2005年6月30日

宇部高専の福屋教授がユニークな英語授業

 宇部高専の福屋利信教授(54)は、ビートルズなど現代大衆文化を教材にしたユニークな英語の授業に取り組んでいる。「身近なアーティストに学生の関心は高く、文法などを学ぶ際の教材としても非常に有効」と言う。
 福屋教授が、大衆文化をテーマに取り上げ、ビートルズの物語をつづった英語読本『THE BEATLES』を教材として活用し始めたのは五年前。身近なロック音楽が、学生の英語へのハードルを低くすると考えた。読本には、イマジンなどの代表曲も英語で掲載されている。
 ビートルズに続いて来年は、イチロー選手の活躍を紹介した「The Samurai Way Of Baseball」を取り上げることを検討している。


 ポップカルチャーの英語教材としての有用性を訴える福屋教授(宇部高専の研究室で)

ヤングテレホン04年度まとめ、過去最高の6000件台

 宇部市教育委員会が開設している悩み事電話相談「ヤングテレホン宇部」の二〇〇四年度の受理件数は、〇三年度から五十九件増えて六百二十五件となり、一九八三年の開設以来、過去最高を記録。初めて六百件台に達した。市教委青少年育成課では「テレホンの周知が図られたことと、継続的に相談してくる成人が増えたことが件数増加の要因」としている。
 相談者別で、青少年自身からの相談件数は百三十五件。このうち、メールが九十四件と圧倒的に多数を占めた。「メールの方が相談しやすいのか、素直な気持ちを表現していた。深夜帯に送信してくる子供が多かった」と相談員。内容では友人関係と学校生活の各二十五件、性の十八件が上位だった。
 同テレホンの相談時間は月-土曜日の午前八時半から午後五時(土曜は正午)まで。メールとファクスは二十四時間対応。いじめ、不登校、性、友達、非行などの相談に応じる。電話とファクス番号は33-7830。メールアドレスはkodomo-y@aurora.ocn.ne.jp


 

7月1日から2次節水で工水45%、上水20%カット

 宇部、山陽小野田市の水道局と企業十社でつくる厚東川工業用水利用者協議会は、七月一日午前九時から二次節水態勢をスタートさせる。現在の工業用水30%カットを、生産・市民活動への影響が出ないぎりぎりのラインである工水45%、上水20%カットに強化する。飲み水の節水は二〇〇二年九月-〇三年一月以来二年半ぶり。市水道局は節水推進対策本部を設置して対応策を練る。有帆川から取水している旧楠町地域の上水に影響は出ていない。
 一次節水は二十四日に始まったが、その後もまとまった雨が降らないため、二次に踏み切った。工水は主に冷却水として使われており、企業側は再利用するなどして対応する。上水は、水道を使用する際には分からない程度の節水で、直接的な市民啓発はしない。

7月1日から2次節水で工水45%、上水20%カット

 宇部、山陽小野田市の水道局と企業十社でつくる厚東川工業用水利用者協議会は、七月一日午前九時から二次節水態勢をスタートさせる。現在の工業用水30%カットを、生産・市民活動への影響が出ないぎりぎりのラインである工水45%、上水20%カットに強化する。飲み水の節水は二〇〇二年九月-〇三年一月以来二年半ぶり。市水道局は節水推進対策本部を設置して対応策を練る。有帆川から取水している旧楠町地域の上水に影響は出ていない。
 一次節水は二十四日に始まったが、その後もまとまった雨が降らないため、二次に踏み切った。工水は主に冷却水として使われており、企業側は再利用するなどして対応する。上水は、水道を使用する際には分からない程度の節水で、直接的な市民啓発はしない。

埴生幼稚園が「海辺のつどい」で海を満喫

 埴生幼稚園(冨永恵美子園長)は29日、津布田海岸で「海辺のつどい」を行い、園児たちが生物を捕まえたり、貝殻を集めたりと、海に親しんだ。
 全園児三十四人が、縦割りの三班に分かれ、海辺を歩いた。石をひっくり返すと現れるカニやエビなどの水生生物を、大はしゃぎで追いかけては、手でつかんで、持参したビニール袋に入れていた。
 石にたくさんのカキが張り付いているのを見て、「カニさんの家、見つけた」と喜ぶ女児もいた。


 海の生き物を探す園児たち(津布田海岸で)

「藤田市政」4期目が始動

 楠町と合併後、初の宇部市長選挙は二十六日、投開票が行われ、現職で無所属の藤田忠夫さん(65)が、有効投票の73・48%、三万二千四百一票の支持を得て、四選を果たした。二十七日から早速、公務に復帰。真っ赤に日焼けした顔で、幹部職員らに「走りながら考えるぐらいのスピードで新しい宇部市をつくっていこう」と訓示した。投票率は市長選史上最低だった前回を3・67ポイント下回る31・45%。県内市町村の首長選挙史上最低記録、国政・地方選挙を通じての市の最低記録も塗り替えた。
 現職と共産党新人との一騎打ちは三期連続で、懸念された通り低投票率の中での戦いとなった。有効投票に占める藤田さんの支持率は、前回より3・44ポイント下がり、得票数も三千七百八十七票減った。共産党県北南地区委員長の五島博さん(49)は、前回の共産候補より八百三十五票多い一万一千六百九十五票だった。
 藤田さんの得票は五島さんの約二・八倍。自民、公明、連合山口をはじめ百十団体の推薦を受けた藤田さんが、現職の強みを発揮し、二万七百六票の大差を付けて圧勝した。
 五島さんは藤田市政を「財政難の中、不要な大型事業に大金を投入し、一方で住民サービス削っている」などと批判。市長の報酬カットや退職金制度廃止、市民の暮らしと福祉を最優先する市政を提唱して争点化を目指したが、旋風は起こらなかった。

 歴代市長で初めての四期目を託された藤田市長は二十七日午前十時、支持者や職員ら約三百人の拍手に迎えられて登庁。市役所玄関前で、留守を預かった縄田欽一助役と握手し、職員代表から祝福の花束を受け取って、笑顔で玄関をくぐった。
 市議会へのあいさつを済ませた後、課長以上の職員を前に訓示。「四年間、皆さんと一緒に仕事ができることを、心強く、うれしく思う。ローカル・マニフェスト(政策公約)を追加・修正しながら、実現に向けて精力的に取り組みたい。今後は、行政の内容を数値化し、客観的な説得力のある施策展開を心掛ける」と語った。
 縄田助役は「史上初の四選の快挙、おめでとうございます。十二年間の経験を生かし、思う存分腕を振るって、市の発展に尽くしてください」と祝辞を述べた。
 記者会見に臨んだ藤田市長は、四期目について「バブル崩壊後、建設投資の発想は無くなった。地方分権で国からの指示でなく、行政が自前で考える実力を付けねばならない時代。市民と協働でやっていきたい」と話した。真っ先に取り組みたいのは「少子高齢化対策としての地域コミュニティーの充実」とし、エコミュージアム(生活環境博物館)の手法も示した。
 市長報酬や退職金については「市の制度や金額を含め、行財政改革の中で見直したい」と回答。広域合併は「当面の問題が一段落したら、山陽小野田市、美祢市などと一緒に考えていきたい」と述べた。
 マニフェストの作成により「自分の頭が整理でき、市民と具体的な話ができるようになった」とし「内容をホームページで公開するほか、テーマ別の委員会設置や意見公募も行い、個々の施策を展開していきたい」と決意を語った。

 国政、地方選挙を通じて市の最低投票率は、昨年八月の県知事選の32・13%だったが、今回はそれを0・68ポイント下回った。市長選の投票率は、市議補欠選挙と同時選挙だった八年前から、不在者投票の要件緩和や期日前投票施行のプラス要因があったにもかかわらず、三回連続で最低記録を更新する結果になった。
 不在者、期日前投票を除く当日だけの投票率を見ると、六十二投票所のうち、市街地を主体に、過半数の三十五投票所で30%を切った。
「市政に関心を持ってほしいと懸命に訴えたが、前回より投票率が下がったのは残念」と藤田さん。「思っていることを十分伝えながら、市の将来に向かって市民と一緒に頑張りたい。マニフェストを充実させ、スピーディーに次々と実行に移していく」と抱負を語った。


 花束を掲げて祝福に応える藤田市長(27日午前10時、市役所玄関前で)

2005年6月29日

浄名寺で“浄土の花”次々開花

 梅雨の蒸し暑さの続く宇部地方。盛夏の花として知られるハスが咲き始めた。宇部市厚東の浄名寺(赤川信恒住職)のハス池では、“浄土の花”として知られる青蓮(せいれん)や紅蓮、白蓮が、例年より一カ月も早く、見事な花を咲かせ始めた。また孫文蓮もつぼみを膨らませている。
 同寺に植えられた青蓮は、天然記念物に指定されている長門市の西円寺から移植された貴重なハス。百年以上前に株分けされ、本堂裏の池に植えられ、毎年ひっそりと花を咲かせていた。約二十年前に本堂前のハス田に移され毎年、紅蓮や白蓮と共に、大きな花をつけるようになった。


 蒸し暑さの中、咲き誇る紅蓮(厚東の浄名寺で)

市民活動保険の問い合わせ相次ぐ

 宇部市は、今年度から「宇部市市民活動保険」を導入。これまでの約三カ月間で十七件の事故報告があった。市民活動課は「適用できるかどうかの問い合わせは、六十件以上もあり、市民の関心は高い。より分かりやすい具体例を紹介した案内文書を作成し、来月中旬にはふれあいセンターなどに配布したい」と話した。
 さまざまな市民活動を繰り広げる時に、物損、死亡、傷害事故が起きる可能性があり、万が一に備えようと、保険に加入した。県内では、下関市に次いで二番目。

宇部市内で線路の置き石など多発

 線路での置き石や発煙筒の投げ入れといった列車の運行を妨げる事案が、宇部市内で相次ぎ発生している。けが人が出る惨事にはなっていないが、大事故にもつながる犯罪行為。警察やJRでは警戒を強め、市民からの情報提供も求めている。
 置き石などの列車の運行を妨げる行為は犯罪。刑罰も重く、往来危険罪は二年以上の懲役で、実際に列車が転覆したり、壊れるなどした場合は、三年以上の懲役または無期懲役。死者が出ると、死刑や無期懲役に刑が重くなる。


 

山陽小野田市議会が議員定数を検討

 六月定例山陽小野田市議会は二十八日開会し、議員定数適正化検討特別委員会(十一人)の設置を決めた。市民団体による解散請求(リコール)の手続きをにらみながら、八月二十一日の全員協議会をリミットとし、定数問題に何らかの道筋を付ける。委員長に氏永創三郎議員(翔友会)、副委員長に尾山信義議員(市民クラブ)が就いた。
 合併協議会の中で、新市発足後に定数の検討をすることを申し合わせており、行財政改革の観点からも適正化が求められている。議会内部でも、定数は二十四人から法定の三十人までと意見が分かれているが、特別委で議論を深める。

2005年6月28日

8月7日小野湖交流ボート大会開催、出場チーム募集

 自然豊かな宇部市の小野湖を舞台にした第十回小野湖交流ボート大会は、八月七日午前十時から小野大橋付近の特設会場で開かれる。往復三百メートルのコースで、タイムトライアル形式のレースを実施。同実行委員会(常田泰雄委員長、十六人)では、七月一日から出場チームを受け付ける。
 参加チームは、こぎ手八人とかじ取り、太鼓各一人で構成。性別や年齢は問わない。一チーム二回の予選レース後、上位六チームで決勝を行う。先着で五十チームを募集。参加料は一チーム六千円、交流会は一人千円。
 申し込みは、郵便またはファクス、Eメールで七月十五日まで受け付ける。問い合わせは市アクトビレッジおの推進室内の実行委員会事務局(電話34-8148)へ。


 第10回小野湖交流ボート大会のポスター

今年初の真夏日

 梅雨入り後も少雨傾向の宇部地方。二十七日午後四時九分には最高気温三一・四度(市防災課調べ)を観測し、今年初の真夏日となった。同日夜から二十八日未明にかけては気温が二五度(最低気温は二十八日午前二時四十分で二六・六度、同課調べ)を下回らず、蒸し暑く寝苦しい熱帯夜となった。二十八日も朝から気温が上がり、午前九時十二分には二九・三度に達した。
 下関地方気象台の週間予報でも、週末まで曇りや晴れの日ばかり。恵みの雨を待ちわびる日々はまだまだ続きそうだ。

エレキギターのプロビジョンギターが臨空頭脳パークへ進出

 宇部市沼一丁目のエレキギターメーカー、プロビジョンギター(宮久和之社長)はこのほど、西岐波高倉の工業団地・宇部臨空頭脳パークに新事業所を整備し、操業を開始した。管理する中小企業基盤整備機構は昨年度から、企業の誘致促進を図るため分譲地の「小分け」を実施。これが功を奏し、今回七年ぶりの進出になった。
 プロビジョンギターは八八年、北琴芝町でギターショップ「アーツクラフト」として創業。九四年に沼へ移転すると同時に社名変更し、オーダーメードのギターの製作と修理を主要業務としている。従業員は三人。県内出身の人気ミュージシャン、山崎まさよしさんも顧客の一人という。
 今年一月に同パークへの進出を決め、二月に着工。約七百三十五平方メートルの敷地に、鉄骨造り平屋建て百四十四平方メートルの事務所兼工場を作った。ショールームのある店舗も併設されており、業界だけでなく、一般ユーザー向けの事業も展開する方針。


 宇部臨空頭脳パークで操業を始めたプロビジョンギター

28日から6月山陽市議会開会

 六月定例山陽小野田市議会は二十八日開会し、白井博文市長が二〇〇五年度当初予算案の上程に当たり、施政方針を述べた。就任当初から貫く市民参加による市民本位のまちづくりに向け「まちづくりの主役である市民の知恵とエネルギーを最大限に生かし、市民、行政と議会が協働して進めていきたい」と掲げた。
 白井市長は、合併に至るまでに枠組みをめぐる論争、意見の対立があったことを踏まえ「市民が一致団結し、ともに汗を流し、一体感のあるまちづくりをしていかなければならない」と融和を強調。
 市政の個別の課題について議論する「まちづくり市民会議」の設置、審議会や委員会の公募枠の拡大、市長と市民が車座になって意見を聞く「対話の日」の設定など、市民の参画意識を高めるための手法を示した。こうした意見を反映させ、新市総合計画の策定に着手する。


 施政方針を述べる白井市長(28日午前11時10分、議場で)

2005年6月27日

「藤田市政」4期目が始動

 楠町と合併後、初の宇部市長選挙は二十六日、投開票が行われ、現職で無所属の藤田忠夫さん(65)が、有効投票の73・48%、三万二千四百一票の支持を得て、四選を果たした。二十七日から早速、公務に復帰。真っ赤に日焼けした顔で、幹部職員らに「走りながら考えるぐらいのスピードで新しい宇部市をつくっていこう」と訓示した。投票率は市長選史上最低だった前回を3・67ポイント下回る31・45%。県内市町村の首長選挙史上最低記録、国政・地方選挙を通じての市の最低記録も塗り替えた。
 現職と共産党新人との一騎打ちは三期連続で、懸念された通り低投票率の中での戦いとなった。有効投票に占める藤田さんの支持率は、前回より3・44ポイント下がり、得票数も三千七百八十七票減った。共産党県北南地区委員長の五島博さん(49)は、前回の共産候補より八百三十五票多い一万一千六百九十五票だった。
 藤田さんの得票は五島さんの約二・八倍。自民、公明、連合山口をはじめ百十団体の推薦を受けた藤田さんが、現職の強みを発揮し、二万七百六票の大差を付けて圧勝した。
 五島さんは藤田市政を「財政難の中、不要な大型事業に大金を投入し、一方で住民サービス削っている」などと批判。市長の報酬カットや退職金制度廃止、市民の暮らしと福祉を最優先する市政を提唱して争点化を目指したが、旋風は起こらなかった。

 歴代市長で初めての四期目を託された藤田市長は二十七日午前十時、支持者や職員ら約三百人の拍手に迎えられて登庁。市役所玄関前で、留守を預かった縄田欽一助役と握手し、職員代表から祝福の花束を受け取って、笑顔で玄関をくぐった。
 市議会へのあいさつを済ませた後、課長以上の職員を前に訓示。「四年間、皆さんと一緒に仕事ができることを、心強く、うれしく思う。ローカル・マニフェスト(政策公約)を追加・修正しながら、実現に向けて精力的に取り組みたい。今後は、行政の内容を数値化し、客観的な説得力のある施策展開を心掛ける」と語った。
 縄田助役は「史上初の四選の快挙、おめでとうございます。十二年間の経験を生かし、思う存分腕を振るって、市の発展に尽くしてください」と祝辞を述べた。
 記者会見に臨んだ藤田市長は、四期目について「バブル崩壊後、建設投資の発想は無くなった。地方分権で国からの指示でなく、行政が自前で考える実力を付けねばならない時代。市民と協働でやっていきたい」と話した。真っ先に取り組みたいのは「少子高齢化対策としての地域コミュニティーの充実」とし、エコミュージアム(生活環境博物館)の手法も示した。
 市長報酬や退職金については「市の制度や金額を含め、行財政改革の中で見直したい」と回答。広域合併は「当面の問題が一段落したら、山陽小野田市、美祢市などと一緒に考えていきたい」と述べた。
 マニフェストの作成により「自分の頭が整理でき、市民と具体的な話ができるようになった」とし「内容をホームページで公開するほか、テーマ別の委員会設置や意見公募も行い、個々の施策を展開していきたい」と決意を語った。

 国政、地方選挙を通じて市の最低投票率は、昨年八月の県知事選の32・13%だったが、今回はそれを0・68ポイント下回った。市長選の投票率は、市議補欠選挙と同時選挙だった八年前から、不在者投票の要件緩和や期日前投票施行のプラス要因があったにもかかわらず、三回連続で最低記録を更新する結果になった。
 不在者、期日前投票を除く当日だけの投票率を見ると、六十二投票所のうち、市街地を主体に、過半数の三十五投票所で30%を切った。
「市政に関心を持ってほしいと懸命に訴えたが、前回より投票率が下がったのは残念」と藤田さん。「思っていることを十分伝えながら、市の将来に向かって市民と一緒に頑張りたい。マニフェストを充実させ、スピーディーに次々と実行に移していく」と抱負を語った。


 花束を掲げて祝福に応える藤田市長(27日午前10時、市役所玄関前で)

JA山口宇部の新組合長に吉本さん

 JA山口宇部の新しい組合長(代表理事)に二十五日、理事の吉本正夫さん(69)=山陽小野田市山野井=が選ばれた。同本所で開かれた総代会で決まったもので、任期は三年。

政府指定の主要活断層に「宇部沖」追加

 政府指定の主要活断層に、新たに「宇部沖の断層帯」が加わることが二十七日までに分かった。地震調査研究推進本部(本部長・中山成彬文部科学大臣)が八月に正式決定する。
 周防灘を震源地とする震度3の地震が一九九一年十月に発生し、活断層の存在は早くから注視されていた。九八-〇一年に海上保安庁が調査したところ、約九千六百年前の断層の跡が確認されたという。

小学生550人がガラス大壁画の制作開始

 山陽小野田市内の小学生五百五十人によるガラスの大壁画の制作が二十六日から始まった。色付きの板ガラスへの絵付け作業を、八月七日までに済ませる。組み合わせ作業を経て、同二十、二十一日に焼野海岸のきららガラス未来館で開かれる国民文化祭プレイベント「ふれあいガラスフェスタ」で展示・公開する。
 初日は、小学生八十人が午前と午後に分かれて、絵付け作業に取り組んだ。隣接する民間工房にスタジオを構えるガラス工芸作家の西川慎さん、池本美和さん、未来館スタッフの指導を受けながら、真剣な表情で板ガラスにエナメル顔料を塗っていた。


 西川さん(右)から指導を受ける三井瑞歩さん(きららガラス未来館で)

2005年6月25日

琴芝、上宇部小児童らジャガイモの収穫楽しむ

 宇部市の小・中学校で、給食での地産地消の拡大を図るため、JA山口宇部宇部支所女性部のふれあい朝市(飯田孝子会長)が初めて給食用に栽培したジャガイモが二十五日、則貞五丁目の畑で、琴芝、上宇部両小の児童により収穫された。
 両校から百七十人の親子が参加した。出来は雨不足などの影響で、小ぶりだったが、子供たちは「すごい」「いっぱいある」と大喜び。同朝市ではタケノコやゴボウなどの地元野菜を使った弁当も用意し、参加者に振る舞った。


 大量のジャガイモを抱える子供たち(25日午前10時半ごろ、則貞5丁目の畑で)

宇部市長選、あす審判

 宇部市長選挙は二十六日に投票、即日開票され、新人で共産党公認の政党役員、五島博候補(49)と、四選を目指す無所属の藤田忠夫候補(65)の一騎打ちに、市民の審判が下る。投票率は八年前の前々回が38・60%、四年前の前回が35・12%と市長選史上最低を連続更新しており、楠町の編入合併後初の選挙で、歯止めが掛かるか注目される。投票は午前七時から午後八時まで市内六十二会場で行われ、午後九時四十分から俵田体育館で開票。一回目の選挙速報が発表される午後十時半ごろには、大勢が判明する。
 宇部市選挙管理委員会と市明るい選挙推進協議会は二十四日、市内の大型スーパーなど四カ所で街頭啓発を行い、「二十六日は市長選です。投票に行ってください」と呼び掛けた。


 五島博候補

藤田忠夫候補

山陽小野田市出身の辻村さんが全国新酒鑑評会で3年連続金賞

 高知県安芸郡の仙頭酒造場の吟醸酒「土佐しらぎく」が、このほど行われた全国新酒鑑評会(二〇〇四酒造年度)の二部(原料米が山田錦単独か、使用割合50%以上)で金賞に選ばれた。日本酒ファン注目の銘柄の一つとなった酒を造るのは、山陽小野田市出身の高知杜氏(とうじ)、辻村和則さん(40)。自身の陣頭指揮で三年連続金賞という快挙を達成した。
 辻村さんは「宇部や山陽小野田、県内の酒蔵でも、近年は二代目が頑張っていると聞いている。自分は専門知識もないまま飛び込んだが、近代的な酒造りと、昔ながらの見て盗むという両方を経験することができた。酒の良しあしは杜氏の責任だが、一緒に造ってくれる蔵人たちのためにも連続金賞は良かったと思う。これからも飲んで楽しくなる酒を造っていきたい」と話した。


 高知杜氏として活躍する辻村さん

2005年6月24日

慶進高野球部が初の対外試合

 慶進高野球部が二十三日、部発足後、初めての対外試合として、宇部西高との練習ゲームに臨んだ。このほど開かれた県高校野球連盟の理事会で加盟校に承認。他校との試合が解禁された。部内での練習に黙々と取り組み、試合を渇望していた選手たちは、出来上がったばかりの試合用ユニホームに身を包み、目を輝かせてグラウンドへ。
 この日の試合は市野球場で行われ、慶進の選手たちは背番号を付け、本番さながらに気合を高めてゲームに突入。チームとして経験が浅いだけに、結果は2-6と、初勝利はお預けになったが、三回には集中打で記念すべき初得点を挙げるなど、部として新たな一歩を踏み出した。


 試合前の整列に向かう慶進の選手たち(宇部市野球場で)

宇部市長選、あす限りの訴えに両候補気勢

 宇部市長選挙は、26日の投票に向けて終盤に入った。23日夜には、新人で共産党公認の政党役員、五島博候補(49)が小松原幼稚園で個人演説会、4選を目指す無所属の藤田忠夫候補(65)は記念会館で総決起大会に臨んだ。両候補は、新市の活性化に向けて、それぞれの公約とビジョンを語り、力強い支援を呼び掛けた。
【五島候補】集まった六十人の支持者らを前に、五島候補は「選挙戦が始まり、訴えてきた政策が浸透してきた手応えを感じる。有権者からは今の暮らしを改善してほしいという切実な声を聞く。最後まで頑張りたい」と述べた。
【藤田候補】終盤のヤマ場として設定した決起大会には、約千三百人が参加し、総力を挙げての大勝利を誓った。候補は「市勢の活性化と市民福祉の向上のため、次の四年間を力の限り頑張りたい」と宣言した。


 演説する五島候補(小松原幼稚園で)

支持者と頑張ろうコールをする藤田候補(記念会館で)

山大付属病院でプライバシーの保護強化

 個人情報保護法が四月から全面施行され、医療現場も対応を迫られている。山口大医学部付属病院(松崎益徳病院長)では、院内でカルテや薬、検体などを運搬する際にはカバーを掛けて個人名が分からないように徹底。本人印のある委任状があれば発行していた診断書も、本人の承認を改めて確認してから発行するなど、プライバシーの強化を図っている。
 同病院では、保護法全面施行前から独自のマニュアルづくりや職員、学生向けの研修会を開くなどしてきた。基本方針は安全性が最優先で、患者名の代わりに番号を呼ぶなどの対応は原則としてしない。
 医療機関であると同時に教育研究機関という性格から、個人情報は厳守しつつも、研究目的には使用することを確認。四月一日から、その趣旨の掲示を総合外来に掲げ、初診の患者には基本方針を示した文書を配布している。

山陽住民も「マタニティー・ブックスタート」開始

 厚狭図書館で二十三日、「マタニティー・ブックスタート」の絵本の引き渡しが行われ、申し込んだ三十人のうち十二人の妊婦が受け取りに来た。旧小野田市が二年前に開始したもので、山陽地区の住民にとって初めての行政サービス。
 ブックスタートは、乳幼児のころから本に親しむ習慣をつけようと、イギリスで始まった運動。小野田は全国に先駆けて、妊娠中の母親に絵本を届ける方法を実践。出産後の母親にとって時間の余裕があるケースは少ないが、妊娠時に読んであげることで、自身にも精神的なゆとりができ、胎児との一体感も生まれてくるという。


 説明を聞きながら絵本入りの袋を受け取る妊婦(厚狭図書館で)

2005年6月23日

うべ子ども21の「ガキんちょの時間」スタート

 NPO法人うべ子ども21(長谷世志子理事長)の新事業「ガキんちょの時間」が、二十二日からスタートした。毎週水曜日に新天町のアーケード内にある子ども21の事務所二階を開放し、放課後の子供たちが自由に集まって遊べる時間と場所を提供する。初日は、延べ五十人の小学生が事務所を訪れ、ゲームやイラスト描き、読書、クッキングなど、思い思いの時間を満喫した。
「ガキんちょの時間」は、小学生から中学生までが対象。開催は毎週水曜日の午後三時から六時まで。問い合わせは、子ども21(電話21-9114)へ。


 イラストを描いてミニ絵本作りを進める女の子のグループ(うべ子ども21事務所2階で)

宇部市長選挙の投票率30%割るか

 宇部市長選の投票日まで、あと三日と迫った。市選挙管理委員会が二十二日現在でまとめた期日前投票の数は、千三百五十二人。市長選史上最低の投票率35・12%を記録した前回の同時期(病院を除く不在者投票数)と比べると一・六七倍に増えているが、制度の簡素化が要因。期日前投票導入後に行われた昨年の参院議員選と県知事選を参考に投票率を予測すると、前回並みに届くのは厳しく、国政・地方選挙を通じて初の20%台をめぐる攻防になる可能性も出てきた。
 期日前投票は投票日に働く人や冠婚葬祭、旅行、スポーツの試合などの予定がある人が対象。不在者投票と違って二重封筒に入れて署名する手続きは不要。当日投票できない理由を選択し、投票用紙に記入して直接投票箱に入れるだけでいい。
 市長選では告示翌日から市役所、楠総合支所と七市民センターで受け付けが始まり、二十日は三百六十五人、二十一日は四百十一人、二十二日は五百七十六人(うち女性七百五十五人)が投票した。投票所別(三日間の合計)は、市役所が千二十七人、楠が四十四人。市民センターは東岐波四十六人、西岐波八十九人、厚南九十二人、原十七人、厚東十三人、二俣瀬十三人、小野十一人。センターでは二十四日、市役所と楠では二十五日まで投票可能。


 

あすから工水30%節水

 宇部、山陽小野田市の水道局と企業十社でつくる厚東川工業用水利用者協議会は、二十四日午前九時から工業用水の使用量を30%節水すると発表した。企業の操業への影響はないという。宇部地域は梅雨入り後もまとまった雨が降らず、このまま少雨が続いた場合は、上水道も含めた二次節水になる。
 同協議会によると節水は今年初めてで、昨年八月以来。今年四月中旬に96%だった厚東川ダムの貯水率は、二十三日午前零時現在で58%にまで落ち込んでいる。

地球温暖化防止へ一丸、「チーム・マイナス6%」に宇部市が参加

 京都議定書で日本が約束した温室効果ガス排出量6%削減を実現するための国民的プロジェクト「チーム・マイナス6%」に宇部市が参加する。二十二日に登録の承認を受けた。クール・ビズに先行して取り組むなど、環境先進都市を自負する自治体として、地球温暖化防止に向けた本領の発揮が期待される。
 具体的な防止行動は▽冷房を二八度に設定する▽蛇口を小まめに締める▽アイドリングをなくす▽エコ製品を選んで買う▽過剰包装を断る▽コンセントを小まめに抜く-の六つ。自分ができることから行動に移して、輪を広げていく。
 チーム・マイナス6%への参加は、市のホームページや広報を通じて市民に知らせ、各家庭や個人での実践を呼び掛ける。

山陽小野田市の名称アンケート結果は見直しが過半数

 山陽小野田市は二十二日、市の名称アンケートの結果を公表した。小野田、山陽地区から千人ずつを無作為抽出し、意向を聞いたところ、名称の再検討を希望する意見が過半数を超えたため、白井博文市長の私的諮問機関「まちづくり市民会議」に市の名称部会を設置し、意見を集約することになった。
 二千人アンケートの回答者は千二百五十九人で、回収率は63・0%。このうち「再検討」は六百四十四人(51・1%)、「山陽小野田市のままで良い」は六百四人(48・0%)と大きな差は表れなかった。無効は十一人(0・9%)。地区別にみると、小野田は「再検討」(60・3%)、山陽は「現状維持」(56・8%)が過半数を超えており、地区で異なる結果が出た。
 一方、市章の公募には、全国から千二百四十三点が寄せられたが、市名見直しの意向を受け、募集と選定作業が滞っている状況に、問い合わせが相次いでいる。


 

2005年6月22日

山陽小野田市05年度予算案発表

 山陽小野田市は二十二日、二〇〇五年度の当初予算案を発表した。一般会計は二百七十三億円で、旧市町の前年度当初比(合算分)と比較すると0・6%増。厳しい財政状況を考慮し、経常経費を抑制し、投資効果の上がる事業を厳選するなど、超緊縮型で編成した。新規事業は県内初のPFI(民間活力の導入)方式で建設されたケアハウスの購入、有帆川の決壊を想定した洪水・高潮ハザードマップ作製、菩提寺山の磨崖仏(まがいぶつ)の調査など十五件。
 市税は5・3%の増額を見込む。地方税法の改正、企業収益の増加で、市民税は13・2%増、入湯税は山陽地区の納税義務者の増加に伴い、旧小野田の三倍となる。財産収入は、土地売り払い収入が見込めず66・4%の減。市債は二十一憶八千五百万円で、依存度は8・0%。


 

新天町アーケード内に色鮮やかな七夕飾り

 宇部新天町名店街協同組合(美澄武理事長)は、アーケード内に27個の色鮮やかな七夕飾りを設置した。天井からつるされた大きな飾りは風にたなびき、アーケードを通る市民に涼を感じさせている。
 女性会のメンバーが2003年から実施。紙製の丸飾りに色とりどりの垂れを付けたもので、全長は約3メートル。360メートルあるアーケードの9カ所に3個ずつ取り付けた。


 新天町に設置された七夕飾り

寒天を使ったアイデア料理学ぶ

 最近、寒天がブームになっている。食物繊維が豊富でダイエットに効果的という点が、テレビの健康番組で相次いで紹介され、市内のスーパーは、こぞって特設コーナーを設置。ところてんは品薄の状態が続いている。宇部市男女共同参画センターで二十二日に開かれた寒天料理講習会には、過去最多の九十七人から応募があり、抽選で選ばれた三十六人が、寒天を使ったアイデア料理を学んだ。
 動物の骨や皮などのコラーゲンを利用したゼラチンに対して、寒天は植物性の食物繊維でノンカロリー。工夫次第でさまざまな料理に混ぜられるため、ほかの海草を調理するのに比べて扱いやすい。また、食前に取れば満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐことができる。


 寒天を使った春巻きなどを作る受講者(22日午前10時半、市男女共同参画センターで)

宇部市東部の資源ごみ回収施設設置、めど立たず

 開設が先延ばしになっている宇部市東部の資源ごみ拠点回収施設は、用地の確保が困難なことから、計画から三年目を迎えた今も全く見通しがついていないことが、二十一日に分かった。既設の二施設で不適物が増えていることが、市に増設をためらわせる要因となっている。
 同日、市環境保全センターで開かれた市ごみ減量等推進員連絡協議会で、泙正明市環境部次長が各校区の代表の質問に答え「既設の施設で不適物が増え、職員が対応に追われている。(拠点回収施設を)増やすことが適切かどうか、再考しなければならない」「(東部の施設は)見通しは立っていない」と明らかにした。

県教育関係団体会議で緊急共同アピール

 光高校の爆発事件、下関市の中学生の校内自殺事件を受けて二十一日、県庁で緊急教育関係団体会議が開かれ、「安心・安全な学校づくり」へ緊急共同アピールを発した。
 アピールによると、光高事件は「授業中に爆発物を投げ入れ生徒を傷つけるという過去に例を見ない重大事件」と位置付け、下関の事件を含め「事実を厳しく受け止め、二度とこうしたことが起こらないよう的確な対応を図っていかなければならない」として、「豊かな人間性や社会性を育てる『心の教育』の充実」「児童生徒一人ひとりへのきめ細かな対応と教育相談の充実」「安全な教育環境の確保」「学校・家庭・地域社会・関係機関の緊密な連携」の四項目を挙げている。

山陽小野田市05年度予算案発表

 山陽小野田市は二十二日、二〇〇五年度の当初予算案を発表した。一般会計は二百七十三億円で、旧市町の前年度当初比(合算分)と比較すると0・6%増。厳しい財政状況を考慮し、経常経費を抑制し、投資効果の上がる事業を厳選するなど、超緊縮型で編成した。新規事業は県内初のPFI(民間活力の導入)方式で建設されたケアハウスの購入、有帆川の決壊を想定した洪水・高潮ハザードマップ作製、菩提寺山の磨崖仏(まがいぶつ)の調査など十五件。
 市税は5・3%の増額を見込む。地方税法の改正、企業収益の増加で、市民税は13・2%増、入湯税は山陽地区の納税義務者の増加に伴い、旧小野田の三倍となる。財産収入は、土地売り払い収入が見込めず66・4%の減。市債は二十一憶八千五百万円で、依存度は8・0%。


 

2005年6月21日

神原小でノアサガオが次々と開花

 神原小(木村芳則校長、二百六十三人)の中庭に植えられているリュウキュウアサガオ(ノアサガオ)の花が咲き始めた。つると葉は、設置されているアーチに巻き付いて生い茂り、子供たちはその下をくぐって、日に日に増えていく紫の花を楽しみながら登校。きょう二十一日は二十四節気の一つ、夏至。これからの夏本番に向け、アサガオは本格的な開花を迎える。
 子供たちは二カ所に設置されているアーチの下を通って、教室へ。「また咲いた」「きれい」などと、友達との会話を弾ませながら、増えていく花を数えるのが、朝の楽しみになっている。


 リュウキュウアサガオを見る子供たち(21日午前8時ごろ、神原小で)

不妊治療の助成制度好評

 赤ちゃんを望むのに、できない夫婦は十組に一組。不妊治療の経済的負担を少しでも軽くするため、宇部市でも昨年度から治療費の助成制度が始まり、関係者に喜ばれている。宇部健康福祉センターでは二カ月に一度、産婦人科医による不妊専門相談も行われている。
 昨年度、市で受けた一般の申請は七十八件、特定は三十二件。県のまとめでは、一般が六百二十三件、特定が二百五十四件だった。保健センターでは別室で、プライバシーに配慮して申請を受け付ける。申請書類などの説明もあるので、希望者は事前に同センター母子保健係(電話31-1777)へ連絡を。
 宇部健康福祉センターでは〇〇年度から専門医の相談を実施しており、昨年度は十六組が利用した。それ以外にも常時、不妊治療や地元医療機関などの情報を提供している。担当の吉野康子保健師は「不妊は女性だけが犠牲になるのではなく、夫婦が一緒に考えていく問題で、互いの協力関係が不可欠。子供が欲しいと思っている人は、一人で悩まず、まずは相談を」と呼び掛ける。周囲の人が理解し、温かく見守ることも大切で、受診をためらっていた夫婦が、不妊の検査や治療についての情報を得ただけで、一歩を踏み出すケースも多いという。専門相談などの問い合わせは、宇部健康福祉センター健康増進課(電話31-3200)へ。

原校区コミュニティー広場、秋には完成

 原校区の新しい交流拠点となる校区コミュニティー広場で、防球ネットやフェンスの取り付け作業が進み、広場の全容が姿を現し始めた。東須恵の県道妻崎開作小野田線沿いで、山陽小野田市との境界にある山口東京理科大の近く。秋の完成を目指し、これから整地作業が本格化する。
 新しい用地は県有地の一部約一万二千平方メートルで、旧原スポーツ広場(約八千六百平方メートル)の一・四倍。周辺の除草作業などを条件に、市を経由して校区で借りた。市の助成金が昨年度は三百万円、今年度は六百万円あり、粗造成をこれまでに終えた。


 広場に取り付けられる高さ6㍍の防球ネット(原校区コミュニティー広場の建設現場で)

アサリの天敵・ナルトビエイ一斉駆除、初回は156匹

 瀬戸内海のアサリ漁場に深刻な被害を与えているナルトビエイの一斉駆除作戦が20日、宇部、山陽小野田市沖合であり、150匹余りを捕獲し、焼却処分した。捕まえた個体を調べたところ、前年より大型が目立ち、9割近くが雌で、同海域に子供を産みに来ていることが分かった。
 この時期の発生について「雌の群れが子供を産みに来ていると推測され、これから七月にかけて子魚を出すのだろう。広島県大野町の被害も減り、現状では、瀬戸内海でこの海域に最も多く発生している」と話した。近くで越冬している可能性を示唆する関係者もいる。
 捕まえてすぐに調理すれば食用にも堪え得るが、体内に残った尿素臭が強く、長期保存は厳しい。業者を通じて韓国、中国への輸出ルートも模索したが、良い返事はなかった。貴重な海洋資源を食い荒らす上、目下、有効利用の道も閉ざされており、水産関係者にとって深刻な厄介者だ。


 捕獲されたナルトビエイ(刈屋漁港で)

2005年6月20日

立候補者、精力的に政策アピール

 宇部市長選挙は十九日告示され、新人で共産党公認の政党役員、五島博さん(49)=小串=と、四期目を目指す無所属の藤田忠夫さん(65)=朝日町=の二人が立候補を届け出た。出陣式後、すぐ街頭に飛び出し、噴き出す汗を押さえながら、必死に政策をアピール。二十六日の投票日に向け、選挙カーからの訴えや個人演説に精力的に取り組んで、支持拡大を目指す。


 声をからして支持を訴える五島候補(市役所前で)

ガンバローコールで盛り上げる藤田陣営(浜町2丁目の選挙事務所前駐車場で)

宇部青年会議所が創立50周年祝う

 宇部青年会議所(塔野義浩理事長、六十五人)の創立五十周年記念式典は十八日、四百五十人が出席して、宇部全日空ホテルで開かれた。地域づくりに取り組んで半世紀。会員らは新たな飛躍を誓った。
 宇部青年会議所(JC)は一九五六年五月、奉仕、修練、友情を信条に、四十八人が集まり、全国で九十三番目のJCとして発足した。以来、市民フェスティバル宇部、ヤングスポーツ大会など、幅広い活動に取り組んできた。
 記念行事として、五月に山口良治京都市立伏見工高ラグビー部総監督を招いての講演会を開催。八月には、野外劇「ミステリーシアターin新天町」をメーンとする夏まつりや藤山小児童を招いてのサマーキャンプも行う。


 あいさつする塔野理事長(宇部全日空ホテルで)

江汐公園のあじさいまつりに7000人

 第九回あじさいまつりは十九日、江汐公園で開かれた。梅雨を感じさせない晴天に恵まれ、七千人(主催者発表)が訪れた。山陽小野田市施設管理公社主催。
 園内のあじさい園には三十四種四千二百株が植えられている。今年は少雨の影響で満開期が例年より一週間近く遅く、この日もガクアジサイやスミダノハナビはほぼ満開だったが、外来種のほとんどが、見ごろはもう少し先といった状況だった。


 満開のアジサイを観賞する家族連れ(江汐公園で)

2005年6月18日

市長選はあす告示、26日投開票

 宇部市長選挙は、十九日に告示される。歴代市長初の四期目を目指す無所属の藤田忠夫市長(65)=朝日町=と、新人で共産党公認の政党役員、五島博さん(49)=小串=の一騎打ちになる見通し。昨年十一月の楠町との合併以来、初めての選挙で、投票日は二十六日。一週間の戦いで、新市の行方を託すリーダーを決める。
 立候補の届け出は、十九日の午前八時半から午後五時まで、市役所で受け付ける。期日前投票は二十日からで、市役所と楠総合支所は二十五日まで。東岐波、西岐波、厚南、原、厚東、二俣瀬、小野の各市民センターは二十四日まで。


 藤田忠夫さん             五島博さん

宇部中22期生が60年ぶりに母校で再会

 終戦の一九四五(昭和二十)年に県立宇部中(現宇部高)を卒業した第二十二期生たちは十七、十八の両日、卒業と戦後六十年の節目の同窓会を開いた。遠くは東京方面も含め三十五人が参加し、母校を訪ねて、懐かしいケヤキの大木の下で記念撮影。枕を並べて思い出を語り合ったり、市内観光を兼ねて当時みんなで走ったマラソンのコースをたどったりして、旧交を温めた。
 二十二期生は、戦争が始まった昭和十六年に宇部中に入学。戦渦で学業もままならず、勤労動員でしばしば労務に駆り出された。理研金属宇部工場では金属マグネシウムの製造などに従事し、航空機増産の一翼を担っていることを誇りに、悪臭の中の重労働に耐えた。戦況の悪化で、五年制のところを一年繰り上げで卒業。卒業式当日は全員で琴崎八幡宮に参拝し、鉄砲をかついで記念写真に納まった。
 今年七十七歳になる二十二期生たち。当時は女学校と区別した教育だったので、全員が男性で、百五人が健在。ここ十年は毎年同窓会を開いているが、泊まりがけでの開催は今回が初めて。


 60年ぶりに母校を訪ねた宇部中22期同窓会のメンバー(宇部高で)

卒業の日に琴崎八幡宮で撮影された記念写真

小野田小で教職員19人がさすまた講習

 小野田小(縄田和子校長、三百六十四人)で十七日、さすまた講習会が行われた。教職員十九人が、小野田警察署員から手ほどきを受け、不審者を取り押さえるのに有効的な使い方を教わった。
 訓練は児童が下校した後、一年一組の教室で実施。不審者役の教員一人が屋外から侵入してきたところを、さすまたを持った複数の職員で対応した。藤本浩治同署生活安全課長が効果的な使い方などのアドバイスを送りながら、全員が実技を体験した。さすまたは近日中に、各学級そばの廊下や、校長室、職員室、事務室など、校内の至る所に配備する。 


 藤本課長のアドバイスを聞きながら、職員がさすまたの実技講習(小野田小で)

2005年6月17日

真締川七夕まつりに78本の七夕飾り

 豊かな郷土の発展を願う「真締川七夕まつり」は十七日、宇部市役所西の河畔公園で始まり、大小七十八本の七夕飾りが、川面に夏の風情を映し出した。開会セレモニーでは、新川小(三好ちづゑ校長)の四年生四十九人も参加して作文を朗読し、飾り付けの仕上げを行い、地域住民や関係者約百人と共に祝った。同実行委員会(河村泰輔会長)主催。
 七夕飾りは、七月十日ごろまで設置。期間中は夜間照明を付ける。市役所ロビーや新川ふれあいセンターにも飾られている。


 飾り付けの仕上げを行う新川小の児童たち(17日午前9時50分ごろ、真締川河畔公園で)

セロウムが13年目に初開花

 宇部市松山町の水野勝義さん(73)、春子さん(68)宅で十五日、サトイモ科のセロウムが開花した。長女晴美さんが結婚祝いでもらった苗で、栽培して十三年目に初めて白い花を付けた。春子さんは「花が咲くとは思っていなかったので、びっくりした。縁起の良いことと喜んでいます」と話した。
 花に気付いたのは、十日ごろ。高さ約三十センチの豆さや状のものが、二つ伸びていた。春子さんは姿をスケッチして、開花を待ち望んできた。勝義さんは「どんな花かと、わくわくしていた。咲いて良かった」と喜ぶ。


 13年目に開花したセロウム(松山町の水野さん宅で)

ときわ湖水ホール「柳原・向井コーナー」で夏の展示スタート

 宇部市ときわ湖水ホール内の「柳原義達・向井良吉作品展示コーナー」で、十七日から「夏の展示」が始まった。柳原作品は鳥やネコをモチーフにした十六点、向井作品は鳥や虫をイメージした十四点を展示。会期に夏休み期間を含む今展では、子供にも親しみやすい造形の彫刻やデッサンを中心に公開している。九月十一日まで。
  開場時間は午前十時から午後四時半まで。


 「夏の展示」で公開されている柳原さんの「道標・鳩」

向井さんの「ノコギリクワガタノクニ」

愛知万博「愛・地球賞」の100件に宇部興産と荏原製作所の共同開発が受賞

 二〇〇五年日本国際博覧会(愛知万博)の「愛・地球賞」の百件が決まった。二十一世紀にふさわしく地球環境問題の解決につながる技術などが対象で、地元関係では宇部興産が荏原製作所と共同開発した「加圧二段ガス化システムによるケミカルリサイクル技術」が選ばれた。

7月8日、キワ・ラ・ビーチと白土海水浴場で海開き

 宇部市東岐波岐波のキワ・ラ・ビーチと西岐波の白土海水浴場で、七月八日に海開きの神事が行われる。昨年度の利用者は、一万二千百三十人と八百二十六人だった。市教育委員会では事前に、水泳の心得を記した看板を設置する。
 キワ・ラ・ビーチの神事は岐波観光開発協会が主催し、午前十一時半から古尾八幡宮で開催。白土は、宇部観光コンベンション協会が午後二時から同海水浴場で実施する。いずれも地元の小・中学校や警察、自治会、漁協、市の関係者が出席する。

来秋の「国民文化祭」に向けダンスと合唱、猛特訓

 来年秋に山陽小野田市文化会館で行われる第二十一回国民文化祭「ジャズダンスフェスティバル」「少年少女合唱祭」に出演する地元の子供たちの練習が、始まった。本番まで一年半にわたり、みっちりと学び、それぞれのオープニングを飾る。
 三月に事務局が出演者を募集。ダンスは小学-中学三年の百八人、合唱は小学四-高校二年の四十一人の応募があった。両方ともほとんどを市内在住者が占める。練習日は、ダンスが毎月第一、三土曜日、合唱が毎週土曜日。
 合唱は定員に満たないため、継続してメンバーを募集中。対象は、小学四-高校二年生。参加費無料。問い合わせは、市文化会館内の事務局(電話71-1000)へ。


 国民文化祭に向け、練習を開始したジャズダンス(市文化会館で)

2005年6月16日

4日連続夏日続く

 梅雨はどこへやら?九州北部地方と山口県内は十日に梅雨入りしたとみられると、福岡管区気象台から発表されたが、宇部市では十一日午前に三五ミリ(市役所で、市防災課調べ)の降雨があって以降、まとまった雨は降らず、十二日から四日連続で夏日の好天続き。十五日午後三時二十五分には二八・〇度(同課調べ)を観測した。


 日傘を差して歩く人たち(市役所付近で)

新川社会教育推進委員会が7月から「脳内エステ」開始

 数字の書かれた丸いチップを、ボード上の数字に合わせて並べる。ただそれだけの単純作業だが、ストップウオッチで所要タイムを計ると、脳の年齢が分かるという仕組み。新川校区社会教育推進委員会(西平民子会長)が、そんな市販の教材を活用したユニークな仲間づくりの場を、七月から新川ふれあいセンターで始める。
 一度でも体験すると「次は自己タイムを更新したい」と、繰り返し挑戦する人が多い。次第に指先が刺激され、脳も活性化してくる。「ゲーム感覚で、はまりますね。ストレスの多いデジタル時代だからこそ、アナログも大切なのでは」と西平会長。


 サロンの開設に向けて講習の準備をする西平会長ら(新川ふれあいセンターで)

地方税法の改正で問い合わせで相次ぐ

 地方税法の改正と「やまぐち森林づくり県民税」のスタートに伴い、宇部市は市民税と県民税の納付書に説明を添えて対象者に送付したが、改正内容などが理解されておらず、市課税課には十五日までに多数の問い合わせがあった。
 個人の市・県民税は、一定金額を超える所得があれば一律に掛かる均等割と、前年度の所得から算出される所得割の合計。
 宇部市の場合、単身世帯だと均等割は、前年度の合計所得が三十二万円(収入九十七万円)以上あれば掛かる。年金生活者や配偶者・扶養親族のある場合は異なる。

市社協評議員会副会長に西田さん

 宇部市社会福祉協議会(中村勝人会長)の評議員会は十五日、福祉会館であり、空席となっていたもう一人の副会長に西田孝雄さん(楠地区社協会長)を再選した。
 理事会も同日あり、「第三次福祉の輪づくり運動推進地域福祉活動計画」の策定に向けて、同策定委員会の設置要綱を承認した。
 部会構成は、これまでの総務、生活福祉、地域福祉、在宅福祉の四部会から、総務、地域福祉、居宅介護事業、楠支所の四部会に変更した。三十日に合同部会を開いて、役員などを決める。

ふれあいガラスフェスタで児童544人の絵画が大壁画に

 二〇〇六年の第二十一回「国民文化祭やまぐち」で、山陽小野田市が引き受けるガラス部門のプレイベントが八月二十日、きららガラス未来館で開かれる。「ふれあいガラスフェスタ」と題して、市内の小学生五百人余がガラスの大壁画を制作し、夢と個性あふれる大作を公開する。開館一周年記念日の二十六日から取り掛かる。
 小野田青年会議所(沖村和巳理事長)のまちづくり事業「I LOVE SANYOONODA」と連動している。同会議所が、ガラスをテーマに、幼・保育園児から一般までを対象に幅広く募集する絵画のうち、キャラクターを描く小学生部門の一次審査(校内、作家選抜)を通過した五百四十四人の作品を組み合わせて、縦二・五メートル、横五・八メートルの大壁画を作る。
 十五センチ四方の色付き板ガラスに、焼き付けるとガラスになるエナメル素材を使ってキャラクターを描いてもらう。全体で一つの作品になり、一枚一枚を見ても子供たちの個性が光る。この超大作は、国民文化祭が開かれる来年十一月まで未来館に展示する。それぞれを返却するか、市の“宝物”にするかは検討するが、その後も大いに発展性を秘めている。

2005年6月15日

7月23日、5000発の市花火大会

 宇部市の夏の風物詩、第五十一回市花火大会は、七月二十三日午後八時から宇部港で開かれる。今年は、音楽に合わせてリズミカルに打ち上げる音楽花火に力を入れ、通常の打ち上げ花火も含めて、計五千発が夜空を彩る。同実行委員会(会長・藤田忠夫市長)主催。当日は市交通局とJRが臨時便を運行する。雨天や強風の場合は二十四日に延期。
 午後三時からは「海の日」カッターレースを同港港町ふ頭で開催。事務局では、市内に在住または勤務の十人で構成する出場チームを募集している。参加費は一チーム六千円で、締め切りは二十四日。
 臨時便を含め、問い合わせは実行委員会事務局の宇部商工会議所(電話31-0251)、市商業観光課(同34-8353)、宇部観光コンベンション協会(同34-2050)へ。カッターレースの申し込みは事務局(同33-3242)へ。


 花火大会のポスター

ごみリサイクル率高水準

 宇部市の二〇〇四年度のごみのリサイクル率(旧宇部市分)は、前年度より0・48ポイント減って21・55%だった。五年ぶりのダウンとなったが、ごみ減量推進課では「昨秋の台風の影響で大量のごみが持ち込まれたのが影響した。資源化したごみの総量自体は伸びている」としている。環境省が発表した〇二年度の国のリサイクル率は15・9%で、同年度の宇部市の20・74%を見ても高水準にある。
 リサイクル率は、古紙やペットボトル、鉄、アルミニウム、カレットなど資源化したごみの量を、ごみの総排出量で割ってはじき出している。市では、一九九五年にリサイクルプラザを設立して以来、分別回収を徹底するなどして、ごみの資源化を進めてきた。
 この結果、最近のリサイクル率は▽二〇〇〇年度=15・82%▽〇一年度=18・34%▽〇二年度=20・74%▽〇三年度=22・03%と上昇し続けていた。一方で、ごみ減量も進み、ごみ総排出量は減少傾向にあった。

常盤校区が通学合宿スタート

 今年度の通学合宿のトップを切って、常盤校区が市青年の家を会場に実施。常盤小の五・六年生三十四人が、六泊七日の日程で集団生活をしている。実行委員会(村田弘会長)主催。十八日まで。
 子供たちの生活体験を地域が支援し、自主性や協調性を育てようと、地域づくりグループ・わくわく常盤(藤永徹也会長)を中心に、学校、PTA、子ども会育成連絡協議会の役員十八人が実行委を組織した。


 風呂掃除に励む児童ら(市青年の家で)

地産地消フェアで県特産品PR

 県の特産品や加工品を一堂に集めて販売する「やまぐち地産地消フェア」が、十五日からフジグラン宇部で始まった。県内の四十六業者が農・水産物や民・工芸品を販売。初日は、タレントのなべおさみさんが一日店長を務めた。十九日まで。県物産協会主催。
 初日は、聖和幼稚園の園児を招いて、午前八時四十分からオープニングセレモニーを実施。二井関成知事が「地産地消で県を元気にして」と激励し、なべさん、フジの津川隆洋専務らと県産のカニかまぼこでできたテープをカットした。
 十九日は地産地消手作りアイデア弁当コンテストや小学生以下を対象にしたアユのつかみ取り(午前十時と午後二時)を開催。足湯コーナーも設けられ、十八日には湯田温泉、十九日には俵山温泉の湯が堪能できる。


 テープカットをする二井知事、なべさんら(15日午前9時半ごろ、フジグラン宇部で)

朝早くからフェアに訪れた市民(15日午前9時半ごろ、フジグラン宇部で)

19日はあじさいまつり

 江汐公園あじさい園のアジサイが色付き始め、来園者たちの目を楽しませている。十九日は、恒例のあじさいまつり(市施設管理公社主催)が開かれる。
 あじさい園は、およそ六千七百平方メートル。ガクアジサイ、アナベル、スミダノハナビなど三十四種類四千二百本が植栽されている。
 管理する市都市計画課によると、開花は例年より一週間ほど遅く、同まつりには、ちょうど満開を迎えそう。


 見ごろを迎えた江汐公園のアジサイ

2005年6月14日

万倉小児童が新プールで初泳ぎ

 プールを新装した万倉小(松原夏樹校長、百五人)で十四日、全校児童が初泳ぎを楽しんだ。水着になった児童らは「気持ちいい」「前よりすごくいい」と大はしゃぎしながら、一年ぶりの水の感触を味わっていた。
 新プールは二十五メートル用で水深一・〇メートルが四レーン、水深〇・五-〇・六メートルの浅くなった場所もある。更衣室、トイレ、シャワーなどを完備。プールサイドには滑り止めのマットも敷いてある。


 水浴びをしてプールに入る子供たち(14日午前10時すぎ、万倉小で)

うべ子ども21が「ガキんちょの時間」スタート

 ゆったりとした時間が流れ、いつでも話を聞いてくれる大人がいる“子供の居場所”をつくろうと、NPO法人うべ子ども21(長谷世志子理事長)は、二十二日から新事業「ガキんちょの時間」をスタートさせる。毎週水曜日に新天町二丁目アーケード内の子ども21事務所二階を開放。放課後の子供たちが自由に集まって、遊んだり、宿題をしたり、昼寝をしたり、したいことができる時間と場所を提供する。
「ガキんちょの時間」は、小学生から中学生までが対象。子ども21事務所二階の十六畳の広間と四畳半の小部屋二つ、台所を開放する。事務所にはトランプやカードゲーム、漫画本など、あらゆる遊び道具がそろっているが、テレビは置かず、メディア以外で子供たちが楽しみを見つけられる空間にする。開催は毎週水曜日の午後三時から六時まで。利用は無料。問い合わせは、子ども21(電話21-9114)へ。

縦に伸びる“大王松”

 宇部市小串台のセブンイレブン宇部小羽山店の道路をはさんだ向かい側に、十数本の枝が縦に真っすぐ伸びる珍しいマツが生えており、近所の話題になっている。
 常盤公園熱帯植物館の武永順次副館長は「大王松(ダイオウショウ)というマツ。縦に伸びる樹形と、松葉の長いのが特徴」と分析。大王松は北アメリカ原産で、樹高は25―30メートルになる。マツの中で最も葉が長いことから「大王松」と呼ばれ、正月に飾られたり、生け花に用いられたりする。


 縦に真っすぐ伸びたマツ(セブンイレブン宇部小羽山店前で)

阿知須干拓地は公園など7つのゾーンで有効活用

 県三役と部局長で構成する県政集中改革本部(本部長・二井関成知事、十五人)の今年度初の会議が十三日、県庁で開かれ、二〇〇七年度までの具体的取り組みを示した工程表と阿知須干拓地(きらら浜)の土地利用について民間活用、公園など七ゾーンを設けて有効活用する方針が承認された。
 きらら浜の有効利用は全体面積二百八十六㌶のうち既設のきららスポーツ交流公園、自然観察公園、道の駅などを除いた百七十八ヘクタールが対象。
 中央道路から北側のチャレンジゾーンは、公園エリア(約四十八ヘクタール)、民間活用エリア(約三十五・八ヘクタール)、利用調整エリア(約五十六ヘクタール)、中央道路から南側のスポーツ交流ゾーンは多目的グラウンド(約十ヘクタール)、民間活用エリア(約十ヘクタール)とし、きらら博臨時駐車場の約二十ヘクタールは五千五百台収容可能で、共通の駐車場としてそのまま利用する方針。


 阿知須干拓地の利用計画図

6月定例市議会で17議案を可決、閉会

 六月定例宇部市議会は十四日、最終本会議を開き、市事業所設置奨励条例制定や西岐波小第一期校舎改築工事など計十七議案を原案通り可決した。請願一件を採択し、市農業委員会委員に推薦する議員四人を決定。意見書案三件と道路整備の推進を求める要望決議も可決して、閉会した。
 本会議では総務財政、文教民生、産業経済、都市建設の各常任委員会委員長が、付託議案の審査結果を報告。質疑、討論の後、採決した。農業委員会委員に推薦されたのは志賀光法、下井洋美、新城寛徳、原野浩義の各議員。意見書は、地方六団体改革案の早期実現、地方議会制度の充実強化、住民基本台帳の閲覧制度の早期見直しを求めるもの。八月十九日に山陽小野田市文化会館で開かれる県市議会議員研修会には全議員を派遣する。

旬彩惑星プロジェクト実現、山陽の地酒「旬彩」誕生

 山陽の新しい地酒「旬彩」の発表会が十三日、厚狭の永山酒造(永山純一郎社長)で開かれた。地産地消運動を推進する旬彩惑星プロジェクトの一つで、地元農家が生産した酒米を使用した純米主。近日中に、県内の酒屋やスーパーの店頭に並ぶ。
 旬彩は、山陽愛農クラブが栽培した酒造好適米「日本晴」と、地元を流れる河川の伏流水を使い、同酒造がつくり上げた“純山陽産”で、初年度は七千二百リットルを生産。七百二十ミリリットル(千百四十円)、千八百ミリリットル(二千二百八十円)の大小二種類を販売する。
 味の特徴は、米本来のおいしさを生かしたやや辛口。切れが良く、冷やはもちろん、熱かんにも適しているという。「四季折々の料理の彩りとともに楽しんでほしい」と、プロジェクト名に引っ掛けて名付けられた。


 商品を説明する永山社長(永山酒造で)

旬菜惑星プロジェクトから誕生した純米酒「旬彩」

2005年6月13日

常盤公園しょうぶまつりに1万人

 常盤公園で十二日、「しょうぶまつり」が開かれた。四年前からの土壌入れ替えの成果で、今年のハナショウブは上々の出来。満開とも重なり、家族連れや高齢の夫婦ら約一万人(主催者発表)が、咲き誇る百五十種類、八万本の競演を楽しんだ。野だてや生花展、物産展、フリーマーケットなど多彩な催しも行われた。
 来場者は、しょうぶ苑を一回りし、今が見ごろの花を観賞。ほとりに座ってしばらく風情に浸る人や写真に収める人も多かった。


 満開のハナショウブを鑑賞する来場者(常盤公園しょうぶ苑で)

「リフレッシュ瀬戸内」で古里の海岸スッキリ

「リフレッシュ瀬戸内-受け継ごう、きれいで豊かな瀬戸の海」が十二日、宇部市東岐波と西岐波の海岸一帯で開かれた。合わせて約千九百五十人が参加。浜辺の缶や流木、ビニールごみなどを拾い集め、すがすがしい海岸をよみがえらせた。
 瀬戸内沿岸の一府十県百二十九市町村でつくる「瀬戸内・海の路ネットワーク協議会」が提唱する活動で、今年で十一回目。西岐波は自治会、社会福祉協議会、環境衛生連合会、宇部交通安全協会などの関係者約六百人が参加。ごみ袋三千枚を寄贈した宇部マテリアルズ(光井一彦社長)の社員五十人も協力した。


 地域自慢の美しい海を守るため清掃に励む参加者(岐波海岸で)

「こばと」が今夏めどに豆腐の製造・販売スタート

 知的障害者施設うべくるみ園の小規模通所授産施設こばと(阿野尚之施設長)は、利用者の新たな作業として、今夏をめどに豆腐の製造と販売を始める。町の"豆腐屋さん"として地元で絶大な人気を誇る宮城県蔵王町の知的障害者授産施設「蔵王すずしろ」から、もととなる豆乳を仕入れて作るもので、市民の反応を見るため、ふれあい市場ときわの朝市で、すずしろの豆腐の販売を始めた。
 市民の感触を確かめようと、四月から北向地蔵尊(西岐波上片倉)の例祭や宇部フリーマーケットなどのイベントで、すずしろの豆腐を試食を兼ねて販売。ふれあい市場ときわの朝市(火、水、金曜日に亀浦二丁目で開催)でも、できる限り販売していく。


 準備段階として、すずしろの豆腐を販売する金泉さん(ふれあい市場ときわで)

日報旗剣道大会に300人が熱戦

 第五十三回宇部日報旗争奪近郷剣道選手権大会は十二日、市武道館で開かれた。中学生から一般まで三百人が出場し、団体五部門、個人十部門で競い、団体の一般男子は高体連教員団、高校男子は小野田、高校・一般女子は宇部が優勝。中学は男女とも厚南が制した。市剣道連盟(宮本弘会長)主催、宇部日報社共催。


 飛び込んで面を打つ選手(宇部市武道館で)

10校区が団結、新推進協スタート

 市ふるさとづくり推進協議会の総会は十一日、市役所であり、合併に伴う規約改正で、新市の組織が立ち上がった。初年度は、小野田の七校区と山陽の厚陽、津布田、埴生による十校区でスタート。厚狭と出合は準備が整い次第受け入れ、一体となって、古里発展の諸事業を進めていく。
 同推進協は、校区協議会の上部組織という位置付け。校区協選出の代議員で、理事会と、総務、青少年、文化体育、研修、福祉環境の五部門を構成する。
 今年度事業計画は、旧小野田の例に沿い、あいさつ運動(毎月十五日)、青少年健全育成、アダプトプログラム(公共場所の清掃美化)、環境パトロール、広報などを推進していく。


 あいさつする安部会長(市役所で)

2005年6月11日

日韓合作の演劇「沈黙の海峡」宇部公演は7月20日

宇部市出身の劇作家、品川能正さん(48)=東京ギンガ堂主宰=が脚本・演出を担当する日韓両国合作の演劇「沈黙の海峡」は、七月十六日の下関市民会館を振り出しに、県内四会場で上演される。宇部公演は宇部日報創刊一周年記念として、同二十日午後七時から記念会館である。十日、県庁で開かれた記者会見で品川さんは「日韓の歴史のはざまでもがく男女の恋愛、友情などを描いた」と話した。


 関釜連絡船をイメージした背景を前に「沈黙の海峡」のラストシーン(ソウルの世宗文化会館、品川さん提供)

記者会見で意欲を見せる品川さん(県庁で)

新川小が壁画緑化で夏を涼しく

新川小(三好ちづゑ校長、三百十九人)で十日、本館横とプールの周りのフェンスに、五年生五十一人がリュウキュウアサガオ(ノアサガオ)の苗六十五株を植えた。暑い夏を省エネで涼しく乗り切ろうという壁面緑化の試験的な取り組み。九月ごろからピンクやブルーの色鮮やかな花を咲かせる。


 ノアサガオの苗を植える児童ら

西部浄化センターが処理ポンプ施設を増・新設

厚南地区などの汚水整備の進展により、西部浄化センターへの流入量が増加しているため、宇部市は場内に分流水処理施設を増設し、ポンプ施設も新設する。議会の承認を得て本契約を行い、着工。二〇〇九年度には、一日の処理能力が四千三百二十立方㍍アップする。

山陽小野田市議会有志が6月解散へ議員の会

山陽小野田市議会(三十六人)の議員有志六人が十日、月末に開会予定の六月議会での自主解散を実現する議員の会(河村雅伸代表)を結成した。九月議会での解散を目指す議員連盟が発足するなど、議会内部は「九月派」が多数を占めているが「住民投票の動きを見れば、九月議会自体が開催されない可能性もあり、早期に解散するべき」と主張している。

2005年6月10日

10日は「時の記念日」、明光幼年少児が大時計制作

 10日の「時の記念日」に合わせて、明光幼稚園(麻生起世美園長)の年少児127人は、大きな時計を共同制作。廃材で「動物村の大時計」を作り上げた。タヌキ、ライオンのおなかや顔に取り付けた時計盤で遊びながら、時間を守り、有効活用する大切さを学んだ。
 記念日当日は、動物時計の長針や短針を動かしてみたり、リトミック(リズム遊び)で時計になりきって踊ったりして、時間や時計を意識した遊びを楽しんだ。


 廃材で「動物村の大時計」を作り上げた子供たち(明光幼稚園で)

工房ときわ 利用者増え、作業所手狭

 作業机が並んだフロアで、隣に迷惑を掛けないように気遣いながら手を動かす人たち。完成品を置ける場所は少なく、通路は一人通るのがやっとという時も多い。宇部市福祉会館の一角にある宇部地区共同作業所「工房ときわ」は、通所者が増加したため「作業場が手狭になった」という新たな悩みを抱えている。
 昨年度のメンバー登録は四十四人。一日平均の通所者は二十六人前後と倍増した。作業室は約三十五平方メートルあるが、隣接する休憩室などの一部も利用している状況。それでも「三十人来たら座れない状態」と指導員たちは嘆く。看護学校の実習先となっているが、受け入れも容易ではない。在宅の精神障害回復者の就労援助、生活支援、憩いの場として貴重な役割を果たしながら、施設が利用者の増加に追いついていない状況となっている。


 山積みになった部品と狭いスペースを利用しながら働く通所者(工房ときわで)

阿知須郷土史研が40年代の商店街マップ作成

 阿知須郷土史研究会(高重等会長、二十四人)は九日、一九四〇年代の阿知須浦商店街マップを完成させた。戦後、社会経済の急速な発展に伴い変化した街並みの記録をとどめようと、会員が地図を手に商店や住民を訪ね、聞き取り調査を基にまとめた労作。六十年前の光景を鮮明によみがえらせるマップは、十六日発行の同会会誌「あゆみ」第四号に収録される。
 構想は一年半前からあり、会員の伊藤篤弘さん(76)は「以前、史跡調査を行った時、往時のことを知っている人が、少なくなっているのに気付いた。戦後六十年、町民の生活を支え、活力の場であった商店街の姿を後世に伝えなければと思い、取り組んだ」と話す。
 マップを掲載したあゆみは九十部作製。会員や関係者に配布し、町立図書館へ寄贈する。同会ではマップの複写は受け付けている。希望者、問い合わせは事務局の河野昌博さん(電話65-2354)へ。


 仕上げの作業にかかる会員ら(町公民館で)

マップのひとつ寺河内・西条地区

宇部管内求人倍率が6ヵ月連続で1倍超

 宇部公共職業安定所管内(旧楠町を除く宇部市、美東町、秋芳町)の有効求人倍率が、昨年十一月から今年四月まで、六カ月連続で一・〇倍を超えている。求人件数が求職件数を半年以上上回ったのは一九九七年十月|九八年三月以来七年ぶり。確定値の出ていない五月も一倍超となる見込み。景気の回復が背景にあるとみられるが、かつては三割台だった求人件数に占めるパートの割合が四割を超えており、素直に喜べない状況になっている。
 有効求人倍率は、景気に比例して全国的に回復傾向にある。近年で最悪だった二〇〇二年度は全国が〇・五六倍、県内が〇・六五倍、宇部管内が〇・五九倍。これが昨年度には、全国が〇・八六倍、県内が〇・九七倍、宇部管内が〇・九九倍にまでなった。


 

厚陽小児童が昔の農機具学習

 厚陽小(渡辺喜久子校長、百二十九人)の四年生二十八人は九日、地域のお年寄りを学校に招き、半世紀ほど前に使われていた農機具の名称や使い方を教わった。秋には資料館をつくり、全校児童やお年寄りたちに発表する。
 旧校舎で保管されていた十数種類の農機具を発見したことをきっかけに、総合学習で一昔前の生活を調べることにした。この日は、調査の第一弾で、二十一人のお年寄りたちから、農作業をはじめ、幼少時にはやっていた遊びや食べ物なども教わった。


 農具の使い方を教わる児童たち(厚陽小で)

2005年6月 9日

地域安全づくり事業マップ完成

 宇部市地域活動(母親クラブ)連絡協議会(松橋美恵子会長)が実施主体となって製作を進めてきた、二十一校区それぞれの「地域安全づくり事業マップ」が完成した。こども一一〇番の家や不審者出没注意個所、交通危険個所、おすすめ公園など、各校区の推進団体が現地を歩いて収集した最新の情報が盛り込まれている。
 マップに関する問い合わせは、市こども福祉課(電話34-8329)へ。


 完成した地域安全づくり事業マップ(川上校区版)

「車上狙い」と「部品盗」多発

 あなたの車も狙われている!? 宇部市内では今年に入り、駐車中の車から金品やカー用品が盗まれる車上狙いが多発。特に、四-五月に集中し、二カ月で車上狙い九十五件、部品盗十八件が起きている。宇部署では「車から離れる時は、ドアロックをきちんとし、金品は車内に置かないように」と注意を呼び掛けている。
 予防策には▽路上駐車をしない▽車内に現金などの貴重品を置かない▽自宅車庫などにセンサーライトを設置する-などの対策が必要と同署。また、夜間に人物を見掛けたり、ガラスが壊れるような物音を聞いた場合には、すぐに警察へ通報してもらいたいとしている。


 

15日からサイクル&ライド事業スタート

 宇部市は、公共交通機関の利用促進のために十五日から「サイクル・アンド・ライド促進事業」を始める。バス停そばやスーパー、市民・ふれあいセンターの一角に十八カ所の駐輪場を設置。ここで自転車からバスに乗り換えて通勤してもらう。
 駐輪場は、国道190号の岐波―則貞間(岐波、丸尾、興産中央病院前、吉田、今村、常盤公園入り口、則貞)、国道490号の参宮通り(琴崎八幡宮、中尾、上宇部会館前、沼)、県道宇部船木線(厚南市民センター)、市道西宇部妻崎線(JR宇部駅、中野、ゆめタウン宇部、黒石、西割、東割)の四路線十八カ所。バス停そばや、近くのスーパー、ふれあいセンターの一角に、五―十台を止められる駐輪場を確保した。
 現在、各駐輪場にサイクル・アンド・ライド促進事業をPRするのぼりを設置している。


 サイクル・アンド・ライドののぼりが立てられた駐輪場(琴崎八幡宮バス停そばで)

市福祉計画策定へ向け校区別懇談会スタート

 宇部市の地域福祉計画策定に向けた校区別懇談会が八日、常盤校区を皮切りにスタートした。各種団体の代表と公募の参加者三十五人が、福祉に限らず、環境、交通、教育など、地域の生活課題全般について意見を出し合った。
 八月初旬まで市内全二十四校区で二回ずつ開催し、住民自らが実践できる身近な福祉計画づくりに反映させる。


 気付きや要望を記入したカードを使い、地域の課題を整理する参加者(常盤ふれあいセンターで)

11日、宇部おもちゃ病院が楠に“出張開院”

 宇部おもちゃ病院は、十一日午後一時から万倉ふれあいセンターで開かれる。旧楠町では、初めての開催となる。
 原則として小学生以下の子供たちのおもちゃを、無料で修理。電池や特殊部品は実費を申し受ける。修理不能のものは“手遅れ”として返却、当日中に修理できないものは“入院預かり”となる。骨とう的な価値のあるものは扱わない。
 問い合わせは真鍋院長(電話51―5400)へ。

山陽小野田市議会有志で「9月解散議連」発足

 山陽小野田市議会(三十六人)の議員有志二十人が八日「九月自主解散を目指す議員連盟」(氏永創三郎代表)を結成した。先の会派代表者会議、全員協議会で多数を占めた九月解散の方向は固まりつつあるが、会派の枠を超え、解散への強い意志を議会内外に訴えるもの。解散時期で意見が分かれる会派、議員に働き掛けるとともに、支持者、後援会に対しても説明していく。
 議員連盟は、会派代表者会議の中で立ち上げを表明していた。三日に発起し、八日の会合で署名を呼び掛けたところ、八会派中五会派の議員が“血判状”とも言える申込書に署名。維新クラブ、公明会、市民クラブ、翔友会は全員が加盟した。趣旨には賛同するものの、署名は控えた議員、全体の方針には従うという議員が四人いるとみられる。


 議員連盟について話す氏永代表(右)と阿川副会長(市役所で)

2005年6月 8日

竜王山でヒメボタル見ごろ

 山陽小野田市の竜王山で、ヒメボタルが見ごろを迎え、山の至る所が美しいイルミネーションに包まれている。
 雄は飛しょうし、飛べない雌は草むらでせん光を放ちながら、パートナーを招き入れる。午後8時ごろから、同山中腹ともみじ谷を結ぶ登山道を散策すると、両側の森や草地の斜面が、キラキラと飾り立てられる。光の帯が流れるように飛ぶゲンジボタルとの競演も楽しめる。


 点滅する無数のヒメボタル(竜王山で、バルブ撮影)

19日は「父の日」

 十九日は「父の日」。宇部市内のショッピングセンターやデパートでは、ディスプレーと共に父の日をアピールするプレゼント用の商品が並び、日ごろの感謝の気持ちを贈ろうと、プレゼントを選ぶ買い物客の姿が増えてきた。
 サンパークあじす二階のサンリブ阿知須では、今月から紳士服売り場を中心にディスプレーを設置。通路沿いと、中央モールにワゴンやテーブルを置き、プレゼント用に箱に詰めたお勧め商品をクローズアップしている。


 「父の日」に向け、プレゼントを選ぶ買い物客(サンパークあじすで)

市議会一般質問・最終日、障害者の在宅福祉サービス充実

 宇部市内で、障害者の在宅福祉サービス利用が増えている。住み慣れた家庭や地域で安心して暮らせるよう、市もサービスの量的・質的拡充を推進。ホームヘルプサービスの二〇〇四年度実績は、市障害者福祉計画に掲げられた〇六年度の目標時間を超え、デイサービスも順調に推移している。六月定例市議会一般質問最終日の七日、藤田忠夫市長が明らかにした。
 〇三年度に策定された同計画は、リハビリテーションとノーマライゼーションを基本理念として、すべての人が健やかで自立した心の豊かな幸せな暮らしを築くまちづくりを目指している。〇六年度の目標量は、〇一年度の実績を基準に設定した。

市障害者ケア協議会がテーマソングの歌詞募集

 宇部市障害者ケア協議会(河合伸也会長)は、障害者が自ら企画した音楽演奏などの舞台イベント「Happy Together(ハッピー・ツゲザー)」のテーマソングを作ることになり、その歌詞を広く一般から募集する。
 応募は氏名、住所、電話番号を明記し、七月末までに郵送かファクス、Eメールで〒755―0062宇部市鵜の島町五―二一号、宇部市障害者生活支援センター・ぴあ南風内、Happy Together実行委員長、山田興二さんへ。ファクス(31―5151)、Eメール(pianan1@circus.ocn.ne.jp)。
 八月中旬に作品を選び、曲をつけて十月中旬に発表する。今年の夏のハッピー・ツゲザーには間に合わないが、来年以降のイベントを盛り上げるテーマソングにする。ケア協議会では「障害者が参加する、さまざまなイベントでも歌を流したい」と話した。

25日、県弁護士会が「女性の権利1110番」実施

 県弁護士会(若松敏幸会長)は、二十五日午前十時から午後一時まで、電話相談「女性の権利110番」を実施する。女性に対する暴力(ドメスティック・バイオレンス、ストーカー、セクハラ)を中心とし、職場や会社での女性差別などの問題について、対処法や正しい法律知識を提供してアドバイスする。相談ダイヤル(電話083-920-8730)、問い合わせは、同会(電話083-922-0087)へ。

山口国体水泳の基本計画策定へ

 県は二〇一一年の山口国体の水泳競技会場を、阿知須町のきららスポーツ交流公園とし、今年度、水泳プール整備基本計画を策定する。二井関成知事が七日の定例会見で発表した。
 二井知事は、同公園に決めたことについて「スポーツ交流ゾーン推進構想の推進、用地確保の容易さ、交通アクセスを総合的に勘案した」と述べた。

7月18日「小野田みなと祭花火大会」開催決定

 第四十四回「小野田みなと祭花火大会」は、七月十八日午後八時から小野田運動広場と市サッカー場を観覧会場に開かれる。二年ぶりに開催され、古里の夏の夜空を彩る。雨天の場合は二十日に順延。実施協議会が七日、市商工センターで開かれ、協賛団体や関係機関の関係者二十五人が出席し、要項を決めた。
 実施規模は、おととしに準じた規模、内容で開催する予定。各共催団体、事業所からスポンサー、協賛を募っている。同年の事業費は約千六百万円だった。前回並みの約三千発が東沖ファクトリーパークから打ち上げられる予定。今後、会場警備、駐車場、交通整理など事故防止対策については、安全会議を開いて協議する。


 花火大会の開催に向け、協力を呼び掛ける末廣副会頭(市商工センターで)

2005年6月 7日

市内小学校でトップ、黒石小のプール開き

 宇部市内の小学校のトップを切って、黒石小(緒方幸枝校長、四百三十八人)で七日、プール開きがあり、子供たちは元気良くプールに入り、水しぶきを上げた。
 一番乗りは五年生七十人。準備体操で体をほぐし、シャワーを浴びた後、プールへ。初日はプール内を走って回る「洗濯機」や水中じゃんけん、バタ足などで、久々の水の感触を楽しんだ。


 プール内を走る子供たち(7日午前9時半ごろ、黒石小で)

小野小児童、恒例の梅もぎ楽しむ

 小野小(石川友一校長、六十三人)で七日、梅もぎ作業が行われた。全校児童が、友達と協力して高枝切りばさみを伸ばしたり、木に登ったりして梅の実を収穫。初夏の恒例行事を満喫した。
 校庭に隣接する斜面には、二十年以上前に卒業記念で植えられた五十本の梅の木がある。毎年、全校で梅もぎを楽しんでいるが、今年は昨夏の台風の影響と、実がなりにくい“裏年”が重なり「例年に比べると、なり具合が少ない」と先生たち。
 収穫した実の中で傷がついたものは、その日のうちに三、四年生がジュースを作り、全校で味わう。きれいな実は、六年生が小野科(総合学習)の時間を利用して、八日に小野ふれあいセンターで販売する。


 高枝切りばさみを伸ばして、梅の実を収穫する子供たち(7日午前9時半、小野小で)

企業合同就職フェアに学生ら400人

 地元での就職を促進する「ふるさと山口企業合同就職フェア」は七日、宇部全日空ホテルで開かれた。来春に大学を卒業する学生ら四百人が訪れ、企業の求人情報などを熱心に尋ねていた。県商工会議所連合会など主催。
 若い優れた人材を県内に確保するため毎年開催。二日から下関、周南、岩国、宇部、山口の五会場で開かれ、県内の延べ二百八十三社が参加した。


 求人情報などを聞く学生ら(7日午前10時15分ごろ、宇部全日空ホテルで)

中心市街地の人口回復進む

 空洞化が進んでいた宇部市の中心市街地で、定住人口が徐々に回復している。借り上げ型市営住宅や民間分譲マンションの建設により、この四年間で五百三十一人増加。昨年度は六千二百五十九人(数字はいずれも十月一日現在)まで戻った。自治会活動の活発化、途絶えていた子ども会復活の動きなど、好影響も出ている。六月定例市議会一般質問二日目の六日、藤田忠夫市長が説明した。
 中心市街地は、市役所、図書館、福祉会館、記念会館などの公共公益施設や商店街が集積する約百四十ヘクタールで、神原、琴芝、新川校区にまたがる。二〇〇〇年三月に策定した市中心市街地活性化基本計画では「人口定住の促進」を四大目標の一つに掲げ、にぎわいの創出に取り組んでいる。

伊藤さんが市長選出馬断念

 宇部市長選挙に出馬の意向を示していた政治団体代表の伊藤悦雄さん(56)が六日、正式に立候補断念を表明した。
「資金調達をもっと慎重に考慮すべきだった。深く反省している」と関係者に陳謝。市選挙管理委員会事務局にも伝えた。
 市長選は十九日告示、二十六日投・開票で、四選を目指す現職の藤田忠夫市長(65)と、共産党県北南地区委員長で新人の五島博さん(49)の一騎打ちになりそう。

まつば園がパオと契約しタマネギ出荷

 知的障害者授産施設まつば園(桝本裕之園長)は、今年から本格的な野菜の有機農法に取り組んでいる。外食産業のパオとも取引の契約を交わし、これまでにタマネギを三度出荷。安全で新鮮な食材と、高い評価を得ている。
 こだわりは、無農薬栽培。肥料は、鶏ふんを使用している。主任支援員の松久邦雄さんら職員が中心となり、植え付け、除草、追肥などの作業には、通所者たちも汗を流す。畑は同園のすぐ裏にあり、およそ四百平方メートル。パオとは今春からの契約で、五月十一日に初出荷。これまで約百五十キロのタマネギを出荷した。


 まつば園で収穫した無農薬タマネギ

2005年6月 6日

宇部フ大生・閻さんが橋田さんの著書翻訳、自費出版

 宇部フロンティア大三年の中国人留学生、閻先会(えん・せんかい)さん(31)が、イラクで銃弾に倒れた宇部市出身のフリージャーナリスト、橋田信介さん(当時六十一歳)と、妻幸子さん(51)=静岡県清水町=の著書を中国語に翻訳し、中国国内で自費出版した。タイトルは戦場を駆け抜けた橋田さんをイメージして『走過戦場』。出版費用はアルバイトでひねり出した。閻さんは「これで橋田先生との約束が果たせた」と喜んでいる。
 北京、上海、済南、青島などの大都市の書店で販売が開始された。日本の書店では販売していない。既に、宇部フロンティア大図書室に寄贈しており、今後、中国人留学生が在籍する県内の大学、図書館などに贈る。


 閻さん

中国語に翻訳された『走過戦場』

宇部署が市長選の選挙違反取締本部設置

 宇部市長選挙の告示まで十三日と迫り、宇部警察署(宮本豊一署長)は六日、選挙違反取締本部を設置した。宮本署長を本部長に署員二百五十人体制で、違反行為に目を光らせる。
 六日午前十時には、宮本署長が刑事二課の出入り口に取締本部の看板を掲示。宮本署長は「不偏不党、厳正公平な取り締まりを推進し、違法状態の早期除去と買収をはじめとする悪質違反の検挙を徹底し、選挙の自由と公正を確保する」としている。四年前の市長選では、違反、検挙、警告ともに一件もなかった。
 十九日告示、二十六日投・開票。


 選挙違反取締本部の看板を設置する宮本署長(6日午前10時、宇部署で)

歯の健康フェアで健康管理の大切さ再考

「歯の衛生週間」(四|十日)にちなんで、歯の健康フェア(宇部歯科医師会、市など主催)が五日、市シルバーふれあいセンターで開かれた。今年のテーマは「お口は健康の窓口」。たくさんの親子連れらが受診した。成人歯科講座もあり、寸劇などで歯の健康管理の大切さを説明していた。湊隆生会長をはじめ歯科医、歯科衛生士ら約五十人が対応した。
 歯のなんでも相談、口腔(こうこう)健診、歯ブラシ指導などの各コーナーを設置。フッ化物洗口コーナーでは、虫歯予防効果があるフッ化物を活用した「フッ化ナトリウム溶液」のうがいの励行をPR。菓子やおもちゃが当たるくじ引きもあり、サービスに努めていた。リピーターも増えて、フェアがすっかり市民に定着していることをうかがわせた。


 歯の健康診断を受ける市民(市シルバーふれあいセンターで)

宇部市水道局のアンケート調査結果

 水道水はそのまま飲むより、冷却・沸騰させたり、浄水器を利用したりする人が多い。「おいしい水」を求める志向が強く、約六割はミネラルウオーターなど市販の飲料水を購入。安全で、塩素臭が少なく、災害に強い水道を望む-。宇部市水道局(今井信之局長)が行ったアンケート調査で、こんな市民像が明らかになった。
 洗濯機や風呂、シャワーの所有率は95%を超え、水洗トイレは83・6%、温水器は46・0%、浄水器も39・9%普及。水使用機器購入の判断基準は「省エネ・節水」が「機能」や「価格」を上回り、環境意識の高さをうかがわせた。洗濯機のタイプは全自動が86・2%。過半数が風呂の残り湯を利用している。
 水道水をどうして飲むか(複数回答、数字は延べ数に占める比率)は「お茶やコーヒー」が35・6%でトップ。塩素臭を抜くため沸騰させたり、冷やしたりして飲むが23・1%、浄水器利用は22・1%、生水をそのままは17・8%にとどまり、全く飲まないも1・4%いた。ミネラルウオーターなど市販の飲料水を常時買う人は13・5%。時々を含めると57・5%に達した。購入の理由は「おいしい」「安全で健康に良い」「身近にあって便利」の順で多かった。


 

歯の健康優良児市長賞に坂本さんと田中さん

 山陽小野田市の「歯の健康優良児および母と子の良い歯のコンクール」は四日、市役所であり、厚陽小六年の坂本久美さんと高千帆中三年の田中美絵さんが最高賞の市長賞に選ばれた。十一月六日に萩市で行われる県のコンクールに進む。
 小野田歯科医師会(長沢延明会長)、厚狭歯科医師会(藤井征郎会長)の会員が、市内の小学六年生と中学三年生から選ばれた男女三十三人、三歳児健診を受けた母子五百八十組から選ばれた二組を審査した。
 表彰式では、白井博文市長、江沢正思教育長、両歯科医師会長、市教育委員会の野村誠学校教育課長が、入賞者に賞状を手渡した。


 賞状を受ける市長賞の2人(市役所で)

2005年6月 4日

12日はしょうぶまつり、150種8万本見ごろに

 常盤公園のしょうぶ苑で、初夏を彩るハナショウブが開花期を迎えている。恒例のしょうぶまつりは十二日午前九時から。百五十種八万本の競演が楽しめる。
 しょうぶ苑は公園西駐車場入り口そばにある。公園管理事務所によると、四年前からの土壌入れ替えにより、今年の花の出来は上々。白色の「玉洞」や紫色の「揚羽」などが開花している。現在は二分咲きだが、しょうぶまつりのころには七、八分咲きになる見込み。
 問い合わせは宇部観光コンベンション協会(電話34-2050)へ。


 開花を始めたハナショウブ(常盤公園で)

川上校区で“ふれあい田植え”

 川上校区子ども委員会(小田成生会長)主催の「ふれあい田植え」が四日、川上ふれあいセンター近くの水田で行われた。
 そりレースも初めて実施され、親子百六十六人が歓声を上げながら泥んこ遊びを満喫した。
 参加者たちは十人が一組になり、横一直線に並んで、一本ずつ丁寧に「大きくなってね」などと声を掛けながら、苗を泥の中に植え込んでいた。そりレースの予行演習とばかりに、全身を泥だらけにして農作業に励む姿も見られた。


 横一直線になって田植えに励む子供たち(4日午前9時半ごろ、川上南側で)

「古里の川にホタルを」、上宇部子ども委がカワニナ放流

 古里の川に舞うホタルを育てようと、上宇部校区子ども委員会(秋本昌子会長)は四日、二俣瀬車地の厚東川・田の小野橋付近で、ホタルの幼虫の餌となるカワニナを採取し、上宇部の時雨川に放流した。
 児童四十三人と保護者六人、スタッフ十五人の計六十四人が参加。子供たちは、はだしやサンダル履きになって浅瀬に入り、岩や石をひっくり返して、すき間に隠れたカワニナを見つけた。ルーペで生物を観察したり、友達と石を投げて遊んだりする子もいた。


 厚東川でカワニナを取る子供たち(4日午前10時半ごろ、田の小野橋付近で)

10月から介護保険見直し、自己負担約3万円アップ

 二〇〇六年度の介護保険制度改革に先行し、今年十月から施設給付が見直される。介護保険を受けている施設入所者の居住費と食費が保険給付の対象外となるもので、自己負担が約三万円上がる。低所得者に対しては、特定入所者介護サービス費(補足的給付)が創設され、負担が軽減される。六月定例宇部市議会一般質問初日の三日、藤田忠夫市長が明らかにした。
 施設給付の見直しは、介護保険と年金給付の重複の是正、在宅と施設の利用者負担の公平性から取り組むもので、介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設の入所者(市内では千六百五十人)が対象となる。

宇部管内の金属片、50ヵ所で計65個回収

 全国各地のガードレールの継ぎ目に、金属片が見つかっている問題で、宇部市や県宇部土木建築事務所は三日、管内の県道や市道、県が管理する国道490号などを緊急点検。五十カ所で合わせて六十五個の金属片を見つけ、回収した。
 県が三日午後六時までにまとめた点検結果は、県管理国道百四十三カ所で百五十五個、県道二百八十六カ所で三百二十個の計四百七十五個。各市町村が調べた市町村道は二百二十一カ所で二百六十九個見つかった。
 回収した市職員は「見つかった場所は、事故が多く発生している事故危険個所が多かったが、原因は不明。中には鋭利な部分が道路側に出て危険な個所もあり、今後も注意していきたい」と話した。

山陽小野田市議会全員協で「9月解散」説得へ

 山陽小野田市議会の全員協議会は三日、市役所であり、自主解散の時期について九月議会終了後を軸に調整することを申し合わせた代表者会議の協議結果を報告した。六月解散や在任特例の全面適用などの意見があり、一本化には至らず、多数を占めた九月解散に向けて、相本繁夫議長が反対する議員の説得にあたることになった。
 代表者会議での申し合わせを報告したところ、議員からさまざまな意見が出た。
 六月解散を主張する会派は、何らかの形で担保が取れるようなら九月を受け入れるとした。そのほかの会派からは、合併協議会、議会の議決の重みなど、法律に基づいた特例を覆すことへの反発も聞かれた。


 自主解散時期について話し合った全員協議会(市役所で)

2005年6月 3日

謎の金属片、宇部地域でも11ヵ所

 全国各地の国道のガードレールの継ぎ目で、鋭利な金属片が見つかっている。宇部地域では三日午前九時までに、宇部市内二カ所と山陽小野田市九カ所の計十一カ所(いずれも国道2号と190号)で確認された。埼玉県では先月末に男子中学生が負傷しており、全国の道路管理者が調査を進めている。接触に伴う車両部品の欠落、いたずらなどが考えられ、警察署が捜査している。


 ガードレールに付いた金属片(西高泊で)

厚南で見つかった金属片

藤山中生徒が社会見学で職場体験

 藤山中(村上峰晴校長、三百三十四人)の一年生は二日、社会見学として、ハミングロード新天町などの三カ所で職場体験を行った。キャリア教育校の指定を受け、生徒の進路決定に役立てようと、今年度から内容を見直したもの。生徒たちは訪れた職場で働きながら社会の一員としての取り組みなどを学んだ。
 同教育校は文部科学省の指定で、昨年度から三カ年で取り組んでいる。一年生は例年、萩や津和野を訪れ、観光面も取り入れていたが、今年度は地元の農業や商業に触れることが目的。
 一年生百八人は新天町、あじす葡萄の森、市学校給食センターと宇部蒲鉾の三班に分かれて実施。新天町では、三十七人が宇部新天町名店街協同組合の協力を得て、七店舗に分かれての職場体験とアーケード内の清掃をした。


 仕事を体験する生徒たち(ハミングロード新天町で)

宇部市男女共同参画基本計画を策定

 宇部市は、男女共同参画社会づくりの具体的な指針となる「宇部市男女共同参画基本計画」を策定した。男女の人権の尊重、働く場における男女の均等な機会と待遇の確保など、七つの基本目標を掲げている。市の審議会などの女性委員構成比を27・3%(〇四年六月一日現在)から、二〇一〇年度には35%に引き上げる数値目標も設定している。
 〇二年に制定した市男女共同参画推進条例に基づき、参画社会の実現に向け、〇三年度から地域の特性を生かした総合的、計画的な基本計画づくりを進めていた。基本計画のダイジェスト版は、市のホームページに掲載している。


 

26日、西岐波の「校区清掃の日」

 西岐波校区コミュニティー推進協議会(佐藤巽会長)は、校区を挙げて環境美化に取り組む「校区清掃の日」を設けた。過去三年間にわたって開催してきた校区教育振興フォーラムでの提唱を生かした。一回目の清掃作業は、二十六日午前九時から約一時間を予定している。
「ごみのないきれいなまちづくりは、非行や犯罪のない明るい地域づくりにつながる」と、西岐波小・中学校やPTA、校区ふれあい運動推進員会などで組織する同協議会青少年育成部(中村達章部長)が計画した。

山陽小野田市長らが防災パトロール

 山陽小野田市は二日、防災パトロールを関係機関とともに実施した。白井博文市長を陣頭に、担当課の職員、県宇部土木事務所、小野田、厚狭の両警察署、消防本部・団から三十人が参加し、危険個所を点検した。
 今年は台風、長雨で浸水被害を受けた田の尻、津布田、西糸根、急傾斜地が崩壊した有帆角石、平沼田の五カ所を回り、改善個所の強度などをチェックした。


 対策工事の状況を確認する白井市長らパトロール隊(焼野海岸で)

2005年6月 2日

宇部全日空ホテルのビアガーデン、オープン

 左党お待ちかねのビアガーデンの季節が到来した。宇部市内では1日、宇部全日空ホテルのルーフビアガーデンがトップを切ってオープン。連日の暑さもあって450人が駆け付け、次々にジョッキを傾けながら乾いたのどを潤していた。
 営業は8月31日まで。時間は午後5時半~9時半。6月中の日曜日と荒天時は休み。8月上旬までは週末を中心に予約が入っており、同ホテルでは売り上げ増につながる“暑い夏”に期待している。


 ジョッキを手に「乾杯」と盛り上がるグループ(宇部全日空ホテルで)

安田さん宅でツルバラ満開

 宇部市明治町の安田美華さん(24)方の庭で、ツルバラの花が満開。四方に伸びた背丈二・五-三メートルほどの枝先には、淡いピンクの花が多数付いている。家族や近所の人たちは、大きく広がった枝とかわいらしい花のアンバランスさを楽しんでいる。
 安田さん方では、五、六年ほど前にツルバラの栽培を始めた。もともとは一本の小さな株だったが、二、三年前から枝が大きくなり、毎年五月末から六月上旬にかけて花を咲かせる。今では放っておくと、隣の敷地にまで枝が伸びてしまう。今年も五月二十日ごろから開花し始めたという。


 満開のツルバラ(明治町の安田さん方で)

学童保育クラブの委託料大幅ダウン、人件費抑える動きも

 宇部市の学童保育クラブに対する委託料が今年度、大幅に下がったことから、学童保育を運営している地区・校区社会福祉協議会、幼保育園に、懸念の声が広まっている。指導員の勤務体制を見直して人件費を抑えたり、予算を組み直したりする動きも出てきた。市財政の窮乏が、重要な施策であるはずの子育て支援の現場まで脅かしている状況だ。
 市内の学童保育クラブは市が実施主体。運営費は利用者の保育料と、国・県・市の委託料(三分の一ずつ)で賄われている。
 委託料は、障害児の受け入れや開所時間の延長によっても異なるが、利用児童の人数に応じた委託料は五段階に区分されている。いずれの区分でも、二十九万七千五百円から二十九万八千円下がった。

山大工学部で地震報告会

 新潟県中越地震・福岡県西方沖地震報告会は一日、山口大工学部で開かれ、学生や一般九十人が緊急時の情報伝達の在り方などに耳を傾けた。同学部主催、山口県消防防災課・宇部市共催。
 昨年十月二十三日に発生した新潟地震は震度7を記録し、死者四十六人、住宅全半壊一万六千戸の大被害。福岡地震は三月二十日に起こり、震度6弱の強い揺れを記録。死者一人、家屋全半壊は三百三十四戸に達し、玄海島は全島避難の措置が取られている。
 報告会では、山大理学部の金折裕司教授が「福岡県西方沖地震と新潟県中越地震に関する断層テクトニクス」、同大工学部の兵動正幸教授が「斜面と盛り土構造物の崩壊について」、同大工学部の鈴木素之助手が「地滑りと河道閉そくについて」、同大工学部の村上ひとみ助教授が「住家被害・人的被害と応急対策の問題」のテーマで、学術的見地から報告した。


 緊急情報伝達の課題を話す弘中さん(中央、山大工学部で)

「ふるさとを考える会」設立、推進役の受任者は350人

 小野田の将来を考える会(瀬戸信夫会長)の総会は一日、市民館であり、山陽の組織と合併し「ふるさとを考える会」を設立し、新しい一歩を踏み出した。代表には瀬戸さん、支部代表には西村公一さん(小野田)、河村芳高さん(山陽)が就任。活動の第一弾として、市議会に対する解散請求(リコール)に向けた署名活動に取り組むことを決め、会員の大半が署名ボランティア(受任者)となり、運動の輪を広げていく。
 リコールの請求代表者となった瀬戸代表が、議会の現状を説明し、署名活動を提案。「われわれが推した白井博文市長を助けるという思いが強い。議会は自浄能力を失っており、もし九月解散をはっきり示したとしても信用できない。リコールは本意ではないが、議会に対して自主解散を促すためのもの。政党、団体、しがらみにとらわれず、広範な市民の力を集めたい」と話した。この後、署名ボランティアへの登録を呼び掛けるとともに、リコールのスケジュール、活動上の諸注意を説明。総会後のロビーでは、署名ボランティア登録者に対して署名簿を配布した。同会では、既に百五十人を確保しているが、この日だけで、二百人が新たに加わったことになる。


 新しい一歩を踏み出した設立総会(市民館で)

署名簿を受け取るボランティア(市民館で)

2005年6月 1日

衣替えで気分一新

 きょうから6月。夏本番の暑さが近づくにつれ、半袖や薄手のシャツなど、涼しげな服を着る人が目立ってきた。朝の通学路では、中・高校生の多くが夏服に身を包み、はつらつと登校。市役所でも職員たちが、ノーネクタイなどのサマー・エコ・スタイルに切り替えた。
 中・高校生の夏服への移行は各校で異なるが、1日を挟んだ前後2週間程度。この時期は冬服、ベスト、カーディガン、半袖と、生徒たちの制服姿はさまざまだが、大半の生徒は、白いシャツや半袖などの涼しい服で気分を一新して、登校していた。


 涼しげな姿で登校する生徒(1日午前8時20分ごろ、琴芝小付近で)

宇部市長選、19日の告示向け準備

 十九日告示、二十六日投・開票の宇部市長選挙に向け、市選挙管理委員会は一日から、ポスター掲示場の設置を始めた。五日までに市内四百十カ所に取り付ける。市長選には三人が出馬を表明していたが、一人は断念する見込みで、三回連続で現職と共産候補との一騎打ちになる公算が大きい。投票の入場券は十三日から発送する。
 掲示板の大きさは縦九十一センチ、横百八十二センチ。注意書きの左横に、四十五・五センチ四方の枠が、六番まで設けられている。設置場所は昨夏の県知事選では、旧楠町を含み四百四十一カ所に上ったが▽交通量が少ない▽山林の割合が多い▽近くに別の掲示板がある-所などを見直し、今回は三十一カ所減らした。その結果、旧宇部地域は三百六十二カ所、楠地域は四十八カ所になる。投票所は六十二カ所で、変更はない。


 掲示板を支柱に留める業者(1日午前9時すぎ、市役所前で)

“宇部い~な大使”募集

 宇部観光コンベンション協会(伊藤隆司会長)は、宇部市を全国にPRする第四期の「宇部い~な大使」二人を募集している。任期は十一月一日から二年間で、観光振興事業や公的行事に参加する。同協会では「まちづくりや観光に関心のある明るい人の応募を待っている」と話している。
 同協会や市の公共機関、山口宇部空港に置いてある応募用紙に必要事項を記入し、六カ月以内に撮影した上半身正面と全身のカラー写真を添えて、応募する。締め切りは七月三十一日。
 応募、問い合わせは、〒755-0029宇部市新天町1-2-36、まちづくりプラザ四階 同協会(電話34-2050)へ。

市が参画活動助成金制度スタート

 宇部市は、男女共同参画社会の実現を進める団体を支援する「市男女共同参画推進活動費助成金制度」を、今年度からスタート。三十万円を上限とし、五団体程度を募る。今月十日が締め切り。
 助成金は一団体当たり上限三十万円で、五団体程度を選ぶ。市男女共同参画課や各市民・ふれあいセンターにある申請書に必要事項を記入し、十日までに申請する。審査委員会で、七月上旬までに助成団体を決定する。問い合わせは市男女共同参画課(電話34―8150)へ。

宇部市議会開会

 六月定例宇部市議会が一日に開会し、上程十八議案の説明などが行われた。一般質問は三日から七日までの三日間で、十九議員が登壇する。会期は十四日まで。
 最初に、人権擁護委員の候補者推薦について総合審議し、永冨静子さん(70)=小野=、森口久子さん(57)=川上=の再任と、三隅幸子さん(56)=岬町=の新任を議決した。その後、市事業所設置奨励条例制定、西岐波地域の住居表示の街区方式への変更、西部浄化センターの分流水処理施設・第三ポンプ施設工や西岐波小第一期校舎改築の工事請負契約締結など、十七件の提案理由説明があった。

山陽小野田市議会解散請求が始動

 小野田の将来を考える会の瀬戸信夫さん(55)=稲荷町=は一日、山陽小野田市議会の解散請求書と請求代表者証明書の交付申請書を、市選挙管理委員会(生田希委員長)に提出した。即日交付され、リコールに向けた署名活動が事実上スタート。「政党、団体にこだらわない市民運動とし、市民の意思を示したい」としている。
 解散請求書では「議員も新市民から選ばれるべき。市長選の結果は、多くの市民が議員の在任特例反対の意思表示をしたもの」とし、即刻解散を求めている。瀬戸さんは「自主解散を強く願うものだが、今の議会は市民を視野に入れて動いているようには見えない」と話した。本請求に必要な署名数は有権者の三分の一に当たる一万八千強だが、二万から有権者の過半数までを視野に入れている。


 解散請求書、請求代表者の申請書類を提出する瀬戸さん(右、1日午前8時40分、市役所で)