2006年7月31日

厚東川でアユのつかみ取り大会

 二俣瀬校区子ども委員会(吉本正会長)主催のアユのつかみ取り大会が三十日、厚東川河川敷の桜づつみ公園で開かれた。小学生四十人が参加。心地よい水の感触を楽しみながら、一匹でも多く捕まえようと奮闘していた。
 百二十匹のアユが放たれたのは縦・横四メートル、深さ二十センチで、厚東川の水を引き込んだ特設プール。水着や短パン、半袖姿の子供たちは、協力して隅に追い込んだり、勢いよく滑りこんだりして、アユを追い掛けていた。つかみ取ったアユは早速、塩焼きに。ぱりぱりの皮とほくほくした身に子供や保護者らは笑顔を見せていた。


 アユを捕まえようと奮闘する子供たち(厚東川河川敷の桜づつみ公園で)

宇部商高野球部 玉国監督が退任会見

 宇部商高野球部の玉国光男監督(58)=千代田開発勤務=が三十一日、同校で会見し、監督退任と八月一日付で総監督に就任することを正式に表明した。監督生活三十二年を振り返り「思い残すことはない。甲子園で20勝以上でき、満足している。多くのいい選手に恵まれ、これまでの生徒にありがとうと言いたい」と晴れやかな表情で語った。新監督には同校の中富力教諭(41)が就任する。
 中富教諭は「玉国監督の信頼を得て、監督のポストに就けるのは光栄。責任は重いが、生徒のため学校のため頑張っていきたい」と抱負を述べた。


 がっちりと握手する玉国監督(左)と中富教諭(31日午前10時20分ごろ、宇部商高で)

ケミカル夏まつり、20数年ぶり復活

 宇部興産の宇部ケミカル工場(杉下秀幸工場長)は二十九日、初の「ケミカル夏まつり」を同社駐車場で開いた。起業精神「共存同栄」の原点に立ち返って一層の業績拡大につなげようと、ほかの事業所や関連会社を含む従業員とその家族に加え、地域住民にも参加を呼び掛けて実施。大々的な社内イベントは二十数年ぶりの復活とあって、千百人が来場し、屋台やステージなど多彩なイベントを満喫した。
 会場には、職場や関連会社ごとの飲食バザー十五店と、子供向けの消火体験や竹細工コーナーがずらりと並んだ。「予想以上の人出」で、ちらしずしなどは早々と売り切れになった。特設ステージでは同社混声合唱団や社員有志のバンド演奏、大声コンテスト、抽選会などが繰り広げられた。


 お祭りムードを盛り上げた社員のステージ(宇部興産で)

29日、小野田で七夕フェスティバル

 小野田駅前商店街振興組合(町田正勝理事長)主催の第十五回「ちょうちん七夕フェスティバル」は二十九日、JR小野田駅前ロータリーと中通り商店街で開かれ、歩行者天国となった会場には約八千人(主催者発表)が訪れ、夏の夕べを楽しんだ。駅前商店連盟、高千帆校区ふるさとづくり推進協議会共催。
 商店の店先などに約千五百個のちょうちんをつるし、祭りを盛り上げた。 壮青年部、婦人部、子ども会などによる各種バザーやフリーマーケット、露店などが並び、大勢の人出でにぎわった。


 ちょうちん飾りの中、にぎわう会場(中通り商店街で)

2006年7月29日

夏本番、プールは連日大にぎわい

 長かった梅雨も明け、夏本番を迎えた宇部地方。ばて気味のお父さんたちとは対照的に、夏休み中の子供たちは元気いっぱいだ。ウェルサンピア宇部のプールでは連日、友達同士や親子連れなど、多くの子供たちが訪れ、暑さを吹き飛ばすように元気な歓声と水しぶきを上げている。
 同プールは、例年より少し早い十五日にオープン。長梅雨の影響で、昨年はなかった休業日が三日もあったが、梅雨明けから連日六百-七百人が訪れ、目玉のスパイラルスライダーをはじめ、三つのプールは大にぎわい。八月は三万人の来場者を見込んでいる。同プールは八月三十一日まで営業。時間は午前九時から午後五時まで。


 元気に水しぶきを上げる子供たち(ウェルサンピア宇部のプールで)

日差し浴びムクゲ咲く

 照り付ける強い日差しに負けず、大輪の花を咲かせているのが真締川公園のムクゲ。赤紫の花が、道行く人の目を楽しませている。
 中国原産のアオイ科の花で、北海道南部から九州にかけて広く分布。花の少ない夏から初秋に咲く花は管理に手が掛からず、庭木や生け垣などによく使われる。植栽から四年がたち、高さは二メートル以上にもなった。花の径は十センチと大きく、“夏の主役”のような華やかさがある。花は一日で終わるが、九月まで次から次へと咲く。


 夏空に映えるムクゲの花(西琴芝の小串ポンプ場近くで)

JA山口宇部本所で「地域営農塾」開講

 農業のプロの育成を目指す初の「地域営農塾」が二十八日、JA山口宇部本所で開講した。初心者を対象にしたビギナーコースと、高度な実践内容を盛り込んだスペシャルコースに、宇部市と山陽小野田市、山口市阿知須から四十五人が受講。二年間にわたり、基礎から実践までを学ぶ。生産者の高齢化や担い手不足などを踏まえ、定年を間近に控えた団塊の世代が帰農する際の技術習得の場、生産と所得の拡大を目指す意欲的な農業者の技術向上の場として、JA山口宇部(吉本正夫組合長)が企画した。
 ビギナーコースは、野菜部門と花卉(かき)部門に分かれ、月一回程度、宇部本所とその付近で座学と実習を行う。スペシャルコースは、キャベツ、ブロッコリー、タマネギについて実習する。先進農家の視察も予定している。


 松崎常務のあいさつを聞く受講生たち(JA山口宇部本所で)

バイパス埴生-下関市松屋東町開通

 国道2号厚狭・埴生バイパスの山陽小野田市埴生-下関市松屋東町(二・七キロ)の開通式が、二十九日午前十時半から下関市の同町で行われた。国土交通省中国地方整備局の甲村謙友局長や綿屋滋二副知事、白井博文市長ら関係者百九十人が出席し、部分開通を祝った。一般車両の利用開始は、同日午後三時から。埴生地域の上市や西糸根などの主要交差点の渋滞緩和などが期待される。
 同バイパスは、宇部市逢坂から下関市松屋東までの十二・六キロを結ぶ計画で、国土交通省が一九八九年に着工した。これまでに杣尻-埴生の八・一キロが利用されており、今回で全線の85・7%に当たる十・八キロがつながった。残区間の杣尻-逢坂(一・八キロ)も整備が進んでおり、二〇〇七年度中に全線開通する見通し。これによって、約十五分の時間短縮が見込めるという。


 綿屋副知事や白井市長らがテープカット(29日午前11時10分ごろ、下関市で)

2006年7月28日

常盤公園で青空読書会

 宇部市教育委員会主催の第三十九回青空読書会は二十八日、常盤公園の桜山で開かれた。市内の園児と小学一-三年生四百六十人が、木陰に腰を下ろし、そよ風に吹かれながら、物語の世界に引き込まれた。
 読み聞かせを担当したのは小学校の先生と、グリムの会、はなしの工房など市立図書館ボランティアのメンバー。子供たちは学年別の17グループに分かれて、話に耳を傾け、本の世界を堪能した。


 物語を聞く子供たち(28日午前10時10分ごろ、常盤公園で)

ニ市派遣壮行会で中学生7人が抱負

 姉妹都市の豪州ニューカッスル市に派遣される中学生の壮行会が二十七日、宇部市役所で開かれた。十三回目の今年は、七人の女子生徒が、ニ市でホームステイをしながらハイスクールに通う。派遣生たちは「不安や戸惑いに負けず、いろいろなことを体験したい」などと、抱負を語った。
 青少年交流の充実と、国際的な人材育成を目的に、市と宇部市・ニューカッスル市姉妹都市友好協会が派遣。今年は八月三日から十四日までの日程で実施する。
 壮行会では、先生や家族、友好協会関係者らを前に、生徒一人ひとりが自己紹介し「たくさん勉強して成長したい」「日本との違いを学び、多くの人と触れ合ってきたい」「同年代の関心事や遊びに興味がある」などと述べた。


 派遣を前に抱負を語る中学生たち(市役所で)

天然ガス転換結団式、関係者200人が無事故誓う

 宇部市ガス水道局(宗内敏和局長)の天然ガス転換結団式が二十七日、文化会館で開かれた。中国五県から応援に加わる技術者を含め、関係者約二百人が出席。三十一日から十二月二十二日までの約五カ月間、無事故で作業を完遂することを誓った。
 対象は約一万七千世帯。市内を三十七地区に分割し、一地区当たり二・五日間のペースで、順次切り替え作業を進める。式では、藤田忠夫市長が「環境共生都市を目指す市にとって、地球に優しいクリーンエネルギーの天然ガス導入は、喜ばしい。関係各位の力添えを」と呼び掛けた。


 技術者らを前にあいさつする藤田市長(文化会館で)

アユのつかみ取りに園児ら歓声

 厚狭川漁業協同組合(久芳貞男組合長)主催の水辺の教室は二十七日、厚狭の石束川であり、百人の園児と小学生がアユのつかみ取りに挑戦するなど、ふるさとの川に親しんだ。
 参加したのは、真珠保育園の年少-年長児と、厚狭、出合両小の児童。 同組合が用意した千匹を川に放すと、子供たちは一斉に川に入り、アユとの追いかけっこを始めた。始めはすばしこいアユの動きに振り回されて、服をびしょびしょにぬらしてしまうシーンも。だが、次第にこつをつかむと、次々と素手で獲物を捕らえ、大きな歓声を上げていた。


 アユを捕まえ、得意げな園児たち(石束川で)

2006年7月27日

西岐波中が海事功労で大臣表彰

 地元の白土海水浴場で、四十年近く清掃奉仕活動を続けている西岐波中(石田博和校長、五百八十五人)の生徒会が、「海の日」海事関係功労者として、大臣表彰を受けた。海浜清掃に取り組み始めたのは、一九六八年から。西岐波の環境衛生連合会、老友会、いその会が実施していた活動に、同校の有志も加わって、毎年海開き前の六、七月にごみ拾いを展開。地域住民の思いに、生徒も感化された。
 今年、大臣表彰を受けたのは全国で四十六団体、百九十一人。同校は「海をきれいにするための一般協力者関係」で選ばれた。二十日に東京都千代田区の海運クラブで行われた表彰式には、生徒会の中で環境美化を行う整美委員担当の國弘直志先生と、同委員長の藤岡迪子さん(三年)の二人が代表で出席。


 大臣表彰を受けた西岐波中の石田校長、藤岡さん、國弘先生(右から、西岐波中で)

宇部商高野球部玉国監督が退任、後任に中富教諭

 宇部商高野球部の玉国光男監督(58)が、今夏限りで退任する。「昨夏の甲子園でベスト4に入り、自分の中で一息付き、花道ができたと思った。まだ体力はあるが、後進に道を譲ろうと決めた」と理由を説明した。今後は、第一線は引くが、総監督として引き続き、チームに携わっていく。新しい監督には、同校の中富力教諭(41)が就任し、八月から新体制がスタートする。
 玉国監督は一九四八年四月三日宇部市生まれ。恩田小、常盤中から宇部商に入り、同校初の甲子園出場となった六六年の春のセンバツでは、主将、二塁手としてベスト4入り。西鉄ライオンズからドラフト指名を受けたが、同校卒業後は社会人野球の鐘淵化学へ。同社を退社し、宇部に戻った後、OB会の依頼を受け、七五年に監督に就いた。
 七六年夏に、監督として甲子園初出場を果たすと、これまで春五回、夏十一回の計十六回、チームを甲子園に導き、全国で名の通る強豪校に育て上げた。八五年夏には準優勝、二〇〇五年夏にベスト4、八三年夏、八八年春、同夏には、ベスト8に入るなど、好成績を収め、甲子園での通算成績は24勝16敗。西武ライオンズの上本達之選手、オリックスバファローズの嶋村一輝選手ら、多くのプロ野球選手も育てた。


 退任する玉国監督

6-7月総降水量は26日現在882ミリ、市役所観測地点で最多

 宇部市役所で六月から七月にかけて観測した総降水量は、二十六日現在で八八二ミリに達し、現在の観測地点になった一九九七年以来、過去最多を記録したことが市防災課のまとめで分かった。列島全体が記録的な冷夏と米不足に悩まされた九三年=当時の観測地点は山口宇部空港=の八六九ミリも上回っている。
 今後の長期予報では、猛暑の傾向にあるため「熱中症には十分な注意が必要」(同)と呼び掛けている。


 

竜王太鼓などで国文祭PR

 国民文化祭やまぐち2006の開幕まで、あと百日となった二十六日、PRキャンペーンが県内一斉にあり、山陽小野田市でも、小野田サンパークで啓発や太鼓演奏を通じて、文化の祭典への協力と参加を呼び掛けた。
 夏休みとあって、親子での来店者も多く、市の国文祭推進室の職員らが、風船やパンフレット、ティッシュなどの啓発グッズを配り、本祭を積極的にPRした。屋外では、竜王太鼓のメンバーが和太鼓の音色を響かせて盛り上げた。特別にワークショップも開き、宇部市の音楽教室の子供たちに太鼓のリズムの刻み方を伝授した。買い物客も立ち止まり、勇ましい演奏やかわいいパフォーマンスに見入っていた。


 竜王太鼓の演奏に聞き入る来場者(小野田サンパークで)

2006年7月26日

国民文化祭まであと100日、二井知事らアピール

 第二十一回国民文化祭・やまぐち二〇〇六の開幕まで百日となった二十六日、県と宇部市の実行委員会は、空の玄関口・山口宇部空港でPRキャンペーンイベントを行った。二井関成知事らが広告幕を除幕し、ボランティアや「きららバンド」と共に搭乗客らにガイドブックなどを配布。宇部三曲連盟の邦楽演奏、草の実少年少女合唱団の合唱、慶進中・高バトン部の演技も披露され、国文祭の成功を願って百日前イベントを盛り上げた。
 国民文化祭は十一月三日から十二日までの十日間、県内十六市町を会場に開かれる。宇部市では邦楽、書、随筆、彫刻展が行われ、山陽小野田市では創造・現代ガラス展、ジャズダンスフェスティバル、少年少女合唱祭がある。


 搭乗客に国文祭をPRするグッズを手渡す二井知事(左)と藤田市長(26日午前11時45分ごろ、山口宇部空港で)

8月12日、おもしろファームの「夏まつり2006」

 NPO法人・おもしろファーム(美澄武理事長)の「夏まつり2006」は、八月十二日午後五時半からハミングロード新天町で開かれる。アーケード内の三カ所にステージを設け、二つの野外劇をメーンに約四百人の市民が出演し、ダンス、バンド、コーラスなど、さまざまなイベントが行われる。
 昨夏、宇部青年会議所の創立五十周年を記念して行った野外劇「ミステリー・シアター・イン新天町」に続き、市内に演劇文化を根付かせようと企画。最終日となる新天町土曜夜市と同時開催。


 「夏まつり2006」のチラシ

昨年より9日遅く梅雨明け

 気象庁は二十六日、九州南部、九州北部・山口地方、四国で梅雨明けしたとみられると発表した。
 福岡管区気象台によると、九州北部・山口地方は六月八日に梅雨入りしていた。梅雨明けは平年より八日、昨年より九日遅かった。

厚狭花火大会に2万人

 厚狭花火大会は二十五日、厚狭小付近の厚狭川河畔を主会場に開かれた。どんよりとした梅雨空を吹き飛ばす大小三千発の花火が、家族連れや浴衣姿の子供たち二万人(主催者発表)を楽しませた。山陽商工会議所主催。
 JR厚狭駅前から鴨橋周辺までと、厚狭川西岸沿いの約一キロが歩行者天国となり、多くの露店が軒を連ね、食欲をそそるにおいと、それを買い求める客の活気に満ちていた。


 梅雨空を吹き飛ばす厚狭の花火(鴨橋付近から)

2006年7月25日

月待ちがにせんべいに新味、「吟黒」と「黄金焼」

 宇部市神原町一丁目の社会就労センター・セルプ南風(佐藤坤子所長)の利用者が手作業で仕上げる「月待ちがにせんべい」に新しい味が誕生した。イカスミと黒ごまを使用した「吟黒」とウニ風味の「黄金焼」の二種類。従来のせんべいと合わせた詰め合わせの「三海撰」として、二十八日から販売を開始する。
「吟黒」は濃厚なうま味のイカスミと黒ごまを加え、風味を追求して香ばしく焼き上げた一品。「黄金焼」は潮の香り豊かなウニとカニのうま味が絶妙な調和を生み出しているという。


 2種類の新しい味が加わった月待ちがにせんべいの詰め合わせ「三海撰」

ベッコウトンボ、今年42匹確認

 宇部市が日本希少野生動植物種に指定されているベッコウトンボの保護対策を実施した前開作左下ため池で、今シーズンは四十二匹の個体が確認されたことが、二十五日までに分かった。専門家の助言を尊重した環境維持の有効性を立証する結果になった。ただし、今後も必要とされる植生管理については見通しが立っておらず、恒久的な保護には課題を残している。
 現地の調査を続け、市の保護検討会の委員を務めた紙村尚志さん(日本トンボ学会会員)によると、今年は昨年より十日遅い五月四日から個体が確認された。「春先の冷え込みなどが影響したのだろう。ベッコウトンボに限らず、トンボの発生は全般的に遅い。しかし、適切な環境を整えてやれば、絶滅を防げることを証明できた。一九九五年に二匹の未成熟成虫を見つけたのが最初で、県内の生息地では最長になるはず」と、対策が功を奏したことを強調した。

市民オンブズマンがケアハウス事業で白井市長提訴

 山陽小野田市のPFI方式による新型ケアハウス整備事業で、白井博文市長の判断の遅れが損害金の発生につながったとして、市民オンブズマンが二十四日、白井市長に約千二百万円の支払いを求める住民訴訟を山口地裁に起こした。
 訴えたのは「風の会」会長の塩原薫さん(53)。訴状などによると、白井市長は、正当な理由がないのに、ケアハウスの受け渡し、工事代金の支払いを保留し、最終的に事業者と合意した今年三月末までに遅延利息三百十万円を発生させたとしている。遅延しなければ市の収入となっていた半年分の家賃約八百四十七万円と合わせ、計千百五十八万円の損害賠償を請求している。
 白井市長は「訴状の内容を確認していないので、コメントは差し控えたい」と答えた。

2006年7月24日

宇部市花火大会、7000発の花火に10万3000人が堪能

 第五十二回宇部市花火大会が二十二日、宇部港で行われた。七千発の花火が夜空を焦がす光と音の祭典を、新町ふ頭、中央ふ頭、港町ふ頭などから十万三千人(主催者発表)が楽しんだ。同実行委員会(会長・藤田忠夫市長)主催。
 子供たちの夏休み最初の週末とあって、家族連れ、友達同士など、多くの市民が詰め掛けた。同港や市街地周辺は開始一時間ほど前から渋滞となり、長い人の列ができた。花火が夜空に大輪を咲かせるたびに、大きな歓声が上がった。


 夏の夜空を焦がす花火(多重露光、新町から)

常盤公園でヒツジの世話、ユニークなプロジェクト始動

 常盤公園でヒツジを飼う「宇部カラフル・シープ・プロジェクト」が二十二日、同園のシャクナゲ園そばで始まり、二匹のヒツジが白い柵の中でのんびりと草を食べている。
 第二十一回国民文化祭・やまぐち2006彫刻展(十一月三-十二日)に出品する滋賀県大津市の彫刻家、荒蒔綾子さん(32)が、プレイベントとして八月二十六日まで繰り広げるユニークな企画。プロジェクトは、毎週土・日曜日(八月十二-十三日は除く)に作者が来園し、入園者とヒツジの散歩などの企画を行う。月・金曜日には、ボランティアが園内を散歩させる。


 柵を作る荒蒔さんらのそばで草を食べるヒツジ(常盤公園で)

22、23日、サッカー交流公園のオープニングイベントと記念行事

 県立おのだサッカー交流公園のオープニングイベントと記念行事が二十二、二十三の二日間、山陽小野田市東沖の現地であり、宇部、山陽小野田、美祢市のサッカースポーツ少年団の子供たちが、サッカー教室や大会を通じて、指導者、選手との交流を深めた。
 教室は完工式に続いてサッカー場であり、三市のスポ少の六年生百十人が、天然芝の感触を体験しながら、プレーを楽しんだ。Jリーグ鹿島アントラーズで、元日本代表の長谷川祥之さんら、ジュニアユース、クリニックの指導者らが、ドリブルやシュート、リフティングなどの基本を伝えた。熱心に受講した最優秀選手四人には、アントラーズのユニホームが贈られた。


 長谷川さんのシュートに見入る子供たち(サッカー交流公園で)

ハーフタイム広場の除幕

2006年7月22日

そば打ち体験など満喫

 夏休み初日の二十一日、宇部市主催の親子施設見学会が行われた。小学生と保護者二十二人が、そば打ちを体験。農産物直売所の「楠四季菜市」、NEC山口、市消防本部も見学した。二十七日にも同一内容で実施される。 豊かな産業構造を持つ市の側面を再発見し、市政に対する理解を深めてもらうのが狙い。定員の二倍近い応募があり、抽選で参加者が決まった。


 そば粉を混ぜる子供たち(万倉ふれあいセンターで)

県立おのだサッカー交流公園オープン

 スポーツの振興を通じた交流促進の拠点施設「県立おのだサッカー交流公園」の完工式とオープニングイベントは、二十二日午前十時から山陽小野田市東沖の現地であり、関係者が緑まぶしい天然芝のサッカー場、ゆとりある交流空間の完成を祝った。 式典は交流施設横の芝生広場であり、二井関成知事、白井博文市長(交流公園運営協会長)、同協会の構成自治体関係者ら百人が出席。サッカー場での記念行事「キックオフ」では、二井知事、島田明県議会議長、安川樹君(本山小六年)、寺田忍君(高千帆小六年)らサッカースポーツ少年団代表の四人ら計七人がボールをゴールにけり込んだ。


 キックオフでボールをけり込む白井市長ら(22日午前10時半、サッカー交流公園で)

2006年7月21日

淡交会全国大会に向けリレー茶会

 茶道裏千家淡交会青年部の第十四回全国大会(九月二十九日-十月一日、京都市)に向け、全国でリレー茶会が開かれる中、同会宇部支部ときわ青年部(月足賢治部長)は二十日、宇部中央高で茶会を行った。同高の茶道部員も参加してリレーの一端を担い、二十一日に山口市で行う山口支部山口青年部にバトンを引き渡した。
 リレー茶会は、全国大会の百日前となる六月二十三日にスタート。北海道からと沖縄県からの南北二ルート四コースで、各青年部がバトン代わりとなる鵬雲斎千玄室大宗匠と坐忘斎千宗室家元の掛け軸と茶しゃくを引き継ぎながら計四百回の茶会を開き、ゴールの大会会場を目指す。


 茶会を楽しむ高校生ら(宇部中央高で)

来春、宇部フ大に看護学科

 香川学園(武下浩理事長)は来年度から看護師や保健師を養成するため、宇部フロンティア大に人間健康学部看護学科(定員八十人)を新設する。二十一日、同校で開いた学科改組の記者会見で明らかにした。四年制の看護学科は、山口大、県立大に続いて県内で三番目となる。
 一学年の定員は八十人で、三年次の編入学定員五人と合わせ、総定員は三百三十人。専任スタッフは、最終的に三十人を確保する。卒業生は、看護師と保健師の国家試験受験資格を取得できる。現在、四階建ての看護棟をグラウンドの一部に建設中。備品も含めた総事業費は約六億七千四百万円。


 看護学科の新設を発表する武下理事長(左から2人目)ら(21日午前10時すぎ、宇部フ大で)

湾岸道路 進ちょく率7割超、11年度使用開始へ着々

 宇部湾岸道路の工事が進み、厚東川の高架橋は上、下を自動車が走行するダブルデッキ構造の厚東川新橋が、ほぼ完成した。工場群を流れる栄川をまたぐ栄川運河橋も、橋脚の土台部分が築かれた。二〇一一年度の使用開始を目指し、進ちょく率(事業費ベース)は70%を超えた。
 湾岸道路は、厚南から中心街区にかけての国道190号の渋滞緩和を目的に、一九九四年から総事業費約八百六十億円をかけて事業着手。山口市と宇部・山陽小野田地域を結ぶ山口宇部小野田連絡道路(全長四十キロ)の一部として、宇部市の中央町三丁目から東須恵までの四・五キロ区間を結ぶ。標準幅員は約二十メートルの四車線。当初は暫定二車線での使用となる。設計速度は時速八十キロ。交差点が無く、渋滞知らずの連続高架道路が最大の特徴になっている。厚東川新橋は潮風に強いように、アルミニウムを表面に溶射してコーティングした。主流のフッ素系樹脂塗料を使ったコーティングと比べて、耐食性、耐摩耗性、耐熱性に優れるだけでなく、環境負荷も軽減した工法とされる。


 空から見た宇部湾岸道路の整備状況(7月14日、映像製作会社アドの弘中豊代表撮影)

山陽小野田市社協山陽支所が10月からデイサービス

 山陽小野田市社会福祉協議会山陽支所は、十月下旬から埴生、津布田、厚陽の三地区で「生きがい対応型デイサービス事業」を、週一回ずつ実施する。六十五歳以上の比較的健康なお年寄りを対象に、閉じこもりなどから介護が必要な状態にならないように、介護予防のための行事やレクリエーションを行い、高齢者の生きがいづくりを支援する。山陽支所では、生きがいを見いだしてもらうため、利用を呼び掛けている。
 十月から始まる山陽支所のサービス内容は、健康体操、介護予防教室、ストレッチ体操、転倒予防教室、運動機能強化訓練、認知症予防教室、生活機能改善教室などが組まれている。
 問い合わせは市社協山陽支所(電話72-1813)まで。


 小野田支所が実施しているデイサービス事業の風景(中央福祉センターで)

2006年7月20日

宇部市内公立小・中学校で一斉に終業式

 宇部市内の公立小・中学校で20日、一斉に終業式が行われた。子供たちは、42日間の夏休みの楽しい計画に思いをはせ、教室や校内をきれいにし、学校を後にした。
 厚南小(宮成初校長、579人)では、午前8時50分から体育館で終業式。宮成校長は「皆さんは4月に比べると、よくあいさつができるようになった」と1学期の成長をほめ「夏休み中は、命を大切にすることを1番に考え、事故に遭わないよう気を付けてほしい。9月1日に全員が元気に顔を合わせよう」と呼び掛けた。


 通知表を受け取る1年1組の子供(20日午前10時15分ごろ、厚南小で)

21日まで大雨の恐れ、土砂災害など注意を

 梅雨前線の影響で宇部地方は、十九日深夜から再び断続的に強い雨に見舞われ、下関地方気象台などでは土砂災害や河川の増水などに対して、注意を呼び掛けている。JRは積算雨量が危険値を超えたとして、二十日午前八時半に小野田線の全線、同十時までに宇部線の新山口-宇部新川駅間がストップした。二十一日午前中まで大雨の恐れがある。
 九州北部・山口地方にあった前線が、二十日午前にかけて北上。南から暖かく湿った空気が流れ込んだために活動が活発化し、気象庁は十九日午後十一時半、宇部地方に大雨、洪水注意報(雷注意報は継続中)を発令した。前線は一度、朝鮮半島南岸付近まで北上した後、二十一日に再度、南下する見込み。


 点検する市耕地課の職員(20日午前10時すぎ、野中1丁目の祈祷台地で)

中村市民農園9月オープン、利用者募集

 宇部市は九月一日、中村三丁目に新しい市民農園を開設する。現在三カ所にある市民農園は、空きがない状態で、増設の要望が強かった。既存の農園は、いずれも一区画二十五平方メートルだが、中村市民農園は三十平方メートルに拡大。全三十区画の利用者を、八月四日まで募集する。申し込み多数の場合は抽選。利用期間は九月一日から二年間で、料金は年間三千円。八月末には、同農園利用者を対象にした園芸教室を開く予定。申し込み、問い合わせは市農林水産課(電話34-8366)まで。結果は応募者全員に通知する。


 

06年上半期消防白書 被害総額は8300万円

 山陽小野田市消防本部(中里裕典消防長)は、二〇〇六年上半期(一-六月)の火災・救急状況をまとめた。火災の発生は二十一件で昨年同期よりわずかに減り、死傷者はなかった。ただ建物火災の占める割合が非常に高く、被害総額は倍増の八千三百万円に上っている。
 トップの建物火災が、約六割の十三件。昨年同期より二割も高い。次いで雑草火災が大半の「その他」が八件。全体では、昨年より二件少ない。地区別では小野田十四件、山陽七件。死者は山陽小野田市発足から出ておらず、けが人は三人からゼロになった。建物火災は、たばこや火の消し忘れなど不注意が主な原因。五軒が全焼した。

2006年7月19日

熱帯植物館に“パイナップル畑”

 常盤公園の熱帯植物館で、パイナップルの鉢植えが、ぐんぐん成長している。五つ並んだ様子は、ちょっとした“パイナップル畑”。全長約三十センチの実に、来館者は足を止めている。本格的に熟すのは、秋ごろになるという。
 同館では「夏休みを迎えるので、特に、子供たちに楽しんでもらえたら」と話した。問い合わせは同所(電話31-8301)へ。


 成長中のパイナップルの実(常盤公園の熱帯植物館で)

霜降山の夜間開放を中止、豪雨で登山道の一部崩壊

 宇部市は、霜降山の登山道ゲートを、花火大会・盆・正月に限って終日開放しているが、強雨で登山道の路肩の一部が崩落したため、復旧工事が終わる来年三月末まで、夜間のゲート開放を中止する。
 ゲートは通常、午前八時半に開放し、午後五時半に閉鎖。しかし、花火大会(今年は七月二十二日)、盆(八月十四-十六日)、正月(一月一-三日)は、市民からの要望で、特別にゲートを終日開放している。しかし、七月上旬の雨で、市道霜降山登山道の路肩が幅約四メートルにわたって崩落。現在は、霜降山鉱泉より先が車両通行止めとなっている。市農林水産課では「この半年間で、霜降山の眺望や環境整備をしたところだった。花火や初日の出を楽しみにしていた人には迷惑を掛けるが、理解を」話している。

阿知須きらら浜自然観察公園、8月末まで毎週お楽しみイベント

 山口市阿知須のきらら浜自然観察公園は、夏休み子供スケッチ大会を皮切りに、八月末まで毎週イベントを開催する。バードウオッチングや工作、天体観測教室など盛りだくさんの内容で、多数の参加を呼び掛けている。
 第一弾のスケッチ大会は二十二日から。テーマはきらら浜で、小・中学生が対象となる。工作教室は八月二十日午前十時から実施。木を素材に彩色し、本物そっくりの鳥を作るバードカービングに挑戦する。夏休み最終日曜日の八月二十七日午後五時半から行われるのが、ツバメのねぐら入り観察会。
 問い合わせは同公園(電話66-2030)へ。

県立おのだサッカー交流公園が完成

「県立おのだサッカー交流公園」が山陽小野田市東沖ファクトリーパークに完成し、関係者を集めての式典とオープニングイベントが、二十二日午前十時から現地で開かれる。天然芝のスタジアムはもちろん、施設全体がまぶしい緑に包まれ、スポーツによるまちづくりの拠点施設としての利活用が期待される。
 オープニング記念イベントは、プロサッカーJ!の鹿島アントラーズユース、クリニック指導者による少年サッカー教室。広域圏の小学六年生百二十人が参加する。二十三日は、四、五年生で編成する十八チームによる少年サッカー交流大会が開かれる。


 芝生養生中のサッカー場

2006年7月18日

3日間連続真夏日記録、プールや海は大にぎわい

 多くの人が3連休となった15-17日、宇部地方は、うだるような蒸し暑い日が続いた。15日に今年最高の32.6度(市役所)を観測したのをはじめ、3日間連続で真夏日を記録。不快な汗を吹き飛ばそうと、プールや海は家族連れらでにぎわい、子供たちが爽快(そうかい)な水しぶきを上げていた。
 ウェルサンピア宇部では、3日間で約3000人が入場。アドベンチャースライダー(120メートル)や直線スライダー(25メートル)も人気を集めた。


 気持ちいい! 思い思いに水と戯れる子供たち(ウェルサンピア宇部で)

常盤公園に新遊具「ロックンロール」登場

 常盤公園の遊園地にこのほど、新しい遊機具「ロックンロール」が導入された。対面座席の円形ゴンドラが周回しながら宙返りする爽快(そうかい)感が売り。夏休みシーズンの人気スポットになりそうだ。
 中心から放射状に伸びた十基のゴンドラが、縦回転とローリングを繰り返しながら周回する構造で、以前あった「ツイスター」と同様の機種。一ゴンドラの定員は大人二人で、子供の場合は四人。料金は一回三百円。


 新しく登場した「ロックンロール」(常盤公園で)

全国海難防止強調運動期間で安全運航を呼びかけ

 全国海難防止強調運動期間(十六-三十一日)中の十八日、宇部海上保安署(久良知法昭署長)は、市内の企業から選ばれた女性二人を一日海上保安官に任命し、港内に在泊する船舶の乗組員に事故防止を呼び掛けた。
 任命式と出動式は、関係者約二十人が出席し、新町の国合同庁舎五階で開かれた。久良知署長から「効果の出るように、しっかり訪船指導して」とあいさつがあり、日本通運宇部支店の永冨孝子さん(23)とUMG・ABSの石川瞳さん(21)に、一日海上保安官の辞令が交付された。永冨さんと石川さんは式後、港町の桟橋から巡視艇「ときなみ」に乗り込み、宇部港・小野田港内で在泊する船舶に、海難防止の啓発活動を実施。船に近寄って、ライフジャケットの着用、見張りの励行などを呼び掛けた。


 久良知署長から一日海上保安官の任命書を受ける永冨さん(左)と石川さん(18日午前9時半ごろ、国合同庁舎で)

「やけの美夕フェスタ」、多彩なイベントでにぎわう

 海開きとなった十六日、焼野海岸で「やけの美夕(ビュー)フェスタ」があり、市内外から約四千人が訪れ、海水浴や多彩な交流イベントを楽しんだ。
 ビーチバレーボール大会には四十チームが出場。選手たちは汗や砂まみれになってボールを追った。ビーチならではの華麗なダイビングレシーブや珍プレーなどが続き、会場に歓声が響いた。芝生エリアは、小学生スイカ割り大会で大いに盛り上がった。三人一組のタイムレースで、アイマスクをした仲間を、手をたたいたり、声を掛けたりして、スイカまで誘導。「右、左」「もう少し前」などと、観客からも盛んな声援が飛んだ。


 宝探しを楽しむ子供たち(焼野海岸で)

2006年7月15日

愛らしい稚児行列、光善寺新本堂完成祝う

 今年十一月の開創百周年の節目に向けて、宇部市西琴芝二丁目の光善寺(松原徹心住職)が進めていた新本堂などの整備工事がこのほど終わり、十五日、完成を祝う稚児行列と開堂法要が行われた。檀(だん)信徒ら約五百人が出席し、寺や各家族の一層の発展を願った。
 稚児行列は、檀信徒が見守る中、山門をくぐってから本堂入り。入仏を祝う開堂法要では、大本山副貫首・福山諦法大老師(愛知県豊川市の妙厳寺)が大導師を務めた。十六、十七日には各家先祖報告礼法要、十一月には開創百周年記念の法要が行われる。


 完成を祝って新本堂に向かう稚児行列(15日午前10時ごろ、光善寺で)

全国高校野球選手権山口大会開幕

 第八十八回全国高校野球選手権山口大会は十五日、宇部市野球場など県内四球場で開幕。六十一校による、甲子園出場を懸けた熱い戦いが始まった。初日は各球場で開会式の後、一回戦八試合があり、地元勢は市野球場の開幕ゲームで、宇部商が初回に打者十一人で7点、四回には國本、井上の適時打などで6点を奪う猛攻で、徳佐を13-0で破り、二年連続甲子園出場へ向け、好スタートを切った。第二試合では、小野田工が早鞆と対戦する。下関球場の第一試合に登場した小野田は下関中央工に2-8で敗れた。


 宇部商は1回裏、無死満塁から5番金江の適時3塁打で3走者が生還して追加点(15日午前10時20分ごろ、市野球場で)

埴生バイパス高山トンネルで防災訓練

 山陽小野田市埴生の国道2号厚狭・埴生バイパス高山トンネル(六百五メートル)で十四日、防災訓練があり、関係機関から五十一人が参加して、災害の拡大防止、連携の強化に取り組んだ。
 同バイパスは、宇部市逢坂と下関市松屋東町を結ぶ延長十二・六キロで、交通渋滞の緩和、交通安全の確保を目的に整備が進んでいる。既に杣尻-山野井間の八・一キロが暫定二車線で開通し、今回の工事で、埴生-下関市間の二・七キロを延伸。高山トンネルは上下線の入り口に給水栓を設置し、火災発生時の消防用水を確保。内部にも消火栓、消火器を配置している。延伸部分の開通は二十九日。


 消防隊による負傷者の救助活動(高山トンネルで)

2006年7月14日

「ガラスの夢プロジェクト」始動

 山陽小野田市内の幼・保育園児三百二十人のガラスの手形を使い、未来へ羽ばたく翼をイメージしたモニュメントをつくる「ガラスの夢プロジェクト」が、十三日からきららガラス未来館で始まった。国民文化祭やまぐち2006で市が引き受ける「創造・現代ガラス展」のメーン事業。子供たちとガラス作家の共同作業で、オリジナル手形の原型が次々と完成している。モニュメントは未来館の前庭に設置し、十一月の本祭で披露する。
 未来館は市内園に限定し、残り八十人の参加者を募集している。問い合わせは、同館(電話88-0064)へ。


 手形作りに熱中する子供たち(きららガラス未来館で)

ガラスの手形の試作品(きららガラス未来館で)

「宇部市地域福祉計画」の冊子が完成、地域づくりのヒント凝縮

 地域コミュニティー活動の充実に向け、取り組みの指針となる「宇部市地域福祉計画」の冊子が出来上がった。全校区で懇談会を開き、市民の意見を反映。福祉分野に限らず、コミュニティー、教育、環境などの生活課題と解決策をまとめた。二十二日に文化会館で、市が策定した同計画と市社会福祉協議会策定の第三次地域福祉活動計画の報告会を開く。
 計画書は本編(A4判、八十四ページ)を二千部、ダイジェスト版(同、十ページ)を六千部作製。市役所一階の社会福祉課と各市民・ふれあいセンターに置いている。


 冊子の表紙

「ヘレンケラーを知っていますか」、宇部地区上映会初日に小林綾子さん舞台あいさつ

 目が見えず、耳も聞こえない県内在住の女性をモデルにした映画「ヘレンケラーを知っていますか」の宇部地区上映会が三十日と八月二、三、五日の四日間、文化会館で開かれる。全編字幕スーパー入りで、各日とも午前十時半、午後二時、七時からの三回上映。宇部地区の同映画を普及する会(山田通夫会長)主催、市、市ボランティア連絡協議会、市身体障害者団体連合会、宇部日報社など後援。
“日本のヘレンケラー”といわれ、一九六四年に日本最初の盲・ろうの重複障害者の自主組織「われら生きるの会」を結成した県内在住の主人公と、不登校の中学生との出会いや触れ合いを通じて、盲ろう者の自立と福祉の在り方、人間愛などを描いた長編映画。県映画センター(下関市)が企画、制作した。
 宇部地区上映会では、三十日の午前十時半からの映画上映後と、午後二時からの上映前に、小林さんがあいさつする。全席自由で、前売り券は大学生・一般が千二百円(当日は千五百円)、小・中・高校生と六十五歳以上のシニア、障害者手帳を持っている人は千円(同千二百円)。宇部井筒屋、往来舎、幸太郎本舗、フジグラン宇部で扱っている。問い合わせは、普及する会事務局の為近さん(電話41-2066)へ。


 感動の映画「ヘレンケラーを知っていますか」のポスター

2006年7月13日

山陽リトルシニアが日本選手権に初出場

 中学生の硬式野球チーム「山陽リトルシニア」(阿比留泰彦監督)が、八月に東京で開かれる第三十四回日本リトルシニア野球選手権大会に初めて出場する。全日本リトル野球協会に所属する全国のチームが最大目標にしているひのき舞台。初出場初優勝を目指し、ナインの士気も高まっている。
 選手権は二-七日に神宮球場などで行われ、各地の予選を勝ち抜いた三十二チームが出場する。


 全国制覇を目指す山陽ナイン

来秋開幕、現代日本彫刻展の要項決まる

 宇部市は十二日、来年秋に常盤公園内の宇部市野外彫刻美術館で開く第二十二回現代日本彫刻展の開催要項を発表した。今回はテーマを設けず、新たに島根県立石見美術館賞を加え、賞は七賞になった。予選となる模型による公募展は、今年十月三十一日にときわ湖水ホールで審査が行われ、十一月三日から十九日まで一般公開される。模型入選作品は三十五点で、これまでより五点多い十五点が実物大制作され、来秋の本展へ。本展の招待作品は五点少ない五点となり、合わせて二十点が本審査に進む。公募展の模型は、二十センチ×三十センチ×四十センチ以内の未発表作品。一人(一グループ)一点に限る。申し込みは、申込用紙に出品料(五千円、現金書留)を添え、十月十三日までに事務局(〒755-8601宇部市常盤町一-七-一、宇部市教育委員会彫刻推進室、電話34-8615)へ。
 また、ポスターはアメリカ・ケンブリッジ在住のハーバード大客員教授、片山利弘さんが初めて担当。今回から海外の美術館にも発送するため、日本語と英語の二カ国語表記となった。


 片山さんが初めて手掛けた彫刻展ポスター

障害児教育現場に作業療法士、山口医療福祉専門学校と連携

 宇部養護学校(中村信也校長、二百九人)は、来年度からの障害種別を超えた学校制度「特別支援学校」への移行に備えて、作業療法士(OT)を教育現場に招いている。さまざまな障害を持つ児童・生徒を適切に受け入れ、指導できるように、教職員の研修を兼ねて実施。山口医療福祉専門学校(友永進校長)がOTの資格者派遣に協力しており、学校と医療福祉の専門校が連携した先駆的な試みとなる。
 OTの受け入れは週一回六時間。六月から始め、年間三十八日間を計画。理学療法士(PT)は、これまでも年間九日間、市から派遣を受けてきた。言語聴覚士(ST)は、二学期以降に年間六日間の受け入れを計画している。

2006年7月12日

梅雨の晴れ間にナイスショット、日報杯Gゴルフ大会

 第九回宇部日報杯グラウンドゴルフ大会は十二日、常盤公園スポーツ広場で開かれた。宇部市、山陽小野田市、山口市などから三百六十六人が出場し、和やかな雰囲気の中、はつらつとプレーを楽しんだ。宇部日報社主催、宇部グラウンドゴルフ協会(林勉会長)主管。
 競技は六組に分かれての個人戦。同協会の河野照恵理事長の笛の合図で始まり、出場者たちは好成績を目指し、元気良くコースに飛び出した。


 ボールを打つ出場者(12日午前9時15分ごろ、常盤公園スポーツ広場で)

2007年3月、セントヒル病院内に「高精度がん検診・放射線治療センター」開設

 医療法人・聖比留会(高木康光理事長)は十一日、がんの検査と放射線治療にかかわる最新鋭の機器を備えた「高精度がん検診・放射線治療センター」を来年三月一日、宇部市西岐波のセントヒル病院内に開設すると発表した。山口大医学部付属病院と提携して医師の派遣を受け、県内最高の医療サービスを提供していく。高木理事長は「全国的に見て死亡率が高い県民のがん克服に貢献したい」と話している。
 導入される検診機材は、さまざまな検査薬品で全身のがんを詳しく調べて高品質の断層画像を撮影する「PET-CT」、短時間で精度の高い全身検査が可能な「3ステラMR」「六十四列マルチスライスCT」などで、いずれも最新型。
 オープンに先立ち、九月一日からセンターの予約を受け付け、十月には開設記念講演会を開く。検診は、部位や対象疾病別に四コースあり、費用は八万六千-二十一万四千円。問い合わせは、同センター開設委員会事務局(電話51-5111)まで。


 セントヒル病院の改修と併せて整備される「高精度がん検診・放射線治療センター」の完成予想図

宇部出身の河村さん原作の「ウイニング・チケット」、ヤングマガジンで連載中

 宇部市出身の作家、河村清明さん(44)=東京都府中市=が原作を手掛ける競馬漫画「ウイニング・チケット」(漫画・小松大幹さん)の連載が、講談社刊のヤングマガジン二〇〇六年三十一号から始まった。競馬を題材にした著書で知られているが、漫画の原作は今回が初挑戦。
 河村さんは一九六二年五月生まれ。琴崎保育園を卒園後、父親の転勤で小・中・高校を大阪府堺市で過ごしたが、現在は両親が宇部におり、休みのたびに帰省している。
「馬産地ビジネス」「JRAディープ・インサイド」「三度怒った競馬の神様」など、競馬にかかわる作品を次々と発表してきた。河村さんは「良馬の秘密など競馬の奥深さを紹介しながら、ストーリーは展開していく。宇部の人にも楽しんでほしい」と話している。


 連載がスタートした競馬漫画「ウイニング・チケット」を手にする河村さん

ふるさといろはカルタ、製作着々

 山陽小野田市の市民グループ、ふるさとを考える会(瀬戸信夫代表)が、古里の歴史や風土を盛り込んだ「ふるさといろはカルタ」の製作に取り組んでいる。公募していた字札の文言が決まり、絵札の原画とともに公開した。十一月の国民文化祭やまぐち2006で開かれる「小倉百人一首かるた競技大会」での披露を目指す。
 主な作品は「龍が舞う 小野田の空に 秋の風」「寄り添って 見上げる夜空に 夢花火」「忘られぬ クモハ電車の 走る町」「地名にも セメント 硫酸 火薬町」「その昔 打ち出の小槌 オート場」「駅の名も厚狭から目出へと 縁起良く」「セメントは 順八翁の 置きみやげ」などで、四十八文字すべてがそろった。


 ふるさといろはカルタの原画

山口の味を全国発信、宇部空港ロビーで23日発表会

 宇部市内で開発された特産品や新製品を全国に情報発信しようと、「宇部発-うまっ!良珍味」発表会が、二十三日午前十一時から午後四時半まで、山口宇部空港出発ロビーで開かれる。西岐波西柳ケ瀬の兼氏食品(兼氏佐憲社長)が発売する「もろみ豆腐-継承秘伝造り」や「黄金茶」など、六品程度の試食・販売を実施する。
 発表会に合わせて、空港内のレストランや市内のホテル、土産品店で、新商品の提供・販売を開始する予定。


 発表を控えた「もろみ豆腐」

美味 吉部産タケノコ、学校給食に登場し好評

 古里の味を楽しんで、と宇部市吉部で取れたタケノコが学校給食の食材に使われている。「地元産のタケノコは安心で、風味も良い」と評判は上々だ。そんな古里自慢の食材が学校給食にも登場している。市学校給食センターでは、四月に旬の吉部産タケノコを使って、炊き込みご飯を出した。季節の香りは、子供たちの食欲をかき立てた。
 大塚忠行センター長は「これからも水煮を使った筑前煮や八宝菜などをメニューに加えたい。万倉なすも積極的に使っている。食育や地産地消の観点から、機会を見て地元の食材を増やしていきたい」と地元の味にこだわる。


 出番を待つ吉部産のタケノコの水煮(JA山口宇部吉部)

宇部港の臨港地区変更へ

 宇部港の臨港地区の区域が変更される。一九六五年に都市計画決定された現在の臨港地区は、約十三・四ヘクタールの一地区だけだったが、これを本港と芝中の二地区に分割し、新たに五地区を加えて、合計約五十一・六ヘクタールにする。十日に市役所で開かれた市都市計画審議会で承認された。二十八日の県の審議会を経て、都市計画決定される。
 宇部港は五一年、国際・国内海上輸送網の拠点となる重要港湾に指定され、県が管理している。同港の港湾区域は、山陽小野田市の本山岬から山口宇部空港に近い黒崎まで。従来の臨港地区は一カ所しかなく、船舶の大型化による港湾機能の沖合化や、埋め立て地の沖合化が進んだことから、現状に即していなかった。そのため県では、県臨港地区分区内構築物規制条例の改正に併せ、社会情勢の変更に伴う港湾機能と都市的土地利用の調整を行い、臨港地区を見直す。


 

学力向上サミットが文部科学省採択

 山陽小野田市と高知県室戸市、立命館大による「学力向上サミット」がこのほど、文部科学省の「新教育システム開発プログラム」に採択された。市が今年度から小学校に導入している「生活改善・学力向上プロジェクト」などを通じて、生活習慣の改善と学校教育の充実、計画的な指導と学力向上との相関関係を検証していく。
 同サミットは、山陽小野田市のプロジェクトを総合監修する陰山英男さん(立命館小副校長)が申請。同じく全中学校で実践している室戸市と連携し、早寝早起き朝ごはんなどの基本的生活習慣の改善が学校教育の向上につながること、読み書き計算の計画的な指導で脳を鍛えると、子供の知能が高まり、学力全体を押し上げること、ICT(情報コミュニケーション技術)機器を活用した漢字学習で学力が向上することの三点を検証する。

2006年7月10日

中元売り場盛況、定番のビールや特産品人気

 官公庁や民間企業の多くにボーナスが支給される中、デパートや大型ショッピングセンターの中元ギフトコーナーは週末を中心に、日ごろお世話になっている人に感謝の気持ちを贈ろうと、多くの市民でにぎわっている。
 フジグラン宇部では、先月二十日から一階のグランモールに開設。例年通り、定番のビールや飲料水、ハム、菓子類など千種類を用意している。推奨品か二千五百円以上買うと、全国に無料配送。一番人気はビールで、うべかま、ふくの唐揚げセットなど、地元の特産品も人気を集めているという。


 受付カウンターで中元ギフトを申し込む市民ら(フジグラン宇部で)

白土、キワ・ラ・ビーチで海開き

 海水浴シーズン到来!宇部市西岐波の白土、東岐波のキワ・ラ・ビーチの両海水浴場で十日、海開きが行われ、関係者が期間中の安全を祈願した。
 市のまとめによると、海水浴客は二〇〇二年が二万三千八百九十八人(白土二千八百五十八人、岐波二万一千四十人)、〇三年が一万五千六十三人(白土千七百七十三人、岐波一万三千二百九十人)、〇四年が一万二千九百五十六人(白土八百二十六人、岐波一万二千百三十人)、昨年が一万二千二百四十六人(白土六百八十八人、岐波一万一千五百五十八人)と減少傾向にある。


 玉ぐしをささげる西岐波小の丸田幸正校長(10日午前10時45分、白土海水浴場で)

夏の交通安全県民運動スタート、各地で啓発活動

 夏の交通安全県民運動が十日からスタートした。宇部市内では初日、JA山口宇部二俣瀬支所前の国道2号や琴芝校区などで、交通ルールの順守や安全運転を呼び掛ける街頭キャンペーンを実施。運動は十九日までの十日間。子供と高齢者の交通事故防止、無謀運転の防止、夜間の交通事故防止を重点に掲げている。
【琴芝】街頭キャンペーンは、午前七時半から宇部高専そばの五差路で行われた。児童、生徒が安全に道路を横断できるように補佐したり、横断幕を掲示してドライバーに運動をPRしたりした。
【恩田】シニアいきいき診断教室は、校区老人クラブ連合会(松冨昌義会長)のメンバー十五人が参加して開催。電動カーの乗車体験、動体視力や反射神経などを測定する身体機能テストを行い、自身の身体能力に応じた事故防止について考えた。


 横断歩道で立哨する参加者(10日午前8時ごろ、宇部高専そばの五差路交差点で)

電動カーの操作法を体験する高齢者(10日午前10時半ごろ、恩田ふれあいセンターで)

須恵校区が太鼓整備で保存会発足

 須恵校区ふるさとづくり推進協議会(豊田通治会長)に、長胴太鼓など、祭りやイベントでの演奏活動で必要な備品が整備された。これを受けて、須恵太鼓保存会(同会長、十二人)が八日、発足した。校区ふるさと祭り、盆踊り大会、児童館祭りなど地域のイベントで活用することにしている。
 須恵小育友会が二〇〇〇年に「須恵太鼓」(土井始代表)を結成。同年十一月に開かれた同小開校百周年記念式典でオープニングを飾った。翌年から校区のふるさと祭り、ふれあい盆踊り大会、敬老会、児童館祭りに出演し、地域のメーンイベントとして定着している。しかし、肝心の太鼓は本山小から借用していた。このため、太鼓を整備することで、地域コミュニティーの形成が期待されることから助成金の申請をし、認められた。


 整備された太鼓で演奏するメンバー(須恵福祉会館で)

2006年7月 8日

いきいき水中運動教室閉講

 市内の五十、六十歳代を対象とした「いきいき水中運動教室」の閉講式は七日、小野田スイミングクラブであり、四十一人が三カ月間の成果を感じながら、笑顔で幕を閉じた。
 黒畑和子同連合会保健介護部長から皆勤賞を代表して受け取った伊藤悦江さん(60)は「最初は水圧や抵抗を感じ、思うように体が動かなかったが、今では足が軽くなり、階段を上るのも楽になった。友達もたくさんでき、楽しい三カ月だった」と成果や感想を述べた。市では、同連合会の助成がなくなる来年度以降も継続実施する予定。


 皆勤賞を受ける伊藤さん(小野田スイミングクラブで)

真締川ダムの堤体盛り立て工事完了

 真締川ダムの堤体盛り立て工事が七日、宇部市川上男山地先の建設現場で完了し、工事を発注した県宇部土木建築事務所や、本体工事を請け負っている大豊建設(東京)と大栄建設(宇部市)の共同企業体の関係者ら約四十人が、最後の真砂土を運び入れた十トン積みのダンプカーを見守り、万歳を三唱した。今後は、貯水池の整備に入り、最終関門である試験たん水(最高水位まで水をためる試験)に向かう。
 本川(真締川)側は堤高二十一・九メートル、支川(戸石川)側は二十・五メートル。堤頂長は計三百六十七・五メートル(洪水吐十三・〇メートルを含む)。堤体積は計二十四万一千立方メートル。二〇〇四年十一月の定礎式から約一年八カ月を費やした。試験たん水は、管理設備の進ちょく状況を見ながら、年明けに実施する予定。ダムとして機能するのは、〇八年三月ごろの見込みとなっている。


 盛り立て工事完了の節目を祝って万歳する関係者(ダム工事現場で)

市廃棄物減量審議会が基本計画の施策報告

 宇部市廃棄物減量等推進審議会(酒井義郎会長、二十人)は七日、環境保全センターで開かれ、市が昨年度のごみ処理状況や、三月に策定した一般廃棄物処理基本計画の中期計画について、委員に報告した。
 昨年度は、燃やせるごみが五万五千七百九十六トン、燃やせないごみが三千七百二十六トン、資源ごみの瓶・缶が二千六百七十八トン、埋め立て地行きのごみが八千二十六トン排出された。古紙や紙製容器包装、プラスチック製容器包装、集団回収などの資源物は一万二千七百七十八トン回収。リサイクル率は21・56%だった。


 活発な意見交換を呼び掛ける城田副会長(環境保全センターで)

2006年7月 7日

夏はやっぱり浴衣、“日本伝統のクールビズ”人気

 見た目の涼しさが、クールビズブームに後押しされるように、人気が上がっている浴衣。夏本番を前に、宇部市内でも着物店をはじめ、大型店やデパートには売り場を彩るさまざまな浴衣が並んでいる。これからは花火大会など夏のイベントが目白押し。“日本伝統のクールビズ”がさらに注目を集めそうだ。
 主に着物を扱う「華洛宇部全日空ホテル店」では、六月中旬から売れ始め、この時期がピーク。二万円前後のブランド物が売れ筋となっている。市内ではこれから、市花火大会(二十二日)、新天町土曜夜市(二十二日-八月十二日)、ときわナイトフェスタ(八月二十六日)など、夏のイベントが続く。会場では、イベント以外に色鮮やかな浴衣も目を引きそうだ。


 浴衣を品定めする女性たち(華洛宇部全日空ホテル店で)

糖度メロン並み、「くりまさる」の出荷始まる

 山口市阿知須の特産品として市場評価の高い「あじすのかぼちゃ」の出荷が、七日から始まった。阿知須露地野菜生産部会(田辺忠志部会長)が生産したもので、JA山口宇部阿知須支所野菜集出荷場で選果した後、市場へ出荷した。
 カボチャ班の渡辺光夫班長は「今年は五月ごろに適度な雨が降り、良好な生育状態が維持されたため、玉太りが良く、糖度も十五度とメロン並みに高くなった。いい出来だ」と満足げだった。
 あす八日には、午前九時から正午まで、道の駅「きららあじす」でPR活動や試食販売が行われる。


 カボチャをチェックする生産者ら(7日午前9時ごろ、JA山口宇部阿知須支所野菜集出荷場で)

宇部市役所市民課窓口に「耳マーク」設置

 耳の不自由な人が援助の依頼をしやすいよう、宇部市は市民課窓口に「耳マーク」を設置した。マークは、耳に音が入ってくる様子を矢印で示し、一心に聞き取ろうとする姿を表している。
 耳マークは、利用の多い戸籍や住民票などの証明発行窓口と、転入や転出などの届け出窓口の二カ所に設置。掲示板(A4サイズ)をつり下げ、卓上には「耳の不自由な方は筆談しますのでお申し出ください」と書かれた表示板(縦十五㌢、横十センチ)を置いた。
 部坂由美子市民課長は「マークがあると職員に声を掛けやすく、安心して申請や届け出ができると思う」と期待する。目などが不自由な人から申し出があれば代筆も行い、老眼鏡も用意している。


 市民課の窓口に設置された耳マーク(市役所で)

耳マーク

学校規模・配置適正化委スタート

 山陽小野田市立学校適正規模適正配置検討委員会は六日、市役所であり、各団体や公募選出の委員十五人が江沢正思教育長から委嘱状を受け取った。望ましい学校規模や配置について集中審議し、九月下旬をめどに方向性を示す。山口東京理科大の村田貴信助教授を委員長に選んだ。
 市教育委員会によると、法が定める標準学級数(十二学級以上、十八学級以下)に基づき、学校規模が適正と判断されるのは、小学校四校、中学校二校。これに達しない小規模が小学校八校、中学校三校、過小規模が中学校一校。児童・生徒数は今後も減少し、二〇一一年度には小学校で七学級、中学校で二学級の減が見込まれている。通学区域は小学校はおおむね四キロ(一部地域がバス通学)、中学校は六キロ以内に配置している。


 江沢教育長から委嘱状を受け取る委員 (市役所で)

2006年7月 6日

新川いそじ会、七夕飾りに願い託す

 新川校区の老人クラブ、新川連合いそじ会(大西清会長)は五日、七夕飾り二本を製作し、新川ふれあいセンターの入り口に設置した。願い事を書いた短冊と飾りが揺れ、風情を醸し出している。
 短冊には「健康でありますように」という願いや「産めよ増やせよ子宝を!」という少子化問題を心配したスローガン、「星の王子さまに巡り合えますように」と、今も変わらない乙女心を感じさせるものもあった。七夕飾りは十二日まで設置。七日は新川小の児童を呼んで、短冊を追加してもらう。


 短冊を飾り付ける参加者(新川ふれあいセンターで)

「ちびっこの集い」、500人の親子連れでにぎわう

 うべ育児サークルネットワーク(新村法子代表、十二団体)主催の「ちびっこの集い3」は五日、ときわ湖水ホールで開かれた。遊びのコーナー、七夕飾りなど同ネットワークが行うイベントのほか、NPO法人うべ子ども21など他団体のイベントもあり、約五百人の親子連れでにぎわった。市共催。 未就園児と保護者を対象に、市内の自主サークルの活動紹介や情報交換を主目的として、子育てが楽しくなるヒントを伝えようと、二〇〇二年から隔年で開催。 子供たちが色紙などで飾り付けた七夕飾りは十三日まで、市立図書館に展示する。


 親子で楽しむ参加者(ときわ湖水ホールで)

7日、県内13カ所で住宅リフォーム相談会

 県住宅建設協会(小川勇会長)の住宅リフォーム相談会が七日、県内十三カ所で開かれる。国と県の補助事業で、大工や工務店、増改築相談員、建築士らが日ごろの現場経験を生かして相談に答える。
 高齢者を狙った悪質な住宅リフォームが増えており、適切な情報提供でトラブル解決の一助にしたいとしている。宇部市、山陽小野田市はそれぞれ市役所一階ロビーに午前十時から午後三時半まで、相談所を開設する。「住宅で悩んでいること、困っていること、どんな小さなことでも答えます」と来場を呼び掛けている。問い合わせは山口市吉敷、県住宅建設協会(電話083-925-2277)へ。

常盤公園にヒツジがやって来る、国文祭プレイベントでユニーク企画

 常盤公園にこの夏、ヒツジがやって来る。第二十一回国民文化祭・やまぐち2006彫刻展(十一月三-十二日)のプレイベントで、来園者がヒツジと戯れる様子を撮影した映像が、そのまま本展で作品として上映される。
 宇部市は、ヒツジの飼育を手伝うボランティア七人を募集する。ヒツジの移動や作者が来園した時のイベントの手伝いをしてもらう。ボランティアには交通費、食費を支給するほか、荒蒔さん作製のヒツジTシャツがプレゼントされる。
 申し込みは十四日までに、市教育委員会彫刻推進室(電話34-8615、ファクス22-6066、Eメールtfujii@city.ube.yamaguchi.jp)へ。十五日午後一時半から常盤公園の熱帯植物館で説明会がある。

厚陽校区に「Koyoあんぜんち隊」発足

 厚陽校区の子供たちを地域ぐるみで見守る「Koyoあんぜんち隊」(青木保隊長)が五日、発足した。厚陽小で児童との対面式もあり、初活動として集団下校に付き添った。
 全国で児童や生徒を狙った凶悪犯罪が多発し、各地域で見守り隊が誕生する中、同校区でも今年四月に同小PTA(藤井義紀会長)が、登下校時の見守りをスタート。一年前から朝夕の交通立哨をしていた市青少年育成センター補導員や、わんわんパトロールとも連携した。
 現在の登録は六十人。山陽地区防犯対策協議会から寄贈された腕章や帽子を着用し、不審者からだけではなく、交通事故や水難事故などあらゆる面で子供の安全に目を光らせる。


 児童たちに自己紹介する隊員(厚陽小で)

学校栄養士が生産農家視察

 宇部市学校栄養職員連絡協議会(会長・大塚忠行市学校給食センター所長)の生産農家視察は四日、万倉伊佐地の農業、前田文樹さん宅の畑であり、学校栄養士十五人が市特産「万倉なす」の栽培の様子を取材したり、試食したりした。
 今回は、産地化され、半世紀の歴史がある万倉なすの畑を訪れた。参加者は前田さんから、万倉なすは皮も中身も軟らかく、食べやすくておいしい大成ナスという品種であることを教わった。「皮が薄いから日持ちが悪いのが唯一の難点。味は抜群で、東京では高級ナスとして一本千円で売られることもある」と聞き、驚いていた。


 万倉なすの畑を視察する学校栄養士(万倉伊佐地の前田さん宅で)

宇部市内初、西岐波中が安全功労者総理大臣表彰

 学校、家庭、地域が連携し、生徒の安全意識向上と地域の安全に貢献したとして、西岐波中(石田博和校長、五百八十五人)が、二〇〇六年度安全功労者内閣総理大臣表彰を受けた。県内校の受賞は〇〇年の須恵小以来、六校目で、宇部市内では初めて。三日に首相官邸で行われた表彰式で小泉純一郎首相から表彰状を受け取った石田校長は「大変名誉なことで、地域の皆さんの大きな支援があってこそ。これを機に、より一層、地域との協力関係を深め、安全と防犯への取り組みを活発化させていきたい」と喜びを語った。
 同校は〇四年度に、文部科学省から「地域ぐるみの学校安全推進モデル事業」の指定を受け、学校と地域住民が一体となって西岐波地域学校等安全推進委員会(杉山隆典代表)を設立。以来、二十四団体が情報を共有する不審者緊急対応ネットワークの構築や不審者侵入を想定した避難訓練、危険マップ作り、講師を招いての講演会、危険場所のパトロールなどの活動を通じて、生徒の安全確保、地域の防犯意識の高揚に努めてきたことが認められた。今年度、学校安全分野では全国で六校が表彰され、中学校は同校が唯一の受賞となった。


 表彰状を手にする石田校長(右)と盾を持つ植田先生(西岐波中で)

宇部など県西部5市が「環境行政広域連携協定」

 下関、宇部、山陽小野田、長門、美祢の県西部五市が四日、「環境行政広域連携協定」を結んだ。環境保全分野の情報を共有し、台風や地震による大規模災害発生時に、廃棄物処理を相互支援する。協定市の総人口は五十九万四千七百八十九人(昨年の国勢調査)で県全体の約四割、面積は約三割を占める。
 昨年九月の台風14号は、岩国市など県東部に大きな被害をもたらし、応援要請を受けた多くの自治体が協力。下関市や山陽小野田市も、ごみ収集車や職員を派遣した。これを背景に、平時から処理施設や道路状況などを把握しておく必要性を感じた下関市が、昨年末、関係市に広域連携を呼び掛けて、実現した。
 下関グランドホテルで行われた調印式で、江島潔下関市長は「平時からの連携やマニュアルの整備が、一日も早い復旧につながる。これを機に、五自治体で環境行政を広域的に考える体制を構築したい」と語った。続いて、用務のため欠席した藤田忠夫宇部市長を除く四市長が協定書に署名し、立会人の岡伸爾宇部健康福祉センター所長と共に、五人で握手をした。


 調印式で握手する白井山陽小野田市長(右端)ら(下関グランドホテルで)

母校の奈良・天川小児童と文通交流の丸山さん

 宇部市則貞の丸山政男さん(86)の元に、奈良県天川村の天川小(赤井智代子校長)から、今年も子供たちの手紙や学校通信が届いた。天川小は丸山さんが三年生まで通った母校。趣味で集めてきた貝殻のコレクションを贈ったのが縁で、三年半前から文通を続けている。
「貝殻おじさん」が、子供たちの付けたあだ名。三年生と六年生十一人が、貝殻の絵が描かれた便せんで近況を報告した。新校舎を背景に、全校児童四十六人が笑顔で写っている四つ切り大の写真が添えてあった。「子供の表情がかわいくて、何とも言えず涙が出てうれしい」と丸山さん。
「新校舎を見に来て」という児童の便りもあり「何とか一度、訪問したい」という夢はあるが、体が思うように動かなくなってきており、すぐにはかなえられそうもない。その代わりとして、大型の貝殻を中心に段ボール一箱分を準備。かすかな磯の香りと一緒に、夏休み前に贈ろうと準備している。


 天川小から贈られた子供たちの写真を手にする丸山さん(則貞の自宅で)

福祉施設利用者と職員が「有帆音頭」製作

 村重医院デイサービス有帆の利用者、松岡繁美さん(74)=宇部市船木=と、介護主任の山口辰也さん(30)が、有帆の魅力をたっぷりと詰め込んだ「おいでませ有帆音頭」を合同製作した。施設のイベントに利用していくのはもちろん、地域交流の懸け橋にしたいと、希望があれば地域の人たちに焼き増ししたCDをプレゼントする予定だ。
 四番まであり、すべて「有帆の良いとこ教えよか」で始まり、「有帆良いとこおいでませ」で終わる。一番は菩提寺山や有帆川など昔からある自然の素晴らしさを、二番は施設への送迎の車窓から見た岩崎寺そばの有帆川で泳ぐコイの様子を書いた。三番は湯泉台にある同施設の温泉の良さ、最後は有帆音頭の楽しさを表現した。問い合わせは、同施設(電話84-3838 )へ。


 「おいでませ有帆音頭」を作った松岡さん(左)と山口さん(デイサービス有帆で)

2006年7月 4日

「西岐波ふれあいロード」が花壇整備

 西岐波校区の幹線道路を美化しているボランティア団体「西岐波ふれあいロード」は四日、国道190号沿線で花壇を整備した。地域住民約八十人が参加。雑草などを抜き、市から配布を受けたマリーゴールドとサルビアの苗計一万一千三百本を植えた。
 同団体は、周辺国道の歩道のバリアフリー化が進んだことなどから、校区コミュニティー推進協議会と同環境部の呼び掛けによって昨年九月に誕生した。宇部興産中央病院前から床波への分岐点に至る国道約五百㍍区間と、県道西岐波吉見線のバイパスで、花壇作りを手掛けている。


 雑草などを取り除く参加者(4日午前9時半ごろ、西岐波柳ケ瀬の国道190号沿いで)

サイクル・アンド・ライド促進事業、利用拡大へ新規駐輪場開拓

 マイカーからの排出ガス抑制と省エネのため、宇部市が取り組んでいる「サイクル・アンド・ライド促進事業」が、開始から一年を過ぎた。自転車からバスに乗り換えて通勤・通学してもらうもので、昨年十一月から今年三月までの一日平均駐輪台数は、一カ所当たり五・二台。市の推計によると、この期間だけで、二酸化炭素の排出量を約三十五トン削減できた。市では利用拡大に向けて、啓発活動と新規駐輪場の開拓に努める。
 同事業は昨年六月十五日にスタート。国道190号の岐波-則貞間、国道490号の参宮通り、県道宇部船木線、市道西宇部妻崎線の四路線の空き地や店舗、市民センターなど計十七カ所に駐輪場を確保し、無料で開放した。通学の高校生、通勤の公務員や銀行員、買い物の主婦らが利用している。


 バス停のすぐそばに設置されて利用者に喜ばれている駐輪場(4日午前8時、宇部興産中央病院前で)

真締川ダムの堤体工事大詰め

 真締川ダムの堤体工事が大詰めを迎え、十日までに本川側の盛り立てが終わる見込みとなった。支川の戸石川側と同じように、貯水池側は堤体の表面に石材(コンクリートブロック)を張るリップラップ工法を採用しているが、下流側は石材の使用を堤頂に近い一部分にとどめた。緑の芝が張られた起伏のある斜面が、美しいコントラストを描いている。
 県宇部土木建築事務所によると、本体工事の進ちょく率は約90%。堤体工事の完了後は、貯水池の整備に入り、最終関門である試験たん水(最高水位まで水をためる試験)に向かう。
 集水面積は二・四一平方キロメートル、総貯水容量八十四万二千立方メートル。洪水調節は人為的な操作を行わずに、放流口から自然に流出させる自然調節方式。総事業費は約百二十億円。


 盛り立て工事が完成に近づいた本川側(ダム工事現場で)

山口宇部空港、早急にダイヤ改正を

 山口宇部空港の離発着時刻が、三月に開港した新北九州空港の影響で、昨年の三倍の遅れが出ていることから、県は三日の県議会総務企画委員会(竹本貞夫委員長、八人)で、発着調整会議にダイヤ改正を要求していることを明らかにした。
 山口宇部は東京線八往復、新北九州は東京線十六往復が運航。交通運輸対策室は、両空港は三十キロと近く、管制空域が混雑しているのが遅れの原因と指摘した。
 発着調整会議は宇部、新北九州に就航している全日空、日航と、新北九州に乗り入れているスターフライヤーの三社で構成。七、八月のダイヤは組んであるため、対策室では「できるだけ早急の改正を要求している」という。

宇部市が国のIT特区に、山口情報ビジネス専門学校と提携

 宇部市は三日、内閣府から「ICT(情報コミュニケーション技術)技術者育成特区」に認定された。指定のコンピューター専門学校で一定のカリキュラムを履修すると、システムアドミニストレーター初級と基本情報技術者試験の一部を免除される特典がある。市は「地域産業の浮揚や、若者の定住促進にもつながる」と期待を寄せる。
 特区は、特定の地域にだけ全国一律の規制とは違う制度を認める仕組みで、その成功事例を全国的な規制改革に波及させ、国全体の経済活性化を図るのが狙い。二〇〇三年度からスタートし、年三回実施。今回の三十二件と合わせて、これまでに八百七十八件が認定されている。
 宇部市が申請していたのは、山口情報ビジネス専門学校(河村義人校長、上町一丁目)と提携したIT資格取得の優遇措置。同校でIT技術に関する一定のカリキュラムを受けた学生は、シスアド初級と基本情報技術者の試験で、全般的な語句の基礎知識を問う一部の試験が免除される。

山陽小野田市病院局長に河合伸也さん

 山陽小野田市は一日付の人事異動で、空席だった病院局長に、前山口大副学長で元同医学部付属病院長の河合伸也さん(66)=宇部市=を任命した。市民病院に地方公営企業法を全部適用する準備を進めており、議会の了承が得られれば、最高責任者の病院事業管理者にも選任する考え。
 河合局長は一九四〇年生まれ。小野田高、県立医科大(現山口大医学部)卒。米イリノイ州立大整形外科にも留学。八三年から山口大医学部教授(整形外科)に就き、九三年から九七年まで同部付属病院長を務めた。二〇〇四年から今年五月まで同大理事兼副学長。山口大名誉教授、県体育協会理事、県地域リハビリテーション推進協議会長、日本脊椎(せきつい)脊髄(せきずい)病学会理事長。


 就任会見で抱負を語る河合局長(市役所で)

2006年7月 3日

カブトムシ育て、命の大切さ学ぶ

 東岐波小のPTA(岸田年弘会長)が主催する第二回家庭教育学級「未来の『ムシキング』を発掘しよう!」は一日、同小体育館で開かれた。父親二十四人を含む親子連れ九十八人が参加して、一年後の成虫を夢見てカブトムシの幼虫と卵を産卵木から掘り出した。
 昆虫ブームの中で、カブトムシが姿を変えて成長していく過程を親子で一緒に観察しながら、命の大切さを学んでもらおうと開催。
 会場には世界の珍しいカブトムシも瓶に入れて陳列してあり、子供たちは大喜びだった。


 産卵木をつつきながら卵と幼虫を探し出す親子(東岐波小の体育館で)

天然ガス転換PRで宇部市がラッピングバス運行

 天然ガスへの切り替え作業が三十一日から始まるのをPRするため、宇部市は三日から、ラッピングバスの運行を始めた。作業が終わる十二月二十二日まで約五カ月半、都市ガスの供給エリアを中心に走らせ、市民への周知を図る。
 長さ十メートルの大型の市営バス一台を使い、両側面に広告を印刷した特殊フィルムを張り付けた。デザインは青空が基調で「宇部市は天然ガスへ」「7月31日より転換作業が始まります」などの言葉と、天然ガスをPRする市独自のマスコットキャラクターや、地球を描いている。
 天然ガスへの転換作業は、百八十人態勢で地域ごとに実施。利用者の費用負担はない。また、熱量が二・四四倍にアップするのに伴い、ガス料金の単価を上げるが、使用量が少なくて済むため、実際の負担額は従来と変わらない。問い合わせは転換本部(電話31-5500)まで。


 天然ガスへの転換をPRするラッピングバス(3日午前8時45分、JR宇部新川駅前で)

夏季食品の監視指導、一斉にスタート

 夏場に多発する食中毒の予防など食品衛生の向上を図ろうと、県は三日からホテル、弁当店、スーパーなどでの食品一斉監視指導を始めた。八月末まで、食品が衛生的に取り扱われているかなどを厳しく点検する。初日は、フジグラン宇部など県内八カ所で立ち入り調査を行った。
 今年は十一月に国民文化祭が開かれることもあり、食中毒発生防止を目指して、特に指導を徹底。▽食品や器具の衛生的取り扱い▽製造基準や施設基準の順守▽適正表示の順守▽違反・不良食品の排除-の四点を重点事項に挙げている。
 昨年、県内では二十二件の食中毒が発生し、患者数は六百五十二人だった。死者はなかった。全国では千五百四十五件で患者二万七千十九人、死者七人。


 魚介類売り場を点検する藤津主査ら(3日午前10時ごろ、フジグラン宇部で)

JA山口宇部が「地域営農塾」初企画、受講生募集

 JA山口宇部(吉本正夫組合長)は、野菜と花卉(かき)作りのプロを養成する初の「地域営農塾」を企画した。初心者を対象にしたビギナーコースと、高度な実践内容を盛り込んだスペシャルコースの二本立て。土作りの基礎から先進地の視察まで、年間を通じたプログラムを用意。三日から受講生の募集を始めた。
 開講式を二十八日午前九時半から宇部本所で開き、今後の具体的な日程を話し合う。申し込みと問い合わせは、十八日までにJA山口宇部営農生活部(電話31-7168)へ。

2日、山陽小野田市民プール開き

 山陽小野田市民プールが二日、プール開きした。天気予報は大きくはずれ、午前中から青空。午前九時にはプールサイドは早くも三一度を記録。水の感触を楽しむ子供たちの歓声に沸いた。 未明までぐずついていた天気は急速に回復。午前九時のオープンには待ちきれない子供たちの行列ができた。
 市民プールは八月末まで営業。開場時間は午前九時から午後七時までで、毎週水曜日が休み。入場料は中学生以下五十円(三歳未満は無料)、高校生以上は百円。水深の浅い幼児用と一般用など三つのプールがある。低料金で気軽に楽しめるため、毎年、多くの市民が利用している。


 夏空の下、元気いっぱいに泳ぐ子供たち(市民プールで)

2006年7月 1日

山口宇部空港、開港40周年で盛大に記念イベント

 県の空の玄関口として利用されている山口宇部空港が一日、開港四十周年を迎えた。午前八時四十五分から同空港旅客ターミナルビル二階で、記念イベントが開かれた。
 記念イベントでは、東京に向かう全日空694便と日本航空1642便の乗客代表二人に、二井知事と島田明県議会議長から県産米「晴るる」が贈られた。乗客全員に「月待ちがにせんべい」もプレゼントされた。
 誕生日ケーキのろうそく消しも行われ、萩市の洋菓子店が作った空港をかたどった巨大ケーキ(縦七十センチ、横百四十センチ、高さ十三センチ)に、四十本のろうそくが立てられ、岬小の児童ら四十人が「ハッピーバースデートゥーユー」を合唱して、火を吹き消した。続いて、二井知事や藤田忠夫市長らがくす玉を割り、四十周年を祝福した。


 空港をかたどった巨大ケーキを前に誕生日の歌を歌う児童(1日午前9時、山口宇部空港で)

宇部大空襲から61年 焼夷弾の傷跡、今も

 六十一年前の宇部大空襲で市街地の大部分が焼失した。一日深夜から二日未明にかけてだった。島の高良宗昭さん(71)方には、その時に投下された焼夷(しょうい)弾の傷跡が、今も残っている。焦げた廊下は、家族が長年にわたって踏んで歩き、光沢を放っている。高良さんは「これも戦災の傷跡。平和を願い、子や孫に記録として伝えたい」と話す。


 焼夷弾で焦げた廊下を前にする高良静子さん(右)と、和子さん

焼夷弾が貫通した天井

2日の昼まで激しい雨も

 梅雨前線の影響で、宇部市内では断続的に雨が降っている。三十日からの総雨量(一日午前九時現在)は市内各地で四〇ミリを超え、小野ふれあいセンターでは六六・五ミリを観測。一日夜中から二日の昼前にかけては、再び激しく降る恐れがある。これまでの雨で地盤が緩んでいる所もあり、土砂災害などに十分な注意が必要。
 市防災課によると、市内数カ所で小規模な崩土の発生はあるが、人的被害や家屋への被害は出ていない。大雨・洪水警報は一日午前九時二十五分に解除された。今晩から二日の昼前にかけては、梅雨前線が九州北岸付近までゆっくり南下し、雷を伴って非常に激しく降る所もありそうだ。

中津瀬神社で夏越大祓神事

 水神様として市民に親しまれている中津瀬神社(宇部市新天町二丁目)で三十日、カヤで作った茅(ち)の輪をくぐって、無病息災や家内安全を祈願する夏越大祓(なごしのおおはらえ)神事が行われた。梅雨空の下、約八十人の市民が参拝。今年の前半を振り返り、後半に向けて気持ちを新たにしていた。
 同神社では毎年、一年を半分に区切った前半の最終日に当たる六月三十日に夏越大祓を実施。半年間の罪やけがれを清め、後半をスタートするための行事となっている。茅の輪は七月十五日まで置かれ、誰でもくぐることができる。


 茅の輪をくぐる参拝者(中津瀬神社で)

高千帆見守り隊、220人態勢で発足

 高千帆校区子供安全対策協議会(高松秀樹会長)の見守り隊の発足式は三十日、高千帆小で行われた。保護者組織の育友会を中心に、校区の各団体から二百二十人が登録し、児童・生徒の登下校、放課後の安全確保に取り組んでいく。
 同校区でも不審者情報が数多く寄せられ、学校は児童に集団下校、防犯ブザーの取り扱いを指導。人通りの少ない通学路は、教職員が交代で巡回して一年間を乗り切ったが、親世代が危機意識を強め、学校、地域との連携を深めながら、見守りを強化していくことにした。
 体育館で行われた発足式では、全校児童が見守る中、高松会長が隊員代表に腕章、ステッカーを手渡した。児童代表の吉田有希さん(六年)は「見守り隊ができてとても心強い。自分たちも気をつけるけど、下校時に一人になってしまうこともあるので 、見守ってほしい」とメッセージを寄せた。


 高松会長から腕章を受け取る隊員代表(高千帆小で)

見守り隊の腕章とステッカー