2006年4月28日

宇部署員が上宇部学童保育で安全対策

 上宇部校区の学童保育・ひまわり教室は二十七日、上宇部会館に宇部警察署生活安全課少年係の二人を招き、健全な心の育成と命の大切さについて学んだ。参加した一-三年生の児童三十五人は、交通事故に気を付け、いじめや社会のルールを破る行為はしないことを約束した。
 腹話術もあり、子供たちは人形のひょうきんな動きや言葉に笑顔を見せながらも、自分の命は自分で守ること、他人を思いやることの重要性を再確認していた。


 子供たちの注目を集めた腹話術(上宇部会館で)

合歓(ねむ)の会が二俣瀬小で読み聞かせ

 二俣瀬小(安村竹史校長、四十六人)で二十七日、「子ども読書の日」(四月二十三日)にちなんだ読み聞かせの会があり、児童らが本の魅力を満喫した。
 地元を中心に活動する読み聞かせグループ合歓(ねむ)の会が毎学期に一回、同校を訪れて、子供たちに読み聞かせをしている。この日は鳥海サヨミさん、田中正子さん、牛尾芙美子さんの三人が訪れた。今回は「春に生まれる」をテーマにしており、読み聞かせのほかに二俣瀬で採取したセリ、ナズナ、ハコベラなどの春の七草を観察し、芽吹きの季節を実感した。


 読み聞かせを楽しむ児童(二俣瀬小で)

5月6日、宇部市立図書館で春まつり

 宇部市立図書館の第十回こども春まつりは、五月六日午後二時から同館で開かれる。
 今回は、図書館に登録し、読み聞かせや紙芝居などのボランティアを行っているブックトークの会、はなしの工房、グリムの会、たんぽぽ、めだかの会の五団体が出演。紙芝居、読み聞かせ、マジックショー、合唱などを子供たちと楽しむ。

役立つ情報満載の「うべ子育てMAP」完成

 宇部市内の幼・保育園や小児科を網羅した「うべ子育てMAP」が完成した。市こども福祉課が三千部製作。母子健康手帳の交付時に渡すほか、市役所一階の同課と、保健センター、楠総合支所の市民生活課、各市民・ふれあいセンターで、乳幼児を持つ転入者や希望者に配布する。
 MAPの改訂は四年ぶり。持ち運びしやすいように小さめのA5判にし、認可外の保育施設も加えた。フルカラーで、七十六ページ。


 役立つ情報がぎっしり詰まった子育てMAP

韓国自動車部品産業展に優待、5月1日まで受け付け

 韓国慶尚南道の昌原(チャンウォン)市で、六月八日から十日まで「二〇〇六 韓国自動車部品産業展」が開かれる。主催する慶尚南道では、山口県内の企業に対して、片道航空運賃とホテル二泊分の無料提供など、優待する(人数制限あり)。申し込みは五月一日まで。
 今回は、片道航空運賃、ホテル代のほか、無料の自動車工場見学と市内観光ツアー、八日午前十時からのレセプションへの招待という特典を設けた。各社一人までで、人数に制限がある。申し込み、問い合わせはジェトロ山口(電話0832-31-5022、ファクス0832-33-3506、メールYAC@jetro.go.jp)へ。

学校給食の地場食材利用状況、宇部市は15%で県内27位

 県が二十七日に発表した学校給食の地場産食材利用状況によると、宇部市は15%と県内二十九市町(岩国地区合併前)のうち二十七位、市では十三位で最も低かった。
 県平均は27%で、一学期25%、二学期26%、三学期30%と学期が進むにつれて地場産食材の利用率が向上した。宇部市も一、二学期14%で、三学期は18%と上がっている。最高は美川町の48%(二学期は台風被害で給食未実施)、以下、美東町42%、阿東町37%、長門市36%、田布施町35%の順。最低は和木町の10%で、10%台は宇部市を含め四市町だった。山陽小野田市は26%。

市納税課の夜間窓口、月末・初めと木曜日も開設

 宇部市では、昼間に納税が難しい市民のため、二年前から納税課が独自で、月末と月初めに夜間窓口を開設している。三月九日からは毎週木曜日に、住民票や印鑑登録証明書の発行など、市民生活と関連の深い四課でも窓口業務の時間延長がスタート。これに伴い納税課は夜間窓口の開設日を見直し、月末・月初めに加えて木曜日も窓口業務を行うことを決めた。
 このたびから、毎月二十五日-翌月五日(同)に変更し、毎週木曜日も午後八時半まで延長する(市民課などは午後七時まで)。納税課では「〇六年度固定資産税一期分の納期限は五月一日。開庁時間に税金の納付ができない人は、ぜひ夜間窓口を利用して」と呼び掛けている。口座振替も可能。問い合わせは同課(電話34-8203)まで。

理科大が文科省の都市エリア事業に採択

 文部科学省の「都市エリア産学官連携促進事業」に、山口東京理科大を核とした技術革新・事業化プロジェクトが新規採択された。国の支援を受けて、同大と県内の企業が共同研究し、デジタル新素材の開発、次世代型の液晶ディスプレーへの応用などに取り組む。
 地域の個性発揮を重視し、大学が持つ「知恵」を活用して新しい技術を生み出し、新産業の創出、研究開発型の地域産業の育成を図ることが目的。都道府県からプロジェクトを公募し、実施地域を選んでいる。採択されると年間で一億円程度の研究費が下りる。今回、県が提案したのは一般型(一定の産学官連携実績がある地域で分野特化を前提とした共同研究)で、国の支援は三年間。

2006年4月27日

常盤児童公園で鮮やかにボタン開花

 厚狭の常盤老人クラブ(三隅規匝会長)が世話している常盤児童公園のボタンが開花を始めた。今年は例年より十日ほど遅く、十五株あるうちの一株は満開だが、残りはまだつぼみが目立つ状態。来月上旬が一番の見ごろになりそうだ。


 開花を始めた常盤クラブが管理するボタン(常盤児童公園で)

吉南信金の2人に感謝状、詐欺被害防ぐ

 宇部警察署(長松久雄署長)は二十六日、詐欺被害の防止に協力したとして、吉南信用金庫恩田支店の井上昌一支店長代理と山本由美窓口係員に感謝状を贈った。
 今月十八日、同支店に来店した女性(71)が「大きなお金をATMで引き出すのでそばにいてほしい」と山本係員に頼んだ。不審に思った山本係員が、出金理由を尋ねたところ、詐欺被害の疑いがあったため、井上支店長代理に報告。直ちに警察に通報し、女性の財産を守った。同署はクレジット会社の社員を装って、女性から現金八十八万円をだまし取ろうとした男(42)を同日に逮捕した。


 長松署長から感謝状を受ける井上支店長代理(中央)と山本係員(宇部警察署で)

04年度献血受付者まとめ 20代が40代上回る

 若者の献血離れが心配される中、宇部市で年齢別の献血受付者率を調べたところ、二十代が四十代を上回り、意識の低さよりも少子化による影響が大きいことが分かった。男性は三十代後半の約15%をピークに、若くなるほど協力者が少なく、掘り起こしが大きな課題。女性は十代から四十代まで、比重不足などの不適率が五割を超え、食生活改善などによる貧血の解消が求められる。


 

楠地域審で合併後の意識調査報告、ごみ収集など不満の声多く

 宇部市楠地域審議会(藤野暁夫会長、十五人)は二十六日、市楠総合センターであり、地域住民を対象にした合併後初の意識調査の結果が報告された。回収率は低かったが、寄せられた意見を見る限りでは、ごみ収集をはじめとする生活環境の変化や、合併そのものの成果について不満が多く、市民サービスの低下が改めて懸念される格好になった。
 市楠総合支所は、全体の意見を「百八十三件のうち二十四件が肯定で、残りは提言と要望が半数ずつ」と分析している。結果は広報紙「地域だより」や市のホームページで公開する。


 議事に先立ってあいさつする藤野会長(市楠総合センターで)

東見初の市有地、コジマが落札

 宇部市土地開発公社が東見初町に所有する土地の借地入札がこのほど行われ、大手家電量販店のコジマ(本社・栃木県宇都宮市)が落札した。これに対し、宇部商工会議所まちづくり検討委員会(江村育巳委員長)と市商店街連合会(山崎和之会長)は市に、大型店に地域への社会貢献を促すガイドラインの作成を提案した。

高千帆校区見守り隊、6月発足へ

 高千帆校区子供安全対策協議会の設立総会は二十六日、高千帆小であり、保護者、学校、地域が一体となって児童・生徒の登下校、放課後の安全確保に取り組んでいくことを決めた。活動の柱として見守り隊を組織し、六月中旬の発足に向けて、一人でも多くの協力者を募っていく。
 見守り隊は、各団体で協力者を募り、発足時には二百人は集めたい考え。散歩や買い物時に腕章を着けたり、下校時に通学路に立ったりして子供たちに目を向けてもらう。下校時に子供が一人になる通学路や過去に不審者が出没した場所は重点地域とし、単位自治会に協力を打診する。


 見守り隊の活動、不審者情報などを話し合うメンバー(高千帆小で)

2006年4月26日

5月2日、お茶まつり開催

 新緑の季節を迎え、西日本最大級のお茶どころとして知られる宇部市小野の藤河内地区でも、約70ヘクタールの茶園が一面、緑となった。5月2日には、恒例の八十八夜お茶まつりが開かれる。
 丘陵地を利用した茶園には、茶の木の畝が段々に広がっている。高台から見下ろすと、美しい幾何学模様に圧倒される。林立しているのは防霜ファン。気温が下がると自動的にファンが回って気流を起こし、霜が降りないようにする。


 美しい幾何学模様を見せる茶園(小野藤河内で)

市民活動センター05年度利用者まとめ、過去最多の1万人突破

 宇部市民活動センターの二〇〇五年度利用者数は、前年度より千七百八十五人(20%)多い一万五百七十三人となった。〇一年度に開設して以来最多で、初めて一万人を突破した。同センターは「韓国語講座の受講生が多かったことやセンターが広く市民に周知されたため」と分析した。
 新天町一丁目にある同センターは、日曜・祝日を除く毎日午前十時から午後六時まで開館し、市民が会議を開いたり、センター主催の講座を受講したりしている。印刷機などの事務機器、パソコンなども利用できる。登録団体に限っては、開館前や午後六時以降の夜間、日曜・祝日も開放している。
 現在、センターには百十一団体、十四個人が登録しているが、ほかの公共施設などと比べ利用料金が安いのもメリットとなっている。団体は年間二千円、個人は五百円を納めると、センターが空いてさえいれば毎回の利用料は不要。利用時間に制限がないのも、登録団体には好都合となっている。


 

二俣瀬ふるさと運動実行委が休耕田にヒマワリの種

 二俣瀬校区ふるさと運動実行委員会(原田賢治会長、十人)は二十五日、二俣瀬ふれあいセンター近くの休耕田にヒマワリの種を植えた。七月中旬から十月にかけて大輪の花を咲かせる。
 休耕田は約七アール。土地の一部には、ロシアヒマワリや八重ヒマワリなど、園芸店で購入した切り花用の八種類の種を植えた。除草剤も散布した。吉永会長は「二俣瀬地域に似合った元気で明るい花を咲かせてほしい」と期待している。


 種を植える参加者(二俣瀬ふれあいセンター付近で)

真締川西通り線の一部廃止し公園整備、9日から着工

 宇部市は山口大医学部東側に隣接する真締川公園を、真締川と一体化した安らぎと潤いのある水辺空間にするため、市道真締川西通り線の一部(樋ノ口橋から宇部大橋まで)約四百三十メートルを廃止し、五月九日から工事に着手する。
 今回の公園整備に伴い、県道琴芝際波線・樋ノ口橋から、市道柳ケ瀬丸河内線・宇部大橋間の真締川西通り線を廃止する。整備する公園は真締川に沿って南北に四百三十メートル、幅は十三メートルから二十五メートルで、面積は約七千平方メートル。樋ノ口橋から約百八十メートル間は医学部への進入路として残すが、通り抜けはできない。
 工事は浸水防止のため盛り土をした後、ソメイヨシノやアラカシ、マテバシイなど高木約百十本、キリシマツツジやクルメツツジ、サツキツツジなど低木約二千三百本を植栽。公園内にはウッドチップ舗装の管理用通路(幅三メートル、延長二百八十五メートル)と、散策園路(幅二メートル、延長四百五メートル)を設ける。また、パーゴラ二基や彫刻三基も設置し、安らぎの空間を演出する。


 真締川公園の整備工事位置図

完成予想図

メーデーの5月1日、労働2団体が式典とデモ行進

 五月一日のメーデーに、宇部市内では連合山口宇部地域協議会(江口啓二議長)が午前九時半から記念会館で、宇部地域労働組合総連合(中野敏彦議長)が午後二時から琴芝街区公園で、それぞれ式典を行い、市中心部をデモ行進する。

山陽小野田市で新教育プロジェクト始動

 山陽小野田市の新しい教育政策「親子でやろう生活改善・学力向上プロジェクト」が、全小学校を対象に始まった。家庭が生活改善、学校が基礎・基本の定着に力を注ぎ、子供たちの脳と心と体の土台をつくろうというものだ。文部科学省の施策を先取りしており、自治体挙げて取り組むモデルケースとして、今後の成果が注目される。
 二十五日には、高千帆小(山西強校長)で公開授業が行われた。四十五分間に算数(計算)と国語(漢字、音読、暗唱)などが盛り込まれ、子供たちは、カードやドリル、パソコンと連動したスマートボードで示される問題を集中して解いた。反復の中に、やる気を引き出す工夫を取り入れ、正確性や、話す、聞くというスキルアップにもつなげた。


 漢字のなぞり書きや音読などに集中して取り組む子供たち(高千帆小で)

2006年4月25日

真締川に70匹のこいのぼり

 五月五日の端午の節句を前に、宇部市内のあちらこちらで、こいのぼりを目にする機会が増えてきた。真締川まつり実行委員会(河村泰輔会長)は二十四日、市役所と山口大医学部付属病院横の同川に、約七十匹のこいのぼりを掲揚。子供たちの健やかな成長を願って、市民が寄贈したこいたちが、元気いっぱいに川の上を泳いでいる。掲揚は五月十五日までの予定。


 勢い良く泳ぐ色とりどりのこいのぼり(真締大橋で)

セルプ南風がオリジナル缶バッジ製作

 社会就労センター・セルプ南風(佐藤坤子所長、神原町一丁目)は今月から、利用者の新たな作業として、写真などを張り付けるオリジナル缶バッジの製作を始めた。専用の機械を使って簡単にできるもので、マグネット、キーホルダーも用意。写真のほか、イラストや押し花でも作れることから、さまざまな展開を考えている。
 二月にゆめタウン宇部で行われた福祉ゆめの市で、先着五十人にプレゼントしたところ、子供や孫の写真をと、すぐになくなったことから、簡易作業の一つとして決めた。大きさは直径五・四センチ。写真を持ち込んだ際の値段は、バッジが三百円から、マグネットが五百円から、キーホルダーが六百円からとなる。十個以上で一個につき五十円を割り引く。問い合わせは、セルプ南風(電話31-1044)へ。 


 作業に励む利用者(セルプ南風で)

香川高に故 秋富さんの胸像

 宇部フロンティア大付属香川高(浜村一穂校長、七百九十四人)に二十四日、藤山生まれで、戦前に同校の学校運営を支援した故・秋富久太郎さんの胸像が設置され、受け渡し式が行われた。胸像は彫刻家・佐藤忠良さんが一九六〇年に制作。香川学園内には、柳原義達さんと向井良吉さんの作品もあり、日本の著名作家三人の彫刻がそろうこととなった。
 胸像はこれまで、下関市にある日本の近代建築史を代表する建築物「旧秋田商会ビル」で保管されていた。昨年九月に行われた同校の文化祭に、久太郎さんの弟・秋田寅之介さんの孫で、久太郎さんの養子となった海外広報協会理事長の秋富公正さん(85)と、妻の貴美子さん(79)=東京都目黒区=が来校。「大伯父と同校に深いかかわりがあるのなら」と、胸像移設の申し出があったという。


 生徒代表と胸像の除幕を行う秋富公正さん(左から2人目)と貴美子さん夫妻(宇部フロンティア大付属香川高で)

29日、万倉で多彩につつじまつり

 第十七回つつじまつりは、二十九日午前九時から宇部市の万倉ふれあいセンターを主会場に開かれる。神功太鼓をはじめとする多彩なステージと、生涯学習・芸能発表会、モデル撮影会を実施。作品展は前日の二十八日から。ふれあいネットワークの会(山本哲也会長)、万倉校区生涯学習推進協議会(同)主催。
 旧楠町の町花として親しまれてきたツツジは、サルビアと共に合併後の新市の花になった。西万倉の市若者センターに隣接する総合グラウンドは一九八二年に整備され、当時の万倉婦人会が中心になって、のり面にツツジを植樹した。ヒラドツツジなど十種類約二千五百株のツツジが四月下旬から咲き誇る。当日のイベントやモデル撮影会の作品を対象にした写真コンテストも実施する。問い合わせは、万倉ふれあいセンター(電話67-0201)へ。

6月18日、西光寺でジャズライブ

 寺でジャズを楽しもう、と「寺子屋ミュージックin西光寺」が、六月十八日午後四時から宇部市西岐波向坂の西光寺で開かれる。ゆとろぎMusicLife主催。
 二部構成で第一部は「寺子屋KIDSミュージック」。タンバリンやリコーダーなど身近にある楽器を持参して、ジャズのリズムやアドリブ演奏の妙味を味わってもらう。第二部は「仏様も一緒にJAZZライブ」。第二部に出演するのは、福岡を中心に活躍する清水ケンGさん(サックス)、磯金弘さん(ベース)、倉知幸一郎さん(ドラムス)のトリオと、ギターの田口悌治さん。第一部は無料、第二部は二千円。チケットは、新天町一丁目の市民活動センターや銀天街のふれあい拠点モモの家などで扱っている。問い合わせは市民活動センター(電話36-9555)へ。

山陽小野田市がボランティア総合窓口設置

 山陽小野田市は、NPOなどの市民活動団体やボランティアのネットワーク化を図るため、ボランティアの総合窓口を設置する。これまで各部署で接点を持っていた団体、個人の情報を集約し、八月にはガイドブックを作製するとともに、ホームページ(HP)上でも発信する。市民のボランティアへの参画意識の高揚、協働の推進につなげたい考えだ。
 現在、四百を超える団体、個人がリストアップされている。活動ジャンルは健康づくり、医療、福祉、社会教育、まちづくり、災害救援、環境保全、防犯などと幅広い。団体名、代表者、活動分野、内容、連絡先、ひとことPRなど、一定の様式に沿った調査書やHP経由での申請を経てデータ入力し、人材バンクとして情報を管理する。

2006年4月24日

ウエンディ、今年も北海道で

 1997年から常盤公園を飛び立ったままになっているモモイロペリカンのウエンディ(雄、10歳)が、今年も北海道江別市に元気な姿を見せた。現地の会社員、細野国男さん(54)から近況写真が宇部日報社に届けられた。
 ウエンディが確認されたのは、江別市郊外の江別古墳群の森。細野さんによると、16日ごろ飛来し、サギの群れに交じり、ゆったりとした雰囲気だったという。細野さんは「昨年は例年より春の訪れが早く、3月末に飛来していた。今年は天候が不安定で、心配した分、会えた時は感激しました」と話した。


 元気な姿を見せたウエンディ(北海道江別市で、細野さん提供)

「たんぼの学校-うべ農村塾」、5月開講

 宇部青年会議所(大橋洋志理事長)が今年度から実施する「たんぼの学校-うべ農村塾」の説明会が二十三日、宇部興産ビルで開かれた。農業体験を通じて小学生に、ものづくりの喜びや自然を大切にする心を学んでもらうのが狙いで、五月に開講する。五月十日まで参加を受け付けている。
 同学校では、市小野営農組合(重本正夫組合長)の協力を得て、千五百平方メートルの水田で水稲栽培などを体験してもらう。五月二十八日に同ビルで開講式を開いた後は小野地区で、六月に田植え、七月に農村体験(二泊三日)、十月に稲刈り、十一月に収穫祭を行う。
 参加対象は小学四-六年生。運営を手伝うサポーターとして、高校生も募集している。申し込み、問い合わせは、同会議所事務局(電話33-2838)まで。


 事業の内容について説明を受ける参加予定者たち(宇部興産ビルで)

岬校区民70人がポンプラ飯に舌鼓、旧跡散歩も満喫

 岬校区子ども委員会(伊藤俊一会長)主催の「岬歴史散歩とポンプラ飯づくり」は二十三日、岬ふれあいセンターを中心に開かれた。子供たちや保護者ら七十人が参加。地域の旧跡を訪ね歩いたり、竹筒を使ったポンプラ飯を炊いたりして楽しんだ。


 大人から教わりながら竹を切る子供たち(岬ふれあいセンターで)

宇部野鳥保護の会が観察会兼ね総会

 宇部野鳥保護の会(宗本正行会長)の総会は二十三日、山口市阿知須の県きらら浜自然観察公園で観察会を兼ねて開かれた。
 市民探鳥会は五月七日午前九時、ときわ湖水ホール前に集合して行う「春編」に始まり、夏(七月二十三日)、秋(十月二十二日)、冬(来年二月十一日)と続く。
 総会に先立って行われた観察会では、会員三十人が双眼鏡などを手に公園内を散策。周囲を飛び交ったり、姿を隠してさえずったりする野鳥たちに目を細めていた。


 ミサゴなどの野鳥を観察する会員たち(県きらら浜自然観察公園で)

市交通局が福岡バスツアー参加者募集

 宇部市交通局(岡田勝長局長)は、市が進めるパーク・アンド・バスライドに対応し、二俣瀬善和牛明の同局敷地内に七十八台分の駐車場を確保。駐車場の整備を記念して、五月六日に福岡に向けた記念ツアーを実施する。
 午前八時半までに同局に集合し、バスに乗り換え、キャナルシティ福岡に向かう。午前十時二十分すぎから午後六時までフリータイムで、交通局には午後八時ごろ戻る。代金は一人三千三百円(食事別)。申し込みは同局(電話31-1133)へ。

23日、江汐公園つつじまつり盛況

 五万本のコバノミツバツツジが満開を迎えている江汐公園で二十三日、つつじまつりが開かれ、多くの市民でにぎわった。
 前夜からの雨も上がり、公園では薄紫色のコバノミツバツツジを前に記念撮影するグループや家族連れでいっぱい。今月に入り、低温や雨が続いたためか、ヤエザクラやシダレザクラも、時期を合わせたように満開になり、サクラとツツジの花で公園内は一気に華やいだ雰囲気に包まれている。
 同公園では、これからミツバツツジ、ヤマツツジなどが次々に満開を迎え、五月中旬までツツジの鮮やかな花に包まれる。


 オープニングを飾ったもちまき(江汐公園で)

満開の花を楽しむ観光客が列をつくった江汐公園のつつじまつり(江汐公園で)

2006年4月22日

宇部ファミ・サポ、交流会でビオトープ二俣瀬を散策

 宇部ファミリー・サポートセンター(原谷恒雄所長)の地域交流会は二十二日、二俣瀬であり、親子十二組が里山ビオトープ二俣瀬を散策。「里山ビオトープ二俣瀬をつくる会」の今井和男会長たちが現地を案内した。あいにくの雨となったが、ピンクの花を咲かせたミツバツツジが一行を歓迎。クローバーの群生を見つけて喜ぶ親子もいた。
 里山ビオトープ二俣瀬は、休耕田約四千平方メートルを活用して、二〇〇二年三月に完成。直径五メートルの巨大水車がシンボル。草原、湿地、ため池、田んぼの各ゾーンで、四季折々の動植物や景色が楽しめる。


 自然を楽しむ親子(22日午前10時半ごろ、里山ビオトープ二俣瀬で)

常盤通振興会総会、活性化へ景観づくり継続

 宇部市常盤通振興会(山本哲夫会長、三十九人)の総会は二十一日、国際ホテル宇部で開かれた。今年度は、常盤通りの景観に関して、検討委員会と、山口大工学部などとのワークショップで、引き続き協議をしていく。新川市まつりや宇部まつりにも積極的に協力することを決めた。役員改選では、山本会長を再選した。
 山本会長は「景観づくりは多方面に働き掛け、景観法をまちづくりに利用しながら、五十年後、百年後を見据えて考えていきたい。気持ちを新たに、協力しながら常盤通りの活性化に努めていきたい」とあいさつした。


 あいさつする山本会長(国際ホテル宇部で)

山門御大師の200年祭、改装した本堂に住民ら参拝

 宇部市上宇部山門地区で古くから住民に親しまれている山門八十八カ所御大師の二百年祭が二十一日、山門一丁目の同大師で開かれた。改築したばかりの本堂に五十人が参拝し、地域住民の願いをかなえてきた“お地蔵様”の大きな節目を祝うとともに、地区の繁栄を願った。
 二百年祭では、極楽寺(二俣瀬木田)の佐野隆和住職が法要を営んだ。三十分ほどで終えると、参拝したお年寄りたちが本堂を囲んで「きれいになった」などと口をそろえ、子供時代の話などで盛り上がっていた。午後からは、近くの空き地でもちまきを四回行い、多くの人でにぎわった。


 改築を終えた本堂(山門1丁目で)

もちまきを楽しむ地元住民ら(山門1丁目で)

まつり山陽は厚狭秋まつり(仮称)で11月開催

 山陽小野田市の無形民俗文化財指定を受ける古式行事を核とする「まつり山陽」の継続が、二十一日に山陽商工会議所で開かれた臨時集会で決定した。名称や実施団体、内容は変わるが、集まった関係者たちは、百年以上続く地域に定着した祭りの継承を確認。今後の話し合いで具体的な中身を煮詰めていく。現時点で今年は、十一月十二日の開催を予定。仮称は、厚狭秋まつり。詳しい内容は、五月中旬の次回の会合で決定する。
 埴生漁港での前夜祭の花火大会は、新市民祭りのイベントに取り込まれたため、秋まつりとしては引き継がない。同じく同時期に行われていた小野田まつりは、小野田商工会議所、行政、市議会が、既に廃止を決定している。

2006年4月21日

陶芸連盟の新作展開催、23日まで

 宇部陶芸連盟(天根忠雄会長)の新作陶芸展は二十一日から、ときわ湖水ホールで始まった。身近な生活用具として使える皿や花瓶から前衛的な置物まで、九団体と個人会員計百六十三人が約五百点を出品。
 三月に急逝した連盟顧問・泉三郎さん(開泉窯)の遺作二点を特別展示。日本現代工芸美術展に入選した大和正美さん(趣味陶房大和)の「稜」など、昨年の公募展で入賞した作品四点も公開している。二十三日まで。


 人気を呼ぶ陶芸作品(21日午前10時ごろ、ときわ湖水ホールで)

山陽市民病院が救急業務から完全撤退

 山陽小野田市の山陽市民病院(橋本康彦院長)は、今月から救急告示病院を外れ、休日夜間診療所も廃止した。深刻な医師不足から傷病者の緊急搬送に対応できない状況にあり、病院機能の低下に拍車が掛かっているという。同院は二〇〇五年度当初、常勤医が十一人いたが、〇六年度には七人減の四人になった。現在、外科二人、内科一人、歯科一人。そのほかの診療科目は山口大医学部からの非常勤医で対応している。
「病院開設以来、どんな患者も受け入れてきた。休日、夜間で年間三千人、多い年には六千人。救急ができないのは残念だが、急な手術に対応できない」と同院。

市老連が単位クラブ活性化支援

 宇部市老人クラブ連合会(井上逸治郎会長)は、単位クラブを活性化するため、模範的な活動を展開したクラブに年間三万円程度の援助金を交付する「クラブ活動活性化支援対策事業」を創設した。
 単位クラブの発展、充実、活性化に、顕著な実績を残したクラブが対象。申請書類を審査して、交付を決定する。現在百四十一から百四十五あるクラブ(登録手続き中)のうち、初年度は八-十クラブを対象にする。活動実績は年間を通して報告されるため、実質的に対象クラブが決定するのは来年度となりそう。


 各校区の代表者にあいさつする井上会長(福祉会館で)

7月4日 中国チャーター便の参加者募集

 七月四日に山口宇部空港から中国へ直行するチャーター便が運航される。旅の日程は四泊五日で、孔子の生地とされる曲阜(チューフー)や世界遺産の泰山(タイザン)、西欧風の街並みが楽しめる青島(チンタオ)を観光する。八日に中国・青島空港から山口宇部空港に戻る。
 農協観光山口支店では、ツアーへの参加者を今月二十八日(満席になり次第締め切り)まで募集中。料金は十五万九千円(二人一室利用時)。定員は百二十人(最少催行人員九十人)となっている。申し込み、問い合わせは、同支店(電話083-973-3268)へ。

市第2次行財政改革実績 効果額は5ヵ年で10億7千万円

 宇部市は二十日、第二次行財政構造改革推進計画の実績を公表した。最終年度の二〇〇五年度の節減効果額は、人件費の削減などにより約四億一千五百万円。〇一年度から五年間の計画実施に伴う効果額は、単純累計額で約十億七千万円となった。
 〇五年度の主な取り組み実績と節減効果額は次の通り(〇六年度反映分)。▽一般廃棄物収集業務=し尿収集量の減少に伴って、7月から定期収集車1台と大型中継車1台を減車。職員も3人減らす(約1913万円)▽下水道施設運転業務=鵜の島ポンプ場を自動運転に切り替え、4人体制から1人体制に(約2195万円)▽公の施設管理運営業務=38施設を指定管理者制度に移行、知的障害児通園施設は民設民営に(約7870万円)▽補助金など=見直し基準に基づき、79件の節減・廃止などを実施(約5536万円)

2006年4月20日

クロデメキンが変身

 クロデメキンが金色に変身!? 宇部市恩田町の中野さんが飼育するクロデメキンの体色が二月に入ってから変わり始め、今では頭と背びれ、尾びれ以外は金色になっている。中野さんは「金魚の飼育経験は約十年になるが、こんなことは初めて」と目を丸くしている。
 一年半ほど前に市内で、クロデメキン二匹と別の金魚二匹を購入。今年二月上旬に、一匹のクロデメキンの腹部が、キラキラ光っているのに気付いたという。
 金魚の色は成長とともに変化することがあり、今回も退色によって金色に変わってきているらしい。


 体色が金色に変わってきているクロデメキン(恩田町の中野さん宅で)

中小企業支援センターの経営相談、宇部商議所内

 宇部商工会議所内で行われている宇部地域中小企業支援センターの経営相談が、今年度から曜日ごとに各分野に分けて実施されるようになった。専門家からより的確なアドバイスが受けられるほか、新たに技術や産学連携に関する相談と金融相談を加えた。
 宇部商議所では「産学連携に関する相談は、企業と大学などの接点をつくることも目的の一つ。専門家のアドバイスを受けられる気軽な経営相談の場として活用してほしい」と話している。

「フリールーム」開所、藤山ふれあいセンター内

 藤山ふれあいセンター内に、校区民が自由に語り合える空間「フリールーム・ふれあい」が開設された。「藤山家族」を標ぼうする校区民にとって、待望のわが家だ。各団体が事務処理を行いながら、サロン的な運営を目指す。十九日に開所式があり、関係者三十人が新しいコミュニティー拠点の誕生を祝った。
 センター各室は一般の講座を含めて利用が限度に達しており、簡単な打ち合わせ場所や、会議、集会での待ち合わせ場所がないのが悩みの種だった。このため、二〇〇二年度から計画的に取り組んできた校区改革の集大成として「誰でも、いつでも出入りが自由な部屋へ」と、利用変更を願い出ていた。
 「藤山家族」は、藤山ふるさとまつりのキャッチフレーズとして公募され、現在では合言葉に使われている。フリールームの開放時間は午前八時半-午後十時。


 あいさつする梶井自治連会長(藤山ふれあいセンターで)

厚陽中など花壇コン用の種まき

 山陽小野田市花壇コンクール用のサルビアとマリーゴールドの種まきが十九日、厚陽公民館の花壇で行われ、厚陽地区緑と花の推進協議会(村岡昭一会長)と厚陽中(松浦美彦校長)が協力して作業に当たった。同所だけでコンクールに必要な三万株の苗を確保する。配布は六月を予定している。
 花いっぱい運動を推進する同協議会は、山陽町時代の三十年前から町内の花壇コンの苗作りを担当し、市町合併後も一手に引き受けている。近くにある同校は、二十年前から種まきや苗の配布に参加し、地域との触れ合いを深めてきた。
 コンクールの参加には、六・六平方メートル以上の花壇が必要。個人、団体は問わない。申し込みは、市教育委員会社会教育課、山陽総合事務所地域行政課、各公民館で。締め切りは五月二十五日。一次審査は九月中旬、二次審査は十月初旬を予定している。


 花壇コン用の種をまくお年寄りと中学生(厚陽公民館で)

2006年4月19日

山大工学部 田口教授が超高演色性白色LED開発に成功

 山口大工学部の田口常正教授(59)はこのほど、世界最高レベルの性能を持つ超高演色性白色LED(発光ダイオード)の開発に成功した。光の性質が限りなく白熱電球に近く、これまでのLEDでは分かりにくかった人間の肌や血管の色など赤系統を見た目通りに照らすのが特徴。知的クラスター創成事業の「核」になるもので、国際競争力のある製品・事業化の加速に期待が掛かる。
 研究成果は、八月に米国で開かれる第六回固体照明国際学会などで発表される。


 新たに開発した白色LEDを手にする田口教授(山口大工学部で)

61歳の林さん、来月2日に250キロマラソン挑戦

 五月二日に山口市をスタート、ゴールする「山口100萩往還マラニック大会」二百五十キロ部門に、八回目の挑戦をする六十一歳の男性がいる。「努力した成果がそのまま結果につながるマラソンは、人生そのもの」と、走ることの魅力を語った。セントラル硝子の関係会社、宇部商事社長の林利之さん。東京都八王子市在住で、三年前から宇部に単身赴任している。
「プロスキーヤーの三浦雄一郎さんが七十歳でエベレスト登頂を果たした時、『夢を持って一歩一歩登って行ったら頂上だった』と振り返ったが、登山もマラソンも、目標を持ちそれを達成するために努力する課程が、楽しくやりがいがある」と共感。マラニック大会でも、記録更新を狙っている。


 8回目の250キロマラソンに意欲満々の林さん(宇部商事で)

ミュージック・エイド・クラブが「ふるさとソングス」の歌詞募集

 音楽を通じたボランティア活動を展開しているミュージック・エイド・クラブ(藤原利昭会長)は、宇部の魅力が詰まったオムニバスCD「宇部ふるさとソングス」第二弾の制作を決めた。昨秋に完成した第一弾より「さらに地域に密着した良いものを作りたい」と、市民から歌詞を募集している。
 テーマは自由だが、メーンは「ふるさと」と「福祉」。ポップス、演歌などジャンルは問わない。対象は市民、または宇部にかかわりのある人。
 応募は、四百字詰め原稿用紙(A4サイズ)に歌詞と名前、住所、性別、年齢、電話番号を記入し、〒755-0077宇部市山門五-六-三五、ライフページ・フジデン内、同クラブ事務局へ。ファクス(22-3902)、Eメール(maclub@c-able.ne.jp)でもよい。締め切りは六月三十日。問い合わせは、フジデン(電話35-8320)へ。

18日、小野田署でシニア対象の運転適性検査

 高齢ドライバーを対象としたシニアいきいき診断教室が十八日、小野田警察署で行われた。老人クラブの十五人が、県警の運転適性検査車(さわやか号)のシミュレーションに挑戦し、自分の運転適性を知った。高齢者の死亡事故抑止を目的に今年から始まった県警の取り組み。
 参加したのは、市小野田地区老人クラブ連合会の六十八-八十四歳。さわやか号では三人同時に検査を受けることができ、画面と向き合ってさまざまな検査にゲーム感覚で挑戦。終了後、年齢に応じた反射神経や注意力、判断力などを五段階評価した成績が個別に渡された。


 さわやか号の運転適性検査に挑戦する高齢者(小野田署で)

2006年4月18日

宇部フ大でシルバーカレッジ開講

 六十歳以上を対象にした宇部市のシルバーカレッジが十七日、宇部フロンティア大で開講した。より専門的な学習を目指して、今年度から大学で開催。五十九人が、孫の世代の学生と一緒に「人間と社会」のオリエンテーションを受けた。
 前期は十四回の講座があり、最終回の七月二十四日は全講師と学生、シルバーカレッジ生が「人間と社会」をテーマに、学んだことについて討論する。


 学生と高齢者が入り交じってのオリエンテーション(宇部フロンティア大で)

高嶺自治会が共生のエートスと連携し生ごみを飼料化再利用

 宇部市川上七区の高嶺自治会(秋本貞光会長)は、生ごみを発酵飼料として再利用していく活動を、二十日から自治会内で試験的に始める。循環型社会を地域自らの手で構築しようという挑戦。秋本会長が理事長を務めているNPO法人・共生のエートスと連携しながら、特産品の開発にもつなげたい考え。
 自治会内のごみステーション四カ所と、福祉施設三カ所の計七カ所に、密閉容器を設置。日曜日を含めて、原則として毎朝回収する。飼料化には堆肥(たいひ)化以上に、ごみ質が求められるため「腐敗したものは出さない」「紙・ビニール類などを混入しない」など、徹底した協力を呼び掛けている。

05年度県内児童虐待まとめ 5割超が「子育ての怠慢・拒否」

 県中央児童相談所(山口市)は、二〇〇五年度に県内の児童相談所が受け付け・処理した児童虐待の件数をまとめた(速報値)。前年同期比十九件増の百九十七件で、過去最多を更新。
 虐待内容は、身体的が十七件で最も多く、怠慢・拒否の十四件を上回った。怠慢・拒否では「食事を十分に与えない」「しつけをしない」例が目立ち、保護者に事情を聞くと「自分もそうだった」「伸び伸びと育てている」などと、問題点に気付いていないケースが多いという。

小さな親切運動実践協力校に4校

 社団法人「小さな親切」運動本部(田中義具代表)から二〇〇六年度の「小さな親切」運動実践協力校として指定を受けた本山小(徳原幸子校長、二百五十六人)と須恵小(杉形尚城校長、五百三十二人)、小野田小(縄田和子校長、三百六十四人)、有帆小(木橋金二校長、二百七十二人)に十七日、同運動本部からの依頼証と運動旗などが各小学校に贈られた。
 実践活動として、本山小と小野田小は、あいさつ運動と日本列島クリーン大作戦を実施。須恵小はあいさつ運動と日本列島コスモス作戦を展開。有帆小はあいさつ運動と日本列島クリーン大作戦のほか、「小さな親切」実行章の推薦に努める。


 本部から運動実践協力校の指定を受けた各校(市商工センターで)

2006年4月17日

「厚東を食べる」企画開幕、第1弾は「竹」

 食文化について考える「厚東を食べる」シリーズの第一弾「竹を食べる」は十六日、厚東小裏の竹林公園であり、子供から大人まで約百人が、泥だらけになってタケノコを掘った。昼食時には、てんぷらにしたり、スライスして生で食べたりし、新鮮な食材のおいしさを再確認した。
 来月は塩の作り方を学ぶ。食器やはしを作ったり、秋には野菜をみんなで植えたりして、二月の最終回で大鍋にして食べる。


 旬のタケノコ掘りを楽しむ家族連れ(厚東小裏の竹林公園で)

常盤公園の大宝探し大会に親子ら奮闘

 常盤公園の大宝探し大会は十六日、石炭記念館そばの広場で開かれた。親子連れなど五百人が参加し、折り畳み自転車などの景品が当たるラッキーカードを求めて奮闘した。
 春のキャンペーンの一環で、用意した整理券がすぐになくなる人気ぶりを見せた。会場に誘導された参加者は、スタートの合図と共に茂みや木の根元など目当ての場所をチェックしていった。子供たちは元気いっぱいに駆け回り、カードを見つけると歓声を上げていた。


 夢中になってカードを探す参加者(常盤公園で)

荒滝山山開き、地域住民ら100人が大自然満喫

 ハイキングシーズン到来を告げる宇部市の最高峰、荒滝山(四五九メートル)の山開き神事が十六日、山頂の明治天皇陶像前で行われた。地域住民ら百人が参加し、新緑や古里の大自然を満喫した。
 参加者は上荒滝バス停や犬ケ迫駐車場から山頂へ。前日の悪天候でぬかるんだ場所もあったが、老若男女が思い思いのペースで登っていった。道中では、くぐり岩などの名所を巡る人もいた。山頂に到着すると、広げたシートの上などに腰掛けて一休み。少しかすみがかっていたが、三百六十度の大パノラマに、感嘆の声を上げていた。子供たちを対象にした大宝探し大会もあり、参加者は自然いっぱいの休日を満喫していた。


 神事に臨む参加者(荒滝山山頂で)

宇部市が環境目標設定への意見募集

 宇部市は二〇〇一年十二月に、ISO(国際標準化機構)が定める環境規格ISO14001の認証を受け、事務や事業に関する環境負荷の削減に取り組んでいる。〇六年度の環境目標を設定するため、市民から意見を募集する。
 応募は、はがきかファクスで。意見を二百字以内にまとめ、住所と氏名を記入して〒755-8601宇部市常盤町一-七-一、宇部市環境共生課(電話34-8245、ファクス22-6016)へ。締め切りは二十八日。

グリーンヒル山陽、10周年と増築完成祝う

 知的障害者通所授産施設グリーンヒル山陽(原智施設長)の開設十周年記念式典は十六日、厚狭緑ケ丘の同所であり、運営母体の市社会福祉協議会のメンバーや利用者、来賓など約百人が出席し、節目を祝った。併せて、増築した作業室とレクリエーションルームの完工式も行った。
 この場所では、もともと厚狭郡手をつなぐ親の会が通所作業所「さつき園」を運営していたが、同会が国や県認可の施設を強く要望したことをきっかけに、開設に着手。一九九六年四月にスタートした。授産科目は、くぎ加工、自転車部品組み立て、ウエス加工など九事業。


 あいさつする森田会長(グリーンヒル山陽で)

2006年4月15日

16日、荒滝山山開き

 最も早く咲くツツジの一つがミツバツツジ。宇部市の最高峰、荒滝山(四五九メートル)では、あちこちに赤紫色の花が咲き、山の中でアクセントになっている。枝先に花びらを三枚付けるため、この名がある。山の尾根や岩場などに生え、葉が出る前に花が咲くのが特徴。
 十六日午前十一時からは山頂で、新緑の季節の訪れを告げる山開きの神事がある。これに合わせて大勢のハイキング愛好家らが登山を楽しむ。


 登山客を待つミツバツツジ(荒滝山登山道で)

宇部市民初、先帝祭に花柳寛津由次さん参加

 下関市を代表するイベントで、五月三日に赤間神宮を主会場に開かれるしものせき海峡まつり・先帝祭の上臈(じょうろう)道中に、宇部市民として初めて、ひらき台の日本舞踊家で、花柳流津由次会会主の花柳寛津由次(本名・河杉佐加恵)さん(43)が、太夫として参加する。
 寛津由次さんは三歳の時から舞踊を習っており、芸歴四十年。キャリア、実績、日本舞踊協会県支部委員などの要職を務めていることなどが認められた。「別世界の行事と思っていたので、話をいただいた時には本当に驚き、感激した」と言う。二十キロ近い衣装を着込み、独特の外八文字に挑戦することもあり、十七日から前日の五月二日まで計八回の練習に臨む。「最後まで一生懸命に務めたい」と話している。


 先帝祭の上臈道中で、太夫を演じる花柳寛津由次さん

高齢者虐待防止法施行で市がパンフ6000部作製

 高齢者への虐待が社会問題化する中、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法)」が、一日から施行された。宇部市では虐待防止に向けて、パンフレットを六千部作製。ホームヘルプ、デイサービスの事業所や医療機関、民生委員などに配布し、周知を図る。窓口は、市シルバーふれあいセンターにある高齢福祉課内の地域包括支援センター。
 高齢者虐待や介護、認知症に関する相談は高齢課(電話22-4372)か介護保険課(電話34-8298)へ。市介護家族の会による無料の介護相談も、毎月第三月曜日の午前十時から午後三時まで、シルバーふれあいセンターで開かれている。時間内は電話(電話22-4383)でも対応する。


 高齢者虐待防止のために市が作製したパンフレット

春の花壇“宇部一”決まる

 “宇部一”の花壇にビビットにしうべなど四団体・個人が決まった。春の花壇コンクール本審査は、十三、十四の両日行われ、市緑化運動推進委員会(会長・藤田忠夫市長)のメンバー十一人が、予備審査を通過した四十一団体・個人の花壇を入念にチェックした。最優秀賞はビビットにしうべ(花壇部門・地域団体A)が初受賞したほか、岬小(同・学校団体C、二回目)、宇部興産ケミカル工場(モデル部門、四回目)、星野順子さん(フラワーガーデニング部門、西岐波下萩原、二回目)が選ばれた。

市民児協総会、資質向上で研修にも力

 山陽小野田市民生児童委員協議会(久岡幸一会長、百五十八人)の総会は十四日、市民館であり、地域住民の立場になって相談、支援活動に取り組んでいくことを申し合わせた。研修にも積極的に参加し、複雑多様化する問題に対処できるよう資質向上も図っていく。
 重点目標は「ふれあいのネットワークづくり運動の積極的な推進による個別援助活動の充実」「民生委員、児童委員活動の諸課題に関する研究協議」「地区民児協活動の活性化」「民生委員、児童委員の資質向上に向けた研修への参加」「関係機関、団体との連携強化」を掲げた。市の緊縮財政で、補助金が減額されているが「金額の多寡にかかわらず、知恵を出し合って研修を推進しよう」とした。


 あいさつする久岡会長(市民館で)

2006年4月14日

市内初、川上小はし持参、ABS樹脂製パン皿も導入

 川上小(光廣久夫校長、六百三十六人)は今年度から、学校給食で使うはしの持参を始めた。市内では初めての取り組みで、きちんと洗って持ってくるなどの子供たちの食育と、新たに導入したABS樹脂製パン皿の購入費の補てんが目的。給食時間には、さまざまなはし箱が並び、楽しいひとときに彩りを添えている。
 食育の観点では、献立に応じて、はしとかスプーンを選べることで、正しい食事のマナーが学べるほか、家庭からの持参で、親も給食への理解と関心を持つことが期待されている。
 忘れた場合は、学校に置いてある予備を使用。持ち帰るのを忘れたときは、翌日、きれいに洗って使用するよう指導しているが「保護者にも徹底し、協力してもらっているため、忘れる児童は少ないようだ」と河口レイ子教頭。
 ABS樹脂製は、昨年度から温食器に限り、全校に導入。米飯給食を推進している厚東小・中、二俣瀬小、小野小・中では、すべての食器にABS樹脂製を使用している。


 持参したはしで給食を食べる2年1組の児童たち(川上小で)

新たに導入したABS樹脂製パン皿(左)と以前のアルマイト製パン皿

5月6日、第10回「こども春まつり」

 宇部市立図書館(杉本繁雄館長)主催の第十回「みんなおいでよ こども春まつり」は、五月六日午後二時から三時四十分まで、同館で開かれる。 二十三日から五月十二日までの「こどもの読書週間」にちなんだ行事。読書の楽しさを伝え、親子の触れ合いを深めてもらうのが狙い。 「ブックトークの会」「はなしの工房」など、図書館協力団体による大型絵本の読み聞かせ、紙芝居、マジックなどがある。履物を入れる袋を持参のこと。問い合わせは同館(電話21-1966)へ。

架空請求がトップ、05年度市消費生活相談まとめ

 宇部市が二〇〇五年度に受理した消費生活相談は千六百六十六件で、前年度の約二・三倍となった。昨年四月一日、市役所一階に市消費生活センターが開設されて窓口が明確になり、これまで県消費生活センター(山口市)に流れていた相談が、地元に戻ってきたのが要因。相談内容は架空請求、情報提供サービス、融資サービスの順で多く、これだけで全体の約六割を占めた。 相談件数は、前年度の七百三十一件を、九百三十五件も上回った。内容は架空請求が三百八十三件(23%)でトップ。続いて、有料サイトの利用料など情報提供サービスのトラブルが三百十二件(19%)、消費者金融など融資サービス関連が二百四十三件(15%)で、この三つが突出して多い。個人情報に関する苦情相談は、八件だった。相談当事者の年齢は、六十歳代が三百三十人、七十歳以上が三百三十四人と、前年度と比べて高齢者の伸びが著しい。 相談は消費生活センター(電話34-8157)へ。


 

理科大高大連携がSPPに採択

 山口東京理科大(土谷敏雄学長)の高大連携事業が、文部科学省が今年度から進める「サイエンス・パートナーシップ・プロジェクト」(SPP)に採択された。先端技術体験学習を通じて、科学技術に対する高校生の興味関心、探究心を高めていく。 連携事業を教育の柱に掲げる同大は、新しいプロジェクトを含め、五年連続で事業採択された。区分は観察や実験、実習の体験と、問題解決を中心にした講座型学習活動。電子・情報と物質・環境の二系統あり、第一線の研究者、技術者による科学講義や最先端の実験実習、工場見学を二泊三日の合宿形式で集中的に実施する。 今後は同大生涯学習センターが主体となり、高校への啓発、受け入れを検討する。興味のある高校は同大庶務課(電話88-4504)へ。

2006年4月13日

花壇コンクール本審査始まる

 宇部市の春の花壇コンクール本審査が十二日から始まった。市緑化運動推進委員会委員と事務局の十二人が、予備審査を通過した地域、企業、学校、ガーデニング・プランターの三十五団体・個人とモデル部門の六つをチェックする。審査は十四日も行われ、同日午後に最優秀などの各賞が決定する。


 丹念に審査する市緑化運動推進委員会委員ら(13日午前9時15分、西岐波大沢西後で)

コミュニティーモデル校区、厚東と厚南で始動

 主体的で魅力ある地域活動の創造を目指した宇部市設置の「地域コミュニティーモデル校区」が、厚東と厚南で始動した。専従の事務局長たちは、これからの総会シーズンに向けて、資料作りから仕事に励んでいる。
 厚東ふれあいセンターでは、交通安全協会分会や消防団の役員を務めてきた坂上正和さん(65)が担当。手始めに自治会連合会や社会福祉協議会などの主要団体を受け持つ。厚南会館では、民生委員で、PTAや母子保健推進協議会の役員だった勝谷智子さん(51)が、石本喜一校区自治連会長と二人三脚で取り組んでいる。厚南地域四校区が関係している厚南地区連絡協議会を含め、担当するのは二十一団体と超多忙だ。
 市は、昨年七月に設置した地域コミュニティー検討委員会(委員長・石田路子宇部フロンティア大講師、十三人)の提案を尊重し、新規事業で採用した地域づくりアドバイザーも活用しながら、「新市建設計画」の重点戦略「地域コミュニティーの充実」を推進していく方針。


 総会資料の作成に励む坂上さん(厚東ふれあいセンターで)

2人3脚で事務作業をしている勝谷さんと石本会長(厚南会館で)

パーク・アンド・バスライド、利用進まずたったの1人

 バス停までマイカーで行き、バスに乗り換えて通勤する「パーク・アンド・バスライド」。地球温暖化防止、市街地の渋滞緩和などの効果があり、宇部市でも利用を推進している。船木鉄道と市交通局では、無料の専用駐車場を整備。市も看板を設置するなど「環境に優しい通勤」を呼び掛けているが、現在の利用は一台にとどまっている。
 パーク・アンド・バスライドの利用は無料だが、事前に氏名、住所、電話番号、車両番号、利用期間などの登録をして、駐車許可証を受ける。利用低迷を受け、市では職員への周知を進めることにしている。申し込み、問い合わせは交通局(電話31-1133)か船鉄(電話67-0321)へ。


 パーク・アンド・バスライドの専用駐車場(交通局で)

シルバー人材センター、業績向上へ山陽地区に力

 山陽小野田市シルバー人材センター(黒瀬武彦理事長)は、二〇〇五年度の事業実績をまとめた。一般家庭、企業からの受注が伸び悩み、契約金額は四年ぶりに二億円を割り込んだ。合併により市域は広がったが、山陽地区の会員増強、積極的な開拓が業績アップの課題となりそうだ。
 四百二人の会員のうち、就業したのは三百二十二人。延べ人数では三万六千二百十七人。事務局では「まだ浸透しておらず、これからも山陽地区の会員、契約先を広げるよう取り組みたい」と話した。毎月第三金曜日の午前九時半から同センターで入会説明会を開いており、興味があるシルバーの参加を呼び掛けている。

2006年4月12日

新顔増えにぎやかに 子育てサークル「くすのき」

 宇部市子育てサークル「くすのき」は、毎週月曜から金曜まで市楠総合支所で運営され、楽しい触れ合いの場を親子に提供している。新年度を迎えて新しい子供たちも加わり、にぎやかさを増してきた。
 旧議場を改装した活動ルームは広さ約百平方メートル。月曜と水曜は午前九時半-午後零時四十五分、火・木・金曜は午前九時半-午後三時十五分に開放される。水曜を除く午前中は、たんぽぽ組(〇-一歳児)と、ひまわり組(二-四歳児)に分けて集団遊びを指導。水曜は個人ボランティアが絵本の読み聞かせをしている。季節ごとの行事や戸外遊びの日も設けている。


 指導員たちと手遊びを楽しむ子供ら(市楠総合支所で)

サクラ 散るも風情

 前線を伴う低気圧の通過でまとまった雨が降った宇部地方。先週の土、日曜日は大勢の花見客でにぎわった常盤公園でも、常盤湖からの強い風が吹き付ける場所にあるソメイヨシノは花びらを散らした。噴水池そばの園路では、散った花びらが水たまりに浮かび、路面が乾いた後には“ピンクの流れ”ができている。
 常盤公園管理事務所は「満開のサクラの半分ぐらい花が落ちた。今週末まで花が残るか残らないかという状況」と話した。


 園路に落ちたサクラの花びら(常盤公園で)

中国地方初、宇部構内が「子育てタクシー」開始

 宇部市明神町三丁目の宇部構内タクシー(福島真一社長)は、十一日から小学生以下の子供を対象にした新しい送迎サービス「子育てタクシー」をスタートさせた。料金は一割引きの特別運賃で、自宅、学校、託児所、塾などの間を送り迎えする。中国地方では初めての取り組み。
 担当の運転手は、親しみやすさをアピールするピンク色のジャンパーを着用。体調の急変に対応するため、人工呼吸や心臓マッサージの技術も身に付けている。車両には「子育てタクシー」のステッカーを張り、車内にはチャイルドシート、ベビーシートはもちろん、絵本やアニメソングCDなどの“七つ道具”を用意してVIP待遇する。
 利用には事前の登録が必要。申し込み、問い合わせは同社(電話32-2225)で受け付ける。


 「子育てタクシー」の運転手

「子育てタクシー」のステッカー

宇部市の電子申請サービス、まずまずの出だし

 宇部市でインターネットによる電子申請サービスが始まってから四十日余り。受理件数は、住民票の交付申請を中心に計三十六件で、まずまずの出だしとなっている。
 電子申請は、自宅のパソコンなどから二十四時間いつでもできるため、帰宅後の夜に申請し、翌日に受け取りに来るケースが目立つ。窓口で申請した場合、交付までに要する時間は平均約十五分。電子申請を済ませていれば、窓口での申請手続きや証明書の作成時間が短縮でき、所要時間は約半分になる。今後は、段階的に利用できる手続きを増やしていく予定。毎週木曜日には、市民生活と関連の深い窓口業務を午後七時まで延長し、サービスの向上を図っている。

ナルトビエイ対策に広大が研究でサポート

 山陽小野田市と県水産研究センター内海研究部が、広島大に共同提案した「アサリを食害するナルトビエイの生態解明および効果的な駆除対策について」が、同大の今年度の地域貢献研究プロジェクトに採択された。アサリの天敵、ナルトビエイが瀬戸内海を回遊し始めた理由、明らかになっていない生活史について、専門家チームが解明に乗り出す。
 県漁協小野田支店(小野田漁協)が潜水漁で水揚げしていたアサリは、テレビの料理番組で取り上げられたこともあり、一気にブランド化。しかし、二〇〇一年を境に水揚げが激減し、漁を休止して資源回復に取り組んでいるが、成果は上向いていない。その原因の一つがナルトビエイによる食害だ。
 今年も六月から駆除を始めるが、三者が連携してプロジェクトを推進し、貴重な地域資源の復活を目指す。


 昨年の駆除作業(刈屋漁港で)

2006年4月11日

新川市まつりのポスター完成

 今年の新川市まつり(五月三-五日)のポスターが完成した。昨年に続いての「うべキツネの嫁入り行列」と三年ぶりとなる「よさこいフェスタ」をデザイン。関係商店街などに掲示し、市民に祭りへの参加を呼び掛ける。
 今年は、メーンの五日に行われる「キツネの嫁入り」「よさこいフェスタ」と、馬替え大売り出しを改めた「馬替え大抽選会」(二十九日-五月五日)を三本柱に、常盤通りと平和通り、周辺の商店街を会場に多彩なイベントを展開する。


 完成した「新川市まつり」のポスター

熱帯植物館のオリエンテーリングが今月から月2回に

 常盤公園の熱帯植物館は、今年度から同館を舞台にしたオリエンテーリングを毎月第一、三日曜日に開催している。市民により親しんでもらおうと、年一回実施していたイベントを恒例化。「クイズや観察を通して、植物との触れ合いを楽しんでほしい」と呼び掛けている。
 設問は十問。問題は毎月、新たな内容に更新していく。毎回、全問正解者先着二十人を対象に、多肉植物でキョウチクトウ科のパキポディウム・ラメーレイの苗をプレゼントする。問い合わせは同館(電話31-8301)へ。


 オリエンテーリングの問題とプレゼントの苗

厚南小昭和16年卒業生が傘寿祝い最後の同窓会

 厚南小を一九四一(昭和十六)年に卒業した人たちでつくる南小一六会(梅下巌会長)の第十九回同窓会が十日、ホテル河長で開かれた。今年は数え年で八十歳を祝う傘寿記念。卒業後間もなくの四六年から六十年間続いた同窓会も、高齢のため今年で最後となるが、市内外から二十五人が駆け付け、再会を喜んだ。
 余興では日本舞踊やカラオケも披露した。締めは恒例の記念撮影。「寂しくなるね」という言葉と共にカメラに納まった。


 和やかに談笑する参加者(ホテル河長で)

インターンシップ制度浸透、前年度比2倍の248人が利用

 学生、生徒が就業体験する宇部市のインターンシップ制度が浸透してきた。二〇〇五年度は、前年度の二倍に当たる二百四十八人が利用。「自分の適性を知り職業を選択するのに有効」と関係者は口をそろえる。
 制度は、学生、生徒の就業機会の拡大、市内への定住促進、産官学連携の強化を目的に二〇〇一年度からスタート。〇四年度からは、市から事業委託された宇部商工会議所が、県経営者協会とタイアップして実施。利用者の中には、同制度が縁で、実際にそこに就職したケースも何件かある。就職しても数年で辞めてしまう学生、生徒が多い中で、この制度は働きたい人にも、雇用する側にも意義のあるものになっている。 


 

国文祭のジャズダンスオーディションで県選抜チーム決まる

 今秋の第二十一回国民文化祭ジャズダンスフェスティバルに出演する県選抜チームの選考オーディションが八、九の両日、本番会場の市文化会館であり、応募八十二人の中から三十七人が合格した。
 八日は小学二-中学三年生、九日は高校生以上を対象に行い、それぞれ四十六人中十八人、三十六人中十九人が合格。十一月五日の本番では、ステージ後半に出演し、ヒップホップやモダンなど五つのダンスを披露することになっている。両日とも、国内外で活躍する振付師で、選抜チームの振り付けも手掛ける前田敦さんが唯一の審査員を務めた。
 合格者は、今月末から山口市のダンススタジオでレッスンを開始する。少なくとも毎月一回は全員が集まり、合同練習を重ねていく。


 合格目指してダンスを披露する小・中学生たち(市文化会館で)

2006年4月10日

10日、公立小・中学校で入学式

 宇部市内と山陽小野田市内の公立小で十日午前、一斉に入学式が行われた。雨が降る、あいにくの天気となったが、子供たちは、真新しい服に身を包み、保護者と一緒に、はつらつと登校。中学校は午後から行われた。
 西宇部小(奥田隆校長)には、男女各四十一人の八十二人が入学。式は体育館であり、奥田校長が「皆さんには、大きな声であいさつすること、先生の話を聞くこと、お友達をつくることをお願いしたい。元気に学校に通ってほしい」とあいさつ。
 小野田小(縄田和子校長)は、午前十時に体育館で開式。ピカピカの一年生六十一人(男子三十三人、女子二十八人)が在校生や保護者の大きな拍手に迎えられ、花のアーチをくぐり抜けて入場した。


 アーチをくぐって入場する1年生たち(10日午前10時10分ごろ、西宇部小体育館で)

在校生の花のアーチをくぐり入場する1年生(10日午前10時、小野田小で)

9日、市内各地で桜まつり開催

 華やかなソメイヨシノやヤエザクラ、里山を彩るヤマザクラやウスズミザクラ-。宇部市内の桜は先週末、一斉に満開となり、花見シーズンのピークを迎えた。9日の日曜日は、常盤公園をはじめ市内の名所は、どこも花見客で大にぎわいだった。
 上小野の横瀬八幡宮(志賀守彦宮司)では、春季大祭に合わせ、小野地区桜まつりが行われた。境内のソメイヨシノ五十本は満開から散り始め。時折強く吹く風に、集まった約五百人の上を花吹雪が舞った。
 藤山YY会(名和田敏子会長、三十人)主催の「藤山さくらまつり」が九日、岩鼻公園であり、家族連れを中心に約五百人が、宝探しやフリーマーケットを楽しんだ。メーンの宝探しは、ゲートボール場からあずまやまで、約五百メートルで実施。おもちゃや学用品などがもらえる番号が書かれた券が、木の周りや草の下に隠してあり、参加者はいち早く見つけようと夢中で探し回った。


 満開の桜を楽しむ行楽客(横瀬八幡宮で)

お宝の券を目指して坂を駆け上がる子供たち(岩鼻公園で)

市交対協が「モーニングキャンペーン」で交通安全呼び掛け

 宇部市交通安全対策協議会(会長・藤田忠夫市長)は十日、JR宇部新川駅で、乗降客に交通安全を呼び掛ける「春のモーニングフレッシュキャンペーン」を行った。「いってらっしゃい」「気を付けて」などと声を掛けながら、交通安全を啓発するティッシュペーパーを配布した。
 キャンペーンには、藤田市長をはじめ、宇部交通安全協会や同協会婦人部、宇部地区安全運転管理者協議会などのメンバー三十五人が参加し、午前七時半から約一時間、活動した。宇部い~な大使の徳原智美さん(19)と村上明子さん(25)も協力し、啓発品を乗降客に手渡した。


 乗降客に啓発品を配り、事故防止を呼び掛ける参加者(10日午前8時、JR宇部新川駅で)

2006年4月 8日

宇部岬漁業祭、早朝から活気

 豊漁を祈願する「十日蛭子(えびす)」にちなんだ宇部岬漁協(上村昭義組合長)の漁業祭が八日、同漁協前の広場で開かれた。磯の香りに包まれた会場は、格安で販売される生きのいい魚などを求める市民らで、朝早くからにぎわいを見せた。
 市民への感謝と魚食のPRを兼ね、婦人部と青壮年部が中心となって毎年開催。午前八時の開始にもかかわらず、七時には多くの人が集まった。お目当ては卸値特売となる鮮魚。一キロ千円前後のカレイをはじめ、メバル、チヌ、コチなどが次々と売れた。新宇部漁協女性部が作った手練りのてんぷらも好評だった。


 生きのいい魚を求める市民ら(8日午前8時15分ごろ、宇部岬漁協で)

厚陽中校舎、耐震基準下回る

 耐震強度が問題になっている厚陽中(松浦美彦校長)の校舎が、山陽小野田市の二次診断で、地震に耐えられる能力を示す基準値を下回っていることが明らかになった。市は検討委員会を設置し、十月までには整備計画を打ち出すとしているが、その間の安全対策も「早急に検討したい」としか示していない。「安全を第一に考え、早く行動を起こしてほしい。子供たちは地震に脅えながら学校生活を送らなければいけないのか」と、保護者は揺らぐ安全への不安と、市の対応への不満を募らせた。週明けの十日には新学期を迎える。
 同校の校舎(鉄筋コンクリート)は一九六一年に建設され、四十五年が経過。旧山陽町で建て替え計画が実施設計まで進んでいたが、新市になって「厚陽中は最優先」という条件の下、同計画は白紙状態になった。その後、学校施設の耐震診断を進める中で、サンプルを採集し、調査したところ、耐震性能を示すIS値が示された。これによると、一階東側で0.21という低い数値が出た。0.7以上が基準値で、0.3以上は補強が必要、0.3未満は改築を要するという。同校のそのほかの三カ所も0.41から0.44で、補強を検討しなければならない数値だ。

建築設計監理協と市商店街連合会が山銀の保存要望

 山口銀行宇部支店(新天町一丁目)の新築移転に伴い、現支店が解体される可能性があることから、宇部建築設計監理協会(田代定明会長)と市商店街連合会(山崎和之会長)は七日、等価交換で現支店の土地を所有する市に、保存を求める要望書を提出した。戦火をくぐり抜けた歴史的価値のある建物として、宇部の歴史資料館としての活用を提案。市内で活動する団体で運営委員会を設け、資料の展示のほか、ミニコンサート、講座などのイベントも開催し、集客を図りたいと説明した。
 藤田市長は「保存したものの、何もできなかったでは困る。集客や運営などを民間でできるようなものがまとまれば、市としても協力する」と返答。工事の関係があるため、八月末までを期限に考えてほしいとした。


 藤田市長に山口銀行宇部支店の保存を要望する田代会長(右)ら(市役所で)

地産地消推進検討会と宇部市が「地産地消お買い物マップ」作製

 宇部市地産地消推進検討会(大塚忠行代表)と市は、地元産農産物のイメージアップや需要拡大を図るため「地産地消お買い物マップ『宇部を食する』」を作製した。
 楠四季菜市、あすなろショップ小野といった農産物直売所や、JA山口宇部宇部支所女性部ふれあい朝市など市内七カ所の朝市の開催日時や場所を紹介。水産関係では、宇部港の浜市や床波漁協と東岐波漁協の朝市を紹介している。三千部を発行し、掲載店をはじめ、市役所、各市民センター、JAの各機関になどに置き、希望者に配布するほか、各種研修会や講演会、イベントなどでも活用していく。マップの問い合わせは、市農林水産課(電話34-8367)へ。


 地産地消お買い物マップ「宇部を食する」

宇部高専 福屋教授と澤助教授が英語教科書を手作り

 宇部高専の福屋利信教授(54)と澤泰人助教授(34)は、英語教科書「ビートルズとU2を結ぶキーワード~アイルランド性」を手作りした。生徒が関心を持つ内容で、しかも文法などを理解しやすい工夫もされている。新年度から四年生のリーディング授業で使う。
 英語の原書や雑誌など“生の教材”を使うと、教科書としてはどうしても難しくなりがちだが、澤助教授が全体で七十五ページある教科書の中で、三分の一に当たる二十五ページに文法事項に関する注釈を加え、十分に理解できる内容になっている。
 澤助教授は「学生に学習の興味を持たせることは教える人間にとって永遠のテーマ。分かりやすい注釈になるように配慮した」と満足げだ。福屋教授は、「授業を受けるというより、この教科書を使い、週一回のテレビドラマでも見るような感覚で英語が身に付く授業をしたい」と話した。


 リーディング教科書を作った福屋教授(手前)と澤助教授(宇部高専で)

16日、宇部鴻城vs清峰(長崎・選抜準V校)が練習試合

 第七十八回選抜高校野球大会で準優勝した清峰(長崎)が十六日、来宇する。宇部鴻城が、学校創立五十周年記念事業の一環として練習ゲームを実施。センバツを沸かせたチームを迎える。甲子園の上位進出校と地元で対戦する機会は少ないだけに、鴻城ナインは対戦の日を心待ちにしている。
 十六日は岩国商も参加し、三ゲームが行われる。会場は宇部鴻城グラウンドで、第一試合は午前九時半から、宇部鴻城と岩国商が対戦。第二試合(十一時五十分開始予定)で岩国商と清峰、第三試合(午後二時十分開始予定)で宇部鴻城と清峰が戦う。見学自由。

2006年4月 7日

サクラ満開

 宇部市内のサクラが見ごろを迎えている。常盤公園管理事務所は七日、同公園の満開を宣言。春休みとあって、親子連れの姿が目立ち、東駐車場そばの桜山や噴水池周辺、野外彫刻広場などではシートを広げ、弁当を食べたり、遊んだりしている。土・日もおおむね好天に恵まれ、花見のピークとなりそうだ。同事務所によると、見ごろは来週前半まで続きそうという。


 見ごろを迎えたサクラ(常盤公園で)

川上学童保育室完成、9日祝賀会

 川上学童保育クラブ専用の建物が、川上小に隣接する宇部市の市有地に開設され、児童たちが広々としたスペースで、春休みの残り期間を楽しく過ごしている。市から運営を委託されている校区社会福祉協議会(宮本訓治会長)は、九日午後五時から川上ふれあいセンターで祝賀会を開く。
 鉄骨造り平屋建て、延べ床面積百七十七平方メートル。フローリング(板張り)が主体で、畳三枚を敷いた読書コーナー、間仕切りで隔てた着替え室が設けられている。炊事場、手洗い場、倉庫を完備。トイレは身体障害者用もある。本体工事費は二千八百十四万円。
 開設時間は、平日は午後六時まで。春・夏・冬の長期休暇中は午前八時半から午後六時まで。


 伸び伸びと遊ぶ子供たち(川上で)

開館した新学童保育室(川上で)

新規採用市職員が街頭インタビュー

 宇部市とガス水道局に今年度採用された職員十二人が六日、街頭で市民九十六人にインタビューした。行政に対する期待や要望を直接聞くことで、公務員としての立場や職責の重さを痛感。
 新人研修に市民インタビューを取り入れたのは昨年度から。面識のない人に声を掛けて接遇の難しさを学び、公務への取り組みや、市のまちづくりについても考えさせるのが狙い。
 職員に対するイメージは「親切」「てきぱき仕事をする」などのほか、「態度が横柄」「給料をもらい過ぎ」など批判的な意見も相次いだ。市には「無駄遣いを減らして」「手続きをスムーズに」などの要望があり、「活気あるまちに」「税金で仕事をしていることをもっと意識して、頑張って」などの期待の声も上がった。


 勉強になります-市民から率直な意見を聞く新採職員たち(フジグラン宇部で)

男女共同参画活動に助成金、市が希望団体募集

 宇部市は、男女共同参画社会の実現に取り組む団体の活動を支援する「市男女共同参画推進活動費助成金」の助成希望団体を受け付けている。三十万円を上限とし、二団体程度。五月十日締め切り。
 対象となるのは、男女とりわけ女性が個性と能力を発揮し、新しい発想や多様な能力を生かすことを目的とした企画を実施する団体。市男女共同参画課や各市民・ふれあいセンターにある申請書に必要事項を記入し、五月十日までに申請。審査委員会を開き、五月下旬に助成団体を決定する。問い合わせは市男女共同参画課(電話34-8150)へ。

宇部興産がCO2削減へグループ一丸

 宇部興産(田村浩章社長)とグループ各社は新年度から、新しいスタイルの「ノーカー通勤運動」をスタートさせた。実施日を設ける従来の方式では仕事の都合で参加できないケースが報告されたため「毎月二往復を目標」に変更。同時に、地球温暖化につながる二酸化酸素の削減量を個人・事業所ごとに算出できるようにして、表彰制度を設けた。
 同社は生産活動においても、〇一年度から「一〇年度の排出量を一九九〇年度比6%減」の目標を掲げて削減を強化し、既に9%減を達成している。同部では「徒歩通勤の機会が増えれば社員の健康増進に役立つ。削減量が見えることで意識改革が進めば、生産現場の改善にもつながる」と、運動の広がりに期待を寄せている。

春の交通安全運動スタート

 春の全国交通安全運動が六日から始まり、市内では市民に運動のスタートを周知する車両パレードやチラシの配布などの街頭キャンペーンが行われた。十五日までの期間中、警察署や交通安全対策協議会などの関係機関が、多彩な行事で交通安全を呼び掛け、交通事故の減少に力を注ぐ。
【小野田地区】小野田警察署(野村憲一署長)管内では、交通安全運動出発式が同署玄関前で開かれ、パトカーの先導で黄色の旗を掲げた七台が同署からJR小野田駅前、公園通り、丸河内、国道190号を走り、交通ルール・マナーの順守をPRした。
【山陽地区】厚狭警察署(岩政博之署長)管内では、厚狭交通安全協会(山田隆章会長)の役員など三十人が、赤川地区の国道316号でドライバーたちにチラシを配った。


 あいさつする河田副会長(小野田署前で)

ドライバーにチラシを配る参加者(赤川の国道316号で)

2006年4月 6日

山口大と宇部興産が包括連携の成果を中間報告

 山口大(加藤紘学長)と宇部興産(田村浩章社長)は五日、包括的連携協力を結んでから二年間の成果を発表した。共同研究は提携前の約三倍に増え、特許は申請中も含め十一件に上る。この中には地球温暖化対策のための炭酸ガス抑制が期待される「ポリアミドの解重合」技術も含まれる。
 五日、浜町一丁目のけんぽUBEで行った中間報告会で杉原美一山大副学長は「秘密保持の覚書を交わし、通常の連携では踏み込めない情報を開示した実効性のある総合的な提携は、山大・宇部興産モデルと言ってもよい」、千葉副社長は「研究開発こそが、次世代に有益なものを残す原点」と連携の意義を訴えた。


 中間報告する千葉副社長(左から4人目)ら宇部興産と山大の関係者(けんぽUBEで)

16日、荒滝山 山開き

 宇部市の最高峰・荒滝山(四五九メートル)に新緑の季節の訪れを告げる山開きの神事が十六日、山頂の明治天皇陶像前で、地元の吉部景勝保存会(渡辺勉会長)や吉部小児童、ハイキング愛好家らが参加して行われる。
 山開きに併せ、市保険年金課が国民健康保険事業の一環として「荒滝山ハイキングマップ」を千部(事業費約七万円)作製した。A3判のカラー印刷で、表には平面図や位置図、四つのお薦めコースの紹介。また、地図にはコミュニティースポーツくすのきが、今年新たに整備した木野谷コース(約一キロ)も書き込み、体力に合わせたハイキングが楽しめるように配慮している。マップは同課のほか、各ふれあいセンター、楠若者センターの窓口でも配布する。


 楽しく歩いて健康づくりを薦める荒滝山ハイキングマップ

子育てHP「U-BABY(うべいび~)」開設、最新情報満載

 宇部市の子育てホームページ「U-BABY(うべいび~)」が開設された。妊娠、出産、育児など子育て全般に関する行政、民間サービスの最新情報をまとめたもの。公募のボランティアスタッフ(百衣万里子代表、十人)が集めて回った遊び場、飲食店、ショップなどの便利な「おでかけ検索」機能もある。
 登録件数は現在合計で七百十九件。小児救急医療や行政情報の問い合わせ先を紹介する携帯サイトも設けた。うべいび~のホームページアドレスはhttp://u-baby.jp


 子育てホームページのトップページ

給食の地産地消、3年間で5倍の伸び

 地元産野菜・果物の導入を積極的に推進している宇部市(楠地域を除く)の学校給食の地元産購入率が昨年度、10%に達した。地産地消の動きが出る以前の二〇〇二年度(1.9%)と比べると、三年間で五倍以上の上昇。三月には、JA山口宇部と地元産安定供給の栽培契約を交わしたこともあり、今年度はさらなるアップが期待されている。
 給食への地産地消は、子供たちに地元の旬の野菜を食べさせたいという関係者の思いで、〇三年度から本格的に取り組み、朝市からの納入や、JAなどとの協力による給食用の流通システムなど、さまざまな動きを展開してきた。野菜はタマネギ、ニンジン、ジャガイモが多く、果物は大半がミカン。「生産者たちは、子供たちがこんなに多くの地元産を食べていることを知らなかったようだ。数字を聞いて、盛り上がっている」と市学校給食センター・大塚忠行所長。

わんぱく相撲全国大会に海上選手、深野選手出場

 七月三十日に東京両国の国技館で開かれる第二十二回わんぱく相撲全国大会(日本相撲協会、東京青年会議所主催)に、有帆小四年の海上征久選手、本山小五年の深野翔太選手が出場する。
 二人は武道館の柔道教室に通う仲良しで、市内の大会では優勝の実績を持つ。海上選手は、週末には川棚地区の相撲クラブでけいこに励み、同地区の大会でも上位入賞している。得意技は上手投げ。「全国大会でもメダル目指して頑張りたい」と抱負。深野選手は初出場で優勝。得意技ははたき込み。経験が浅いだけに「まず1勝したい」と謙虚だ。


 「頑張るぞ」と気合を入れる深野(左)、海上両選手(市役所で)

2006年4月 5日

宇部高専入学式、学園生活スタート

 入学シーズンのトップを切って、宇部高専(幡中憲治校長)の本科と専攻科の入学式が五日、同校であり、合わせて二百五十一人が学園生活のスタートを切った。
 入学したのは、本科が編入学生を含め二百十七人、専攻科が三十四人。
 幡中校長が「いかに過ごすかが一生を大きく左右する。学習に課外活動に、日一日を大切にし、本校での学生生活が輝いた青春の一こまになることを祈ります」と式辞を述べた。


 新入生を代表し宣誓する村川君(5日午前10時45分、宇部高専体育館で)

運動会シーズン迎える

 陽春の候となり、宇部市内では校区運動会のシーズンを迎えた。農繁期を控えた北部地区で、一足早く実施される。 トップは二俣瀬校区。十六日午前九時から二俣瀬小グラウンドで第二十一回ふれあい大運動会が行われる。小・中学生の徒競走を皮切りに、八地区の対抗種目を含め二十二のプログラムが組まれている。主催は運動会実行委員会(吉本正委員長)など。

小島樋門完成当時の航空写真を公開

 改築される以前の小島樋門(ひもん)が一九五九年に完成した当時の航空写真が、厚南地域で話題を集めている。中川の改修や宇部湾岸線の建設工事が進み「地域の昔の姿を思いとどめてもらいたい」と、中川広域基幹河川改修事業促進協議会長を兼務する宇部市御撫育(ごぶいく)土地改良区の金澤巌理事長(82)がこのほど公開した。厚南発展の歴史がたどれる貴重な一枚だ。 右上に見える厚東川を横切っているのは、小野田線の鉄道や国道の旧橋。四二年の周防灘台風では、堤防が決壊して多数の犠牲者を出したが、当時は土手が築かれただけになっている。詳細に点検すると、中央上に炭鉱従業員住宅も見える。 中川は全長四千九百四十メートル。七三年に厚南排水機場が完成。七七年に県管理の二級河川に昇格した。七九年から改修工事が始まり、小島樋門は全面改築された。護岸工事や橋の架け替えも行い、下流から河床掘削が進められている。


 1959年当時の小島樋門と中川周辺の写真

移動図書館「あおぞら号」更新、車いすでもOK

 宇部市立図書館(杉本繁雄館長)は、移動図書館車「あおぞら号」を更新した。五日には、同館前で出発式が行われ、新車両の導入を祝い、運用を開始した。 旧あおぞら号は、一九八七年から利用。十八年が経過し、近年は故障が相次ぐなど、老朽化が激しかったため、新車両に替えた。 新あおぞら号の積載可能冊数は三千五百冊と、これまでに比べ三百冊増えるほか、車両後部には電動リフトが付いており、車いす利用者も車内に乗り込めるなど、利便性が向上。車両側面には、子供やイヌ、ネコなどの動物が描かれ、親しみやすいデザインになっている。


 更新されたあおぞら号

テープカットする利重部長(中央)ら(5日午前9時半すぎ、市立図書館で)

サッカー交流公園、仮予約スタート

 山陽小野田市の東沖ファクトリーパークに建設中の「県立おのだサッカー交流公園」の仮予約が三日から始まった。オープン予定は七月二十二日で、記念行事の後、二十四日から大会や練習、研修などで段階的に一般に貸し出す。
 当面の受け付け対象は今年度分(各種練習の仮予約は六月一日以降)で、二〇〇七年度分についてはオープン後に受け付ける。料金は、早朝、午前、午後、夜間、終日の利用区分で分かれ、照明料も加算される。条例の基準額を基に、一定の範囲内で指定管理者が定める。減免措置もある。 受付時間は土日・祝日を除く午前八時半から午後五時十五分まで。電話で状況を問い合わせた後、申込書に記入して提出する。申請書の様式は、郵送かファクスで受け取るか、県のホームページからダウンロードする。予約が完了次第、確認票を送付する。問い合わせは県地域振興部地域政策課(電話083―933―2546)へ。

2006年4月 4日

花壇コンクール 予備審査スタート

 宇部市の春の花壇コンクール予備審査が、四日から始まった。地域や職場など百八十二団体の花壇を、市公園緑地課職員四人がチェック。審査に当たっている職員は「昨年や先月末の厳しい寒さで全体的に開花が遅れている。冷え込みに対する管理やフォローが大きなポイントになりそうだ」と話した。
 審査は常盤小(水津俊博校長、五百三十九人)からスタート。職員らは、中庭に咲くキンセンカやスノーポールなどの生育状況や病気の有無、花壇の形態などを丹念に見て回った。予備審査は十日まで実施し、三十七団体を選出する。本審査は十三、十四の両日、市緑化運動推進委員会委員らが行う。


 花壇の状況を審査する市職員ら(4日午前9時15分ごろ、常盤小で)

産学連携で新ビジネス、コインランドリー式ペット専用シャワー

 新光産業(長谷川亮範社長)と宇部高専(幡中憲治校長)が共同開発した気体溶解量調整装置から発生するマイクロバブルが、ペット用洗浄機として、初めて商品化された。同社と藤村ポンプ(藤村光寛社長)が手掛けたもので、洗浄力に優れ、消臭効果もあるため、コインランドリー形式でのビジネス展開を計画している。産学連携から生まれた新ビジネス。ペット市場が活気づく中、宇部発の商品として、全国への波及を期待している。
 マイクロバブル(五十ミクロン以下の小さな気泡)の特性を生かした商品は、ペット専用のコインランドリー式シャワー「わんピカSHOWER」。装置から出る湯が特殊なシャワーヘッドにより、大量のマイクロバブルとなって噴射される仕組み。約三平方メートルの建物内には浴槽やドライヤーも完備。価格はコインタイマーも含めて二百三十万円。当面は厚南西割の藤村ポンプ内に設置。マイクロバブルシャワーとドライヤーいずれも五分三百円で試用できる。


 「わんピカSHOWER」の外観

シャワーヘッドから発生するマイクロバブル

宇部山岳会の5人がマッキンリー山登頂へ

 宇部山岳会に所属する登山愛好家五人が六月、北米大陸最高峰のマッキンリー山(六、一九四メートル、米国アラスカ州)に挑戦する。登山隊は県山岳連盟(小笠原治会長)が派遣するもので、本格的な海外遠征は三十二年ぶり。隊長を務める村上知之さん(50)=下関市長府=は「やっと実現にこぎつけた。持っている登山技術を十分に発揮してきたい」と抱負を語った。県、県教育委員会、宇部日報社など後援、宇部興産、セントラル硝子など協賛。
 今回の登山隊は村上隊長のほか、三浦章さん(54)=宇部市西岐波=、大岡一史さん(45)=西岐波=、村岡浩二さん(53)=西岐波=、池本貴浩さん(34)=下関市新四王司=。一行は五月二十八日に成田空港を出発。アラスカのアンカレッジで装備・食料を整えた後、三十一日にふもとのタルキートナへ移動し、軽飛行機でカヒルトナ氷河に。六月一日から同氷河沿いに六一九四メートルのマッキンリー南峰を目指す。帰国は二十五日の予定。


 アラスカのマッキンリー山へ挑戦する村上さん、三浦さん、池本さん、大岡さん、村岡さん(右から)

市民活動支援基金助成の今年度の募集開始、10日説明会

 宇部市は、市民活動団体が行う公益性の高い活動を支援する「宇部市市民活動支援基金助成制度」の今年度の募集を始めた。 十日午後六時半から市男女共同参画センターで説明会を開く。申請の締め切りは二十八日。
 対象は今年度、市内で不特定多数の市民に対し、社会的課題の解決につながる活動をする団体。子供の健全育成、福祉、町づくり、環境保全、健康づくり、国際協力、交通安全、防災、防犯などジャンルは問わない。
 申請は、市民活動課、楠総合支所市民生活課、各市民・ふれあいセンターの備え付けの申請書に必要事項を明記し、活動実績が分かる資料を添付して市民活動課に申し込む。申請書は宇部市のホームページからもダウンロードできる。申請団体を対象に、五月十日に公開プレゼンテーションを行い審査、同月中旬に結果を発表する。問い合わせは市民活動課(電話34-8233)へ。

市営住宅の申し込みを受け付け順から抽選方式へ

 宇部市は市営住宅の入居申し込み制度を、従来の受け付け順方式から抽選方式に変更する。
 住宅課によると、ここ三年間に入居した市民の平均待機期間は約三年だった。一方で、申し込み時に比べて所得が増えて資格失格となったり、家族形態が変わったりするなどして、順番が来ても68%の人が辞退するという矛盾が生じていた。このため、再び抽選方式に制度を戻すことにした。住宅に空きが出る状況を見ながら年四回、入居希望者を募って抽選する。現行制度による受け付けは四月末で打ち切り、各団地ごとに待機者がすべて入居次第、抽選方式に移行する。

山陽小野田市の消防システム運用開始式

 山陽小野田市消防本部(中里裕典消防長)の消防緊急通信指令システムの運用開始式は三日、同本部であり、関係者、来賓が市民の安全を守る頼もしいシステムの完成を祝った。
 新しいシステムでは、情報の共有化と出動態勢のスピードアップを図った。一一九番通報の発信地をピンポイントで表示し、災害の状況や規模に応じて自動的に指令を出す機能を持つ。ハイテク機器の導入により、特に山陽地区は、地図を手に発生場所を検索する作業が解消。固定電話だけでなく、衛星、携帯、福祉電話など、各種の通信技術にも対応(一部地図は未表示)。災害地点の地図付きの指令書を発行する装置もあり、現場へ向かう消防隊、救急隊をサポート。現場の指揮、支援のための無線統制台も備えている。通報手段のバリアフリー化も進め、ファクスに加え、メールでも受け付ける。指令室には常に署員二人が常駐する。事業費は約一億五千万円。


 119番を受け、地図表示しながら出動指令(市消防本部で)

2006年4月 3日

常盤公園さくらまつりに8000人、多彩なイベント満喫

 常盤公園さくらまつり(同実行委員会主催)が二日、同公園の市野外彫刻美術館を主会場に開かれた。午後からは晴れ間が広がったこともあり、八千人が来場(主催者発表)。咲き始めた三千五百本の主役と、多彩なイベントを満喫した。
 会場に設けられた特設ステージでは、雨に見舞われながらも、長州南蛮連、うべ百扇会などの演技が予定通り実施された。戦隊ヒーローのショーもあり、親子連れの人気を集めた。


 来場者を楽しませた長州南蛮連のステージ(常盤公園で)

米原さんが障害者の自立訓練施設開設、初の訓練生迎え始動

 宇部市小串の米原ろ洲さん(72)はこのほど、障害者の自立訓練施設「ケアセンター集いの家」を開設した。三月三十一日、初の訓練生、小川和也さん(26)を迎え、本格始動した。
 米原さんは、生後三カ月で脊髄(せきずい)性小児まひになり、重度の身体障害を持つ。障害者(児)の福祉をすすめる会の会長を務め、バリアフリーのまちづくりなど、障害者運動に率先して取り組んできた。
 小川さんは千葉県出身。「同じ障害を持つ人から、寝食を共にしながら指導を受けたい。米原さんの明るく前向きな人柄にも引かれた」というのが「集いの家」の入所理由だ。小川さんは、二、三年、ここで訓練を受けた後、地元の千葉県で一人暮らしをするのが目標。


 訓練生の小川さん(右)を笑顔で迎える米原さん(小串の自宅の庭で)

晴れ晴れ新社会人 各地で入所、入社式

 さわやかな青空が広がった3日、宇部市内では官公庁の入所式や宇部興産、セントラル硝子など企業の入社式が行われ、フレッシュマンたちが情熱と期待を胸に、新たな第一歩を踏み出した。
 宇部市の入所式では、藤田忠夫市長が十人に辞令を手渡し「皆さんの奮闘と努力を期待する」と激励。新規採用職員を代表して、西村純一さんが「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行することを誓います」と力強く宣誓した。 宇部興産(田村浩章社長)の入社式は、宇部全日空ホテルで行われ、百二十四人が辞令を受けた。緊張した面持ちの新入社員を前に田村社長は「これまでの勉強と異なり、仕事は実学。一日も早く職場になじみ、チャレンジ精神に富んだ創造力豊かな社員として活躍を」と呼び掛け、一人ひとりに辞令を交付した。


 新採の職員を代表して宣誓する西村さん(3日午前9時50分、市役所で)

田村社長から辞令を受ける新入社員(3日午前9時半ごろ、宇部全日空ホテルで)

山陽小野田市の辞令交付式

 山陽小野田市の人事異動(一日付)に伴う辞令交付式は、三日午前十時から市役所であり、課長級以上の五十五人が白井博文市長から辞令を受け取り、気持ちも新たに公務を開始した。
 一人ひとりに辞令を手渡した白井市長は「公正、公平を基本姿勢に、市役所と市民の垣根を取り払うことが大切。新しい部署で基礎から出直す人もいるが、市民が求める専門性に応えるとともに、各所属の係員の心身の健康管理に努めてほしい」と激励した。


 辞令を受け取る笹木慶之総務部長(1日午前10時すぎ、市役所で)

2006年4月 1日

宇部市消防本部が救急車1台更新、ドクターカーとして運用

 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)はこのほど、救急車一台と同車両に搭載する高度救命処置用資機材一式を導入した。市中央消防署に配備され、二十四日から運用を開始。救急車医師同乗システム(通称=ドクターカー)の車両として利用されている。同本部警防課は「市民の救命率の向上、救急隊員の資質向上などに役立てていく」としている。
 新しい救急車は従来の車両に比べ、車体が約四十センチ長く、医師や看護師らが活動する車内も一回り広い。赤色灯を増やし、車両周辺を照らす作業灯八個も新設され、交通事故現場などでの二次災害防止や作業効率のアップに威力を発揮する。高度救命処置用資機材は、心拍再開率が高く、心機能に負担の少ない除細動器(二相波形式)を取り入れ、気管挿管用の救急資機材も充実強化。救急隊員の安全確保のため、防刃チョッキも備え付けてある。


 新しく導入された救急車(山口大医学部付属病院で)

6日から春の交通安全運動、各地で街頭キャンペーンなど

 春の全国交通安全運動は、六日から十五日まで実施される。宇部市では、七日に船木交番前の国道2号で、ドライバー対象の交通安全キャンペーンを皮切りに、各地で街頭キャンペーンが行われる。十日午前七時四十分からはJR宇部新川駅で、市交通安全対策協議会(会長・藤田忠夫市長)や宇部交通安全協会(井上昭二会長)、宇部地区安全運転管理者協議会(高橋明利会長)などが、社会人一年生のフレッシュマンや新学期を迎えた学生らに、交通事故防止を呼び掛け、啓発用品を配布する「交通安全春のモーニングフレッシュキャンペーン」に取り組む。


 

山機運輸と竹田海運共同所有の「竹山丸」、試験航海終え宇部港入港

 宇部市の山機運輸(小野一宗社長)、竹田海運(竹田勇社長)が共同所有する新造セメントタンカー「竹山(ちくざん)丸」が一日、試験航海を経て宇部港に入港した。全長約四十三メートル、一九八重量トン、積載能力は三百二十五トン。操舵(そうだ)性だけでなく、安全面や環境面でも最新機能を満載。主に瀬戸内海で活躍する。
 入港後は、各種装置の点検作業の後、粉セメントが積み込まれた。初仕事は二日午後。約十五時間をかけて小豆島に向かう。


 入港した竹山丸(1日午前9時、宇部港で)

「ごみゼロやまぐち」に街の駅とフジグラン宇部が応募

 小売店に3R(リデュース、リユース、リサイクル)の取り組みを促進する県の「ごみゼロやまぐち3Rアクションショップエントリー事業」に、宇部市から街の駅(中央町三丁目)とフジグラン宇部(明神町三丁目)の二店が応募した。
 街の駅は、本社工場から排出される古ござを店頭で無料提供。年二、三回おもちゃの病院を開催している。フジグラン宇部は子供たちが遊びながらリサイクルについて勉強できるような機会を提供し、トレーの回収量も掲示している。 県廃棄物・リサイクル対策課では「他の店舗もこれらの取り組みを参考にしてほしい」とし、「新年度以降も、新たな予算措置を伴わない施策推進のアクティブ21に掲げる『もったいない』活動サポート事業の一環として、取り組み例の公募を継続する」と話している。

毎月第3日曜日は「家庭の日」、家族連れに割引など特典

「家庭の日-だんらんやまぐち」(毎月第3日曜日)の普及拡大を図ろうと、県青少年育成県民会議(赤尾嘉文会長)は一日、協賛店と協力事業所制度をスタートした。協賛店では子供連れの家族を対象に、料金割引やプレゼントのサービスを実施。宇部市と山陽小野田市内では、現在7店が協賛している。
 協賛店のサービス実施日や条件は、店舗によってさまざま。内容は「十歳未満の子におもちゃを常時プレゼント」(さざん亭宇部店)、「十八歳以下の子供を連れた家族を対象に、第三日曜日に優待券を持参してもらい、ドリンクバーかアイスクリームを百円(約半額)で提供」(サンデーサン宇部西店)など。地元ではほかに、サンデーサン山口宇部空港店、フラカッソ宇部東、ジーナ宇部、あすか亭宇部空港店、食道楽帆万里が、協賛店としてサービスを実施。県内では四十二店が登録。共通ステッカーが目安になっている。

山陽小野田市が09年度までの行財政改革プラン公表

 山陽小野田市は三十一日、二〇〇五年度から〇九年度までの五年間を目標に、市政の課題と今後の方針を分かりやすく示した「行財政改革プラン」を公表した。職員数(普通会計分)は、七百二十四人(〇五年四月)を五十八人減の六百六十六人へと適正化を図る。削減率は8%で、国の指針の4・6%を上回る。
 総務省の助言に基づき、業務実態の把握と課題の抽出を進めてきた。市議会の議決を受けて、新年度予算、条例をプランに反映させたため、他市に比べて公表時期が遅れた。市のホームページで公開し、市の行政資料室でも閲覧できる。