2005年5月31日

初夏彩るヤマボウシ

 好天が続く宇部地方。市内北部の山間部では、かわいらしい花びらのような白色の総苞(そうほう)を持つヤマボウシが多く見られるようになった。緑の葉との絶妙なコントラストは初夏の風物詩。夏は着々と近づいている。
 ヤマボウシは、ミズキ科の落葉高木。低山に自生し、庭木にもされる。初夏に白い総苞を4枚付け、中央に20-30個の小花が球状に集まる。つぼみの集合を坊主頭に、総苞をずきんに見立てたことから「山法師」と呼ばれている。


 

白色の総苞がかわいいヤマボウシ(小野花香の国道490号で)

びっくり珍カレイ

 一体どっちが表なの?カレイと言えば、裏は白を想像するが、宇部市草江の「お好み焼き・かあちゃん」を姉妹で営む内田栄子さん(68)は、購入した魚の中に、両面ともに灰色のカレイを発見。常連客らと目を丸くしている。
 二十八日朝、近所の人に宇部市八王子の朝市で、約二十匹のカレイを買ってきてもらったところ、両面とも灰色で、暗褐色の斑点があるカレイ一匹が交じっていた。県水産研究センター内海研究部(山口市秋穂二島)によると「メイタカレイと思われる。生まれた直後の栄養状態や環境によって裏に色素が回り、両面が同じになることがある。今回もそのケースでは」としている。


 

表はどっち?両面ともに灰色のメイタカレイ

宇部環境国際協力協会が今夏、留学生に環境技術を紹介

 宇部環境国際協力協会(中西弘理事長、通称アイカ)の総会は三十日、文化会館で七十人が出席して開かれた。地元の留学生を対象に七月か八月に、市内の事業所が取り組む環境保全対策の見学会を初めて実施することを決めた。来年二月には、環境保全について学ぶフィリピンからの青年研修生二十三人を引き受ける。
 総会では、中西理事長が「会が発足して七年目を迎え、基礎固めから本格的な活動の時期に入っている。今年度も新しい事業をいくつか予定しており、『環境都市』宇部を具体化していこう」とあいさつ。縄田欽一市助役が「これまで以上に有意義な活動を繰り広げてください」とエールを送った。

6月議会あす招集、3日から一般質問

 宇部市議会は三十日、議会運営委員会(三戸充委員長)を開き、六月定例会の日程を一日から十四日までの十四日間と決めた。一般質問は三、六、七日の三日間で、十九人が登壇する。
 初日の一日は人権擁護委員の候補者推薦について総合審議し、上程議案の提案説明を行う。日程は次の通り。(敬称略)
 ▽一日=本会議
 ▽二日=休会
 ▽三日=一般質問①真鍋恭子(共産)②下井洋美(誠和会)③兼広三朗(新政会)④今本克己(市政会)⑤長谷川耕二(公明)⑥村上恵子(同)⑦山村通弘(無所属)
 ▽四・五日=休会
 ▽六日=一般質問①射場博義(市政会)②荒川憲幸(共産)③新城寛徳(公明)④川上和恒(市民クラブ)⑤橋本嘉美(楠風会)⑥藤井正晴(公明)
 ▽七日=一般質問①東哲郎(新政会)②高井仁(市政会)③岡本公一(共産)④有川真理子(共産)⑤猶克実(清志会)⑥広重市郎(同)
 ▽八日=議案質疑、委員会付託
 ▽九・十日=常任委員会
 ▽十一-十三日=休会
 ▽十四日=最終本会議

自主解散への請願不採択でリコール本格化

 山陽小野田市議会の早期自主解散を求めた請願が、五月臨時会の最終本会議で不採択になったことを受け、市民団体によるリコール(住民請求)への動きが本格化する。小野田の将来を考える会(瀬戸信夫会長)は、所定の手続きを踏まえ、六月二日から議会解散を求める住民投票に必要な署名活動に入る。
 不採択の知らせを受けた瀬戸会長は「残念だ。今回も判断を誤られたと言うしかない。信任を失っておられる議会が存続し続けることは不自然だし、多くの議員が自主解散に理解を示している以上、解散するのが筋ではないか」と話した。

2005年5月30日

28日、上小野でホタルまつり

 梅雨時期を前に、宇部市内では初夏の風物詩ホタルの季節を迎えた。今年は夜間冷え込むことが多く、昨年に比べ約一週間遅れ。二十八日には上小野地区第五回ホタルまつり、上宇部地区でホタルを観る夕べがあり、多くの市民が、幻想的な光の世界を満喫した。


 見物客を魅了したホタル(上小野で)

もちまきに歓声上げる市民(横瀬八幡宮で)

常盤校区20周年式典で“20歳”の門出祝う

 常盤校区の設立二十周年記念式典が二十九日、常盤ふれあいセンターで開かれた。地域の団体や施設の代表者ら八十五人が出席。古里の二十歳の門出を共に祝福し、さらに住みよい地域づくりに向けて一層の努力を誓い合った。山本昭さんら功労者六人の表彰式も行われた。
 同校区は一九八五年、西岐波と恩田の一部が合併して誕生した。当初は二千四百八十一世帯、人口七千七百六十八人だったが、風光明美な地域性から年々増え続け、現在は三千二百六十一世帯八千七百十四人にまで増えた。


 校区の20年を振り返る藤永さん(常盤ふれあいセンターで)

阿知須道の駅にむらまちステーション開所

 阿知須町きらら浜の道の駅「きらら あじす」に二十九日、むらまち交流ステーションがオープンした。第一弾イベントとして、同町特産品カボチャ「くりまさる」の作付け体験が行われ、親子連れら三十三人が汗を流した。今後も阿知須の風土を生かした体験イベントを行い、都市農村間の交流展開を図っていく。
 開所式で岡村久寿男駅長は「人、物、心の交流拠点として充実させたい」とあいさつ。磯村豊子・県農林部審議監が「豊かな自然環境など、恵まれた立地条件を生かしてほしい」と祝辞を述べた。岡村駅長と磯村審議監によって、道の駅インフォメーションセンターに看板が掲げられた。


 看板を掲げる岡村駅長(左)と磯村審議監(道の駅で)

山陽小野田市議会最終本会議は解散決議案を否決

 山陽小野田市議会の五月臨時会は三十日、最終本会議があり、議会の早期自主解散を求めて、市民団体が提出した請願、共産党市議団が提案した決議案をいずれも否決した。
 議員の在任特例に反対の立場を取る白井博文市長が誕生したことをきっかけに、特例の活用に関する議論が議会内外で活発になった。議会は会派代表者会議を開き、自主解散の方針を固めたが、時期などをめぐって一本化していない。三十一日には三たび代表者会議を開く。
 一方、市民側は小野田、山陽町の将来を考える会、十分な情報と説明を求める会などが中心となり、世論を喚起。議会が潔い態度を示さない限り、リコールも辞さない構えを見せている。六月に入ると、請求代表者を決め、解散請求の住民投票に必要な署名活動に入る。

2005年5月28日

宇部港でテロ対策訓練

テロ行為を想定した対応総合訓練が二十七日、宇部市沖宇部の宇部港芝中西岸壁で行われた。テロや国際犯罪の水際阻止に取り組む宇部港危機管理コアメンバー(八機関)と民間事業所(五社)から約百二十人、車両四台、船舶五隻が参加。関係機関が連携強化、役割の把握をし、危機管理体制の充実を図った。同コアメンバーによる合同の訓練は今回が初めて。


 上陸した不審者役を取り押さえる警察官(宇部港芝中西岸壁で)

山本さんが、思い出のカメラ展

明治・大正・昭和時代にこだわり「道具&機械のミニ資料館」を開設する宇部市東梶返の会社員、山本雅史さん(54)が、第五回小企画として「写真の日」(六月一日)にちなみ、カメラ展を始めた。少年時代に愛用したカメラも展示し「同時代を生きてきた人たちにも懐かしんでほしい」と話す。会期は二年間のロングランとなるが、途中、展示品の入れ替えもする。 今回、展示しているカメラは、昭和三十年代(一九五五年)の「サノン6モデルⅡ」、ライカのコピー品として知られる旧ソ連の「ゾルキー」、米国製の「イーストマンコダック」、ドイツ製の「アグファー」、日本製では普及品の「オリンパスペンEE」「コニカオートS2」「フジカデイト」など二十点を展示。山本さんが小学生時代、小遣い銭をためて購入した「スタート35K」もある。


 お気に入りのカメラをずらりと展示する山本さん

みなと祭花火大会復活へ

小野田商工会議所(藤田保郎会頭)は、「小野田みなと祭花火大会」を二年ぶりに開催する方針を固めた。二十七日に市商工センターで開かれた第五十一回通常議員総会で、承認された。七月十八日の午後八時から、小野田運動広場と市サッカー場を観覧会場に実施予定。来月七日に同センターで開く、市、観光協会、商店会連合会など共催団体や関係機関との協議で最終決定する。


 花火大会の開催に協力を呼び掛ける末廣裕幸副会頭(市商工センターで)

宇部市社協、中村会長が続投

宇部市社会福祉協議会(中村勝人会長)の理事会と評議員会は二十七日、福祉会館であり、新理事・評議員の改選に伴う役員の選任で、中村会長と東賢紀副会長の続投が決定した。五月末で任期満了を迎える木村忠事務局長の後任には、中山武久前市消防長が就任する。役員の任期は二年、事務局長の任期は三年。(3面に中村会長のインタビューと新理事・評議員)

2005年5月27日

恩田プールが46年ぶりの“お色直し”

 恩田プールの二十五メートルと徒渉プールで、塗装改修工事が行われている。白地だった底面は鮮やかなマリンブルーに塗り替えられ、夏本番を前に清涼感たっぷりのプールに生まれ変わる。
 傷んでいる底面の部分改修とともに進められている工事。市教育委員会体育課によると、五十メートルプールは一九八九年に塗り替えられたが、両プールは五九年以降、大幅な塗装改修は行われておらず、四十六年ぶりの「お色直し」となる。


 マリンブルーに塗り替えられている底面(恩田プールで)

監査委員に小川さん

 宇部市議会の臨時会は二十七日、本会議を再開し、監査委員に小川裕己さん(新政会)を選任することに同意した。議会運営委員会、常任委員会、特別委員会の構成も決まった。特別委員会は定数を八人から十一人に変更した。
【小川裕己(おがわ・ひろみ)】
1948年9月27日生まれ56歳。福岡大卒。91年5月に初当選し、現在4期目。99年6月から2003年4月まで活性化対策特別委員会委員長、同年5月からは総務財政委員会委員長を務めてきた。住所は厚南。


 小川裕己さん

恩田小5年生が総合学習でラジオ番組制作へ

 恩田小(吉田優校長、六百八十九人)の五年生百三人が、総合学習の一環としてラジオ番組の制作に取り組む。エフエムきらら(井上悟社長)の協力を得て、発声方法やリポートの仕方などを学び、来年一月に子供たちが考えた番組を同局で放送する。二十六日には井上社長からラジオ放送の仕組みや放送局の種類などを聞き、学習をスタートさせた。
 ラジオ番組を企画、実践することで、制作の難しさと達成感を味わうとともに、仕事の厳しさや公共放送の責任の重さ、人に対する話し方などを学ぶ。今後は六月に番組の作り方と発声方法、十月に取材やリポートの仕方を学習。十一月にリポートを実際に体験し、来年一月、子供たちのアイデアによるオリジナル番組を生放送する。


 井上社長の話を聞く子供たち(恩田小で)

宇部市が市民活動支援基金助成制度スタート

 宇部市は、市民活動団体が行う公益性の高い活動を支援するための「宇部市市民活動支援基金助成制度」の運用を始める。今年度は六月十三日から三十日まで、助成を希望する団体を募集。一団体当たり三十万円を限度に、三団体程度を助成する。並行して、基金への寄付を広く募る。
 六月十日午後六時半から市男女共同参画センターで事業募集説明会を開催する。申請は、市民活動課、楠総合支所市民生活課、各市民・ふれあいセンターで、備え付けの申請書類、活動実績が分かる資料を添付して申し込む。
 申請団体を対象に、七月八日午後三時から同センターで、市民活動推進会議が書類審査と公開プレゼンテーション審査を行い、同月中旬までに決定する。

山陽小野田市・白井市長、オート事業でも検討委

 山陽小野田市の白井博文市長は二十六日、市議会産業経済常任委員会(平中政明委員長、十人)に出席し、収支改善計画に沿って多額の累積赤字の解消を目指している山陽オートレース事業について、市民病院事業同様、将来構想検討委員会を立ち上げる考えを明らかにした。六月議会後にも委員構成などの検討に入る。
 山陽オートの累積赤字は、二〇〇三年度末までに七億七千五百万円。オート業界全体の構造改革が進む中、日本小型自動車振興会への交付金の納付を〇五年から〇七年までの三年間、猶予を受けるとともに、企業努力で経費を削減し、赤字解消に取り組んでいる。
 五月臨時会に上程された補正予算案は、〇四年度末で見込まれる累積赤字十億三千三百万円を、今年度予算から繰り上げて充用するもの。単年度赤字は二億五千八百万円に上る計算だ。公営競技事務所は「台風、降雪による本場開催、場外発売の中止、災害に伴う施設修繕、重賞レースの売り上げ減などが影響した」と報告した。

2005年5月26日

「宇部市防災マップ」完成

 宇部市は、市内の災害危険区域や避難場所、公共施設などの位置情報をデジタル化した「宇部市防災マップ」を作製した。災害関連データを地図に集約したのは、県内では初めて。日ごろの備えに活用するほか、地域の自主防災研修や防災意識啓発に役立てる。
 マップは、各市民・ふれあいセンターに掲示。六月初めから市のホームページでも公開する。マップを活用した自主防災組織育成セミナーを、九月から開催。地図には、今後も必要な情報を加えていく。 


 完成した「宇部市防災マップ」を紹介する藤田市長(26日午前10時半ごろ、市役所で)

29日、熱帯植物館友の会が設立10周年記念行事

 熱帯植物館友の会「トロピカルフレンズ」(梶返昭二会長、百五十人)は二十九日、常盤公園とホテル河長で設立十周年記念行事を行う。友の会が造成した同公園のロックガーデン見学会や講演会などを実施、記念写真集も作製した。友の会は市民の参加を呼び掛けている。
 二十九日の記念行事は午後一時からロックガーデンと雑木と春植物苑の植物観察会を開催。造園当初からかかわっている末広行事委員長が案内する。三時からはホテル河長で記念講演会を開く。藤田忠夫市長が「常盤公園および熱帯植物館の充実と展望」、福岡市水道局勤務の農学博士、梶返恭彦さんが「森林教育の実情について-ドイツ、スイス、イギリスの事例」と題し話す。講演会後は記念祝賀会を開く。
 友の会では観察会と見学会の一般参加者を受け付けている。問い合わせ、申し込みは熱帯植物館(電話31-8301)へ。


 記念写真集を手に10年間を振り返る友の会メンバー(常盤公園の熱帯植物館で)

共産党の五島さんが市長選へ出馬表明

 共産党県北南地区の五島博委員長(49)=宇部市小串=が二十六日、市役所で記者会見し、同党公認候補として第十七回市長選への出馬を表明した。四選を目指す現職の藤田忠夫市長と、政治団体代表で新人の伊藤悦雄さんも既に出馬を表明している。選挙は六月十九日告示、二十六日投開票。
 五島さんは新川小、宇部短大付属中、宇部高、山口大文理学部卒。一九七九年から八〇年まで冨士商事大阪支店に勤務した。日本民主青年同盟県委員長、中央常任員などを歴任。共産党には七六年に入党し、県南部地区委員長や県委員会勤務、周陽地区委員長を経て、今年四月から現職。九七年の市長選に立候補したが、藤田市長に敗れた。


 市長選へ向けて出馬表明する五島さん(26日午前9時半、市役所で)

山陽小野田市が病院事業で委員会設置へ

 山陽小野田市は、小野田、山陽の両市民病院の在り方を考える「病院事業将来構想検討委員会」を立ち上げる。市長の公的諮問機関として、統廃合を含め、機能分担や経営形態、地方公営企業法の全面適用(自立性の拡大)について調査、検討していく。市議会五月臨時会に関連条例の一部改正案を上程しており、二十五日に開かれた民生福祉常任委員会(平田武委員長、九人)で、組織の役割、構成委員の公募などが示された。
 検討委の委員は二十人以内で、医療関係者(医師会、歯科医師会、薬剤師会)六人、学識者(老人クラブ、女性団体など)八人、公募六人で構成する。各組織の中でも推薦、公募してもらう。市広報を通じて呼び掛け、募集期間と審査で一カ月の猶予を置き、七月下旬から八月上旬にかけて、第一回検討委員会を開きたい考え。今年度末をめどに具体的な答申を得る。下部組織として病院局、オブザーバーによる幹事会を設け、大まかな構想フレームをつくり、委員会に示すようになる。既に内部協議は始まっているという。白井博文市長の方針で、議論の骨子は市民に公表する。

2005年5月25日

潮風に揺られ、ハマヒルガオ咲き乱れ

 海辺で薄紫色の花を咲かせているハマヒルガオ。かわいい花が潮風に揺れ、強い日差しの中でもここだけは涼しげな雰囲気を漂わせている。
 砂浜を覆い尽くすような強い生命力で増え、ツルは道ばたまで伸びる。
 道行く人は、特徴のある丸い葉の上に、宝石を散りばめたように花を付けるハマヒルガオに笑顔を向けている。


 初夏の日差しを浴びて咲き乱れるハマヒルガオ(東岐波高尾で)

宇部市議会の議長に岩村さん、副議長は田中さん

 宇部市議会は二十五日、臨時会の本会議を開会した。議長・副議長選挙を行い、新しい議長には岩村実さん(市政会)、副議長には田中敏弘さん(市民クラブ)を選出。八期目と七期目のベテランコンビとなった。
 議長の杉山孝治さん(無所属)と副議長の新城寛徳さん(公明)の辞職に伴い、選挙を実施。出席議員四十五人が、単記無記名投票を行った。議長選では岩村さんが三十票、荒川憲幸さん(共産)が六票を獲得し、無効が九票。副議長選は田中さんが三十二票、大野京子さん(共産)が六票、無効が七票だった。

【岩村実(いわむら・みのる)】
1942年1月22日生まれ63歳。大阪経済大卒。71年5月に初当選。98年6月から99年4月までは議長、91年5月-95年4月と95年5月-98年6月は副議長を務める。このほか文教厚生委員会、建設委員会、議会運営委員会の各委員長経験がある。住所は厚南中原。

【田中敏弘(たなか・としひろ)】
1936年2月29日生まれ69歳。松江工高卒。75年5月に初当選。建設委員会、議会運営委員会、文教民生委員会の各委員長を経験。山陽自動車道建設促進、中核都市建設促進対策、環境共生対策、合併促進対策の各特別委員会委員長も。現監査委員。住所は草江1丁目。


 岩村 実さん

田中 敏弘さん

西岐波の鶴田さん、はし置き集めて40年

 ケースに納められている色とりどりの陶器は、すべてはし置き。宇部市西岐波の鶴田幹雄さん(76)が、四十年来こつこつと集めた。一般的な形からヒョウタン、松竹梅などの縁起物、動物の形をしたものまで、その数は千個以上。食卓では脇役ながら、ここまで数がそろえば立派なコレクションの域に達している。
 鶴田さんは「はしとはし置きは日本古来の文化で、素朴さが魅力。歴史を調べると面白いと思うが、金属製や竹製のものが登場したのは最近のこと。古いものほど手が込んでいるようだ」と話していた。


 コレクションの一部を披露する鶴田さん(柳ヶ瀬会館で)

24日、山陽小野田市議会の臨時会開会

 山陽小野田市議会の五月臨時会は二十四日開会し、山陽オートレース事業特別会計暫定予算の補正など六議案を一括上程し、各常任委員会に付託した。冒頭で就任あいさつした白井博文市長は「議会と行政がしっかりとした両輪の下、住民福祉の向上のため、住民自治の確立のために取り組んでいきたい」と、市政運営への理解と協力を求めた。
 議員の在任特例に反対の立場を取っており、発言が注目されたが、所信の一端を述べるにとどめた。本予算を上程する六月定例会で施政方針演説する。本会議では同意案件、補正予算案などの上程をめぐって舌戦が繰り広げられ、対立の様相を呈した。

2005年5月24日

市環衛連西岐波支部がポイ捨て防止パトで大量のごみ回収

 宇部市環境衛生連合会西岐波支部(藤田俊美支部長)のポイ捨て不法投棄防止パトロールは二十三日、役員十五人が参加してあり、村松地区の海岸や山林に捨てられた空き缶、壊れた自転車などを回収した。
 この日、回収したのは可燃物が八十キロ、不燃物が三百五十キロ。粗大ごみでは自転車三十台、テレビ六台、古タイヤ十六本、バッテリー五台。このほかタイヤカバー、瓦などが捨てられていた。


 30台も捨てられていた自転車(西岐波ふれあいセンター駐車場で)

楠町商工会が全会一致で「商議所との合併不要」

 楠町商工会(柏村文弘会長、二百十二人)は二十三日、宇部市楠総合センターで通常総代会を開き、「商工会議所との合併は不要」とする組織強化の決議を全会一致で採択した。行政合併を踏まえ、全国的に「一行政地区一商工団体」を求める事例が出ていることから、商工会としての姿勢を改めて示したもの。県内の他の商工会でも同様の決議を進めている。
 決議文では、商工会と商工会議所の立場について「四十年以上にわたる歴史的な経緯はもとより、組織・制度面、運営面、財政面等に大きな相違がある」とし、「商工会議所との連携を否定するものではないが、商工会議所との合併を希望する商工会は皆無である」と断言。


 会員に商工会の支援を呼び掛ける柏村会長(楠総合センターで)

消防協力者表彰に西岐波の弓削さん夫妻と尾中さん

 建物火災で二階ベランダに取り残されていた家族を救出した、宇部市西岐波の会社員、弓削亨さん(39)と妻で看護師の美枝さん(36)、同所の会社員、尾中勝博さん(55)が二十四日、宇部市消防本部(矢野洋司消防長)から消防協力者表彰を受けた。同本部で行われた伝達式で三人は「恐怖心より先に、全員を助けなければと必死だった」と振り返った。
 火災は十九日午前四時十分ごろ、西岐波の二階建て民家で発生。家族五人(大人二人と子供三人)が逃げ遅れ、二階に残されて煙に巻かれる寸前だった。火災に気付いた隣に住む弓削さん夫妻は、庭木の剪定(せんてい)で使っていた脚立をはしご代わりにし、五人の避難を手助け。近所の尾中さんも消火器で消火活動を試みた後、救助に駆け付けて、連係プレーに協力した。


 消防協力者表彰を受けた弓削さん夫妻と尾中さん(左から、24日午前9時すぎ、市消防本部で)

本山小の恒例行事「海の学習」でクリーン作戦やサンドアート

 本山小(徳原幸子校長、二百三十八人)の恒例行事「海の学習」は二十三日、きららビーチ焼野で開かれた。全校児童が砂の彫刻に挑戦するなど、地元の自然環境を学習に利用。併せてクリーン作戦も行い、校区内のごみを拾って歩いた。
 本山の恵まれた自然環境の一つである焼野海岸を学習素材として、二十年以上も前から行っている体験型学習。異学年の縦割り班に分かれるのも特徴。縦割りは三十班で、事前に作製するモチーフを考えた。砂浜に到着すると、リーダーの六年生が指揮を執り、まずは海水を砂にしっかりとかけて土台づくり。ある程度固まったら、手分けしてスコップで掘ったり削ったりを繰り返し、オリジナルのサンドアートを作り上げていった。


 クマの彫刻を制作する児童たち(きららビーチ焼野で)

2005年5月23日

阿知須花火大会に2万2000人が歓声

 阿知須町の町制施行65周年記念花火大会(同実行委員会主催)は21日、漁港広場で開かれた。家族連れや浴衣姿の子供たち2万2000人(主催者発表)が来場。夜空を彩る色と光を楽しんだ。
 港内では、ちょうちんなどで飾られた十七夜祭の管弦船が、しゃぎりを響かせながら回り、水面(みなも)には花火と管弦船の明かりが映り、情緒あふれる光景を演出していた。


 花火と管弦船を楽しむ人たち(阿知須町の漁港広場で)

「あそびフェスタinくすのき」に500人が参加

「あそびフェスタinくすのき」は二十二日、万倉小グラウンドを主会場に開かれた。ウオークラリー大会やニュースポーツ体験など多彩なイベントが行われ、子供から大人まで五百人が「遊び」を満喫した。市、市教育委員会、市レクリエーション協会主催。
 ウオークラリー大会は六キロと四キロのコースで、一般、家族、小学生の三部門があり、参加者たちは、コース図を手に元気良くスタート。チェックポイントと観察ゾーンで出された問題に答え、史跡や自然を楽しみながらコースを歩き、同校区の特徴に触れた。


 ウオークラリーに出発する参加者(万倉小グラウンドで)

森内名人と羽生さん、将棋の名人戦始まる

 将棋界七タイトルの最高峰、第六十三期名人戦七番勝負の第四局が、二十三日から宇部全日空ホテルで始まった。森内俊之名人に四冠(王将、王位、王座、棋王)の羽生善治さんが挑む注目の一戦。第三局までは森内名人の二勝一敗。森内名人がリーチを掛けるか、羽生さんが五分に戻すか、両雄の勝敗はあす決まる。
 同い年で、子供の時からライバル同士という二人の名人戦での対決は三年連続四回目。会場は張り詰めた空気で静まり返り、午前九時に森内名人の先手で対局が始まった。初日は午後五時半までで、二日目は終局まで行われる。
 両日とも市民を対象に、先崎学八段らの解説による大盤解説会を開催。初日は午前中、五十人が詰め掛け、映し出された両雄の一戦を見ながら、先崎八段やNHK番組用の阿部隆八段、岩根忍・女流初段の解説に耳を傾けていた。


 「名人」を懸け、対局を始めた森内名人と羽生さん(23日午前9時、宇部全日空ホテルで)

山口銀行が25日から夏季特別融資の取り扱い開始

 中小企業の夏場の資金需要に応えるため、山口銀行(福田浩一頭取)は二十五日から、全店で夏季特別融資の取り扱いを開始する。期間は八月三十一日まで。
 上限は二千万円で、融資期間は半年以内。年利2・3%(信用保証協会保証の場合は2・0%)。問い合わせは各店へ。

山口東京理科大パワーリフティング部6選手が全日本選手権出場へ

 山口東京理科大(土谷敏雄学長)のパワーリフティング部が、先に福岡県で行われた九州学生大会(春季)の四階級で優勝するなど上位を独占。67・5キロ級を連覇した清水雄一主将(四年)ら五階級の六選手が、二十九日に阪南大(大阪)で開かれる全日本選手権に出場する。
 九州大会の成績は次の通り。
 ▽60キロ級①末吉礼治(3年)②平野友宏(4年)▽67・5キロ級①清水雄一▽75キロ級②鈴木康司(4年)③鎌田規義(同)▽82・5キロ級①浜大輔(2年)▽125キロ級①白旗勇樹(3年)


 全国大会での上位入賞を狙う清水主将(中央)と選手たち(山口東京理科大で)

2005年5月21日

雌しべから花が咲く

 雌しべに当たる部分が茎のように伸び、先端に新しい花を付けた不思議なバラ-。常盤公園熱帯植物館にあり、気付いた人を驚かせている。
 宇部市沼の安井滋さん宅に咲いたミニチュアローズ。同館に持ち込み、来館者も見られるようにした。同館の武永順次副館長も「見たことがない」とびっくり。「一言で言えば、雌しべの変異。花を咲かせる花芽が、また花芽に分化したのだろう」と話している。


 花の雌しべに当たる部分が伸び、先端に新しい花を付けたバラ(熱帯植物館で)

今釜整形外科が博愛園のお年寄りに「転倒予防体操」指導

 宇部市中村二丁目の今釜整形外科(今釜哲男院長)が、近くの養護老人ホーム市博愛園で指導している「転倒予防体操」が、歩行能力の向上に着実な成果を上げている。よちよち歩きしかできなかった高齢者が、小走りできるようになるまで回復した例もあり、入所者たちは現在も励まし合いながら健康を取り戻している。誰でも毎日続けられる簡単な運動が“治療法”で、行政や福祉現場の注目を集めそう。今釜院長は「お年寄りたちが元気な高齢化社会の実現につながる」と、体操の広がりに期待を寄せている。


 「もっと元気になるよ」と転倒予防体操に励む入所者たち(市博愛園で)

阿知須十七夜祭始まる、夜は花火大会

 阿知須町伝統の十七夜祭の本祭が二十一日、始まった。華やかな踊り山車が西条公民館を出発。町商店街などを練り歩き、多くの人でにぎわっている。午後八時からは町制六十五周年記念花火大会があり、約四千発を打ち上げる。
 今年の踊り山車は西条地区が担当。紅白幕やちょうちん、花、吹き流しなどで飾りつけた山車を、白装束の男性ら百人が威勢のよい掛け声とともに綱を引いた。小・中学生十二人のしゃぎり手が太鼓や笛、かねの音で盛り上げた。


 町内を練り歩く踊り山車(21日午前8時50分ごろ、縄田北で)

山陽小野田市議会めぐり市民の怒り爆発

 自主解散か住民投票か、山陽小野田市議会をめぐって議会内外で活発な議論が展開される中、在任特例を見直す議員連盟(河村雅伸代表、九人)主催の「市民と議員の対話集会」が二十日、市民館で行われた。「特例の活用は納得いかない」「議会は信頼を失っている」などと、早期解散を突き付ける意見が相次ぎ、全会一致で自主解散を申し合わせながらも意思決定に慎重な議会に対する市民の怒りが表面化した。
 二年間の在任特例に反対の立場をとる白井博文市長が誕生し、選挙戦の大差からも、住民合意が十分だったといえない合併協議への審判が下った。議会は会派代表者会議を開き、自主解散の方針を固めたが、会派によって解散時期の考えが異なる。こうした動きが市民には“延命策”と受け止められ、風当たりは日増しに強まっている。


 市民の意見を受け止め、見解を述べる出席議員(市民館で)

2005年5月20日

ニュ市長ら来宇、姉妹都市25周年祝う

 姉妹都市提携二十五周年を記念し、豪州ニューカッスル市から十九日、ジョン・テイト市長ら七人が来宇した。初日は市の幹部や姉妹都市友好協会会長と対面。抹茶の接待を受け、交流の歩みを振り返る写真展も見学した。二十日夜には市民交流会が開かれ、約百人が出席して、四半世紀の節目を祝う。
 二十日は常盤公園や宇部フロンティア大を訪れ、午後六時からは宇部全日空ホテルで開かれる市民交流会に出席。二十一日は萩市を視察し、二十二日に宇部市を離れる。


 交流のきずなを確かめ合った訪問団と市幹部ら(市役所で)

温かいもてなしを受けて一服を堪能するテイト市長ら(文化会館で)

東岐波の立山さんが町内の案内板作製

 入り組んだ団地にあると助かるのが住居案内図。宇部市東岐波磯地立山では、木のぬくもりを生かした町内の案内板が設置され、住民たちに重宝されている。製作したのは同所の自宅に趣味の「よろず工房」を開いている山下光雄さん(80)。案内板を最初に設置したのは一九九一年だが、風雨による傷みが目立ってきたため、このほど約十四年ぶりに全面的に張り替えた。
 畳一枚分の大きさの案内板には、国道190号を中心に、公共施設や住宅約百棟の位置が分かりやすく、手書きのプレートで示されている。JR宇部線やため池も正確に書き込まれ、来訪者や配達人にとっては心強い。


 

市農業委員会は7月に選挙、新組織へ

 宇部市農業委員会(平田基治会長)は十九日、ときわ湖水ホールで総会を開き、今年度の事業計画などを審議した。同委員会は七月に委員選挙が予定されており、今回が現体制で最後の総会。選挙は市楠地区農業委員会と統合し、新たな組織で実施される。両委員会を合わせた現在の選挙委員は四十二人、新組織では三十人に減員されることから、激しい選挙戦が予想される。
 選挙は七月十七日告示、同二十四日投票。翌日の二十五日に総会を予定しており、新たな組織のスタートを切る。
 三月末現在の有権者は、東岐波・西岐波九百九十四人、旧市・厚南千八百十人、厚東・二俣瀬・小野千六百五十八人、楠千四百六十人の計五千九百二十二人。


 総会であいさつする平田会長(ときわ湖水ホールで)

中川改修事業促進協が早期完成へ取り組み継続

 中川広域基幹河川改修事業促進協議会(金澤巌会長)は十九日、厚南市民センターで総会を開き、事業の早期完成に向けて、要望や関係機関との連絡調整などの取り組みを継続していくことを確認した。
 初年度は三百四十メートルを掘削し、遊水池の護岸工事も行った。全体事業費は約二百億円で、工事の進ちょく率は事業費ベースで78・3%(昨年度末現在)。今年度は、引き続き遊水池内と中川新橋下流までの約千百メートル区間で掘削工事を実施する。事業費は八億円。
 県宇部土木建築事務所は「掘削工事は〇四年度からおおむね五年間。岩や石、コンクリートの塊が見つかったため、障害物の撤去を先行している。二期工事区間の用地取得も一部行っている」と説明した。

雇用促進月間で市長ら企業訪問

 山陽小野田市の白井博文市長は十八日、埴生干拓の農業生産法人「花の海」(坂本多旦代表)など市内企業四社を訪問し、来春の新規学卒予定者に対する求人拡大を要請した。
 雇用促進月間にちなみ、小野田公共職業安定所(小枝原隆所長)、山陽と小野田の商工会議所との連携を強化し、雇用機会の確保支援に取り組んでいるもの。同安定所によると、管内 (山陽小野田、美祢市、旧楠町)の三月末の有効求人倍率 (パートを含む)は一・〇二倍と、一九九八年三月の一・〇一倍を上回る倍率。今春の高校新卒者の就職内定率は98・5%。


 企業トップに雇用拡大を求める白井市長(左から2人目、花の海で)

2005年5月19日

FF山口とラトビアの会員が彫刻ツアー満喫

 ザ・フレンドシップ・フォース・オブ山口(通称FF山口)と、来日中のラトビアの会員たちが十九日、常盤公園でピクニックを行い、さわやかな好天の下、彫刻ツアーを楽しんだ。二十日には新川小を訪問し、子供たちと触れ合う。
 FF山口(山本和俊会長、八十人)はホームステイを通じ、市民レベルでの国際交流を進めているNPO(民間非営利団体)。今回はバルト三国を構成する共和国の一つ、ラトビアの首都リガのクラブから十六人(イレーナ・ゲッダルトソウネ代表)が来日し、宇部市内で十人の民間大使を受け入れている。


 藤井学芸員から「日本では大理石より御影石がよく使われる」など彫刻の説明を受ける会員たち(19日午前10時すぎ、ときわ湖水ホール前で)

「吉部いきいきクラブ」発足

 吉部校区の老人クラブ「吉部いきいきクラブ」(中島剛一会長、二十七人)の設立総会が十八日、吉部ふれあいセンターであり、関係者三十二人が地域における老人クラブ活動の再生を祝った。
 校区には以前、若草第一クラブから第三クラブまで三団体があり、吉部小児童とのふれあい活動や花壇づくりなどを展開。しかし、近年の活動は低調で、昨年十一月の老人クラブ連合会の合併時には解散した状態になっていた。
 新クラブの結成は、楠地区老連(荒川正寅会長)や市老連(井上逸治郎会長)、楠地区社会福祉協議会(西田孝雄会長)などが積極的に働き掛け、四月に設立準備会を組織した。市老連の中では、校区連合会であると同時に単位クラブであるという特異な存在になる。


 設立総会であいさつする中島会長(吉部ふれあいセンターで)

楠の「ふるさと学習館(仮称)」基本構想案公表

 宇部市は楠地域に建設する「ふるさと学習館」(仮称)の建設基本構想案を公表した。地域住民の要望が強かった図書館と、市内全域を対象にした資料館、学習の機能を併せ持った複合施設。開架は四万冊程度、施設規模(延べ床面積)は千八百平方メートル程度を予定。二十日から市民の意見を受け付け、庁内の建設検討委員会(委員長・縄田欽一助役、十人)を中心に、今年度中に基本計画を策定したいとしている。
 資料は市のホームページのほか、市役所一階の市政資料閲覧コーナー、東岐波・西岐波・厚南・原・厚東・二俣瀬・小野の各市民センター、市教育委員会楠分局生涯学習課で閲覧できる。意見募集は六月十七日まで。

6月から西岐波小で「フッ化物洗口」実施

 西岐波小(丸田幸正校長、七百三十三人)は六月から、二年生の希望者を対象に「フッ化物洗口」を実施する。虫歯予防効果があるフッ化物を活用した「フッ化ナトリウム溶液」で週一回、うがいをさせ、子供たちに丈夫な歯を維持させる取り組み。十八日には保護者への説明会を開き、事業開始への理解を求めた。
 宇部歯科医師会(湊隆生会長)の協力を得て実施する。二年生が三年間、試験的に行うもので、市内の小・中学校では初めての試み。

23日から3日間、琴芝通りが片側通行止め

 市道琴芝通り南京納川津線の舗装整備工事に伴い、二十三日から二十五日までの三日間、JR琴芝駅そばの琴芝橋付近から共営社前までの約百五十メートルが、片側通行止めになる。時間は午前八時半から午後五時まで。

27日、「消費者月間」記念大会開催

 第二十七回「消費者月間」記念大会は、二十七日午後零時半から宇部市記念会館で開かれる。大阪大大学院法学研究科の大久保規子教授が記念講演を行うほか、エコライフの体験発表やアトラクションのハープ演奏もある。県、市、市消費者の会主催。入場は無料。
 開会式では二井関成県知事のあいさつに続き、消費者啓発標語の入選作品の発表と表彰がある。記念講演では大久保教授が「育てよう消費者力」をテーマに話し、アトラクションとして川口三値子さん(宇部市二俣瀬)と宮内邦枝さん(広島市)がハープを演奏する。

山陽環境衛生連合会が海岸・河川功労で全国表彰

 山陽環境衛生連合会(平中政明会長)が、海岸功労者と河川功労者の二つの全国表彰を受けることが決まった。発会以来三十五年間続けている河川海岸清掃大会が評価された。平中会長はダブル受賞の快挙を「住民パワーの結晶」と表現し、毎回五千人を超える参加者たちの労苦をたたえた。
 共に本部を東京に置く全国海岸協会と、日本河川協会からの表彰。海岸、河川の愛護活動などに多大に寄与し、各都道府県から推薦を受けた個人や団体に、毎年贈っている。県によると、ダブル受賞は両会への推薦時期がたまたま重なったことが理由。ただ、両賞を受賞した団体は珍しいという。表彰式は、海岸功労は二十四日に新潟県で、河川功労は二十五日に東京都で開かれる。

2005年5月18日

橋田信介さん1周忌に幸子さん来宇

 昨年五月二十七日、イラクで銃弾に倒れた宇部市出身のフリージャーナリスト、橋田信介さん(当時六十一歳)の妻、幸子さん(51)=静岡県清水町=が十七日、桃山にある橋田さんの墓を参った。一周忌に合わせての来宇。幸子さんは「戦場取材を貫いた橋田、今でも間違っていたとは思わない」と話した。
 幸子さんは、橋田さんが愛した宇部のラーメンを食べた後、海南町に住む母みねさん(83)を訪ね、一緒に墓参。線香を立て、橋田さんが好んだバラの花を供えた。イラクで橋田さんとともに凶弾に倒れた、おいの小川功太郎さん(当時三十三歳)のめい福も祈った。


 橋田さんの墓参りをする幸子さん(左)とみねさん(桃山墓地で)

久しぶりの雨、通学路に“傘の花”

 宇部地方は、寒冷前線の影響で十八日朝から断続的に雨が降っている。空気が乾燥し、ほこりっぽかった町は、久しぶりの雨に洗われて生気を取り戻した。朝の通学路、通勤路には一斉に“傘の花”が咲いた。神原小周辺の参宮通りの歩道でも、同校の児童たちが傘を差して登校。歩道には赤、ピンク、黄色のカラフルな色の列が、学校に向かって延びていた。


 カラフルな傘を差して登校する児童(18日午前8時すぎ、神原小そばの参宮通りで)

17日、宇部市長選挙立候補者説明会

 第十七回宇部市長選挙の立候補予定者説明会は十七日、市役所であり、出馬を予定している三陣営の関係者六人が出席。市選挙管理委員会事務局から、届け出や選挙運動についての説明を受けた。楠町との合併後初となる市長選は、六月十九日告示、二十六日投開票。
 出席したのは、四選に向けて出馬を表明している現職の藤田忠夫市長(65)、政治団体代表で新顔の伊藤悦雄さん(56)の両陣営と、候補の擁立作業を進めている革新系市民団体に所属する共産党関係者。同陣営では来週にも候補者を立て、出馬表明する予定。


 出席者にあいさつする若杉委員長(市役所で)

山本教授(山大工学部)が子供向け防災の本を出版

 山口大工学部の山本哲朗社会建設工学科教授(耐震工学)は、自然災害と防災について分かりやすく紹介した本『防災授業 僕たち自然災害を学び隊!』を書き下ろした。自然災害全般の発生メカニズムと対処方法を子供向けに記したもので、全国的にも珍しい。二十七日から、全国の主な書店で発売される。
 山本教授は、物理学者で随筆家の寺田寅彦が「地震国の日本では、小学から、地震や津波の授業を定期的に行うべき」と主張したのに共感し、十年前から小学五年生ぐらいからでも理解できる災害と防災の本を書く構想を温めていた。昨年十月に新潟県中越地震が発生し現地調査に赴いた際に、災害への理解と備えの必要性を痛感し、一挙に書き下ろした。


 27日発売の『防災授業 僕たち自然災害を学び隊!』

山本教授

高千帆土地改良区が沖中川浄化にEM菌活用

 高千帆土地改良区(高橋圀保理事長)は十七日、沖中川にEM菌(有用微生物群)を放流した。今年度から始めた新しい取り組みで、定期的に放流を続け、川底のヘドロと悪臭を除去し、水質を浄化する。
 同川は、家庭の生活排水や田んぼの泥水が原因で、ヘドロが堆積(たいせき)。そのヘドロが川の流れを止め、悪臭をもたらしているという。
 同改良区は、数年前に草食魚のソウギョ千匹を二回に分けて放流したが、大きな成果を上げることができず、近年は年間百万円近い経費をかけ、工事用車両で取り除いていた。


 EM菌を流す高千帆土地改良区のメンバー(沖中川で)

2005年5月17日

ビビットにしうべが地域通貨を試験運用中

 西宇部校区イキイキ地域づくりグループ、ビビットにしうべ(三隅健志代表、二十五人)が、コミュニティーの活性化に役立てようと、地域通貨「ビビット券」の試験運用に取り組んでいる。自動車の送迎やおしゃべりの相手など、住民それぞれが特技やできることを持ち寄り、地域通貨を介してサービスを受ける仕組み。同グループは「感謝と信頼を伝える手段として、また一人ひとりが持っている能力を、身近な誰かが必要とする場面で発揮することで、活性化につながってほしい」と期待を寄せている。


 地域通貨で車の送迎サービスをした三隅代表(左、宇部フロンティア大で)

フ大臨床心理相談センターの04年度利用状況

 宇部フロンティア大大学院付属臨床心理相談センター(遠山敏センター長、文京町)はこのほど、二〇〇四年度の利用状況をまとめた。相談件数は四百九十五件(前年度比百六十一件増)、相談者は百二十四人(同四十八人減)だった。「相談者数は減ったが、カウンセリングに時間をかけるケースが増え、単純計算で一人が四回ほど相談に訪れ、問題も数多く解決している」と同センター。相談内容は、不登校や発達障害に関するものが目立った。
 センターは、〇三年四月に同大付属香川高そばに開設。臨床心理士、精神科医、社会福祉士、精神保健福祉士などの資格を持つ六人のフ大教員が、家庭や学校、職場での対人関係やストレス、トラブルの相談に応じている。
 相談は、初回は無料で、二回目以降は一回一時間程度で二千円(宇部市民千五百円)。申し込みは毎週月曜日から金曜日の午前十時―午後三時半。プライバシーは、厳守する。


 発達障害の子供のための箱庭療法の部屋(臨床心理相談センターで)

29日、きらら あじすに「むらまち交流ステーション」オープン

 地域資源を生かした体験活動の企画・開催や、都市農村部の交流促進を目指す「むらまち交流ステーション」が二十九日、阿知須町の道の駅「きらら あじす」にオープンする。県内では道の駅阿武町、同おふくに続いて三例目。当日は第一弾イベントとして、同町特産品のカボチャ「くりまさる」の苗を植え付ける。
 二十九日は午前九時半から同駅で開所式を行い看板を掲げる。式後、同町岩倉でくりまさるの苗を植える。
 定員は三十人で参加費は一人三百円。申し込み、問い合わせは道の駅(電話66-1001)へ。  


 交流センター事務所となる道の駅インフォメーションセンター

来月6日、子供対象の演劇教室が始動

 文部科学省の地域子ども教室推進事業で、演劇教室「劇づくり子どもの時間」が六月六日から始まる。子供を対象にした同教室としては、宇部市内で初めて。受講者を募集している。講師は劇作家で劇団演劇街(山口市)の座付き作家、広島友好さん(40)=東梶返=が務め、「最終的に、子供たちが作った作品の発表を目指す」と抱負を語る。
「劇づくり子どもの時間」は二〇〇五年度地域子ども教室全国民間団体運営連絡協議会など主催。市教育委員会後援。台本作りを中心に、簡単な劇遊び、ワークショップなどを通して、子供たちに楽しい時間を創出。自己の発見に役立て、社会とのかかわりなどについて学習してもらう。

山陽小野田市議会、自主解散の方針

 山陽小野田市議会の会派代表者会議は十六日あり、二年間の在任特例を破棄し、任期を残して自主解散する方向性を固めた。解散の時期をめぐって意見が分かれたため、三十一日に再度集まり、九月と来年三月を軸に全議員の意向を集約しながら時期の一本化にめどを付ける見通し。協議の進み具合をみると、今月下旬の臨時会はもちろん、本予算を審議する六月定例会での解散も実現しない可能性が高く、早期解散を求める市民の訴えは必ずしも届いているとは言えない状態だ。

2005年5月16日

五月晴れの下、市内12ヵ所で運動会

 宇部市内では十五日、校区や校区老人クラブ連合会の運動会が十二カ所で開かれ、地域住民らが心地よい汗を流しながら、ふれあいを深めた。校区運動会は、少年スポーツの行事が少なかったこともあって、児童とその保護者の若い世代の参加が目立ち、青空の下に三世代の笑顔が満ちあふれた。神原校区では、中学生十七人が役員として加わり、縁の下の力持ちを務めて行事を盛り上げていた。


 「徒競走」でゴールを目指す児童(神原小で)

放送係で活躍する入井さん、伊藤さん(左から、神原小で)

22日の将棋名人戦前夜祭で小松屋さんがエレクトーン演奏

 史上最年少の四歳でヤマハジュニアコンクール入賞を果たし、テレビやコマーシャルで活躍して“天才エレクトーン少女”として知られる小松屋沙織さん(梅光女学院中三年)が、二十二日に宇部全日空ホテルである第六十三期名人戦七番勝負第四局の前夜祭で演奏することになった。小松屋さんが公のステージを踏むのは小学四年生の時以来で、「対局の英気を養ってもらえるように、熱く燃えるような演奏をしたい」と意欲をみなぎらせている。
 二歳でイトオ楽器山崎ピアノエレクトーンセンター(山崎典子代表)に通い始め、小学一年生の時に同コンクール全日本大会で金賞を獲得。小さな手足から繰り出されるずば抜けた演奏テクニックとプロ顔負けの表現力で注目を集め、数多くのテレビ番組やCMで人気者になった。中学一年生の時には、ヤマハのプロ資格を取得した。


 5年ぶりに公の舞台で演奏する小松屋さん(山崎ピアノエレクトーンセンターで)

市シルバー人材センター04年度実績まとめ

 宇部市シルバー人材センター(西村太一理事長)の2004年度の事業実績によると、受注件数は減少したものの、契約金額は11年連続で最高額を更新した。高齢化社会の進展とともに、地域社会との連携を目指す公益性の高い社団法人として、その地位の重要性を増している。事業実績は20日の総会で報告する。
 昨年度の受注は五千二百九十七件(前年度比21・5%減)。契約金額は六億四千八百三十一万円(同5・0%増)。就業実人員は九百九十四人で、就業延べ人員は十二万九百三十五人。就業率は76・9%(同7・1ポイント増)だった。
 受注先は受注額比で、公共団体が43・4%、企業が42・6%、一般家庭が14・0%。職種では、軽作業が二千九百二十七件(55・3%)を占め、技能が千六百八十件(31・7%)、サービスが三百三十件(6・2%)、事務整理が二百五件(3・9%)、管理が百十三件(2・1%)など。


 

国勢調査実施本部を設置

 今年は五年に一度の国勢調査の年。調査を円滑に実施し、事務処理の万全を期すため、宇部市は十六日、国勢調査実施本部(十七人)を設置し、藤田忠夫市長らが看板を掲げた。九月下旬、全世帯を対象に調査票を配布し、十月上旬に調査員が収集する。
 実施本部は①市民への周知・啓発や参加・協力意識の高揚を図り、生活者の視点での関心を引き付ける②調査に対する行政側の意欲的な姿勢を示し、市民に調査の重要性をアピールして協力を求める③調査環境の変化に適正、効果的に対応する-を目的に、総合政策部内に設置。


 看板を設置する藤田市長(左)と西山本部長(16日午前9時、市役所で)

新市子連発足、初代会長に好川さん

 山陽小野田市子ども会育成連絡協議会の設立総会は十四日、市役所であり、新しい組織の下、体験活動の充実などに力を入れていくことを誓った。会長には旧小野田子連会長の好川桂司さん(高泊)が選任された。
 新市の社会教育団体で第一号の合併。先月十六日に調印式を行い、旧市町子連の代表者が協定書に署名した。会長の下、小野田、山陽の二支部体制とし、理事、書記、会計、事務局を置く。新たに特別専門部を設け、ジュニアリーダー、シニアリーダーを総括的に指導。単位子ども会からのジュニアリーダー、専門講師の派遣依頼に対応する。


 あいさつする好川会長(市役所で)

2005年5月14日

西岐波小が3カ年で全面改築へ

 校舎を建て替える西岐波小(丸田幸正校長、七百三十三人)で、旧校舎の解体工事が始まった。今年度は第一期工事として、北側の第四校舎(木造二階建て、延べ床面積千五十平方メートル)を解体し、跡地に鉄筋コンクリート造り三階建ての普通・特別教室棟(延べ床面積二千六百四十六平方メートル)を建設する。三年間での全面改築を予定している。第四校舎は一九七三年の完成で、現在の校舎配置になった。昨年度までは四年生四クラスが使用し、調理室、図工室、生活科室などがあった。児童らは三月に、一年間の思い出や将来の夢などを壁や床に書き、校舎との別れを惜しんだ。


 取り壊される第4校舎を背に、丸田校長と昨年度まで校舎を利用していた5年生ら(西岐波小で)

宇部市・ニ市、姉妹都市25周年記念写真展開催

 宇部市と豪州ニューカッスル市との姉妹都市提携二十五周年を記念し、交流の歩みを振り返る写真展が、十四日から文化会館で始まった。相互訪問時の写真をはじめ、調印書やニ市から贈られた絵画、工芸品など八十九点を展示。思い出の場面や物品が、両市の親交の深さを伝えている。二十一日まで。
 会期中の十九日には、来宇するニ市のジョン・テイト市長ら訪問団(七人)が会場を訪れる。同展示会は五月二十四日-六月五日は市立図書館、十一月一日-十四日には市役所でも行われる。


 交流の蓄積を実感させる展示物に見入る来場者(14日午前9時半、文化会館で)

「宇部地域探訪の旅」で古里の魅力にふれる

宇部市交通局(岡田勝長局長)が企画した楠地域からの日帰りバスツアー「宇部地域探訪の旅」が十四日あり、一般参加者八十一人を含む九十二人が、工場地帯や常盤公園などの見学・体験を楽しんだ。
 参加者は市営バスとせんてつバスの二台に分乗。楠地域の各バス停を出発した後、宇部興産道路を通って、最初の目的地である宇部興産機械に到着した。同社では、為近美由紀取締役総務部長らの案内で、地上約三十メートルの同社屋上からコールセンターなどを見下ろし、炭都の歴史の一端に触れた。


 工場地帯や宇部港の説明を受ける参加者(14日午前10時すぎ、宇部興産機械屋上で)

宇部興産決算、過去最高の236億3400万円

 宇部興産(常見和正社長)は十三日、二〇〇五年三月期(〇四年四月一日-〇五年三月三十一日)の決算を発表した。連結の売上高は前期比10・0%増の五千六百二十七億八百万円、営業利益は46・8%増の三百二十三億一千二百万円、経常利益は56・1%増の二百三十六億三千四百万円、当期利益は九十二億二千三百万円の増収増益となり、赤字だった前期からV字回復した。二年ぶりに配当(一株当たり二円)を行う。
 連結決算は、連結子会社と持ち分法適用会社の計百六社を含む数字。決算にかかわる制度が変更された一九九四年度以降で、経常利益は最高、営業利益は二番目、純利益は三番目となった。

自民党県連が藤田市長を推薦

 自民党県連は十三日開いた選挙対策委員会(河野博行委員長)で、任期満了に伴う宇部市長選挙に現職で四選を目指す藤田忠夫市長(65)の推薦を決定した。
 市長選は六月十九日告示、二十六日投票。藤田市長と政治団体、憲政よなおし会代表の伊藤悦雄さん(56)が出馬を予定している。

「小さな親切」運動本部が推進校に須恵小、本山小指定

社団法人「小さな親切」運動本部は、全国の小・中学校、高校六十八校を今年度のあいさつ運動推進校として依頼。山陽小野田市内では、須恵小(吉岡武臣校長、五百三十八人)と本山小(徳原幸子校長、二百三十八人)が指定を受けた。
 同本部では、一九九九年度から「あいさつ運動」をスタートさせた。「小さな親切」八か条の第一条に「朝夕のあいさつを必ずしましょう」を掲げている。あいさつは社会生活の基本であると同時に、人と人とのコミュニケーションを図るための第一歩であり、家庭、学校、職場、地域で励行し、心の通う社会づくりを目指すのが目的。依頼期間は四月一日から一年間。県内では十二校が指定を受けた。

文化会館で「春のバラ展」開催

 宇部ばら会(松谷正巳会長)の「春のバラ展」が、13日から文化会館で始まった。色とりどりの300点が柔らかな香りを放ち、来場者を魅了している。15日まで。3月に雪がちらつくなど、春先になかなか気温が上がらなかったのが影響して開花が遅れており、花数は少なめ。しかし、最近の朝晩の寒暖の差が花の色をさえわたらせ、色彩的にはいいバラに仕上がった。


 カラフルなバラの花に彩られた会場(13日午前9時半、文化会館で)

育児サークル「あいあいくらぶ」好評

 博愛幼稚園(三好ちづゑ園長)の保護者たちが自主的に立ち上げ、運営している育児サークル「あいあいくらぶ」(西嶋亜希子代表、十五人)。未就園児とその保護者を対象に月二回、同園で外遊びや季節の遊びを楽しむ時間を提供している。毎回、参加親子は十組を超え、集まったお母さんたちからは「幼稚園の雰囲気が分かっていい」「園庭だから、安心して遊ばせることができる」などと好評だ。


 あいあいくらぶに参加し、幼稚園のおもちゃで遊ぶ親子(博愛幼稚園で)

梅雨に備え市内11カ所の危険ため池巡回

 大雨災害が発生しやすい梅雨時期を前に、県と宇部市は十二日、人家や公共施設への被害が予想される市内十一カ所の危険ため池をパトロール。管理状況や老朽化の進み具合を点検した。市では危険ため池を含め、集中豪雨や台風、地震などの災害時の被害を最小限にとどめるため、独自の防災パトロールを十七日に実施するほか、三十一日に防災会議を開き、万全を期す構え。
 市地域防災計画の中で危険ため池に指定されているのは、屋八田(東岐波)、迫の田(西岐波)、下栄ケ迫(藤山)、上下抜地(厚南)、秋丸田、大迫、上笹原(厚東)、高野、遠久、上花香大堤(小野)、新堤(万倉)の十一カ所。各ため池とも、堤体の老朽化による決壊が危ぐされている。


 危険ため池を点検する県や市の職員(藤山の下栄ケ迫ため池で)

常盤中で着付け教室

 常盤中(本池純校長、五百十七人)で十二日、浴衣の着付け教室があり、選択授業の家庭科を選んでいる三年生二十七人が、浴衣を正しく着る手順を学んだ。
 同科の授業で浴衣の製作に取り組んでおり、その一環として実施。生徒は男子三人、女子二十四人。講師は、京都きもの学院宇部教室の六人が務めた。講師による手本を見学した後、実技に移り、生徒たちは、すその位置や帯の巻き方などを学習。体操服の上から、赤や黄、ピンクなど、カラフルな浴衣を身に着けると、鏡で見たり、友達と姿を見せ合ったりして、喜んでいた。


 浴衣の着方を学ぶ生徒たち(常盤中で)

市体協会長に三戸さん

 宇部市体育協会の評議員会は十二日、市野球場であり、三期六年、会長を務めた藤野清さん(宇部サッカー協会名誉会長)が勇退し、三戸充さん(市陸上競技協会会長)が会長に就任した。
 三戸会長は「推挙してもらい光栄であると同時に、重責を感じている。協会は昨年、法人化して十周年を迎え、今年は次の十年に向けて踏み出す年となる。指定管理者制度の問題や六年後の山口国体に向けた強化など、課題は多いが、皆さんに力を貸してもらいながら、スポーツの発展に努めていきたい」と抱負。藤野前会長は「少しは市の体育振興に役立てたのではないかと思っている。これまで協力してもらい、ありがとうございました」と謝辞を述べた。


 会長に就任した三戸さん

市章公募が事実上停止、応募の341点宙ぶらりん

 山陽小野田市が進めている市章の公募に“待った”が掛かった。白井博文市長の下、市名に対する市民アンケートが実施されるため、結果が出る六月下旬まで、募集と選定作業を控えるというものだ。十二日までに全国から三百四十一点が届いているが、方針が決まるまで宙ぶらりんの状態。市名の見直しが決まれば、せっかくの力作が無駄になる可能性も出てきた。


 全国から寄せられた300点以上のデザイン(市役所で)

2005年5月12日

道の駅「きらら あじす」で地場特産品が好調

 県内十八番目の道の駅として三月二十六日にオープンした「きらら あじす」では、地元阿知須町の特産品が売れ行き好調だ。「寒漬」や「しょうゆ玉」のほか、町商工会が開発した「きらら福餅(もち)」を、町外から訪れた人たちが大勢、買い求めている。


 人気を集める「あじす特産品コーナー」(道の駅「きらら あじす」で)

16日から二俣瀬小と厚東中で「完全米飯給食モデル事業」実施

 宇部市は十六日から、二俣瀬学校給食共同調理場を活用して「完全米飯給食モデル事業」を実施する。市内の小・中学校で出されている週二・五回の米飯を四回に増やして、同調理場が担当している二俣瀬小と厚東中の給食に試験的に導入。児童・生徒や地域の意見を踏まえながら、両校での週五回完全米飯を目指す。
 初日の十六日には、藤田忠夫市長と前田松敬教育長が二俣瀬小を訪問。三、四年生と共に、米飯を食べながら、児童と交流する。

県立病院静和荘建て替えへ

 県は精神保健・医療をめぐる環境の変化と施設の老朽化に対応し、七月から総事業費五十億円をかけ、県立病院静和荘(水木泰院長、宇部市東岐波東小沢)の建て替え整備に着手する。一期目の新病棟(地上四階、地下一階)を二カ年事業で建設した後、二〇〇七年度から二期目の外来棟(二階建て)にも取り組み、〇八年度内の完成を目指す。
 静和荘は一九五三(昭和二十八)年、宇部市中村三丁目に開設。六八年に現在地に移転して以来、三十七年が経過し、施設・設備の老朽化、狭あい化が進み、整備拡充が急務となっている。
 現在、病院内には県内唯一の精神科救急情報センター(二十四時間対応)が設けられており、救急医療や電話相談を実施。今後も県内の基幹精神病院として、他の医療機関や社会復帰施設との連携を図り、精神科救急医療や重症患者への対応、外来医療などの充実が求められている。


 静和荘の建て替え完了時のイメージ図

「まちづくり学級」で校区の主体性を推進

 宇部市は各校区の主体的な地域づくりを推進しようと、成人教育推進事業の一環として開いてきた「まちづくり学級」と「成人学級」を、今年度から「まちづくり学級」に一本化し、旧市内二十一校区で、目的も新たに展開する。
 六月からの開講を目指す校区からは、学習計画書が徐々に提出されている。
 「新市建設計画」(二〇〇五-一四年度)の重点戦略の一つ「地域コミュニティーの充実」を踏まえ、四月から市民生活部に地域コミュニティー推進室が開設されたのを機に、市教育委員会生涯学習課の事業の一部を移管。事務の効率化を図った。

小野田中生徒が初夏の若山公園スケッチ

 小野田中(黒瀬寛校長、四百五十二人)のスケッチ大会が十一日あり、一年生百四十八人が若山公園の風景画に挑戦した。生徒たちは新緑や建造物など好きなモチーフを探し、画用紙いっぱいに筆を走らせた。
 一年生の美術の恒例行事。素直な心で自然の美しさに接し、表現する心を養うことが目的の一つ。午前中は公園でスケッチ、午後から学校に場所を移し、水彩絵の具で仕上げた。


 熱心にスケッチする生徒たち(若山公園で)

2005年5月11日

カキツバタ、一斉に開花

 初夏を彩る紫青色の花、カキツバタが満開となり、薫風に優しく揺れている。
 県内唯一の栽培農家、安良田孝一さん(68)=宇部市二俣瀬=の水田では、連休中の好天で一気に開花が進んだ。安良田さん宅では、米の転作として三十アールの水田でカキツバタを栽培。今年は三月までの低温の影響で、例年に比べ一週間遅れだったが、今月一日の雨の後、この時期としては珍しい高温が続いたことから、一斉に開き始めた。


 今を盛りと咲き誇るカキツバタ(二俣瀬で)

23・24日、宇部全日空ホテルで名人戦7番勝負第4局

 将棋界七タイトルの最高峰「名人」を決める第六十三期名人戦七番勝負の第四局が二十三、二十四日の午前九時から、宇部全日空ホテルで開かれる。名人の森内俊之さんに四冠(王位、王座、棋王、王将)の羽生善治さんが挑む一戦。三年連続となった両雄の対局に注目が集まっている。同実行委員会(委員長・宮本浩一郎宇部商工会議所会頭)など主催。
 大盤解説会の問い合わせ、申し込みは実行委員会事務局の宇部商議所(電話31-0251)へ。


 森内名人

挑戦する羽生さん

宇部市市民活動推進会議が発足

 協働の町づくりを産・官・学・民の四者が連携して進めるための宇部市市民活動推進会議の第一回会議が十日、市男女共同参画センターであり、委員十六人に委嘱状が交付された。会長には、三浦房紀山口大工学部教授を選出。二〇〇七年三月の制定を目指し、市民協働推進条例(仮称)策定に着手する。来月には、市民活動支援基金事業の助成団体を募集する。
 推進会議の設置は、市が昨年秋に策定した市民活動推進基本方針の四本柱の一つ。市民と行政のパートナーシップだけでなく、企業や大学などの教育研究機関とも連携し、それぞれの特性を生かしたネットワーク化で、市民活動の進展や協働体制の充実を図る。


 縄田助役から委嘱状を受ける委員(市男女共同参画センターで)

13日から宇部市立図書館で埋蔵文化財展

 今年三月まで宇部市内で発掘調査が行われた荒滝山城跡と棯小野遺跡の出土品を中心にした埋蔵文化財展「遺跡は語る-最近の発掘調査の成果から」が、十三日から二十一日まで市立図書館一階の展示室で開かれる。紹介されるのは出土した遺物や遺構の写真約五十点で、ほとんどが初公開。開館時間は午前九時-午後六時(土・日曜日は五時)で、十六日は休館。

藤田市長が公務に復帰

 風邪をこじらせて四日から山口大医学部付属病院に入院していた藤田忠夫市長が十日に退院し、十一日から公務に復帰した。同日は毎月第二・四水曜日に市が取り組んでいるノーマイカー通勤デー。藤田市長も朝日町の自宅から、約十五分かけ徒歩で登庁した。

アジアパワーリフティング選手権で福嶋さんが総合3位

 山陽小野田市高栄のパワーリフター、福嶋康人選手(39)=宗安健康道場=がこのほど、インド南西部のアレッピーで行われた「アジアパワーリフティング選手権」の百二十五キロ超級で総合三位に入賞した。「記録は伸びており、自分はまだ強くなれる。六月で四十歳になるが、目標を新たに設定し、国内、国際大会で頑張りたい」とレベルアップを誓った。
 六年ぶり四回目の出場となった同大会では、スクワットで三百二十キロ、ベンチプレスで二百三十キロ、デッドリフトで二百二十キロの計七百七十キロを挙げた。スクワットは、マスターズ1(四十歳)の日本記録を更新する三百四十キロを挙げたが、判定で認められなかった。記録の上積みが期待された最終種目のデッドリフトを前に、右ひざを故障したため、重量を抑えて三位を死守した。


 アジア大会のメダルと賞状を手に現役続行を決意した福嶋選手

2005年5月10日

夜回り先生・水谷さん熱弁

「夜回り先生」の名で親しまれている水谷修さん(49)が九日、宇部市の記念会館で「さらば哀(かな)しみの青春-NOという勇気をもとう」の演題で講演し、教育者や親たちに「教育も子育ても、本質は待つこと」とメッセージを贈った。会場では立ち見を含めて約千五百人の市民が聴講した。水谷さんは一九五六年神奈川県横浜市生まれ、上智大文学部卒。八三年から高校教師となり、中・高校生の非行防止や矯正、薬物乱用防止に人生をささげてきた。二〇〇三年に東京弁護士会から第十七回人権賞を受賞。主著に「夜回り先生」「さらば哀しみの青春」などがある。


 講演する水谷さん(記念会館で)

常盤公園しょうぶ苑のスイレン開く

 好天が続く宇部地方。常盤公園のしょうぶ苑では、スイレンが太陽に向かい、白や赤の大輪の花を咲かせ始めた。
 しょうぶ苑の池は、スイレンの大きな葉が水面全体を覆い尽くす。その緑の葉の間から堅いつぼみをのぞかせていたが、連日の晴天で、一部が開花を始めた。日が昇るのに合わせ、ゆっくりと花弁を開き始める。水面(みなも)に花を映し込む様子は風情たっぷりで、公園を訪れた人が足を止めて見入っている。


 大輪の花を付け始めたスイレン(常盤公園しょうぶ苑で)

消費生活相談が前年度上回る731件

 携帯電話、パソコンの情報サイト利用料に関するトラブルや架空請求の急増により、二〇〇四年度に宇部市で受けた消費生活相談が、七百三十一件に達した。初めて五百件を超えた前年度を三割も上回る。高齢者を狙った高額健康食品の契約、若者への悪質商法も目立った。四月に設置された市消費生活センターでは、問題を長引かせないよう早めの相談を呼び掛けている。相談は市役所一階の消費生活センター(電話34-8157)へ。


 

西岐波中生徒が看護の日に看護体験

 看護の日(十二日)に合わせて、宇部市西岐波岩上の宇部リハビリテーション病院(横山敬院長)は九日、ふれあい看護体験を実施した。西岐波中二年の男女十九人が参加。白衣をまとってシーツ替えなどを行い、あこがれの職業の一端に触れた。
 看護師や患者、医療職員との交流を通して看護について考え、理解を深めてもらおうと昨年から開いている。


 シーツ交換を学ぶ生徒ら(宇部リハビリテーション病院で)

14日にバスツアー「宇部地域探訪の旅」

 宇部市交通局(岡田勝長局長)が企画した楠地域からの日帰りバスツアー「宇部地域探訪の旅」に、十日までに六十九人の申し込みがあった。十四日午前九時から楠地域の各バス停を出発する。
 ツアーでは、工場地帯や魚市場、常盤公園、小野茶園などを訪問。参加費は一人三千五百円、中学生以下は二千円。現地では、ふるさとコンパニオンが案内する。申し込みは、席に余裕があれば、前日の十三日まで受け付ける。問い合わせは市楠総合支所経済課(電話67-2815)へ。

高泊小児童が法被と絣姿で伝統の茶摘み

 高泊小(岸田カナヱ校長、二百五人)の伝統行事「茶摘み」は九日、同校の茶畑で行われ、全校児童が新芽を摘み、収穫の喜びを味わった。
 四十年続く特色ある取り組み。十年前には、地元団体から六年生用の法被と絣(かすり)が贈られ、高泊茶つみ歌と茶つみ踊りも完成し、代表的な年中行事となった。茶畑は校舎の裏側にあり、一千平方メートルに百三十本の茶木を栽培している。


 新芽を摘む児童たち(高泊小で)

2005年5月 9日

GW最後の休日、潮干狩りで一息

 ゴールデンウイーク最終日の8日、宇部市西岐波の白土海岸では、家族連れなど多くの人が潮干狩りに訪れ、磯の香りと海からのさわやかな風を体に浴びながら、ゆっくりと休日を楽しんでいた。
 この日は、潮干狩りにぴったりの大潮とあって、干潮の午後2時58分前後には、海岸周辺に自動車がずらり。訪れた人たちは、長靴やビーチサンダルを履いて思い思いの場所へ陣取り、くま手を使って土を掘り起こし、貝を探していた。


 潮干狩りを楽しむ親子(白土海岸で)

15日から「愛鳥週間」スタート

 あす十日から第五十九回愛鳥週間がスタートする。宇部野鳥保護の会(宗本正行会長)は一足早く八日、常盤公園で恒例の市民親子探鳥会を実施。市内の愛鳥家らが、子育てシーズンを迎えた初夏の常盤湖畔で、野鳥の姿を追った。阿知須町のきらら浜自然観察公園では十五日、バードウオッチング「きらら浜の新緑と野鳥を訪ねて」を開く。同公園内では四月下旬、南方系の珍しいギンムクドリが初めて確認され、注目を集めている。県猟友会宇部支部(佃武寛支部長)は、巣箱五十個を同会と同公園に寄贈。巣箱掛けの実習やプレゼント用に活用されている。


 ヒドリガモを観察する参加者(常盤公園で)

15日、きらら浜自然観察公園でバードウオッチング

 きらら浜自然観察公園では昨年五月、環境省などが主催し、全国野鳥保護のつどいを実施。シベリアやカムチャツカから日本列島を縦断して東南アジアに向かう渡り鳥と、モンゴルや中国から朝鮮半島を経由し四国・九州へ横断する野鳥の“交差点”を全国にPRした。十五日のバードウオッチングも県や日本野鳥の会県支部、日本鳥類保護連盟県支部の共催で行う。午前十時にビジターセンターに集合。参加は無料(十九歳以上は入館料二百円が必要)。
 県猟友会宇部支部は狩猟活動のほか、有害鳥獣の駆除やキジ、ヤマドリの放鳥を行っており、巣箱寄贈も活動の一環。巣箱はシジュウカラやヤマガラ用の入り口が小さなもの。野鳥保護の会や自然観察公園では、愛鳥週間中の巣箱掛け体験やイベントの賞品として利用するほか、巣箱掛けに最適な秋に常盤湖畔や近郊の里山へ設置する計画。


 猟友会宇部支部から寄贈された巣箱を整理する原田チーフレンジャー

楠地域で初、現代日本彫刻の模型作品展

「彫刻のまち宇部」を身近に感じてもらおうと、楠地域では初となる現代日本彫刻の模型作品展が、万倉ふれあいセンターで開かれ、発想の豊かさと造形の美しさが、来場者に親しまれている。入場無料。十二日まで。
 十月から常盤公園で開かれる第二十一回現代日本彫刻展に先駆けて、「立ち往(ゆ)く時」(東京都、青野正さん作)など入選作品十八点と、実物大制作指名作品の「CASCADE(カスケード)」(米国、トム・オールさん作)の計十九点を展示。


 展示作品を鑑賞する来場者(万倉ふれあいセンターで)

20日、市民活動センターでアイサシニアセミナー

 アイサシニアセミナーは、二十日午後一時から宇部市新天町一丁目の市民活動センターで開かれる。
 アイサ会員の北川亮三さんが「『フェートン号事件』の危機感から始まった工業技術習得-長州藩サムライエンジニアの活躍と人材育成」のテーマで話す。

小野田サンパークの「キルトワールド展」入場者、5000人突破

 小野田サンパークで開かれているキャシー中島さんの「キルトワールド展」の入場者が七日、五千人を突破し、節目の入場者となった主婦、谷岡ミサヲさん(70)=新生=に記念品が贈られた。
 この日は、キャシーさんの門下生による一日レッスンもあり、小学生対象の教室では市内外の十人がパッチワークに挑戦した。作ったのは円形のキッチンアクセサリー。子供たちは、インストラクターのアドバイスを受けながら、キュウリやトマトがプリントされた布切れをつなぎ合わせ、丁寧に縫い合わせていた。


 記念品を受け取る谷岡さん(小野田サンパークで)

一日教室でパッチワークを体験する子供たち(小野田サンパークで)

2005年5月 7日

8日は母の日

 母の日(八日)を前に、生花店やショッピングセンター、ホームセンターなどの特設コーナーがにぎわっている。定番の赤いカーネーションをはじめ、カラフルな季節の花々で彩られたフジグラン宇部内の「お花畑なかむら」では、来店者がひっきりなしに訪れ、気に入った花を買い求めている。


 「どれにしようか」と“感謝の印”を選ぶ来店者(フジグラン宇部で)

「ペダル付きの原動機付き自転車」は免許が必要

 自転車のようだけど、運転免許証を持っていないと乗れない-。原動機(エンジンなど)によって走行できるだけでなく、ペダルを用いて人の力だけでの走行も可能な「ペダル付きの原動機付き自転車」。道路交通法では、原付きバイクに該当し、ヘルメットの着用やナンバープレートの取得、自賠責保険の加入などが必要になる。同自転車はインターネット通販などで販売されているが、宇部署交通総務課では「電動アシスト自転車(通称=ハイブリット自転車)と間違えて購入したり、利用したりしないよう注意してもらいたい。使用する場合は、道路交通法の順守を」と呼び掛けている。
 ペダル付きの原動機付き自転車は、原動機を切った状態で、ペダルをこいで人の力だけで走行させることもできるが、この場合も原付きバイクの運転に当てはまり、運転免許証やヘルメットの着用などが必要になる。

宇部市民活動センター04年度利用者数は過去最高の8788人

 宇部市民活動センターの二〇〇四年度利用者数は、〇三年度より九百九十四人(13%)多い八千七百八十八人で、〇一年度に開設して以来、最高となった。同センターは「市民活動の拠点として着実に周知されてきた」と分析している。
 新天町一丁目にある同センターは、日曜・祝日を除く毎日午前十時―午後六時に開館し、市民が会議を開いたり、事務機器、パソコンを利用したりしている。登録団体に限り、午後六時以降の夜間と日曜・祝日も開放している。


 

桃山中野球部女子の磯崎さん、2試合登板し勝利に貢献

 桃山中野球部(海頭巌監督)で、男子部員に交じって白球を追い掛けている女子生徒がいる。二年の磯崎由加里さんで、部員五十四人中、唯一の女子部員だ。練習では男子と同じメニューをこなすほか、四月の会長旗大会では二試合に登板し、勝利に貢献するなど、奮闘している。
 兄が野球をしていた影響で小羽山小一年の時から野球を始めた。身長一六〇センチで、右投げ右打ち。ポジションは、ずっと投手。同校入学後、女子部員はいなかったが、迷わず入部。はつらつと練習に励んでいる。


 唯一の女子部員として奮闘している磯崎選手(桃山中で)

阿知須町の人口が半世紀ぶり9千人台に

 阿知須町の人口が四月末現在で九千一人(男性四千百九十四人、女性四千八百七人)となり、一九五六(昭和三十一)年以来、約五十年ぶりとなる九千人台を回復した。県の人口移動統計調査を基にした人口増加率でも、二〇〇三年に県内一位になるなど、有数の伸びを見せている。
 阿知須町の人口のピークは一九五〇年(国勢調査)と五二年(推計人口)の九千九十八人。それを境に減少、五七年には九千人を割り、八千九百七十二人に。六八年には七千八百六十七人となったが、以降は第二次ベビーブームを受けて増加。八五-九三年に再び減少したが、九四年の八千二百四十一人から増加に転じた。世帯数は同町の最多数を更新中で、五〇年の千八百四十二から三千百七十六と約一・七倍になった。

山陽市議会、在任特例見直しの動き活発

 山陽小野田市議会は九日午前十時から会派代表者会議を開き、在任特例について改めて協議する。先の市長選の結果を受けて、一部議員や市民団体から自主解散を求める声が出るなど、議会への“風当たり”が強まったことを踏まえ、特別委員会を設置して今後の方向性を議論する考え。
 在任特例により、小野田側が二十二人、山陽側が二十人の計四十二人の任期が二年間延長された。その後、市長選出馬のため一人、選挙後に二人が辞職し、現在は三十九人。議会は「新市の行く末を見守らなければならない」「市政に混乱を生じないため」との理由で在任特例を主張し、合併協議会で認められたが、これに反対の立場を取る白井博文市長が誕生。選挙戦も大差が付き、市民の声を無視できなくなった状態だ。

2005年5月 6日

新川市まつり、最終日はどっと5万1千人

 宇部市の行楽シーズンを飾る「新川市まつり」は三-五日、常盤通りや平和通りを会場に開かれ、最終日の五日は五万一千人(主催者発表)でにぎわった。今年からメーンとなった「キツネの嫁入り」では、新郎と新婦がお供を連れて両通りなどを練り歩き、多くの市民に祝福されて実際に挙式。黄金伝説inうべ16、子どもまつりなども盛り上がった。同実行委員会(徳原幹男委員長)主催。


 市街地をパレードする「キツネの嫁入り」の新郎と新婦(平和通りで)

好天のGW、3日間で2万人超の行楽客

 例年になく好天に恵まれたゴールデンウイーク。常盤公園には、三日間で二万人を超える行楽客が詰め掛けた。四月にオープンした釣り堀には、連日五百人前後が押し掛け、開設した市常盤遊園協会職員もびっくりしていた。
 中でも先月オープンした釣り堀は大にぎわいで、当初、三千匹入れたヒブナも、千匹追加するほど。子供たちが遊具で遊んでいる間、のんびり釣り糸を垂れるお父さんの姿もあった。


 三連休中、好天に恵まれ大にぎわいだった常盤公園遊園地

予想以上の人気を集めた釣り堀

藤田市長が風邪こじらせ入院

 藤田忠夫宇部市長(65)が四日、風邪をこじらせて体調不良となり、山口大医学部付属病院に検査を兼ねて入院した。二月中旬以降、終日の休みが取れない多忙さで、風邪が長引いていた。療養後、一週間で退院できる見込み。六月には市長選挙が控えている。「検査に専念するため、面会は遠慮させていただいている」と秘書課。

宇部日報社編集局が本社に移転

 宇部日報社は六日、来社される方々の利便性と業務効率の向上を図るため、編集局を報道センター(寿町3-6-1、旧宇部時報)から本社(寿町2-3-17、旧ウベニチ)に移しました。ニュースの提供や取材・行事後援の依頼、文芸関係や意見の投稿、掲載写真の販売などは本社で承ります。
 報道センターは、新聞などを印刷、発行する「印刷センター」に改めました。
 本社には総務局、編集局、広告局と制作局の制作部門、印刷センターには販売局と制作局の印刷部門が入っています。
 電話は代表が31-4343、編集が31-1515、広告が31-1616です。


 

3日、宮大路街区公園で錦町まつり

 錦町まつりは三日、宮大路街区公園であった。家族連れや友人グループが百三十席のオープンカフェを埋め、憩いの時を過ごした。
 ステージイベントはカラオケフェスティバルを開催。出演者四十三人が美声を響かせた。舞踊や銭太鼓、ゲスト歌手の泉よしあきさんのショーもあり、盛り上がった。貝汁、たこ焼き、うどんなどの出店もにぎわった。


 オープンカフェでくつろぐ市民ら(宮大路街区公園で)

市民館で迫力の寝太郎太鼓コンサート

 第四回寝太郎太鼓コンサートは三日、市民館で開かれ、四十人のメンバーがオリジナルを中心に九曲を演奏した。竜王太鼓などが特別出演し、花を添えた。寝太郎太鼓保存会(山?一二会長)主催。
 同保存会は一九八九年、山陽地区で発足。会員は小学生から四十歳代で、県内の祭りや各種イベントで活躍している。三年前から地元にある文化会館で定期演奏会を開始。 今回は、新市誕生を記念して会場を市民館に移した。発足時に曲を提供してもらった縁がある竜王太鼓にも出演を依頼した。


 元気いっぱいのステージを披露するメンバーたち(市民館で)

2005年5月 2日

小野藤河内茶園に新茶の香り

 第16回宇部市八十八夜お茶まつりは2日、小野藤河内茶園で開かれた。さわやかな初夏の風を受けながら、多くの市民が昔懐かしい手作業で茶摘みを体験。地元で生産されているお茶を身近に感じた。同まつり実行委員会(加藤優治会長)主催。今年は、一部の茶園で霜害が見受けられるが、心配されていた昨年の台風の影響はほとんどなく、茶園全体としては順調に生育しており、品質も良い。茶摘み作業のピークは5日ごろになる。


 お茶の新芽を優しく摘んでいく参加者(2日午前10時半、小野藤河内茶園で)

阿知須のカネノナルキ、四半世紀超えすくすくと

 二十六年前、子供の入学記念にと阿知須町の藤田晃三さん(58)が、井関小で拾った一枚の葉から栽培したカネノナルキ。昨年、同校に寄贈された鉢のいわれを聞いた保護者たちが葉をもらい受け、家庭で栽培している。一枚の葉に込められた子供の健やかな成長を願う思いが、四半世紀を超えて受け継がれている。
 カネノナルキはベンケイソウ科クラッスラ属の多肉性植物で南アフリカ原産。カゲツの名前でも親しまれている。


 すくすくと成長するカネノナルキを見詰める伊藤さん親子(阿知須町で)

宇部日報杯高校バスケ、男子・宇部準V、女子・慶進、宇部商3位

 第八回宇部日報杯争奪高校バスケットボール大会二日目は三十日、宇部工高体育館など市内四会場であり、男子決勝では岩国工が宇部を86-68で破り、二年連続二回目の優勝。女子決勝は長崎西が美鈴が丘(広島)を85-55で下し、初出場初優勝を飾った。宇部日報社、市バスケットボール協会主催、市教育委員会、市体育協会共催、県バスケットボール協会後援、市バスケットボール協会高校の部主管。

浜河内自治会館の落成祝う

 本山校区の浜河内自治会館の完工式は一日、JR本山線浜河内駅沿いの現地であり、地元住民、来賓ら百人が、地域コミュニティーの拠点の完成を祝った。
 一九六〇年に建設された浜河内研修所の老朽化に伴う建て替え。木造平屋建ての百六十五平方メートルで、板張りの大ホールと小会議室、台所などを備えている。事業費は、備品なども含め約二千二百万円。自治会(吉川邦男会長、二百十七世帯)で十年ほど前から積み立ててきた資金と、協賛金、低利の融資、市の助成で賄った。


 あいさつする吉川会長(浜河内自治会館で)