品川さんは「今後も機会があれば宇部で公演したい。市民にも演劇を応援してほしい。もっと宇部が元気になれば、うれしい」とあいさつした。


 くじら島の1場面(記念会館で)

日報少年野球 西岐波、東岐波、東岐波Ⅰが連覇

 第三十一回宇部日報旗少年野球大会最終日は二十九日、東部体育広場で各級の準決勝、決勝があり、A級決勝は西岐波が西宇部を4-1、B級同は東岐波が西宇部を6-1、C級同は東岐波Ⅰが藤山Ⅱを19-1で破り、三チームとも二年連続優勝を飾った。宇部日報社主催、市少年野球連盟主管。

初の山陽小野田市民まつりに5万人

 第一回山陽小野田市民まつりは二十九日、東沖の県立おのだサッカー交流公園で本祭があり、日本一の夢もちまきや山陽小野田音頭の総踊り、竜王伝説と古式行事の競演などで盛り上がった。秋晴れの下、会場には親子連れやお年寄りら五万人(同実行委員会発表)が繰り出し、新市の祭りを満喫した。
 メーン会場の多目的スポーツ広場の中央に十四メートル四方のステージが据えられ、バンド、吹奏楽の演奏、ダンスパフォーマンス、キャラクターショーなどが繰り広げられた。県産もち米を使った祝いもちは、岩手県西和賀の七百キロを上回る八百八十八キロ(約三万二千個)が乱れ飛んだ。二十八日には前夜祭としてお祝い花火が埴生漁港であり、二万人が見守る中、大小六千発が夜空を焦がした。


 祭りのフィナーレを飾った日本一の夢もちまき

華やかな山陽小野田音頭の総踊り(サッカー交流公園で)

2006年10月28日

現代日本彫刻展 公募部門の搬入続々

 第22回現代日本彫刻展の公募部門の審査が31日に行われるのを前に、会場となるときわ湖水ホールに模型作品が続々と搬入されている。宇部市が受け付けた出品表通りに作品が届けば、世界30カ国、150人の外国人作家が出品し、計400点を超える模型が集まる見込み。国際色豊かな史上最大規模の模型展になると、関係者は期待している。一般公開は11月3日から19日まで。
 市教育委員会彫刻推進室の学芸員、藤井匡さんは「国際色豊かな模型展になるのは確実。外国人作家は、日本人と造形感覚が違うので、本当に見慣れない、バラエティーに富んだ作品が集まってきている」と言う。審査は31日午後1時から、中原佑介兵庫県立美術館長ら9人の審査員によって行われ、夕方には本展出品作が決まる。


 続々と模型作品が集まっている会場(ときわ湖水ホールで)

宇部市社協 中村会長が辞任

 宇部市社会福祉協議会の中村勝人会長(79)は二十七日、健康面を理由に、十月いっぱいで会長職を退くことを表明し、理事会の承認を得た。後任を決める評議員会は同日、福祉会館であり、縄田欽一市特別顧問(71)を、市長推薦の理事として代わりに承認し、会長の後任としても選任した。任期は十一月一日から残任期間の来年五月三十一日まで。評議員会で中村会長は「昨年の改選期から難聴気味で、判断の鈍りを感じていた。ところが、市から一年間の続投を頼まれ、今日まで延び延びになっていた」と退任の理由を説明。
 中村会長は一九九七年六月、第六代会長に就任。総合結婚式場スワンランド宇部の閉館(九九年三月)を決断したほか、県地域福祉権利擁護事業の受託、指定居宅サービス事業者の指定、障害者に対する居宅支援事業者の指定など、新規事業を開拓した。〇四年十一月には、宇部市と楠町との合併に伴い、町社協の編入合併を実現。地域福祉活動計画の策定は、二次、三次と二度にわたって携わり、五期九年五カ月間、社会福祉の向上に指導的な役割を果たした。


 評議員会で退任の言葉を述べる中村会長(福祉会館で)

市民会議「総合計画」部会が提言

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「総合計画」部会は二十七日、市役所であり、分野別の四班がまちの将来像、重点プロジェクトをまとめ、白井博文市長に提言した。「住みたくなるまち、ボランティアによるひと(地域)づくり」「雇用拡大、市街地元気」「市民体操、郷土愛をはぐくむ」「家庭ごみ減量作戦、いこいの場・安らぎの場の拡充」を掲げ、市民、行政ができることを、具体的、体系的に示した。
 総合計画は十年後のまちの設計図。市は来年九月の市議会上程を目指し、全庁体制の策定本部を組織。基本構想案を審議会に諮問するとともに、地域懇談会やアンケートを通じて市民の意見を幅広く取り入れようとしている。提言書を受け取った白井市長は「現状を工夫改善すれば、提言のいくつかは近い将来に実現する。皆さんの努力は無駄にしない」と話した。


 白井市長に提言書を提出する各班の代表者(市役所で)

2006年10月27日

恩田幼稚園児、力士と相撲対決

 恩田幼稚園(児玉正悟園長、百六十人)に二十七日、間垣部屋の力士二人が訪れ、園児たちと相撲対決をした。園庭にマットを敷いた仮土俵で「ハッケヨイ!」。元気いっぱいの立ち合いで、力士をたじろがせる園児もいた。
 来園したのは、幕下の若三梅(23)=千葉市出身=と、三段目の若三剛(28)=大阪府堺市出身=。同部屋出身の元力士、西村善行さん(33)=宇部市相撲連盟理事=が、子供が通園している縁で紹介した。園児たちに紹介された若三梅と若三剛は、土俵でしこを踏み、両足を一八〇度広げるまた割から披露。体格からは想像もできない体の柔らかさに、周囲からは立て続けに「すごい」という驚嘆の声が上がった。


 若三梅(左)と対決する園児たち。右は若三剛(27日午前10時半ごろ、恩田幼稚園で)

常盤中生徒制作、日本一のモザイク壁画完成

 常盤中(白石千代校長、五百十七人)の生徒たちが二十八、二十九日に行われる文化祭に向けて、全校で制作に取り組んできたモザイク壁画が完成した。生徒の笑顔の写真を題材に、全員のモザイク画像を張り合わせた縦七・六メートル、横二十八メートルのジャンボサイズで、同祭の目玉として展示される。
 生徒一人分のモザイク画像の大きさは縦八十センチ、横五十二センチで、写真をパソコンに取り込んでモザイクにした設計図に、一センチ四方の八色の紙片三千九百五十二枚を張り付けて制作。最後に五百十七人と教職員十九人分の画像、夢などの文字を張り合わせて、巨大壁画を完成させた。使用した一センチ四方の紙片総数は二百十三万四千八十枚で、インターネット上のモザイク壁画記録で日本一という。
 文化祭は「夢」をテーマに開催。二十八日は午前八時四十五分から午後二時、二十九日は午前八時四十五分から午後三時十五分までで、壁画は両日とも展示される予定。


 生徒たちが力を合わせて完成させた壁画(常盤中で)

小野田商議所が市総合計画への提言書承認

 小野田商工会議所(西村重基会頭)は、山陽小野田市が策定作業を進めている総合計画に対する提言書をまとめた。小野田地区の産業経済の活性化に向け、基本テーマに基づく意見や要望を盛り込んでおり、新しいまちづくりの基本方針への反映を求める。二十六日に行われた臨時議員総会で原案を承認し、三十一日には白井博文市長に届ける。
 メーンとなる地域経済の活性化は二十八項目。人口の増大、定住対策をまちづくりの重要課題に掲げ、企業誘致、既存中小企業への支援、若者の雇用確保と定住対策、団塊の世代のUIJターンの受け皿づくり、少子高齢社会対策、交流人口増など都市人口の拡大にかかわる諸施策の推進について、具体的なプランを提示している。

2006年10月26日

市社協山陽支所のデイサービス開始

 山陽小野田市社会福祉協議会山陽支所が実施する「生きがいデイサービス事業」が、二十四日から埴生地区の「ケアハウスさんよう」内の地域交流センターで始まった。津布田地区は、二十六日から津布田会館で、厚陽地区は二十七日から公民館で始まる。三地区とも週一回ずつ実施する。六十五歳以上の比較的健康なお年寄りを対象に、閉じこもりなどから介護が必要な状態にならないように、介護予防のための行事やレクリエーションを行い、高齢者の生きがいづくりを支援する。
 利用者の参加費は、食事付きで一人七百円。利用時間は午前九時半から午後二時までで、送迎もある。山陽支所では、各会場での利用を呼び掛けている。問い合わせは市社協山陽支所(電話72-1813)まで。


 健康体操を楽しむ利用者(地域交流センターで)

観光コンベンション協が「宇部グルメ&ナイトスポット」作製

 宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)は、市内の飲食店などを掲載したガイドブック「宇部グルメ&ナイトスポット」を作製した。ポケットサイズの冊子で二万部を発行。学会などで宇部を訪れた人に配布するほか、宿泊施設などにも置く。
 持ち運びに便利な大きさ(縦十五センチ、横九センチ)でオールカラーの六十ページ。飲食店五十六店をはじめ、名産品や土産店、宿泊施設、観光情報を紹介している。グルメパスポートとして持参すれば、割引やサービスを受けられる店もある。問い合わせは同協会(電話34-2050)へ。


 完成したガイドブック「宇部グルメ&ナイトスポット」

神原保育園と乳児保育園が統合・移転、2007年4月開園

 宇部市琴芝町二丁目の市立神原保育園と隣接の乳児保育園が統合され、国道490号沿いの神原苗圃(ほ)跡地に移転する。新しい保育園は、子育て支援センターを併設する多機能保育園で、名称は「神原保育園」。基礎工事が進んでおり、来年四月一日に開園する。現在の神原保育園の解体に伴い、二月一日から三月三十一日までは、向かいの福祉会館三階に仮移転。このため、期間中は同階の全室を一般利用できない。
 南神原公園に隣接する移転先は、敷地約三千五百平方メートルで、現在のほぼ二倍。建物は鉄骨の平屋建てで、延べ床面積も現在の約七百平方メートルから、約八百二十平方メートルに広がる。零歳から五歳児までの園児室のほか、屋内遊戯室、子育て支援室、一時保育室などを設ける。八月末に着工、来年三月中旬に完成の予定。


 新しい保育園の完成予想図

2006年10月25日

西岐波小で防災授業

 西岐波小(丸田幸正校長)で二十四日、六年一組の児童を対象にした防災授業が実施された。山口大大学院理工学研究科の山本哲朗教授が、国内におけるさまざまな災害を紹介した後、実験装置を使って「プレート(地殻)によって起きる地震発生」「地震で発生する液状化現象」を再現。三十五人の児童らは、目の前で繰り広げられる“小さな災害”に驚きの声を上げ、日ごろの備えの大切さを学んでいた。 総合的な学習の一環として行われた。山本教授は耐震工学が専門で、実験装置は「言葉や図では伝わりにくい災害を、実際に見ることで理解してもらおう」と、このほど製作した。プレート地震、液状化とも水槽内で発生させることが可能で、出張講義で活用している。


 装置を用いた液状化現象の実験に見入る児童たち(西岐波小で)

キエフナイチンゲール合唱団のCD制作、コンサート会場などで販売

 チェルノブイリの子供たちの幸せを願う仲間「ドゥルージバ」(松岡彰代表)は、キエフナイチンゲール合唱団のCD「いのちの歓(よろこ)びをうたう」を制作した。各コンサート会場などで販売する。
 来日中の合唱団は、熊本県西原村(二十二日)を皮切りに、全国十二会場でトーク&コンサートを開催中。宇部市では、十一月四日午後三時からカトリック宇部教会で舞台に立つ。宇部滞在中は、宇部、山陽小野田両市内の病院や老人福祉施設、小学校などを訪れて、市民との交流を図る。
 販売価格は税込み二千円。CDに関する問い合わせは、十一月四日以降、十九日までは宇部ときわ湖畔ユースホステル(電話21-3613)、二十日以降は宇部中央銀天街のふれあい拠点「モモの家」(電話35-5300)へ。


 発売されるCD

現代ガラス展、2000人突破

 山陽小野田市のきらら交流館で開かれている第三回「現代ガラス展in山陽小野田」の入場者が二十四日、二千人を突破し、節目となった東京都武蔵野市の加藤三枝子さん(61)に認定証と記念品が贈られた。
 加藤さんは、長男の嫁でガラス作家の祥代さん(30)と共に会場を訪れ、係員に記念の入場者になったことを告げられた。祥代さんが同展に入選しており、作品「橙の秋(だいだいのとき)」を見ようと、旅行のスケジュールに加えた。同展実行委員会の末広裕幸委員長から認定証と記念品を受け取り「ガラスは繊細で弱々しいイメージだったが、自由自在で、創造力があり、温かみすら感じた。二千人目は思いがけないこと」と喜びを語った。


 2000人目の入場者となった加藤さん親子

若手作家の意欲作に見入る子供たち(きらら交流館で)

2006年10月24日

24日、「子育てほっとサロン」が開設5周年記念イベント

 宇部井筒屋で開かれている「子育てほっとサロン」の開設五周年を祝う記念行事が二十四日、同店四階で行われた。五年間に一万二千人以上の利用があったのを励みに、これからも子育て中のお母さんを支えていこうと、スタッフたちが気持ちを新たにした。また、リトミックや工作などのイベントに多くの親子が参加し、にぎわった。
 行政、企業、NPO(民間非営利団体)が協働で運営。お母さんたちが買い物のついでに気軽に立ち寄って、子供と一緒に楽しく息抜きできるように、毎週月・火・木・金曜の午前十時から午後四時まで、同店四階レストラン奥に開設されている。絵本やおもちゃがたくさん用意してあるほか、子育ての先輩であるサポーターが常駐し、育児の相談相手になっている。同サロンに関する問い合わせは、NPO法人うべ子ども21(電話21-9114)へ。


 記念イベントのリトミックを楽しむ親子たち(24日午前10時半、宇部井筒屋で)

「YAMAの唄『炭坑節』全国大会」で宇部南蛮音頭保存会が特別賞

 北海道赤平市で開催された第三回「YAMA(やま)の唄『炭坑節』全国大会」のお国自慢披露の部に、宇部南蛮音頭保存会(会長・前田松敬市教育長)のメンバー三人が初出場し、「南蛮音頭」を紹介して、特別賞に輝いた。
 宇部南蛮音頭保存会から出場したのは、地方会の渡辺昌子さん(唄)と、踊り手のうべ百扇会の西川鯉右美(本名・西川恵美子)さん、花柳寛躬(本名・白井躬幸)さん。三百満点中、二百六十二点を獲得し、五組に贈られる特別賞を受けた。
 南蛮音頭保存会は、郷土民謡の同音頭を普及、保存するために編成された団体。毎月練習を重ね、祭りやイベントで、演奏や唄、踊りを披露している。今後は十一月五日の宇部まつりのほか、十一日に萩市で行われる国民文化祭やまぐち2006の「民謡・民舞の祭典」にも出演する。


 全国大会で南蛮音頭を紹介する渡辺さん、西川さん、花柳さん(右から、赤平市文化会館で)

官民16隻出動の海上防災訓練

 関門・宇部海域油災害対策協議会(会長・唐島和夫門司海上保安部長)の海上防災訓練は二十三日、西沖の西部石油山口製油所と近郊海域で行われた。官民合わせて十六隻の船艇が、油の海への流出を最小限に防ぐ連携態勢を確かめ合った。
 想定は、タンカーが同製油所の桟橋に着岸して重油を積み下ろしているとき、震度7の地震が発生。油送管破裂、積荷タンク損傷で、大量の油が流出し、併せて燃料供給管から油漏れが起こり、機関室から火災が発生するというもの。通報で駆け付けた宇部ポートサービスの「飛鳥丸」や北九州市消防局の「ひまわり」など七機関十三隻の援軍が、海水を放水して油をかくはんしたり、消火作業を行ったりした。同海域ではここ最近、大規模な油流出事故は発生していないという。


 海上の火災を想定した訓練(西部石油山口製油所の沖で)

放水する自衛消防隊(中国電力新小野田発電所で)

2006年10月23日

日報旗少年野球開幕

 第三十一回宇部日報旗少年野球大会(宇部日報社主催、市少年野球連盟主管)は二十二日、宇部市と山口市からA、B、Cの三部門に計四十九チームが出場して、市野球場と東部体育広場で開幕した。初日は一、二回戦計二十九試合があり、B級は琴芝、東岐波、阿知須、西宇部がベスト4入り。A級とC級は8強が出そろった。二十八日にA級とC級の準々決勝、二十九日に各級の準決勝、決勝が行われる。
 A級のベスト8は、常盤、小羽山、西宇部、琴芝、東岐波、西岐波、恩田、阿知須。C級は恩田、東岐波Ⅰ、西岐波、小羽山Ⅰ、藤山Ⅱ、上宇部、新川、厚東が準々決勝に駒を進めた。二十八日は午前九時にプレーボール。会場は同広場。


 A級1回戦、スクイズを試みる岬の選手(市野球場で)

ときわ公園市民大茶会で茶道3流派がお点前

 宇部市内の茶道三流派が合同で行う第九回ときわ公園市民大茶会は二十二日、ときわ湖水ホールと、ときわレストハウスで開かれた。朝早くから多くの市民が詰め掛け、“和の精神”を楽しんだ。宇部観光コンベンション協会主催。
 日本文化を味わってもらおうと、茶道表千家同門会宇部地区、茶道裏千家淡交会宇部支部、煎茶道三癸亭賣茶流宇部仙友会が毎年実施。会員らのお点前を見ようと、三会場合わせて約三千人が来場。熱帯植物館では、五十鈴古流宇部支部晴美会による親子生け花展も同時開催され、三十五人が出展した。


 茶会を楽しむ市民ら(ときわ湖水ホールで)

「ルーラル・きらら・フェスタ」、早朝から盛況

 朝市や直売所で新鮮な野菜や魚を販売する「ルーラル・きらら・フェスタ」が、二十二日から宇部地域の朝市で始まった。二十三日はJA山口宇部西岐波フレッシュ朝市(水井美代子会長、九人)など二カ所であり、多くの市民でにぎわった。
 農・漁業地域の持つ機能や役割への理解促進を図ろうと、宇部市十カ所、山陽小野田市八カ所、山口市阿知須四カ所で開催。昨年まで二日間で行っていたが、より多くの人に親しんでほしいと、今年は一週間の期間を設け、各朝市の通常開催曜日に開いている。
 毎週月、土曜日にJR床波駅近くで行っている同朝市は、八時ごろには既に多くの市民が来場。カツオ菜、ハクサイ、シュンギクなどの菜類を中心に、サツマイモ、ミカンなど新鮮な地元産品が人気を集めていた。先着百人にはティッシュペーパーがプレゼントされた。


 新鮮な野菜を買い求める地元住民ら(23日午前8時半ごろ、西岐波フレッシュ朝市で)

竜王山ウオークに200人

 第六回竜王山ウオークは二十二日、きららビーチ焼野をスタート・ゴールとするコースで開かれ、二百人の参加者がすっかり秋の衣装に衣替えした本山の山や海を楽しんだ。
 コースは竜王山山頂で折り返す七キロと、さらに本山岬を回る十五キロ。それぞれに百人が参加し、地図を見ながら、設定されたチェックポイントを通過してゴールを目指した。竜王山では、モリアザミの群生が見ごろのピークを迎えており、参加者たちは秋の草花や澄んだ気持ちの良い空気を味わいながら、本山路をマイペースで歩いた。完歩者には、本山名物の「いもまんじゅう」がプレゼントされた。


 一斉にスタートする参加者たち(きららビーチ焼野で)

2006年10月21日

キエフ合唱団員、市民と交流

 ウクライナの首都キエフから二十日、キエフナイチンゲール合唱団の一行十二人が宇部市に到着し、小さな親善大使として市民との交流を始めた。核の脅威がない世界平和の実現を願い、これから宇部市(十一月四日)を含む全国十二会場でトーク&コンサートを開く。
 一行は、飛行機を計十三時間乗り継いで二十日夕、羽田空港から山口宇部空港に到着。二十一日は厚東末信で、S・R・C(セーフティー・ライス・サークル、三浦要主宰)の収穫祭に参加。S・R・C、恩田校区子ども委員会、ユースホステル子ども体験倶楽部の関係者約二百人と、稲刈りや芋掘りを体験した。末信正八幡宮の境内は、地元の協力で秋の大祭さながらの舞台やバザー、ダイガラのもちつきコーナーも用意され、縁日気分を味わった。


 稲の収穫を体験する合唱団の少女たち(21日午前10時40分ごろ、厚東末信で)

歳末助け合い展に支援と協力を

「みんなでささえあう、あったかい地域づくり」をスローガンに、第四十九回歳末助け合い展が、十二月三日午前十時から宇部市の福祉会館で開かれる。主催する市社会福祉協議会などでは、色紙、絵画、遊休品などの寄贈品を募集している。
 歳末助け合い運動の一助にと、市社協、宇部文化連盟、市婦人会協議会、宇部日報社が協力して年末に行う恒例行事。収益金は県共同募金会宇部支会に寄付し、地域の高齢者福祉支援活動などに活用されている。
 募集しているのは色紙、絵画、書、写真、手工芸品、陶器、盆栽、書籍、衣類、遊休品など。市社協では「今年も支援と協力を」と呼び掛けている。締め切りは十一月三十日。問い合わせは市社協(電話33-3131)へ。

ナルトビエイの試食会と供養祭

 山陽小野田市は二十日、ナルトビエイの試食会を県漁協小野田支店で実施した。特産アサリを食い荒らし、貴重な漁業資源を枯渇させた悪役を、魚食推進の観点から見直そうという試み。参加者は、将来的に食材となる可能性を検討しながら、刺し身や竜田揚げ、ギョーザ、酢豚風など、ナルトビエイづくしを味わった。「違和感なく食べられた」「どれもおいしい」とまずまずの反応。全メニューを口にした白井博文市長も「ブランドアサリを食い荒らしたエイだが、山陽小野田の目玉になれば」と逆転の発想で期待を寄せた。
 この日はナルトビエイの供養祭も小野田港沖合で初めてあり、漁船に乗り込んだ白井市長、大空軍治市議会議長、漁協関係者らがエイの好物のアサリ三十キロをまいた。漁協小野田支店の福永富二雄運営委員長は「駆除する側としては複雑な心境。命あるものだし、願わくばこの海域からいなくなってほしい。」と話した。


 食材としての可能性を探ろうと試食する関係者(県漁協小野田支店で)

アサリをまいてナルトビエイを供養(小野田港沖で)

2006年10月20日

鮮やかに「秋のばら展」開催

 宇部市芸術祭参加の「秋のばら展」が、二十日から文化会館で始まった。宇部ばら会(松谷正巳会長、百人)が、丹精込めて育てた三百点を展示。台風13号に負けずに花を咲かせたバラたちが芳香を放って、来場者を楽しませている。二十二日まで。
 今、国内で一番人気のある「テコナ」をはじめ、さまざまな種類のバラを、盛り花やデコレーションの形式で展示。一見、バラに見えない「マチルダ」や、「プレイボーイ」「グッドルックス」などの面白い名前の花が注目を集めている。デコレーションのコーナーには、ノギクやノバラの実と一緒に生けられたバラが並び、秋の風情を醸し出している。


 色とりどりのバラでいっぱいの会場(20日午前10時半、文化会館で)

宇部看護学校で戴帽式

 宇部看護専門学校(校長・福田信二市医師会長)の第五十三回戴帽式が十九日、中村三丁目の同校で開かれた。今春入学し、これから専門課程へと進む高等課程准看護科の四十九人がナイチンゲール誓詞を唱和、看護の道に精進することを誓った。
 式典は、教官や上級生、家族らが見守る中で行われ、学生たちは真新しいナースキャップとカーネーションを身に着け、ろうそくに灯をともして整列。「わが生涯を清く過ごし、わが任務を忠実に尽くさん」などと、ナイチンゲール誓詞を読み上げた。


 ろうそくの灯を見詰め精進を誓う学生たち(宇部看護専門学校で)

本山小の六年生、30人31脚全国大会へ

 十一月三日に横浜アリーナで行われる「小学生クラス対抗30人31脚全国大会」(テレビ朝日主催)に初出場する本山小の六年生が十九日、優勝した県大会後、初の本格的な練習を行った。二週間後に迫った大舞台での目標はもちろん「優勝」の二文字。夢を実現するため、走破タイムのさらなる短縮を目指す。
 キャプテンの安川樹君は「冬も夏も一生懸命練習してきたので、県大会で優勝できてうれしい。全国大会でも集中し、仲間を信じ、日本一になりたい」と抱負。十一月一日午前八時四十分から、同校体育館で壮行式を行う。応援してくれる地域住民の参加も呼び掛けている。


 一丸となって全国制覇を目指す6年生(本山小で)

2006年10月19日

赤崎小でミュージカル、劇団員との合同練習開始

 赤崎小(濱田康昭校長、二百八十九人)の人権教育参観日は、三十一日に開かれ、ミュージカル山陽ありすの家(峰永郁代代表)が生命の尊さを訴えるステージを披露する。劇団員に交じり、児童八十五人も出演。一緒に舞台をつくり上げる。今月から合同練習がスタート、間近に迫った本番に向け、熱の入ったけいこを行っている。
 赤崎公民館の家庭教育学級、学校の文化鑑賞会との三事業の合同開催で、無料で地域住民の鑑賞も受け付ける。会場は体育館。当日にならないと空席状況は分からないが、立ち見席や二階部分の開放も予定しているという。公演時間は、午後二時二十分から約一時間十分。


 本番に向けて、劇団員との練習を重ねる児童たち(赤崎小で)

「手作りマイバッグコンテスト」締め切りが迫る

 宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)と宇部日報社が募集している「手作りマイバッグコンテスト」の締め切りが迫った。受付窓口のUNCCA事務局(寿町)には、趣向を凝らしたバッグが届けられている。二十五日必着。
 九月初めから募集を開始し、これまでに約八十点が寄せられた。カラフルな布やパッチワークで作った作品、スカートや着物、古くなった傘の生地を解いて作ったバッグなどが集まっている。
 手作りマイバッグは未発表のもので、大きさ、材質は自由。応募資格は、宇部市と近郷に在住または通勤・通学している人で、年齢、性別は問わない。一人何点でも出品できる。大賞(賞金五万円)、準大賞(同三万円)、デザイン賞(同一万円)、リサイクル賞(同一万円)、創意工夫賞(同一万円)のほか、応募者全員の中から抽選で十人に食事券五千円分を贈る。住所、氏名、年齢、電話番号と作品メッセージ(百字以内)を添えて、宇部市地球温暖化対策ネットワーク事務局(〒755-0032宇部市寿町2-11-28)に持参するか、宅配便で送る。受付時間は午後一時-五時(土日・祝日は休み)。


 UNCCA事務局に届いているバッグ

大学も地産地消、県産米に切り替え好評

 山口大工学部と医学部の生協食堂は、地産地消の一環として、米を北海道産から県産の「晴るる」に切り替えた。程よい粘りと甘みが特徴で「ご飯がおいしくなった」と、学生や教職員の間で評判になっている。
「晴るる」は、産地間競争を勝ち抜こうと一九九〇年、「コシヒカリ」と地元の主力品種「ヤマホウシ」を掛け合わせて作ったオリジナル品種。日本穀物検定協会の食味ランキングでは、Aランクの評価を得た実績もある。
 櫻井和夫店長は「味に敏感な学生からは早速、おいしくなった、という反応が返ってきた。コストや共同購入体制の問題があるが、旬のものをおいしく食べさせたいというのが基本的な考え方。生産者の顔を身近に感じるのは安心」と話す。


 メニューボードの前で県産米「晴るる」をPRする櫻井店長(山大工学部の食堂で)

2006年10月18日

阿知須の森に“トトロ”出現

 山口市阿知須の若崎啓一さん(65)宅に、高さ2・3メートルの植木を使ったトトロが登場した。自宅前は、通学路になっており、登下校の子供たちを優しく見守っている。
 木は植え付けて20年以上になるコノテガシワ。以前から形が似ていると思い、9月上旬から若崎さんが1人で取り組んだ。プラスチックのコップを目に、ビニールハンガーをひげにするなど工夫を凝らし、1カ月程度で完成させた。若崎さんは「車を止めて写真を撮る人もいる。心を和ませてもらえれば」と話した。


 阿知須に現れた“トトロ”(岩倉上で)

全国高校生ごはんCUP、厚狭ユニットが決勝大会へ

 厚狭高食物文化科三年の三人グループが、十一月十八日から三日間、神奈川県川崎市で開かれる全国高校生対抗ごはんCUP二〇〇六決勝大会に出場する。福岡県の高校生と力を合わせ、地産地消をテーマにした郷土料理で日本一を目指す。
 農産物を育てている高校生(ファーム系)と、食に関心のある高校生(キッチン系)がそれぞれ三人一組で応募し、大会ホームページ上でユニットを組むことを出場条件としている。キッチン系に応募した東由佳さん、林万世佳さん、兼澤茉佑さんが、飯塚市にある嘉穂総合高の生徒とユニット「♪La-La-La♪アースくん」を結成。ホームページで、作った料理やこだわりなどを人気投票にかける最終予選で、百十ユニット中最多の得票を獲得し、決勝大会への出場を決めた。決勝の模様は後日、NHKで放送される。


 ごはんCUP決勝大会に出場する林さん、東さん、兼澤さん(左から、厚狭高で)

宇部商議所が合コン企画、参加者募集

 少子化対策などを目的に、宇部商工会議所(宮本浩一郎会頭)は、若者を対象とした“合コン”を企画。第一回青年交流会「“縁”カウンターパーティー」として、十一月十一日午後六時半から宇部全日空ホテルで行う。商議所では参加を呼び掛けている。
 参加費は一人三千円。商議所に置いてある申込書に必要事項を記入して申し込む。申込書はファクスや郵送でも受け取ることができる。締め切りは二十三日。問い合わせは商議所(電話31-0251)へ。

小・中学生作文コンクール 入賞者決まる

 第四十六回宇部市近郷小・中学生作文コンクールの入賞者が決まった。最高賞の特選は、宇部市教育長賞(小学校高学年)に堀翔平君(藤山小五年)の「小さなぼく」、宇部日報社長賞(中学校)に西村知恵さん(西岐波中三年)の「優勝したよ」が選ばれた。表彰式は十一月十一日午後一時半から福祉会館で行う。宇部日報社主催、宇部市教育委員会共催、山陽小野田市教育委員会、山口市教育委員会、美祢市教育委員会後援。


 堀 翔平君

西村知恵さん

竹楽器の子供オーケストラ、来年結成へ

 繁茂した竹を楽器にし、子供のオーケストラを作ろうと、高泊校区の有志らが十六日、烏帽子岩の竹林で竹を伐採した。楽器を製作するのに数カ月はかかる見通しで、三月の高泊児童館まつりが、お披露目になる。
 参加したのは、地域住民で構成する竹楽器を作る会(大空軍治会長)や県美祢農林事務所の二十四人。楽器は、インドネシアの打楽器アンクルン、バスとソプラノの音域に分けたマリンバとクロンプットの五種類。児童館まつりに向け、アンクルンを中心に作り、初演奏には小学生三十人が出演する。その後、他の楽器の製作に入り、来年の夏ごろにはオーケストラを結成する運び。事前に、高泊小を通じて団員を募集するという。


 楽器を作るために伐採した竹を運ぶ住民たち(烏帽子岩の竹林で)

2006年10月16日

秋晴れ祝福障害者の祭典

 障害者の祭典「はあ~とofふれんず2006」は十五日、常盤公園野外彫刻広場で開かれ、障害のある人もない人も好天の下、さまざまなイベントで交流を深めた。同実行委員会主催。  障害者自立支援法が十月から本格実施されたこともあり、今回のテーマは「障害からの自立」。障害者がボランティアの助けを借りてステージやイベントに積極的に参加したり、運営したりした。 続く演芸大会では、次々とカラオケや踊り、腹話術など日ごろの練習の成果を披露。会場の手拍子に乗って熱演を見せた。 熱帯植物館やときわレストハウスでは、手芸、工芸、絵画、書道など障害者の作品を展示。授産施設の手作りパンや豆腐も人気を集めていた。


 リズムにのって力強く舞う日の山のぞみ苑の出場者たち(常盤公園で)

市民体育大会が開幕

 山陽小野田市民体育大会は十五日、市民体育館で開会式があり、一団体と二十九人が市体育協会表彰を受けた。式後、卓球や柔道など七種目の競技で熱戦が繰り広げられた。大会は二十九日(一部種目は別日程)まで残りの競技が開かれる。市、市教育委員会、市体育協会、中体連山陽小野田支部主催。 開会式では、大会会長代理の江沢正思市教育長が「七日から二十九日まで行われる大会には約三千人の選手が出場する。スポーツを好きになってほしい」とあいさつ。 来賓の大空軍治市議会議長は「日ごろ鍛えた力と技を遺憾なく発揮して」と激励した。 表彰式では、市体育協会の早川幹夫会長が、市のスポーツ振興に努めた福田光博さんと杉山和平さんに体育功労賞、全日本バレーボール小学生大会県決勝大会で優勝した高千帆バレーボール教室に優秀団体賞、赤川隆さん(スキー)ら優秀選手二十七人に賞状とメダルを贈った。 特設ステージでは、翔龍太鼓や長州南蛮連の演技に続いて、日の山のぞみ苑の利用者と職員らが鳴子踊りを披露。赤と黒の派手な法被姿でダイナミックな演舞を見せ、見物客は盛んに拍手を送った。


 優秀団体賞を受ける高千帆バレーボール教室(市民体育館で)

2006年10月14日

多彩に市立図書館まつり

 宇部市立図書館まつり2006は十四日、同館(杉本繁雄館長)で始まった。人形劇やリサイクルブックフェアなど、多彩な催しがあり、開始と同時に多くの市民が詰め掛け、にぎわっている。十五日まで。 図書館で活動しているボランティア団体で組織する実行委員会(長谷川忠委員長)が主催。今年のテーマは「読書の広がりを求めて手を結ぼう」。開会行事では、長谷川委員長が「何か分からない時に役立つのが図書館。ボランティア団体の活動を見てもらうとともに、二日間楽しんでほしい」とあいさつ。市教育委員会の利重和彦教育部長は「市民に愛される、親しまれる図書館に向け、今後もサービス充実に努めていく」と述べた。 十五日は、午前十時から午後四時まで。読み聞かせや朗読劇、点字体験、パネルシアター、あおぞら喫茶などが行われる。


 リサイクルブックフェアで本を探す来場者(14日午前10時ごろ、市立図書館で)

糸根川高潮対策で整備計画案

 第一回糸根川川づくり検討委員会は十三日、山陽小野田市の埴生公民館であり、同水系の整備計画案が示された。国道2号の糸根橋から上流域に向けた三キロを整備区間とし、堤防のかさ上げや河道の拡幅で高潮による浸水被害を解消し、増水時の流下能力を確保する。計画期間はおおむね十年間。 糸根川は埴生口峠(標高九〇メートル)から周防灘に注ぐ二級河川。流路延長は約四・一キロ。人口、資産が集中する下流の埴生地区は、洪水や高潮で大きな被害を受けており、旧山陽町時代にハザードマップを作製し、ソフト対策は充実させたが、ハード面での高潮対策が急務となっていた。 計画案によると、整備区間のうち、糸根橋から三百五十メートルを高潮対策区間とし、洪水を安全に流下させるため、堤防を最高で一・七メートルかさ上げする。川幅は平均十メートルに広げる。盛り土で築堤し、管理用通路も整備する。豊かな植生や環境省レッドデータブックによる準絶滅危惧(きぐ)種のハクセンシオマネキが生息する干潟の保全などにも配慮する。地域住民の理解と協力を得ながら、適正な維持、管理を推進していく。事業費は六億円強を見込んでいる。

2006年10月13日

「学級文庫」全小学校に拡大

 宇部市立図書館(杉本繁雄館長)は、移動図書館あおぞら号で小学校を訪れ、子供たちに本を貸し出す「学級文庫」を、二学期から全二十四校に拡大し、サービスを開始した。新たに配本が始まった学校からは「児童の読書への関心が高まり、読書習慣の形成につながる」と好評。子供たちも目を輝かせながら、本を選んでいる。 学級文庫は、あおぞら号で約三千|六千冊の本を学校に持参し、子供たちに一人二冊まで貸し出すもの。本は約半年間、各学級で保管してもらい、クラス内での読み回しや、同学年の別組との入れ替えも行い、より多くの本を子供たちに読んでもらうシステム。


 本を選ぶ子供たち(岬小で)

現代ガラス展開幕

 第三回「現代ガラス展in山陽小野田」は、十三日からきらら交流館で始まった。三十一日までの期間中、若手作家の意欲作七十点を公開する。同展実行委員会、市、市教育委員会主催、文化庁、県、日本ガラス工芸協会、市文化協会、宇部日報社など後援。

2006年10月12日

新天町活性化へ女性会動く

 宇部新天町名店街協同組合女性会(阿寿賀節子会長)が、商店街各店舗の活性化に向け、ユニークな企画を進めている。福袋のような感覚で、小さな箱にアイデアを生かしたいろいろな商品を詰めて販売する“玉手箱作戦”だ。八月に広島県の三商店街と合同で開いた交流会での情報を参考にしたもので「客とのコミュニケーションの手段に」と期待している。十一日に行った二回目の勉強会では名称を決定。まずは宇部まつりでの初販売で弾みを付けたいという。 きっかけは、七月にファームプラザ新天町で行った商業活性化アドバイザーの江島康子さん(福岡市)のセミナー。宇部商工会議所の勧めで参加した阿寿賀会長ら理事三人が、江島さんの言葉に感銘を受け、交流会にも参加した。


 会員らが持ち寄った「宝箱」

勉強会で江島さんから指導を受ける会員ら(ファームプラザ新天町で)

竜王中が中国大会へ

 竜王中(田中道徳校長)の吹奏楽部が、十五日に島根県出雲市で開かれる全日本マーチングコンテスト中国大会に出場する。先月の県大会では中学校の最上位で通過し、二年連続の切符を手にした。 部門は、四十人の部員が規定の動きを入れて、息の合った隊列を披露するパレードコンテストの部。 フルート、トランペット、太鼓など九種類の楽器で「アメリカの騎士」を演奏しながら、行進やUターン、星型の隊形などさまざまに動く。演技時間は六分間で、演奏の技術や表現はもちろん、一糸乱れぬ動作の正確さが最も求められる。


 中国大会に出場する竜王中の吹奏楽部

2006年10月11日

秋風にゆらり コスモス

 宇部市東岐波前田で、コスモスが咲いている。通りを行く人たちの目を楽しませようと、地域住民でつくる前田コスモスの会(田村清会長、六人)が、今年初めて休耕田(約千五百平方メートル)に植えたもの。色とりどりの花は風に揺られながら、美しい秋の風情を演出している。
 同会は昨年十二月に結成された。地域を花で彩り、通行人やドライバーに、安らいでもらおうと、六月から草刈り機や耕運機を使って、用地を準備。開花時には、花と花の間を自由に散策できるように、種まきの間隔を開け、帯状にまくなどの工夫も凝らした。現在は七分咲きで、今月下旬まで楽しめそう。


 咲き誇るコスモス(11日午前10時半、東岐波前田で)

宇部中央高定時制で交通教室

 宇部中央高定時制(橋田章校長、四十三人)で十日、交通教室が開かれた。衝突実験や反射材の効果実験が行われ、生徒と教職員は、登下校の時間帯とも重なる夜間に潜む危険を中心に学習した。
 実験では、前照灯を点灯した車両の前を黒い服と白い服の人を実際に歩かせて見比べ、黒い服の人は五十メートルほどで見えなくなることを確認。同課の上利優三係長が「時速六十キロで走っている車は、一秒間に十七メートル進む。五十メートルの地点は約三秒で到達する」と危険性を説明した。乗用車と自転車、乗用車と原付きバイクの衝突実験では、軽々と自転車が飛ばされる光景や衝撃音に生徒も教職員も驚きの表情を見せ、事故の恐ろしさを肝に銘じていた。


 生徒や先生が見守る中で行われた自転車と乗用車の衝突実験(宇部中央高で)

山陽オート委託、日本トーターと山陽小野田市が契約

 山陽小野田市は十日、公営競技システム管理の日本トーター(福島晋社長、本社東京都)と、山陽オートレース事業の包括的民間委託に関する基本契約を結んだ。来年一月七日から公設民営に切り替わり、機器の入れ替え、設備改修工事を経て、二月十七日の本場開催に合わせてリニューアルオープンする。
 山陽オートは十億円を超える累積赤字を抱え、直営での事業運営による収支改善が厳しい状況にあった。市は経営リスクを一切負わない形で安定的な収益を上げる民間委託に踏み切り、企画提案方式で受託事業者を公募。提案内容や実績などから同社と優先的に交渉を重ね、合意に達した。


 調印後、握手する薩摩常務、真鍋理事、白井市長(左から、市役所で)

2006年10月10日

ニュースポーツフェスで心地よい汗

「体育の日」の九日、ニュースポーツフェスティバル&体力測定が宇部市陸上競技場と俵田体育館であった。秋空の下、約四百人の家族連れがストラックアウトやスポーツチャンバラなど五種目を楽しみ、心地よい汗を流した。市、市教育委員会、市体育指導委員協議会主催。
 体験競技を通して、ニュースポーツを紹介するフェスティバル。基準球を投げて、その球にいかにボールを近づけるかを競うペタンクや、ラケットを使用しないで打ち合うSUTテニス、樹脂製クラブを振って三ホールを回るスナッグゴルフは、家族連れや子供同士のグループに大人気。ストラックアウトのコーナーでは、九枚のパネルを打ち抜こうと、子供たちが六-八メートル離れた地点から真剣な表情でボールを放り投げていた。


 ストラックアウトで、狙いを定めてボールを投げる男の子(市陸上競技場で)

宇部市リサイクルフェア盛況

 第十二回宇部市リサイクルフェア(市など主催)が八日、環境保全センターとリサイクルプラザで開かれた。フリーマーケットやリサイクル自転車の販売、市民工房体験、リフォームファッションショーなど、さまざまなイベントが行われ、来場者は買い物やゲームを楽しみながら、物を大切にすることを改めて肝に銘じた。 宇部市地球温暖化ネットワークは八日、リサイクルフェアの中で「マイバッグキャンペーン」を行い、小学生らがスタンプとクレヨンを使って、オリジナルのバッグを作った。クレヨンを使って、花や動物、食べ物などを描く人もいた。最後に色落ちしないようにアイロンをかけて仕上げた。


 フリーマーケットを楽しむ来場者たち(環境保全センターで)

自分の好きなスタンプを押してオリジナルバッグを作る子供ら(環境保全センターで)

草の実合唱団と下関合唱隊、国文祭へ初の合同練習

 国民文化祭やまぐち2006「少年少女合唱祭」に出演する草の実少年少女合唱団(宇部市)と下関少年少女合唱隊の合同練習が九日、市文化会館であった。両合唱団は初顔合わせだったが、息はぴったり。関係者も拍手を送った。
 同合唱祭は十一月十二日、同文化会館で開かれ全国から十一の合唱団が出演する。ロシアからキエフナイチンゲール合唱団も友情出演する予定。


 国民文化祭本番を1カ月後に控え、合同練習する草の実少年少女合唱団と下関少年少女合唱隊(文化会館で)

2006年10月 7日

二俣瀬小児童とニ市ハイスクール生がゲームなどで交流

 宇部市に滞在している姉妹都市・豪州ニューカッスル市のハイスクール生徒四人が六日、二俣瀬小(安村竹史校長、四十八人)を訪問し、児童との交流を楽しんだ。
 宇部市・ニ市姉妹都市友好協会(宮本浩一郎会長)が、日本語学習熱を高めようと、一九九一年度から招致。三年ぶりの今回は十四-十六歳の生徒男女各二人と、引率の女性教諭が、四日に来宇した。同小体育館で行われた全体交流会では、安村校長と、庄賀菜々美さん(六年)の歓迎の言葉に続き、五・六年生十九人が音楽発表。授業参観もあり、六年生の体育の授業では、一緒にバスケットボールをした。ミッチェル・ルイス・アレン君(15)は「宇部の街はきれいで、屋根が気に入った。小学生はとてもかわいい。音楽などを準備して温かく迎えてくれ、うれしい」と感激していた。


 小学生と触れ合うハイスクールの生徒たち(二俣瀬小で)

中国清華大の研究者が山大工学部と宇部高専視察

 中国の最高学府として知られている北京市の清華大から六日、黄霞教授ら環境科学に携わっている三人の研究者が宇部市を訪れ、山口大工学部と宇部高専を視察した。バブルタンク(池田好明社長、宇部市西平原)と両教育機関の研究チームが開発した「吸水移動ばっ気による省エネ型酸素供給装置」などが紹介され、高い関心を集めていた。
 酸素供給装置は、しゃぼん玉状の水の薄い液膜を形成することで、瞬時に水中に酸素を供給し、水中の有害なガスを排出するシステム。常盤湖などで実証実験が行われている。水耕栽培や養殖漁業への利用などが期待されている。
 実験を見た清華大の左剣悪教授は「研究に専念すれば、良い物が開発できると改めて実感した。装置は環境浄化にも応用できる。中国でも力を入れて、ぜひ活用していきたい」と話していた。


 藤里部長(右)から装置の説明を受ける黄教授(隣)ら(宇部高専で)

イラン人作家のゴルバさん、市民と国文祭出品作を制作

 第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六の彫刻展に出品するイラン人作家、ホセイン・ゴルバさん(50)=東京在住=が、七日から宇部市中央町三丁目の再開発地区で地域住民らと共に制作を始めた。わらの束を積み上げて巨大な鐘形の彫刻「光の梵鐘(ぼんしょう)」を完成させる。
 この日は、新川小児童を中心に三十人が参加し、ゴルバさんの指示に従って、吉部小などで取れたわらを束にしていった。束は高さ五メートルに積み上げ、鐘形の陰になる部分には畑を作って、天女の形に植えた麦芽を育てる。協働制作は九日まで続き、計七十人が制作にかかわる。


 ゴルバさんに聞きながら、わらの束を作る子供たち(7日午前10時、中央町3丁目の再開発地区で)

山陽小野田市社協山陽支所が月2回の昼食宅配開始

 山陽小野田市社会福祉協議会山陽支所が実施する「ふれあい給食サービス事業」の昼食宅配が、今月から月二回になった。六日、最初の調理拠点になった埴生公民館調理室で、女性十五人が百四十人分の弁当を調理。真心のこもった手作り弁当が、希望するお年寄りに届けられた。弁当は毎月第一・三金曜日に配られる。
 埴生公民館調理室では、女性たちが手際よく弁当を調理。メニューは、くりご飯、ハスやゴボウなどの煮物、鶏の空揚げ、はるさめなどの酢の物で、オレンジの寒天とリンゴを添えた六品。出来上がった弁当は、調理拠点から各公民館、会館などに配送され、福祉員がそれぞれの担当地区の利用者に安否確認を兼ねて届けた。


 140人分の弁当を作る女性たち(埴生公民館で)

2006年10月 6日

宇部郵便局に年賀はがき届く

 宇部郵便局に六日、二〇〇七年用のお年玉付き年賀はがき三百八十六万四千枚が運び込まれた。午前九時半、年賀はがきが詰まった段ボール箱九百六十六個が届いた。職員十人が出てトラックから降ろし、市内の各郵便局へ送るための仕分けに追われた。
 一日から予約を受け付けており、十一月一日から発売。担当者は「ぜひ多くの年賀状を出して」とPRしていた。


 トラックから年賀はがきの入った段ボール箱を降ろす職員ら(6日午前9時半、宇部局で)

プレート間地震が観察できる装置、山大大学院山本教授と中原鉄工所が共同開発

 山口大大学院理工学研究科の山本哲朗教授(58)=耐震工学専攻=は、このほど中原鉄工所(中原浩二社長、宇部市南浜町)と共同で、プレートの跳ね返りによって起きるプレート間(海溝型)地震のメカニズムが観察できる携行型の「プレートにより起きる地震発生装置」を開発した。小学校の防災授業などに役立てる。
 水槽(縦三十五センチ、横七十センチ、深さ三十五センチ)に、海に見立てた水深二〇センチの薄青く染めた水を入れ、この中に地震発生装置を沈める。プレートは、厚さ一ミリのステンレス製の板ばね鋼でできており、水槽上部にあるハンドルを回すと海のプレートが陸のプレートに潜り込み、やがて耐え切れなくなって跳ね返る。この時に、水槽が波立ち、津波をイメージすることができる。子供たちの興味を引くように、ハンドルを回してプレートを動かす手動式にもこだわった。
 新しい装置は、今月十二日に下関市の楢崎小で行われる防災授業でデビューする。


 地震発生装置でプレート間地震を再現する山本教授(6日午前10時半ごろ、山大工学部で)

宇部興産が壁画のデザイン考案の香川高生に写真パネル

 宇部興産(田村浩章社長)は五日、同社バイオマス発電燃料化設備の壁画デザインを考案した宇部フロンティア大付属香川高(浜村一穂校長、七百九十二人)の生活デザイン科三年生四人に、感謝の気持ちをこめて、壁画の写真パネルを贈った。
 同設備は、同社IPP発電所内に六月末に完成。設備の完成に合わせ、デザイン科がある同校に壁画の図案を依頼。デザインしたのは、三輪祐子さん、田中利沙さん、植杉麻矢さん、井上紀子さん。電球が木くずなどのバイオマス燃料を食べて発電しているイラストで、バイオマス発電をイメージさせるよう心掛けた。壁への制作は業者が担当。同設備の高さ十二メートル、幅十メートルの壁に四人のデザインが描かれ、かわいらしいキャラクターが社員の目を楽しませている。


 壁面に描かれたデザイン(同社バイオマス発電燃料化設備で)

贈られた写真パネルと井上さん、三輪さん、植杉さん、田中さん(前列左から、同校で)

就学時健診スタート

 山陽小野田市内のトップを切って、有帆小(木橋金二校長)で5日、就学時健診が行われ、来春入学予定の42人が目や鼻などの検査を受けた。
 男子十五、女子二十七人の幼児は、保護者に付き添われて初登校。身長や視力、聴力を調べた後、眼科、耳鼻科、歯科、内科の学校医に、健康状態をチェックしてもらった。検査の前後には「お願いします」「ありがとうございました」と元気なあいさつをしていた。


 耳鼻科の検査を受ける幼児(有帆小で)

2006年10月 5日

原小児童が平和への願い込め折り鶴制作

 原小(中野政彦校長、三百九十一人)で四日、異学年でつくる縦割り班活動があり、児童全員が、修学旅行で六年生が広島市の平和記念公園に持参する折り鶴を共同制作した。
 子供たちは二十六班に分かれ、赤、青、黄色などカラフルな折り紙を使って制作。下級生も六年生に教わりながら、平和への願いをこめて折っていき、全員が力を合わせて約二千羽を完成させた。


 鶴を折る子供たち(原小で)

神原中で「認知症サポーター」養成講座

 認知症を正しく理解し、本人や家族を温かく見守る応援者「認知症サポーター」を養成する講座が四日、神原中(坪郷好夫校長)で開かれた。宇部市では介護予防事業の一環として、今年度から十年間で、人口の約一割に当たる一万七千人を目標に、サポーターの育成に取り組むことにしており、その第一弾。今後は自治会や企業も対象に講座を開き、支援を広めていく。
 認知症は、八十五歳以上では四人に一人といわれ、日本には現在約百七十万人おり、今後二十年で倍増すると予想されている。そこで、国では全国で百万人のサポーターを養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指す。昨年九月からキャラバンを開始し、今年八月末までに六万人が登録した。
 神原中では人権教育の授業として行われ、三年生七十五人が出席。市高齢福祉課の斎藤美矢子高齢保健係長が「高齢者について考える」と題し、市の高齢化の現状や認知症の原因、接し方、高齢者虐待防止法などについて話した。


 斎藤係長の講演を聞き、認知症について理解を深める生徒たち(神原中で)

29日、「山陽小野田市民まつり」開催

 第一回「山陽小野田市民まつり」は、二十九日午前九時半から県立おのだサッカー交流公園で開かれる。パレードや太鼓の演奏、日本一の夢もちまき大会など多彩なイベントを繰り広げ、新市の一体感を醸成する。同実行委員会(会長・田中剛男山陽商工会議所会頭)主催。
 会場には、メーンのステージ、キッズ、産業などの各ゾーンを設ける。ステージは十四メートル四方で、会場のどこにいても壇上のパフォーマンスや演奏などが楽しめる。ステージ、パレードには二十一団体が出演し、山陽小野田音頭の総踊りでは、約五百人が踊りの輪を広げる。もちまきは、現在、日本一とされている岩手県内の農業祭りの七百キロを上回るもちを振る舞う。当日まで重量は明らかにしない。
 二十八日は前夜祭として、第九回「お祝い夢花火」が午後五時から埴生漁港で開かれる。テーマは「響」。嘉門達夫のオープニングライブに続き、六時十分から花火を打ち上げる。


 市民まつりのポスター

2006年10月 4日

ベルリンフィルメンバーらが小学校で“出前演奏”

「子供たちに一流のクラシック音楽を」と、ベルリンフィルハーモニー交響楽団(ドイツ)のメンバーら四人の演奏家によるミニコンサートが三、四の両日、宇部市内の小学校など六カ所で行われた。一流奏者による“出前演奏”は世界的にも珍しく、児童らは世界トップレベルの生の音色に耳を傾けたり、リコーダーでの共演を楽しんだりした。
 同交響楽団は二〇〇二年から「音楽を通じて子供たちの限りない可能性を伸ばそう」と、既存のスタイルにとらわれない活動を展開。一行は来日翌日の一日から五日まで県内十一カ所で演奏し、六日には離日する。


 世界トップレベルの演奏に聞き入る子供たち(神原小で)

市防火協会が40周年の節目祝う

 宇部市防火協会(前村隆規会長、四百四十八事業所)は三日、文化会館で、設立四十周年記念大会を開いた。関係者約三百人が出席し、会の節目を祝って、関係事業所の発展と地域づくりに一層、寄与することを誓い合った。
 式典では、前村会長が「本大会を契機に思いを新たにし、当協会の目的である災害防止に全力を注ぎ、地域住民が安心して暮らせる街づくりに取り組む」と式辞を述べた。式典後は、国土交通省大阪航空局山口宇部空港出張所の真瀬田富生・先任航空管制運航情報官が「空の安全」をテーマに特別講演。宇部奇術研究クラブや明光幼稚園児によるアトラクションもあり、記念大会に花を添えた。


 あいさつをする前村会長(文化会館で)

福祉会館の風呂再開

 山陽小野田市は、財政難を理由に四月から休止していた本山、高泊両地区の福祉会館の風呂を一日付で再開した。周知不足や住民団体からの苦情を受け、白井博文市長が路線を変更。休止前と同じ回数ながら、利用時間を短縮し、高泊は汐湯を通常の風呂に切り替えるなどの措置を取り、福祉サービスの維持に配慮した。
 各校区の福祉会館に風呂を設置し、低料金で利用してもらう特殊なサービスで、小野田地区は須恵、有帆を除く五館(中央福祉センター含む)、山陽地区は石丸総合館で実施していた。が、今年度から本山、高泊、石丸を休止し、中央の回数を六回から三回に減らした。
 風呂は休止前と同じ週三回(日、火、金曜日)。利用時間は午前十一時から午後二時までと三時間短くなったが、本山では初回から十数人が利用し、復活を喜んでいる。高泊は設備補修できず、通常の風呂で対応する。石丸は利用者の意向を聞いた上で、休止にした。

山陽地区に初の女性消防団員

 女性消防団員の辞令交付式は二日、山陽小野田市消防本部で行われた。山陽地区に住む六人が新加入し、住宅防火診断や救命講習への参加など、主に予防業務に携わる。
 女性団員は、旧小野田市には十人いたが、旧山陽町にはいなかったため、合併を機に募集した。学生や社会人など二十、三十歳代で、入団理由は「ボランティアがしたかった」「仕事に生かしたい」などさまざま。災害現場ではなく、高齢者宅を回る住宅防火診断、出初め式や展示会でのスタッフなどが活躍の場。必要に応じて招集され、その際は非常勤の地方公務員となる。十一月の住宅防火診断が初仕事になる。


 消防団に加入した女性6人(市消防本部で)

市科学研究小学校の部 教育長賞に中野さん(西岐波6年)

 宇部市科学研究発表会小学校の部は二日、琴芝小体育館であり、市東部の各校から十人が出場。夏休み中などに取り組んだ実験の成果や観察記録を披露した。市教育委員会、市小学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。
 東部と西部に分けて一年交代で開催。審査の結果、教育長賞に中野佑香さん(西岐波六年)の「でんぷんのひみつ」、宇部青年会議所理事長賞に後祥立(うしろ・しょうた)君(岬四年)の「すてきなシャボン玉作りに挑戦」、宇部日報社社長賞に穐吉薫さん(恩田五年)の「くだもの 野菜のあぶりだしの研究」が選ばれた。そのほかは特選になった。
 中野さんは「『心に伝わるように発表しなさい』という母の助言が生きた」と最高賞の受賞を喜んだ。第六十回県科学研究発表会「サイエンスやまぐち2006」(十一月十七日、県教育会館)に向けては「パソコンの操作を一部誤ったが、練習して、今度は間違いのないようにしたい」と話していた。


 中野佑香さん

11月4・5日、宇部まつり開催

 第五十五回宇部まつりの第二回実行委員会(伊藤隆司委員長)は二日、市役所で開かれ、詳細が決まった。今年は国民文化祭やまぐちと同時開催になるため、日程をずらして十一月四、五日に開催。パレードを中心とする市民参加のイベントには、昨年より七団体多い百三団体、約四千七百人が出演する。
 キャッチフレーズは「ぶちエー、まつりじゃけー!!」。初日の四日は土曜日のため、前夜祭を“前日祭”として、午前十一時からスタート。ハーモニー広場(市役所裏駐車場)で開会式やキャラクターショー、宇部エンターテインメントとしてヒップホップダンス、歌などが披露される。人気お笑いコンビ「笑い飯」のライブや大抽選会もある。ワールドキッチンは二日間開催。約三十五店舗が軒を連ねる。
 本祭の五日は常盤通りを彩るパレードに、南蛮音頭総踊り隊や宇部商工会議所華創パレードなど約四千人が参加。コンテスト対象となる仮装、みこし、ダンスなどの自由演技のまつりパレードもある。障害者優先席も設ける。地域まるごと対抗戦やストリートライブ、エコ広場、協賛企業ブースなどもある。


 宇部まつりのポスター

気分一新 衣替え

 朝夕は、めっきり涼しくなってきた宇部地方。登校する生徒や出勤するサラリーマンも上着を着た姿が目立つようになり、秋への移ろいを感じさせる。
 中・高校生は、この時期は冬服への移行期間に当たり、生徒たちの制服はさまざまだが、2日朝の産業道路沿いでは、週初めに加え、10月に入って初めての学校とあってか、詰め襟やブレザー、セーターなど厚めの制服に切り替えた姿が多く見られ、生徒たちは気分を一新して、学校へ向かっていた。   


 詰め襟やブレザーを着て登校する生徒たち (2日午前8時25分ごろ、西琴芝2丁目の産業道路沿いで)

「阿知須まるごと博覧会」にぎわう

 新しい山口市が誕生して一年を迎えたのに合わせ「阿知須まるごと博覧会」(合併一周年記念イベント実行委員会主催)が一日、阿知須地区で開かれた。大勢が白壁の居蔵造りの町並みを歩いたり、ふれあい市場で新鮮な野菜を買い求めたりして、にぎわった。
 海、山の豊かな自然や趣ある町並みなど、阿知須地域の魅力を多くの人に知ってもらおうと企画。地域全体を一つの博覧会場に見立て、参加者が名所や史跡など約三十の“パビリオン”を自由に散策し、イベントや体験活動を楽しんだ。人気を集めていたのがJA山口宇部阿知須支所で行われた阿知須牛の試食会。先着二百人の整理券は、あっと言う間になくなり、幸運を手にした人たちが早速、炭火焼きを「やわらかいね」と、おいしそうに食べていた。


 人気を集めた阿知須牛の試食会(JA山口宇部阿知須支所で)

宇部市と京都府宇治市のスポーツ交流大会開催

 宇部市と京都府宇治市の第十五回スポーツ交流大会(両市など主催)は九月三十日と一日の二日間、宇部市野球場などで開かれた。両市から参加した六百五十八人が九競技で、さわやかな汗を流すとともに、友情を深めた。
 両市のスポーツ振興と市民交流を図ることが狙い。節目の記念大会となった今年は、役員を含め、宇部市から四百五十五人が出場。宇治市からは二百三人が訪れた。同球場や東部体育広場などを利用して、軟式野球、ソフトボール、バレーボール、サッカー、バドミントン、剣道、ボウリング、弓道、空手道の九競技が行われ、選手たちはハッスルプレーを展開。各会場とも熱気に包まれた。初日の夜には、一般は国際ホテル宇部、子供はウェルサンピア宇部で交歓会があり、食事を楽しみながら、きずなを深めた。


 サッカー競技でボールを追う両市の選手たち(協和発酵宇部工場グラウンドで)

30日、子供茶の湯クラブが茶道に親しむ

 茶道表千家の教授者らで組織する山陽小野田清和会(森田登喜枝会長)の子供茶の湯クラブが九月三十日、赤崎児童館で開かれた。小学生八人が抹茶のたて方や飲み方などを習った。
 同会が、今年度から文化庁委嘱事業で取り組んでいる「伝統文化こども教室」の茶の湯クラブ。小野田地域の七児童館では赤崎児童館が初めて。六月に開講し、来年三月までの十六回コース。毎月第四水・土曜日に開いている。この日は、お互いに亭主と客になって、抹茶のたて方や飲み方を教わった。子供たちは「お先に」「お菓子を頂きます」などと真剣な表情で取り組んでいた。


 福本さんからお点前の指導を受ける子供たち(赤崎児童館で)