2006年6月30日

浄名寺の紅蓮、鮮やかに開花

 梅雨の蒸し暑さが続く宇部地方。盛夏の花として知られるハスが咲き始めた。宇部市厚東棚井上の浄名寺(赤川信恒住職)のハス池では、紅蓮(こうれん)が例年より一カ月も早く開花。“浄土の花”として知られる青蓮や白蓮のつぼみも大きく膨らみ始めた。
 同寺に植えられたハスは四種類。中でも青蓮は、天然記念物に指定されている長門市の西円寺のハスを移植した貴重なもの。二十年前、裏庭から本堂前のハス田に移され、紅蓮や白蓮と共に毎年、大きな花を付けるようになった。赤川住職は「例年なら最も早く花を付ける孫文蓮に花芽がなく、心配している。青蓮は、例年以上につぼみも多く、盆前まで楽しめそう」と話した。


 蒸し暑さの中、咲き誇る紅蓮(厚東の浄名寺で)

7月22日 宇部市花火大会開催

 宇部市の夏の風物詩、第五十二回花火大会は、七月二十二日午後八時から宇部港で開かれる。昨年に続き、音楽に合わせてリズミカルに打ち上げる音楽花火に力を入れ、通常の打ち上げ花火も含め、昨年より二千発多い七千発が夜空を彩る。同実行委員会(会長・藤田忠夫市長)主催。
 また、臨時バスの時間など、花火大会に関する情報を手軽に入手できるよう、携帯電話で利用できるホームページを初めて開設。既に見ることができるが、七月上旬までは情報を追加していく。アドレスは、http://ubeshi-hanabi.jp
 雨天や強風の場合は二十三日に延期。臨時便を含め、大会への問い合わせは、実行委員会事務局の宇部商工会議所(電話31-0251)、市商業観光課(同34-8353)、宇部観光コンベンション協会(同34-2050)へ。


 花火大会のポスター

小串区画整理事業見直し、桃山地区は中止へ

 宇部市は、都市計画決定から約半世紀がたつのに未着手のエリアがあるなど、整備が長期化している小串地区土地区画整理事業を見直す。地元の要望を受けて、特に環境整備が遅れている桃山地区(四十九・四㌶)の区画整理を中止し、替わりに道路や下水道整備の早期実施を目指す。七月十五、二十日に、文化会館で説明会を開催。素案の縦覧などを経て、来年度から同地区の環境整備に着手する予定。
 説明会は両日とも午後七時から。縦覧は七月十八日から八月二日までで、小串土地区画整理事業については市区画整理課(小串土地区画整理事務所)と県都市計画課、宇部土木建築事務所で、都市計画公園と道路については市区画整理課で確認できる。最終日までに公述の申し出があった場合は、八月九日午後二時から文化会館で公聴会を開く。問い合わせは市区画整理課(電話35-5039)へ。


 

市職員にボーナス、一般職平均80万3669円

 宇部市は三十日、職員にボーナスを支給した。一般職への支給総額は十二億五千三百七十二万四千百二十六円。人事院勧告によって支給率が昨年度の二・一カ月分から二・一二五カ月分に増えたため、平均支給額は2・98%、二万三千二百二十五円アップの八十万三千六百六十九円(平均年齢四十二歳一カ月)となった。市長は二百五十二万四千五百円。特別職と議員、公営企業を含めた総支給額は十四億八千九百五十万九千五百円だった。
 県は一般職二万一千二百四十三人に対し、平均八十九万一千二百四十二円(平均年齢四十三歳九カ月)を支給した。期末手当一・四カ月、勤勉手当〇・七二五カ月分で、支給総額は百八十九億三千三百万円となった。前年と比べ、〇・〇二五カ月、1・19%増。一人平均七千七百九十四円、0・88%アップした。支給総額は職員数減に伴い五千九百万円減っている。

消防車両に音声合成マイク搭載

 山陽小野田市消防本部(中里裕典消防長)は、火災現場での広報活動を充実させるため、携帯式の音声合成マイクを小野田と山陽両消防署の消防車両に搭載した。火災の発生を周知するだけでなく、延焼拡大への備えや火の元の確認など、注意も喚起する。
 消防力の確保と市民への情報提供という課題を一挙にクリアする火災広報の“新アイテム”は、トランシーバータイプ。消防車両のサイレン用のアンプにつないで現場到着時に火災の発生、火の元への注意、延焼拡大した場合の避難準備などを周辺にアナウンスする。一回の広報は三十二秒で、三分間流せば、五、六回程度、周辺に告知できる。鎮火時には、鎮火の報告、周辺の安全確保、協力へのお礼を盛り込んだメニューに切り替える。
 装置は最も先行するメーンのタンク車に積むが、大型車が入れない場合、取り外して、最前線の車両に積み替える。広報の必要性については、現場の隊長が判断する。試験運用の段階だが、同課では「効果が検証できれば救急車両にも導入したい」と話している。


 消防車両に搭載し、現場での広報活動に使う音声合成マイク

2006年6月29日

絵本で親子が触れ合い、阿知須でブックスタート

 絵本を通して親子が触れ合い、心健やかな成長を応援しよう、とブックスタートが二十八日、山口市阿知須の健康福祉センターで開かれた。三-五カ月の乳幼児親子十四組に、絵本とお薦めの絵本リストなどが入ったバッグが手渡された。阿知須図書館の司書やボランティアら七人が、親子を前に読み聞かせのポイントを説明し、実演も行った。保健師からは、子育て支援事業などの説明があった。
 ブックスタート運動は、一九九二年に英国で始まり、日本には二〇〇〇年に紹介された。翌年から運動が推進され、現在はNPO法人ブックスタートが中心となり、五月末現在、全国五百六十二自治体で行われている。


 司書から説明を聞く親子(阿知須の健康福祉センターで)

宇部中央高生が宇部市内10カ所で清掃ボランティア

 宇部中央高(橋田章校長、五百九十五人)の一年生二百人は二十八日、同校周辺やJR東新川駅、通学路など計十カ所で、清掃ボランティアに取り組み、汗を流した。学校周辺の清掃活動を通して地域に貢献し、奉仕の精神を養うことが狙い。
 この日は、クラスごとに分かれて各所で作業。登下校で同校の生徒が多数利用するJR東新川駅では、生徒二十人と教員三人が、ごみ拾いや雑草の除去を行った。


 ごみを拾い集める生徒(JR東新川駅で)

地域コミュニティーの充実に向け7月から地域別検討会

 宇部市は新市建設計画の重点戦略に掲げた「地域コミュニティーの充実」に向けて、七月から各校区のコミュニティーリーダーの発掘を踏まえた地域別検討会を開く。市コミュニティー推進地区連絡協議会(藤田昭一会長)の総会が二十八日、市男女共同参画センターであり、今後の取り組みとして、各校区のコミュニティー推進協の代表者に説明した。市地域づくりアドバイザーの米城治さんの講話もあった。リーダーは各校区で、できる限り男女一人ずつを探す方針。
 講話で米城さんは、コミュニティーの意味や歴史に触れ「協働型社会の構築が求められており、コミュニティーの位置付けを今一度見直してもらえたら」と課題を投げ掛けた。具体的な手法として「最初に、校区の住民の考え方を把握することが大切」と述べた。


 地域コミュニティーの意味について話す米城さん(男女共同参画センターで)

郵便局再編で床波、東岐波、厚東、船木が9月から無集配局に

 日本郵政公社は二十八日、郵便の集配業務を行っている全国四千六百九十六集配局の再編計画を発表した。宇部市内では床波、東岐波、厚東、船木の四局、山口市の阿知須局がそれぞれ九月から無集配局になる。無集配局は郵便物の引き受けや郵便貯金、簡易保険の取り扱いは従来通り行うが、時間外窓口サービスは廃止される。
 県内では百十七局ある郵便局のうち、宇部、小野田、厚狭など十八局を統括センターに、宇部市内の小野、東吉部など五十六局を配達センターに、床波など宇部市内四局をはじめとする四十三局を無集配局に再編する。
 無集配になる床波など四局の配達局は宇部統括センターへ、阿知須局は小郡統括センターが担当する。実施時期は無集配局が九月、配達センターが来年三月。

医学部に彫刻「風の予感Ⅲ」設置、

 宇部市は二十八日、宇部ロータリークラブ(大谷将治会長)からの寄付金で購入した、第二十一回現代日本彫刻展の市野外彫刻美術館賞受賞作品「Cycle-90°『風の予感』Ⅲ」を山口大医学部の構内に設置した。同展入賞作品を同学部に設置するのは初めて。
 作品は、同クラブが創立五十周年を記念し、彫刻購入費として百万円を寄付したことから購入。市が医学部に貸し出す形で、真締川側の総合研究棟前に設置された。作者は兵庫県夢前町の松本薫さん。


 彫刻の除幕をする大谷会長(中央)ら(山口大医学部で)

石井手保育園でツバメが巣作り

 石井手保育園(柳井厚園長)で、今年もツバメが子育てに奮闘中だ。保育室や玄関など園舎内に巣を作って六年目。園児に警戒心を抱くこともなく、連日せっせと餌を運んでいる。園児たちもすべてを「ピーちゃん」と呼び、温かい目で見守っている。巣作り、産卵、子育てと一連の様子を間近に見ることで、自然と生命の大切さを身に付けているようだ。
 来年度から新しい園舎での保育がスタートし、現園舎の取り壊しは、ちょうどツバメが戻ってくる来年三月。柳井園長は「園舎がなくなり、びっくりするかも。園内の新たな場所に巣を作って、また私たちを楽しませてほしい」と語った。


 

年中児の保育室にあるエアコンの上で子育て(石井手保育園で)

2006年6月28日

27日、宇部港でテロ対応訓練

 テロ行為を想定した対応訓練が二十七日、宇部港芝中西岸壁で行われた。テロや国際犯罪の水際阻止に力を注ぐ宇部港危機管理コアメンバー九機関と、民間業者五社から約百五十人が参加。同港でのテロ対応総合訓練は、昨年に続いて二回目。
 着岸中の貨物船に見立てた巡視船に、テロリスト役二人が人質一人を取って潜伏。初動訓練では、コアメンバーの代表者を新町の国合同庁舎に緊急招集し、状況把握の後、対処方針を検討した。


 船から下りてきたテロリスト役を取り押さえる機動隊員(宇部港芝中西岸壁で)

吉部小などで複式学級の初心者研修会

 県教育委員会主催の「へき地・複式教育初心者研修会」は二十七日、吉部小と吉部ふれあいセンターで開かれた。県西部地区の山間部や複式教育を導入している学校に赴任して間もない先生ら五十三人が参加し、授業参観や研究発表を通じて、二学年の児童で編成する複式学級の授業形態などを学んだ。
 授業参観では、同小の一・二年生の音楽、三・四年生の国語、五年生の理科、六年生の国語を見学し、複式学級と少人数指導の授業の進め方を学習。この後、研究発表や学年別の分科会が行われ、子供一人ひとりに力が付く指導方法などを研究した。


 授業を見学する先生たち(吉部小で)

宇部管内の有効求人倍率が低調、2カ月連続で割り込む

 宇部公共職業安定所管内(旧楠町を除く宇部市、美東町、秋芳町)の有効求人倍率が、今年一月から下がり始め、四月は〇・九六倍と一年半ぶりに一・〇倍を、五月は〇・八六倍と約二年ぶりに〇・九倍を割り込んだ。求人減少と求職増加によるものだが、景気拡大が続く中で全国と県内は上昇傾向を保っており、同安定所では「正直、理由が分からない。状況を見守りながら原因を見極めたい」と話している。
 有効求人倍率は、求人件数を求職件数で割ったもの。「一・〇倍」は求人と求職とのバランスが取れた状態を意味する。管内では二〇〇二年四月に〇・五四倍で底を打った後、景気回復に合わせて上昇を続け、〇四年十一月に一・〇倍を六年七カ月ぶりに超えた。
 これに対して全国と県内の四月の有効求人倍率は、それぞれ一・〇四倍と一・一一倍(五月はいずれも集計中)。一年間の推移を見ると、全国が上昇、県内が横ばいで、宇部地区の特異な状況が目立つ。


 

2年めの「行政経営協働研究会」、各部が新テーマ発表

 宇部市が、早稲田大大学院公共経営研究科と連携して進めている「行政経営協働研究会」が二年目に入り、二十七日に開かれた研究会で、各部が新しいテーマを掲げた。民間の経営感覚を導入して、行政のスリム化やサービスの高質化など、今後の行政経営を検討するため、昨年四月に設置。初年度は「問題解決型QCストーリー」という手法で、現状の悪い部分とその要因をデータにより突き止めることに主眼を置いた。その結果、有効な対策にたどり着き、成果を上げた部署もあった。今年度は、方針の達成に向けた対応策を展開していく「課題達成型QCストーリー」も取り入れ、マニフェストの実行に生かせるような研究を進める。
 同大学院の教授陣と、市長、助役、公営企業管理者、各部の部長、次長で構成する研究会は、昨年四月から今年四月にかけて七回実施。課長、課長補佐職に対する研修は二回、特定部署の全管理職と研究テーマについて意見交換する職場訪問型研究会も六回開催した。

高千帆バレーボールクラブが全国大会へ

 高千帆バレーボールクラブが、八月十五日に東京で開かれるサントリーカップ第二十六回全日本バレーボール小学生大会に出場する。二十五日に山口市であった県大会をノーシードから勝ち上がって優勝し、三年ぶり二回目の切符を手にした。
 準々決勝で第二シードの防府を2-0で倒すなど、準決勝までの三試合をすべてストレート勝ち。決勝では、同じくノーシードの西宇部との接戦を2-1で制した。山田将太主将は「優勝できて、とてもうれしい。みんなの心を一つにして、全国制覇を目指したい」、藤本信哉監督は「県大会はどのチームも力が均衡し、苦しい試合もあったが選手がよく頑張ってくれた。全国大会でも、楽しんでプレーしてほしい」と話した。


 県大会を制し、全国大会の切符を手にした高千帆バレーボールクラブ

2006年6月27日

マッキンリー登頂、帰山報告

 米国アラスカ州にあるマッキンリー山(六、一九四メートル)に挑戦し、登頂を果たした県山岳連盟登山隊のメンバーが二十六日、同連盟事務局でもある宇部市中央町の喫茶店「凡」に集まり、帰山報告を行った。隊長を務めた村上知之さん(50)=下関市=は「登頂できた喜びだけでなく、県山岳連盟の目標を達成できた喜びも大きい。若いメンバーも登頂できたことで、今後につながる。次の目標は決まっていないが、マッキンリー周辺のさらなる難所や未登峰のヒマラヤに挑戦したい思いがある」と話した。
 二十五日夜に帰国したばかりの一行にお祝いの言葉を伝えようと、報告会には小笠原会長をはじめ、県山岳連盟のメンバー十人が駆け付けた。参加者は、写真を広げてマッキンリー登頂までの話に花を咲かせた。小笠原会長は「おめでとう。そしてお疲れさまでした」と登山隊の労をねぎらった。


 マッキンリー山での写真を見ながら談笑する三浦隊員、村上隊長、大岡隊員、村岡隊員(左から、中央町1丁目で)

中元商戦スタート、特設コーナー続々

 本格的な夏の訪れを前に、宇部市内のデパートや大型ショッピングセンターには、日ごろの感謝の気持ちを届けるお中元の特設コーナーが設けられている。徐々に景気が上向く中、どの店も売り上げを伸ばそうと、熱い“中元商戦”を繰り広げている。
 宇部井筒屋は、二十一日から四階にお中元大ギフトセンターを開設。八月八日までの四十九日間、ギフトセンターだけで七千九百万円の売り上げを目標にしている。「設置してから雨が多いので、出足は今一歩だが、これからが本番。今年は暑そうなので、例年以上にビール、飲料水、冷菓などが人気を呼びそう」とギフトセンター副責任者の石原久子さん。ピークは七月第二、三週の週末あたりと予想している。


 お中元を選ぶ市民(宇部井筒屋で)

7月10日から黒石校区がホームページ開設

 黒石校区のホームページ(HP)が、七月十日に開設される。自称パソコンの達人たち、有志六人が準備。サーバー契約を結び、動作環境の最終チェックに入った。イベント情報から悩みの相談窓口まで、カテゴリーが充実したサイトになる。
 宇部市内では、厚南校区の大森自治会が独自のホームページを立ち上げている例もあるが、校区単位としては四月に開設した上宇部に続いて二校区目。
「実生活に直接役立つ情報」が基本的な方針。「校区の史跡」では、地図上からワンクリックで、地名の由来などが分かるように工夫。映画や飲食店などを紹介する「お役立ち情報」も用意。校区の十九団体の活動、センター利用の二十九教室の様子も紹介する。

ケアハウス事業契約、住民監査請求を棄却

 山陽小野田市がPFI方式で建設した新型ケアハウスの契約をめぐって発生した支払い遅延利息など約千二百万円の補てんを白井博文市長に求めた住民監査請求書に対して、市監査委員は二十六日、契約をめぐる不正な支出、市長の裁量権の逸脱は認められないと通知し、請求を棄却した。
 請求書によると、契約を適正に履行していれば、遅延利息や賃借料の一部減免などは必要なかったと、白井市長の責任を追及。賠償額は遅延利息三百十万円と、遅延しなければ市の収入となっていた半年分の家賃約八百四十七万円。事業支援の解除も盛り込んでいる。
 監査結果の報告を受けた白井市長は「これからも、公正、公平、公明正大な政治手法で、市民の利益を守っていきたい」とコメントした。


 監査結果を読む塩原さん(市役所で)

どんぐりの森づくりネット事業で手もみ製茶満喫

 どんぐりの森づくりネットワーク事業の今年度第一回企画「初夏を楽しもう!―小野の自然を見つけた」は二十五日、宇部市の小野ふれあいセンターで行われ、家族連れら十三グループ三十六人が参加。茶畑から摘んできたばかりの茶葉を使い、手もみ製茶に取り組んだ。参加者は鍋で熱を加えては冷まし、もむ作業を繰り返し、茶作りを楽しんだ。


 鍋で熱を加えた後、手もみする子供たち(小野ふれあいセンターで)

障害者の祭典「ハッピー・ツゲザー2006」開催

 障害者の祭典「ハッピー・ツゲザー2006」は二十四日、宇部市記念会館で開かれた。一九八一年に封切られた映画「典子は、今」に主演した白井のり子さん(44)の講演や、障害を持ちながらさまざまな分野に挑戦し続ける人たちのステージ、シンポジウムがあり、感動と交流の輪を広げた。


 会場を盛り上げるバンド演奏、手話ダンス(記念会館で)

講演する白井のり子さん(記念会館で)

楠コミュニティー組織設立に向け研修会

 宇部市主催の楠地域コミュニティー組織設立研修会が二十五日、万倉ふれあいセンターで開かれた。地域団体の代表者ら百三十人が出席。市地域づくりアドバイザーの米城治さんが、コミュニティーが果たす役割や旧市内の現状、設立に向けた課題などについて話した。
 米城さんは、地域社会とは一定の区切られた土地で、日常生活を共に営む人々がいる社会とし、宇部市は小学校区が該当していると解説。地域コミュニティーは、地域をより良くしようと一緒に考え行動し、力を合わせていくものと話した。設立に向けては、公募を含めて幅広く人材を集めることや、団体間のネットワーク化を活動の取っ掛かりとすることなどをアドバイスした。


 地域コミュニティーについて話す米城さん(左、万倉ふれあいセンターで)

茶がゆ同好会第1回発表会、バンド演奏で和やかに交流

 郷土料理の茶がゆを食べながら、障害者と健常者の交流を深めようと、宇部市西岐波に発足した茶がゆ同好会(藤田俊美会長、二十六人)の第一回交流発表会は二十五日、東和町自治会館で開かれた。会員ら五十人が、視覚障害者で構成するアマチュアバンド「ハンダース」のメンバーと懇親を深めた。
 初めての交流会となったこの日、会員たちがカラオケを披露し、ハンダースは「ルイジアナママ」「小野田ラプソディー」などを発表。最後は演奏に合わせて「青い山脈」を全員で歌い、きずなを深めた。
 単発イベントで終わらせず、年四回、交流会を開く予定で、次回は九月二十四日に行う。


 演奏するハンダースのメンバー(東和町自治会館で)

活発な梅雨前線で列車に運休や遅れ

 活発な梅雨前線の影響で宇部市内では二十五日、市役所で八一・五ミリ、小野で九二・〇ミリの総雨量を観測。二十六日も午前十時までに、市役所で七四・〇ミリ、小野で九三・五ミリとなっている。
 市防災課によると、人的被害や家屋への被害はないが、上宇部の時雨川で斜面が一部崩落するなど、小規模ながけ崩れや崩落が数件報告されているという。同課では「今後もしばらくは、ぐずついた天候が続きそう。小野では総雨量が一八〇ミリに達している。市内全域で、土砂災害や河川の増水、低地の浸水などに警戒してもらいたい」と注意を呼び掛けている。

バイパス埴生-下関間、延伸2.7キロが来月29日開通

 国道2号厚狭・埴生バイパスの山陽小野田市埴生-下関市松屋東町間(二・七キロ)が、七月二十九日に開通する。延長十二・六キロにおよぶ同バイパスの西端部に当たり、これによって全線の85・9%、十・八キロがつながり、利便性が大幅に向上する。県道(主要地方道)小野田山陽線以東(杣尻-宇部市逢坂間、一・八キロ)の残区間の整備も進んでおり、国土交通省では二〇〇七年度中の全線開通を目指している。
 同区間の事業費は、約百三十億円。同省では▽盛り土用の土の県や民間からの受け入れ▽トンネルの断面形状の見直し▽橋りょうへの耐候性鋼材の採用-などにより、約四億四千二百万円のコスト縮減効果が出たとしている。また、整備効果は起終点間の所用時間の短縮、一般国道の渋滞緩和のほか、今回の区間を含め十・八キロの整備に伴うCO2排出抑制効果を年間四千三百トンと試算している。


 完成が間近に迫ったバイパス(埴生で)

2006年6月24日

7月15日、「西岐波真空管で名曲を聴く会」開催

 やわらかな音質が魅力の「真空管アンプ」。西岐波校区に住むオーディオ仲間の有志四人が、真空管アンプでジャズやクラシック、懐かしの曲をLPレコードで鑑賞する「西岐波真空管で名曲を聴く会」を立ち上げ、七月十五日午後一時半から西岐波ふれあいセンターで、第一回レコードコンサートを開く。入場は無料。
 聴く会のメンバーで、CDショップ「ラボ」を経営する井原八郎さん(66)=西岐波=は「オーディオ好きはもちろん、音楽好きにはぜひ、集まってもらいたい。やわらかく、ぬくもりのある音を楽しんで」と話す。
 コンサートの問い合わせは、CDショップ「ラボ」(電話51-6188)へ。


 真空管の機材をバックにレコードコンサートをPRする中林さん(左)と井原さん(西岐波の中林さん宅で)

心の壁乗り越え自己表現、自助グループ「ふりーすの会」

 精神、知的、身体などさまざまな障害を持つ人や持たない人、地域の高齢者が毎月集うサークルがある。心の壁を乗り越えて自分を表現し、互いに支え合う自助グループ「ふりーすの会」だ。
 宇部市鵜の島町の市障害者生活支援センター「ぴあ南風」(山田興二センター長)。昼食のテーブルを囲みながら、参加者約三十人が一人ずつ近況や今の気分を話す。
「ふりーすの会」。障害の有無や年齢に関係なく気軽に温かく人を包み込みたい。精神保健福祉士の森藤一哉さん(28)が、カジュアル衣料量販店ユニクロのヒット商品のフリースをもじって名付けた。
 ふりーすの会は毎月第三土曜日の午前十一時半から。途中の入・退場は自由。会で話したり聞いたりしたことは他に漏らさないことが唯一のルール。問い合わせはぴあ南風(電話31-5151)へ。


 原田基弘さんの腹話術を楽しむ参加者(鵜の島町のぴあ南風で)

7月5日、ときわ湖水ホールで「ちびっこの集い3」開催

 うべ育児サークルネットワーク(新村法子代表、十二団体)主催の「ちびっこの集い3」は、七月五日午前十時半から午後二時まで、ときわ湖水ホールで開かれる。零歳から四歳までの未就園児と保護者を対象としたイベントで、参加は無料。
 子育てが楽しくなるヒントを伝えようと、市内の自主サークル活動や子育て、幼稚園情報をパネルで紹介するほか、親子遊びのコーナーや七夕飾りを設置。宇部おもちゃ病院も開院し、壊れたおもちゃを修理する。
 問い合わせは、市こども福祉課(電話34-8329)まで。

社協会費、年500円に統一へ

 山陽小野田市社会福祉協議会(森田純一会長)は、小野田地区と山陽地区で異なる福祉サービスの平準化を進め、年内の早い時期に、一世帯当たりの住民会費も統一する。年額二百円となっている山陽地区を、小野田地区と同じ五百円にする。二十一日から山陽地区の各校区でスタートした住民福祉座談会で、森田会長らが、理解と協力を求めた。
 山陽地区で新たに実施ないし充実させる福祉サービスは、一人暮らしのお年寄りへの給食宅配サービスの月一回から月二回化(十月から移行予定)、介護予防事業の「生きがい対応型デイサービス」の実施(同)など。いずれも、小野田地区では実施している。


 

2006年6月23日

宇部三曲連盟、国民文化祭に向け中国で芸術交流

 十一月に宇部市で開かれる国民文化祭の「邦楽の祭典」に中国から参加する芸術家と交流するため、宇部三曲連盟(菊広吟秋会長、十二団体)のメンバー八人が、このほど訪中。山東省済南市の学校で、若者たちと演奏し合い、懇親を深めた。
 一行は六月十五日から十九日にかけて済南市を訪ね、芸術学院と師範大学の学生と芸術交流。和服姿で、持参した十三弦の琴を使い「六段の調べ」「古都の秋」「星のみずうみ」「月夜の舞」の四曲を奏でた。中国の若者は、二十一弦の琴や古典楽器を演奏し、京劇や声楽、舞踊も発表。楽器や生活について、話も弾ませた。


 伝統芸術で交流を深めた宇部三曲連盟と芸術学院の若者たち(山東省済南市の同学院で)

中央コート整備 今年度スタート、県内最大のテニス施設誕生へ

 二〇一一年の山口国体でソフトテニス会場となる宇部市中央コートの整備が、今年度から始まる。〇九年度までの四年間で、合計二十二面の全天候型砂入り人工芝のコートが完成。センターコートやインドアコートを備え、約三千人の観客を収容できる県内最大のテニス施設が誕生する。
 現在のコートは、一九六三年の山口国体テニス会場として、六一年に十六面を整備。整備するのは中央公園(約五・一ヘクタール)のうち、弓道場やアーチェリー場を除く約四・八ヘクタール。予定では〇六年度に一・一ヘクタール、〇七年度に一・八ヘクタール、〇八年度に〇・六ヘクタール、〇九年度に一・三ヘクタールを整備し、一〇年のリハーサル大会に間に合わせる。総事業費は、土地の取得費用を含めて約二十五億円。
 コートはセンターコート二面、屋外十六面、屋根付き四面の計二十二面で、うち十面は夜間照明を付ける。練習コート(壁打ち)も二面設置する。観客席は、従来からの階段式と芝生スタンドで、約三千人を収容。このうち六十四席は、車いす対応にする予定。このほか管理棟一棟とトイレ一棟も建設する。駐車場は現在のものを含め、約二百十台分を整備。利用者の便宜を図るため、JR東新川駅から直結する通路も検討する。


 

向こう1週間は雨模様、土砂災害など注意を

 晴天続きから一転、梅雨が本格化し、宇部市役所では二十二日の午前の降り始めから二十三日午前十時までの総雨量が一七九ミリ(市防災課調べ)となった。多い所では、二〇〇ミリに達する見込み。市防災課では「地盤が緩んでいるので、土砂災害などに引き続き注意してほしい」と呼び掛けている。
 大雨の影響でJR宇部線とJR小野田線は二十三日、始発から徐行運転。一部で遅れ(最大五十分程度)や運休が生じた。市消防本部によると、冠水や土砂災害などの被害情報は入っていないという。

御撫育用水路を大改修

 宇部市御撫育土地改良区(金澤巌理事長、六百二十六人)は、今年度から二〇一〇年度までの五カ年計画で、御撫育(ごぶいく)用水路の大改修に取り組む。「御撫育水利システム・管理省力化施設整備事業」が、国の新農業水利システム保全対策事業に採択された。改修工事はこれまでも随時行ってきたが、水路全域にわたる大改修は土地改良区が一九五二年七月に設立されて以来、初めてとなる。
 対象事業は、上流から①末信水路の改修②末信ゲートの改修③棚井サイホン(水路の交差部分)への集じん機設置④古川せきの電動化⑤広瀬・沖の旦ゲートの電動化⑥水路の漏水補修(約二百五十メートル区間)⑦厚南排水機場の改修。
 御撫育用水路は幹線約十キロ、支線約百二十キロの計百三十キロ。受益面積は約二百五ヘクタール。中野開作の水利を確保するために一七八八年、厚東川上流の五田ケ瀬にせきを築き、かんがい用水を引いたのが最初で、その後、水路の切り替えや延長が行われた。地域の生命線として受け継がれている。

山陽オート民間委託公募、広報やHPで近く要項発表

 山陽小野田市は、山陽オートレース事業の包括的民間委託に向け、事業者を募集する手続きを進めているが、二十二日に開かれた市議会環境経済常任委員会(岡田事委員長)で、公募要項の一部を明らかにした。売り上げに対する市への配分金の最低保証額は年額一億円、契約期間は五年以上などの条件を盛り込む。
 公募要項は七月一日付の広報、HPで詳細を発表する予定。順調に進めば、八月中には事業者を選定し、九月議会に契約期間中の委託料の債務負担行為、補正予算案などを上程することになる。

2006年6月22日

神原学童保育クラブでスポーツチャンバラ教室

 神原ふれあいセンターの学童保育クラブで二十一日、スポーツチャンバラ教室が開かれた。子供たち二十二人が参加。
 スポーツを通して、礼儀・作法を学ぼうと五年前から年二回開催している。子供たちは、あいさつや正座などの礼儀作法に続いて、小手や胴などの基本動作を学んだ。一対一の対戦もあり、防具を着けた“少年・少女剣士”は、掛け声を挙げながら、手にした小太刀を元気に振るっていた。


 掛け声とともに小太刀を振る子供たち(神原ふれあいセンターで)

7月10日、白土とキワ・ラ・ビーチで海開き

 宇部市西岐波の白土、東岐波のキワ・ラ・ビーチの両海水浴場で、七月十日に海開きがある。白土の神事は、宇部観光コンベンション協会が午前十時半から、同海水浴場で開催。キワ・ラ・ビーチは、岐波観光開発協会が十一時半から古尾八幡宮で行う。

アイカ総会、冊子「宇部の環境技術」の韓国版発行へ

 宇部環境国際協力協会(中西弘理事長、通称アイカ)の総会は二十一日、宇部市の文化会館で五十人が出席して開かれた。日本語版、英語版、中国語版がある冊子「宇部の環境技術」について、新たに韓国語版を発行することを決めた。
 総会では、中西理事長が「会が発足して八年目を迎え、今年度もフィリピンから環境について学ぶ視察団を受け入れる。環境都市として、これまで以上に国際協力に努めよう」とあいさつした。顧問の藤田忠夫市長が「グローバル500賞を受賞したのを契機に発足したが、さまざまな形で環境に関する国際協力が進むことを期待する」とエールを送った。


 環境分野での国際協力を訴える中西理事長(市文化会館で)

埴生幼稚園に「SANSANひろば」開設

 山陽小野田市立埴生幼稚園(冨永恵美子園長)に、母と子の遊びと情報交換の場「SANSANひろば」が開設された。二十一日には初の集いがあり、幼稚園がある埴生地区はもちろん、厚狭川以東の小野田地区からも参加者があり、楽しい時間を過ごした。
 「太陽のように、暖かく、明るく過ごせたら」という願いを込めて名付けた。異年齢交流日の毎月第三水曜日を充て、経験豊富な先生が親子の時間を演出する。この日の参加者は三十三組。親子紹介の後、歌ったり踊ったりして心と体をほぐし、指遊びや絵本の読み聞かせのほか、フリータイムで室内外で遊びの輪を広げた。母親同士も子育てや日々の生活など、さまざまな話題で盛り上がっていた。


 母子が交流するSANSANひろば(埴生幼稚園で)

2006年6月21日

花壇コンクールの苗配布

 山陽小野田市花壇コンクールの参加者への苗の配布が二十日、厚陽公民館で行われた。今年は、六十二の団体・個人が参加。審査は、九、十月に実施される。
 審査対象はサルビアとマリーゴールド。四月に、厚陽地区緑と花の推進協議会(村岡昭一会長)が同公民館の花壇に種をまき、管理してきた。三月に完成したばかりの花壇で苗はすくすくと育ち、出来が良いという。
 厚陽中の一、二年生四十人が、配布作業をお手伝い。同協議会のメンバーと一緒に、苗の本数を数えたり、トロ箱に詰めて運んだりと、てきぱきと動き、参加者に計二万本を引き渡した。


 マリーゴールドとサルビアを決められた数に分ける中学生(厚陽公民館で)

山電タクシーが禁煙車導入

 宇部山電タクシー(河内秀夫社長、厚南西宇部町)は、今月から禁煙タクシーを導入した。市内では、厚東タクシーが全三台を禁煙にしているが、宇部タクシー協会加盟八社の中では初めて。四十台中まだ一台だけだが、苦情などがなければ、今年度中に購入予定の三台も禁煙にするという。
 今まで喫煙ができたタクシーでは、においなどの問題があるため、新しく購入したタクシーを利用する。禁煙タクシーは、屋根にある社標のあんどんの横に“禁煙あんどん”を取り付け、後部座席の窓とドアの内側に禁煙マークを表示。
 主に禁煙タクシーを担当し、自身もたばこを吸わないという運転手の中西良一さん(59)は「トラブルもなく、良い方向に進んでいる。たばこのにおいが一切しないため、特に女性に喜ばれている」と話した。


 宇部山電タクシーが導入した禁煙タクシー(厚南西宇部町の本社で)

ラジオ体操で健康づくり

 夏休み中も見掛けることが少なくなったラジオ体操だが、宇部市の記念会館前の広場では、一年三百六十五日、高齢者たちが体操を続けている。朝のすがすがしいあいさつと森林浴、適度な運動が参加者の健康の源だ。
 世話役は、市老人クラブ連合会・はつらつクローバー21部会の初代部会長を務めていた植木啓史さん(72)=市環境衛生連合会新川支部長=。夏場は午前六時半、冬場は七時から開始。隣接する鵜の島、琴芝校区の人を含め、日ごろは二十人前後が参加。近くのホテルの宿泊客が飛び入りすることもある。夏休み中は子供たちを含めて五十人以上に膨らむ。植木さんは「新緑の時期が一番すがすがしく、街中でありながら空気がおいしい。皆さんの励みになっているので、できるだけ長く続けたい」と話している。

船木旧道を花で飾る運動に楠生活学校が取り組み

 楠生活学校(伊藤和子代表、二十七人)は、宇部市船木の茶屋交差点から岡の坂まで約七百メートルの旧道沿いを、花で飾る運動に取り組む。ベゴニア、インパチェンスなどを植え込んだプランター百五十個を来月上旬に設置し、宇部の“西の玄関口”を彩る。
 生活学校は、女性の生活者の視点から活力ある豊かな地域社会を築くことを目的に、一九七〇年代半ばから全国各地に発足。楠生活学校は、八四年に組織化され、有帆川をきれいに保つ運動に取り組んだり、手作りせっけんの販売、レジ袋を削減するためのマイバッグ運動を繰り広げたりしてきた。梅雨の晴れ間となった二十日、会員の半田孝子さん宅(船木下田町)でプランターに土を入れる作業をした。十人が参加し、一個一個に丁寧に土を入れていった。ベゴニア、インパチェンス、ペチュニア、マリーゴールドの苗が手に入り次第、定植する。会員は「花を植えるのが楽しみ」と口をそろえた。


 プランターの土入れ作業をする会員(船木下田町の半田さん宅で)

定例市議会、9議案を可決、閉会

 六月定例宇部市議会は二十一日、最終本会議を開き、総務財政・文教民生・都市建設の各常任委員会に付託した九議案を原案通り可決して、閉会した。

2006年6月20日

新天町で色鮮やかに七夕飾り

 梅雨の中休みで、連日のように夏日が続いている宇部地域。十九日には今年最高となる二九・四度(下関地方気象台山口宇部空港出張所調べ)を記録した。そんな中、宇部新天町名店街協同組合(埴生桂二理事長)では同日、早くも七夕飾りを設置。天井からつるされた飾りが市民に涼しさを感じさせている。
 鮮やかな紙製の丸飾りに色とりどりの垂れを付けたもので、全長は約三メートル。各班ごとに考えたデザインは、金魚や「ドラえもん」などさまざま。サッカーボールと「サムライブルー」の青いユニホームを作り、ワールドカップに出場している日本代表を応援するものもある。八月下旬まで飾っておくという。


 アーケード内につるされた色とりどりの七夕飾り(新天町で)

8月6日小野湖ボート大会、参加チーム受け付け

 第十一回小野湖交流ボート大会は、八月六日午前十時から小野大橋付近の特設会場で開かれる。十人乗りの手こぎボート(Eボート)を使い、往復三百㍍のコースで、タイムトライアル形式のレースを繰り広げる。六月三十日から参加チーム(先着五十チーム)を受け付ける。
 参加費は一チーム六千円(交流会参加者は別途一人当たり千円が必要)。希望者は、市役所や各ふれあいセンターなどの公共施設に置いてある申込書に必要事項を記入し、郵便かファクス、メールで〒755-8601宇部市常盤町一-七-一、宇部市アクトビレッジおの推進室、小野湖交流ボート大会実行委員会事務局(ファクス22-6008、メールakuto@city.ube.yamauchi.jp)へ。問い合わせも同所(電話34-8148)まで。


 交流ボート大会のポスター

25日、茶がゆ食べ和やか交流

 郷土料理の茶がゆを食べながら、障害者と健常者が交流を深めようと、宇部市西岐波に「茶がゆ同好会」が発足することになり、二十五日に東和町自治会館で初めての交流発表会が開かれる。
 西岐波を中心にさまざまなボランティア活動を繰り広げる東和町の藤田俊美さん(76)が、視覚障害者五人で構成するアマチュアバンド「ハンダース」のリーダーで、近所に住んでいる西村正敏さんから「演奏を聞いてもらえる場がほしい」と頼まれたのがきっかけ。
 ハンダースは正午から「ルイジアナママ」「バラが咲いた」など七曲を演奏する。会員以外の見学者には、午後三時から無料で茶がゆを振る舞う。

糸東流空手世界大会に山陽小野田市から3選手出場

 九月に東京で開かれる第五回糸東流空手道世界選手権大会に、山陽小野田市内の道場から小学生の三選手が出場する。
 市内の出場選手は、高千帆道場の金田高典(小野田四年)、山陽道場の辛山めぐり(出合四年)、松代明治(厚狭三年)の各選手。これまでの成績や技量、空手に取り組む姿勢などの評価で、指導者から推薦された。
 金田選手は「海外選手を倒したい」、辛山選手は「一回戦は突破したい」、松代選手は「一人でも多く勝ち抜きたい」と意気込みを語った。大会は九月十七日に、東京武道館で開かれる。


 世界大会に出場する金田、辛山、松代の各選手(左から)

2006年6月19日

ジャズのリズムに子供も“スイング”

 子供を対象にした音楽教室「寺子屋KIDSミュージック・イン・西光寺」が十八日、宇部市西岐波向坂の同寺本堂で開かれた。ジャズをメーンに音楽の素晴らしさを知ってもらおうと、市民グループ・ゆとろぎMUSIC・LIFE(福島育子代表)が企画。親子五十人が、さまざまな楽器やリズムについて学び、体と心を揺らした。 本堂を舞台にしたジャズコンサート「仏様も一緒にジャズライブ」に先立ち、無料で実施。清水ケンGさんら出演メンバーが演奏を、同寺の佐々木真人住職が講師を買って出た。


 子供たちに楽器の音を披露するメンバー(西光寺で)

「あじさいまつり」にぎわう

 第十回「あじさいまつり」は十八日、山陽小野田市の江汐公園あじさい園と管理棟であり、約七千人が、アジサイの色合いと多彩なイベントを楽しんだ。市施設管理公社主催。 あじさい園では、紫系のガクアジサイ、白色のアナベル、スミダノハナビなどが見ごろを迎えている。土や生育具合で花の色が変わるのも特徴。全体では五、六分咲きで、今月いっぱいは楽しめるという。 夏を思わせる日差しの下、涼しげな青やピンク、白などの花が来場者を歓迎。親子連れやお年寄りらは、アジサイの色や形に見入ったり、記念写真を撮ったりしていた。苗木が当たる抽選会もにぎわった。


 アジサイを観賞する市民でにぎわう園内(あじさい園で)

2006年6月17日

見初小で歯磨きコンクール

 歯を丁寧に磨く習慣を身に付けてもらおうと見初小(金光勤校長、百七十二人)で十六日、「目指せ!歯磨きの達人」コンクールが行われた。
 この日は入学して間もない一年生が対象。給食を食べ終わると早速歯磨き。この後、六年生の保健体育委員九人が歯垢(しこう)染色液を綿棒で塗り、うがいをさせた後、奥歯や歯と歯茎の境目などに磨き残しがないかをチェック。最終審査を西本先生が行い、二十一人が「達人合格」をもらった。


 6年生の保健体育委員に綿棒で染色液を塗ってもらう1年生(見初小で)

マッキンリー登頂に成功、村上隊長ら「感無量」

 宇部山岳会所属の登山愛好家で構成する県山岳連盟海外派遣隊の三人が十四日午後七時ごろ(日本時間十五日午後一時ごろ)、北米大陸最高峰のマッキンリー山(六、一九四メートル、米国アラスカ州)に登頂した。
 一行は村上知之さん(50)を隊長に、三浦章さん(54)、大岡一史さん(45)、村岡浩二さん(53)、池本貴浩さん(34)の五人。十六日午後、宇部山岳会に「村上隊長と大岡、池本両隊員の三人が十四日午前十一時二十分、最終キャンプを出発。約八時間かけて山頂に立った。感無量の思い。無事下山している」と、電話連絡が入った。五人のうち、三浦隊員は凍傷で、村岡隊員は体調不良のため断念した。一行は二十五日に帰国の予定。

宇部高専が7月から新天町で「英会話サロン」

 宇部高専は、七月から毎月第一、三土曜日の午後、新天町二丁目の水神様匠(しょう)学校で、老若男女が自由に集って英語でおしゃべりを楽しむ「英会話サロン」を開く。商店街の活性化に役立てようという狙いもある。
 互いに名前(ファーストネーム)で呼び合い、自己紹介を兼ねて簡単に英語でスピーチしてもらった後は、全体またはグループに分かれて自由に会話。軽食をつまみながらのサロンも検討している。時間は午後三時から一時間半程度。初日は七月一日。参加費は二百円。問い合わせは大野研究室(電話35-7331)へ。

宇部市内の自主防災組織率、取り組みからわずか4ヶ月で50%台

 校区単位の自主防災組織が、七月二日に恩田で、九日には鵜の島で、相次いで発足する。宇部市内では二十四校区中十校区で、大規模な自然災害に備えた地域住民による共助体制が整うことになる。市防災課の試算によると、単位自治会などの自主防災組織を含めた市内の組織率は、これで50・5%に達する。自主防災組織は、阪神・淡路大震災(一九九五年)を教訓として、全国各地で設立の動きが活発化した。
 市防災課は「沿岸部の地域を中心に自主防災組織への関心が高まり、組織率50%の大台を超えられる見込みとなった。年度内に、もう一、二校区で結成されようとしている。以前は、防災訓練と研修会を結び付けていたが、出前講座や研修会だけでも住民の防災意識を高めることは可能。全校区で組織化を目指してもらいたい」と話している。

「旦の登り窯」緊急補修、台風シーズン前に崩壊回避へ

 山陽小野田市の指定文化財「旦の登り窯」が、二〇〇四年の台風16号で被害を受けたまま、修復措置が先送りになっている問題で、白井博文市長は十六日「市の管理下でこれ以上放置できない。台風シーズンまでに何らかの手だてを講じる」との考えを示した。地場産業の花形だった製陶業の面影を残す貴重な史料だが、煙突上部が欠落し、危険な状態が続いているという。
 登り窯は「とんぼり」と呼ばれるれんが造りで、大口から煙突までの全長は二十八・六メートル、煙突の高さは十二・三メートル。一九九四年に文化財に指定され、〇三年には所有者が市に寄託した。保存修復に向けて山口大工学部に調査を依頼していた矢先の台風被害で、煙突の頂上部が欠落。修理には約二千五百万円が見込まれたが、合併準備や新市になっての財政難などから、何も措置されないまま、現在に至っている。その後も風雨で耐火れんがは崩れ落ち、痛々しい状態だ。

「万倉なす」の出荷始まる

 宇部市の特産品「万倉なす」の出荷が始まった。生産農家は日が昇るのに合わせて収穫。一本一本をはさみで摘み取る地道な作業だが、二時間もするとコンテナは色つやの良いナスでいっぱいになる。
 現在、万倉茄子共同出荷組合(前田文樹組合長)の十四農家が、宇部、周南の市場を中心に、県内向けに生産している。栽培している大成ナスは、皮も中身も軟らかく食べやすくて、おいしい品種。収量が多いのも特徴で、万倉なすのブランド名は市場で高い評価を得ている。
 前田組合長は「手間を掛けてやるほど良いナスができる。わせに続き今月下旬には、露地栽培も収穫が始まる。はしりのこの時期が特においしい」と話す。


 1本1本、丁寧に万倉なすを収穫する前田さん(16日午前8時すぎ、万倉伊佐地で)

楠地域のコミュニティー組織づくり始動

 楠地区のコミュニティー組織の立ち上げが始まる。宇部市は、二十五日午前十時から万倉ふれあいセンターで「コミュニティー組織設立研修会」を開催。船木、万倉、吉部の各校区で、年度内の設立を促す方針だ。地区にとっては全く新しい組織となり、校区によっては人口が少ないため、理解の浸透や人材の確保に懸念材料も残っている。
 研修会では、市が今年度から設置した地域づくりアドバイザーの米城治さんが「コミュニティーの充実」について解説。出席者から質問を受ける。市楠総合支所市民生活課は、地区内の六十団体に、代表者二人が出席するよう案内状を送付した。役員が重複している団体もあり、約百人の出席を見込んでいる。研修会後、各校区で具体的な話し合いを進めてもらう。

05年度の市情報公開制度運用状況、前年度30件下回る102件

 宇部市の二〇〇五年度の情報公開制度運用状況は、条例施行日(〇〇年十月一日)以降に作成した文書についての公開請求が七十件、施行前の文書に対する公開申し出が三十二件の合計百二件で、〇四年度を三十件下回った。このうち全部公開されたのは計六十八件、個人情報などのため部分公開となったのが四件、非公開は一件、不存在が二十九件だった。
 公文書は原則公開するが、法令などで公にできない情報や、特定の個人が識別され得る情報、個人や法人などの事業活動に不利益を与える情報などは、公開されないことがある。閲覧は無料で、コピー(一枚十円)や郵送料は自己負担。問い合わせは広報広聴課(電話34-8126)へ。

資源デポ、マナー悪化で規制強化

 山陽小野田市が市民館西側に設けている資源ごみ拠点回収施設(資源デポ)の利用マナーが悪化している。市は目立つ看板を設置したり、監視体制を強めたりしているが、回収資源の持ち去り行為や対象品目以外の不法投棄が後を絶たない。隣接する市民体育館は十一月の国民文化祭で「小倉百人一首かるた全国大会」の会場にもなっており、周辺環境の悪化は、市のマイナスイメージになるのではと危惧(きぐ)する声も出ている。六月定例市議会一般質問三日目の十五日、衛藤弘光議員(清風)が資源デポの実態を示し、市の対応とマナーアップを訴えた。

2006年6月15日

斎藤君(宇部フ大付属1年)が中学生将棋全国大会へ

 宇部フロンティア大付属中一年の斎藤大幹(ひろき)君は、八月三―四日に山形県天童市で開かれる第二十七回全国中学生選抜将棋選手権大会全国大会に県代表として出場する。
 斎藤君は、父親に勧められて五歳で将棋を始めた。小学校六年の時に日本将棋連盟公認アマ五段に昇段した。県内外の一般・学生大会では何度も入賞。全国小学生倉敷王将戦など全国大会でもベスト8に二度、輝いた実績がある。斎藤君は「小学生の時から目標にしていた大会。本番までの約二カ月間みっちり鍛え直し、県代表として全力で戦いたい。まず予選通過が目標」と抱負を語った。


 全国大会を前に対局で腕を磨く斎藤君(市シルバーふれあいセンターで)

ヤングテレホン05年度まとめ メール相談が電話上回る

 宇部市教育委員会が青少年を対象に開設している悩み事電話相談「ヤングテレホン宇部」の二〇〇五年度の受理件数は、これまでで最多だった〇四年度より百十三件増え、初の七百件台となる七百三十八件に達し、過去最多を更新した。〇一年から始めたメール相談が前年度の約二・五倍となり、電話相談の数を初めて上回るなど、メール受け付けが増えたことが、増加の要因とみられる。
 ヤングテレホンは、島一丁目の市青少年育成センターに設置され、月-土曜日に相談員が常駐。悩みを持つ青少年や保護者の話を聞き、問題解決に向けて支援している。
 同テレホンの相談時間は月-土曜日の午前八時半から午後五時(土曜は正午)まで。メールとファクスは二十四時間対応。いじめ、不登校、性、友達、非行などの相談に応じる。同課の西野サツキ課長は「一人で考えずに、悩みがあれば相談してほしい」と話している。電話とファクス番号は33-7830。メールアドレスはkodomo-y@aurora.ocn.ne.jp


 

宇部市の有料広告、順調な滑り出し

 宇部市は今年度から、自主財源を充実させるため、市の資産への有料広告掲載を始めた。これまでに広報紙、市ホームページ(HP)、子育て情報HP、子育て情報ガイドブックの四媒体で導入。試行錯誤しながらも、順調な滑り出しになっている。このほか、公用車への広告も募集中で、七月からは広告を張った公用車が市内を走り出す。
 昨年十月に、ガイドラインとなる市広告掲載要綱を施行。広報紙「広報うべ」(毎号約七万三千五百部発行、二-四枠)と市HP(十枠)は、それぞれ別の代理店が広告枠を一括で買い上げ、すべてに広告が掲載されている。子育て情報HP「U-BABY(うべいび~)」は、五枠の募集に対して三枠掲載中。四月に三千部発行した子育て情報ガイドブック「うべ子育てMAP」は、十枠のうち八枠が埋まった。一方、公用車は九十台の募集に対して、十四日現在の申し込みが二十四台にとどまっている。十五日にいったん締め切るが、その後も随時受け付ける予定。

山陽オート、10月にも民間委託

 山陽小野田市は十四日、山陽オートレース事業の包括的民間委託に向けたスケジュールを明らかにした。これによると、来月早々に企画提案型で事業者を公募し、早ければ十月に公設民営に切り替える。最低保証額や契約期間など、細部は決定後に詰めるが、市は経営リスクを一切負わず、配分金などで赤字脱却を図る考えだ。
  直営では、台風や降雪による開催中止、事故によるレースの不成立など、構造的に経営リスクを背負う。オート界全体の構造改革に伴う収支改善計画により、二〇〇五年度決算は約二千五百万円の黒字が見込まれるが、先行きは不透明。既に十億円を超えるオート会計の累積赤字は市財政を圧迫している。仮に廃止したとしても、累積赤字やリース料、日本小型自動車振興会への交付金、選手会、従事員組合、食堂への補償などは一括して拠出できず、選択肢が狭まっていた。
 市は今年三月、日動振を通じて、受託意思のある三社と接触。事業者を絞り込んだ上で、内部の審査委員会で選定する予定だったが、透明性を確保するため、いったん白紙に戻し、改めて公募手続きを取った。

2006年6月14日

宇部市内の自動車教習所で初、自動二輪の女性指導員

 宇部市内の自動車教習所では初めてとなる女性の自動二輪車指導員が誕生した。宇部中央自動車学校(小林尚文校長)の水田絵里子指導員(26)で、五月末に県公安委員会が実施した自動二輪車(普通)指導員審査に合格した。県内には女性の教習指導員が十九人いるが、自動二輪指導員の資格を持つのは水田さんを含めて六人。
 水田さんは「自動二輪は男性の乗り物というイメージが強いが、女性ライダーも増えている。教習では安全面を重視した指導に努め、きめ細かで高度な技術の習得をしっかりと伝えていきたい。次は検定員の資格を目指したい」と抱負。


 市内の教習所では唯一、女性で自動二輪車指導員の資格を持つ水田さん(宇部中央自動車学校で)

魅力あるコミュニティー実現へ 市検討委が意見集約

 宇部市が目指す地域コミュニティー充実の方向性がまとまった。市地域コミュニティー検討委員会(石田路子委員長、十三人)の意見を集約。これからのコミュニティーの役割について三つの課題を示し、組織図の一例を挙げた。市地域コミュニティー推進室はA4判四ページの資料を作製し、八月以降、各校区に配布する。
 これからのコミュニティーの役割として掲げたのは 1.地域を統括し、地域課題を発見・解決するシステムの中心的な存在となるコミュニティー 2.地域の担い手を幅広い世代から発見・育成できる、魅力のあるコミュニティー 3.行政との協働体制をしっかり作っていくコミュニティー。
 資料には、コミュニティーの説明や市の方針・役割も加える。五千部を印刷し、各ふれあいセンターに置く。市の出前講座でも活用する。十月以降に、全二十四校区で住民対象の説明会を開き、意識啓発を図る。


 

小学校英語ボランティア派遣事業が好評

 宇部市が五月から開始した「小学校英語教育地域ボランティア派遣事業」が好評だ。登録者は、市国際課の通訳ボランティアを中心とした三十九人。学校からの申請を受けて、五月は四校に計六回派遣。六月は十一校から二十一回の申し込みが入っている。六月定例市議会一般質問二日目の十三日、前田松敬教育長が説明した。
 文部科学省の全国調査によると、小学校での英語活動は既に約九割の公立校で実施。小学校の英語教育導入を検討していた中央教育審議会の外国語専門部会が、小学五年生から英語を必修化すべきとの報告書をまとめ、早ければ二〇一〇年度にも導入される可能性が出ている。市内校も年二-四回、AET(英語指導助手)の派遣を受けるなど、総合学習や特別活動の時間を使って、国際理解や英語活動の授業に取り組んできた。ボランティアは学校と打ち合わせをした上で、指導の補助やAETと担任の通訳、研究や教材作成の補助をする。

楠都市計画マスタープランの意見提出は1人だけ

 宇部市は、市都市計画マスタープラン(楠地域)の地域別構想に対する意見を募集していたが、意見提出は郵送による一人だけにとどまった。内容は他の計画との整合性など「多岐にわたるもの」(市都市計画課)という。
 市は今後、意見の内容を踏まえて、策定委員会や都市計画審議会を開き、市議会建設委員会と楠地域審議会に報告。「年内を目標に全体構想を示したい」としている。

放課後児童クラブ、来年度から1時間延長へ

 山陽小野田市は、共働きや病気などで日中、保護者がいない小学校三年までの低学年児童に遊びや集団生活の場を提供する放課後児童クラブの運営を見直し、来年度から保育時間を一時間延長する準備を進めている。六月定例市議会一般質問初日の十三日、中島好人議員(共産)、尾山信義議員(市民クラブ)の質問に対して、白井博文市長が「来年四月一日から実施するべく努力する」と懸案事項への対処に前向きな姿勢を示した。
 放課後児童クラブは、一九九七年の児童福祉法改正で「放課後児童健全育成事業」として法的に位置付けられた。山陽小野田市では、市社会福祉協議会に事業委託し、小野田地区の児童館、山陽地区の小学校の余裕教室で実施している。定員四百八十六人に対して、今月一日現在の登録者は五百三十九人。待機児童もいる。指導者は常勤が三十二人で臨時が三人。

2006年6月13日

宇部空港に明光幼稚園児の力作115点展示

 父の日を前に、山口宇部空港二階ロビーで、お父さんの似顔絵展が開かれている。明光幼稚園の園児が描いた百十五点が飾られ、搭乗前の人たちに、ひとときの癒やしを提供している。
 園児たちの絵はいずれも画用紙いっぱいにお父さんの笑顔が描かれ、父親がわが子を温かく見守る様子がうかがい知れる。展示は十八日まで。


 空港利用者を楽しませている園児が描いた父親の似顔絵(山口宇部空港で)

環境美化へ啓発強化

 宇部市が管理する土地への放置自動車は、二〇〇四年四月の市条例施行後、大幅に減ったものの、最近はまた増加傾向にある。不法投棄の件数は、三年連続で横ばい。公園や道路などで、通行者に迷惑が掛かる犬のふんも、環境保全条例で公共の場所への投棄禁止が定められたが、大幅な改善は見られない。六月定例市議会一般質問初日の十二日、藤田忠夫市長は「市民一人ひとりのモラルに負うところが大きい問題。環境美化の意識が高まるよう、あらゆる機会を通じて啓発に努めたい」と話した。
 業務課では近々、関係各課に、条例に基づいた適正な処理をするよう指示を出す予定。廃物判定や審議を行う放置自動車対策協議会(嶋村慎二会長、八人)とも連携して、減少に努める。条例では、撤去命令に従わない場合は、二十万円以下の罰金が科せられる。市が移動、保管、処理した費用も、所有者に請求できることになっている。

24日、藤山校区自治連で新自治会長対象の研修会

 藤山校区自治会連合会(梶井光陽会長)は、新任の自治会長を対象にした初の研修会を二十四日午前十時から藤山ふれあいセンターで開く。新興住宅地などで、一年や二年で自治会長が交代するケースが多くなったことを踏まえて実施。今年度は校区内四十八自治会のうち、約半数の二十三自治会で会長が交代した。
 梶井会長は「校区全体の連帯感を強める顔つなぎの意味を込め、自治会長の役割や心構えについて十分に学び、校区全体のことを知ってもらいたい。問題解決を一緒に図ろうという共通意識が生まれれば」と期待している。

物見山総合公園のハナショウブが見ごろ

 山陽小野田市厚狭杣尻の物見山総合公園で、ハナショウブが見ごろを迎えた。紫、白、黄など色とりどりの花が、訪れた人たちを楽しませている。
 およそ千平方メートルの花菖蒲園には、二十五年前に宇部市の常盤公園から株分けしてもらった二十種六千株が植えてある。管理する市都市計画課によると、今年の開花は、五月の日照不足の影響で例年より一週間遅れ。十二日に満開宣言を出した。今週中は楽しめるという。


 満開を迎えたハナショウブ(物見山総合公園で)

2006年6月12日

常盤公園のしょうぶまつり、家族連れら1万5千人でにぎわう

 常盤公園で十一日、恒例の「しょうぶまつり」が開かれ、家族連れや写真愛好家ら約一万五千人(主催者発表)が来場。色とりどりのハナショウブを鑑賞し、茶席や生け花展、フリーマーケットなど、多彩な催しを満喫した。ときわ公園まつり実行委員会(伊藤隆司会長)主催。
 伊藤会長は「今年のショウブの咲き具合は、例年並みでまあまあ」と話していたが、人出は好調。しょうぶ苑に最も近い西駐車場は、午前十時ごろには満車状態となり、苑内の水車や橋、あずまやの周辺は、散策する人や記念撮影をする人たちでにぎわっていた。


 多くの人でにぎわうしょうぶ苑(常盤公園で)

リフレッシュキャンペーンで東岐波、西岐波の住民が海岸清掃

 「リフレッシュ瀬戸内-受け継ごう、きれいで豊かな瀬戸の海」キャンペーンが十一日、宇部市東岐波と西岐波の海岸一帯で行われた。合わせて約二千百人が参加し、浜辺の空き缶や流木、ビニールごみなどを拾い集め、きれいな海岸をよみがえらせた。
 午前九時から村松、吉田、新浦など五カ所に分かれて清掃開始。白土海岸では約二百人が砂浜一帯に広がり、ごみや漂流物を集めた。カキ殻や海草は、砂浜に穴を掘って埋めた。昼前にはすっかりきれいになり、よみがえった白砂青松の海岸に参加者は満足そうだった。


 砂浜に広がり人海戦術でごみを拾い集める参加者(白土海岸で)

11日 日報社旗剣道選手権開催、団体・個人で208人が熱戦

 第五十四回宇部日報社旗争奪春季近郷剣道選手権大会は十一日、市武道館で開かれた。団体五部門、個人八部門に、中学生から一般まで二百八人が出場。トーナメント戦で競い合い、一般男子は敬友会A、高校生男子は宇部フロンティア大付属香川A、中学男子は黒石、高校・一般女子は高校混成、中学女子は阿知須がそれぞれ優勝した。市剣道連盟(宮本弘会長)、宇部日報社主催。


 激しい攻防が展開された女子中学の個人戦(市武道館で)

12日早朝、宇部市内で震度3

 十二日午前五時一分ごろ、中国や九州、四国地方でやや強い地震があり、広島県呉市や愛媛県今治市、大分県佐伯市で震度5弱の揺れを記録した。気象庁の観測によると、震源地は大分県中部で、震源の深さは約一四六キロ、地震の規模(マグニチュード)は6・2と推定される。
 宇部市内では震度3(市防災課調べ)を観測した。市消防本部には、地震によるけが人や建物への被害などの情報は入っていないという。

歯の健康優良児に中島さん(有帆小6年)、吉田さん(小野田中3年)

 山陽小野田市の「歯の健康優良児および母と子のよい歯のコンクール」は十日、市役所であり、小学校の部は中島彩香さん(有帆六年)、中学校の部は吉田留依さん(小野田三年)が最高賞の市長賞に選ばれた。二人は市の代表として、十一月十九日に岩国市で開かれる県コンクールに進む。
 中島さんは「歯磨きは毎日三回。歯並びは良い方だと思う。前歯をもう少し丁寧に磨くよう心掛けたい」、吉田さんは「小さいころからよく歯磨きをしていたと親に聞かされている。県コンクールまで今の状態を維持したい」と喜びを語った。


 歯の審査を受ける児童(市役所で)

2006年6月10日

田植えや遊びに泥まみれで奮闘

 川上校区子ども委員会(小田成生会長)主催の「ふれあい田植え」は十日、川上南側であり、小学生百二十人と保護者らが手植えを体験し、泥んこ遊びを楽しんだ。
 昨年から始めたそりレースでは、三人一組で四チームが対抗リレーを繰り広げた。勢い余って、転げる子も続出。水しぶきの中に近づく夏を感じていた。田には、古代米の赤米も植えており、マンゲツモチと共に十月中旬ごろ収穫。もちつき大会などで使う。


 そりレースを楽しむ子供たち(10日午前10時50分ごろ、川上南側で)

50種100鉢のアジサイ展示、11日まで文化会館

 世界各地のアジサイを集めた「あじさい展」が十日、宇部市文化会館で始まった。青やピンク、紫など色とりどりの花が、会場に清涼感を醸し出している。十一日まで。最終日は午前九時から午後四時まで。
 あじさい趣味の会の吉村孝雄会長、黒岩明人さん、西村正憲さんの三人が丹精込めて栽培した約五十種のアジサイ約百鉢を展示。細長く白い花がかれんな「ガクアジサイ」や、葉に切れ込みの入った中国の品種「ヤハズアジサイ」など珍しい品種も。花器に趣向をこらした一輪挿しの展示も楽しめる。


 来場者の目を楽しませているアジサイ(10日午前10時、文化会館で)

宇部高専に国が助成、中小企業人材育成事業で

 宇部高専(幡中憲治校長)が地場中小企業の技術者を対象に企画した「基礎技術力開発プログラム」が、経済産業省の高等専門学校等を活用した中小企業人材育成事業に採択された。
 高専の設備や技術を生かして、若手を中心とした技術者の育成を図ろうと、経産省、中小企業庁が今年度から始めた事業。全国五十五高専のうち三十件のプログラムが採択され、宇部高専には千五百万円の助成が付いた。
 同高専の基礎技術力開発プログラムは、「ものづくり」に必要不可欠な図面の読み書きから加工までの基礎技術を教える。具体的には積算・見積もり、機械設計・製図、CAD(コンピューター利用設計システム)、電気回路の基礎知識、切削加工など二十一講義(一講義は三時間)を提供する。

国民文化祭、全105事業に

 第二十一回国民文化祭やまぐち「子ども夢プロジェクト」の第二次募集で十件が採択され、十一月の本番は全百五事業となった。第十九回の福岡県の百十五事業に次ぐ規模となり、内訳は総合フェスティバル三事業、シンポジウム三事業、民俗芸能、美術、文芸、演劇などの分野別フェスティバル五十三事業、県民提案のきらめき公募十四事業、子ども夢プロジェクト二十九事業、雪舟展など特別企画展三事業。
 国民文化祭は十一月三日から十日間、十八市町で開かれる。総出演者約四万人、ボランティア約一万人、来場者は百万人以上、応募作品数は約十万点を見込んでいる。

西部浄化センターで汚泥減量システムの実証試験、市が導入検討

 宇部市西部浄化センターで九日、汚泥減量車を使った汚泥可溶化減量システムの実証試験が行われた。発生汚泥をメタンガスと炭化物に資源化し、廃棄物ゼロを目指す装置で、二酸化炭素排出量の抑制や経費削減が期待できる。
 市から出る脱水汚泥は年間約七千トン。現在は主にセメント原料として使われており、処分費は約七千万円に上る。同システムを活用すれば炭化物を環境保全センターで燃やすことができるが、市では設備費など費用対効果を考えて、今後、導入を検討する。
 汚泥減量化システムは、山口大の教官でつくる技術移転会社・山口TLOが所有する特許を利用して、下関市のプラント開発会社・日環特殊(梅田洪日社長)が作った。同社の説明によると、この装置を使って三千リットルの汚泥を処理すれば、百リットルの脱水汚泥となり、さらに乾燥・炭化すれば二十五リットルに圧縮できる。この間に生成されるメタンガスは、バイオマス燃料として発電などに利用でき、炭化物も助燃剤や乾燥剤として活用できるという。


 汚泥減量車(西部浄化センターで)

処理の説明を受ける市職員(西部浄化センターで)

6月2日現在の有権者数は宇部市14万4847人、山陽小野田市5万4815人

 県選挙管理委員会は九日、今月二日現在の有権者数を発表した。百二十三万二千百二十人(男五十七万三千五十二人、女六十五万九千六十八人)で、前年同期より千九百七十三人減少した。 宇部市は十四万四千八百四十七人(男六万八千十八人、女七万六千八百二十九人)で九十四人減、山陽小野田市は五万四千八百十五人(男二万五千四百十人、女二万九千四百五人)で十一人増加した。
 衆院選挙区別では宇部市、山陽小野田市などの三区は二十八万五千五百六十一人で千五十六人減、山口市などの一区は三十六万五十人で九百三十一人増、岩国市などの二区は三十一万一千百十二人で千百三十三人減、下関市などの四区は二十七万五千三百九十七人で七百十五人減っている。

竜王山でヒメボタル見ごろ

 山陽小野田市の竜王山でヒメボタルが見ごろを迎え、山の至る所が美しいイルミネーションに包まれている。
 陸生のヒメボタルは、水生のゲンジボタルとは異なり、発光形態はチカチカと短い間隔で明滅するのが特徴。もみじ谷公園や百年への森などを中心に生息している。中国地区でも希少な大量発生地域として近年注目を浴びている。愛好者らによると来週いっぱいまでは楽しめるという。事故防止のため、懐中電灯は必要だが、足元を照らすのみにしてほしいとのこと。


 明滅する無数のヒメボタル(竜王山で)

2006年6月 9日

藤山小祭りで朝鮮学校の児童と交流

 藤山小(徳永幸枝校長、七百五十一人)で八日、藤山小祭りがあり、子供たちはゲームや宝探しで楽しいひとときを過ごした。創造力豊かに手作りの遊びコーナーを開設し、全校で楽しもうと毎年、企画している。
 学校が近くにある縁で毎回、宇部朝鮮初中級学校の初級児童と交流しており、十一人が来校。朝鮮の民族衣装チマ・チョゴリ、パジ・チョゴリを試着するコーナーを初めて設けた。浜野明子さん(藤山小六年)は「桃色のチマ・チョゴリはきれいで、かわいかった」と大喜び。金蘭姫さん(宇部朝鮮初中級学校初級六年)は「みんなが喜んで着てくれたのでうれしかった」と話した。


 チマ・チョゴリを着てうれしそうな児童たち(藤山小で)

家庭ごみの分別ポスター完成

 七月から家庭ごみの出し方が一部変わるのを前に、宇部市は新しい分別ポスターと五十音別ごみ分別区分一覧表を、各十一万部作製した。ポスターは高齢者にも分かりやすいよう必要最低限の情報に抑え、一覧表は古紙の品名を中心に百三十項目を追加して、中身を充実させた。改訂はポスターが六年ぶり、一覧表は三年ぶり。六月十五日号の市広報と合わせて、全世帯(約七万七千戸)に配布する。
 変更の周知を徹底するため、市広報の六月一日号に続き、ごみ減量推進課が毎月発行している「ごみダイエット」の六月十五日号でも特集する。説明会は六月末までに、十七校区と、十一団体の予定が入っている。
 ごみ分別の問い合わせは、ごみ減量推進課(電話31-5584)まで。


 新しいごみ分別ポスター

学会誘致促進委が発足、情報交換や支援に全力

 宿泊を伴うコンベンション(集会、大会)として、宇部市内への学会の誘致に取り組む「学会・研究会誘致促進委員会」が八日、発足した。宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)が、学術機関や宿泊施設、旅行会社などと共に立ち上げたもので、学会開催の情報交換や主催者への支援などの誘致策を検討していく。
 発足式は宇部興産ビルで開かれ、委員長には伊藤会長が選ばれた。


 あいさつする伊藤会長(宇部興産ビルで)

「まちづくりサークル」、6月中旬から全校区で開講

 今年度から宇部市内全校区でスタートする「まちづくりサークル」の学習計画書が、市地域コミュニティー推進室に集まり始めた。いずれも主体的に地域づくりを推進しようと、六月中旬以降の開講を目指し、特色ある学習内容を計画している。
 昨年度の「まちづくり学級」では、年間十六時間程度の体系的なプログラムを要請していたが、これを撤廃。委託料の使途を緩和した。一方で「若い人も参加できる工夫」を求めた。各運営委員会への委託料は、昨年度の八万円から六万八千円に減額した。
 学習内容は①地域の課題や人材の育成に連動した学習②地域固有の文化を継承し魅力向上を図るための学習③イキイキ地域づくり推進事業と連動した学習-で、まちづくり学級の時と大差はない。

小野田赤十字病院老健施設に療養室とデイケアルーム完成

 小野田赤十字病院(水田英司院長)の老人保健施設に、新しい療養室とデイケアルームが完成した。入所定員は八十人から百人に、デイケアは受け入れを三十人から四十人(二十人ずつの二ユニット)にそれぞれ増やし、心安らぐ空間を利用者に提供する。
 老健施設は六十人以上の待機者を抱えていたため、病院の増改築に合わせ、地域ニーズに応える形で工事に着手。病院より先行して完成した施設は、二階建ての一階部分を約七百五十平方メートル増床し、延べ床面積は三千六百三十七平方メートルになった。
 敷地をいっぱいまで活用し、入所者の療養室(四人部屋)は日当たりの良い南側に配置。木目を生かした落ち着いた雰囲気で、より家庭に近い環境の中で、過ごせるように配慮した。周辺にスタッフルーム、食堂、家族談話室も設けている。


 癒やしの場となる浴室(日赤老人保健施設で)

開放的なデイルーム(日赤老人保健施設で)

2006年6月 8日

埴生小で幼保小連携事業

 埴生小(吉村誠司校長)の一年生と近隣の三幼・保育園の年長児が七日、同校でサツマイモの苗植えをして交流した。文部科学省の幼・保・小連携の研究指定事業の一環で、子供同士の交流や、保育士と教員の研修などを通じ、連続性のある幼児教育と小学校教育の適切な接続の在り方を探っていく。
 子供たちの交流は二回目で、一年生が生活科の授業で行う苗植えを一緒にやろうと、年長児を学校に招待。一年生と園児は二人一組になって、一本の苗を協力して植えた。最後に「大きくなって」と願いを込め、優しく水を与えた。


 一緒に苗を植える1年生と年長児(埴生小で)

福祉レスキュー隊の組織化など市社協に活動計画答申

 宇部市社会福祉協議会(中村勝人会長)の「第三次福祉の輪づくり運動推進地域福祉活動計画」策定委員会(久保田トミ子委員長、二十人)は七日、福祉会館であり、「誰もが参加し、安心して暮らせる、思いやりのある福祉のまちづくり」を基本理念とした計画案をまとめ、中村会長に答申した。市が策定する「市地域福祉計画」と最終的なすり合わせをした上で確定。市社協の今後五年間の活動指針とする。
 基本計画には「災害時要援護者見守りネットワークの推進」と「子育てパパ・ママの支援」を新たに掲げ、災害時と少子化への対応を明確にした。新規事業に、福祉レスキュー隊の組織化、災害救援ボランティアリーダーの育成、DV(近親者からの暴力)被害者など要援護者への支援、楠ボランティアビューローの開設、総合・循環型福祉サービス事業の推進などを盛り込んでいる。


 中村会長に答申書を渡す久保田委員長(左)と三浦房紀副委員長(福祉会館で)

天然ガス化、7月31日から順次切り替え作業

 宇部市ガス水道局(宗内敏和局長)のガス事業部が進めている、石油系ガスから天然ガスへの転換事業が大詰めを迎えた。七月三十一日から地域ごとに順次、天然ガスへの切り替え作業を開始。中国地区五県の応援技術者を含め百八十人態勢で、約一万七千世帯を回り、ガス器具を調整する。十二月二十二日までの五カ月間で作業を終え、準備段階から十年にわたった市の天然ガス化が、ようやく完了する。
 現在のブタンを原料とした製造ガスと比べて、天然ガスは世界中に埋蔵されているため価格が安定。二酸化炭素の排出量も少なく、地球環境に優しい。国内では九割以上の都市ガスが、既に天然ガスに変わっている。
 ガス転換に関する問い合わせは、南浜町一丁目の旧市結婚式場に設けている転換本部(電話31-5500)まで。


 

8日、平年より3日遅れで梅雨入り

 気象庁は八日、九州北部、中国、四国が梅雨入りしたとみられると発表した。
 下関地方気象台によると、山口県の梅雨入りは昨年より二日早く、平年に比べて三日遅い。

ファミサポ、05年度の利用減も子育て環境整う

 子育て中の家族を支援する「宇部ファミリー・サポート・センター事業」の二〇〇五年度の利用件数は千五百五十二件となった。〇〇年度にピークの二千九百十六件を記録してから減少しているが、同センターは「学童保育の時間延長が進んだことなどが原因で、社会全体の子育て環境が整備されてきた裏返し」と話す。
 子育てを依頼するA会員(五月末現在六百二十三人)、預かるB会員(二百四十五人)、両方対応するC会員(百六十八人)で構成。センターが会員間を調整し、一時間六百円で預かる。対象となる子供は零歳児から小学生まで。甲田美由紀アドバイザーは「各機関がそれぞれの持ち味で、働く女性をサポートすれば、社会全体の子育て環境はさらに整っていくはず」と期待する。

6月定例市議会開会、ガス供給条例改正案など上程

 宇部市の六月定例市議会は八日に開会し、天然ガスへの転換に伴う市ガス供給条例の一部改正案や、国体に向けた中央コート整備工事の請負契約締結など十一件を上程した。
 初日は、五月十八日に亡くなった河村泰輔議員を悼み、同議員の所属していた産業経済委員会の林勉委員長が演説。総合審議で「元市議会議長故河村泰輔君に対する追悼感謝の決議」案も可決した。会期は二十一日までの十四日間。一般質問は十二日から三日間行われ、二十人が質問に立つ。

2006年6月 7日

くすのき温泉の足湯が人気

 「くすのき温泉」の足湯が人気だ。宇部市の最高峰、荒滝山(459メートル)が登山シーズンを迎えていることもあり、日曜日にハイキングを楽しんだグループや家族連れが、帰り道に万倉ふれあいセンター近くの施設に立ち寄り、疲れた足を癒やしている。
 総ヒノキ張りで造られた施設は長さ十メートル。一度に二十人近くが足浴できる。無色透明のアルカリ性単純温泉。源泉は三四・六度と低めのため、四二度を目安に加熱している。十-十五分も漬かれば、全身がぽかぽかと温まる。「お湯がやわらかい」と好評だ。
 利用者の形態に合わせて、六月末までの開設時間は午前十時-午後三時だが、七月からは午後一時-六時に変わる。十一月から三月末までは冬時間(午後五時まで)を取り入れる。問い合わせは同課(電話67-2815)へ。


 足湯を楽しむグループ(万倉の「くすのき温泉」で)

フラワー戦士ハナセイバーが「父の日」PR

 父の日(十八日)を前に、県内の若手花卉(かき)生産者でつくる花のPRキャラクター戦隊フラワー戦士ハナセイバーが六日、メンバーの一人で宇部市二俣瀬善和でバラを栽培している平田良美さん(41)宅に集合。「お父さんに花を贈るンジャー」とメッセージを発信した。
 ハナセイバーのローズ(平田さん)は「バラはもちろん、子供の愛という花言葉を持つユリなど、色とりどりの花をまとめて、お父さんにプレゼントしてほしい。われわれは、いつだって家族愛の味方です」と話している。


 手塩に掛けて育てた花をプレゼントに勧めるハナセイバー(二俣瀬善和で)

宇部商高3年生が新天町で校外学習スタート

 宇部商高(山根多野眞路校長、四百七十二人)の三年生が総合キャリア教育の一環として取り組んでいる課題研究で、商店街について学んでいる生徒たちが、六日からハミングロード新天町での校外学習を始めた。十月まで毎週、新天町を訪れ、現状やまちづくりについて学ぶとともに、ホームページも作成して、活性化の一助となるよう取り組んでいく。
 新天町で学んでいるのは、調査研究分野の校外学習班の生徒十三人。歴史や現状、活性化への取り組み、今後のまちづくりなどについて知識を深めるほか、十月からは、国民文化祭やまぐちの一環として同校が行う「スイーツ甲子園」への実習も兼ねて、より実践的に取り組む。
 スイーツ甲子園は、国文祭「こども夢プロジェクト」に選ばれた同校の商業研究部と生徒会企画運営委員が、宇部地域を中心に県内のケーキ屋の一押し商品だけを集めて出店するもの。宇部まつりにも合わせ、十一月三-五日、ファームプラザ新天町に店を構える。


 新天町で店舗の取材をする生徒たち(ギャラクシーふくながで)

8日から6月市議会開会、12日から一般質問

 宇部市議会は六日、議会運営委員会(三戸充委員長)を開き、六月定例会の日程を、八日から二十一日までの十四日間と決めた。一般質問は十二日から十四日までで、二十人が登壇する。
 上程される議案は、市ガス供給条例の一部改正案など十一議案。初日の八日は、五月十八日に亡くなった河村泰輔議員に対する追悼演説の後、同議員への追悼感謝の決議を行い、人権擁護委員の候補者推薦について総合審議。上程議案の提案説明もある。

小野田市民病院で院内ボランティア始動

 山陽小野田市の小野田市民病院(瀧原博史院長)で六日から、院内ボランティアが活動を開始した。初診者の案内や車いすでの来訪者、患者の支援に笑顔で応対し、病院の新しい顔としての活躍が期待されている。
 同院では、これまでも各種団体や個人が行事の支援、絵画や生け花の展示などで協力しているが、より幅広く活動してもらおうと組織活性化本部(委員長・住浪義則産婦人科医長)が募集した。呼び掛けに応え、市内外から男女六人が登録。この中には、看護師を目指す高校生も一人おり、夏休みなどを利用して活動する。そのほかの五人は五十、六十歳代で、ボランティアに関心のある人、有資格の経験者ら。
 初日と七日は、小玉恵子さん(52)=埴生=がロビーに立った。赤いエプロンと名札がボランティアの目印。訪れる患者らにあいさつし、初診の人には手続きを教えたり、診療科へ案内したりと、せわしなく二時間半を過ごした。


 来訪者に話し掛けるボランティアの小玉さん(小野田市民病院で)

2006年6月 6日

小野小でにぎやかに「梅もぎ」

 小野小(石川友一校長、六十人)で六日、初夏の恒例行事の「梅もぎ」が行われた。
 総合学習の一環として、グラウンド沿いの斜面に植えられている約五十本の木を利用して毎年実施。五、六年生が木に登ったり、高枝切りばさみを使ったりして、作業をリード。下級生は先生や上級生の指示に従い、ビニール袋いっぱいに実を集め、笑顔を見せた。終了後は、収穫した実を一-五年生が選別。傷が付いていない実を選び、一キロずつ袋詰めした。七日午前九時から一時間、小野ふれあいセンターで販売する。


 梅もぎを楽しむ子供たち(6日午前10時ごろ、小野小で)

セルプ南風で「月待ちがにせんべい」の新商品開発進む

 社会就労センター・セルプ南風(佐藤坤子所長、神原町一丁目)の利用者が手作業で仕上げる宇部の新名物「月待ちがにせんべい」。濃厚なカニソースが味の決め手だが、バリエーションを増やそうと、関係者らが何種類もの試作を繰り返し、新商品の開発を進めている。多くの帰省者が見込める盆休みまでには数種類を完成させたいという。
 せんべいは、宇部沖で水揚げされ「月待ちがに」の愛称で親しまれているガザミ(ワタリガニ)を使ったもの。障害者の自立と社会参加の推進を目的とした「障害者など地域協働モデル事業」として開発し、二〇〇四年から販売している。


 数々の試作品を試食する宇部商工会議所の職員(同会議所で)

17日、山大医学部卒後臨床研修センターが初のセミナー開催

 山口大医学部卒後臨床研修センター(福本陽平センター長)は、結婚や子育てで離職を考えている女性医師をサポートするため、先輩女医がアドバイスする初めてのセミナーを十七日、国際ホテル宇部で開く。臨床研修制度の改正に伴い地方の医師不足が危ぐされる中、女医の確保は地域医療充実の鍵を握る。
 医学部同窓会の霜仁会とタイアップして同日午後一時から行う山口大卒後臨床研修合同セミナーの特別企画「女性として、医師として-先輩の女医の話を聞いてみませんか」。主に女医や女子医学生を対象に、第一線で活躍している山大医学部付属病院の女医ら九人が、結婚や出産、子育てと仕事をいかに両立してきたかをパネルディスカッション方式で紹介し、出席者からの悩みや不安についても答える。


 

陰山さんが有帆小で公開授業

 山陽小野田市が今年度から小学校で導入している教育施策「親子でやろう生活改善・学力向上プロジェクト」の監修者、陰山英男さん(立命館大教育開発支援センター教授)が5日、来市し、有帆小(木橋金二校長)で公開授業を行った。
 同プロジェクトは、家庭が「早寝早起き朝ごはん」を合言葉にした生活改善、学校が基礎・基本の定着に力を注ぎ、子供たちの脳と心の土台をつくろうというもの。学校では「読み、書き、計算」の基礎的な知識や技能を、音読や聞き取り、百ます計算という形で反復させるモジュール授業に取り組んでいる。各校とも朝学や一時間目を充てており、一日の始まりに集中力を高め、脳機能を活性化させる。


 公開授業で子供たちを指導する陰山さん(有帆小で)

東岐波小でプール開き

 宇部市内の小学校のトップを切って、東岐波小(城市惠行校長、九百五十一人)で五日、プール開きが行われた。児童たちは、久しぶりの心地よい感触に大喜び。水しぶきを上げた。
 この日一番乗りとなったのは六年生百六十六人。初日は、水に親しもうとプール内を全員で周回する“洗濯機”などが行われた。最初は体を硬くしていた子供たちも徐々に慣れ、互いに水を掛け合うなどして笑顔を見せた。


 水の感触に歓声を上げる児童ら(5日午前9時半ごろ、東岐波小で)

「歯の衛生週間」に合わせ多彩に健康フェア

 歯の衛生週間(四-十日)に合わせて、宇部歯科医師会(福田豊会長)など主催の「歯の健康フェア」が四日、市シルバーふれあいセンターで開かれた。家族連れを中心に多くの市民が参加し、虫歯にならないよう磨き方の指導を受けた。成人歯科講座もあり、美しい歯並びや歯の健康について知識を深めた。


 虫歯はないかな? 歯科健診を受ける子供たち(市シルバーふれあいセンターで)

東吉部の「水尻川農園」で4家族がソラマメの収穫満喫

 宇部市東吉部の岡山(四二〇メートル)の山すそにある、比較的緩やかな棚田が広がる場所から、週末になると複数の家族連れの歓声が響いてくる。近くの斜面を流れる川から名付けられたのが「水尻川農園」。家庭菜園や市民農園とは違った自然交流の場だ。耕作が不便なために放棄される棚田が多い中で、農地の保全にも一役買っている。四日には、四家族十人がソラマメの収穫を楽しんだ。
 「豆類には目がない」と言う北九州市の宮本立美さん(54)は、月に一度、多い時は二度、妻と参加している。「自宅にも小さな菜園があるが、自然の中で、気心の知れた仲間と集まって食べる味は格別」と笑顔を見せた。


 ソラマメを収穫する参加者(水尻川農園で)

4日、常盤公園で初の「クイズアスロン」

 常盤公園初のイベント「わくわくクイズアスロン」が四日、同園内であり、家族連れなど約三百人が、園内を散策しながらゲームを楽しんだ。 正面入り口、ときわ湖水ホール、熱帯植物館の三カ所でクイズカードを入手。指定された四カ所のポイントを回り、シールをもらってクイズを解き「園長」を探すという内容。最後に輪投げの舞台が用意され、得点に応じてカラーテレビをはじめとする賞品が贈られた。


 園長シールを山下事務局長からもらう参加者(常盤公園で)

竜王山で親子連れら180人がホタル観賞

 山陽小野田市の竜王山ヒメボタルの会(木村実会長)主催の「ホタル観賞の夕べ」は三日、同山であり、親子連れら百八十人が光のショーを楽しんだ。
 陸生のヒメボタルは、ゲンジボタルとは異なり、チカチカと明滅するのが特徴。中国地区でも希少な大量発生のスポットとして、近年、観賞者やカメラマンの注目スポットとなっている。同会によると、今年は発生が遅く、中旬ごろまでは楽しめるという。


 ホタル観賞を前に木村会長の話を聞く参加者(赤崎児童館前で)

2006年6月 3日

山口宇部空港利用者が1500万人突破、2組の家族に記念品

 山口宇部空港を発着する定期便利用者の累計が千五百万人(二日夜の東京からの便で達成)の大台を突破し、三日には同空港国内線旅客ターミナルビル二階の搭乗待合室で記念行事が開かれた。
 同空港は一九六六年七月に開港。今年で開港四十年を迎えるため、七月には記念式典も予定されている。千五百万人の代表として全日空694便から山口市の会社員、飯田滋美さん(42)と皓太君(10)の親子、日本航空1642便から下関市の会社員、梶山正幸さん(35)、美智子さん(35)、綾華ちゃん(6つ)、莉歌ちゃん(3つ)の一家が選ばれ、宇部い~な大使の有田千夏さん(23)、徳原智美さん(19)や全日空、日本航空の職員から記念品と花束が手渡された。行事の最後には、両家族がバルーンのくす玉を割って、大台達成を祝福した。


 1500万人突破の代表として記念品を受ける飯田さん(右)と梶山さんの家族(3日午前8時45分ごろ、山口宇部空港で)

厚南中が開校60年、全校挙げて「還暦」祝う

 今年で開校六十年目を迎えた厚南中(梅田節治校長、五百三十七人)で二日、記念式典が行われた。生徒、教職員、来賓ら約六百人が出席し、学びやの「還暦」を祝うとともに、さらなる教育の充実に期待を寄せた。
 同校は、戦後の新しい学校制度により、新制中学として一九四七年五月一日に開校。これまで、一万九千五百人が巣立っている。節目の記念事業として、記念誌を作製したほか、玄関前に校訓碑を設置。前田松敬教育長の書で「友愛」「自立」「飛躍」と記されており、式典前に梅田校長ら六人が除幕。学校の新たなシンボルの誕生を祝った。終了後は、同校卒業生の高山哲哉NHKアナウンサーによる記念講演が行われた。


 決意を述べる福田生徒会長(厚南中体育館で)

設置された校訓碑

桃山中2年生が立志式で将来の夢や目標発表

 桃山中(松並俊彦校長、三百八十二人)は今年度から、二年生の学年集会で毎月、大人になることへの自覚を持ってもらおうと、立志式を開いている。十四歳の誕生日を迎えた生徒が、友人や教職員の前で、将来の夢や目標とする大人像などを二分間程度で発表し、大人としての第一歩を踏み出している。
 松並校長は「これまでの人生、これからのことなど、自分自身を見詰め直す良いきっかけとなり、大人になるための自覚も芽生える。人前で自分の意見を発表するため、とても意義がある」と子供たちの成長を肌で感じている。


 立志式に臨む生徒(桃山中で)

宇部市が防災メールの登録を呼びかけ、ファクスでの情報提供も

 宇部市が気象の注意報・警報、台風、地震などの防災情報や災害情報を配信する市防災メール。「事前の情報で人的被害を免れた」「停電への備えができた」など大きな成果を上げている。大雨による災害が起こりやすい梅雨時期を前に、市では広く登録(無料)を呼び掛けている。
 登録数は当初百三十七件だったが、一年後には二百四十八件に増え、現在は千三百四十二件に上る。メールの登録は、市のホームページ左上にある緊急災害情報の中の「防災メール」をクリックするとできる。携帯サイトは、市民便利帳の中の「防災・消防・天気」から防災メール登録へと進める。メールを持たない人のために、市では以前からファクスによる情報提供サービスも行っている。ファクスの希望者は、紙に「防災ファクス希望」と書き、名前と自分のファクス番号も明記して防災課(ファクス29-4266)へ。

山陽小野田市ハザードマップの原案承認

 山陽小野田市ハザードマップ検討委員会(委員長・三浦房紀山口大工学部教授、二十四人)は二日、市役所であり、小野田地区の高潮と有帆川の洪水の減災を目的とした両ハザードマップの原案を承認した。委員の最終意見や補足情報などを盛り込んで仕上げ、対象地区の全戸に配布する。
 台風、集中豪雨による有帆川の洪水、小野田地区の海岸線の高潮をそれぞれ想定し、マップの原案には、浸水予想区域や避難場所など、水害時に住民が避難する際に必要な「避難活用情報」と、平常時に水害についての意識を高める「災害学習情報」が盛り込まれている。主な記載項目は「避難活用情報」が浸水予想、浸水実績、洪水(高潮)到達時間、避難の必要な区域、避難場所とルート、避難時の心得、情報の伝達手段、避難基準。「災害学習情報」が水害の発生メカニズム、地形と氾濫(はんらん)形態、危険性、被害の内容、気象情報に関する予備知識など。


 マップの原案を確認する委員(市役所で)

2006年6月 2日

水道週間に合わせアユ放流や座談会

 第四十八回水道週間(一-七日)に合わせて、宇部市ガス水道局(宗内敏和局長)は一日、小野下宇内の大田川にアユや金魚の一種コメットの稚魚約千匹を放流した。小野保育園児や地元関係者、水道モニターら約六十人が「大きく育って」の願いを込めて放流した。
 この後、水道モニターの二十四人は厚東広瀬の広瀬浄水場に移動して水道事業の説明を受け、座談会、施設見学をした。


 アユなどを放流する小野保育園児ら(小野下宇内の大田川で)

宇部全日空ホテルで待望のビアガーデンオープン

 左党待望のビアガーデンの季節がやってきた。一日には宇部全日空ホテルのルーフビアガーデンがオープン。会場は「待ってました」とばかりに、職場のグループや家族連れで埋まり「カンパーイ!」の掛け声と共にジョッキを傾けながら、一足早く“夏”を満喫していた。市中心部はこの日、午後四時に最高気温二五・六度を記録し、絶好のオープン日和になった。
「バイキング形式で楽しめる五十種類の特製メニューと豊富なドリンク類が自慢」と同ホテル。焼き肉コーナーのほか、六月中は肌寒い日に備えて豚汁、うどんもある。週末は込み合うため、予約を勧めている。


 「カンパーイ」と、ビアガーデン一番乗りを楽しむ来場者たち(宇部全日空ホテルで)

市内各所でホタルの乱舞

 六月に入って気温も上昇し、梅雨入りが近づいてきた。雨の季節の到来を知らせるのがホタル。五月は曇りや雨の日が多く、夜間の冷え込みもあったことから、宇部市の山間部では例年より約一週間遅れ。やっとピークとなり、幻想的な世界を演出している。
 市の北部、上小野や市小野地区、荒滝山のふもとの吉部犬ケ迫地区、有帆川上流部の万倉白椎ノ木地区など、ホタルの“名所”では、先月中旬からちらほら見られだし、今週に入りピークを迎えた。隠れた名所になっているのが、吉部の犬ケ迫地区。道路と水路に高低差があり、すぐ間近とはいかないが、水路周辺を埋めるように乱舞するホタルが楽しめる。


 雨のシーズンを前に乱舞するホタル(吉部犬ケ迫地区で)

宇部市日中友好協会 新会長に脇坂さん

 宇部市日中友好協会はこのほど、理事会を開き、山下勝由会長が退任し、後任の新会長に副会長の脇坂宣尚さん(76)が就任した。
 脇坂さんは、宇部環境リサーチ代表取締役で中国・山東大客員教授。NPO法人国際環境支援ステーション理事長。中国にはこれまで二十五回以上訪れ、最近は綿密な現地調査に基づいた中国北京市の街路樹と環境保全に関する研究で知られる。「山下さんの築いた基盤を引き継ぎ、国民同士の友好を一層強固なものにしたい。産業と学術の交流も活発にしたい」と抱負を述べた。


 新会長の脇坂さん(左)と前会長の山下さん(宇部日報社で)

経済交流団の参加者募集

 同協会は、二十三日から六泊七日の日程で中国・威海市など四都市を視察する経済交流団を派遣する。中小企業経営者などを対象に参加者を募集している。
 派遣団は宇部商工会議所や宇部フロンティア大関係者、中小企業経営者ら三十人。あと十人程度参加者を募集している。 申し込みは同協会(電話21-4321)、サンデン旅行宇部支店(電話31-3211)、問い合わせは同協会へ。

病院検討委の答申案まとまる

 山陽小野田市の白井博文市長は一日、市民病院事業に地方公営企業法を全部適用し、最高経営責任者としての病院事業管理者を置く考えを明らかにした。既に旧小野田市出身で、医療分野に精通した人物との事前交渉を進めており、近く正式に経営参画を要請する。関係条例も九月議会への上程に向けて準備に入る。同日開かれた病院事業将来構想検討委員会(砂川功委員長)で答申がまとまったことを受け、委員の意見を尊重した形で今後の方針を固めた。
 病院事業の統廃合、機能分担、経営形態の調査・検討という諮問に対して、検討委は、不良債務の解消に取り組む山陽市民病院は、規模を縮小し、市独自の財政支援を盛り込んで延長させた経営健全化計画が終了する二〇〇八年度までに存続を再度検討することを求めた。病棟体制は小野田は現行を維持し、山陽は二病棟体制(一月に一病棟を休止)。このほか地公法の全適の検討、地域の医療施設と連携した地域完結型の医療の推進など計六項目を示した。

2006年6月 1日

6月スタート、心も弾む衣替え

 きょうから6月。さわやかな青空が広がった1日朝の通学路では、涼しげな制服に切り替えた生徒たちが、気分を一新し、さっそうと登校する姿が目立った。
 中・高校生の夏服への移行は各校で異なり、この時期の制服姿は、ブレザーやベスト、カーディガンなどさまざまだが、冬服の上着を着た生徒は少なくなり、大半は半袖や薄手の長袖シャツ姿。自転車や徒歩で、友人らとの会話を弾ませながら、すがすがしい表情で、学校へ向かっていた。


 涼しげな姿で登校する生徒たち(1日午前8時10分ごろ、産業道路で)

県内の大学など11機関が連携、「コンソーシアムやまぐち」発足

 県内の四年制大学など十一機関が連携して、教育環境の向上や地域社会への貢献を目指す「大学コンソーシアムやまぐち」が三十一日、発足した。同日、山口市小郡の山口グランドホテルで開かれた記者会見で、会長を務める丸本卓哉山口大学長は「県内高校生の七割が県外の大学などに進んでいる中で、地元大学が連携することによって魅力アップを図り、県内志向につなげたい」とした。コンソーシアムは共同体の意味。
 具体的な取り組みは、他大学で講義を受けて単位を取得する単位互換制度、高校と大学の連携教育、共同の公開講座、国際交流、図書館連携など。県内外の高校生向けの入試広報や、在学生を対象とした合同就職説明会、インターンシップ制度も展開する。単独で催すと経費がかかるが、連携することによりコストダウンが期待できる。
 参加校と役職校は次の通り。▽会長=山口大▽副会長=徳山大▽監事=梅光学院大、山口東京理科大▽会員=宇部フロンティア大、下関市立大、県立大、東亜大、萩国際大、水産大学校、放送大学山口学習センター


 コンソーシアムを設立した11機関の学長ら(山口市の山口グランドホテルで)

宇部市のマニフェスト、進ちょく順調

 宇部市のマニフェスト実行計画の進ちょく状況(四月末現在)がまとまった。全体では三十三項目中、事業目標を達成した施策が九件(27%)、事業を実施中だが未達成なのが二十一件(64%)、未着手が三件(9%)。一日に市役所で行われた定例記者会見で、藤田忠夫市長は「全体的には順調に進んでいるが、地域コミュニティーに関する構想が遅れ気味」と話した。

求人確保推進月間で宇部市長らが企業訪問

 求人確保推進月間(五月)にちなみ、藤田忠夫市長、宇部商工会議所の宮本浩一郎会頭、宇部公共職業安定所の中嶋信夫所長らは最終日の三十一日、宇部興産と山口日本電気を訪問。来春に向けて、雇用の拡大と、地元の若者の積極的な採用に協力を求めた。
 企業訪問は二十九日、セントラル硝子宇部工場から始まり、同月間中に計三社を回った。このほか、宇部地域の従業員三十人以上の二百社には、文書で求人を要請している。


 雇用拡大などを要請する藤田市長(左から2人目)ら(宇部興産宇部本社で)

宇部市が特養など運営の10法人と「福祉避難所」協定

 災害時に一般の避難所での生活が困難な高齢者や障害者を受け入れる「福祉避難所」を開設するため、宇部市は一日、市内の特別養護老人ホームや障害者入所施設を運営する全十法人(十四施設)と「災害時の福祉避難所の運営に関する協定」を結んだ。県内では山口市と防府市が各二施設と協定を結んでいるが、該当全法人との締結は初めて。収容可能人数は、施設の利用状況によって変わるが、約五十-百人の見込み。
 協定を結んだ法人名と施設は次の通り。(扶老会は医療法人、そのほかは社会福祉法人)▽愛世会=特別養護老人ホーム・センチュリー21▽博愛会=特別養護老人ホーム宇部あかり園▽神原苑=特別養護老人ホーム神原苑▽むべの里=特別養護老人ホームむべの里▽扶老会=介護施設・扶老会楠園、扶老会病院▽アスワン山荘=特別養護老人ホーム・アスワン山荘▽光栄会=特別養護老人ホーム日の山園、知的障害者更生施設・善和園更生部、同・だいち善和、同・日の山のぞみ苑▽南風荘=社会就労センター・セルプ南風▽高嶺会=身体障害者療護施設・高嶺園▽親生会=知的障害者施設うべくるみ園更生部

「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」入賞決まる、最優秀に中村さん(福岡市)

 山陽小野田市は一日、第八回「女(ひと)と男(ひと)の一行詩」の入賞作品十二点を発表した。応募総数二千六百五十二点の中から、福岡市の予備校講師、中村智さん(37)の「なぜ刺さる まわりの視線 パパ産休」が最優秀賞に輝いた。
 優秀賞は、神奈川県藤沢市の福島敏朗さん(56)の「パートはそれぞれ違うけど、家でも街でも職場でも、ぼくらは混声で歌っている」、福岡県須恵町の林智美さん(46)の「昇進祝い パパママどっちと 子が尋ね」。このほか入選が七点、小中高生の出品作から特別賞が二点。一行詩は、身の回りで感じる男女差別、男女平等への思いを短い言葉で自由につづった呼び掛けの短詩。