2005年11月30日

吉部小で防災授業、液状化実験で地震の怖さ再認識

 吉部小(津守達生校長、三十人)で二十九日、防災授業が行われた。山口大工学部の山本哲朗教授が「地震はなぜ起きるのか」を説明した後、実験装置を使って液状化現象を再現。
 実験装置は、子供たちが喜ぶようにと、砂の上に怪獣のおもちゃやビルの模型が並べられた。震度5強を想定した強い揺れが始まると、どこからともなく浮き出てきた水が傾いた模型をのみ込み、埋められていたボールが次々に姿を現した。児童たちは身近な不思議に驚きながら、災害の怖さを再認識していた。


 液状化現象の実験に見入る子供たち(吉部小で)

美化ボランティア始動、キンセンカ7000本で花壇整備

 西岐波校区の幹線道路を美化していくボランティアとして発足した「西岐波ふれあいロード」による初の花壇の整備が二十九日、宇部興産中央病院前から床波への分岐点に至る国道190号沿線五百七メートルで実施され、住民七十人が参加した。
 参加者は、移植ごてなどを手に、七つのブロックに分かれて作業を開始。来年度の春の花壇コンクール用として市から配布されたキンセンカの苗七千本を、広さ千百四十四平方メートルの花壇に植えた。作業は約一時間半で終了したが、苗を約二十五センチの等間隔で植えたところ、数が足りなくなったため、十二月中旬に約三千本を追加して植えることになった。


 苗の植え込みに精を出すボランティアたち(西岐波柳ケ瀬の国道190号沿いで)

宇部市中央町3丁目が手づくり郷土賞受賞、定住人口増など評価

 国土交通省は二十八日、今年度の手づくり郷土(ふるさと)賞に宇部市の中央町三丁目地区まちなか再生事業など五十七件を選定した。同賞は地域の個性、魅力を創出する良質な社会資本整備、活動を大臣が認定するもので、今回が二十回目。伝達式は来年一月二十日に同省中国地方整備局である。
 中央町三丁目地区は、地域整備部門で受賞。土地区画整理事業の開始前から、一般住民を主体としたワークショップを開催し、統一感のある美しい町並みを実現。事業前に比べ、定住人口は飛躍的に増加し、子供も増えてきたことから自治体活動が活発化した。この結果、隣接商店街にも波及効果が見られ、官民協働による景観への取り組みのモデルケースとなっている。

12月1日宇部市定例市議会開会、過去最多の27人登壇

 宇部市議会は二十九日、議会運営委員会(三戸充委員長)を開き、十二月定例会の日程を、一日から十九日までの十九日間と決めた。上程されるのは五十八議案。一般質問は五日から七日までの三日間で、過去最多の二十七人が登壇する。合併の在任特例で議員数自体が四十七人と多いほか、前回の九月議会が衆院選と重なり、質問者が少なかったのが影響したとみられる。
 議案は一般・特別会計決算や指定管理者の指定、体育施設や男女共同参画センター、文化会館の利用・使用料改正など。初日は、宇部市職員と市長の給与に関する条例の一部改正、市議の報酬・費用弁償及び期末手当の支給に関する条例の一部改正について総合審議。上程議案の提案説明の後、一般・特別会計決算審査特別委員会を設置する。

山口女性サポートネットがDVホットラインの利用を呼び掛け

 山口女性サポートネットワーク(小柴久子代表)は、通話無料の「全国共通DVホットライン」の利用を呼び掛けている。
 DV(ドメスティック・バイオレンス=夫や恋人からの暴力)相談を受けている全国の民間二十二団体のメンバーが、被害者の電話相談に乗っている。「地元の相談機関に行くのは恥ずかしい」「家から出られない」「経済的な監視がひどくて電話代も自由に使えない」という声を受けて、昨年に引き続き開設。今年度から同ネットワークも参加している。
 ホットライン(電話0120-956-080)は、月曜から土曜(祝日、年末年始を除く)の午前十時から午後三時まで開設している。期間は来年十月末まで。

小野田商議所が市に市財政健全化で要望書

 小野田商工会議所(藤田保郎会頭)は二十九日、山陽小野田市の財政健全化についての要望書を白井博文市長、大空軍治市議会議長に提出した。会議所、農漁協を主として設立する「新産業づくり協議会」との連携や市の資産の有効活用など、民間の知恵と行動を喚起し、将来を展望した官民協働のまちづくりの推進を求めている。
 同日に開いた常議員会で機関決定した。危機的な市の財政状況を踏まえ、赤字再建団体への転落を回避するためにも、内部経費の徹底削減を不可欠としているが、市民サービスの低下を憂慮。要望書では、何らかの代案を模索する中で、民間ネットワークの活用と、経営感覚の導入を強く訴えている。


 要望書の趣旨を説明する岩佐副会頭ら(市役所で)

2005年11月29日

初冬の風物詩、青空魚市場盛況

 宇部市港町の宇部港そばで、市民に鮮魚を売る青空魚市場がにぎわっている。買い物客は、ガザミ(ワタリガニ)やカレイ、エビなど旬の魚介類を品定めし、値引き交渉しながら買い求めている。
 冬期の第三種小型底引き網漁が十日に解禁になり、底物を中心に市場に上らない鮮魚を市民向けに売り出している。今では初冬の風物詩として広く親しまれている。青空市場は、土曜日と祝日の前日を除く毎日、暗くなるまで開かれている。


 トロ箱に新鮮な鮮魚がいっぱいの青空魚市場(港町で)

4日、福祉会館で歳末助け合い展開催

「みんなでささえあう、あったかい地域づくり」をテーマに、第四十八回歳末助け合い展が、十二月四日午前十時から宇部市の福祉会館で開かれる。
 宇部市出身の日本画家、西野新川さん(東京都)の色紙など、市民から寄せられた善意の品々を販売する。市社会福祉協議会、宇部文化連盟、市婦人会協議会、宇部日報社主催。


 西野新川さんから寄せられた色紙

鳴戸部屋激励会で市民と力士が和やか交歓

 鳴戸部屋県後援会(岩村実会長)主催の「大相撲鳴戸部屋激励会」が二十八日、宇部全日空ホテルで開かれた。市民ら約三百五十人は、若の里関や稀勢の里関ら一門の力士二十五人と触れ合い、終わったばかりの九州場所の労をねぎらったり、来年に向けてエールを送ったりした。


 若の里関ら力士を囲み乾杯する出席者(宇部全日空ホテルで)

宇部市がマニフェスト実行計画公表、窓口業務の夜間延長など計33項目

 宇部市は二十九日、マニフェスト実行計画を公表した。窓口業務の夜間延長、「環境首都」称号の取得挑戦、宇部ブランド検討委員会(仮称)の設置など計三十三項目について、今後の具体的な取り組みを示している。
 六月の市長選で藤田忠夫市長が掲げたローカル・マニフェスト(政策公約)を、市の施策としてどう実現・展開するのか、部長クラス以上でつくる経営戦略会議(十九人)で協議を進めてきた。市長在任期間に合わせ、四年以内をめどにした施策の展開スケジュールを集約。ホームページで公開し、今後は市民の意見も反映させながら、毎年五月に進ちょく状況を取りまとめて、検証・修正していく。

10、11日に日本予防医学会総会開催、市民向け公開講座も

「生活習慣病、そのリスクと予防」をメーンテーマにした第三回日本予防医学会学術総会は十二月十、十一の両日、宇部全日空ホテルと山口大医学部で開かれる。
 十日は宇部全日空ホテルで特別講演「コエンザイムQ10は予防医学に役立つか?」(清水英佑東京慈恵会医科大教授)、「心血管疾患とその危険因子」(山本順寛東京工科大教授)、「高齢社会における保健、医療、福祉施策の展望」(辻哲夫厚生労働審議官)がある。午後一時半からは「肥満と生活習慣病」と題したシンポジウムが開かれる。
 十一日は山大医学部で市民公開講座を開催。午前十時から「わが国における疾病予防の現状と対策」(佐藤敏信厚労省母子保健課長)、十一時から「食事栄養によるアルツハイマー病の予防と治療」(植木彰自治医科大教授)の講演がある。聴講者には午前九時から会場前ロビーで栄養調査用紙を配布し、食事内容を記載してもらう。講演後に栄養の摂取状況の表が返され、自分の栄養習慣が分かる。無料。

高泊小で「劇団宇部芸術座」が公演

 青少年の健全育成を目的とした県巡回劇場演劇公演が二十八日、高泊小(岸田カナヱ校長、二百七人)で開かれ、児童たちが生の劇を鑑賞した。
 県教育委員会の事業で、引き受け市町村の教育委員会との共催。同校では、宇部市の市民劇団「劇団宇部芸術座」(奥野保正代表)が上演した。演目は、間抜け面で気弱な鬼が主人公の「べっかんこ鬼」。頼りなかった鬼が、目の見えない妻のために自らの命を投げ出し、薬草を探し出すストーリー。最後には、妻の父に射殺されるが、愛情と勇気を子供たちに伝えた。


 児童たちを楽しませた劇団宇部芸術座のステージ(高泊小で)

2005年11月28日

大勢の買い物客で初のまちなかフリマ大盛況

 宇部フリーマーケットの十周年企画「まちなかフリマ・イン・宇部」が二十六日、常盤通りと宇部新天町名店街を主会場に開催された。
 同フリマは年四回(三、五、九、十一月)、常盤公園東駐車場で行われている。今回は、新天町名店街と宇部常盤通振興会の要請を受け、大きな節目を飾るイベントとして、初めて市中心部で実施された。
 アーケード内や国道190号沿いに百五十店が立ち並び、掘り出し物を探し求める大勢の市民でにぎわった。次回の宇部フリーマーケットは来年三月十二日午前九時から常盤公園で。新天町名店街のフリーマーケットは毎月最終日曜日で、次回は十二月二十五日。第七回年の瀬いーな市として午前十時から開かれる。


 大勢の買い物客でにぎわうフリーマーケット会場(宇部新天町名店街で)

来春の彫刻巡りを前に案内役がまず勉強

 新川校区ふれあい運動推進協議会の十人は二十七日、宇部市ふるさとコンパニオンの会の案内で校区内にある彫刻作品について勉強した。
 来年三月に計画している同協議会主催の彫刻巡りに向けて、自分たちが参加者を案内しようと初めて企画した。記念会館を出発し真締川公園、平和通りを歩くコースに沿って、三人のコンパニオンの会メンバーから、設置年や作者の意図、作品に関するエピソードを聞いた。


 彫刻作品を学ぶ参加者(記念会館前で)

山大医学部が新発見 大動脈瘤に内科的根本治療の道

 山口大医学部分子脈管病態学講座(松崎益徳教授)はこのほど、大動脈瘤(りゅう)を縮小させ、病気になった血管の自然治癒力を高めるのに有効な化学物質を見つけた。根本的治療には、患部を人工血管に代替させる外科的手術しかなかったが、薬による内科的な根本治療が世界で初めて可能になると期待される。発見は、最も権威のある医学系学術誌『ネイチャー・メディシン』十二月号に掲載される。
 プロジェクトチームリーダーの青木浩樹助教授は「マウス実験では、特に副作用もみられなかった。製薬会社と共同し、臨床応用のためのより良い抑制薬、投与法を開発していきたい」とした。松崎教授も「病気を完治するための内科的治療法確立への道が大きく開けた」と世界的発見を喜んだ。


 新発見を説明する松崎教授、青木助教授、吉村耕一助手(左から、山大医学部で)

JNK抑制療法のイメージ図

ニ市行政訪問団帰宇、報告会は来年1月

 宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携二十五周年記念訪問団(団長・藤田忠夫市長)は二十七日、団員二十七人のうち、行政訪問団のメンバーら二十人が帰国。山口宇部空港では、縄田欽一助役らが団員を出迎え、労をねぎらった。残りの七人は、二十九日に日本に戻る。
 訪問団は二十一日に出発し、二十二日から四日間、ニ市に滞在。日本文化展や夕食会などの行事を通じて、ニ市の市民と触れ合い、友情を深めた。二十六日夜、シドニーをたち、国内で飛行機を乗り継ぎ、宇部に到着した。訪問団の報告会は、来年一月に行われる。


 縄田助役と握手する藤田市長(左、山口宇部空港で)

来年4月から体育施設など22施設の利用・使用料一斉値上げ

 宇部市は来年四月から、体育施設や記念会館、男女共同参画センターなど計二十二施設の利用・使用料を一斉に値上げする。藤田忠夫市長は「財政的に大変厳しい中、公平な利用者負担を」と理解を求めている。関連する条例改正案五件を、十二月議会に上程する。
 体育施設は全部で十八カ所。指定管理者制度の導入で、いずれも四月から市体育協会が運営する予定。俵田体育館や西部体育館、武道館などの屋内施設は、午前八時から午後十時までの利用時間内で、午前・午後・夜間の枠を設け、利用料金を設定していたが、改定後は一時間ごとの料金に切り替える。従来、夜間照明代しか徴収していなかった常盤公園多目的広場やサッカー場、東部体育広場など屋外の“無料施設”も有料化する。恩田プールは小人(中学生以下)五十円を七十円、大人百円を百五十円とする。楠西山運動広場だけは、従来通り無料のまま。男女共同参画センター、食肉センター、記念会館、文化会館は、各施設の使用料を、おおむね現行の五割増しにする。
 一九九六年以前に建設した学校や市住など三百十六施設に対するアスベスト調査の結果、市役所四階廊下天井裏でアスベストを含む建材使用が確認されたが、飛散はないとの判断も報告した。

山陽小野田市 白井市長による市政説明会スタート

 山陽小野田市の白井博文市長による市政説明会は二十七日、須恵公民館であり、地域住民八十人が深刻な財政状況や政策課題への取り組みについて聞いた。
 テンポの速い行政状況を説明するため、毎月二回(第二、四日曜日)開き、半年間で校区を巡回する。意見や要望を聞く受動的な対話の日に対して、実情を自身の言葉で伝える。 最大の関心事でもある財政状況については「来年度予算を組むのに十数億円足りない。山陽地区のオートレース、山陽市民病院、厚狭駅南部土地区画整理事業は大きな負担」と話した。行財政改革の一環として、市長ら特別職、議員の報酬を削減したが「市長、助役は20%、教育長、水道局長は15%にするよう、再度報酬審議会に諮りたい」とした。次回は十二月十一日に文化会館。


 白井市長の説明に聞き入る市民(須恵公民館で)

2005年11月26日

文化会館に子供たちの作品2900点が展示

 宇部市内の子供たちの美術・工芸作品を一堂に集めた二〇〇五年度市幼児・児童・生徒作品展が、文化会館で開かれている。市教育委員会、市小学校図工教育研究会(会長・吉田優恩田小校長)、市中学校美術教育研究会(会長・藤井尊介桃山中教頭)主催。二十八日午前中まで。
 市内の幼・保育園と小・中学校から、日ごろの学習成果を感じさせる平面・立体作品、家庭科作品、書写合わせて約二千九百点が出品された。主催者が選考した幼・保育園五十九点、小学校二百六十二点、中学校百三十九点の作品は、十二月九日から十八日まで秋吉台国際芸術村で開かれる第五十八回県美術展に出品される。


 展示作品を見に訪れた子供たち(文化会館で)

ニ市訪問団、再会誓い合い帰国

 宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携二十五周年記念訪問団(団長・藤田忠夫市長、二十七人)は二十五日、アートギャラリー日本陶磁器展オープニング式典や夕食会などに出席し、ニ市での全日程を終えた。最後の公式行事となった夕食会で、ニ市のジョン・テイト市長は「皆さんと素晴らしい時を過ごせて、うれしく思う。これから先もずっと交流を続けていきたい。気を付けて日本に帰って」と謝辞を述べた。一行は二十六日午前七時半(日本時間同五時半)にバスでホテルを出発し、シドニーへ。行政訪問団と、文化訪問団の一部の計二十人は、午後十時十五分(同八時十五分)発の飛行機に乗り、帰国の途に就く。残りの団員はメルボルン観光を経て、二十九日に日本に戻る。


 日本陶磁器展オープニングで藤田市長の話を聞く市民(ニ市のアートギャラリーで)

夕食会であいさつするテイト市長(左、ニ市のシティーホールで)

第二乳児保育園が不審者訓練で緊急時の役割再確認

 子供たちが被害に遭う痛ましい事件が全国で頻発する中、宇部市南浜町二丁目の市立第二乳児保育園(小洲賀康江園長、六十一人)は二十五日、不審者侵入を想定した避難訓練を行った。職員は園児の避難誘導、警察への通報、不審者の侵入阻止など、緊急時の役割を再確認した。
 訓練後には中村陽子さん(宇部警察署少年警察補導員)が、園児を前に腹話術を披露。「知らない人に声を掛けられても付いて行かない」「連れて行かれそうになったら、助けを呼ぶ」など注意を呼び掛けた。園児も「助けて」と大声を上げる練習を繰り返していた。 


 不審者から園児を守り避難させる職員(市立第2乳児保育園で)

目指せスペシャリスト運営指導委員らが宇部工高の発電機設置など見学

 文部科学省から「目指せスペシャリスト」研究開発校の指定を受けている宇部工高(櫻谷宗生校長、六百九人)で二十五日、各分野の専門家で構成する目指せスペシャリスト運営指導委員会(委員長・浅田宏之県産業技術センター所長、八人)があり、委員らが授業見学や実施状況の報告を踏まえて、最終年度に向けた取り組みを協議した。
 指定事業は、次代を担う創造性豊かな技術者を育成しようと、全国約二千校の専門高を対象として二〇〇三年度に創設。全国で三十三校が指定を受けている。
 宇部工は〇四年度から三年間の指定を受け、中庭にある「心字池」(一九七三年完成、容量約四万七千立方メートル)の環境改善を基盤に、水質浄化や自然エネルギーなど、環境の専門知識を持った工業技術者の育成を目指している。


 サボニウス型風車発電装置2号機の設置作業を見学する委員ら(左は1号機、宇部工高で)

山陽小野田市の退職勧奨に19人

 山陽小野田市が勤続二十年以上の職員を対象に募集していた退職勧奨に、十九人が応じていたことが、二十五日までに分かった。
 対象年齢は三十八歳から五十九歳までで、勧奨に応じたのは大半が五十歳代。係長級以上の役職者となるが、どの部局、出先機関かは、職場への影響なども考え、現時点では公表しない。退職金は勤続年数や役職で異なる上、希望退職には加算措置がある。五十歳の職員で試算した場合、七百万円が上乗せされ、二千七百万円前後になるという。

2005年11月25日

姉妹都市25周年記念夕食会は和やか祝賀ムード

 宇部市と豪州ニューカッスル市の姉妹都市提携二十五周年記念公式夕食会は二十四日、ニ市のシティーホールで開かれた。両市から約百二十人が出席し、四半世紀の節目を迎えた友好関係を祝うとともに、これまで以上に、きずなを深めていくことを誓い合った。会場では、再会を喜ぶ抱擁や新たな友情をはぐくむ姿が数多く見られ、両市の市民たちの表情は終始、笑顔。最後は、宇部民踊愛好会のメンバーのリードで「ちゃらちゃん音頭」を踊り、交流の輪は最高潮に達した。
 藤田市長は二十四日午後、ニューカッスル大を訪れ、環境生活科学部の教授らと懇談。「宇部方式」による公害克服など、市の環境面での取り組みを説明した。環境保全の先進都市である宇部市長に、ニ市滞在中、大学へも足を運んでほしいという要請を受けて訪問。学生への講義も検討されたが、試験期間中のため、ティナ・オフラー学部長ら五人と懇談した。


 ちゃらちゃん音頭を踊る参加者たち(ニ市のシティーホールで)

環境生活科学部の教授らと懇談する藤田市長(ニューカッスル大で)

児童生徒の安全は地域で 宇部署も見守り強化要請

 宇部市内では九月以降、児童・生徒が車に無理やり連れ込まれそうになる事件が相次いでいる。二十一日にも起きたが、犯人は逮捕されていない。翌二十二日には広島市で小学一年生の女児が下校中に殺害される事件が発生。これらを受けて、宇部市教育委員会や宇部警察署は警戒を強め、被害防止策の再徹底に乗り出している。「子供110番の家」「見守り隊」など地域組織への期待も高まっている。
 宇部署は二十四日、市教委に対して▽教職員や保護者による登下校の安全確認活動の強化▽児童・生徒と保護者に対する安全教育・指導の徹底▽地域団体への活動強化の依頼-などを要請。県教委も同日付で同様の内容を、市町村教委や各校に文書で指示した。


 子供たちの安全を見守る地域のボランティア(25日午前8時ごろ、常盤校区で)

指定管理者制度導入の39施設で候補者決まる

 宇部市は二十四日、来年四月から指定管理者制度を導入する三十九施設について、管理候補者の選定結果を発表した。庁内に四つの選定委員会を設け、経費削減や安定した運営能力などを基準に審査。一般公募二十八施設のうち、福祉会館と市営駐車場(三施設一括)は、民間企業が候補に決まった。常盤公園など十一施設は、事業の性格上、従来の経験を優先して市が単独指定する。十二月議会での承認を経て協定を結び、四月から同制度に移行する。指定期間はサンライフ宇部とパルセンター宇部が一年間、それ以外の三十七施設は三年間。
 候補者の選定結果は次の通り。▽福祉会館=宇部興産総合サービス▽楠総合センター=市社会福祉協議会▽老人憩いの家=金吹園▽万倉・吉部生きがいデイサービスセンター=市社協▽知的障害児通園施設うべつくし園=光栄会▽障害者生活支援センター=南風荘▽サンライフ宇部、パルセンター宇部=市勤労者福祉事業団▽メディカルクリエイティブセンター=霜仁会▽市営新町・寿町第一・寿町第二の各有料駐車場=宇部興産総合サービス▽常盤公園(駐車場を含む)、ときわ湖水ホール、熱帯植物館、ときわレストハウス、石炭記念館=市常盤遊園協会▽恩田運動公園、中央公園、俵田体育館、西部体育館、武道館、楠若者センター、東岐波体育広場、東部体育広場、厚南体育広場、楠体育広場、楠西山運動広場、楠テニスコート、野球場、恩田プール、陸上競技場、恩田サブグラウンド、中央コート、弓道場、アーチェリー場、常盤公園多目的広場、同サッカー場=市体育協会

山大工学部山本教授と中原鉄工所が共同開発、携帯型の地震振動機

 山口大工学部の山本哲朗社会建設工学科教授(耐震工学)は、中原鉄工所(中原信社長、宇部市南浜町二丁目)と共同で、地震発生時の液状化現象や大雨による土砂崩れの仕組みを観察する携帯型の「クランク方式振動機」を開発した。小学校の防災授業などに役立てる。
 変化が観察できるように厚さ一センチの透明アクリル板を採用し、縦七十センチ、横三十五センチ、深さ三十五センチの水槽を製作。これに回転運動を往復運動に変換し、横揺れを起こすためのクランク方式の振動機を取り付けた。水槽の中に砂と水を入れ横揺れを加えると、砂の粒子同士が離れ、水に浮いた状態になり、やがて砂が底部に沈殿。代わって表面に水が浮き出る液状化現象を観察できる。横揺れの強さは三段階で調整できる。
 同研究室では早速、この装置を使って二十九日に吉部小、十二月十日に山陽小野田市の有帆小で防災授業を行う。


 携帯型の「クランク方式振動機」を説明する山本教授(右)、中原社長(山大工学部で)

山陽小野田市議会30日開会、住民投票条例など51議案審議

 十一月定例山陽小野田市議会は三十日開会し、二〇〇四年度の旧市町と新市(十日間)の決算認定、今年度の一般会計、特別会計の補正予算、住民投票条例の制定など五十一議案を審議する。一般質問は八日から十三日までの四日間。会期は十二月二十二日までの二十三日間。
 日程案は次の通り。▽30日=本会議(議会議案2件、同意1件の審議、議案51件の一括上程と委員会付託)各常任委員会▽12月1日=本会議(付託案件に対する委員長報告、採決)総務文教常任委員会▽2日=民生福祉常任委▽5日=建設常任委▽6日=産業経済常任委▽8、9日=一般質問▽12日=本会議(指定管理者関係議案の上程、委員会付託)一般質問▽13日=一般質問▽14日=総務文教常任委▽15日=民生福祉常任委▽16日=産業経済常任委▽19日=建設常任委▽22日=本会議

2005年11月24日

防府市沖の漁船転覆事故は当て逃げ、右舷の外板欠落を確認

 防府市沖の瀬戸内海で宇部岬漁協所属の漁船が転覆して、乗っていた宇部市内の男性二人が死亡した事故で、徳山海上保安部は二十二日、二人はいずれも水死と発表した。同漁船の右舷中央部から後部にかけて約三メートルにわたり、強化プラスチック製外板の欠落が確認され、別の船に衝突されたとみて調べている。

点灯式に本場のサンタ来場、クリスマスムード盛り上げ

 宇部全日空ホテル前にある彫刻「ロンド」と周辺のクリスマスイルミネーションの点灯式が二十二日に行われた。ムードを盛り上げようと、本場のフィンランドからサンタクロースも来場。会場は百五十人の市民であふれ、クリスマス気分を満喫した。
 点灯式では、篠田委員長、サンタを呼んだ山口日本フィンランド協会の縄田恵会長らがあいさつ。サンタクロースの「メリークリスマス!」の掛け声で、一斉にイルミネーションがともると、来場した市民らは、配られたシャンパンやジュースで乾杯した。来年一月十四日まで、毎日午後六時から午前零時まで点灯する。


 本場のサンタクロースと記念撮影する市民ら(宇部全日空ホテル前で)

ニ市訪問団、生け花や南蛮音頭で笑顔の交流

 宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携二十五周年記念訪問団(団長・藤田忠夫市長、二十七人)による文化展は二十四日午前九時半(日本時間同日午前七時半)から、ニ市のシティーホール・バンケットルームで開かれた。宇部民踊愛好会、宇部手芸会、宇部華道協会のメンバーが、作品展示とデモンストレーションをして、日本の伝統文化をPR。会場には多くの市民が訪れ、団員と交流するとともに、異国の文化に理解を深めた。
 華道協会によるデモンストレーションで始まり、華道家元池坊宇部支部の古谷俊雄さんがステージに上がり、現地で用意された花を使って、生け方や池坊などについて説明した。手芸会は、しおりの作り方を指導し、子供たちに人気。民踊愛好会は三曲を踊り、南蛮音頭では、来場者から自然に手拍子が起こった。


 古谷さんのデモを見る市民(24日午前10時半ごろ、ニ市のシティーホールで)

宇部市子ども会文化祭、最優秀賞は恩田1分団と東岐波の丸尾

 第四十回記念宇部市子ども会文化祭は二十三日、記念会館で開かれた。各校区を代表する子ども会が、練習を重ねてきた劇や歌、踊りをステージで堂々と発表。第一部門(劇の部)では「喜助」を上演した恩田校区の恩田一分団子ども会、第二部門(合唱・合奏、踊り、その他の部)では東岐波校区の丸尾子ども会が最優秀賞に輝いた。市子ども会育成連絡協議会主催。


 戦後60年間のヒット曲を合唱する黒石子ども会(記念会館で)

琴芝小で子ども演劇教室発表会 半年間の集大成を熱演

 文部科学省地域子ども教室推進事業で取り組んできた演劇教室「劇づくり子どもの時間」の発表会が二十三日、練習会場の琴芝小音楽室で開かれた。半年間、演劇を学習してきた同小の五人が、ステージ狭しと演じ、達成感を味わった。父母や児童ら約百人が観賞し、盛大な拍手を送った。


 趣向を凝らしたパフォーマンスをする子供たち(琴芝小で)

「青少年ミーティング」で中・高生と大人が意見交換

 山陽小野田市ふるさとづくり推進協議会(安部寛二会長)主催の「青少年ミーティング」は二十三日、きらら交流館で初めてあり、市内の中・高校生と大人が意見交換し、お互いの考えや主張への理解を深めた。
 青少年健全育成強調月間にちなんだ行事。これまでは健全育成、教育、地域関係者を集めて大会、講演会を開いていたが、まず、見守るべき児童・生徒の本音を知り、大人への意見を聞こうと、グループミーティングを独自で企画した。お互いに打ち解けるためのレクリエーションを経て、大人と中・高校生混合の六グループを編成し、館内の宿泊室、研修室に分かれて「夢、将来、自由、ふるさと、家族」をテーマに討論した。


 テーマを決めて討論するグループ(きらら交流館で)

江沢教育長の講評を聞く参加者(きらら交流館で)

2005年11月22日

ロンド・サンタ登場、22日点灯式

 宇部全日空ホテル前にある彫刻「ロンド」のクリスマス装飾の点灯を前に、宇部文化服装学院(米田ハル学院長、岬町)の学院生らが二十一日、製作したサンタクロースの衣装の着付けをした。。
 点灯式は二十二日午後六時から。アカペラコンサートや関係者のあいさつに続き、本場のフィンランドから来宇したサンタクロースを紹介。点灯後は、サンタクロースとの記念撮影やクリスマスクッキー(百個)の配布を行う。来年一月十四日まで、周辺の街路樹と共に通りに彩りを添える。


 ロンドにサンタクロースの衣装を着せる学院生ら(宇部全日空ホテル前で)

炭鉱遺産の蒸枠を発見、現物は初

 炭鉱の立て坑口を支え、わき水を遮断するために明治時代に考案された蒸枠(むしわく)の一部が、このほど宇部市藤曲の西部浄化センター増設工事現場で初めて見つかった。関係者は「海底炭田などわき水が多い場所の掘削を可能にした画期的な技術開発で、宇部の炭鉱発展につながった貴重な遺産」と発見を喜んだ。
 常盤公園の石炭記念館に蒸枠の模型が展示されているが、これまで現物は発見されていなかった。十月末に浄化センター増設工事のために工事関係者が地下約十メートルを掘っていたところ、陥没した穴から噴出した水の中から古い木片が相次いで浮かび上がった。発見されたのは平均サイズが縦三十センチ、横九十センチ、厚さ七センチの木片二十一個。表面は朽ちているが、いまだに原形をとどめているものもある。


 発見された蒸枠の一部を使い六角に組み立てた様子(藤曲の工事現場で)

六角蒸枠の構造図(『山口炭田三百年史』より)

姉妹都市提携25周年記念訪問団が豪州到着

 宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携二十五周年記念訪問団(団長・藤田忠夫市長、二十七人)は二十二日午前七時十分(日本時間同日午前五時十分)ごろ、豪州シドニー市に到着した。団員たちは、長旅の疲れも見せず、午前中はオペラハウスやハーバーブリッジなど、オーストラリアを代表する都市の名所を見学。午後零時半(同午前十時半)ごろ、バスでニ市へ向けて出発した。ニ市には、二十五日まで四日間滞在。日本文化展や記念夕食会などの公式行事をこなし、友好の輪を広げる。
 ニ市入りは、午後三時(同一時)ごろの予定。宿泊先のホテルに到着後、藤田市長ら十七人はシティーホールへ向かい、ジョン・テイト市長を表敬訪問する。二十三日は行政訪問団は終日、ニ市内を視察。文化訪問団は午後から、二十四日に同ホールで行う文化展の成功に向け、準備に励む。


 シドニーに到着した訪問団(22日午前8時20分ごろ、シドニー国際空港で)

「地域ステキビト探し隊」が夏の体験活動をかわら版に

 生涯学習中央指導者養成セミナー(県ひとづくり財団主催)の受講生たちが、宇部市の琴芝校区で今夏実施した体験活動の成果をまとめた。子供たちが地域の素晴らしい人を取材し、心を通わせることで世代間の交流を広げてもらおうという内容。二十六、二十七の両日、山口市の県セミナーパークで開かれる最終セミナーで発表する。
 体験活動は「地域ステキビト探し隊」のグループが、琴芝小の協力を得て、八月二日に実施した。同小の六年生八人が、メモ用紙とインスタントカメラを手に三グループに分かれて出発。地域のさまざまな分野で活動している八人に、得意なことや街の魅力などを質問した。取材後は写真と紹介文を添えたマップ「ステキビトマップ」を作製して、グループごとに発表。一カ月後に、児童と取材を受けた双方に感想を聞き、成果報告を「かわら版」としてまとめた。


 印刷した「かわら版」を披露する伊藤さん

山陽小野田市内18施設で指定管理者の公募始まる

 山陽小野田市は二十一日から、管理委託している市内十八施設の指定管理者の公募を開始した。年内には選定、議会議決などの諸手続きを済ませ、来年四月から完全実施する。指定管理者制度は民間のノウハウを施設管理に生かし、効率的な運営や市民サービスの維持向上、経費縮減につなげるもの。
 募集施設は、知的障害者通所授産施設まつば園、同更生施設みつば園、心身障害者福祉作業所のぞみ園、心身障害児簡易通園施設なるみ園、中央福祉センター、小野田地区の七つの児童館、刈屋、高泊、梶、埴生の四漁港、商工センター、商業起業家支援センター。まつば園など四園、児童館は、それぞれ一括管理とし、九団体(事業者)を募る。
 募集要項に関する質問や申請書の提出先は次の通り。▽まつば園など4園=高齢障害課▽中央福祉センター=社会福祉課▽児童館=児童福祉課▽漁港=農林水産課▽商工センター、商業起業家支援センター=商工労働課

2005年11月21日

常盤公園でイベント開催、多くの家族連れでにぎわう

 青空の広がった二十日、宇部市常盤公園で三つのイベントが行われ、大勢の家族連れでにぎわった。参加者たちは、深まる秋を肌で感じながら園内を散策。自然の材料を使った木工作品やロケット作り、ゲームなども満喫した。


 子供たちの人気を集めたラジコンあめすくい(東駐車場で)

チェックポイントでスタンプを押す子供たち(モンキーランド前で)

あじすふれあいまつり、多彩なイベントでにぎわう

 第十九回あじすふれあいまつり(同実行委員会主催)は二十日、JR阿知須駅前周辺を歩行者天国にして開かれた。「あじすの元気見付けた!」をテーマに、ステージやフリーマーケット、農業まつりなど、さまざまなイベントが行われ、多くの人でにぎわった。
 山口市になって初めての開催で、駅前ステージでの開会行事では、当選したばかりの渡辺純忠市長が地元民にあいさつ。続いて、もちまき、あじす保育園や阿知須幼稚園の園児によるダンス、井関小児童の演奏、豪華賞品が当たるスーパービンゴ大会も盛り上がった。


 祭りを楽しむ地元住民ら(阿知須駅前の歩行者天国で)

NPO法人主催「子ども匠の学校」で地元名人の技学ぶ

 子供たちに地域の名人の技や伝統文化を伝承しようというNPO法人森と海の学校(岡村精二理事長)主催の子ども匠(たくみ)の学校が、20日に原ふれあいセンターで開校した。初回は自転車屋さんが教える自転車の整備。日ごろパンク修理や整備をしたことのない子供たちは、専門家の指導を受けながら自分の自転車を分解掃除、懸命に整備していた。
 同学校は両親や祖父母、地域の職人たちの技や伝統を子供たちに伝えようと、県ひとづくり財団の補助を受け、今回初めて企画した。自転車整備のほか、釣り名人が教える魚釣りの方法、鮮魚店経営者が指導する魚のさばき方、ゴム動力式模型飛行機作り、工務店経営者が教える電灯付き本棚作り、茶道と日本舞踊の習得など、地域の名人を講師にした多彩なプログラムが組まれている。


 河村さんからパンク修理のこつを教わる子供たち(原ふれあいセンターで)

山陽小野田市社会福祉大会 表彰式や記念イベントなど盛況

 山陽小野田市社会福祉協議会(森田純一会長)主催の第一回山陽小野田市社会福祉大会が二十日、市民館で開かれ、社会福祉事業功労者として杉山祥介さん(老人クラブ恵比寿会長)ら四十七人と四団体を表彰した。
 旧小野田市と山陽町の合併に伴い、社会福祉協議会も一本化されて、初めての社会福祉大会。森田会長は「両社協の伝統と英知を生かし、二十一世紀を展望した経営と、安全・安心なまちづくり実現のための諸事業を展開していく。少子高齢化や社会環境の変化に対応しながら、いつでも、どこでも、誰でも、必要とする福祉を提供できる社協にするため、全力を尽くしたい」とあいさつ。社会福祉事業功労者に表彰状と記念品を手渡した。


 社会福祉大会の表彰式(市民館で)

にぎわうボランティアまつり会場(市民館で)

2005年11月19日

宇部では、「ど根性ナス」

兵庫県相生市で、歩道のアスファルトから大根が頭を出し、人々を驚かせた“ど根性大根”。宇部市上宇部風呂ケ迫の市営住宅では“ど根性ナス”が注目の的となっている。 同所アパート三号棟の階段と地面アスファルトのわずかなすき間から、ナスの茎(約三十㌢)が伸び、親指ほどの実を付けた。同アパートに住む男性(87)によると、夏場に小さな芽が出ているのに気付き、地域住民が見守ってきたところ、背丈が伸びて、太い茎となり、十月末にはナスの実がなったという。 同アパートに息子夫婦が住み、実際にナスを目にした松岡一子さんは「こんな場所になんでナスがと、驚いた。抜いたり、踏んだりしないように、アパートの住民みんなで、大切にしてきたと聞いている。ど根性大根に負けないくらい、話題になるのでは」と話している。


 階段とアスファルトのすき間から茎を伸ばして実を付けたナス(上宇部風呂ケ迫の市営住宅で)

あじす街角ぎゃらりー開幕

第九回あじす街角ぎゃらりー(阿知須町商工会主催)のひなもんまつりが、十九日から商店街通りを中心に始まった。店舗や自宅の一部を“ギャラリー”として開放。来場者は色鮮やかな作品を楽しみながら、趣ある白壁の街並みを思い思いに散策している。ひなもんまつりは十二カ所が参加。西条の工藤邸では、西条すみれ会の会員七人が日本の四季をイメージした作品三百点を並べた。かぶとをかぶった男の子や七夕飾り、月見を楽しむうさぎなどの愛らしい作品に来場者は目を細めていた。


 日本の四季をイメージした工藤邸の作品(阿知須西条で)

「宇部商デパート」、甲子園効果で盛況

宇部商高(山本信夫校長、四百七十人)の第二十回「宇部商デパート」は十九日、同校で始まった。生徒による手作りの十八店舗が並び、生活用品や食料品などを販売。野球部が今夏の甲子園で4強入りを果たし、注目度が上がったこともあり、開店と同時に多くの市民が訪れ、校内はごったがえした。


 来場者の応対をする生徒たち(19日午前10時15分ごろ、宇部商高で)

2006年宇部市予算、成果志向で

宇部市は十八日、二〇〇六年度の予算編成方針を発表した。一般財源の収支試算では、義務的経費で約四億円の増加が予想され、投資的経費を前年度並みに確保した場合、全体で約十三億円の財源不足が見込まれるなど、厳しい局面を迎える。今回は試行的に、現場重視の観点から行政サービスの第一線に立つ担当部に一般財源を配分し、成果志向の考え方を取り入れて、事務事業を徹底的に洗い直させる。起債制限比率が危険ラインの15%を超える可能性も高く、建設事業債の発行は三十五億円以内(普通会計)に抑制。〇五年度に引き続き、重点四施策と義務的経費を除く事業の見積もり基準は「前年度当初予算の85%の範囲内」とした。

宇部市民、分別収集に協力9割

資源ごみの分別収集に協力している市民が九割を超えていることが、宇部市がこのほど行った、ごみに関するアンケート調査で明らかになった。市ごみ減量推進課は「環境への市民の意識は確実に高まっている」と評価した。 見直し中のごみ処理基本計画(二〇〇一―一五年度)の参考にするため、八月に調査。市内在住の二十歳から七十歳未満までの男女千人を無作為抽出し、三百四十八人から回答を得た。 「資源ごみの分別収集に協力しているか」の設問に「はい」と答えた人はペットボトル98・1%、空き缶97・8%、瓶95・9%、古新聞94・6%といずれも高い比率となった。紙製の菓子箱、紙袋などの紙製容器包装だけは78・5%にとどまった。

山陽小野田市青少年問題協議会委員に委嘱状

山陽小野田市青少年問題協議会(会長・白井博文市長)は十八日、市役所であり、各団体から選出された委員が委嘱状を受け取り、設定された協議題について意見や情報を交換した。任期は二〇〇七年五月末まで。 健全育成に向けた関係機関の連携を目的とした団体として、旧小野田市にあったものを継承した。初会合では辞令交付の後、今回のテーマ「地域社会における子供の体験活動をどのように支援するか」の設定について背景を聞いた。この後、選出母体での活動、課題を出し合った。 委員からは「体験活動は限られた一部の支援者の献身的な活動で成り立っている。適切な新陳代謝も必要だ」「小学校の育友会への父親の参画に取り組んでいる。子供の気持ちをくみ取らなければ」などの意見が出た。


 地域活動への参加について話し合う参加者(山陽小野田市役所で)

2005年11月18日

教善寺で樹齢400年のサザンカ満開

“サザンカ寺”として知られる教善寺(杉形卓浄住職、西万倉)の境内でサザンカが満開になっている。白い花が青く澄んだ空に映え、訪れる人の目を楽しませている。
 サザンカは、万倉幼稚園の裏手にある。樹高約十三メートル、幹回りは二・三メートル。樹齢約四百年とされ、古木の証しである、枝と枝がくっつく連理や、木肌にコケ類の自生が見られる。宇部市の天然記念物にも指定されている。


 サザンカの古木の下で鉄棒遊びに興じる園児(西万倉の教善寺で)

合併1周年記念の市民クルーズ 豪華客船で奄美大島へ

 宇部市合併一周年記念の市民クルーズに向かう、大型豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」が十八日、宇部港を出港した。参加者四百七十人は、藤田忠夫市長ら約五十人に見送られ、奄美大島まで二泊三日の船旅を満喫する。
 出航を告げる汽笛が響くと、参加者と見送りの人たちは互いに手を振り合っていた。奄美大島の名瀬港には十九日午前九時に到着。宇部への帰港は二十日午後五時を予定している。


 出港するぱしふぃっくびーなす(18日午前10時ごろ、芝中西ふ頭で)

御撫育用水を「疎水百選」に 宇部市土地改良区が市民に呼びかけ

 厚南平野を潤している御撫育(ごぶいく)用水を、全国に誇れる「疎水(そすい)百選」に選定してもらおうという動きが広がっている。これまで全国から応募のあった五百地区のうち、二百八十四地区が要件を満たした該当地区として候補に選ばれ、県内からは御撫育用水と、山陽小野田市の寝太郎せき(寝太郎用水)を含む八地区が候補に残っている。宇部市御撫育土地改良区(金澤巌理事長、六百三十八人)は、組合員を中心に投票を依頼するとともに、市民の協力を求めている。
 疎水とは、二千年間にわたって日本の国土に網の目のように張り巡らされてきた農業用水路を指す。総延長は地球十周分に相当する約四十万キロに達する。
 百選の決定は、選定基準の評価と投票結果を合わせて総合評価し、来年一月ごろに発表される。はがきによる投票は十二月九日まで。官製はがきに、住所、氏名、電話番号と、投票する疎水名(「御撫育用水」など)と投票理由を書き、全国水土里ネット「疎水百選事務局」(〒102-0093東京都千代田区平河町二-七-四砂防会館別館二階)に郵送する。インターネット投票は十二月十一日まで。「www.inakajin.jp/sosui」にアクセスし、フォームに沿って投票する。
 御撫育用水の撫育は「民衆をかわいがり育てる」という意味。一七六三年に七代藩主の毛利重就が撫育方を設立。御撫育用水は中野開作の水利として、一七八八年から九二年にかけて最初の工事が行われた。現在の水路は幹線約十キロ、支線は約百二十キロ、受益面積は約二百五ヘクタールに及ぶ。

県PTA連合会が小・中学校に「NoテレビDay・NoゲームDay」参加呼び掛け

 県PTA連合会(松井繁之会長)は、県内の小・中学校を通じて二十日に実施する「NoテレビDay・NoゲームDay」への参加を呼び掛けている。
 次世代を担う子供たちの健全育成を目的に初めて試みる。テレビ、テレビゲーム、インターネット、携帯電話などに長時間、接触する機会が多くなっている現在、子供たちの体力不足といった身体への悪影響、家族のコミュニケーション不足、幼少時の脳の成長への影響が心配されている。
 高泊小(山陽小野田市)など八校がモデル校に手を挙げ、実施状況や感想をまとめるほか、各校で参加を呼び掛けるチラシが配布された。

山陽小野田市消防団の防火訪問診断、山陽地域でも開始

 山陽小野田市消防団(秋本昌宏団長)では、小野田地域で実施してきた一人暮らしの高齢者対象の住宅防火訪問診断を、山陽地域でも開始した。十一月を巡回期間とし、小野田同様、原則的に二年で対象の全戸を一巡する。団員が面談しながらガス器具やストーブの安全対策や使用状況を確認し、防火を呼び掛ける。
 対象となる七十歳以上の独居の実数は、約千人と見込まれる山陽地域を含め、市内全域で三千人前後。このうちの半数を今月中に訪問する。個々の消防分団が、それぞれの管轄エリアを担当するが、対象者が全二十二分団中最多の厚狭一分団は、例外的に三年計画で一巡。少ない地区は毎年、全戸を回ることにした。

2005年11月17日

寒風の中、東岐波中がマラソン大会

 11月も中旬を過ぎ、肌寒さが増してきた宇部地方。けさの最低気温は8.6度(午前6時21分、市防災課調べ)。午前9時までは10度以下の気温が続き、いよいよ冬の到来を感じさせる。東岐波中(白石千代校長、380人)では、冬場を乗り切る体力づくりを図ろうと17日、校内マラソン大会を実施。東岐波体育広場を発着点とするコースで行われ、生徒たちは海からの冷たい風にも負けず、ゴールを目指した。


 海沿いを走る1年女子の生徒たち(17日午前9時半すぎ、東岐波で)

慶進中・高の第3グラウンドが完成

 慶進中・高を運営する学校法人・宇部学園(二木秀夫理事長)が、同校北側で整備を進めていた第三グラウンドがこのほど完成。十七日に完工式があり、新しいスポーツ施設の誕生を祝った。広さ千三百平方メートルで、バスケットコート二面(またはテニスコート一面)と倉庫などの付帯設備が備えられている。
 同校が進めている体育施設・設備充実整備計画の一環。これまで、二〇〇三年に武道館新築、〇四年に第二グラウンド、今年四月に野球練習場を造っている。


 テープカットする二木理事長(中央)ら(17日午前10時すぎ、慶進中・高第3グラウンドで)

黒石小のパトロール隊 児童を見守り続けて4年半

 見守り隊やパトロール隊など子供たちの安全に目を光らせる地域活動が、登下校時を中心に各地で広がりを見せているが、黒石小ふれあいパトロール隊は、二〇〇一年六月に大阪・池田小で発生した児童殺傷事件後すぐに発足し、四年半にわたって活動を続けている。中でも隊長を務める砂川敏彦さん(68)=厚南=は毎朝、黒石小(緒方幸枝校長、四百四十一人)の校内をパトロールすることが日課。砂川さんは「子供たちの元気な姿を見ることが喜び。健康なうちは続けていきたい」と話す。


 児童に声を掛けながら校内を回る砂川さん(黒石小で)

トンガ女性が小野中訪問 紙すきや琴演奏など生徒と交流

 南太平洋のトンガから来県したオファ・ケリー・バカウタさん(25)と、ラトゥ・ナターシャ・ウタツさん(20)が十六日、小野中(松村和徳校長、三十九人)を訪れ、紙すきや琴演奏を通じて、生徒たちと触れ合った。
 二人は同国の赤十字スタッフ。国際理解と親善を目的に、日本赤十字社の招きで十二日から来日している。南国の島からいきなり寒い時期に来て、二人とも風邪気味だったが「才能が豊かで、とても愛らしい子供たちばかり。いろいろ教わって、とてもいい経験になった」と喜んでいた。


 紙すきを体験するケリーさん(右後ろはナターシャさん、小野中で)

市老連文化展開催 ミニ婚礼衣装など250点展示

 宇部市老人クラブ連合会(井上逸治郎会長)の第二十二回文化作品展は十七日、市シルバーふれあいセンターで始まり、書や木彫り、ちぎり絵などの生きがい作品約二百五十点が人気を集めている。初参加の楠地域は、水墨画の掛け軸を展示している。十八日まで。
 岬校区の杉田冨美子さん(73)は、手芸作品と共に、洋裁の技術を生かして、ミニチュア版の婚礼や宮参りなどの衣装五点を出品。めでたい雰囲気を醸し出している。会場では、婦人部(西川三代子部長)によるバザーも開かれ、衣類、日用雑貨約八百点を販売。収益金の一部は福岡県の地震被災地に贈る。


 展示作品を鑑賞する来場者(17日午前10時ごろ、シルバーふれあいセンターで)

食育講習会 埴生幼稚園保護者ら体に優しい料理学ぶ

 埴生幼稚園(冨永恵美子園長)の保護者を対象とした食育講習会が十六日、埴生公民館で開かれ、二十一人が山陽小野田市食生活改善推進協議会員から栄養バランスの取れた体に優しい料理を教わった。
 料理のポイントは、若者が好む濃い味付けを防ぐため、薄味をニンニクやユズなどの香味で補うこと、牛乳と比べカルシウムが多く、低カロリーというスキムミルクを利用することなど。育ち盛りの子供たちを持つ母親たちは、体に優しい一工夫を頭にたたき込みながら、調理していた。


 体に優しい料理を学ぶ母親たち(埴生公民館で)

2005年11月16日

市地域福祉計画策定へ 市民ワークショップで諸課題の解決策探る

 宇部市地域福祉計画の策定に向け、八つのテーマ別市民ワークショップが十五日、一斉に行われた。合計四十五人が参加し、各校区から出された生活課題の解決法を具現化するために協議。次回の二十二日で、モデルとなる課題解決の仕組みをまとめる。
 今後の地域福祉の総合的な柱となる同計画を作るため、市では来年三月を目標に、住民参画で策定を進めている。今年の六月から八月にかけ、全二十四校区で懇談会を実施。ワークショップでは、その際に出された課題解決のアイデアを練り合わせ、住民・行政・社会福祉協議会などの役割も明示して、実践的な課題解決法を考える。


 子育て中の孤立化を防ぐため情報提供などについて話し合う参加者(市シルバーふれあいセンターで)

やまぐち農産物愛用推進委が地産地消の生産現場視察

 見つめて!やまぐち農産物愛用推進委員会(城市徹也会長)の地産地消現地視察会は十五日、宇部市東万倉のはなっこりーほ場など四カ所であり、委員九人が生産現場の現状や課題を調べた。
 推進委は、新鮮・安心・安全を基本とした地産地消の推進と、県産農産物や加工品の需要拡大を図るため、二〇〇一年に農業団体、流通販売関係者、消費者団体、行政ら十八団体の代表で組織。翌〇二年から現状把握のために毎年、県内の生産現場などを視察している。
 今回は、県生まれの野菜はなっこりーのほ場のほか、山陽小野田市の地元契約米「日本晴」を原料に日本酒を製造する永山酒造、やまぐち食彩店の敦煌小野田店、はなっこりーを使ったてんぷらを作る西海食品を視察した。


 はなっこりーのほ場を視察する委員(東万倉の河村さんのほ場で)

宇部興産 中間決算で経常利益177.5%増の143億5100万円

 宇部興産(田村浩章社長)は十五日、二〇〇五年九月中間期(〇五年四月一日-九月三十日)の決算を発表した。連結の売上高は二千八百七億六千二百万円で前年同期比3・1%増ながら、営業利益は63・1%増の百七十四億二千百万円、経常利益は177・5%増の百四十三億五千百万円、中間利益は157・2%増の六十億二千万円と、大幅な増益となった。それぞれ中間決算としては過去最高の数字。通期も、記録更新と二期連続の増収増益を見込んでいる。

楠地域審でまちづくりの課題出そろう

 宇部市楠地域審議会(藤野暁夫会長、十五人)は十五日、市楠総合センターであり、市都市計画マスタープラン(楠地域)策定の進ちょく状況について、市楠総合支所の横屋幸児支所長ら幹部職員から報告を受けた。この中で、地域のまちづくりの主要課題が明らかにされた。地域にかかわる今年度予算の執行状況の説明もあった。
 地域の概要に関しては、全市と共通した課題として「定住と交流を促進する魅力あるまちづくり」など五項目、地域の特徴的な課題として「旧宇部市地域との一体感の醸成」「福祉・保健・医療体制の連携強化」「旧街道沿いの歴史的な街並みの保全」など六項目が挙げられた。


 市都市計画マスタープランの進ちょく状況について説明を受ける委員ら(楠総合センターで)

20日 JR阿知須駅周辺などで「あじすふれあいまつり」、「街角ギャラリー」開催

 第十九回あじすふれあいまつり(同実行委員会主催)と第九回街角ギャラリー(阿知須町商工会主催)は、二十日午前九時から、JR阿知須駅周辺や商店街を会場に開かれる。ひなもんなど手作り作品で飾られた住居や商店の散策、液晶テレビが当たるビンゴ大会などのイベントが楽しめる。
 ふれあいまつりの問い合わせは事務局のJA山口宇部阿知須支所(電話65-4020)、街角ギャラリーの問い合わせは商工会(電話65-2129)へ。

山陽小野田市 市章3候補を市民投票へ

 山陽小野田市は、市章デザインの最終候補三点を公表した。二十一日から専用の投票箱、はがき、ファクス、インターネットによる市民投票を開始し、最多得票の作品を新市のシンボルマークに選定する。投票は十二月八日まで。
 投票の対象は市民。一人一票とし、重複投票はできない。市外からの投票もカウントしない。参加手法は、本庁、山陽総合事務所、南、埴生両支所、公園通出張所、各公民館での投票、はがきか封書での郵送、ファクス、インターネットの四通り。作品番号、郵便番号、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を記入し、漏れがあると無効になる。 投票者の中から抽選で十人に記念品として図書カード(千円分)を進呈する。集計結果の発表、お披露目については内部で調整中だという。
 問い合わせ、申し込みは〒756―8601山陽小野田市日の出1―1―1、市総務課市章投票係(電話82―1121、ファクス83―2604)へ。ホームページ専用フォームのアドレスはhttp://www.city.sanyo-onoda.lg.jp/vote/vote.htm、電子メールのアドレスはs.o.design@city.sanyo-onoda.lg.jp。


 

2005年11月15日

勤労感謝を前に東割保育園児が郵便局訪問

 二十三日の「勤労感謝の日」を前に、東割保育園(松永喜久枝園長)の年長、年中児二十六人は十四日、東割郵便局(岡本伸二局長)を訪問。局員の日ごろの労をねぎらい、手作りのカレンダーや手紙、歌をプレゼントした。
 年長組の盛重克樹ちゃんと西崎愛由ちゃんが代表で手紙を朗読。「雨の日も風の日もお手紙や荷物を届けてくれてありがとうございます。これからも頑張ってください」と元気に読み上げた後、年長組は来年のえとの犬をモチーフに制作した紙版画のカレンダー、年中組はちぎり絵のカレンダーを岡本局長に手渡した。


 岡本局長に手作りカレンダーなどを贈る子供たち(東割郵便局で)

紀宮さま、黒田さん結婚 両陛下も出席

 天皇家の長女紀宮さま(36)と東京都職員黒田慶樹さん(40)の結婚式が十五日午前、東京都千代田区の帝国ホテルで行われた。天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻、黒田さんの母壽美子さん(70)ら両家の三十一人が参列。二人は神前で夫婦の誓いを立てた。紀宮さまは結婚に伴い皇籍を離脱し、黒田清子さんとして新生活を迎える。

山口銀行宇部支店で強盗訓練

 金融機関を狙った犯罪が懸念される年末年始を前に、山口銀行宇部支店(財満寛支店長)は十四日、強盗を想定した訓練に取り組んだ。行員約七十人は、緊急時の自分の役割を確認し、気を引き締め直していた。
 訓練は閉店後に行われ、犯人役の宇部署員と行員二人が拳銃(モデルガン)や模造の刃物を持って入店。店内ロビーにいた来店者役の女子行員を人質に取って「金を出せ」と要求した。「早くしろ。もっと金を出せ」などと怒鳴り声を上げる犯人を、応対した行員がなだめている間に、別の行員が通報装置を使って警察に連絡し、犯人の特徴をメモに取るなどした。


 落ち着いて犯人役に応対する行員(山口銀行宇部支店で)

姉妹都市提携25周年記念で訪問団が21日豪州ニ市へ出発

 宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携二十五周年記念訪問団は二十一日、豪州ニ市へ向けて出発する。メンバーは、藤田忠夫市長を団長に、行政、議会、友好協会、文化団体関係者ら二十七人。日本文化展や記念夕食会などの公式行事をこなし、四半世紀を迎える両市の友好の歩みを振り返るとともに、一層の交流拡大を図る。
 両市は一九八〇年十一月に姉妹都市として調印。以来、中・高校生の研修や親善訪問団の派遣、市民レベルでのスポーツ交流などを通じて、きずなを深めてきた。

19、20日「宇部商デパート」開催 多彩なイベントで節目の20回盛大に

 宇部商高(山本信夫校長、四百七十人)の第二十回「宇部商デパート」は十九、二十の両日、同校で開かれる。生活用品や食料品など、生徒による手作りの十八店舗が並ぶほか、ダンス大会、もちつきなどのイベントも行われる。時間は両日とも、午前九時半から午後三時半まで。雨天決行。
 生徒自身がデパートを企画・立案し、商品の仕入れから販売、経理、決算など、販売促進活動を体験することで、ビジネス遂行能力を養うことが目的。キャリア教育の一環として行っており、二十回の節目を迎える。問い合わせは同校(電話41-8233)へ。 


 

西万倉の「森林に親しむ交流会」参加者募集

 宇部市林業研究会(田邊厚実会長)主催の「森林に親しむ交流会」は、二十七日午前九時から西万倉で開かれる。竹林整備や山林見学、木工・竹細工などを体験して、森林に対する理解や関心を深める。
 対象は小学五年生以上の親子。参加費は昼食(竹ごはん、山賊鍋)の材料費として、大人三百円、子供百円。作業しやすい服装と軍手、水筒は各自で持参。参加希望者は、当日午前九時半までに万倉ふれあいセンターに集合する。問い合わせは市楠総合支所経済課(電話67-2815)へ。

有帆に子供を守る見守り隊発足

 子供が巻き込まれる犯罪を地域住民の力で抑止しようと十二日、有帆校区見守り隊が発足した。住民有志の隊員が外出時に腕章などを付け、不審者に目を光らせる。会長には、発足まで積極的に動いた同地区自治会協議会の杉村傳会長が就いた。
 全住民に呼び掛け、同日までに百一人が登録した。隊員には腕章と自家用車用のステッカーを配布し、外出時は常に装着することを徹底。小学生の登・下校時だけでなく、散歩やジョギング、買い物、通勤など隊員のライフスタイルに合わせて昼夜を問わずパトロールできるため、高い効果が期待できる。


 隊員に腕章やステッカーを渡す杉村会長(右、有帆小で)

2005年11月14日

時雨川で小・中学生がホタルの家作り

 上宇部校区の小・中学生ら約五十人が十三日、上宇部大小路高田の時雨川で、ホタルの家作りに取り組んだ。ホタルの幼虫がさなぎになるための寝床に使う護岸ブロックに真砂土を入れ、幼虫のえさになるカワニナを放流。参加者は早くも、来夏の幻想的な光を心待ちにしている。校区子ども委員会(秋本昌子会長)と校区コミュニティー推進協議会(河村博会長)主催。


 真砂土で護岸ブロックの穴を埋めていく児童(上宇部大小路高田の時雨川で)

日報作文の表彰式 特選・須子さんら入賞者たたえる

 第四十五回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(日報作文)の表彰式は十二日、福祉会館であり、入賞者五十一人のうち、中学校の部で特選に輝いた須子綾香さん(楠三年)ら出席した四十一人に賞状と記念品を贈り、祝福した。宇部日報社主催、市教育委員会共催。


 記念写真に納まる入賞者たち(福祉会館で)

「福祉の就職ミニ・フェア」 講演や面談などに約100人が参加

 社会福祉施設などの仕事に興味、関心を持つ人を対象とした「福祉の就職ミニ・フェア」が十三日、宇部市福祉会館であった。高校生から一般まで約百人が参加して、福祉関係者の講演や介護職員、保育士らの体験発表を聞き、求職相談、求人面談を受けた。主催した市社会福祉協議会では「これまでは山口市で開催されていたが、今回から県内四カ所で実施されるようになった。用意した百席が埋まり、福祉に関心がある人の多さを知って、とても頼もしく思う」としている。


 多くの人が利用した求職相談、求人面談のコーナー(福祉会館で)

くすのき芸文フェスタ 多彩なイベントで大盛況

 合併一周年記念・第十四回くすのき芸文フェスタ(同実行委員会主催)が十三日、楠総合センター一帯で開かれた。地域住民による芸術・文化活動の発表をはじめ、健康関連の行事、人気ものまねタレントや戦隊ヒーローのショーなど多彩なイベントが繰り広げられ、過去最高の二万人を超える来場者でにぎわった。
 野外ステージでは、船木幼稚園児のマーチングバンド、戦隊ヒーロー・マジレンジャーショー、神功太鼓の演奏、山口日本電気吹奏楽団のステージ、松浦亜弥のものまねで知られる前田健の爆笑ものまねライブショー、もちまきなどが行われ、大盛況。農産物や特産品の販売コーナー、飲食バザー、子供向けのゲームコーナーなどもあり、終日、住民たちの笑顔があふれていた。 


 来場者の人気を集めた前田健の爆笑ものまねライブショー(楠総合センターで)

ときわ公園大茶会で茶道3流派が来場者もてなす

 第八回ときわ公園市民大茶会は十三日、常盤公園内の三カ所で開かれた。開場と同時に多くの市民が訪れ、市内の茶道三流派のメンバーから、もてなしを受けた。宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)主催。
 表千家の会場では、モミジの葉を散りばめた石庭を会場前方に設け、深まる秋を演出。江本美沙子会長ら会員五十人が応対した。来場者たちは、お茶と和菓子で、ゆっくりとした時間を過ごすとともに、石庭と目の前に広がる園内の景色を楽しんだ。


 一服を楽しむ来場者(ときわレストハウスで)

まつり山陽 2万5千人の人出でにぎわう

 まつり山陽は十三日、JR厚狭駅前をメーン会場に、厚狭商店街一帯で開かれた。名物行事の大名行列や、チビっ子に人気のヒーローショーなど多彩なイベントが繰り広げられ、家族連れら二万五千人(主催者発表)の人出でにぎわった。十二日には埴生漁港で、前夜祭の花火大会があり、二万人が県内では珍しい初冬の花火を楽しんだ。


 商店街を練り歩く大名行列(まつり山陽会場で)

前夜祭の冬花火(埴生漁港で)

2005年11月12日

琴崎八幡宮 七五三参りでにぎわう

 十五日の「七五三」を前に、宇部のうぶすなの神、琴崎八幡宮(白石正典宮司)は、お参りに訪れた多くの家族連れでにぎわっている。十二日も朝から、着物で着飾った子供たちが親に手を引かれ、千歳あめを手に笑顔いっぱい。きょう、あすと来週末がピークになりそう。七五三は、数え年で三歳と五歳の男の子、三歳と七歳の女の子の成長と守護を願うもの。少子化でお参りに訪れる親子連れは減少傾向。分散化も進み、交通整理が出るほどのラッシュはなくなっている。


 子供の成長を願い、参拝に訪れた家族連れ(12日午前10時ごろ、琴崎八幡宮で)

荒滝山などの救助訓練に防災ヘリ「きらら」出動

 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)や市消防団楠消防団(上野昭治団長)など主催の山岳救助訓練が十二日、市内最高峰の荒滝山(標高四五九メートル)と吉部小グラウンドを主な会場に行われた。消防隊員や消防団員、県消防防災航空センター職員ら六十四人と緊急車両十三台、消防防災ヘリコプター「きらら」が参加。救助・搬送に取り組み、連携強化を図った。


 防災ヘリで救助した負傷者を連携して搬送する救急隊員(12日午前11時ごろ、吉部小グラウンドで)

知的クラスター協議会で高輝度LEDの年内完成報告

 文部科学省の知的クラスター創成事業「やまぐち・うべメディカル・イノベーション・クラスター構想」の推進協議会(会長・二井関成県知事、十人)は十一日、宇部市の県産業技術センターで今年度初の会合を実施。事業の中心的役割を担う高輝度LED(発光ダイオード)が年内に、医療用光源システムの試作品が来年三月末までに完成することが報告された。LEDの量産態勢の確立が新たな課題として浮上するなど、構想は研究・開発段階から産業・事業化へと大きく踏み出している。
 クラスターは「ブドウの房」の意味。同事業は、技術や人材などを集積して国際競争力を持つ事業・製品の創出を目指すもので、やまぐち・うべ構想では山口大の医・工学部をはじめ、県内外の産学官が手を取り合い、国際競争力のあるLEDをベースにした商品価値の高い医療機器の開発を進めている。


 意見を交わす協議会のメンバーたち(県産業技術センターで)

地元農産物直売所「楠四季彩市」は12月3日開店

 宇部市が、旧楠町青果市場を改装して開設する地元農産物直売所の詳細が決まった。「楠四季彩市」として、十二月三日に開店。管理と運営に当たる地元生産者団体の名称も楠四季彩市運営委員会に決まり、会長には國吉至さん(船木)が就任した。
 十二月三日はオープニングセレモニーの後、正午ごろに開店。翌日から通常営業で、開店時間は午前九時から午後四時まで。定休日は水曜日。あす十三日に市楠総合センターで行われる「くすのき芸文フェスタ」でもPRを兼ねて販売する。

豪華客船の見学会は希望者全員OK、奄美大島クルーズは残り10室

 大型豪華客船「ぱしふぃっくびいなす」の船内見学会が、十七日に芝中ふ頭で行われる。四百人の募集に対して、一・七倍に当たる六百八十一人(二百三十三組)が応募。船会社の計らいで、全員が乗船できることになった。奄美大島への市民クルーズ(十八-二十日)は、あと十室の空きがある。
「東洋のガラパゴス」と呼ばれる奄美大島へのクルーズは、市合併一周年記念市民クルーズとして実施。十八日午前十時に宇部港を出港し、翌十九日午前九時、奄美大島の名瀬港に着く。同日午後六時に出港し、二十日午後五時、宇部港に戻る予定。船内二泊で、洋食のフルコースと懐石風料理の夕食のほか、朝食二回、昼食三回付き。航海中には、ボージョレ・ヌーボーの解禁パーティーや、バイオリンとピアノ演奏会もある。申し込み、問い合わせは市交通局(電話31-2442)へ。

山陽小野田市議会が特別職の報酬削減など33議案可決

 十月定例山陽小野田市議会は十一日、本会議があり、一般会計補正予算、指定管理者指定手続き条例、特別職の報酬カットなど三十三議案を原案通り可決し、閉会した。
 特別職の報酬は、報酬等審議会の答申を反映し、市長、助役は15%、教育長、水道局長は5%、市議は旧小野田市議の報酬をベースに25%を、それぞれ削減するもの。財政危機を乗り切るための暫定措置だが、県内十三市では最低額になる。議員報酬に関しても大きな反発はなく、三人が賛成討論をした。

2005年11月11日

県産ブランド米「きら星」販売スタート

 県米穀協会が作り上げた新たな県産ブランド米「きら星」が、十日から県内のスーパーや量販店、米穀店で一斉に売り出された。フジグラン宇部では、記念イベントが行われ、試食販売などで買い物客らに積極的にPRした。
 きら星は、県産のひとめぼれとヒノヒカリを七対三の割合でブレンドしたもの。晴るる、コシヒカリを含めて四品種ある県産米の商品数を増やそうと開発。軟質の米同士をブレンドすることで、もちもち感と甘みが増したという。五キロ入りで、価格は二千百円前後。


 新しい県産ブランド米「きら星」を求める市民(フジグラン宇部で)

市ごみ処理計画で家庭可燃ごみ量を1人1日542.9グラムから486.6グラムに修正

 宇部市は、二〇一五年度を目標年度とする市ごみ処理基本計画について、一般家庭から排出される燃やせるごみの量を、一人一日五百四十二・九グラムから四百八十六・六グラムに変更する。分別収集の徹底や指定袋制度の導入により、減量効果が上がったため、ハードルを高くした。
 ごみ処理基本計画は、市のごみの排出、処理に関する長期ビジョンとして二〇〇一年度から一五年度までを計画期間に策定。ごみの減量、再資源化を目標に、家庭ごみ、事業系ごみの排出目標値や、それを実現するための具体的な施策を盛り込んでいる。

阿知須の元気ハウスにたい焼きショップオープン

 山口市阿知須寺河内の地域交流センター・元気ハウスに十日、阿知須ボランティア連絡協議会(磯中宏会長)が運営する、たい焼きショップが加わった。一九九三年から浜地区で開いている店の支店で、初日からなじみ客らでにぎわい、触れ合いの輪を広げている。
 同ショップは、地域との触れ合いやボランティア間の情報交換を目的にオープン。阿知須ボ連のたい焼きボランティア、九グループ八十二人が無償で参加し、収益金は活動費や地域福祉活動に役立てている。浜地区では、毎週木曜日午前九時から営業。一個七十円という手ごろな値段や温かい店の雰囲気が人気を集めている。


 たい焼きを買い求める客ら(阿知須寺河内の元気ハウスで)

JA山口宇部の米生産者大会で農業の維持・発展策探る

 JA山口宇部(吉本正夫組合長)の第二回米生産者大会は十日、同本所であり、宇部・山陽小野田・山口市阿知須の管内から生産者約三百五十人が参加。国の農業政策の方向性を見据えながら、地域農業の維持・発展策を探った。
 生産者の高齢化や担い手不足などの現状と、「米づくりの本来あるべき姿」を目指した米政策改革や新たな食料・農業・農村基本計画を踏まえ、昨年に続いて開催。吉本組合長は「一貫した水田ビジョン政策に取り組み、活力ある地域農業の再構築を目指したい」と述べた。


 生産者を前にあいさつする吉本組合長(JA山口宇部本所で)

04年度県内税務署法人税課税、前年度30.4%増の755億円

 山口税務署は十日、二〇〇四年度(〇四年七月-〇五年六月)県内十一税務署の法人税課税状況を発表した。申告税額は七百五十五億円で、前年度より30・4%、百七十六億円増加した。黒字申告割合は32・9%で、1・0ポイント上昇した。
 法人数は二万五千二百七十三社で四十四社増。申告件数は二万四千五百五十五件で、三十件減っている。申告所得金額は二千六百九十七億円で、22・2%増加した。一件当たり三千二百五十三万円となり、17・2%、四百七十八円増加した。申告欠損金(赤字)は七百七十三億円で、25・6%二百二十六億円圧縮した。

30日からぴあ南風で視覚障害者のためのIT講習会

 宇部市主催の視覚障害者のためのIT講習会は三十日から、鵜の島町のぴあ南風で開かれる。対象は視覚障害者と介助者で、画面読み上げソフトを使う。
 講座は初級と中級の三コース開設。パソコンを初めて使う人向けの初級は、三十日から十二月二十一日までの毎週水曜日午後一時-四時に実施。中級は、パソコンにある程度慣れている人が対象。十二月一日から二十二日までの毎週木曜日、午前九時-正午と、午後一時-四時の二コース設ける。定員は各コース五人。申し込み、問い合わせは市障害福祉課(電話34-8314)へ。申込期限は十八日。

山陽小野田市が山陽市民病院の健全化計画延長を国に打診

 山陽市民病院の不良債務の解消が大幅に遅れ、国から財政支援の打ち切りを含んだ「最後通告」を受けていた山陽小野田市が、二〇〇六年度で終了する経営健全化計画を〇八年度まで二年間延長し、単独で収支均衡を図る方針を国に打診していることが、十日までに分かった。
 山陽市民病院は、旧山陽町時代の〇一年度末に十一億六千万円の不良債務を抱え、〇二年度から五カ年計画で第五次経営健全化計画に着手。経営努力を積み上げるとともに、一般会計から毎年一億六千万円を繰り入れ、赤字を補てんしてきたが、〇四年度末で圧縮計画との乖離(かいり)額は三億八千万円に膨らみ、八億六千万円の不良債務を残したまま、新市に引き継がれた。

2005年11月10日

楠ワークショップで、まちづくりのアイデア地図に

 宇部市都市計画マスタープラン(楠地域)の第五回市民ワークショップが九日、船木ふれあいセンターで開かれた。九月から行われてきた同ワークショップの締めくくり。二十一人の参加者はタウンウオッチングの体験やまちづくりのアイデアをまとめ、楠地域の将来構想マップやまちづくりのキャッチフレーズを考案した。ワークショップの意見は来秋策定予定の宇部市都市計画マスタープラン(楠地域)に反映される。


 地図を前に意見を交わす参加者(船木ふれあいセンターで)

「えんどうまめ」が20周年記念のトーク&ピアノコンサート

 平和を願う草の根グループ「えんどうまめ」(石川悦子代表)の発足二十周年を記念したトーク&ピアノコンサート「アジアの子どもたちに心寄せて」は九日、宇部市シルバーふれあいセンターであり、池間哲郎さん(NGO沖縄アジアチャイルドサポート代表)の講演と、「闘うピアニスト」の異名を持つ水上裕子さんのピアノ演奏を通じて、参加者約二百人が生きることの意味を共に考え、感動を分かち合った。
 池間さんは、アジア各国で子供たちの教育支援に献身的な活動をしている。講演では、ビデオ映像で、フィリピンのごみ捨て場で働く幼い子や、貧困のために売られるタイ山岳民族の少女、マンホールの中で寒さをしのぐモンゴルの子供たちの様子などを放映。池間さんは、十日は宇部フロンティア大付属中と慶進中、十一日は常盤中と桃山中でも講演する。


 

楠地区の住民、生活環境の満足度高く

 楠地域の将来イメージとして、半数近くの住民が「高齢者などが安心して暮らせるまち」を挙げ、今の生活環境に対する満足度も高いことが、宇部市が実施した「将来のまちづくりに関する市民意識調査」で分かった。同時期に楠中一年生を対象にしたアンケートでは、生活環境への満足度は似たような結果が得られたものの、将来イメージなどは大きく異なり、世代間の相違を浮かび上がらせている。
 住民の生活環境に対する満足度は、34・9%が「満足」「まあ満足」とし、「不満」「やや不満」は17・9%にとどまった。満足の内容では「自宅周辺の緑の豊かさ・静けさ」を挙げた人が73・2%と突出して多かった。逆に、不満の内容では「働き場所の少なさ」が70・5%、「娯楽・レジャー施設の少なさ」が64・3%に達するなど、総じて「にぎやかさ」に欠ける実態が反映された。
 中学生は23・4%が「満足」とし「不満」は9・4%。やはり「自宅周辺の緑の豊かさ・静けさ」が43・8%と多く、不満の内容は「大きな公園の利用しやすさ」が42・2%、「歩道の歩きやすさ」が35・9%などだった。

山門八十八カ所御大師が200年祭を前に改築へ

 宇部市上宇部山門地区で、古くから住民に親しまれている「山門八十八カ所御大師」の本堂改築工事が、十一日から始まる。江戸時代の一八〇六年に赤岸地区(現ひらき台周辺)に安置され、明治初期に現在の山門墓地(山門一丁目)に移転されて以来の改築。
 御大師様は、旧山門村の当時、先祖代々の菩薩を弔うため、赤岸地区に安置されたという。小さな本堂には本尊一体が入り、参道には八十七体の小さな仏像が並んでいる。無病息災の願掛けなどに古くから多くの住民が訪れ、今でも毎日欠かさず、参拝する人もいる。本堂は来年三月に完成の予定。四月二十一日の例祭は二百年祭として、盛大に祝う予定だ。


 仮安置されている御大師様にお参りする秋田さん(手前)と小林さん(山門で)

14日、空港で「美容教室」

 県美容業生活衛生同業組合の青年部講師会(森敏夫支部長)による「美容教室」が、十四日午前十時から午後一時まで、山口宇部空港国内線ターミナル隣の空港会館で、初めて開かれる。本来プロの美容師を対象にした限定イベントだが、今回は空港施設のPRも兼ねて一般に開放。雑誌でしか見られないコンテストヘアや美容技術を、間近で見学できる。
 一般の参加希望者は、当日直接会館へ。講師会副会長でもあるラバーズヘアー(寿町二丁目)の竹内幸夫オーナーは「美容師を志す人や興味のある人たちに、気軽に来場してほしい。アップスタイルや着付けも参考になると思う」と話している。問い合わせは竹内オーナー(電話22-3033)まで。

NPO芙蓉会が障害者の自立支援

 山陽小野田市の障害者支援NPO法人芙蓉会(松井智理事長)は、菜種から食用油を抽出する「搾油(さくゆ)所」を、目出新町の松井製陶所内に整備し、知的障害者に就労の場を提供する。良質で、安心、安全な油を作って販売し、障害者の自立支援、地域貢献につなげる。専用機の試運転も始まり、十二日には開所式とデモンストレーションを行う。宇部健康福祉センターの認可が下りれば、食品油脂加工場として安定供給、市場開拓に向けた事業に着手する。


 菜種から食用油を抽出する専用機(松井製陶所内の芙蓉会搾油所で)

2005年11月 9日

ユニークな柿にびっくり

 人が両手を広げたようなユニークな形の柿が八日、宇部市厚南の山村皎二さん(78)方の畑で見つかった。苗木から十五年間育ててきて、毎秋十-三十個の収穫があるが、「こんなのは初めて」と山村さんも、びっくり。
 山村さん方の木は、高さ約四メートル。真ん中の辺りで「ヒトデが肥えたような柿」を発見した。三つまたになっており、一辺は九センチで、“両手”の端から端までは十三センチもある。「記念に、しばらく玄関に飾っておきたい」と山村さん。


 普通の柿(右)と比べる山村さん(厚南で)

9日から火災予防運動スタート

 暖房器具などを使用する機会が増え、空気も乾燥して、火災の発生しやすい時期を迎えるため、九日から全国一斉に「秋の火災予防運動」がスタートした。十五日までの一週間、各地で消防訓練や防火指導が行われ、火災予防の普及・啓発が図られる。
 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)は運動前日の八日、市内と山口市阿知須一円で、火の用心を呼び掛け、運動をPRする消防車両防火パレードを実施。同本部と市消防団、市楠消防団、山口市阿知須総合支所から車両二十台四十人が参加し、東・西・北の三コースに分かれて広報した。
 運動初日は、事業所における防火意識の高揚と自主防災体制の強化を目的に、東藤曲の太陽家具宇部店(伊藤敏之店長)で消防訓練があり、万一に備えて同社従業員約五十人と同本部の職員二十一人が連携して、消火活動や避難誘導、救助活動に取り組んだ。


 訓練で負傷者を救助する隊員(9日午前9時半ごろ、太陽家具宇部店で)

防火パレードに出発する消防車両(宇部市消防本部そばで)

19日、中学生防火スピーチ大会

 宇部市消防本部(矢野洋司消防長)は、十九日午前九時半から市シルバーふれあいセンターで、中学校防火スピーチ大会を開く。同大会は今回が初めての実施で、市内中学校十五校の代表者が発表する。
 近年の災害は、複雑で大規模化の傾向にあり、風水害や地震などの自然災害も各地で頻発、防災意識の向上が緊急課題となっている。こうした状況の中で、同本部では、将来を担う中学生に対し、積極的に防災ボランティア活動のできる心構えを育てる目的で実施する。
 発表者は次の通り。(敬称略)沖井佑衣(桃山1)石田緑(西岐波3)穐本峻也(宇部フロンティ大付属2)松嶋遼太郎(常盤3)末廣卓弥(川上3)井上祥彰(小野2)岸愛依理(黒石2)山崎希実(神原3)秋村佳奈(藤山3)田中量子(厚東3)前田祉子(上宇部1)村上恵里子(楠2)三輪嶺太(東岐波2)石川達也(慶進1)山口久美子(厚南2)

阿知須の居蔵造・中川家の保存工事着工

 阿知須の代表的な居蔵造(いぐらづくり)の建造物、縄田地区の中川家の現状保存工事が、今月中旬から行われる。阿知須の回船業が全盛期を迎えた明治期の代表的な建造物。工事を通して、同家の保存活用を図る。
 二〇〇三年に町教育委員会(当時)がまとめた「阿知須の居蔵造-阿知須町伝統的建造物群保存対策調査報告書」によると、阿知須の居蔵造は、瓦ぶき屋根・大壁造で、しっくい塗り込めの防火機能を備えた住居を指す。主に江戸時代から大正時代にかけて建築。外観上の特徴として両側の袖ひさしや一、二階の生子壁などが挙げられる。架構法も独特で、このような居蔵造は、県内では同地域以外に見られないという。


 現状保存工事が行われる中川家(阿知須縄田で)

県が政府へ山口国体施設の整備など12件要望

 国の来年度予算編成、施策決定を前に県は重点・特別要望十二件をまとめ、二井関成知事が八日の定例会見で発表した。新規は六年後の山口国体会場施設の整備促進など六件。二井知事、島田明議長らが上京し、十日に各省庁、県選出国会議員に要望する。
 宇部市のソフトテニス会場は中央コートで、改修に二十五億円要望する。青年、少年各男女の全種目が行われる。メーン会場となる山口市の陸上競技場改修に九十一億円、周南市のテニス場に九億円、玖珂町のホッケー場に九億円としている。
 宇部関係では、山口宇部小野田連絡道路(湾岸線)など地域高規格道路の建設促進も継続要望する。

厚狭高ユニットがごはんカップ決勝へ

 厚狭高食物文化科二年の三人グループが、十九日から三日間、東京都で開かれる「ごはんCUP2005」決勝大会に出場する。熊本県の農業高校生とタッグを組み、予選を一位通過した。五チームで競う全国舞台で、料理づくり高校ナンバーワンを目指す。
 全国農業協同組合中央会(JA全中)が、わが国の農業と食文化の向上を主目的として、高校生を対象に毎年開催。 同校からの出場者は、福田まなみさん、東由佳さん、林万世佳さん。鹿本農高の三人とユニット「HAHAHA☆炊飯ジャー」を結成した。三人は「チームの連携をしっかりして、優勝したい」と抱負。


 ごはんCUP決勝大会に出場する林さん、東さん、福田さん(左から、厚狭高で)

2005年11月 8日

川上に手吹きガラス工房「透きや」オープン

 手吹きガラス工房「透きや」が、九日から宇部市川上男山にオープンする。制作に励むのは、徳永隆治さん(32)と祐子さん(28)夫妻。目指しているのは「普段の生活で使ってもらえるガラス」だ。
 東岐波出身の隆治さんは高校を卒業後、一九九二年からグラスアート宮崎綾工房(宮崎県綾町)に入社し、日本ガラス工芸協会正会員で「現代の名工」にも選ばれた黒木国昭さんに師事。
 工房は通常午前十時から午後五時まで(休業は不定期)。申し込みに応じて、制作の見学や吹きガラスの体験などを受け付ける。一部商品の販売は、十二月から中央町三丁目の画廊喫茶ポカラでも扱う。問い合わせは「透きや」(電話21-6008)へ。


 宙吹きの技法でグラスを制作する隆治さん(工房「透きや」で)

毛糸の室内履き23足を市に寄託

 宇部市笹山町の綾戸ツタエさんが七日、毛糸で編んだ室内履き二十三足を市に寄託した。一九一六(大正五)年生まれの八十九歳。女学校時代に学んだ特技を生かして、こつこつと仕上げた真心の贈り物だ。
 室内履きは、三色の毛糸を使って袋状に編み、ゴムを入れている。足の大きさにかかわらずに履けて、滑りにくい。「これから寒くなるので、施設の利用者に」と、市役所に持参した。


 室内履きを編む綾戸さん(笹山町の自宅で)

きらら浜の一部、売却へ

 山口市阿知須きらら浜で県土地開発公社が保有している未利用地の一部「民間活用エリア」の売却へ、県は八日から進出事業者の募集を始めた。「さまざまな交流によるにぎわいの場の創造」として活用するもので、対象は県道山口阿知須宇部線とスポーツ交流公園駐車場、公園エリア、利用調整エリアに囲まれた約三十五・八ヘクタール。価格は一平方メートル当たり二万一千-二万四千円。原則売却だが、賃貸にも応じる。最低利用面積は一ヘクタールとしている。賃貸は一平方メートル当たり年六百二十五-七百十五円。
 募集は来年四月二十八日まで。問い合わせは〒755-8501山口市滝町1-1、県地域振興部地域政策課きらら浜開発室(電話083-933-2537、ファクス083-933-2539)へ。


 

9日から全国火災予防運動、各地で啓発行事

 空気が乾燥して火災が発生しやすい時期を迎えるため、九日から十五日まで全国一斉に秋季火災予防運動が実施される。宇部市消防本部(矢野洋司消防長)は、訓練や広報活動などを通して、地域住民に防火意識の高揚を呼び掛ける。
 同本部の運動期間中の主な行事は次の通り。【9日】消防訓練=午前9時半、太陽家具▽防火指導=午後2時半、男女共同参画センター 【12日】山岳救助訓練=午前10時、吉部犬ケ迫の荒滝山 【14日】消防訓練=午後2時、片倉病院▽防火指導=午前9時35分、琴芝小 【15日】防火講話=午前9時半、川上小▽防火指導=午前11時、神原小


 

マツダ財団の助成対象に山大工学部・上村教授と比嘉助教授の研究

 マツダ財団の二〇〇五年度研究助成対象に、山口大工学部の上村明男教授と比嘉充・助教授の研究が選ばれた。
 同財団は科学技術振興と青少年健全育成の二部門で将来、有望な研究に対して毎年、助成している。これまでの二十一年間で千百六十四件、総額十億七千十万円に上る。
 上村教授は「有機触媒を用いた廃ポリエステル樹脂の画期的解重合反応とリサイクル技術の確立」の研究で百七十万円、比嘉助教授は「ナノクラスター構造を有する新規固体高分子電解質を用いたダイレクトメタノール型燃料電池の開発」の研究で百万円が助成される。

中学生硬式野球チーム「山陽リトルシニア」が全国大会へ

 中学生の硬式野球チーム「山陽リトルシニア」(阿比留泰彦監督)が、来年三月に大阪で開かれる全国選抜大会に出場する。十五チームが参加した中国支部大会を全勝で制し、創立四年目にして初の全国の切符を手に入れた。
 同チームは、二〇〇二年に県内三番目の硬式チームとしてスタート。現在は山陽小野田市、宇部市、山口市、美祢市の中学一、二年生十四人で組織する。練習は、山陽小野田市の戸田工業グラウンドを利用している。
 全国大会は三月二十八日に大阪ドームで開幕。全国から四十五チームが参加して日本一を争う。


 初の全国大会の切符を手にした山陽リトルシニアのナイン

2005年11月 7日

7日は立冬

 きょう七日は立冬。二十四節気の一つで、暦の上では冬の始まる日とされる。今年の秋は比較的、穏やかで暖かい天候が続き、日中は体を動かすと汗ばむことも。紅葉も遅れがちになっている。
 市内でいち早く紅葉する街路樹の一つが、宇部新都市北側を走る市道請川王子線沿いのアメリカフウ。北米原産の落葉高木で、樹高四十メートルを超える大木になる。別名モミジバフウとあるように、葉はモミジ、カエデに似た形だが、マンサク科の木だ。


 赤く色付くアメリカフウ(上請川で)

日報中学駅伝で男子・高千帆、女子・小野田が優勝

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会(日報駅伝)は六日、宇部市、山陽小野田市、美祢市、美東町、秋芳町から、男女計四十二チームが出場して、常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれた。六区間十八・六キロで争った男子は、高千帆が1時間4分16秒で一九六七年以来二回目、同十二・四キロの女子は小野田が48分29秒で初優勝を飾り、山陽小野田勢が、そろって栄冠を手にした。宇部日報社主催、市体育協会、市教育委員会、市中学校体育連盟、市陸上競技協会、県中学校体育連盟西部地区連絡協議会共催。


 ゴールテープを切る男子優勝の高千帆・末岡正也選手(常盤公園管理事務所前で)

女子優勝の小野田・藤川千尋選手(常盤公園管理事務所前で)

青年法政大学の合宿で市長を囲み意見交換

 青年法政大学の「市長と語ろう合宿」が五、六日、宇部市青年の家で行われた。初日は藤田忠夫市長が若者に直接、市の課題や取り組み、将来構想を話し「少子高齢化が進むと、個々の力が必要になる。百パーセントの力を発揮して自己実現を図り、地方を元気にして」と激励。懇親会では、ざっくばらんに意見を交わした。


 藤田市長と歓談する若者たち(市青年の家で)

宇部友の会・家事家計講習会で上手なやりくり学ぶ

 宇部友の会の家事家計講習会は六日、市男女共同参画センターで約百三十人が参加してあり、効率的な家計のやりくりや環境を守る暮らしについて学んだ。「あなたの暮らしをステップアップ」をテーマに開催。家計簿を付けることで生活を見直し、社会を見る目、世界を見る目を育てるのが狙い。
 家事家計講習会は十一日午前十時から川上ふれあいセンター、十四日午前十時から中村三丁目の宇部友の家でも開かれる。参加費は資料代として三百円。申し込みは宇部友の会(電話32-0005)か藤井さん(電話51-7193)へ。


 生活の知恵を学んだ講習会(市男女共同参画センターで)

山大が海外協定校の学生招き交流

 山口大(加藤紘学長、本部・山口市)は、協定校の光州大(韓国光州市)と山東大(中国済南市)から学生十人を招き、十日から十七日まで交流事業を行う。
 学生同士の交流を通して互いの国を理解し、グローバルな感覚を養おうと、昨年から実施している事業。宇部市では、十一日に工学部で交流する。ベンチャービジネスラボラトリーや機能材料学科の松浦満研究室を視察するほか、工学部学生との意見交換会なども予定している。

教育県民大会に400人集う

 第四回やまぐち教育の日・第三十三回教育県民大会は五日、山陽小野田市民館で開かれた。小野田地区の自慢である全校区に設置された児童館での子供たちの活動の様子などを紹介。
 県教育会など二十八団体が教育週間(一-七日)の一環行事として、毎年県内持ち回りで開催。初めて県教育会小野田支部が引き受けた。教育関係者や保護者らを中心に約四百人が出席した。小野田小児童と地域グループによる創作芸能「龍王伝説」は、迫力ある舞台で魅了。六年生二十二人は、大人たちに交じって、竜を巧みに動かした。


 龍王伝説を披露する児童ら(市民館で)

2005年11月 5日

4日、藤山小でハロウィーン・パーティー

 藤山小(徳永幸枝校長)で四日、米国や英国で行われている収穫・鎮魂祭のハロウィーン・パーティーが開かれた。総合学習で英語文化を学んでいる三年生が仮装し、英語の歌やゲームを満喫。巨大なカボチャで作ったちょうちんを囲んで、百人の“お化け”が楽しいひとときを過ごした。


 元気良くゲームを楽しむ“お化け”たち(藤山小で)

アフリカの子供からおもちゃの病院に礼状

 宇部中央銀天街の「街の駅」(東和商会運営)が行う「おもちゃの病院」に市民から寄せられたおもちゃが、国際協力機構(JICA)の活動でアフリカに渡り、現地に派遣されている海外青年協力隊の日本人女性とアフリカの子供たちからお礼の手紙が届いた。不用になったおもちゃが結んだ友好の輪。同病院の梶原重則院長(同社常務)は「目標の一つが実現した」と喜んでいる。


 マダガスカルから届いた礼状や子供たちからの手紙

市民活動基金、寄付の申し出相次ぐ

 今年三月に創設された「宇部市市民活動支援基金助成制度」への協力の輪が、徐々に広がっている。行政だけでなく、市民や企業、団体からも寄付などで資金提供を受け、市民活動団体が提案する公益性の高い事業に助成する制度。十月初旬から市職員が多数の事業所や団体を訪問して、周知を図っており、その成果もあって、寄付の申し出が相次いでいる。今年度の募集は十二月二十日まで。申し込み、問い合わせは市民活動課(電話34-8233)へ。


 藤田市長に浄財を手渡す西村理事長(市役所で)

指定管理者の公募締め切る

 宇部市が来年四月から指定管理者制度を導入する三十九施設のうち、管理者を一般公募した二十八施設の申請受け付けが、四日に締め切られた。一括管理を含むため計五件の募集に対し、応募は延べ十七件。
 市では今後、制度導入施設を所管する健康福祉部、都市開発部、教育委員会、経済部に、それぞれ選定委員会を設置。住民サービスの向上、費用対効果、安全性、地元優先など具体的な審査基準を定め、事業計画書などを基に総合的・客観的に管理者を検討、選定する。単独指定施設についても、適切かを審査。選定結果は、すべての申請者に通知。選定内容や理由は十一月末、市ホームページなどで公表する。その後、十二月議会での議決を経て市民へ周知。協定を締結し、四月から同制度に移行する。

6日、日報中学駅伝 午前10時半スタート

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会(日報駅伝)は、六日午前十時半から常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれる。宇部日報社主催、市体育協会、市教育委員会、市中学校体育連盟、市陸上競技協会、県中学校体育連盟西部地区連絡協議会共催。
 宇部市、山陽小野田市、美祢市、美東町、秋芳町から、男女の二部門に計四十二チームが出場。二十六チームによる男子は一周六・二キロの同コースを三周する六区間十八・六キロ、十六チームの女子は同コースを二周する六区間十二・四キロで競う。

19日に「市民タウンウオッチング」開催

 宇部市は、十九日に「景観計画市民タウンウオッチング」を開催する。バスで市内の代表的な場所を巡り、自然景観や街並みに対する市民の意見を聞くのが目的。昼食付きで、参加は無料。定員は二十人(応募者多数の場合は抽選)。締め切りは十日。
 参加対象は市内に在住か通勤・通学している高校生以上の人。申し込みは、はがきかファクス、メールで、住所、氏名、年齢、性別、電話番号を連絡すること。あて先は〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、市まちづくり推進課(電話34-8470、ファクス22-6050)。メールはmachi@city.ube.yamaguchi.jpへ。

本山小が竜王山で山の学習

 本山小(徳原幸子校長、二百三十七人)の山の学習は四日、竜王山で行われ、児童たちがふるさとの自然を利用して、オリエンテーリングなどを楽しんだ。
 オリエンテーリングは五分ごとに三班ずつ、竜王山の頂上に向かって学校をスタート。いずれも約一・五キロのA、B、Cの三コースに分かれ、途中のクイズやゲームをクリアして、設定時間(一時間)に近くなるように、ゴールを目指した。Bコースの最後のチェックポイントは、えびねの森での伝言ゲーム。「本山小学校」「竜王山」「きららビーチ」の三つのキーワードを、年長児から順に間違えないよう慎重に、耳元でささやくように伝えていた。


 耳元でキーワードを伝える児童たち(竜王山で)

2005年11月 4日

宇部まつり、2日間で20万人の人出

 第五十四回宇部まつりの本祭りは三日、常盤通りとシンボルロードを歩行者天国にして、市街地一帯で開かれた。天候に恵まれた上、市民総参加の浸透もあってか、十九万人(主催者発表)と多くの市民が詰め掛けた。常盤通りのパレードには五千人以上が参加し、祭りを彩った。同実行委員会(伊藤隆司会長)主催。


 パレードで南蛮音頭を披露する市民ら(常盤通りで)

お笑いライブを楽しむ人たち(ハーモニー広場で)

岬少年野球クラブが創立30周年祝いみこし新調

 岬少年野球クラブ(村岡慎太郎代表、十五人)は三日、新調したみこしを担いで校区内を元気に練り歩き、地域住民を喜ばせた。
 同クラブは毎年、宇部まつりに参加しない代わりに、みこしを担いで町内を回り、地域の人たちとのきずなを深めている。今年は、クラブの創立三十周年を記念してみこしを新調。メンバーと保護者らで一カ月かけて作り上げた。クラブの発展を願って、新しいみこしのてっぺんには不死鳥の飾りを付けた。また、カラフルな紙の花をたくさん付けて目立つようにした。


 創立30周年の記念にみこしを新調した岬少年野球クラブのメンバー(岬ふれあいセンター前で)

宇部高専生が常盤中2年生に科学教室

 常盤中の二年生を対象に、宇部高専生がサイエンスの楽しさを教える科学教室「化学実験を体験しよう」は二日、同高専であり、中学生二十七人が実験器具の基本操作などを学んだ。
 文部科学省の現代教育ニーズ取組支援プログラム(二〇〇五―〇六年度)に採択された宇部高専の教育プログラム「地域と連携したものづくり教育」の一環として開いた。高専生が自ら企画して小・中学生に科学の楽しさを教える「地域教育」科目で、学生が主体となって授業を企画するのは全国で初めての試み。九日にも常盤中生徒を対象に科学教室を開催する。今回はモデル試行だが、来年度からは正課科目として高専生に単位を出し、対象規模も五中学二百人程度に拡大する予定。


 中学生に実験器具の操作を教える高専生(宇部高専で)

3日、宇部高55年卒生の卒業50周年記念同窓会

 宇部高を一九五五年に卒業した人たちの卒業五十周年を記念する同窓会が三日、ホテル河長で開かれた。百四十一人が出席し、旧交を温めた。
 今年六十九歳になる同窓生たち。幹事の一組を代表して高野和彦さん(西琴芝)は「遠方からもたくさんの参加があり、うれしい。きょうは、ざっくばらんに語り合おう」とあいさつ。続いて関東、関西、九州方面からの参加者の代表が、それぞれ近況を報告。「いつまでも元気でいよう」という若汐豊さん(神奈川県川崎市)の音頭で乾杯し、クラスごとのテーブルで会食しながら懐かしい話に花を咲かせた。


 若汐さんの音頭で乾杯する同窓生たち(ホテル河長で)

パレードや龍舞など多彩に小野田まつり

 小野田まつり(同実行委員会主催)は三日、山陽小野田市商工センターと市民館で本祭があり、親子連れ、若者ら五万五千人人(主催者発表)が繰り出した。両会場を結ぶメーンストリートは歩行者天国となり、各種団体によるシャギリパレード、祭りのシンボル龍舞は、市職員共済会のメンバーが披露。爆竹や太鼓を打ち鳴らし、長さ十五メートルの巨大な龍を自在に操って楽しませた。


 新市誕生を記念して多彩なパフォーマンス(パレード会場で)

沿道の市民を楽しませた祭りのシンボル龍舞(パレード会場で)

2005年11月 2日

琴崎八幡宮、七五三の準備整う

 十五日の「七五三」を前に、琴崎八幡宮(白石正典宮司)では、参拝した子供たちに配られる千歳あめなどが入った祝い袋の準備が整い、出番を待ち構えている。
 七五三は、数え年で男児が三歳と五歳、女児が三歳と七歳の時に成長を祝う行事。十月に入ってお参りをする家族連れの姿が見られ始め、今月十五日前後の週末がピークになる見込み。


 子供たちの手に渡る日を待つ祝い袋(琴崎八幡宮で)

市健康計画をモニター体験

 宇部市保健センター主催の「彫刻ウオッチング」が一日、常盤公園であり、四十人が市ふるさとコンパニオンの会の案内で、開催中の第二十一回現代日本彫刻展を鑑賞した。
 市健康づくり計画「アクティブライフ宇部」の一日モニター体験として実施。参加者は緑豊かな公園内を元気に歩き、野外彫刻を間近で見たり、触ったりして、「彫刻のまち宇部」を満喫した。保健師によるウオーキングの講話もあった。


 間近で野外彫刻を楽しむ参加者たち(常盤公園で)

宇部商議所が産業祈念祭と祈念式典

 宇部商工会議所(宮本浩一郎会頭)の宇部産業祈念祭と祈念式典は一日、宇部興産ビルで開かれた。常議員、議員など六十人が出席し、宇部市の経済を支えてきた先人の偉業をたたえるとともに、さらなる産業の発展を願った。式典では、会員事業所の優良従業員二十二人を表彰した。 


 式辞を述べる宮本会頭(宇部興産ビルで)

宇部まつり本祭は3日11時から

 第五十四回宇部まつりの本祭が、三日午前十一時から市街地で開かれる。新企画のインディーズバンドコンテストをはじめ、従来のイベントに新たな魅力を追加。パレードには四千九百人が参加する。二日午後五時十五分からは市役所裏駐車場のハーモニー広場で前夜祭がある。
 同広場ではインディーズバンドコンテスト、川嶋あいのライブなどがあり、常盤通りでは宇部まるごと対抗戦、ストリートライブinうべ、キャンパス広場など。平和通りには、お国自慢物産展やフリーマーケットが出店する。

宇部興産がケミカル事業拡大へ

 宇部興産(田村浩章社長)は一日、宇部ケミカル工場での炭酸ジメチル(DMC)の増産と、シュウ酸ジメチル(DMO)の製造設備の新設を発表した。いずれも、国内をはじめとするアジア地域の需要増大に対応するためで、来年六月から本格稼働を予定している。投資額は約七億円。
 DMCは、リチウムイオン二次電池用電解液、半導体・液晶の現像液などの電子材料向け用途や樹脂原料で、生産量を年間一万トンから一万五千トンへ引き上げる。DMOは、医・農薬や肥料の原料。年間一万トンの生産態勢とし、社内利用と社外販売を手掛けていく。

山陽小野田市政報告会、月2回の定期に

 山陽小野田市の白井博文市長は、四月の就任以降自主的に行っていた市政報告会を、毎月二回、定期的に開催する。破たんにひんしている財政状況を中心に、市の実情を一人でも多くの市民に、自身の言葉で伝えたいという考えだ。団体、政党を選ばず、辻説法的な手法で「要請があれば、すべて出向く」としている。定例市議会一般質問最終日の一日、伊藤武議員(市民クラブ)の質問に答えた。

2005年11月 1日

年賀はがき発売

 今年も残り二カ月。全国の郵便局で一日、“初春の便り”年賀はがきが一斉に発売された。宇部郵便局(高野義和局長)では、発売前から長い列ができ、先着百人にはミカンがプレゼントされた。
 年賀状の差し出し受け付けは、十二月十五日から。同局では「年末は郵便物が集中するため、確実に元日に届けるためには、なるべく早く投かんを」と呼び掛けていた。


 年賀状を買い求める市民ら(1日午前9時すぎ、宇部郵便局で)

新宇部漁協女性部加工部と県水産センターが共同開発、「うまいっか」

 新宇部漁協女性部加工部(渡壁博美部長、十三人)は、宇部沖で取れたコウイカを使った甘辛いつくだ煮を県水産研究センターと共同開発した。商品名は「うまいっか」。
「うまいっか」は、宇部まつりのふるさと横丁(西日本シティ銀行宇部支店駐車場)で開かれる地産地消フェアで、一パック(百四十グラム入り)四百円で新発売。「きららえび」「瀬戸内れんちょう」も同時販売する。当面は、各種イベントで販売していく。問い合わせは新宇部漁協(電話21―1526)へ。


 宇部まつり会場で商品デビューする小型コウイカのつくだ煮「うまいっか」

来年3月から戸籍をコンピューター化

 宇部市は、来年三月から戸籍をコンピューター化する。対象は市内に本籍がある人。証明書の内容は横書きに項目化されて、見やすくなる。事務処理も効率化され、窓口での待ち時間短縮が期待できる。
 コンピューター化後の戸籍には、結婚などで除籍された人は記載されない。これまでの戸籍は「平成改製原戸籍」として、コンピューターに画像を取り込み、来年三月六日から百年間保存する。証明書の発行手数料は、これまでと同じ四百五十円。


 

キツネの嫁入り行列で結婚式を挙げるカップル募集

 新川市まつり実行委員会は、来年の同まつりの中心イベントとして五月五日に行われる「キツネの嫁入り行列」で、多くのお供を連れて祭り会場を練り歩き、市民の前で公開結婚式を挙げるカップル一組を募集している。
 対象は、来春に結婚を予定しているカップル。年齢、国籍などは問わず、応募が多数の場合は審査となる。副賞として十万円分の旅行券をプレゼント。衣装、着付け、写真代など挙式に掛かる費用は無料。
 締め切りは十二月二十日(必着)。応募者の氏名、年齢、住所、電話番号、応募の動機を明記し、二人の写真を添えて、同実行委員会(〒755-8558宇部市松山町1-16-18、宇部商工会議所内)に郵送する。
 問い合わせは同商議所(電話31-0251)へ。

JETROの輸出有望案件発掘事業に宇部商議所も支援

 地域の中小企業が開発した製品の販路を海外に広げようと、日本貿易振興機構(JETRO)が、今年度から始めた輸出有望案件発掘事業。地域での発掘を目的とした連絡会が全国各地で随時、設置され、県内でも九月に発足。宇部商工会議所もメンバーに入り、JETRO貿易情報センターと協力して、地元企業の海外へのビジネス展開を目指し、輸出成約までの支援をする。同事業は、以前から行ってきた輸出支援とは別に、中小企業に視点を置いた輸出ビジネス促進のための新事業。
 発掘事業への問い合わせは宇部商議所(電話31-0251)の経営支援グループへ。

11日、全日空ホテルで全国専門学校経営研の例会

 全国専門学校経営研究会の第九十三回例会は、十一月十一日午後一時から宇部全日空ホテルで開かれる。
 同研究会は、専門学校の地位向上と学校経営の健全化を図るための組織で、全国二十九校が参加。十校が賛助会員に名を連ねている。今回の例会は、山口県の専門学校YICグループの昇陽学園(井本昇理事長)と中央学院(同)が幹事校として開催する。

山陽小野田市教委が中央図書館に読書推進室構想

 山陽小野田市教育委員会は来年度、中央図書館に読書推進室(仮称)を設置し、児童・生徒の読書活動の推進、学校図書館と公共図書館の蔵書の有効活用に着手する。市議会一般質問三日目の三十一日、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に対して、江沢正思教育長が準備段階として構想を示した。