2006年9月30日

すぎなの会がつくし園に布おもちゃ寄付

 ボランティアグループすぎなの会(植田君代会長、十一人)は二十九日、ちびっこ相談センター・うべつくし園(伊藤直子園長、三十人)に、手作りの布おもちゃ三点を寄付した。同会結成の一九八六年から続けており、二十周年を迎えた。
 すぎなの会は、宇部市婦人ボランティアセミナー(現ボランティアカレッジ)の八五年度の修了生で結成。障害に関係なく子供たちの遊びの輪が広がり、機能回復に役立てばと、同園に布おもちゃの寄贈を始めた。植田会長は「園児が喜んで使ってくれるので、会員みんなやりがいと喜びを感じている。これからも続けていきたい」と話した。


 伊藤園長(左端)に布おもちゃを手渡す植田会長(うべつくし園で)

市中学校科学研究で鈴木さん(東岐波2年)が教育長賞

 宇部市中学校科学研究発表会は二十九日、上宇部中であり、各校から選ばれた十二人の生徒が、夏休み中などに取り組んだ実験の成果や観察記録を披露した。市教育委員会、市中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。
 審査の結果、教育長賞に鈴木里沙さん(東岐波二年)の「カマキリの生態と脱皮」、宇部青年会議所理事長賞に山口綾華さん(厚南一年)の「ペットボトルの音の研究-音程の研究」、宇部日報社社長賞に菅原諒君(藤山二年)の「コスモスの茎の起き上がり方の謎」が選ばれた。そのほかは特選になった。
 鈴木さんは、県中学校文化連盟第二回総合文化祭(十一月十二日、宇部市の記念会館)と、第六十回県科学研究発表会「サイエンスやまぐち2006」(同十七日、県教育会館)でも発表する。「今回よりもっと、知らない人にも分かりやすく説明したい」と抱負を述べた。


 鈴木里沙さん

障害者の就職面接会、就業の厳しさ浮き彫り

 障害者の就職面接会が二十九日、宇部市のときわ湖水ホールで開かれた。障害者自立支援法の施行により、就業を求める障害者が昨年に比べ大幅に増加。一方、参加企業は昨年並みで、改めて障害者の就業の厳しさが浮き彫りになった。
 ハローワーク宇部・小野田主催。三十-四十代を中心に身体、知的、精神に障害を持つ九十九人が面接に臨み、昨年の七十六人を大きく上回った。両職安管内の製造業、建設業、卸売・小売業、医療・福祉サービス業など二十三社(求人三十五件、求人数四十五人)が参加。昨年の二十四社(求人三十二件、求人数四十五人)と同程度で一層狭き門になった。


 大勢の障害者が訪れた障害者就職面接会(ときわ湖水ホールで)

山陽小野田市議会特別委が市長に行革プラン提出

 山陽小野田市議会は二十九日、行財政改革検討特別委員会(川村博通議員委員長、二十七人)の最終報告書を白井博文市長に提出した。歳入・歳出、特別・企業会計など、市政の全分野にわたり、中・長期的に取り組む四十項目の改革プランを示している。
 最終報告書は、合併後のまちとしての体制、基盤の確立、切迫した財政危機への対応、将来的な行財政改革(新たな発想)、人材育成と評価システムの確立、情報の開示などに触れている。プランの中には、既に市が取り組んでいるものもみられた。白井市長は「執行部の課題を示していただいた。皆さんの苦労を無駄にすることなく、全分野で前向きに正面から取り組みたい。報告書は課長級にまで示し、十月中には非常時に取り組む課題を抽出し、議会にも返事をしたい」と話した。


 白井市長に最終報告書を手渡す大空議長(市役所で)

2006年9月29日

小野田小が演奏会で創立90周年祝う

 小野田小(縄田和子校長、三百六十九人)で二十八日、創立九十周年を記念した県交響楽団のコンサートが開かれ、全校児童や保護者らが迫力の生演奏を楽しんだ。
 体育館で、六十人のオーケストラが、歌劇「ウイリアム・ テル」よりスイス軍の行進や、アニメ映画ハウルの動く城のテーマ曲「人生のメリーゴーランド」など 、八曲を演奏した。児童代表が指揮に挑戦する企画もあり、児玉理史君(六年)と高城祐花さん(五年)がタクトを振り、オーケストラを誘導した。


 指揮に挑戦する児玉君(小野田小で)

山口UK学院1期生の村田さんが連携高の校歌を制作中

 宇部市松島町の山口UK学院(金子豊学院長)の第一期生、村田はるかさん(19)が、同学院の学業面の連携先である広域・通信制高校、つくば開成高(糸賀修理事長、茨城県牛久市)の校歌とイメージソング作りに取り組んでいる。同学院によると、在校生による制作は全国初のケース。曲調も現代風で、新しいスタイルとして注目を集めそうだ。
 制作活動は七月から本格化。村田さんは、糸賀理事長や同校の生徒らと意見交換しながらイメージを膨らませ、七曲を仕上げた。最終的には、校歌として「指先に咲く花」、イメージソングに「マイ・ストーリー」が選ばれた。今後は、最終的な編曲を経て、同校生徒による歌唱でレコーディング。元JUDY・AND・MARYのドラマー、五十嵐公太さんら第一線のプロが総仕上げを行い、CD化して来春以降の卒業生に配布される。


 つくば開成高の校歌作りに取り組んでいる村田さん(山口UK学院で)

市議会最終本会議で新助役に岩本さん

 九月定例宇部市議会は二十九日、最終本会議を開いた。総合審議では、健康上の理由により二十八日付で辞職した矢富敏肆助役(64)に代わり、岩本哲男土木建築部長(59)が新しい助役に選任された。任期は十月一日から四年間。岩本部長の異動に伴い、柳屋清・楠総合支所長(58)が土木建築部長に、山田稔夫・楠総合支所次長(60)が同支所長になる。
 岩本さんは一九七〇年に市役所に入り、集落排水課長、下水道建設課長、下水道部次長を経て、二〇〇一年四月から土木建築部長。柳屋さんは一九七四年に入所し、工事検査室長、土木港湾課長、都市開発部次長を経て、今年四月から現職。山田さんは一九七〇年に楠町役場に入り、企画課長、経済課長、総務課長を経て、合併した二〇〇四年十一月から総合支所次長を務めている。


 岩本 哲男さん

2006年9月28日

兼氏食品が「豆腐コロッケ」開発

 宇部市西岐波西柳ケ瀬の兼氏食品(兼氏佐憲社長)はこのほど、「豆腐コロッケ」を開発した。豆腐をベースに地場野菜を混ぜ合わせて作った国内初の逸品で、四月には製法などにかかわる特許を取得。十月からは市内の学校給食のメニューに加わる。兼氏社長は「栄養満点かつヘルシーな自信作。宇部発の味を全国に広げていきたい」と話している。


 「豆腐コロッケ」を手にする兼氏社長

林参院議員が内閣府副大臣に就任

 安倍内閣は二十七日の臨時閣議で、副大臣二十二人、政務官二十六人を決めた。地元関係では内閣府副大臣(行政改革、規制改革、地域活性化、栄典、国際平和協力、拉致問題、道州制等担当)に、林芳正参院議員(45)=自民、二期目=が就任した。
 林副大臣はこれまでに大蔵政務次官や自民党行政改革推進本部事務局長などを歴任。「地元の皆さんの期待に応え、微力ながら安倍総理や大臣を支え、活力とチャンスと優しさに満ちあふれ、自立の精神を大事にする世界に開かれた国、日本をつくりたい」と抱負を語った。


 内閣府副大臣に就任した林参院議員

学校適正化答申案まとまる

 山陽小野田市立学校適正規模適正配置検討委員会(委員長・村田貴信山口東京理科大助教授、十五人)は二十七日、市役所であり、適正な学級人数は小・中学校とも三十五人以下、学年の学級数は小学校が「二学級以上三学級以下」、中学校が「三学級以上六学級以下」とした。これに基づく適正配置は、通学区域を見直し、統廃合も視野に入れて検討するよう求めている。近く江沢正思教育長に答申する。


 答申案を修正する委員(市役所で)

2006年9月27日

建築学会設計競技で山大大学院生が日本一の快挙

 山口大大学院理工学研究科感性デザイン工学専攻内田文雄研究室の三人の大学院生が建築設計した海上遊歩道「月のみちびく、歴史の垣間に」がこのほど、日本建築学会設計競技で最優秀賞を受賞した。宇部市の長生炭鉱をモチーフに、炭都の歴史を感じる海辺の快適空間を提案した作品。社会人が多く参加する建築設計コンクールで、大学院生が快挙を成し遂げた。
 博士前期課程一年の新宅健さん(22)、三好宏史さん(22)、山下敦さん(24)。コンクールには全国から約二百六十点の応募があり、一次審査をパスした十二点が九月上旬、神奈川大で行われたプレゼンテーション審査会に出場。内田研究室の三人が、最優秀賞(賞金百万円)と特に優れている提案に与えられる島本源徳賞(賞金十万円)をダブル受賞した。


 作品パネルを手に受賞を喜ぶ三好さん、山下さん、新宅さん(左から、山口大工学部で)

県内初、宇部市が29日から消費生活メルマガ配信

 宇部市は、二十九日から県内で初めて「消費生活メールマガジン」の配信をスタートする。被害の未然防止と消費者啓発を目的に、相談事例や最新情報、基礎知識を、電子メールで知らせる。登録、配信は無料。市のメルマガは、防災メールに続いて二種類目。
 メルマガの配信は基本的に月一回。パソコン向けには▽相談事例▽最近の消費者トラブルなどの最新情報▽クーリングオフ制度などの基礎知識を紹介。携帯電話向けには、トラブルなど最新情報を中心に百六十文字以内にまとめて流す。パソコンなら市ホームページトップのe-サービスの「メールマガジン」から、携帯電話なら市ホームページの市民便利帳の「防災・安心・安全・消防」から入り、自分のアドレスを登録する。問い合わせは広報広聴課(電話34-8157)まで。

交通安全運動で小野田工、LCが街頭啓発

 秋の全国交通安全運動中の二十六日、小野田工高(梅森雅広校長、三百八十人)の生徒たちは同校西側の公園通りで、小野田ライオンズクラブ(黒石信彰会長、四十三人)が山陽自動車道小野田IC付近で、それぞれ交通安全キャンペーンを行い、ドライバーに安全運転を呼び掛けた。
 小野田ライオンズクラブは、高速道路での事故を防ごうと、四年前から小野田IC付近で実施している。参加者たちは、二班に分かれ、インターの入り口と出口付近でドライバーに、事故無しの願いを込めて、ナシとチラシなどを配りながら「安全運転をお願いします」と呼び掛けた。


 ナシなどを配るライオンズメンバー(山陽自動車道小野田ICで)

2006年9月26日

宇部市消防本部が10月からAED無料貸し出し開始

 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)は、十月一日からAED(自動体外式除細動器)の無料貸し出しサービスを開始する。県内の消防機関では初めての試み。「市民の安心・安全のために、積極的に利用してもらいたい。また、救命講習を受講する人が増え、救命の輪が広がれば」と同本部では期待を寄せている。
 AEDは、突然に心臓が止まった傷病者の命を救うため、心臓への除細動(電気ショック)を速やかに行うことができる機器。傷病者の胸部に電極パッドを張り付けると、除細動が必要かどうかを判断し、操作指示を音声で知らせる。問い合わせは同課(電話21-6112)へ。


 市消防本部が10月から貸し出しを始めるAED2台(同本部で)

05年度宇部市通年決算、4年連続でマイナス

 宇部市は二十六日、合併後初の通年決算となる二〇〇五年度の決算概要を発表した。一般会計は歳入・歳出とも前年度を6・1%下回った。旧楠町との合算ベースでも、特殊要素の借換債とNTT無利子貸付の償還を除いて、歳入は2・1%、歳出は1・8%の減少。実質的に四年連続のマイナス決算となった。翌年度への繰り越しを除く実質収支は、一九八七年度以来十九年連続で黒字を確保。建設地方債の発行抑制などで、借金に当たる市債の残高は前年度末より約二十五億六千万円減り、単市返済分は約三百九十億円まで下がった。財政健全度の指標となる実質公債費比率は、単年度で16・1%、三年平均でも16・2%とボーダーラインの18%を下回った。


 

山陽小野田市で第2回地域懇談会スタート

 山陽小野田市は二十五日、第二回地域懇談会を市民館で開き、来年九月の市議会上程に向けて策定作業を進めている総合計画の基本構想原案を示した。
 懇談会では、策定作業の進ちょく状況、二月にワークショップ形式で開いた懇談会の結果が地域特性(市の強みと弱み)、基本理念、施策の大綱などに盛り込まれていることを説明。参加者からは「キーワードの住み良さは良いが、全般的にインパクト、若者を引き付ける魅力に欠ける」「具体的な事業を進めるために総花的になっているが、柱、特徴になるような施策を示してほしい」「基本計画はいつごろ公表されるのか」などの質問があった。懇談会は二十六日に文化会館、二十七日に市役所でも開かれる。


 総合計画について市の説明を聞く参加者(市民館で)

宇部市内16小学校で運動会

 さわやかな秋晴れに恵まれた二十四日、宇部市内の十六小学校で運動会があり、子供たちの歓声や父母たちの声援がグラウンドに響きわたった。
 川上(光廣久夫校長、六百三十八人)の第十八回秋季大運動会は、同小グラウンドで、応援合戦を含む二十一種目を繰り広げた。四年生の個人競技「川上トライアスロン」は、ブルーシートをくぐるのを水泳、フラフープを転がすのを自転車に見立てた競技。障害物をものともせずに、元気いっぱいに駆け回る子供たちが光った。


 「川上トライアスロン」で跳びはねる4年生(川上小で)

市小・中学校科学作品展、31点が特選に

 第五十九回宇部市小・中学校科学作品展の審査は二十二日、ときわ湖水ホールであり、小学校の部から二十一点、中学校の部から十点が特選に決まった。入賞作品展は、二十六日まで同会場で開かれている。特選作品は、十月二十七日から山口市の県立山口博物館で開かれる第六十回県科学作品展「サイエンスやまぐち2006」に出品される。市教育委員会、市小・中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。

松山杯日報スワンボウル、太陽家具サンファイターズ勝利ならず

 アメリカンフットボールの第十五回松山杯宇部日報スワンボウルは二十三日、山口市阿知須のきららスポーツ交流公園で開かれた。宇部市の太陽家具サンファイターズ(景山日出男代表)とオクトーバーベアーズ(福岡)が対戦し、ベアーズが42-0で勝利。サンファイターズは地元ゲームを白星で飾ることができなかった。宇部日報社、九州社会人アメリカンフットボール連盟、県アメリカンフットボール協会主催、太陽家具百貨店後援。
 試合は第二クオーターにベアーズが二本のタッチダウンなどで得点を挙げ、14-0とリードを奪って折り返し。後半に入ってもベアーズは攻撃の手を緩めず、第三クオーターに21点、第四クオーターに7点を追加し、昨秋のリーグ王者の実力を発揮した。サンファイターズは、詰め掛けたチーム関係者や家族らの声援を受け、最後まで果敢に勝負を挑んだが、相手ディフェンスを崩せず、涙をのんだ。


 激しくぶつかり合う両チームの選手(きららスポーツ交流公園で)

厚陽中存続・改築求め要望書

 耐震診断で文部科学省の基準を下回る数値が示された厚陽中の保護者と地域有志による「存続・改築推進委員会」(瀬井達也会長)が二十二日、校舎の耐震化計画を求める要望書と六千百八十二人分の署名簿を、山陽小野田市の白井博文市長に届けた。「学校の存続と改築は住民の意思」という推進委に対し、白井市長は「まちづくりの観点から検討する。十月いっぱいには回答したい」と答えた。
 推進委は八月に発足を兼ねた大会を開き、署名活動を始めた。約一カ月で集まった署名の内訳は、厚陽地区は住民の七割に当たる千七百四人。同地区を含む市内が四千三百七十五人、市外の卒業生、趣旨への賛同者から千八百七人。理事会でも「中学校は地区の発展に欠かせない」という共通認識を再確認した。瀬井会長、事務局の田中淳二さんら五人が市役所を訪れ、白井市長に署名簿とともに切実な訴えを届けた。


 厚陽中存続を訴える委員(市役所で)

2006年9月22日

22日、常盤公園で動物慰霊祭

 常盤公園の動物慰霊祭は二十二日、動物愛護碑前で行われた。常盤遊園協会の職員や慈光幼稚園の園児ら三十人が出席。昨年九月一日から今年八月三十一日までに死んだボンネットモンキーやハクチョウなど十三種四十八匹の霊を弔った。
 動物愛護週間(二十-二十六日)に合わせて実施。福井柊羽ちゃん(年長)が追悼の言葉を述べ、職員や園児代表の梶山愛由ちゃん(同)、動物代表のニホンザルのアヤカ(四カ月)が献花。園児による追悼の歌もあった。


 冥福を祈る園児ら(22日午前9時45分ごろ、常盤公園で)

湾岸道路、2011年夏完成

 国道190号の慢性的な交通渋滞の解消に向け、県が一九九二年度から建設している地域高規格道路・宇部湾岸道路は、来月から宇部市西中町の国道190号部分の工事が始まる。これまでは厚南地区や工場地帯が中心だったが、いよいよ中心市街地の工事に入る。これまで完成時期を明確にしていなかった県は「二〇一一年夏の完成を目指す」と明らかにしたほか、宇部興産と協議を続けていた宇部興産道路買収による岡田屋からの進入路計画について、同社と基本合意。九月県議会に「四年間、十四億円を限度とする債務負担行為」を上程しており、承認されれば年内にも契約を結ぶ予定。
 湾岸道路は、地域高規格道路に指定されている自動車専用道路「山口宇部小野田連絡道路・宇部湾岸線」(宇部市新町―東須恵間約四・五キロ)。工事着手から十五年目、工事の進ちょく率は今年度末で75%(事業費ベース)を見込んでいる。担当する県宇部小野田湾岸道路建設事務所(長掛実所長)は、大きく六工区に分け、工事を実施。工場地帯を抜ける藤曲工区(四百五十四メートル)や厚東川に架かる県内初のダブルデッキ構造の厚東川新橋(五百十四メートル)は、ほぼ完成している。栄川に架かる斜張橋・栄川運河橋(高さ約百メートル、長さ二百九十メートル)も橋体本体の発注を終えた。


 10月から湾岸道路建設工事に着手する西中町付近(湾岸道路建設事務所提供)

市小・中学校科学作品展、23日から湖水ホールで一般公開

 第五十九回宇部市小・中学校科学作品展の審査が二十二日午前、ときわ湖水ホールで始まった。午後には入賞作品が決まり、優秀作品は第六十回県科学作品展「サイエンスやまぐち2006」などに進む。一般公開は二十三日から二十六日まで。入場無料。市教育委員会、市小・中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。
 小学校は創造の部に五十八点、自然の部に百二十点、中学校は創造の部に二十三点、自然の部に六十一点と、計二百六十二点の力作が並んだ。小学校は二十点、中学校は十点が特選として、県審査に進む予定。これとは別に、中学校は県中学校文化連盟の総合文化祭に展示される作品三十点程度を選ぶ。研究発表会は、中学校の部が二十九日に上宇部中、小学校の部が十月二日に琴芝小である。


 審査に先立って作品を紹介する担当理事(22日午前10時ごろ、ときわ湖水ホールで)

山陽小野田市が封筒と公用車に有料広告

 山陽小野田市は、税務課、健康増進課で扱っている封筒と、すべての公用車に有料広告を掲載する。十月から広告主を募集する。
 窓口封筒は、市県民税申告書の送付用と健康増進課国民健康保険証の切り替え用の二種類で、裏面が広告スペース。一枠は縦五センチ、横十センチで、税務課用は五枠、健康増進課用は二枠を設ける。印刷枚数は一万枚と一万一千枚で、来年一、二月に発送を開始する。広告料は一枠当たり三万円。公用車は普通、軽四、環境の各車両、マイクロバス、ワンボックス(十人と十五人乗り)があり、百二十一台で最大二百八十七枠を確保している。車両の種類で、側面、後部に張れる規格も異なる。
 募集開始は封筒が十月二日から三十一日まで、公用車が十日から。申し込み、問い合わせは、封筒が行政改革課(電話82-1135)、公用車が管財課(電話82-1128)。ホームページにも情報を掲載している。


 公用車への有料広告の見本

2006年9月21日

バスの日に副島君(川上小四年)が1日局長

 バスの日の二十日、宇部市交通局(岡田勝長局長)は川上小四年生の副島悠旨(ひろし)君(10)に、初の一日局長を委嘱した。副島君は「バスが大好き」とあって、局内の“視察”に大喜び。
 局内見学の後は、新川駅前で“営業活動”。同局が、船木鉄道、サンデン交通と初めて共同で作った市内運行便の共通時刻表や共通路線図を配った。大役を終えてプレゼントされた制帽とバスカードを手に「バスが、もっと好きになった」とうれしそうに話していた。


 運転士気分を味わう副島君(市交通局で)

花壇コンクール中止

 台風13号の影響で、秋の花壇コンクールが中止となった。宇部市と市緑化運動推進委員会(会長・藤田忠夫市長)は二十一日、市内東部や南部で台風による塩害のため、サルビアやマリーゴールドに大きな被害が出たことから、第九十回花壇コンクールの中止を決めた。
 海岸部に近い岐波自治会では各班ごとに花壇を整備し、花作りに取り組んでいるが、今回はどこも全滅。花の世話をしていたお年寄りは「水やりや草取りを続け、猛暑の夏をどうにか乗り切ったと思っていただけに残念。花壇だけでなく、周りの木々も、真っ茶色に変色しており、来春のサクラも心配」と話していた。


 台風の塩害で壊滅状態となった岐波自治会中須賀の花壇

「中1ギャップ」解消へ小学校で取り組み

 小学校から中学校への進学を機に、いじめや不登校が急増する「中一ギャップ」。宇部市内でも、二〇〇四年度の小学六年生の不登校児は五人だったのが、〇五年度に中学一年生になると三十三人で六・六倍に増えた。市ではギャップ解消に向け、今年度から全小学校で高学年を中心に教科担任制を導入。中学校の先生による小学校での授業、先生向けの人間関係づくり研修などにも取り組んでいる。九月定例市議会一般質問最終日の二十日、前田松敬教育長が答えた。
 中一ギャップは、〇五年度に限らない現象で、〇二年度の中学一年生の不登校は、小学六年時代の十人から三十七人と三・七倍に、〇三年度は七人から二十七人と三・九倍に、〇四年度も七人から二十三人と三・三倍に増加している。心身の急激な成長期で、複数の小学校から児童が入学したり、教科担任制になったりする環境変化への戸惑い、人間関係づくりの不安などが原因と考えられる。

山陽オート、21年度には黒字化の見通し

 山陽小野田市は、山陽オートレース事業の包括的民間委託先とされる日本トーター(公営競技システム管理)との契約交渉の一部を明らかにした。市が優先的に受け取る配分金の割合は総売り上げの0・8%が見込まれ、最低保証額は一億一千万円。十五年後の二〇二一年度には、すべての債務を返済し、黒字に転換する経営健全化の見通しも示した。九月定例市議会一般質問最終日の二十日、山田伸幸議員(共産)の質問に安田克己公営競技事務所長が答えた。
 単年度黒字が見込まれる〇五年度の売り上げ約百六十億円(決算認定前)で計算すると、市への配分金は一億二千八百万円強。公設民営後、仮に売り上げが落ち込んでも最低保証額は確実に市の収益となる。各種経費を差し引いた残額が委託料。今議会に上程されているオート会計の補正予算案(債務負担行為)が可決されれば、市は同社と契約を結ぶ。公設民営に切り替わるのは来年一月七日。

2006年9月20日

貯金箱コンクールで2作品が県へ

 第三十二回「私のアイデア貯金箱」コンクールの二次審査会は十九日、小野田郵便局(渡辺猛局長)で開かれた。小野田地域の七小学校と松原分校の一次審査会を通過した三十三点を、審査員が入念にチェック。小野田小五年の喜久田咲さんと本山小一年の青木舞郁さんの貯金箱を選んだ。二人の作品は、二十五日に山口中央郵便局で開かれる三次審査に出品される。


 独創的な貯金箱を選ぶ審査員(小野田郵便局で)

地元バス3事業者が共通時刻表・路線図作製

 宇部市交通局、船木鉄道(船鉄バス)、サンデン交通の三事業者はこのほど、市内運行便の「共通時刻表」「共通路線図」を合同で作製した。複数のバス事業者が市域共通の時刻表と路線図を作ったのは県内で初めて。各社はバスの日の二十日、記念イベントの一環として、JR宇部新川駅前や宇部井筒屋前などで市民に無料配布した。
 共通時刻表は、A6判の六十四ページで、三色刷り仕上げ。三事業者の単独路線や共通路線のほか、高速バスダイヤなども掲載されている。共通路線図はA3判のフルカラーで、運行経路は各事業者ごとに色分けして見やすくしている。乗り場案内、サイクルアンドバスライドなどの表示もある。三十日までは、市交通局の宇部新川駅前営業所や常藤案内所、定期券取扱所、市役所、各ふれあいセンターや郵便局でも配布している。


 市交通局など地元バス3事業者が初めて合同作製した共通時刻表

食物アレルギーの児童・生徒の給食、「除去食」「代替食」で対応

 現在は国民の三人に一人が何らかのアレルギーを持っているといわれ、食物アレルギーも急増している。宇部市内の公立小・中学校三十七校で、食物アレルギーのある子供は合計二百二人。学校給食でも「除去食」や「代替食」を作るなどの対応をしている。九月定例市議会一般質問二日目の十九日、前田松敬教育長が説明した。
 学校給食を作っているのは、給食センター一カ所、共同調理場三カ所、単独校十七カ所。食物アレルギーの児童・生徒に対して、センター以外の調理場では、調理中に原因の食材を取り除ける場合は「除去食」を作る。除去できないときには別の材料を使ったり、マーガリンをジャムに、ヨーグルトをプリンにしたりして「代替食」を用意。アレルギーの複合などで、代替食の対応も難しい場合は、家から弁当を持参してもらう。学校では、学年が変わっても先生同士が保健調査票を引き継ぎ、漏れがないよう注意。重度の症状が表れやすい場合などは、保護者の了解を得た上で、全職員にアレルギーの周知を図っている。

新教育プロジェクト、家庭での実践にばらつき

 山陽小野田市が今年度から全小学校に導入した新しい教育施策「生活改善・学力向上プロジェクト」。「読み書き計算」の実践で児童の集中力が高まるなど、教育現場での効果は表れ始めたが、家庭での生活習慣の改善は、足並みがそろっていない実情が分かった。九月定例市議会一般質問三日目の十九日、河野朋子議員(清風)の質問を受け、江沢正思教育長が、プロジェクトの実施状況について答えた。
 プロジェクトの重要な役割を担う家庭には「早寝早起き朝ごはん」を合言葉に生活改善を求めているが、河野議員は独自の聞き取り調査を基に「プロジェクト自体を知らない人がいた。正しく理解している人でも実践しているのはわずか。」と周知不足を指摘した。江沢教育長は「生活習慣が学力に及ぼす影響は、広報で公表し、リーフレットで保護者に配布した。各家庭の事情、考え方もあり、生活様式を変えてもらうことは難しい」と温度差があることを認めた。今後も啓発に取り組み、プロジェクトの浸透を図るという。

2006年9月19日

宇部市内小・中学校5校で運動会

 宇部市内の小・中学校五校で十九日、運動会が行われた。十七日に開く予定だったが、台風の影響で延期しての開催。子供たちは久々に戻った日差しの下、エネルギーを爆発させ、グラウンドで躍動した。
 常盤小(水津俊博校長、五百四十二人)は午前九時十分から同校グラウンドで実施。団体競技の棒奪いでは、四年生が力を振り絞って熱戦を展開。団体演技「ぺこり ないと」では、一年生がロックンロールのリズムに合わせて、息の合ったダンスを披露した。平日開催となったが、グラウンドには保護者も多く詰め掛け、子供たちに声援を送っていた。


 棒を奪い合う4年生(19日午前9時40分ごろ、常盤小で)

マイバッグ党1000人宣言、賛同者募集

 宇部市地球温暖化対策ネットワーク(UNCCA)と宇部日報社は、二酸化炭素削減のために、レジ袋の使用を控え、自前のバッグで買い物をする市民の輪を広げる「マイバッグ党1000人宣言!」キャンペーンを十九日から始めた。十一月をマイバッグ月間に設定し、宣言者を中心に買い物にはマイバッグで行く試みに取り組んでもらう。
「宇部まつりにはマイバッグで行こう」を合言葉とし、十月末までに千人を目標に賛同者を募る。宣言者(先着千人)には、環境省のチーム・マイナス6%のロゴが入った携帯ストラップをプレゼントする。千人を超えても宣言は受け付ける。
 マイバッグ党宣言者は、UNCCA(午後一-五時、土日・祝日は休み、寿町2-11-28)と宇部日報社(午前九時-午後五時、日・祝日は休み、寿町2-3-17)で受け付ける。
 宣言申し込みを兼ねたグリーンコンシューマー度チェック表は、UNCCA、宇部日報社のほか、宇部市役所、市立図書館、男女共同参画センターにも置いてある。宇部日報のホームページからもダウンロードできる。


 マイバッグ党を宣言した先着1000人にプレゼントされるオリジナルの携帯ストラップ

台風13号の影響なお

 十七日夜、県に最接近した台風13号の影響で、山陽小野田市内では、同日午後十時には一万二百三十六世帯が停電に陥った。十八日夜までに、ほとんどが復旧したものの、十九日朝になっても停電が続く地域が一部に残った。最大瞬間風速は三七・一メートル(十七日午後七時三十四分、市消防本部)を観測した。市では埴生、津布田、梶、浜の四地区千三十七世帯二千四百九十二人に避難勧告を出した。同本部によると、十七日の雨量は予想していた十分の一程度の一四ミリだったため、浸水などの被害は出なかった。
 宇部市内では十七日夜半から強風のため市内全域にわたる約三万八千世帯が停電。市防災課の調べでは、十七、十八日の二日間の雨量はわずか一七ミリ。風は十七日午後三時ごろから強まり、午後七時八分に最大瞬間風速三五・一メートルを観測。十八日午前四時ごろまで二〇メートルを超える風が吹き荒れた。中国電力宇部営業所管内(宇部市、山陽小野田市、美祢市、山口市阿知須)では、十七日午後六時四分に山陽小野田市の中川町、栄町などで最初の停電が発生した。十九日午前十時現在、幹線の高圧線は復旧したが、「低圧線の停電状況は把握し切れず、お客さんの連絡を待って復旧工事に当たっている状況」(宇部営業所)という。


 強風で被害を受けたネギのビニールハウス(南高泊で)

強風で倒れた街路樹を撤去する市公園緑地課職員(18日午前8時半ごろ、寿町3丁目で)

2006年9月16日

小野田老人ホーム利用者が手作り作品展

 若山東の山の小野田老人ホーム(山崎照代施設長、五十人)の利用者による手作り作品展「夢空間」が、十六日から小野田サンパークで始まった。お年寄りたちが余暇を利用して制作した手工芸品約百点が来場者の目を楽しませている。十八日まで。
 一階飲食店街の特設会場には、習字や折り紙のクラブの作品をはじめ、そのほかの利用者が、和布を使った造花、ピエロの人形、はんてん、のれん、かばん、ちぎり絵などの作品を出品。十七日には、細長い紙をくるくる巻いて作るペーパークイリングの体験コーナーを開設する。


 お年寄りたちのほのぼのとした作品が並ぶ会場(16日午前10時15分、小野田サンパークで)

障害者自立へ生活支援15事業、10月から市が取り組み

 障害者自立支援制度が十月から本格的に実施される。障害程度区分の認定のほか、市町村が主体的に行う地域生活支援事業がスタート。宇部市ではコミュニケーション支援、日常生活用具給付など必須の五事業のほか、訪問入浴サービス、生活支援、奉仕員養成研修など十事業に取り組む。九月定例市議会一般質問初日の十五日、藤田忠夫市長が明らかにした。
 四月に施行された自立支援法は身体・知的・精神の三障害の一元化や利用者の負担見直しを柱にしている。市によると、負担額が増えた影響で、通所施設利用者二人が三月に退所。ホームヘルプサービスを中断した人も二人いる。県では十月下旬、各施設に対してヒアリング調査を行う予定。
 市が十月から行う生活支援事業のうち▽相談支援▽手話通訳や要約筆記者を派遣するコミュニケーション支援▽自立生活支援用具など日常生活用具給付▽外出時の移動支援▽これまでのデイサービスや小規模作業所などの移行先である地域活動支援センタ-の五つは必須事業。このうち日常生活用具給付と移動支援の利用料は一割負担(月額上限設定)で、ほかは無料。

台風13号接近、注意を

 気象庁によると、非常に強い台風13号は、十六日午前十時現在、沖縄県石垣島の北約九〇キロの海上を時速約二〇キロで北北東に進んでいる。中心気圧は九二五ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は五〇メートル。中心から半径一五〇キロ以内は、風速二五メートル以上の暴風域となり、中心から半径二八〇キロ以内では、風速一五メートル以上の強い風が吹いている。
 下関地方気象台の発表によると、13号は東シナ海を北上し、十七日から十八日にかけて県内にかなり接近する恐れがある。このため十七日の夕方から雨が降り、雷を伴う所があるという。沿岸の海域は次第に大しけとなり、うねりを伴う。


 

山陽地区の給水態勢充実へ

 山陽小野田市水道局(山縣武士局長)は、来年度から小野田、山陽間を結ぶ相互連絡管の敷設計画に着手し、山陽地区の給水態勢を充実させる。配水池とともに整備し、生活用水を安定供給する全市的なネットワークを構築する。九月定例山陽小野田市議会一般質問二日目の十五日、硯谷篤史議員(無所属)の質問に山縣局長が答えた。
 計画によると、国道190号の新生町交差点から不動寺原地区までの八千百メートルに直径五百ミリの鋳鉄管を敷設し、不動寺原地区に容量八千トン、山開作に二千トンの配水池を建設する。不動寺原は標高が八〇メートルと高いため、連絡管に中継ポンプ所も設置し、タンクへと送水する。鴨庄浄水場ともつないでいるが、厚狭川が濁ったり、突発的な事故が起こったりしても、市民の生活に十分対応できる。

2006年9月15日

15日から「老人週間」、聖和幼稚園で敬老参観

 内閣府などが主唱する「老人週間」が十五日からスタートし、宇部市内でもこれに合わせて、各地で敬老行事や関連行事が開かれている。世代を超えた笑顔は、最高のプレゼントだ。老人福祉について理解と関心を深め、老人が自らの生きがいと健康づくりに対する意識を高めようという趣旨。老人福祉法の改正で、二〇〇二年から九月十五日が「老人の日」に、十五-二十一日が「老人週間」となった。
 聖和幼稚園(原田真道園長、二百三十七人)で十四日、敬老参観が行われた。園児らは祖父母と一緒に遊技をしたり、記念品製作に取り組んだりして触れ合いを深め、楽しい思い出をプレゼントした。


 祖父母と一緒に手遊びを楽しむ園児たち(聖和幼稚園で)

深まる秋にコスモスちらほら

 扇子や日傘を手放せなかった猛暑の季節もどこへやら。朝夕はめっきり涼しくなり、日に日に秋めいていく様子を肌で感じる。宇部市防災課の調べでは、市内は十一日から最低気温が二〇度を下回る日が続いている。
 宇部市万倉の芦河内にある県有形民俗文化財「芦河内薬師堂」のそばには、ピンクや白の花を咲かせたコスモスがちらほら。風に揺れるコスモスのように、宇部地方もゆっくりと秋が深まってゆく。


 芦河内薬師堂のそばに咲くコスモス(万倉の芦河内で)

小野田・楠企業団地、依然として分譲ゼロ

 山陽小野田市の白井博文市長は、二〇〇三年の分譲開始以降、企業進出の実績がない小野田・楠企業団地について「ここ二、三年が限界。引き合いがない場合、県と相談し、用途の転換も含め、市民が納得する方向で問題を解決したい」と政策転換する考えを明らかにした。九月定例市議会一般質問初日の十四日、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に答えた。
 市は、企業訪問や条件を絞ってのアンケートで情報収集や経営者の意向調査に力を入れている。工場設置奨励条例は二回改正し、県の後押しを受けて、一区画ごとに一億円の用地取得助成金を設けるなど、優遇制度を県内トップクラスに拡充。問い合わせはあるが、交渉や成約には至っていない。

2006年9月14日

宇部井筒屋プレオープンにぎわう

 十三年ぶりの大改装を終えた宇部井筒屋(福田為之社長)が十四日、カード会員などを対象にプレオープンした。食品売り場を一階にも拡大。あす十五日午前九時半にグランドオープンする。
 地階は総菜や生鮮、一階は洋・和菓子が中心。地元産に加え、全国の有名ブランドを充実させたほか、十カ所にオープンファクトリー(店内調理場)を設けた。薬局や生花店を新たに設け、洋服も新ブランドを導入。
 午前九時半の開店に、八時すぎから市民が訪れ始め、開店時には約千五百人が列をつくった。地階は入場を制限するほどだった。


 多くの客でにぎわう1階の食品売り場(14日午前10時半ごろ、宇部井筒屋で)

来年度新入学児童、今年度より107人多い1688人

 宇部市教育委員会学校教育課は、市内二十四小学校の来年度の新入学児童数と、就学時健診の日程をまとまめた。新一年生は千六百八十八人(六日現在)。来春までには変動が予想されるが、今年度の一年生(五月一日調べ)に比べ、百七人多い子供が入学する予定。
 入学予定者が最も多いのは東岐波の百五十六人で、上宇部の百五十五人、西岐波の百三十一人、藤山の百三十人が続く。最少は、二俣瀬と吉部の五人。
 健診は、十月二日の二俣瀬をトップに、十一月八日の新川まで各校で実施。やむを得ない事情で入学予定校で健診を受けられない子供は、十一月十六日に、青少年会館で二次健診がある。

山陽小野田市議会が開会

 九月定例山陽小野田市議会は十三日開会し、一般会計補正予算、病院、水道事業などの二〇〇五年度決算認定、山陽オートレース事業の補正予算など議案二十五件、承認二件を上程し、各常任委員会に付託した。会期は二十九日までの十七日間。
 山陽オートの民間委託は、優先交渉事業者の日本トーター(公営競技システム管理、本社東京都)との契約交渉が大筋で固まったことを受け、関連議案を追加上程した。議決後に本契約を結び、来年一月七日から公設民営に切り替えるという。

2006年9月13日

日中韓ロ市長会議、市長が帰国会見

 中国威海市で開かれた「東北亜機械産業都市連合」の第二回市長会議に出席した藤田忠夫宇部市長が十二日、市役所で記者会見し、「地元企業が中国でビジネスを広げる第一歩になったと思う。大きな前進」と成果を語った。来年は宇部が会議を引き受ける。
 同連合は、東北アジア地域で機械産業を中心とした経済交流を進めようと、昨年九月に発足。日本の会員都市一都市を除く、日中韓ロ四カ国から八都市の市長、担当部局長、企業・商工会議所関係者ら計百十七人が参加した。八日の対外貿易経済合作推進懇話会では、中国企業との商談も行われ、宇部の一社が、住宅関連設備の製造委託を威海市で行うことが可能と分かり、これから情報交換を進めることになった。
 来年の第三回会議は秋に開く予定で、市では産学連携の展示会なども併せて実施したい考え。


 フォーラムを終えて手をつなぐ参加都市の市長(藤田市長は右から2人目、中国威海市のホテルで)

商議所が初の試み、座禅で新入社員研修

 社会人として精神的に成長してほしいと、座禅を取り入れた新入社員研修会が十二日、宇部市小串の宗隣寺(山中原浩住職)で開かれた。同研修会は、宇部商工会議所が会員事業所の人材育成のため、新入社員や入社二、三年の若手社員を対象に毎年開催。今回は「新入社員の心の教育と禅」と題し、初めて座禅を取り入れ、十三社から二十人が参加した。
 山中住職から一から十までを繰り返し数えることで心を安定させる数息観(すうそっかん)を学ぶと、真っすぐに背筋を伸ばし、腰の前で手を組んで、十五-二十分程度の座禅を三回行った。途中、山中住職から「慣れるまで大変だが、仏と同じ目の形となる半目が、集中できる状態。自分を見詰めるような気持ちで心を静め、安定させて」などとアドバイスを受けていた。


 座禅を組む新入社員ら(宗隣寺で)

山陽小野田市花壇コンクール スタート

 山陽小野田市花壇コンクールの一次審査が十二、十三の両日行われた。緑化関係者や市職員など七人が、六十一の参加団体や個人の花壇を一カ所ずつ回り、生育状況や美しさを採点した。
 一次審査でおよそ半数に絞り込み、十月十日の二次審査で受賞者を決定する。審査は、管理状況やデザインも項目に含まれ、総合的に評価された。厚陽地区緑と花の推進協議会の村岡昭一会長ら審査員は、じっくりと花壇を観察し、採点表に記入していた。


 花の咲き具合などをチェックする審査員たち(小野田中で)

2006年9月12日

厚東見守り隊が青色回転灯装備の車両で巡回開始

 厚東見守り隊(縄田隆博隊長)は十二日、青色回転灯を装備した車両による自主防犯パトロールを開始した。厚東小(芝口英夫校長、六十九人)では、全校児童に車両が紹介された。
 同隊は二〇〇三年二月に結成し、子供の見守り活動に取り組んでいる。現在は約二百五十人の会員が所属。〇四年十月には、積極的な防犯活動が認められ、県知事から「パワーアップ賞」を受けた。西岐波、黒石校区と共に今月、青色回転灯の使用が認められ、さらに防犯活動が強化された。車両は三井邦典副隊長(63)が所有する軽トラックを使い、運転実施者も務める三井副隊長が、登下校に合わせて校区内を朝夕パトロールする。


 披露された青色回転灯を付けた軽トラックを囲む児童(12日午前8時20分ごろ、厚東小で)

間占会の新会長に大西清さん

 宇部市発展の源となった「共存同栄・協同一致」の精神を引き継ぐ間占会(まじめかい)が、役員体制や規約を新たに整えて、再出発を期すことになった。新会長には大西清さん(79)=新川連合いそじ会会長=が就任。設立当初から会長を務めていた河村泰輔さん(宇部市議・自民党宇部支部長、享年七十四歳)が五月に逝去したことから、会の存続が危ぶまれていた。
 同会は真締川に接する新川、鵜の島、小羽山、琴芝の四校区の住民を中心に、一九九二年三月に活動をスタートした。九六年には真締川(新川)誕生二百周年を記念して、夏の風物詩「いかだレース」を開始。〇〇年には、六年間途絶えていた真締川公園へのこいのぼりの掲揚を復活。〇四年には旧楠町との合併を記念した「真締川火まつり」を開催している。


 大西清さん

いこいの村江汐で救急訓練

 いこいの村江汐(小尻晴喜支配人)は十一日、市消防本部と合同の救急総合訓練を行った。昨年十二月に救急ステーション認定を受けて以来、初の大掛かりな訓練。突然の傷病者への応急処置や、素早い一一九番通報、救急隊へのサポートなど連携体制を確認した。
 飲酒した男性宿泊客が大浴場の脱衣場で倒れたという想定。一緒にいた客から連絡を受けたフロントの従業員がすぐに駆け付け、救急隊が到着するまでの間、心肺停止の客に人工呼吸と心臓マッサージを繰り返した。傷病者役は、訓練用の人形を使った。
 訓練を見守った藤田博同本部警防課長は「すべてが適切にできており、立派な訓練だった。この訓練を糧に、利用者の安心安全のために頑張ってほしい」と講評。


 手順に従って応急処置をする従業員(いこいの村江汐で)

2006年9月11日

長寿祝い和やか敬老会

 敬老の日の18日を前に、宇部市のトップを切って10日、神原校区と岬校区で敬老会が開かれた。地域住民や子供たちも出席し、お年寄りの健康と長寿を祈った。18日にかけて各校区で開催される。
【神原】神原婦人会の主催で、福祉会館であり、七十五歳以上のお年寄り八百七十六人のうち、百七十三人が出席した。新神原保育園児が小旗を振りながらマーチを踊ったり、婦人会員があでやかな衣装で「上海の花売り娘」を舞ったりし、楽しいひとときを過ごした。
【岬】岬ふれあいセンターで開かれ、七十五歳以上の五百六十九人のうち、百三十一人が出席した。会食時には地域の芸達者らが、歌謡舞踊や大正琴などで盛り上げた。


 記念品を受ける米寿を迎えたお年寄り(福祉会館で)

記念品を受ける米寿を迎えたお年寄り(岬ふれあいセンターで)

公営企業の05年度決算

 宇部市は公営企業の二〇〇五年度決算を発表した。水道事業は給水収益が伸び、支払利息や繰延勘定償却は減ったため、四億四千八百五十三万円の純利益を出し、九六年度から十年連続の黒字決算となった。ガス事業は天然ガスへの変更に伴って多額の経費がかかり、原料価格の高騰も影響し、二億六千四百八十八万円の大幅赤字。オイルショック以来、二億六百八万円の未処理欠損金を生じた。交通事業は補助金などの増加で収益は伸びたものの、燃料費や委託料が増え、三千四百七十六万円の赤字となった。一九九四年度以降の黒字は二〇〇二年度だけで、依然厳しい経営状態が続いている。

浅野さん、古里ソング第2弾

 宇部市出身のシンガーソングライター、浅野佑悠輝さんが、山陽小野田市の焼野海岸をテーマにした古里ソング「きらら きらきら」を発表した。作詞は「山陽小野田音頭」の総合監修や鳥羽一郎・山川豊兄弟の紅白歌合戦出場曲で知られる地元の作詩家、田村和男さん。浅野さんにとっては「小野田線」に続く地元作家とのコラボレーションとなる。近くCD化を予定している。
 浅野さんは宇部市出身で、小野田高卒。演歌からポップスまで幅広い楽曲を提供する一方、ソロアーティストとしても活躍している。新曲について浅野さんは「恋人たちの心情がうまく表現してあった。舞台がおしゃれでロマンチックな場所なので、若い年代にも聞いて楽しんでもらえたらと、リズムのあるアレンジにした。きららで再会する恋人、家族、友人に、このメロディーが届けば」と地元に愛される曲となることを願っている。

2006年9月 9日

9日、黒石中で運動会

 宇部市内の公立中のトップを切って、黒石中(厚坊俊己校長、四百三人)で九日、運動会があり、生徒たちは個人、団体競技であふれるパワーを爆発させた。十日に十一校、十七日に小野で行われる。
 競技は、赤白対抗形式で、赤組(前田健志郎応援団長)と白組(松田健史応援団長)のエール交換に続き、一年生の徒競走で開始。雨のためグラウンドがぬかるみ、転倒者も多く見られたが、生徒たちは泥んこになりながらも必死にゴールを目指していた。


 障害走でハードルを跳ぶ1年生(9日午前10時すぎ、黒石中で)

冨田君(原小四年)が紙飛行機 全国大会へ

 原小四年の冨田太郎君が、紙飛行機の滞空時間を競う第十三回ジャパンカップ全日本紙飛行機選手権大会の予選大会(七月十六日、広島市)で準優勝し、十六、十七日に青森県三沢市で開かれる決勝大会(全国大会)に出場する。
 同大会は、組み立てた競技用ペーパークラフトの先端部にゴムを引っかけて飛ばし、五回の滞空時間の合計を競うもの。ジャンボ紙飛行機、自由機種、規定機種などの部門があり、冨田君は軸にバルサ材を使用する規定機種のB(ジュニア)に出場する。予選大会でのタイムは50・2秒。決勝大会への出場は初めてだが「風向きをよく読み、尾翼などの調整や上げる角度をしっかりと考えて、少しでもタイムを伸ばしたい」と張り切っている。目指すは優勝だ。


 紙飛行機選手権で日本一を目指す冨田君(厚南若山の自宅で)

8日、厚狭小で総合防災訓練

 地震による大規模災害を想定した山陽小野田市の総合防災訓練は八日、厚狭小であり、市、消防本部などの防災関係機関、陸上自衛隊山口駐屯地、学校、地域から約七百五十人が参加し、避難誘導、救助、消火活動を通じて、災害時の初動、協力体制を強化した。
 会場となった同校では、児童や地域住民が指示に従って避難。消防団、自衛隊は倒壊家屋を探索し、資器材を使い負傷者を救出。救護所(エアテント)では、医師、看護師団、救急隊員が、緊急度、重傷度を判定し、治療や搬送の優先順位を決めるトリアージに基づいて処置した。火災発生に伴い、消防隊による一斉放水の後、同校の上学年児童と地域住民によるバケツリレーもあり、実際に燃え上がるプレハブに力を合わせて水を送り込んだ。この日は市内の幼・保育園、小・中学校、福祉施設でも訓練があり、約八千五百人が参加し、防災意識を高めた。


 燃え盛るプレハブを消火する地域住民(厚狭小で)

エアテント内での救護活動

2006年9月 8日

鮮魚店、繁光に超大物イワシ?!

 宇部市則貞のスーパー白鳥内の鮮魚店、繁光(繁光裕二社長)に7日、長さ1メートル、重さが4キロもある超大物イワシが入荷した。正体は「カライワシ」。名前だけでなく、どこから見ても外観は巨大なイワシだが「全く別の種類の魚です」と下関市立水族館・海響館は話している。カライワシは暖かい海にすむ原始的な魚で、ウナギに近い仲間と考えられている。最大で20-30センチにしかならないマイワシ、カタクチイワシと違って、1メートル前後まで成長する。県内での捕獲例は珍しく、今年7月に萩で63年ぶり2回目の報告があったという。
 同店では「身は脂が乗っておいしそうだが、骨の並びが刺し身に向かず、知名度のない魚なので、従業員で食べるしかなさそう」と話している。


 25センチのマイワシと比べたら、まるで化け物のようなカライワシ(繁光で)

県西部有料道路利用促進協が発足

 山陽自動車道宇部-下関線や山口宇部有料道路の利用を促し、宇部・山陽小野田地域の幹線道路の渋滞を緩和するため、国土交通省山口河川国道事務所は七日、「県西部有料道路利用促進協議会」を立ち上げた。現状では山陽道の一日の交通量が五、六千台なのに対し、国道190号の厚東川付近では四万台を超え、国道2号でも二万六千台に達している。協議会では料金割引などを検討し、通行車両の分散を目指す。
 七日に宇部市役所で開かれた第一回の会議では、事務局から現況や課題の説明があった。次回は事務局が料金割引に伴う交通量変化のシミュレーションを提示し、早ければ年度内にも期間・区間限定の実験に取り組む。


 会長に選出されてあいさつする村田会長(市役所で)

病院事業公営企業法全適用 9月議会に条例改正案

 山陽小野田市は十月から、病院事業に地方公営企業法を全部適用し、経営責任者となる病院事業管理者の下、経営改善、医業収益のアップ、二つの市民病院の統廃合の検討などに取り組む。十三日から開会する定例市議会に条例の一部改正案を上程する。
 条例案によると、病院事業管理者には病院局長を充てるとしており、新任の河合伸也局長の任命が見込まれる。職員は企業職員となり、給与条例が定められる。合わせて上程される二〇〇五年度の決算認定によると、単年度収支は約一億九千万円の赤字で、両病院の累積赤字は約三十七億円。内訳は小野田市民病院が十七億五千万円、山陽市民病院が十九億六千万円。このうち山陽が抱える不良債務は八億三千万円で、三千万円の圧縮にとどまったが、引き続き経営健全化計画に沿って、解消に取り組む。

2006年9月 7日

“秋の味覚”サンマ登場

 宇部市内のスーパーや鮮魚店の店頭で“秋の味覚”サンマが目立つようになった。脂が乗った身が、買い物客の食欲をそそっている。
 フジグラン宇部内の鮮魚店「魚宗」には、盆ごろから北海道根室沖で取れたサンマが並び始めた。三十センチ級の大型の塩サンマは、一匹二百八十円で販売している。魚宗では「やはり大きい方が食べ応えがあり、おいしい。入荷量、価格は昨年並み。今からどんどん売り場に増えてくるだろう」と話した。


 店頭の目立つ所に並ぶサンマ(フジグラン宇部の魚宗で)

宇部市が観光PR用のDVD製作

 宇部市は観光PR用のDVD「おいでーや宇部」を製作した。日本語、英語だけでなく、中国語と韓国語を加えた初の四カ国版。近く、市のホームページでも見られるようにする。
 DVDは百枚製作し、観光関係機関、市内の各ふれあいセンターや市立図書館などの公共施設、高校・大学など五十九カ所に配布する。市商業観光課は「十一月の国民文化祭でも活用したい」と話している。


 観光DVDの最初の画面

ものづくり匠の卵・造園競技で竹地君(宇部西高2年)が最優秀賞

 県内の専門高、高専の生徒・学生と職業訓練施設の訓練生を対象にした「ものづくり匠(たくみ)の卵技能競技大会」の造園職種競技で、宇部西高二年の竹地悠喜君が最優秀賞、野田裕之君が優秀賞に輝いた。
 造園職種競技は、二時間の制限時間内に、縦一・五メートル、横二メートルの敷地内に二本の木を植え、竹垣や飛石なども用いて庭園を造るもの。初代の最優秀賞に輝いた竹地君は「最優秀の結果はうれしい。作業がすべて終わった後、きれいに見えるよう整地に気を使った」、野田君は「竹地君と整地の差が出たと思う。ちょっと残念な気持ちもあるが、優秀賞を取れて良かった」と感想。ともに、将来は造園関係への就職を希望しており「卒業までに資格を取れるよう頑張りたい」と抱負を語った。


 賞状を手にする竹地君(左)と野田君(宇部西高で)

最優秀賞となった竹地君が造った庭(周南市で)

山陽小野田市が「安全安心まちづくり条例」制定へ

 山陽小野田市は、青少年が被害者になる犯罪や高齢者を狙った悪質商法などを防ぎ、安全で安心して生活できる社会構築に向け「安全安心まちづくり条例」を制定する。白井博文市長を本部長とする推進本部を庁内に設置し、各部署の情報共有、関係機関との連携強化を通じて、全市的な取り組みを推進していく。近く開会する市議会定例会に条例案を上程する。
 市、市民、事業者がそれぞれの役割を果たし、協働して、安全安心なまちづくりを推進するという基本理念の下、安全意識の高揚および安全活動を実践する。市は地域の防犯ボランティアの育成、市民および事業者は積極的な安全活動、助け合い精神に根差した良好な地域社会の構築などの努力目標も掲げている。児童・生徒、高齢者、障害者の生活安全を重点項目にし、生活環境の整備にも力を入れる。

2006年9月 6日

宇部市立図書館が特別整理期間で15日まで休館

 宇部市立図書館(杉本繁雄館長)で五日から、本の点検作業が行われている。十五日までを特別整理期間として、すべての業務を停止。三十七万七千八百二十四冊の蔵書うち、館内にある約二十五万冊をチェックし、より良い市民サービスの提供に努める。
 文庫、大型本、絵本、CDなど、開架されているすべての物が対象で膨大な量となるため、職員、臨時職員、嘱託の計二十九人総出での作業。二人一組になり、書架から本をカウンターに運び、コンピューターを使って、管理状態をチェック。問題のないものは再び配架するほか、棚の清掃も行い、館内をリフレッシュして市民を迎える。休館中も、本の返却はポストで受け付けている。


 本をチェックする職員ら(市立図書館で)

紀子さま 男児ご出産

 秋篠宮妃紀子さま(39)は六日午前八時二十七分、東京都港区の愛育病院で、帝王切開で男のお子さまを出産された。宮内庁によると、身長四八・八センチ、体重二五五八グラムで、母子ともに元気という。皇族での男子誕生は父親の秋篠宮さま以来四十一年ぶり。皇位継承順位は皇太子さま、秋篠宮さまに次いで第三位。天皇、皇后両陛下にとっては初の男子の孫となる。

ウェルサンピア宇部と常盤ロイヤルCCが市内初のAED設置救急ステーションに認定

 宇部市上宇部黒岩のウェルサンピア宇部(真下茂樹センター長)と小野阿武瀬の常盤ロイヤルカントリークラブ(枝廣圭介社長)が六日、AED(自動体外式除細動器)設置救急ステーションに認定された。市内で同認定を受けるのは、今回が初めて。 旅館やホテルなど多くの利用者が出入りする施設で▽上級救命講習修了者が一人以上いる▽全従業員の七割以上が普通救命講習か応急救護講習を修了▽応急手当て資器材を常備▽年一回以上、救急訓練を実施-の条件を満たす事業所を、県救急業務高度推進協議会(会長・前川剛志山口大医学部教授)と各自治体の消防長が「救急ステーション」に認定。同ステーションの中でも、AEDを設置し、高度な応急救護体制を確保している事業所を「AED設置救急ステーション」としている。

山陽小野田市内の飲酒運転、前年同期比1.7倍73件

 山陽小野田市内ではこの二年間、飲酒運転の検挙件数が大幅に増えている。今年は八月末現在で七十三件に上り、昨年同期の一・七倍を記録。小野田警察署管内に限れば、一昨年の四倍強と激増状態にある。同署では「飲んだら乗るな、乗るなら飲むなを徹底して」と呼び掛けている。
 管内別では、小野田が〇四年十七件、〇五年三十二件、〇六年七十件、厚狭が〇四年五件、〇五年十件、〇六年三件(いずれも八月末現在)。小野田の増加が際立つ。
 宗正豪記小野田署交通課長は「厳罰化で当初は意識が高かったが、次第に慣れてきてしまったのでは。『ちょっとだけなら』とか『自分は大丈夫』という考えを捨て、酒を飲んだら運転しないという意識を持ってほしい」と話した。


 

2006年9月 5日

宇部小野田船員労安協が貨物船など“抜き打ち検査”

 第五十回船員労働安全衛生月間にちなみ、宇部小野田地区船員労働安全衛生協議会(今澄敏夫会長)は五日、国土交通省、県と共に宇部港内の貨物船など三隻を訪問し、安全・衛生面に不備がないかをチェックした。今後も十一日までに計十隻の訪船指導を行うほか、十九日には船員を対象にした講習会を実施する。
 五日は、国交省九州運輸局下関海事事務所の原浩二運航労務監理官、宇部健康福祉センターの中村雅美食品衛生班主査、同協議会事務局の岩本米三宇部興産海運海務グループリーダーら十一人が合同で、貨物船一隻とセメントタンカー二隻を“抜き打ち検査”した。訪船指導は七日に宇部港、十一日に小野田港で行われる。


 「青松丸」を訪船指導する協議会のメンバーら(5日午前10時ごろ、宇部港で)

10月12・18日、マイバッグ手作り教室

 マイバッグ手作り教室は、十月十二日と十八日の午後一時から、宇部市リサイクルプラザ三階の市民工房で開かれる。市地球温暖化対策ネットワーク主催。
 古くなったり、壊れたりした傘の生地を使って、オリジナルのバッグを製作する。傘から作るバッグは耐水性に優れ、折り畳んで携帯できるとあって、最近人気を集めている。完成したバッグは、温暖化対策ネットと宇部日報社が主催して行う「手作りマイバッグコンテスト」に出品することもできる。時間は二時間半程度。定員は各回十五人。締め切りは十月二日で、定員になり次第、締め切る。申し込みは平日の午後一時から五時までに、温暖化対策ネット(電話050-1298-4065)へ。

宇部市介護家族の会が奨励賞

 県が初めて募集した「認知症にやさしいまちづくり実践事例」で、宇部市介護家族の会(折井汲子会長、三十七人)が奨励賞に輝き、三日に萩市で開かれた「認知症高齢者を考える集い」で、表彰を受けた。家族を介護中の人や経験者でつくる同会は、定例会と相談活動を通して介護者に寄り添い、大きな心の支えになっている。認知症だけでなく、パーキンソン病など難病の介護者も対象にしている。事務局は市高齢福祉課で、行政との連携もスムーズ。
 同じような悩み、苦しみを持つ人に、自分たちの介護経験が役立てばと、〇三年二月からは無料の介護相談「ふれんど」をスタート。毎月第三月曜日の午前十時から午後三時まで、市シルバーふれあいセンターと電話(22-4383)で相談に応じている。同会についての問い合わせは事務局(電話22-4374)へ。


 奨励賞を受けた市介護家族の会の役員(市シルバーふれあいセンターで)

行政改革大綱の策定に着手

 山陽小野田市は、二〇〇七年度から一六年度までの十年間を計画目標とした行政改革大綱の策定に着手した。改革の指針となる基本理念や必要性を掲げるとともに、具体的な改革項目をアクションプラン(仮称)として体系的に積み上げる。白井博文市長を本部長とする策定本部、専門部会、外部委員を交えた推進委員会(審議会)が作業に当たり、総合計画とともに来年九月の公表を目指す。
 大綱には、行政改革の基本理念、具体的な取り組みのための基本方針、施策体系を盛り込み、公表から五年後をめどに、国、県の動向や社会経済情勢の変化に応じて見直す。アクションプランは、三月末に公表した行財政改革プランをベースに、改革項目の現状と課題、実施目的、実施内容、数値目標を定める。計画期間は一一年度までの五年間とし、有効性、実現性を維持するため、毎年度のローリング(見直し、修正)を行う。財政危機に対応するため、先行着手している事項も網羅する。


 大綱策定に向けて意見を交換する本部員(市役所で)

2006年9月 4日

各地でスポーツの秋 満喫

 秋のスポーツシーズンを迎え三日、宇部市万倉で運動会、山口市阿知須でオリンピック大会があり、住民たちが心地よい汗を流しながら交流を深めた。
【万倉】校区体育振興会(藤本博美会長)、市主催の第三十一回ふれあい運動会が、楠体育広場で行われた。地区対抗形式のリレーや「万倉音頭」など二十種目を通じて、青空の下、千人の笑顔がグラウンドで輝いた。
【阿知須】阿知須オリンピック大会は、阿知須体育センターなど五会場で開かれた。ソフトボール、インディアカなど地区対抗戦の五種目に子供からお年寄りまで五百四十人が出場。触れ合いを深めた。阿知須体育振興会(飯田宏史会長)など主催。


 ラジオ体操で体をほぐす校区民ら(楠体育広場で)

インディアカを楽しむ出場者ら(阿知須体育センターで)

1日救急隊長の谷口さん、応急手当ての大切さPR

 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)は四日、救急医療週間(三-九日)にちなみ、厚南セントヒル病院の看護師・谷口里華さん(31)を一日救急隊長に委嘱した。谷口さんは、フジグラン宇部で自動体外式除細動器(AED)を含めた応急手当ての普及・広報を行った。
 谷口さんは「勤務先で救急車の対応をしているが、これだけ多くの隊員の方を見るのは初めて。緊迫感があり、規律正しいことに驚いた。迅速な行動は、自分自身も見習いたい」と話していた。
「救急車が現場に到着するまでの平均時間は約六分。適切な応急処置が行えるか否かで傷病者の生死に大きな影響を与える。救急に関する講習やAEDを含めた普通救命講習を受講してもらいたい」と同本部。毎月第三日曜に同本部で普通救命講習が行われている。


 一日救急隊長の委嘱を受ける谷口さん(左、4日午前8時15分、市消防本部で)

玄游書展の学生書展審査会で西本さんら知事賞

 書道研究玄游会(矢田桂雪会長)の第三十二回玄游書展の学生書展審査会は三日、山陽小野田市中央福祉センターであり、最高賞の県知事賞に、藤山小三年の西本優香さん(条幅)、川上中一年の山下愛里彩さん(小画仙)、大嶺小五年の山根優佳さん(半紙)が選ばれた。
 学生書展には全国の支部から八千点が寄せられ、予備審査を通過した作品の最終審査で、同会の審査員七十六人が厳選し、各賞を決めた。
 同展は、十月七日から九日までの三日間、市民館体育ホールで開かれる。市文化協会共催、創玄書道会、市教育委員会、宇部日報社など後援。


 各賞を選ぶ審査員(中央福祉センターで)

2006年9月 2日

実りの秋に思いはせ 厚東小の学習田見守るかかし

 先月末から、朝夕の風に涼しさを感じるようになった宇部地方。2日午前6時の気温は23・6度(下関地方気象台山口宇部空港出張所調べ)だった。厚東小(芝口英夫校長、69人)の学習田には、かかしが並び、間もなく迎える実りの秋に向け、情緒あふれる光景を演出している。
 かかしは全部で8体。7月22日に児童や保護者、地域住民らが協力して製作した。いずれのかかしも「夏のソナタ」や「たけのこぼうや」などの愛称が付けられた力作。稲刈りが行われる10月上旬まで、害獣などに目を光らせる。


 子供たちの田んぼを守るかかし(厚東棚井上で)

「手作りマイバッグコンテスト」作品募集

 宇部市地球温暖化対策ネットワークと宇部日報社は、レジ袋削減につながるマイバッグ運動を推進するために「手作りマイバッグコンテスト」を行う。二日から十月二十五日まで募集し、十一月五日の宇部まつりで表彰。マイバッグ大賞には、賞状と賞金五万円が贈られる。
【応募規定】手作りのマイバッグで未発表のもの。大きさ、材質は自由。作品に込めたメッセージを100字以内で添付。1人何点でも出品できる
【応募資格】宇部市と近郷に在住または通勤・通学している人で、年齢、性別は問わない
【応募先と締め切り】応募者の住所、氏名、年齢、電話番号と作品メッセージを添えて、宇部市地球温暖化対策ネットワーク事務局(〒755-0032宇部市寿町2-11-28)に持参するか、宅配便で送る。受付時間は午後1-5時(土日・祝日は休み)。10月25日必着
【選考】選考は主催者、消費者団体などで組織する選考委員会で実施
【賞】マイバッグ大賞(賞金5万円)準大賞(同3万円)デザイン賞(同1万円)リサイクル賞(同1万円)創意工夫賞(同1万円)。応募者全員の中から抽選で10人に食事券5000円分を贈る
【発表】入賞者本人に直接通知。11月2日付の宇部日報で紹介
【表彰式】11月5日午後3時から、宇部まつりエコ広場そばの真締川ステージ(市役所前)
【問い合わせ】宇部市地球温暖化対策ネットワーク(電話050-1298-4065)、宇部日報社(電話31-1511)

国文祭美術展「書」の作品搬入始まる

 第二十一回国民文化祭・やまぐち2006美術展「書」(一般部門)の作品搬入が、一日から宇部市万倉の市楠若者センターで始まった。申し込みは六百五十点。福井県から大分県まで広域に及んでいる。
 美術展「書」の会期は十一月三日から十二日まで。「書の美を今に そして未来に」をテーマに、本展(一般部門)と県内選抜書家展は万倉小体育館、小中高校生書道公募展は市楠若者センター、十朋亭(山口市)の明治維新の関係書展は万倉ふれあいセンターで開催する。
 一般の審査は九月二十日。最高賞の文部科学大臣賞など十点の特別賞、百二十点の佳作、約百七十点の入賞を選ぶ。小・中・高校生は七日までの受け付けで、現在までに約六千点の申し込みを受けている。


 会場に搬入される公募作品(市楠若者センターで)

食道楽「帆万里」がAED設置救急ステーションに

 山陽小野田市津布田の食道楽「帆万里」(橋羽等代表)が一日、宇部・小野田地区で第一号となるAED(自動体外式除細動器)設置救急ステーションに認定された。突然の傷病者を救急隊に引き継ぐまでに、適切な救護処置を行える人材と機材がそろった店舗として、救命率の向上に貢献する。
 同店では、八月中旬に正従業員の73%に当たる十一人が、市消防本部で講習を受け、同三十日にAEDを設置した。同店で認定証交付式があり、橋羽代表が中里裕典消防長から受け取った。橋羽代表は「安全な環境で安心して利用してもらうことが、サービスの基本。AED設置こそ究極のサービスと考える。ステーションの名に恥じぬよう、救急技能の維持、向上に努めていきたい」とあいさつした。


 認定証を受ける橋羽代表(帆万里で)

2006年9月 1日

さあ!飛躍の2学期

 宇部市、山陽小野田市の小・中学校と高校で一日、始業式が行われた。児童、生徒は楽しかった夏休みの思い出を胸に、はつらつと登校。二学期は、運動会や文化祭など大きな行事が予定されており、子供たちは充実した秋に向け、気持ちを入れ替え、スタートを切った。 上宇部小(渡邉哲郎校長、七百七十九人)では、午前九時二十分から体育館で始業式。渡邉校長は「二学期は、勉強では、まず自分でやってみて、友達と一緒に考え、先生に習う気持ちを忘れず、頑張ってほしい。生活面では、励ましたり、慰めたり、自分がしてほしいことを人にしてあげるようにしよう。笑顔と優しい言葉が飛び交う学期になることを期待している」とあいさつ。転入生と交代する先生の紹介もあった。


 夏休みに作った作品などを手にする1年2組の子供たち(1日午前10時すぎ、上宇部小で)

児童生徒の生活調査

 山陽小野田市の子供たちの平均睡眠時間は、小学一年生で九時間半、中学一年生で七時間程度ということが、昨年度に県教育委員会が実施した生活調査の結果で分かった。学年が上がるにつれてテレビの視聴時間は増え、小学六年生と中学二年生の女子は、約四割が三時間以上と答えている。 県教委は、県内すべての小・中・高校生を対象にアンケートを実施。「学校がある日、朝、何時に起きますか」「学校から家に帰って、テレビを何時間くらい見ますか」「携帯ゲーム・テレビゲームを何時間くらいしますか」など、生活習慣に関する二十二問を質問した。県全体の回収率は71・4%だった。 起床時間では、小学生は学年と性別を問わず、「午前六時二十分|同三十九分」が最も多く、全体の約四割を占める。次いで「午前六時四十分|同五十九分」が四分の一。午前七時までに起床する児童は85%に上る。中学生は「午前六時二十分|同三十九分」と「午前七時|同十九分」がほぼ同数で約25%。午前六時ごろに起きる生徒も二割いる。