2005年8月31日

新天町に山大工学部生らの巨大壁画

 二〇〇一年二月に宇部新天町名店街の西側入り口の五店舗を焼いた火災後、跡地を利用した駐車場とアーケードの境界として設置された大きな壁に、山口大工学部の学生らがデザイン画を描いている。総勢十七人が交代で作業を続け、十一月末までに仕上げる予定。


 作業を続ける駒井さん(右)と原井さん(新天町で)

宇部市役所に無料レンタサイクル7台設置

 宇部市は九月一日から、市役所に貸自転車を置き、市民や観光客に無料で使ってもらう。マイカーの利用を抑制し、地球温暖化防止や省エネルギーを推進するのが目的。市では「商店街や公共施設など、市街地での移動にぜひ利用を」と呼び掛ける。市役所に貸自転車を置くのは、県内では下関市に次いで二市目。
 利用時間は、祝日を除く月曜日から金曜日までの午前八時半-午後五時十五分(返却は当日中)。希望者は市役所一階の案内で、使用名簿に氏名、住所、電話番号を記入し、鍵を受け取る。使用後は元の駐輪場に自転車を戻し、施錠をして鍵を案内に返す。問い合わせは市環境共生課(電話34-8244)へ。


 市街地の活性化にもつながれば一石二鳥の貸自転車(市役所で)

恩田運動公園など宇部市の指定管理者制度予定施設に

 宇部市は三十日、来年四月から指定管理者制度を導入する予定の三十九施設を発表した。九月六日に開会する定例市議会で条例改正案を上程し、月末から必要な施設の公募を開始。選定委員会が審査して管理者を選び、十二月議会で指定案と予算案が通れば、市民に知らせて、協定を締結する。
 市では今年四月、導入に向けたガイドラインを策定し、公表。公の施設二百六十一カ所について制度導入の可否を検討してきた。導入を予定しているのは、現行の管理委託施設三十二カ所に、恩田運動公園、中央公園、東岐波体育広場、楠若者センターなど七施設を加えた三十九施設。管理者は原則公募だが、専門的で高度な技術が必要な場合などは単独指定することもある。公募の際は、市役所、楠総合支所、各市民センターなどに資料を掲示し、市ホームページや広報、新聞などを通じて周知する。問い合わせは総務部総務課(電話34-8104)まで。

宇部市の最高齢は107歳の前田さん

 九月の敬老月間を前に、宇部市は市内の長寿者を発表した。最高齢は百七歳の前田一さん(恩田)。一日には、藤田忠夫市長や健康福祉部の職員らが百歳以上のお年寄りを訪ね、長寿を祝福する。
 市高齢福祉課によると、二十九日現在(楠地域を含む)、九十歳以上の高齢者は男性三百九十八人、女性千三百九十四人の計千七百九十二人。昨年の同時期に比べて、全体で二百二十九人の増加となった。

衆院選比例中国ブロック、社民新人・羽熊さんが第一声

 衆院選中国ブロック比例代表(定数十一)の社民党新人、羽熊(はぐま)直行候補(61)が三十日午後、宇部市で第一声。党県連代表の佐々木明美県議と共にフジグラン宇部前で、支持者ら五十人を前に「小泉改革に歯止めを掛け、暮らしと平和を守ろう」と訴えた。
 羽熊候補は一九四四年八月、岩国市生まれ。広島大医学部卒。現住所は広島市佐伯区で、玖珂町に医院を開業している。党県連副代表、長島(上関町)の自然を守る会幹事などを務めている。


 支持を訴える佐々木代表と羽熊候補(フジグラン宇部前で)

山陽小野田市議会が自主解散

 自主解散か住民投票かで揺れた山陽小野田市議会は三十一日、八月臨時会の最終本会議で決議案を成立させ、在任期間を一年以上残して自主解散した。議員要求により初の記名投票となったが、賛成二十六、反対三で条件を満たした。市議会解散を受けて、期日が確定していた住民投票は“消滅”。議員定数を削減する条例案も可決、制定され、新議会の定数(法定数三十)は二十七人となり、十月上旬が見込まれる出直し選挙は激戦になりそう。

衆院選、3候補が宇部で第一声

 第四十四回衆院選が三十日に公示され、十二日間の選挙戦がスタートした。山口三区(定数一)には正午までに、届け出順に、自民前職の河村建夫さん(62)、民主新人の三浦昇さん(35)、共産新人の五島博さん(49)の三人が立候補。それぞれが宇部市内で出陣式に臨み、支持者と共に気勢を上げた。郵政民営化法案の参院否決を受けての解散・総選挙に対して、有権者が今後の日本を担う政治家と政党を選ぶ審判の日は九月十一日。


 選挙戦での必勝を誓う支持者たち(30日午前9時半ごろ、宇部市内で)

2005年8月30日

ピアノマラソン、過去最高322組334人演奏

 第十一回ピアノマラソン大会は二十七、二十八の両日、山陽小野田市文化会館で開かれた。過去最高の三百二十二組三百三十四人が出場。決められた時間内に演奏し、次々と音楽のバトンをリレーしていった。最優秀賞には、宇部市の濱成美さん(藤山小五年)が選ばれた。山陽小野田市教育委員会など主催。


 演奏を楽しむ参加者(市文化会館で)

2005年8月29日

夏休み最後の日曜日、ウェルサンピア宇部に1400人

 夏休み最後の日曜日となった28日、宇部市内のレジャー施設は多くの人でにぎわい、家族連れらが夏の思い出をつくった。
 上宇部黒岩のウェルサンピア宇部(真下茂樹センター長)のプールには、約1,400人が訪れ、子供たちの歓声が響き渡った。


 プールではしゃぐ子供ら(ウェルサンピア宇部で)

衆院選、30日公示

 衆院選は三十日に公示され、十二日間の選挙戦が始まる。山口三区(定数一)では自民前職の河村建夫さん(62)、民主新人の三浦昇さん(35)、共産新人の五島博さん(49)の三人が出馬を予定。各陣営とも初日は、有権者の約半数がいる大票田の宇部市内で出陣式に臨み、支持者と共に必勝を誓う。投・開票は九月十一日。

ときわナイトフェスタに2万人

 第五回ときわナイトフェスタは二十七日、常盤公園で開かれ、親子連れや浴衣姿の若者ら二万人(主催者発表)の人手でにぎわった。一般参加のステージアトラクション「にぎわ~いコンテスト3」や熱帯植物館の夜間開放などがあり、夏休み最後の週末を存分に楽しんだ。同実行委員会主催。


 盛り上がった大抽選会(常盤公園で)

各地で夏祭り盛り上がる

 小野田校区のふるさとまつりは二十七日、市民館前庭と駐車場であり、約千人の住民が盆踊りやラムネの早飲みなど各種イベントで夏の夜を楽しんだ。市民館駐車場には、金魚すくい、かき氷、ポップコーン、焼き鳥、焼きそばなどのバザーが設けられ、お祭りムードを盛り上げた。
 小野田スイミングクラブ(長沢昭明社長)の夏祭りは二十七日、高栄三丁目の同クラブであり、会員やその家族が楽しいひとときを過ごした。小型プールに浮かぶ恐竜やサル、カエルなどの人形を釣り上げるゲームの前には、順番待ちの長蛇の列ができた。
 ハイテク機器メーカーの長州産業(岡本要社長)の創立二十五周年記念納涼祭は二十七日、新山野井の同社真空・メカトロ機器工場であり、社員とその家族千二百人がイベントやバザーを心行くまで楽しんだ。若手社員によるオープニングショーで始まり「ウオーターボーイズ」「マツケンサンバ」「ヒゲダンス」などのパフォーマンスで祭りムードを盛り上げた。


 ラムネの早飲みに挑戦する子供たち(市民館で)

人形を釣り上げる子供たち(小野田スイミングクラブで)

2005年8月27日

彫刻ワークショップで海の思い出の彫刻作り

 小学生とその家族を対象にした彫刻ワークショップ「海の思い出の彫刻をつくろう」が二十七日、常盤公園熱帯植物館で開かれた。夏休み最後の思い出づくりに二十七家族が参加。思い思いに海の絵を描き、波の音がする仕掛けの彫刻作りを楽しんだ。


 画用紙に海の生物を描いて楽しむ子供たち(27日午前10時半、常盤公園熱帯植物館で)

市内13中学校に「宇部市地域イントラネットワーク」導入

 山口大と宇部市、市教育委員会がタイアップして、遠隔授業を受けたり、テレビ会議を開いたりすることができる「宇部市地域イントラネットワーク」が、市内公立十三中学校に整備され二十六日、テスト運用が行われた。各校に居ながらにして、学校間交流や教職員の研修会が可能となる。十月からの本格運用を目指している。
 今回、中学校に導入した“多対多”システムは、画面を通じて実際に集まって会議をしているような情報交換が可能になる。現在、同時に九カ所を結んでいるが、将来は十六カ所を結び、全中学校をカバーする。運用内容としては、学校間の紹介や生徒間交流のほか、会議の日時・場所を設定して実施していた教職員研修会を、各校に居ながらにして行うことが可能。非常時の緊急校長会も、即座にテレビ会議で開くことができる。


 9分割されたスクリーン映像を見ながら質疑を交わしたテスト運用(神原中で)

市総合防災訓練に陸上自衛隊も応援

 台風の接近や高潮による被害を想定した宇部市の総合防災訓練は二十七日、藤山小を主会場にあり、地域住民と関係機関から約五百五十人が参加。救出訓練などを通じて、災害への気構えを新たにした。山口市の陸上自衛隊山口駐屯地第17普通科連隊(末廣治之隊長)からは、昨年の新潟県中越地震で活躍した炊き出し用の車両など六台と、隊員三十人が参加した。
 救出訓練では、市消防本部が埋没車両からの被災者の救出、陸上自衛隊が倒壊家屋からの被災者の救出を実演。破壊構造物探索機、エンジン式削岩機などの特殊機材も使用・展示された。土のう積み、車いすの誘導などの個別訓練、炊き出しの試食もあった。


 救出訓練をする消防署員ら(27日午前10時半すぎ、藤山小グラウンドで)

まつり山陽の概要決まる

「まつり山陽05(厚狭天神秋祭り)」の実行委員会は二十六日、山陽保健センターであり、日程、行事予定案などを承認した。主催の実行委員会は市、市議会、山陽商工会議所、企業関係者ら五十一人で組織し、会議所の田中剛男会頭が委員長に就任。十一月十二日に埴生漁港、糸根神社などで前夜祭、十三日にJR厚狭駅前商店街で本祭を多彩に繰り広げる。
 前夜祭は十二日午後五時半から埴生漁港特設ステージでプレセレモニーがあり、名物となった花火が打ち上げられる。
 本祭は十三日午前十時四十五分から商店街特設ステージでオープニングセレモニーがあり、ステージ前通りで市女性団体連絡協議会が総踊りを披露。ステージでは、厚狭バイパスイメージアップ絵画展の表彰式、山陽地区の三中学校のブラスバンド部と厚狭高吹奏楽部による演奏、寝太郎太鼓保存会のパフォーマンスと続く。


 まつりの内容について話し合う委員(山陽保健センターで)

2005年8月26日

岡崎選手、初出場の全日本空手大会で16強

 須恵小五年で、下関市彦島武道館所属の岡崎峰幸(たかゆき)選手(10)が、このほど日本武道館で開かれた第五回全日本少年少女空手道大会に初出場し、学年別の男子形個人戦でベスト16入りした。
 岡崎選手は、映画の再放送で見たブルース・リーにあこがれ、幼年時代から道場に通うようになった。空手歴は六年で、現在は初段。


 来年も全国大会を目指すと練習に励む岡崎選手

衆院選公示まであと4日

 衆院総選挙の公示日(三十日)まで、あと四日。山口三区に出馬の動きを見せているのは前職一人と新人二人の三人で、三つどもえの戦いが濃厚。各陣営とも選挙戦直前の週末は、選挙準備作業の総仕上げに掛かる。投票事務を担う宇部市選挙管理委員会も、既にポスター掲示場の設置を終え、今後は投票所入場券の発送を始める。
 立候補を予定しているのは自民前職の河村建夫さん(62)、民主新人の三浦昇さん(35)、共産新人の五島博さん(49)の三人。

宇部市の隠れた“名所”、東吉部の耳観音

 宇部市東吉部に、耳の病気に悩む人に霊験あらたかといわれる観音様がある。穴の開いた石を供え「耳を治しておくれ」とお願いすると、たちまち病気が治るとされる。伝え聞いた人が遠方からもやって来て、宇部市の隠れた“名所”になっている。
 東吉部の下荒滝地区の山腹にある荒滝観音堂。通称、耳(みみ)観音と呼ばれている。昭和の中期には、毎日のように参拝者があった。地元では、一八八〇年ごろから正月と盆前に祈願祭を開いている。


 参拝者が持参した穴の開いた石が山積みされた“耳観音”

乳がんや歯周疾患などの検診対象年齢拡大

 宇部市は今年度から、乳がんや子宮がん、歯周疾患検診などの対象年齢を拡大した。四月から六月までの三カ月間の受診者は、いずれも前年度を大幅に上回っている。市では病気の早期発見と健康意識向上のため、積極的な受診を呼び掛けている。
 乳がんは、女性のがん罹患(りかん)率の一位で、二十五人に一人がかかるといわれるが、早く発見・治療すれば治癒率は高い。従来の、見たり触ったりしてしこりの有無を確かめる視触診より、乳房X線検査(マンモグラフィ)の方が小さながんも見つかりやすいため、市では昨年度から導入。希望者は、視触診と併せて受診している。
 歯を失う原因のトップである歯周病の検診は、昨年度二十五―五十五歳の五歳刻みの節目該当者と、妊婦(全年齢)を対象にスタート。今年度からは六十、六十五、七十歳の人も加えた。 このほか、三十歳から五十五歳まで五歳刻みの人を対象にした骨粗しょう症検診も、二十歳から七十歳までの五歳刻みに枠を拡大した。

2005年8月25日

「こばと」が30日から豆腐の販売開始

 知的障害者施設うべくるみ園の小規模通所授産施設こばと(阿野尚之施設長、川上高嶺)の新たな作業となる豆腐の製造・販売が、三十日から始まる。既に個別の作業場が完成。将来的には、現在の裂き織りに代わるメーン作業として考えており、関係者にとっては待望のオープンとなる。
 商品は、絹ごしのようで水分の多い「よせとうふ こばとの夢」と水分が切ってある分、若干硬めの「ざるとうふ 笑(ほほえみ)」の二種類。夢は二百グラムで二百十円、笑は百八十グラムで二百三十円。問い合わせはこばと(電話35―5217)へ。


 利用者に作業を説明する金泉さん(川上のこばとで)

宇部市地域福祉計画策定の懇談会に延べ1577人が参加

 宇部市の地域福祉計画策定に向けた校区別懇談会は二十四日、厚南校区を最後に、全二十四校区での開催を終了した。各種団体の代表や公募の参加者延べ千五百七十七人が、それぞれの地域の実情に沿った課題と、解決に向けてのアイデアを出し合った。懇談会で出された生活課題は項目別に分類し、住民自らが実践できる身近な福祉計画作りのほか、市の生涯学習の推進、地域コミュニティーの充実にも生かされる。
 地域福祉計画は、社会福祉法に規定された今後の地域福祉の総合的な柱となる計画。全市域で、住民参画によって計画を策定するのは先駆的な試み。


 懇談会の最終を飾った厚南校区で課題解決のアイデアを発表する各班の代表(厚南市民センターで)

10月9日、赤間硯の制作体験と書道ワンポイント指導

 宇部市は小・中学生と高校生を対象に、赤間硯(すずり)の製作体験と、県内書家による書道ワンポイント指導を、十月九日午後一時から万倉小体育館で行う。
 いずれも定員は三十人で、申し込み多数の場合は抽選。赤間硯は材料費として千円が必要。出品無料。締め切りは九月七日。
 同時に、第十五回全国小・中学生箏曲コンクールin宇部を、十月九日午前十時から万倉ふれあいセンターで開催。参加無料。締め切りは九月五日。問い合わせと申し込みは、いずれも市教育委員会楠分局生涯学習課(電話67―2819)へ。

山陽小野田市民プール、一昨年並み1万3318人利用

 山陽小野田市民プールは、今夏も大人気。連日、真夏日を記録する中、“涼”を求める市民でにぎわった。子供たちの夏休みもあとわずか。市では「最後の思い出づくりを、市民プールで」と来場を呼び掛けている。営業は、30日まで。
 徒渉、二十五メートル、五十メートルの三種類のプールを設備。大人百円、子供五十円の低料金も手伝って、七月三日のオープンから八月二十三日まで、延べ一万三千三百十八人が利用した。

2005年8月24日

山口県出身のSATOMIさん、抜群の歌唱力で全英デビュー

 山口県出身で、福岡県の高校に通っている十六歳の歌手SATOMI(本名・三隅理美)さんが、六月に全英デビューを果たした。日本で本格的な音楽活動がないまま、海外からデビューするのは異例だが、抜群の歌唱力を持ち、既に国内外で高い評価を受けている。「世界で通用する歌姫」を目指し、地元から飛び出した新星に、期待が掛かる。十月には同国でファーストシングルをリリースする。
 日本の本格的なデビューは年末か年明けの予定。公式ホームページはhttp://www.aozorarecords.com


 全英デビューしたSATOMIさん(photo by Amanda Searle)

厚南中が市内の学校で初めてのAED導入

 心肺停止状態の傷病者を救う際の応急処置で大きな力となる自動体外式除細動器(AED)。県の施設など人が多く集まる場所に設置が進む中、厚南中(梅田節治校長、五百六十人)に二十三日、導入された。市内の学校への設置は、小・中・高校を含めて初めてで、県内でもまだ数例しかないという。同校では導入初日に教職員約二十人が、トレーニング機を用いてAEDの使用法を体験した。
 市内で小児科医院を開業している医師が、子供たちのもしものときのためにと、同校と黒石中(厚坊俊己校長、四百四人)に各一台ずつAEDを寄贈。黒石中には二十五日に設置予定で、厚南中と同様に教職員を対象にした講習会も行われる。


 AEDの使い方を学ぶ教職員(厚南中で)

9月27日、山大付属病院女性診療外来で補正下着などの説明会

 山口大医学部付属病院の女性診療外来は、乳がんの手術を受けた患者の要望に応えて、人工乳房や補正下着(ブラジャー)を紹介している。実際には、同病院内の教職員や患者の福利厚生を担う財団法人朋和会が窓口となり、患者と業者との仲立ちをする。
 同外来は、下着を利用する患者の使用状況を調査し、その着心地などを患者から聞き取り、業者にアドバイスしている。九月二十七日には、かつらと併せて試着説明会が開かれる。同病院外の患者も受け入れるユニークな説明会となる。説明会の問い合わせは、朋和会売店(電話22―2919)へ。

高千帆小で不審者防犯研修

 学校への不審者侵入に備えた防犯研修会が二十三日、高千帆小で開かれた。市内全小・中学校から教職員が参加し、警察官からさすまたの使い方や、心構えなどを学んだ。
 講師は小野田警察署の奈良克典巡査長。さすまたの使用目的、有効的な使用法、効果を具体的に説明し、実際に使って見せた。重要なポイントとして「犯人と一対一のときは、距離を取るための道具として使い、子供たちを安全に逃がし、援軍を待つための時間稼ぎにしてほしい」と呼び掛けた。


 効果的なさすまたの使い方を試す教員たち(高千帆小で)

2005年8月23日

ブドウ園オープン

 阿知須町青畑のあじす葡萄の森では、盆前にブドウ園がオープンし、家族連れらでにぎわっている。残暑に夏ばて気味の市民も多かったが、ここ数日は朝晩めっきり涼しくなった。きょうは二十四節気の一つ処暑。暑さがやみ、季節は本格的な秋に向かう。


 「甘そうね」と笑顔でブドウ狩りを楽しむ子供たち(阿知須町の葡萄の森で)

宇部商、市長に甲子園ベスト4報告

 第八十七回全国高校野球選手権大会で堂々のベスト4入りを果たした宇部商の玉国光男監督と選手ら九人が二十三日、市役所を訪れ、藤田忠夫市長に結果を報告した。
 市役所には、玉国監督、山本信夫校長、水嶋和則野球部長、伊藤隆司同校甲子園出場後援会会長、前村隆規同校同窓会会長と、井田和秀主将、好永貴雄投手、星山卓二捕手、山野光輝二塁手(いずれも三年)が訪問。藤田市長は「宇部の名前を全国に広めてもらい、喜んでいる。市の子供たちも頑張れば全国で通用すると自信を付けたと思う。本当にお疲れさまでした」とねぎらった。


 市長に結果を報告する玉国監督(左から3人目)ら(23日午前10時すぎ、市役所で)

衆院選の投票用紙届く

 三十日公示、九月十一日投・開票の衆院選で使われる小選挙区用と比例区用の投票用紙が二十二日、県内の各市町村選挙管理委員会に配布された。宇部市選管には計二十九万二千五百枚の投票用紙などが段ボール箱四十個に詰めて届けられた。
 投票用紙は縦十二・八センチ、横八・六センチ。開票作業をしやすくするため、折り畳んでも、すぐに開くBPコート加工がしてある。色は、小選挙区用がクリーム色の紙に黒インク、比例区用が淡い水色の紙に赤インクとなっている。

民主・三浦さんが事務所開き

 山口三区に出馬を予定している民主新人の三浦昇さん(35)の選挙事務所開きは二十二日、宇部市西梶返三丁目のビルであり、支持者七十人が選挙戦での勝利と政権交代に向けて気勢を上げた。


 支持者を前にあいさつする三浦さん(西梶返の選挙事務所で)

今年で最後?小野田まつり

 小野田まつりの協賛団体協議会は二十二日、市民館であり、十一月二、三日に開かれる前夜祭、本祭の会場、行事内容案を協議した。今年も市商工センターと市民館を祭り会場とし、両会場間に歩行者天国を設けて多彩に繰り広げるが、合併に伴い、来年以降は新しい市民まつりが検討されているため「小野田まつり」という名称では最後の開催になりそう。


 最後の小野田まつりにふさわしい盛り上がりをと話す白井市長(市民館で)

2005年8月22日

市民100人が小野湖清掃

 宇部・山陽小野田市民の水源となる小野湖の清掃活動が二十一日、宇部市小野櫟原の湖畔で行われた。宇部自然保護協会(杉直人会長)の会員をはじめ、市民百人が参加し、雨が降り続く中、汗と泥にまみれながら、湖畔に打ち上げられた流木や空き缶などを回収した。流木などは四トントラック二台分にもなり、飯森木材の有機肥料工場に搬送。可燃ごみはボランティア袋に二十五袋分、空き缶などの不燃ごみは六袋分で、市環境保全センターに持ち込んだ。


 雨の中、清掃作業に励む市民ら(小野湖畔で)

24日から工水30%自主節水

 宇部、山陽小野田市の水道局と企業十社でつくる厚東川工業用水利用者協議会は、二十四日午前九時から、工業用水30%の自主節水を行う。今年度二回目で、企業の操業への影響はない。八月に入ってから日照りが続き、ダム地点の雨量は十九日以降のわずか二五ミリにすぎず、水位三四・九九メートル、貯水率70・1%(水位三八メートルを基準に計算)まで低下している。
 八月の平年の雨量は一八二ミリ。今年は二十一日までに13・7%しか降っていない。四月から八月までの累計雨量も、平年一一二二ミリに対し、六二一ミリにとどまっている。

衆院選へ本格始動

 衆院選(三十日公示、九月十一日投・開票)に向けて、山口三区で出馬を予定している各候補者の陣営の動きが慌ただしさを増してきた。宇部市内では二十一日、自民前職の河村建夫さん(62)が事務所開き、共産新人の五島博さん(49)が決起集会を実施。二十二日には、民主新人の三浦昇さん(35)が午後六時半から事務所開きを行い、各陣営とも選挙戦に向けた運動態勢が整う。


 出席者に支持を呼び掛ける河村さん(河村事務所で)

「皆さんの力を」と話す五島さん(市シルバーふれあいセンターで)

焼野フェスティバル、にぎわう

「焼野フェスティバル2005」は21日、焼野海岸一帯であり、あいにくの雨の中、多彩なステージやガラス工芸の特別体験、スペイン料理フェスなどが繰り広げられ、多くの若者や親子連れで終日にぎわった。夜には海岸線にキャンドルロードがお目見えし、焼野海岸CCZ(コースタル・コミュニティー・ゾーン)をフルに活用した一大イベントのフィナーレを彩った。


 ガラス作家の巧みな技に見入る来場者(きららガラス未来館で)

焼野の夜を美しく彩ったキャンドルロード(焼野海岸で)

2005年8月20日

宇部商、堂々のベスト4

 第八十七回全国高校野球選手権大会は十九日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準決勝があり、宇部商は京都外大西(京都)に8―10で惜敗。準優勝した一九八五年以来の決勝進出は逃したが、全国のファンに「宇部商復活」を印象付けるとともに、野球部の歴史に新たな一ページを刻んだ。選手たちは二十日午後零時二十九分発の新幹線でJR新大阪駅を出発。二日の上阪以来、久々に古里に戻る。今後は、十月の国体に出場すると同時に、三季連続の甲子園を目指し、豊田英男、高橋貴洋、原田直輝を中心とした新チームがスタートする。


 試合終了後、応援団にあいさつに向かう選手たち(阪神甲子園球場で)

総選挙公示まであと10日

 衆院の総選挙公示まで、あと十日。選挙管理委員会や出馬予定者の動きが活発化してきた。宇部市選は六月に行われた市長選挙のため、港町一丁目の第二庁舎から市役所別館に一時移動し、今月から再び第二庁舎に戻る予定だったが、衆院解散により足止め。別館で引き続き、総選挙の準備に入った。立候補予定者も街頭演説をはじめ事務所の開設、後援会との打ち合わせ、政見放送の収録など大忙しだ。

サッカー公園運営協会が発足

 東沖ファクトリーパークに整備中の「県立おのだサッカー交流公園」の運営協会(会長・白井博文市長)が十九日、設立された。組織は三市一町(宇部、山陽小野田、美祢市、阿知須町)の広域圏で構成し、スポーツによるまちづくりの拠点施設として、適正な管理運営、幅広い利活用に取り組む。県の制度に沿って、指定管理者の単独指定を受ける。
 同公園は、約八・一ヘクタールの敷地に、天然芝のサッカー場一面、土グラウンドの多目的スポーツ広場(サッカー二面)、夜間照明、交流施設、緑地、外周園路を整備する。来春には完成するが、芝の養生もあり、利用開始は来年七月を予定。総事業費は三十二億円。


 議案を審議する委員(市役所で)

2005年8月19日

宇部商、決勝果たせず

 第八十七回全国高校野球選手権大会は十九日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で大会十四日目、ベスト4による準決勝が行われた。二十年ぶりの決勝進出を懸けた宇部商は、午前十一時からの第一試合で、京都外大西(京都)と対戦、逆転に次ぐ逆転の熱闘を繰り広げたが8対10で敗退した。


 宇部商は3回裏2死1、3塁と同点のチャンスを迎えたが得点ならず(19日午前11時45分ごろ、阪神甲子園球場で)

声を張り上げ声援を送る市民ら(19日午前11時15分ごろ、阪神甲子園球場で)

27日、藤山小で市総合防災訓練

 本格的な台風シーズンに備え、宇部市の総合防災訓練が、二十七日午前八時半から藤山小を主会場に開かれる。西岐波校区では同日、厚南校区は二十八日に、校区独自の防災訓練を実施。常盤校区では、三十一日に自主防災会を結成する。神原と新川校区でも九月以降に防災訓練を検討しており、防災意識の高まりは全市的な広がりを見せている。
 市総合防災訓練は、市地域防災計画に基づいて、防災体制や災害応急対策の点検、地域住民の防災意識の高揚と防災力の向上を目的にしている。

山陽小野田市病院検討委に下部組織

 山陽小野田市病院事業将来構想検討委員会(砂川功委員長、十九人)は十八日、小野田市民病院であり、両病院の経営状況を分析するとともに、経営健全化中の山陽市民病院の方向性について意見を交換した。地域医療を提供する立場から、医師会を中心とした下部組織を立ち上げる。

2005年8月18日

宇部商、20年ぶりのベスト4進出

 第八十七回全国高校野球選手権大会十三日目は十八日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、宇部商は午後一時半開始の第二試合で、日大三(西東京)と対戦。5対3で下し、20年ぶりのベスト4入りを果たした。


 正面入り口から球場に入る選手たち(18日午前10時40分ごろ、阪神甲子園球場で)

宇部商、20年ぶりのベスト4進出

 第八十七回全国高校野球選手権大会十三日目は十八日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で準々決勝があり、宇部商は午後一時半開始の第二試合で、日大三(西東京)と対戦。5対3で下し、20年ぶりのベスト4入りを果たした。


 正面入り口から球場に入る選手たち(18日午前10時40分ごろ、阪神甲子園球場で)

脳性まひの船越さん、自立生活スタート

 生まれながらにして脳性まひの障害がある船越久美子さん(26)が、地域で自立した生活を始めた。ヘルパーの介助を受けながらも、自分の意思で買い物に行ったり、映画を楽しんだりする。「自分の生活体験をほかの障害者にも紹介し、自立への参考や励みにしてほしい」と笑顔で語った。


 地域で自立生活を始めた船越さん(手前右)、障害者の自立をサポートする野村代表(手前左)ら(西本町のアパートで)

現代日本彫刻展の作品搬入進む

 十月一日に常盤公園の宇部市野外彫刻美術館で開幕する第二十一回現代日本彫刻展の作品搬入が進んでいる。人体像、地下シェルターを意識した作品など、十八日までに七点の搬入が完了。現地制作されている瓦を組んだ作品も徐々に完成に近づき、早くも来園者にバラエティーに富んだ展覧会を予感させている。今月末までには全二十点が湖畔の丘陵にそろう。
 二十一回展は「ときめく宇部」をテーマに、十一月十三日まで開かれる。初めて外国人公募作家二人が参加するほか、彫刻家と画家が組んだグループ出品があるなど、話題を集めている。


 「黒竜」などの現地制作、作品搬入が進む彫刻展会場(常盤公園で)

きららガラス未来館にガラス壁画完成

 山陽小野田市の小学生五百五十人がエナメル素材で描いたガラスのモザイク画が完成し、きららガラス未来館にお目見えした。高さ三メートル、長さ六メートルの壁面を、子供たちの個性と夢が詰まった作品で埋め、一つのイメージ画にしている。二十、二十一日に同館で開かれる国民文化祭2006のプレイベント「ふれあいガラスフェスタ」で公開され、来年十一月の本祭まで展示される。


 何に見えるかな ― 完成したガラスのモザイク画(きららガラス未来館で)

2005年8月17日

宇部商、17年ぶり8強

 第八十七回全国高校野球選手権大会十一日目は十六日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で三回戦四試合があり、宇部商は第四試合で酒田南(山形)を11-2の大差で下し、十七年ぶり四回目のベスト8入りを決めるとともに、甲子園春夏通算25勝目を飾った。次の相手は日大三(西東京)。十八日午後一時半開始予定の第二試合で、準優勝した一九八五年以来のベスト4進出を懸けて戦う。選手たちは準々決勝に向け、十七日午前九時から約一時間半、尼崎市の尼崎記念公園野球場で調整した。


 見事、3試合連続完投の好永(阪神甲子園球場で)

宇部商は7回表2死3塁から、山野が中前適時打を放ち5点目(阪神甲子園球場で)

宇部高専の「地域と連携ものづくり教育」が文科省の支援プログラムに

 宇部高専(幡中憲治校長)が企画した教育プログラム「地域と連携したものづくり教育」が、文部科学省の現代教育ニーズ取り組み支援プログラムに採択された。高専生が小・中学生を対象に科学教室を行う地域教育サービスを盛り込むなど、地域を巻き込んだユニークな内容が高く評価された。
 特色があり社会的ニーズが高い大学、短大、高専の教育プログラムを、文科省が昨年度から重点的に支援している事業。今年度は全国から五百九件の応募があり、八十四件(選定率16・5%)が選ばれた。宇部高専が申請した「人材交流による産学連携教育」部門では、十高専のうち同校だけが選定された。

小野田・厚狭署まとめ、上半期の交通事故減少

 小野田、厚狭の両警察署は、二〇〇五年一-六月の交通事故発生状況をまとめた。両署を合計した山陽小野田市全体の人身事故は二百十七件で、昨年同期比マイナス四十二件。死者は三人で、二人減った。負傷者、物損事故も同様で、全体的に交通事故は減少している。ただ七月以降は、既に四人が亡くなっており、両署は「昨年より少なくなったといえる状況ではない」と話している。

2005年8月16日

阿知須町で’最後’の成人式

阿知須町の成人式(町、町教育委員会主催)が十五日、宇部72アジススパホテルで開かれた。八十二人が出席し、大人としての自覚と決意を新たにした。 一九八三年から始まった真夏の成人式。今年の対象者は一九八五年四月二日から八六年四月一日までに生まれた百六人。「阿知須町」としては最後の開催で、新市移行後については、時期などを検討している。 会場にはスーツ姿の男性や、涼しげな浴衣、ワンピースを着た女性が集い、再会を喜び合っていた。


 キャンドルサービスの明かりを手にする新成人ら(阿知須町の宇部72アジススパホテルで)

宇部商、きょう第4試合で酒田南と対戦

第八十七回全国高校野球選手権大会十一日目は十六日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で三回戦があり、宇部商は午後四時開始予定の第四試合に登場。十七年ぶりのベスト8を目指し、酒田南(山形)と対戦する。 宇部商は初戦で新潟明訓(新潟)を7対4、二回戦で静清工(静岡)を4対0で破っての三回戦進出。選手たちは午前六時半に起床し、六時四十五分から朝食。十一時半に昼食を取り、午後零時四十五分に宿舎をタクシーで出発。午後二時前、球場入りする。(枡永)

山陽小野田市に市民劇団

山陽小野田市在住で、元俳優の千葉敏郎さん(79)が結成した市民劇団「小野田芸術文化振興奉仕会」が、九月二十五日の旗揚げ公演に向け、けいこに励んでいる。「座頭市」「子連れ狼」シリーズの脚本を手掛けた東條正年さん(76)=下松市=を、新たに脚本、演出に迎え、物語に泣き笑いが盛り込まれたことで一段と厚みが増した。一カ月後に迫った舞台に向けて一丸となって完成度を高めている。


 プロの目で市民劇団を演出する東條さん

公演のけいこに熱を入れる劇団員

2005年8月15日

好投の好永”無三振”完封

宇部商ベスト16入り──。第87回全国高校野球選手権大会9日目は14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦3試合があり、宇部商は第2試合で、静清工(静岡)に4―0で快勝。1991年以来の3回戦進出を決めるとともに、甲子園春夏通算25勝目に王手をかけた。次の相手は酒田南(山形)。16日午後4時開始予定の第4試合で、ベスト8を懸けて戦う。宇部商ナインは15日午前9時から、同市の津門中央公園野球場で練習。17年ぶりとなる8強入りを目指し、調整に励んだ。


 宇部商は2回表2死1、3塁から、敵失で江本がかえり先制(阪神甲子園球場で)

「ミステリーシアター」で、市民160人が謎解き満喫

 宇部青年会議所の創立五十周年記念野外劇「ミステリーシアターin新天町」は十三日、開かれた。市民百六十人が参加し、舞台上で繰り広げられた連続殺人事件を解決するため、新天町のアーケード内を捜査。真夏の夜の謎解きを楽しんだ。 劇は事件編、捜査編、解決編の三部構成。市民や宇部新天町名店街協同組合の組合員、地元劇団員など、総勢百人が役者として出演した。


 聞き込み調査に当たる参加者(新天町で)

終戦記念日、半旗を掲げて犠牲者を追悼

 一九四五年八月十五日の終戦から六十年。宇部市も大戦末期の大空襲で、市街地の大半を焼かれ、宇部市史によると死者二百五十四人、行方不明六十八人という尊い命を失った。市は十五日朝、市役所屋上と正面玄関前に、戦争犠牲者たちを悼む半旗を掲げた。戦後六十年の節目の日、人々は改めて戦争とその後の歩みを振り返り、恒久平和を誓った。


 市街地を見下ろす屋上に半旗を掲げる職員(15日午前9時前、市役所で)

藤井さん、来夏、米国へバレエ留学

高千帆中一年の藤井真美さんが、来年の夏、アメリカにバレエ留学する。全国大会で、審査員の目に留まり、白羽の矢が立った。藤井さんは「海外のバレエの表現方法を、学んできたい」と張り切っている。 埴生の黒木隆江バレエスタジオに所属する。母親に勧められ、三歳から始めて丸九年。これまで、特筆した成績は残せなかったが、このほど北海道札幌市で開かれた「第四回全国ジュニアバレエコンクール」で、主宰者でもあるマーティン・フリードマンさんに、将来性を買われた。


 来夏にアメリカ留学する藤井さん

2005年8月13日

ホテイアオイ満開

 宇部市東平原の池田堤で、帰化した水草として知られるホテイアオイの花が満開を迎えた。強い日差しの下、辺り一面に広がる淡い紫色の“じゅうたん”が、幻想的な空間を醸し出している。
 堤の面積は約千五百平方メートルで、ほぼ長方形。そばに住む藤井礼子さん(70)によると、かつて誰かが投げ入れたホテイアオイが、五-六年前から堤を覆い隠すほど繁殖してきた。


 辺り一面に咲き誇るホテイアオイ(東平原の池田堤で)

14日、静清工戦

 宇部商は十四日正午開始予定の第二試合で、静清工(静岡)と二回戦を戦う。
 相手は初戦で江の川(島根)に逆転勝ち。甲子園初出場初勝利を挙げ、勢いに乗っているが、選手たちは「宇部商野球の力を見せる」「絶対に勝つ」と一回戦以上に、闘志を見せている。十三日は兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で午前十一時から、最後の調整に汗を流した。
 試合前日とあって、球場入り前から、選手たちの表情は、やる気十分。ストレッチで入念に体をほぐし、フリーバッティング。この日も、相手の右上手と右横手投手対策に取り組んだ。この後、ノックで守備の連係を確認した。


 最後の調整に励む選手たち(13日午後零時5分、鳴尾浜臨海公園野球場で)

3年余りかけ宇部大空襲の被災状況埋める

 宇部大空襲から六十年。則貞の新田忠正さん(63)は、周辺地域の被災状況を聞き取り調査し、戦前と終戦直後、現在の三枚の地図に、焼失した家屋の位置を書き記した。おぼろげな記憶を頼りに昔からの住人を一軒ずつ訪ね歩き、三年余りを費やした労作。市立図書館などに所蔵されている罹災(りさい)状況図が示しているのは、主に市中心部の被災状況で、調査区域は空白のままだった。
 井上さんが集めた資料によると、一九四五年七月二日の大空襲では、午前零時四十七分から二時十二分までに、焼夷弾七百五十三トンが投下された。死者二百四人、行方不明四十二人、家屋の全半焼四千九百八十六戸、被災者二万二千二百七十九人を数えている。


 市街地の地図に書き足した被災家屋を示す新田さん(則貞の自宅で)

高泊後潟伝統の土手まつり

 高泊後潟地区で二百五十年以上受け継がれている伝統行事「土手まつり(虫ふうじ)」は十二日、厚狭川沿いで行われ、後潟上、同下、高浜の三地区から親子三十人が参加。南北一・五キロに生い茂った夏草に火を放ち、地域の安全に願いを込めた。同実行委員会(縄田泰一会長)主催。


 枯れ草に火を付ける子供たち(後潟の土手で)

2005年8月12日

お盆の帰省始まる

 お盆休みを古里で過ごす人たちの帰省が本格化。空の玄関口・山口宇部空港でも12日午前から到着便はほぼ満席状態で、東京から飛行機が着くたびに、帰省客と出迎えの人たちでロビーはごった返した。
 全日空と日本航空によると、帰省のピークは12―13日で、両日とも東京から宇部に向かう便は、全便予約でいっぱい。逆に宇部から東京へ戻るUターンは16―17日が込み合っているが、便によっては残席もあるという。


 久しぶりの再会を喜び合う人たち(12日午前8時45分ごろ、山口宇部空港で)

14日の静清工戦にむけ打撃練習徹底

 第八十七回全国高校野球選手権大会は十二日、大会七日目に入り、第四試合からは初戦を勝ち上がったチーム同士による熱い戦いがスタート。宇部商ナインも二回戦の静清工(静岡)戦が近づき、表情を引き締め、午前十一時から兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で二時間、精力的にメニューをこなした。
 前日に引き続き、フリーバッティングから開始。静清工の投手対策として、打撃投手に右上手と右横手から投げさせ、選手たちは大振りにならないよう、センター返しの打撃を徹底。この後、守備練習でたっぷりと汗をかき、最後は横手投げのタイミングを計るイメージトレーニングも行った。


 フリー打撃に励む選手たち(12日午前11時半ごろ、鳴尾浜臨海公園野球場で)

橋田幸子さんの「覚悟」、15日TBS系列で放送

 昨年五月、イラクで銃弾に倒れた宇部市出身のフリージャーナリスト、橋田信介さん(当時六十一歳)との心の軌跡を、妻幸子さん(52)=静岡県清水町=が描いた『覚悟』(中央公論新社刊)が十五日夜、TBSの「終戦の日スペシャルドラマ」として、同系列テレビで放送される。幸子さんは「このドラマが、何か戦争を考えるきっかけになれば」と話している。
 放送は午後九時-十時五十四分。「覚悟」のサブタイトルは「戦場ジャーナリスト橋田信介物語-イラクに散った不屈の魂」。愛、信頼、尊敬で結ばれた夫婦の生き方から、戦争への強い怒りを訴える。橋田さん役は柳葉敏郎、幸子さん役は財前直見が務める。


 ロケに立ち会った橋田幸子さん(中)を囲む財前直見と柳葉敏郎(TBS提供)

総選挙住民投票、運動会で7投票所変更

 衆院の解散総選挙(九月十一日投開票)が、運動会、敬老会シーズンと重なり、投票所になっている小・中学校の体育館や校区の公民館などが使えない問題が出てきた。山陽小野田市では、同選挙に加え、議会解散の是非を問う住民投票が同じ月内に予定されており、いずれの投票日も運動会とぶつかる。投票所の変更は避けられず、有権者の混乱も生じそう。

2005年8月11日

宇部高理数科生徒が、山口大の講義を体験

夏休みを利用して宇部高理数科の一年生が、山口大医学部や工学部で講義を受けている。昨年から始めた高校・大学連携教育で、「大学の講義は研究の要素が強くて魅力的」と、生徒には刺激になっている。 宇部高と山大は昨年六月、高校生が理数系の科目を大学で学ぶ連携教育の協定を結んだ。九、十日は医学部遺伝子実験施設で水上洋一助教授から遺伝子学の講義を受けたり、実際に遺伝子操作の実験を行ったりした。実験では、うがいをして口腔(こうくう)内からはがれ落ちた自分の遺伝子細胞を、増幅技術PCR法を使って増幅。人種別の遺伝子サンプルと比較して、自分がアジア系であることを確認した。


 遺伝子操作実験で自分の遺伝子細胞を増幅させる宇部高生

宇部商、疲れなし。静清工戦へ始動

 さあ、次は静清工(静岡)だ! 初戦で新潟明訓を7|4で破り、夏の甲子園七年ぶりの勝利で盛り上がる宇部商ナインは、十一日午前十一時から、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で練習。二回戦に向け、調整を開始した。前日は初の完全休養日で疲れを癒やしただけに、選手たちの動きは軽やか。約二時間、元気な声をグラウンドに響かせた。
【バス】十四日午前二時にJR宇部駅前を出発。料金は、軽食とお茶付きで中学生以上九千円、小学生以下七千円。申し込み・問い合わせは、宇部市交通局(電話31-2442)へ。
【JR】十四日午前七時二十五分に新山口駅新幹線改札前に集合し、午前七時五十五分発の新幹線に乗車。料金は、中学生以上一万六千五百円、小学生以下八千七百円。募集人員は二百人で、最少催行人員は百人。申し込み、問い合わせは、JR宇部新川駅(電話31-1050)へ。


 打撃練習に励む選手たち

「ミステリーシアターin新天町」、13日の本番に向け猛練習

 半年以上にわたり、練習を続けてきた宇部青年会議所(塔野義浩理事長)の創立五十周年記念野外劇「ミステリーシアターin新天町」が十三日、いよいよ本番を迎える。出演者は、宇部市出身の演出・脚本家、品川能正さん(東京ギンガ堂代表)の指導の下、最後の仕上げに励んでいる。
 総勢百人が出演し、新天町のアーケード内を舞台に、殺人事件を解決していくミステリー。商店も一つの大道具という、芝居と現実の境界線が不透明なユニークな劇で、事件編、捜査編、解決編の三部で構成される。


 熱のこもった練習をする出演者ら(水神様匠学校で)

プレ国文祭ジャズダンス公開練習

 来秋、山陽小野田市文化会館で開かれる第二十一回国民文化祭「ジャズダンスフェスティバル」のオープニングを飾る地元の小・中学生が十日、同館で公開レッスンを行い、保護者に三カ月間の練習の成果を披露した。
 普段の練習は、関係者以外立ち入り禁止のため、保護者が練習風景や成果を見るのはこの日が初めて。子供たちにとっても初の全体練習で、真剣な面持ちで、ポジションなどを確認し、ホールは熱気に包まれた。


 練習の成果を披露する子供たち(市文化会館で)

2005年8月10日

宇部商、猛攻で初戦突破

 宇部商粘る相手を振り切り、二回戦へ-。第八十七回全国高校野球選手権大会四日目は九日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で一回戦四試合があり、第三試合に登場した宇部商は先発全員安打を記録し、新潟明訓(新潟)に7-4で勝利。春のセンバツに続いて、初戦を突破した。二回戦の相手は江の川(島根)を下した静清工(静岡)。十四日正午開始予定の第二試合で三回戦進出を懸けて戦う。十日は上阪後、初の完全休養日。選手たちは心身ともにリフレッシュして、次の試合に向け、再スタートする。


 宇部商は3回表無死3塁から、好永の適時打で工藤がかえり4点目(阪神甲子園球場で)

宇部商勝利の新聞を見る選手たち(10日午前9時20分ごろ、ホテル中寿美花壇で)

プレ国民文化祭で9、10月に彫刻ワークショップ

 第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六彫刻展は、来年十一月三日から十二日まで宇部市内の商店街で開かれる。同展のプレイベントとして、九月十日に市内商店街、十月一日に常盤公園で「彫刻ワークショップ」を開催。小学生がフロッタージュ(こすり出し)という手法を使って、街中や公園の“アート”を画用紙に写し取る作業を楽しむ。
 市街地での作品は、十月一日から十一月十日まで常盤公園熱帯植物館ミーティングルームに展示。常盤公園での作品は、十月二日から三十日まで中央銀天街内の銀天プラザに飾る。
 市文化振興課は、ワークショップや作品展示を手伝うボランティアスタッフを募集中。興味のある人は同課(電話34-8615)へ。


 フロッタージュの手法で、街中の風景を写し取った試作品

山陽小野田市議会の議員定数、3減で合意

 山陽小野田市議会の議員定数適正化検討特別委員会(氏永創三郎委員長、七人)は九日、議員定数を法定の三十人から三人減の二十七人にすることを最終決定し、同日開かれた全員協議会に報告した。自主解散の前提となっていた削減に道筋が付いたため、議会運営委員会を十二日に開き、臨時会の日程、上程議案を詰める。自主解散決議案が採決されるのは三十一日が見込まれている。


 議員定数問題について話し合った全員協議会(議員控室で)

2005年8月 9日

打倒・新潟明訓、いざ出陣

 第八十七回全国高校野球選手権大会は九日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で大会四日目に入り、いよいよ宇部商が登場。午後一時半開始予定の第三試合で、新潟明訓(新潟)と対戦する。選手たちは、初戦突破への闘志を胸に秘め、午前十一時五分ごろ、球場に入った。


 入り口に向かう選手たち(9日午前11時すぎ、阪神甲子園球場で)

衆院解散、総選挙へ

 郵政民営化法案が八日午後の参院本会議で否決されたのを受け、小泉純一郎首相は直ちに衆院解散を決断。同日午後七時すぎに開かれた衆院本会議で解散した。今月三十日公示、九月十一日投・開票の総選挙に向け、県内の各政党や立候補予定者は、大急ぎで選挙準備をスタート。山口三区では、前職の河村建夫さん(62)=自民=の事務所が九日に緊急の秘書会議を開催したほか、出馬を予定している新人の三浦昇さん(35)=民主=と、五島博さん(49)=共産=も、後援会事務所開設や街頭演説活動を始めるなど、臨戦態勢に入った。

日経パソコン「e都市ランキング2005」で宇部市が全国12位に

 自治体の情報化の進展度を評価する「e都市ランキング2005」で、全国二千九十一自治体のうち、宇部市が十二位になった。日経BP社が発行する「日経パソコン」が発表したもので、昨年の三百八十六位から大躍進。昨年十一月、旧楠町との合併を機に市のホームページを一新し、障害者への対応などアクセシビリティー(アクセスのしやすさ)が大幅に向上。セキュリティー対策の充実も高順位につながった。総合得点は、昨年の六十二点を大幅に上回る八十三・九点だった。
 今年度のランキング一位は、ITを活用した防災対策を積極的に展開している兵庫県西宮市。回答した全自治体の得点と順位は、同社のウェブサイト「電子自治体ポータル」(http://itpro.nikkeibp.co.jp/govtech/)でも紹介されている。


 「e都市ランキング」が発表された日経パソコンの7月25日号

児童ら20人が寺合宿

 グループだいだい(吉野信子代表)主催の第十八回「お寺の合宿」が七、八の二日間、有帆大休の曹洞宗・覚天寺(江村泰亨住職)で開かれた。子供たち二十人が座禅を組んだり、供養をしたりして、お寺での修行を体験した。
 同会は、子供たちに各種体験の場を提供している。合宿のテーマは「私たちの生命は一つしかありません。日々の何気ない行動を仏様は見ておられます」。テレビや漫画、ゲームのないお寺で、講話を聞いたり、絵画や工作などをしたりして過ごしてもらうのが目的。翌日は、夜明け前の座禅やラジオ体操を行い、すがすがしい気分で解散した。


 神妙に座禅する子供たち(覚天寺で)

2005年8月 8日

小野湖交流ボート大会で42チーム白熱

 小野湖を活用し、宇部市北部地域の活性化、厚東川や自動車道路網を軸とした地域交流、連携を促進しようという第十回小野湖交流ボート(Eボート)大会が七日、宇部市小野花香のアクトビレッジおの周辺の湖面で行われた。市内外から四十二チーム約五百人が出場。また会場には応援の家族連れや地元住民ら約二千人の見物客も集い、大にぎわいだった。強い日差しの下で熱戦を繰り広げた結果、市中央消防署の「スペシャリスト119」が優勝した。


 ゴールを目指し、力強くボートをこぐ選手たち(アクトビレッジ前の小野湖で)

9日の明訓戦に向け最後の調整

 打倒新潟明訓! 宇部商は九日午後一時半開始予定の第三試合で、新潟明訓(新潟)と対戦する。センバツの舞台を経験し「必ず甲子園に戻り、春以上の成績を残す」と誓った選手たちは、目標達成に向け、初戦を迎える。八日は午後一時から、兵庫県伊丹市の伊丹スポーツセンター野球場で、最後の調整に励む。
 七日は午後一時から、西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で練習。ウオーミングアップで体をほぐし、二カ所に分かれてフリーバッティング。選手たちは互いに声を掛け合いながら、真剣な表情で打ち込み、鋭い打球を飛ばしていた。この後、ノックとランニングのメニューをこなし、暑さに負けず約二時間、たっぷりと汗を流した。


 打撃練習に励む選手たち(鳴尾浜臨海公園野球場で)

夏休みこども航空教室で小・中学生歓声

 小・中学生に空港や飛行機に親しんでもらい、空への夢をはぐくんでもらう「夏休みこども航空教室」が六日、山口宇部空港内にある空港会館で開かれた。小学四年-中学生の四十六人が参加。航空機の部品に触れたり、本物そっくりのパイロットや客室乗務員の制服を着て記念撮影したりして、夏休みの楽しい思い出をつくった。
 JALで十五年間、整備士として働いている斉藤啓一さん(39)が講師。航空機の構造や整備の方法を、映像と部品の実物を使って紹介した。飛行機が飛ぶ原理の説明では、子供たちが不思議そうに実験を見つめて「すごい」「おーお」と歓声を上げていた。


 救命胴衣の装着を体験する子供(山口宇部空港会館で)

高千帆小が姉妹校の高千穂小と交流

 宮崎県の高千穂小の児童と保護者二十人が、五日から七日までの三日間、山陽小野田市を訪れ、姉妹校縁組をしている高千帆小(山西強校長)の子供たちと交流し、ホームステイやキャンプを通じて新たな友情をはぐくんだ。
 漢字が一文字違うだけで名前が同じ両校は、一九八四年十一月二十四日に覚書に調印し、姉妹校になった。学校間で毎年作品を交換したり、入学式や卒業式の時にメッセージをやりとりしたりしているが、人的交流は子ども会が主体。お互いの行き来は八五年から始まり、八九年から三年ごとにし、過去に三、四回ずつ訪問している。


 熱心にガラス体験に挑戦する子供たち(きららガラス未来館で)

2005年8月 6日

夏の甲子園開幕

 第八十七回全国高校野球選手権大会は六日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕。代表四十九校による、十五日間の熱き戦いが始まった。宇部商は大会四日目(九日)午後一時半からの第三試合に登場。新潟明訓(新潟)と対戦する。
 宇部市交通局は、宇部商の「応援バス」を運行、参加者を募集している。九日午前四時にJR宇部駅前を出発し、甲子園で声援を送り、日帰りするツアー。旅行代金は中学生以上九千円、小学生以下七千円。
 申し込み、問い合わせは、市交通局(電話31-2442)へ。締め切りは八日。


 堂々と行進する宇部商の選手たち(6日午前9時20分ごろ、阪神甲子園球場で)

7日、小野湖交流ボート大会

 第十回小野湖交流ボート大会は、七日午前十時から小野大橋付近の特設会場で開かれる。小野湖の豊かな自然を舞台に、市外勢十四チームを含む四十二チームが、往復三百メートルのコースで、白熱したタイムトライアル形式のレースを繰り広げる。同実行委員会(常田泰雄委員長)主催。
 出場チームの編成は、職場や地域、スポーツの愛好会などさまざま。市外は山陽小野田市、美祢市、山口市、防府市、周南市、小郡町の県内各地と、福岡県久留米市からも参戦する。

市の協議会女性委員の比率、目標の3割届かず

 宇部市は二〇〇〇年五月、協議会などの見直しについての指針を定め、委員の選任に関する基準を作って、若返りや活性化を進めてきた。五年間で成果は上がったものの、女性委員の比率は目標としていた30%にわずかに届かず29%にとどまった。今年三月に策定した市男女共同参画基本計画では「五年以内に35%」との数値目標を掲げており、市では同基準でも一〇年五月までに35%と目標を設定し直し、引き続き基準の順守徹底に取り組むことを決めた。今後は各協議会や審議会、委員会で、現委員総数の中で女性枠を一人増やして選任するよう努める。

石束川で水辺の教室

 親と子の水辺の教室は4日行われ、36人の小学生とその保護者が、厚狭の石束川で採取した水生生物から、水質を調査した。
 参加者は五つの班に分かれて川の中へ。大きな石をひっくり返しては、小さな生物を、目を凝らして探し、一カ所に集めた。この後、きらら交流館に移動し、水質を調べるために、生物を分類した。五班で十六種類を発見。最も多く見つかった生物は、ホタルの幼虫の餌として知られるカワニナ、続いてヒラタドロムシと、少し汚い水で生息する生物が大半を占めた。きれいな水に生息するウズムシもいた。


 水生生物を探す子供たち(石束川で)

2005年8月 5日

6日、宇部商高生徒企画の大福を限定販売

 宇部の新名物に、と宇部商高(山本信夫校長、四百七十四人)の生徒が企画から進めてきた、小野茶を生かした大福が完成。
 全校生徒から募集した商品名は「ほっぺたおっこちそうっ茶」とユニーク。つぶあんと生クリームを、小野茶の抹茶を配合したもちで包んだもので、製造には市内の大黒屋製菓本舗などが協力した。値段は一口サイズ四個入りで三百円。販売場所は土曜夜市、フジグラン宇部、ゆめタウン宇部の三カ所。フジグランで二百個、ゆめタウンと土曜夜市で各百五十個を生徒が販売する。両店舗では開店から午後五時まで、土曜夜市では午後六時から九時までだが、売り切れ次第、終了する。


 完売に意欲を見せる生徒たち(宇部商高で)

甲子園で開会式リハーサル

 第八十七回全国高校野球選手権大会の開幕をあすに控え、五日午前九時から、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式のリハーサルが行われた。不祥事のため出場を辞退した明徳義塾(高知)に代わる高知の参加が間に合わず、四十八校による形となったが、当日の一通りのスケジュールを予行。宇部商ナインも、初戦で対戦する新潟明訓のユニホーム姿を目にして、高まる闘志を抑えながら、本番に備えた。


 リハーサルで行進する宇部商の選手たち(5日午前9時20分ごろ、阪神甲子園球場で)

市の「まちづくり学級」活用し黒石校区が研修会開始

 今年度から目的を新たにスタートした宇部市の「まちづくり学級」を活用して、黒石校区で四日、自主防災組織の結成も視野に入れた安心・安全な地域づくりの研修会が始まった。名付けて「せいふてぃねっと黒石」。校区コミュニティー推進協議会(浅上梧朗会長)が、来年二月まで半年間にわたって開催。他校区では防災マップの作製を中心にした集中的な研修が多かったが、住民の主体的な防災意識を長期間かけて醸成していく試みとなる。

山陽市民病院、健全化で国が“最後通告”

 旧山陽町時代に多額の不良債務を抱えたまま、山陽小野田市に引き継がれた山陽市民病院で、経営健全化計画に大幅な狂いが生じている問題について、国が市に対して「最後通告」を出していることが四日、明らかになった。二〇〇四年度末で三億八千五百万円とされる圧縮計画との乖離(かいり)を修正しない限り、財政支援を打ち切るというものだ。十月中旬までに正式回答を迫られている。
 山陽市民病院は、〇一年度末に十一億六千万円の不良債務を生じ、国の指導の下、〇二年から五カ年計画で第五次経営健全化計画に取り組んでいる。経営努力を積み上げるとともに、一般会計から、毎年一億六千万円を繰り出し、赤字を補てんしていくものだ。このうち八千万円は国の特別交付税で賄われている。が、圧縮実績は計画初年度から下回り、〇四年度は計画を修正したにもかかわらず、乖離額が三億八千五百万円にまで膨らんだ。同年度末で不良債務は八億六千万円が残っている。医業収益の落ち込み、民間医療施設の建設、経営面でのマイナスイメージなどが要因とされている。

2005年8月 4日

宇部商ナイン、甲子園で初練習

 宇部商の選手たちは四日午前十時半から、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で公式練習に臨んだ。三日に行われた組み合わせ抽選会で、大会四日目の九日午後一時半からの第三試合で新潟明訓(新潟)と対戦することが決まり、選手たちは気合十分。
 十時半になると、サイレンの合図とともに元気良くグラウンドに飛び出し、三十分間をすべて守備練習に使い、ゴロの転がり方や風、内外野の連係などを確認。主戦の好永貴雄投手(三年)もマウンドで軽いピッチングをした。


 グラウンドに飛び出す選手たち(4日午前10時半、阪神甲子園球場で)

現代日本彫刻展のポスター完成

 十月一日に常盤公園の宇部市野外彫刻美術館で開幕する第二十一回現代日本彫刻展のPRポスターとチラシが完成した。今回のテーマは「ときめく宇部」。昨年の公募展で選ばれた外国人作家が二人出品するほか、例年になくバラエティーに富んだ素材、とっぴな発想の作品が競演する。会期は十一月十三日まで。
 同展は、市や同展運営委員会などが一九六五年から隔年で開いており、自治体による野外彫刻展としては国内で最も歴史が古い。今展に出品する作家は十九人と一組。招待作家は過去の実績を基に同委員会が選出し、公募作家は昨年のコンクールで決まった。


 第21回現代日本彫刻展のチラシ

上宇部中が校舎改築と開校40周年祝う

 上宇部中(石田博和校長、六百二人)で四日、校舎の全面建て替え工事の完了と、開校四十周年を祝う記念式典があり、生徒、保護者、教職員、地域の関係者約四百五十人が出席して、教育環境の充実と発展を祝った。開校は一九六二年で、今年で四十四年目になるが、改築工事の完了を待っていた。
 改築工事は二〇〇一年度から四年間にわたり、木造校舎八棟を順次、鉄筋コンクリート六棟に建て替えた。総事業費は約十七億八千万円。多様な学習形態に対応できるように、部屋をカーテンで三つの空間に仕切れる新世代学習空間や、オープンスペースを完備。山口大と市内企業の技術を使って、保健室には床暖房、駐車場の街灯には白色LED(発光ダイオード)を採用している。


 式典であいさつする石田校長(4日午前10時20分ごろ、上宇部中で)

国民文化祭実行委が発足

 第二十一回国民文化祭山陽小野田市実行委員会(会長・白井博文市長)の設立総会と第一回実行委は三日、市役所であり、来年の本祭と今年のプレ国文祭の開催要項について協議した。新市ではガラス展、ジャズダンス、少年少女合唱祭の三つの分野を引き受けるため、文化振興と一体感の醸成に努め、元気を発信していく取り組みを申し合わせた。
 国文祭は来年十一月三日から十二日までの十日間、県内全域で開かれる。今年度は、国文祭のPRと市民の参加意識を高めるためのプレ国文祭に取り組む。小野田青年会議所との連動企画「ふれあいガラスフェスタ」が二十、二十一日、県民文化祭を兼ねたジャズダンスフェスが十一月二十日、文化会館の自主事業のクリスマスコンサートを兼ねた少年少女合唱祭が十二月十八日に予定されている。


 プレ国文祭の開催要項などを協議する出席者(市役所で)

2005年8月 3日

真夏の避暑地、荒滝の滝

 前線の停滞でぐずついた天気が続いた宇部地方だが、再び暑い夏が戻ってきた。避暑スポットとして注目されているのが、東吉部の荒滝地区にある「荒滝の滝」。
 宇部市の最高峰、荒滝山(標高四五九メートル)のふもとにある滝。犬ケ迫川の水が段差のある場所で、滝となっている。落差約六メートルの滝が二段構えになり、上側が雌滝、下側が雄滝と呼ばれている。勢いよく落ちる水しぶきが、しばし暑さを忘れさせてくれる。


 せみ時雨と水音が競演する荒滝の滝(東吉部で)

ニ市への25周年記念訪問団の参加者募集

 宇部市・ニューカッスル市姉妹都市提携二十五周年を記念して、友好協会が派遣する訪問団の日程が決まり、文化団体などを対象に参加募集を始めた。文化訪問団は十一月二十一日から八泊九日の日程で渡豪。二十五周年記念文化展や公式夕食会に出席する。協会では約六十人の参加を見込んでおり、人数を把握した上で、今月下旬から一般市民向けに別コースの募集も開始する予定。
 一般市民向けは十一月二十三日から十二月一日までの八泊九日。二十四日の記念文化展や公式夕食会に合流。二十五日からメルボルンやアデレード、シドニーを観光して、帰国の途に就く。
 問い合わせは友好協会事務局の市国際課(電話34-8136)へ。

9月下旬、旧和光跡地に駐車場オープン

 宇部中央銀天街の東側入り口にある旧和光跡地に、同協同組合(吉野喜代杜理事長)が運営する駐車場ができる。「独自の駐車場を持つ」という長年の願いがかない、九月下旬にオープンする予定。吉野理事長は「中央町三丁目の再開発で、西側は風穴を開けることができた。東側は、駐車場が活性化に向けた一つの風穴になれば」と期待を寄せている。
 アーケードから裏側の市道までで、広さは千四十平方メートル。普通車三十二台、軽五台に加え、身障者用二台の計三十九台が駐車でき、普通車一台分のスペースは五メートル×二・五メートルと、通常よりゆったりしている。料金は三十分五十円。宇部商工会議所の共通駐車券も使える。


 

山陽小野田市議会特別委が議員定数27人打ち出す

 山陽小野田市議会の議員定数適正化検討特別委員会(氏永創三郎委員長)は二日、市役所であり、法定議員数の三十人を一割減の二十七人にすることを打ち出した。九日に最終決定し、全員協議会に提案する。
 同委員会は会派代表者ら十一人で構成していたが、一人が議員辞職し、削減に反対する立場の二人、議員辞職により会派がなくなった一人が、それぞれ委員を辞任し、七人になった。
 前回の委員会で削減の方向性を打ち出し、今回は定数について踏み込んだ。人口規模や財政問題、市民の声を総合的に判断して二十六人、合併後の初の市議選となるための激変緩和的な措置として二十八人という意見に分かれたが、いずれも譲歩する形で落ち着いた。会派に持ち帰った後、次回で結論を出す。氏永委員長は「慎重審議の結果、七人の了解が得られた。市財政が厳しい中で、市議会も努力しなければならない」と話した。三人減により、議員報酬は一期(四年間)で七千二百万円の削減になるという。

2005年8月 2日

宇部商ナイン、甲子園へ出発

 第八十七回全国高校野球選手権大会に出場する宇部商野球部を激励する市主催の壮行式が、二日午前十一時から市役所正面玄関前であり、市民から活躍を期待する大きな声援が送られた。
 後援会の発会式は午前十時から文化会館であり、学校、野球部、市、企業関係者ら約五十人が出席。会長には野球部後援会の伊藤隆司会長、名誉会長には藤田忠夫市長が就いた。募金目標は四千万円。


 花束を受け取る宇部商ナイン(2日午前11時すぎ、市役所前で)

支援を呼び掛ける伊藤会長(2日午前10時、文化会館で)

絶滅危ぐのキイロヤマトンボ、厚東川周辺で繁殖

環境省のレッドデータブックで絶滅危ぐⅡ類(絶滅の危険が増大している種)に分類されているキイロヤマトンボが、宇部市厚東温見と末信の厚東川周辺で繁殖していることが、このほど確認された。日本トンボ学会会員の管哲郎さん(58)がヤゴと成虫を含めて捕獲・撮影に成功し、県や市に報告した。
 県野生生物保全対策検討委員会専門部会の「レッドデータブックやまぐち」によると、県内では光市、周東町、宇部市で確認され、宇部市では二〇〇〇年に雌一個体、〇二年に数個体が確認されている。


 厚東末信で確認されたキイロヤマトンボの雄の成虫(管さん撮影)

ヤゴの生息域と確認された厚東川周辺(上流右側、末信橋から)

山陽小野田市議会解散を本請求

 山陽小野田市稲荷町の開業医、瀬戸信夫さん(ふるさとを考える会長)は二日、住民直接請求に基づき、市議会の解散を本請求した。有効署名数を満たし、縦覧、異議申し立てなど一連の手続きを経て、署名簿の返付を受けた場で、市選挙管理委員会の生田希委員長に提出した。即日開かれた同委員会で、議会解散を求める住民投票は九月二十五日に施行されることが確定。期日までに市議会が自主解散しない限り、市民の審判が下される。


 本請求する瀬戸さん(2日午前8時半、市役所で)

2005年8月 1日

宇部商、甲子園へ

 第87回全国高校野球選手権山口大会は31日、山口市の西京スタジアムで決勝があり、宇部商が柳井商を7―1で破り優勝。春夏連続、夏は3年ぶり12回目の甲子園出場を決めた。全国大会は3日に組み合わせ抽選会があり、6日に開幕する。
 選手たちを財政面で支援する甲子園出場後援会は2日に発会。市壮行式は同日午前11時から、市役所玄関前で行われる。選手たちは式出席後、午後1時50分にJR宇部駅を出発。新山口駅で午後2時36分発の新幹線に乗り換え、午後4時44分に新大阪駅に到着する。 


 甲子園出場を決め、喜ぶ選手たち(西京スタジアムで)

山本校長から激励を受ける選手たち(宇部商高体育館で)

8日まで防火スケッチ大会

 第二十八回防火スケッチ大会(宇部市消防本部など主催)が一日から始まった。初日は俵田体育館前であり、幼・保育園児と児童約二百人が参加。画板を抱えた子供たちは、ポンプ車やはしご車の前に座り、画用紙いっぱいに大胆にスケッチしたり、車両の隅々まで細かに描いたりしていた。
 審査は九月八日にあり、作品の展示は同月十四日から二十七日まで市シルバーふれあいセンターで行われる。


 消防車を見ながらスケッチする子供たち(1日午前9時半ごろ、俵田体育館前で)

多彩に七夕フェスティバル

 山陽小野田市内の商店街や校区、自治会で七月三十日、夏祭りが行われた。ステージやバザー、子供対象のゲーム、盆踊りなど、それぞれに趣向を凝らし“ふれあい”を演出。多くの住民が、夏の風情を満喫した。
 小野田駅前商店街振興組合(町田正勝理事長)主催の第十四回「ちょうちん七夕フェスティバル」は、JR小野田駅前ロータリーと中通り商店街で開かれ、歩行者天国となった会場に約八千人(主催者発表)が訪れ、夏の夜を楽しんだ。


 ちょうちん飾りの中、にぎわう会場(中通り商店街で)