2006年2月28日

大森荒神社の大祭で豊作祈願

 宇部市の厚南大森地区に春の訪れを告げる大森荒神社の大祭が二十八日、同神社で開かれた。平日にもかかわらず、地域住民ら多くの人が参拝。境内には、植木市や露店も立ち並んでにぎわった。
 同神社は約二百六十年前からあると伝えられ、農耕生活の神として親しまれている。今年の雨量と米の出来高を占う御例(おためし)は、山口市平川の高倉荒神社の神事を受け、松永自治会長が「水の心配もなく、今年の米の出来は良さそう。無事に収穫できることを願っている」と話した。


 参拝する地域住民ら(28日午前9時半、大森荒神社で)

宇部港でコンテナクレーンの安全祈願祭

 宇部港芝中西ふ頭に設置されたコンテナクレーンの安全祈願祭が二十七日、現地であり、県や市、港湾関係者ら八十人が出席してクレーン作業の安全を願い、コンテナ貨物の取扱量増大、航路の複数化に期待を込めた。コンテナヤードに隣接した上屋内で行われた安全祈願祭では、主催者を代表して宇部港運協会会長の坂田守宇部興産海運社長、宮本浩一郎宇部商工会議所会頭、藤田忠夫市長、中原慶昭県宇部港湾管理事務所長ら関係者が玉ぐしをささげ、作業の安全を祈願した。
 設置されたコンテナクレーンは、タイヤマウント型で自由に移動できる。コンテナのほか、最大で四十三・五トンの貨物をつり上げられ、腕の部分は最大三十五メートル伸ばせる。一時間に二十個のコンテナの積み降ろしが可能。県事業で事業費は約五億円(うち宇部市負担二億五千万円)。


 クレーン作業の安全を祈る坂田会長

コンテナクレーン前でテープカットする関係者(宇部港芝中西ふ頭で)

宇部市議会3月定例会は1日から27日まで

 宇部市議会は二十七日、議会運営委員会(三戸充委員長)を開き、三月定例会の日程を、一日から二十七日までの二十七日間と決めた。代表質問は八日から十日まで、一般質問は十三、十四日の予定。
 上程される議案は五十一議案で、二〇〇六年度の予算が中心。下水道や常盤公園の駐車場、ときわ湖水ホールの料金値上げ、障害者自立支援法の施行に関する条例制定などがある。 初日は助役、収入役、常勤監査委員の選任について総合審議。続いて、藤田忠夫市長が施政方針演説をし、議会の上程・提案理由の説明をする。

4月から市内26小・中学校で「フィフティ・フィフティ事業」開始

 宇部市と市教育委員会は四月から、市内の小・中学校で県内初の「フィフティ・フィフティ(光熱水費等削減分還元)事業」を始める。環境教育の一環として省エネ行動を実践し、節減された費用の半分を実施校に戻すもので、初年度は名乗りを上げた小学校十六校、中学校十校で実施。状況を見ながら二〇〇七年度には全校での取り組みを目指す。
 同事業は環境先進国のドイツでスタートし、成果を上げているプログラム。対象となる経費は、光熱水費の電気、ガス(給食設備など)、水道と燃料費のガソリン、軽油、重油、灯油代。
 実施予定校は次の通り。▽小学校=東岐波、常盤、琴芝、上宇部、小羽山、新川、藤山、厚南、西宇部、黒石、厚東、二俣瀬、小野、船木、万倉、吉部▽中学校=東岐波、西岐波、常盤、上宇部、川上、桃山、黒石、厚東、小野、楠

工業用水の節水解除

 厚東川工業用水利用者協議会は二十八日午前九時に、昨年十二月五日から続けていた工業用水の自主節水(30%)を全面解除した。一月からの降雨でダムの貯水率が回復したため。
 同協議会は地元企業と水道事業者計十二団体で組織。節水開始時の貯水率は57・3%だったが、二十七日午前零時には80・1%にまで戻った。

シグマパワー山口が石炭火力発電事業中断、再検討へ

 シグマパワー山口(茂澄孝社長、本社・東京都港区)は二十七日、宇部市西沖の山地区で計画中の石炭火力発電事業・同社宇部発電所にかかわる「環境影響評価準備書」を撤回すると発表した。
 準備書の取り下げ理由について東芝では、電力需要の伸びの鈍化、電力価格の低下、石炭燃料価格の高騰、地球環境問題の高まりで、採算性が見通しにくく、事業計画の見直しが必要なため、としている。東芝などでは今後、事業環境の動向を見据えた上で、改めて事業計画の再評価を予定している。

山陽小野田市の市民会議総合計画部会スタート

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「総合計画」部会が二十七日から始まった。公募委員と市の若手職員が現地視察やワークショップを踏まえてわがまちの将来像を描き、重点プロジェクトを提案する。
 総合計画は十年後のまちの設計図で、新市建設計画の考え方を踏まえ、将来像やまちづくりへの取り組みを体系的に整備するもの。初回は総合計画、市の現状を聞いた後、アンケート結果を踏まえて班別に協議。現状認識をテーマに、市のイメージ、課題などを書き出した。参加者は、まちづくりと真剣に向き合い、安全、安心なまちづくり、若者の雇用創出、定住人口の増加、歴史・文化の継承、少子化対策など、個々の思いを積極的に発表し合った。


 班別会議で市のイメージや課題を発表(市民館で)

2006年2月27日

威海市環境職員が「宇部方式」学ぶ

宇部市と友好都市・中国威海市との環境分野での新たな協力態勢が二十七日からスタートした。昨年度まで三年間、行政施策をテーマに行われた研修に続いて「環境保全パートナーシップ」が開講。威海市の環境職員四人が三月二十四日までの約一カ月間、グローバル500賞につながった産学官民連携による「宇部方式」など先進的な取り組みを学ぶ。 両市の環境協力態勢は、二〇〇二年に威海市で開かれた国際フォーラムでの宇部市側の事例発表「グローバル500賞受賞都市を目指して」から本格化した。威海市は翌〇三年、優れた居住都市環境に贈られる「世界ハビタット賞」を受けるなど、これまでも環境保全活動に積極的に取り組んでいる。


 自己紹介で滞在中の抱負を述べる孫副局長(右、27日午前10時すぎ、市役所で)

超初級パソコン講習会が人気

「触ったこともない」という初心者向けの「超初級パソコン講習会」が二十五日まで、宇部市男女共同参画センターで開かれた。同センターの登録団体で、パソコン愛好者でつくるクリックファミリークラブ(神茂祐二会長)のメンバーが、ボランティアで指導。電源の入れ方から簡単な文書作成までを学ぶ一日講習が計六回あり、九十六人がIT(情報技術)生活の第一歩を踏み出した。 主催した同センターによると、超初級講習会は今回が初開催で、募集開始と同時に申し込みが殺到。二十|八十歳代の女性を中心に「本当に何にも知らないけど、大丈夫ですか」という問い合わせが多く寄せられた。最終的には定員の四倍近い約三百七十三人が申し込む“超”人気だったという。


 パソコンについて学ぶ受講生たち(市男女共同参画センターで)

和やか七草がゆ試食会

熱帯植物館友の会トロピカルフレンズ(梶返昭二会長)の七草がゆとそばがきの試食会は二十六日、常盤公園の同館展示室で開かれた。会員と一般合わせて九十人が参加し、おかゆをはじめ、てんぷらやごまあえで春の味覚を堪能した。 市民と共に春の七草を食べて、一年間を無事に乗り切ろうと、毎年開催している。試食前には、NPOグリーンハット会員の西村章さんが「モンゴルの草原の植物」と題し、モンゴルを訪れた際に記録した木や花をスライドで紹介した。


 七草がゆを味わう参加者ら(熱帯植物館展示室で)

厚狭小で防犯視点に生活安全マップ作製

厚狭小(秋本重勝校長、五百五十九人)は、児童たちの安全対策として校区内の危険場所を掲載した生活安全マップ作りに取り組んでいる。二十四日には、より充実したマップにするために、地域の事情に最も詳しい民生児童委員を学校に招き、意見を聞いた。今年度中に仕上げる。同校では昨夏、PTA地区委員から収集した情報を基に、河川やため池、交通量の多い場所など事故が起こる可能性のある六十カ所を写真入りで紹介した冊子タイプのマップを全保護者に配布。昨年末に広島、栃木で立て続けに起こった児童殺害事件を受けて、人通りの少ない場所や死角になる地点などを付け加えた修正版の作製に取り掛かっている。


 地図を広げて危険場所の情報を提供する民生児童委員たち(厚狭小で)

2006年2月25日

国公立大2次試験始まる

 国公立大入試の二次試験(前期日程)が二十五日、全国の各大学試験会場で始まった。山口大工学部でも午前九時からの理科で試験開始。受験生が合格を目指し、真剣な表情で問題と向き合っていた。
 山大では山口市の本部、宇部市の工学部、医学部の三会場で二次試験を実施した。前期日程には定員千百六十一人に対して三千七百二十五人が志願。平均倍率は三・二倍(昨年三・三倍)だった。
 医学部と教育学部は二十六日も試験がある。合格発表は三月八日。後期日程は三月十二日が試験で、二十三日が合格発表となる。


 受験生に問題用紙を配る大学教職員(25日午前8時50分ごろ、山大工学部で)

宇部市内520ヵ所の「子ども110番の家」に通報手順表など配布

 宇部市地域の安全づくり連絡協議会(小川裕己会長、五団体)は、子供たちが安心して通学できる環境づくりを強化するため、「子ども110番の家」のマニュアルと通報手順表を作成した。市内に約五百二十カ所(二月現在)ある同家に配布。看板六十四枚も製作して設置を進める。
 通報手順表には、110番通報の際に落ち着いて行動できるように、伝えなければならない住所、電話番号などを書き込むようにしている。二十八日に市男女共同参画センターで宇部署生活安全課の西村清彦係長を招いて研修会を開催。各校区の地域活動連絡協議会を通じて配布する。看板は子供に親しめるように「カッタ君」をデザイン。三月五日に仕上げて希望する110番の家に配る。


 看板の図案

市土地開発公社が定期借地の希望者募集

 宇部市土地開発公社は、東見初町に所有する土地を有効活用するため、二十年間の事業用定期借地とし、賃貸希望者を募集する。場所はフジグラン宇部の向かい側で、広さは一万三千八百二十一平方メートル。用途は小売業、飲食業、サービス業などの商業施設か、それらの複合施設とする。応募期間は三月一日から三十一日まで。
 希望者は計画図面や審査資料など必要な書類を期限内に提出。港町一丁目の市役所第二庁舎二階にある同公社で受け付ける。郵送は不可。申込者の資力、信用、事業遂行能力、事業計画案を総合的に審査し、入札参加者を決定する。入札日は四月二十日。問い合わせは市土地開発公社(電話34-8744、ファクス22-0686)へ。


 賃貸者を募る空き地(トラックが駐車している方も含む、フジグラン宇部屋上から)

宇部興産が3月上旬新規株発行

 宇部興産(田村浩章社長)は三月上旬、設備資金の調達を目的に最大で六千六百万株の株式を新規に発行する。基本発行数は六千百万株で、市場の需要に応じて五百万株を上乗せする。最大で約二百十七億円の資金調達を見込んでいる。
 発行価格などの決定日は三月六-十日のいずれかの日。同社の一月末現在の発行済み株式総数は約九億四千三百万株で、新規発行後は最大で約十億九百万株になる。

市民会議ごみ部会が白井市長に提言書

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「ごみ処理対策」部会は二十四日、市役所であり、ごみの減量化と再資源化についてまとめた提言書を、白井博文市長に提出した。小野田、山陽地区で異なる分別区分、収集回数を統一し、分別を細分化するよう求めている。会議の発端となった指定ごみ袋は、現在の仕様を維持する結論に達し、市民合意が得られれば、処理手数料を上乗せすることも盛り込んだ。
 提言では、分別区分を統一し、可燃ごみの収集回数を週二回(祝日でも実施)とした。現在、小野田地区は三回、山陽地区は二回だが、減量化の観点から回数を定めた。指定袋は導入当初こそ混乱を来したが、減量化にもつながっており、現状維持を支持。市販されている指定袋(二十枚入り)の価格に、ごみ処理手数料として五十円程度上乗せする考えも示した。


 白井市長に提言書を手渡す山本徳治副座長、森国座長(左から、市役所で)

2006年2月24日

500点のラン展示、ラン愛好会が春のラン展

 宇部ラン愛好会(米澤三彦会長、四十五人)の春のラン展は二十四日、ときわ湖水ホールで始まった。形も彩りも豊かな約五百点のランが会場いっぱいに咲き誇り、春の訪れを告げている。二十六日まで。
 春ランとドラマを掛け合わせたオリジナルの交配種は、シンビジウムに似た直径五センチ程の薄緑色の花を咲かせている。広島市で今月開催されたコンテストで、特別賞を受賞したばかりのアングレカムの原種も展示。会場入り口では、えとの犬を配したディスプレーが来場者を楽しませている。


 展示された花を鑑賞する来場者(24日午前9時40分ごろ、ときわ湖水ホールで)

「認定新商品随意契約制度」で5商品指定

 宇部市は二十三日、初めて募集した「認定新商品随意契約制度」の審査結果を発表した。中小企業が生産した商品を、競争入札を経ないで購入できる制度で、五事業者を認定し、発光ダイオードを使った商品や吸水型の土のうなど、五商品を指定した。関係部署に働き掛けて受注実績をつくり、販路開拓を支援していく。
 指定を受けたのは▽エムテック(宮本正昭社長)の白色発光ダイオードを採用した独立電源式省エネ照明装置「太陽光発電式白色LED街灯」▽コールUBE(安井滋代表)が市発展の原動力となった石炭を磨きこんで原石にしたアクセサリー「モエルストン」▽中村建設(中村廣義社長)の水に浸すだけで体積が二十倍に膨らむ海水・真水両用吸水土のう「水ピタ」▽藤井電業社(藤井功社長)が生産する有線・無線によるデータ伝送対応の高輝度発光ダイオード電光表示板「LED電光表示板」▽ユキ商会(小林幸利社長)が天然の樹木から独自の抽出方法で採取したエキスとショウガ科の根茎エキスをブレンドした、自然植物活性エキス「夢-7」。


 第1回の審査で指定を受けた商品

国民文化祭のボランティア募集

 国民文化祭やまぐちボランティアセンター(山口市)は、「国民文化祭・やまぐち2006」のイベント運営などを支援するボランティアを県民から広く募集している。同センターは「キャッチフレーズは『いっしょにやろーいね』。気軽に応募を」と呼び掛けている。
 ボランティアの活動内容は場内案内、受け付け、託児、通訳、ワークショップ補助、展示物監視、審査補助など。申込用紙はボランティアセンターのホームページ(http://www.kiwara.net/kyvc/)からダウンロードできるほか宇部市文化振興課にも置いてある。

楠で合併後初のアンケート調査

 宇部市は、合併後初のアンケート調査を楠地区で実施する。内容は「生活にどんな変化があったか」と「現在感じていること」の二項目で記入式。三月一日発行の広報「くすのき」に用紙を折り込み、全世帯二千六百六十八戸(一日現在)に配布する。
 合併から一年を経て、市民サービスの低下が懸念されていることから、昨年十一月の市楠地域審議会(藤野暁夫会長、十五人)で藤野会長がアンケートを提案。十二月定例市議会で藤田忠夫市長が「住民要望を把握したい」と実施を約束していた。

山陽小野田市と理科大が連携協定

 山陽小野田市と山口東京理科大は二十三日、包括的連携に関する協定を締結した。新年度から、人的・知的資源を相互活用し、教育、文化、スポーツなど各種事業の推進、支援を通じて、個性輝く地域社会を形成する。近く連携協議会を立ち上げ、連携事項の確認や具体的な取り組みを詰めていく。
 連携協議会の下部組織として、市、大学の担当者レベルで各部会を設立し、具体的なテーマを設定する。作業はこれからだが、児童・生徒を対象にした特別科学授業で、実験の楽しさだけでなく、最先端の、本物の科学への理解を深めたり、学生が講師となり、パソコン教室などで市民の生涯学習を支援したりする事業が考えられる。市民は大学を身近に感じ、学生も交流はもちろん、起業への意欲を培える。インターンシップの支援、各種講座での交流、図書館機能の共有化なども構想に上がっている。調印式は市役所であり、白井市長と土谷敏雄学長が協定書を取り交わし、幅広い分野でスクラムを組んでいくことを再確認した。


 協定書に調印後、握手する土谷学長(左)と白井市長(市役所で)

2006年2月23日

「福祉ゆめの市」初日から盛況

 宇部、山陽小野田、美祢市の障害者授産施設と良質の製品を広く知ってもらうためのイベント「福祉ゆめの市」が、二十三日から厚南塩屋台のゆめタウン宇部で始まった。宇部・山陽小野田圏域授産活動強化対策会議(桝本裕之会長代行)が初めて取り組む事業で、加盟八施設が生産している食品、手工芸品、肥料、玩具などを展示。初日から多くの市民が足を運んでいる。二十六日まで。


 授産施設の製品を買い求める市民ら(23日午前10時ごろ、ゆめタウン宇部で)

来年1月、宇部など4信金が合併へ

 宇部、吉南、下関、津和野(島根県)の四信用金庫は二十二日、二〇〇七年一月九日付で対等合併する、と発表した。組織力と経営力の強化が目的で、合併後は預金四千五百五十七億円、貸出金二千六百五十八億円、支店数六十店舗となり、預金規模は全国二百九十五信金中の七十三番目になる。本店は下関市細江町の下関信金本店に置くことが決まっているが、名称や支店の統廃合はこれから煮詰め、リストラはしない方針。


 会見後に握手する西村理事長(左)ら(下関信金本店で)

産業支援協議会が新ビジネス求め中国視察

 宇部地域産業支援協議会(藤村光寛会長)は、中国でのビジネスチャンスの創出や今後の中国企業とのかかわりを学ぶため、三月十九日から二泊三日で上海市と紹興市の視察ツアーを行う。産学連携の現状も視察し、宇部での推進に役立てる。
 二十日は先進技術を集め、紹興市の経済発展の核となっている袍江(パオジャン)工業区をはじめ、中小企業数社を視察する。二十一日は上海市。JETORO上海センターで中国経済の現状を学んだ後、中国全土から優秀な学生が集まっている復旦大、科学技術分野で実績を上げてきた上海交通大を視察し、積極的に展開しているという産学連携の実情を探る。


 

宇部市内の公・私立高卒業式は3月1日

 宇部市内の公・私立高校の卒業式は、八校すべて三月一日午前十時から各校体育館で行われる。八校全体の卒業予定者数は千七百三十八人。各校の卒業予定者数は次の通り。
 ▽宇部=320人▽宇部中央=244人(全日制226人、定時制18人)▽宇部西=199人▽宇部商=157人▽宇部工=187人(全日制181人、定時制6人)▽宇部鴻城=123人▽慶進=287人▽宇部フロンティア大付属香川=221人

山陽小野田市06年度予算案発表、一般会計は255億4700万円

 山陽小野田市は二十三日、二〇〇六年度の当初予算案を発表した。一般会計は二百五十五億四千七百万円で、〇五年度より十七億五千三百万円(6・4%)減。「改革元年予算」と位置付け、義務的経費を徹底的に見直し、普通建設事業費を厳選する超緊縮型で編成した。当初予算案は職員給与の10%カットを前提に編成していたが、職員組合との交渉の結果、十七日に5%で妥結。約二億五千万円の増額分は補正で対応するため、三月二日に開会予定の市議会に当初予算案と補正予算案を上程する異例の事態となる。
 行財政改革による歳入確保、歳出削減効果は、補正対応による実質ベースで当初の十五億円から十二億五千万円になるが、懸念されていた財源不足はかろうじて補った形になる。


 

2006年2月22日

行楽シーズンに向け「ときわ丸」ピカピカに

 春の行楽シーズンを前に、常盤公園では二十一日、ボンネットモンキーたちの城「ときわ丸」の“お色直し”が完了。陽光を浴びて、ぴかぴかと輝く船体に、サルたちも喜んでいる。
 ときわ丸は全長二十メートル、幅三・七メートルのコンクリート製。一九六四年三月二十日にオープンした。ボンネットモンキー四十三匹とヤクシマヤギ三匹のすみかとして活用されている。


 ペンキの塗り替えが終わったときわ丸(常盤公園で)

宇部市新年度当初予算案発表、一般会計579億7千万円で5年連続の緊縮予算

 宇部市は二十二日、二〇〇六年度の当初予算案を発表した。一般会計は五百七十九億七千万円で、前年度より十八億四千万円(3・1%)減り、五年連続の緊縮予算となった。受益者負担の適正化や人員の削減、事務事業の見直しで財源を確保し、福祉関係などの義務的経費と新市建設計画の重点プロジェクト、マニフェスト(政策公約)実行計画に予算を集中させた。公共事業では、山口国体に向けて中央コートの整備事業に五億円を計上し、萩原団地の建て替えにも着手する。特別十三会計を含めた総予算は1・1%減の千百八十六億百八十万円。予算案は三月一日開会の定例市議会に提案する。


 

予算発表に合わせ藤田市長会見

 〇六年度の予算発表に合わせ、藤田忠夫市長は二十二日朝、市役所で記者会見。五年連続のマイナス予算について「三位一体の改革で交付税が減ると一般財源全体が圧縮され、プラスにできない。起債を制限し、ハードではなくソフトの施策を考えた」と説明した。議会に上程し、六月から常盤公園の駐車料を倍の四百円に、下水道使用料は二割値上げすることも明らかにした。特別職の給料5%カットは一年延長する。


 緊縮予算を発表する藤田市長(22日午前10時すぎ、市役所で)

山陽市民病院、08年度までに最終判断

 山陽小野田市病院事業将来構想検討委員会(砂川功委員長)は二十一日、これまで協議、検討を重ねてきた自治体病院の在り方について中間的な取りまとめをした。不良債務を抱える山陽市民病院は、一般病棟の一部休止や人員削減などで規模を縮小させた新体制を踏まえ、二年間の延長が認められた経営健全化計画の終了時までに、存続を再度検討するという考えを示した。近く白井博文市長に報告する。
 今後は最終答申に向けて、病院事業の統廃合、機能分担、経営形態について委員の意見を集約する作業に入る。診療科を絞り込んで存続させる提案に対して、非常勤で対応していた小児科(週三回)、婦人科(同二回)を新年度から休止することも分かった。


 

2006年2月21日

寺本さんが画業50周年祝う個展、スペインの風景など350点

 スペインの風景や日常生活を描く宇部市川上の画家、寺本美昭さん(72)は、画業五十周年の節目を飾る個展を、三月一日から山口市阿知須のサンパークあじすで開く。「画業五十年の歩み」をテーマに、三百五十点を出展し、描き続けた半世紀を振り返る。十二日まで。
 寺本さんは一九三三年、宇部市生まれ。画家の三戸了一さんに師事し、北九州絵画ビエンナーレ、日本版画協会展、国画会展などで入選。宇部市の菊川画廊や宇部井筒屋を中心に、周南市や福岡県北九州市でも個展を開いてきた。「数々の異文化に触れることで制作意識が大きく変わった。これからは自分の気持ちをうまく作品に表現できるよう、また、真の芸術に近づけるよう精進したい」と、ますます意欲を燃やしている。


 画業50周年という節目の個展を開く寺本さん(川上のアトリエで)

介護保険料、4月から値上げ

 二〇〇五年度第三回宇部市高齢者保健福祉計画策定懇話会(河合伸也会長、二十人)は二十日、市シルバーふれあいセンターで開かれ、介護保険法改正に伴う第三期(〇六-〇八年度)の介護保険料案について、市が説明した。保険給付の半額は公費、残る半額は被保険者の保険料で負担しており、このうち六十五歳以上の負担割合が18%から19%に増える影響で、保険料は四月から約5%(基準額で年二千四百円、月二百円)値上がりする。
 所得段階に応じて従来の六段階から八段階に細分化し、高所得の場合は最大20%のアップ。楠地域は合併前の旧楠町の保険料を適用していたが、今回の改正で統一するため、値上げ率は基準額で16・4%、最大で55・1%になる。条例改正案を三月定例市議会に上程し、承認を得た上で実施する。


 

比視察団と山大工学部、宇部フ大生が環境保全で意見交換

 国際協力機構(JICA)の青年招聘(しょうへい)事業で来宇し、環境保全に関する研修をしているフィリピンからの視察団と山口大工学部、宇部フロンティア大の学生との意見交換会は二十日、文化会館であり、約四十人が互いの取り組みを紹介した。フィリピン側から「メールやインターネットを使って、両国の大学間で環境についての情報交換をしよう」という申し出があった。
 山大工学部は環境サークル「エコファイターズ」の吉田健一さん(大学院環境共生工学専攻一年)、宇部フ大は「green×green(グリーン・グリーン)」の中村有美代表(人間社会学科環境コース四年)がキャンパス内での環境負荷軽減の取り組みを話した。大学間の情報交換の申し出について吉田さんは「メールなどで、互いの最新情報を提供し合いたい」とした。


 活発に意見交換するフィリピンと日本の若者(文化会館で)

山陽小野田市で地域懇談会スタート

 山陽小野田市の第1次総合計画に市民の意見を取り入れるための地域懇談会は20日、市民館であり、本山、赤崎、須恵、小野田校区から50人が参加した。地域の自慢や課題、ハード、ソフト両面で求めるものなどをワークショップ形式で抽出し、まちづくりへの参画意識を高めた。21、22日にも会場を変えて実施する。
 懇談会では、市の住み良さを○×方式で聞く「旗揚げゲーム」があり、参加者は、福祉、子育て、教育、防災など、さまざまな視点から生活環境を考えた。この後、古里の宝物、課題、欲しい物をマップに落とし込む「地域再発見ゲーム」で自分たちの校区、全市的な状況について理解を深めた。


 地域再発見のワークショップで意見を出し合う参加者(市民館で)

2006年2月20日

「協働のまちづくりシンポ」で意見交換

宇部市の市民協働推進条例(仮称)の制定に向けた「協働のまちづくりシンポジウム」が十九日、宇部市ときわ湖水ホールで開かれた。市民約二百五十人が出席し、地域コミュニティーやNPO(民間非営利団体)と行政との連携などについて意見を交換。「情報を共有し、相互理解を進めることが大事」との声が上がった。市主催。 市では二〇〇七年三月の条例制定を目指している。この日は、最初に愛知学泉大コミュニティ政策学部の山崎丈夫教授による基調講演があった。パネルディスカッションのテーマは「市民が主役のまちづくり」。司会は宇部フロンティア大短大部の伊藤一統助教授が務め、コメンテーターの山崎教授は「地域活動で一番大事なのは人材発掘。地域団体が横に連携し、学習を深めて行政との連携を密にすることが重要」と提言した。


 意見を交わすパネリストたち(ときわ湖水ホールで)

英語暗唱弁論大会で中学は上野さん、高校は鍋島さんが優勝

第四十七回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は十八日、中学、高校の二部門に計五十八人が出場して、ときわ湖水ホールであり、中学の部は上野悠希さん(川上二年)、高校の部は鍋島穂波さん(宇部一年)が優勝した。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社、市中学校英語教育研究会、市中高英語連絡協議会主催。 入賞者は次の通り。(敬称略) ◇中学①上野悠希(川上2)②藤村理沙(大内2)③三浦香央理(宇部フロンティア大付属2)④中島隆利(厚保2)⑤伊藤弘恵(東岐波1)⑥内藤理可子(川上1)⑦矢野真柚子(宇部フロンティア大付属2)⑧石川裕美(慶進2)⑨木原宏佳(大内2)⑩松本直希(豊田前2) ◇高校①鍋島穂波(宇部1)②齋藤威(慶進2)③坂田真理(下関南2)④橋本摩子(宇部フロンティア大付属香川2)⑤尾山美樹(慶進2)


 賞状などを手にする中学と高校の部の入賞者(上から、ときわ湖水ホールで)

くすのき温泉スタンド利用開始

宇部市万倉にある「くすのき温泉」の温泉スタンドが、十九日から利用できるようになり、隣接した万倉デイサービスセンターにも温泉の配給が始まった。同日、揚湯施設などの完成と利用開始を祝うオープニングセレモニーが行われた。 式典には地域住民ら約五十人が出席。足湯イベント実行委員会の山本哲也委員長が「市民の交流、触れ合いの場として活用したい」、むらづくり会社設立準備会の国吉至副会長は「これを起爆剤に地域の活性化に取り組みたい」とあいさつした。来賓の藤田忠夫市長と岩村実市議会議長が「農業振興の大きな成果で、飛躍の第一歩。民営に向けて準備が進むことを期待している」と祝辞。テープカットをした。


 利用開始した温泉スタンド

関係者によるテープカット(宇部市万倉で)

‘わ‘ネット山陽小野田が発足

男女共同参画のまちづくりを進める「“わ”ネット山陽小野田」(山陽小野田男女共同参画会議)の設立総会は十九日、高千帆福祉会館であり、共同参画社会の実現に向けて学習や意識啓発、行政への提言などに取り組んでいくことを決めた。代表に江本法子さんを選んだ。 同ネットは旧山陽町の「さんよう女性会議」が前身。新市誕生後、男女、年齢を問わず、全市的に賛同者を募って活動しようと、昨年十月から準備を進めてきた。グループ名は「和やかに、輪になって、話そうよ」という呼び掛けから、三つの「わ」を取ったもの。設立時の会員数は二十人。


 設立総会で抱負を話す江本代表(高千帆福祉会館で)

2006年2月18日

日報書き初め展始まる、意欲作1239点展示

 第五十回宇部日報書き初め展(宇部日報社、市教育委員会主催)は、十八日から文化会館で始まり、最高賞の県知事賞に輝いた久保田励治君(琴芝小六年)の作品など、出品された全千二百三十九点が展示されている。二十日まで。
 会場を訪れた人は「立派な作品の数々に圧倒される」と話していた。


 作品に見入る書道ファン(18日午前10時半ごろ、文化会館で)

英語暗唱弁論大会で中高生ら努力の成果発表

 第四十七回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は十八日、ときわ湖水ホールで開かれた。午前は中学校の部が行われ、宇部市、山陽小野田市などの二十四校から四十四人が出場し、堂々とスピーチした。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社、市中学校英語教育研究会、市中高英語連絡協議会主催。
 川上中二年の上野悠希さんから、スピーチ開始。生徒たちは、心を落ち着かせてステージに上がり、これまでの努力の成果をぶつけた。


 トップを切ってスピーチする上野悠希さん(18日午前10時ごろ、ときわ湖水ホールで)

黒石中で「いのちを考える」がテーマのアンケート

「死にたいと思ったことがありますか?」―。黒石校区ふれあい運動推進員会(藤村満里子会長、十八人)はこのほど、黒石中(野村修校長)の全生徒四百四人を対象にアンケートを実施し、結果を公表した。アンケートは「いのちを考える」をテーマに、昨年十一月に実施。
「死にたい」と思った経験は九十三人(28%)が「ある」と回答。それを思いとどまった理由は「痛そう、怖い」「それを乗り越えるのが人生だと自分に言い聞かせた」「友達が話を聞いてくれた」などだった。
 自ら命を絶つことについて「絶対に許されないことか」との問いには、二百四十四人(74%)が「そう思う」、五十八人(18%)が「分からない」とし、「思わない」は二十二人(7%)だった。一方で、家族と命について話し合った経験は、「ある」が七十九人(24%)にとどまった。
 藤村会長は「アンケートの結果を家庭で話題に取り上げて、命の尊さや生きることの大切さを改めて見直すきっかけにしてもらえたら」と話している。


 

国民文化祭の新年度スケジュール決定

 第二十一回国民文化祭宇部市実行委員会(会長・藤田忠夫市長)の第四回委員会は十七日、市男女共同参画センターで関係者約三十人が出席してあり、中心商店街を主会場に開く彫刻展では四月中にも出品場所、形態の最終確定をするなど、新年度のスケジュールを決めた。
 国民文化祭は十一月三日から十二日までの十日間に百万人の集客目標を掲げ、県内十六市町で開かれる。
【彫刻展】十五人と一グループ(三人)が出品。十一月三-十二日が会期。【邦楽の祭典】十一月四―五日に記念会館と文化会館で開催。琴古流尺八の人間国宝、二代目青木鈴慕さんら四人を含め総勢約八百八十人が出演する。【文芸祭(随筆)】五日にシルバーふれあいセンターで作家・古川薫さんの記念講演会を開く。【美術展(書)】十一月三-十二日の会期中に万倉小、万倉ふれあいセンターで展示会、講演などを開く。

山陽小野田音頭の歌詞決定、1周年行事(3月21日)で披露

 新市の一体感を醸成する「山陽小野田音頭」の第一回制作委員会は十七日、山陽小野田市役所であり、古里の自然や文化、歴史を盛り込んだ歌詞の原案を承認した。これを基に作曲、振り付けに取り掛かり、三月二十一日の合併一周年行事「市民ふれあいの集い」で華々しく披露する。
 市民参加の音頭作りを掲げ、先行して作品を公募。集まった二十九点を参考にして、作詩家の田村和男さんが仕上げた。作曲は県立大教授の田村洋さんで、制作委からは「躍動感があり、生き生きとした曲調を」とリクエストする。歌は地元歌手の藤村圭さんが吹き込む。振り付けは、市内の各流派の舞踊団体が手掛ける。CDは、公共施設、教育機関、各種団体にPRを兼ねて無料で配布し、以降は有価とする。


 

2006年2月17日

19日までフジグラン宇部で県授産製品展示会

 県内の二十二授産施設で作られた製品などを展示、販売する授産製品展示会が、十七日からフジグラン宇部で始まった。県障害者施設授産協議会(桝本裕之会長代行)が初めて開催するもので、障害者が手掛けた手工芸品などを展示しているほか、作業科目を紹介している。十九日まで。
 販売しているのは手工芸、菓子、竹炭、土鈴など十八施設の百四十種。地元からはセルプ南風の月待ちがにせんべい、セルプ岡の辻の葉炭しおり、うべくるみ園の豆腐などで、セルプときわの観賞魚のリースなど、六施設が十種の作業科目を紹介している。


 製品を求める市民(17日午前10時ごろ、フジグラン宇部で)

7月からごみの分別収集変更

 宇部市は七月から、ごみの分別収集を見直す。市民の負担を軽減し、高齢者にも分かりやすくするのが狙い。これまで月曜日の燃やせるごみは、生ごみに限定していたが、剪定(せんてい)枝やはがき、ノートなども、水・金曜日と同様に出せるようになる。「プラスチック製容器包装」と「紙製容器包装」の分別基準は、各識別マークが付いたものとし、従来「燃やせないごみ」としていた油や化粧品の瓶も「びん・缶」に統一する。十六日に市環境保全センターで開かれた市ごみ減量等推進員連絡会議で説明した。
 変更内容を周知するため、市では分別ポスターと五十音別ごみ分別区分一覧表を、実施前に全世帯に配布。要請があれば、地域に出向いて説明する。


 紙製容器包装のマーク(左)と、プラスチック製容器包装のマーク

宇部警察署で地域安全情報のメール配信サービス開始

 子供たちを狙った犯罪が全国的に相次いだのを受け、宇部警察署(宮本豊一署長)では三月中に、携帯電話のメール機能を使った地域安全情報の配信サービスを開始する。同署では現在、配信希望者を募っている。
 希望者は、氏名、携帯電話番号、安全情報配信希望と入力し、受信したい携帯電話から同署のメールアドレス(ubesho@police.pref.yamaguchi.lg.jp)に送信。また、ファクス(22-5110)でも受け付けており、携帯電話のメールアドレス、氏名、携帯電話番号を用紙に記入して申し込む。問い合わせは同署生活安全課(電話22-0110内線263)へ。

有帆の伝統行事「百万遍念仏講」で家内安全

 山陽小野田市の有帆片山地区で江戸時代末期から続く伝統行事「百万遍念仏講」は十六日、当家の松岡洋子さん宅であり、地域住民三十人が読経と太鼓に合わせて長さ十メートルの大数珠を繰り、家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)などを祈願した。
 当家に集まった人々は車座になり、岩崎寺の河口徳明住職の読経に合わせ、大小三百三十三個のキリの大数珠を繰りながら「ナンマイダア、ナンマイダア」と唱え、大玉が回ってきた時に祈願。輪の中では、男性二人が元気良く太鼓を打ち鳴らした。法要後は、当家が振る舞う赤飯と白あえの精進料理を味わい、ふれあいのひとときを過ごした。行事後、数珠は箱に収められ、次の当家宅で家内安全のお守りとして保管される。


 家内安全を願って数珠を繰る地域住民(当家の松岡さん宅で)

2006年2月16日

近づく春にウメほころぶ

 昨年来の寒さも緩みを見せ始めた宇部地方。15日は今月最高の12.7度(市防災課調べ)を記録し、16日の最低気温も9.2度(午前6時)で3-4月並みとなった。常盤公園ではウメがほころび始め、近づく春の気配を告げている。
 ウメは常盤公園東駐車場そばの「香りの森」などにシラカガ、コウバイ、ブンゴウメなど約150本の木々が並ぶ。見ごろは今月末から来月初旬まで。花は中旬ごろまで楽しめそう。


 開花を始めたウメ(常盤公園で)

25日まで阿知須でひなもんまつり

 第二回阿知須のひなもんまつり(阿知須町商工会プチ工房ひなもんグループ主催)が、JR阿知須駅前通りや商店街を中心に三十カ所で開かれている。来訪者は華やかに彩られた店内やショーウインドーを楽しみながら、阿知須の町並みを散策している。十九日午前十時からは先着三百人に、桜もちとお茶の接待をする。二十五日まで。問い合わせは町商工会(電話65-2129)へ。


 ショーウインドーを飾るひなもん(阿知須商店街で)

4月開設、宇部市の子育てHP「u-Baby(うべいびー)」

 宇部市が四月に開設する子育て情報ホームページ(HP)の名称が、「u-Baby(うべいびー)」に決まった。市次世代育成支援行動計画の趣旨を踏まえ、妊娠、出産、育児など子育てに関する最新情報を気軽に入手できるようにする。公募のボランティアスタッフには、子育て中の母親ら十人が名乗りを上げ、リーダーは百衣万里子さん(49)=厚南=が務める。民間情報をふんだんに盛り込んだ実用的なHPを目指し、これから取材活動や情報収集に励む。


 気軽に利用できるHPにしようと意見を交わすスタッフ(市男女共同参画センターで)

18日に英語暗唱弁論大会、中・高2部門に58人挑む

 第四十七回宇部ユネスコ英語暗唱弁論大会は、十八日午前九時半から、ときわ湖水ホールで開かれる。中学校と高校の二部門に、五十八人が出場する。
 暗唱の中学校の部には宇部、山陽小野田、山口、防府、美祢市と美東町の二十四校から四十四人、弁論の高校の部には、宇部、山陽小野田、下関、防府市の九校から十四人が出場。いずれも、五分の制限時間内でスピーチし、発音や表現力を競う。審査員は山口大経済学部の宮崎充保教授ら五人が務める。

小野田市民病院で患者らがひな人形作りに熱中

 山陽小野田市の小野田市民病院(瀧原博史院長)で十五日、ひな祭り折り紙教室があり、患者、家族らが和紙や色紙を使ったひな人形作りに熱中した。
 教室は病棟三-五階の各デイケアルームであり、集まった患者らは、好みの色の和紙を丁寧に折り重ね、ひな人形の形を作った。ボランティアに教わりながら、本体にえぼしや黒髪などを張り付け、紙皿や台座にのせて完成させた。指先を使うことでのリハビリ、複数で取り組むことでのコミュニケーション効果などがあり、教室は大いに盛り上がった。


 ボランティアに教わりながらひな人形作りに熱中(小野田市民病院で)

2006年2月15日

五十鈴古流晴美会の福原さん、創作花器への意欲ますます

 五十鈴古流晴美会の花展には、前衛的な“花器”が必ず登場する。ちょうず鉢やピラミッド、彫刻そのものを感じさせる造形作品もあり、常盤公園のしょうぶまつり(六月)や市民大茶会(十一月)を盛り上げている。すべて宇部支部副会長の福原団吉さん(63)=号・一光、宇部市小串=の手作りだ。一年半ほど前からは、車いすでの不自由な体と向き合いながら「片手で花を生けられるような道具も開発してみたい」と、創作意欲をますます燃やしている。
 三月八日から宇部井筒屋で始まる宇部華道協会の代表作家展。五十鈴古流晴美会からは福原さんと西村会長、西村一康会長補佐、浅野一遊師範が、前期展(八-十日)に出品する。


 花を生ける福原さん(後ろは創作花器、小串の自宅で)

不妊治療助成制度活用しよう、利用者は3月末までに申請を

 一人の女性が生涯に産む子供の数、合計特殊出生率が一・二九(二〇〇四年)にまで落ち込み、人口減少社会を迎えた日本。その一方で、赤ちゃんを望むのに、できない夫婦も一割に上る。不妊治療の経済的負担を軽くするため、宇部市では昨年度から治療費の助成制度がスタート。初年度は一般、特定を合わせて百十人が利用した。今年度は一月末時点で三十五件にとどまっている。申請は年度内に限られるため、窓口の市保健センターでは「今年度(昨年四月以降)に治療を受けた人は、三月三十一日までに申請を」と制度の活用を呼び掛ける。問い合わせは同センター(電話31-1777)へ。
 また、県立中央病院の不妊専門相談センター(電話0835-22-8803)では、毎日午前九時半から午後四時まで専門スタッフや専門医が、無料で相談に応じている。宇部健康福祉センターでも、二カ月に一度、産婦人科医による不妊専門相談がある。問い合わせは同センター(電話31-3200)まで。

「おんだ翼」が空港周辺のウオーキングマップ制作

 恩田校区で青少年の育成活動に取り組む「おんだ翼」(江本巧会長、十七人)はこのほど、山口宇部空港周辺の散策コースを紹介するウオーキングマップ「空と海のまち『おんだ』」を制作した。
 散策コースは、恩田校区の特徴を生かし、空港周辺に設定した。四・六キロのコースで、所要時間は約一時間。恩田ふれあいセンターに置いている。先着二百枚までは無料。以降は実費として一枚百円。


 おんだ翼が制作した空港ウオーキングマップ

歌曲創作コンクール全国一の伊藤さんに表彰状

 第三十九回「全国中学校文芸作品・歌曲創作コンクール」の歌曲部門で最高賞の特選・文部科学大臣奨励賞に輝いた竜王中三年の伊藤亜由美さんへの表彰状伝達式は十四日、同校で行われた。
 伊藤さんの受賞作は「心のダイアリー」。クラスの仲が良くて、毎日が楽しいという気持ちを作品にした。三年連続で同コンクールに出品し、県審査入選、全国入賞と上位入賞を果たし、集大成の今回、全国一になった。
 伊藤さんは「三年間の思いを込めた作品が認められたことに大きな喜びを感じている。みんなと心が通じ合ったから表現できた」などとお礼の言葉を述べた。


 全国一の賞状を受け取る伊藤さん(竜王中で)

3年生全員による「心のダイアリー」の合唱(竜王中で)

二俣瀬で環境パト、有志14人が目光らす

 二俣瀬校区の環境パトロールが、十四日から始まった。宇部市環境衛生連合会二俣瀬支部(福田稔支部長)の呼び掛けに有志十四人が賛同。不法投棄を防ぐため、地域の監視の目を強めていく。
 福田支部長は「想像していたほどの量ではなかったが、喜べない状況。今後も定期的に監視を続けながら、地域内で不法投棄ができないように、有効な対策を検討したい」と話した。


 捨てられたごみをチェックするパトロール員たち(14日午前9時20分ごろ、丸山ダム周辺で)

2006年2月14日

宮本さん(常盤小3年)が史上最年少で第19代珠算名人に

 県小学生珠算競技大会(全国珠算教育連盟県支部主催)は十二日、山口市の小郡公民館であり、星野珠算塾の宮本かれんさん(常盤小三年)が、史上最年少で第十九代名人に輝いた。
 予選を宮本さんは、出場者中唯一の満点(二十七点)で通過。決定戦は乗算、除算を逃したが、見取り算から連続五回勝ち進み、優勝した。学年別の競技でも、個人総合、読み上げ暗算、読み上げ算といずれも一位を獲得し、団体総合競技でもトップとなって四冠の快挙を達成した。準名人には、銭谷雅代さん(西宇部小六年)と朝顔楓さん(川上小五年)が入り、宇部勢が独占した。


 宮本かれんさん

第17回お茶祭りは5月2日に開催

 第十七回「宇部市八十八夜お茶まつり」は、五月二日午前十時から小野藤河内茶園で開かれる。二月十三日に市役所で開かれた実行委員会で決まった。会議の席上、委員長の加藤優治小野茶業組合長は、同組合の役員でつくる農業組合法人が「小野茶業組合の小野茶」を商標登録したことを報告した。
 当日は午前十時に開会し、市民茶摘み体験や展望台でのセレモニー、小野小・中学生による茶摘み体験がある。新茶のプレゼントは二千袋で、特産品などの販売も行う。写真コンテストは昨年に続いて休止。むすび(百円)とうどん(二百円)は各千五百食準備する。


 「小野茶業組合の小野茶」の商標登録などについて話す加藤組合長(市役所で)

宇部市が「雇用対策検討委」設置

 宇部市は十三日、若者や高齢者の知識・技能を地域づくりや産業活動に生かせる仕組みを考える「市雇用対策検討委員会」を設置した。経済部長を委員長に、庁内の関連部長九人で構成。当面は二〇〇七年から定年を迎える団塊世代の対策、その後は女性、ニートの活用についても検討する。
 一九四七年から四九年までの第一次ベビーブームに生まれた団塊の世代は、全国に約六百八十八万人、市内には約一万一千人いる。〇七年以降に順次定年を迎えて社会の第一線を退くと、国内で労働力が不足し、製造業などでの技術継承も心配されている。年金受給者の急増も問題。国では改正高年齢者雇用安定法を施行し、雇用延長を促進。県でも大都市からのUターン希望者と企業との仲介を行い、周南地区では定年退職者の人材派遣などを予定している。

辻野さん、山野さんが自宅開放しひな人形展

 山陽小野田市赤崎の辻野房恵さん(77)が、手作りひな人形展を自宅で開いている。六畳二間の和室に、素材のぬくもりを生かした大小さまざまなひな人形約二百点が並び、魅了している。四月末まで展示する。
 辻野さんは、一九八九年に、当時の竜王公民館(現・赤崎公民館)で京小物講座を受講。二〇〇〇年から須恵東の受講生宅で教室を始め、阿東町徳佐、赤崎児童館でも人形作りを指導している。
 山陽小野田市旭町の山野香代子さん(58)は、十七日から三日間、自宅を開放し、ひな人形展を開催する。福岡県で収集した年代物や、紙粘土製の手作り品など大小二百五十点を展示する。展示会に合わせて、昨年末の二カ月間に、紙粘土のひな人形を二百体作った。「やる気さえあれば、何とか作れるものだと分かった。来場者に少しでも伝わればうれしい」と話す。


 さまざまなひな人形を飾っている辻野さん(赤崎の自宅で)

ひな人形などのコレクションを公開する山野さん(旭町の自宅で)

2006年2月13日

第1回宇部日報杯フットサル、初代王者は男女ともJunjies

 第一回宇部日報杯フットサル大会は十二日、山口市阿知須の多目的ドームで開かれた。フットサルの普及と振興を目的に初めて開催。同連盟か同委員会に加盟している男子二十チーム、女子二チームが出場した。男子の部はJunjies、女子の部はJunjiesMINERVAが、記念すべき初代王者に輝いた。宇部日報社主催、県サッカー協会、県フットサル連盟、宇部サッカー協会フットサル委員会主管。


 初代王者となったJunjiesとJunjiesMINERVAの選手たち(阿知須の多目的ドームで)

「らぶ厚東」10周年記念、夢電車で古里満喫

 宇部市厚東の地域おこしグループ・らぶ厚東(河崎運リーダー、四十人)の発足十周年を記念した「夢・らぶ10電車」が十二日、校区住民約百五十人が参加して、にぎやかに行われた。夢電車は十年ぶりの復活。参加者はJR西日本のお座敷列車「ふれあいパル」号に乗り込み、厚東駅発着の“宇部ぐるり一周旅”を満喫した。
 厚東小五年の上原大知君は「もう少し長く乗りたかった」と感想。事務局の縄田隆博さんは「皆さんに楽しんでもらえたようで、笑顔が印象的だった」と話した。第二便は午後零時四十一分に出発した。


 出発式で行われたテープカット(JR厚東駅で)

夢・らぶ10電車に乗り込む参加者(JR厚東駅で)

市少年野球ロードレース大会、21クラブ614人が上位目指す

 第二十八回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は十一日、常盤公園周遊園路コースで開かれた。宇部市と山口市の二十一クラブから、六百十四人が出場し、学年別の個人、団体の二部門で上位を目指し、団体六年生は西岐波、同五年生は上宇部、同四年生は小羽山、同三年生以下は黒石が優勝した。
 個人の部は、六年生は西村孝也選手(西岐波)が優勝。五年生は増田泰治選手(上宇部)が二年前の三年生以下の部以来二度目のV。四年生は藤永琢也選手(西宇部)が昨年の三年生以下の部に続き連覇を飾り、三年生以下は長井太紀選手(黒石)がトップでゴールテープを切った。市少年野球連盟、市体育協会、宇部日報社主催、市教育委員会共催、太陽家具百貨店後援。


 だんご状態で坂を下る6年生(常盤公園周遊園路コースで)

10日、有帆小学校で仮入学

 山陽小野田市内の十二小学校のトップを切って有帆小(木橋金二校長)で十日、仮入学が行われた。四十人の子供たちは、交通安全を学んだり、一年生と交流したりし、心待ちにしている小学校生活の準備を整えた。
 仮入学は二十一日までに全校で実施。入学予定児は、昨年より九人少ない六百十五人(二月三日現在)。最多は高千帆で百二人、次いで九十二人の厚狭。最少は津布田で十二人。入学式は四月十日に開かれる。


 横断旗を持って横断歩道の渡り方を練習する新入学予定児童(有帆小で)

2006年2月10日

白鳥池でユリカモメ乱舞

 昨年末からの再三の積雪や連日ちらつく小雪など、例年になく厳しい冬となっている宇部地域。常盤公園の白鳥池では、越冬のために飛来した、たくさんのユリカモメが飛び交い、餌を与える市民らを喜ばせている。
 ユリカモメは毎年10月下旬ごろ、カムチャツカ半島や北海道から飛来。同池では、ハクチョウやペリカンと共に戯れ、餌を空中でキャッチするしぐさは愛きょうたっぷりだ。宇部地域が本格的な春を迎えるころ、北へと帰っていく。


 ユリカモメに餌を与える市民ら(常盤公園で)

韓国から初のチャーター便到着、割安のゴルフや県内観光など

 韓国からのチャーター便(大韓航空)が十日午前九時三十六分、山口宇部空港に到着した。同空港では、国際チャーター便による韓国からの観光客の受け入れは、今回が初めて。県と県観光連盟は、記念行事を開いて出迎えた。
 添乗員を含め一行百四十八人は、宇部72カントリークラブでゴルフをするゴルフ観光コース(百三十人)と、錦帯橋や秋吉台など県内の名所を巡る県内観光コース(十八人)のいずれかを楽しむ。同クラブによると、韓国は日本よりプレー料金が高く、冬場は雪の影響を受けることが多いため、日本でゴルフを楽しむ人が増えている。韓国からのプレーヤーは二〇〇四年度が約五千人で、今年度は約八千人が見込まれている。今春には二回目が検討されているという。


 県観光フレンズから記念品を受ける韓国からの観光客(10日午前10時ごろ、山口宇部空港で)

4月就任、山大医学部長に前川教授

 山口大医学部の新しい学部長に同学部医学科生体侵襲医学講座の前川剛志教授(59)が決まった。任期は四月一日から二年間。
 前川さんは一九四六年、香川県高瀬町生まれ。七二年に山大医学部卒業後、同大助手。九一年から教授。山大医学部付属病院総合診療部長、集中治療部長、救急部長を歴任。九九年から先進救急医療センター部長。現在、付属病院長補佐を務めている。救急医学、集中治療医学が専門。


 前川剛志教授

04年度宇部市休日・夜間診療、1万1千人(前年度比336人増)が受診

 宇部市休日・夜間救急診療所運営協議会が九日、市シルバーふれあいセンターで開かれた。二〇〇四年度の同診療所受診者は一万一千八百七十五人で、前年度より三百三十六人増加。科目別では小児科が圧倒的に多く、全体の64・9%を占めた。
 出席委員は十人。事務局の市健康推進課と消防本部が、受診や救急出動の状況について説明した。〇四年度の診療所受診者は歯科以外、すべての科目で前年度を上回った。日中で最も多かったのは小児科で、一日平均六十一・二人。続いて、内科の二十八・九人、外科の十五・六人だった。夜間では小児科が一日平均十一・二人、外科が四・〇人。曜日別では午後休診の病院が多い木曜日と土曜日が、ほかの曜日の約二倍に達した。

宇部市立図書館が渡辺翁記念絵本文庫を創設

 宇部市立図書館(杉本繁雄館長)は、子供の読書活動推進の一環として「渡辺翁記念文化協会絵本文庫」を創設する。同協会(理事長・常見和正宇部興産会長)からの寄付を利用して絵本を購入し、市内の幼稚園と保育所に貸し出し。読み聞かせなどに利用してもらい、乳幼児のうちから、本に親しむようにするシステム。同館では、十五日に市役所で行われる寄付金の贈呈式後、準備を整え、貸し出しを開始する。
 貸し出しは今月中旬から始めるが、まだ冊数が少ないため、今年は七冊一セットでスタート。今後の寄付で本の購入や買い替えを進め、三年目から、二十冊セットの本格実施を目指している。

11日に官民協働シンポ開催、公共事業の可能性探る

 官民協働シンポジウム「ダム工事をはじめとしたこれからの公共事業の在り方を探る」は、十一日午後一時半から宇部市文化会館で開かれる。参加無料。財団法人あしたの日本を創(つく)る協会、山口県生活学校・生活会議推進協議会主催。霜降山・男山山系の水・環境と地域活性の会、NPO法人「共生のエートス(道徳的気風)」主管。本体工事が完成に近づいた真締川ダムと、その堤体を利用して実施される国内初の薬樹の栽培などを例に、官と民が力を合わせた新しい公共事業の可能性を確かめる。
 薬樹の栽培は、市民参加の植樹祭を三月十九日午前十時から現地で開き、スタートを切る。定員五十人。植樹祭の申し込みは、はがきに名前と植樹を記念する内容、希望する樹種、連絡先を明記して、大木芳樹園(〒755-0091宇部市上宇部2441-4)へ。締め切りは二十日。問い合わせは、宇部市民活動センター「青空」(電話36-9555)へ。

9日・10日、山陽小野田市で「4強協会ジュニア卓球対抗戦」

 日本、韓国、中国、チャイニーズ・タイペイの卓球のジュニア強豪がそろう第三回「4強協会ジュニア卓球対抗戦」は九、十の二日間、山陽小野田市の市民体育館であり、世界ランキング上位の選手たちが、スピードとテクニックを競い合った。市体育協会(早川幹夫会長)など主催、県卓球協会など後援。


 ジュニアのトップクラスによる対抗戦(市民体育館で)

「松田正平素描集」完成、後援会が制作

 松田正平後援会(加藤淳会長)が昨年三月の解散時から制作を進めていた「松田正平素描集」が完成した。宇部市出身で日本を代表する洋画家、故・松田さんの思い出を形にして残したいという会員たちの思いの詰まった画集で、二十代から晩年までの素描ばかり百四点を収めたものは初めて。
 松田さんは一九一三年に島根県日原町に生まれ、二〇年に宇部村恩田の松田家の養子となった。三七年に東京美術学校(現・東京芸大)を卒業後、渡仏。四七年に祝島を訪れたのをきっかけに始まった「周防灘シリーズ」は、透明感と堅固さのあるマチエール(絵肌)、ひょう逸味あふれる画面構成で多くのファンに愛されている。日本芸術大賞、宇部市芸術文化特別功労賞、文化庁長官表彰などを受けたが、二〇〇四年五月に死去。九十一歳だった。


 完成した素描集の自画像のページを開く加藤会長(右)と、事務局の菊川俊雄さん(宇部日報社で)

4月1日開所予定、川上に学童保育室

 川上小に隣接した宇部市の市有地に、学童保育室の建設が進んでいる。新都市「あすとぴあ」を含む住宅地の増加で、今後も校区内の居住人口の増加が見込まれることから、専用の建物が確保されることになった。
 建物は同小と川上ふれあいセンターの間に位置し、鉄骨造り平屋建て、延べ床面積百七十七平方メートル。本体工事費は二千八百十四万円。四月一日の開所予定。


 輪郭を現した学童保育室(川上で)

ふれあいセンター職員の嘱託化進む、公民館への導入も予定

 宇部市内のふれあいセンターで、職員の嘱託化が進み、人件費の節減効果が上がっている。市では行財政改革の一環として、二〇〇二年度から嘱託制度を導入。現在は公民館(市民センター併設のふれあいセンター)や楠地域を除く十四センターのうち、三カ所で館長を含む職員四人全員を完全嘱託化、五カ所で館長を嘱託にしている。人件費は未実施の場合と比べ、八カ所で年間計約五千四百万円削減できた。十四センターで完全実施すると、約一億五千万円のコスト削減になる。
 福山清二市民生活部長は「ふれあいセンターは地域コミュニティーの拠点。職員の嘱託化で削減できた経費は、市民と協働のまちづくりに生かしたい」と語る。市では将来的に公民館への制度導入も予定。楠地域を除く二十一校区のコスト削減効果は、年間約二億四千万円になる見込み。

3月11日開催、こどもエコクラブ体験講座の参加者募集

 小・中学生が参加できる地球に優しい環境活動のクラブ「こどもエコクラブ」の体験講座が、三月十一日午前十時から宇部市ときわ湖水ホールで開かれる。今年度の活動発表会もある。参加の受け付けは六日まで。対象は市内の小・中学生と保護者。
 参加申し込み、問い合わせは市環境共生課(電話34-8246、ファクス22-6016)へ。

少年野球ロードレース、11日9時半スタート

 第二十八回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は、十一日午前九時半から常盤公園周遊園路コースで開かれる。宇部市と山口市の二十一クラブから、六百七十一人が出場。学年別の個人、団体で上位進出を目指す。市少年野球連盟、市体育協会、宇部日報社主催、市教育委員会共催、太陽家具百貨店後援。
 午前八時四十分から青年の家グラウンドで開会式があり、九時半に四年生、十時に五年生、十時半に六年生、十一時に三年生以下の順でスタートする。発着点はすべて同公園管理事務所前。六年の岡村翔志選手(厚南)は、四年時、五年時に続き、個人三連覇が懸かる。

宇部興産が連結業績を上方修正

 宇部興産(田村浩章社長)は八日、二〇〇六年三月期(〇五年四月一日-〇六年三月三十一日)の連結業績予想を修正した。昨年十月に続いて今期二回目の上方修正で、売上高は前回予想比1・2%増の五千九百三十億円、営業利益は5・3%増の四百億円、経常利益は6・9%増の三百十億円、当期利益は7・1%増の百五十億円。売上高以外は過去十年間で最高となる二年連続の増収増益を見込んでいる。
 中国をはじめとするアジア経済の好況が主要因。建設資材関係の売り上げの伸び、原料と製品価格との差(利益)の拡大、上半期まで調整局面にあったIT(情報技術)・デジタル市場の回復が数字を押し上げているという。

埴生小の野村教諭、熱心に幼小連携研修

 埴生小の野村京子教諭(44)が今年度、埴生幼稚園に派遣され、幼稚園教育について研修している。幼児教育と小学校教育の連続・一貫した指導を推進しようという、県教育委員会の取り組み。派遣期間は三月三十一日まで。子供たちが夢をはぐくみ、心豊かに成長できるよう、幼・保育園から大学までの各校種間の円滑な移行を図ることなどを目的とした「夢つなぐ学び舎づくりプロジェクト」の一環。
 研修終了後は、厚狭教育事務所管内ただ一人の派遣経験者として、あらゆる場面での成果発表が期待される。三月一日には、埴生小の教職員研修会で、発表の場が与えられた。「幼・保・小の連携に、深い関心を持ってもらえるように話したい」と、張り切る。


 幼児教育の研修で、園児たちと交流する野村教諭(埴生幼稚園で)

2006年2月 8日

見初の健康教室で「マツケンサンバⅡ」猛特訓

 腰をひねって「オーレッ!」の決めポーズ。見初校区の健康教室「悠・遊・裕クラブ」(原田孝子代表、三十五人)は「マツケンサンバⅡ」を特訓中だ。ボンボンを両手に、五十代から八十代までの会員たちが楽しくステップを踏んでいる。
 会員たちは「南蛮音頭」から、鳴子を手にしたアレンジ曲の「NANBA」、「きよしのズンドコ節」まで、これまで十曲近くの踊りをマスターしている。原田代表は「レパートリーに加えて、親和会や市老連の行事、地域の老人保健福祉施設でも披露していきたい」と張り切っている。


 踊りを練習する会員たち(見初ふれあいセンターで)

17日まで宇部郵便局で宇部商高生のデザイン展

 宇部商高(山本信夫校長)の第二十回記念デザイン展が、宇部郵便局窓口ロビーで開かれている。商業デザインを学ぶ生徒と美術部員の作品三十点を展示。環境保護を訴える独創的なポスターなどが、来局者の目を引いている。十七日まで。


 高校生の独創的なポスターが並ぶロビー(宇部郵便局で)

12日に「みすゞのこころにふれる会」開催

 魂を揺さぶる一編の詩との出合い。宇部市厚南の大窪静美さん(74)は童謡詩人金子みすゞの世界に魅せられ、折に触れてみすゞの生涯と作品を紹介している。現在みすゞわらんべの会会長。年に一回、市民向けに開催してきた「みすゞのこころにふれる会」は昨年、十周年の節目を迎え、今年から、また新たな一歩を踏みだす。
 第十一回みすゞのこころにふれる会(県教育会宇部支部、みすゞわらんべの会主催)は、十二日午後一時半から市シルバーふれあいセンターで開かれる。入場無料。問い合わせは同支部の赤川副支部長(電話58-4832)か同会事務局の神谷さん(同22-5396)へ。


 会報の最新号をチェックする大窪さん(厚南中野の自宅で)

地場企業の実績づくりに商議所と市がタッグ

 宇部商工会議所(宮本浩一郎会頭)は七日、地元企業の新しい製品や技術の地元での実績づくりに向け、市に協力を求める要望書を提出した。市では、二〇〇六年度から制度を設け、商議所から推薦を受けた製品などを検討した上で採用していく方針。宇部から全国に発信する地元ブランドの育成へ、商議所と市がタッグを組む。


 藤田市長に要望書を手渡す宮本会頭と谷川委員長(左から、市役所で)

市長と語る会でふるさとへの思いや提案続々

 山陽小野田市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)主催の「市長を囲んでふるさとづくりを語る会」は七日、市商工センターであり、各校区の代表者がふるさと(校区)づくりに対する意見や思い、提案を発表し、魅力ある地域、古里の将来像を描いた。ふるさとづくりに携わる人たちが行政側の企画の参考にしてもらおうと、夢や建設的な意見を語り合う集い。
 会場には白井博文市長と篠原宣行助役、江沢正思教育長、各部長が出席し、代表者の発表に聞き入った。白井市長は「皆さんの話が生き生きとしていて、各地域での活躍が目に浮かぶ。夢を持って前進しなければと思った。財政状況が厳しく、苦しい時期を乗り切るため、職員、市民にも理解と協力をお願いしたい。自分の中にもふるさとづくりの構想はあり、その準備のため、三、四年を乗り切り、実現させたい」と話した。


 ふるさとづくり関係者、市執行部を前に夢を語る発表者(市商工センターで)

2006年2月 7日

もうすぐバレンタイン、宇部井筒屋では好適品3万点用意

 14日はバレンタインデー。宇部市内のデパートや大型ショッピングセンターでは、ハートなどのディスプレーで飾られた特設コーナーを設けており、女性たちがプレゼントを品定めする姿が目立ってきた。
 宇部井筒屋では、1階の洋品売り場に昨年の2倍のスペースを確保。モロゾフやゴンチャロフ、帝国ホテルのほか、ベルギー生まれのゴディバも初登場。「大好きなあの人と大好きな自分への贈り物」をコンセプトに、3万点を用意した。


 チョコレートを選ぶ女性たち(宇部井筒屋で)

宇部文化服装学院で針供養

 宇部文化服装学院(米田ハル学院長、岬町三丁目)で六日、針供養があり、学院生ら二十人が「針さんありがとう」と豆腐のしとねに針を刺して、感謝の気持ちをささげ、技術の向上を誓った。
 針供養は、日常の針仕事で折れた針を供養する行事。この日は針仕事を休み、針をこんにゃくや豆腐に刺したり、神社に納めたり、川に流したりする。


 豆腐に針を刺す学院生(宇部文化服装学院で)

山口県出身の現役高校生SATOMI、8日国内デビュー

 山口県出身の現役高校生、SATOMI(本名・三隅理美)さん(16)が、昨年十月の全英に続き、二月八日に日本国内でデビューする。バラード曲の「Yesterday」は、既にテレビドラマ「DRAMA COMPLEX」の主題歌に使われているほか、ラジオでも繰り返し流され、注目の的。洋楽、邦楽二つの顔を持つアーティストとして、世界をまたに掛けての活躍が期待される。
 SATOMIさんは一九八九年三月七日生まれの高校二年生。三歳でダンスを始め、十四歳から独学で歌い始めた。二〇〇三年、ダンスレッスンと同時に行われたボイスレッスンで歌唱力が認められ、〇四年秋からデビューに向けて準備を進めてきた。昨秋、「HEARTBREAKER」で全英デビュー。日本国内でも輸入盤シングルとして話題となり、総合チャートでもトップ10入りを果たした。そして今回、洋楽アーティストとしてのSatomiと邦楽アーティストとしてのSATOMI,が同時にデビューする。


 国内デビュー盤「Yesterday/Love to stay」のジャケット

まちづくり学級が新年度から全24校区に拡大へ

 今年度から目的を新たにスタートした宇部市の「まちづくり学級」は、各校区で最終講座を迎えているが、地域ごとに特色ある学習活動が進められ、古里の再発見や人材の発掘などの成果につながったようだ。所管の市地域コミュニティー推進室は、新年度から楠地区を含む全二十四校区に拡大し、裁量権をより地域に委ねた形で運営するよう検討している。
 開設趣旨を「地域づくりに関する学習を通して、地域で主体的に行動する市民を育成し、心豊かな地域づくりを進める」とし、これまで成人教育推進事業の一環として開いてきた「まちづくり学級」と「成人学級」を一本化。旧市内二十一校区で開催されてきた。既に終わった校区もあるが、二月中に七校区、三月中に一校区が閉講する。

小野田港と糸根公園の都市計画区域を変更

 山陽小野田市都市計画審議会は六日、市役所であり、小野田都市計画区域の小野田港と山陽区域の糸根公園の区域変更を承認した。合併後初の審議会で、委員十五人が白井博文市長から辞令を受け取り、会長に山口大の中西弘名誉教授を選んだ。任期は二〇〇七年十二月末日までの二年間。
 臨港地区は、都市計画決定から四十年が経過しており、港湾機能と都市的土地利用とを調整し、適切に管理運営するために変更する。小野田港は、旧来の区域五・七ヘクタールに、埋め立てた二・六ヘクタールを編入し、民間事務所のある部分を除外。さらに東沖に臨港地区四・六ヘクタールを追加指定した。いずれも商港区の位置付け。
 糸根公園は、公園東側の前場川(二級河川)の改修計画との調整により、一部を区域から除外。北側の市有地を編入し、一体的に活用する。公園の面積は五・二㌶から五・六ヘクタールに広がる。


 白井市長から辞令を受け取る委員(市役所で)

2006年2月 6日

厚南で小学生40人が「昔の遊び」満喫

 厚南校区子ども委員会(迫田寿会長)主催の「昔の遊び」は五日、厚南会館で行われ、小学生四十人が童歌や紙鉄砲、竹とんぼなどを満喫した。
 まずは、宇部フロンティア大名誉教授の藤岡明子さんが童歌を指導。参加者全員で、手遊び歌の「ちゃつぼ」や「なべなべ そこぬけ」などを一緒に楽しんだ。 河村将馬君(厚南小三年)は「紙鉄砲は初めは難しかったけど、慣れてきたら、だんだん上手に狙えるようになって、面白かった」と話していた。


 的に向けて紙鉄砲を構える子供たち(厚南会館で)

パワー祭本祭、展示やバザーなど多くの市民でにぎわう

 第五回宇部市民パワー祭本祭は五日、福祉会館とシルバーふれあいセンターで開かれ、訪れた市民が健康、教育、環境、福祉などのテーマで活動する各団体の情熱と行動力に触れた。同実行委員会、市民活動センター主催。
 市民活動センター青空に参画する団体の活動を見て、聞いて、体験し「協働の町づくり」について理解を深めてもらおうと毎年、開催している。活動センター登録の百二十六団体のうち約七十団体が参加し、展示やイベントを繰り広げた。このほか福祉会館四階ではバザーが開催され、格安の日用品や衣料品に市民が殺到していた。


 音楽に合わせて3B体操を楽しむ参加者(福祉会館で)

日報杯中学バスケ優勝は男子・上宇部、女子・川上

 第七回宇部日報杯近郷中学校バスケットボール大会二日目は五日、俵田体育館と川上中体育館で男女の決勝などがあり、男子決勝は上宇部が黒石を57-44で破り六年ぶり、女子同は川上が上宇部を47-43で下して五年ぶりの優勝を飾り、いずれも二回目の王座に就いた。宇部日報社、宇部市バスケットボール協会(本田歓一会長)主催。
 宇部市、山陽小野田市、山口市から、男子十六チーム、女子十二チームが出場。男子のベスト4は宇部勢が独占し、三位には西岐波と東岐波が入った。女子三位は厚狭と高千帆の山陽小野田勢で、高千帆の連覇はならなかった。


 男子優勝の上宇部(俵田体育館で)

女子優勝の川上(俵田体育館で)

日報書き初め展、県知事賞に久保田君(琴芝小6年)

 第五十回宇部日報書き初め展(宇部日報社、市教育委員会主催)の審査会は五日、市男女共同参画センターであり、特別賞の三十九人など入賞者が決まった。最高賞の県知事賞には久保田励治君(琴芝小六年)が選ばれた。全作品は十八日から二十日まで、文化会館で展示される。
 正しく、美しい文字の普及運動を通じて、書道文化の振興を図ることを目的に毎年開催。宇部市・近郷を中心に下関市、山口市、福岡県北九州市などから、幼児から一般まで、昨年を六十三点上回る千二百三十九点の応募があった。


 作品を審査する書道協会役員(男女共同参画センターで)

生涯学習のまちづくり推進大会で多彩にステージや作品展など

 山陽地区生涯学習のまちづくり推進大会は五日、市文化会館で開かれ、日ごろの練習の成果を披露する実技発表や作品展が繰り広げられ、多くの市民でにぎわった。同推進協議会(名和田伴江会長)など主催。
 ステージは、真珠幼稚園文化琴クラブによる「さくら」「おうま」で開幕。作品展は四、五の二日間、小ホールで開かれた。木彫り、俳句、手芸、書道など二十六団体二百五人が二百八十点を出品。会場を訪れた市民が作品を鑑賞していた。


 文化琴を演奏する真珠幼稚園(市文化会館で)

作品を鑑賞する来場者(市文化会館で)

2006年2月 4日

威海市と宇部市の中学生がギョーザ作りで国際交流

 宇部市の友好都市・中国威海市から、中学生八人と引率者二人が三日夕に来宇。四日は来月同市を訪問する宇部市の中学生と一緒に、ギョーザ作りを楽しんだ。
 威海市からの中学生派遣は二〇〇三年度に始まり今回が三回目。五日はホストファミリーと過ごし、六日に藤田忠夫市長を表敬訪問。市内の施設も視察し、七日は神原中、九日は神原小で交流。十日に帰国する。


 ギョーザの皮を延ばす両市の中学生(4日午前11時、新川ふれあいセンターで)

笑いは健康の源、老人クラブで初の「笑いの集い」

 老人クラブ・野原クラブ(山本清会長)による初の笑い講「野原笑いの集い」が四日、宇部市恩田の野原公会堂で開かれた。「笑いは健康の源」と会員二十五人が参加。寒さも忘れるほどに会場いっぱいの笑い声を響かせていた。
 最高齢者の河村マサコさん(96)は「年を取って、大事な所が抜けて軽くなったから、長生きできる」と笑顔。企画・進行役を務めた伊藤宣弘事務局長(66)は「笑うことは良い薬。地域全体に広げていきたい」と話していた。


 お面も登場して会場の雰囲気を盛り上げた(4日午前11時ごろ、野原公会堂で)

循環バス「カッタGO」ルート見直し、6日から新たに中心商店街

 宇部の中心市街地を走るコミュニティー循環バス「カッタGO」のルートが、六日から変わる。現在は公共施設と山口大医学部付属病院に乗り入れているが、利用者が伸び悩んで赤字が続くため、利用の少ないバス停を見直し、新たに中心商店街をルートに組み込む。逆方向の運行を始めて、利便性も高める。運賃は一乗車大人百円、子供五十円のまま。
 宇部新川駅を起点に、三十分おきに交互のルートに出発する。一系統を一時間間隔で運行し、どのバス停でも約三十分おきに、どちらかの方向のバスが来ることになる。商店街のほか、西琴芝一丁目バス停付近には大型スーパーのアルク琴芝店もあり、市交通局では買い物客のバス利用増加も期待している。


 変更後のカッタGOの運行経路とバス停

地域の子育て支援など第2次プラン実施計画出そろう

 宇部市内二十二地区の民生児童委員協議会が個別にまとめた「第二次アクションプラン(児童委員活動強化推進方策)」実践推進事業の実施計画が出そろい、地域に密着した子育て支援などの取り組みが始まった。
「わがまちならでは」の子供と子育て家庭の立場に立った実践活動を展開し、児童委員としての日常的な活動を定着させていく狙い。住民に広く活動を理解してもらう目的もある。県民生委員児童委員協議会の主唱で、各地区の協議会が実施主体。推進期間は二〇〇七年十一月まで。

山陽小野田市に中学生の硬式野球チーム発足

 山陽小野田市に、中学生対象の新しい硬式野球チームが誕生した。四月には九州の硬式少年野球連盟フレッシュリーグに加盟する予定で、監督の山縣栄治さん(43)は「試合をしながら、個々、チームのレベルアップにつなげていきたい」と話している。チーム名は「レッドホークス」。中学時代から硬球に慣れ、高校野球で即戦力になる技術と体力を身に付けることが最大の目標。
 主に新中学一、二年生の部員を募集。興味があれば、小学生も受け付ける。入会金は一万円(初回のみ)で、月会費は八千円。硬式野球対応の傷害保険代(年間一万五百円)も必要。問い合わせは、山縣監督(電話84-5657)へ。


 誕生したばかりの中学生の硬式野球チームレッドホークスのメンバー

2006年2月 3日

2日、神原小で仮入学

 宇部市内二十四小学校のトップを切って、神原小(木村芳則校長、二百六十二人)で二日、仮入学が行われた。入学予定の四十一人が、目を輝かせながら保護者と一緒に来校し、一年生との交流会や交通指導教室に参加。四月から通うことになる学校の雰囲気を味わうとともに、新生活に向けて、準備していくことを約束した。仮入学は二十四日まで各校で行われる。


 1年生から歓迎を受ける子供たち(神原小で)

中津瀬神社で節分祭、“福”を求め市民らどっと

 きょう三日は「節分」。宇部市内の神社や寺では、節分祭として開運厄よけや星祭りの祈願祭が行われた。今年、大厄を迎えた市民らは、朝早くから参拝して運の好転を願い、一年の無病息災や家内安全に祈りを込めた。
 水神様として親しまれる中津瀬神社(丸茂雄治宮司)では、午前八時に焼納場に火が付けられ、厄よけ大かがり火が始まった。五回あった福豆まきも大人気。唐戸市場(下関市)直送のふく鍋や豆茶の接待もあり、参拝者が冷えた体を温めていた。ハミングロード新天町では恒例の福あめ抽選会、周辺には露店が立ち並び、市民でにぎわった。


 豆まきで“福”をつかもうとする市民ら(3日午前10時ごろ、中津瀬神社で)

西部浄化センター増設現場で大坪工事跡発見、新たに蒸枠の木片7個も

 炭坑の立て坑口を支え、わき水を遮断するために明治時代に考案された蒸枠(むしわく)の一部が昨年十月、宇部市藤曲の西部浄化センター増設工事現場で見つかったが、同所から新たに蒸枠の木片七個と、蒸枠を設置するために周囲を保護した大坪(だいつぼ)工事の跡が見つかった。
 工事跡は、長さ約三メートル、直径十五-二十センチのマツの丸太が六角形状に組んであり、対角を結んだ穴の径は六・三メートルにもなる。丸太から深さ一メートル強まで掘ったが、まだ下に埋まっている様子。工事関係者は、地盤調査を兼ねて坑口跡と見られる中央部分をボーリングしたところ「深さ四十メートルぐらいまで軟らかい地盤だった」と話しており、立て坑深く石炭を掘っていたことがうかがえる。
 市教育委員会文化振興係は「『沖居能』の焼き印が入ったスコップの柄や石炭殻も出てきた。埋め戻して保存したい」とした。


 径が6・3メートルにもなる大坪工事跡。中央が蒸枠部分で囲まれた坑口(藤曲の工事現場で)

『沖居能』の焼き印が見られるスコップの柄

則貞と八王子駐在所が3月末で廃止、松山交番に統合

 県警は警察力の強化を図るため、宇部警察署管内の交番・駐在所を再編成し、四月から新体制で業務に当たる。則貞駐在所(則貞六丁目)と八王子駐在所(八王子町)を三月末で廃止し、松山交番に統合。同交番の人員を増やして、両駐在所管内も含めて管轄していく。
 両駐在所とも現在は、各一人が日中に限って勤務している状況。業務で外出して、空き駐在所になることも多い。統合により松山交番の人員(現在十二人)を増強し、夜間パトロールなども積極的に実施していく方針。両駐在所ともしばらくは赤い門灯を残し、宇部署に緊急非常通報できる直通電話を設置する。

シルバーカレッジ、4月から宇部フ大でスタート

 宇部市シルバーふれあいセンターの開館に合わせ、一九九五年秋に開学した市民大学「宇部ふるさと学園」のシルバーカレッジが、四月から宇部フロンティア大(文京台二丁目)に会場を移し、再スタートを切る。これまでは高年者だけの授業だったが、同大では学生たちと一緒に机を並べて受講。講座は討論形式を予定しており、若い世代と互いに刺激し合いながら学習する。同大生涯学習センターの松本治彦センター長は「若い学生たちと一緒に学び、リフレッシュしませんか」と呼び掛けている。
 シルバーカレッジの対象者は六十歳以上で、定員は五十人、受講料は年間一万円。問い合わせは同大生涯学習センター(電話38-0515)へ。

男女共同参画フォーラムに市民ら170人参加

 山陽小野田市女性団体連絡協議会(半矢幸子会長)主催の男女共同参画フォーラムは二日、文化会館であり、参加者百七十人が、基調講演とパネルディスカッションを通じて、新しいまちづくりの中で男女共同参画をどのように推進していくかを考えた。
 フリーのテレビディレクター、城菊子さん(周南市在住)をコーディネーターに、山陽母親クラブ連絡協議会長の青木恵子さん、JA山口宇部女性部長の大田チズ子さん、瀬戸病院長の瀬戸信夫さんがパネリストとして登壇。それぞれの活動を紹介しながら共同参画への思い、課題を話した。


 男女共同参画のまちづくりについて話すパネリスト(文化会館で)

2006年2月 2日

3日は節分、恩田幼稚園が手作りお面で豆まき

 3日の「節分」を前に、宇部市内の多くの幼・保育園で子供たちが個性あふれる鬼の面を完成させた。あすは自慢の面を付けて豆まきをし、自分の中の“好き嫌い鬼”や“泣き虫鬼”を追い出す。
 恩田幼稚園(児玉正悟園長、160人)では、年少、年中児は画用紙、年長児はティッシュの空き箱で面を制作。あすはホールを暗くしてスリリングな豆まきを楽しむ。


 鬼の面を完成させた、ゆり組の子供たち(恩田幼稚園で)

4月1日、岬自主防災会発足へ

 災害発生時に地域住民が協力して、被害の防止や軽減のために活動する自主防災組織が、岬校区に誕生する。一日に岬ふれあいセンターで、結成に向けた会合があり、関係者約三十人が出席。四月一日の発足を目指し、準備していくことを決めた。
 出席者は、会則や役割分担などを確認。検討課題や不備な点は、残り二カ月で修正していく。校区自治会連合会の鈴村國雄会長は「いつどこで災害が起こるか分からない時代。防災への対策強化が急がれる。災害から住民を守るためには、地域の結束が大切。しっかりとした自主防災組織を立ち上げ、万一に備えていかねばならない」と話した。


 自主防災会の発足に向けて協力を呼び掛ける鈴村会長(岬ふれあいセンターで)

「くすのき温泉」の温泉スタンド19日から開放、3月末まで無料

 宇部市万倉にある「くすのき温泉」の温泉スタンドが、十九日から利用できるようになった。隣接した万倉デイサービスセンターにも同日から温泉が供給される。地域の活性化を目指して旧楠町が取り組んだ最後の事業が、ようやく利用開始の一歩を踏み出す。楠地区の「農業振興ビジョン」に沿って地域の発展を模索している自主組織「楠の農業と温泉を考える会」は、同日午前十時すぎから足湯などを開放して、揚湯施設などの完成と利用開始を祝う。
 無色透明の肌にやさしいアルカリ性単純温泉。源泉は三四・六度。湯量は毎分五百リットル。地下千五百メートルからくみ揚げる。効能(浴用の適応症)は神経痛、筋肉痛、疲労回復など。温泉法に基づいて温泉の成分や禁忌症を記した掲示内容届を県が審査し、昨年十二月末に決定した。温泉スタンドは、午前七時-午後八時(二十日以降)の開設。三月末まで無料で開放する。


 出番を待つ温泉スタンド(万倉ふれあいセンター近くの現地で)

11、22日に母推初の「ねいぶるフェスタ」開催

 宇部市母子保健推進協議会(渡辺順子会長)は、十一日と二十二日に、乳幼児と保護者を対象にした初めてのイベント「ねいぶるフェスタ」を開く。いずれも参加は無料だが、二十二日は予約が必要。
 十一日は午前十時から、ときわ湖水ホールで開催。日本3B体操協会公認指導者の坂本美奈子さんを講師に招いて3B体操を行うほか、ペープサート、手遊びなどがある。手作りおもちゃと、おやつのプレゼントも予定している。参加は自由。 第二弾は、二十二日午前十時から黒石ふれあいセンターで実施。宇部フロンティア大人間社会学部児童発達学科の村上玲子教授が「子供の発達を促す音・音楽環境について考えてみませんか?」と題して講話。楽器を使っての遊びや、母子保健推進員による出し物もある。手作りおもちゃも配る予定。定員は親子五十組で、申し込み多数の場合は抽選。申し込み、問い合わせは市保健センター(電話31-1777)へ。

昨年の子供への声掛け126件、下校中の女児目立つ

 県警生活安全企画課は、昨年の子供への声掛け事案についてまとめた。発生は百二十六件で、被害は登下校中の小学生、女子が目立った。年間の統計は初めて。大事件につながることも予想されるため、「大声を出す」「防犯ブザーを鳴らす」「下校する時は友達と一緒に」「子ども110番の家に駆け込む」などを呼び掛けている。
 被害者の内訳は小学生八十五人、中学生二十九人、高校生十人、幼稚園児二人。うち女子が九十一人を占めた。被害場所は路上が大半で百九件、店舗内外五人、公園四人、そのほか駅、自宅前など。路上のうち通学路は五十九人だった。

市総合計画策定で山陽小野田市が20日から地域懇談会

 山陽小野田市は、十年後のまちの設計図となる第一次市総合計画の策定に着手するが、幅広く市民の意見を取り入れるための地域懇談会を、二十、二十一、二十二の三日間、市内三会場で開催する。
 二十日は市民館で、対象地域は小学校区の本山、赤崎、須恵、小野田、二十一日は高千帆福祉会館で、高泊、高千帆、有帆、二十二日は文化会館で、厚狭、出合、厚陽、津布田、埴生となっている。時間はいずれも午後七時から二時間程度。参加は自由で各地域から十人ずつを見込んでいる。
 希望者は十七日までに市企画広報課(電話82―1130、ファクス83―2604)へ。電子メールのアドレスは、kikaku@city.sanyo-onoda.lg.jpまで。

2006年2月 1日

2日正午、福祉パン工房「シエロ」オープン

 知的障害者家族の会「そら」(重岡達彦代表、三十人)が運営する福祉パン工房「シエロ」が、二日正午から宇部市恩田町五丁目(中国電力見初変電所隣)に開店する。宇部ときわ湖畔ユースホステルの厨房(ちゅうぼう)に仮住まいを始めてから三年目。ようやく自分たちの拠点ができた。これまで販売できなかったドリンク類や輸入雑貨も扱っていく。
 毎週木・金・土曜の午前十一時半から午後三時まで。日替わりで十二、三種類を販売する。火曜と水曜は午前九時から午後三時まで小物類を展示販売。


 開店準備のために仕入れた小物類(福祉パン工房「シエロ」で)

23日から「福祉ゆめの市」、授産8施設がこだわりの品販売

 宇部、山陽小野田、美祢地域の授産施設と商品を広く知ってもらうためのイベント「福祉ゆめの市」は、二十三日から二十六日まで、ゆめタウン宇部で開かれる。宇部・山陽小野田圏域授産活動強化対策会議(益原忠郁会長)が初めて取り組む事業で、八施設が参加。こだわりを持って生産している食品、手工芸品、肥料、玩具などを展示即売する。
 初日は午前九時四十分からオープニングセレモニー。二十六日午前十一時と午後二時からは、そば打ちの実演と試食会(午前と午後各先着二十五人)が予定されている。開場時間は午前九時半から午後九時半まで。


 出展する飾り炭を作る利用者たち(社会就労センターセルプ岡の辻で)

宇部市が3月から電子サービス開始

 宇部市は三月一日午前八時半から、インターネットによる「電子申請(予約)・届け出サービス」を開始する。自宅や職場のパソコンを使って、いつでも住民票や税証明などの申請予約、届け出が可能になり、市民の利便性が高まる。当面は十一手続きでスタートし、段階的に増やしていく。
 同サービスは、県と県内の市町村が共同で運営している電子申請・届け出システムを活用。最初に利用者登録が必要で、携帯電話では使えない。利用するには、三月一日から市ホームページのトップページに掲載される「eサービス」のメニューの中の「電子申請」からアクセスする。問い合わせは市情報政策課(電話34-8118)まで。

子供の安全守ろうと、万倉で「まぐらっ子の会」発足

 子供たちが被害者となる犯罪が全国各地で発生したことを踏まえ、万倉小(松原夏樹校長、百六人)と、ふれあいネットワークの会(山本哲也会長)など地域の関係六団体が「あんしんまぐらっ子の会」(仮称)を結成することになった。
 設立総会を兼ねた「防ごう犯罪、守ろうまぐらっ子」緊急地域集会を、十二日午後一時半から万倉ふれあいセンターで開く。

12月の宇部有効求人倍率、前月比0.02ポイント増の1.16倍

 厚生労働省山口労働局が三十一日発表した十二月の県内有効求人倍率(季節調整値)は一・一三倍となり、前月を〇・〇一ポイント下回った。一倍台は昨年一月から十二カ月連続となった。
 月間有効求人数は二万八千三十四人、うち新規求人数は八千八百六十四人で、それぞれ3・7%、2・6%減った。求職者は二万二千三百六十五人で、うち新規求職者は四千百七人。それぞれ2・6%、10・1%減った。地域別(公共職業安定所)の有効求人倍率は、宇部は一・一六倍で前月を〇・〇二ポイント上回った。小野田は〇・九九倍、最低は萩の〇・九六倍だった。

高千帆中2年生が伝統の「立志式」で40キロウオークに挑戦

 高千帆中(西本次男校長)の二年生が十八日、学期末の伝統行事「立志式」で、JR美祢線渋木駅前から同校までの約四十キロを歩くロングウオークに挑戦する。五クラス百六十二人が励まし合い、助け合うことで連帯感や達成感を体験し、成長の糧にする。
 同校の立志式は「元服の儀」にちなみ、生徒一人ひとりが決意を表明したり、先輩の話を聞いたりして、新年度から最上級生になる心構えを新たにしていた。今回は学年担任らが中心となって「仲間と共に困難を乗り越え、何かを成し遂げよう」と「立志の集い」として企画した。