2005年12月28日

年末年始を古里で過ごす帰省客ら次々と

 県内の公共交通機関では、年末年始を古里で過ごす帰省客の姿が目立つようになってきた。空の玄関口・山口宇部空港でも、子供たちが冬休みに入って以降、日に日に乗客が多くなり、東京からの飛行機が到着するたびに、ロビーは大きな荷物やお土産を抱えた人と出迎えの人でにぎわっている。
 多くの企業や公的機関が休暇に入る二十九日からラッシュは本格化する見込み。羽田空港から山口宇部空港へ向かう便は、一月一日までほぼ満席状態。東海道・山陽新幹線「のぞみ」「ひかり」は、下りが三十日をピークに、二十九日から三十一日午前にかけて満席の車両が多くなるとみられている。Uターンは空の便・JRともに来年一月二日から本格化し、三日から四日にかけても続く見込み。


 再会を喜び合う人たち(28日午前9時ごろ、山口宇部空港で)

暖房器具の売れ行き2倍で電気店大忙し

 強い冬型の気圧配置の影響で、十二月としては珍しく四度の積雪が見られた宇部地方。デオデオ、ベスト電器など、市内の大型電器店では、電気ストーブをはじめとする暖房器具が飛ぶように売れ、例年に比べて軒並み二倍の売れ行きという。予想以上の売れ行きに加え、気象庁の暖冬予想でメーカーもあまり用意していなかったため、どの店舗でも仕入れに苦労している。
 デオデオ宇部店(神原町二丁目)では、ストーブ、エアコンともに前年の二倍ほどの売れ行き。通常なら年明けから徐々に処分していく商品も、今年は仕入れた先から売れていくため、在庫をすべて店頭に並べるなどして対応している。


 暖房器具を品定めする市民(デオデオ宇部店で)

宇部フ大と短大部の次期学長に山田さん

 宇部フロンティア大と同短大部の次期学長に、山田通夫宇部フ大副学長(71)の就任が決まった。山田さんは「大学改革路線を継続し、さらに発展させ、地域に存在感のある大学づくりを目指したい」と抱負を語った。
 山田さんは一九三四年、宇部市生まれ。六四年、県立医科大大学院医学研究科(現山口大医学部大学院博士課程)を修了し、同大助手に。七八年、山大医学部教授。九八年から国立下関病院長。二〇〇二年から宇部フ大副学長・学部長・教授。〇四年から宇部フ大大学院人間科学研究科長、香川学園理事を務めている。
 任期は〇六年四月一日から四年間。武下学長は香川学園理事長として、引き続き学園運営の指揮を執る。


 宇部フ大と短大部の次期学長に決まった山田副学長

門松やもちつきなど各地で迎春準備

 高栄三丁目の知的障害者通所授産施設まつば園と、心身障害者福祉作業所のぞみ園(いずれも桝本裕之園長)で二十七日、もちつきが行われた。利用者やボランティアなど百人が参加し、年の瀬恒例のイベントを楽しんだ。
 旦東自治会(白石哲雄会長)は二十六日、市中央福祉センターに門松を設置した。日ごろ世話になっている市社会福祉協議会への恩返しとして、十年ほど続けている恒例行事。九人が高さ一・七メートルの門松を作製し、同センター前に設置した。
 白石会長は「以前は二日掛かっていたが、会員の要領もよくなり、短い持間で完了するようになった。自治会の今年の行事もこれで終わり、新年を迎える準備が整った」と話した。


 威勢よくきねを振るう参加者たち(まつば園で)

2005年12月27日

宇部郵便局、年賀状仕分け作業に大忙し

 今年も押し詰まり、宇部郵便局(高野義和局長)では、高校生や大学生らのアルバイト約二百五十人を動員し、年賀状の仕分け作業に追われている。今月十五日の年賀状受け付け開始以来、市内のポストへの投かん数は順調だが、他局からの搬入数は雪の影響で例年になく遅れ気味で、局員をはらはらさせている。
 郵便課の職員は「作業は例年ならピークのはずだが、雪の影響で年賀状の到着が大幅に遅れており、二十七、二十八の両日がピークになりそう。元日に届くよう頑張っている」と話した。


 年賀状の仕分け作業に追われるアルバイト(宇部郵便局で)

宇部のHP制作会社ラファ、ジブリのHP手掛ける

 宇部市南小羽山町に本社を置くホームページ制作・管理会社、ラファ(高井真一社長)はこのほど、アニメーション映画「となりのトトロ」などで知られる制作会社、スタジオジブリのホームページ(HP)を作った。同社の次回作「ゲド戦記」の発表を兼ねて十三日に開設され、宇部発の情報発信画面が多くのアニメファンをくぎ付けにしている。
「ゲド戦記」は、トトロなどで知られる宮崎駿監督の長男、宮崎吾朗さんが初めて監督する作品で、来年七月に全国公開される。
 高井社長は「世界的評価を受けるアニメ制作者を相手にした仕事だけに、求められる内容が高く、挑戦の連続でやりがいがあった。今後もスタッフ一同で技術を磨き、皆さんに癒やしを与える作品づくりを目指したい」と話している。


 ラファが制作したスタジオジブリのHP

 

 

改良工事の進む幹線道路、年明けから開通

 県道琴芝際波線、県道西岐波吉見線、国道490号と、交通の円滑化などを目的に、宇部市内の幹線道路で行われているバイパスによる改良工事が、来年早くから次々と開通する。
■県道琴芝際波線 小羽山団地からの通勤者が多く通る小串-中山間で、現道の西側にバイパスを開設中。二月の開通後も通行の切り替えをしながら随時、工事を進めていく。
■県道西岐波吉見線 善和方面から国道190号の権代交差点に抜ける同線を、ウエスタまるき西岐波店(山村後)前から東側にカーブさせ、西岐波小入り口交差点につながるバイパスを開設している。
■国道490号 大小路-善和間を四車線化する宇部拡幅道路改良事業で、一九九三年から継続。現在は大小路-山陽自動車道・宇部インターチェンジ間の現道西側にバイパスを開設中のため、現道は工事の進ちょくに伴う通行切り替えが多い。四月末の開通にめどが付き、現道との切り替えをしながら、工事を進めていく。


 上下線が開通し、S字から開放された樋口橋の架け替え工事(西琴芝2丁目で)

来年1月14日、フジグランで「はたちの献血キャンペーン」

 輸血用血液が不足する冬場に、新成人ら若者の積極的な協力を期待して血液の確保を図る「はたちの献血キャンペーン」が、一月十四日午前九時半から午後四時まで、フジグラン宇部で開かれる。継続的な献血をPRするため、今年度は献血者全員に「つなごうリング」を配布。鉢植えや手作りおやつのプレゼント、体脂肪測定、栄養相談なども行う。市、市献血推進協議会、市民血液友の会など十一団体が主催。
 今年度は初企画として、ずっと献血を続けてほしいとの願いから生まれた「つなごうリング」を、全国で三十万個配布。年間を通じた定期的な献血の大切さを訴え、献血協力の意思表示により、献血思想の普及も図る。一月一日にはホームページ(http://www.tsunagou.jp)も開設する。


 あなたの献血が、病気やけがで輸血の必要な人に届く。あなたと誰かをつなぐ献血-を意味する「つなごうリング」

山口労災病院が来年1月から全面禁煙

 山口労災病院(伊藤治英院長)は、一月一日から敷地内の全面禁煙を実施する。院内はもとより、通路や駐車場、職員宿舎まで制限区域を拡大し、入院・外来患者、病院訪問者の健康に配慮する。健康増進法により公共施設や市街地での禁煙、分煙化が進んでいるが、総合病院で分煙レベルを超えて制限するのは県内でも先駆的な取り組み。
 同院では、五月三十一日の世界禁煙デーにちなみ、昨年から館内の分煙レベルを強化していたが、これを一歩進め、病棟内の一室、玄関前、駐車場の一角に設けていた喫煙所(室)を閉鎖し、禁煙環境を徹底させる。労災病院系列では、関東、大阪でも実施されているという。

2005年12月26日

琴崎八幡宮で年末恒例のすす払い

 琴崎八幡宮(白石正典宮司)は26日、年の瀬の恒例行事「すす払い」を実施した。本殿や社殿の天井などにたまった1年間の汚れを取り除き、新年を迎える準備を整えた。
 本殿では、神職やみこら5人が、同八幡宮裏の神宮林から切り出してきた約5メートルのササ竹を使い、感謝の気持ちを込めながら作業。高い所のほこりやクモの巣を払い落とし、床のふき掃除なども行った。


 すす払いを行う神職ら(26日午前9時ごろ、琴崎八幡宮で)

迎春準備の買い物客で朝市など大にぎわい

 今年も残り五日。年内最後の日曜日となった二十五日、市内各地の市には、迎春準備のため、縁起物や食料品を求める買い物客がどっと繰り出し、にぎわいを見せた。
【新天町】宇部新天町名店街は、年末恒例となった第七回年の瀬い~な市を開催。新天町の七十店舗に、月末恒例のフリーマーケットと九月から始まった骨とう市の四十店が加わり、アーケード内や中津瀬神社境内などに軒を連ねた。
【JA厚南支所】JA山口宇部西部総合営農センターとJAファーマーズマーケット厚南ふれあい朝市が第二十回厚南朝市を開催。地元産の新鮮な野菜や米、切り花、正月飾りなどがずらりと並んだ。オープン前から、多くの買い物客が姿を見せるなど、会場は師走特有の熱気を見せた。レジ口には詰め掛けた買い物客で、長い列ができた。


 正月用品の品定めをする市民(新天町で)

レジ口に詰め掛ける買い物客(JA山口宇部厚南支所で)

レスポンシブル・ケア協がアンケート、91%が企業に環境対策期待

 日本レスポンシブル・ケア協議会山口西部支部がこのほど実施したアンケートによると、宇部のコンビナート地域に住む市民の73%が「におい」に関心を持ち、91%が企業に「環境対策」を期待している。結果を受けて同支部に加盟する地元の企業・工場十団体は、今後も各種対策の徹底や情報開示などに積極的に取り組むことにしている。
 レスポンシブル・ケア(責任ある配慮)は、化学企業の生産活動にかかわる自主的な環境・安全・健康面での取り組みを意味する。一九八五年にカナダで始まり、国内では九五年に全国組織が設立された。山口西部支部には、宇部市や山陽小野田市、防府市の企業・工場が加盟している。

田村さん作詞の曲が紅白に

 大みそか夜の第五十六回NHK紅白歌合戦で、鳥羽一郎さん、山川豊さん兄弟が歌う曲が、山陽小野田市中川の田村和男さんが作詩した「海の匂いのお母さん」に決まった。発売から二十二年経過した隠れた名曲が、注目度の高い歌番組で、日の目を見る。田村さんは「自分の作品が、多くの人に聴いてもらえる機会を与えてもらい、とてもうれしい」と話している。


 22年前の宣伝ポスターと田村さん

2005年12月24日

「ファンタジークリスマスinきらら」、大型かるた取りなど2000人が満喫

「ファンタジークリスマスinきらら」は二十三日、山口市阿知須のきららスポーツ交流公園で開かれ、約二千人が大型かるたやビンゴ大会、スポーツゲームなどを楽しんだ。初開催のソフトバレーボール大会には二十二チームが出場して、熱戦を展開。体がポカポカ温まる豚汁とぜんざいも振る舞われ、来場者に喜ばれた。
 スポーツ振興や交流公園の利用促進を図るため、きららイベント実行委員会が実施。三年目の今年も、多彩な催しを繰り広げた。ドーム内で行われた大型かるた大会では、札が読み上げられるたびに、小学生たちが縦百二十センチ、横九十センチのジャンボかるたを目掛けて猛ダッシュ。われ先にとかるたを奪い合い、獲得者には賞品が贈られた。


 大型かるたを奪い合う小学生(きららスポーツ交流公園で)

山口宇部空港内に「山口県産品市場」開店

 空港で土産品の販売などをする全日空商事は二十三日、山口宇部空港内のショップ「ANA FESTA」を拡大し、地産地消をテーマにした「山口県産品市場」を新たに設けた。空港という立地条件から、県産品を全国にPRするにはうってつけで、関係者の期待も高い。
 主な取扱商品は、はなっこりー漬物、甘夏みかんゼリー、ゆずはちみつなどの加工品を中心に、はなっこりー、イチゴ、ミカンといった果物もある。商品は今後、さまざまな特色のある“山口らしいもの”を取り入れ、販売していくという。営業時間は毎日、午前六時半から午後八時まで。


 ショップ「ANA FESTA」に新しく併設された「山口県産品市場」(山口宇部空港で)

阿知須に22年ぶりオオノスリ飛来

 厳しい寒波と共に、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園に、二十二年ぶりにオオノスリが飛来した。トビより一回り大きなタカの仲間で、野鳥愛好者たちの話題になっている。
 オオノスリは全長六〇-七〇センチで、翼を広げると一・六メートルある。中国東北部やモンゴルの高原で繁殖。冬場は中国南東部やインド、朝鮮半島に南下するが、西日本に渡ることはほとんどない。阿知須では、干拓地がまだアシ原だった一九八三年十二月、今年と同じように雪の舞う大荒れの日に確認された。
 今回は二十一日正午ごろ、公園内の野鳥観察舎に止まっているのが確認された。原田量介チーフレンジャーが至近距離まで近づいても逃げず、疲れている様子だったという。


 22年ぶりに飛来したオオノスリ(原田さん撮影)

来年1月「国際サロンinうべ」開催、参加者募集

 県国際交流協会主催の「国際サロンinうべ」が、一月二十八日に宇部市福祉会館で開かれる。外国文化講座では、留学生らを講師に招き、韓国・中国・モンゴルの旧正月について教わり、正月料理を試食しながら講師と交流する。国際活動団体を紹介する展示もあり、民族衣装を着ることができる。
 対象は中学生以上の人で、参加費は一般が七百円、賛助会員と高校生以下は五百円。申し込みは電話かファクス、メールで。氏名、年齢、住所、電話番号と、賛助会員の場合は会員番号を、県国際交流協会(電話083-925-7353、ファクス083-920-4144、メールyiea@yiea.or.jp)まで連絡すること。定員の四十人になり次第締め切る。
 展示「見て!触って!国際理解」は午前十一時から午後三時までで、入場は自由。

厚南の「大森食堂」、住民の絆も“大盛り”

 味もサービスも満点。しかし、どのグルメ本にも紹介されていないのが厚南の「大森食堂」。大森自治会(松永茂夫会長、三百世帯)が、毎月第四火曜日に自治会館で開いている地域の触れ合いの場だ。十二月で“開店”から満一周年を迎えた。
「芋煮会でもしないか」。松永会長(65)が畑でたくさん取れた芋を見て、同世代の男性会員たちに声を掛けたのがきっかけ。もともと料理が嫌いではない面々が集まり、互いの特技を生かして定期的な食事会を開くことに。それだけでは飽き足りず、調理方、洗い方、フロア長と役割分担を決め、有志八人で食堂が運営されることになった。
「大森食堂」は一周年を迎えて、固定客が三十人程度になった。ガスコンロは火力の強いタイプに買い替え、受け入れ準備は万端。一層の繁盛店に向けて「来年の米作りは二倍に増やしたい」と、メンバーの士気は高まっている。


 給仕まで男性がすべてをこなし、女性たちはお客さん(大森自治会館で)

熊野神社、迎春準備に大わらわ

 今年も残すところわずか。山陽小野田市菩提寺山の熊野神社(松田千代子宮司)では、ジャンボ門松の飾り付けなど、迎春準備が急ピッチで進められている。
 初詣でに欠かせない破魔矢、福寄せなどは約五万点を用意する予定。いずれも家内安全、商売繁盛、学業成就を願うものだけに、みこたちも心を込めて準備。えとにちなむ「いぬ土鈴」は素焼きの状態で奉納される。社務所では一つずつ絵付け、箱に収める作業が続いている。三十一日は午後二時から大はらい神事のあと、一年間の罪業を身代わりの人形にして送る形代(かたしろ)流しや、茅(ち)の輪くぐりで一年を締めくくる。


 縁起物の準備に追われるみこたち(熊野神社で)

2005年12月22日

宇部市内の公立小・中学校で終業式

 宇部市内の公立小・中学校で22日、一斉に終業式が行われた。
 小羽山小(長濱康文校長、558人)では、午前8時45分から終業式。児童の安全、健康面を考慮して、体育館ではなく、各教室でのテレビによる式に切り替えた。雪が降り、寒い中での2学期最終日となったが、子供たちは、クリスマスや正月など楽しい行事が続く冬休みに心を躍らせながら、教室や校内をきれいにして、学校を後にした。


 教室を掃除する子供たち(22日午前9時40分ごろ、小羽山小で)

22日朝、一面の銀世界

 強い冬型の気圧配置の影響で、二十二日朝は宇部市街地でも一面の銀世界となった。下関地方気象台山口宇部空港出張所では、午前九時に二センチの積雪を観測し、今冬の積雪は四回目。あす二十三日は徐々に寒さが緩み、曇りで昼前から雨か雪となる見込み。
 通勤で車を利用する人たちは、凍結や積雪した路面に細心の注意を払いながらのろのろ運転。幹線道路では渋滞が続いた。雪に困り顔の大人とは対照的に、子供たちは大はしゃぎ。岬小(磯部昭彦校長、二百二十六人)では、登校後すぐに児童が校庭に飛び出して、雪合戦や雪だるま作りを楽しんでいた。


 雪の影響で朝の渋滞が激しさを増した幹線道路(22日午前8時すぎ、神原小そばの国道490号で)

雪で遊ぶ児童(22日午前8時15分ごろ、岬小で)

2005年の宇部市10大ニュース

 宇部市は二十二日、今年の十大ニュースを発表した。各部が挙げた主な出来事の中から、特に印象に残ったものを広報広聴課が選定。豪州のニューカッスル市とは、姉妹都市提携二十五周年を迎え、相互に訪問団を派遣した。市長選は藤田忠夫さんが、宇部市政初の四選を果たし、夏の甲子園では宇部商高が二十年ぶりにベスト4に進出。秋には現代日本彫刻展が開かれ、記念会館が国の重要文化財に指定される見通しとなった。ニュース項目と選定理由、内容は次の通り。
 ▽宇部コンビナート省エネ・温室効果ガス削減研究協議会の設立(2月9日) 産学官の連携で、臨海企業群の地球温暖化対策を総合的、積極的に推進し、省エネ・温室効果ガス削減に向けての調査研究と環境分野での新規事業の展開を促進することで、地域産業の持続的発展と地域経済の活性化を図るために設立した。
 ▽宇部市・楠町合併記念第1回くすのきカントリーマラソン開催(3月20日) 合併を記念し、従来の「健康マラソン宇部全国大会」を「くすのきカントリーマラソン」として引き継ぎ、コースを楠地域に移して開催。約1800人が参加した。
 ▽市立図書館の入館者が500万人を突破(4月7日) 1992年に新図書館として現在地に開館し、2年後には100万人を突破。以降も着実に入館者が増え、今回の節目を迎えた。
 ▽宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携25周年記念行事(5月と11月) 5月にはニ市の訪問団が来宇し、25周年記念写真展などを楽しんだ。11月には、宇部市から訪問団をニ市に派遣した。行事を通して記念すべき年を共に祝い、今後の両市の発展を願った。
 ▽市長選で藤田さんが4期目の当選(6月26日) 任期満了に伴う第26代市長選で、藤田さんが4選を果たした。
 ▽第87回全国高校野球選手権大会で宇部商が20年ぶりにベスト4進出(8月) 準々決勝の日大三(西東京)戦で9回に再逆転後、勝利した「ミラクル宇部商」。準決勝では惜しくも敗れたが、選手と応援団が心を一つにする「一心野球」は多くの感動と勇気を与えた。
 ▽宇部ケミカル工場西地区で発見された不発弾を処理(9月4日) 戦後60年を経て発見された不発弾(250キロ)が陸上自衛隊や周辺住民、関係機関の協力、連携で撤去された。
 ▽第21回現代日本彫刻展開催(10月1日-11月13日) 「ときめく宇部」をテーマに常盤公園野外彫刻美術館で開催。長澤英俊さんの「メリッサの部屋」が大賞に。
 ▽記念会館を国の重要文化財指定へ-文化審議会が文部科学大臣に答申(10月28日) 同審議会は意匠的に優秀なもの、歴史的価値の高いものとして、記念会館を含む9件を重文に指定するよう大臣へ答申した。
 ▽中央町3丁目まちなか再生事業が、国土交通省の「手づくり郷土賞」を受賞(11月28日) 官民協働のまちなか再生への取り組みで、美しい街並みを実現し、人口の増加や地域の活性化につなげた点が評価された。

宇部市石炭記念館所蔵の海軍炭鉱の礎石、81年ぶり美祢市に返還

 宇部市の石炭記念館が所蔵している美祢市大嶺にあった海軍炭鉱桃ノ木坑の坑口に設置してあった礎石が二十一日、八十一年ぶりに同市に戻された。礎石には日本海軍のシンボル「サクラと錨(いかり)」のマークが刻まれている。美祢市はいったん、市役所ロビーに飾るが、JR大嶺駅跡に建設を計画している公園が完成後、この歴史的モニュメントを移す。
 石炭記念館の元運営委員だった郷土史家、浅野正策さんらが「今年は日本海海戦百周年だが、永積博士と遺族の礎石への熱い思いを考えると、海軍炭鉱ゆかりの地である美祢に返すのがいいだろう」と、宇部市と掛け合い、二つの礎石のうち永積家が保管していたものを美祢市に贈ることにした。


 美祢市に戻された炭鉱遺産の礎石を見守る関係者(宇部市の石炭記念館前で)

山陽小野田市の市民会議が新・市民祭りの提言書提出

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「市民まつり検討」部会(矢田松夫座長、二十人)は二十一日、市の一体感を醸成する新しい市民まつりに対する提言書を白井博文市長に提出した。旧市町を代表する「小野田まつり」「まつり山陽」は統合できなかったが、市民主導の「山陽小野田市民まつり」(仮称)を創出することで合意に達し「花火で始まり、花火で終わる」というコンセプトも示した。
 提言書によると、市民まつりの開催時期は十一月ごろとし、宇部市など近隣の祭りと重ならないことを前提にした。会場は、前夜祭が埴生漁港周辺、本祭が市民館周辺。厚狭川を挟み、二日間にわたって花火が打ち上げられ「大きい、長い、速い」などパワーを感じる日本一のイベントを盛り込みながら、各年齢層が参画して楽しめる内容にすることを求めている。


 提言書を読み上げる矢田座長(市役所で)

2005年12月21日

宇部新川駅前に世界初のスカイブルーと緑白色のLEDイルミ点灯

 JR宇部新川駅前の街路樹で二十日夜から、LED(発光ダイオード)イルミネーションの点灯が始まった。色はスカイブルーと緑白色で、世界初のカラー。国内企業と共に開発にこぎつけた田口常正山口大工学部教授は「ベースになっているのは知的クラスター創成事業で中心的役割を担う高輝度LEDの技術。今回は駅前だけだが、将来は地域全体の活性化につながる光にしたい」と話している。二十七日までで、点灯時間は午後五時半-午前零時。
 一見しただけだと、あちこちにあるイルミネーションと同じだが、実は世界最新技術の結晶で、地元で実施されているクラスター事業に絡む初の目に見える成果。青と緑の光が、古里の景観だけでなく未来も明るくしている。


 スカイブルーと緑白色に輝くLED(赤い光は車の後尾灯、JR宇部新川駅前で)

22日は冬至

 寒波が居座り寒い日が続く宇部地方。近年は暖冬基調だったが、今年は本来の冬らしさを感じさせる。あす22日は24節気の一つ「冬至」。北半球では1年中で昼が最も短く、夜が最も長くなる。ゆず湯に入ったり、カボチャを食べたりする風習がある。
 寒さに負けずに野球の練習に励んでいるのが少年野球の琴芝クラブ。「イチ、ニー、サン、シー」と大きな声を掛けながら体を動かしていた。雲間からのぞいた太陽に、グラウンドには子供たちの長い影法師が伸びた。「僕の方がうまくなるぞ」と、白い息を吐きながら競争していた。 


 長い影法師と一緒に練習する琴芝クラブの選手(琴芝小グラウンドで)

常盤通りの景観づくりに学生もひと役、模型で街並みのデザイン検討

 景観法に基づいた景観計画の策定が宇部市でも始まったが、常盤通りのワークショップには山口大工学部の学生も参加し、常盤通り約六百メートル区間(真締川部分を含む)の模型を使いながら、具体的な街並みデザインの検討作業を進めている。
 これまで、タウンウオッチングに加え、模型を見ながら常盤通りの魅力と課題を抽出してきた。グループごとの発表では、小型カメラを使用し、模型の中を実際に歩いているような映像を映し出して、街路樹や彫刻の位置などを検討している。今後はコンピューターを駆使し、仮想空間やアニメーションを製作する予定だ。


 常盤通りの模型を使いながら景観デザインを話し合う参加者(ファームプラザ新天町で)

精障者の社会復帰施設をつくる会が「メンタルケアーを発展させる会」に改称

 宇部市に精神障害者の社会復帰施設をつくる会(渡辺義文会長)は、会の名称を「宇部・山陽小野田の地域メンタルケアーを発展させる会」に改め、施設設立を目的とした活動に限定されない幅広い支援活動を展開していく方針を固めた。
 メンタルケアーを発展させる会では、精神障害に悩む人の自立や社会参加を支援し、関係諸団体と連携しながら市民参加の機運を高めていく。当事者や家族のニーズを発掘するためのアンケート調査、市民公開講座やボランティア養成講座の開催を予定。他団体との意見交換や施設物件の探索、募金・署名活動など、精神障害者の社会復帰施設設置に向けた活動も続けていく。

山陽小野田市総合計画策定スタート

 山陽小野田市のまちづくりの中長期的な指針となる第一次市総合計画の策定本部会議は二十日、市役所であり、白井博文市長を本部長とする全庁体制で、市民ニーズに対応した市民のための計画としてまとめていく基本方針を固めた。計画は二〇〇八年度から向こう十年間を展望したもので、〇七年九月の市議会上程を目指す。
 総合計画は市のすべての計画の最上位に位置付けられ、合併時に作成された新市建設計画の考え方を基本に、都市の将来像やまちづくりへの取り組みを体系的に整備するもの。基本構想と、具体的な施策の内容を明らかにする基本計画、財政計画との整合性を図りながら毎年度の事業を掲げる実施計画で構成される。基本計画は五年スパンの前後期に分かれ、実施計画は三カ年でのローリング方式とする。


 白井市長から辞令を受け取る副本部長の篠原宣行助役(市役所で)

2005年12月20日

宇部高生が山口大で学んだ成果を発表

宇部高理数科一年生が山口大で受講した「ハローサイエンス」の研究発表会は十九日、同高であり、二十五人が大学で習った医学や工学の講義に自分たちが調べた内容を肉付けして発表した。「自ら学ぶ姿勢をはぐくみ、実社会で必要とされるプレゼンテーション能力の向上にもつながる」と関係者は成果を喜んだ。 両校は昨年六月、生徒が理数系の科目を大学で学ぶ連携教育の協定を結んだ。その一環として夏休みに医学部や工学部で講義を受けるハローサイエンスを実施している。今年は希望者二十五人が受講し▽災害発生時の防災▽発光ダイオード▽クローン▽遺伝子組み換え技術 などを学んだ。


 「クローン」をテーマに発表する生徒(宇部高で)

山口銀行宇部支店の保存を

山口銀行宇部支店(新天町一丁目)が東側隣接地に移転新築するのに伴い、故・村野藤吾さんが設計した現支店が解体される可能性があるため、神原校区の自治会長らによる市民グループが十九日、等価交換で現支店の土地を所有した市に、三十七人分の署名と共に、保存を求める要望書を提出した。 藤田市長は「保存するには、改修が必要となり、利用するなら常駐職員の人件費をはじめとする維持管理費もかかるので、それらを上回る利益が出るものを考えなくてはならない。民間に委託することもできるが」などと述べた。 同支店は一九四〇(昭和十五)年の旧宇部銀行時代、建築界の権威、村野さんが設計。村野さんは記念会館や宇部興産ビルなど、市内で数々の建築を手掛け、宇部の都市景観の方向性を示したといわれている。


 藤田市長に山口銀行宇部支店の保存を求める亀田会長ら(右手前、市役所で)

来年4月、県立大の初代理事長兼学長に江里さん就任

 来年四月、公立大学法人となる県立大(山口市)の初代理事長兼学長に、山口大名誉教授で県立総合医療センター(旧県立中央病院、防府市)院長の江里健輔さん(66)=宇部市あすとぴあ=の就任が決まった。県が十九日、発表した。学長を兼ねるため経営と教育研究の最高責任者となる。任期は四月一日から二年間。初日に知事が任命する。
 江里さんは長門市(旧油谷町)生まれ、県立医科大(現山口大)卒。山口大助手、講師、助教授、教授、医学部付属病院長を経て二〇〇一年四月から現職。医学博士、専門は心臓血管外科。


 県立大の初代理事長・学長となる江里健輔さん

校区の防犯団体が連携した「東岐波子ども見守りネットワーク」21日発足

 犯罪から子供たちを守ろうと東岐波校区の防犯、青少年健全育成、見守りなどの団体が手を取り合った「東岐波子ども見守りネットワーク」の発足式が二十一日、東岐波小で開かれる。不審者情報などの素早い共有化や、横の連携強化によって、これまで以上に児童の安全をしっかりサポートする。
 参加するのは校区自治会連合会、校区防犯連絡所指導員協議会、校区ふれあい運動推進員会、校区こども一一〇番の家、東岐波ワンワンパトロール隊、東岐波おはよう防犯隊、老人クラブ寿会子ども安全見守り隊、東岐波郵便局セーフティーパトロール隊、東岐波小・中学校PTA、東岐波交番連絡協議会。約七百人の規模になるという。

上宇部で歳末の安全呼びかけるパレード

 上宇部校区で二十日、防犯・防火・交通安全パレードがあり、消防車両や広報車七台が国道490号など地域の道路を巡回して、歳末の安全を呼び掛けた。上宇部防犯連絡所指導員協議会(福原恒明会長)、交通安全協会上宇部分会(曲藤照明分会長代理)主催。
 出発式は上宇部ふれあいセンター前であり、福原会長が「年末の慌ただしくなる時期で、火災が特に危ぐされる。校区民に周知し、無事故無災害で年末年始を」と激励。上宇部交番(廣本光司所長)、消防団上宇部分団(黒羽孝司分団長)、校区コミュニティー推進協議会快適生活安全部(植木昭良部長)を含む関係者二十五人が車両に乗り込んだ。


 パレードに出発する車両(20日午前10時すぎ、上宇部ふれあいセンター前で)

花の海「イチゴ園」が22日プレオープン

 埴生干拓地内で整備が進められている大規模園芸農場「花の海」の観光事業の核となる「イチゴ園」が二十二日にプレオープンする。大型ハウスで二品種、約六万株を栽培。赤々と色づきはじめた果実が、来園者を待っている。今シーズンは来年五月末までの営業を予定している。直売所やレストランを備える交流拠点施設の完成を待ってグランド・オープンする。
 観光イチゴ園は幅八十二メートル、奥行き五十一メートルの大型ハウス二棟(計約八千四百平方メートル)から成る。高設ベンチ栽培と呼ばれる棚に植えてあり、しゃがまずにイチゴ摘みが楽しめる。栽培品種は、大玉でこくのある「ベニホッペ」と、糖度が高くビタミンCが豊富な「サチノカ」の二種。
 営業時間は、土・日曜日が午前九時から、平日が午前九時半からで、いずれも午後六時(受け付けは五時)まで。木曜日が定休日。食べ放題料金は、大人(中学生以上)が千四百円、小学生が千円、三歳以上の幼児が五百円。持ち帰りは、詰め放題(二パック程度の容量)が千円。予約制は採用していないが、一日五百人程度までの入場制限制を敷いており、寒波の影響で生育がやや遅れ気味になっていることもあり、希望者は同園(電話79-0130)に事前確認を。


 赤く色付いたイチゴ(花の海で)

2005年12月19日

厳しい寒波到来

厳しい寒波の影響で、宇部市は十八日、この冬一番の寒さとなる氷点下四・四度(午前零時、市防災課調べ)を観測。沿岸部も積雪し、午前中いっぱいは航空機の欠航や高速自動車道の通行止めなど、交通に支障が出た。 下関地方気象台によると、西日本にも上空約五〇〇〇㍍に氷点下三三度以下の強い寒気が流れ込んだ。積雪は徳地の四十八㌢を最高に、平野部でも観測された。 道路凍結によるスリップ事故も相次いだ。宇部警察署によると、十七日午後五時から十八日午前八時半までに十四件の物損事故が発生。いずれも積雪・凍結に起因したものという。転倒などで、救急車で搬送された事例は十八日中に三件(市消防本部調べ)あった。 山陽自動車道宇部下関線は、十七日午後十一時三分から段階的に通行止めになったが、十八日午前十一時五十八分に解除された。JR宇部線は、接続の関係で最大十分程度の遅れ(JR宇部新川駅調べ)が出た。


 沿岸の国道190号も凍結し、のろのろ運転が続いた(亀浦で)

雪だるまを作って遊ぶ子供たち(常盤台団地で)

厚東でそば打ち体験

文部科学省の委託事業「厚東子ども教室・ひだまり」を運営している「ひだまり運営協議会」(原田?会長)は十八日、厚東ふれあいセンターで、小学生と保護者五十人を対象に、そば打ち体験を兼ねた収穫祭を開いた。


 そば打ちに挑戦する子供たち(厚東ふれあいセンターで)

巨大ツリー登場

宇部市浜町二丁目の地域コミュニティースペース「ふぁみらんど」で十八日、クリスマスファンタジーが開かれ、広場中央に設置された高さ十四㍍の巨大ツリーのイルミネーションが、打ち上げ花火と共に点灯された。 ツリーは、ドイツトウヒの木に四千個の電球や飾りを付けたもの。昨年に続いて二回目で、三日がかりで設置した。来年一月九日まで毎日午後五時から十一時まで点灯し、三十分ごとに音楽を奏でる。周囲の介護老人保健施設や生活支援ハウスの入り口もイルミネーションで飾っている。


 打ち上げ花火をバックに点灯された巨大ツリー(浜町のふぁみらんどで)

クリスマス商戦熱気

歳暮商戦に続いて、クリスマス商戦が本格化し、玩具店やショッピングセンターの特設コーナーは、にぎわいを増している。フジグラン宇部の玩具コーナーも十八日、家族連れの姿が目立った。同店によると、土日・祝日の“サンタさん”は子供たちの夢を壊さないため下見が中心で、購入が本格化するのは十九日以降だという。 フジグランでの一番人気は、携帯型ゲーム機の本体とソフト。ソフトは十一月から今月上旬にかけて発売された人気キャラクターものが、よく売れている。


 ジングルベルの響きとともに、にぎわいを増しているフジグラン宇部の玩具コーナー

山陽小野田市の市章決まる

山陽小野田市は十九日、市章デザインの選考結果を発表した。市民投票の最多得票(最優秀賞)は、宇部市東岐波岐波のグラフィックデザイナー、小川幸三さん(55)の作品。市はこれを基にマークの角度や色合いなどを調整する。市名が再検討される間、一時募集を中断していたが、新市の一体感を醸成するためのシンボルマークがようやく決まった。 「心豊かで潤いと活力に満ち、自然と共生した住み良いまち」という都市像にふさわしいデザインを公募し、全国から千二百四十二点が寄せられた。選定委員会で絞り込んだ十二点から類似調査(意匠登録など)を経て最終候補三点を選んだ。先月下旬から八日までに、専用の投票箱、はがき、ファクス、インターネットによる市民投票を行い、千四百三十三票が寄せられた。


 市章に決まった小川さんの作品

2005年12月17日

初の西岐波収穫祭り大盛況

 第一回西岐波収穫祭りは十七日、JA山口宇部西岐波支所駐車場で開かれ、悪天候にもかかわらず地元で取れた新鮮野菜やミカンを買い求める人でにぎわった。
 寒波の襲来で時折、みぞれ交じりの強風が吹くあいにくの天候だったが、午前九時の開店前から客が訪れ品定め。ダイコン一本五十-七十円、ミズナ一束五十円、ハナッコリー一束六十円、もち米一・五キロが六百円など、スーパーはもちろん、他の朝市と比べても格安で販売された。「他の産地のものより甘い」と評判の西岐波みかんも、三キロ入り五百円が飛ぶように売れていた。


 新鮮な地元野菜を買い求める客(17日午前9時、JA山口宇部西岐波支所駐車場で)

脳性まひ乗り越え大島さんが4年ぶりの絵画展

 宇部美術研究所に通う大島賢三さん(31)=小串=の絵画展が、二十一日から二十五日まで文化会館で開かれる。脳性まひを乗り越えて四年ぶりに開く個展で、大島さんは「作品を通して生きている幸せを伝えたい」と話している。
 幼児期に脳性まひを患い、宇部養護学校を卒業後、和菓子店「いのくま」に勤務。兄の勧めで十一年前から同研究所に通っており、今は描くことが何よりの喜びだ。
「作品を見に来てくれた人の、いろんな意見を聞いてみたい」と大島さん。開場時間は午前九時(初日は午後一時)から午後六時まで。


 個展を開く大島さん

出品作の「ポケモンバルーン」

広福寺・小川住職がCD発売記念し、4年ぶりに大晦日ライブ

 宇部市中山の広福寺(中山観音)で、大みそかの三十一日午後九時半からロックコンサート「ライブ・イン・ナカヤマ」が開かれる。エレキギターを演奏して歌うのは小川敬史住職(37)。自作のCD「蛇目(へびめ)」の制作・発売を記念し、四年ぶりのイベントとして復活した。入場無料。
 小川住職は九七年に仏門に入る以前、プロのバンドでドラマーやギタリストとして活躍していた。作曲も手掛け、高校時代から書きためた曲は二十数曲。現在も時折、アマチュアバンドの一員としてライブハウスのステージに立つが、ソロ演奏が楽しめるのはここだけ。
 午後十一時半からは、参拝者が順番に除夜の鐘を突く。接待も予定されている。


 自作CD「蛇目」のジャケットを持つ小川住職(広福寺で)

琴芝校区で犯罪や事故防止を呼びかけるパレード

 琴芝防犯連絡所指導員協議会(石川康雄会長)は十七日、平穏な年末年始を願って、犯罪や事故の防止などを呼び掛ける「防犯・防災・交通安全パレード」を校区一円で行った。広報車両などを使い、放送を流して注意を喚起した。
 パレードには地域住民や宇部署員ら二十人と車両七台が協力。参加者は、琴芝ふれあいセンターを出発して「交通ルールを守ろう」「火の用心」などとPRしながら校区内約十キロを一周した。


 車両に乗り込みパレードに出発する参加者(琴芝ふれあいセンターで)

県内で死亡事故多発、今月9件11人が犠牲

 十二月に入り、県内では死亡事故が多発、十五日間で九件十一人が犠牲となっている。年の瀬、正月を控え県警交通企画課では「明るい正月を」と、安全運転を呼び掛けている。
 死亡事故は、前年同期間に比べ三件五人も増加。事故の特徴は▽薄暮や深夜が合わせて七人▽対向車線はみ出しで正面衝突が六人、うち二人はトンネル内の事故▽凍結路面でのスリップ事故は二件二人。スピードの出し過ぎで、凍結した橋上でハンドル操作を誤った。積雪、凍結による事故(五日、十二-十五日)は百八十五件で、うち人身四件、物損百八十一件だった。
 今年の死亡事故は十五日までに百三件で百十三人が亡くなっている。前年同期より四件十一人上回っている。

津布田小児童と地域住民が清掃活動

 津布田小(磯部吉秀校長、七十一人)は十六日、清掃活動を実施し、地域住民と一緒に学校周辺のごみを拾って歩いた。
 国道190号のほか、津布田八幡宮までの通学路も手分けして歩き、心無い人によって汚されたふるさとの町をきれいにした。たばこの吸い殻や空き缶が多く、中には弁当の空箱や軍手といったものも。集めたごみは、それぞれ分別した。
 藤野洋平委員長(六年)は「思っていたよりごみが多く、この活動を続けていかなければならないと感じた。ポイ捨ては、しないでほしい」と話した。


 ごみを拾って歩く児童たち(津布田小周辺で)

2005年12月16日

クリスマスに最適とポインセチア人気

 もうすぐクリスマス。屋外では至る所でイルミネーションが輝いているが、生花店では、赤と緑の調和がきれいなポインセチアが、ひときわ目を引いている。欧州では「クリスマスフラワー」とも呼ばれ、この時期には、定番のシクラメンと人気を二分する存在だ。
 宇部市中央町三丁目の「エバー・グリーン」本店(鈴木友香店長)では、定番のレッドスター、変わった形のウィンターローズなど、六品種を用意。主流は一鉢五百-二千円で、部屋に置くだけで手軽にクリスマス気分が味わえると、若い世代を中心に人気を集めている。


 クリスマスにと、ポインセチアを眺める市民(中央町のエバー・グリーンで)

国勢調査速報値、宇部市の人口は17万8952人、世帯規模は2.51人

 宇部市は十五日、十月一日現在で実施した国勢調査の速報値を発表した。人口は十七万八千九百五十二人で、五年前の前回調査(旧楠町を含む)より三千七十九人(1・72%)減少。一方、世帯数は千二百八十八世帯(1・84%)増えて、七万一千二百八十八世帯となった。単身世帯の増加で、世帯規模(一世帯当たりの平均人数)は2・51人に縮小。男女比は、男性の方が約一割少ない。
 市の面積は二百八十七・七平方キロ、人口密度は一平方キロ当たり六百二十二人。校区別で見ると、人口が最も多いのは上宇部の一万五千七百七十一人。続く西岐波、東岐波、恩田、琴芝、藤山、厚南の計七校区で、一万人を超えている。逆に少ないのは九百四十一人の吉部で、上宇部の約十七分の一。前回の二〇〇〇年と比べ、人口が増加したのは七校区だけ。新興住宅地の影響で川上が七百六十九人(11・92%)増え、マンションや市営住宅ができた鵜の島も四百四十人(9・99%)伸びた。黒石、東岐波、藤山、二俣瀬、新川も増えた。逆に、万倉、吉部、神原、小野は大幅に減少した。


 

山口大新学長に丸本さん、来年5月就任

 国立大学法人山口大学長選考会議(牛見正彦議長、十四人)は十五日、山口市の同大本部で開いた選考会議で、次期学長に丸本卓哉副学長(63)を選んだ。記者会見した丸本副学長は「国公立、私立を問わず、大学間競争は厳しくなっており、今や学生が大学を選択する時代。教育力の充実などを通して魅力ある大学づくりを目指したい」と抱負を語った。
 丸本副学長は一九四二年、福岡県北九州市生まれ。七二年、九州大大学院農学研究科修士課程を修了。七三年に山大農学部助手、九一年から教授。九六年から二年間、農学部長を歴任。二〇〇二年に山大副学長。法人化した〇四年から理事、副学長、山大教育機構機構長を務めている。専門は土壌生化学、土壌微生物学。


 記者会見で抱負を語る丸本副学長(山口市の山大本部で)

山銀宇部支店が起工、来秋完成

 山口銀行宇部支店(財満寛支店長)の移転・新築工事の起工式が十六日、現店舗東側に位置する新天町一丁目の現地で行われた。完成は来年秋。ロビーをはじめ店内や駐車場が現在よりも大幅に広げられ、利便性が向上する。
 工事は築後六十六年が経過した建物の老朽・狭あい化に伴うもの。移転先の敷地面積は約三千三百六平方メートル。新店舗は鉄骨造り三階建て、延べ床面積は約三千三百六十五平方メートル。縦方向を強調したデザインで、ガラスを多用し、市街地中心部にふさわしい重みのある外観となっている。太陽光発電を採用し、彫刻を設置する。
 敷地面積、建物の延べ床面積とも約一・五倍に増大。駐車スペースは二十二台分増え、五十二台分になる。店内外とも、これまでよりも広々とした空間になる。


 新しい宇部支店の完成予想図

工事の安全を祈る関係者(16日午前11時すぎ、新天町1丁目で)

山陽小野田市広報に来年2月分から企業広告欄

 山陽小野田市は、月二回発行している「広報さんようおのだ」に民間企業などの有料広告を掲載する。危機的な財政状況を乗り切るため、広告収入を財源に充てようというもので、一月一日号で告知し、二月一日号から広告欄を設ける。二万六千を超える市内の大半の世帯に配られる媒体だけに、商品の紹介や売買、募集などのPR効果が期待される。
 広告は、ページの最下段に、一段(縦六・一センチ、横十八・二センチ)か半段(縦六・一センチ、横八・一センチ)の大きさで掲載する。編集記事との差別化を図るため「広告」の表示を入れる。価格は一段が四万円、半段が二万円。同窓会の告知など、営利を目的としない生活情報は半額。一段の広告が毎号掲載されると、年間で百万円の広告収入になる。
 希望者は、発行日(一日、十五日)の二十日前までに、掲載申込書と、デジタルデータの原稿を記録したMO(光磁気ディスク)を、企画広報課長に提出する。


 有料広告が入った「広報さんようおのだ」の見本

2005年12月15日

15日から年賀状受け付け開始、宇部さゆり園児がにぎやかにセレモニー

 年賀状の受け付けが十五日から始まった。宇部郵便局(高野義和局長)では、宇部さゆり幼稚園(フランシスカ・ドラド・ウルタド園長)の年長児四十人を招いて、受け付け開始のセレモニーを行い、市民に早めの投かんを呼び掛けた。師走も残り半分。年の瀬に向かって慌ただしさが増す。
 セレモニーでは、園児を代表して、吉岡拓郎ちゃんと片山朋果ちゃんが特設ポストに年賀状を入れ、全員でハンドベルや鈴、ハーモニカを演奏しながら、聖歌を披露。最後に「年賀状はお早めに」と唱和した。
 特設ポストは局内のロビーに設置。郵便番号の自動読み取り区分機を生かすため「方面別に分けずに、輪ゴムでまとめて出してほしい」と話している。二十四日までの投かん分は、確実に元日に配達できる。


 特設ポストに年賀状を入れる園児ら(15日午前9時ごろ、宇部郵便局で)

15日、原中央幼稚園でクリスマス音楽発表会

 原中央幼稚園(本田美智子園長)で十五日、クリスマス音楽発表会が開かれた。色画用紙のサンタクロースで飾られた舞台で、子供たちが練習を重ねてきた歌や合奏を元気いっぱいに披露した。
 ばら組(年少)の「夢見るクリスマス」の歌で幕開け。たんぽぽ組(年中)は、マラカスやトライアングルなどで「ミッキーマウス・マーチ」を演奏。タンバリン担当の子供たちが、時々頭の上高くで楽器を鳴らすパフォーマンスに、大きな拍手が起きていた。ほし組(年長)は「マツケンサンバⅡ」の合奏で、音楽会を盛り上げた。
 クリスマス発表会は十六日にも開かれる。


 「ミッキーマウス・マーチ」を演奏するたんぽぽ組(15日午前10時半、原中央幼稚園で)

市民施設見学会で浄水場見学や廃油からのせっけん作りを体験

 市政に対する認識を深めてもらおうと、宇部市は十五日、市民施設見学会を開いた。五十三歳から八十七歳までの二十三人が参加し、生活に密着したごみ処理施設や浄水場を見学。今回初めて産業観光施設をコースに取り入れ、宇部蒲鉾と永山本家酒造場も回った。
 リサイクルプラザでは、廃油からのせっけん作りを体験。市消費者の会の木村幸江さんと木嶋礼子さんの指導で、一斗缶に水とカセイソーダを入れ、てんぷら油を加えて棒で三、四十分かき混ぜ、容器に流し込んだ。本来は乾燥までに一カ月かかるが、代わりに既にできたせっけんを土産にもらい、喜んでいた。


 廃油などの液をかき混ぜてせっけんを作る参加者(15日午前10時20分、リサイクルプラザで)

楠で初のエコ生産者大会、「エコ50米」の販売対策など協議

 楠地域を中心にした「エコ50米」の生産拡大を目指して、JA山口宇部(吉本正夫組合長)主催による初の楠地区エコ生産者大会が十四日、万倉ふれあいセンターであり、関係者四十人が今年度の生産実績を踏まえ、販売対策などを協議した。「エコ50米」は化学肥料や農薬を50%以上削減した栽培米。
 楠地区は、万倉宮尾、吉部今小野など四地区をモデルに、今年度から「エコ50米」の作付けに取り組んだ。四地区で三十九戸が参加し、全作付け面積五十五・五ヘクタールに対して十九・五ヘクタールで実施した。宇部・山陽小野田・阿知須の全管内では、約三十ヘクタールでコシヒカリ、ヒノヒカリ、ひとめぼれを計八十三トン集荷した。
 販売対策に関して、本所の藤永雅則課長は「独自に適正な価格で売り込むためには、二百トン規模の生産が必要」と、二倍以上の取り組みが求められるとの認識を示した。「計画外の流通があると市場価格が乱れ、価格交渉が遅れる」と、全量集荷の協力も要請した。


 生産者に、より一層の生産拡大を求める藤永課長(万倉ふれあいセンターで)

県内身体・知的障害者の雇用状況、民間企業は前年比0.03ポイント減の2.08%

 厚生労働省山口労働局は十四日、県内の身体障害者、知的障害者の雇用状況(六月一日現在)を発表した。民間企業は2.08%で、前年より0.03ポイント下がった。企業規模別では五百-九百九十九人で0.18ポイント、産業別では医療、福祉が0.10ポイント前年より上昇したが、建設業、製造業、運輸、情報通信業、金融・保険、飲食店・宿泊業、教育、サービス業などは軒並み低下した。
 法定雇用率は1.8%で、県内に本社がある常用労働者五十六人以上の企業六百七十三社に適用されている。雇用されている障害者数は二千五百三十七人で 前年より九社、四十三人減っている。全国雇用率は法定雇用率を下回る1.49%。

山陽小野田市が組合に給与1割カット提示

 山陽小野田市が職員給与の10%カットを打ち出し、四つの職員組合に交渉を申し入れていることが十四日までに分かった。財政状況が破たんにひんし、来年度の予算編成も危ぶまれており、赤字再建団体への転落を回避するためにも職員に協力を求める方針だ。
 職員組合、現業職員と病院職員の労働評議会に提示したのは、給与月額の10%引き下げ。管理職組合には課長級以上の管理職手当の50%削減、課長補佐、係長級に対する管理職手当の廃止。併せて県内出張に関する日当の廃止。このほかにも見直しは多岐にわたっている。これから団体交渉は本格化するが、執行部では来年度から導入し、六-七億円の歳出抑制を図ろうという考えだ。

2005年12月14日

琴崎八幡宮で迎春準備着々

 日増しに迎春ムードが色濃くなる中、神社では初詣でに向けた準備が着々と整い始めている。宇部市上宇部の琴崎八幡宮(白石正典宮司)では、破魔矢やえとの土鈴などの縁起物が次々と入荷され、社務所の一室には段ボールが山のように積まれている。
 同八幡宮では破魔矢や鏑(かぶら)矢、夢矢など約七千本を用意。くま手、えとの土鈴や置物などの縁起物を含めると一万点を超える。
 白石宮司は「たくさんの市民や帰省客に参拝してもらいたい。海外旅行や温泉旅行、液晶テレビなどが当たる招運初夢くじも企画している」と話していた。


 破魔矢の整理をして迎春準備を進める神職(琴崎八幡宮で)

「食の街」目指す中央町3丁目第1地区でテナント募集中

 区画整理手法で中心市街地の再生に取り組んでいる宇部市中央町三丁目地区で、既に整備を終えた第一地区では、地元の意向を踏まえ「食の街」をテーマに、にぎわいの創出を目指している。整備を進める宇部商工会議所TMOでは、テナント三件、三区画の売・貸地への飲食関係の出店者を募集している。
 テナントは百十四平方メートル、六十七・五平方メートル、五十六・八平方メートルの三件。賃料は三・三平方メートル五千円で計算する。土地は売り地が百九十三・七四平方メートルと六十五・一平方メートル。貸地が四百五・五九平方メートル。販売価格や賃料は相談に応じる。
 問い合わせは、宇部商議所TMO(電話31-0251)へ。


 「食の街」を目指す中央町3丁目地区

可燃ごみの指定袋制導入丸3年、今年は年間3950トン減

 宇部市では二〇〇二年十一月から、月・水・金曜日の燃やせるごみに指定袋制を導入し、丸三年が経過した。リバウンドに悩む自治体も多い中、三年目は最も減量化が進み、導入前と比べて年間で三千九百五十トン、12・21%(楠地域を除く)少なくなった。市では今後も啓発に力を入れ、資源ごみの分別徹底と、生ごみの水切りで、高いレベルでの減量効果継続を目指す。
 これからは年末の大掃除でごみの出やすい季節。月一回の収集日を逃しても、市内には新町と黒石に二十四時間の資源ごみ拠点回収施設がある(十二月二十九日正午-一月四日午前九時は閉場)。環境保全センターへの直接搬入も可能。①資源物(分別された瓶・缶、ペットボトル、古紙、プラスチック製容器包装、紙製容器包装)②不燃物③燃やせるごみ-で、いずれも十キロまでは無料(一日一回限り)。十キロを超えても手数料は、百キロ未満なら①が三百五十円、②と③は五百円(十二月三十日-一月三日は休み)。


 

新川32区自治会で17日初Xマスパーティー

 新川三十二区自治会(甲斐国文会長)は、十七日午後三時から初めてのクリスマスパーティーを開く。四月の花見、七月の納涼祭に続く、地域コミュニティー活動の第三弾。今回は太陽家具「アンビエンテ」一階に特設ステージを設置し、ミニコンサートを開くほか、近く入居業者を公募する貸店舗「パティオさくら」で食べ物バザーを開催する。
 同自治会ではクリスマス気分を盛り上げるため、近くパティオさくらの屋上に、高さ二・五メートルのクリスマスツリー二本を設置する計画。「納涼祭では地元住民以外の買い物客や市民に寄ってもらった。今回もぜひ多くの市民とクリスマスを楽しみたい」と関係者は話した。 

宇部フロンティア大が社会人学生募集

 宇部フロンティア大は、働きながら学ぶ長期履修学生の来春の入学生(第四期生)を募集している。大学(四年制)の卒業資格が与えられるほか、社会福祉士の受験資格を取得したり、臨床心理士への道が開けたりする。
 入学検定料は二万五千円。入学料は二十五万円だが、今回は特別に免除する。授業料は、一単位当たり二万円。卒業に必要な単位は百二十六単位で、二百五十二万円が必要となる(百二十六単位以上の授業料は追加徴収しない)。公的な奨学金を受けることもできる。
 入学希望者は、修業年限や希望モデルなどを話し合う三回の面談を行って入学を決定。制度について紹介する個別説明会は十七日、来年一月十四日、二十一日(午前十時―正午、午後一時―三時)に同大であり、その後、面接に進む。これ以外の日程も受け付ける。
 問い合わせは同大入試広報課(電話38―0511)へ。

改善計画中の山陽オート、赤字決算なら民間委託も

 十億円を超える累積赤字を抱え、収支改善計画に取り組んでいる山陽オートレース事業の存廃が注目されているが、市議会一般質問最終日の十三日、白井博文市長は「単年度赤字を出せば、事業所を閉鎖する考えを現場サイドに伝えている。市民の意見を集約し、その後で清算手続きに入るか、営業に関するリスク負担を一切負わない形で他企業に経営を委ねるか模索したい」という考えを示した。
  オートの赤字は市の一般会計にも影響してくるだけに、極めて重要な政治判断が近づいている。廃止が提言された浜松場や上部団体の統合が伝えられるオート業界の実情を踏まえ、白井市長は将来予測に「民間委託」という新たな選択肢を加えた。山田伸幸議員(共産)の質問に答えた。

2005年12月13日

氷点下0.2度観測、今季一番の冷え込み

 強い冬型の気圧配置が続き、宇部市では13日、今季一番の冷え込みとなる氷点下0.2度(午前7時、市防災課調べ)を観測した。市街地でも民家の屋根や車のフロントガラスに雪が積もり、午前中は降ったり、やんだりの天候となった。徒歩や自転車で通勤・通学する人たちは、防寒対策をしっかりして、足早に目的地へ向かっていた。
 下関地方気象台山口宇部空港出張所によると、市内では5日に続いて13日も1センチの積雪を観測。強い冬型の気圧配置は14日も続く見込みで、曇り時々雪の予報。積雪や路面凍結による交通障害、強風や高波などに注意を呼び掛けている。


 雪の舞う中を目的地へ急ぐ人(13日午前9時すぎ、松山通りで)

山口国体プール基本計画に県内初の室内温水公認50メートルプール

 二〇一一年の二巡目山口国体水泳競技で、県は山口市阿知須の県立きららスポーツ交流公園に建設するプールの整備基本計画・素案を十二日、県議会文教警察委員会(畑原基成委員長、九人)に示した。県内初の屋内温水公認五十メートルプールで、競泳、シンクロナイズドスイミング、水球会場となる。飛び込み用プールは国体後の需要が見込まれないことなどから見送り、県外開催を予定している。
 五十メートル十コースのプールと二十五メートル八コース(公認なし)のサブプール、幼児用プール、一般も利用できるトレーニング施設を設ける。メーンの五十メートルプールは水深二・五メートル。可動壁で国内公認の二十五メートル十コースのプールにもなる。可動床のため浅くもできる。観客席は固定千二百席、仮設八百席。大型電光表示板・競技処理システムを採用する。


 水泳プールのイメージ

設置場所

男子プロゴルフツアー初優勝の広田プロ、祝賀会に180人

 六月に兵庫県で行われた男子プロゴルフツアー、マンダムルシードよみうりオープンで初優勝を飾った宇部市藤山中山の広田悟プロ(32)の祝賀会は十二日、宇部72カントリークラブ江畑池コースクラブハウスで開かれた。プロ仲間や地元関係者百八十人が出席し、広田プロの快挙をたたえるとともに、一層の飛躍に期待を寄せた。
 広田プロは、一九七三年六月九日生まれ。厚南中卒。十三歳からゴルフを始め、九五年にプロテストに合格。二〇〇三年にシード選手になり、二度目のシードとなった今年はツアー初優勝を達成するなど大活躍し、賞金ランキング三十位に食い込んだ。


 花束を受け取る広田プロ(宇部72CC江畑池コースクラブハウスで)

歳末助け合い展の浄財106万7288円を贈呈

 第四十八回歳末助け合い展(宇部市社会福祉協議会、宇部文化連盟、市婦人会協議会、宇部日報社主催)の浄財贈呈式が十二日、福祉会館であった。主催四団体の代表者が出席し、県共同募金会宇部支会の藤田昭一支会長に収益金の全額百六万七千二百八十八円を寄付した。


 藤田支会長に目録を手渡す天根実行委員長(右、福祉会館で)

日本学士院会員に免疫分野で世界的権威の本庶さん

 日本学士院は十二日、宇部市出身の京都大大学院特任教授、本庶佑(ほんじょ・たすく)さん(63)ら八人を新会員に選出した。本庶さんは、免疫分野における世界的権威として知られており、数々の研究成果が評価された。「今後は一会員として、これまで以上に後進の育成、他分野の研究者の支援に努力したい」と話している。
 本庶さんは一九四二年一月、京都市生まれ。神原小・中、宇部高時代を市内で過ごした。宇部については「青春時代の思い出とともにある懐かしい場所」で、現在も年一回以上は訪れる機会があると言う。京都大医学部卒。専門は分子生物学・免疫学で、免疫システムにおいて、病原体を認識して排除する抗体を作る仕組みを解明した。

白井市長、山陽市民病院の医師確保に議会支援要請

 山陽小野田市の山陽市民病院で医師不足が深刻化している。新市で病院事業を引き継いだが、これまでに定年一人を含む五人が退職し、当初十二人だった常勤医は七人に減り、年内にも一人が欠ける。市議会一般質問三日目の十二日、白井博文市長は「医師が確保できるかどうかに尽きる。能力や“つて”にも限界がある。行政にげたを預けるだけでなく、手伝ってほしい」と議会に対して支援を訴えた。

2005年12月12日

年末・正月用品求める買い物客で農業まつり大盛況

 JA山口宇部の第十一回農業まつりが十一日、宇部市川上の同本所であり、新鮮野菜や果物、漬物、乾物など年末・正月用の商品を求める大勢の買い物客でにぎわった。もちまきや乳牛の乳搾り体験、バザー会場は黒山の人だかりとなり、歳末の祭りを盛り上げた。
 屋内では農産物や花きの展示、JA女性部の手芸品、陶芸教室の作品展、営農相談など多彩な催しが繰り広げられた。台唐(だいがら)を使ったもちつき、ビンゴゲーム、マジックショーなどのイベントも人気を集めた。


 新鮮な野菜や果物を買い求める市民で大にぎわいだった農業まつり(川上のJA山口宇部本所で)

川上中で親子もちつき大会

 川上中(山根幹男校長、二百六十一人)のPTAで構成するおやじ軍団(森山博教団長)の親子もちつき大会は十一日、同校で開かれた。日曜日を通常授業日とする学校と地域が連携したイベントで、全校生徒がもちつきを体験した。生徒、保護者、地域住民、教職員が一緒になって触れ合いを深め、活力ある学校にしようと、日曜日を利用して毎年開催。
 生徒の授業中、保護者ら地域住民四十人が七十キロ分のもち米を蒸すなど準備を整えた。生徒たちは授業を終えると、続々と中庭に集まり、指導を受けながら、各学年のクラスごとに「よいしょ、よいしょ」と力を込めて、もちをついた。


 もちつきを楽しむ生徒たち(川上中で)

デパートのギフトコーナーにぎわう

 官公庁や民間企業の多くにボーナスが支給され、初めての週末となった十日、デパートや大型ショッピングセンターのギフトコーナーは、日ごろからお世話になっている人に感謝の気持ちを贈ろうと、大勢の市民でにぎわった。
 宇部井筒屋は、先月十九日から四階特設コーナーにギフトセンターを開設。ビール、ハム、サラダ油、菓子などの定番をはじめ、海産物、果物といった産地直送品など千二百五十点を展示。売れ筋は三千-五千円でビールやハムが人気を集めている。


 歳暮を選ぶ市民ら(宇部井筒屋で)

ファミサポが開設10周年記念祝いイベント

 宇部ファミリーサポートセンター(古谷國光所長)の開設十周年を記念する全体交流会は十日、市男女共同参画センターで開かれた。幼児と小学生を中心に、親子三百二十一人が参加。事例発表などを通して、会員相互の協力体制の充実を誓い合った。
 交流会では、市内で活躍する南京玉すだれのグループ・道楽座が楽しいショーを披露。釣りざおや橋の形ができ上がるたびに、子供たちの元気な歓声が上がった。サンタさんが登場してプレゼントを配る場面もあり、盛り上がった。


 南京玉すだれのショーにくぎ付けの子供たち(市男女共同参画センターで)

障害者自作の自助具展に300人

 障害者や家族が手掛けた自助具を集めた「暮らし改善アイデア公開広場」が十日、宇部市シルバーふれあいセンターで初めて開かれた。
 日々の生活を快適にするため、工夫を重ねて作り上げた便利なアイテムがずらり。会場には約三百人が訪れ、製作者から直接話を聞いたり、実演を見たりして、参考にした。
 自分なりに工夫した道具を使っている障害者が多いことを知った市障害者ケア協議会(河合伸也会長)の身体障害部会が「アイデア品を一堂に集めて、披露できる場を」と企画。関係者に呼び掛け、改造したスプーンや携帯便座、車いすなど、実生活で使っている三十点を紹介した。


 知恵を絞った自助具が並ぶ会場(市シルバーふれあいセンターで)

全国高校家庭クラブコンクールで持田さん(厚狭高1年)が最優秀賞

 厚狭高(八幡フミエ校長、五百六十四人)の服飾文化科一年、持田あつきさんが、全国高校家庭クラブ連盟のアイデアコンクールで最優秀賞を受賞した。祖母への思いやりからひらめいたリサイクル品が、高く評価された。
 持田さんの発明品は、ナイロン製の買い物袋と、車のハンドルカバーなどを使用した保冷パックの二つ。隣に住む祖母(70)が、重たそうな荷物を持って買い物から歩いて帰ってくるのを見て、「少しでも楽にしてあげたい」と思ったのが製作のきっかけ。持田さんは「最優秀賞の実感は無いが、周りから褒められるとうれしい。おばあちゃんは、特に坂道を登るのが楽になったと、喜んでくれています」と話した。

持田さん(厚狭高1年)がアイデアコンクールで最優秀賞

 厚狭高(八幡フミエ校長、五百六十四人)の服飾文化科一年、持田あつきさんが、全国高校家庭クラブ連盟のアイデアコンクールで最優秀賞を受賞した。祖母への思いやりからひらめいたリサイクル品が、高く評価された。
 持田さんの発明品は、ナイロン製の買い物袋と、車のハンドルカバーなどを使用した保冷パックの二つ。隣に住む祖母(70)が、重たそうな荷物を持って買い物から歩いて帰ってくるのを見て、「少しでも楽にしてあげたい」と思ったのが製作のきっかけ。持田さんは「最優秀賞の実感は無いが、周りから褒められるとうれしい。おばあちゃんは、特に坂道を登るのが楽になったと、喜んでくれています」と話した。


 コンクールで最優秀賞を受賞した持田さん(厚狭高で)

2005年12月10日

宇部車海老養殖場で出荷最盛期

宇部車海老養殖場(青木昭男場長、東岐波丸尾)は今、歳暮や正月用のクルマエビの出荷で大忙し。一日百㌔程度の出荷量だが、二十日すぎにはピークを迎え、五百―千㌔近くを発送する。 同養殖場は、紫外線で殺菌した海水を張った養殖場(約三万二千平方㍍、水深一㍍)に、六十万匹以上のクルマエビを育てている。早いものは九月下旬から出荷している。 日中は砂の中に潜っているクルマエビだが、夜になると活発に動き出す。大きいもので体長二〇㌢まで成長。独特のしま模様が自然の造形美を感じさせる。


 生きのよいクルマエビの出荷風景(宇部車海老養殖場で)

新川完成時の標柱とプレート設置

今から約二百年前に新川(真締川下流部)が完成したころの河口付近に十日、史跡標柱とプレートが設置された。神原校区子ども委員会(渡壁幸一郎会長)がシリーズで開講した講座「昔の神原ウオッチング」の一環。受講生とボランティア三十人が参加し、当時の郷土の姿に思いをはせた。


 標柱を建てる子供たち(10日午前10時すぎ、真締川公園で)

校区母推が親子クリスマスイベント

藤山母子保健推進協議会が企画した「母と子のクリスマス会」は九日、藤山ふれあいセンターであり、四十家族約百人が音楽演奏やサンタクロースとの記念撮影を楽しんだ。 乳幼児と保護者を対象に毎年、開いているクリスマス会。今回は宇部近郷を中心に活動している弦楽器グループ「アンサンブル・ドルチェ」を招き、ミニコンサートを開いた。バイオリン、ビオラ、チェロで構成。「ジングルベル」などクリスマスにちなんだ曲を中心に演奏し、弦楽器の甘いハーモニーが会場を包み込んだ。 岬校区母子保健推進員(藤本京子代表、七人)の「こどものつどい」は九日、岬ふれあいセンターであり、手遊びや人形劇を通じて、親子四十人がクリスマスの雰囲気を楽しんだ。


 演奏するアンサンブル・ドルチェのメンバー(藤山ふれあいセンターで)

人形劇を楽しむ親子ら(岬ふれあいセンターで)

第三回日本予防医学会学術総会

「生活習慣病、そのリスクと予防」をメーンテーマにした第三回日本予防医学会学術総会は十日、宇部全日空ホテルで始まり、全国から参加した研究者ら約三百人が最新の予防医学について発表や意見交換をした。十日の開会行事では大会長の荻野景規金沢大医学部教授が「けさの新聞でも医療費の抑制に関する記事が掲載されていたが、本人の健康維持はもちろん、財源的にも予防医学の必要性が大きくなっている。予防のメカニズムをさまざまな角度から探ろう」とあいさつした。


 予防医学の必要性を訴える荻野大会長(10日午前9時半、宇部全日空ホテルで)

山陽小野田市の機能強化へ検討委

山陽小野田市は、合併に伴う職員の大幅減で、窓口サービスなどに支障を来たしている山陽総合事務所の機能を強化するため、篠原宣行助役を本部長とする検討委員会を立ち上げた。サービスの維持向上はもちろん、「合併で何もかも小野田地区に移ってしまった」という山陽地区住民の喪失感、疎外感を解消するため、事務所の在り方などを調査、研究する。

2005年12月 9日

清中鮮魚に今シーズン初の氷見産天然寒ブリ入荷

 宇部市松島町に本店を置く清中鮮魚(清中敏明社長)に9日、国内最高級ブランドとして知られる富山県氷見産の天然寒ブリが今シーズン初めて入荷した。水揚げ高が少ないことから価格は昨年より1割高だが、12月限定の「日本一の味」とあって、既にすし店や料亭から引っ張りだこという。
 氷見港のある富山湾は餌が豊富なため、日本海特有の厳しい寒さと荒波で身が締まっているだけなく、脂の乗りも“特級品”。同店では清中社長が「最高の味を提供したい」と現地に足を運んで直接交渉し、2年前から「価格よりも品質重視」で仕入れている。


 清中鮮魚に入荷した最高の食味で知られる氷見産の寒ブリ(9日午前10時ごろ、同本店で)

全日空が8日から機内食に「フク寿司弁当」、試食会で好感触

 全日空は八日から、山口宇部空港発692便(午前八時)のスーパーシート利用者(十二席)に、県産の食材をふんだんに使った機内食の提供を始めた。最初のメニューは「フク寿司弁当」。この日は出発ロビーで試食会を行い、搭乗を待つ人たちに振る舞った。
 機内食は、地産地消の一環として、午前九時以前と午後七時以降の国内線を対象に提供。離陸地域の農・水産物を利用し、全日空グループのシェフ、坂本正夫さんがプロデュースする地方色豊かな食事を提供している。
「フク寿司弁当」は、県産のフグと米を使ったすしをはじめ、小鉢、煮物、香の物、果物に、県産の卵、ダイコン、レンコン、ニンジン、リンゴを使用。試食会にはオードブル形式で用意され、多くの市民から好感触を得た。


 機内食の「フク寿司弁当」を試食する市民ら(山口宇部空港で)

地域福祉権利擁護事業 県の契約が全国3位、宇部圏域は146件

 地域福祉権利擁護事業で、宇部圏域三市二町(宇部・山陽小野田・美祢市、秋芳・美東町)の契約件数が八日現在、百四十六件に達していることが分かった。相談・問い合わせの一割近くが契約に結び付いているのが圏域の特徴。県全体では、人口十万人当たりの契約件数が全国で三位と高水準になっている。契約件数の多さは、事業が浸透してきたことを物語る。
 宇部圏域では、事業がスタートした一九九九年十一月から年ごとに新規契約が増え、今年度は十八件を追加した。対象者全体の内訳は、認知症の高齢者が九十一件、知的障害者が九件、精神障害者が二十七件、その他(身体障害者や多重債務者など)が十九件。
 相談経路は、福祉事務所などの行政機関、市町社協、在宅介護支援センター、医療機関、介護支援専門員などが多く、親や配偶者からは皆無。本人は三件ある。契約内容は、日常的な金銭管理サービスが七十五件、重要な書類の預かりサービスが十三件、その両方が四十六件など。

厚東小が保護者に車両用ステッカー配布、不審者区別のため

 厚東小(芝口英夫校長、八十一人)は八日、車両用のステッカーを保護者に配布した。下校途中の児童が連れ去られた各地の事件を踏まえ、保護者が子供を迎えに来たことを識別するための措置。同小PTA(繁永賢治会長)と厚東見守り隊(縄田隆博隊長、百二十二人)の協力を受けた。
 児童数が少ないことなどから、同校では一人で下校させないために、保護者が車で迎えに来るケースが多い。校門がないため、校内に車が乗り入れやすいという事情も関係している。ステッカーは、見守り隊が二〇〇三年二月の発足時から活用してきたもの。縦横とも十四センチの正方形。「子どもを地域の目・声・気が守っています」とのメッセージが記されている。予備を含めて百枚を寄贈した。

体育施設などの利用・使用料値上げで1600万円の増収見込み

 十二月定例宇部市議会に上程されている体育施設や文化会館など計二十二施設の利用・使用料金値上げについて、増収の見込みは約千六百万円。指定管理者制度を導入する体育施設の増収分は、指定管理料から減額することなどを、八日の議案質疑で市側が説明した。有料化する体育広場も、小・中学生の利用は原則無料。校区団体やジュニアリーダーなどは個々に申請を受けて、減免を考慮する。
 財務部の試算によると、増収の見込みは、男女共同参画センターが四十四万円、食肉センターが四十五万円、体育施設が計六百五十万円、記念会館が二百八十五万円、文化会館が五百二十八万円。「便益を受ける人と、受けない人がいるという市民間の不公平をなくす」という意図も示した。

山陽小野田市が市政に関する職員提案制度新設

 山陽小野田市は、市政に関する職員からの提案制度を新設し、市民サービスの向上、効率的な行財政運営に対するアイデア、提言を全庁から積極的に募る。白井博文市長を本部長とする行財政改革本部で集約し、実行可能な提案は即座に取り組む姿勢も示している。市議会一般質問初日の八日、川村博通議員(翔友会)の質問に、尾崎謙造企画政策部長が答えた。

2005年12月 8日

恩田幼稚園で園児が育てたダイコン収穫

 今の時期、おでんの具や鍋物の薬味として大活躍のダイコンの収穫体験が七日、恩田幼稚園(児玉正悟園長)であった。
 園内の畑に、九月初めに種まき。間引き作業を給食調理員に手伝ってもらった以外は、子供たちが中心となって水やり、草抜きに励んだ。
 畑に入った子供たちは、胸の高さまであるダイコンの葉を、小さな手で束ねるようにしてしっかりと持ち、ダイコンと“力比べ”。細長いのや太いダイコン、くの字に曲がったのやひげ根がたくさん生えたダイコンが土から出てくると、形や大きさを友達と比べ合って、大はしゃぎしていた。


 ダイコンの収穫を楽しんだ園児たち(恩田幼稚園で)

永山本家酒造場で酒造りが本格化、にごり酒は11日発売

 大雪(七日)を過ぎ、今年も残り二十日余り。宇部市二俣瀬車地の永山本家酒造場(永山義毅社長)では、寒さとともに酒造りが本格化している。第一弾となるにごり酒も完成間近で、十一日から発売する。
 同酒造場では、十一月一日から蔵人が準備作業に入り、十六日から仕込み開始。酒蔵内は連日、早朝から酒米を蒸す水蒸気に包まれ、蔵元杜氏(とうじ)の永山貴博さん(30)を中心に、忙しく働いている。
 第一弾のにごり酒は、清酒の仕込みと少し異なり、甘さを引き出し、滑らかな味わいに仕上げた。正月明けには生酒の絞りたてが出荷の予定。


 清酒の仕込み作業に忙しい蔵人(永山本家酒造場で)

宇部井筒屋の朝市好評、産直野菜や手作り加工品がズラリ

 宇部井筒屋で毎週月曜日に開いている産直野菜の朝市が好評だ。客と売り手が献立について楽しくやりとりし、歳末の街は活気づいている。
 協力したのはJA山口宇部東岐波ふれあい朝市協議会(村岡百合子会長)。毎週月曜日の午前九時半から正午まで、新鮮な野菜や手作り加工品を並べる。三カ月が過ぎて常連客も付き、開店と同時に人だかりができるほどだ。同店では来春から週二回の開催を目指し、他の朝市グループと交渉している。


 朝から大勢の買い物客でにぎわう野菜市(宇部井筒屋店頭で)

市議会一般質問最終日、通学路見直しなど子供の安全対策が課題

 下校中の小学生の女児が殺害される事件が相次ぎ、子供の安全対策が大きな課題となっている。宇部市では今年度から全小・中学生に防犯ブザーを配っているが、忘れる子供もおり、市教育委員会では「常時ブザーを使える状態で携帯」するよう指示した。新川小では低学年の保護者に毎日、下校時刻を知らせるメールを送信している。この取り組みを他校に知らせ、学校とPTAでの検討を促す。通学路の危険マップは全校区で作製済みだが、子供・保護者・地域からの情報を加えて更新。通学路の見直しや同学年一斉下校を行う学校も出ている。十二月定例市議会一般質問最終日の七日、前田松敬教育長が説明した。

広島と栃木の事件を受け山口県PTA連盟が緊急アピール発表

 広島市と栃木県今市市の小学校一年女児殺害事件を受けて、県PTA連合会(松井繁之会長)は六日、「二度とこのような事件が起きないよう子供たちの安全は地域全体で確保する自覚に立ち、自ら積極的に行動しよう」という緊急アピールを発表。県内各小・中学校PTA会長に送付した。
 アピールは「今回の事件は大きな衝撃を受け、憤りを感じる」とし▽早急に学校と地域が一緒に危険個所を確認し、具体的な対応を話し合う会議の開催▽学校、自治会、PTA、スクールガードなどが密接な連携を図る▽子供一人ひとりの登下校路の緊急点検を行い、対策を講じる▽警察への情報提供と警察からの情報提供を密接にする-の四項目。

山陽商議所が市に要望書提出、厚狭駅南北連絡道など8項目

 山陽商工会議所(田中剛男会頭)は七日、山陽小野田市に対する要望書を白井博文市長に提出した。厳しい財政状況に理解を示しながらも、緊縮だけにとらわれず、地域経済に役立つ施策の積極的な推進と官民協働のまちづくりを求めた。
 要望事項は八項目。JR厚狭駅の南北連絡道路整備事業は、駅を挟んで南北の住民が入場券を購入して構内を通行している状況を伝え、高齢社会の中で、文化会館や医療機関を利用する生活道路の必要性を強調。駅前広場の改善や有料駐車場の無料化を通じた利用促進も求めた。美祢市に新設される刑務所「美祢社会復帰促進センター」の完成に伴う利用客の増大に備えるために、重要度が増す県道山陽豊田線の改良工事も関連付けた。

2005年12月 7日

おせち講習会で正月料理12品学ぶ

 宇部市男女共同参画センター主催の「おせち料理講習会」が七日、同センターで開かれた。二十代から七十代までの主婦を中心に三十六人が参加。黒豆、田作りなどの定番をはじめ、クリスマスにも応用できる料理を学んだ。
 料理研究家の秋村芳子さんが講師を務め、この講習会のためにアレンジしたオリジナルの正月料理十二品の作り方を伝授した。焼き豚、キノコのマリネは「クリスマスの一品としても使えそう」と、主婦たちの意欲をかき立てていた。


 手際よくおせち料理を完成させていく参加者(7日午前10時半、市男女共同参画センターで)

宇部と機張JCが小学生サッカー大会計画

 宇部青年会議所(塔野義浩理事長)は、交流を続けている韓国・釜山広域市機張(キジャン)郡の機張青年会議所と共に、来年度、両国の小学生の交流サッカー大会を計画している。同郡のチョイ・ヒュンドル郡守から協力が得られることも確認。今後、それぞれの役員会に提出後、詳細を決めていく。
 塔野理事長は「今後もこれまで築いてきた友情を基に、サッカー大会などの共同事業を企画しながら、JCの基本理念に即し、経済的、文化的な交流を通じて、日韓両国の友好に寄与していきたい」と話した。


 機張郡のチョイ郡守を訪問した宇部JCのメンバーら(機張郡庁で)

宇部市が新しい人事評価システム導入、来年4月から試行

 宇部市は、行政運営を担う人材の育成に主眼を置いた、新しい人事評価制度を導入する。職員の意識改革と能力開発を効果的に進め、能力と個性を発揮できるよう育成。従来の人事管理を見直し、職務上発揮した能力を適切に評価して、人事処遇に反映させるシステムを構築する。来年四月からの試行を目指し、現在委員会を設置して検討を進めている。十二月定例市議会一般質問二日目の六日、藤田忠夫市長が明らかにした。

宇部フ大が美祢刑務所の矯正プログラム担当

 美祢市に新設される刑務所「美祢社会復帰促進センター」の受刑者矯正教育プログラムを、宇部フロンティア大大学院人間科学研究科が担当することになった。同大では「再犯防止のための充実したプログラムをつくっていきたい」と意欲を示した。
 促進センターは、官民協働による運営、地域との共生を掲げて全国初のPFI(民間資金活用事業)手法で建設している。男女の初犯受刑者千人が定員で、二〇〇七年四月の開所を目指している。

宇部署が児童事件を受け市内小学校訪問、各校で対策協議

 広島県と栃木県で女子児童が下校中に連れ去られ、殺害される痛ましい事件が起こり、子供を持つ親を中心に全国的に不安感が広がりを見せ、宇部市も例外ではない。こうした中で宇部警察署(宮本豊一署長)は、同署幹部が学校安全サポーターの重廣悦夫さん(警察OB)と協力し、市内の小学校を一校ずつ訪問。校長らと面談し、各校区の状況などを聞き、子供の安全について協議している。
 六日には重廣さんと同署生活安全課の長尾和彦課長が東岐波小(九百三十九人)を訪れ、同校の城市恵行校長、由井桂子教頭と意見を交わした。学校側からは「目の届きにくい所までパトロールを強化してもらいたい」「不審者などの情報の共有を」などの要請があり、警察側からは「通学路を点検して見直しをしてもらいたい」「複数で下校する指導を」などと呼び掛けた。ほかの学校で出された提言や対策も紹介し、応用できる点をアドバイスしていた。


 子供たちの安全について意見を交わす警察と学校の代表者(東岐波小で)

国語力向上モデル校の厚陽小で教職員研修

 文部科学省の国語力向上モデル事業の指定校となっている厚陽小(渡辺喜久子校長、百二十六人)で六日、教職員研修が行われた。一年生の授業を見学した後、外部講師を含めて会議を開き、目標に掲げる「児童の学習意欲を引き出す授業」について話し合った。
 同校は「意欲的に勉強してくれるような導き方を毎月の研修で話し合い、確かな表現力と、自分の意見をしっかり話せる力を身に付けさせたい。国語力の向上は、他の教科や日常生活にも、必ず発揮されると考えている」と語る。文科省の指定を受けたことにより、来年以降、他校への視察など幅広い研修を計画している。


 1年生の授業を見学する教員たち(厚陽小で)

2005年12月 6日

5日、万倉二ツ道祖で「岩戸神楽舞」奉納

 宇部市万倉二ツ道祖(ふたつさや)地区に伝わる県指定無形民俗文化財「岩戸神楽舞」が5日、同集会所で奉納された。天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れて世界が闇に包まれた際、やおよろずの神が策略して大神に光をもたらしてもらうという神話を仕立てた舞。市楠総合支所前から貸し切りバスも運行され、市民50人が約250年の伝統を誇る郷土芸能を堪能した。


 「岩戸の舞」を鑑賞する市民ら(二ツ道祖集会所で)

堤さん(新川4年)が動物愛護の作文コンテストで全国2等賞

 日本動物福祉協会が実施した第四十六回動物愛護の作文コンテストで、新川小四年の堤悠佳子さんが小学生部門の全国二等賞に輝いた。受賞作文「自然とともに生きる」は、山から人里へ下りてきてしばしばニュースになるクマを取り上げた作品。本や新聞でクマの生態や山の実情を調べ、思いをつづった文章で、堤さんは「むやみな自然破壊をやめ、人間が森や山の手入れをして、動物たちと共存できる住みよい環境をつくるべき」と訴えている。


 第46回動物愛護の作文コンテストで全国2等賞になった堤さん

山陽小野田市「出前講座」、ごみや子育てなど53講座

 山陽小野田市は、市の個々の業務について現状や課題を説明する「出前講座」を始める。これまでも合併問題などをテーマに不定期で実施してきたが、改めて各課のメニューを設定。PTAや自治会の集会などに職員が直接出向いて講話し、市民の疑問にも答える。
 メニューは、生活、消費生活、税金、年金・保険、子供、福祉、健康、教育、市政、都市基盤整備、交通安全、防災・救命、オートレースの各分野に分かれ、講座は「ごみの分別・減量化について」「知って得する税金の話」「わがまちの子育て元気プラン」「医療費白書と健康増進」「生涯学習や公民館」「広報紙の作り方」「都市計画って何?」「オートレースって何?」など、市民が知識を深めたい五十三講座を設定している。
 設定されているメニュー以外にも市民の相談に応じ、追加分は市のホームページで知らせる。受講希望者は、所定の申込用紙に記入し、開催日の二週間前までに市民活動推進課(電話82―1134、ファクス83―9336)へ。katsudou@city.sanyo-onoda.lg.jpまで。

「アクトビレッジおの」 08年春オープンへ着々

 環境教育と交流の拠点施設を目指して、宇部市が小野花香に整備中の「アクトビレッジおの」。今年度は、建物自体が環境に優しく、展示室や研修室を備えたコア施設と、ボートやカヌーを収納する艇庫の建設が、順調に進んでいる。全体事業費から計算すると、進ちょくは折り返し点を過ぎた。オープン予定は二〇〇八年の春。豊かな森と湖に囲まれた体験学習施設が誕生する。十二月定例市議会一般質問初日の五日、藤田忠夫市長が説明した。


 「アクトビレッジおの」の完成予想図

阿知須町制65周年記念誌「あじすの記憶」完成へ、15日から旧町民に配布

 旧阿知須町の足跡を伝える町制六十五周年記念誌「あじすの記憶」が、間もなく完成を迎える。前身の井関村を含め、新しい山口市となった今年十月一日までを、約千枚の豊富な写真と年表で振り返った一冊。三千五百部作製し、十五日から旧町の全戸に配布される。
 一九八九年二月から今年九月までの広報を収録した縮刷版も三千五百部製作した。記念誌はA4判で二百十一ページ。


 町制65周年記念誌「あじすの記憶」の表紙

人権週間(4日-10日)、市内各所で啓発活動

 二〇〇五年度人権週間(四-十日)にちなみ、宇部市で五日、関連行事が実施された。市役所前など十三カ所では街頭啓発活動があり、藤田忠夫市長や人権擁護委員ら六十人が、市民に啓発グッズを配布しながら「思いやりの心、掛け替えのない命を大切に」などと呼び掛けた。
 市内では同日、このほかにもフジグラン宇部に特設相談所が開設されたり、市内一円を広報車が巡回したりして、市民の人権意識高揚に一役買った。


 人権問題のない古里づくりに協力を呼び掛ける山口会長(市役所で)

2005年12月 5日

4日夕方から今年初めての雪、厳しい寒さは今日いっぱい

 宇部地方は4日夕から、この冬初めての雪が降り、5日朝は家も田畑も真っ白に染め上げられた。積雪は東部や山間部を中心に1~2センチ前後。朝の通勤時間帯は、道路の凍結などにより渋滞が目立ち、宇部警察署によると5件のスリップ事故が起きた。運転手、歩行者とも、けが人は出ていない。JR宇部、小野田線は平常通りだった。最低気温は0.2度(午前6時33分、市役所)。厳しい寒さは5日いっぱい、ぐずついた天気は6日午前まで続きそう。


 雪化粧した通学路を登校する児童(5日午前8時ごろ、大沢西後で)

「リース作りコンテスト」に84人がチャレンジ、1位は桑原さん

 宇部新天町名店街女性会(原田克子会長)主催の「クリスマスリース作りコンテスト」は四日、同アーケード内であり、小学生から七十代までの八十四人が、独創性を生かしたリース作りに励んだ。審査の結果、桑原綾子さん(野中)が一位に輝いた。


 自分で作ったリースを手にする子供たち(新天町で)

年末恒例の歳末助け合い展にぎわう

「みんなでささえあう、あったかい地域づくり」をテーマにした第四十八回歳末助け合い展が四日、宇部市福祉会館で開かれた。全館を使ってバザーが行われ、遊休品や手工芸品、衣類などの掘り出し物を探す人々で大にぎわい。計百八万四千三百五円を売り上げた。市社会福祉協議会、宇部文化連盟、市婦人会協議会、宇部日報社主催。
 一九五八年から続く年末の恒例行事で、市民から寄せられた善意の品々を販売。収益金は県共同募金会宇部支会に寄付し、地域での高齢者福祉支援活動などに役立てられる。


 掘り出し物を求める人々でにぎわう会場(福祉会館で)

宇部市が地球温暖化対策の実行計画発表、県内初「通常ノーマイカー通勤」盛り込む

 宇部市は五日、二〇一〇年度までの達成を目指す「市地球温暖化対策実行計画」を発表した。環境率先実行計画を改定したもので、県内で初めて実行目標に「通常ノーマイカー通勤に努める」を盛り込んだ。特に、三キロ以内の職員には徒歩や自転車通勤を求める。数値目標(削減率)では温室効果ガスの総排出量(二酸化炭素換算量)を、基準の一九九九年度と比べ、これまでの9%から23%以上削減に強化。省エネに配慮し、暖房の温度設定は二〇度から一九度に下げる。

11日、宗隣寺で県アマ将棋名人戦開催

 第二十六期県アマ将棋名人戦が、十一日午前十時から宇部市の宗隣寺で行われる。三番勝負で、アマ六段の北村公一名人(40)=防府市=に、アマ五段の長尾悟さん(68)=山口市阿知須=が挑む。二人は宇部日報将棋コーナーの現解説者と前任者。
 当日は大盤解説会観戦ができ、来場者の中から抽選で二十人に、有名プロ棋士の扇子を贈呈するほか、粗品も準備している。観戦希望者は当日、直接会場へ。日本将棋連盟県支部連合会主催。

「人権を考える大会」で啓発作品優秀者表彰など

 山陽小野田市の第一回「人権を考える大会」は三日、文化会館であり、人権教育啓発作品表彰式、関西テレビ専属アナウンサー、桑原征平さんの講演を通じ、来場者が人権意識の高揚を図った。
 市が実施している啓発作品コンクールの優秀作品には、標語の部で須恵小六年の橋本晴可さんの「やさしさを もらってかえして いい笑顔」などが選ばれた。江沢教育長が壇上で賞状と記念品を手渡した。応募作品はロビーにも展示。この後、桑原さんが「思いやりの心」と題して話した。


 コンクールで優秀作品に選ばれ、賞状と記念品を受け取る児童(文化会館で)

2005年12月 3日

西岐波でわせミカンの収穫ピーク

 宇部市西岐波の丘陵地に広がるミカン畑で、わせミカンの収穫が最盛期を迎えている。萩焼の土にも使われた粘土質の土壌は、九州や四国などの産地では出せないこくと甘みを生み出すと、市場関係者の高い評価を得ている。
 増田文平さん(76)は、五十アールの丘陵地に約六百本の木を植え、四十年以上も栽培を続けている。 十一月初めから宮川わせの収穫が始まり、今がわせ収穫のピーク。「夏から雨が少なかったので、平年以上に甘みが増した。後継者の問題もあり、全体の生産量は多くを望めないが、問屋筋には西岐波のミカンはうまいと太鼓判を押してもらっている」と話す。


 黄色く色付いた、わせミカンを収穫する増田さん(西岐波で)

障害者週間イベント「ハッピー・ツゲザー2005」開催、作品展やステージ発表など多彩な催し

 障害者週間(三-九日)にちなむイベント「ハッピー・ツゲザー2005」が三日、宇部市のシルバーふれあいセンターと福祉会館で開かれた。宇部養護学校の児童・生徒による作品展や盲人卓球の体験コーナー、このイベントのために作られたテーマソングのステージ発表など多彩な催しが繰り広げられ、多くの市民が障害の壁を越えて交流した。同イベント実行委員会(山田興二委員長)主催、市、市障害者ケア協議会共催。


 展示作品を鑑賞する市民(3日午前10時半、市シルバーふれあいセンターで)

年末に向け県が食品一斉監視指導開始

 食品が大量に流通する時期を控え、県は「食品や添加物等の年末一斉監視指導」を開始した。宇部健康福祉センターも、二日にはザ・ビッグ東岐波店を訪れるなどして、食中毒防止に向けた衛生管理の徹底を呼び掛けている。今後も食品の製造・販売施設や飲食店、宿泊施設など県内約四千カ所で立ち入り調査を行う。


 食品の販売・管理状況を調べる宇部健康福祉センターの職員(ザ・ビッグ東岐波店で)

山陽小野田市のサッカーチーム、クレフィオが全国大会へ

 宇部、山陽小野田市の中学生を中心にしたサッカーのクラブチーム、クレフィオFC山口が、四日から熊本県大津町で行われる第十七回「高円宮杯全日本ユース(U―15)サッカー選手権」に出場する。二日には小野田サンパークで壮行会があり、三十人の選手たちは、保護者や来店者の激励の拍手の中、大舞台での活躍を誓った。
 同FCは二〇〇三年に創設された。チーム名は、スペイン語の「創造」と「挑戦」を組み合わせたもの。チームカラーは、海と空をイメージしたサックスブルー。現在四十七人が在籍している。
 クレフィオはGグループで、東北二位の百石中(青森)、全中優勝のルーテル学院中(熊本)、関東五位の狭山ジュニアユース(埼玉)と対戦する。上位二チームが決勝トーナメントに進出する。


 高円宮杯での健闘を誓うクレフィオFC(小野田サンパークで)

2005年12月 2日

琴芝ふれあいセンターにサンタの絵やイルミネーション

 琴芝ふれあいセンターに1日夜、イルミネーションが点灯された。空からパラシュートで降りて来たサンタクロースの絵や約2000個の電飾が正面入り口を彩り、近づくクリスマスのムードを高めている。
 子ども会の四-六年児童十八人は、久保田和枝さん(西梶返、ピアノ教室主宰)の下で練習した「アメージング・グレース」をリコーダーで演奏。参加者全員で「きよしこのよる」も歌い、花火を楽しんだ。


 イルミネーションをバックに花火を楽しむ子供たち(琴芝ふれあいセンターで)

岬漁協で一番のりの集荷始まる

 県産のりの八割を生産する宇部岬漁協で、一日からのりの集荷が始まった。磯の香りに包まれた集荷場では、等級を決める品質検査が行われ、検査員が色、つや、香りのチェックに追われている。一番のりの集荷と品質検査は六日まで行い、初入札の八日に備える。
 同漁協では、八十二人の組合員が岬沖から空港沖にかけて、ノリ養殖を行っている。九州で種付けされた種ノリは、十一月十三日に一斉に網入れされた。昨年とは違い、今年は味がよく、色つやもまずまずという。


 一番のりの品質検査を行う検査員ら(宇部岬漁協で)

5日から工水30%の自主節水

 地元の企業十社と宇部市、山陽小野田市の水道局で組織する厚東川工業用水利用者協議会は二日、少雨で厚東川ダムの貯水量が低下しているため、五日午前九時から工業用水30%の自主節水を開始すると発表した。節水は今年度三回目。企業の操業への影響はないという。
 県企業局厚東川工業用水道事務所によると、二日午前零時現在の厚東川ダムの貯水位は、満水時の三十九・〇〇メートルに対して三十四・四四メートルで、貯水率は58・5%。

15日から国保の「夜間納付・相談窓口」開設

 十二月は国民健康保険料の収納強化月間。これに合わせ宇部市は、十五日から二十七日までの間に六回、「夜間納付・相談窓口」を開設する。時間は午後八時まで。
 仕事などで平日の昼間に窓口を訪れるのが難しい人の利便性を図り、収納率のアップを目指す。開設日は十五、十六、十九、二十、二十六、二十七日で、場所は市役所一階の九番窓口。
 問い合わせは保険年金課(電話34-8287)まで。

山陽小野田市で市民会議ごみ部会スタート

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「ごみ処理対策」部会は一日、市役所であり、公募委員二十人が生活に密着した問題について、個人の取り組みや環境行政への意見、アイデアを出し合った。次回から課題を抽出し、本格的な議論に入る。
 開会に当たり、白井市長は「ごみ問題は都市問題で最も難しい部分。行政の取り組みを理解し、本市の今の体制について提言いただきたい」とあいさつ。この後、市民環境部が概況説明した。身近な問題だけに、委員が持論や意見を展開する中で、焼却施設の老朽化、処理費の高騰、指定袋制、山陽清掃工場の取り扱い、将来的な在り方などの課題が浮き彫りになった。八日には、環境衛生センターと山陽清掃工場を視察することが決まった。

2005年12月 1日

きょうから師走、年末年始特別警戒隊始動

 きょうから師走。残り一カ月となった二〇〇五年も、年の瀬が深まるごとに気ぜわしくなる。宇部警察署(宮本豊一署長)は一日、年末年始特別警戒隊を発隊。来年一月三日まで、金融機関やコンビニエンスストアなどの立ち寄り警戒、街頭パトロールを強化し、市民が穏やかな年末と新年を迎えられるよう、犯罪や事故の防止に目を光らせる。


 発隊式で先頭を歩く宮本署長らから服装点検を受ける署員(1日午前9時、宇部警察署で)

常盤小4年生が赤間硯の製作体験

 郷土の誇る伝統工芸を学ぼうと、常盤小(水津俊博校長)の四年生九十四人が、赤間硯生産協同組合(下井百合昭組合長、六人)の硯匠(けんしょう)たちから指導を受け、十一月二十八日から一日にかけて各クラスごとに赤間硯(すずり)の製作を体験した。
 硯は、のみで形を削ったものを組合で準備。児童たちは水で洗い流しながら、表面を四種類の砥石(といし)や紙やすりで磨き、最後の仕上げをした。完成した硯には、一人ひとりの名前を彫ってもらった。


 硯製作に熱中する子供たち(常盤小で)

定例宇部市議会開会、体育施設の値上げなど58件上程

 十二月定例宇部市議会は一日に開会し、指定管理者の指定や体育施設の利用料値上げなど五十八件を上程した。総合審議では、同日から市職員の給料を0・3%引き下げる条例改正案など三件を可決。上程議案の提案説明に続き、一般・特別会計決算審査特別委員会(二十四人)を設置した。会期は十九日まで。一般質問は五日から三日間行われ、史上最多の二十七人が質問に立つ。
 市職員の給料は、国家公務員の人事院勧告に準じて見直す。給料は一律0・3%引き下げ、配偶者の扶養手当も月額一万三千五百円から一万三千円にする。四-十一月の官民格差相当は、十二月九日に支給する期末手当で調整する。

山陽小野田市議会開会、2特別委を設置

 十一月定例山陽小野田市議会は三十日開会し、危機的な財政状況に一丸となって取り組むため、全議員による行財政改革検討特別委員会(川村博通委員長)と議員定数適正化検討特別委員会(佐井木勝治委員長、九人)を立ち上げた。
  議案審議に先立ち、硯谷篤史副議長が特別委設置を提案し、全会一致で可決した。行財政改革特別委は、財政健全化に向けた市の取り組みを支援するもの。議員定数特別委は、八月臨時会の解散時に法定議員数の三十から二十七に削減したが、市の実情に即した定数を議論していく。 上程議案は五十一件で、二〇〇四年度の旧市町の一般会計と特別会計の打ち切り決算、新市の十日間の決算認定が大半を占める。白井博文市長が一括上程し、質疑後に委員会付託された。