2005年4月30日

常盤公園のぼたん園が見ごろ

 新緑映える常盤公園でぼたん園が見ごろを迎えている。ぼたん園は老人憩いの家の前にあり、二十四種四百株を栽培。鮮やかな深紅が美しい直径約二十センチの「花王」や純白の「連鶴」などがそろう。公園管理事務所によると、今年は二十四日に一番花が開花。例年に比べて一週間程度遅いという。見ごろは五月初旬まで。


 見ごろを迎えたボタン(常盤公園のぼたん園で)

霜降山のみどりを楽しむつどいに市民1100人

 新緑のもえる霜降山で二十九日、「霜降山のみどりを楽しむつどい」が開かれた。初夏の陽気に誘われて市民千百人が参加。
 子供たちに人気だったのは丸太切り体験コーナー。直径十センチほどの間伐材をのこぎりで切り落とすと、霜降山のイラストを焼き付けたヒノキのプレートがもらえるとあって、男の子たちが汗をぬぐいながら夢中になっていた。
 苗木と花の苗の配布には、市民が殺到し、用意された三百五十本の苗が開始五分で“完売”した。清掃活動には宇部海洋少年団の二十人が参加し、ごみを拾いながら山を登った。茶道裏千家淡交会宇部支部ときわ青年部は抹茶の接待を行い、緑に囲まれた中での一服に、多くの参加者が心を和ませていた。


 花の苗の配布コーナーに押し寄せる人々(霜降山で)

丸太切りに夢中になる子供たち(霜降山で)

藤田市長がローカル・マニフェスト作成

 六月に選挙を控えている宇部市の藤田忠夫市長は二十八日、県内の首長、議員選挙では初めてとなるローカル・マニフェスト(政策公約)をまとめ、自身の後援会ホームページで公表した。宇部日報社の取材に対し、藤田市長は「マニフェストには手本や規格がなく、まとめに苦労した。期限を設定することで、具体性を持たせることができ、次のステップが明らかになり良かった。市民の意見や感想を聞き、さらに検討を加え、内容を充実させたい」と感想を述べた。
 マニフェストは、従来の事後検証が不可能な選挙公約と異なり、数値目標や期限、財源、工程表など事後検証可能な約束。藤田市長は現在、知事二十人、市長・区長百十九人、町村長六十一人の計二百人が加わっているローカル・マニフェスト推進首長連盟に参加している。
 ローカル・マニフェストは後援会のホームページ(アドレスhttp://www.fujitatadao.com)で閲覧できる。

寝太郎まつりに6000人

 山陽小野田市の寝太郎まつりは二十九日、JR厚狭駅前と駅前商店街一帯で開かれた。寝太郎音頭の総踊り、よさこい踊り、フリーマーケットなど多彩な行事が繰り広げられ、約六千人(主催者発表)の人出でにぎわった。山陽商工会議所、同祭り実行委員会主催。
 厚狭地域に伝わる「三年寝太郎」の偉業をたたえる祭りで、同商議所が一九八三年から主催している。それ以前は、五五年に設立された寝太郎奉賛会による祭祀(さいし)が行われていた。


 寝太郎太鼓を披露する保存会のメンバー(厚狭駅前商店街で)

2005年4月28日

奈良田さん宅のシャクナゲ、今年も満開

 宇部市東岐波の奈良田企巨(もとひ)さん(61)宅の庭先で、シャクナゲが今年もたくさんの花を咲かせた。薄赤色の花が高さ約2.5メートルの木を覆い尽くし、まるで飾り付けたよう。


 満開のシャクナゲと奈良田さん(東岐波で)

宇部市と宇部高専が「包括連携」協定結ぶ

 宇部市と宇部高専(幡中憲治校長)は二十八日、地域社会の発展へ互いに支援、協力するための「包括的連携・協力に関する協定」を結んだ。市と高等教育機関との連携は四機関目。市内の大学・高専はこれで網羅され、合併後の新市の重点戦略プロジェクトの一つ「地域産業の創造・育成」に向けて、基本的な態勢を整えたことになる。
 協力事項は▽地域産業の創造・育成▽地域の教育力の向上▽生涯学習の推進-など。宇部高専が行政と連携するのは初めて。


 調印後に握手を交わす藤田市長と幡中校長。左端は芥川貴久爾市総合政策部次長、右端は村上定瞭副校長(28日午前11時すぎ、宇部高専で)

5月からおもしろファームが多彩な講座スタート

 元気創造おもしろファーム(美澄武理事長)は、活動拠点の水神様匠(しょう)学校(宇部市新天町二丁目)が完成したことを受け、五月からさまざまな講座を始める。既に実施している脳の健康教室のほか、着付け、ちぎり絵など、新たに十講座を用意。同団体では「新たな趣味をつくる契機になれば」と話している。
 同団体では、各講座の受講生を募集している。教室の貸し出しも含め、申し込み、問い合わせは事務局(電話32-6396)へ。


 脳の健康教室を受講する市民ら(水神様匠学校で)

春の褒章、小野さんと瀬口さん

 ◇藍綬褒章(地方自治功績)
 小野 泰さん(56)
(市議、西高泊郷)
 一九五一年旧小野田市生まれ。七五年に市議に初当選し、連続八期三十年、地方自治の発展に貢献。合併後も市議。九六年から九九年まで副議長を務め、議会の円滑な運営と市勢の発展に尽力するとともに、高速交通網の整備の必要性を認識し、山陽自動車道の延長を各機関に働き掛けた。産業の技術革新と若者定住を図るため、東京理科大山口短大の四年生改組にも力を注いだ。
 ◇藍綬褒章(更生保護功績)
 瀬口 孝典さん(75)
(山陽小野田保護区保護司会長、平成町)
 旧小野田市出身。一九八一年、当時の小野田保護区保護司会長に薦められ、保護司の委嘱を受けた。長年、同会の常務理事を務めた後、二〇〇二年に会長就任。二十八日に改称した山陽小野田保護区保護司会の初代会長にも決まった。


 小野 泰さん

瀬口 孝典さん

2005年4月27日

5月2日に藤河内茶園でお茶まつり

 初夏を思わせる、さわやかな天気が続く宇部地方。間もなく収穫を迎える西日本有数のお茶の産地、宇部市小野藤河内の茶畑でも、青々と新芽が伸びている。五月二日には第十六回八十八夜お茶まつりが開かれる。


 青々ともえる新芽(小野藤河内で)

資源ごみ拠点回収施設が好評

 宇部市が新町と黒石に設置している「資源ごみ拠点回収施設」。月一回の分別ごみのうち、缶やペットボトル、新聞などを二十四時間受け付けており、出し忘れの人や、ごみ出しの時間帯が合わない人に、便利と好評だ。回収量は徐々に伸び、昨年十二月と今年の三月には十万キロ(二カ所合計)を超えた。一方で、段ボールなど出せない物の混入率も増加。家庭ごみ限定なのに、事業所からの持ち込みもあり、市ではルール違反に頭を悩ませている。
 新町の松浜公園隣には二〇〇三年九月、黒石ふれあいセンター北側には〇四年一月に開設し▽瓶・缶▽ペットボトル▽新聞(チラシも)▽雑誌▽紙製容器包装-を受け付けている。「缶やペットボトルは中を水洗いして、透明なビニール袋に入れる」「新聞や紙類はひもで十字に縛る」など、出し方は一般の家庭ごみに準ずる。


 

昨年度の市県民税で28件の課税漏れ

 宇部市は二十六日、昨年度の市県民税で、二十八件約四十万円の課税漏れがあったと発表した。修正納税が必要な市民には、近日中に担当者が出向いて説明するが、市県民税は介護保険料、国民健康保険料にも連動しており、最も多い人で合わせて約二十六万円の影響が出る見込み。今月中旬には、固定資産税の課税ミスが見つかっており、相次ぐ失態に市では、課内会議の開催、情報の共有化、作業・チェック体制の強化など、再発防止のための改善策をまとめた。
 市課税課によると、昨年度の納税通知書作成時に、農林漁業団体職員共済組合と日本私立学校振興共済事業団の公的年金等支払報告書の一部百五十八件の事務処理を誤った。その後の確認作業も、課税事務の統一化や電算システムの統合などの合併準備作業、組織再編成による大幅な職場レイアウトの変更、税制改正による課税資料の増加などで遅れたため、年度が替わっての発見となった。

8月21日「I LOVE SANYO-ONODA2005」開催

 小野田青年会議所(沖村和巳理事長)のまちおこし事業「I LOVE SANYO-ONODA2005」は八月二十一日、山陽小野田市のきららガラス未来館で開かれる。「きららガラス絵画展-夢をかたちに」をテーマに、市内の幼・保育園児から一般までを対象に絵画、造形を募集し、優秀作品を発表する。〇六年に県内で開かれる国民文化祭のプレイベントとも連動しており、夢あふれるデザインを基に、実際にガラスのマスコットや畳七枚分のモザイク画を制作。「創造」「体験」「鑑賞」を通じて、ガラス文化の定着、全国発信を目指す。


 ガラス絵画展のポスター

2005年4月26日

藤山陸上教室が始動

 小学生を対象にした陸上クラブ、藤山陸上教室(村川浩士代表)が今年度から、市スポーツ少年団に加盟。宇部陸上クラブに続き、市内二団体目となる小学生陸上チームとして、活動を開始した。子供たちはグラウンドを元気よく駆け抜け、陸上の基礎運動の習得に励むとともに、競技を楽しんでいる。


 本格的に活動を開始した教室のメンバー

もも上げの練習をする子供たち(宇部フロンティア大付属香川高で)

姉妹都市提携25周年記念し、豪州ニ市長ら来宇

 姉妹都市提携二十五周年を記念し、豪州のニューカッスル市から、ジョン・テイト市長ら七人が宇部市を訪れる。滞在するのは五月十九日から二十二日までの三泊四日。これに合わせ宇部市内では、交流の歩みを振り返る写真展や市民交流会が開かれる。
 両市が姉妹都市になったのは一九八〇年十一月。訪問団は十九日に宇部入りし、午後から市を表敬訪問。交流写真展も楽しむ。夜は市主催の歓迎会。翌二十日は、常盤公園や市内の大学、企業を視察。夜は市民交流会で、友好協会関係者や二十周年記念時にニ市を訪れた文化団体などが参加する予定。二十一日は萩など県内を視察し、夜は友好協会主催の送別会に出席する。

宇部日報社編集局、6日から本社へ

 宇部日報社は読者や広告主の皆さまが来社される際の不便を解消するため、報道センター(寿町三-六-一、旧宇部時報)にある編集局を五月六日から本社(寿町二-三-一七、旧ウベニチ)に移します。
 ニュースの提供や取材・行事後援の依頼、文芸関係や意見の投稿、掲載写真の販売などは、同日から本社で承ります。報道センターは改築し、新聞などを印刷、発行する「印刷センター」とします。


 

山陽小野田市の白井市長会見

 山陽小野田市の白井博文市長(67)は二十五日、市役所で会見し、市民と二人三脚による市民本位のまちづくり、行財政改革への決意を改めて語った。過半数が市長選の対立候補の応援に回った市議会との折り合いについては「自分は在任特例に反対の立場で当選した。今の議会との関係は生じないだろう」と対立姿勢を鮮明にし、議員自ら進退を考えるべきと強調した。


 まちづくりについて話す白井市長(庁議室で)

2005年4月25日

荒滝山「登山祭」と「ハイキングコース開き」で自然を満喫

 宇部市の最高峰・荒滝山(四五九メートル)に新緑の季節の訪れを告げる山開き「登山祭」が二十四日、山頂で、地元の吉部景勝保存会(渡辺勉会長)、吉部小児童をはじめ、市民約四百人が参加して、盛大に行われた。山頂から西隣にそびえる日ノ岳(四五八・六メートル)を巡る新しいハイキングコースのコース開きもあり、絶好の日和に恵まれ、ハイカーたちは周辺の眺望を楽しみながら、休日を満喫した。


 荒滝山の山頂で行われた登山祭

藤田市長らによる新しいハイキングコースのテープカット(荒滝山で)

厚南の竹ノ子島周辺でベッコウトンボの生息調査

 絶滅危ぐⅠ類で国内希少野生動植物種に指定されているベッコウトンボの生息調査が二十四日、宇部市厚南の竹ノ子島周辺であり、五匹が確認された。発生地として、生息環境にふさわしい周囲の保護が引き続き求められそうだ。また、現場から約一キロ離れた西沖の山でも一匹が初めて見つかった。
 調査を担当したのは、日本とんぼ学会会員の原隆さん(48)と、紙村尚志さん(48)。竹ノ子島周辺では約一時間の調査で、半成熟の雌などを確認。四月初旬に暖かな日が続いたことが好条件につながったと考えられ、二人は「この時期に五匹確認できたということは、かなりの発生が予想される」と期待している。原さんによると、今年の初見日は二十二日で、雄の未熟だった。


 生息調査をする原さん(右)と紙村さん(竹ノ子島周辺で)

ヨシ原に羽根を休める半成熟の雌

初代市長の白井さん、初登庁

 小野田市と山陽町の合併に伴う山陽小野田市長選は、二十四日投票、即日開票され、弁護士の白井博文さん(67)=日の出四丁目=が、旧小野田市の元市議会議長、石川宜信さん(57)=浜田町=を大差で破って当選し、新市の初代市長に就いた。二十五日は午前八時半に初登庁し、庁内各フロアを回って職員一人ひとりとあいさつを交わした。
 白井さんは、旧来の市政運営を刷新し、市民との二人三脚による「市民本位のまちづくりの実現」を掲げて立候補。知名度は低かったが、告示までに百回を超えるミニ集会を開き、遊説、個人演説会、決起大会を通じて、訴えをじわじわと浸透させた。市民団体や中学、高校の同期会による草の根選挙、自民党小野田支部、経済界のバックアップがかみ合い、ふたを開けてみれば、旧市町長の後継者とされた石川さんに一万一千票の差を付けての圧勝だった。


 初登庁後、市長室に入り、感想を話す白井市長(25日午前8時40分、市役所で)

当選が決まり、支持者と共に喜びを爆発させる白井さん(千代町の選挙事務所で)

常盤公園の釣り堀、10年ぶりに復活

 常盤公園の人気施設だった「釣り堀」が二十三日、同園内に十年ぶりに復活した。子供から大人まで来園者が早速、釣り糸を垂らし、魚との駆け引きを楽しんでいる。週末やゴールデンウイークなどは、多くの人でにぎわいそうだ。
 釣り堀は正面入り口南側の遊休池を改良整備。約三百七十平方メートルの池に、ヒブナ約三千匹が放流されている。利用料は一回三十分で三百円(餌付き)。三十分利用者は、一人二匹まで百円。一時間以上利用者は、一人四匹まで二百円で持ち帰れる。三月一日から十一月三十日までの期間に営業。午前九時半-午後四時半(さおの貸し出しは四時まで)にオープンする。春・夏休みとゴールデンウイーク期間を除く毎週火曜日(祝日の場合は翌日)は休み。


 10年ぶりに復活した釣り堀を楽しむ来園者(23日10時すぎ、常盤公園で)

食に関するアンケート、市民の8割が「安全」に関心

 安全な食品・食材を求めるよう積極的に心掛けている市民が、四人に一人いることが、宇部日報社が行った「食に関するアンケート調査」で明らかになった。少しは心掛けている人を合わせると約八割に上り、市民の“食の安全”に対する関心の高さをうかがわせた。一方で「安全、安心なものは割高で、ついつい安いものを買い求める」という人も多く、理想と現実の間で揺れる消費者像が浮き彫りになった。


 

中央町3丁目の再開発事業が完工

 宇部市が二〇〇一年度から土地区画整理手法で再開発に取り組んできた中央町三丁目地区の事業が完成し二十三日、地元住民らが地区内の広場で完工式を行った。式には来賓、市関係者らを含めて約百人が出席。テープカットをして新たな“門出”を祝った。
 同地区の土地区画整理事業は、約二十一億円かけ、四カ年事業で実施。宅地や道路など都市基盤をはじめ、電線の地中化、街路灯設置、広場への植樹など、新しい町としての顔はすべて完了。


 テープカットし事業の完了を祝う地元住民ら(23日午前11時半ごろ、中央町3丁目で)

羽田発の最終便が7月から30分繰り下げ

 山口宇部空港の東京線は、七月一日から羽田発最終便の全日空699便の出発時刻が三十分繰り下がり、午後六時五十五分となる。県商工労働部交通運輸対策室が二十二日、発表した。東京線は日航二往復を含め一日八往復。山口宇部空港は昨年度利用者が4・1%ダウンの九十二万人と、六年ぶりに落ち込んだが、交通運輸対策室では「これで年間目標百万人への弾みが付く」とPR活動にも力を入れる。

山陽小野田市長選は24日審判

 山陽小野田市長選は、旧小野田市議会の元議長、石川宜信さん(57)=浜田町=と市民団体が推す弁護士、白井博文さん(67)=日の出=による一騎打ちで、選挙戦最終日を迎えた。二十四日は投票日。即日開票され、新市発足後、空白となっていたリーダーが誕生する。

2005年4月22日

宇部井筒屋に「母の日」ギフトずらり

 五月の第二日曜日、八日の「母の日」を前に、宇部井筒屋では、早くも婦人服売り場などにディスプレーを設置し、訪れた市民にプレゼントを勧めている。ピークはゴールデンウイーク明けだが、財布の中身と相談しながら頭を悩ます姿がぼちぼち見られ始めた。


 プレゼントを選ぶ市民(宇部井筒屋で)

宇部上空に地震雲?

 地震の前触れとして現れるといわれる“地震雲”。宇部地域では二十日早朝、福岡県西方沖を震源とする震度3の地震が発生したが、岬町の三隅幸子さん(56)は十七日夕、上空へ真っすぐに伸びる地震雲と思われる雲を撮影した。
 地震雲は、宏観(こうかん)異常現象の一つとして、地震が発生する数日前に見られるとされる。
〔宏観異常現象〕 地震の前触れに起こるとされる生物的、地質的、物理的な異常現象をまとめた総称。現象の出現様式と検出手法が不安定であるため、非科学的であるという指摘が多く、科学的な因果関係の検証も成されていない。


 三隅さんが撮影した“地震雲”

市保全センターの見学ガイド「サポートメイツ」発足

 環境先進都市の宇部市をPRするため、ボランティアで市環境保全センターの見学ガイドを行う「環境サポートメイツ」(安井敬子代表、五人)が誕生した。二十六日の大学生への案内で、活動デビューを飾る。
 市では今後、施設見学のガイドを全面的に会員に頼む方針で、メイツ二十人を募集する。六回(各二時間)の研修カリキュラムで、活動内容やごみ処理、施設概要などの基礎知識を学び、ガイド練習も行った上で、実際の活動に加わる。申し込み、問い合わせは、五月二十日までにリサイクルプラザ(電話31-5584)へ。


 ガイドの練習をする会員たち(市環境保全センターで)

市老連新会長に井上さん

 宇部市老人クラブ連合会の定期総会は二十一日、福祉会館であった。役員改選が行われ、会長は三期六年間務めた柳三郎さん(82)に代わって、井上逸治郎さん(75)が就任。各地域の歴史や風土に合った魅力ある単位クラブの設定や、各専門部会の組織力強化によって、生きがいや仲間づくりを進めていくことを申し合わせた。


 就任のあいさつをする新役員たち(福祉会館で)

井上逸治郎新会長

上宇部中の教頭に隅野さん

 県教育委員会は二十二日、二十五日付の教職員異動を発表した。宇部市関係では、上宇部中の大田芳久教頭が病気休職、後任には隅野努市教委学校教育課指導主事を充てる。また、同課指導主事には常盤中の宇都宮直樹教務主任を、常盤中教諭に山口悟史さんを採用する。

7月2日、山陽商議所青年部の25周年式典

 山陽商工会議所青年部(五十一人)の第二十六回通常総会は十九日、山陽商工会館であり、創立二十五周年記念式典を七月二日に山陽小野田市文化会館で開くほか、会員増強活動の展開などを申し合わせた。
 地域社会への貢献、会員相互の研さんと親ぼくを目的に事業展開する。今年度のスローガンを「みんなで楽しくやろう」に決めた。重点事業は①創立二十五周年記念式典②夢花火、まつり山陽(十一月)など各種祭りへの積極参加③会員増強および会員、家族、他団体との親ぼくと交流④三世代の住める町を原点とした街づくり-の四項目を掲げている。


 八橋秀治会長(中央)ら新役員たち(山陽商工会館で)

2005年4月21日

菜の花で障害者の自立支援

 資源循環サイクルの構築を目指す「菜の花プロジェクト」が全国に広がっているが、宇部市厚東持世寺の休耕田でも、菜種油にする菜の花約三万本が咲き誇っている。栽培するのは、障害者を支援する団体。環境に優しくと始めたが「やがては障害者が菜の花を育て、経済的自立を果たしてほしい」との願いもある。
【菜の花プロジェクト】滋賀県環境生活協同組合が一九九八年にネットワークを作り、現在、全国四十二都道府県で約百五十団体が菜の花栽培に取り組む。菜の花を植え、菜種油を搾油。油かすは肥料や飼料として使う。廃食油は回収し、せっけんや軽油代替燃料にリサイクルするなどの資源、エネルギー循環システム。芙蓉会のようにネットワークには入ってないが、趣旨に賛同し、栽培するところも多い。


 黄色い菜の花をバックに、障害者の経済的自立の必要性を訴える末永さん(市内持世寺で)

保健センターで離乳食教室スタート

“食の入り口”といわれる離乳食。いろいろな食べ物と出合って、赤ちゃんは味覚やかむ力が育ち、食の楽しみも知るが、「食べない」「レシピが分からない」「湿疹(しっしん)が出る」などの悩みや疑問を抱える親も多い。そこで、宇部市保健センターでは、二十日から離乳食教室を開始。初回は三十九人が参加し、実際に試食しながら、子供の発達に合った離乳食について学んだ。


 お母さんに離乳食を食べさせてもらう赤ちゃん(市保健センターで)

市内初の認知症専用施設「常盤台デイサービス」オープン

 通所介護施設「常盤台デイサービス」は、家庭のような雰囲気で利用者の機能回復を促している。宇部市内では初の認知症(痴呆症)専用のデイサービスとして、四月から野中一丁目の常盤台病院(高橋啓治理事長)に隣接してオープンした。目指しているのは「もう一つのわが家」だ。
 利用は、要介護状態で認知症の自立度がランクⅡ(日常生活に支障をきたす症状・行動や意思疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる)以上の人が対象。定員は月-土曜日が二十人、日曜・祝日は十人。利用時間は午前九時半から午後四時半、または午前十時半から午後三時半まで。送迎もある。問い合わせは常盤台病院(電話31-1131)へ。


 外観も民家とほとんど変わらない施設(常盤台デイサービスで)

宇部市が環境目標の意見を公募

 宇部市は二〇〇一年十二月に、ISO(国際標準化機構)が定める環境規格ISO14001の認証を受け、事務や事業に関する環境負荷の削減に取り組んでいる。〇五年度の環境目標を設定するため、市民から意見を募集する。
 応募は、はがきかファクスで。意見を二百字以内にまとめ、住所と氏名を記入して〒755-8601宇部市常盤町1-7-1、市環境共生課(電話34-8245、ファクス22-6016)へ。締め切りは二十八日(当日消印有効)。

厚陽地区緑と花の推進協と厚陽中生徒が花壇コン用の種まき

 厚陽地区緑と花の推進協議会(村岡昭一会長)と厚陽中(西村直記校長)の生徒が二十日、厚陽公民館の花壇に、サルビアとマリーゴールドの種をまいた。秋に実施される山陽小野田市花壇コンクール用で、全市分の三万株を用意する。参加者への苗の配布は、六月中旬を予定している。
 コンクールへの参加には、花壇面積六・六平方メートル以上が必要。個人と団体の部門がある。申込期限は、五月二十五日。市教育委員会生涯学習課、山陽分局、各公民館で受け付ける。 


 花壇コンクール用の種をまく会員と生徒たち(厚陽公民館で)

20日は「穀雨」

 市民を楽しませたサクラも終わりが近づき、花見場所だった木の下では、散った花びらが地面を覆い、シーズンの“終演”を告げている。二十日は、百穀を生じる春雨が降り、種まきに好機の季節といわれる「穀雨」。宇部地域でもそろそろ本格的な田植えの準備が始まる。


 木の下に広がるサクラの花びら(真締川公園で)

宇部市の携帯サイト好評

 宇部市の携帯電話専用ホームページが好評だ。昨年十一月に開設し、今年の三月末に小児救急医療などの情報を充実。四月は引っ越しシーズンで転入者が多く、市広報でのPRも功を奏して、アクセス数はこれまでの七、八倍ペースにまで激増している。
 携帯電話で提供しているのは▽新着情報▽イベント・観光情報▽小児救急医療▽市民便利帳▽市役所・公共施設▽交通機関-の各情報。
 携帯専用ホームページのアドレスはhttp://www.city.ube.yamaguchi.jp/keitai/top.html。パソコン用の市ホームページのトップページ上部にある「モバイル」をクリックして自分の携帯に送ることも可能。


 手軽に情報を入手できる市の携帯サイト

市人材養成講座7期生らが女性史編さん

 市史に埋もれた女性の歴史を検証して「うべ女性史」(仮称)を編さんしようと、女性十七人が「うべ女性史研究会」(金子真理子代表)を結成し、資料の収集や聞き取り調査などの活動を進めている。つい近年までは完全に男性中心の社会と言え、女性に関する文献などは乏しいのが現実。史料の掘り起こしは、一九九八年に中国地方初の男女共同参画宣言都市となった宇部市にとっても、意義深いものとなりそうだ。


 例会で集めた資料を整理する会員ら(男女共同参画センターで)

23日、10年ぶりに常盤公園の釣り堀オープン

 昨年の秋から工事が進められてきた常盤公園の釣り堀が完成。二十三日午前九時半にオープンを迎える。一九九五年以来、十年ぶりの人気施設の復活となる。運営に当たる常盤遊園協会は「友達や親子で釣りが楽しめる場として、公園の魅力アップにつながってくれればうれしい」と期待を寄せている。
 利用料金は一回三十分で三百円(餌付き)。魚の持ち帰りもできる(有料)。期間は十一月三十日まで。営業時間は午前九時半-午後四時半。毎週火曜日は休みだが、春・夏休み、ゴールデンウイークなどはオープンする。問い合わせは遊園協会(電話21-3541)へ。


 完成した釣り堀(常盤公園で)

29日、日報杯高校バスケ開幕

 第八回宇部日報杯争奪高校バスケットボール大会は二十九、三十の両日、宇部工高体育館など市内六会場で開かれる。県内外から、過去最多の男女計三十八チームが出場。頂点を目指して、熱戦を展開する。宇部日報社、市バスケットボール協会主催、市教育委員会、市体育協会共催、県バスケットボール協会後援、市バスケットボール協会高校の部主管。

山陽小野田市選管委が選挙公報作製、配布

 山陽小野田市選挙管理委員会は十九日、市長選(二十四日投・開票)の選挙公報を作製した。自治会長を通じて、二十二日までには全世帯に届く。候補者二人の略歴と公約、抱負が掲載され、リーダー選びの材料の一つとなる。市役所など三カ所で受け付けている期日前投票は、二日間で五百九十七人が投票を済ませた。


 候補者が分かる選挙公報

2005年4月19日

阿知須でチューリップ3000本が見ごろ

 阿知須町浜表の休耕田で、古谷一成さん(68)・信子さん(64)夫妻=浜表=が植えた3,000本のチューリップが見ごろを迎えた。赤富士をイメージして植えられた色とりどりの花々に、付近を歩く人も目を細めている。


 満開を迎えたチューリップ(阿知須町浜表で)

見初校区が学童保育を見初小に移設

 放課後や休日の児童に遊びと生活の場を与えている宇部市の学童保育クラブ事業で、見初校区は今年度から、見初ふれあいセンター(目朝夫館長)で運営していた事業の一切を見初小(金光勤校長、百八十四人)に移した。利用児童の増加でセンター内が手狭になったためだ。学校の余裕教室を開放している例は、市内でも既に七校あるが、校区全体の学童保育を移した例は珍しい。


 広くなった学童保育の場で伸び伸びと時間を過ごす子供たち(見初小で)

24日荒滝山で登山祭、ハイキングコース開きも

 宇部市の最高峰・荒滝山(四六九メートル)で、二十四日午前十一時から地元の吉部景勝保存会(渡辺勉会長)が主催し、恒例の山開き行事「登山祭」が行われる。これに合わせ、コミュニティースポーツくすのき(森原一美会長)と宇部山岳会(矢富敏肆会長)が共同で切り開いたハイキングコースのコース開きもある。ハイキングコースは、荒滝山と西側にそびえる日ノ岳(美祢市、四六八・六メートル)を巡る、県内でも珍しい周回コース。両山頂からは県中央部の山々や瀬戸内海も望め、多くの登山愛好家やハイカーの注目を集めている。


 吉部富士とも形容される日ノ岳山頂から見た荒滝山

新たに整備されたハイキングコース

新市子連誕生、5月14日設立総会

 山陽小野田市子ども会育成連絡協議会の合併調印式は十六日、市役所であり、旧市町子連の代表者が協定書に署名し、新しい組織が誕生した。新市の社会教育団体では第一号の合併。初年度は両子連で既に決めた事業に取り組みながら、来年度の事業統合に向けて議論を深めていく。設立総会は五月十四日に開き、規約、役員案などを審議する。


 調印後、握手する好川会長(左)と中冨会長(市役所で)

2005年4月18日

常盤公園で家族連れら宝探しに夢中

 絶好の行楽日和となった十七日。宇部市の常盤公園では、市外客を中心に八千三百人(常盤遊園協会調べ)が入園。散りゆくサクラを楽しみながら、春の一日を満喫した。石炭記念館周辺では、宇部観光コンベンション協会主催の宝探し大会があり、五百人が隠されたカード探しに夢中になった。


 熱心にカードを探す行楽客(常盤公園石炭記念館横で)

新川32区の新旧住民が花見の会で顔合わせ

 土地区画整理で宇部市の中心市街地再開発に取り組んでいた中央町三丁目地区の多くを占める新川三十二区自治会(甲斐国文会長)は十七日、借り上げ型市営住宅の入居者など新しい住民が増えてきたことから、顔合わせを兼ねた初めての花見の会を行った。新旧の住民約五十人が出席し、和やかな雰囲気の中で地域の輪づくりに取り組んだ。
 同自治会の住民は、二〇〇一年の事業開始当時、三十二世帯六十二人だった。ほとんどが中高年者で、小学生や幼児の声は途絶えていた。工事が進み、住民はさらに減少。新しい建物が完成する直前には、わずか十世帯三十六人に。その後、借り上げ型市営住宅や共同化住宅の完成によって、現在は百二世帯百八十人まで増加した。


 満開のヤエザクラを楽しみながら語り合う新川32区の住民(さくら桜広場で)

日本野鳥の会会長、柳生博さん来県

 日本野鳥の会会長で俳優の柳生博さん(70)が十六日、阿知須町のきらら浜自然観察公園を初めて訪れ、野鳥愛好家や同公園のボランティア葦(あし)の会会員らと交歓した。
 今回は十六、十七の両日、萩市見島で開かれた第八回中四国ブロック交流会に出席のため来県。萩への移動の途中、同公園を訪問した。公園内のビジターセンターでは、野鳥の会メンバーやボランティアと歓談。子供たちにサインや握手をするなど、気さくな人柄で接していた。


 子供のサインの注文に応じる柳生会長(きらら浜自然観察公園で)

17日、宇部市内トップ切り二俣瀬校区運動会

 宇部市内の校区運動会のトップを切って、第二十回二俣瀬校区ふれあい大運動会が十七日、二俣瀬小グラウンドで開かれた。校区民約四百人が、ぽかぽか陽気の中、そう快な汗を流し、世代を超えてふれあいの輪を広げた。同運動会実行委員会(吉本正会長)など主催。
 競技は二十二種目あり、八地区に分かれての対抗戦で行われた。徒競走や借り物競走、玉入れなどの定番に加え、六十歳以上を対象にした団体競技「プロゴルファー」や、幼児が参加した駆けっこ「ここまでおいで」などもあり、子供からお年寄りまで幅広い年代が楽しんだ。


 子供たちも参加した総踊り(二俣瀬小グラウンドで)

山陽小野田市長選、第一声

 山陽小野田市長選は十七日告示され、旧小野田市議会の元議長、石川宜信さん(57)=浜田町=、弁護士の白井博文さん(67)=日の出=の両新人が届け出をし、それぞれの選挙事務所前で第一声を上げた。両候補とも市域に選挙カーを走らせ、浮動票の獲得、無関心層への訴えに力を注いでいる。投・開票は二十四日。
【石川陣営】旭町の事務所前に五百人を集めて出陣式を行った。杉原記美選対本部長(旧小野田市長)があいさつし、国沢賢之進市長職務執行者(旧山陽町長)、議員団代表の氏永創三郎議員らが激励の言葉を述べた。自民党の伊藤博彦、竹本貞夫、社民党の佐々木明美県議らも駆け付け、強力な応援体制を整えた。
【白井陣営】千代町の事務所に六百五十人を集めた。田中修選対本部長のあいさつに続き、自民党小野田支部の長沢昭昶支部長、小野田の将来を考える会の瀬戸信夫会長らが、白井さんの人柄をアピール。まちを再生する新しい風を起こそうと呼び掛けた。


 石川宜信さん

白井博文さん

2005年4月16日

“宇部一”の花壇決定

“宇部一”の花壇を競う春の花壇コンクール本審査は十四、十五の両日、市緑化運動推進委員会(会長・藤田忠夫市長)委員によって行われた。予備審査を通過した四十四団体・個人の花壇をチェック。最優秀賞はモデル部門が宇部興産ケミカル工場と国司久良さん(東岐波)、花壇部門が東岐波の花園自治会、フラワーガーデニング・プランター部門が星野順子さん(西岐波)と増村久栄さん(草江)が選ばれた。


 初の最優秀賞受賞を喜ぶメンバー(はまだ電器前の花壇で)

街の駅からマダガスカルへ

 宇部中央銀天街の「街の駅」(東和商会運営、中央町3丁目)で1999年から開いている「おもちゃの病院」。毎回、多くの子供たちがおもちゃを持ち寄り、修理を依頼しているが、中には「恵まれない子供たちへ」と寄託する人もおり、6年間で約100点が集まった。街の駅では、青年海外協力隊などを派遣している国際協力機構(JICA)を通じて、アフリカのマダガスカルに送ることを決め、寄せられたおもちゃの整理を急いでいる。


 寄せられたおもちゃを整理する梶原さんら(銀天街の街の駅で)

15日、ファームプラザ新天町完工式

 宇部新天町名店街協同組合(美澄武理事長)の事務所が入る「ファームプラザ新天町」の完工式が十五日、新天町二丁目の同プラザで開かれた。関係者四十人が出席し、新たな拠点の完成を祝った。式後は、国際ホテル宇部で披露会を行った。
 同プラザは、延べ床面積約三百八十五平方メートルの鉄骨二階建て。二階に組合事務所が中津瀬神社の境内から移転し、一階は、まちづくり団体「元気創造おもしろファーム」の活動拠点・水神様匠(しょう)学校となる。


 テープカットする美澄理事長ら(ファームプラザ新天町で)

宇部フ大大学院人間科学研究科が臨床心理士第1種養成校に指定

 宇部フロンティア大大学院人間科学研究科(修士課程)は、このほど財団法人日本臨床心理士資格認定協会から臨床心理士第一種養成校に指定された。県内では山口大、東亜大に次いで三校目。これにより修士課程修了後すぐに、臨床心理士試験が受験できる。
 同大学院人間科学研究科臨床心理学専攻は、二〇〇四年度に開設。現在、一年十二人、二年十五人が学んでいる。第一種養成校指定がない場合、大学院を修了しても一年間の実習経験が必要。指定により、すぐ受験が可能になった。昨年度、入学した第一期生も適用される。

山陽小野田市長選、17日告示

 山陽小野田市長選は、十七日の告示を明日に控え、市民団体が推す弁護士、白井博文さん(67)=日の出=と、旧小野田市議会の元議長、石川宜信さん(56)=浜田町=の新人同士による一騎打ちが濃厚だ。合併論争は一段落したものの、旧市町の借金を引き継ぎ、厳しい行財政運営を強いられるなど、課題が山積する新市のかじ取りを任せられるリーダーは-。これといった争点が見当たらない中、二十四日までの短期決戦に突入する。


 投票を呼び掛ける看板(市役所で)

2005年4月15日

真締川に100匹のこいのぼり

 宇部市役所近くの真締川に十五日、こいのぼり百匹が掲揚された。暖かくなり始めた風に、雄姿を躍らせている。五月中旬まで設置され、しばらくはサクラとの競演も楽しめる。入院患者を元気づけようと、山口大医学部付属病院東側の公園にも十八匹が掲げられた。


 藤田市長と一緒にこいのぼりを掲揚する小学生(15日午前10時20分、市役所西側の真締川公園で)

17日に1930年井関尋常高等小卒の同窓会開催

 七十五年前の一九三〇年、井関尋常高等小(現阿知須町井関小)を卒業した人たちの同窓会が、十七日正午から沖の原の特別養護老人ホーム白松苑で開かれる。八十八歳の米寿を記念しての実施で、今も現役で医療に従事する阿知須共立病院会長の三好正之さんが、「白寿(九十九歳)まで生きよう会」の名前で呼び掛けている。
 三好さんが米寿の節目と、長生きのお手本として結束するために、同窓会を企画。対象は一九二六年に入学した四十二人(男女各二十一人)。消息の分かっている十七人のうち、十二人から出席の知らせが届いた。三人が町内に住み、他は宇部市在住者が多く、約四十年ぶりの同窓会へとこぎつけた。当日は昼食を味わいながら和やかな雰囲気で進行、小学時代の記念写真を配る。


 井関尋常高等小2年の時の記念写真(4列目左から3人目が三好さん)

来年4月指定管理者制度導入に向けガイドライン策定

 宇部市は、来年四月の指定管理者制度導入に向け、基本的な考えや検討事項、手順などを示したガイドラインを策定した。庁内各部に配布したほか、ホームページでも公表している。制度の適用対象となる市内の公の施設は二百六十カ所で、指定期間は原則五年以内。各部署で制度導入の可否を検討した上で、九月の市議会に条例改正案を提案。原則公募による管理者の選定作業を経て、十二月議会で指定案と予算案を提案し、議決を経て、市民への周知を図る。

反日デモ、中国に生産拠点持つ3社は警戒怠らず

 中国で日本をターゲットにしたデモ、不買運動などの反日活動が拡大し、企業や留学生らの被害が相次いでいる。宇部市に本社を置き、中国に生産拠点を持つ宇部興産など三社は「勤務は通常通りで、生産への影響など被害はない」としながらも「これから事態が、どう変わるか分からない」と、警備態勢の強化や外出の自粛で被害防止に努めている。外務省では渡航者に対して注意を呼び掛けている。
 宇部興産と宇部興産機械は、同国内に計八カ所の製造・営業拠点を持っている。十四日までに施設の被害はなく、駐在員や出張者も全員の無事が確認されている。山東省に酸化チタン工場の建設を進めているチタン工業は、周辺でデモなどの反日行動は発生していないが、地元警察などと協力して警戒に努めているという。

楠地域の57件で固定資産税の課税ミス

 宇部市は十五日、二〇〇五年度の固定資産税に課税ミスがあったと発表した。楠地域の五十七件(個人五十四件、法人三件)で、合併後の電算入力手続きを誤り、計七十二万三千二百四十三円多く課税していた。既に納税通知書を発送しているため、同日から電話連絡し、正しい課税額と納期を十日間延長した通知書を、わび状とともに直接手渡すか、郵送するという。

小野田中で1年生対象の自転車教室

 春の交通安全運動期間中の十四日、小野田中(黒瀬寛校長)で一年生を対象にした自転車教室があり、百四十八人が映画や実技指導を通じて、正しい自転車の乗り方や交通ルールについて学び、安全意識を高めた。
 同校の自転車通学生は全体の一割程度だが、帰宅後や週末の部活動などで、ほぼ全員が乗っている。道交法上の軽車両に当たる自転車で事故が発生した場合、損害賠償請求の対象にもなるため、新入学の時期に実技習得とマナーアップを狙って開いた。


 正しい自転車の乗り降りについて指導を受ける1年生(小野田中で)

2005年4月14日

春の花壇コンクール、本審査スタート

 宇部市の春の花壇コンクール本審査が、十四日から始まった。市緑化運動推進委員会の委員五人が予備審査を通過した地域、企業、学校各部門とモデル、ガーデニング両部門を合わせた四十四団体をチェック。審査は十五日まで行われ、最優秀などの各賞が決まる。


 出来栄えを丹念に審査する市緑化運動推進委員ら(14日午前9時10分ごろ、琴芝小で)

宇部フ大が単独校では県内初のISO14001取得

 宇部フロンティア大(武下浩学長)はこのほど、環境マネジメントシステムに関する国際規格ISO14001を取得した。県内では、下関市が取得している関係で下関市立大が同規格の適用範囲になっているが、単独校としては県内初。全国でも約四十の大学しか取得しておらず、同大は「地球環境に優しい大学として、環境意識の高い学生を育てたい」と話した。
 同大では取得を契機に、これまで以上に環境意識の向上や環境負荷の軽減に努める。他大学にも働き掛けて環境に関するサークル発足を促し、エコキャンパスづくりを連携して行っていく。学生が卒業時に出す家具や電化製品などの広域リサイクルシステムの構築も計画している。


 ISO14001を取得した宇部フロンティア大

宇部市が「市民活動保険」加入

 宇部市は、市民が安心して市民活動ができるように、新年度から「宇部市市民活動保険」に加入した。市民活動の際にけがをしたり、他人の体を傷つけたり、物を壊したりした場合に保険金が下りる。保険料は市が負担し、市民の事前加入手続きや登録手続きの必要はない。
 宇部市は、市民と行政が良好なパートナーシップを築き、協働の町づくりを目指している。さまざまな市民活動を繰り広げる時に物損、死亡、傷害事故が起きる可能性があるが、そうした万が一に備えようと保険に加入した。活動や事故の内容が保険要件を満たしていると判断されると、保険金が支払われる。

「夏休みジュニア科学教室」の三浦委員長ら3人が科学技術賞受賞

 文部科学省は十三日、二〇〇五年度科学技術賞の受賞者を発表した。全国三十二個人・グループで、県内関係では二グループ七人が栄誉に輝いた。うち一件は、宇部日報社など県内の産学官の関係団体が連携して一九八九年から実施している「夏休みジュニア科学教室」の三浦房紀実行委員長(山口大工学部副学部長)ら役員三人。表彰式は二十日に東京都港区の虎ノ門パストラルで行われる。
 科学技術水準の向上に貢献した分野に応じて、科学技術賞・理解増進部門、同・開発部門、若手科学者賞がある。ジュニア科学教室は、青少年の理科離れに歯止めを掛けるため、小・中学生に科学を身近に感じてもらおうと始まった。大学や企業を会場にした実験と体験重視型の内容が特徴で、理解増進部門を受賞した。

県教委が小中高校に危険個所の総点検を通知

 鹿児島市の洞くつで九日発生した中学生四人の一酸化炭素中毒死事故を受け、県教育委員会は十三日、県内の小・中・高校、市町村教育委員会に「危険な遊び場の防止、郊外生活の安全確保」を通知した。
 地域内の危険個所の再点検、危険な遊び場防止へ児童生徒に徹底指導、保護者への啓発の三点で、危険個所再点検は通学路を含め、総点検を求めている。特に、遊び場近くにあるため池、貯水池、洞くつなどは関係者の協力を得ながら安全を確認するとともに、児童生徒からも危険個所情報の入手を、としている。

交通キャンペーンで園児らが安全運転呼びかけ

 須恵保育園(戸谷香代子園長)は十三日、園舎前の市道で交通キャンペーンを行い、園児たちが通行するドライバーに手作りのお守りをプレゼントした。春の全国交通安全運動に合わせて、二十年以上続けている恒例行事。小野田警察署や交通安全協会がバックアップした。
 地域安全活動に取り組むNPO法人「セーフザピープル」(藤田正人理事長)は十三日、千崎の県道で街頭キャンペーンを行い、高泊小の児童らと一緒に、ドライバーに啓発グッズを配って安全運転を呼び掛けた。同法人は、昨年四月に発足した。宇部、小野田の第一交通が協賛団体で、現在の主な活動は、小学生が下校する時間帯の毎日の防犯パトロール。近々、高齢者や身体障害者を対象とした交通安全教室も計画している。


 お守りを渡し安全運転を呼び掛ける園児ら(須恵保育園前の市道で)

ドライバーに啓発グッズを渡す参加者たち(千崎の県道で)

2005年4月13日

サクラとこいのぼりの競演

 町をピンクに染め、人々を楽しませるサクラ。宇部市内では次第に盛りを過ぎ、花びらの舞う時期を迎えつつある。厚南大森の大森自治会館前では、サクラとこいのぼりが競演。舞い散る花びらを横目に、こいのぼりが気持ち良さそうにスイスイと泳ぎ、早くも“季節の主役”の引き継ぎが始まっている。


 サクラのそばを泳ぐこいのぼり(厚南大森で)

輸血用の血液不足深刻

 日本赤十字社血液センターが供給する輸血用血液の在庫が、全国的に不足している。県内でも十二日現在、A型とB型の在庫が70%を割り込み“赤信号”が点滅している。県赤十字血液センター献血推進課は「昨秋から慢性的に不足している。これほど長く在庫が危機的状態にあるのは初めて」と、広く献血を呼び掛けている。


 庁内のあちこちに張られた献血を呼び掛けるポスター(宇部市役所で)

山大が三菱化学の支援で寄付講座「白色LED照明工学」開設

 山口大工学部は、三菱化学(本社東京)の支援を受けて、同学部では初めてとなる寄付講座「白色LED(発光ダイオード)照明工学」を開設する。同学部の田口常正電気電子工学科教授が講座責任者となり、高輝度白色LED光源の開発を進める。三菱化学からは山大工学部に対して▽研究資金の提供(五年間で二億五千万円)▽研究員の派遣▽材料(蛍光体と窒化ガリウム)の提供-を行う。

宇部市消費生活センターが啓発パンフ作製、配布

 宇部市消費生活センターは、高齢者向けの啓発パンフレットと、同所の連絡先を記したチラシ各五千部を作製した。在宅介護支援センターの職員らを通じて、外出の難しい六十五歳以上の人に配布。訪問販売や悪質商法への注意を促し、相談窓口の周知を図る。今後は在宅ケアスタッフが定期訪問する際、継続的にトラブルがないかの声掛けも行い、被害の未然防止と問題発生時の迅速な対応に努める。


 外出の困難な高齢者に配られる啓発パンフレットとチラシ

日本語教師のアシスタント募集

 日本とオーストラリアの国際交流を推進しているNPO法人・日豪人物及び文化交流協議会(佐藤昭治代表、東京都世田谷区)は、豪州の小・中・高校で日本語教師のアシスタントをするボランティアを募集している。五月五日午後三時から、宇部市シルバーふれあいセンターで説明会を開く。
 説明会の参加は無料だが、資料代の三百円は実費負担。問い合わせは、月曜日から木曜日までの午前十時-午後四時に、同協議会(電話050-1201-3428、ファクス03-3329-4179)へ。ホームページ(http://www.npo-nichigo.or.jp)でも紹介している。

ビジネス講座に新入社員ら37人参加

 小野田商工会議所中小企業相談所主催の「めざせ!ワンランクアップのビジネスマナー講座」は十二日、市商工センターで開かれた。新入社員を中心に、三十七人が社会人としての心構え、接客作法の基本をみっちりと学んだ。


 ビジネスマンとしての心構えを聞く新入社員ら(市商工センターで)

2005年4月12日

上宇部中、新校舎お披露目

 二〇〇一年度から進められていた校舎改築工事が完了した上宇部中(石田博和校長、六百二人)で十一日、新校舎のお披露目式があり、生徒たちは感謝の気持ちを忘れず、充実した学校生活を送ることを誓った。新校舎は三階建ての普通教室棟が二棟、管理特別教室棟、特別教室棟が各一棟、二階建ての特別教室棟、平屋建ての給食置き場棟が各一棟の計六棟で、すべて鉄筋コンクリート造り。延べ床面積は六千九百八十四平方メートルで、総事業費は約十七億八千万円。


 改築された校舎(上宇部中で)

テープカットする藤田市長ら(上宇部中で)

NPO脇坂理事長が5月から中国で共同研究

 中国の「南水北調」プロジェクトを推進するため、NPO法人国際環境支援ステーション(脇坂宣尚理事長、事務局・宇部市松島町)は、五月から山東省で、山東大環境科学工学部との覚書に基づいた水質調査の共同研究に着手する。中国の経済発展を支える国家規模のプロジェクトに、宇部の技術が生かされることになる。
 山東省の南四湖の汚染現状と、南水北調に伴う影響調査が目的。山東大は環境分野で、中国では最高峰の研究力を持つという。脇坂理事長が五月に訪中し、分析能力や機械設備、人材などを見極めた上で、七月ごろから随時、研究者を派遣していく。三年間の研究期間を予定している。


 出発を前に抱負を語る脇坂理事長(事務局を置く松島町の宇部環境リサーチで)

産・官・学・民が連携、「市民活動推進会議」が5月発足

 宇部市は、協働の町づくりを産・官・学・民の四者が連携して進めるための「市民活動推進会議」を五月上旬に設置する。市民活動に関する施策を評価、検討したり、今後制定する市民協働推進条例(仮称)に対して意見を交わしたりする。
 委員は十六人。このうちの十人は市民代表委員で構成。既に活躍している市民活動団体の代表のほか、二人の委員を市民から一般公募する。行政の意見も反映させようと、市職員二人も委員として加わる。
 一般公募する推進会議委員は、市内在住の満二十歳以上(四月一日現在)で、市民活動に関心のある人。公務員は除く。任期は五月一日から二年間。市民活動課、楠総合支所市民生活課、各ふれあいセンターに備え付けの応募用紙に、必要事項を記入して申し込む。応募用紙は、市のホームページからも入手できる。二十日が締め切り。

宇部市と早稲田大大学院公共経営研究科が協働連携の協定締結

 宇部市と早稲田大大学院公共経営研究科は、相互に連携して「これからの行政経営の在り方」について調査・研究することに合意し、十四日に基本協定を締結する。
 互いにパートナーであると明確化することで、組織体質の改善や財政基盤の強化などの行財政改革に取り組んでいる市にとっては、同研究科の知的財産を活用できるメリットがある。研究を通じて、二十一世紀にふさわしい行政経営システムの構築を目指す。一方、「二十一世紀の新しい自治体像」を研究テーマにしている同科とすれば、調査や実践研究のフィールドを得られることになる。

山陽小野田市の安全協会がスタート

 山陽小野田市危険物安全協会の設立総会は十一日、いこいの村江汐で開かれ、新協会がスタートを切った。市内百八十三の事業所や団体で組織する。
 新市発足に伴う、旧小野田市、山陽地区両協会の合併。会員相互の情報や連携を密にし、危険物の適正な運営管理と災害防止を図る。事務局は、市消防本部内。初代会長には、全会一致で日産化学工業小野田工場の鎌木史朗工場長が就任した。任期は二年。代理出席の八木沢和弘同工場次長が「先日の福岡県西方沖地震では、工場の自主的な安全確保の取り組みなど、課題が山積していることを再確認した。皆さんとともに施設の安全に頑張っていきたい」と所信を述べた。


 会員を前に所信を述べる八木沢会長代理(いこいの村江汐で)

2005年4月11日

最後の町民運動会で子供も大人も快汗

 町制施行六十五周年記念第四十八回阿知須町民運動会は十日、二千八百人が参加して、きらら浜の多目的ドームで開かれた。地区対抗などの十三種目で熱戦を展開し、心地よい汗を流した。十月に県央部との合併を控えているため“町民”としては最後の運動会。ボランティアも例年になく多い百六十人が集まり、運営を手伝った。


 少年少女リレーで元気よくスタートする子供たち(多目的ドームで)

熱帯植物館のヒスイカズラ開花

 常盤公園の熱帯植物館で、ヒスイカズラが開花した。宝石のヒスイのような透き通った青緑が、来館者を引き付けている。ヒスイカズラはフィリピンのルソン島特産。花は長さが七-十センチ、幅は二センチ程度の半月形。フジのように垂れ下がり、多い時は二-三百個になるという。


 開花したヒスイカズラ(常盤公園の熱帯植物館で)

15日まで湖水ホールで手づくり作華展

 宇部市の町おこしを目的とした、第二十回チャリティー手づくり作華展が十一日から、ときわ湖水ホールで始まった。節目の企画展には、県内と近県の作家二十七人が出展。クレイフラワー(粘土の花)と和の空間演出が楽しめるコーナーや、オリジナルの小物を展示即売する店などが並び、多くの人でにぎわっている。十五日まで。


 来場者の目を引く、クレイフラワーのコーナー(11日午前10時半、ときわ湖水ホールで)

県日赤アマチュア無線奉仕団が楠で伝搬状況を調査

 災害時の情報収集活動を支援しようと、県日赤アマチュア無線奉仕団宇部地区(柴田敏彰地区長、二十四人)は十日、楠地域を対象に市役所、総合支所との伝搬調査を実施した。音声だけでなく、現地の詳細な状況を視覚で確認できるSSTV(静止画伝送)の調査も初めて行い、万が一の事態に備えた。
 アマチュア無線は災害による都市基盤被害の影響を受けることなく、機動性を生かした活動を展開できる利点がある。奉仕団宇部地区は市内外の伝搬調査のほか、市の総合防災訓練などに積極的に参加している。


 移動局からの報告を受ける会員ら(楠総合支所で)

連合山陽小野田地協が発足

 連合山口小野田地域協議会と同厚狭地協が合併し、山陽小野田地協が九日、発足した。結成総会と祝賀会は、いこいの村江汐であり、旧小野田地協議長の三上賢一さんが議長に選任された。加盟組合は三十七単組三千二百二十六人。
 一自治体に一地協という規約に基づき、昨年十二月から両地協の役員が協議を重ねた。厚狭は、地区別に山陽小野田市、宇部市の組織に加盟する。組合員数百人以上の単組役員と両地協の事務局長による役員推薦委員会を設け、案を作った。労働会館内の旧小野田地協に事務所、山陽勤労青少年ホームに出張所を置く。


 あいさつする三上議長(いこいの村江汐で)

2005年4月 9日

サクラの名所にぎわう

 四月に入り、本格的な春を迎えた宇部地方。八日は最高気温二一・五度(市防災課調べ)を記録し、市内のサクラは七分咲きから満開に。サクラの名所では花見シーズンがピークを迎えた。九日、常盤公園では家族連れや小グループが陣取り、真締川公園や宇部護国神社では職場グループの“場所取り係”が早朝から奔走していた。


 見ごろを迎えたサクラを楽しむ市民(9日午前10時ごろ、常盤公園で)

厚東校区初の学童保育クラブ、「ひだまり」開設

 厚東校区初の学童保育クラブ「ひだまり」が九日、厚東ふれあいセンターに開設された。名前は日差しの暖かさに、人と人との温かいふれあいをイメージした。厚東見守り隊の発足(二〇〇三年二月)を機に高まった子供たちの安全への関心と、少子化に歯止めを掛け、健全育成を地域ぐるみで支援しようという輪が結実した形。
 会場は、ふれあいセンター事務室(約四十三平方メートル)だった場所を使用。職員らは協力して、市民センター事務室に移った。全学年が対象で、全校児童の約三分の一に当たる四十一人が登録した。保育時間は原則として平日の下校時から午後六時までと、土曜日の午前八時半から午後六時まで。三十分間の延長保育にも応じる。保育料(利用料)は月額千五百-二千四百円または、日割りで一日百円。


 明るい環境で伸び伸びと過ごす学童保育の子供たち(9日午前10時40分ごろ、厚東ふれあいセンターで)

真締川まつり実行委がこいのぼりの提供を呼び掛け

 五月五日の端午の節句を前に、真締川まつり実行委員会(河村泰輔会長)は、四月十五日から市役所や山口大医学部付属病院横の同川に、こいのぼりを掲げる。委員会では現在約百本を保存しているが、まだ足らないため、市民に不要になったこいのぼりの提供を呼び掛けている。資金面で活動を補助する里親も併せて募集中。問い合わせは、事務局の新川ふれあいセンター(電話21-2258)へ。

宇部市交通局が日帰りバスツアー企画

 宇部市交通局(岡田勝長局長)は、主に楠地域の住民を対象に、宇部地域の自然や産業を紹介する日帰りバスツアー「宇部地域探訪の旅」を企画した。五月十四日午前九時から楠地域の各バス停を出発する。今回のツアーの主な訪問先は、宇部興産道路と工場地帯、宇部港(朝市)、宗隣寺(名勝「龍心庭」)、常盤公園、北向地蔵、宇部蒲鉾、永山本家酒造場、小野茶園で、午後六時すぎに帰着。問い合わせは市楠総合支所経済課(電話67-2815)へ。 

来年度教育採用試験からスポーツ・芸術枠導入

 県教育委員会は教員採用でスポーツ・芸術分野の特別選考を七月に行う来年度採用試験から導入する。教職員課が八日、採用試験大綱を発表した。
 中学校の保健体育、音楽、美術、高校の保健体育、芸術関係学科の教員で、スポーツ分野では国際的な大会に日本代表として出場か全国大会で優秀な成績を収めた人、芸術分野は国際的、全国的なコンクール、展覧会などで優秀な成績を収めた人が対象となる。詳細については五月十三日に発表する採用試験実施要項に盛り込む。

山陽小野田市長選は2新人の争い確実

 山陽小野田市長選(十七日告示、二十四日投・開票)の立候補届け出書類の予備審査と選挙公報掲載申請が八日までに締め切られた。既に出馬を表明している二人以外に新たな候補者の動きはなく、新人同士の一騎打ちが確実になった。
 予備審査は、告示日の立候補手続きをスムーズにするもので、予定候補者は通常、この手続きを行うため、顔ぶれが明らかになる。旧小野田市域から元市議会議長の石川宜信さん(56)=浜田町=、市民団体が推す弁護士の白井博文さん(67)=第二日の出=が提出し、書類のチェックを受けた。


 随時設置されるポスター掲示看板

8日、小中学校で入学式

 宇部市内の公立小学校で八日午前、一斉に入学式が行われた。子供たちは、期待に胸を膨らませながら、生きいきとした表情で登校。新しい学校生活をスタートさせた。中学校は午後から行われる。


 アーチをくぐって入場する新入生たち(8日午前10時すぎ、東岐波小で)

岩倉駅の桜が50年目の今年も開花

 日本の春を彩るサクラは、人生の記念や地域の発展を願い植えられた木も多い。阿知須町のJR岩倉駅のソメイヨシノもその一つ。満開の桜花を楽しんでもらおうと、一九五五(昭和三十)年に、阿知須連合青年団岩倉支部が植樹した。節目の五十年となる今年も美しい花を咲かせ、駅利用者の心を和ませている。


 半世紀を経た今年も開花した岩倉駅のサクラ

宇部市立図書館が入館者500万人達成

 一九九一年に開館した宇部市立図書館(杉本繁雄館長)は七日、入館者五百万人を達成した。平日で千五百人前後、週末や長期休み中は三千人を超える市民の利用があり、施設の重要性が高まっている。
 五百万人目となったのは、宇部市西岐波の滝本邦清さん(72)と武子さん(71)夫妻。孫の滝本真理さん(10)=常盤小五年=、里実さん(8つ)=同三年=、若山剛君(8つ)=同三年=の三人と一緒に来館。杉本館長が花束や文具の記念品をプレゼントした。


 杉本館長から記念品を受け取る滝本さん一家(市立図書館で)

地域団体の事務局設置は各校区で“温度差”

 宇部日報社が市内の各市民センターとふれあいセンターに問い合わせたところ、校区によって、地域団体の事務局を受け持っている実態や数に大きな開きがあることが分かった。
 市は「地域の自主的な活動を推進していくという意味では、当該団体で事務局を受け持つことが望ましい」(市民活動課)という基本的な考え方で、センターの多くは「ゆくゆくは事務局を地域に返していきたい」と明言しており、総会シーズンを迎えるこれから変化していくことが予想される。宇部市の例に沿って、コミュニティー推進協議会の立ち上げなど、住民組織の再編に取り組んでいる楠地区の三校区にも、影響を与えると考えられる。

宇部フ大がシアトルへの留学生募る

 宇部フロンティア大国際交流センターは、この夏に米国ワシントン州シアトル市のサウスシアトルコミュニティーカレッジ(SSCC)で行う留学体験プログラムの参加者を募集している。
 ホームステイをしながら英語の語学研修や文化に触れる「アメリカの生活と文化」体験プログラム。同大と短大部は昨年三月、国際交流と学術分野での相互協力を目的に、SSCCと学術協定を締結しており、今回が初めての留学プログラムとなる。SSCCは、日本の短大に当たる二年制の大学。現在、七千五百人の学生が在籍している。外国人向けの英語教育には定評がある。留学プログラムは、学内だけではなく、広く一般に参加を募る。

小野田商議所が特産品開発で徳利焼酎とワインのサンプル作製

 特産品開発に取り組んでいる小野田商工会議所青年部(高松秀樹会長)はこのほど、オリジナル商品のサンプルを作製した。国の重要文化財、小野田セメント徳利窯(とっくりがま)をあしらった陶器に地元醸造の焼酎を入れた徳利焼酎「おのだ」(仮称)と、地元産ワインにガラス工芸のデキャンタを組み合わせた「KIRARA」の2点。まだ改良の余地は残っているが、旧市町の歴史と文化、産業を融合させた新市にふさわしい商品として、秋口には発表にこぎつけたいとしている。


 商品化が進められている特産品のサンプル

2005年4月 7日

宇部出身のエンドルフィンマシーンがミニアルバム「再生の燈」を自主制作

 宇部市出身の神崎(本名神田)智さん(30)と啓さん(27)兄弟を含むバンド「エンドルフィンマシーン」が、初めてのミニアルバム「再生の燈(ひ)」を自主制作した。四曲収録したうちの一曲「ネオン」は、大阪などを放送エリアとする音楽専門ラジオ局・Nack5(ナックファイブ)の人気投票で、先月の月間グランプリを獲得。この流れに乗って人気急上昇を狙っている。エンドルフィンマシーンのHPはhttp://endorphinmachine.com/


 エンドルフィンマシーンのメンバー

初のミニアルバム「再生の燈」

サクラの季節に桜酵母の酒“満開”

 花見シーズンを迎えたが、この時期に人気を集めているのが、サクラの花びらから分離した酵母で造る清酒や焼酎。四年前に県産業技術センターと地元酒造メーカーがタイアップして商品化。サクラの持つイメージが日本人の琴線に触れ、引っ張りだこだ。
 日本酒離れの歯止めに、と県産業技術センター食品技術部が、日本人の大好きなサクラをキーワードに研究、開発。試行錯誤を繰り返しながら、阿知須町役場周辺のサクラから酵母を分離、培養するのに成功した。酵母は「やまぐち・桜酵母」と命名され、県内の酒造メーカー四社が日本酒を醸造し、二〇〇一年四月に商品デビューを果たした。その後、焼酎も含め県内十数社が商品化。『花ならつぼみ』『花かほり』『さくらさくら』『花の雫(しずく)』『花咲かじじい』『春色』など、かわいいネーミングの商品が酒店の店頭を彩った。


 花見シーズンの主役を務めるサクラ酵母で造られた酒や焼酎(リカースペース太陽神原店で)

西万倉に市内唯一の農業生産法人「アグリ楠」設立

 地域産業としての農業に新たな可能性を見いだし、宇部市西万倉で会社を経営する山本繁俊さん(45)が十一日に、農業生産法人「アグリ楠」を設立する。水稲を中心にした農産物の生産と販売、農薬散布や草刈りなどの農作業の受託が主な業務内容。農家の担い手不足などを背景に、農業経営の法人化は徐々に進んでいるが、農地を利用する農業生産法人としては市内で唯一となる。
 山本さんは創業以来五十二年の歴史を持つ建設会社、河村建設の社長。「建設業も農業も同じ土が相手」と言い、ほ場整備は三十年来手掛けてきた。現在十一人いる従業員の大半も実家は農家で、農業経営のノウハウはつかんでいる。


 自然環境に恵まれた水田で稲作を手掛ける山本社長(西吉部の汗生谷で)

旧石炭事務所跡地を5月末まで駐車場に

 山口銀行宇部支店(浜崎裕治支店長)は、移転・新築用地として市から借りている市役所南側の旧石炭事務所跡地を、日中に限って無料駐車場とし、市民に開放している。期間は五月末まで。浜崎支店長は「着工までの短い間だが、気軽に利用してほしい」と話している。
 利用できる時間は、平日が午前九時-午後四時、土日・祝日が午前九時-午後六時。夜間やイベント時などは利用不可。

6日から春の交通安全運動スタート

 春の全国交通安全運動初日の六日、市内では車両パレードやチラシの配布などの街頭キャンペーンが行われ、市民に運動のスタートを周知した。十五日までの運動期間中、交通安全対策協議会と警察署が連携し、ドライバーや住民に交通安全を呼び掛け、交通事故の減少に全力を傾ける。


 河田副会長のあいさつを聞く参加者(小野田警察署で)

ドライバーに啓発チラシを配り、安全運転を呼び掛ける会員たち(赤川地区で)

2005年4月 6日

23日、新生・中央町3丁目完工式

 二〇〇一年度から土地区画整理手法で再開発に取り組んできた宇部市中央町三丁目地区の事業が完成、二十三日午前十一時から地区内の広場で完工式を行う。式には住民や来賓、市関係者ら百人が出席、テープカットなどで完成を祝う。事業開始前の住民は三十二世帯六十二人だったが、現在は約百世帯二百五十人と大幅に増加。元気な子供たちの歓声が戻り、今年度中には八年ぶりに子ども会も復活する。


 親ぼくの花見の会を計画しているさくら桜広場(中央町3丁目で)

ツール・ド・宇部で事故現場など巡り啓発

 春の全国交通安全運動が、六日から始まった。十五日までの期間中、各地でさまざまな行事が行われる。宇部市交通安全対策協議会(会長・藤田忠夫市長)は運動初日に、高齢者を対象にした「交通安全・ツール・ド・宇部」を開催。市内の交通死亡事故現場など危険個所を巡り、事故防止や交通安全意識の高揚を図った。


 貸し切りバス「交通安全号」の前で園児と写真撮影する参加者(6日午前11時すぎ、船木交番前で)

井筒屋で西野新川さんの個展開幕

 宇部市出身の日本画家、西野新川さん(93)=東京都世田谷区=の画業七十五周年と、昨年の文化庁長官表彰受賞を記念する個展が、六日から宇部井筒屋で始まった。また、五日に宇部全日空ホテルで行われた祝賀会には、地元各界から百八十人が出席。西野さんの快挙を祝福し、地元を代表する画家として、一層の活躍に期待した。
 個展は十一日まで開かれており、花鳥を描いた近作を中心に六十点を公開中。入場無料。80号の「月に語る」は、西野さん自身も特に気に入っている作品で「お月さんに語り掛ける気持ちで描いた」と言う。さわやかな白で表現した「白鷺」、紅梅に止まるウグイスを描いた掛け軸、えとの連作など、今にも動き出しそうな動物、かれんな花々の絵に、多くの来場者が心を奪われている。西野さんは七日まで在廊する予定。「一人でも多くの懐かしい顔に会えるのを、楽しみにしています」と話している。


 個展会場で訪れた人たちと交流する西野さん(6日午前10時、宇部井筒屋で)

祝賀会での花束贈呈(宇部全日空ホテルで)

西岐波にコミュニティー広場誕生

 西岐波ふれあいセンターの隣接地にコミュニティー広場が誕生し、完工式が六日、関係者四十人が出席して開かれた。校区自治会連合会(佐藤巽会長)が地権者と交渉し、宇部市の助成金で整備した。広さは約千六百五十平方メートル。西岐波小の前身の錦波小があった場所。小学校が現在地に移転(一八八九年)した後、戦前までは安武医院が開業し、その後は民家として使用されていた。


 玉ぐしを奉納する佐藤会長(6日午前9時すぎ、完成したコミュニティー広場で)

寝太郎祭祀で豊作と安全祈願

 寝太郎奉賛会(河村絢子会長)主催の寝太郎祭祀(さいし)は五日、鴨庄上の円応寺で開かれ、秋の豊作を祈って農耕の神様に手を合わせた。祭祀は、農事が始まるこの時期に毎年行っており、今年で五十年の節目を迎えた。祭事は境内奥の寝太郎権現堂であり、会員や地元住民ら多くの人が参加し、厚狭地域の農耕発展に多大な功績を残した伝説の主に、今年一年の無事と豊作を祈願した。


 勇壮に太鼓をたたき、祭りを盛り上げた寝太郎太鼓の子供たち(円応寺で)

2005年4月 5日

5日、宇部高専入学式

 入学シーズンのトップを切って、宇部高専(幡中憲治校長)の本科と専攻科の入学式が五日、同校であり、合わせて二百五十四人が学園生活のスタートを切った。市内の公立小・中・高校の入学式は、八日に一斉に行われる。


 新入生を代表し宣誓する村田君(5日午前10時40分、宇部高専体育館で)

花壇コンクールの予備審査スタート

 宇部市の春の花壇コンクール予備審査が五日から始まった。各花壇ともキンセンカを中心に、パンジーやデイジー、チューリップなどが植えられ、審査した市公園緑地課職員は「例年に比べ花は遅れ気味だが、雨が適度に降り、蒸れもなく病気は少ない」と話した。
 春秋通算八十七回目となる今回のコンクールには、自治会、子ども会、老人クラブなど地域団体六十六、職場や職域団体三十二、学校三十四、小規模花壇三十一の計百六十三団体が参加。昨年の秋のコンクールは、台風で大きな被害を出し中止となったため、各花壇の担当者は入念に手入れをしていた。


 色とりどりの花に彩られた花壇をチェックする市公園緑地課職員(5日午前9時すぎ、西岐波中で)

通勤手段はマイカーが80%以上、バス・電車は1%未満

 宇部市内の事業所従業員を対象に行った通勤方法などを聞くアンケート調査で、マイカー通勤者は81・5%に上ることが分かった。逆に、バス、電車を利用する人は、いずれも1%未満だった。「マイカーの方が、バスなどより便利」の声が多かった。
 マイカーから公共交通機関への利用転換を促進するため、宇部市交通局が国土交通省中国運輸局山口運輸支局、宇部市と共同で行った「宇部地域における環境にやさしい交通体系実現のための調査」の一つ。昨年十一月に市内の企業、官公庁や学校三十八事業所を通して、二千八百六十七人を対象にアンケートを行った。回答率は91・8%。


 

西野新川さん帰郷、6日から宇部井筒屋で個展

 宇部市出身の日本画家、西野新川さん(93)=東京都世田谷区=が四日、宇部日報社を訪れた。画業七十五周年と、昨年の文化庁長官表彰受賞を記念する祝賀会と個展が開かれるのに合わせて帰郷し、古里宇部に対する熱い思いや近況を柔和に語った。
 祝賀会は五日午後六時から宇部全日空ホテルで開かれ、地元各界の代表者や美術愛好者ら約百八十人が出席する。個展は六日から十一日まで宇部井筒屋四階で開催。花鳥を描いた近作を中心に約五十点を公開する。


 帰郷の喜びを語る西野さん(宇部日報社で)

5月17日、市役所で宇部市長選立候補予定者説明会

 六月十九日告示・二十六日投票の宇部市長選挙の立候補予定者説明会は、五月十七日午後一時半から市役所で開かれる。
 同選挙と七月二十四日に行われる市農業委員一般選挙のため、第二庁舎内にある選挙管理委員会事務局は、四月十一日から七月二十九日まで、市役所別館三階に移転する。

豪州の家族が父の足跡たどり収容所跡地など訪問

 第二次大戦中に日本軍の捕虜となり、当時、本山地区にあった大浜炭鉱で働いていた父親の足跡をたどろうと、豪州タスマニアの団体職員、パット・フラナガンさん(57)が四日、現地を訪れ、同炭鉱や捕虜収容所の跡地を歩いた。大浜と本山の両海底炭鉱に設けられていた捕虜収容所には、アメリカ、イギリス、オランダ、オーストラリア人約八百人が、終戦で解放されるまで採掘作業をしていた。
 フラナガンさんの父、アーチさん(90)は、ジャワで捕虜となり、泰緬鉄道(タイ)の工事終了後に日本に移送され、一九四四年九月から終戦後の十月まで大浜炭鉱にいた。その後、フィリピン経由で帰国。高齢だが記憶は鮮明で「大浜の人たちは、いつもわれわれに敬意を持って接してくれた」と話しているという。


 地元住民から当時の状況を聞くフラナガンさん夫妻(大浜地区で)

2005年4月 4日

松涛神社の春季大祭、キツネの嫁入り

 松涛神社(白石篤正宮司)の春季大祭は3日、宇部市上町2丁目の同神社で開かれた。注目を集めたのが、キツネの嫁入り。花嫁には阪元菖さん(鵜ノ島小2年)、花婿には浜北響ちゃん(新川保育園年長組)がふんした。顔におしろいを塗り、頭にキツネの面を付けた花婿、花嫁は引き車に乗り、市街地の約2キロコースを練り歩いた。


 キツネの花嫁にふんした阪元菖さん(松涛神社近くで)

常盤公園さくらまつりに8千人

 宇部市の常盤公園で三日、さくらまつりが開かれた。サクラの見ごろには早過ぎ、雨がぱらつく場面もあったが、八千人が大抽選会やキャラクターショーなどの多彩なステージイベントを楽しんだ。合併後初めてのさくらまつりということで、レストハウスには「楠体験コーナー」が設けられ、来園者がそば打ちなどをして楠地区の魅力にふれた。同まつり実行委員会主催。


 小雨に見舞われても大にぎわいだったまつり会場(常盤公園で)

アルマイト食器をABS樹脂製に変更

 学校給食での「食育」が重要視される中、宇部市内の小・中学校で使用しているアルマイト食器は、熱い物を入れると持ちにくく、食事の姿勢が悪くなるなどの問題が指摘されている。これを受け宇部市教育委員会は今年度、アルマイト製に代わる温食器としてABS樹脂製を県内で初めて導入。六月ごろから利用を始める。宇部市内の学校給食は、長くアルマイト食器を使っていたが、一九九一年からポリカーボネート製に切り替え。ところがポリカーボネートから環境ホルモンが検出されたため、九九年から再びアルマイト製となっている。
 新しい温食器は直径十三・五センチ、高さ五・六センチ、重さ六十グラム。内側は白色、外側は淡い黄色。単価は約七百七十円で、アルマイト製に比べ三倍強。楠地区を除く三十三小・中学校用に一万七千個を導入する。


 6月から導入するABS樹脂製の温食器を持つ大塚所長

市視覚障協会が中途失明者の仲間づくりなど支援

 宇部市視覚障害者福祉協会(飯田晋一会長、六十一人)は、同協会相談員が中途失明者を対象に、生活指導などに応じることを、活動の大きな柱とする方針を打ち出した。中途失明者の会員が年々、増加していることに伴う対策で、飯田会長は「活動を通じて仲間づくりなどに協力し、少しでも不安を和らげるお手伝いをしたい」と述べた。飯田会長は「これまで相談員の活動が、必ずしも活発だったとは言えない。潜在的な中途失明者が多いと聞く。一緒に活動を進める中で、協会の雰囲気を感じてもらいたい」と話した。
 問い合わせは、厚南東和苑の飯田会長(電話41-6735)へ。

市が「市民活動ガイドブック」製作、希望者には無料配布

 宇部市は、市民活動に関するさまざまな情報や団体をまとめた「市民活動ガイドブック」を製作した。希望者には、無料で配布する。自己実現の場として市民活動に積極的に参加する人が増え、地域づくりに市民のパワーが期待される中、市民活動に関する情報の提供や、既に活躍している団体などの紹介を目的に作った。
 B6判、二百三十七ページ。千五百部作製し、市役所の市民活動課、市民活動センター、宇部ボランティアセンター、楠総合支所市民生活課、楠ボランティアセンターで希望者に配る。


 完成した「市民活動ガイドブック」

2日若山公園、3日竜王山公園でさくら祭り

 山陽小野田市の春を彩るさくら祭りが、二日に若山公園、三日に竜王山公園で開かれた。今年は寒気の影響でサクラの開花が遅れ、大半の木々がつぼみのまま。それでも、家族連れや職場のグループなどが訪れ、"花よりだんご"といわんばかりに、うたげを繰り広げていた。本格的な花見は週末になりそうだ。
 竜王山公園のさくらまつりは、山頂野外ステージを主会場に開かれた。ステージでは、威勢の良い竜王太鼓がオープニングを飾り、カラオケ、舞踊、保育園児らによるダンスなど多彩な催しが祭りを盛り上げた。同公園協賛会(岡田鶴雄会長)主催。
 若山公園のさくら祭りは、あいにく曇りがちの一日だったが、行楽客は持参した弁当を囲み、和やかなひとときを過ごした。同公園協賛会(三好信男会長)主催。


 舞踊を披露する健康舞踊教室の美栄の会のメンバー(竜王山山頂で)

弁当を広げる花見客(若山公園で)

2005年4月 2日

魚市場の常連客、北帰行を前に日なたぼっこ

 春の光を全身に浴びて、気持ち良さそうに日なたぼっこしているのは、宇部港のユリカモメたち。船着き場の階段に行儀良く並び、のんびりと昼下がりを過ごしている。毎年十月下旬、カムチャツカ半島や北海道から飛来し、宇部港周辺で越冬する。漁船から水揚げされる小魚を失敬するのも愛きょうのうち。青空魚市場の“常連客”で、漁師のおかみさんとは仲良しだ。北帰行を前に、餌をたらふく食べ、羽毛はつややか。宇部での生活とも、間もなく別れを告げる。


 気持ち良さそうに日なたぼっこをするユリカモメ(港町で)

新天町で昭和30年代の品々展示

 宇部新天町名店街協同組合(美澄武理事長)は、組合事務所が入る「ファームプラザ新天町」の完成を記念し、アーケード全体を美術館に見立て、二十店舗がそれぞれに昭和三十年代(一九五五年-)の懐かしい品物を展示している。建物に入るNPO団体「元気創造おもしろファーム」の水神様匠(しょう)学校が、その年代をイメージしているためで、訪れた市民らは火鉢、柱時計、蓄音機など“古き良き時代”の品々に目を細めている。
 七日正午から同神社前でオープニングイベントを開催し、水神様太鼓や長州南蛮連蛮子隊が出演。午後一時と四時からはもちまきもある。十五日にはファームプラザで完工式を行う。


 昭和30年代の品々を懐かしむ市民(趣味の店ミヤコヤで)

昭和30年代の教室を再現した水神様匠学校

宇部市内で初のボルダリングコンペに68人が悪戦苦闘

 宇部市内で初めてのボルダリングコンペは二日、霜降山系の観音岳であり、北海道から鹿児島までの岩登り愛好者が参加。女子選手八人を含む六十八人が、山頂付近に点在する岩に挑戦した。
 ボルダリングは、ロープやハーケンなどの道具を使った本格的な岩登りと違って、靴と汗止めのチョークパウダー以外の道具を使わずに、岩をよじ登る“ミニ岩登り”。手軽にできるスポーツとして、近年、愛好者が増えている。


 バランスを取り、懸命によじ登る愛好者(2日午前10時ごろ、観音岳で)

ガソリン、値上げへ

 原油価格の高騰などによりガソリンの小売価格が、一リットル当たり四―五円値上げされる。宇部地区でも各ガソリンスタンドで、軒並み値上げに踏み切る動きが出ている。
 原油の高騰、調達コストの上昇、為替相場の影響で、石油元売り会社が卸値を引き上げたのに連動したもの。三月の卸値アップでは小売価格に転嫁するところは少なかったが、「二カ月続いての大幅値上げで、ユーザー負担もやむなし」(市内ガソリンスタンド)と値上げへ。このスタンドでは一日から、レギュラーガソリン一リットル当たり五円上げて百二十二円にした。他のスタンドでも近々、値上げに踏み切るところが多い。

真締川ダムの建設現場を一般公開

 堤体工事が本格化している真締川ダムの建設現場を多くの市民の目で確かめてもらおうと、県は宇部市川上男山地先の同所に、見学広場「まじめがわ・びゅー」を開設した。駐車スペースも確保され、いつでも自由に出入りができる。
 集水面積は二・四一平方キロメートル、総貯水容量八十四万二千立方メートル。洪水調節は人為的な操作を行わずに、放流口から自然に流出させる自然調節方式。本川の真締川と支川の戸石川にまたがり、二つの堤体が連続する。本川側は堤高二十六・五メートル、堤頂長二百五十七・〇メートル。支川側は堤高二十一・五メートル、堤頂長百四十五・〇メートル。堤頂長は県管理のダムでは最長。〇六年度末の本体工事の完成を目指し、〇八年度末からダムとして機能する予定。


 一般開放されている見学広場。正面に完成した洪水吐(こうずいばき)が見える

山陽小野田市内の着任教員が精進誓う

 教職員異動で、山陽小野田市内の小・中学校に配属された管理職、教諭の着任式は一日、市役所であり、新規採用五人を含む三十六人が、新しい任地での精進を誓った。
 前日の転退任式に続くもの。新年度のスタートに当たり、着任者だけでなく、学校長や教育委員会事務局職員も出席した。一人ひとりの自己紹介を聞いた後、光永昇教育長があいさつし「子供は地域の宝、学校は地域の顔。一日も早く児童・生徒、学校、地域に溶け込み、これまで培った実績と情熱をもって、安全で楽しい心の居場所づくりをしてほしい」と激励した。


 学校現場での奮起を誓う縄田小野田小校長ら着任者(市役所で)

2005年4月 1日

常盤公園にも春の便り

 下関地方気象台は31日、サクラの開花を発表。宇部市内でもサクラの便りが届いた。季節は、いよいよ春本番を迎える。ソメイヨシノやヤエザクラなど3500本のサクラがそろう常盤公園。モンキーランド横では早くも開花し始め、行楽シーズンでにぎわう園内で、親子連れなどの視線を集めていた。


 開花したサクラ(常盤公園で)

4月スタート、入社式など相次ぐ

 きょうから新年度。すがすがしい晴天に恵まれた宇部市内では一日、官公庁の入所式や企業の入社式、保育園の入園式などが行われ、フレッシュマンたちが期待と不安を胸に、新たなステージへの第一歩を踏み出した。
 宇部市役所の入所式では、藤田忠夫市長が十二人に辞令を手渡し、「新しい時代を切り開いていく皆さんの奮闘と努力を期待する」と激励。新規採用職員を代表し、課税課に配属される松本健さんが「全体の奉仕者として、誠実かつ公正に職務を執行することを誓います」と力強く宣誓した。
 宇部興産(常見和正社長)は、宇部興産ビルで実施。昨年より八人多い九十九人が、常見社長の訓示に耳を傾けた後、辞令を受け、UBEマン・ウーマンとしての歩みを始めた。


 新採の職員を代表して宣誓する松本さん(1日午前9時50分、市役所で)

常見社長から辞令を受ける新入社員(1日午前9時半すぎ、宇部興産ビルで)

6日から宇部井筒屋で西野新川さんの個展開かれる

 宇部市出身の日本画家、西野新川さん(93)=東京都世田谷区=の画業七十五周年と、昨年の文化庁長官表彰受賞を記念する個展が、六日から十一日まで宇部井筒屋四階で開かれる。花鳥を描いた近作を中心に約五十点を展示公開する。初日は西野さんが在廊する。開場時間は午前九時半から午後六時半まで。


 80号の大作「月に語る」

宇部興産新社長に田村さん

 宇部興産は三十一日、セメントなどを扱う建設資材事業部門のトップ、田村浩章さん(61)を新社長とする役員人事を発表した。常見和正社長兼会長(67)は取締役会長になる。いずれも六月二十九日に開かれる株主総会後の取締役会で正式に決まる。同社のトップは近年、主力の化学部門から選ばれるのが“慣例”で、セメント畑出身者は初めて。田村さんは「新しい経営陣と共に、昨年度から始まった第二期中期計画、New21・UBE計画の推進と数値目標達成に頑張りたい」と話していた。


 会見する田村建設資材カンパニープレジデント(左)と常見社長(東京都千代田区の経団連会館で)

31日、山陽小野田市職員と校長退任式

 市の退職職員と転退任する小・中学校長の辞令交付式は三十一日、市役所であり、国沢賢之進市長職務執行者、光永昇教育長が任を解く辞令を手渡し、市政運営、教育行政に携わった職員の労をねぎらった。
 新市発足に伴う職員人事は二十二日付で発令されている。退職するのは、市長部局、消防、水道局、教育委員会で三十人。内訳は定年が十九人、早期が六人、自己都合が五人。


 国沢職務執行者から辞令を受ける退職職員(市役所で)