2005年7月30日

厚狭中野球部が中国大会へ

 厚狭中野球部は、8月5日から3日間、広島県尾道市で開かれる中国地区中学校軟式野球大会に出場する。県選手権大会で準優勝し、切符を手にした。三上慎司主将(3年)は「県の代表として自信を持ってプレーしたい」と意気込みを語った。中国大会の優勝チームは、全国大会に駒を進める。 


 中国大会に出場する厚狭中ナイン

山陽病院が8月から石綿中皮腫相談窓口開設

 呼吸器疾患の基幹医療施設である宇部市東岐波の国立病院機構・山陽病院(上岡博院長)は、石綿(アスベスト)による健康被害問題がクローズアップされていることから、八月一日から院内に「石綿中皮腫相談窓口」を開設。専門家による電話相談や診断に取り組む。チームの中心となる呼吸器科の青江啓介医長(41)は「宇部市内には石綿を原材料として使っていた建材メーカーがあり、県内では造船や自動車関連の企業もあるが、中皮腫と診断されたケースは意外と少なく、潜在的な患者がいると思う。診断は非常に難しいため、気になる人は相談を」と呼び掛けている。
 電話相談(電話58―2300)は、月曜から金曜の午後二時から四時まで受け付け。その後、病院で診断を受ける。


 石綿中皮腫の相談に当たる青江医長

JA山口宇部アンケートで「農業経営維持できない」半数に

 農業経営を「すぐにやめたい」または「5年以内にやめたい」と考えている地元の農家が、過半数に達していることが29日、JA山口宇部(吉本正夫組合長)が実施した意向調査で明らかになった。就農者の高齢化や担い手不足の問題が表面化して久しいが、数値は状況の深刻さを具体的に裏付けるもので、早急な対策が求められている。
 現状の農業経営と将来展望を把握するために、宇部・山陽小野田・阿知須の管内二市一町の全農家七千三百戸を対象に実施。五千二百九十六戸(72・5%)の有効回答を得た。


 

来年1月から電子申請システム稼動

 県市町村電子申請システムが来年一月から稼働し、宇部市でも自宅や職場のパソコンからインターネットを使って、申請(予約)や届け出が可能になる。今年度中に電子化するのは利用頻度の高い住民票や税証明関係の十手続きを予定。待ち時間の短縮など市民へのサービス向上と、行政内部事務の効率化が期待できる。二十九日に市役所で開かれた市個人情報保護対策審議会(大田明登会長)で承認された。
 国は二〇〇一年、五年以内に世界最先端のIT国家にすることを目標にした「e-Japan戦略」を発表。以来、電子政府や電子自治体の構築が進んでいる。山口県では昨年十一月から、電子申請サービスの提供を開始。市町村でも県のシステムを機能拡張して、共同運用する。このため今年四月には、県市町村電子申請システム共同運営協議会(事務局・宇部市)を設立。今後は十月までにシステムを開発し、十二月までにテストと職員研修を終える。

2005年7月29日

青空読書会に650人が参加

 第38回青空読書会(宇部市教育委員会主催)が29日、常盤公園の桜山で「豊かな感性を求めて―心のふれあい」をテーマに開かれた。幼・保育園児と小学1―3年生ら計650人が参加。せみ時雨や途中でぱらついた雨の音をBGMに、物語の世界への旅を楽しんでいた。
 読み聞かせは、市内の小学校教員や市読書グループ連絡協議会のメンバーらが担当。あちこちで「おおはくちょうのそら」「くまのこうちょうせんせい」など、本の世界への扉が開かれると、子供たちは1人ひとりが物語の主人公になって、驚いたり、喜んだりしていた。


 物語の世界を楽しむ子供たち(29日午前10時ごろ、常盤公園で)

国際原生動物学会議で児玉さんが日本人初のベスト賞

 山口大理工学研究科自然共生科学専攻一年の児玉有紀さん(24)=宇部市東新川町=は、十―十五日に中国広東省広州市で開かれた第十二回国際原生動物学会議で、優秀な研究発表に贈られる「ベスト・プレゼンテーション賞」を受賞した。日本人としては初めての受賞で、有望な若手研究家の誕生と注目を浴びている。
 中国での会議では、二十一カ国から二百二十件の研究発表があった。審査の結果、児玉さんの「ミドリゾウリムシとクロレラの細胞内共生の成立に関する研究」がベスト賞四件の一件に選ばれた。
 児玉さんは、宇部高から山大理学部に進学。現在は大学院生として研究の毎日。同大理学部自然情報科学科生物科学講座の藤島政博教授から指導を受け、今回、動物細胞に植物細胞であるクロレラが侵入して、光合成能力を獲得する仕組みを解明した。


 記念のトロフィーを手にする児玉さん(山口市の山大理工学研究科で)

楠の都市計画マスタープラン策定にむけ市民ワークショップ参加者募集

 宇部市は、楠地域の都市計画マスタープランの策定に当たり、市民ワークショップの参加者二十人を募集する。楠地域について日ごろ考えていることや、街角探検を通して感じたことを話し合ってもらい、まちづくりに反映させる。現在、同地域で無作為抽出した三百人を対象にアンケートを実施。九月初旬には楠中の全一年生六十六人を対象にした調査も行い、市民の意向を把握する。
 参加対象は、市内に在住か通学している高校生以上の人。申し込みは、はがきかファクス、メールで、住所、氏名、性別、年齢、電話番号を知らせること。連絡先は〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、市都市計画課(ファクス22-6050、メールtoshimas@city.ube.yamaguchi.jp)。締め切りは八月二十二日。問い合わせは同課(電話34-8465)まで。

「対話の日」スタート、白井市長と福田住民が意見交換

 市民本位のまちづくりを掲げる白井博文市長が直接各地域に出向き、地域の課題、住民の意見に耳を傾ける「対話の日」の一回目は二十八日、埴生下福田の福田分校記念館であり、地域住民ら六十人が白井市長の市政運営への思いを聞き、地域の要望などを語った。
 行政と市民の距離を縮め、より良い関係をつくろうという白井市長の発案。お互いがひざを交える対話を重視し、市政に対する思い、苦情を語ってもらう。内容によっては、その場で回答せず、市に持ち帰って検討することもある。
 今後も小野田、山陽地区で交互に実施する。八月二十五日には本山福祉会館(大須恵)を予定。以降の日程は、市広報で随時発表する。問い合わせは市民活動推進課(電話82―1134)へ。


 白井市長とひざを交えて話す地域住民(福田分校記念館で)

2005年7月28日

「子育てサークルくすのき」開所

 宇部市が子育て家庭を応援する「市子育てサークルくすのき」が二十七日、楠総合支所内に開設された。母親代表や藤田忠夫市長がテープカットし、新しい交流の場の誕生を祝った。オープニングを記念して演劇が披露されたこともあり、初日は母子約百三十人が集まる盛況だった。
 子育てサークルくすのきは、毎週月曜と水曜は午前九時半-午後零時四十五分、火・木・金曜は午前九時半-午後三時十五分に活動ルーム(総合支所旧議場)を開放。たんぽぽ組(〇-一歳児)は午前十時-同四十五分、ひまわり組(二-四歳児)は午前十一時十分-正午に、集団遊びなどを行う。楠地域に限らず、市内各地域から利用できる。


 演劇に見入る子供たち(船木ふれあいセンター講堂で)

興産宇部研究所で夏休みジュニア科学教室スタート

 産学官連携で児童・生徒の科学の心をはぐくむ夏休みジュニア科学教室がこのほどスタート。二十八日には宇部興産宇部研究所であり、小・中学生三十八人がDNA(デオキシリボ核酸)を目視する実験に励んだ。
 教室は八月二十七日まで「磁力」「超音波」「太陽光発電」などをテーマに県内各地で開かれる。宇部日報社など、県内の産学官団体でつくる実行委員会の主催で、今年で十七回目。実験・体験重視とあって毎年人気を集めており、昨年までに一万四千人の豆学者が、身近な不思議、最先端の技術などに触れてきた。実行委は今年度、文部科学省の科学技術賞を受けている。


 実験に取り組む子供たち(28日午前10時ごろ、宇部興産宇部研究所で)

慶進高普通科グローバルコース13人が座禅体験

 慶進高(縄田研吾校長、八百十七人)で行われている夏期集中課外授業の一環で二十八日、普通科グローバルコースの二年生十三人が座禅を体験した。姿勢を正してじっと座り続けることで自分を見詰め直し、受験勉強に打ち込む集中力を養った。


 座禅で心を落ち着かせる生徒たち(28日午前10時、慶進高で)

山陽小野田市議会、解散決議案を否決

 六月定例山陽小野田市議会は二十七日、最終本会議があり、五月臨時会に続き、市民団体と議員有志が提出した議会の自主解散を求める請願、決議案を反対多数で再び否決した。閉会後には、議員七人が辞職願を相本繁夫議長に提出。四十一人でスタートした議会は二十九人となり、会派がまた一つ減った。


 辞職願いを渡す河村議員ら(議長室で)

2005年7月27日

28日は土用の丑

 あす二十八日は土用の丑(うし)。宇部市中央町の魚宗(吉野詠三社長)本店では、本場・静岡県などから取り寄せた上質のウナギのかば焼き作りに追われている。連日の猛暑もあって売り上げは好調。調理場では職人たちが、包丁やたれを染み込ませたはけを慌ただしく動かし続けている。
 素材にこだわる同店は浜名湖産だけでなく、新興ブランドの鹿児島産の上物も確保。「国内産は肉が厚く、味が良いが、今年は例年になく脂が乗っていて、お薦め」と吉野社長。


 汗だくになってかば焼きを仕上げる職人(27日午前10時ごろ、中央町の魚宗で)

通学区域検討協初会合で望ましい通学区域検討

 宇部市通学区域検討協議会の初会合は26日、市役所であり、小・中学校の望ましい通学区域の設定に向けて、委員16人が検討に入った。教育長の私的諮問機関の位置付けで、任期中の2年間をめどに意見の集約を図る。会長には岡村元昭さん(市議、楠地区自治会連合会会長)、副会長には一ノ瀬秀文さん(藤山校区コミュニティー推進協議会会長)を選出した。

市民活動支援事業の助成3団体決まる

 宇部市が今年度から始めた「市民活動支援基金事業」の助成団体に、宇部フリーマーケット事務局、奇術クラブ銀友会、萩原グルメ会・萩原グルメ応援団が選ばれた。
 産・官・学・民の四者が連携して協働の町づくりを進める宇部市が、市民活動をサポートするために今年度から導入。助成額の上限を三十万円とし、申請団体を募っていた。

イオンタウン小野田店に西松屋など入店

 マックスバリュ西日本(原田昭彦社長、本社兵庫県姫路市)とコーナン商事(疋田耕造社長、大阪府堺市)は二十六日、山陽小野田市東高泊の県道沿いで店舗展開しているショッピングセンター「イオンタウン小野田店」に、子供用品専門店と、靴販売店(未定)の店舗を併設することを明らかにした。増床の店舗面積は千二百六十一平方メートルで、総店舗面積は一万一千二百九平方メートルになる。マックスバリュが既に県に変更の届け出書を提出。来年二月十日のオープンを目指す。

2005年7月26日

山陽小野田市議会、議員定数削減打ち出す

 山陽小野田市議会の議員定数適正化検討特別委員会(氏永創三郎委員長、十一人)は二十五日、市役所であり、法定数三十人を削減する方向で議論を深めていくことを申し合わせた。議会の解散請求(リコール)の手続きが進んでいるため、短期間の審議で定数問題に道筋を付け、八月下旬に予定されている全員協議会に報告する。 合併協議会の中で、新市発足後に定数を検討することを申し合わせており、行財政改革の観点からも適正化が求められている。現在の議員数は三十六人。内部でも定数は二十四人から法定の三十人までと意見が分かれており、会派代表者会議で、検討委の設置を決め、議会に諮った。

11日連続で真夏日

 安定した太平洋高気圧に覆われ好天が続いている宇部地方。連日30度を超す暑さに、夏ばて気味の人も多い。
 宇部市防災課の調べでは、市内(市役所観測地点)の最高気温は、15日から25日まで11日間連続で30度を超す真夏日を記録。20日にはこの夏最高の33・7度まで上昇した。
 ときわ丸をすみかにするボンネットモンキーは、船底の周囲に張られた水をプール代わりにして水遊び。注水口から勢い良く注がれる水と戯れている。


 「こりゃー気持ちいいや」と、水遊びに興じるサル(常盤公園で)

わが家はカブトムシ天国

 宇部市厚南の北島健司さん(45)宅の庭木に、大量のカブトムシが集まっている。約七十-八十匹が群がる木は、まさに“カブトムシ天国”。自然との触れ合いを大切にしたいと、一家はカブトムシの生活を優しく見守っている。
 カブトムシが群がっているのは、裏庭にある高さ二メートル程度のムクゲ二本。約十二年前に引っ越したころは、カブトムシは見かけなかった。異変に気付いたのは五年前。網戸へ頻繁にカブトムシがぶつかってくるため付近を調べたところ木の幹や根元にうじゃうじゃいた。以来、毎年七月十日すぎから増え始め、八月末ごろまで姿を見せる。最も多かったのは三年前で約百五十から二百匹、昨年は極端に少なくて二十、三十匹程度だった。時間帯も特に関係なく、早朝、夕方、昼間と木に止まり、周辺に集まる。
 今では、北島家に夏を告げる風物詩として定着。時折スイカを差し入れるなど、カブトムシとすっかり仲良しになった。


 多くのカブトムシが集まったムクゲ

根元でスイカに群がるカブトムシ(厚南の北島さん宅で)

障害者学窓保育「おひさまクラブ」スタート

 障害を持つ子供たちを対象にした夏休み中の学童保育「おひさまクラブ」が、二十六日から宇部養護学校で始まった。今回初めて、同学校のほかに川上小も会場に設定。工作やプール遊びなどの多彩なプログラムで、子供たちの夏休みをサポートする。市主催、同クラブ実行委員会(田中紀代美会長)共催。
 長い夏休み、家に閉じこもりがちになる障害児が、楽しい体験を通して有意義な夏を過ごせるように毎年開催されており、今年で六回目。八月二十四日までに十二回開催。音楽療法やアートセラピー、窯業、体育教室などを、ボランティアと一緒に楽しめるようにする。


 たくさんの牛乳パックを積み重ねて喜ぶ児童(26日午前10時半、宇部養護学校で)

2005年7月25日

夜空を焦がす5000発の花火

 第五十一回宇部市花火大会は二十三日、宇部港で開かれた。五千発の花火が夜空を焦がす光と音の祭典を楽しもうと、新町ふ頭、中央ふ頭、港町ふ頭を中心に九万五千人(主催者発表)の人出でにぎわった。同実行委員会(会長・藤田忠夫市長)主催。
 夏休み最初の週末とあって、家族連れをはじめ、多くの市民が詰め掛けた。市街地周辺は午後七時ごろから渋滞となり、同港周辺には長い人の列ができた。至る所で花火を楽しむ姿が見られ、花火が夜空に大輪を咲かせるたびに、大きな歓声が上がった。


 夏の夜空を焦がす花火(新町から)

真締川まつりいかだレースに56チームが接戦

 第十回真締川まつりは二十四日、同川と両岸の真締川公園で開かれた。名物のいかだレースには、子供から大人までの五十六チームが参加。手に汗握る接戦や、川に飛び込むパフォーマンスに、五千人の観客が沸いた。また、マダイの稚魚二万匹の放流も行われ、多くの市民が暑さを忘れて古里の川に親しんだ。同実行委員会(河村泰輔会長)主催。
 ベニヤ板やドラム缶で作ったいかだに九人(子供対抗は十一人)が乗り込み、五メートルの竹ざおで川底をつきながら前進。隣のいかだと接触したり、いかだが横を向いてしまったり、こぎ手は汗だくになって四苦八苦。動物の着ぐるみで乗り込んだチームや、興奮のあまり全員で川に飛び込むチームもあり、笑いを誘った。レース後には例年チヌを放流していたが、今年は初めてマダイを放し、きれいな川を保っていくことを誓った。また、まつり会場に設けられた国土交通省宇部国道維持出張所のPRブースでは、バリアフリー体験や、建設機械のラジコンを使ったあめすくいなどが人気を集めていた。


 接戦を繰り広げる各チーム(真締川で)

24日、常盤湖畔で野鳥保護の会主催の早起き探鳥会

 宇部野鳥保護の会主催の早起き探鳥会は二十四日、常盤湖畔で開かれた。午前六時から四時間かけて、参加者は双眼鏡や望遠鏡を使い熱心に鳥の姿を追った。
 ときわ湖水ホールを出発し、常盤湖を周回しながらバードウオッチング。おなじみのメジロ、コゲラ、シジュウカラなど二十四種類を確認した。種類は例年よりも少なく「どこかに隠れているのだろうが、鳥も夏ばてでしょうか」と、参加者を残念がらせたが、抱卵中のカイツブリ、夏羽が美しいカンムリカイツブリと出合い、感動する場面もあった。


 双眼鏡や望遠鏡で鳥を観察する参加者(常盤湖畔で)

山陽小野田市の少年サッカーチームが2年ぶり訪韓、29日親善試合

 山陽小野田市の少年サッカーチームが二十九日から三十一日までの三日間、韓国の昌原(チャンウオン)市を訪れ、現地の小学生と親善試合を行う。サッカー交流は六年前から始まり、歴史教科書や新型肺炎(SARS)問題で一時期見合わせていたが、二年ぶりの渡航で友好のきずなを深める。
 訪韓チームは高学年から希望者を募り、山陽、高千帆、有帆・高泊の十六人で合同チームを編成。選手、指導者、保護者を含めて三十四人になり、団長は竹本県議が務める。二十九日に韓国入りし、その日の午後に、昌原初等学校と二試合、日韓混成で一試合の計三試合を行い、スポーツを通じて交歓する。三十日は市内観光し、三十一日に帰国する。同じ昌原市を訪れる宇部市は三十日に親善試合を予定している。


 訪韓するサッカーチーム(有帆小で)

2005年7月23日

8月14日桃山中でチャリティーコンサート、同校OBピアニスト兼重さんも演奏

 桃山中の老朽化した野外舞台、オープンステージ改修のためのチャリティーコンサート「夢を音にのせて」は、八月十四日午後二時から宇部市の記念会館で開かれる。同校OBでピアニストの兼重直文さん(三重大教授)が演奏するほか、有志が集まった桃山合唱団がステージ再生の思いを込めて歌声を披露する。
 チケットは一般千五百円、高校生以下八百円。宇部十字堂楽器店、フジグラン宇部、宇部井筒屋、小野田サンパーク、サンパークあじすなどで取り扱っている。


 本番に向けて練習する桃山合唱団(桃山中で)

兼重直文さん

23日は花火大会

 宇部市の夏の風物詩、第51回花火大会(同実行委員会主催)は、23日午後8時から宇部港で開かれる。今年は、音楽に合わせてリズミカルに打ち上げる音楽花火に力を入れ、通常の打ち上げ花火も含めて、計5000発が夜空を彩る。
 大会に合わせ、市交通局とJRが臨時便を運行する。臨時便の問い合わせは、実行委員会事務局の宇部商工会議所(電話31―0251)、市商業観光課(同34―8353)、宇部観光コンベンション協会(同34―2050)へ。

24日、真締川まつり「いかだレース」開催

 真締川誕生二百九年を記念する第十回真締川まつり「いかだレース」大会は、二十四日午前八時二十分から宇部市役所西の緑橋-新川大橋間約百三十メートルのコースで開かれる。真締川まつり実行委員会(河村泰輔会長)主催。
 初出場の市楠総合支所や梅田子ども会など総勢五十六チームが参加。大人の部(九人乗り)の職場対抗や子供対抗(十一人乗り)など十二レースを実施する。

来秋の国民文化祭彫刻展の出品作家決まる

 来年十一月に宇部市で開かれる第二十一回国民文化祭やまぐち二〇〇六彫刻展の出品作家が二十二日、市教育委員会から発表された。「みる・つくる・ふれる 彫刻のまち宇部 新発見」をサブテーマとした展覧会に、十五人と一組の彫刻家が参加する。自作を街中に飾ったり、市民と共同で作品を作ったりして、人と街が彫刻を介して密接にかかわっていくことを目指す。
 同彫刻展は来年十一月三日から十二日まで、市内商店街で開催。第二十二回現代日本彫刻展の公募模型展が、ときわ湖水ホールで開かれるのに合わせて実施し、中心市街地と常盤公園の両方で「彫刻のまち宇部」をPRする。
 出品作家は次の通り。(敬称略)▽小林重予(北海道札幌市)▽木村太陽(神奈川県鎌倉市)▽ホセイン・ゴルバ(東京都豊島区、イラン出身)▽磯部聡(愛知県常滑市)▽北岡哲(富山県砺波市)▽荒蒔綾子(滋賀県大津市)▽藤本由紀夫▽川埜龍三(岡山県笹岡市)▽西村知子(広島市)▽山端篤史(香川県国分寺町)▽酒百宏一▽原田文明▽中野良寿▽和田千秋、中村海坂、坂崎隆一(福岡市)▽諏訪眞理子(大分市)▽范姜明道

夏休み親子陶芸教室で花瓶や皿製作

 夏休み親子陶芸教室は二十二日、本山公民館であり、十三組四十一人が花瓶や皿、コップなどを作り、触れ合いのひとときを過ごした。
 本山小四年の黒瀬笑恵梨さんは、母の恵さん、妹の雛恵さんと参加。笑恵梨さんは花瓶、雛恵さんは葉っぱをかたどった皿を作った。「夏休みの宿題にしたい」と喜んでいた。
 作品は、同好会が持ち帰り、窯で素焼き、上薬を掛けて本焼きをする。八月中旬には参加者に渡される。


 花瓶作りに励む黒瀬笑恵梨さん(本山公民館で)

2005年7月22日

“まぼろしの花”咲く

 宇部市西桃山の河野良次さん(67)の畑で、高さ約10メートルのアオノリュウゼツランが開花した。60~70年に1度しか咲かない“まぼろしの花”として知られる。淡黄色の美しい花に、近所の人たちも足を止めている。
 現地を訪れた武永順次・常盤公園熱帯植物館副館長によると、アオノリュウゼツランはメキシコ産の多年草で、開花した株は半年から1年後に枯れてしまう。開花したばかりの河野さんの花は、8月中旬まで楽しめそうという。


 開花したリュウゼツラン(宇部市西桃山で)

宇部商高が「一店逸品運動」に参加

 宇部市商店街連合会(山崎和之会長)が、宇部の新名物を生み出そうと、市民にアイデアを呼び掛けた「一店逸品運動」。宇部商高(山本信夫校長、四百七十四人)では、総合キャリア学習の一環として同運動に参加。同会や宇部商工会議所の協力を得ながら、小野茶を生かした大福の製造に取り組んでいる。既に試作品は完成。今月中に商品名を決めて発注し、ハミングロード新天町の土曜夜市で販売する。目標は“宇部商ブランド”としての店舗での販売だ。


 発表大会に向け、プレゼンテーションの練習をする生徒たち(宇部商高で)

30日に山陽病院で「アスベストと中皮腫」講演会

 アスベスト(石綿)による健康被害が社会問題化しているのを受けて、呼吸器疾患の基幹施設である宇部市東岐波の山陽病院(上岡博院長)は、三十日午後一時から三時まで「アスベストと中皮腫」をテーマにした公開講演会を同病院で開く。受講無料。メディアと医療の専門家が話す。
 石綿被害は、全国各地の取扱事業所で発生。社員だけでなく家族、工場周辺に住む住民の死亡例も報告され、不安が広がっている。宇部市内でも建材メーカーが元社員六人の死亡を公表。これらを受けて山陽病院は、呼吸器疾患を専門的に診療する医療機関として、開催を決めた。問い合わせは、同病院(電話58-2300)まで。
 このほか行政でも、石綿被害に関する相談を受け付けている。健康被害・環境汚染については宇部健康福祉センター(電話31-3200)の環境保全課、労働災害に関しては宇部労働基準監督署(電話31-4500)まで。

市民会議で施設使用料金統一の方向で議論

 まちづくり市民会議「市教育施設の使用料」部会(樋田堯人座長、二十人)は二十一日、市役所で開かれた。個人差はあるものの、委員の大半は有料化に理解を示し、料金も旧市町域に格差を設けず、統一する方向で議論を深めていくことにした。施設の開放と有効利用の立場から無料化を望む声もあったほか、有料化に際して対象施設の絞り込みや施設の規模、程度に応じた料金体系の検討、無料の恩恵を被っていた山陽地区の利用者への十分な説明などが課題に挙がった。
 このほか▽料金設定の段階で、学校の体育館と市の体育施設を切り離して考える▽スポ少は減免措置がある。若年者や高齢者への配慮など、年齢に応じた料金を設定しては▽市財政をもっと切り詰めた上で、使用料にも踏み込んでほしい▽スポーツ振興は市のスローガンでもあり、支援があって当然▽長年無料だったので気持ちの切り替えが難しい。住民が納得し、速やかに移行できるような方策を考えてほしい▽もっと時間をかけて議論してはなどの意見が出た。
 次回は料金体系などについて議論する。

2005年7月21日

日韓合作「沈黙の海峡」が観客800人を魅了

 宇部市出身の劇作家、品川能正さん(48)=東京ギンガ堂主宰=が脚本・演出を手掛ける日韓両国合作の演劇「沈黙の海峡」は二十日夜、記念会館で上演された。宇部日報発刊一周年記念で、品川さんにとって、二〇〇一年の「KAZUKI」以来、四年ぶりの古里公演。両国の役者たちが「人間とは何か」を問い掛けるテーマで熱演し、約八百人の観客を魅了した。


 「人間とは」と問い掛けたクライマックスシーン(記念会館で)

高校球児の夏開幕、宇部高が1回戦突破

 第八十七回全国高校野球選手権山口大会は二十一日、宇部市野球場など県内四球場で開幕。五十九校による甲子園出場を懸けた熱い戦いが始まった。初日は各球場での開会式の後、午前十時から第一試合があり、地元勢は下関球場の開幕ゲームで、宇部が長門を1-0で破り、二回戦進出を決めた。市野球場の第二試合では、宇部高専が美祢工、下関球場の第三試合では小野田工が下関西と対戦。


 宇部は4回表1死2、3塁から、槙野の内野ゴロの間に金安が生還し先制(21日午前10時35分ごろ、下関球場で)

宇部フ大が学科改組、経営系モデルコース新設

 宇部フロンティア大(武下浩学長)は、来年度から人間社会学部人間社会学科を福祉心理学科に改組する。従来通り、福祉、心理、環境のエキスパートを目指す学生を育てるほか、企業の総合職などに進むための経営系のモデルコースを新しく導入する。
 同校では、新学科(定員百五十人)を含む大学紹介のためのオープンキャンパスを三十一日午前十時から開く。体験セミナーでは武下学長が「は虫類がすむ人間の脳?」と題して講話。学科別体験コーナー、個別相談、キャンパス見学ツアーもある。

厚狭高で防犯教室

 厚狭高(八幡フミエ校長)で二十日、防犯教室があり、北校舎の全生徒三百四十二人が、警察官から護身術を教わった。
 夏休み前に、生徒たちの防犯意識を高めるために実施。終業式後に体育館で行った。講師は、山本陽治交通課係長ら厚狭警察署の四人。山本係長は「一番の護身は、危険には近づかないこと」と前置きし、「もし危険が近寄ってきた場合には、護身術で自分の身を守ってください」と呼び掛けた。


 警察署員から護身術を教わる生徒(厚狭高で)

2005年7月20日

公立小・中学校で終業式

 宇部市内の公立小・中学校37校で20日、終業式が行われた。子供たちは、1学期を振り返るとともに、夏休みの楽しい計画に胸を躍らせながら、教室や校内をきれいにして、学校を後にした。


 教室の床をふく1年生たち(20日午前9時50分ごろ、見初小で)

精保ボランティア「さらだ」発会

 宇部地域精神保健ボランティア「さらだ」(有冨美恵子会長、十三人)の発会式を兼ねた料理教室と会食会が十九日、福祉会館であり、県、宇部市、山陽小野田市の関係者を含む六十人が、福祉の向上を誓った。
 宇部健康福祉センターは、在宅の精神障害者や回復者の自立を支援するため、デイケアや料理教室を開いているが、料理研究家である有冨会長は十数年来これに協力してきた。二〇〇三-〇四年度に県の「心の健康ボランティア講座」が開かれ、修了生たちが活動に参加。宇部市社会福祉協議会にボランティア団体として登録し、四月から正式に活動のスタートを切った。


 会食会用に作ったサラダを前に「さらだ」の会員たち(福祉会館で)

ローカル・マニフェスト実現へ、市が「経営戦略会議」

 宇部市は二十日、大局的な観点から市政運営や重要施策を検討する「経営戦略会議」を立ち上げた。三役をはじめ部長クラス以上の十九人で構成。藤田忠夫市長が先の市長選挙で掲げたローカル・マニフェスト(政策公約)を、市の施策としてどう実現・展開するか、新市建設計画の重点戦略プロジェクトの推進と併せて議論し、進行を管理する。同日、第三次市総合計画後期基本計画の策定本部も設置した。
 経営戦略会議のメンバーは市長、助役、収入役、教育長、特別参与と部長ら。計画策定段階から意見を出し合い、複数部局にまたがる施策の総合調整も実施。トップマネジメントの強化を図る。


 ペーパーレスでパソコン画面を見ながら会議を進めるメンバー(20日午前9時20分、市役所で)

水神様匠学校に「沈黙の海峡」の役者が訪問

 県内を巡回公演している日韓共同演劇「沈黙の海峡」の役者が十九日、宇部市新天町の水神様匠(しょう)学校を訪れ、野外劇「ミステリーシアターin新天町」(八月十三日)に出演する市民に、演技の手本を示すなどして交流した。沈黙の海峡の宇部公演は、二十日午後七時から記念会館で開かれる。
「沈黙の海峡」の宇部公演は、宇部日報発刊一周年記念として開催する。両国の俳優十八人が出演し、日韓の歴史のはざまで揺れ動く男女の恋愛や友情を表現。第二次世界大戦で日本軍に徴用された在日朝鮮人の生きざまを描いている。


 プロの役者と演技を楽しむ市民ら(水神様匠学校で)

小野田工高で不法侵入者への初の訓練

 小野田工高(武田種雄校長、三百九十五人)で十九日、不審者の侵入に備えた訓練が行われ、全校生徒や教職員が、不審者への対応や、避難通路、警察への通報体制などを確認し合った。
 全国の学校で、不法侵入者が起こす事件が増えているのを受け、全日制では警察の指導の下、初めての大掛かりな訓練。定時制は昨年実施している。


 不審者にいすで対抗する教員たち(小野田工高で)

2005年7月19日

夏本番、梅雨明けでプール盛況

 福岡管区気象台は十七日、山口県と九州北部の梅雨明けを発表した。平年より一日早く、昨年より六日遅い。夏本番の青空が連休と重なったこともあり、海やプールなどの遊泳施設は大にぎわい。ウェルサンピア宇部には、オープン初日の十六日から十八日までの三日間に、三千人以上が訪れた。同気象台によると、この先一週間は暑い日が続く。
 六月十日の梅雨入り後、前半はまとまった雨が降らず渇水も心配されたが、後半は梅雨らしい天気となり、一時は貯水率が50%を切っていた厚東川ダムも満水状態に回復している。週間予報では、しばらくは太平洋高気圧に覆われ、晴天が続く見込み。


 水遊びを楽しむ子供たち(ウェルサンピア宇部で)

「こども110番のバス」出発進行

「こども110番のバス」の出発式は十九日、宇部市交通局であり、ステッカーを張ったバスが市内各地へ繰り出した。児童らが犯罪の被害に遭うのを防ぐため、危険を感じて助けを求める子供を保護し、警察に通報する。県内初の取り組み。
 実施するのは市交通局(岡田勝長局長)と船木鉄道(大谷昭治社長)。市営、船鉄の路線バス八十六台とコミュニティーバスなど五台の計九十一台が対象で、主に停留所や終点場所で保護する。


 乗務員に花束を渡す児童代表(19日午前10時すぎ、市交通局で)

市消防本部の救命講習の受講者増

 突然、心臓が止まった傷病者の命を救うために、心臓への電気ショック(除細動)を速やかに行うことができる医療機器「自動体外式除細動器(AED)」。昨年七月からは、医療資格を持たない一般人にも使用が許可され、空港など公共施設や病院などで設置が進んでいる。県でも今月中に、宇部市の県総合庁舎や宇部健康福祉センター、阿知須町のきららスポーツ交流公園など県施設三十一カ所に設置。さらに商業施設や宿泊施設など、人が多く集まるところへの導入が増えていくとみられている。宇部市消防本部(矢野洋司消防長)によると、AEDの広がりに合わせ、同本部で実施している普通救命講習の受講者も増加傾向。「万一に備えて多くの市民に、AEDを使った心肺蘇生(そせい)ができるようになってもらいたい」と呼び掛けている。
 AEDは、心筋梗塞(こうそく)や不整脈などの心疾患で心臓が停止した傷病者の右前胸部と左側胸部に電極パッドを張り付け、機械から発せられる音声指示に従って使用すると、心電図を自動で解析。電気ショックが必要な心臓状態か否かを機械が読み取り、処置が必要な場合は、除細動ボタンを押すと電気ショックが与えられる。
 講習の申し込み、問い合わせは、同本部警防課(電話21-6113)へ。


 

現代日本彫刻展の作品搬入始まる

 今秋、常盤公園の宇部市野外彫刻美術館で第二十一回現代日本彫刻展が開かれる。出品作それぞれの展示位置が十六日に決まり、十九日には一番乗りの作家が現地制作のために宇部入り。八月末までには、湖に臨む丘に全二十作品がそろう。
 同展は、一九六五年から隔年で開かれており、野外彫刻展の草分け的な存在として国内外に知られている。二十一回展は「ときめく宇部」をテーマに、十月一日から十一月十三日まで開催。昨年のコンクールで選ばれた公募作家十人と、実績を評価されて選出された招待作家十人の計二十人が出品する。


 会場各位置の傾斜を測る運営委員と市職員(常盤公園で)

2年ぶりの小野田花火大会に5万5千人

 第四十四回「小野田みなと祭り花火大会」(小野田商工会議所主催、市商店会連合会、小野田観光協会共催)は「海の日」の十八日、市サッカー場と小野田運動広場であり、四千六百発が夏の夜空を焦がし、約五万五千人(主催者発表)を楽しませた。
 経済情勢などを踏まえ、昨年は中止したが、復活を求める声に応え、合併記念で盛大に打ち上げることにした。準備が遅かったこともあり、名物の二尺二寸はなく、県内唯一の大玉の打ち上げは、来年以降に“お預け”となった。


 夜空を焦がす花火(市消防本部から)

2005年7月16日

楠中生徒と中国山東省学生訪問団が交流

 楠中(小川二伸校長、百九十七人)で十五日、中国山東省学生訪問団との交流会があった。浴衣の着付けなど、生徒が準備した体験コーナーで楽しんだり、各種部活で一緒にプレーしたりして思い出をつくった。
 歓迎式の後は、それぞれの体験コーナーや部活動に分かれて交流。訪問団の女子に一番人気があったのは、浴衣の着付けコーナー。一足早く浴衣に着替えた三年生女子が、同年代の子の着付けを手伝い、身ぶり手ぶりのコミュニケーションが弾んだ。浴衣姿になった訪問団の女子たちは、あでやかな生地や帯の色、和風の柄を気に入って、何枚も写真に納まっていた。


 楠中の生徒に手伝ってもらいながら、浴衣に着替える訪問団メンバー(同中で)

宇部護国神社に英霊へ捧げる大和スイカ36個奉納

 宇部護国神社(野村好史宮司)に十六日、大和スイカ三十個が奉納され、七月の月命日祭に合わせて奉納奉告祭が行われた。常任総代の滝山健次郎さん(79)が戦後六十年の節目の年に当たり「南方で戦死した英霊たちの、のどの乾きを癒やしたい」と、川上南側の自宅の畑で丹精を込めて育てた。
 宇部護国神社では、先の大戦で出征して亡くなった三千四百三十四柱を祭っている。八月十五日の終戦記念日は、午前十時から祈念祭と慰霊祭を開く。


 スイカを奉納した滝山さんと後列左から河村博総代会長、林勉責任役員、野村宮司(16日午前11時ごろ、宇部護国神社で)

宇部中央バス停にチケットセンター開設

 中国ジェイアールバスは十五日、宇部中央バス停にJRバス宇部中央チケットセンターとJR高速バス山口予約センターを開設した。高速バスの切符などの販売と電話予約の受け付けを行う。
 切符を販売する宇部中央チケットセンター(電話37-0066)の営業時間は午前七時半から午後六時半まで。予約を取り扱う山口予約センター(電話37-0055)の受付時間は午前九時半から午後六時まで。いずれも年中無休。問い合わせは、中国ジェイアールバス山口支店(電話083-922-2519)へ。


 15日に開設されたJRバス宇部中央チケットセンター(宇部中央バス停で)

日報作文コンの要項決まる

 第四十五回宇部市近郷小・中学生作文コンクールの要項が決まった。宇部市、山陽小野田市、美祢市、阿知須町の小・中学生を対象に、三部門で作品を募集。十月に審査を行い、特選など入賞作品が決まる。宇部日報社主催、宇部市教育委員会共催、山陽小野田市、美祢市、阿知須町の各教育委員会後援。
 国語教育の基礎となる児童・生徒の文章表現力の向上が目的。作文の題材は生活経験風の文、教科学習の描写や説明記録文、生活日記、観察・研究記録、評論など自由(詩、歌、俳句は除く)。部門は、小学校低学年(一-三年)、同高学年(四-六年)、中学校。
 作品の長さは、小学校低学年が四百字詰め原稿用紙に三-五枚、同高学年が三-七枚、中学校が五-十枚程度。作品は各校で取りまとめ、〒755-8543宇部日報社「宇部市近郷小・中学生作文コンクール」係(電話31-1511)へ。締め切りは十月十一日。

青少年問題で警察と学校が意見交換

 光高での爆発物投げ込み事件や下関市の中学生の自殺をはじめ、少年犯罪、少年少女を狙った犯罪の多発化を受け、小野田と厚狭の両警察署、市内の小・中・高校長、教育委員会関係者が十五日、市民館に集まり、非行防止、犯罪抑止について意見を交換した。
 児童・生徒が関連した事件・事故が発生すると、県教委から市教委を経て各校に安全を徹底させる文書が通達される。
 そのほか防犯や健全育成関係の会合で情報交換、対応を進めているが、子供たちが開放的になる夏休みを前に、三者が情報を共有し、子供たちの動きに細心の注意を払おうと、異例の会合を開いた。

2005年7月15日

宇部市の少年サッカーチームが韓国へ遠征

 宇部市の少年サッカーチームの子供たちが、二十九日から海外遠征として韓国・昌原市を訪問する。三泊四日の日程で、現地の小学生との親善試合や交流会を行い、友好を深める。宇部サッカー協会(大井正史会長)では、来年以降も継続して訪問することにしており、ワールドカップを共催した両国間で、少年レベルの交流がスタートする。
 国際感覚を備えたスポーツマンを育成しようと、宇部市・韓国ジュニアサッカー交流事業として、同協会が昌原市に提案し、開催が実現した。宇部市の少年サッカーの海外交流は二〇〇二年に、姉妹都市の豪州・ニューカッスル市で行っているが、韓国では初めて。


 韓国を訪問する子供たち(常盤公園スポーツ広場で)

屋根より高いサボテンの花

 宇部市草江の金重志満子さん(58)方で十三日夜、家の屋根を越えるほど、にょきっと伸びたサボテンの幹の先端に、握りこぶしほどの白い花が咲き、家族や近所の人を驚かせた。金重さんは「六年ほど前に常盤公園で鉢植えを購入し、庭先に植え替えて育ててきたが、花が咲いたのは初めて。これまで花の咲かないサボテンかと思っていた」と話す。
 常盤公園の熱帯植物館によると、サボテンの種類はリュウリョウチュウ(粒稜柱)とみられる。背丈が高くなることから、家庭で育てている人が少なく、花も夜間に咲くため、あまり目にすることはないという。


 見上げるほど高い位置に咲いたリュウリョウチュウの花(草江の金重さん方で)

留学生対象の環境見学会に3カ国24人が参加

 宇部市内の留学生を対象にした環境対策設備見学会が十四日、市内で開かれた。専攻する知識や技術だけでなく、グローバル500賞受賞都市の企業や行政の取り組みにも目を向け、母国で役立ててもらおう、と宇部環境国際協力協会(中西弘理事長、通称アイカ)が初めて企画。三カ国二十四人が、宇部方式などを学んだ。
 中国、韓国、バングラデシュの留学生が参加し、市役所と宇部興産宇部セメント工場を訪れた。市役所では、市の環境政策、グローバル500賞につながった産学官民の連携による宇部方式について説明を受けた。


 宇部興産宇部セメント工場を見学する留学生たち

市コミュニティー推進地区連絡協で地域資源の発掘呼び掛け

 宇部市の「地域コミュニティーの充実」に向けて、藤田忠夫市長は十四日、市男女共同参画センターで開かれた市コミュニティー推進地区連絡協議会(藤田昭一会長)に出席し、旧市内二十一校区の代表に、各校区の歴史・文化や特色ある資源を発掘しながら「オール宇部市をPRしていきたい」と語った。各校区に活動財源を一括して分配する総額方式の導入についても柔軟な考え方を示した。
「地域コミュニティーの充実」は、旧楠町との合併を機に策定した「新市建設計画」(二〇〇五-一四年度)の重点戦略の一つに掲げ、先に四選目を果たした市長選でも政権公約(マニフェスト)に盛り込んでいる。


 各校区の代表にコミュニティー充実の方針を語る藤田市長(男女共同参画センターで)

29日に宇部商議所の金融セミナー

 宇部商工会議所の金融セミナーは、二十九日午後一時半から宇部興産ビルで開かれ、東洋証券ストラデジストの大塚竜太さんが「当面の株式市況の見通し-復活なるか 外国人買い」と題して講演する。
 バブル景気の崩壊後、日本の株式市況を誘導してきた外国資本の今後の動向を中心に講演。外国人投資家やヘッジファンドの動向についても説明する。定員は三十人で、受講は無料。
 申し込み、問い合わせは、同商議所(電話31-0251)へ。

8月7日は「おのだ七夕まつり」

 小野田商工会議所の青年部(高松秀樹会長)と女性会(間宮サチヨ会長)主催の第二回「おのだ七夕まつり」は、八月七日午後一時から小野田サンパーク駐車場を主会場に開かれる。特設ステージで、浴衣コンテスト、バンド演奏、ビンゴ大会をはじめ、駐車場で花火とフルカラーレーザー、音楽を組み合わせたショーなど多彩なイベントを行い、夏のひとときを満喫してもらう。
 主催者は、浴衣コンテストの出場者と、会場に飾り付ける七夕飾りコンテストの参加者を募っている。 「織り姫」「彦星」を決める浴衣コンテストは、小学生以下の部と中学生以上の部を設ける。表彰は、グランプリ(賞金一万円と賞状)、準グランプリ(五千円と賞状)が両部門とも男女各一人。特別賞(同)は全部門で男女各二人。定員は両部門の男性、女性とも各十五人まで。申し込みは八月五日までに、商議所青年部事務局(電話84-4111)へ。
 七夕飾りコンテストは、主催者がササ竹を提供し、参加団体・家族が飾り付ける。四-六日に会場で作るか、六日に持参する。グランプリ(賞金十万円)など多数の賞を用意。申し込みは三十日までに同事務局へ。

2005年7月14日

宇部日報杯Gゴルフ大会に370人参加

 第八回宇部日報杯グラウンドゴルフ大会は十四日、常盤公園スポーツ広場であり、宇部市、山陽小野田市、阿知須町などから出場した三百七十人が、和気あいあい、互いに声を掛け合いながら、プレーを楽しんだ。宇部日報社主催、宇部グラウンドゴルフ協会(河村泰輔会長)主管。
 競技は個人戦で行われ、出場者たちは五、六人ずつのグループで、五コートに分かれて続々とスタート。「ナイスショット」「惜しい」などと励まし合いながら、上位進出を目指した。


 ポストを目掛けてボールを打つ出場者(14日午前9時半ごろ、常盤公園スポーツ広場で)

贈った貝殻きっかけに山の母校と心の交流

「山に囲まれた母校の子供たちに、海の素晴らしさを伝えたい」。宇部市則貞の丸山政男さん(85)は二年半前、奈良県天川村の天川小(赤井智代子校長、四十七人)に、趣味で集めてきた貝殻のコレクション約五百種類を贈った。子供たちは貝の美しさに感激。以来、同校との文通が始まり、丸山さんの手紙が学校通信で紹介されるなど、心の交流を深めている。
 天川村は紀伊半島中部に位置し、近畿の屋根と称される大峰山系の八経ケ岳(一、九一五メートル)など標高二〇〇〇メートル近い山に囲まれた村。面積の約四分の一が吉野熊野国立公園。修験道発祥の地としても知られる。丸山さんは小学三年生まで、そこで育った。


 天川小から贈られたお礼の手紙などを前に丸山さん(則貞の自宅で)

13日、シグマパワー山口が環境影響評価で説明会

 宇部市西沖の山西沖に石炭火力発電所を建設するシグマパワー山口(茂澄孝社長、本社・東京都港区芝浦)は十三日、文化会館で、環境影響評価法に基づく説明会を開いた。市民約百人が出席し、同社が縦覧の受け付けを開始している環境影響評価準備書の概要を聞いた。口頭での質疑はなく、静かな説明会となった。
 説明会は、二十日午後六時半から山陽小野田市民館でも開催。準備書は宇部、山陽小野田市の市役所など四カ所で、二十九日まで縦覧を受け付けている。意見書の提出は八月十三日まで。


 出席者にあいさつする茂澄社長(文化会館で)

宇部・小野田ブロックに交通死亡事故多発警報発令

 宇部市と山陽小野田市で、九日から十三日までの五日間に四件の交通死亡事故が発生。四人が犠牲になったのを受けて十四日、交通安全県対策協議会長の二井関成県知事から、宇部・小野田ブロックに「交通死亡事故多発ブロック警報」が発令された。各警察署では、パトカーの赤色灯を点灯してのパトロールや取り締まりなどに当たって警戒を強化、各交通安全対策協議会では、電光掲示板を使って警報発令を告知し、交通安全を呼び掛ける啓発活動などに取り組む。発令期間は原則として二十日まで。

17日、湖水ホールで「SOトーチラン宇部メモリアル」

 SO(スペシャル・オリンピックス)トーチラン宇部メモリアル・ウィズ・ハッピーツゲザー2005は、十七日午後一時半から宇部市のときわ湖水ホールで開かれる。市障害者ケア協議会主催、スペシャルオリンピックス日本・山口共催。
 長野大会で、日本選手団と山口選手団のコーチを務めた西川浩子さんが「SOトーチラン宇部大会 その感動と思い」と題して報告。パネルディスカッション「ボランティアで再発見~今、自分ができること」がある。
 入場料は前売り、当日ともに千円。中・高・大学生は五百円。小学生以下は無料。前売り券は市保健センター(電話31―1777)で取り扱っている。

山陽小野田市女団連が発足

 山陽小野田市女性団体連絡協議会(十八団体)の設立総会は十三日、市民館で開かれた。市内の女性団体が相互の連絡と情報交換を密にしながら、社会参加活動の促進を図り、女性の地位向上と福祉の増進に寄与することを申し合わせた。
 新市発足に伴い、旧小野田市女団連と旧山陽町女団連が統合し、新協議会が発足した。事務局は、山陽小野田市市民活動推進課に置く。

2005年7月13日

ヤツガシラが自慢の冠羽広げご愛嬌

 国内ではまれにしか目にすることができない旅鳥のヤツガシラが、宇部市則貞の常松勝紀さん(63)方の庭や裏の畑に、11、12日と連日、姿を見せた。くちばしを地面に差し込んで虫などの餌をついばんだり、木や電線に止まって羽を休めたりして愛きょうを振りまいていた。
 ヤツガシラは、アフリカや東南アジアなど南方で多く見られる。頭の冠羽が特徴で、広げると八本あることから名前の由来にもなっている。また、翼と背中には白と黒のしま模様がある。


 モヒカン頭のように冠羽を広げるヤツガシラ(則貞の常松さん方で)

JA山口宇部が県内4食品メーカーと野菜の利用契約調印

 JA山口宇部(吉本正夫組合長)は十二日、地産地消の促進を図るため、宇部市西岐波江頭の大黒屋など県内の食品メーカー四社と、加工原料となる野菜の利用(購入)契約の調印をした。引き続き、試食会を兼ねた交流会があり、生産者と消費者も加わって、地場産野菜の未来について語り合った。
 学校給食での水産物の地産地消を進めようと、上宇部小(吉本祥二郎校長、八百二十九人)で十二日、萩で取れた瀬付きアジを使ったてんぷらがメニューに出され、子供たちは県内産の新鮮な魚料理を楽しんだ。


 地産地消の促進を呼び掛ける吉本組合長(JA山口宇部本所で)

瀬付きアジのてんぷらを食べる子供たち(上宇部小で)

宇部市と早稲田大大学院が行政経営について意見交換

 宇部市は、民間の経営感覚を取り入れた行政のスリム化やサービス向上に向け、職員の意識改革を目指し、早稲田大大学院と協働連携で「これからの行政経営の在り方」について研究している。十二日には第二回行政経営協働研究会が市役所で開かれ、藤田忠夫市長が見守る中、各部長と公営企業管理者の計十四人が、改善したい研究テーマや現状、要因について発表し、大学側と意見交換した。
 両者は四月に基本協定を結び▽市民と行政との協働▽人材育成▽行財政改革-などについて調査、研究を進めている。部長クラスを対象とした研究会は、四月二十三日に続き二回目。民間企業の経営改革、改善手法の「TQM(業務・経営全体の質の向上管理)」を基本に、幹部職員たちが業務課題解決への手順やノウハウの習得に励んでいる。これと並行して、課長・課長補佐を対象とした研修会も実施。課ごとのテーマを設定して、改善に向けた検討を行い、全庁的な共通理解を図っている。


 課題の解決に向けて現状や要因分析を発表する幹部職員(市役所で)

日報杯Gゴルフ、雨であすに順延

 十三日に常盤公園スポーツ広場で行われる予定だった第八回宇部日報杯グラウンドゴルフ大会(宇部日報社主催、宇部グラウンドゴルフ協会主管)は、雨のため十四日に順延となった。

秋に理科大でサイエンスセミナー開講

 山口東京理科大生涯学習センター(森克己センター長)主催の中学生のためのサイエンスセミナー「環境のリサイクルから学ぼう―環境にやさしいサイエンスと匠(たくみ)の世界へようこそ」は、九月二十三日、二十四日、十月一日の三回、同大などで開かれる。
 一部の講座だけでも参加できるが、三日間参加すると、ジュニアサイエンス博士の学位が授与される。
 定員は三十人で、参加は無料。希望者は九月十六日までに同大庶務課(電話88―4504)へ。インターネットでの申し込みは、http://www.yama.tus.ac.jp/まで。定員になり次第締め切る。


 サイエンスセミナーのチラシ

2005年7月12日

19日から市交通局と船鉄バスが「こども110番のバス」運行

 宇部市交通局(岡田勝長局長)と船鉄バス(大谷昭治社長)は十九日から「こども110番のバス」を走らせる。路線バスや定期バスなど九十一台にステッカーを張り付け、犯罪に巻き込まれそうになったり、被害に遭ったりして助けを求めてきた子供を保護し、警察に通報。子供の安全確保に努める。
 子供が被害者となる犯罪が全国的に増加する中、県内でも一九九七年から“駆け込み寺”と言える「こども110番の家・店・車」が次々と誕生。宇部警察署によると「店」の数は把握できないが、「家」は現在四百六カ所、タクシーや郵便局などの「車」は計五百二十六台あり、不審者に目を光らせている。


 「こども110番のバス」のステッカー

11月27日宇部フリマ開催、出店者募集中

 常盤公園のフリーマーケットが市街地へ-。市民に定着した宇部フリーマーケット(蔵澄静江代表)が十年目を記念し、十一月二十七日、常盤通りとハミングロード新天町を会場に初めて開く。毎回、多くの市民でにぎわうことから、市街地への集客に期待が寄せられている。現在、出店者を募集している。
 出店料は、一般が千円で、業者は三千円。小・中学生は総合学習などの教育目的の場合は無料。申し込みは、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号、出品物の詳細を書いて、〒755-0082宇部市東小羽山四-八-二八の蔵澄代表まで。問い合わせも、同代表(電話090-7135-3729)へ。

11日、山口宇部空港促進振興会

 市町や企業などで組織する山口宇部空港利用促進振興会(会長・長廣眞臣宇部興産相談役、百十八団体)の二〇〇五年度総会は十一日、県庁で開かれ、来年三月に開港する新北九州空港、〇九年の羽田空港再拡張対策を視野に、引き続き年間利用者百万人を目標に利用促進運動の展開を申し合わせた。
 今月一日から山口宇部空港の運用時間が一時間延長され、空港ダイヤ改正に伴う利便性の向上を県、企業、各種団体が連携し、県内、首都圏でPRする。新北九州空港対策として下関地域で山口宇部空港の需要増加に取り組み、名古屋などへの新規路線、中国、韓国、台湾などへの国際チャーター便運航促進にも力を入れる。沖縄線、札幌線の季節便運航にも取り組む。

アスベスト被害の相談窓口設置

 アスベスト(石綿)による健康被害が相次いでいることから県は十一日、環境生活部環境政策課と健康福祉部健康増進課、各健康福祉センター環境保全担当課に相談窓口を設置した。環境汚染や健康に関する相談を受け付ける。
 宇部、山陽小野田関係は宇部健康福祉センター保健環境部(宇部環境保健所)環境保全課(電話31-3200)で午前八時半から午後五時十五分まで受け付ける。土日・祝日は除く。
 県の窓口は環境政策課(電話083-933-3034)と健康増進課(電話083-933-2956)。
 アスベスト被害に絡み、県は十一日から、過去にアスベストを使用していた五事業所と現在も扱っている一事業所を対象にした立ち入り検査を開始した。初日は、昨年まで石綿を使い、元社員六人の死亡を公表した宇部市沖の山の建材メーカー、ウベボードであり、県環境政策課と宇部市環境共生課の職員七人が当時の製造状況などを調査した。県は今後も検査を続け、結果は後日、まとめて発表する。

13日、日報杯Gゴルフ大会開催

 第八回宇部日報杯グラウンドゴルフ大会は、十三日午前九時から常盤公園スポーツ広場で開かれる。宇部市、山陽小野田市、阿知須町などから三百六十二人が出場し、上位進出を目指す。宇部日報社主催、宇部グラウンドゴルフ協会(河村泰輔会長)主管。
 競技を通じて、高齢者の交流の場を提供し、親ぼくを深めてもらうことが目的。競技は個人戦で行われ、五、六人ずつのグループに分かれて四コート三十二ホールを回り、合計打数で順位を競う。荒天の場合は十四日に順延。

8月に「親と子の水辺の教室」開催

 宇部市と県主催の「親と子の水辺の教室」は、八月十一日に厚東川木田橋下流と里山ビオトープ二俣瀬で開かれる。対象は市内の小学四|六年生と保護者。参加は無料で、申込期限は七月二十二日。
 厚東川では水生生物を観察し、水質も調べる。ビオトープでは動植物を見たり、触ったりして、自然体験を楽しむ。当日は午前九時に市役所に集合し、バスで現地へ向かう。解散は午後三時の予定。定員は小学生と保護者を合わせ五十人。履き替え用の靴、帽子、筆記用具、自宅近くの川で採取した水、昼食を持参すること。
 申し込み、問い合わせは市環境共生課(電話34-8245)へ。

山陽小野田市助役ポスト、9月議会上程できねば公募も

 山陽小野田市の白井博文市長は、空席となっている助役ポストについて「内部で人選しているが、九月議会に上程できなければ、公募も視野に入れたい」との考えを明らかにした。市議会一般質問最終日の十一日、千々松武博議員(維新クラブ)の質問に答えた。
 白井市長は就任後、当面、助役を選任せず、職員とじっくり話し合い、行政のシステムを学ぶことに専念している。

2005年7月11日

中元商戦最初のピーク

 官公庁、民間企業の夏のボーナスがほぼ出そろい、中元商戦の最初のピークを迎えた九、十の両日、宇部市内の百貨店や大型スーパーなどのギフトコーナーは、中元の買い物客でにぎわった。家族連れなどが相談し、品定めしながら注文。雨の土・日となり、行き場を失ったお客を呼び込むこともできたようだ。今週の十六-十八日の三連休が第二のピークと見込んでいる。


 中元を買い求める客でにぎわうギフトコーナー(フジグラン宇部で)

省エネ研究会が「コンビニ」テーマに討論会

 自分にできる身近な省エネを考えてもらおうと、省エネ研究会(伊藤ひろみ代表、六人)は十日、ディベート形式の討論会を宇部市の文化会館で開いた。七十人が参加し、「コンビニの二十四時間営業を規制すべきである」をテーマに、ディベーター(登壇者)が賛成側と反対側に分かれてパフォーマンス。ディベートを聞いた参加者からも生活や経験に基づく意見が飛び出し、それぞれが自分なりの省エネの実践を誓った。
 討論会に先駆けて行われた市地球温暖化対策ネットワーク(中西弘代表)の総会では、事務局長に石井隆さんが就任。市環境共生課から旧市公害分析センター(寿町二丁目)へ事務局が移転したことが伝えられた。


 コンビニの24時間営業について意見を戦わせるディベーター(文化会館で)

宇部RC50周年で裏千家15世家元千玄室大宗匠が講演

 宇部ロータリークラブ(大谷将治会長)の創立五十周年記念講演会は九日、文化会館で開かれた。裏千家十五世家元の千玄室大宗匠(82)が「一盌(わん)からの祈り」と題して講演。関係者、茶道愛好家ら八百人が訪れ、日本の現状を嘆く大宗匠の話に耳を傾けた。
 大宗匠は一九二三年、同志社大卒。四九年、大徳寺後藤瑞巌老師から鵬雲斎の斎号を授かり、六四年に十五世家元を継承した。九七年、文化勲章を受章。日本青年会議所会頭、京都ロータリークラブ会長、国際ロータリー理事なども務めた。


 

24日に朗読劇「ヒロシマのマチエール」

 朗読劇「ヒロシマのマチエール」は、二十四日午後三時から宇部市恩田町二丁目のコープやまぐち宇部店・あい愛館で開かれる。演劇と読み語り「クリエイティブ・イルネスの会」主催。市教育委員会後援。
 宇部市在住の劇作家、広島友好さんが、被爆三世少女の夏をテーマに原作、演出を手掛けた。中国からの引き揚げ者の体験を基にした平和に関する絵本の読み語りもある。入場料は五百円。問い合わせは、広島さん(電話22-4065)へ。

11日、静和荘改築工事の起工式

 県立病院静和荘(水木泰院長)の改築工事の起工式は十一日、宇部市東岐波小沢の現地であり、同病院のスタッフら県職員と工事関係者ら百人が工事の安全を祈願した。現施設は築三十七年が経過し、老朽化と狭あい化が目立っていた。〇八年度までに四階建ての新病棟と二階建ての外来棟が整備され、県民の精神医療・保健・福祉の拠点にふさわしい機能の充実化が図られる。
 延べ床面積は現在の約一・六倍の一万一千九百十八平方メートルになるが、病室の個室化、六床相部屋の四床化などにより、床数は現在より二十床少ない百八十床になる。外観デザインはシンプルだが、太陽光発電、雨水利用など、環境への負荷がさまざまな形で軽減されている。総事業費は五十億円。


 あいさつする二井知事(11日午前10時40分ごろ、県立病院静和荘で)

「女性のがんシンポジウム」に250人

「女性のがんシンポジウム」は十日、市民館であり、二百五十人が講演やパネルディスカッションを通じて、がんに対する正しい知識、検診の重要性についての認識を深めた。
 県の「女性のがん検診推進事業」の一環。乳がんは、胃、大腸がんと並び、女性に最も多いがんの一つ。子宮がんも若い年齢層で増加傾向にあり、早期発見と適切な治療が重要になっている。県は今年度、マンモグラフィー(乳房X線撮影装置)検診車の導入、検診の充実などに取り組んでいる。


 女性のがんについて知識を深めた参加者(市民館で)

2005年7月 9日

連日にぎわうビアガーデン、ビアホール

 梅雨にもかかわらず、連日のように夏日が続いた六月。宇部市内の屋外ビアガーデンは、多くの市民でにぎわった。しかし、下旬から降り続く雨で人気は一転、屋内のビアホールが巻き返している。
 極端な天候が明暗を分けたが、屋外、屋内は一長一短。これから、ともに週末を中心に増え始め、七月下旬の週末当たりがピークになりそう。ビールのシーズンはこれから本番を迎える。


 多くの人でにぎわう屋内のビアホール(ホテル河長で)

県内で雷を伴う大雨の恐れ

 宇部地方は九日未明から雨が降り始め、同日午前九時現在、東岐波ふれあいセンターと西岐波ふれあいセンターでは五五・五ミリの雨量を観測。午前七-八時の一時間に、西岐波ふれあいセンターでは二五・五ミリの強い雨が降った。
 下関地方気象台によると、県内は九日宵のうちまで、雷を伴った激しい雨が降る恐れがあり、土砂災害や河川の増水への注意も必要。あす十日も朝鮮半島南岸付近に梅雨前線が停滞する見込みで、県内は湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定で、おおむね雨で雷を伴う所もあるという。週間天気予報でも、向こう一週間は、前線の影響で曇りや雨の日が多くなっている。

9月から市簡易包装推進協力店制度スタート

 宇部市は九月から「簡易包装推進協力店制度」をスタートさせる。積極的に簡易包装を進めている小売店を協力店として登録し、ステッカーなどで活動を周知。販売業者と市民の意識を高め、ごみの減量化を目指す。八日に開かれた第三十二回市廃棄物減量等推進審議会(浮田正夫会長、二十人)で、委員に説明した。

「市民活動支援基金」公開プレゼン

 宇部市市民活動支援基金事業の公開プレゼンテーションは八日、市男女共同参画センターであり、十一団体が自分たちの活動内容や事業計画案をアピールした。市の助成金獲得に、応募団体が自己PRするのは「初めての企画」(市民活動課)で、新しい流れとして注目を浴びている。
 産・官・学・民の四者が連携して協働の町づくりを進める宇部市が、市民活動をサポートするために今年度から始めた事業。初年度は上限を三十万円とし、三団体程度を助成する。プレゼンテーションを参考に、今月中旬には助成団体を決定。市のホームページに掲載する。


 新しい事業計画を話す宇部フリマ事務局のメンバー(市男女共同参画センターで)

給食の地産地消進む

 地元産の野菜を学校給食に導入し、地産地消を推進している宇部市内の小・中学校。二〇〇四年度の栄養士がいる学校(二俣瀬小を除く)での野菜と果物の地元産購入率は、台風で野菜が取れなかったにもかかわらず6・4%で、取り組みを始める前の〇二年度(1・9%)に比べ大幅にアップした。
 今は、ある野菜をかき集めている状況。理想はJA契約農家と協力しての注文生産だ。藤田忠夫市長もマニフェストの中で「〇八年度までに18%」を目標に掲げている。

来年度開催の国民文化祭で多目的トイレ設置

 来年十一月に開かれる「国民文化祭やまぐち2006」でガラス工芸など三部門を引き受ける山陽小野田市は、オストメイト(人工肛門・ぼうこう保有者)に対応した多目的トイレを新たに設置する。市議会一般質問四日目の八日、吉永美子議員(公明会)の質問に対し、白井博文市長が来年度の予算化を明言した。
 ガラス工芸部門の会場となる、きららガラス未来館に多目的トイレが設置されていることを受け、吉永議員は、国文祭で少年少女合唱祭、ジャズダンスフェスティバル会場の文化会館の身体障害者トイレの改修を提案。「少なくとも一カ所は造ってほしい」との要望に、白井市長は場所こそ特定しなかったが「予算に組み入れる」と答えた。

2005年7月 8日

阿知須きらら浜で新型巣箱

野鳥は今、子育てシーズン。カラスに卵を盗まれたり、急な増水や高波で巣が水没したりする事故が相次いでいる阿知須町のきらら浜自然観察公園で、農業資材を活用した水鳥用の新型巣箱が考案された。園内の淡水池に浮かべたところ、早速カイツブリが巣作りし産卵。親鳥はカラスやミドリガメ(ミシシッピーアカミミガメ)を気にせず、のんびり抱卵中で、7月下旬にはひなが誕生しそう。公園関係者は「カラスなどの天敵も近づけず、浮力もあるため波の被害も受けず、良いことずくめ。特許を申請し、全国に売り出してみようか」と、予想以上の成果に満足顔だった。


 完成した新型の巣箱

淡水池で抱卵中のカイツブリ

宇部商工会議所と楠町商工会が懇談

宇部商工会議所(宮本浩一郎会頭)と楠町商工会(柏村文弘会長)の交流懇談会が七日、国際ホテル宇部であり、関係者三十三人が今後の協力関係について話し合った。両経済団体の役員による公式の会合は、昨年十一月の宇部市と旧楠町の合併以来初めて。互いの地縁を確認し合うなど、和やかな雰囲気の中での七夕会合となった。


 懇談に先立ってあいさつする宮本会頭(国際ホテル宇部で)

西岐波小の校舎起工式

校舎が建て替えられる西岐波小(丸田幸正校長、七百三十三人)で八日、第一期改築工事の起工式があり、市、学校関係者、地域住民、施工業者の五十人が、工事の無事を祈願した。 老朽化に伴う全面改築で、二〇〇五年度から〇七年度まで、三期に分けて、鉄筋コンクリート造り三階建て二棟と二階建て一棟を建設する。総工費は約十六億五千万円。


 くわ入れをする藤田市長(8日午前10時20分ごろ、西岐波小で)

山口大が学長を公募

山口大(加藤紘学長、本部・山口市)は、独立行政法人化後に初めて実施する学長選で候補者を学内外から公募する。広い見識と経営感覚を持った学長を選び、地方大学としての特色を打ち出すのが狙い。 加藤学長の任期満了(二〇〇六年五月十五日まで)に伴い、新学長(任期〇六年五月十六日―一〇年三月三十一日)を選ぶもの。年齢、国籍、経歴を問わない。学内立候補者についても推薦者数を従来より減らすなど規定を緩和し、ハードルを低くする。 九月一―十五日に応募を受け付け、選考会議が書類審査で五人程度に絞り込む。学内の教職員ら約千二百人を対象にした意向投票を行い、その結果を参考にして、選考会議が十二月十五日に最終決定する。

小野田地区高潮ハザードマップ作製

 山陽小野田市は今年度、洪水・高潮ハザードマップの作製に着手する。既に埴生地区には先駆的なマップ(高潮)があるが、今回は台風、集中豪雨による有帆川の洪水、小野田地区の海岸線の高潮をそれぞれ想定し、浸水想定区域や避難場所、ルートなどの情報を地図に落とし込み、安全、安心のまちづくりに役立てる。市建設部では「来年の梅雨期には間に合わせたい」としている。

2005年7月 7日

8日で20歳のカッタ君、ただいま子育て奮闘中

 宇部市の観光大使とも言える常盤公園のモモイロペリカン、カッタ君が8日、20歳の誕生日を迎える。ちょうど、とり年での節目となった市民のアイドルも、人間でいうと35~40歳。ペリカン島では既に古株だが、現在も4月に生まれたばかりの娘の子育てに奮闘するなど、元気いっぱいだ。
 カッタ君の人工ふ化を成功させた白須課長は「ペリカン島では、年齢が上から四番目で、リーダー的な存在。いつも最初に繁殖行動に入るなど、いろんな意味でほかのペリカンを引っ張っている」と、“わが子”の成長を喜んでいる。


 あすが誕生日のカッタ君(7日午前9時半ごろ、常盤公園で)

生まれた当時のカッタ君

8日は海開き

 宇部市西岐波の白土海水浴場と、東岐波のキワ・ラ・ビーチに七日、水泳の心得が記された看板計四枚が立てられた。事故のないよう注意を呼び掛けるもので、夏休みが終わるまで掲示する。川やため池など、危険な九十五カ所にも十日までに、水泳禁止看板が設置される。
 八日の海開きを前に、市教育委員会と市児童生徒健全育成協議会、宇部警察署、市防犯対策協議会、市商業観光課が連名で設置した。看板は縦九十センチ、横二メートル。「準備運動は十分に」「どんなところが危険かまず考えよう」などの注意と、遊泳可能区域、禁止区域などが図で記されている。


 看板を立てる業者(7日午前10時ごろ、白土海水浴場で)

市情報公開制度04年度まとめ

 宇部市の二〇〇四年度の情報公開制度の運用状況は、条例施行日(〇〇年十月一日)以降に作成した文書についての公開請求が八十四件、施行日前の文書の公開申し出が四十八件の合計百三十二件で、〇三年度より百件減った。このうち全部公開されたのは計五十七件、個人情報や法人情報のため部分公開となったのは二十二件、非公開は二件、不存在が五十一件だった。
 実施機関別の請求・申し出数は、市長部局が百一件、教育委員会が十三件、固定資産評価審査委員会が十六件、議会が二件。
 不服申し立ては、〇三年度からの繰り越し九件を含めて十件あり、すべて棄却された。
 問い合わせは広報広聴課(電話34-8126)へ。 

公選法抵触問題、重ねて否定

 六月定例市議会一般質問二日目の六日、先の市長選に関連し、小野田商工会議所会頭が公選法違反の疑いで書類送検された問題について、白井博文市長は「レストランには行ったが、あいさつをして退席した」と発言した。議会に対して説明したのは初めて。政治姿勢を問うた佐村征三郎議員(廿日会)の質問に答えた。
 二月十五日夕、同会議所の藤田保郎会頭が、家族経営のレストランに有権者を招き、飲食を振る舞って、白井市長への支持を呼び掛けたとされている。土産の中には白井市長の後援会の入会案内が入っていた。
 白井市長によると、入り口で立ったままあいさつし、他に予定されていたミニ集会の会場に向かったという。「その後の食事、費用の負担は承知していない」と、本会議上で、事件への関与を否定。後援会の指示で動いており、誰に呼ばれたかも現地に行くまで知らなかったとした。

2005年7月 6日

時雨川で15年間ホタルの調査

 宇部市上宇部の大谷カツ子さん(79)は一九九一年から十五年間、自宅近くの時雨(しぐれ)川でホタルの数を記録している。今シーズンは平年よりやや少ない二千二百六十九匹を確認。天候や環境変化に伴い、数がどのように推移するかを記録した資料「ホタルのお宿」は、貴重な民間データとして注目されている。
「五月二十八日に行ったホタル祭りには、子供から大人まで百人近くが集まった。『街中でホタルを見ることができる』と車を乗り付ける人もいる。ホタルの数が多いのは、住み良い地域である証拠。元気なうちは、調査を続けたい」と話した。


 15年間のホタル個体数のデータを示す大谷さん(上宇部の自宅で)

温室効果ガス削減協議会で6研究テーマ決定

 宇部地域の産学官二十四団体でつくる、宇部コンビナート省エネ・温室効果ガス削減研究協議会(会長・藤田忠夫市長)の二〇〇五年度総会が五日、宇部興産ビルで開かれた。研究機関が取り組む六つの研究テーマと、会員団体によるエネルギーの相互融通を検討する分科会の設置を決定。環境保全につながる“平成の宇部方式”の確立に向けて、連携強化を再確認して第一歩を踏み出した。
 採用された研究テーマは「宇部コンビナート電力等融通利用に関する研究」「蛇紋岩によるその場二酸化炭素固定の研究」「二酸化炭素ガスハイドレートの有効利用法の開発」など。秋に中間報告を開くことにしている。


 クール・ビズ姿であいさつする藤田市長(宇部興産ビルで)

市地産地消推進検討会が地産地消マップ作製へ

 宇部市地産地消推進検討会(大塚忠行会長)は五日、委員十四人が出席して、県総合庁舎で開かれた。今年度は、地産地消を進める学校給食で、農産物だけでなく、水産物の取り入れも検討するほか、地産地消マップを作製することなどを決めた。
 同会は、生産から流通、販売までにかかわる機関・団体が一つの組織を構成することで、ネットワークを生かした実態調査、推進イベントなどを行うため、昨年七月に発足した。
 今年度も学校給食に力を入れる。生産者や栄養士、調理員、保護者による意見交換会や産地見学会を開催。保護者試食会での啓発、朝市との連携による出荷体制の確立も目指す。

山陽小野田市が行財政改革で推進本部立ち上げ

 山陽小野田市は、白井博文市長を本部長とする行財政改革推進本部を庁内に立ち上げた。深刻な財政危機に対処し、効率的な行財政体制を確立させ、来年度の予算編成に取り組む。六月定例市議会一般質問初日の五日、好川桂司議員(市民クラブ)の質問に対し、白井市長が明らかにした
 推進本部は一日付で発足している。簡素にして効率的な行財政体制の推進が目的。
 企画政策部のまちづくり推進室に行政改革班を設置しているが、別組織として立ち上げ、改革に関する調査、研究に当たる。本部員は、白井市長が直接任命した部次長級から一般職までの十五人。

2005年7月 5日

原田さんの畑でユニークなトマト

 宇部市西岐波の原田六人さん(71)の畑でユニークな形のトマトが二個収穫された。大、小二つのトマトが重なった姿は、まるで“だるま”のよう。栽培歴十五年以上になる原田さんも「いろんな変わった形を見てきたが、二つも同時にできたのは初めて」と驚いている。
 今年のトマトは豊作と話す原田さん。“実り多き年”を象徴する二個のトマトを手に笑顔を見せた。


 ユニークな形のトマト

コンベンション協会と宇部市が産業観光へ本腰

 宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)と宇部市は、新たな観光資源として、工業都市としての特性を生かし、産業観光への本格的な取り組みを始めた。県内だけにとどまらず、広く県外からの観光客を誘致するため、企業見学をメーンに、多業種での見学・体験ツアーを検討。修学旅行のルートに取り入れてもらうことを目標にしている。
 全国的に産業観光が見直され、修学旅行にも多く取り入れられていることから、宇部商工会議所とも連携し、もう一度、システムづくりから取り組む。現行の十社に加え、新たに受け皿となる企業数社に声を掛け、好感触を得ている。
 中でも、県産業技術センターは子供たちが興味を持ちそうな実験などを行いたいと意欲的。琴、赤間すずりなど、楠地域の伝統工芸の作業見学も加わった。今後は、個人でも見学できる企業を増やし、商業や農業、水産業も取り入れていきたいという。

14日、アイカが留学生対象に環境対策設備見学会

 宇部環境国際協力協会(中西弘理事長、通称アイカ)は、市内の外国人留学生を対象にした環境対策設備見学会を、十四日午後一時から市役所と宇部興産宇部セメント工場で実施する。
 留学生は、グローバル500賞受賞都市で学んでいるのにもかかわらず、宇部市の環境施策や企業の環境対策に触れることなく帰国していた。そこで見学会を通じて、企業や市の環境問題への取り組みを理解し、母国で役立ててもらおうと初めて行う。

宇部市が地域コミュニティー委員2人を公募

 宇部市は、自主的で活力に満ちた地域コミュニティーをつくるため、検討委員会(十三人)を設置し、このうち委員二人を一般公募する。申し込みは十九日まで。
 委員の対象は二十歳以上で、来年六月末までに七回程度開催される平日夜間の委員会に出席できる人(公務員は除く)。
 申し込みや問い合わせは、市地域コミュニティー推進室(電話34-8260、ファクス21-1106、メールcomu@city.ube.yamaguchi.jp)へ。

山陽小野田市議会リコールで3万人超の署名簿提出

 山陽小野田市議会の解散請求(リコール)を起こしている稲荷町の瀬戸信夫さん(ふるさとを考える会長)は五日、運動の趣旨に賛同する三万一千二十一人分の署名簿を市選挙管理委員会(生田希委員長)に提出した。一連の手続きを経て本請求すると、九月下旬には解散の是非を問う住民投票が行われる見通し。
 瀬戸さんを請求代表者とし、考える会、十分な情報と説明を求める会の会員、個人ボランティアら約千人が受任者となり、市内全域で署名収集活動を展開。本請求には有権者の三分の一を超える署名が必要で、市選管によると六月二日現在の有権者は五万四千八百四人、三分の一は一万八千二百六十八人に当たる。一カ月の収集期間で過半数を突破する協力を得た。
 同日午前八時半、瀬戸さんら八人が市役所を訪れ、生田委員長に千六百十冊に及ぶ署名簿、受任者一覧を手渡した。


 署名簿を提出する瀬戸さん(中央、5日午前8時30分、市役所で)

2005年7月 4日

宇部市小学生水泳教室に最多の605人が受講

 宇部市小学生水泳教室は三日、恩田プールで始まった。二十一校から、これまでで最多の六百五人が受講。夏休みを中心に練習し、水泳技術を身に付ける。市体育協会(三戸充会長)、市水泳連盟(志賀光法会長)主催。
 受講者は男子が二百九十六人、女子が三百九人。学年別で最も多いのは、一年生の百四十一人で、学校別では恩田の百十四人が最多。子供たちは、泳力に応じ三十班に分かれて、十日間の指導を受け、それぞれの目標達成を目指す。八月六日と閉講式がある二十一日には、記録会が行われる。


 準備体操をする子供たち(恩田プールで)

宇部日報発刊1周年記念演劇「沈黙の海峡」の招待券プレゼント

 宇部日報社は、発刊一周年記念として開催する演劇「沈黙の海峡」の招待券を読者十人にプレゼントします。
「沈黙の海峡」は、宇部市出身の劇作家、品川能正さん(48)=東京ギンガ堂主宰=が脚本・演出を担当する日韓両国の合作。第二次世界大戦で日本軍に徴用された在日朝鮮人の生きざまを描いた。
 招待券の応募方法は、はがきに名前、住所、電話番号、「沈黙の海峡」招待券希望と記入し、〒755-8543宇部市寿町2-3-17 宇部日報社「沈黙の海峡」係へ。締め切りは十一日(必着)。当選者には直接郵送します。
 公演は二十日午後七時から記念会館で。前売り券は一般三千円(当日三千五百円)、高校生以下は前売り・当日とも千五百円。チケットは宇部日報社、市教育委員会文化振興課、文化会館、元気創造おもしろファーム(新天町)で販売しています。問い合わせは、公演事務局(電話090-6481-9436)へ。


 日韓合作の演劇「沈黙の海峡」のチラシ

市長選年代別投票率まとめ、40代前半の落ち込み目立つ

 宇部市選挙管理委員会がまとめた六月二十六日の市長選挙の年代別投票状況によると、投票率が五割を超えたのは七十代前半(七十四歳まで)だけ。二十代前半は一割に届かず、二十代後半と三十代前半は二割を切った。四年前の前回と比べ、ほぼすべての世代で投票率が低下。中でも四十代前半の落ち込みが激しく、男性は36・05%から17・33%に半減した。最高投票率だった七十代前半も、前回よりは10ポイント下がり、楠地域も伸びなかった。若者を中心とする無関心層の拡大と、壮老年層の落ち込みが、県内市町村の首長選挙史上最低記録を招いた。


 

3日までに100ミリ超雨量、土砂災害など注意を

 空梅雨から一転の大雨。三日は柳井市や周防大島町など県東部で家屋が浸水する被害が出た。宇部地方では一日午後から本格的に降り始め、三日までに市内全域で一〇〇ミリを超える雨量があった。最多は岬ふれあいセンターの一三七・五ミリ。
 きょう四日も午前十時までに、市内では二九・五ミリ(二俣瀬ふれあいセンター)から一一・五ミリ(市役所と原ふれあいセンター)までの雨量が観測された。下関地方気象台によると、五日は梅雨前線が九州中部まで南下し、県内はおおむね曇りで夕方ごろから雨の降る所があるという。これまでの降雨で地盤が緩んでいる所があり、土砂災害などへの注意を呼び掛けている。

山陽商議所青年部が25周年の節目祝う

 山陽商工会議所青年部(八橋秀治会長、五十一人)の創立二十五周年記念式典は二日、山陽小野田市文化会館で開かれた。部会員や来賓ら約百七十人が出席し、歩みをたどるとともに、一丸となって地域社会に貢献していくことを誓った。
 この後、表彰行事があり、二十周年以降の歴代会長の伊藤實さん、能見敏郎さん、永田京介さん、田辺善規さんの四人と、事務局の長田毅彦さんに感謝状が贈られた。会場をいこいの村江汐に移して、祝賀会も行われた。


 八橋会長から感謝状を受ける歴代会長(市文化会館で)

2005年7月 2日

8月27日、イラクのドキュメンタリー映画「Little Birds」上映

 1年半にわたり、イラクの激しい戦火の中で取材を続けたジャーナリストが制作したドキュメンタリー映画「Little Birds(リトル バーズ)」が、8月27日午後1時半から宇部市のシルバーふれあいセンターで上映される。戦争により掛け替えのない日常を失った2人のイラク人を追ったもので、同実行委員会(飯田進代表)では「戦後60年を機に、もう一度、命の尊さを考えてほしい」と、来場を呼び掛けている。宇部日報社共催。
 映像ジャーナリストの綿井健陽(たけはる)さんが、開戦直前の二〇〇三年三月から暫定政府に主権を移譲した〇四年七月まで、首都バグダッドや自衛隊派遣地のサマワなど、イラク各地で取材を続け、撮りためた百二十時間の映像を一時間四十分に編集したもの。
 チケットは一般が千二百円、小・中・高生が五百円で、当日券はいずれも二百円増し。新天町一丁目の市民活動センター「青空」で取り扱っている。


 「Little Birds」のチラシ

27日、楠総合支所に「子育てサークルくすのき」開設

 宇部市主催の子育てサークルとしては二カ所目となる「市子育てサークルくすのき」が二十七日、市楠総合支所に開設される。旧議場を改装。乳幼児を持つ親と子供が気軽に集い、交流できる場を無料で提供する。オープニングイベントを同日午前十時から行い、新しい子育て支援拠点の誕生を祝う。
 毎週月曜と水曜は午前九時半-午後零時四十五分、火・木・金曜は午前九時半-午後三時十五分に活動ルームを開放。たんぽぽ組(〇-一歳児)は午前十時-同四十五分、ひまわり組(二-四歳児)は午前十一時十分-正午に、集団遊びなどを実施する。季節ごとの行事や戸外遊びの日、工作の日なども設ける。楠地域に限らず、市内各地域からの利用が可能。
 問い合わせは、市こども福祉課(電話34-8329)または、市楠総合支所子育て相談室(電話67-2818)へ。

空梅雨、一転豪雨

 待望のまとまった雨が一日午後から宇部地方にも降り注ぎ、梅雨らしい空模様になってきた。下関地方気象台によると、県内はあす三日も梅雨前線の影響で雨となる見込みで、雷を伴って激しく降る所もあるという。
 宇部市内の一日の雨量は、岬ふれあいセンターでの六五・五ミリが最多、小野ふれあいセンターでの二七・五ミリが最少(市防災課調べ)。市役所では午後五-六時の一時間に三一ミリの激しい雨を観測した。
 JR西日本宇部新川鉄道部によると、一日午後、雨が集中した時間帯を中心にJR宇部線の上下線四本が運休。午後九時ごろまで、二十分-一時間程度の遅れが出た。二日は午前十時現在、通常通り運行している。中国電力宇部営業所によると、落雷による変圧器の故障などで、一日午後七時三十五分ごろから、西岐波地域で七百八十八戸が停電。午後九時四十五分ごろまでに全戸が復旧した。

市職員志願状況、上級行政は49.7倍

 宇部市職員採用試験(上・中級)の志願状況が一日、確定した。上級の行政は三人の募集に対し、百四十九人(うち女性四十八人)が申し込み、競争倍率は四十九・七倍に達した。同じく上級の土木は三人に対し、三十二人(同二人)が志願し、十・七倍。中級の保育士は一人の募集に、二十九人(同二十六人)が応募し、二十九倍。志願倍率は土木以外、前年度を上回っている。試験は二十四日午前九時半から市男女共同参画センターで行われる。

5日から山陽小野田市議会一般質問

 六月定例山陽小野田市議会は、五日から一般質問に入り、議員(三十六人)の八割に当たる二十八人が登壇し、白井博文市長の政治姿勢をただす。
 このうち十二人が市長の政治姿勢「公正、公平、公明正大」を取り上げる。関連して小野田商工会議所会頭の公選法違反問題にも及ぶとみられるが、白井市長は答弁に向けて準備を進めている。まちづくり市民会議については八人、市の名称問題と関連するアンケート結果については五人。このほか「ごみ問題」「PFI方式によるケアハウス購入事業」「高潮対策」「オートレース事業」などが重複している。
 一般質問は五―八日、十一日の五日間。一人の持ち時間は執行部の答弁も含めて七十分。議会中継は、市役所ロビーや公民館にあるパソコンで見ることができる。

2005年7月 1日

西沖の山の石炭火力発電所、2012年の稼動目指す

 宇部市西沖の山西沖に石炭火力発電所を建設するシグマパワー山口(茂澄孝社長、本社東京都港区芝浦)は三十日、環境影響評価(環境アセスメント)の準備書を、経済産業省と県、宇部市、山陽小野田市に提出。同日から宇部市役所など四カ所で、閲覧を開始した。縦覧期間は七月二十九日、意見書の提出は八月十三日まで。
 同社は、東芝とオリックスが共同出資で二〇〇三年四月に設立。発電所の名称は「シグマパワー山口宇部発電所」で、五十万キロワット二基の大型石炭火力発電設備を建設する。当初は〇九年三月の稼働を目指していたが、工期拡大などにより変更。一二年一月に一号機、七月に二号機の運転開始を予定している。着工予定は〇九年一月で、総事業費は約一千億円。


 発電所の完成予想図

宇部市ガス局が天然ガス転換本部設置

 宇部市ガス局(山本正廣局長)は、来年七月から着手する天然ガス転換工事に向け、利用中の都市ガス機器の調査を八月三日からスタートさせる。器具調査を前に一日、宇部市南浜町一丁目の旧結婚式場内に天然ガス転換本部を立ち上げた。転換工事に入れば、中国地区十二業者の“応援部隊”百六十人も加わり、総勢百八十五人の大所帯となることから、受け入れ準備に大わらわだった。
 天然ガスへの転換は、従来の都市ガス(種類・5C、四千五百キロカロリー)を、高カロリーで地球環境にもやさしい天然ガス(13A、一万一千キロカロリー)に変更する。ガスの変更に伴い、都市ガス用器具すべての部品を交換する必要がある。このため同局では、来年七月から十二月までの半年間で、供給区域(一万七千戸)を、三十七区域(一区域約四百五十軒)に分割し、順次工事を進めていく。部品の取り換え費用は、すべて同局が負担する。
 天然ガスへの転換を進めている市ガス局は、イメージキャラクターとキャッチフレーズを定め、公用車や施設に掲示した。イメージキャラクターは同局営業課の野村章次営業開発係長の発案。「UBE」と「ECO」のEを掛け、青色と緑色で地球と炎を表現し、環境に優しい天然ガスをアピールしている。イメージキャラクターはシールに加工し、活用する計画。


 天然ガス転換本部の入り口に看板を掛ける山本局長(左)ら(南浜町の旧結婚式場で)

野村係長が作製したイメージキャラクター

市議会リコール署名終了

 稲荷町の瀬戸信夫さん(ふるさとを考える会長)を請求代表者とする市議会解散請求(リコール)の署名収集が三十日で終了した。現在、集計作業中だが、署名数は二万七千を突破しており、本請求への必要数(一万八千強)を大幅に上回るとともに、有権者の過半数に達していることが分かった。
 署名活動は一日からスタートし、考える会のほか、十分な情報と説明を求める会、個人ボランティアらが受任者となって進めた。瀬戸さんは「活動終盤に反応が良くなった。有権者の過半数という重みを十分に感じる。受任者、署名者に感謝したい」と話した。