2005年10月31日

梶返天満宮で初の合格祈願祭

 菅原道真公を祭る宇部市西梶返一丁目の梶返天満宮(白石正典宮司)で三十日、学業成就・合格祈願祭があった。昨秋、宗教法人化された同宮を、地元の学問の神様として親しんでもらうため、初めて実施した。
 祈願祭には、来春、中学、高校、大学を受験する児童、生徒約二十人が参加した。梶返昭二総代会長は「わざわざ遠くまで行かなくても、地元で合格祈願ができる。この天神様をかわいがってほしい」と話した。


 合格を目指し玉ぐしをささげる子供たち(梶返天満宮で)

IESSが北京の街路樹を調査

 自然のままの樹形が大切にされた街路樹。住環境を隔てて樹木が密生した様子は「グリーンの壁」と形容できるほど―。宇部市に事務局を置くNPO法人国際環境支援ステーション(脇坂宣尚理事長、略称IESS)はこのほど、中国北京の緑化事情を綿密に調査した。脇坂理事長は「環境創造とも言える百年以上の歴史が積み重ねられてきた成果。日本が学ぶべき点は多く、世界の都市緑化の手本になる」と評価している。


 車道、自転車道、歩道が緑地帯で区分された北京の三里河路(パルスタジオの松村春二さん撮影)

脇坂宣尚理事長

武波さん(宇部市特別参与)が退任

 旧楠町長で、宇部市特別参与の武波博行さん(55)が三十一日、退任。市役所で藤田忠夫市長が辞令を交付した。夕方には船木ふれあいセンターで退任式が行われる。
 市役所では、藤田市長が辞令を手渡し「大変お世話になりました」とねぎらった。武波さんは「自分たちの地域がどう発展していくかが一番大事だった」と合併を回顧。玄関前で花束を受け取り、幹部職員に見送られて役所を後にした。


 藤田市長から辞令を受け取る武波さん(31日午前10時、市役所で)

市明社推進協が清掃活動

 宇部まつりを前に、宇部市明るい社会づくり推進協議会(山元公聖会長)は三十日、パレードのコースとなる常盤通りで清掃活動を行った。約百二十人が宮大路公園から真締川公園までをきれいにした。
 季節柄、落ち葉が多く、植え込みの中の空き缶や歩道のたばこも拾い集めた。担当した野外活動部の小川裕己部長は「活動を開始して十数年になるが、ごみの投げ捨ては年々減っているようだ。一般市民の参加も増えており、心強い」と話していた。


 ごみを拾って回収する参加者(市役所前で)

区画整理完了工区内の宅地売却

 宇部市は、区画整理事業完了工区内の小串通りや柳ケ瀬丸河内線沿いなどにある土地七筆(いずれも宅地)を、十一月十五-十六日に、一般競争入札で売却する。要領は、下条一丁目の小串土地区画整理事務所と市役所の案内で配布し、市のホームページにも掲載している。
 入札は同事務所で実施。入札保証金(入札金額の5%以上の現金か銀行保証小切手)、印鑑、発行後一カ月以内の住民票(法人の場合は商業法人登記現在事項全部証明書)、代理人の場合は委任状も持参すること。問い合わせは、都市開発部区画整理課(電話35-5039)へ。

市環衛連、50周年記念で決意新た

 宇部市環境衛生連合会(岡田茂夫会長)の創立五十周年記念式典は三十日、文化会館であり、関係者約五百人が功労者の表彰や記念講演を通じて、半世紀の道のりを祝った。
 環衛連は一九五六年二月、市自治会連合会が十六自治会で結成されたのと同時に活動を開始。六二年に改称し、六八年に全校区に支部を結成した。先進的な取り組みは県内のモデルになり、六九年に厚生大臣表彰、七四年に総理大臣褒状を受けている。


 市長表彰を受ける連合会の役員ら(文化会館で)

山陽小野田手をつなぐ育成会県大会に800人

 第三十二回手をつなぐ育成会福祉教育振興県大会は三十日、山陽小野田手をつなぐ育成会(川崎正之会長)の引き受けで、市文化会館で開催された。全県から関係者約八百人が参加し、障害者の住み良い社会の実現を目指して、情報を交換した。
 障害者本人の発表では、きららの会の二人が登壇。現在の職場や生活などについて話し、「結婚して幸せな家庭を築きたい」と締めくくった。

2005年10月29日

常盤中生徒が巨大壁画製作

 宇部市内では二十九、三十日に中学校文化祭がピークを迎え、学びやに生徒たちの成長をうかがわせる学習・活動成果があふれ返っている。常盤(本池純校長、五百十六人)では、一センチ四方の折り紙片を九十一万六千四十五枚使って製作した「モザイク壁画」が登場。生徒全員の記念写真が題材で、高さ十一メートル、幅八メートルの迫力ある大作が、保護者らを感心させている。生徒たちは「折り紙片の使用枚数は国内記録。頑張りました」と喜び合っている。展示は三十日まで。


 「数字も気持ちも日本一」のモザイク壁画(常盤中で)

技能五輪大会と障害者技能大会開幕

 第四十三回技能五輪全国大会と第二十八回全国障害者技能競技大会が二十九日、山口市阿知須のきららスポーツ交流公園など県内七会場で競技初日を迎えた。両大会合わせて全国から千三百六十四人が参加、機械組み立てや洋裁など六十六職種で、互いの技術を競い合っている。競技はあす三十日まで、入場無料。
 同時イベントとして、木工、万華鏡のものづくり体験などがある第三十三回県技能フェア、県内の高校、高専、専門学校が集い、マイコン自動車や燃料電池自動車、竹炭ペンダント、介護体験などを行う学園祭、県内の中小企業の新製品展を開催。多くの人でにぎわった。


 左官競技に挑む選手ら(29日午前9時45分ごろ、きららスポーツ交流公園で)

ルーラル・きらら・フェスタ盛況

 朝市や直売所で新鮮な野菜や魚を販売する「ルーラル・きらら・フェスタ」が、二十九日から宇部地域の朝市で始まった。二十カ所のうち、初日は十一カ所。どこも朝早くから多くの市民でにぎわった。三十日は残りの九カ所で開かれる。同実行委員会主催。
 三十日は市内が厚東ふれあい朝市、JA山口宇部宇部支所女性部ふれあい朝市、JAファーマーズマーケット厚南ふれあい朝市、あすなろショップ小野、吉部ふれあい市。山陽小野田市ではJA朝市、厚狭漁協日曜朝市、ふれあいマートで、阿知須では北方さんかく市で行われる。


 

渡辺翁記念会館が重文指定へ答申

 文部科学省や文化庁の諮問機関、文化審議会(阿刀田高会長)の文化財分科会が二十八日開かれ、「宇部市渡辺翁記念会館」を重要文化財として指定するよう、中山成彬文部科学大臣に答申した。認定されれば、昭和以降の建造物としては全国で十三件目で、中四国では初めての指定となる。
 記念会館は宇部市の産業の基礎を築いた故・渡辺祐策翁(一八六四-一九三四年)の遺徳を顕彰するため、渡辺翁が創設にかかわった沖ノ山炭鉱や宇部セメント製造など七社が資金を拠出して建設。三五年に起工して、三七年の完成後、市へ寄贈された。近代建築史から見た評価も高く、建築設備維持保存推進協会から、長年の適切な維持保存が評価されベルカ賞を受賞したほか、日本建築学会から「日本におけるモダン・ムーブメント二十選」にも選ばれた。


 国の重要文化財に答申された記念会館

2次合併で床波漁協など3組合に認可書交付

 県漁協(田中傳組合長)に十一月一日の二次合併で加わる宇部市の床波漁協(石田隆茂組合長)と下関市の壇ノ浦、王喜漁協への知事の合併認可書交付式が二十八日、県庁であった。安光弘治水産部長が代表の田中組合長に認可書を手渡し、「合併してよかったと実感できる組合、名実ともに日本一の組合にしてほしい」と激励した。
 一月一日には柳井市漁協が参加し四十三組合となる。不参加は十五漁協となり県漁協ではさらに合併を勧め、四月一日に県漁連、県信連の包括承継をしたいとしている。

山陽小野田市、PFIケアハウス譲渡代金不払いも

 山陽小野田市の白井博文市長は、PFI(民間資金活用による社会資本整備)方式を導入して建設した新型ケアハウスについて、六億五千万円の譲渡代金を支払わない可能性があることを示唆した。三位一体改革で国の補助金が削減されたリスク負担をめぐり、事業者と交渉しているが、決裂した場合は訴訟も辞さないという。市議会一般質問二日目の二十八日、山田伸幸議員(共産)の質問に答えた。

2005年10月28日

秋のばら展始まる

 宇部市芸術祭参加の秋のばら展(市、市教育委員会、宇部文化連盟、宇部ばら会主催)が、二十八日から文化会館で始まった。全国大会で一位に輝いた松谷正巳会長をはじめ、同会の会員百三人が手塩にかけて育てた花々が会場に並び、来場者を魅了している。三十日までで、開場時間は午前九時―午後五時(最終日は四時)。


 来場者を魅了しているバラ(28日午前9時半ごろ、文化会館で)

阿知須自然観察公園にオオヒシクイ初飛来

 国の天然記念物で、レッドデータブックで準絶滅危ぐ種に指定されている冬鳥のオオヒシクイが、山口市阿知須のきらら浜自然観察公園に初めて飛来した。
 オオヒシクイは、ヒシクイより一回り大きなガンの仲間。首から体にかけては黒褐色で、くちばしや首はヒシクイより長い。鳴き声も高い金属音のヒシクイに対し、低く太い。チーフレンジャーの原田量介さんは「ヒシクイはロシアの北極海沿岸で繁殖するが、オオヒシクイはロシアのカムチャツカ半島が繁殖地として確認されている。両種とも以前は、ヒシクイという大きな枠で記録されていたため、詳しい記録はないが、おそらく宇部近郊では初めてでは」と話した。


 土路石川河口で羽を休めるオオヒシクイ(右側の5羽、左側はヒシクイ・原田さん撮影)

楠地域で初の農業推進大会

 消費者の安全・安心の要望に応えた循環型農業生産技術の導入を促進しようと、楠地域循環型農業推進大会(美祢農林事務所、宇部地区循環型農業推進協議会主催)が二十七日、万倉ふれあいセンターであり、地域内では初となるエコファーマー認定証が「くすそだちの会」(田辺厚実会長)の会員八人に交付された。農業振興ビジョンの取り組みについての報告や栽培技術の研修もあった。農業関係者百二十人が出席した。


 開会のあいさつをする橋本支所長。左側は認定証を受けたくすそだちの会会員ら(万倉ふれあいセンターで)

彫刻ウオッチングの参加者募集

 宇部市保健センター主催の「彫刻ウオッチング」は、十一月一日午後二時から二時間、常盤公園で行われる。市ふるさとコンパニオンの会のメンバーによる案内で、開催中の第二十一回現代日本彫刻展を鑑賞する。参加は無料。
 希望者は午後二時に、同園の正面入り口に集合すること。申し込み、問い合わせは保健センター(電話31-1777)まで。

県花卉園芸組合青年部制作のビデオ、「フラワー戦士ハナセイバー」が人気

 県花卉(かき)園芸組合連合会青年部が自主制作したPRビデオ「フラワー戦士ハナセイバー」が人気を集めている。花の需要拡大を目指し、半年がかりで七月に完成。栽培関係者がふんする五人組のヒーローが、花を滅ぼそうとする悪と戦う単純明解なストーリーで、子供たちや全国の戦隊ファンの間で話題になっている。十一月には下関市で上映会がある。インターネットでも常時公開されている。


 人気急上昇中のPRビデオ「フラワー戦士ハナセイバー」

山陽小野田市が財政の「非常事態宣言」

 山陽小野田市の白井博文市長は、二〇〇六年度の予算編成に当たる年末から年明けにかけて、市財政の「非常事態宣言」を打ち出すことを明らかにした。危機的な財政状況、赤字再建団体への転落を回避するため、最大限の行政努力はもちろん、市民に対しても、予算の不足分の負担を申し出るという。一時的な行政サービスの低下、職員給与の大幅カットも視野に入れており、その額は十数億円が見込まれる。市議会一般質問初日の二十七日、高松秀樹議員(刷新)の質問に答えた。

2005年10月27日

神原小5・6年生作製の絵タイルが「あおぞら美術館」彩る

「あおぞら美術館」と名付けて、国道190号常盤通りの環境美化に取り組んでいる国土交通省宇部国道維持出張所(山内和則所長)は二十七日、神原小(木村芳則校長)の五・六年生百五人が作製した絵タイルを歩道に埋め込んだ。絵タイルは一年間設置され、通りに彩りを添える。
 あおぞら美術館は二〇〇二年に開始。常盤町二丁目エムラ前交差点から同一丁目市役所前まで上下計約千二百メートル間の歩道に、子供たちが描いた絵タイルを展示している。毎年、宇部まつりを前に更新され、今回は「わたしの好きな道」をテーマにした絵タイルが並べられた。絵タイルを一覧できるパネルも約一カ月間、市役所ロビーに展示される。


 絵タイルを歩道にはめ込む代表児童(27日午前10時すぎ、市役所前で)

市老連スポーツ大会に1350人参加

 宇部市老人クラブ連合会(井上逸治郎会長)の第三十四回市老人スポーツ大会は二十七日、市陸上競技場で開かれた。さわやかな秋晴れの下、千三百五十人が校区対抗の六種目にチャレンジ。和気あいあいとスポーツを楽しんだ。
 種目は玉入れ、輪投げリレー、ペタンク、ゲートくぐり、国旗入場、綱引き。各校区から代表選手が出場し、競い合った。大会を通じて、交通安全意識の高揚も図ろうと、県警音楽隊のドリル演奏や反射材を付けての種目もあった。


 玉入れを楽しむお年寄り(27日午前10時15分ごろ、陸上競技場で)

県産技センターと宇部高専が科学技術交流協定締結

 県産業技術センター(白上貞三所長)と宇部高専(幡中憲治校長)は二十七日、科学技術研究交流協定を締結した。これまでは個人レベルで取り組んでいた共同研究を組織ぐるみへと広げ、人材交流、設備・機器の相互利用の拡大などを通じて、両者の発展と地域の振興につなげる。
 協定事項は▽共同研究の実施▽研究交流会、研究発表会の合同開催▽技術相談などの企業支援活動▽小・中学生対象の「ものづくり教室」の共同開催▽研究機器の相互利用▽インターンシップ事業の推進―など。


 握手する幡中校長(左)と白上所長(27日午前10時すぎ、宇部高専で)

現代日本彫刻展市民賞第1位は村上さんの「黒竜」

 宇部市は26日、第21回現代日本彫刻展「市民賞」の投票結果を発表した。市民の目から見て良い作品、好みの作品を選ぶ投票で、淡路産のいぶし瓦を積み重ねた村上章一さんの「黒竜」が567票で1位に輝いた。2位は吉野辰海さんの「大首Ⅲ」で4 89票、3位は西野康造さんの「空を行く2005」で374票を獲得した。


 市民賞の投票で1位になった「黒竜」

山大医学系の教育プログラムが文科省の魅力ある大学院イニシアティブに採択

 山口大医学系研究科応用医工学系専攻の「医工融合実践教育プログラム」が、文部科学省の魅力ある大学院教育イニシアティブに採択された。 現代社会の新たなニーズに応えることができる創造性豊かな若手研究者を育てるのが目的。そうした養成プログラムを開設している大学院に対して、文科省が重点的な予算措置をする。
 山大では、修士・博士後期課程のコースとして、国内でも早い時期に医工連携教育に取り組んでおり、その実績が高く評価された。医学部卒業生の多くが、このプログラムに参画することで、医工連携教育の発展が期待されることが採択のポイントになった。

山陽小野田市、助役に篠原さん

 新市発足後、欠員となっていた山陽小野田市の助役に、旧小郡町助役の篠原宣行さん(57)=山口市楠木町=が就任した。十月定例市議会二日目の二十六日、白井博文市長が人事案件を提案し、賛成多数で決まった。任期は四年。
 篠原助役は旧山陽町出身。小野田高、神戸大卒。一九七一年に県庁に入庁し、企画部広報課主幹、教育庁総務課調整監、農林部農村振興課長などを経験。県行政に三十年余り従事した後、二〇〇一年に小郡町助役に就任し、一市四町の県央合併を見届け、九月三十日に失職した。


 白井市長から辞令を受け取る篠原助役(市長室で)

2005年10月26日

津布田小4年生が30日のバザーで手作りせっけん販売

 津布田小(磯部吉秀校長、七十一人)の「サンサンふれあいバザー」は、三十日午後十一時から同校で開かれる。保護者の飲食の販売に交じって四年生十三人は、総合学習で作ったせっけんを販売する。二十五日には、仕上げの袋詰め作業を行い、「より多くの人に買ってほしい」と当日を心待ちにしている。せっけんは七センチ四方で厚みは二・五センチ。一個百円で販売する。九十個限定。


 手作りせっけんを販売する4年生(津布田小で)

前原さんが来春の古希祝う画集製作、11月は作品展

 宇部美術協会の前原幸己会長(69)=琴崎町=は、来春迎える古希を記念して画集を製作した。国内外の風景画など二十歳代から近作までの油彩画九十点を収録している。十一月からは新天町二丁目の逍雲堂美術館で作品展を開く。前原さんは「人生の節目を多くの仲間や家族と喜び合い、今後も創作活動に励みたい」と話している。
 作品展は十一月十日から十二月二十三日まで。時間は午前十時から午後五時(土曜日だけは六時)まで。月曜日は休館。百号の大作を中心に、常時二十点を並べる。


 古希を前に画集を発行し作品展を開く前原さん(琴崎町の自宅アトリエで)

オムニバスCD「宇部ふるさとソングズ」完成

 音楽を通じたボランティア活動を目指すミュージック・エイド・クラブ(藤原利昭会長)が、初企画として取り組んだオムニバスCD「宇部ふるさとソングス」が完成した。市民から募集した歌詞にメンバーが曲を付け、宇部の魅力が詰まった十一曲が収録されている。市内二十五カ所で販売するほか、ライブなどでもPR。収益金の一部は在宅障害児・者とその家族の会に寄付する。
 CDは一枚千円。三十日午後五時から新町のライブハウススタジオデュオで完成記念祝賀会を開催。十一月二十六日にはセントポールズパークヴェルジェ(神原町二丁目)でライブも行う。
 販売などに関する問い合わせは同クラブ事務局(電話35-8320)またはホームページ(http://sound.jp/maclub)へ。


 完成したCD「宇部ふるさとソングス」

ノーマイカー運動で大手企業対象の通勤用臨時バス試行

「地域と連携したノーマイカー運動2005」の関連事業として、宇部市、市交通局、中国運輸局山口運輸支局は、十二月と来年一月に合計四回、地元大手企業の従業員を対象にした通勤用臨時バスを走らせる。マイカーから公共交通機関への利用転換を促す全国でも珍しい試みで、成果が期待できれば実際の運行につなげる。
 宇部興産グループ、セントラル硝子の従業員を対象に、両社の社宅、社員寮から事業所までの二ルートに朝夕二往復ずつ、通勤バス(定員四十五人)を運行させる。宇部興産グループ向けの通勤バスは、社宅や社員寮がある猿田住宅近く、岡の辻、恩田で従業員を乗せ、宇部中央、興産本社前、ケミカル正門前、石灰石センター、沖の山など各事業所で乗客を降ろす。夕方は、逆のルートで従業員を社宅に運ぶ。運行するのは十二月と一月の第一、第三金曜日。試行後に、利用者にアンケートを行い、採算などを検討して実際に運行が可能かを検討する。

黒石で「ご近所ネットワーク事業」始まる

 黒石校区で「ご近所ネットワークづくり事業」が始まる。宇部健康福祉センター(岡紳爾所長)内に設置された宇部・小野田圏域地域リハビリテーション広域支援センターが、校区の民生児童委員や福祉委員、老人クラブ(亀齢クラブ)の役員らを対象に、研修会を実施。医療機関や福祉機関とも連携し、要援護者に必要な支援活動が行える体制づくりを目指す。
 地域研修会は三十一日から五回シリーズで開催。これとは別に、圏域の医療・保健・福祉関係者を対象にした研修会も開く。
 圏域の研修会は参加無料。申し込みは、はがき、またはファクスで宇部健康福祉センター保健福祉企画室(〒755-0031宇部市常盤町二-三-二八、ファクス34-4121)へ。三十一日からは広域支援センターのホームページも開設する。

2005年10月25日

い~な大使が市長訪問

 新しく決まった第四期い~な大使の四人が二十四日、市役所で藤田忠夫市長に就任報告をした。緊張した面持ちながら、真新しい赤色の制服を身にまとい「全国に宇部の良さをPRしたい」と意気込みを語った。
 同大使は、宇部市の観光大使として、宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)が募集。二年間、観光振興事業や公的行事に参加し、宇部の魅力を伝える。市民への初披露は十一月三日の宇部まつりとなる。


 そろいの制服を着た新い~な大使の4人(左から安部さん、有田さん、徳原さん、村上さん)

「子供の人権を守る宇部方式の確立を」、紀藤弁護士が郷土に提言

 テレビ番組のコメンテーターとしても活躍している宇部市出身の弁護士、紀藤正樹さん(45)=東京都千代田区・リンク総合法律事務所=は24日、市男女共同参画センターで藤田忠夫市長と会い、国の法改正に先駆けて「子供の人権を本気で守る宇部市方式の確立を」と提言した。従来の縦割り行政の弊害に触れ、特命の専門委員会の設置や国に対しての積極的な働き掛けなどを、具体策に盛り込んでいる。
 具体策として(1)市長が任命する専門委員会(三-五人)の設置(2)徹底した情報収集と分析。シンポジウムや公聴会の開催(3)庁内に横断的に組織を設置。自治体レベル(4)新しい宇部市方式の浸透と発信―を挙げている。


 藤田市長に提言の趣旨を説明する紀藤弁護士(男女共同参画センターで)

桃山中3年生が総合学習で清掃奉仕

 桃山中(松並俊彦校長)の三年生百四十五人は二十四日から、市西部体育館横の蛭子公園で清掃奉仕活動を始めた。「地域への恩返し-ボランティア」をテーマにした総合学習の一環で、二十六日までの三日間、約一万二千平方メートルある敷地内の除草とごみ拾いに励む。三十日の文化祭では、一人ひとりが心と力を合わせた作業の記録と成果を、学年として発表する。


 刈り取った雑草を積み重ねる生徒たち(蛭子公園で)

宇部高の科学授業で韓国人留学生が講師

 山口大の留学生を招いた科学授業が二十四日、宇部高であり、理数科の一年生四十人が韓国人留学生から人工骨の作り方を学んだり、韓国の兵役制度について聞いたりした。 総合的な学習の時間を活用して実施。山大の理系留学生を招き、彼らが学んでいる専門分野の一端に触れるとともに、国際人として活躍するために必要な外国人とのコミュニケーション能力の向上を図る。両校が高校大学連携教育の協定を結んだのを契機に、昨年から行っている。 この日の講師は、山大工学部機能材料工学博士課程後期三年の金畿永(キム・キヨン)さん。宇部高には、これから中国人二人、タイ人一人の留学生が訪れ、科学の授業を行う。


 金さんの話に耳を傾ける理数科の1年生(宇部高で)

11月1日、山口グランドホテルでふるさと合同就職フェア

 来春の高校、大学、短大などの卒業予定者を対象にした、ふるさと山口企業合同就職フェアが十一月一日、山口市小郡の山口グランドホテル(JR新山口駅新幹線口前)で開かれる。
 高校の部は午前十時、大学の部は午後一時開始。参加者は二十四日現在、高校の部が約二百五十人、大学の部が約四百人。参加無料で、事前申し込み不要。
 問い合わせは県若者就職支援センター(電話083-976-1145)へ。

山陽小野田市議会、正副議長決まる

 十月定例山陽小野田市議会は二十五日開会し、議案審議の前に正副議長選挙を行い、大空軍治議員(64)を議長に選んだ。副議長は硯谷篤史議員(53)に決まった。この日までに会派構成も確定し、五会派になることが分かった。二十六日には委員会人事が決まる。
 議長選は有効投票数中、大空議員十三票、河村雅伸議員十二票、無効票二票と接戦。就任に当たり、大空議長は「中立を守り、活性化させ、市民が見てやる気のある議会を運営したい。これまでの経験を生かして職責を全うしたい」と決意を語った。行財政改革、議員定数の削減にも取り組み、検討委員会を立ち上げたいとした。


 大空軍治議長

硯谷篤史副議長

2005年10月24日

宇部日報料理コンテスト、グランプリに本池さん

 料理コンテスト「地産地消 わが家の食卓」(宇部日報社主催、宇部市、宇部・美祢地域地産地消推進協議会共催)の本審査は二十二日、市保健センターであり、グランプリには中村の本池銀子さん(46)が作った「はなっこりーもにっこり いわしのカリカリピザ」が選ばれ、賞金五万円と賞状、盾を受けた。
【準グランプリ】 「くりまさるってイタリアン!(秋野菜の吹き寄せ添え)」山科久美子さん(62)=西岐波=▽「ころもをまとった万倉ちゃん」木部妃佐子さん(38)=錦町= 【アイデア賞】 「うべバー」浅野安菜さん(10)=川上=▽「瀬戸内バーグのトマトソース煮」中尾英子さん(34)=野原=▽「万倉なすのゼリー寄せ」中野輝子さん(64)=東岐波=


 本審査に出場した入賞者たち(市保健センターで)

新「い~な大使」決まる、3日の宇部まつりでお披露目

 宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)は、宇部市の観光大使として活躍する第四期の「宇部い~な大使」を決めた。過去最多の四人で、すべて女性。十一月一日から二年間、観光振興事業や公的行事に参加し、宇部の魅力を全国にPRする。
 新大使は、有田千夏さん(22)=船木=、徳原智美さん(18)=上条=、村上明子さん(25)=松崎=、安部恵子さん(23)=山陽小野田市厚狭=。既に接客接遇や観光の研修を終えた。二十四日には、市役所に藤田忠夫市長を訪問。宇部まつり(十一月三日)での交代式で市民に初お披露目し、十三日には、くすのき芸文フェスタに出演する。


 い~な大使に選ばれた有田さん、徳原さん、村上さん、安部さん(左から)

はあ~とofふれんずで工作や音楽満喫

 障害者が主役の文化祭「はあ~とofふれんず2005」は二十三日、宇部市の常盤公園野外彫刻美術館をメーン会場にあり、障害者、健常者が一緒になって、レクリエーションや音楽演奏などで楽しいひとときを過ごした。同実行委員会主催。
 熱帯植物館やときわレストハウスなどの展示ブースでは障害者が手芸、工芸、絵画、書道作品などを発表した。松ぼっくりや竹を使ったクラフト教室も人気を集めていた。


 松ぼっくりなどを使った工作に挑戦する参加者(常盤公園で)

23日、市民健康まつりで健康チェック

「アクティブライフ宇部―動こう、つかもう、私たちの健康」をテーマにした第二十回宇部市民健康まつりは二十三日、ときわ湖水ホールで開かれ、大勢の市民が足裏健康診断などで自分の健康をチェックした。市、市医師会など十四団体が主催。
 市民全員が健康づくりについて考え、実践活動を定着させるのが目的。市医師会は呼吸機能検査や救急蘇生(そせい)実技指導、宇部歯科医師会・県歯科衛生士会宇部支部は「お口は健康の窓口」をテーマにブラッシング指導などを行った。


 市民が健康について考えた健康まつり(ときわ湖水ホールで)

県高校ロボット大会で小野田工F-12が特別賞

 県高校ロボット競技大会(県工業教育研究会など主催)は二十二日、小野田工高で開かれ、県内の工業高校などの生徒たちが自慢のメカの性能を競い合った。
 小野田工の上田悠介君(機械科三年)と中國剛志君(同)が操ったF-12は、段差の上を自由に走れる特殊なタイヤが評価され、特別賞を受賞した。


 自慢のメカを操る小野田工の生徒(小野田工で)

2005年10月22日

11月13日、くすのき芸文フェスタ開催

 第十四回くすのき芸文フェスタは、十一月十三日午前十時から宇部市楠総合センターと船木ふれあいセンター周辺で開かれる。お笑いタレントの前田健さんが来宇。伝統工芸品の赤間硯(すずり)の製作体験や熊野筆(広島県熊野町)の展示販売、「魔法戦隊マジレンジャー」のショーなど、盛りだくさんのイベントがある。同実行委員会(柏村文弘会長)主催。
 問い合わせは、同実行委員会事務局(電話67-2815)へ。


 くすのき芸文フェスタのポスター

山大学生が「読書マラソン」にチャレンジ

 大学の四年間で百冊の本を読もうを合言葉に、山口大の学生が「読書マラソン」に参加している。工学部では、一年間で八十九冊を読破した“本の虫”も登場。「読み終えると達成感がある」と学生たちは口をそろえる。 読書マラソンは、活字離れの学生に読書の楽しみを発見し、教養を高めてもらおうという企画。東京の大学生活協同組合が始めて好評だったことから、全国の生協に広まった。七月現在、百十四大学で一万六百三十四人の学生が参加している。山大は昨年度から、読書マラソンをスタート。山口市の本部にある生協平川店と工学部店、医学部の医心館店の三カ所で実施している。


 読書マラソンコーナーで本をチェックする学生(山大工学部生協で)

海外研修生が神原小で和やか交流

 火力発電の技術を学ぶために来日している八カ国九人の研修生が二十一日、神原小(木村芳則校長、二百六十六人)を訪問。子供たちと一緒に日本の伝統遊びや習字を楽しみ、親ぼくを深めた。
 カンボジアやモンゴル、ルーマニア、トルコなど出身の男性八人、女性一人。九月から二カ月間、パワーエンジニアリング・アンド・トレーニングサービス(宇部市西沖の山西沖)で集団研修を行っている。


 子供から「こうするんだよ」と教わりながら何度もけん玉に挑戦する研修生(神原小で)

宇部商考案の大福、ゆめタウン県内全店で販売へ

 宇部の新名物にと、宇部商高(山本信夫校長)の三年生が考案した、小野茶を生かした大福が広がりを見せている。県内のゆめタウン全八店舗での販売が決まったほか、同校の実践研修の場となる宇部商デパートでは、第二、第三の商品が登場する。
 八月に新天町土曜夜市やゆめタウン宇部で一日限定販売し、二百五十パック(一パック四個入り)が一時間足らずで完売した。その後、イズミ(山西泰明社長、本社・広島市)から製造を請け負った大黒屋製菓本舗(上田昌利社長、西本町二丁目)に県内全店で販売したいとの話があり、十一月十七-二十日の四日間で千パックを販売することが決まった。
 大福は、つぶあんと生クリームを小野茶を配合したもちで包んだもので、商品名は「ほっぺたおっこちそうっ茶」。今夏の県商業教育生徒研究発表会で最優秀に選ばれ、続く中国大会で最優秀に次ぐ優秀賞を獲得した。

秋吉台の地下水系がラムサール条約に登録へ

 秋芳町と美東町にまたがる秋吉台の地下水系が、二十一日の環境省告示でラムサール条約の規定に基づく湿地に指定された。十一月八日からウガンダで開催される第九回締約国会議で正式に登録される。
 同条約の正式名称は「特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約」。繁殖地や中継地、越冬地などの水鳥の生息地として重要な湿地について、国際的な保全を目的にスタート。現在は多様な生物を対象に、加盟国が国内法で登録湿地を保全することを義務づけ、保存施策を実施するだけでなく、湿地の生態系を維持しながら、湿地の有形、無形の資源を持続的に利用、活用することを目指している。

山陽小野田市が指定管理者制度の指針策定

 山陽小野田市は、来年四月の指定管理者制度導入に向け、指定の考え方や業務の範囲、管理者の選定基準などを示した指針(ガイドライン)を策定した。市広報、ホームページを通じて公表している。二十五日に開会する十月定例市議会には、手続き条例案と改正条例案を上程。議決されれば、知的障害者通所授産施設まつば園や各児童館、商工センターなど、適用対象の十八施設について募集作業を進める。

2005年10月21日

20日、宇部看護学校で戴帽式

 宇部看護専門学校(田中駿校長)の第五十二回戴帽式が二十日、中村三丁目の同校で行われた。
 未来の地域医療をサポートする高等課程准看護科の生徒四十五人が、半年前に入学した際の熱い思いを再び呼び覚まし、一人前の看護師になるために一層の精進を誓った。


 ろうそくの灯を見詰めながら一層の精進を誓う生徒たち(宇部看護専門学校で)

11月22日からクリスマス装飾、本場からサンタも来場

 年末恒例となった宇部全日空ホテル前の彫刻「ロンド」のクリスマス装飾が、今年も十一月二十二日から行われる。
 初日午後六時からの点灯式には、国営フィンランド航空の唯一の公認で、世界中のイベントに出演しているサンタクロースが、多忙なスケジュールの合間を縫って来場。同日の「いい夫婦(1122)の日」にちなみ、カップル限定二十組との記念撮影も行う。
 また、自宅や企業でのイルミネーションも多いことから、市内の装飾個所を冊子にまとめた「イルミネーションマップ」の制作も計画している。規模などは問わず、百カ所を目標に登録者・団体を募集。マップの登録の締め切りは十一月二十日。手伝ってくれるスタッフも合わせて募集している。申し込み、問い合わせは市民活動センター内の事務局(電話36-9555)へ。


 電飾の点検をする実行委員会のメンバーら

クリスマス装飾を待つ彫刻 「ロンド」

進むエコキャンパス化

 大学内で環境負荷の軽減を目指すエコキャンパス化の輪が広がっているが、地元でも宇部フロンティア大や山口大工学部が大学祭で、バザー用の食器を使い捨てから再利用に切り替えたり、間伐材で作った割りばしを使用したりする。「大学が連携して地球に優しくを広げたい」と関係者は口をそろえる。

県内高校新卒者の就職内定状況

 厚生労働省山口労働局は二十日、九月末現在の来春高校新卒者の就職内定状況を発表した。内定者は千九百三十三人(男子千三百九十八人、女子五百三十五人)で、内定率は46・4%。うち県内は千四百五十五人(男子九百八十一人、女子四百七十四人)で、内定率は43・0%。それぞれ前年同期に比べ6・0ポイント、6・2ポイント上昇している。
 求人倍率は全体で一・五四倍、県内は〇・九七倍。それぞれ〇・四六ポイント、〇・二二ポイント上昇している。求人は六千四百三十人、うち県内は三千二百七十三人。前年同期比40・0%、27・1%増加している。来春卒業予定者は一万四千百三人で、就職希望者は四千百六十五人(2・1%減)。うち県内希望者は三千三百八十三人(0・9%減)となっている。

30日、市環衛連が50周年記念式典

 宇部市環境衛生連合会(岡田茂夫会長)の創立五十周年記念式典は、三十日午後一時から文化会館で開かれる。藤田忠夫市長らを来賓に迎え、関係者約五百人が出席。役員や功労者の表彰、記念講演を通じて、半世紀の道のりを祝う。
 環衛連は、伝染病を媒介していた害虫の駆除運動「蚊とハエのいない生活実践活動」の展開を皮切りに、一九六八年には全校区に支部を結成。八二年には全市一斉空き缶回収運動を開始、八四年には各支部に環境推進員を設けた。先進的な取り組みは県内のモデルになり、六九年に厚生大臣表彰、七四年に総理大臣褒状を受けている。

山陽小野田市がバスアンケート

 山陽小野田市は、路線バスに関するアンケートを実施している。対象は六十五歳以上の高齢者がいる全世帯に及び、その数は一万一千八百世帯。これに無作為抽出の二千人も加わる。バス利用の実態や交通不便地域を把握し、巨額の補助金を出して維持している路線の再検討、交通弱者に優しい公共交通網の整備に向けての基礎資料にする考えだ。

2005年10月20日

裏まで黒い珍レンチョウ

 宇部市の床波沖で十九日、裏表がはっきりしない奇妙なレンチョウが上がった。普通なら目がある側は黒っぽく、反対側は白いが、両面とも黒くなっている。西岐波の漁業、浜田スミエさんが見つけた。「多い日で一日五百匹近くを三十年以上水揚げしているけど、こんなのは初めて」と驚いている。
 下関市水族館・海響館によると、レンチョウだけでなく、カレイ、ヒラメなど裏表のある魚で見られる「色素の出現の異常」。養殖のヒラメで報告されるケースが多いが、自然界では珍しいという。


 裏まで黒いレンチョウ(上)と普通のレンチョウの腹側

エコ・テクノの山口フェアに市内の企業16社出展

 二百五社・機関が環境ビジネスの最新技術や製品を展示する「エコ・テクノ2005」が、十九日から福岡県北九州市で始まった。一角を担う初開催の「山口テクノフェア」には、宇部市内の企業を中心に十六社が出展。新たなビジネスチャンスを求め、自社技術をPRしている。
 エコ・テクノは九州を中心とした事業所が環境ビジネスに関する最新の技術、部材、製品を出展。今年は西日本総合展示場で開催し、山口テクノフェア、福岡水素エネルギー社会近未来展などの四コーナーで構成。セミナーやフォーラムも開かれている。二十一日まで。


 山口テクノフェアを見学する来場者ら(北九州市の西日本総合展示場で)

楠ハイランドパーク完成、11月23日に開場記念競技

 迫力に満ちたモータースポーツのダートトライアル競技が開催できる施設として、宇部市西吉部に「楠ハイランドパーク」が誕生した。全国を転戦してきたドライバー自らが設計を手掛け、高度な技術が要求されるコースに仕上がった。「地元から世界に通用する選手を」と夢は広がる。開場を記念した競技「くすのきエキスパートトライアル№1」は、十一月二十三日に開かれる。
  設計に携わったのは、ラリー競技を含めて中四国の大会で数々の優勝を果たし、国際C級ライセンスを持つ三好瑛二さん(オートサロンみよし代表)。ナビゲーターとして長年コンビを組んできた平田保男さん(ヒラタ社長)と一緒に、二〇〇二年十月から整備に着手。試走を繰り返しながら「スピードとテクニックを満喫できるコース」に仕上げた。


 楠ハイランドパークの全景

合同就職説明会に280人

 やまぐち合同就職面接会は十九日、宇部全日空ホテルで開かれ、就職希望者が企業の人事担当者と面接した。山口地域労使就職支援機構、県など主催。
 求職者と人材を探している企業のマッチングが目的で、今年で三回目。県内の八十四社が参加。これに対して一般求職者(来春の新卒予定者やパート希望者を除く)約二百八十人が詰め掛けた。 県内の有効求人倍率は、一九九七年十二月から一・〇倍を割り込んでいたが、今年一月から一倍台に回復し、最新の八月の数字は一・一二倍に好転している。


 

11月13日、福祉の就職ミニフェア開催

 福祉の仕事に就職を目指す人を対象にした職場説明会「福祉の就職ミニ・フェア」は、十一月十三日午後一時半から宇部市福祉会館で開かれる。参加無料。市内での開催は初めて。県社会福祉協議会、市社会福祉協議会主催。
 参加希望者は、はがき、またはファクスで、住所、氏名、年齢、学校名(学生のみ)、電話番号を明記して、宇部市社会福祉協議会地域福祉課(〒755-0033宇部市琴芝町二-四-二〇、ファクス0836-22-4391)へ。問い合わせも同課(電話33-3131)。

本山鉱友会、29日最後の交歓会

 一九六三年に閉山した本山炭鉱の元従業員による「本山鉱友会」(川嶋俊治会長)の交歓会は二十九日、山陽小野田市の本山福祉会館で開かれる。二年ぶり五回目で、地元はもちろん、遠くは愛知県から五十八人が出席するが、会員、世話役の高齢化に伴い、最後の集いになるという。
 栗村健事務局長(宇部市東岐波古殿)は「広く仲間に呼び掛け、集まっているOB会は、近隣では鉱友会だけだろう。新しい人が入らないのだから、終わりはこんなもの。川嶋会長の願いでもあり、せめて最後を締めくくりたい」と話した。当日は交歓会の後、近くの斜坑坑口へと行き、記念撮影もする。

2005年10月19日

阿知須に渡り鳥のヒシクイが飛来

 国の天然記念物の渡り鳥ヒシクイ六羽が、山口市阿知須の土路石川河口に飛来している。同所で確認されるのは二〇〇一年十二月以来、約四年ぶりとなる。
  ヒシクイはカモ科の水鳥。十二日にきらら浜自然観察公園のレンジャーが確認した。ヒシクイはロシアの極東地域で春先に繁殖し、秋に越冬のため、日本や朝鮮半島に渡ってくる。日本では、主に関東以北や滋賀県の琵琶湖などで過ごす。原田量介チーフレンジャーは「約二週間前にマガンも飛来しており、今年は全体的に冬鳥の訪れが早いようだ。越冬のためか、一時的な滞在かについては、今後を注目したい」と話した。


 土路石川河口に飛来したヒシクイ(原田さん撮影)

「月待ちがにせんべい」が県特産品奨励賞に

 今年度の県特産品振興奨励賞に宇部市の「月待ちがにせんべい」など三市の四点が選ばれた。県観光交流課が十八日発表した。
「月待ちがにせんべい」は宇部市で水揚げされた「月待ちがに」(ガザミ)を原料に、かにソースを作り、生地に練りこんだせんべい。神原町の社会福祉法人、南風荘(小林俊明理事長)が手掛け、昨年十一月三日の宇部まつりから販売している。一箱十二枚入り六百三十円。二十四枚入り千二百六十円(いずれも税込み)。月産四千箱。南風ふれあいのお店、山口宇部空港、新山口駅、フジグラン宇部店、道の駅きららなどで扱っている。


 県特産品奨励賞に輝いた「月待ちがにせんべい」

山大大学院技術経営研究所がMOTランキングで全国3位に

 山口大大学院技術経営研究科はこのほど、国際戦略デザイン研究所が行った専門職大学院などの格付け調査で、全国三位にランキングされた。
 同研究所は二年前に設立されたシンクタンク。過去二十年間の調査研究分野、コンサルティング分野での経験を生かし、ネットワーク時代の情報収集技術を駆使して、さまざまな企業、官庁、自治体などを対象に「国際戦略」「アジア研究」「リスクマネジメント」「IT戦略」のコンサルティングを行っている。
 MOT(技術経営)ランキングは、全国の専門職大学院や大学院を対象に、各機関が公開しているソフト、ハード情報を基に「学生」「教員」「カリキュラム」「インフラ」「オープンネットワーク」「パフォーマンス(実績)」の六つの観点から格付けをしたもの。同格付けでは、山大大学院理工学研究科も二十位にランキングされている。

24日、市男女参画ミーティングで地元出身の紀藤さん講演

「宇部市男女共同参画タウンミーティング―男女が共に働きやすい環境を目指して」は、二十四日午後二時から市男女共同参画センターで開かれる。同実行委員会主催。県、市共催。
 宇部市出身の弁護士、紀藤正樹さんが「男と女はフェアに競争したい」と題して講演する。紀藤さんは、一九六〇年生まれ。宇部高から大阪大法学部に進み、同大学院法学研究科博士前期課程を修了。九〇年に弁護士登録。聴講は無料。申し込みは市男女共同参画課(電話34―8150)へ。

小野田まつり詳細決まる

 今年で五十七回目を迎える「小野田まつり」は十一月三日、市民館と市商工センターの両会場をまつり広場とし、その間の道路に歩行者天国を設けて多彩に繰り広げられる。行事の詳細が決まり、PR用のポスターも完成した。
 歩行者天国では、正午からパレードがスタート。高千帆小のマーチングバンドを先頭に、幼年消防クラブ、ボーイスカウトの鼓隊、須恵小金管バンドと続く。各種団体のシャギリ、手踊り、竜王太鼓保存会の後、市職員共催会による龍舞、木戸刈屋盆唄、新おのだ音頭、企業カーニバルと、通りを華々しく彩る。沿道は、スタンプラリーや小野田青年会議所による特産品料理コンテストで盛り上げる。両会場間は無料シャトルバスで結ぶ。コースは市民館―小野田サンパーク―公園通り―国道190号バイパス―市民館。


 小野田まつりのポスター

2005年10月18日

宇部高専T&B主催の研究発表にどよめき

 マイクロバブル(微細気泡)と気体溶解技術の研究開発成果発表会は十七日、宇部市東梶返一丁目の常盤工業会館であり、宇部高専と山口大の研究者や学生、民間企業七社の技術担当者らが、最新の研究内容と商品事例を報告した。独自性を持った宇部地域の研究内容は、各方面から注目を集め始めており、関東・関西からの参加者を含む百二十人が熱心に耳を傾けた。宇部高専T&B(地域振興協力会、末永俊彦会長)主催。
 デモンストレーションでは、バブルタンク(池田好明社長)がマイクロバブル発生器や高効率ばっ気装置を使って実験。マイクロバブルを含んだ水槽の水が刺激を与えると一瞬で白く濁ったり、少ない電気エネルギーで吸水・移動ばっ気を実現する装置が公開されたりすると、会場からはどよめきも起きていた。


 マイクロバブルの公開実験に見入る参加者(常盤工業会館で)

4周年の子育てほっとサロン、1万人目は三宅さん母娘

 宇部井筒屋に開設されている「子育てほっとサロン」(藤岡明子会長)の利用者が十八日、一万人を突破し、オープン四周年を祝う記念イベントが店内で行われた。 リトミック体操や子供用品のフリーマーケット、手形のパネル作りなど、子供もお母さんも楽しめるコーナーがたくさん用意され、にぎわった。同サロンは、子育て中のお母さんが買い物のついでに気軽に立ち寄って一息つけるようにと、二〇〇一年十月に開設された。


 1万人目の三宅さん母娘(左から2人目)を交えて、開設4周年を祝う関係者(18日午前10時、宇部井筒屋で)

日報作文市長賞に草場大彰君(於福小2年)

 第四十五回宇部市近郷小・中学生作文コンクール(日報作文)の入賞者が決まった。最高賞の特選三点は、宇部市長賞(小学校低学年)に於福小二年の草場大彰君の「お父さん大すきだよ」、宇部市教育長賞(同高学年)に本山小四年の新升徹君の「小さな命が教えてくれたこと」、宇部日報社長賞(中学校)に楠中三年の須子綾香さんの「中国との出会い」が輝いた。表彰式は十一月十二日午後一時半から、福祉会館で行う。宇部日報社主催、宇部市教育委員会共催。


 草場大彰君

市が11月のワークショップ参加者募集

 宇部市は地域福祉計画の策定に向け、六月から八月にかけて懇談会を行った。そこで話し合われた課題の解決方法などを検討するワークショップを、十一月十五日と二十二日の二週にわたって開催。課題ごとの参加者計四十人を募集している。締め切りは十月三十一日。
 定員は各課題五人程度で、申し込み多数の場合は抽選。希望者は、はがきかファクスに、住所、氏名、性別、年齢、電話番号、希望課題を明記し〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、社会福祉課(ファクス22-6028)へ。


 

篠原さんが山陽小野田市助役就任へ

 新市誕生以来、不在となっていた山陽小野田市の助役に、県央合併まで小郡町(現山口市)の助役を務めた篠原宣行さん(57)=山口市楠木町=が就任することが確実になった。二十五日開会する十月定例市議会に、白井博文市長が人事案件として提案する。
 篠原さんは埴生出身。小野田高、神戸大法学部卒。一九七一年に県庁に入庁し、市町村課、広報課など各課を経て、二〇〇一年に小郡町助役に就任。新山口市の誕生を見届け、合併に伴い失職していた。


 人事案件で助役就任が見込まれる篠原さん

2005年10月17日

23日の障害者の祭典で、現代日本彫刻をガイド

障害者の祭典「はぁ~とofふれんず2005」は、二十三日午前十時から常盤公園で開かれる。園内の宇部市野外彫刻美術館で開催中の第二十一回現代日本彫刻展を若い世代で盛り上げ、祭典でPRしようと、市内と近郷の学生十二人が十六日、現地で彫刻のガイド研修を受けた。祭典当日は学生たちが展覧会場に立ち、自分の言葉で来場者に作品を紹介して、障害の有無にかかわらず多くの人が彫刻作品に親しめるようにする。 はぁ~とofふれんずでは、障害者による作品展示や表現活動をはじめ、さまざまな市民団体が活動紹介やパフォーマンスを繰り広げる。健康まつりや彫刻展とも連携し、盛大に行われる。


 安井会長(右)の説明を聞くなどして出展作への興味を深める学生たち(常盤公園で)

「居能盆踊り」練習に熱気

「一つ二つ三つ四つ、五つめのほいっ!」と、掛け声も陽気に手足を動かす藤山校区の有志たち。宇部市の無形民俗文化財に指定されている郷土芸能「居能盆踊り」の練習風景だ。地域の誇る貴重な伝統文化を、居能地区だけでなく「校区ぐるみで守っていこう」と、二十三日に藤山ふれあいセンターで開かれる第二十七回藤山ふるさとまつり(同実行委員会主催)で、初めて取り上げることになった。 江戸時代後期から百七十年余りの歴史を持つ居能盆踊りは、地域に流行した疫病を治めるため、下関の伊崎から習い伝えられた伊崎踊りを、三嶋神社に奉納したのが始まりとされる。


 踊りの練習に取り組む有志たち(藤山ふれあいセンターで)

宇部日報旗少年野球に47チーム参加。23日決勝

第三十回宇部日報旗少年野球大会は十六日、市野球場と東部体育広場で開幕した。宇部市と山口市から、三部門に計四十七チームが出場。初日は一、二回戦、計三十一試合があり、A級はベスト8、B、C級はベスト4が出そろった。二十二日にA級の準々決勝と準決勝、二十三日にA級の決勝、B、C級の準決勝、決勝が行われ、優勝が決まる。宇部日報社主催、市少年野球連盟主管、市教育委員会後援。 節目を迎えた今年の出場チームはA級が二十チーム、B級が十一チーム、C級が十六チーム。


 B級の部、本塁上で激突する藤山と神原の選手(東部体育広場で)

山陽小野田市で多彩に市民健康まつり

第1回市民健康まつりは16日、小野田サンパークであり、家族連れ、お年寄りが、スタンプラリー形式で各種の診査を受け、心身の健康状態をチェックした。 「家族の幸せはあなたの健康から」をキャッチフレーズに、市と、医師会など十五団体でつくる健康づくり推進協議会(瀬戸信夫会長)が主催している。 二階の催事場に設けた各種コーナーでは、血圧や体脂肪を測定し、成人病、生活習慣病を予防するための栄養、休養、運動についてアドバイス。転倒防止のための足指力の測定、歯のフッ素塗布もあった。 このほかストレスチェック、料理紹介、野菜販売など、さまざまなコーナーがあり、専門医や栄養士、保健師らが気軽に相談に応じ、健康づくりを支援した。


 AEDを紹介する消防隊員ら(小野田サンパークで)

2005年10月15日

きらら物産・交流フェアで県特産品や技術ずらり

県内の産業や特産品、注目企業が一堂に会した「きらら物産・交流フェア二〇〇五」が十五日、山口市阿知須の県立きららスポーツ交流公園で開幕。二千人によるオープニング行事の後も、お目当ての展示やイベントを目指して車列と人並みが途絶えることなく続いた。十六日までで、開場時間は午前九時から午後三時。 県内の農林水産加工品の展示即売会・きらら物産フェア、最新の防災・防犯住宅を紹介する住宅フェア、地元企業のオリジナル商品などが並ぶ新製品フェア、環境をテーマにしたエコフェアが合同開催されており、楽しみながら古里を知ることができる催しが目白押し。


 多くの来場者でにぎわう会場(15日午前9時半ごろ、県立きららスポーツ交流公園で)

宇部市芸術祭華道展に10流派26団体

宇部市芸術祭参加の華道展が、十五日から文化会館で始まった。十流派二十六団体が百三十点を出瓶。季節の花材をふんだんに使った作品が、来場者の目を楽しませている。宇部華道協会(野口華翠会長)主管。十六日まで。


 各流派の作品を鑑賞する来場者(15日午前10時半、文化会館で)

図書館まつり盛況

宇部市立図書館まつり2005は十五日、同館(杉本繁雄館長)で始まった。「読書の広がりを求めて~手を結ぼう活字の森」をテーマに、絵本の読み聞かせやリサイクルブックフェアなど、多彩なイベントがあり、多くの市民でにぎわっている。十六日まで。初日は午前中に大型絵本の読み聞かせや腹話術、朗読などのイベントを実施。リサイクルブックフェアでは、単行本や文庫本などが並び、開始と同時に、お気に入りの一冊を探す市民でごった返した。


 ブックフェアで本を探す来館者(15日午前10時10分ごろ、市立図書館で)

障害者合同就職面接会開催

障害者合同就職面接会(宇部・山陽小野田地区会場)が十四日、ときわ湖水ホールで開かれた。職を求める障害者、採用を計画している求人企業とも、限られた時間で多くの情報交換が可能な年一回のチャンス。二十四社四十五人の募集枠に対して、八十人が来場し、職種や雇用条件などを確認し合った。


 情報交換する障害者と求人企業の担当者(ときわ湖水ホールで)

宇部警察署がHPで「交通事故マップ」

宇部警察署(宮本豊一署長)は、交通事故防止に役立ててもらおうと、事故の発生状況や死亡事故の概況、校区別の事故発生状況などを示した「宇部市内の交通事故マップ」を同署ホームページに掲載している。同署交通総務課では「ホームページを見て危険個所を頭に入れ、安全運転に努めてもらいたい。また、地域での交通安全教育の際にも使ってほしい」と呼び掛けている。


 宇部警察署のホームページで紹介されている「宇部市内の交通事故マップ」

「2005イルミネーションコンサート」11月26日から

山陽小野田市の冬のイベント「2005イルミネーションコンサート」は、十一月二十六日、十二月十日、十七日の三夜にわたって開かれる。今年は市民館前庭を使った野外コンサート、セメント産業の隆盛を今に伝える山手倶楽部などを会場に多彩に繰り広げる。市主催、市教育委員会、小野田音楽連盟、山陽小野田観光協会共催。 若手音楽家たちに活躍の場を提供し、市民に新しい形の文化を届けようとシリーズで開催している。旧小野田時代から通算十回目を迎える今年は、市民館前庭にステージを設け、周辺をイルミネーションで彩る新しい試みもある。


 イルミネーションコンサートのチラシ

2005年10月14日

シグマパワー環境アセス、十分な保全対策を要望

二〇〇五年度第一回宇部市環境審議会(小嶋直哉会長、二十六人)は十三日、福祉会館であり、シグマパワー山口宇部発電所の環境影響評価(環境アセスメント)準備書に関する意見をまとめた。大気汚染や炭酸ガス、温排水、生息する希少種に対する影響を考え、計十二項目にわたって、十分な環境保全対策を取るよう要望している。審議会の答申を受け、藤田忠夫市長は二十八日までに、県知事へ意見を提出する。 シグマパワー山口(茂澄孝社長、本社・東京都港区芝浦)は西沖の山西沖の宇部興産が所有する埋め立て造成地約二十四万平方㍍に、五十万㌔㍗二基の大型石炭火力発電設備を建設する計画。着工予定は〇九年一月で、一二年一月に一号機、七月に二号機の運転開始を目指す。総事業費は約一千億円。

旧楠町青果市場を地元農産物の直売所に

宇部市は、楠地区を中心とした地産地消の推進拠点にと、船木の国道2号沿いにある旧楠町青果市場を改装して、地元農産物の直売所を開設する。年内のオープンを目指しており、親しみやすい施設の名称を市民から募集している。 地産地消イベントや朝市の拡大など、地元産への関心が高まる中、さらなる生産者の掘り起こしも兼ねて開設。週に数回ではなく、連日の開店を目標に、生産者と消費者が顔を合わせる交流拠点を目指す。


 地元農産物の直売所となる旧楠町青果市場(船木で)

女団協発足20周年と合併記念式典

宇部市女性団体連絡協議会(佐原紀美子会長、七団体)の発足二十周年と、楠地域との合併を記念する式典と講演会が十三日、楠総合センターで開かれた。加盟団体それぞれが個性を発揮し、互いに協力しながら男女共同参画社会の実現に向けて努力していく気持ちを新たにした。 同協議会は二十年前に十八団体で結成され、市の男女共同参画推進事業に協力している。ピーク時には二十一団体が加盟していたが、現在は七団体で活動。会員は三千三百人。


 式典で結束を呼び掛ける佐原会長(楠総合センターで)

日報旗少年野球、16日開幕

第三十回宇部日報旗少年野球大会は十六日、宇部市野球場と東部体育広場で開幕する。宇部市と山口市から三部門に計四十七チームが出場。頂点を目指し、二十二、二十三日との三日間にわたり、熱戦を展開する。宇部日報社主催、市少年野球連盟主管、市教育委員会後援。 出場チームはA級が二十チーム、B級が十一チーム、C級が十六チーム。試合は、いずれもトーナメント戦。 初日は午前九時から市野球場で開会式。終了後、同広場との二会場で一、二回戦を行い、A級はベスト8、B、C級はベスト4が決定。二十二日にA級の準々決勝、二十三日に各級の準決勝、決勝があり、宇部一が決まる。今年は三十回記念として、最優秀選手と優秀選手を各一人選出する。

楠地域でケーブルテレビ網の整備着手

楠地域でケーブルテレビ網の整備が始まった。幹線工事は今年度末に完了する見込み。来年五月末ごろ、地域内約二千七百世帯を対象にサービスが開始される。地元説明会は十一月から中旬にかけて九回開催。楠地区自治会連合会(岡村元昭会長)は研修を兼ねて、十五日に山口ケーブルビジョン(齋藤宗房社長、山口市)を訪問する。 難視聴地域が多い同地域でのエリア拡大は、宇部市内の情報通信格差を解消していく意味で期待が持たれ、住民の関心も高い。新市建設計画では「高度情報基盤の整備」として主要施策の一つに位置付けられてきた。市の当初予算では、楠地域でのケーブルビジョン整備事業に一億八千九百万円を計上している。

渡場郵便局で強盗訓練

山陽小野田市の渡場郵便局(大和幸治局長)で十三日、模擬強盗訓練が行われた。厚狭警察署の指導の下、局員たちは連携を確かめ合い、金融機関を狙った強盗事件が増える年末に向けて気を引き締め直した。 犯人役は厚狭署員、人質役は山陽地区金融防犯協力会(松永道弘会長)の職員が務めた。


 犯人に現金の入ったかばんを渡す大和局長(渡場郵便局で)

2005年10月13日

岡崎八幡宮、神功伝説受け継ぐ酒造り

ツンと鼻腔(びこう)をくすぐる甘酸っぱいにおい。発酵タンク内の白いもろみからは沸々と泡がわき上がっている。船木総鎮守・岡崎八幡宮(宇津見光則宮司)は、全国でも四社しかない清酒製造免許を持つ神社の一つ。この時期に宮司自らの手で新酒の仕込みを行っており、十六日の秋季大祭で参拝者に振る舞う。


 もろみをかくはんして発酵を促す宇津見宮司(岡崎八幡宮の御神酒醸造殿で)

学会など誘致へ支援態勢

宿泊を伴うコンベンションとして、宇部市への学会やスポーツ大会の誘致に取り組んでいる宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)は、初めて具体的な支援態勢を打ち出した。参加登録や宿泊予約の機能を設けた大会専用のホームページ(HP)を作成するなど、新たな支援を含む十六項目で、市にも支援態勢の確立に向けて、協力を要請した。 五十人以上の宿泊を伴う同協会の助成金対象イベントのうち、学会は年三回程度と、大学や高専が多い学園都市としての利点が生かされていないため、九月に教授らを招いて行った学会主催者懇談会での意見を踏まえ、支援を明確にした。 同協会は、市内の飲食店などを掲載した「宇部グルメ&ナイトスポットガイド」を作製した。ポケットサイズの冊子タイプで、二万部を発行。市内でのイベントで配布するほか、宿泊施設などに常備する。


 完成した「宇部グルメ&ナイトスポットガイド」

住居表示新町名は床波1~6丁目に

宇部市は、JR床波駅から西岐波小・中学校周辺に至る地域で、新たに住居表示を行う。新町名は床波一-六丁目。十五日から十一月十四日まで市役所や市民センターで公告し、来年三月と七月の二段階で住居表示を実施する。 対象はJR宇部線以南で、西は江頭川から東は浜田川まで。新浦、浜の全部や権代、小路、白土、浜田などの一部が含まれる。広さは合計八十五・五㌶で、世帯数は千百五十。


 

15日から宇部市立図書館まつり

宇部市立図書館まつり2005(同まつり実行委員会主催)は十五、十六の両日、同所で開かれる。絵本の読み聞かせやリサイクルブックフェアなど、多彩な行事が行われる。 テーマは「読書の広がりを求めて~手を結ぼう活字の森」。図書館で活動しているボランティア団体の協力を得て、読み聞かせ、リサイクルブックフェアのほか、ストーリーテリング、パネルシアター、紙芝居、腹話術などが行われる。時間は両日とも、午前十時から午後四時まで。


 

厚狭図書館をOA化

山陽小野田市の中央、厚狭両図書館の業務、利用者端末が新しくなり、十二日からサービスが始まった。中央はシステム更新に伴う高機能化だが、厚狭は待望のOA化。新市誕生後、両館で異なっていた貸し出し、検索システムは一本化され、利用者の利便性が向上した。両館で計二十八万冊の蔵書が、改めて市民の共有財産として活用される。


 新しい利用者カードで本を借りる子供たち(厚狭図書館で)

2005年10月12日

山口大工学部生が「エコバッグ」製作

山口大工学部のエコキャンパス化を目指す学生サークル「エコファイターズ」は、資源節約のためにレジ袋の代わりに買い物で使ってもらう「エコバッグ」を製作した。一個三百五十円で学内の生活協同組合で販売する。「エコの輪がキャンパスに広がれば」と関係者は期待を寄せている。 学部内で環境負荷の軽減を目指そうと昨年六月に学生、教職員、生協スタッフが参加して環境プロジェクトを設立。ごみ分別のためのごみ箱を設置したり、美化を目的に花壇を二カ所、整備したりした。


 三木工学部長(前列中央)を囲みエコバッグを披露する工学部の学生(山大工学部で)

指定管理者公募説明会、体育施設など一括管理に出席者反発

指定管理者の公募に伴う現地説明会が十一日、宇部市内四カ所で開かれた。体育施設と都市公園を対象に、俵田体育館で行われた説明会では、計二十一施設の一括管理の方針を崩さない市に対し、出席した地元の企業やNPO十一団体が「丸のみできるのは大手企業だけ。実質的には中小の締め出しで、地元に受け皿はない」と猛反発。分割(個別)管理への変更を求めて紛糾した。

テクノパークに2社目の宇部衛生工業社が進出

宇部衛生工業社(中島繁社長、宇部市妻崎開作)は、食品廃棄物をブタの飼料などに再生する新ビジネスを始める。その拠点となる食品リサイクルセンターが宇部テクノパークに進出することになり十一日、市役所で関係者約二十人が出席して市と調印を交わした。 下水の浄化槽設置などを手掛ける同社が、新規事業として取り組む。コンビニエンスストアやスーパー、飲食店、食品製造会社などから出る賞味期限切れの食品や野菜くずなどを減圧乾燥し、ブタやニワトリの餌として再利用する。


 調印後に握手を交わす中島社長、森審議監、藤田市長(左から、市役所で)

日報杯クロッケー大会、新谷・村岡組がV

第二十六回宇部日報杯クロッケー大会は十一日、市陸上競技場で開かれた。 十一校区から出場した三十四組が、予選リーグと決勝トーナメントで競い、新谷克己・村岡和恵組(琴芝)が優勝した。宇部日報社主催、市クロッケー協会(井上逸治郎会長)共催。 午前中に八コートに分かれての予選リーグを実施。その一位チームが決勝トーナメントを戦い、順位を決めた。


 優勝した村岡さん、新谷さん(前列左から3人目と4人目)ら入賞者(市陸上競技場で)

現代ガラス展を国文祭で1年早く06年10月開幕

山陽小野田市の現代ガラス展実行委員会(委員長・藤田保郎小野田商工会議所会頭)は十一日、市民館であり、第三回「現代ガラス展in山陽小野田」の募集要項を固めた。会期は来年十月十三日から三十一日までの十九日間で、会場はきらら交流館。引き続き、国民文化祭やまぐち2006「創造現代ガラス展」として十一月三日から十二日まで開かれる。コンペのため、ただちに書類を作成し、全国に発信する。

2005年10月11日

好天に誘われ常盤公園大入り

 八-十日の三連休とともに本格的な秋の行楽シーズンに突入。宇部地方は好天に恵まれ、常盤公園には、たくさんの観光客が訪れた。第二十一回現代日本彫刻展が開かれている市野外彫刻美術館も、芸術作品を鑑賞する人たちでにぎわった。
 八日、設置された屋外型の巨大ゲーム機「アメリカン・ハイ・ストライカー」は、手にした大づちで指定部をたたき、威力の度合いによって、高さ九メートルのタワー上のメーターが上がり、得点が表示される遊機具。愛知万博のサテライト会場に常設され、好評を博した。営業は土日・祝日だけ。問い合わせは同営業所(電話35-8289)へ。


 ハクチョウと触れ合う観光客(常盤湖で)

新しく導入されたアメリカン・ハイ・ストライカー(常盤公園の遊園地内で)

くすのき温泉で市長らご満悦

 宇部市万倉で湧出(ゆうしゅつ)した「くすのき温泉」で、万倉ふれあいセンター裏に足湯の浴槽が完成したことから九日、湯張り試験を兼ねた仮披露のイベントが行われた。開会行事に続き、関係者らが湯に足を漬け、終日、市民にも開放。正式なオープン日は、まだ決まっていない。


 足湯に漬かる藤田市長ら(左、万倉ふれあいセンター裏で)

市リサイクルフェアにぎわう

 第十一回宇部市リサイクルフェア(市など主催)は九日、市環境保全センターとリサイクルプラザで開かれ、大勢の市民でにぎわった。市が初めて販売したオリジナルの買い物袋は、人気を集め、二時間弱で完売。フリーマーケットやリフォームファッションショー、再生品販売、エコキャンドル作りなどの催しもあり、来場者は楽しみながら地球に優しい生活を考えた。


 フリーマーケットを楽しむ来場者たち(環境保全センターで)

11日、宇部日報杯クロッケー大会開催

 第二十六回宇部日報杯クロッケー大会は、十一日午前九時から市陸上競技場であり、十一校区から出場した三十四組が、息を合わせて、作戦を練りながら上位進出を目指した。宇部日報社主催、市クロッケー協会(井上逸治郎会長)共催。


 慎重に球を打つ出場者(11日午前9時40分ごろ、市陸上競技場で)

山陽小野田市議選、“市民派”に軍配

 山陽小野田市議選は10日投開票され、37人の候補者が乱立する激戦の末、新市を担う27人の顔ぶれが決まった。当選者中21人までが1000票を超えるなど、予想を上回る高得票での争いとなり、新人6人が当選し、ベテラン、若手の前、元職8人と新人2人が涙をのんだ。投票率は71・22%。


 トップ当選を喜ぶ大空さん(中央)と支援者(11日午前零時40分、自宅で)

2005年10月 8日

西岐波に満開のコスモス畑

 宇部市西岐波の大沢西自治会(国吉和雄会長、150世帯)が整備を進めていたコスモス畑が、見ごろを迎えた。住民有志が中心となって、雑草が生い茂っていた約3000平方メートルの休耕田を、広大な花畑へと生まれ変わらせた。10日には自治会住民向けのコスモス祭りを開く。


 見ごろを迎えた大沢西自治会のコスモス畑(8日午前9時ごろ)

聖和幼稚園が子育て支援センター開設

 聖和幼稚園(原田真道園長、二百七十人)はこのほど、岬町三丁目の同園に子育て支援センターを建設した。毎週三回、未就園児の体験通園・Ami(アミ)スクールを開いている。今後は、保護者や地域に積極的に開放し、育児と子育てにかかわる総合サポート施設を目指す。


 このほど完成した子育て支援センター

好評のアミスクール(聖和幼稚園で)

常盤公園で芸術・行楽の秋満喫

 第二十一回現代日本彫刻展が開かれている常盤公園の市野外彫刻美術館が、芸術・行楽の秋を楽しむ大勢の市民らでにぎわっている。学校の遠足・スケッチ大会シーズンでもあり、平日の日中は子供たちの歓声が響きわたり、豆画伯たちがお気に入りの作品とにらめっこを続けている。会期は十一月十三日まで。


 彫刻を前に、芸術の秋を満喫する中学生と、食欲の秋を楽しむ小学生たち(常盤公園で)

9日、万倉「くすのき温泉」の足湯披露

 宇部市万倉で湧出(ゆうしゅつ)した「くすのき温泉」に足湯が設置されることになり、浴槽部の完成を記念して、九日午前九時から同所で、湯張り試験を兼ねた仮披露のイベントが開かれる。
 温泉開発は合併以前の旧楠町が町事業として取り組んだ。無色透明の弱アルカリ性で、三四度以上の水温と、一分間に約五百リットルという豊富な水量が確認されている。

宇部興産のゼットサンドが産業技術環境局長賞受賞

 宇部興産(田村浩章社長)の人工地盤材料「ゼットサンド」が、経済産業省の二〇〇五年度資源循環技術・システム表彰の同省産業技術環境局長賞を受賞した。石炭火力発電所などで発生する廃棄物「石炭灰」が原料で、天然材料と同等の性能を持っていることから、再資源化と製品化にこぎつけた開発技術力が高い評価を受けた。

山陽小野田市議選、10日投開票

 山陽小野田市議選(定数27)は、10日投開票され、新市のまちづくりを担う顔ぶれが決まる。37人の候補者が市内を駆け巡った選挙戦も明日限り。最後の訴えに声を枯らし、市民の審判に身を委ねる。大勢が判明するのは11日未明になりそう。
 当日は市内三十一カ所に投票所を設け、午前七時から午後八時まで受け付ける。津布田投票区は、衆院選以降、津布田会館に代わっているが、竜王投票区は竜王中に戻る。開票は午後九時半から市民館。当日は、投票状況と開票速報を市のホームページで提供する。

2005年10月 7日

季節外れのシダレザクラ

 土地の区画整理事業で生まれ変わった宇部市中央町で、シダレザクラが季節外れの花を付けている。新たな街の発展を祝うような開花に、関係者らも目を細めている。
 宇部中央銀天街協同組合の吉野喜代杜理事長は「工事はようやく落ち着き、子供たちの声も帰ってきた。新しい店舗が入ってきているし、直営駐車場も完成するなど、にぎわいの創出に向けて大きく動いている中、明るい話題」と喜んでいる。


 季節外れの花を付けたシダレザクラ(中央町で)

東北アジア4カ国8都市がスクラム、「機械産業連合」発足

「東北亜機械産業都市連合」の結成式がこのほど、韓国慶尚南道の昌原市で開かれ、宇部市から藤田忠夫市長ら六人が参加した。東北アジアの参加四カ国・八都市が連合結成に合意。機械産業関連の情報交流、共同技術開発などを通し、友好増進と共同発展を図ることで、協定を締結した。市では商工会議所と連携し、海外経済交流を促進。市内企業の販路開拓や海外企業との提携など、新たなビジネスチャンスを期待する。友好都市の中国威海市もメンバー。七日に山下憲章経済部長が、記者クラブで報告した。
 今後は①年に一度、市長定例会議を巡回で開催(来年度は威海市)②機械産業政策と機械関連の情報交流③機械関連のセミナー、フォーラム、展示会など、交流事業の実施協力④そのほか相互の機械産業と経済交流に関する事業―を展開する。


 協定書を手にする各市長(昌原市コンベンションセンターで、市提供)

宇部テクノパーク入り口に銀色の動物たち

 国道2号を車で走っていると、宇部テクノパーク入り口そばで、銀色に光った巨大なライオンやゴリラ、カマキリなどが突如、目に飛び込んでくる。「何だろう?」と不思議に思った人も多いのではないか――。
 正体はビルや住宅の空調設備に使われる亜鉛鉄板製のダクトで作られたオブジェ。宇部市二俣瀬にある空調ダクト製造・取り付け業のアモダ(寺田秀孝社長)が「若い人たちに、ものづくりの面白さを伝え、また彫刻のまち・宇部のPRに」と、今年に入って作り始めた。現在では工場の敷地内に八体が並ぶ。高さ約五メートルのゾウや、口の中に人が入ることのできるカバもあり、常盤公園で開かれている彫刻展を思わせる力作ぞろいとなっている。


 空調のダクトで作られたカマキリやカバなどのオブジェ(二俣瀬のアモダで)

日報料理コンテスト、1次通過の6点決まる

 宇部日報社が募集していた料理コンテスト「地産地消 わが家の食卓」の書類審査は六日、本社であり、六作品が選ばれた。本審査は、二十二日午前十時から市保健センターで開かれる。市、宇部・美祢地域地産地消推進協議会共催。
 本審査では、実際に会場で調理。藤田忠夫市長、中島一雄宇部・美祢地域地産地消推進協議会会長、増原三郎宇部日報社社長の特別審査員三人を加えた六人の審査員が試食し、グランプリ一点、準グランプリ二点、アイデア賞三点を選考する。グランプリには賞金五万円と賞状、盾が贈られる。


 1点ずつ慎重に見て回る審査員(宇部日報社で)

11日、日報杯クロッケー大会開催

 第二十六回宇部日報杯クロッケー大会は、十一日午前九時から市陸上競技場で開かれる。宇部日報社主催、市クロッケー協会(井上逸治郎会長)共催。
 クロッケーを通じて、健康づくりと親ぼくを図ることが目的。十一校区から七十人が出場する。

理科大が出席管理で新システム

 山口東京理科大(土谷敏雄学長)は、小型のICチップを埋め込んだ学生証を活用した出席管理システムを、後期の授業から導入した。各教室に設置された非接触型の読み取り機にかざすだけで、正確に把握できるようになっている。東京、諏訪の系列大学に先駆けるとともに、中・四国、九州の大学では初の試み。


 カードリーダーにかざすことで、出席が確認される学生証(山口東京理科大で)

2005年10月 6日

まだまだ元気、カブトムシ

 日差しも和らぎ、暦の上だけでなく、秋の涼しさを体感できるようになった宇部地方だが、上宇部の坂田こず枝さん(41)宅では、まだまだカブトムシが元気だ。季節の移り変わりで、餌もスイカからナシに変わったが、かごの中を動き回っている。
 二男の高大君(上宇部小三年)は「最初は触れなかったが、だんだんかわいくなった。死んだら寂しくなる」と、夏から続けている餌やりを欠かさない。雌が残した十五匹の幼虫もすくすくと育っており、来夏も楽しみにしている。


 カブトムシを見守る坂田さんと高大君(上宇部の自宅で)

香川学園と韓国・昌信大が学術交流

 香川学園(武下浩理事長)と、韓国慶尚南道馬山市の学校法人昌信(チャンシン)大の学術交流協定書調印式は五日、宇部フロンティア大で関係者約二十人が出席してあり、武下理事長、昌信大のカン・ビョンド理事長らが協定書にサインし、握手を交わした。
 グローバルな学術交流を目指し、学生の国際交流にも積極的な昌信大が、県国際交流協会を通じて提携校を探していた。昌信大は、日本国内では目白大(東京都)、鈴鹿国際大(三重県)と提携しているが、慶尚南道と交流があり、地理的にも近い県内の学校との提携を強く希望していた。
 昌信大は、一九〇八年に開校した私立学校。中学、高校があり、九一年に二年制の短大を創設した。短大は約三千五百人、高校は千人、中学は五百五十人が在籍している。


 握手を交わす浜村校長、武下理事長、カン理事長、ベ校長(右から、宇部フ大で)

宇部郵便局に年賀はがき到着

 新春の便りを届けるお年玉付き年賀はがきが六日、宇部郵便局(?野義和局長)に到着した。届いた年賀はがきは同局や市内の特定郵便局、切手類販売所で販売される無地、絵入りなど七種類四百七十万枚余り。職員は輸送用コンテナから降ろされた四千枚入りの段ボールの仕分けに汗だくだった。十一月一日から発売される。


 到着した年賀はがきを仕分けする局員(6日午前9時すぎ、宇部郵便局で)

市が28施設の管理者一般公募

 宇部市は来年四月から指定管理者制度を導入するのに伴い、二十八施設の管理者を一般公募する。募集要項の配布が四日から始まり、福祉会館や楠総合センター、市営駐車場など七施設は、申請の受け付けも併せて開始。体育施設と都市公園計二十一施設は、二十五日から受ける。いずれも締め切りは十一月四日。
 今回公募する施設に対する質問の受け付けは、十月七日から二十一日まで。指定期間は来年四月一日から二〇〇九年三月三十一日までの三年間。申請の際には、申請書、事業計画書、収支予算書などが必要になる。市のホームページでも情報を掲載している。

9日、楠で琴と書道のコンクール

 楠地域が誇る伝統工芸や文化の振興、少年少女の豊かな情操の育成を目的とした第十五回「全国小・中学生箏曲コンクールin宇部」は、九日午前十時から万倉ふれあいセンターで開かれる。小・中・高校生書道公募展も同日から十一日まで万倉小体育館で開かれる。琴と書道のコンクール実行委員会(柏村文弘委員長)など主催。

山陽小野田市内で就学児健診スタート

 山陽小野田市内のトップを切って、津布田小(磯部吉秀校長、七十一人)で五日、就学時健診が行われ、来春入学予定の十人が内科や眼科の検査を受けた。
 市内十二校の新入学予定児は、五日現在で今春の入学児より二人少ない六百十九人(男三百二十二、女二百九十七人)。最も多いのは高千帆の百一人、最少は津布田。健診は来月二十四日の高泊を最終に、各校で実施される。


 口を大きく開けて検査を受ける子供(津布田小で)

2005年10月 5日

11月2・3日、宇部まつり開催

 第五十四回宇部まつり(十一月二-三日)の詳細が四日、決まった。新企画のインディーズバンドコンテストをはじめ、従来のイベントに新たな魅力を追加。パレードを中心とする市民出演のイベントには約五千五百人が出演。出店では、ワールドキッチン、お国自慢物産展などに市内外から百三十二店が出店する。
 問い合わせは、宇部観光コンベンション協会(電話34-2050)、市商業観光課(同34-8353)、宇部商議所(同31-0251)へ。


 「第54回宇部まつり」のポスター

リサイクルフェアで市オリジナルの買い物袋販売

 宇部市は「買い物袋(マイバッグ)推進キャンペーン」として、九日のリサイクルフェアで、市章などの入ったオリジナルの買い物袋を、限定二百個販売する。仕入れ値の半額相当を市が負担し、三百円(税込み)の格安で提供。レジ袋削減に向けた動機付けになるよう、期待を寄せている。十月は循環型社会推進月間。
 この買い物袋は、ペットボトル再生樹脂を61%使用したエコマーク認定商品。軽量なのに丈夫で、防水はっ水加工が施してある。取っ手部分は、肩や手が痛くならないようスポンジ入り。上部にはネットのきんちゃくが付き、物が落ちる心配がない。容量は二十二リットルで、たっぷり入る。大きさは縦四十一センチ、横三十センチ、まち十七センチ。折り畳めば十八×十二センチになり、持ち運びにも便利。カーキを基調に、横ポケットや取っ手がベージュのツートンカラー。


 売り切れ必至?リサイクルフェアで販売される市オリジナルの買い物袋

椎木さんの作品が舞台「Happy Together」のテーマソングに

 宇部市障害者ケア協議会(河合伸也会長)が募集していた、障害者が自ら企画した音楽演奏などの舞台イベント「Happy Together(ハッピー・ツゲザー)」のテーマソングの歌詞に、宇部市黒石の歯科医、椎木稔さん(51)の作品が決まった。
 椎木さんは「善和園に八年前からブラッシング指導などに訪れているが、園生の明るい笑顔や素直な心に触れ、歌に託したいと応募した。多くの人に気軽に歌ってもらえるように願っている」と話した

19日、骨髄バンクドナー集団登録会

 命のボランティア―骨髄バンクのドナー集団登録会は、十九日午前九時四十五分から午後三時まで、宇部市役所一階ロビーで行われる。九月にドナー登録の年齢上限が、五十歳から五十四歳に引き上げられ、対象幅が広がった。登録は約二ミリリットルの採血で済む。
 登録できるのは十八歳から五十四歳まで、男性は体重四五キロ、女性は四〇キロ以上の人。健康で輸血歴のないことも条件。宇部健康福祉センターでも、毎月第一水曜日に登録を受け付けている。集団登録を含め骨髄バンクに関する問い合わせは、同センター(電話31―3200)へ。骨髄移植推進財団のホームページにも詳しい情報が載っている。

山陽小野田市のまつり検討部会スタート

 山陽小野田市のまちづくり市民会議「市民まつり検討」部会は四日、市役所であり、市民二十人が新市の誕生を祝うまつりの協議に入った。旧市町を代表する小野田まつり、まつり山陽の一本化を視野に入れながら、市民主導型の一大行事の創造に取り組む。
 二つのまつりは、古里の歴史と伝統を背景に引き継がれ、地域活性化にも貢献してきた。実行委員会形式で、内容にも地域色を出しているが、行政中心で進めるため、マンネリ化も否めないという。市民本位のまちづくりを掲げる白井博文市長は、市民がつくり上げ、新市の一体感を醸成するまつりを提唱。同会議の第三弾のテーマと設定し、公募委員に斬新なアイデアを求めた。


 市民まつりについて考える委員(市役所で)

2005年10月 4日

小学校就学時健診始まる

 宇部市内の小学校のトップを切って、二俣瀬小(広実真一校長、四十六人)で三日、来年度新入学児童の就学時健診があり、入学予定の十人が、来春からの学校生活への期待を胸に、内科や眼科で診断を受けた。
 市教育委員会学校教育課によると、市内二十四小学校の新一年生は千六百人(一日現在)。健康診断は十一月十四日まで、各校で行われる。


 診断を受ける子供たち(二俣瀬小で)

市科学研究発表会で吉岡君と北村さんが教育長賞

 宇部市科学研究発表会は三日、小学校の部が厚東小、中学校の部が桃山中であり、各校から選ばれた二十四人の代表児童・生徒が、夏休み中などに取り組んだ実験の成果や観察記録を披露した。市教育委員会、市小・中学校理科教育研究会、宇部青年会議所、宇部日報社主催。
 教育長賞は吉岡秀樹君(小羽山五年)の「“サギ”を追って」、宇部青年会議所理事長賞は松坂颯真君(藤山二年)と拓真君(同四年)兄弟の「ダンゴムシの研究パート4」、宇部日報社社長賞は三隅圭那子さん(新川四年)の「酸・アルカリ水溶液ためしてナットク!」が受賞した。
 中学校の部では、公立各校から十三組十四人が持ち時間八分で発表。教育長賞は北村菜央さん(西岐波二年)の「手づくり比色計で水質調査」、宇部青年会議所理事長賞は河田尚子さん(川上一年)の「イースト菌と砂糖の働き」、宇部日報社社長賞は笹村麻衣さん(上宇部二年)の「麺(めん)のこしについての研究」が受賞した。


 小羽山小5 吉岡秀樹君

西岐波中2 北村菜央さん

日報中学駅伝、11月6日午前10時半号砲

 宇部市近郷中学校駅伝競走大会(日報駅伝)は、十一月六日午前十時半から常盤公園管理事務所前を発着点とする同公園周遊園路コースで開かれる。男女の二部門で行われ、男子は六十回の節目を迎える記念大会。女子は十六回目となる。宇部日報社主催、市体育協会、市教育委員会、市中学校体育連盟、市陸上競技協会、県中学校体育連盟西部地区連絡協議会共催。
 出場は学校単位で男女とも二チームまで。宇部日報社が各校に配布する所定の用紙で〒755-8543宇部市寿町二-三-一七、宇部日報社「中学駅伝」係まで。締め切りは二十五日午後六時必着。郵送か持参で、ファクスは不可。


 

県内交通安全運動まとめ

 交通安全キャンペーンやパレード、参加・体験型講習会など各種行事が行われた秋の全国交通安全運動。九月二十一日から十日間、県内では延べ二万八千八百十六人が交通安全行事に参加し、宇部市内は約千八百人に上った。運動期間中に県内では死亡事故が四件・五人と多発。過去十年では二〇〇二年の六人に次いで二番目に多い数となり、運動参加者みんなの願い「悲惨な事故の撲滅」はかなわなかった。宇部市では二十六日に道路を横断中の男性(69)が乗用車にはねられて死亡。昨年に続いて死亡事故が発生した。
 県交通企画課のまとめによると、県内の運動期間中の人身事故は八十九件(前年同期比十八件減)、負傷者は九十九人(同四十八人減)、物損事故は千二百五十三件(同百四十二件減)と減少したが、死亡事故は四件・五人となり、一人増えた。宇部市内は死者一人(同増減なし)、人身事故四件(同二件増)、負傷者三人(同二人増)と、いずれも前年同期を上回った。

10日から小野田商議所が選挙セール

 小野田商工会議所は、三日に告示された山陽小野田市議選(定数二十七、十日投・開票)の投票者を対象に「選挙セール」を実施する。期日前投票を含み、一票を投じた有権者にセール加盟店でサービスを提供するもので、投票率アップと商業活性化を狙う。県内では初の試み。
 先の都議選や衆院選などで注目された。会議所は、市議選が新市を占う重要な選挙と位置付け、民間でできる選挙応援対策として、商業振興委員会で決めた。期日前と当日の各投票所で投票済証の交付を申請し、十日から十六日までの一週間、セール加盟店舗に持参すれば、割引や値引き券の発行など、各個店でさまざまなサービスが受けられる。投票済証は期間中であれば、各店舗で何度でも利用できる。


 セール加盟店に張り出されるチラシ

2005年10月 3日

気分一新、衣替え

 宇部市内の朝の通学路では、詰め襟やブレザーを着て、学校へ向かう生徒たちが多く見られるようになってきた。2日の最高気温は27・0度(午前10時47分、市防災課調べ)と、日中はまだまだ暑いものの、朝夕は徐々に涼しくなり、秋への移ろいを感じさせる。


 ブレザーやセーターなどを着て登校する生徒たち(3日午前8時35分ごろ、産業道路沿いで)

山口市阿知須総合支所が開所

 地域住民サービスの拠点となる山口市阿知須総合支所(小川文男支所長)の開所式が三日、旧町役場で開かれた。職員や来賓ら八十五人が出席し、新市の職員として、心新たに業務に励むことを誓った。


 総合支所のスタートを祝い行われた除幕式(3日午前8時10分ごろ、阿知須総合支所前で)

常盤公園秋のキャンペーン開催

 常盤公園秋のキャンペーンのイベント第一弾となる彫刻アドベンチャーが二日、野外彫刻美術館で開かれた。ヒントを頼りに目的の彫刻を探し出し、キーワードを埋めていくゲーム。行楽シーズンと重なった会場は、親子連れやグループでにぎわった。
 秋のキャンペーンは十一月二十日まで。期間中は大宝探し大会や感謝デー、市民大茶会など、さまざまなイベントが開かれる。


 キーワードを記入する子供(常盤公園で)

市ガス水道局の門出祝福

 宇部市ガス水道局(山本正廣局長)の開局式が三日、旧水道局で開かれた。藤田忠夫市長、縄田欽一助役と両事業部の職員約百人が参加。くす玉割りなどで新組織の門出を祝い、市民に親しまれる局としての発展を誓った。


 ガス水道局の誕生を祝ってくす玉を割る藤田市長ら(3日午前9時すぎ、市ガス水道局水道事業部で)

職員にあいさつする山本局長(3日午前9時すぎ、市ガス水道局水道事業部で)

山陽小野田市議選告示

 市議会解散に伴う山陽小野田市議選(定数二十七)は三日告示され、一週間の選挙戦が始まった。同日午前十一時の段階で、市選挙管理委員会に届け出たのは前・元職、新人の計三十七人。各候補者は自宅など選挙事務所で力強く第一声を発し、市内へと選挙カーを走らせた。投開票は十日。
 期日前投票は四日から九日まで。本庁と山陽総合事務所は午前八時半から午後八時。埴生支所は七日までで、投票時間は午後五時まで。投票日当日は市内三十一カ所に投票所を設け、午前七時から午後八時まで受け付ける。津布田投票区は、衆院選以降、津布田会館に代わっているが、竜王投票区は竜王中に戻る。開票は午後九時半から市民館。
 市は当日の投票状況と開票速報をホームページで公表する。


 候補者の訴えに聞き入る支援者(3日午前9時50分、市内で)

2005年10月 1日

秋の花壇コンクール、3団体2個人が最優秀賞

“宇部一”の花壇を競う第八十七回秋の花壇コンクール本審査は二十九、三十の両日、市緑化運動推進委員会(会長・藤田忠夫市長)の委員ら十人によって行われた。予備審査を通過した三十九団体・個人の花壇をチェック。最優秀賞はモデル部門が宇部興産ケミカル工場と国司久良さん(東岐波)、花壇部門地域団体が東岐波の花園自治会、同学校は岬小、フラワーガーデニング・プランター部門は江本直彦さん(大小路)がそれぞれ選ばれた。


 中心になって世話をした園芸飼育委員会のメンバー(岬小で)

1日、新山口の開市・開庁式

 県央部一市四町が合併した、新しい山口市の開市・開庁式が一日、山口市役所前で開かれた。人口規模県内二位、約十九万一千人の新県都が第一歩を踏み出した。
 関係者ら二百五十人が出席。飯田宏史市長職務執行者は「旧一市四町の英知、努力によって、きょうを迎えることができた。新市は人口は県下二位、また山口宇部空港に近く、新幹線も通るなど交通の利便性も良い。住民の視点に立ち、魅力あるまち、可能性ある地域づくりを進めなければならない」とあいさつした。


 開市宣言する飯田市長職務執行者(1日午前10時ごろ、山口市役所前で)

「赤い羽根・空の第一便」到着

 福祉やボランティア活動などに利用される「赤い羽根共同募金」が、一日から全国一斉に始まった。同日には、尾辻秀久厚生労働大臣らのメッセージとともに「赤い羽根・空の第一便」が、全国三十九空港へ空輸され、山口宇部空港にも到着した。


 客室乗務員の新田さん(左)から赤い羽根を付けてもらう県健康福祉部の今村次長(1日午前8時50分ごろ、山口宇部空港で)

常盤公園野外彫刻美術館で現代日本彫刻展開幕

 第二十一回現代日本彫刻展が、一日から常盤公園の宇部市野外彫刻美術館で始まった。「ときめく宇部」のテーマの下、バラエティーに富んだ大作二十点が競演。大賞の市長賞には、長澤英俊さん(64)=イタリア・ミラノ在住=の「メリッサの部屋」が選ばれた。開場式は午前九時半から展示会場であり、市民代表の小学生らがテープカットをして開幕を祝った。会期は十一月十三日まで。


 テープカットで開幕を祝う人たち(1日午前9時半、常盤公園で)

山陽小野田市議選、37人が立候補予定

 市議会解散に伴う山陽小野田市議選(定数二十七)は三日に告示される。三十日現在で、市選挙管理委員会の予備審査を経て、立候補を予定しているのは、前・元職、新人の計三十七人。山陽地区は同一地域から複数の候補が名乗りを上げており、乱立による激戦は必至。投開票は十日。