2005年2月28日

厚南の大森荒神社で大祭

 厚南に春を告げる大森荒神社の大祭が二十八日、宇部市厚南大森の同神社であり、遠方からも多くの人が訪れて、お神酒の接待やバザー、名物の植木市などを楽しんだ。大森荒神社は、延享年間(一七四四-四八年)から今の際波台にあった。神社仏閣の統廃合で一九〇一年、平原八幡宮(迫条)の分社飛び地境内となり、現在地に移った。社は二七年四月に改築された。農耕生活の神として信仰を集めている。


 植木市を楽しむ参拝者(左後ろが社、28日午前10時ごろ、大森荒神社で)

西岐波沢波川の会がツツジ300本埴樹

 西岐波沢波川の会(藤田俊美会長)は二十七日、自治会などの協力を得て、下請川周辺の沢波川の川岸に三百本のサツキツツジを植樹した。ホタルが生息できる環境づくりのため、植樹を含め、下請川|東片倉間で、昨年から三カ年計画で取り組んでいる。藤田会長は「地域の協力もあり、予定通り、来年には終わりそう」と話している。


 地域一丸となって植樹したサツキツツジ(西岐波下請川で)

市の公用車に防犯広報用の蛍光マグネット

 犯罪のない町づくりを目指し、宇部市と市防犯対策協議会(会長・藤田忠夫市長)は、市公用車に防犯広報用の蛍光マグネットシートを張り付けた。二十八日午前九時から、市役所裏駐車場で、防犯パトロール出発式を実施。出席した職員は、防犯意識を持って職務に当たる決意を新たにした。
 マグネットシートは縦三十センチ、横六十センチ。「防犯パトロール実施中」の文字が印刷されている。一部の公用車を除く車両約二百七十台の左右両面に取り付ける。


 職員に防犯意識の高揚を呼び掛ける藤田市長(28日午前9時、市役所裏駐車場で)

公用車に取り付けられた防犯広報用マグネットシート

宇部混声合唱団が息の合った歌声で10周年祝う

 宇部混声合唱団(石田雅司団長)の創立十周年記念コンサートは二十七日、記念会館で開かれた。団員三十七人がモーツァルト作曲の「レクイエム」などを美しいハーモニーで披露。節目の年を盛大に祝い、千人の聴衆を酔わせた。


 美しいハーモニーを響かせる宇部混声合唱団のメンバー(記念会館で)

3月20日の萩市史跡巡り参加者募集

 東岐波郷土誌研究会(吉村富雄会長)は三月二十日、萩開府四百一年の萩市へ史跡巡りバスハイクを実施する。校区内外から参加者を募集している。
 会費は六千円(昼食、拝観料、入館料含む)。集合は午前八時、東岐波小グラウンド、同八時半出発。帰着は午後五時の予定。申し込み、問い合わせは東岐波ふれあいセンター(電話58-2098)へ。

小野田市・山陽町合併協、すべての協議終了

 小野田市・山陽町合併協議会(会長・杉原記美小野田市長)は二十七日、山陽町福祉会館であり、新市の機構を含む事務事業の調整内容の報告を受け、二年間にわたるすべての協議を終了した。三月二十二日の山陽小野田市発足後、市長職務執行者には、山陽の国沢賢之進町長が就くことが報告された。

2005年2月26日

来月3日、銀天街に「モモの家」オープン

「桃の節句」の三月三日、宇部中央銀天街に、ふれあいの拠点となる「モモの家」がオープンする。開発途上国を支援する民芸品の販売、有機栽培で作った米や野菜を使った料理の提供、ギャラリーも手掛けていく。開店日は午前九時半から宇部護国神社の野村好史宮司を招いて神事を行い、インドのチャイ(シナモン入りミルクティー)を来店者に振る舞う。イベントとしてマザー・テレサの写真展を開く。ギャラリーの活用と手作り品の販売を受け付けている。営業時間は午前十時-午後五時。当面は無休。


 オープンに向けて準備に張り切る石川さん(モモの家で)

市の空き店舗対策で商店街への出店相次ぐ

 家賃補助などで商店街への出店を推進する宇部市の空き店舗対策事業で、昨年十二月から出店が相次いでいる。予定を含め、三月末までに十店舗が開店。当初予算額を大幅に上回る予想以上の出店に、市では補正予算で対応する見込み。宇部中央銀天街では、空き店舗の目立つ西側に三店舗がオープン。街なか再生事業が進む中央町三丁目地区への導線としても、期待されている。


 空き店舗対策事業で銀天街にオープンした「ジェラス」

厚狭地域の公立高志願者は県平均上回る1.43倍

 県教育委員会は二十五日、二〇〇五年度の公立高入学志願者数(第一次募集)を発表した。厚狭地域十校の全日制二十一学科・コースは、定員千六百九十五人に対して、千七百七十九人が出願。推薦入学の合格内定者四百五十三人を除いた実質競争率(志願率)は、一・四三倍で、県平均の一・二八倍を〇・一五ポイント上回った。最も倍率が高いのは、小野田工の機械の二・六倍で、県内全体でも最高。
 定時制は、五校の五学科に五十五人が出願。志願率は〇・二八倍で、前年度より〇・〇七ポイント低下した。入学試験は三月八日で、合格発表は十五日午前十時から行われる。

宇部市議会は1日開会、47議案上程

 宇部市議会の議会運営委員会(広重市郎委員長)は二十五日、市役所で開かれ、三月定例会の日程を一日開会、同二十五日までの二十五日間と決めた。質問戦は八日から五日間となった。
 三月議会には新年度予算案など四十七議案が上程される。内訳は一般会計、特別会計、事業会計の新年度予算案十七件、今年度の補正予算案十一件、条例の制定・改正案件十三件、このほか、過疎地域自立促進計画の策定、流通施設用地の取得など六件。

国民文化祭実行委でガラス展の要項承認

 第二十一回「国民文化祭・やまぐち2006」の小野田市実行委員会(会長・杉原記美市長、二十二人)は二十五日、市役所であり、会期中に実施する「創造・現代ガラス展」の開催要項を承認した。今後、県、国を経て正式な計画になる。
 ガラスをコンセプトにしたまちづくりに取り組んでいる小野田では、若手作家の登竜門として、公募と展示による「現代ガラス展inおのだ」を三年に一回実施している。国民文化祭では、第三回展を一年前倒し、ガラス作品の展示、作家との交流、ワークショップを繰り広げる。サブテーマは「ガラスと私のきらめく出会い」。ガラス展は十一月三日から十二日まできらら交流館、体験教室は同じ会期できららガラス未来館で開く。直前にコンペティションを実施し、公募作品から入選作品を決める。ガラス展の功労者で、小野田出身の工芸家、故竹内傳治さんの作品(市所蔵)も公開する。

2005年2月25日

27日まで湖水ホールでラン展

 宇部ラン愛好会(米沢三彦会長)の「春のラン展」が二十五日から、ときわ湖水ホールで始まった。会員三十人が丹精込めて育てた四百五十点を展示。ランの華やかさとすがすがしい香りに誘われて、初日から多くの来場者でにぎわっている。二十七日まで。


 色とりどりのランの香気に包まれた会場(25日午前10時、ときわ湖水ホールで)

市休日・夜間救急診療所、再受診者増加が課題

 宇部市休日・夜間救急診療所運営協議会は24日、市シルバーふれあいセンターで開かれ、会長に縄田欽一助役、副会長に田中駿宇部市医師会長を再任した。席上、昨年度の受診者数など利用状況を報告。小児科を中心に、1年以内に再受診した人が休日で39・6%、平日夜間では44・8%にも達し、同診療所を“掛かり付け医”的に常用している実態が明らかになった。所管する市健康推進課は「あくまで緊急時の診療所であり、リピーター的な受診者には指導していきたい」と話した。


 藤田市長から委嘱状を受ける田中委員

宇部山岳巡礼クラブが発足25周年、登山300回達成

 長年、月一回の登山を続けている宇部山岳巡礼クラブ(斉藤保雄会長、四十人)は、今月の定例登山で三百回を達成し、今年迎える発足二十五周年の節目に花を添えた。坂田三郎副会長は「山に感謝の意味を込め、今後は登山道の清掃など、ボランティア活動にも積極的に取り組みたい」と意気込んでいる。


 300回目となる登山に参加した会員ら(宝満山の山頂で)

国公立大の2次試験前期日程スタート

 国公立大の二次試験前期日程が二十五日から始まった。山口大では、山口市の本学と宇部市の医学部、工学部会場であり、春をつかもうとする受験生が真剣な表情で試験に臨んだ。
 山口大は前期定員千百四十九人に対して三・二倍の三千六百八十人が出願。志願倍率四・一倍の医学部では七教室で試験があり、受験生は開始直前まで参考書やノートを見ながら最終確認に励んでいた。合格発表は三月八日。続く後期日程は十二日に試験、二十三日に発表がある。


 問題用紙の配布を待つ受験生たち(25日午前8時45分ごろ、山口大医学部で)

厚陽公民館で「ふれあいの集い」

 山陽町の厚陽公民館で二十四日、「たんぽぽの会ふれあいの集い」が開かれ、地区のお年寄り百人が昼食を食べたり、厚陽保育所の園児たちと遊んだりと楽しいひとときを過ごした。
 同地区社会福祉協議会(徳重寿美雄会長)が毎年、七十歳以上の人を招待。ふるさとづくり協議会や、民生児童委員など地区のさまざまな団体が協力し、お年寄りたちの和やかな交流が繰り広げられている。今年で二十回となった。


 手遊びを楽しむ園児とお年寄り(厚陽公民館で)

行楽シーズンに向けときわ丸のお色直し

 春の行楽シーズンに向けて、常盤公園のボンネットモンキーの城「ときわ丸」のお色直しが行われた。二十三日に終了し、ぴかぴかになった船体がお目見えした。
 ときわ丸は全長二十メートル、幅三・七メートルのコンクリート製。一九六四年三月二十日にオープンした。現在は四十五匹のモンキーと四匹のヤクシマヤギの住み家として親しまれている。


 作業に当たる常盤遊園協会の職員(常盤公園で)

保育料無料化と育児支援金支給

 宇部市は少子化対策として、新年度から多子世帯に対し子育て費用の軽減を図るため、第三子以降の三歳未満児を対象に、保育園入園者には保育料の無料化、それ以外の子供がいる家庭には毎月一万五千円の育児支援金を支給する。これまで仕事と子育ての両立を支援するため、県制度の保育料の減免・補助を行ってきたが、市独自の取り組みで無料化、支援金制度を実施するのは、県内で初めての試み。成果に注目が集まっている。

200余年の歴史刻む近代化遺産、御撫育用水路

 厚南平野を流れる御撫育(ごぶいく)用水路が一七九二年に最初の完成を見てから二百年余り。宇部市御撫育土地改良区(金沢巌理事長)がこのほどまとめた資料によると、水路を利用した大規模な新田開発が旧藩の財政を潤し、明治維新に至る倒幕に間接的に寄与したことがよく分かる。地域が誇る県の近代化遺産だ。最初の管理組合となる御撫育用水組合が一九〇五年に設立されて、百周年を迎えた。
 撫育は「民衆をかわいがり育てる」という意味。一七六三年に七代藩主の毛利重就が撫育方を設立し、財政改革を遂行する中心的な役割を担わせた。


 改修工事の苦労を刻む記念碑。五田ケ瀬井堰の大改修に合わせて二〇〇〇年に同堰近くに移築された

吉部住宅団地、市外からの申し込み・見学も

 宇部市吉部住宅団地の分譲は、二十四日までの申し込みが十一区画に達した。十件は契約済みで完成間近の家も一件。一件を除いて、子育て中か、将来出産が望める世帯で、地域の過疎化の歯止めに期待が掛かる。住宅団地は東吉部馬場東にあり、全三十区画(約一・七ヘクタール)。旧楠町が一九九七年度から造成に着手し、昨年九月五日から分譲を開始した。
 一区画の広さは三百三十-四百四十七平方メートル。分譲価格は一坪(約三・三平方メートル)当たり二万六千-二万八千円。問い合わせは、地域振興課(電話67-2812)へ。

小野田市議会は1日招集、18議案上程

 三月定例小野田市議会は一日開会し、一般会計、各特別会計の補正予算、小野田市・山陽町合併協議会の廃止についてなど十八議案を審議する。一般質問は二、三の二日間で六人が登壇する。会期は十四日まで。
 一般会計補正予算(第五回)は、歳入歳出をそれぞれ四千八百六万円減額し、総額を百八十八億一千四百十七万円とする。合併前の打ち切り決算を見込む措置が計上されている。合併関連経費は、国際交流基金、ふるさと創生基金の廃止に伴う両基金からの借入金の清算で一億円。社会福祉協議会の合併に伴う負担金、生活保護システム改修費、機器の移設、購入経費なども盛り込まれている。

2005年2月23日

宇部西高で300鉢のパンジー

 本格的な春の到来はまだ先だが、宇部西高ではビニールハウスの中でパンジーが満開になっている。赤、青、ピンク、黄色など七色の花が、あでやかさを競っている。現在、育てられている約三百鉢は、学校近くの小・中学校の卒業式に使われる。


 美しい彩りが春を感じさせるパンジー(宇部西高で)

宇部警察署、昨年の遺失・拾得物まとめ

 自転車は一万円以下、傘は百円ショップで入手できる時代。ありがたみはすっかり薄れてきたようだ。宇部警察署(宮本豊一署長)がまとめた昨年の遺失物と拾得物の取り扱い状況によると、拾得の届け出があった自転車は四百二十三台。このうち防犯登録番号などから持ち主が判明し、返還されたのはわずか七十台にとどまった。傘に至っては八百二十八本の拾得があったが、持ち主が現れたのは数件。「なくなっても次を買えばいい」といった風潮が顕著に表れている。


 収納し切れずに倉庫前で保管されている自転車(宇部警察署で)

宇部井筒屋が3月から開店時間を30分繰り上げ

 宇部井筒屋(福田為之社長)は、三月から開店時間を三十分繰り上げ、午前九時半にする。午前中の方が客が多いのが最大の理由で、閉店は通常通り午後六時半。併せて、社員の外商活動も九時半から始める。
 客層に朝の早い高齢者が多いことや、同店周辺には、市役所、郵便局、銀行などがあり、それらを朝早くに利用した市民から「開店まで時間を持て余す」との声が聞かれていたため。社員の就業時間延長には、翌日の短縮などで対応する。

楠のごみ収集説明会終了

 楠地域のごみ収集方法は、四月一日から宇部方式に統一されるが、分別の仕方を中心にした地域ごとの説明会がこのほど終了した。参加者は全世帯の六割強に当たる延べ千六百十一人に達したが「実際にやってみなければ分からない」という声が多く、市は「移行後も相当の観察期間が必要」との見方を強めている。

市内8公私立高校、3月1日一斉に卒業式

 宇部市内の高校の卒業式は、三月一日に各校で行われる。慶進はこれまで、三日に行っていたが、共学化により男子生徒七十二人が初めて巣立つこともあり、一日に変更。公立五校、私立三校の八校すべて、同日実施となる。卒業予定者の総数は千八百七人。全校とも、式の開始は午前十時。各校の会場と卒業予定者数は次の通り。 ▽宇部=体育館、三百十九人
 ▽宇部中央=体育館、二百四十七人(全日制二百三十二人、定時制十五人)
 ▽宇部西=体育館、二百二十六人
 ▽宇部商=体育館、百五十一人
 ▽宇部工=体育館、二百一人(全日制百八十九人、定時制十二人)
 ▽宇部鴻城=体育館、百七十七人
 ▽慶進=体育館、二百八十人
 ▽宇部フロンティア大付属香川=香川学園講堂、二百六人

小野田職安の高校新卒者就職状況

 小野田公共職業安定所(今川?所長)は、今春高校新卒予定者の一月末現在の就職内定状況をまとめた。管内(小野田・美祢市、山陽・旧楠町)七校の内定率は82・9%で、前年同期を6・1ポイント上回っている。男子は91・6%で5・6ポイント増、女子は58・9%で4・5ポイント増えている。山口労働局職業安定課が二十一日発表した県内の高校新卒予定者の内定率は82・6%で、小野田管内は県平均を0・3ポイント上回っている。未内定者は男子十七人、女子は三十人の計四十七人。

2005年2月22日

山大病院女性診療外来がもうすぐ開設2周年

 女性だけの医療スタッフによる女性患者だけの総合診療窓口、山口大医学部付属病院の女性診療外来が、間もなく開設二周年を迎える。「利用者の声」に基づいたサービス態勢の拡充が続いており、二月には婦人科診察台が設置され、四月からは隔週だった乳腺・肛門外来が週一回になる。松田昌子同外来主任は「喜ばれるケースが多く、開設して良かった。気軽に受診を」と呼び掛けている。
 予約は月-金曜日の午後一時-五時に電話(22-2500)で受け付けている。


 開設2周年を間もなく迎える山口大医学部付属病院の女性診療外来

市が05年度の当初予算案発表

 宇部市は二十二日、総額五百九十八億一千万円の二〇〇五年度当初予算案を発表した。〇四年度当初に比べ1・6%九億八千万円減の緊縮型予算となった。予算規模は今年度の旧楠町分を加えた合算額で比較すると、6・6%四十二億三千百万円の大幅減。増大する福祉関係経費など義務的経費に加え、合併初年度として新市建設計画に沿った重点プロジェクトを推進するための財源を確保したことから、重点施策以外の投資的経費を大幅に圧縮。合併特例債の活用は、楠地域の上水道統合事業など九億二千四百万円にとどめた。
 〇五年度予算案の発表に合わせ藤田忠夫市長は二十二日朝、市役所で記者会見。「四年連続の緊縮予算となったが、新しい宇部に向けて、重点戦略プロジェクト重視の予算を編成した」と、前向きな姿勢をみせた。
 少子化対策では子育て費用軽減のため、第三子以降の三歳未満児を対象に、保育園入所者の保育料を無料化することを明らかにした。また、二年継続している特別職の給料カットについて「根拠になっている市民税の状況は、新年度は好転する見込みだが、苦しい財政事情を勘案し、新年度も5%カットは続けたい」とした。


 

厳しい財政事情の中で緊縮予算を発表する藤田市長(22日午前10時すぎ、市役所で)

宇部小野田広域市町村圏整備協が役員改選など

 宇部小野田広域市町村圏振興整備協議会(会長・藤田忠夫市長)は二十一日、宇部市役所であり、小野田市と山陽町が来月合併するのを踏まえて、規約の一部改正と役員の改選を行った。新年度予算も承認した。
 協議会の構成は、合併によって誕生する山陽小野田市を加え、宇部市、美祢市、阿知須町の四市町。委員は各首長と議会議長の八人になる。役員は副会長を現行の二人から一人に減員し、山陽小野田市長を選出。監事は、楠町の合併に伴って空席となっていた後任に阿知須町長を選出し、美祢市長との二人体制を維持する。いずれも合併期日の三月二十二日から施行する。


 「広域的な視点から個性的で活力ある地域を」とあいさつする藤田市長(市役所で)

菩提寺山の「磨崖仏」の調査委結成

 小野田市は二十二日、有帆の菩提寺山中にある磨崖仏(まがいぶつ)の制作年代を確定させるため、調査委員会を立ち上げることを発表した。古代説、昭和説と時代論争が巻き起こってから四半世紀。歴史、彫刻などの専門家によるプロジェクトチームが、里山でひっそりとたたずむ石仏を科学的に解析し、その歴史的、美術的価値に結論を出す。
 磨崖仏は、一般に石仏といわれるもののうち、露岩や岩壁に彫った仏像のこと。大分県臼杵市にある磨崖仏は石仏として初めて国宝に指定された。小野田の磨崖仏は、菩提寺山頂付近の斜面にある花こう岩の自然の岩肌に彫られた聖観音(しょうかんのん)で、像高は三・十六メートル。台座まで含めると三・八六メートルになる。


 本格調査を待つ磨崖仏(菩提寺山で)

2005年2月21日

ふれあい料理教室で一足早くひな祭り満喫

 上宇部校区子ども委員会(西田和男会長)主催のふれあい料理教室は二十日、上宇部会館であり、小学生ら百人が桜もちとよもぎもちを作った。桜もちとよもぎもちは一人二個ずつ持ち帰り、一足早いひな祭りを味わった。


 粘りつく蒸した道明寺粉に悪戦苦闘する子供たち(上宇部会館で)

幼稚園送迎車、川に転落

 二十一日午前七時四十分ごろ、宇部市西岐波上の原の農免道路で、明光幼稚園(西岐波大沢東)の送迎用ワゴン車が積雪の影響でスリップ。道路左側の浜田川(高さ三メートル、水深三〇センチ)に転落した。男性運転手(61)と園児四人、女性幼稚園教諭(38)が打撲や頭を切るなどの軽傷を負った。


 浜田川に転落した幼稚園送迎用ワゴン車(21日午前9時ごろ、西岐波上の原で)

英語暗唱弁論大会で中学の部・江君、高校の部・尾山さん優勝

 第四十六回英語暗唱弁論大会は十九日、宇部市のときわ湖水ホールで開かれた。市内と近郷から、中・高校生四十三人が出場し、日ごろの学習成果を披露。審査の結果、中学の部は江千里君(宇部フロンティア大付属二年)、高校の部は尾山美樹さん(慶進一年)が優勝した。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社、市中学校英語教育研究会、市中高英語連絡協議会主催。


 賞状などを手にする中学の部の入賞者(ときわ湖水ホールで)

賞状などを手にする高校の部の入賞者(ときわ湖水ホールで)

戸野さんが24日から個展「5500日展」

“一日一絵”を実行して十六年目-。宇部市西岐波の戸野千空(本名・戸野昭治郎)さん(74)は、五千五百点を超える作品を振り返りながら「わたしだけのタイムカプセル」と話す。これからも、絵筆が握れる限り毎日書き続けていくと、意欲は尽きない。二十四日から二十七日まで、東新川町の菊川画廊で、一日一絵十五年間継続記念の個展「5500日展」を開く。二〇〇四年に描き上げた三百六十五点を展示し、十五年間の足跡でもある作品が載ったファイルも披露される。


 個展「5500日展」に出品する作品と戸野さん(西岐波で)

2校区で文化祭、生涯学習の成果一堂に

 小野田市内の赤崎校区と高千帆校区で二十日、文化祭が開かれた。ステージ発表や作品展、バザーなどの各種行事が繰り広げられ、終日、地域住民らでにぎわった。


 ファッションショーを披露する、着付け・よそおい教室の受講生(赤崎公民館で)

「銀座カンカン娘」を披露するフォークダンス教室(高千帆公民館で)

2005年2月19日

発会70周年記念の「いけばな池坊展」始まる

 池坊県連合支部(熊谷テイ子支部長)の発会七十周年を記念する「いけばな池坊展」が、十九日から宇部市の文化会館で始まった。前期と後期展で計四百六十点の祝賀作品を公開。初日は、華道家元四十五世の池坊専永宗匠が花展を巡視し、節目を迎えた会員たちの労をねぎらった。二十二日まで。


 池坊宗匠(左から2人目)の巡視に応える会員ら(19日午前11時、文化会館で)

卒業作品が31年ぶりに作者の元へ

 宇部短大(現宇部フロンティア大短大部)家政学科の学生が、卒業制作として作った花の刺しゅうが、三十一年ぶりに作者の手に戻った。「一年間かけて、一針ひと針縫った学生時代の思い出が、きのうのことのようによみがえった」と、作者は“再会”を喜んだ。
 一九七四年に卒業した毛利(旧姓高橋)由美子さん=福岡県行橋市=。卒業制作として、一メートル四方の麻布に、フランス刺しゅうで花束の図案を縫い上げた。作品は卒業時に学生が持ち帰るのが通例だが、当時の学長、新造節三さん(故人)が、色鮮やかな作品を気に入り、毛利さんから譲り受け、ついたてに組み込んだ。二年前、毛利さんのめいで、フ大短大部に在籍していた吉中美幸さんが、美しい作品に感動して母親に話したところ「伯母さんの作品じゃないの」ということになった。早速、吉中さんが、写真付き携帯電話で作品を撮影し、行橋市に住む毛利さんにメールで送ったところ、本人が制作したものに間違いないと分かった。毛利さんは、学生時代に頑張って制作した作品という思いが募り、昨秋、引き取りたいと申し出たところ、学校側が快諾。表装し直して、このほど三十一年ぶりに作者の元に返された。


 31年ぶりの再会に感激の吉中さん、毛利さん、花井教授(左から、宇部フ大短大部で)

ケーテン宮殿で演奏する初の日本人音楽家

 ドイツのケーテン宮殿を舞台として、5月1日に開かれる宇部好楽協会(俵田忠会長)とケーテン市共催の演奏会に、宇部市内からバイオリニストの上野美科さんと、琴奏者の村上真知子さんが出演することが正式に決まった。宮殿約300年の歴史の中でも日本人音楽家が演奏するのは初めて。
 宇部市に来演したマグデブルク室内交響楽団と協会関係者の間で交流が芽生え、四月二十七日から五月四日までの七泊八日の日程で「音楽の都ウィーン(オーストリア)とドイツを訪問する旅」が企画された。演奏会は、この日程に組まれている。詳しい問い合わせと申し込みはJTB宇部支店(電話31-4617)へ。


 上野美科さん

村上真知子さん

英語暗唱弁論大会に19校33人が出場

 第四十六回英語暗唱弁論大会は十九日、宇部市のときわ湖水ホールで開かれた。午前の中学校の部には、宇部市と近郷の十九校から三十三人が出場。感情を込めて堂々とスピーチした。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社、市中学校英語教育研究会、市中高英語連絡協議会主催。
 生徒の語学力を高め、実用的な英語の普及と振興を図ることが目的。中学校の部は暗唱、高校の部は弁論で、いずれも、五分の制限時間内でスピーチし、発音や表現力を競う。


 発表する桃山中2年の小西成美さん(19日午前10時すぎ、ときわ湖水ホールで)

3月5、6日に小野田サンパークで消防展

「火は消した? いつも心に きいてみて」をスローガンに、春季火災予防運動が、三月一日から七日まで、全国一斉に行われる。小野田市消防本部(中里裕典消防長)は、五、六日の午前十時から小野田サンパークで消防展を開き、市民の防火・防災意識の高揚に努める。
 同展は、サンパークの二階催事場、サンフェスタ広場、大駐車場で開かれる。「小野田の中心で防火を叫ぶ」と題して、火災予防作品、防火チェック、住宅用防災機器・防炎製品、消防ミニカーなどを展示するほか、消防車の乗車体験(屋外)コーナーを設ける。消火器の点検と回収(有料)、119バザーもある。

2005年2月18日

広福寺で中山観音大祭

 十八日は旧暦で今年初めての観世音菩薩(ぼさつ)の縁日「初観音」。中山観音として親しまれている宇部市中山の広福寺(小川明洪住職)では、中山観音大祭が開かれた。厚さ十センチほどの大般若経本を使った祈願の前には、善男善女が列をつくった。順番が回ってくると、頭を下げて手を合わせ、経本をめくる風を受け、経本で背中や足、肩など患部をたたいてもらって、治癒を願っていた。


 大般若経本を使った祈願を受ける参拝者(18日午前9時すぎ、広福寺で)

宇部72CCで冬場のツアー客盛況

 宇部72カントリークラブは二年前から、冬場を中心に韓国人のゴルフ客を誘致しているが、手ごろな価格設定とバラエティーに富んだコースが人気。今シーズンは前季より五割多い、四千五百人が来場する見込みという。 長引く不況で国内のゴルフ場はどこも苦戦している中、同クラブが目を付けたのが隣の国、韓国。こちらは好況が続き、ゴルフ人口も急増している。しかし、プレーヤーに比べてゴルフ場が少ない上、冬場は寒さが厳しく、積雪でクローズド(閉鎖)も多いことから、日本でゴルフを楽しむ人が増えていた。


 ゴルフを満喫する韓国人女性のパーティー(宇部72カントリークラブ万年池東コースの1番ティーグラウンドで)

宇部、楠自治連の合併調印式

 宇部市自治会連合会(藤田昭一会長)と、楠地区自治会連合会(前田文樹会長)の合併協定調印式は十七日、中央町のホテル河長で関係者四十人が出席してあり、四月一日から新生の「宇部市自治会連合会」が発足することになった。平成の大合併で県内各地で合併が進んでいるが、自治連同士の合併調印は初めて。


 署名を終えて握手を交わす代表者(左から藤田市長、藤田会長、前田会長、谷口会長=ホテル河長で)

家電やDIYなど販売競争し烈

 宇部市内で、大型電器店の販売競争が激しさを増しそうだ。デオデオの改装、ヤマダ電機の進出に続き、今夏にはベスト電器も宇部店(小松原二丁目)がリニューアルする。ホームセンターも昨秋から三店舗が改装、進出するなど、負けじと過熱している。地元購入率のさらなる上昇が期待される中、中心市街地の活性化を目指す市としては複雑な心境だが、選択肢の充実、雇用の拡大など、市民にとってのメリットは多い。


 今月オープンしたばかりのナフコ宇部新館(居能町3丁目で)

あす湖水ホールで英語暗唱弁論大会

 第四十六回英語暗唱弁論大会は、十九日午前九時半から宇部市のときわ湖水ホールで開かれる。中学校と高校の二部門に、宇部市と近郷から四十四人が出場する。宇部ユネスコ協会、市教育委員会、宇部日報社、市中学校英語教育研究会、市中高英語連絡協議会主催。

山陽商議所が盛大に創立50周年大会

 山陽商工会議所(田中剛男会頭)の創立五十周年記念会員大会は十七日、町文化会館であり、会員や各界からの来賓約三百人が、式典や交流会を通じて、激動の半世紀を振り返り、一層の飛躍発展への誓いを新たにした。記念表彰では、創立時からの会員など七人と九十六事業所を同商議所と日本商工会議所の連名で特別表彰、二十三人を永年役員・議員として表彰した。
 NHKキャスターの松平定知さんによる講演「私の取材ノートから」や、交流会もあった。


 田中会頭から特別表彰を受ける会員(町文化会館で)

2005年2月17日

街の駅で古典びな展

 宇部中央銀天街の「街の駅夢アートギャラリー」で、古典びな展が開かれている。大正期から昭和初期にかけて制作された、時代を感じさせるひな人形を中心に展示。手作りのおひな様やさげもんも並んでおり、華やいだスポットに道行く人々が足を止めている。四月三日まで。


 7段の豪華なひな飾りに彩られた会場(街の駅夢アートギャラリーで)

「京都議定書」発効受け宇部でも取り組み広がる

 地球温暖化防止を目指して先進国の温室効果ガス排出削減の数値目標を定めた「京都議定書」が、十六日に発効した。「グローバル500賞」受賞都市として環境先進地を目指す宇部市でも、二〇二〇年度を見据えた「市地域省エネルギービジョン」の推進に本腰を入れた取り組みが求められている。同日開かれた市役所の庁議で、矢野洋司環境部長が各部の代表に「新しい時代に入ったので、地球温暖化対策に一層の配慮を行き届かせてほしい」と要請し、スタートを切った。
 京都議定書の発効で、日本は一九九〇年度の基準年に対し、〇八-一二年度に6%の温室効果ガス排出を削減することが正式に義務付けられた。政府は地球温暖化対策推進法に基づいて、これから目標達成計画を定める。県は地域推進計画を新年度に策定。市省エネビジョンは、一〇年度のエネルギー消費量を基準年のレベルに戻すように目標を設定している。


 コピーではなく文書の電子ファイル化。各机のパソコンにデータが送信される(山口ゼロックス宇部支店で)

厚南小で防犯対策や護身法の講習会

 不審者が小・中学生らに付きまとったり、危害を加えたりする事件が全国的に頻発。大阪府寝屋川市では、小学校に侵入した少年が、教職員を殺傷する事件が起きた。こうした状況を受けて、厚南小(中尾昌秀校長)は十六日、六年生百十二人と保護者、教職員約八十人が、不審者から身を守るための講習会を開き、防犯対策や護身法を学んだ。
 講習会には、宇部警察署生活安全課の西村清彦係長ら署員四人と防犯パトロール隊の四人が招かれた。初めに西村係長が防犯について講話。「危険に近づかず、自分の身は自分で守ることを心掛けてもらいたい。危険な目に遭った時は、大声を出して助けを求め、逃げること。夜遅くまで遊ばず、人通りの少ない道を利用しないように」とアドバイスした。


 宇部署員に護身法の指導を受ける児童と保護者(厚南小で)

3月6日、日報少年サッカーキックオフ

 第二十六回宇部日報旗少年サッカー大会は、三月六日午前九時から阿知須町のあじす元気ランドで開かれる。学年別の四ブロックに、初出場の船木を含め五十五チームが出場。十六日にはロッキースポーツで代表者会議があり、組み合わせが決まった。宇部日報社主催、宇部サッカー協会、市教育委員会、市体育協会後援、宇部サッカー協会第四種主管。

「百万遍念仏講」で家内安全、五穀豊穣祈願

 小野田市有帆片山地区で江戸時代末期から続く伝統行事「百万遍念仏講」が十六日、当家の浅上英治さん(71)宅であり、地域住民三十人が読経と太鼓に合わせて長さ十メートルの大数珠を繰り、家内安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した。
 地域を襲った疫病と大火の厄払いに由来している。約二百年前からと伝えられているが、市史にも古文書にも起源についての記載はない。戦前、戦後も一度も欠かすことなく受け継がれ、毎年この日に、片山自治会(辻畑浩暢会長、三十四世帯)の二十八戸が持ち回りで実施している。防府市の「笑い講」と並び、地域独特の行事として知られている。


 家内安全などを願って数珠を繰る地域住民(片山の浅上さん宅で)

2005年2月16日

宇部出身の河野さんが「ユート」で新連載

 宇部市出身の漫画家、河野慶さん(27)が、週刊少年ジャンプの新連載「ユート」で漫画を担当することになった。念願の連載を持ち、今週号の表紙のイラストも手掛けた河野さんは「少年ジャンプの中で、一番さわやかな漫画を目指す」と意欲をみなぎらせている。


 河野さんが表紙を手掛けた今週号のユート

万倉茄子共同出荷組合の半世紀の節目祝う

 農産ブランド「万倉なす」を生産している万倉茄子共同出荷組合(前田文樹組合長、十七人)が、一九五四年に万倉そ菜共同出荷組合として誕生して以来、五十周年の節目を迎えた。農産物は連作障害や相場の変動があるため、半世紀以上にわたって一つの生産物を維持してきた例は珍しい。十五日に阿知須町の宇部72アジススパホテルで、記念式典を開き、関係者四十人が節目を祝った。


 千々松さん(左)に感謝状を贈る前田組合長(宇部72アジススパホテルで)

市が景観行政団体に

 宇部市は、景観法に基づく景観行政団体になるため、県に申請をしていたが、このほど同意を得た。四月一日から景観行政団体として、景観を意識した街づくりに本格的に取り組む。昨年十二月に景観法が施行されたのを受け、宇部市も申請していた。真締川周辺の約二百ヘクタールを景観形成重点地区に指定し、公共空間を中心に官民一体となって良好な景観の創出に取り組む。
 中国地方では萩市が最も早く、三月三日に景観行政団体となる。

昨年の宇部署管内犯罪まとめ

 昨年一年間に宇部警察署(宮本豊一署長)管内で認知された刑法犯数は、二千九百四十六件(前年比百八件減)で、三年ぶりに二千件台に戻った。犯罪の増加傾向に一応の歯止めが掛かったが、まだまだ予断を許さない状況。県内の警察署の中では、同署管内が最も多く、殺人や強盗などの凶悪犯、振り込め詐欺や横領などの知能犯は前年を大幅に上回った。
 同署管内の犯罪別認知件数は、窃盗犯二千百三十一件(前年比二百七件減)、知能犯百七十二件(同六十七件増)、傷害や暴行などの粗暴犯九十七件(同二十件減)、凶悪犯十一件(同四件増)、その他五百三十五件(同四十八件増)となった。


 過去5年の刑法犯認知状況を示すグラフ

あす、市営バスダイヤ改正

 宇部市交通局(三戸宏文局長)は、十七日付でダイヤ改正を行う。三月のJRダイヤ改正による新山口駅発着の「のぞみ」増発に伴い、国道190号経由の快速三便を、山口宇部有料道路経由の特急便に変更し約十分短縮するほか、要望の高かったフジグラン宇部経由を増便するなど、利便性の向上を図る。同局では、ダイヤ改正に合わせポケット時刻表五万冊を作製。市役所、各市民・ふれあいセンター、郵便局などのほか、エコ定期券を発売しているフジグラン、ゆめタウン、宇部井筒屋、大和中央店などで配布している。


 新しい市営バス時刻表

青春短歌で高橋さん(宇部フ大付属中2年)が最高賞

 宮崎県延岡市教育委員会文化課は、第五回若山牧水青春短歌大賞の入賞作品二十一首と入選作品五十八首を決めた。最高賞の青春短歌大賞には、宇部フロンティア大付属中二年の高橋昌子さん(14)=小野田市くし山=の「夏服の背中のしわを気にしつつ九月最初の君におはよう」が小学生・中学生の部門で選ばれた。


 青春短歌大賞に選ばれた高橋昌子さん

2005年2月15日

小野中3年生が小野保育園で実習

 小野中(松村和徳校長)の三年生十八人は十四日、小野保育園(冨永雄一郎園長、三十人)を訪問。用意してきた手作りのおもちゃやゲームで園児と一緒に遊び、保育の楽しさや難しさを体験した。


 ペットボトルをピンにしたボウリングで園児を遊ばせる男子生徒(小野保育園で)

常盤公園あじさい苑に風倒木の案内板

 移植作業を終えた常盤公園のあじさい苑に、公園の風倒木を活用した案内板が立てられた。今月末には、ぼたん苑にも設置される予定。カラフルなアジサイの絵柄と、遠くからも目立つ高さ約二㍍の大きさで、開花シーズンには、同所のPRに一役買いそうだ。


 風倒木をリサイクルしたあじさい苑の看板(常盤公園で)

山大医学部の新病院長に松ざき教授

 山口大医学部は、任期満了で退任する沖田極・同大付属病院長に代わって、副病院長の松ざき益徳教授(57)を次の病院長に決めた。任期は、四月一日から二年間。
 松ざき教授は一九四七年生まれ。大分県出身。七二年に山口大医学部を卒業後、同付属病院に勤務。米国カリフォルニア大サンディエゴ校の循環器内科助手を経て、八五年から山口大医学部講師、九二年から教授。二〇〇二年から山口大評議員、〇四年四月から付属病院の副病院長を務めている。


 山大医学部付属病院長に就任予定の松ざき教授

4月から市内3ヵ所に「歩車分離式信号」導入

 四月から宇部市内の一部の信号交差点に「歩車分離式信号」と呼ばれる方式が導入される。横断歩道を渡る歩行者と自転車が、右折や左折する車両にはねられないようにするもので、交差点事故の抑止策として、関係者の期待も大きい。
 歩車分離方式は、歩行者・自転車用の信号が青の時は、車用の信号がすべて赤(一部の場所は除く)になり、歩行者や自転車が道路を横断している際、車両が横切らないように信号を表示するシステム。都市部の交通量の多い交差点では、既に運用され、事故減少の効果を上げている。県内では岩国、周南、山口市にある。

教職員殺傷事件受け市教委が小・中学校に文書

 大阪府寝屋川市の小学校で教職員が殺傷された事件を受け、宇部市教育委員会は十五日午前、市内三十七小・中学校の校長と博愛幼稚園の園長に、児童・生徒と教職員の安全確保の徹底を求める文書を教育長名で通知した。
 文書では▽外来者については事務室などで受け付けを確実に行うこと▽見掛けない人物が校庭内にいる場合、声掛けを行うこと▽児童・生徒が在校中は、学校の門扉は閉じておくこと-など七点を挙げ、徹底を求めている。

市地域福祉計画の第1弾、フロンティア大で懇談会

 宇部市は来年春を目標に、地域福祉計画の策定に着手した。作業の第一弾として十四日、障害者団体や各種福祉団体の関係者と現在抱えている福祉部門の課題を話し合うテーマ別懇談会を、宇部フロンティア大で開いた。
 懇談会には三十三団体八十人のほか、同大の学生、市担当職員、同時期に地域福祉活動計画の策定を目指している市社会福祉協議会の職員ら、合わせて百十人が参加。障害者、子育て、家族・支援団体などの分野別に、ワークショップ形式で話し合い、課題、問題点を浮き彫りにした。


 障害者や高齢者、子育ての課題を出し合う参加者(宇部フロンティア大で)

小野田・山陽自治会連合会、協議を再開

 小野田市・山陽町自治会連合会統合協議会(会長・中務敏文小野田自治連会長)は十四日、小野田市役所で委員会を開き、合併時期を九月に定め、すり合わせなどの統合作業を進めていくことを申し合わせた。新市発足以降、組織を一本化するまでは、山陽小野田市小野田、同山陽自治会連合会と呼ぶことも決めた。


 一本化に向けて審議を話す中務会長(市役所で)

2005年2月14日

馬頭観音祭にぎわう

 農民たちが牛馬を守るために祭ったといわれる馬頭観音の観音祭は十三日、宇部市東岐波磯地西の長安寺跡で開かれた。多くの地元住民らでにぎわい、午後からのもちまきでは、やぐらの上からまかれるもちに必死に手を伸ばした。


 もちに手を伸ばす地元住民ら(長安寺跡で)

地産地消推進大会で学校給食の役割強調

 宇部市地産地消推進大会は十二日、二百人が参加して、JA山口宇部本所で開かれた。学校給食と子どもの健康を考える会(本部・東京)の幕内秀夫代表が「丈夫な子供を育てる食生活」をテーマに講演。事例発表として、上宇部小栄養士の尾上隆子さんら二人が地産地消の取り組みなどを紹介した。市、市地産地消推進検討会(大塚忠行会長)主催。
 生産から流通、販売までにかかわる機関・団体が連携し、地産地消を推進しようと昨年発足した同会が中心となり、市、市学校給食センター、JA山口宇部、県美祢農林事務所と協力して、現場に生かそうと初めて開催した。


 講演する幕内さん(JA山口宇部本所で)

日報中学野球は3月26日開幕

 第二回宇部日報中学校軟式野球大会の開催要項が決まった。中学生球児の開幕戦となる県内最大級の大会は、三月二十六日から二十八日までの三日間、宇部市野球場を主会場に開かれ、近郷ナンバーワンが決まる。雨天順延。宇部日報社主催、市教育委員会、市体育協会、県中体連西部地区連絡協議会共催、宇部野球連盟後援。主催団体の関係者らが要項を協議。対象地域は、宇部、小野田、美祢、阿知須、山陽、小郡の三市三町。うち、美祢市は昨年の地区新人戦の上位二チームにだけ出場権が与えられる。

17日に自治連の協定調印式

 宇部市自治会連合会(藤田昭一会長)と、旧楠町の自治会連合会(前田文樹会長)の合併協議が整い、楠地区三校区は一つの地区として、新年度から市自治連に加入することになった。住民の最大組織が融合することで、合併後の新市は名実共に一体感の醸成が加速されることになる。協定調印式は、十七日午後四時から中央町のホテル河長で、関係者四十人が出席して開かれる。
 組織体制としては、楠地区の代表者一人が市自治連に加わり、各校区・地区の代表者二十二人で運営する。行政側にとっての事務協力団体としての位置付けや、各自治会ごとに定めている自治会費、役員の役割などは、基本的に変わらない。

市民のための医療フォーラムに230人聴講

 第十三回市民のための医療フォーラム「早くみつけようがん」は十三日、宇部市のシルバーふれあいセンターで開かれた。二百三十人が聴講。市内の放射線科医六人が、死亡の最大の原因となるがんについて、診断に関する題材を軸に、スライドを交えて分かりやすく説明した。市医師会(田中駿会長)など主催、宇部日報社など後援。


 講演する医師たち(シルバーふれあいセンターで)

小野田市「父と子の料理教室」に親子12組が参加

 小野田市の「父と子の料理教室」は十三日、須恵公民館であり、親子十二組三十人がカレーパンやパイ作りに熱中した。父親に子育てに目を向けてもらおうと、校区を巡回して実施している。今年で八回目。講師は、公民館などで料理を教える片山久美子さん。主任児童員六人も各班に一人ずつ加わり、親子にアドバイスした。


 料理に熱中する親子(須恵公民館で)

2005年2月12日

500万人トーチラン宇部大会、全員が主役

「五百万人トーチランin山口宇部大会」は十一日、宇部市野球場を主会場にあり、アスリート(選手)七十八人と、伴走・随走者、ボランティアら約千人が参加。JR宇部新川駅まで十区間往復約八㌔をリレーして聖火をつないだ。ゲストランナーとしてタレントの西村知美さんと、シンガーソングライターの陣内大蔵さんも一緒に走った。沿道では多くの市民が声援を送り、参加者全員が主役の大会を盛り上げた。


 トーチをかざして出発する1区のアスリートたち(宇部市野球場で)

伴走後の感想を話す西村知美さんと陣内大蔵さん(恩田プール前のイベントステージで)

市少年野球ロードレース西岐波が団体2部門V

第二十七回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は十一日、常盤公園周遊園路コースで開かれた。 宇部市と阿知須町の二十クラブから五百七十一人が出場し、学年別の団体と個人で競い、団体は西岐波が六年生と五年生の二部門で優勝。四年生は常盤、三年生以下は東岐波が栄冠を手にした。


 集団で坂を下る5年生(常盤公園周遊園路コースで)

県内初の犬型土製品出土

宇部市教育委員会が発掘調査を進めている小野の棯小野遺跡から、県内では奄゚ての犬型土製品が出土した。 犬型土製品は長さ四・五㌢、高さ三・八㌢。顔の先端部と両耳、左の後ろ脚が欠損、右前脚は始めから作られていない。まじない用の祭器として利用されたことも考えられる。製作時期は他の出土品から、十六世紀後半から十七世紀初頭のものと推定される」と話した。


 棯小野遺跡から出土した犬型土製品

新一年生、期待胸に仮入学

小野田市内の七小学校のトップを切って、有帆小(西村登校長、二百八十七人)で十日、仮入学が行われた。四月に入学式を控えた四十六人の子供たちは、保護者と一緒に登校。交通安全について学んだり、一年生の“先輩”たちと交流をしたりして、新しく始まる学校生活に胸をときめかせた。


 横断歩道の渡り方を習う子供たち(有帆小で)

2005年2月10日

厚東川に1700羽以上のカワウ

 ペリカン目ウ科の野鳥カワウのねぐらが、宇部市厚東の厚東川沿いで確認された。生息数は千七百羽以上で県内最大。これまでねぐらとなっていた阿知須町・万年池湖畔のアカマツの大木が昨年の台風で倒れたため、移動したものとみられ、日本野鳥の会県支部の会員は、注意深く見守っている。


 県内最大のカワウのねぐら(宇部市厚東、原田さん撮影)

飛来しているカワウ(宇部市厚東、原田さん撮影)

あすトーチラン宇部大会スタート

 五百万人トーチランin山口宇部大会は、十一日午後一時から市野球場をスタート・ゴールとして開かれる。アスリート、伴走・随走者、ボランティアとして約七百人が参加する。知的発達障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス(SO)冬季世界大会」が、アジアで初めて、二十六日から長野県で開催されるのを応援するためのイベント。障害を持つアスリートたちがトーチ(聖火)を掲げて、ボランティアの走者と共に市内を駆け抜ける。


 

あす少年野球ロードレース大会

 第二十七回宇部市少年野球クラブ対抗ロードレース大会は、十一日午前九時半から常盤公園周遊園路コースで開かれる。宇部市と阿知須町の二十クラブから、六百二十九人が出場。学年別の団体と個人で、冬場のトレーニングの成果を競う。市少年野球連盟、市体育協会、宇部日報社主催、市教育委員会共催、太陽家具百貨店後援。
 午前八時四十分から青年の家グラウンドで開会式があり、九時半に四年生、十時に五年生、十時半に六年生、十一時に三年生以下の順でスタートする。

市交通局が「春バスプラン」のパンフレット発行

 宇部市交通局(三戸宏文局長)は十日、三月から五月までの主催旅行を掲載したパンフレット「春バスプラン」を発行した。観光事業に力を入れるため、従来の白黒のチラシからカラー印刷に変更。年間を通じて、四季折々のプランを提供する。パンフレットはA3判の両面印刷を、四つ折りにしたもの。サクラと菜の花の写真を使った表紙、旅バスくんのイラストを載せた裏表紙を除く計六面に、厳選した二十二コースを掲載。
 プランの問い合わせは同局(電話31-1133)か常藤案内所(電話31-6982)へ。


 写真を多用してカラフルな市交通局春バスプランのパンフレット

NPO法人うべネットワークのアドバイザー事業、好評

 NPO法人うべネットワークは、市民活動を始めたいと考えている人や、既に実施している団体を応援するために相談業務を行っているが、今年度は一月末までに百五十三件の相談が寄せられた。「定年後に社会貢献をしたいという人や、市民活動を通して友達をつくりたいという若者が増えており、協働の輪は確実に広がっている」と話す。うべネットは昨年六月から、宇部市の「市民活動支援アドバイザー事業」を委託され、「ボランティア活動を始めるにはどうしたらよいか」と迷っている市民に助言したり、既設団体には、より効果的な活動のためのアドバイスを行ったりしている。
 相談業務は毎週土曜日の午後一時から六時まで、市民活動センター(新天町一丁目のまちづくりプラザ二階)で受け付けているが、山田節子センター長は「この時間に限らず、日ごろの相談が増えた。昨年度は正式な集計は取っていないが、今年度は五割増しの相談件数がある」と手応えを語る。

小野田青年会議所が「まちづくりサポーター」募集

 小野田青年会議所(沖村和己理事長)は、官民協働によるまちづくり、人づくりを考え、実践しようと「まちづくりサポーター」を募集する。まちづくりに興味、意欲のある高校生以上の“同志”の参加を呼び掛けている。
 希望者は、住所、氏名、性別、生年月日、電話・ファクス番号、メールアドレス(未成年の場合、保護者欄あり)を記入し、〒756-0824 小野田市中央2-3-1、市商工センター4階、小野田青年会議所事務局(電話83-3034、ファクス84-6131)へ。定員、締め切りは設けないが「七月の会議までには登録してほしい」と呼び掛けている。

2005年2月 9日

菜の花畑とツグミ

 立春を過ぎ、少しずつ春の気配を感じるようになってきた。山口宇部空港の駐車場入り口には、早くも菜の花が開花。周囲には野鳥の隠れ家になる木々が並び、背丈ほどの菜の花畑を、鳥が“散歩”している。宇部野鳥保護の会の田中潤子さんによると、ツグミやムクドリ、キジバト、ヒヨドリなどが観察できるという。


 菜の花の中を歩くツグミ(山口宇部空港駐車場で)

市が景観重視の街づくりに取り組む

 宇部市は「景観」を意識した街づくりに、本格的に取り組む。昨年十二月に景観法が施行され、法に基づいて建築物の色などを規制、誘導する実効性のある施策が可能になったため。新しい街をデザインする景観計画の策定に、新年度から着手する。景観法は「良好な景観は国民共通の資産」の理念で策定されたもので、従来の地区計画や条例よりも規制、誘導力が強い。
 宇部市では、新都市あすとぴあで▽住居を公道からセットバックする▽ブロック塀などではなく生け垣を組む―などの地区計画を採用している事例がある。同じような建築協定を設けている住宅団地や、再開発中の中央町三丁目地区でも、外壁の色を統一するなどの街づくり指針を示している。


 統一性のある生け垣が続く住宅街(新都市あすとぴあで)

CO2削減へ 産学官が協議会設立

 地球温暖化につながる二酸化炭素(CO2)などの排出量削減を地球規模で取り決めた京都議定書の発効を控え、宇部地域の産学官二十四団体は九日、宇部コンビナート省エネ・温室効果ガス削減研究協議会を設立した。情報・技術交換を通じて連携を強めながら、かつて公害を克服したように「第二の宇部方式」によって地域ぐるみで環境保全を展開すると同時に、環境分野での新産業創出による地域経済の活性化を目指す。


 あいさつする藤田市長(9日午前10時ごろ、市役所で)

厚陽自然とりもどし隊が漁港にEM活性液

 EM(有用微生物群)で地元の自然を復活させよう-厚陽自然とりもどし隊(竹本信正会長)は八日、厚狭漁港に今年初めてEM活性液をまいた。同隊は地元有志で昨年九月に発会。これまで海やため池に計三十八トンの活性液を放流、今後も定期的に活動する予定だ。竹本会長(52)は「昔の自然環境を取り戻したい。今は小さな組織だが、将来的には厚狭川上流まで活動を広げていければ」と夢を語る。


 昔の自然を取り戻したいとEM活性液を海にまく竹本会長ら(厚狭漁港で)

2005年2月 8日

もうすぐバレンタインデー

 バレンタインデー(十四日)が近づき、宇部市内のショッピングセンターやデパートの特設売り場に、足を運ぶ女性たちが増えてきた。最近は義理チョコが減り、高級化志向が強まっている。フジグラン宇部では、一階通路のグランモールに、一月十九日にバレンタインコーナーを開設。主役のチョコレート約三百種類のほか、手作り用のグッズ、アルコール類、靴下やハンカチなどの実用品を、幅広く取りそろえている。


 目移りするほどの商品が並ぶバレンタインコーナー(フジグラン宇部で)

7日、宇部文化服装学院で針供養

 宇部文化服装学院(米田ハル学院長、岬町三丁目)で七日、針供養があり、学院生ら十六人が「針さんありがとう」と感謝の気持ちをささげ、技術の向上を誓った。
 針供養は、中国の唐の時代(六一八-九〇七年)以前に始まり、日本には江戸時代中期に伝わったとされる。この一年間に曲がったり、さびて使えなくなったりした約二千本の針が、柔らかい豆腐に納められた。関連行事として、針仕事の正確さや速さを競う運針競技と、ぜんざい会もあった。供養された針は、米田学院長が自宅の針塚に奉納し、土に返す。


 使えなくなった針を豆腐に納める学院生ら(宇部文化服装学院で)

市が乳がん検診見直し検討

 宇部市は乳がん検診の精度を高めるため、従来の視触診に加え、今年度から五十歳以上の希望者に対して乳房X線検査(マンモグラフィー検査)を導入した。十二月末現在、視触診の受診者は三千九百九十一人、このうちX線検査も受けた人は四百六十人で、約一割にとどまっている。X線検査の自己負担が三千五百円と比較的高額なこと、対象年齢が五十歳以上の偶数年齢に限られていることなどが課題で、市では見直しを検討している。乳がんは日本女性の二十七人に一人がかかるといわれ、三十代から五十代のがん死亡原因のトップだが、早期に発見・治療すれば治癒率は高い。しこりの有無などを見たり、触ったりして確かめる従来の視触診より、乳房のレントゲンを撮るX線検査の方が小さいがんも見つかりやすく、近年は併用する市町村が増えている。厚生労働省も今年度、乳がん検診を見直し、四十歳以上はX線と視触診の併用検診を原則とする通達をしている。

高千帆中の「立志会」で15歳の決意

 高千帆中(天野昭治校長、五百四十五人)の「立志式」は七日、同校であり、二年生百九十一人のクラス代表が、先生や保護者、同級生を前に、将来の進路、夢について発表し、大人への階段を一歩一歩上っていく覚悟を新たにした。この後、生徒たちは練習した「明日を探そう」を合唱した。


 自身の夢について発表する生徒代表(高千帆中で)

2005年2月 7日

市民パワー祭、盛況

 第四回宇部市民パワー祭の本祭は六日、市シルバーふれあいセンターと福祉会館の両会場で開かれ、訪れた市民が教育、環境、福祉などそれぞれのテーマで活動を推進している各団体の熱意と力に触れた。福祉会館四階では、フリーマーケットが開店。各団体が作った手芸品や食べ物、遊休品の格安販売に、会場は大勢の市民であふれかえっていた。


 大勢が詰め掛け熱気にあふれるフリーマーケット(福祉会館で)

宇部日報杯中学バスケ、優勝は男子 常盤、女子 高千帆

 第六回宇部日報杯近郷中学校バスケットボール大会二日目は六日、俵田体育館と川上中体育館で初日の予選の一、二位チームによる順位別トーナメントが行われた。男子決勝では常盤が厚南を54-35で下して、二年連続二回目の優勝を飾り、大会史上初めての連覇を達成。決勝初の延長戦にもつれ込んだ女子は、高千帆が小野田を64-63で振り切り、二年ぶり三回目の王座に就き、最多優勝記録を伸ばした。宇部日報社、市バスケットボール協会主催。


 男子優勝の常盤(俵田体育館で)

女子優勝の高千帆(俵田体育館で)

厚東末信東で閃亜鉛鉱の鉱山跡見つかる

 霜降山に続く宇部市厚東末信東の山中で、閃亜鉛鉱(せんあえんこう)の鉱山の跡が見つかった。戦時体制下、市内でも採算性を度外視した多くの鉱山が開発されたが、現在では忘れられた存在となり、場所が確定したのは珍しい。地元の末冨晶也さん(46)“校区体育推進員連絡協議会会長”らが、校区史跡巡り歩こう会の下見をしていて偶然発見。縦穴の坑道は、直径約1メートル、深さ約1.5メートルあり、こけむしている。厚東ふれあいセンターの協力で調べたところ、周囲から熱変成を受けたと思われる黄銅鉱やザクロ石も出て、鉱山の跡であることを確認。十数メートル斜面を下った場所で横穴も見つけた。


 鉱山の跡を示す末富さん(厚東末信東で)

山陽町生涯学習推進大会で作品展や舞踊など披露

 山陽町生涯学習のまちづくり推進大会は六日、町文化会館で開かれ、日ごろの練習の成果を披露する実技発表や作品展が繰り広げられ、多くの町民らでにぎわった。町生涯学習のまちづくり推進本部(本部長・国沢賢之進町長)など主催。作品展は五、六の二日間、小ホールで開かれた。絵画や墨絵、切り絵、手芸など、力作がずらり。厚狭陶芸クラブ会長の伊藤県議は「家族」と題した変形の花器を出品。会員やほかの出品者の作品を鑑賞していた。


 あいさつする国沢町長(山陽町文化会館で)

作品を鑑賞する来場者(山陽町文化会館で)

2005年2月 5日

常盤公園ウオーキングコースが「歩きたくなるみち500選」に

 常盤公園の周遊園路を中心としたウオーキングコースが、ウオーカーの視点から選ぶ「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれた。宇部観光コンベンション協会などが推薦していたもので、市民の人気コースが全国の名所と共に雑誌やテレビ、インターネットで紹介される。


 「美しい日本の歩きたくなるみち500選」に選ばれた常盤公園の周遊園路コース(常盤大橋近くで)

宇部日報書き初め展始まる

 第四十九回宇部日報書き初め展(宇部日報社、市教育委員会主催)は、五日から文化会館で始まった。最高賞の県知事賞に輝いた内山夏美さん(川上中一年)の作品など、特別賞四十二点を含めた全応募作品千百七十六点を展示している。七日まで。


 作品を鑑賞する来場者ら(文化会館で)

市が全児童へ防犯ブザー配布

 宇部市は小学生の安全確保のため、七日から市内の全児童に防犯ブザーを配布する。四日には藤田忠夫市長が上宇部小(吉本祥二郎校長、八百四十五人)を訪れ、代表の児童二人にブザーを手渡した。登下校時に限らず、常時携帯するよう指導する。四月には新一年生に配り、来年度中には中学生にも所持させる予定。子供たち全員がブザーを持つことで、犯罪抑止力の向上が期待される。このブザーは豆形のライト付きで、下のひもを引っ張ると一二〇デシベルの警報音が鳴り響く。かたばみライオンズクラブが寄贈した千個は、児童が忘れた場合や地域の見回りをする人向けの予備用として、既に各校に四十一個ずつ配った。新入生千六百二十九人(昨年十月一日現在)には入学後早いうちに渡す。


 藤田市長から防犯ブザーを受け取る町田君と村田さん(上宇部小で)

市内の小学生に配られる豆形のブザー

宇部鴻城高付属幼で学級閉鎖

 インフルエンザによる集団風邪で、宇部鴻城高付属幼稚園(原田幸政園長、二百四人)の年長組一クラスが、五日から七日まで学級閉鎖となった。市内での学級閉鎖は、この冬初めて。年長きく組で、四日は二十七人のうち十五人が発熱や嘔吐(おうと)を訴え、インフルエンザ症状の八人を含む計十三人が欠席した。

市育成センター04年活動実績

 小野田市青少年育成センターはこのほど、二〇〇四年の活動状況をまとめた。これによると、街頭補導は、昨年一年間に二百四十九回活動し、児童・生徒六百二人に声を掛けた。青少年関連の事件・事故が全国的に多発していることから地域の見守り体制が充実。近年、市内でも突出していた不審者の目撃(被害)情報は半減したが、シンナーの吸引は依然として増えていることが分かった。
 声掛けのうち、交通マナーの指摘が四百十一人と全体の68%。無灯火への注意が最も多く、次いで二人乗り、整備不良、携帯電話で通話しながらの利用など。公園、駅にたむろしている少年たちへの帰宅指導は28%、残りは喫煙、飲酒、シンナーとなっている。学齢別でみると、高校生が55%、中学生が35%、小学生が2%。

2005年2月 4日

きょうは立春

 きょう4日は春の始まりとされる立春。午前10時の気温は3.9度(市防災課調べ)と、氷点下を記録した先日の猛寒波から一段落。常盤公園の熱帯植物館では、真夏に咲くサギソウが開花。季節外れの花に来館者は足を止めている。見ごろは今月中旬で、花は月末まで楽しめる。


 真冬に咲いたサギソウ(4日午前9時半ごろ、常盤公園の熱帯植物館で)

小学校仮入学スタート、トップは神原小

 宇部市内の小学校のトップを切って、神原小(西?文孝校長、二百七十四人)で三日、仮入学が行われた。保護者と登校した入学予定の三十六人は、校舎や教室に足を踏み入れ、学校の雰囲気を体感。一年生との交流会も行われ、四月からの学校生活に期待を膨らませた。


 交流会で歌を歌う入学予定の子供たち(神原小で)

「月待ちがにせんべい」好評

 新しい宇部の名産にと、昨年十一月から販売を始めた「月待ちがにせんべい」が、関係者の予想を上回る売れ行き。社会就労センターセルプ南風(佐藤良人施設長)の利用者がすべて手作業で仕上げるため、もともと生産量が少ないこともあるが、作るそばから出荷され、常に在庫がない状況。生産率を上げるオートメーション化も検討しており、まずは、中元商戦に間に合うよう、ギフト用のこん包を始める予定。


 手作業で丁寧にせんべいを作る利用者ら(セルプ南風で)

阿知須小が集団風邪で学級閉鎖

 県健康増進課は三日、インフルエンザとみられる集団風邪の影響で、阿知須小(新田保弘校長)の三年生一クラスが、三日からきょう四日まで学級閉鎖になったと発表した。この冬では、先月二十五日に山口市の良城小で初めて発生しており、阿知須小は五校目。宇部市・近郷では初めてとなる。
 同クラスでは三日の時点で、三十六人中十八人が罹患(りかん)、うち八人が欠席した。

厚陽小で「魚料理教室」

 厚陽小(杉本渡校長、百三十四人)で三日、魚料理教室「魚大好きっ子おすすめ料理をつくろう」があり、三年生二十八人が、地元漁協の女性組合員から手ほどきを受けながら、取れたての魚をさばいた。
 メニューは、カレー風味のバター焼き、みそ仕立てのつみれ汁、骨せんべい。子供たちは、魚の三枚下ろしから挑戦。最初のうちは、魚のぬめりを嫌がる姿も見られたが、きれいに骨や皮を取り、包丁さばきが上達するにつれ熱中。一人で三、四枚さばいて、一緒に参加したお母さんらを驚かせる子供もいた。


 セイゴの三枚下ろしに挑戦する児童(厚陽小調理室で)

2005年2月 3日

節分のきょう、各地で招福行事にぎわう

 きょう三日は「節分」。水神様として親しまれる中津瀬神社(丸茂雄治宮司、新天町二丁目)では、午前八時半に焼納場に火が付けられ、厄よけ大かがり火が始まった。おはらいを済ませた古神札や正月飾りを次々と焼納。本殿では、開運厄よけと星祭り祈願の神事があった。五回行われた福豆まきも大人気。唐戸市場(下関市)直送のふく鍋や豆茶の接待もあり、参拝者が冷えた体を温めていた。


 “福”をつかもうとする市民ら(3日午前10時ごろ、中津瀬神社で)

宇部商後援会が発会

 第七十七回選抜高校野球大会に出場する宇部商を財政面で支援する甲子園出場後援会が三日、市野球場で発会した。会長には、同校野球部後援会の伊藤隆司会長、名誉会長に藤田忠夫市長を選出。募金目標を四千百万円に設定し、学校、市、企業など、全市挙げて、選手たちをバックアップすることを決めた。大会は三月十五日に組み合わせ抽選会があり、二十三日に開幕する。


 支援を呼び掛ける伊藤会長(3日午前11時すぎ、市野球場で)

国道490号改良工事、来春には白石まで開通

 宇部市上宇部大小路から二俣瀬善和まで約六キロの国道490号の渋滞緩和のため、道路改良工事をしている県宇部土木建築事務所は、今月中旬から琴崎八幡宮前交差点付近の工事に着手する。一方、北側の川上団地付近の切り通し工事も順調に進んでおり、来年春には大小路から川上北迫までの工事が完了し、渋滞緩和に役立ちそうだ。


 切り通し工事が本格化した川上団地付近の現場

国道490号の工事区間と取り付け道路の略図

元俳優の千葉さんが旗揚げ公演の出演者、スタッフ募集

 小野田市日の出の料亭「恵比須」を経営する元俳優の千葉敏郎さん(79)がこのほど「小野田芸術文化振興奉仕会」を結成し、十月に市民館で旗揚げ公演する。このほど出演者、スタッフが集まって脚本、配役について話し合った。
 同会では、出演者、スタッフも募集している。ライオンズクラブの特別奉仕委員会で共に舞台に立った仲間にも声を掛けるという。千葉さんは「配役に対して人手が不足している。スタッフも含めれば三十人は必要だ。経験は問わない。奉仕会なので出演料もないが、意欲、興味のある人は参加してほしい」と話す。問い合わせは千葉さん(電話83―2618)へ。

2005年2月 2日

あすは節分、今年の恵方は西南西

 あす三日は節分。スーパーや商店の食品売り場には、豆まき用の豆菓子や巻きずしが並べられ、雰囲気を盛り上げている。豆と共に定着しつつあるのが「丸かぶりずし」のネーミングで親しまれる太巻き。節分の夜に、その年の恵方(えほう)を向いて食べると一年間、良いことがあるという言い伝えを、すし業界などが拡販を目的に全国に広めている。


 おいしそうな太巻きが並ぶ節分コーナー(フジグラン宇部で)

天気はあす昼ごろから回復へ

 強い寒気により、宇部地方は二日朝も雪に覆われ、連日の雪景色となった。積雪初日の通勤・通学時間帯は、のろのろ運転で道路が渋滞したが、二日目のきょうは、公共交通機関を利用して職場や学校へ向かう人が増え、JRや市営バスは乗客が通常の二倍以上の便もあった。今朝十時までの最低気温は氷点下二・六度(午前一時十五分、市防災課調べ)、最高気温も氷点下〇・一度(九時五十二分、同)となり、零度を下回る厳しい寒さとなった。JR岐波駅では券売機の前に、乗車券を求める人の列ができ、市営バスも市街地行きの便を中心に利用者が目立った。


 券売機の前に列をつくる人たち(2日午前7時半ごろ、JR岐波駅で)

来月道の駅「きららあじす」オープン、特産品の開発着々

 阿知須町きらら浜に、三月二十六日にオープンする道の駅「きらら あじす」。町内の各団体は阿知須を広くPRしようと、駅に出荷する野菜や鮮魚の準備、特産品開発を進めている。
 阿知須漁協(武安勝組合長、二十三人)は、道の駅から五分以内の立地条件を生かし、新鮮な魚を手ごろな価格で客に届けようと準備している。鮮魚はカレイやクルマエビ、チヌなど、加工品は町のふれあい祭りで好評なシロジャコの空揚げ、ジャコ天、赤エビのかき揚げなどを考えている。
 阿知須町商工会(野村大象会長)は、特産品開発と地域全体の振興を目的とした「あじすブランド」の確立を目指し、昨年七月、きららあじす活性化事業推進委員会(委員長・原田勝昭町商工会副会長、二十五人)を発足させた。選定された特産品は、まんじゅうの「あじす小町」と「道夢(ドーム)サブレ」「きらら福もち」の三品。いずれも町特産のカボチャ・くりまさるを使用しており、名称も町にちなんだものにするなど工夫を凝らした。
 町内生産者で構成するのは、あじす地産地消部会(藤重義春会長、二百三十人)。JA山口宇部阿知須支所によると、阿知須は赤土の粘土質で、養分を豊富に含んでおり、おいしい野菜ができるという。

「小椋佳歌談の会」のチケットを日報読者20人にプレゼント

 宇部日報社は、二十七日午後五時半から小野田市民館で開かれる宇部日報発刊一周年記念協賛事業「小椋佳歌談の会」のチケットを、読者二十人にプレゼントします。
 希望者は官製はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、〒755-8557、宇部日報社編集企画室「小椋佳」プレゼント係へ(あて先住所は不要)。締め切りは十二日(当日消印有効)。
 応募者多数の場合は抽選とし、当選者は今月中旬、宇部日報、サンデー宇部、サンデー小野田紙上で発表します。

公立高の推薦入試志願者数発表

 県教育委員会は一日、二〇〇五年度の公立高推薦入学と連携型入学者選抜の志願者数を発表した。推薦入試を実施するのは、六十七校四分校百二十二学科五コース。連携型は、美祢と安下庄の二校で行われる。推薦入学枠は、総定員八千六十五人のうちの二千七百八十八人。志願者数は三千六百八十九人で、平均倍率は前年と同じ、一・三倍。県内で最も倍率が高いのは、防府の衛生看護の三・八倍で、厚狭学区では、厚狭の食物文化が二・四倍で最高となった。


 

1日、「悪質トラブル110番」開設

 高齢者を狙った悪質商法、身に覚えのない情報料や借金の支払いを要求する架空請求の被害を防ぐ相談会「悪質商法トラブル110番」は一日、小野田市民館で行われた。雪の影響もあり、受理件数は六件と少なかったが、消費生活全般にわたる内容を受け付けた。この日、受理した六件(電話四、面接二)の内訳は、ヤミ金融が二件、架空請求、訪問販売、家庭教師が各一件、その他が二件。


 電話対応する相談員(市民館で)

2005年2月 1日

この冬一番の寒気団、路面凍結に注意

 この冬一番となる寒気が流れ込んだ影響で1日、宇部地方は全域で積雪。2月は銀世界のスタートとなった。国道190号や490号など主要幹線道路は、通勤時間帯を中心に渋滞。のろのろ運転の車両が列をつくった。子供たちは、厳しい寒さをものともしない様子で、雪に覆われた道路を楽しげに歩きながら登校。学校に着くと早速、校庭に飛び出して、雪をかき集めて投げ合ったり、走り回ったりしていた。


 のろのろ運転の車で渋滞する国道490号(1日午前8時25分、神原小付近で)

雪の積もった校庭で元気いっぱいに遊ぶ児童(1日午前8時15分ごろ、見初小で)

井関小、太陽光発電の校舎で省エネ学ぶ

 太陽光発電システムを備えた校舎を昨年三月に増築した、阿知須町の井関小(村田妙子校長、百三十九人)。昨年(三月十二日-十二月末)の発電量は一万一千三十九キロワット時で、石油に換算して約二千六百八十二リットルの削減効果があった。子供たちも身近にある“教材”を通して、環境への意識を高めている。
 太陽光発電(計画出力十キロワット)は屋上にあり、照明や空調などに使用する同校の消費電力の一部を賄っている。月別の発電量は四月の千四百五十八・七キロワット時が最高で、九月の七百四十七・一キロワット時が最低。


 ハンドルを回して発電を確認する児童ら(阿知須町の井関小で)

山陽町の自主防災組織は5団体のみ

 台風や地震、高潮、火災などの災害発生時に、最も身近で心強いのが、地域で支え合う自主防災組織。県内にも三千近い組織があるが、山陽町内では五団体にとどまっている。機動力の確保という視点から、単位自治会ごとに設けるのが一般的だが、町内ではいずれも小学校区ごとの大きな枠組みとなっている。町では「積極的に結成を呼び掛け、災害に強いまちづくりを進めたい」としている。