2006年3月31日

視覚障害者の厚見さんが模型で昭和13年の商店街再現

 一九三八(昭和十三)年の常盤通り(現在の常盤町一、二丁目)の記録をライフワークにしている宇部市常盤町の厚見昭二さん(78)はこのほど、当時の商店街を模型で再現した。見取り図、写真集、生活風景に続く集大成。視覚障害のハンディを乗り越え、二年がかりで完成させた。
 商店街の模型は、見取り図で記した常盤通り一-四丁目(現在の常盤町一、二丁目)のうち、自宅一室に設けた展示スペースの関係で、一-三丁目の片側をベニヤ板や色紙などで制作。「ホームラン食堂」「キング写真館」「花田表材」「吉村時計店」「名曲堂」など、廃業・移転した店舗などがずらりと並んでいる。「二十歳で失明するまで、自分が見た中で最もにぎわっていた市街地の様子。語り部としての責任を果たせた」と喜んでいる。


 再現された常盤通りの町並みと厚見さん(常盤町で)

宇部市が子供の読書活動推進計画策定

 宇部市は、子供たちの読書活動を一層進めるため「市子どもの読書活動推進計画-子どもの読書意欲の向上を図るために」を策定した。計画期間は二〇〇六年度から〇八年度までの三年間。「家庭・地域などにおける読書活動の推進」「学校などにおける読書活動の推進」「関係機関の連携・協力」「機能の充実」を四本柱とし、子供たちが本に触れる機会を増やす環境整備、支援に努めていく。
 〇一年に「子どもの読書活動の推進に関する法律」が施行され、〇四年に県が推進計画を策定したことから、この計画を踏まえて、昨年六月に市独自の計画づくりに着手。市立図書館の杉本繁雄館長は「子供が身近に本に触れて、自主的に読書をしていく環境、条件整備を第一に考えて計画を策定した。関係機関との連携を深め、実現に向けて努力していきたい」と話した。

「新行財政改革プラン」公表、市職員 5年で142人削減予定

 宇部市は三十日、「新行財政改革プラン」を公表した。二〇〇一年度から取り組んできた第二次行財政構造改革推進計画を基に、市民本位の改革を継続するため、新たに公営企業の取り組みを加えて策定。計画期間は〇五年度から〇九年度までの五年間で、定員適正化については、市全体の職員数を千八百五十九人から千七百十七人に、百四十二人(7・6%)削減する予定。国の示した削減率4・6%を上回る。人件費の削減効果は、十四億四千三百万円と見込んでいる。


 

山口県内の自治体初、「市DV防止ネット」設立

 宇部市は、DV(パートナーからの暴力)問題に対応するため昨年末、「市DV防止支援ネットワーク」を設立。ネットワークを通じた効果的な支援がなされている。関係機関の横の連絡を徹底した、県内自治体としては初のネットは「男女の人権に関する問題解決の有効なシステム」と注目を浴びている。
 DV問題は啓発推進も奏効し、ここ数年、クローズアップ。市男女共同参画センターでは、それまであった相談窓口を強化し、二〇〇二年から「男女の人権に関する相談窓口」(月-金曜日午前八時半から午後五時十五分)を開設した。相談の総件数も増えているが、昨年度は全体の半数近くだったDV相談が、今年度は八割を超える見込みだ。
 男女の人権に関する相談窓口(電話33-4649)は予約制となっている。

国民文化祭3事業の概要決まる

 第二十一回国民文化祭山陽小野田市実行委員会(会長・白井博文市長)は三十日、市役所であり、ガラス展、ジャズダンスフェスティバル、少年少女合唱祭の三事業の開催概要と事業別の推進計画を決めた。
「創造・現代ガラス展」は、十一月三日から十日まできらら交流館。「ジャズダンスフェスティバル」は五日午後二時から文化会館。少年少女合唱祭「つなげよう、子供と世界と未来と」は、十二日午前十時から文化会館。
 実行委では、イベントで活躍してもらうボランティア「おひろめ☆たい志」を募集している。問い合わせ、申し込みは国文祭やまぐちボランティアセンター(電話083-933-2885)へ。


 全市挙げての取り組みを求める白井市長(市役所で)

2006年3月30日

春の便り ちらほら

 常盤公園管理事務所は29日、サクラの開花を発表した。園内にはソメイヨシノやヤエザクラなど約3500本のサクラがそろい、同事務所によると、現在はちらほら。4月10日前後が見ごろになりそうという。


 開花を始めたサクラ(常盤公園モンキーランド付近で)

5月28日「たんぼの学校」開校、参加者募集

 宇部青年会議所(大橋洋志理事長)は、子供たちに一年間の農業体験を通して、ものづくりの喜びや自然を大切にする心を学んでもらおうと、新年度から小学生を対象とした「田んぼの学校-うべ農村塾」を行う。現在、参加者を募集している。
 五月二十八日の開校式後、まずは六月十一日に田植えを実施。七月には小野市小野で二泊三日の農村体験をし、十月には稲刈り、十一月には収穫祭と解散式を行う。説明会は、四月二十三日午後二時から宇部興産ビルで開催。対象は小学四、五、六年生で、定員は三十人程度。サポーターとなる高校生も同時募集している。締め切りは五月十日。申し込み、問い合わせは青年会議所事務局(電話33-2838)へ。


 「たんぼの学校」のポスター

押しボタン式信号機付き横断歩道設置、関係者ら渡り初め

 宇部市中村三丁目の国道490号に、押しボタン式信号機の付いた横断歩道が設置され、二十九日に地元関係者ら二十人が渡り初めをした。
 場所はA-プライス宇部店前。二〇〇四年二月に二十五歳の男子大学生、〇五年三月には八十一歳の女性が、道路横断中に車にはねられて亡くなるなど事故が多発し、地元から信号機設置の要望が出ていた。点灯式には、地元自治会、市交通安全協会上宇部分会、上宇部中の生徒会執行部、警察関係者ら二十人が参加。待望の信号機を前に、曲藤照明・安協分会長は「信号を守って、事故のないよう、立派に活用を」と話していた。


 設置された横断歩道を渡る参加者(中村3丁目で)

市社協新規事業、通所介護事業所増設やDV被害者支援など

 宇部市社会福祉協議会(中村勝人会長)の評議員会は二十九日、福祉会館であり、新年度予算や事業計画を承認した。新規事業では、楠地区に通所介護事業所を増設する。関連議案も可決した。そのほかの主な新規事業は、生活福祉で、DV(配偶者などからの暴力)による被害者など要援護者にシェルターへの移動費を支援。高齢者福祉では、介護保険法の改正に伴い指定介護予防サービス事業を推進する。
 新規事業には含まれていないが、福祉情報の提供と共有を果たすため、ホームページを新たに開設。

総合防災訓練のサブタイトル募集

 県と市は、八月二十七日に宇部市恩田運動公園などで行う「2006年総合防災訓練in宇部」のサブタイトルを募集する。ヘリコプターも出動する大々的な県の総合訓練で、市内での開催は十五年ぶり。作品の募集期間は四月一日から二十三日まで。サブタイトルの応募は誰でも可能で、主催者では「訓練を身近に感じられ、簡潔な作品」を期待している。
 応募は郵便かファクス、メールで。「防災訓練サブタイトル応募」と書き、作品、郵便番号、住所、氏名、電話番号(小・中学生は学校名と学年も)を明記して〒755-8601宇部市総務部防災課(ファクス29-4266、メールbousaika@city.ube.yamaguchi.jp)へ。問い合わせも同課(電話34-8139)まで。

路線バスアンケートまとめ、通院・買い物に4割が利用

 山陽小野田市は路線バスに関するアンケート結果をまとめた。六十五歳以上の高齢者がいる全世帯に聞いているのが特徴で、回答率も64・3%とバスに対する関心の高さがうかがえた。高齢者の運転免許保有率が高まる中、回答者の四割が主に通院や買い物などでバスを利用していることが分かった。将来性については路線の維持と減便、廃止に意見が分かれ、コミュニティーバスや乗り合いタクシーの導入を希望する声が多く聞かれた。
 アンケートは、新市の交通行政に取り組む指針にしようと実施した。主な交通手段(複数回答)は「自分が運転する車」が37・8%で最も多く、次いで「バス」が33・1%。バスの利用状況は「ほとんど利用していない」が59・3%と過半数に達した。利用者のうち、頻度は「月に一、二回」が18・7%、「週に一―三回」が15・9%、「ほぼ毎日」が2・6%。「週に一―三回」と答えた人の曜日別利用状況をみると、月、水、金曜日が多かった。

2006年3月29日

「おひさまクラブ」が学生ボランティアと交流

 障害児学童保育「おひさまクラブ」が、二十八日から宇部養護学校で開かれ、在宅の小学生から高校生まで十五人が、学生ボランティアたちと、さまざまな生活体験や交流を楽しんでいる。NPO法人おひさま生活塾(田中紀代美理事長、七十人)主催。
 休みの期間中も友達とのかかわりを大切にし、有意義に過ごしてもらおうと、三十日まで三日間開催。初日は、色鮮やかなフルーツポンチを作ったり、童謡に合わせた銭太鼓の練習、絵本の読み聞かせなどを行った。


 協力しながらフルーツポンチを作る参加者(宇部養護学校で)

岩倉山ハイキングコース完成、4月2日コース開き

 山口市阿知須の岩倉自治会(上野豊明会長、二百九十四世帯)はこのほど、岩倉山(五三・五メートル)のハイキングコースを整備した。同山は約五十五年前まで、地域の親ぼく行事として毎春ハイキングが実施されてきた憩いの場所。上野会長は「岩倉山は貴重な地域資源。子供や大人の触れ合いの場、また自然を通してさまざまなことを学ぶ場になればうれしい」と期待を寄せている。コース開きと記念ハイキングは四月二日に行われる。


 整備されたハイキングコースに立つ上野会長(右)と上重責任者(岩倉山山頂付近で)

上宇部校区がHP開設

 上宇部校区は、市内のトップを切って四月一日、ホームページを開設する。自校区の概要や史跡、イベント、行事予定などを網羅。「ITをうまく活用して情報を共有し、生活に役立てたり、地元住民のきずなをさらに深めたりしたい」と関係者は期待を寄せる。
 上宇部校区ホームページのアドレスは「http//:www.ocn.ne.jp/~kamiube/」。四月一日午前十時から上宇部会館である開設式と同時にオープン。随時、更新する。


 上宇部校区ホームページのトップページ

ダムの警報設備を避難勧告などに活用

 避難勧告など災害時の情報伝達に、厚東川ダム(宇部市二俣瀬木田落畑)と今富ダム(今富薬師)の放流警報設備を活用できるよう、市は二十八日、厚東川管理事務所、県宇部土木建築事務所と協定を結んだ。
 厚東川ダムの警報所は、ダム、木田橋、車地、吉見、持世寺、末信、広瀬、厚南警報局の八カ所。今富ダムはダムと柿並警報局の二カ所。伝達提供する情報は①厚東川、今富川の急激な増水に対する避難支援②大雨、台風などにより発生した災害に対する避難支援③人命にかかわる重大な災害に対する避難支援。

05年度悪臭モニター協議会で49件の悪臭報告

 二〇〇五年度悪臭環境モニター協議会が二十八日、市役所で開かれた。昨年一年間で、モニター(十六人)から計四十九件の悪臭報告があり、一般市民からも十八件の苦情が寄せられた。
 市環境部の井本英文次長は「複合臭などは、どこが発生源か特定しづらく、対策が困難。しかし、多くの企業が真剣に対策に取り組んでいる。的確なリポートや日常的な監視活動は重要。市、企業、市民が力を合わせて、環境を良くしよう」と呼び掛けた。昨年のモニター報告のうち、校区別では見初の二十七件が最多で、岬の十件、新川の六件と続いた。においの種類は、硫化水素などの「卵の腐ったようなにおい」と、スチレンなどの「都市ガスのようなにおい」が目立った。

山陽小野田市人事異動、大規模446人

 山陽小野田市は二十九日、四月一日付の人事異動を発表した。組織機構の改編、旧市町間の積極的な人事交流により、全職員の三分の一に当たる四百四十六人が動く。部の名称が変わっただけの職員をのぞく実質の異動規模も三百五十五人と大きい。部長級は十七人(退職含む)が動き、総務部長に笹木慶之市民環境部長、教育部長兼教育政策室長に加藤佳雄教育次長、山陽総合事務所長に村上俊三同事務所民生部長。山本暎二水道局長の退任に伴い、新局長に山縣武士副局長が就任する。

2006年3月28日

山陽病院で宇部高生が内視鏡手術模擬体験

 国立病院機構・山陽病院(上岡博院長)は二十七日、宇部高の生徒を対象に手術実習などの研修会を初めて実施した。高校生に手術室を開放するのは全国でも珍しい取り組みで、医師や看護師を目指す一、二年生九人(男子五人、女子四人)が参加。
 手術着に着替えた生徒たちは、手術室を見学した後、内視鏡手術を模擬体験。実際に使われる長さ約四十センチの鉗子(かんし)などを手に、小さなアクセサリーや直径一センチの輪ゴムを患部に見立てて、つかんだり、移動させたりした。シミュレーション機器による本番さながらの手術にも積極的にチャレンジしていた。


 内視鏡手術を模擬体験する生徒たち(山陽病院で)

広島企業が宇部テクノパークに進出

 広島企業(越川武俊社長、広島市安佐南区)の宇部テクノパークへの進出が決まり、宇部市役所で二十七日、関係者八人が出席して協定書調印式が行われた。同パークへの企業進出は、昨年十月の宇部衛生工業社に続いて三件目。
 一般・産業廃棄物収集運搬業や上・下水道処理施設維持管理業などに取り組む広島企業は、同パークで、家庭から出る容器包装などを、プラスチックの原料となるペレットに再生する廃プラスチックリサイクル業を行う。約一万四千八百平方メートルの土地を取得。土地代を含め初期投資に十七億円をかけて工場を整備し、今年九月の操業を目指す。年間売り上げは当初十億円で、最終的には十六億一千万円を計画している。従業員は当初六十人(新規雇用五十五人)を予定。


 握手を交わす越川社長(左)と藤田市長(市役所で)

市民教養講座講師は春風亭小朝さん、中村メイコさん、金田一秀穂さん

 第三十一回宇部市民教養講座は、六月から七月まで計三回、記念会館で開かれる。初回は六月十二日午後六時半からで、春風亭小朝さんが「小朝の人生笑談」と題して話す。二回目は七月二日午後二時から。講師は中村メイコさんで、演題は「中村メイコの人生エッセイ 私の生き方」。最終回は七月十七日午後二時からで、金田一秀穂さんが「にほんごおもしろ塾」をテーマに講演する。
 チケットは三回通しで二千円。四月十三日から、宇部井筒屋のほか、エフエムきらら、エムラ宇部支店、小野田サンパーク、幸太郎本舗、サンパークあじす、フジグラン宇部、文化会館、市立図書館、青少年会館、各ふれあいセンター、厚南市民センター、男女共同参画センター、市教委楠分局生涯学習課、市教委文化振興課で販売する。市教育委員会、宇部ライオンズクラブ主催。同会館では、有料(子供一人三百円)の託児所を設置しており、希望者は当日受け付ける。問い合わせは市教委文化振興課(電話34-8616)へ。

ノーマイカー運動、新年度に検討組織立ち上げへ

 第三回「地域と連携したノーマイカー運動2005」検討協議会(榊原弘之会長、六人)が二十七日、宇部市役所で開かれた。今年度実施した従業員通勤用臨時バス、上手な車の使い方を考えるプログラム、サイクルアンドライドなど六つの実証実験について、事務局が結果を報告。参加者の行動や意識が変わるなど、一部では効果が見られた。市では環境負荷軽減のため二年間にわたって取り組んできた成果を踏まえ、新年度は具体的な内容を検討する組織を立ち上げる方針。

PFIようやく決着、事業者と山陽小野田市が覚書

 PFIによる新型ケアハウス整備事業をめぐる山陽小野田市と運営事業者の医療法人社団光栄会(前田昌則理事長)との交渉がまとまり、二十七日、両者の間で施設の受け渡し手続きと立ち上がり支援策などを盛り込んだ覚書が交わされた。施設は当初予定から半年遅れで行政財産となり、デイサービス、地域交流センターを含む複合施設「ケアセンターさんよう」と位置付けられる。賃貸借契約に基づく事業運営は四月一日から。二十八日の市議会本会議で関連議案が追加上程された。

2006年3月27日

日報中学野球、西岐波が近郷一の栄冠

 第三回宇部日報中学校軟式野球大会は二十六日、市野球場で準決勝と決勝が行われた。決勝は、第一シードから勝ち上がってきた西岐波と、市外勢初優勝を目指す高千帆が対戦。西岐波は連打で計3点を挙げ、先発の添田智史投手が相手打線を1安打に抑える好投で完封し、近郷ナンバーワンに輝いた。


 優勝した西岐波ナイン(市野球場で)

高千帆ナイン(市野球場で)

百手祭で悪鬼射抜き地域の安泰願う

 宇部市指定無形民俗文化財「百手祭(ももてさい)」の神事が二十六日、厚南岡田屋の公会堂広場であり、弓矢を持った若者たちが悪鬼に見立てた的を射抜き、地域の安泰を祈願した。百手祭保存会(冨田幸雄会長、四十人)主催。
 的射(まとい)行事の射手は中学一年生から高校三年生までの十五人。かみしもで正装し、前銅、後銅の二組に分かれて、二本ずつ交代で矢を放った。黒塗りの小さな的「監的」に当たると太鼓が打ち鳴らされ、会場を盛り上げた。百手祭は、室町時代の一四六八年、多くの村人が疫病で命を失ったため、地域の氏神である松江八幡宮と八大龍王、大歳大明神に、病魔退散を祈って奉納したのが始まり。一九七二年四月に「岡田屋百手神事」として市文化財に指定された。


 古式にのっとり的射行事に臨む射手ら(岡田屋公会堂広場で)

「ときわ公園deウオーク」に愛好家ら800人が快汗

「歩きたくなるみち500選」の選定を記念した、ときわ公園deウオーク(ときわ公園まつり実行委員会主催)は二十六日、常盤公園で開かれた。親子連れやウオーキング愛好家ら八百人が、周遊園路を一周するはつらつコース(六キロ)と、途中で折り返すにこにこコース(四キロ)に分かれて参加。豊かな自然や野鳥、彫刻など公園の魅力を満喫しながら、散策を楽しんだ。
 スプリングフェスタも同時開催され、野外彫刻広場では、よさこい踊りなどのステージショーや抽選会、もちまきが行われた。ときわ湖水ホールでは彫刻展示室で、ギャラリーコンサートや木で形どった動物に彩色する工作教室が開かれた。


 一斉にスタートする参加者(野外彫刻広場で)

ギャラリーコンサートを堪能する市民ら(ときわ湖水ホールで)

宇部で震度1の地震

 二十七日午前十一時五十分ごろ、九州地方を中心に地震があり、大分県佐伯市で震度5弱の揺れを観測した。
 気象庁によると、震源地は日向灘で、震源の深さは約五〇キロ、地震の規模(マグニチュード)は5・5と推定される。津波の心配はない。宇部市消防本部によると、市の震度は1だった。

市の特別顧問に前助役の縄田欽一さん就任

 宇部市は「市政の円滑な運営」を図るため、特別顧問を設置する。三月定例市議会最終本会議の二十七日、追加議案の特別顧問設置条例制定案を総合審議し、賛成多数で可決した。前助役の縄田欽一さん(71)が就任する。条例の施行は四月一日で、三年後の二〇〇九年三月末に失効する。
 特別顧問は非常勤の特別職で「市政に関し識見または経験を有する者」の中から市長が任命。市長の諮問に応じ、市政運営に関して意見を具申する。報酬は、年額百八十万円を超えない範囲で市長が定める。

中学生英語暗唱大会で江澤さん(慶進1年)が優勝

 山陽小野田市国際交流協会主催の第十一回「中学生英語暗唱大会」は二十六日、市中央図書館であり、慶進一年の江澤那耶さんが優勝した。中学生海外派遣事業の選考も兼ねており、上位入賞者三人と抽選で選ばれた三人の計六人が今夏、姉妹都市の豪州レッドクリフ市でホームステイを体験する。
 優勝した江澤さんは「五匹のロバ」の一場面を発表した。一カ月前から練習に励んだ。「一位になるとは思ってもいなかった。レッドクリフの文化などいろいろなことを体験したい」と喜びを語った。準優勝の流田祥史君(厚狭二年)は「雄大な自然やいろいろな食べ物が楽しみ」。三位の村上綾菜さん(小野田二年)は「現地の人と多く話をして、もっと英語が上手になりたい」と話した。この後、入賞者を除く三十一人で抽選した結果、田中江梨子さん(厚陽一年)、倉重貴規君(慶進二年)、友添梨奈さん(厚狭一年)が選ばれた。


 上位入賞でレ市行きを決めた流田君、江澤さん、村上さん(左から、市中央図書館で)

2006年3月25日

ベッコウトンボ個体数の復元例は国内初

宇部市が原地区の前開作左下ため池の改良工事に伴って実施したベッコウトンボの保護対策について、市の保護検討会(委員長・林英樹市耕地課課長、七人)に所属する専門家たちは二十四日、原ふれあいセンターで開かれた検討会の席で「ベッコウトンボの生息地で、人の手が加わって個体数が復元された例は国内初」と、高く評価した。


 現況の植生管理などを確認する関係者(前開作左下ため池で)

山陽小野田市小中5校で校長交代

山陽小野田市関係の二〇〇六年度教職員異動(四月一日付、小・中学校、事務局)は百五十八人で、〇五年度より五十六人多い。小野田、山陽地区の人事交流を図るとともに、同一校に七年以上勤務する教員を積極的に動かした。小野田地区の小学校四校に特殊学級(情緒障害学級)を新設する。校長は小学校四校、中学校一校で代わる。(7面に名簿) 学級数は小学校が三学級増の百四十七、中学校が二学級減の六十八。これに対する定数は小学校が五人増の二百三十三人、中学校が六人減の百三十六人となる。 校長異動は、厚狭教育事務所管内(宇部市)から一人、管外から四人が転入する。現職では、高泊小の岸田カナヱさんが県教育庁義務教育課、厚陽中の西村直記さんが同防府分室、赤崎小の光廣久夫さんが宇部・川上小へ動く。須恵小の吉岡武臣さん、出合小の末冨俊二郎さんは退く。 教頭異動は小学校が埴生、津布田、高千帆、小野田、本山、厚陽の六校で、中学校は高千帆、小野田の二校。教諭は市内転が三十五人。管内転入が七人、転出が十一人、管外転入、転出とも六人。新規採用者は四人で、高千帆小に二人、小野田小、出合小に各一人。 加配総数は三人増の三十六人。児童生徒支援関係は須恵小、高千帆中、小野田中、竜王中。少人数授業関係は小学校十校、中学校五校。高千帆小が二人になり、赤崎小に新しく配置。松原分校小学部に特別支援コーディネーターを置き、要請に応じ各校で指導に当たる。 事務局は、管外の小・中学校への転出に伴い一人を採用する。 養護教諭は転任、転入が各一人。学校栄養職員は転任二人、転入一人。事務職員は転任四人、転入一人。

道の駅「きららあじす」1周年記念祭大にぎわい

道の駅「きららあじす」の一周年記念祭が二十五日午前九時から、山口市阿知須きらら浜の同所でスタートした。会場には、特産品のきらら福餅(もち)や肉うどんなどのバザーが軒を連ね、足湯も開設。会場は野菜や魚を求める人でにぎわっている。二十六日まで。 オープン三十分前から開場を待つ人たちが並んだ。焼き魚コーナーでは、香ばしいにおいに客が足を止めていた。親子連れに人気だったのがパン作り体験やミニSL、バッテリーカー、ふわふわドームのアトラクション。順番待ちの長い列ができた。好天にも恵まれ、足湯でゆったりと過ごす人もいた。


 にぎわう物販コーナー

ひなもんを楽しむ来場者

県教職員大規模3086人異動

県教育委員会の藤井俊彦教育長は二十五日、記者会見し、市町教委への支援など人事異動のポイントを示した。異動規模は三千八十六人と昨年を二百十八人上回る大規模異動となった。 内訳は小学校千二百四十四人、中学校八百七十二人、高校五百十八人、盲・聾(ろう)・養護百六十七人、事務局関係五百十四人。新採用は二百十五人、退職は二百二十人だった。 主な組織整備では指導課を廃止して義務教育課、高校教育課、特別支援教育推進室を設置。教育事務所(七事務所)は廃止する。社会教育課と文化財保護課を廃止し社会教育・文化財課に、保健体育課は学校安全・体育課とする。 藤井俊彦教育長は、異動のポイントとして市町教委への支援、若手、女性の登用による組織の活性化、県教委の広域的指導と組織の効率化の三点を挙げ「適材適所に配置した」と述べた。 学校組織の活性化では小・中学校の複数教頭配置を小学校五校、中学校九校で実施する。 教育事務所の廃止に伴い指導主事十三人を市町教委へ派遣。派遣指導主事は百六人となり、全国で五番目の全市町教委配属となる。

教職員人事異動、前年度比12人増の231人

県教育委員会は二十五日、四月一日付の二〇〇六年度教職員人事異動を発表した。宇部市教委関係では、小・中学校合わせて、前年度より十二人多い、二百三十一人が動く。校長は小学校八校、中学校六校で交代。中学校二校で複数教頭制を導入し、二人の教頭を配置する。 学校の活性化、教員の意識改革を狙い、同一校で勤務年数の長い先生を中心に転任させた。新採用教諭が十四人と多かったこともあり、前年度に比べて、異動総数が増えた。 小学校の異動は、前年度より四人少ない百三十三人。市内転は七十三人。校長が代わるのは、恩田、上宇部、新川、厚南、二俣瀬、小羽山、川上、船木の八校で、このうち二人が新採用、一人が再採用。教諭の新採用は八人で、学校栄養職員も一人採用する。 中学校は前年度比十六人増の九十八人が異動。市内転は四十七人。校長は東岐波、西岐波、常盤、上宇部、小野、楠で交代する。新採用は校長が三人、教諭が六人、養護教諭が一人。 中学校の複数教頭制は県教委が〇六年度から、スタートさせるもので、宇部市では学校規模などを考慮して、常盤と上宇部で採用。二人の教頭を配置し、地域との連携や生徒へのきめ細かな指導など、さまざまな学校課題に対応していく。 女性管理職は小学校は校長四人、教頭七人、中学校は校長二人、教頭一人の計十四人で、全体では前年度と同数。 いじめや不登校などの心の悩みに、専門的立場から助言・援助を行うスクールカウンセラーは、これまでの六小学校に加え、東岐波、西岐波、川上、船木の四小学校に新たに派遣し、十校に拡充する。 今回の異動によって固まった二十五日現在の市内小・中学校の教職員総数は、前年度の八百八十六人とほぼ同数の八百八十四人。 宇部市、山陽小野田市、美祢市の厚狭地域の県立学校は、三高校で校長が交代。宇部商は岩国商の山根多野眞路校長、宇部工は下関工の吉川直紀校長、小野田工は岩国養護の梅森雅広校長が就く。

2006年3月24日

宇部市、山陽小野田市の公立小・中学校で修了式

 宇部市、山陽小野田市の公立小・中学校で二十四日、一斉に修了式が行われた。
 岬小(礒部昭彦校長、二百二十八人)では、午前八時五十分から体育館で修了式。式終了後、子供たちは一年間お世話になった教室や校舎を掃除。二年一組(三十三人)では、担任の藤原八重子先生が一人ひとりに修了証書を授与。子供たちは、証書を友達と見せ合い、二年時を振り返るとともに、四月からの新生活に思いをはせた。


 修了証書を受け取る2年1組の児童(24日午前10時半ごろ、岬小で)

宇部市職員人事異動、1課1係増の330人

 宇部市は二十四日、定期人事異動(四月一日付)を発表した。各部署の事務量の増減や流動体制の充実を踏まえて、組織を改正。彫刻推進室や国体準備室の新設、楠総合支所内の統廃合などにより、一課一係を増やす。実質の異動職員数は、昨年を十八人上回る三百三十人。消防と二公営企業を加えた全体数も十六人多い四百三十七人で、前年と同規模の異動となった。部長級では、総務部長に木藤昭仁総務部次長、総合政策部長に芥川貴久爾総合政策部次長、市民生活部長に斎藤幸雄教育次長、下水道部長に吉村俊朗下水道部次長、楠総合支所長に柳屋清都市開発部次長を起用。山本正廣ガス水道局長の退任に伴い、新局長には宗内敏和総務部長が就任する。任期は四年。


 上左から、宗内水道局長、木藤総務部長、芥川総合政策部長、(下段)斎藤市民生活部長、吉村下水道部長、柳屋楠総合支所長

宇部日報中学野球、25日に準々決勝

 第三回宇部日報中学校軟式野球大会は、二十五日に準々決勝、二十六日に準決勝と決勝が市野球場で行われる。試合開始は全日、午前九時から。雨天順延。宇部日報社主催、市教育委員会、市体育協会、県中体連西部地区連絡協議会共催、宇部野球連盟後援。
 大会は市内外二十一チームが参加して十九日に開幕し、初日にベスト8が決まった。準々決勝の組み合わせは、西岐波-桃山、黒石-常盤、藤山-高千帆、神原-厚狭。

「困り感」持つ子供支援、5月から福祉会館で研修会

「困り感を持つ子供の支援を考える研修会」が、五月から八月にかけて四回シリーズで、宇部市福祉会館で開かれる。障害幼児通園施設うべつくし園(伊藤直子園長)、総合相談支援センター「ぷりずむ」(井上純子所長)地域療育支援部門主催。
 脳の機能の障害であるADHD(注意欠陥・多動性障害)、広範性発達障害(自閉症・アスペルガー障害など)、学習障害(LD)などの子に「困り感」は多い。
 定員は五十人。全日程が参加可能な人を優先。近く関係機関に案内を出す。参加費は計三千五百円。問い合わせは、うべつくし園(電話31-7489)へ。日程は次の通り。▽5月14日午前10時-正午▽6月10日午後2時-4時▽7月1日午後2時-4時▽8月6日午前10時半-午後零時半

小野田地区の福祉会館、4月から風呂を一時休止

 山陽小野田市は、四月一日から小野田地区の福祉会館のうち本山と高泊(汐湯)、山陽地区の石丸総合館の風呂を当分の間休止する。中央福祉センターは週六日を三日に減らす。財政難に伴う措置で、対象館には告知し、利用者に理解を求めている。
 市でも風呂の状況を調べ、再開に向けて努力はしたいとしているが、利用者の大半は高齢者で、幅広い年齢層の利用につながっていないことも考えると見通しは厳しい。

2006年3月23日

陽気に誘われハクモクレン開花

 春の陽気に誘われ、市内のあちこちでハクモクレンが開花している。けさの最低気温は八・〇度(午前六時四十分、下関地方気象台山口宇部空港出張所調べ)と、暖かい朝となった。
 中尾の山さき紘一郎さん(63)宅の裏庭では、樹高十三メートルのハクモクレンが六-七分咲きとなっている。幹回りは大人が両手を回しても届かないほどの大木。「何代もここに住んでいるが、樹齢は二百年以上は確実だろう」と山さきさん。


 ややクリーム色がかったハクモクレン(中尾の山さきさん宅で)

LED照明研究会が5月に発足、本格始動へ

 山口大工学部で研究開発が進むLED(発光ダイオード)をベースに、地元企業による新製品・新事業創出を目指す「やまぐちLED照明研究会」が五月に発足する。二十二日に宇部全日空ホテルで設立準備総会があり、会則などを決めた。IT(情報技術)関連企業の集積で発展した米国のシリコンバレーをモデルに、県内をLEDバレーとし、地域経済の活性化につなげる。
 山口大のLEDは、田口常正工学部教授を中心に実用化が図られており、世界最高レベルの高輝度・高演色性を誇る。LEDそのものと、LEDを基盤とした次世代医療機器などの開発は、文部科学省の知的クラスター創成事業「やまぐち・うべ・メディカル・イノベーション・クラスター構想」として進められている。


 LED開発の現状などについて話す田口教授(宇部全日空ホテルで)

山口国体第4次練習会場決まる

 国体準備委員会の第七回常任委員会(委員長・二井関成県知事)は二十二日、県庁で開かれ、会場四次選定として、水泳は山口市阿知須のきららスポーツ交流公園、ホッケーは同スポーツ公園と岩国市玖珂総合公園を正式に決めた。第五次選定として、水泳の飛び込みは広島県の広島市か福山市で調整、残りのライフル射撃、馬術、クレー射撃は競技団体と調整していくことになった。
 国体の愛称、スローガンの全国公募や練習会場、デモンストレーション競技の二次選定も提案され、それぞれ承認された。デモ行事は十二競技、宇部市ではスポーツチャンバラが市武道館で開かれる。

宇部井筒屋で27日まで県物産即売会、実演販売も

 県物産即売会が、宇部井筒屋で開かれている。県を代表する味を紹介し、県内各地の名産・特産品への理解を深めてもらおう、と県物産協会、県観光連盟が主催。
 初参加を含む十七業者が出展。ゴボウの粉をうどん生地に混ぜた「牛蒡(ごぼう)めん」(美東町・バードックリサーチ)、ごはんの中に具材が入った「中心コロッケ」(美祢市・なかしん)などの実演販売もある。二十七日まで。


 にぎわう即売会場(宇部井筒屋で)

26日・4月2日に市が臨時窓口

 宇部市は、住民異動の多い年度替わりに合わせて、二十六日と四月二日の日曜日に臨時窓口業務を行う。時間は午前九時から午後一時まで。担当課と受け付け内容は次の通り。
 ▽市民課(電話34-8243)=住所異動の手続きと住民票、戸籍の全部・一部事項証明、印鑑証明などの発行▽保険年金課(電話34-8287)=転出・入に関する国民健康保険、老人医療と国民年金などの手続き▽こども福祉課(電話34-8330)=児童手当、乳幼児医療費助成業務、育児支援金の手続き▽税制課(電話34-8197)=所得証明や課税証明などの発行

NPO法人・山口カウンセリング協会設立、カウンセラーの養成も

 心理カウンセリングの必要性の周知やカウンセラーの養成、資質向上を目的としたNPO法人、山口カウンセリング協会(園田俊司理事長、十七人、事務局・西岐波村松)がこのほど設立された。
 同協会は、こうした背景の中で心理カウンセリングの必要性を社会に周知させるとともに、カウンセラーの資質向上を目的に設立された。具体的には▽講演、セミナーなどの社会教育事業▽心理カウンセラー養成事業▽虐待されている子供の支援-などを行う。問い合わせは同協会事務局(電話58-6443)へ。

小野田市民病院の救命講習会で心肺蘇生法など学ぶ

 小野田市民病院(瀧原博史院長)で22日、救命講習会があり、医療技術部と事務部の職員が、心臓蘇生(そせい)や自動体外式除細動器(AED)を使った処置を学んだ。
 山本智久診療部長ら4人がインストラクターとなり、公共の場で意識不明で倒れている傷病者を発見し、BLS(一次救急処置)を施す手順を詳しく指導。参加者は、マネキン人形を使って、意識状態を確認後、気道を確保しての人工呼吸と心臓マッサージを繰り返し、AEDによる通電までを行った。


 一次救急処置を学ぶ病院職員(小野田市民病院で)

2006年3月22日

福原祭り、演芸やバザーでにぎわう

 福原祭りは二十一日、宇部市中村一丁目の福原史跡公園であり、地域住民ら約五百人が演芸やバザーで楽しいひとときを過ごした。同実行委員会主催。
 宇部の発展に寄与した福原家を顕彰しようと、地元が中心になって二〇〇二年から始めたイベント。今年で四回目になる。特設ステージでは紙芝居、南京玉すだれ、マジック、琴崎八幡宮神職による八幡太鼓などの演芸が繰り広げられた。午後は少し天気が崩れたが、もちまきで盛大にフィナーレを飾った。


 楽しい紙芝居に見入る地域住民(福原史跡公園で)

新年度から健診の自己負担、3割に

 宇部市は新年度から、検診の自己負担額を見直す。受診者の増加や高齢化によって事業費が膨らみ、このままでは現在の検診体制を維持できないのが理由。従来の自己負担は、検査費用の約一・五割程度だが、三割に改定する。一方、利便性を図るため、集団検診では三つの検診を一括受診できるように変更。十月八日には初めて「女性のための総合集団健診」を実施する。三月定例市議会予算審査特別委員会(三戸充委員長、四十六人)二日目の二十日、真鍋恭子議員(共産)と村上恵子議員(公明)の質問に対し、市側が説明した。


 

県内外150人がフォークダンスパーティー満喫

 第三十一回宇部フォークダンスパーティーは二十一日、西部体育館であり、県内外から集まった約百五十人がダンスを楽しんだ。
 宇部フォークダンス協会が毎年この時期に開いているパーティーで、県内はもちろん島根県出雲市、福岡県北九州市にあるフォークダンス協会からも大勢が参加した。ひたすら踊り続けるのがこの大会で、メキシコ、ポーランドなど世界各地の六十五曲を、午前九時から午後三時まで踊った。


 フォークダンスを楽しむ参加者(西部体育館で)

公営住宅が人気、待機者は8年前の5倍

 宇部市営住宅の入居待機者数が三月十五日現在、千百三十人もいる。四年前の二倍、八年前と比べると約五倍の人気ぶり。「住宅の質が良くなったことや、世帯数が増えているのが要因では」と市住宅課は分析する。抽選で入居者を決める県営住宅も、人気住宅は競争率が百三十一倍。家賃が手ごろで住みやすい公営住宅の“敷居”は高くなっている。

山陽小野田市合併1周年記念、市民2000人が祝う

 山陽小野田市の合併一周年記念行事「市民ふれあいの集い-ひとつのまち、明日へ、そして未来へ羽ばたく日」は二十一日、文化会館であり、式典やアトラクションなどに市民二千人が参加し、伸びゆく古里の誕生日を祝った。
 地元出身のバリトン歌手、河野克典さんも祝福に駆け付け、ミニコンサートで「荒城の月」「赤とんぼ」「待ちぼうけ」などを会場に響かせた。市民投票により、市の木はクロガネモチ、花はツツジに決定。白井市長と本山小六年の富永勇輔君、厚狭小六年の浅野未貴さん、埴生小五年の石本真也君、小野田小四年の山田晴加さんら計八人が、巨樹になることを願い、文化会館の一角に記念植樹した。


 新市の1歳を祝い、熱唱する河野さん(文化会館で)

白井市長と子供たちによる記念植樹(文化会館で)

2006年3月20日

新川で親子ら100人が彫刻めぐり

 ふるさと新川彫刻めぐりは十九日、親子ら約百人が参加して行われた。校区内に設置されている彫刻を鑑賞しながら触れ合いを深めた。今回が三回目。宇部市ふるさとコンパニオンの会の四人と、校区ふるさと運動推進協議会の四人の計八人が案内役を務めた。
 参加者は四班に分かれて、記念会館前広場の「渡辺祐策翁像」(朝倉文夫作)、宇部全日空ホテル前交差点の「ロンド」(黒川晃彦作)、真締川公園西側の「座る女」(柳原義達作)など二十八点を見て回った。彫刻の設置年や作者の意図、作品に関するエピソードなどの説明に耳を傾け、熱心にメモを取っていた。


 彫刻の説明を聞く参加者(真締川公園で)

日報中学野球、ベスト8出そろう

 第三回宇部日報中学校軟式野球大会が十九日に開幕した。市野球場など四会場で市内と近郷の計二十一チームが熱戦を展開し、ベスト8が出そろった。勝ち残ったのは、西岐波、桃山、黒石、常盤、藤山、高千帆、神原、厚狭。大会は二十五日に準々決勝、二十六日に準決勝、決勝が同球場で行われる。雨天順延。


 2回戦の対厚南戦で西岐波は4回、スクイズで先制点を挙げる(市野球場で)

真締川ダムで市民ら150人が記念植樹

 NPO法人「共生のエートス(道徳的気風)」(秋本貞光理事長)主催のダム堤体庭園記念植樹祭は十九日、宇部市川上男山地先の真締川ダム建設地であり、ダム堤体のり面を活用して市民管理で薬木樹を栽培していくという全国でも初の試みがスタートした。一般公募の里親と、県、市の関係者を含む約百五十人が参加した。堤体工事が完了した支川の戸石川側下流のり面に、ウメ二十五本、アンズ十四本、カリン十一本、ヤマモモ七本、コブシ六本、ザクロ五本、グァバ一本の計六十九本の幼木を植樹した。
 本川側のダム堤体盛り立て工事は夏ごろに完了し、十一月ごろ、最終関門である試験たん水(最高水位まで水をためる試験)が行われる。エートスは県・市と協働し、本川側の堤体にも植樹を進める方針。


 「入学記念」の植樹をする参加者(真締川ダム建設現場で)

協働のまちづくりアンケート、福祉の充実など望む声強く

 地域コミュニティー活動で必要性が高いのは「子供の健全育成」と「地域福祉」-。宇部市が協働のまちづくりシンポジウムの参加者を対象に行ったアンケート調査で、子供を安心して育てられる生活環境や、高齢者を支える福祉の充実を望む声が強いことが分かった。自由回答では「一人一役」など地域活動への参加促進、核となる人材の育成、行政との連携を求める意見が目立った。
 協働のまちづくりを進める意義は、ほとんどの人が重要と認識。期待できる効果(複数回答)は「市民参画の機会提供」が最も多く62・9%に上り、「市民活動団体の活動の場が広がる」「市民の多様なニーズに対応した公共サービスの提供」と続いた。「行政のコストダウン」と答えたのは三割だった。

椿祭りで1万5000人が春の江汐満喫

「第十四回椿まつりin Ejio~早春のふれあいを求めて」は十九日、江汐公園で開かれた。心配された前日からの雨も上がって、暖かい日差しが注ぐ絶好の行楽日和となり、一万五千人(主催者発表)の人出でにぎわった。
 ステージでは、小野田吹奏楽部やよさこい鳴子踊り、フォークダンスなどさまざまな催しが行われた。ツバキの苗木が当たる抽選会も好評だった。すぐそばのフリーマーケット会場には、七十九区画に出店があり、衣料品や日用雑貨など掘り出し物を探す人でごった返した。


 盛り上がったもちまき(江汐公園で)

2006年3月18日

湖水ホールで「春の展示」スタート

 宇部市が依頼してきた故・柳原義達さんの彫刻作品の再鋳造が、今年度で完了した。十八日から、ときわ湖水ホールの「柳原義達・向井良吉作品展示コーナー」で始まった「春の展示」では、新しく到着した作品十三点の中から、人体をモチーフにした「女の首」(一九四八年作)など四点が公開されている。
「春の展示」では、市民募金で購入した作品を含めて、柳原作品十五点、向井作品十九点を公開している。入場無料。開館は午前十時-午後五時。毎週火曜日は休館。六月十一日まで。


 「春の展示」に向けて展示替えをする職員ら(ときわ湖水ホールで)

給食の地産地消後押し、市とJAが栽培契約

 学校給食への地元農産物のさらなる導入に向け、宇部市とJA山口宇部(吉本正夫組合長)は十八日、地元産の供給を安定的に確保するための栽培契約を交わした。調印式はJA山口宇部本所であり、生産者を含めた関係者ら五十人が出席。互いに相乗効果の期待できる調印を喜んだ。
 まずは、比較的利用が多いキャベツ(月一・五トン)、ハクサイ(月七百キロ)、タマネギ(月二トン)の三品目で契約。新年度は同センター分だけだが、徐々に単独調理場にも広げ、品目も、はなっこりー、ナスなどと増やして、その都度、契約を交わしていく。


 調印式で握手を交わす藤田市長(右)と吉本組合長(18日午前10時半ごろ、JA山口宇部本所で)

新川市まつり(5月3-5日)に3年ぶりよさこいフェスタ復活

 宇部市の行楽シーズンを彩る「新川市まつり」は、五月三-五日、常盤通りと平和通り、周辺の商店街を会場に行われる。昨年に続き「うべキツネの嫁入り行列」を開催し、「黄金伝説inうべ17」では、三年ぶりによさこいフェスタを復活。恒例の馬替え大売り出しは「馬替え大抽選会」と改め、応募券で豪華賞品に投票する方式に一新した。同実行委員会(徳原幹男委員長)主催。同まつりは、一八〇一年、新川(現・真締川)の掘削開通のお礼と村の鎮守のため、中津瀬神社を祭り、海産物と農産物の交換市が行われたのが起源といわれている。
 実行委員会では、一般市民、業者を問わず、平和通りの歩行者天国への出店者を募集している。出店料はテント付き(五・四×三・六メートル)が一万円、場所だけ(三メートル四方)が五千円。締め切りは四月七日。申し込み、問い合わせは事務局の宇部商工会議所(電話31-0251)へ。

日報中学野球、雨のため順延

 十八日に開幕を予定していた第三回宇部日報中学校軟式野球大会は、雨のため順延された。十九日は午前八時から市野球場で開会式の後、市内四会場で二回戦までの全試合がある。準々決勝は二十五日、準決勝と決勝は二十六日に同球場で行われる。初日の試合は午前九時から、同球場、常盤公園スポーツ広場、神原中、川上中の四会場で実施される。雨天時は二十五日に延期。

山陽小野田市で市民憲章起草協議会発足

 山陽小野田市の市民憲章の制定に向け、民間による「市民憲章起草協議会」が十七日、発足した。高校生、大学生から老人クラブまで幅広い年代の二十九団体が参画し、多くの市民の意見、アイデアを参考に、新市を象徴し、市民の心に宿る憲章づくりに取り組む。会長に樋口晋也さん(小野田商工会議所青年部)を選んだ。
 作業の流れは、市民から受け付けた意見を基に、協議会で市民憲章を作成し、市に提案する。四月二日付の市広報配布に併せ、まちのイメージや自慢、残したいもの、昔のまち、現在のまち、将来のまちへの思いをつづってもらう原稿募集と募金への協力を呼び掛けるチラシを全戸配布する。締め切りは六月三十日とする。問い合わせは起草協議会事務局の小野田商工会議所(電話84-4111、ファクス84-4180)、山陽商工会議所(電話73-2525、ファクス73―2526)へ。


 今後の取り組みについて話し合う委員(市商工センターで)

2006年3月17日

宇部市内23小学校で卒業式

 宇部市内の公立小のうち、見初を除く二十三校で十七日、卒業式が行われた。見初は二十日に行われる。
 恩田(吉田優校長)は午前九時四十五分から、第六十三回卒業証書授与式を体育館で実施。卒業生は男子七十八人、女子六十二人の百四十人。会場には、児童たちが共同制作で取り組んだ「未来へ」と題した巨大版画が展示された。子供たちは、中学生活への期待に胸をふくらませながら、思い出の詰まった学びやを後にした。


 卒業証書を受け取る卒業生(17日9時50分ごろ、恩田小体育館で)

市内各所で菜の花満開

 雪が舞ったかと思えば、ぽかぽか陽気になってみたりと、気まぐれな春の天候となっている今週の宇部地方。人間は気候の変化に付いてゆけずに、体調を崩している人も多いが、春に欠かせない花の一つ「菜の花」は、元気に黄色い花を咲かせている。


 元気に咲く菜の花(東岐波丸尾原で)

18日から日報中学野球、近郷一目指し21チーム

 地元の中学生球児にシーズン到来を告げる「第三回宇部日報中学校軟式野球大会」は、十八日に市内外二十一チームが参加して市野球場を主会場に開幕する。初日は四会場で二回戦までの全試合、十九日に同球場で準々決勝の四試合が行われる。ベスト4の対戦は同球場で二十五日にあり、近郷ナンバーワンが決まる決勝は午後一時プレーボール。宇部日報社主催、市教育委員会、市体育協会、県中体連西部地区連絡協議会共催、宇部野球連盟後援。


 上位を目指して打撃練習に励む上宇部ナイン(上宇部中グラウンドで)

生ごみを循環リサイクル、民間3者が調印

 生ごみの円滑なリサイクルに向け、生ごみを出す飲食店などの施設が資源提供者となり、堆肥(たいひ)を作るリサイクル業者、堆肥利用者へと循環する「Food&Green(フード・アンド・グリーン)リサイクル連携・協力証書」の調印式が十六日、宇部全日空ホテルで行われた。生ごみの堆肥化試験や県内二市でのモデル事業を通し、協議を重ねた上での実現。まずは宇部市と岩国市でスタートし、徐々に全県に広げていく。
 循環システムは、飲食店やスーパーが乾燥処理した生ごみを、リサイクル業者が木質系廃棄物と混合して堆肥を製造。その堆肥を利用して農家が栽培した野菜をスーパーなどが購入していく仕組み。両市での取り組みで、年間約千五百トンの削減が見込まれている。


 調印書にサインする代表者ら(宇部全日空ホテルで)

資源デポがマナー悪化で収集品目減、監視強化へ

 山陽小野田市は、市民館の駐車場一角に設けた二十四時間の資源ごみ拠点回収施設(資源デポ)の収集品目を減らすとともに、現地に職員を配置し、監視体制を強化する。人目が届かない奥まった場所にあるのをいいことに、利用者のマナーが悪化の一途をたどっているためだ。市議会一般質問最終日の十六日、尾山信義議員(市民クラブ)の質問に、笹木慶之市民環境部長が「啓発に力を入れ、本来の機能を取り戻せるよう取り組むが、最悪の場合、移設も考えざるを得ない」と答えた。

2006年3月16日

手紙作文コン・はがき作文部門で門野ちひろさんが総裁賞

 日本郵政公社が主催した第三十八回手紙作文コンクールで、上宇部小一年の門野ちひろさんが、はがき作文部門の最高賞に当たる日本郵政公社総裁賞に選ばれた。同校で十五日、贈呈式が行われ、宇部郵便局の高野義和局長から門野さんに賞状などが手渡された。
 はがき作文部門には、全国から四万六千三百二十三点の応募があった。門野さんは「おばあちゃんのきものとまゆ」と題して作文。「賞がもらえて、とてもうれしい。これからも、いろいろな人に手紙を書きたい」と笑顔で話した。


 最高賞の日本郵政公社総裁賞に選ばれた門野さん(上宇部小で)

宇部興産 常見会長死去

 宇部興産取締役会長の常見和正(つねみ・かずまさ)さんが十三日、入院先の東京都内の病院で心不全のため亡くなった。六十八歳だった。九代目の同社社長として、一九九九年六月から二〇〇五年六月まで三期六年、引き続き会長を務めていた。十六日に親族だけで密葬を済ませた。お別れの会(社葬)の日程は未定。
 常見さんは三七年、京都府生まれ。京都大工学部卒業後、六〇年に同社入社。化学畑を中心に歩み、九二年に樹脂・ゴム事業本部技術部長、九三年に取締役、九七年に常務、九八年に専務。現住所は東京都品川区。


 常見和正さん

常盤公園の駐車料値上げ、本会議承認後6月から

 三月定例市議会に上程されている常盤公園の駐車料値上げ案について、付託を受けた都市建設委員会(川上和恒委員長、十一人)は十五日、二時間にわたって審議し、賛成多数で可決した。二十七日の本会議で承認されれば、六月から倍額の普通車四百円、大型車千六百円に改定される。市では頻繁に利用する人の負担を軽減するため、現行の六枚つづりの回数券に加え、新たに三十枚つづり(一枚当たり二百円)を発行。減免の運用基準も見直す。

宇部フ大初の卒業生、就職内定90%超

 二十日に初めての卒業生を送り出す宇部フロンティア大(武下浩学長)では、十六日現在の就職内定率が90%を超えた。地方の就職戦線は依然として厳しいといわれる中、同大は「開校四年で知名度が低く、先輩もいない状況で、まずまずの結果が得られた」と自己評価している。
 人間社会学科の一期生のうち就職を希望するのは福祉分野四十八人、環境分野二十人、心理分野十六人の計八十四人。今月初めは内定率83%だったが、決定が一般企業より遅くなりがちな福祉施設関係が続けて決まり、90%台(七十六人)に達した。

山陽小野田市議会一般質問、懸案2事業に一定の道筋

 山陽小野田市の白井博文市長は、破たんにひんしている財政について「向こう三、四年を辛抱すれば、再建団体には転落せず、市に明るい兆しがさして来る」と展望した。市議会一般質問三日目の十五日、正村昌三議員(公明)の質問を受け、市民に対して行財政改革への理解を求め、将来展望をメッセージとして発した。
 自らの意向を反映した二〇〇六年度当初予算案について「一般会計は既に三百億円を超える借り入れがあり、毎年三十五億円ずつ返済している。職員、市民に申し訳ないと思いながら編成したが、最終的に二十五億円を借り、一般財源に十四億円を充てる」と説明した。健全化を進めている山陽オートと病院問題については一定の道筋が付いたことを報告した。

2006年3月15日

公立高合格発表

 県内公立高入試の合格発表が、十五日午前十時から各校で行われた。
 宇部高(金田重之校長)では、午前九時半ごろから、受験生や保護者、中学校の先生らが来校。期待と不安が入り交じった表情で、発表を待った。自分の番号を見つけると「あったー」「やったー」などと、歓声を上げ、友達と抱き合ったり、携帯電話のカメラで写真を撮ったりして、喜びを爆発させていた。


 張り出された紙を見る受験生ら(15日午前10時すぎ、宇部高で)

「地域コミュニティーモデル校区」設置、事務局創設へ

 自主的で特色のある地域コミュニティーの実現を目指し、宇部市は2006年度に「地域コミュニティーモデル校区」を設置し、中核となる事務局の創設を促す。3月定例市議会一般質問最終日の14日、藤田忠夫市長が明らかにした。この日は追加議案として、市国民健康保険条例と介護保険条例の改正案が上程され、予算審査特別委員会も設置された。

宇部市とJA山口宇部が栽培契約

 学校給食への地元農産物のさらなる導入に向け、宇部市とJA山口宇部(吉本正夫組合長)が、地元産の供給を安定的に確保するための栽培契約を交わす。生産者に今まで通りの市場出荷分に加え、給食用にも栽培してもらうもので、子供たちへの食育のほか、生産現場の活性化にもつながるなど、両者にメリットが期待できる。調印式は、十八日午前十時からJA山口宇部本所で開かれる。

21日に史跡公園で福原祭り

 第四回福原祭りは、二十一日午前十時から中尾一丁目の福原史跡公園で開かれる。同実行委員会主催。宇部の発展に寄与した福原家を顕彰しようと、地元上宇部校区が中心になって二〇〇二年から始めたイベント。福原家の歴史を伝えるパネルを展示するほか、福原家の家紋が入ったおぜん(宗隣寺所蔵)を公開する。
 琴崎八幡宮神職による八幡太鼓などの演芸、おでん、焼きそばなどのバザーがある。フィナーレとして、午後一時二十分からもちまきが行われる。

青年の家、地元要望で一部再開に道

 山陽小野田市は、四月から休館する埴生の青年の家について、施設の機能の改善を待って業務の一部を再開する。老朽化と財政難を理由に予算編成作業の中で方針を決めたが、一方的な通知に対する地元の強い反発を受け入れた形。定例市議会一般質問二日目の十四日、三浦英統議員(翔友会)の質問に、白井博文市長が「軌道修正もあり得る」と柔軟な姿勢を示した。
 市教育委員会によると全体の改修費は約四千万円。内訳は空調関係が千八百万円、電気関係が一千万円、玄関のひさし部分が二百三十万円。このほか自動ドア、天文館の改修、老朽建物の解体などもある。研修棟本体は築三十年が経過しているが、建物自体には問題はないという。

2006年3月14日

寒の戻りで厳しい寒さ再び

 ウメやカンザクラが開花するなど、宇部市内でも春の訪れを感じていた矢先、寒の戻りで13日から厳しい寒さとなり、夜間や早朝には雪がちらついた。14日朝も最低気温0.8度(午前8時22分、市防災課調べ)を観測。通勤、通学の時間帯には一時激しく雪が舞い、防寒具を身にまとって雨傘を差しながら、足早に会社や学校へ向かう市民の光景が見られた。


 雪の舞う中を通勤、通学する人たち(14日午前8時15分ごろ、市役所前で)

吉部小で放課後学習チューターとお別れ会、感謝の金メダルも

 吉部小(津守達生校長、三十人)で十三日、放課後学習チューター(個別指導補助員)とのお別れ会が開かれた。全校児童とチューター八人は、一年間の思い出を振り返りながら、クイズや音楽などを楽しんで交流した。
 同小では二〇〇三年六月から〇五年三月まで週三回、文部科学省の調査研究事業「放課後学習チューター配置事業」に取り組んだ。チューターは山口大の学生が務め、少人数の学校だけに学習活動に変化が少ないというマイナス面を補ってきた。吉部小の子供たちの名前がプリントされたそろいのTシャツで来校したチューター八人は、子供たちから手作りの金メダルや寄せ書きをプレゼントされると、涙ぐむ一幕もあった。


 児童からプレゼントを受けるチューター(吉部小で)

商議所個店強化セミナーで店主の意識改革促す

 商店の販売促進などを目指す宇部商工会議所の個店強化セミナーの最終講座が十三日、ファームプラザ新天町で開かれた。講師は店舗のイメージアップや空間デザインなどを数多く手掛けている江島康子さん(福岡市)。江島さんが「今のままで生き残れるか。個店を考える会-1日で変わる!驚異の店作り」と題し、三回講座で指導。
 何をすべきかを分からない人が多かったという江島さんは「視野を広げると工夫をしたくなる。それが気付き。自分が変わらないと、何も変わらない。わたしはきっかけづくりをしただけ。答えは現場に落ちている」と話した。


 アドバイスする江島さん(ファームプラザ新天町で)

神原、乳児保育園を統合移転、来年4月開園へ

 宇部市は、琴芝町二丁目の市立神原保育園と隣接する乳児保育園を統合、移転する。新しい保育園は、一時保育や障害児保育を行うほか、子育て支援センターも併設した多機能保育園で、来年度中に神原苗圃(ほ)跡地に建設。二〇〇七年四月に開園する。三月定例市議会一般質問初日の十三日、藤田忠夫市長が明らかにした。
 移転先は国道490号沿いで、市ガス水道局水道事業部の向かい側。南神原公園に隣接し、豊かな自然に恵まれている。敷地面積は三千五百平方メートルで、現在の約二倍。建物は鉄骨造り平屋建てで、園児室や屋内遊戯室、子育て支援室などを設ける。八月に着工し、来年三月に完成予定。

山陽小野田市民祭りの日程決まる

「山陽小野田市民まつり企画委員会」は十三日、市役所であり、市民参加型の新しい祭りの話し合いが始まった。初会合では日程を調整し、十月二十八日に前夜祭を埴生漁港、二十九日に本祭を県立おのだサッカー交流公園で開催することを決めた。今後協議を重ね、イベント内容などを詰めていく。

2006年3月13日

日報杯インディアカ優勝は男子A来夢、女子A光フレンズ

 第二十三回宇部日報杯インディアカ大会は十二日、西部体育館で開かれた。宇部市、山陽小野田市などから出場した二十八チームが五部門に分かれて競い、男子Aは来夢、女子同は光フレンズが優勝。男子Bと女子同はフレッシュファミリーズ、混合は、もう一歩Bが王座に就いた。宇部日報社主催、宇部インディアカ協会(志賀光法会長)主管。


 混合の部予選、もう一歩Bと見初の熱戦(西部体育館で)

宇部フリマ、節目の40回大盛況

 第四十回宇部フリーマーケットは十二日、常盤公園東駐車場で開かれた。衣類や手作り雑貨、ぬいぐるみなどを扱う百店が軒を連ね、会場は約五千人でにぎわった。
 時折、雨がぱらつく天候となったが、開始前から、掘り出し物を目指して、お客が詰め掛けた。会場には玩具や食器、バッグ、野菜など、多彩な品物がずらりと並んだ。お気に入りの一品を前に値段交渉する場面や、元気な子供たちの呼び込みも見られた


 多くの市民でにぎわう会場(常盤公園で)

福祉のまつり、8000人の市民でにぎわう

「こころの架け橋-ひと・ふれあい・ボランティア」をテーマに、第二十一回福祉のまつりが十二日、宇部市の福祉会館で開かれた。協力団体を含め六十団体がスタッフとして参加し、バザーやステージなど多彩なイベントを展開。肌寒さを吹き飛ばすように、約八千人の市民でにぎわった。市社会福祉協議会(中村勝人会長)、同実行委員会(中野リヱ子委員長)主催。


 ステージでのダンスを楽しむ市民ら(福祉会館で)

総合型地域スポーツクラブ「Goppoええぞなクラブ」発足

「Goppo(ごっぽ)ええぞなクラブ」の設立総会は十二日、東岐波ふれあいセンターであり、関係者八十人が旧宇部市内で初となる総合型地域スポーツクラブの誕生を祝った。会員を随時募集し、四月一日から本格的に活動する。
 中野久治会長は「一人でも多く参加してもらい、東岐波になくてはならないクラブにしていきたい」と所信を述べた。事業計画では、既に開始している「快適ウオーキング」「ヨーガ教室」などに加え、四月から「韓国語教室」を開始。シーズン中の野球観戦、夏休み中の「なんでも塾かけっこ」を行う。夏まつりなどの校区行事にも参加する。初年度は個人会員百人、団体会員二団体の参加を見込んでいる。


 承認された新役員(左端が中野会長、東岐波ふれあいセンターで)

本山フェスや高千帆ハイク、多彩なイベントで春満喫

 本山校区の文化祭「本山フェスティバル」は十一、十二の両日、本山ドリーム体育館と周辺で開かれ、多くの地域住民でにぎわった。校区ふるさとづくり推進協議会(藤田信博会長)と本山公民館主催。
 高千帆校区の「ふれあいハイキング」は十一日、高千帆公民館から江汐公園までの約五キロのコースであり、約百十人が春うららな江汐路を散策した。公園に到着した一行は、役員が作った熱々の貝汁を味わったり、ビンゴゲームを楽しんだりして、三世代が和やかに交流した。


 多くの人が楽しんだもちまき(本山ドリーム体育館で)

貝汁の接待を受ける参加者たち(江汐公園で)

2006年3月11日

「キルトサークルちさき」が興産中央病院に巨大キルト寄贈

 宇部市のキルトサークルちさき(苣木和子代表、五十人)は十日、宇部興産中央病院(篠崎文彦院長)に、千五百枚の端布を組み合わせて作った約二メートル四方の巨大パッチワークキルトを贈った。このほど開いた作品展で、会員と来場者約二千人が思いをこめながら針を通した。一階ロビーに展示され、患者たちの心を和ませている。


 宇部興産中央病院に贈られたヒーリング・ハート・キルト

紙芝居「ドンタ君」出張公演スタート

 宇部・小野田法人会(酒田三男会長)は、子供向けの租税教育用紙芝居「ドンタ君」の出張公演を始めた。多くの子供たちに見てほしいと、女性部(杉本米子部会長)が上演するもので、十日、原中央幼稚園(本田美智子園長)に初出張。パネルシアターも行い、園児たちを楽しませた。
 クマのドンタ君ら森にすむ動物たちが、火事で家などを失った後、働いて得たお金をみんなで少しずつ出し合い、生活を取り戻すというストーリーで、子供でも税の仕組みが分かるようになっている。
 同法人会では、出張公演先を募集している。時間はパネルシアターなども含めて約一時間。申し込み、問い合わせは同法人会事務局(電話33-8610)へ。


 紙芝居を楽しむ園児たち(原中央幼稚園で)

楠地域のコミュニティー組織立ち上げへ

 楠地域のコミュニティー組織立ち上げに向け、宇部市は新年度から船木・万倉・吉部三校区の地域団体に働き掛けて、新体制づくりに取り組む。本格的な活動開始は、二〇〇七年四月の予定。三月定例市議会代表質問最終日の十日、山本哲也議員(誠和会)の質問に、藤田忠夫市長が答えた。このほか、大谷誠文議員(楠風会)と沖谷和夫議員(みどりの会)が質問に立った。
「地域コミュニティーの充実」は、新市重点戦略プロジェクトの四本柱の一つ。市では〇八年度までに、子育てや介護支援、子供の安全確保、地域防災、健康づくりなど、地域の諸課題の解決に総合的に取り組めるコミュニティー推進体制を、校区ごとに築く。

県議の定数は4減の49で合意

 県議会の各派代表らで構成する「選挙区問題に関する協議会」(松永卓会長、八人)は十日、県議会棟で十回目の会合を開き、議員定数は四減の四十九で合意した。
 定数は昨年十月の国勢調査から割り出し、議員一人当たりの人口は三万四百六十人。旧厚狭郡楠町と合併した宇部市は従来通り定数六。宇部市から離れた美祢郡は美祢市と合区となり定数一、山陽小野田市は定数二となる。これまでは旧小野田市一、旧厚狭郡一だった。

山陽小野田音頭のCD完成

「山陽小野田音頭」のCDが完成し、十日に市役所で開かれた制作委員会で披露された。
 公募作品を参考に、作詩家の田村和男さんが歌詞を監修し、県立大教授の田村洋さんが、制作委の「躍動感があり、生き生きとした曲調を」というリクエストを受けて作曲した。歌は地元歌手の藤村圭さん。CDジャケットは、漫画家のなかはらかぜさんが手掛けた。二十一日の合併一周年「市民ふれあいの集い」でアピールする。CDは、公共施設、教育機関、各種団体にPRを兼ねて無料で配布する。


 完成したCD

2006年3月10日

スクールカウンセラーなど新年度の教育行政を充実

いじめや不登校などの心の悩みに、専門的立場から助言・援助を行うスクールカウンセラー。宇部市内では今年度から、中学校全十三校に派遣されており、新年度からは小学校も六校から十校に拡充される。小学校の高学年では、先生が授業を交換して得意な教科の授業を行う教科担任制を増やし、学力向上を図る。三月定例市議会代表質問二日目の九日は、射場博義議員(市政会)、山下勝由議員(市民クラブ)、新城寛徳議員(公明)が登壇。新年度の教育行政については射場、新城両議員が尋ね、前田松敬教育長が答えた。

中国地方経済懇談会で奥田経団連会長らが講演

第三十四回中国地方経済懇談会(日本経済団体連合会、中国経済連合会主催)が九日、宇部全日空ホテルで開かれた。経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)ら役員と、中国地方の経済関係者ら三百人が「構造改革の推進と活力ある中国地域の確立に向けて」をテーマに情報を交換。科学技術の向上による日本経済の国際競争力強化と、創意工夫を通じた中国地方経済の発展に、一層の努力を誓い合った。


 あいさつする経団連の奥田会長(宇部全日空ホテルで)

「みどりを楽しむつどい」終了

毎年四月二十九日の「みどりの日」にちなみ、霜降山山系の男山山頂一帯で行われてきた「霜降山のみどりを楽しむつどい」の終了が決まった。このほど開かれた実行委員会(藤田昭一委員長)で審議した結果、一定の成果を上げたという結論に達し、事業の終了を決定した。つどいに合わせて実施していた市民ハイキングは、今後も継続する。 市民の山として親しまれている霜降山は、昭和二十(一九四五)―三十(一九五五)年代に相次いだ山火事で、多くの木々が失われた。山林火災の復旧を目的に市民募金を実施し、一九七四年から毎年四月二十九日に「霜降山緑化市民植樹祭」をスタート。九四年に終了するまで、二十一回実施され、ヤマモモ、ユズリハ、ネズミモチなど総数二万本の苗木を植えてきた。

中学で卒業式

山陽小野田市の五中学校で十日、卒業式があり、先生、在校生、保護者の祝福を受けた卒業生たちが、新しい生活への決意を胸に、三年間通い親しんだ学びやに別れを告げた。 厚狭(渡辺和彦校長)は午前九時半から体育館であり、百三十五人(男子七十一人、女子六十四人)が、渡辺校長から卒業証書を受け取った。


 渡辺校長から証書を受け取る卒業生(10日午前9時50分、厚狭中で)

2006年3月 9日

中野開作亀齢クラブが健康体操で体力増進

 昨年十月から今年二月までの計五回、ご近所ネットワークづくり事業で「健康づくりリーダー研修」に取り組んできた黒石校区。老人クラブ・中野開作亀齢クラブ(杉山和文会長、約七十人)は八日、中野開作公会堂で月一回開く集会「ちどり会」の場で、研修で学んだ健康体操を初めて実践し、体力アップに役立てた。
 参加者約五十人は、首や背中などの筋肉を伸ばすストレッチ、足・腰を鍛える運動に取り組んだ。「体を動かし健康であれば、自然と転倒予防などにもつながる。みんなで、元気になる体操を続けていき、中野開作の高齢者は、いつまでもはつらつとしていると言われるように頑張りたい」と杉山会長は意欲満々だ。


 杉山会長にアドバイスを受けながら、健康体操を行う中野開作亀齢クラブのメンバー(中野開作公会堂で)

生活保護世帯9年連続増、下関市に次ぎ県内2番目

 宇部市の生活保護世帯が、九年連続で増え続けている。昨年十月現在、保護を受けているのは千九百四十三世帯、二千八百八人に上り、一九九七年に比べてほぼ倍増。保護率(人口千人当たりの被保護者の割合)は15・64パーミルで、県内では下関市に次ぎ二番目に高い。三月定例市議会の代表質問が八日から始まり、初日は広重市郎(清志会)、植松洋進(新政会)、荒川憲幸(共産)の三議員が登壇。生活保護については、植松議員が質問した。
 無年金や年金受給額の少ない高齢者が増えたのと、長引く景気低迷による失業者の増加が要因。受給世帯は九六年度末に千三十七世帯だったのが年々増え続け、特に二〇〇一年度以降は百五十一世帯、百四十一世帯、二百三十四世帯ずつ急増。雇用状況の改善で、〇四年度は七十九世帯増に落ち着いたものの、今年度も依然増加傾向が続いている。


 

27日男山で樹木観察会、参加者募集

 宇部市の男山山頂駐車場に、環境に配慮したエコトイレが設置されたのを受け、県美祢農林事務所(田中仁所長)は、業者から県への引き渡しセレモニーと合わせて、二十七日午後一時半から周辺で、市民を対象にした「森林にふれあう樹木観察会」を行う。講師は樹木医の藤原俊廣さんが務める。同事務所では参加者を募集しており、定員は二十五人。小雨決行。申し込み、問い合わせは同事務所森林部(電話0837-52-1071)へ。

「シャトル宇部」が経営不振で運営主体を民間へ

 広島県福山市が宇部市で運営する場外馬券売り場「シャトル宇部」が、経営不振のために四月から運営主体を民間の日本レーシングサービス(本社東京)に移すことが、八日の市議会で明らかになった。
 シャトル宇部は二〇〇四年十一月に東岐波横尾に開設。宇部市によると、福山市は当初、年間売り上げを約四十億円と試算していたが、売り上げが思うように伸びず、今年度は十億円程度にとどまる見込み。
 日本レーシングサービスは、地方競馬の振興を目的に設立。運営主体が変わると、全国の地方競馬の場外馬券が扱えるようになる。

小野田湾岸線新生地区ルート、近く着工

 山陽小野田市の小野田地区を縦貫する地域高規格道路・小野田湾岸線(延長六キロ)の工事が、今月下旬から始まる。先行して整備されるのは、新生地区の平面街路約六百メートルで、二〇〇八年度の完成が見込まれる。〇二年度の事業化以降、地元にとっては待望の着工で、市街地の渋滞緩和、全線開通に向けて一歩前進した。
 同線は県央部と宇部、山陽小野田を結ぶ山口宇部小野田連絡道路(通称・湾岸道路、延長四十キロ)の一区間。全線のうち、有帆川の河口部に橋を架け、東沖と国道190号を結ぶ路線(約二キロ)が整備区間に認定されている。用地買収が今年度末で85%(事業費ベース)に達することを受け、市街地の渋滞緩和という事業効果を上げるため、高泊後潟と国道190号を結ぶ新生地区ルートから着工する。車道は幅員十四メートルで片側二車線。上下線に植樹帯、歩道を設置する。将来的には二段構造となり、中央分離帯の上部に山陽自動車道小野田インターチェンジへの乗り入れ道を造るという。今年度の発注分は市道旭町後潟線と交差する部分から国道に向けての二百メートルで、事業費は約三千五百万円。今月下旬には準備工に取り掛かる。


 

2006年3月 8日

県内公立高で一斉に入試、合格発表は15日

 県内公立高で八日、一斉に入学試験が行われた。宇部市、山陽小野田市、美祢市の厚狭地域十校の全日制と定時制の志願者数は千七百五十五人で、生徒たちは希望の「春」を夢見て、試験問題に向かった。合格発表は十五日午前十時。


 試験開始を待つ生徒たち(8日午前8時50分ごろ、宇部高で)

19日から常盤公園で春のキャンペーン

 行楽シーズンの始まりを告げる常盤公園の春のキャンペーンが、十九日からスタートする。二十六日は「歩きたくなるみち500選」選定記念の「ときわ公園deウオーク」、四月二日は「さくらまつり」と約一カ月にわたり、多彩なイベントが展開される。
 当日は常盤公園スポーツ広場を臨時駐車場として開放。会場と駐車場を結ぶシャトルバスを運行する。往復の料金は百円(小学生以下無料)。天候によっては、運行中止の場合もある。宇部観光コンベンション協会は、イベントカレンダーや乗り物割引券が付いたリーフレットを十二万部作製した。山口宇部空港や同協会事務所などに置いている。


 

宇部井筒屋でいけばな展開催中

 宇部華道協会(野口華翠理事長)の代表作家による第十六回記念いけばな展が、八日から宇部井筒屋四階で始まった。加盟二十六団体の代表者が、流派の特徴を生かし、春の息吹を感じさせる大作を披露している。十三日まで。


 代表作家たちの大作を見る市民ら(8日午前10時ごろ、宇部井筒屋で)

厚狭駅前商店街の「おひなさまめぐり」好評

 JR厚狭駅前商店街で「第八回ねたろうの里 おひなさまめぐり」が開かれている。商店や空き店舗を利用し、約五十カ所でひな人形や手作り品を展示。連日市内外の愛好家たちが、東西に延びたおひな様ロードを、ゆっくりと歩きながら観賞している。
 ひな人形は、一九六〇年代から七〇年代の七段飾りを中心に、今では珍しい社付きや、昭和初期の御殿びなも数体ある。展示場所は、駅前の永田写真館から国道316号沿いのスタジオきもの館までの約一キロ。最終日の二十一日には、市文化会館で同日開かれる山陽小野田市の合併一周年記念行事「市民ふれあいの集い」とリンクさせ、各所でぜんざいや炊き込みご飯、おでんなどを販売する。


 昭和のひな人形を懐かしむ来場者たち(厚狭駅前商店街で)

2006年3月 7日

宇部西高でシネラリアなど満開

 本格的な春の到来を前に、宇部西高ではビニールハウスの中でシネラリアやパンジーが満開になっている。赤、青、ピンク、黄色などカラフルな花が、あでやかさを競っている。
 きれいな花は、幼・保育園や小・中学校の卒業式会場用として予約でいっぱい。生物資源系列の吉松功先生は「巣立ちを彩ってくれれば、育てた生徒も喜ぶだろう」と話した。


 美しい花々が春を感じさせるシネラリア(宇部西高で)

山大医学部内に日本初の看護の国際組織STTI発足

 看護に携わる者の人材育成を目指す国際組織シグマ・シータ・タウ・インターナショナル(STTI)の支部が、日本で初めて山口大医学部保健学科内に設立されることになった。八日に医学部霜仁会館で設立記念式典が開かれる。STTIは、米国インディアナ州インディアナポリスに本部を置く国際組織。
 設立時の会員は百七人。山大医学部保健学科の教員、医学部付属病院の看護師のほか、半数近くは全国の看護系大学の教員、看護師らで構成される。
 八日午後一時から開く設立総会には、STTI本部からキャロル・ピカード会長も出席し、記念講演をする。事務局は「看護に携わる者の人材育成を目的とした講演会や研修会などを、当面の活動にしたい」と話した。

国保料値上げ、1人当たり年間約3500円

 宇部市は二〇〇六年度の国民健康保険料を値上げする。医療費の増加によるもので、試算では一人当たり年間約三千五百円の増額を見込む。実際の保険料は六月上旬、所得状況に応じて決める。
 市では〇五年度の当初予算で、一般被保険者分の療養給付費を五十六億八千三百六十万円とみていた。しかし、決算見込みはこれを二億六千四百十万円も上回る五十九億四千七百七十万円となった。〇六年度は、さらに二億円余り高い六十一億五千四百九十万円になると推計される。このため現行の保険料では賄い切れず、新年度の保険料は、予算額ベースで一人当たり、今年度の六万八千八百八十六円から七万二千三百九十円になると予測している。

県道琴芝際波線と西岐波吉見線の新バイパス、相次ぎ開通

 宇部市小串の県道琴芝際波線と西岐波山村の県道西岐波吉見線の新バイパスが、相次いで開通した。県宇部土木建築事務所によると、開通の際、接続部でのトラブルはなかった。二線の開通により、交通の円滑化や歩行者の安全を考慮した幹線道路の改良工事は、国道490号を残すだけとなった。
 琴芝際波線は、小羽山団地などからの通勤者が多く利用する小串-中山間で、旧道の西側にバイパスを開設。まだ、バス停を含めた歩道の整備や旧道との接続部の工事が残っているが、今月末には終える予定という。
 善和方面から国道190号の権代交差点に抜ける西岐波吉見線では、セントヒル病院前から東側にカーブさせ、西岐波小入り口交差点につながるバイパスを開設。同病院前-権代交差点間の旧道は市道となった。


 バイパスが開通した県道西岐波吉見線(セントヒル病院から)

埴生の青年の家休館に住民ら反発

 山陽小野田市は、四月一日から埴生の青年の家の研修棟(本館)を休館にする。予算編成を進める中で、施設の老朽化を理由に方針を決定した。期間は「当分の間」だが、財政難から見通しが立たないのが実情。
 教委は先月二十日付で利用団体に通知し「影響を最小限に抑えたい。利用者に不便をかけないよう新しい組織で検討していくことになる」と話した。“寝耳に水”の話に苦情が相次いでおり、ある利用者は「古いけど地域に溶け込んだ施設。段階的な改修で存続できなかったのか。財政難、施設の老朽化から、休館の措置も理解できるが、もっと早く地元に伝えてほしかった」と性急な決定に疑問を投げ掛ける。
 天文館は、プラネタリウムの会(能勢俊勝代表)が存続の要望書を提出し、自前で運営に当たることを決めている。


 4月から休館となる青年の家

2006年3月 6日

人生の節目記念し常盤公園内にツバキ植樹

 人生の意義深い日をとどめるためにと、宇部市が行っている人生記念植樹が五日、常盤公園内のツバキ苑で行われた。還暦、結婚、進学など、人生の節目を迎えた市民二十人が参加した。植樹したツバキは、高さ一・五メートルほどの七年生。子供連れや夫婦で参加した市民らは、スコップで掘った穴にしっかりと植樹すると、名前が書かれたプレートを取り付け、にこやかに記念撮影をしていた。


 人生の記念にと、ツバキを植える市民ら(常盤公園のツバキ苑で)

「市戸籍総合システム」の運用開始、証明事務大幅に短縮

 宇部市は六日、約七万六千件の戸籍を電算化した「市戸籍総合システム」の運用を開始した。戸籍の作成や証明書の発行に要する時間が、大幅に短縮される。システムの運用を記念して、藤田忠夫市長が市役所の開庁時間に合わせて、市民課で個人事項証明書(戸籍抄本)を取得した。
 従来の証明書の発行は、大量の戸籍の中から職員が探してコピーしていたため事務処理に二十-三十分を要していた。二〇〇一年度からは本庁に戸籍事務が一本化され、市内七カ所の市民センターからの申請はファクスで処理。今後は、いずれも端末で操作できるようになり、待ち時間は、おおむね五、六分に短縮される。


 個人事項証明書の発行手続きをする藤田市長(6日午前8時半ごろ、市役所で)

日報旗少年サッカー・Aブロックは上宇部、東岐波、厚南が優勝

 第二十七回宇部日報旗少年サッカー大会は五日、山口市阿知須のあじす元気ランドで開かれた。宇部市と山口市から五十七チームが出場、学年別の四ブロックに分かれて栄冠を目指し、二十チームが三組に分かれて競ったAブロック(六年生中心の代表チーム)は上宇部、東岐波、厚南が優勝した。宇部日報社主催、宇部サッカー協会、宇部市教育委員会、宇部市体育協会後援、宇部サッカー協会第四種主管。
 試合は、Aブロック、Bブロック(五年生以下)、Cブロック(四年生以下)は変則リーグ戦、八人制のDブロック(三年生以下)はトーナメント戦で行い、五チームが出場したBブロックは川上がV。十五チームが二組で争ったCブロックは黒石と西岐波が制した。十七チームによるDブロックは三組で競い、東岐波、恩田A、黒石Aがチャンピオンの座に就いた。


 

県ふるさと凧あげフェス、総合グランプリは「西部ふれあい活動」

 第十七回県ふるさと凧(たこ)あげフェスティバルが五日、きららビーチ焼野であり、企業ボランティアグループ西部石油山口製油所「西部ふれあい活動」が、六年ぶり二度目の総合グランプリ(県知事賞)に輝いた。
 フェスティバルは、過去最高の三千人の人出でにぎわった。気温こそ低かったものの、朝からゆったりした陸風が絶えることなく吹き続け、絶好のたこ揚げ日和となった。
 グランプリとなったたこは縦二メートル、横一・五メートルの大だこ。今年度、同グループが企業ボランティア活動として、全国表彰されたのを記念して、一カ月がかりで仕上げた。「最高の記念になりました」と表彰状を手にしたメンバーがたこをバックに 、記念写真に納まった。


 総合グランプリに輝いた西部石油ふれあい活動

盛り上がったふるさと凧あげフェスティバル(上から、きららビーチ焼野で)

2006年3月 4日

宇部高専生がマイコン制御のタヌキロボ製作、初の商品化

 宇部高専(幡中憲治校長)制御情報工学科五年生の梶川真里さん、池田富洋さんがマイコンで制御するタヌキのロボットを製作した。
 一年前、徳地町にある国立山口徳地少年自然の家から「マスコットにしているタヌキのロボットを作ってもらえないか」との要請があり、卒業研究を兼ねて製作することにした。
 タヌキに話し掛けると「こんにちは僕、ポン太だよ。今からおなかをたたくから、みんな聞いてね」と応えるようにプログラミング。外部からの依頼製作で「商品化までした卒業研究は初めて」と指導教授は成果を喜んでいる。


 卒業研究で製作したマイコンロボット「ポン太」を紹介する池田さん(左)と梶川さん(宇部高専で)

フジグラン宇部で県花き品評会開催、鉢物など368点展示

 県産花きの普及を目指す春季県花き展示品評会が、フジグラン宇部で開かれている。県内各地で生産された切り花、鉢物、花壇苗など三百六十八点を出展。会場は甘い花の香りに包まれている。三日の審査では入賞作品六十二点を選んだ。五日まで。
 審査員は、県農業試験場、県いけばな作家協会、日本フラワーデザイン協会県支部、県中央花市場などの九人。花のそろい具合や咲き具合、葉の付き方、茎の太さなどを審査し、最優秀十二点のうち宇部市長賞に宇部花き出荷組合の作花久實さんが選ばれた。五日午後三時からは出展された花きのオークションを行う。


 出展された花きの出来具合を見る審査員ら(フジグラン宇部で)

定期文化講座の学習発表会開催中

 宇部市男女共同参画センター(山田修子館長)の定期文化講座の学習発表会は四日、同センターで始まり、作品展やバザーが人気を集めている。五日は午前九時から午後三時まで開催。初参加の琴を含む六講座の実技や体験会もある。


 展示作品を楽しむ来場者(4日午前10時すぎ、男女共同参画センターで)

「モモの家」が胡弓演奏などで1周年祝う

 宇部中央銀天街のふれあい拠点「モモの家」が三日、オープンから満一周年を迎え、記念コンサートがあった。イベントやギャラリーの展示、リサイクルハット講習会を通じて知り合った仲間たち三十人が胡弓の演奏などを聞き、喜びを分かち合った。
 モモの家ではチェルノブイリ原発事故から二十年を追悼して、医薬品を届けているウクライナの市街地などを撮影した写真展を開催中。ドゥルージバでは、「闘うピアニスト」の異名で知られる水上裕子さんのコンサートを、四月二十六日午後七時から市シルバーふれあいセンターで開く。十月にはナイチンゲール合唱団の招待を企画している。問い合わせはモモの家(電話35-5300)へ。


 二胡の演奏を披露する竹田さんら(モモの家で)

悪質チェーンメール横行、安全相談課「再送信しないで」と呼びかけ

 不幸の手紙の電子メール版が出回っている。宇部警察署警察安全相談課には、二月末から三月二日までに、同一の悪質チェーンメールに関する問い合わせや相談が三件寄せられた。
 メールは「あれは一九九九年の冬、十二月の出来事です。わたしには今年結婚したばかりの亭主がいます」という書き出しで始まる。同課は「メールの内容はすべてうそ。メールに記載されている電話番号やメールアドレスは、暴力団とは関係ない。絶対に連絡しないこと。チェーンメールを受信しても、ほかの人へ再送信することのないように」としている。

山陽小野田市の「市民ふるさと塾」が古里づくり戦略提言

 山陽小野田市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)は三日、「市民ふるさと塾」の塾生がまとめた「新しいふるさとづくりへの提言」を白井博文市長に提出した。
 提言書は、現地見学やグループ討議を踏まえ、個々の資源に関する塾生の意見、提言をすべて掲載しているが、まとめとして▽「窯業のまち」「寝太郎伝説のまち」など、市全体としてのコンセプト(核になるもの)が必要▽子供にとっても危険性のない安全な施設が望まれ、ふるさととしての愛着をはぐくむ▽市内外に向けて十分活用を図れるような整備や工夫▽市民自身が知らないものが多く、今後周知を図るための各種観光マップ▽個々の施設活用だけでなく、一帯を含めた面あるいは関連性を持たせた群としての戦略の五点を提言している。


 提言書を手渡す山田部会長、安部会長(右から、市役所で)

2006年3月 3日

JR常盤駅のカンザクラが見ごろ

 JR常盤駅のそばに立つカンザクラが開花の本番を迎え、日を追うごとに、1つ2つとかわいらしい花を咲かせている。気候も徐々に春らしさを増しており、6日には、冬眠していた虫がはい出してくるといわれる「啓蟄(けいちつ)」を迎える。
 カンザクラは2月上旬から3月上旬を開花時期とする早咲きのサクラ。同駅そばでは、数本あった木が度重なる台風の影響で倒れ、今は高さ約7メートルの老木が1本残るだけだが、今年も2月下旬から花を付け始め、駅の利用者を和ませている。


 開花時期を迎えた常盤駅そばのカンザクラ

「福祉活動計画」策定委が6基本目標設定

 宇部市社会福祉協議会(中村勝人会長)の「第三次福祉の輪づくり運動推進地域福祉活動計画」策定委員会(久保田トミ子委員長、二十人)は二日、福祉会館であり、第二次計画で示された基本目標「誰もが参加し、安心して暮らせる、思いやりのある福祉のまちづくり」を基本理念とすることで合意。「ボランティア活動の推進」など、六つの基本目標の設定を承認した。

宇部市がHPリニューアル、観光情報にも力

 宇部市は、三月からホームページをリニューアルした。トップページを需要の多いと思われる項目ごとに整理し「市民参加」や「e-サービス」のメニューを加えている。
 ホームページの大幅な更新は、二〇〇四年十一月に楠地区と合併して以来。この時は高齢者や障害者に配慮し、音声読み上げソフトやキーボード操作のみにも対応できるようにした。観光情報にも力を入れ、「宇部の観光」は視覚的な興味を引くように一新。「常盤公園開花情報」を新たに設けた。


 宇部市HPの新しいトップページ

5日 日報旗サッカー大会、栄冠目指し57チーム

 第二十七回宇部日報旗少年サッカー大会は、五日午前九時半から山口市阿知須のあじす元気ランドで開かれる。学年別の四部門に、宇部市、山口市から五十七チームが出場し、栄冠を目指す。宇部日報社主催、宇部サッカー協会、宇部市教育委員会、宇部市体育協会後援、宇部サッカー協会第四種主管。
 大会は宇部市少年サッカーチームの二〇〇五年度最後の公式戦。出場チームはAブロック(六年生中心の代表チーム)が二十チーム、Bブロック(五年生以下)が五チーム、Cブロック(四年生以下)が十五チーム、Dブロック(三年生以下)が十七チーム。

琴芝小でお年寄りに感謝する会、児童71人が遊びの上達度披露

 琴芝小(大坪憲一校長、四百八十四人)で二日、お年寄りに感謝する会が開かれた。一学期に地域のお年寄りから昔の遊びを習った四年生七十一人が、歌や習った遊びの上達度を披露し、もてなした。
 四年二組の三十七人は歌の発表に続き、こま回しや皿回しを披露。紙で作った手紙付きのメダルもプレゼントし、お年寄りを喜ばせた。


 児童の皿回しに笑顔を見せるお年寄り(琴芝小で)

ふるさと人材育成助成金、4月から「30万円まで」に縮小

 宇部市は四月から「ふるさと人材育成助成制度」を変更する。助成金の額は一件五十万円を限度としていたが「三十万円まで」に縮小。五万円までは「経費の全額」、五万円を超える部分は「経費の70%」と条件を設ける。随時募集も改め、前期と後期の二回、募集期間を設ける。

山陽小野田市のアスパラ、安全安心おいしさPRへ

「きのう・今日・アスパラ」の名前で特産品化されている山陽小野田市のグリーンアスパラが、今月中旬に出荷のピークを迎える。春の芽は栄養満点で、市場、消費者の評価も高い。二日には、西高泊地区を中心にハウス栽培している小野田アスパラ生産組合(西岡則隆部会長、七人)が、規格や品質の統一、量販店でのPR活動について話し合った。
 この時期の春芽は、市場関係者が「早く出荷してほしい」と催促するほど、糖度が高く、生で食べても十分おいしい。食の安全性が問われる時代だけに、安全安心でおいしいという最大のアピールポイントを前面に押し出していく。


 本格的な出荷を前に規格について話し合うメンバー(西高泊のハウスで)

2006年3月 2日

冷え込み戻り小雪舞う

 ぽかぽか陽気から一転。2日の朝は冷え込みが戻り、雪が一時強く舞った。登校する生徒たちは足を早め、顔を手で覆うなどして寒さをしのいでいた。
 市防災課によると、最低気温は2.8度(午前8時39分)、最大瞬間風速は14.2メートル(同7時57分)を記録した。


 小雪の中を登校する生徒たち(2日午前8時20分ごろ、JR琴芝駅付近で)

おもしろファーム「脳の健康教室」の第3期生修業式

 NPO法人のおもしろファーム(美澄武理事長)が行っている「脳の健康教室」の第三期生修業式が一日、宇部市新天町のファームプラザ新天町で開かれた。第三期は昨年九月から行われ、受講生は三十五人、皆勤者は四人だった。同教室は、脳を育てる教育方法で全国的に注目を集める東北大の川島隆太教授の研究内容を利用した講座。短歌などの音読や簡単な計算を楽しむことで、脳を活性化し、脳機能の維持や向上を目指す。
 おもしろファームでは現在、四月から始まる第四期の受講生を募集している。対象はおおむね六十歳以上の人。費用は教材費込みで、月三千五百円。締め切りは三月三十一日。受講の申し込みや問い合わせは、おもしろファーム事務局(電話32-6396)へ。


 修業証書を受け取る受講生(ファームプラザ新天町で)

補助金活用し小型ポンプ車など導入

 国の二〇〇五年度石油貯蔵施設立地対策等補助金を活用し、宇部市は市消防団宇部消防団(平田基治団長)と同団楠消防団(上野昭治団長)に車両各一台、市消防本部(矢野洋司消防長)にセパレート型防火服九十四式を、二月末までに導入した。
 宇部消防団に入った消防団指令車は、八人乗りのステーションワゴン。災害現場への出動や広報活動、災害時の指揮統制や消防隊との連絡調整などに使われる。購入費は約三百三十万円。楠消防団には、小型動力ポンプ積載車を配備。同団第一分団(船木)が管理する。購入費は約二百七十万円。
 セパレート型防火服は、ISO規格に適合した、上着とズボンに分かれたもの。従来の防火服に比べ、耐熱性や耐薬品性、切創性などに優れている。


 導入された宇部消防団の指令車(左)と楠消防団の小型動力ポンプ積載車(市消防本部で)

新しく購入されたセパレート型防火服(市消防本部で)

宇部フ大がメンタルヘルス研究所設立、学校や職場の悩みに助言

 宇部フロンティア大は学校、企業、官公庁などを対象に、従業員や子供たちの心の悩み、進路、就職に関してカウンセリングや助言を行うNPO法人メンタルヘルス研究所(理事長・山田通夫副学長)を設立した。学内の知的資源を活用し、地域社会に貢献するのが狙い。
 対応するスタッフは同大の医師二人、臨床心理士六人。希望する団体に登録してもらい、入会金、年会費のほか派遣時の費用を申し受ける。病院ではなく大学のスタッフが応じるということで、悩みを抱える人には気軽に相談できるメリットがある。

12日、福祉のまつり開催

 第二十一回福祉のまつり実行委員会(中野リヱ子委員長)の最終会議が一日、宇部市福祉会館であり、十二日午前十時から同会館で開くまつりの概要が決定した。協力団体を含む六十団体から約八百人がスタッフとして参加。ステージでの催しやバザーを通して、心温かい市民の交流を育てる。同実行委員会、市社会福祉協議会主催。
 テーマは「こころの架け橋-ひと・ふれあい・ボランティア」。オープニングは午前九時四十五分から。聴覚障害者を含む和太鼓グループ「翔龍太鼓」の演奏と主催者のあいさつで幕を開ける。駐車場は琴芝小グラウンドに用意。雨天決行。

山陽小野田市議会開会、予算など50議案上程

 三月定例山陽小野田市議会は二日開会し、白井博文市長が施政方針を述べ、二〇〇六年度一般会計予算など計五十議案を上程した。危機的な市の財政状況を踏まえ、超緊縮型となった改革元年予算の編成方針とまちづくりへの意欲を示した。
 白井市長は「市民参加の市民本位のまちづくり」を推進する中で、新年度は、政策に対するパブリックコメント(意見公募)の制度化に取り組み、市民の知恵とアイデアを借りながら課題解決に力を入れることを表明。財政危機には執行部、議会からの行財政改革の提言を踏まえ「議会をはじめ、市民の方々の幅広い理解と協力を賜り、数年後には明かりの見えるまちにしたい」とした。


 議案を上程する白井市長(2日午前11時、議場で)

2006年3月 1日

宇部、山陽小野田市内の高校で卒業式

 宇部、山陽小野田市内の公・私立高で1日、一斉に卒業式が行われた。生徒たちは、友人や教職員との別れを惜しみながらも、新生活での飛躍を誓い、慣れ親しんだ学校を後にした。


 卒業証書を受け取る合馬君(1日午前10時すぎ、宇部高体育館で)

卒業証書を受け取る卒業生(1日午前10時15分ごろ、小野田工高で)

3月定例市議会で藤田市長が施政方針

 三月定例宇部市議会は一日に開会し、藤田忠夫市長が施政方針を述べ、五百七十九億七千万円の二〇〇六年度一般会計予算など、五十一議案を上程した。初日の総合審議では、三日付で退職する縄田欽一助役(71)と花井正明収入役(69)に代わり、助役には矢富敏肆常勤監査委員(63)、収入役には今井信之前水道局長(64)、常勤監査委員には岡田惇前議会事務局長(61)が選任された。任期は四日から四年間。議会の会期は二十七日までで、八-十日に代表質問、十三、十四日に一般質問が行われる。


 施政方針を述べる藤田市長(1日午前10時15分、市役所で)

県警本部が新川防犯パト隊・しんせん組激励

 県警本部の篠宮隆本部長が二十八日、宇部市の新川防犯パトロール隊・しんせん組(田村一隊長、七十二人)を激励し、車両パトロールに使用する青色回転灯を贈呈した。
 しんせん組は、防犯・防災を目的とした新川校区のボランティア団体で、昨年七月に結成。防犯指導員らで構成する隊員が交代で、月一回の定期夜間防犯パトロールに取り組み、地域行事などでも巡回活動を行う。パトロールは結成以後、通算二十回に上る。青色回転灯を付けたパトロール車両は、市内では初の認定。


 篠宮本部長に決意を述べる田村隊長(新川ふれあいセンターで)

男山山頂駐車場にエコトイレ、今月下旬完成へ

 やまぐち森林づくり県民税の関連事業となる県のやすらぎの森整備事業で、宇部市の霜降山系にある男山山頂駐車場に、ハイキングなどを楽しむ市民のためにトイレが整備される。汚水を排出しないエコトイレで、三月下旬に完成する予定。
 新築中のトイレは、浄化槽で処理した汚水を、さらにカキ殻と活性炭で処理し、洗浄水として再利用するため、汚水が出ない上、集めた雨水を浄化して手洗い水として使用するなど、周辺の環境に影響のない環境保全型となる。主管は県美祢農林事務所。面積は浄化槽など周囲の設備を含め、十五・九三平方メートルで、男性用と障害者に配慮した障害者兼女性用に分かれている。外壁や屋根には県産のスギを使用した。建築費は一千万円。


 完成に向け工事が進むエコトイレ(男山山頂駐車場で)

春の火災予防運動初日、高嶺病院で消防訓練

 春季火災予防運動(七日まで)の初日に当たる一日、宇部市二俣瀬善和の高嶺病院(橋本隆院長)で、消防訓練が行われた。病院関係者約八十人が、避難誘導などを体験。災害時の対応を確認した。
 訓練は一階の調理室付近で出火した想定で実施。職員らは、火災発生を知らせる院内放送、消防署への通報、初期消火、患者の避難誘導を手分けして行った。駆け付けた消防・救急隊員は、負傷者役を救助したり、放水用ホースを伸ばしたりして、火災時の対応を細かくチェックした。


 負傷者役を救助する消防隊員(1日午前10時すぎ、高嶺病院で)