2005年1月31日

琴芝駅通りのパン屋さん「いこい」が人気

 宇部市寿町2丁目の琴芝駅通りに、精神障害者が働くパン屋さん「いこい」がオープンして3カ月。愛情たっぷり、利益抜きの手作りパンが「おいしい」と好評だ。店の営業は月-木曜日の午前十時半から午後二時まで(売り切れ次第閉店、祝日は休み)。一日約十八種類を作っており、ほとんどのパンが百円、小さいものなら三、四十円と安い。食パンは一斤百八十円で月、水曜日限定。


 パン生地をこねる通所者(寿町2丁目のいこいで)

店内に並ぶ商品(寿町2丁目のいこいで)

買い物バスサービスを2月末まで延長

 宇部市交通局と大型ショッピングセンターが提携して行っている「買い物バスサービス」が二月末まで延長される。バスを使い、買い物をしてスタンプをためた客に、バスカード(千円分)を提供するサービス。昨年十一月から今年一月までの三カ月限定で始めたが、反応はいまひとつ。該当者は相当数いると見込まれ、関係者はPRに努めている。
 また、買い物の頻度や購入額が少なく、十五ポイントを集められないと判断した人もいるとみられる。そこで、交通局では期間終了後、十五ポイントに達しなかった場合でも、抽選で三十人にバスカードをプレゼントする。応募は、一ポイントでも印のあるスタンプカードの所定の欄に、住所、氏名、生年月日(年齢)を明記し〒759-0134宇部市善和牛明二〇三-九〇、市交通局買い物バスサービス係へ。締め切りは三月十五日(当日の消印有効)。問い合わせは同局(電話31-1133)まで。


 期間延長を告知する買い物バスサービスのPRポスター

県警が交通指導員募集

 県警は、各地域で交通安全のボランティア活動を行う県交通指導員を募集している。応募期間は二月七日まで。
 指導員の役割は、学校の登下校時に合わせ、交通量の多い場所や横断歩道付近で交通誘導などに当たる。県警本部長が県内で二百人を委嘱する。委嘱期間は四月一日から来年三月三十一日まで。応募資格は健康な二十歳以上で、交通指導の活動に熱意のある人。申し込み、問い合わせは、最寄りの警察署交通総務課まで。

宇部市民パワー祭始まる

 第四回宇部市民パワー祭が、三十日から市シルバーふれあいセンターで始まった。テーマは「市民力で宇部を創(つく)る」。初日は、藤田忠夫市長ら五人がパネリストを務めたパネルディスカッションや基調講演があり、参加者約二百五十人が、市民主導のまちづくりや今後の課題を考えた。
 パワー祭実行委員会と市民活動センター「青空」が主催。最終日の二月六日まで、活動内容を伝えるパネル展を行うほか、五日には所属団体が映画の上映会を実施。六日の本祭は福祉会館も会場にして体験・展示コーナーを設け、バザーやフリーマーケットなど、各団体が多彩に活動をアピールする。浅野佑悠輝さんのコンサート、よさこいの競演もある。


 活動状況や課題点を話すパネリストたち(市シルバーふれあいセンターで)

タウンミーティングで共同参画に理解深める

「男女共同参画タウンミーティングinおのだ」は二十九日、小野田市商工センターであり、市民百五十人が「あなたと私、互いに生かし、生かされたい」をテーマにした双方向型のシンポジウムを通じて、男女が個性と能力を発揮し、豊かに暮らす社会構築について考えた。
 最初に県立大大学院長の相原次男さんが「男女共同参画って何?」と題して講演し「男女共同参画は、今までの軌跡を大切にしながら、強調でも否定でもない『らしさ』、お互いが横にいる自然な感覚などに気付く能力を高めていく運動で、二十一世紀の社会づくりのキーワード」と話した。共同参画を視野に入れたまちづくりとして「男女がお互いを尊重、尊敬し合い、役割の束縛から解放され、自由度が増えれば考え方も変わってくる。制度も変えられるが、固定観念を変えるのは難しい。課題を持って取り組んでほしい」と呼び掛けた。


 共同参画について話し合うパネリスト(市商工センターで)

講演する相原さん(市商工センターで)

2005年1月29日

楠で温泉わき出る

 楠地区の温泉開発工事は二十八日、揚湯試験があり、三四度以上の水温と、一分間に約五百リットルという豊富な水量が確認された。無色透明で、肌にやさしい弱アルカリ性。成分を含む正式な結果が明らかになるのは三月初旬ごろになる見通しだが、入浴できる温泉としての条件を十分に満たすものと期待され、入浴施設を核とした地域振興の夢に、大きく近づいた。


 水量などを測定する検査技師と工事関係者ら(万倉ふれあいセンター裏の現地で)

産廃業界初のごみ回収で2トントラック4台分のごみ

 財団法人県産業廃棄物協会宇部支部(真鍋啓介支部長)の会員ら約五十人は二十八日、二俣瀬善和の市道沿いに不法に投棄された古タイヤ、空き缶、布団などを回収した。ごみの量は二トントラックで四台分にもなり、モラルの低下に参加者からため息が漏れた。


 雑木林の中から回収された不法投棄のごみの山(善和八幡宮近くの市道で)

週明けからこの冬一番の寒波

 県内では週明けの三十一日から、積雪を伴う強い寒波が見込まれそうだ。関係機関は、交通事故や転倒事故、農作物の管理に対する注意を呼び掛けている。下関地方気象台によると、三十一日から二月三日にかけて、上空約五四〇〇メートルに、この冬一番となるマイナス三〇度以下の寒気が流れ込む見込み。

新潟中越地震義援金2次分送金

 宇部日報社は二十八日、新潟県中越地震の被災者のために、市民の皆様から寄せられた義援金の第二次分、千四十一万五千二百七十五円を同県地震災害対策本部へ送金しました。
 二次分は、昨年十一月二十五日以降、個人、団体から寄せられた義援金です。受け付けを開始した十月二十六日からの累計は、七百二十七件、三千百四十一万五千二百七十五円となりました。
 お寄せいただいた義援金は、義援金配分検討委員会を通じて、被災者に贈られ、生活基盤の再建に役立てられます。
 善意をお寄せいただいた皆様に、心からお礼申し上げます。

31日に選抜高校野球の選考委員会

 第七十七回選抜高校野球大会の出場校を決める選考委員会は、三十一日午前九時から大阪市内で開かれる。選ばれるのは出場候補校百二十六校の中から、三十二校。昨秋の中国大会で優勝した宇部商は、選出が有力視されており、選考結果に注目が集まる。発表は午後四時ごろになる見通し。
 候補校は「二十一世紀枠」の九校と、各都道府県高野連から推薦された百十七校の計百二十六校。出場三十二校の内訳は「神宮大会枠」を合わせた一般選考が二十九校、二十一世紀枠二校、希望枠が一校。大会は三月二十三日から、阪神甲子園球場で行われる。

市環境保全条例、改定へ

 二〇〇四年度第二回宇部市環境審議会(小嶋直哉会長、二十六人)は二十八日、市男女共同参画センターであり、市環境保全条例の改定案をまとめた。同条例は制定から三十年近く経過しているため、改定案には時世に合うよう、地球環境の保全、国際環境協力、資源の循環的利用などを盛り込んだ。庁内会議の後、三月議会で承認を得られれば、四月一日から施行する。

ヤングテレホンおのだ04年集計

 小野田市教育委員会は、悩み事相談電話「ヤングテレホンおのだ」の二〇〇四年の受理状況をまとめた。受理件数は、〇三年の百六十五件より五十件減った。内訳は、電話が五十二件、面接が三十八件、メールが二十三件、留守番電話でメッセージが残っていたのが二件。件数にカウントしない無言電話は五件、留守番電話の無言は二十八件あった。メール対応は県内で初めて導入したところ、友人感覚でやりとりできるとあって、進路や生き方、人生探しなどの相談を継続しているケースも多い。
 ヤングテレホンは月曜から金曜までの午前八時半から午後五時まで。時間外は留守番電話で対応。番号は84-2000(はよーにおでんわを)。メールアドレスはyoungtel@city.onoda.yamaguchi.jpまで。小野田市のホームページからでも利用できる。

2005年1月28日

西村さんが自宅でひな人形展

 宇部市西岐波の西村和枝さん(60)は、二十九日から三十一日まで自宅を開放して、ひな人形展を開く。西村さんと姉妹の幼少時代の段びな飾りをはじめ、体調を崩している姉の回復を祈りながら作った自作のひな人形やさげもん、小物など約三百点を公開する。


 自宅いっぱいにひな人形や手作りの小物を展示している西村さん(西岐波で)

来月、宇部日報1周年記念事業「小椋佳歌談の会」

 宇部日報発刊一周年記念協賛事業「小椋佳歌談の会」は、二月二十七日午後五時半から小野田市民館で開かれる。小野田市文化協会(中村克衛会長)主催、同市教育委員会共催。
 前売り券は全席自由で四千円(当日券は五百円高)。一日から小野田の市民館、各公民館、市広報広聴課、市教委社会教育課、図書館、市民課分室、南支所、きらら交流館、小野田サンパーク、イトオ楽器店、良文堂書店、山田タバコ店、宇部井筒屋で販売する。問い合わせは社会教育課(電話82―1204)へ。


 小野田でコンサートを開く小椋佳さん

宇部フ大短大部の学生が点字で地球儀など作製

 宇部フロンティア大短大部保育学科の二年生五人が、点字を用いた宇部市の市街図や地球儀を作製した。目の不自由な人に使ってもらうのと同時に、健常者にも指で触れてもらい、障害者への理解を深めるきっかけにする。三十日に同校で開かれる総合演習発表会で展示される。


 点字を使った宇部の市街図や地球儀を作った宇部フ大短大部の学生たち(同校で)

旧楠上水道統合事業第1弾・配水本管の敷設着工

 宇部市水道局(今井信之局長)は二十七日、旧楠町との上水道統合事業の第一弾となる市道産業道路線配水本管の敷設工事に着手した。合併に伴い西万倉ダム建設から撤退し、新たに西宇部から配水管を延ばして上水道を統合する。五年間の継続事業で、事業費は七億四百万円。


 くわ入れし工事の安全を祈る藤田市長(楠総合支所前で)

小野田中生徒が長寿園で職場体験学習

 小野田中(黒瀬寛校長、四百五十一人)の二年生百四十八人が二十七、二十八の両日、市内を中心とした事業所で職場体験学習を行った。自身の将来設計を視野に入れたあこがれの業種などに“勤務”し、仕事の大変さ、実社会のルール、マナーを肌で体感した。
 生徒たちを初めて受け入れた特別養護老人ホーム長寿園(西野彰施設長)と、併設のデイサービスセンター明寿香園には、男子二人、女子六人の計八人が“出勤”。お年寄りの車いすを押したり、語らいの輪に入ったりしながら、仕事の一端にふれた。


 お年寄りたちと会話を弾ませる生徒(長寿園で)

2005年1月27日

福豆準備に大忙しの琴崎八幡宮

 二月三日の「節分」に向けて宇部市内の神社や寺では、福豆作りなどが行われている。上宇部大小路の琴崎八幡宮(白石正典宮司)でも、二十四日から神職やみこらが、七輪の炭火でいった香ばしい大豆と五色豆を袋詰め。福豆は、二月一-三日に行われる節分大祭のうち、最終日の三日午前八時-午後七時の正時(一時間ごと)に、無料で振る舞われる。


 福豆の準備をする神職ら(琴崎八幡宮で)

山大まちづくり研究室が中央町3丁目のCGアニメ作成

 山口大まちづくり研究所宇部まちなか研究室が、土地区画整理事業の進む宇部市中央町三丁目の三次元CG(コンピューターグラフィックス)アニメーションを作成した。市のホームページで紹介しており、インターネットを使えば、誰でも映像を見ることが可能。バーチャルリアリティー(仮想現実)により、ゲーム感覚で新しい街の散策を楽しめる。
 CGを作成したのは、同研究室の室長でもある工学部の鵤(いかるが)心治・助教授、多田村克己教授と学生五人。立体映像を作るため、市や設計事務所の協力を得て、約一年かけて完成させた。


 上空からのアニメーションの1場面

公立小・中学校の仮入学、トップは3日の神原小

 宇部市教育委員会は、公立小・中学校の仮入学の日程と、入学予定見込み者数(二十一日現在)をまとめた。小学校は二月三日の神原を皮切りに、二十四日まで各校で実施。中学校は三月二十二日に七校であり、残り六校は二十四日までに行われる。
 卒業式は、小学校は三月十七-十九日に、各校で実施。中学校は三月十日に十二校であり、楠だけ十一日に行われる。
 入学式は、小・中学校すべて四月八日。


 

楠地域審議会で合併後の諸課題噴出

 宇部市楠地域審議会(藤野暁夫会長、十五人)は二十六日、楠総合センターであり、藤田忠夫市長から諮問のあった市過疎地域自立促進計画(二〇〇五-二〇〇九年度)の案と、楠地域の都市施設整備計画の策定について話し合った。過疎計画は合併後の諸課題が噴出した形で、委員らの意見や要望が集中。都市計画は「必要」との共通認識を得た。三十一日に審議会を再開し、答申を目指す。

赤崎神社と洞玄寺で防火訓練

 第五十一回文化財防火デーの二十六日、小野田市と山陽町の社寺で防火訓練が行われた。
 小野田では、松角の赤崎神社(縄田徳昌宮司)であり、市教育委員会、市消防本部、神社関係者ら三十人が、初期消火、文化財の保護、搬出、避難の手順を再確認し、防火意識を高めた。
 山陽町西下津の洞玄寺(江沢正思住職)では、たき火が強風にあおられ、納骨堂に延焼したという想定の下、町消防本部(安部学消防長)や寺の関係者ら二十人が、消火訓練を行った。文化財防火デーは、法隆寺の金堂壁画が焼損した日(一九四九年一月二十六日)にちなみ、文化財を火災、震災、その他の災害から守り、文化財愛護思想の高揚を図ろうと定められた。


 神社から重要物品を運び出す氏子たち(赤崎神社で)

けが人を担架で運ぶ隊員たち(洞玄寺で)

2005年1月26日

きょう文化財防火デー

 第五十一回文化財防火デーの二十六日、宇部市中山の広福寺(小川明洪住職)で消防訓練が行われた。地域住民や市消防団藤山分団、市消防本部、市教育委員会の関係者ら約七十人が参加。バケツリレーや消火器による初期消火などに取り組み、万一に備えた。


 バケツリレーの訓練をする地域住民ら(26日午前9時半すぎ、広福寺で)

4月開講のレクチャークラブが受講生を募集

 趣味を持とう、夢を持とう-。宇部市の福祉会館やシルバーふれあいセンターを主会場に、四月からレクチャーズクラブ「S.K.Y P4(スカイピーフォー)」の講座がスタートする。企画したのは、小串にトータルビューティーサロン「SALON K.Y.」を展開する東海林千栄美さん(49)。収納、リトミック(音感教育)、エレキギターなど、従来のカルチャースクールにはなかったユニークな十七講座を用意。興味のある教室で、半年間のレクチャー(学習)が楽しめる。二月十五日から受講の申し込みを受け付ける。各講座は月一、二回で、時間や会場、月謝は講座によって異なる。定員は各教室十五人まで。受講申し込み、問い合わせは事務局の同サロン、福海さん(電話33-2688/32-2604)へ。


 「みんなで楽しく遊び、情熱を持とう」と呼び掛ける東海林さん(手前)とスタッフ(小串の同サロンで)

市のインターンシップ制度好評

 学生に就業体験の場を提供する宇部市のインターンシップ制度が人気を集めている。これまで年間二十人前後の利用だったが、今年度は十二月末現在で百二十五人と激増。「実社会の一端に触れ進路選択の参考にしたいという学生と、自社のPRや次代を担う若者を応援しようという事業所の思惑が一致した」と関係者は喜んでいる。
 山口大工学部、宇部フロンティア大、山口東京理科大、宇部高専、山口情報ビジネス専門学校や地元出身で市外、県外の大学に在籍する学生を対象に、春や夏の長期休みを利用して一―二週間程度、事業所で就業体験。一般事務、販売、営業、調査、プログラミング、製造作業、土木・建築など、学生の希望に応じて、興味のある仕事を体験することができる。


 就業体験でプログラミング作業をする宇部高専の学生(昨年9月、新町のシステムイン山口で)

地域コミュニティー見直しへ

 宇部市は、地域コミュニティーの見直し作業に着手した。新年度からスタートする「新市建設計画」(二〇〇五-一四年度)や、昨年九月に策定した「市民活動推進基本方針」を踏まえ、「自分たちのまちは自分たちでつくる」という自主性を発揮してもらうことが狙い。二月から市内五校区を参考に地域リーダーたちと懇談し、住民・行政の双方から課題を探る。
「新市建設計画」では、基本目標の一つに「市民と行政のパートナーシップの創造」を盛り込み、重点戦略で「地域コミュニティーの充実」を掲げている。「市民活動推進基本方針」では、住民自らがまちづくりの主役だと認識できる「住民自治風土の醸成」が必要だとし「地域コミュニティーづくりの推進」などを施策で示している。

「学校給食週間」でユニーク献立

 全国学校給食週間(二十四―三十日)にちなみ、小野田市内の小・中学校で二十五日、県産食材をふんだんに使った地産地消給食や学校給食が始まった明治時代の再現メニューが作られた。子供たちは、生産者の苦労、献立の一つひとつに込められた愛情をかみしめ、日々の給食への感謝の気持ちを深めた。
 須恵小(吉岡武臣校長、五百四十一人)では、生産、製造者との交流会もあり、五年生八十六人が地域の顔が見える安全、安心メニューができるまでを学び「これからは産地も調べてみたい」「食材一つひとつへの思いが分かった」と理解を深めた。この後、クラスに戻り、“山口県”と愛情がいっぱい詰まった給食に舌鼓。
 高千帆小(野村誠校長、五百八十三人)では二十五日、学校給食が始まった明治時代の献立が出された。児童たちは、おにぎり二個と目刺し一匹、みそ汁の質素な給食に「おにぎりは大好き」と喜んでいた。


 地元食材をふんだんに使った給食を食べる子供たち(須恵小で)

給食を味わう子供たち(高千帆小で)

2005年1月25日

私立高のトップ切り慶進高入試

 中学生に試練の季節-。宇部市内の私立高のトップを切って、慶進高(縄田研吾校長)の入学試験が二十五日、同校など二会場で行われ、生徒たちは、高校での新生活に希望を膨らませ、試験に臨んだ。合格発表は二月四日で、各中学校に通知する。


 試験問題に挑む中学生たち(25日午前9時10分ごろ、宇部全日空ホテルで)

給食週間で万倉小児童が独自の献立

「みんなで食べると楽しいね。学校給食から広がる笑顔の輪」を合言葉に、二十四日から全国学校給食週間がスタートした。宇部市内の小・中学校でもレンチョウ、はなっこりーなど地元食材を使ったメニューや児童が調べた世界の料理など、工夫を凝らした給食が人気を集めている。
 五、六年生の児童で組織する給食保健委員会で、独自の献立を考えたのが万倉小(長尾純子校長、百七人)。メニューは二十四日がイタリア料理(ピザ、きのこスパゲティーなど)、二十五日が韓国料理(ビビンバ、チヂミ、ワカメスープなど)、二十六日はアメリカ料理(ハンバーガー、トウモロコシスープ、オレンジなど)、二十七日はロシア料理(ピロシキ、ボルシチなど)。


 ピザやスパゲティーなどイタリア料理を楽しむ児童(万倉小で)

常盤公園の釣り堀、10年ぶりに復活へ

 常盤公園の正面入り口南側で、釣り堀の整備が進められている。オープンは春の行楽シーズンを目指しており、公園の新たな目玉となりそうだ。
 水鳥などを飼っている約一千平方メートルのスペースを利用。同所の飼育数が十羽に満たないことから、有効活用の一環として考案された。同園には、一九六六年から九五年まで釣り堀があり、完成すれば十年ぶりの復活となる。


 工事の進む釣り堀予定地(常盤公園で)

夜間・早朝の事故防止に「ライト切り替え運動」提唱

 夜間や早朝に起こる重大交通事故を防止する取り組みとして、県警では、車のヘッドライトを時と所で使い分ける「ライト切り替え運動」を提唱している。「これまでもドライバーに対して呼び掛けてきた『早め点灯運動』と合わせ、習慣付けしていくことで効果も大きくなる」と、関係者は期待を寄せる。
 夜間は、ドライバーが歩行者や自転車に気付くのが遅れ、重大事故につながるケースが多い。ライト切り替え運動は、照明の少ない道路や郊外などで、照射範囲の広いハイビームを利用するもの。横断中の歩行者や自転車を少しでも早く確認し、事故を防ぐ狙いがある。また、ライトの上下の切り替えを小まめに行うことで、ドライバーは緊張感が保たれ、漫然とした運転や居眠り運転の防止にもつながる。

山陽町の2004年度交通白書

 厚狭警察署(正木勝明署長)は、昨年の交通事故発生状況をまとめた。人身事故は百七十九件で前年より微増、死傷者は二百五十六人と、ここ十年で最多を記録した。高齢者の死傷は二十三人で、三割減少した。
 人身事故は前年比三件の増加。過去十年の平均は百七十二件で、わずかに多い。内訳は、追突が四割の七十二件、次いで交差点での衝突が二割強の三十九件。国道2号の八十七件を筆頭に、同190号、同316号などの幹線道路での発生が目立った。死傷者は激増した。死者三人は平年並みだが、けが人は前年より三十六人増え、二百五十三人に上った。過去十年では、二〇〇〇年の二百三十八人を上回り最多を記録。

2005年1月24日

市民綱引き大会で20チームが真剣勝負

 第十七回宇部市民綱引き大会は二十三日、俵田体育館で開かれた。四部門に計二十チームが出場し、力勝負を繰り広げ、男子Aは小野、同Bは川上A、女子は神原、混成は東岐波が優勝した。市、市教育委員会、市体育指導委員協議会主催。


 力を振り絞り綱を引く出場者(俵田体育館で)

日報書き初め展、最高賞に内山さん(川上中1年)

 第四十九回宇部日報書き初め展(宇部日報社、市教育委員会主催)の審査会は二十三日、福祉会館であり、特別賞四十二人ら、入賞者が決まった。最高賞の県知事賞には川上中一年の内山夏美さんが選ばれた。出品作品は二月五日から三日間、文化会館で展示する。


 作品を審査する目会長(右)ら(福祉会館で)

北向地蔵尊の「寒詣り」に大勢の善男善女

 今年の初縁日となった二十四日、宇部市西岐波上片倉の北向地蔵尊(増田公浩管理者)は、恒例の「寒詣(まい)り」でにぎわった。冷え込む早朝から、大勢の善男善女が参拝。地蔵をさすったり、手を合わせたりして、一年間の無病息災や家内安全を祈願していた。
 同地蔵尊は江戸時代後期の建立と、言い伝えられる。明治時代に病気治癒の願掛けをしたところ、たちまちにして治ったことが評判になり、人が集まるようになった。特に腰から下の病に効くと言われるが、最近は家内安全、合格祈願なども目立つ。毎月二十四日は縁日で、寒詣りと八月の大祭は多くの人が訪れる。


 手を合わせ、地蔵の体をさする参拝者(24日午前9時ごろ、北向地蔵尊で)

石川さんが山陽小野田市長選へ立候補表明

 小野田市議の石川宜信さん(56)=浜田町=が二十四日、三月二十二日に発足する山陽小野田市の市長選に立候補を表明した。
 石川さんは一九四八年生まれ。青山学院大法学部卒。八七年に初当選し、現在五期目。建設委員会副委員長、総務文教委員会委員長、決算審査特別委員会委員長、国際交流推進調査特別委員会委員、大学四年制改組調査特別委員会委員などを経て、九七年から二〇〇一年まで市議会議長、九九年から〇〇年まで県市議会議長会長。小野田青年会議所理事長、市PTA連合会長も務めた。


 石川宜信さん

山陽町「うきうき広場」に延べ956人参加

 山陽町が文部科学省の推進事業として取り組んでいる地域子ども教室推進事業「うきうき広場」が、昨年七月の開始から半年を経過した。埴生をモデル地区として、昨年末までの二十回で延べ九百五十六人が参加した。一回の平均はおよそ四十八人で、町教育委員会では「予想以上に参加者が多く、子供たちの居場所づくりという一番の目的は、達成できている」としている。
 二年目の来年度は、さらに厚陽と津布田を増やし、計三校区で実施することが決まっている。厚陽公民館、津布田会館がそれぞれの活動拠点となる。三年間で町内全五校区での実施を計画している。

2005年1月22日

鵜の島ゲームラリー、10競技に118人がチャレンジ

 鵜の島校区の第三回三世代交流・学校ゲームラリーは二十二日、鵜ノ島小で開かれた。「めざせ愛ちゃん!」「全員Jリーガー」など、アテネオリンピックをテーマにした十種目の競技に十チーム百十八人がチャレンジし、寒さを吹き飛ばしていた。校区母親クラブ「はなまるクラブ」(麻生都会長)主催。


 「室伏選手にチャレンジ!」に参加する子供たち(22日午前9時45分ごろ、鵜ノ島小で)

桃山中で初めての書き初め大会

 桃山中(松並俊彦校長)で二十一日、初めての書き初め大会が開かれた。一年生百三十人が、心を落ち着かせて毛筆で文字をつづる新春行事を満喫した。百人一首大会が恒例イベントとして定着したことから、日本の伝統に触れる新たな行事を、と書き初め大会を企画。総合学習の時間に取り組んだ。


 真剣な表情で、一文字ずつ丁寧に書いていく生徒(桃山中で)

来月、宇部商高生が市内商店街で研修

 宇部商高(山本信夫校長)の一年生百五十六人は、二月十七日に市内の商店街で職場体験をする。販売活動を通して実社会の一端に触れるとともに、商店主には若者の感性に接し新たな販売戦略展開の参考にしてもらう。ギブ・アンド・テークの新企画で、進路選択と商店街活性化の一石二鳥を狙う。同校と市商店街連合会(山崎和之会長)が共催した「商店街インターンシップ事業」。フリーター志向の高まりや仕事に就かないニートが社会問題化するなど、若者の職業観が揺れる中で、働くことの意義を考えてみようと企画した。宇部商ではこれまで、就業体験希望者には事業所や商店で働く場をセットしていたが、一年生全員を対象にした大掛かりな取り組みは今回が初めてとなる。

振り込め詐欺、市内で46件3400万円被害

 二〇〇四年に宇部警察署(宮本豊一署長)の安全相談課が受理した相談件数のうち、振り込め詐欺(オレオレ詐欺から名称を変更)に関するものが、千六百三十件で55%を占め、前年より九百十四件増えた。これによって、全相談件数も前年を八百三十四件上回る二千九百八十一件となり、過去最高を更新した。振り込め詐欺は、手を替え品を替えて全国的に横行。宇部市も例外ではなく、年間を通して相談が寄せられ、実際に四十六件の被害があり、約三千四百万円をだまし取られた。
 同課では「かつては卒業生名簿などを使い、手当たり次第に電話をかけたり、はがきを送ったりするなどしていたが、最近は手口が巧妙化。家族の名前や勤め先など詳細な情報を事前に入手している」とし、振り込め詐欺の被害に遭わないためには▽急な現金振り込みの要求には疑って掛かり、その場で応じない▽一人で振り込んだりせず、家族に相談する▽冷静に対応し、警察に相談する-ことを心掛けるよう注意を促している。

高齢者や身障者対象の配本サービス

 山陽町の配本サービスが始まって八年を迎えた。厚狭図書館への交通手段に限りがある高齢者らを対象とした、近隣では類を見ないユニークなボランティア。利用者たちは毎月一回のサービスを心待ちにし、在宅での読書を楽しんでいる。一九九七年、読書好きなのに本を借りに行くことができない高齢者や身体障害者などを対象に、町社会福祉協議会が開始した。毎月第三金曜日の配本の時に、先月分の回収と来月の希望も併せて調査。貸し出しは新刊を含めた同図書館の全蔵書で、最高五冊まで借りられる。現在、七十歳代を中心に九人が利用している。利用に関する問い合わせは、町社協(電話72-1813)へ。


 利用者にとても喜ばれている配本サービス

2005年1月21日

棯小野地区発掘調査で土師器などの破片見つかる

 宇部市小野棯小野地区で県が進めている、ほ場整備事業に伴い、市教育委員会は昨年末から発掘調査に取り組んでいる。これまでに中世(十四世紀から十五世紀)の住所跡が確認され、土師(はじ)器や瓦質土器の破片が見つかった。同地区のほ場整備は、美祢農林事務所が経営体育成基盤整備事業として、県道伊佐吉部山口線の北側に広がる約三十三・五ヘクタールを対象に、二〇〇三年度から五カ年事業で実施。今年度から水田や畑の造成工事に取り掛かった。


 地域住民の協力を得て行われている発掘調査(棯小野で)

山東省友好協会の一行が市長ら表敬訪問

 中国山東省人民対外友好協会の張偉齢会長(52)ら四人が二十日、宇部市を訪れた。宇部フロンティア大を視察した後、市役所や宇部商工会議所を表敬訪問、女性団体とも交流。十月に同省で開かれるアジアの女性フォーラムへの参加を要請した。一行は、山東省人民政府外事弁公室主任でもある張会長と、友好協会の李徳峰秘書長(54)、趙広洪科長(33)、同省淄博市外事弁公室主任の初建波さん(40)。
 山東省の友好協会と県国際交流協会との友好交流協議書調印のため、十九日に来日。宇部市、山口市、周南市、岩国市などを回って二十五日に帰国する。


 藤田市長と懇談する張会長ら(市役所で)

記念写真に納まる山東省の一行と市内の女性団体メンバー(市男女共同参画センターで)

市老連新年会で300人が決意新た

 宇部市老人クラブ連合会(柳三郎会長)の新年会は二十日、福祉会館であり、市内二十四校区から三百一人が出席して、今年一年の親ぼくと活躍を誓った。柳会長は、各校区で子供たちの登下校の見守り活動が進んでいることについて「子育て支援の提唱に、着々と各校区の諸団体が共鳴してくれていることは自慢できる。活動の中心をわれわれが担わなければならない。四月の総会までには、各校区の特色ある活動の定着を見たい」と、全市に運動を広げていくよう提唱した。


 年頭の方針を語る柳会長(福祉会館で)

宇部署が冬用タイヤやチェーン準備を呼び掛け

 寒さが厳しくなるにつれて、心配されるのが、雪道や路面の凍結によるスリップ事故。宇部警察署交通総務課では「この時期は、冬用タイヤやチェーンを準備し、積雪や凍結の恐れのある道路では必ず装着を」と呼び掛けている。宇部市内では昨年一月二十一、二十二日に積雪があり、中心街でも路面に雪が積もり、アイスバーン化した。この影響で交通事故が相次ぎ、二日間で物損と人身を合わせて五十八件発生。通常の事故数に比べ、約二倍に上った。
 雪道や凍結した道路をノーマルタイヤで走行するのは違反で、普通車は六千円、大型車は七千円の反則金となる。

杉原市長、「山陽小野田市」の市長選不出馬

 住民の待望論には応えることはできなかった-。二十一日、合併新市「山陽小野田市」の市長選への不出馬を明らかにした小野田市の杉原記美市長(73)は「住民間のしこりを新市に持ち越したことが、自身の責任であり悔いが残る」と話した。
 市議会全員協議会、これに先立つ庁議で態度を表明した。新市の厳しい行く末に対応するため、行政手腕と経験のある杉原市長への待望論は根強くあったが、合併作業に一定の道筋を引いたこと、高齢による健康面の不安、四選という多選の弊害などを理由に、後進に道を譲る。


 新市の市長選への不出馬を決めた杉原市長(21日午前11時、市役所で)

2005年1月20日

熱帯植物館にテラリウム新登場

 常盤公園の熱帯植物館に、ガラス器の中で花や観葉植物を栽培するテラリウムが新登場した。まるで小さな庭園のような球形の器に来館者は足を止めている。手間もあまりかからず見た目も美しいため、インテリアなどとして人気があるという。


 新しく登場したテラリウム(常盤公園の熱帯植物館で)

成人式アンケート結果

 宇部市選挙管理委員会と市教育委員会生涯学習課は、九日に行われた成人式で実施したアンケート調査の結果をまとめた。 主な質問と結果は次の通り。(各項目とも無回答があるため、100%にはならない)
 【宇部市と楠町の合併を知っているか】①知っている69・6%②知らない28・8%③無回答1・6%
 【宇部市が好きですか】①好き37・6%②まあ好き33・2%③好きでも嫌いでもない16・0%④嫌い3・6%⑤あまり好きではない2・8%⑥分からない6・0%
 【将来も宇部で生活を続けたいか】①できれば住みたい33・2%②ぜひ住みたい20・8%③どちらでもない16・8%④あまり住みたくない11・6%⑤絶対に住みたくない4・0%⑥分からない12・4%
 【政治に関心があるか】①ある程度ある37・6%②あまりない26・4%③全くない24・8%④非常にある8・0%
 【市長選で投票するか】①多分する45・2%②多分投票しない25・2%③必ずする16・0%④絶対しない9・6%
 【成人式式典】①普通36・0%②まあまあ良い22・0%③良い19・6%④良くない7・6%


 

小野中で新春かるた大会

 小野中(松村和徳校長、四十四人)で十九日、新春かるた大会が開かれた。国語の井上幹二郎先生が流れるような口調で百人一首の句を詠み、会場となった多目的ホールは、優雅な雰囲気に包まれた。生徒たちは札を奪い合うとともに、日本の伝統的な遊びに触れた。


 札を押さえる生徒(小野中で)

神原小、3年計画で脱メディア運動

 子供たちがメディア漬けになるのを防ごう──。神原小(西?文孝校長、274人)は2006年度までの3年計画で、テレビやビデオ、ゲームなどとの接し方を、児童に見直させる運動に取り組む。心や体の健全な発達に影響を及ぼす長時間の視聴を減らし、外遊びや読書、コミュニケーション活動に向かわせるのが狙い。西?校長は「学校、PTA、地域が一体となって運動を展開し、テレビやゲームがなくても、自分がしたいものを見つけ、個性や能力を伸ばしていく子供を育てたい」と意欲的。27日の参観日では全クラスで「脱メディア」の授業を行い、保護者にも協力を呼び掛ける。

小野田市と山陽町ボランティア協の初交歓会

 小野田市と山陽町のボランティア協議会の交歓会は十九日、小野田市中央福祉センターで初めてあり、加盟するボランティアグループの代表者ら四十人が、活動状況や合併新市での展望について話し合った。交歓会は、小野田のボランティアリーダー研修会の一環としてあり、山陽ボ連協の水田愛子会長が「良い刺激になり、個々のグループも今までにない活動への道が開けたらいいと思う。地域の時代で、われわれの活動が求められている。大きな輪をつくるための第一歩にしたい」とあいさつ。この後、出席した三十四団体が四ブロックに分かれて情報交換した。初顔合わせながら、ボランティアがテーマとあって、実践者同士が活発に意見を出し合った。


 それぞれの活動、新市でのボランティアについて話し合う参加者(市中央福祉センターで)

2005年1月19日

イノシシ被害広がる

人里に下りてきて農作物を食い荒らし、全国各地で被害をもたらしたクマ騒動。秋から初冬にかけてマスコミをにぎわせたが、冬眠の季節に入ると、被害や目撃情報も少なくなっている。そんな中、後を絶たないのがイノシシによる被害。宇部市川上北迫や川上西山では、畑を掘り起こし、農作物を食べ尽くすイノシシに頭を悩ませている。


 イノシシ被害の様子を話す鳴瀬さん(川上北迫で)

治療食の宅配サービス

食事療法を余儀なくされる糖尿病の人などに、宇部市内の仕出し店“治療食”を宅配したところ「体に良い」と反響を呼んでいる。仕出し店は「最初はビジネス戦略として取り組んだが、利用者が『血糖値が正常値内に安定した』と喜んでくれるのが、今では従業員の励みになっている」と話す。 県内で唯一、治療食の配食を始めたのは厚南西割の「たちばな」(古藤勝朗社長)。創業三十二年の中堅仕出し店だが、競争を勝ち抜くために、いろいろな知恵を絞ってきた。昨秋から始めたのが健康食の配食。単なる弁当ではなく、健康を気遣った三コースを用意した。特に反響があったのが“健康低カロリーコース”。一食約三百五十㌔㌍、塩分四㌘未満を徹底したメニューは、ヘルシー志向のお年寄りらに支持された。


 治療食を盛り付ける従業員(たちばなで)

妊婦教室で先輩ママと和やか交流

宇部市保健センターで十八日、妊婦教室が開かれた。初産を控えた受講者たちが、育児サークルの先輩ママと交流。育児書や雑誌からは得られない、地元に根差した生の情報を聞き出し、出産や育児のイメージを膨らませた。 五回シリーズの教室の三回目。この日は、受講者二十九人が出席し、前半は助産師の渡辺数江さんから、お産の始まりと分娩(ぶんべん)経過についての話を聞いた。


 身近な先輩ママから出産や育児のアドバイスを聞く妊婦たち(保健センターで)

山口東京理科大が英語の発音教材開発

山口東京理科大(土谷敏雄学長)の教授、助教授三人による共同研究グループがこのほど、英語の発音教材「目で見る英語発音のしくみ―子音編」(CD)を開発した。日本人が正しく英語を発音するには、くちびるや舌などをどのように使えばいいのかを、音声と動画で分かりやすく紹介している。同大初の英語教材でもあり、本学の知的財産本部から特許を申請している。


 新しい教材を開発した小林教授、見山助教授、島教授(左から)

発音の仕組みが分かる動画の一部

2005年1月18日

潜水貝漁の水揚げ減少

 宇部港沖は今、潜水による貝漁が最盛期を迎えている。漁師は、空気が送られてくるヘルメット状のものを頭にかぶって海に潜り、海底のマテ貝や白ミル貝を取る。水揚げの方は年々、減少傾向にあり「アサリや貝柱が高く売れるタイラギは、ほとんどいなくなった」と嘆いている。


 過酷な潜水貝漁を終え白ミル貝を水揚げする組合員(宇部岬漁港で)

宇部高生が救命実習スタート

 宇部高(兼石俊明校長)の一年生が十七日、普通救命講習の実習を開始した。市消防本部(中山武久消防長)の救急隊員から指導を受けながら、人工呼吸や心臓マッサージなど心肺蘇生(そせい)法を学んだ。二十一日まで行われ、八クラス三百二十人の生徒が受講する。


 心臓マッサージを練習する生徒(宇部高で)

宗隣寺の初観音に多くの善男善女

 宇部市小串台の宗隣寺(山中原浩住職)で十八日、初観音が行われた。古くから「初観音の朝参りは功徳千倍」との言い伝えもあり、多くの善男善女が参拝。ピーク時には、無病息災や家内安全などを願う人たちで、本堂が埋め尽くされた。
 午前十時から尺八の献奏が行われ、続いて山中住職らが読経。参拝者は、経典をぱらぱらとめくって起こる“大般若の風”に当たり、経典で肩をたたいてもらって、災難を封じ、開運招福を祈願していた。


 大般若の風に当たる参拝者(18日午前10時すぎ、宗隣寺で)

23日に見初教育振興フォーラム

 見初教育振興フォーラムは、二十三日午前九時半から見初ふれあいセンターで開かれる。「語り合おう“育つ”ということ」をテーマに、シンポジウムと、特徴ある「ふれあいキャンプ」の報告などを行う。見初校区教育振興協議会(井上逸治郎会長)主催。シンポジウムでは、宇部フロンティア大付属生涯学習センターの松本治彦センター長をコーディネーターに、山田美恵子さん(校区ふれあい運動推進員会会長)、山宮八重子さん(見初小PTA学年部部長)、岸本幸枝さん(見初学童保育指導員)、長谷川光彦さん(見初少年野球代表)、大下一実さん(見初小教諭)がシンポジストを務める。
 参加の問い合わせは、見初ふれあいセンター(電話21-0348)へ。

山陽町が臨時議会に山陽オートの改善計画案上程

 山陽町は十八日開会した臨時町議会に、山陽オートの事業収支改善計画案を上程した。人件費の抑制を中心とした独自の改善策に、レース開催日の削減などオート界全体の構造改革を組み合わせた計画。これにより、今年度末で八億八千万円(年度内の改善策分を含む)に上ると見込まれる累積赤字を、二〇〇九年度までに解消するとの見通しを立てている。
計画を策定することにより、年間三億円を超える日本小型自動車振興会への納付金の延納措置(最長三年間)が受けられる。町では、議会の承認を待って経済産業省に申請。上納金に相当する納付金を納めなくても済む〇五年度から〇七年度までの三カ年で収支改善を進め、経営の安定化を図る。

2005年1月17日

阿知須小で地震を想定した避難訓練

 阿知須小(新田保弘校長)は十七日、地震を想定した避難訓練を行った。全校児童四百一人が参加。いつ訪れるか分からない自然災害に気を引き締めた。地震発生を知らせる警報のチャイムが鳴ると、子供たちは素早く机の下に避難。先生は負傷者の有無や児童数の確認を終えると、ドアを開けて避難口を確保、安全に注意を払いながら誘導に当たった。児童は指示に従って、帽子やノートで頭部を保護しながら運動場へ向かった。


 頭部を保護しながら、運動場へ向かう児童ら(17日午前10時ごろ、阿知須小で)

阪神大震災から10年、高まる防災意識

 阪神淡路大震災から十七日で十年。六千四百三十三人の犠牲者を出した災害は、防災への意識を高める大きなきっかけになった。地元でも防災関係団体が相次いで組織され、学校などの耐震化が進む。
 万が一の際に、子供たちの身を守るのは重要課題。学校は児童・生徒が一日の大半を過ごすだけに、市教育委員会施設課では震災後、今年度完成予定の上宇部中を含め、小学校四校、中学校三校の計七校を建て替え。建物の耐震化を図ってきた。同課によると、震度6強の地震に耐えられるとされる新耐震基準となった一九八二年以降の建物を有する学校は、市内の公立小・中学校三十七校中、二十四校。八一年以前の建物については、二〇〇三年度から耐震診断を行っている。木造は、すべて建て替える方針。

淡交会の初茶会で350人が茶の湯楽しむ

 茶道裏千家淡交会宇部支部(加藤淳支部長)の初茶会は十六日、阿知須町の宇部72アジススパホテルであり、茶道愛好者約三百五十人が新春の茶の香りを楽しんだ。支部では今年も多彩な行事を予定しており、会員はスタートとなる茶会で気を引き締めた。


 濃茶席で、一服を楽しむ愛好者ら(宇部72アジススパホテルで)

食中毒の教職員からノロウイルス検出

 宇部、小野田両市内の七小・中学校の教職員が食中毒にかかった問題で県環境生活部生活衛生課は十七日、原因について「医療機関にかかった十二人の患者のうち八人からノロウイルスが検出され、二次感染による食中毒の可能性が高い」と話した。十四日、五小・中学校を臨時休校にした宇部市教育委員会では、新たな患者が出ていないことから、十七日から通常の授業に戻した。

山陽町「旬菜惑星」イベントではなっこりー収穫と料理

 山陽町の地産地消を推進する旬菜惑星推進協議会主催の「はなっこりー摘み取り&あつあつてんぷら体験!」は十五日、埴生干拓ほ場などで開かれた。町内を中心に子供から大人まで五十人が参加し、はなっこりーを収穫したり、出来たてのてんぷらを食べたりと、収穫から加工までの一連の流れを体験した。
 はなっこりーは、県農業試験場で中国野菜のサイシンとブロッコリーを交配して作られ、一九九六年から栽培が始まった山口生まれの新野菜。山陽町では、昨年から約十人の農家が栽培を開始した。


 はなっこりーが入ったてんぷらを食べる参加者たち(浜の天ぷら屋で)

2005年1月15日

あすまでセンター試験

 受験シーズンの幕開けとなる大学入試センター試験が、十五日から全国七百十二会場で一斉に始まった。十六日まで九科目が実施される。山口大工学部でも、受験生が真剣な表情で問題と向き合っていた。県内では六千三百七人が山大本部、同工学部、山口東京理科大など九会場で受験した。


 外国語の問題用紙が配られる中で試験開始を待つ受験生(15日午前9時15分ごろ、山口大工学部で)

犬と仲良しカラスの夫婦

「こっちおいで!」。山口宇部空港の公園を散歩していた井ノ口吉子さん(56)=則貞、貸衣装店「まるよし」店長=の呼び掛けに応じて舞い降りて来たのは、二羽のカラス。愛犬のミル(グレート・ピレニーズ、雄九歳)も見慣れた様子で、ほえ掛かるわけでもない。カラスたちは井ノ口さんのそばを付かず離れず、飛んだり歩いたりして後を追う。週に三、四回は犬の散歩で公園を訪れるという井ノ口さん。カラスたちとの出合いは二年前の春。ほかに二匹の犬を連れていた時だった。散歩があまり好きではないミルたちのために、ドッグフードを投げ与えながら歩かせていたところ、カラスたちが近寄ってきた。どうやら餌のおこぼれが目当てだったらしい。以来、朝でも夕方でも時間に関係なく、井ノ口さんらの姿を見掛けると、カラスがどこからともなく飛んで来るようになった。


 井ノ口さんと愛犬ミルの周りに近づくカラスたち(14日、山口宇部空港公園で)

フジグランではたちの献血キャンペーン

 血液が不足する冬場に輸血用血液を確保するため、新成人をはじめ若年層の積極的な献血協力を推進しようと、フジグラン宇部で十五日、恒例のはたちの献血キャンペーンが繰り広げられた。同店では初めて。市内四高校の生徒や大学生、社会人のボランティアも加わり、買い物客らに献血を呼び掛けた。
 キャンペーンは市、市献血推進協議会、市民血液友の会などが実施。市内の献血協力団体や青年赤十字奉仕団、宇部中央、宇部工、宇部西、宇部商の四高校JRCメンバーら約五十人が協力した。


 献血をPRする高校生(15日午前10時、フジグラン宇部店で)

新天町アーケード内で野外劇、出演者募集

宇部青年会議所(塔野義浩理事長)の創立五十周年を記念して、市民百人の出演者による野外劇が八月十三日、ハミングロード新天町のアーケード内を”劇場”として行われる。芝居と現実の境界線が不透明なユニークな劇で「ミステリー・シアター・イン新天町」と題し、宇部市出身で東京在住、国内外で活躍する脚本・演出家、品川能正さん(48)=東京ギンガ堂代表=が中心となって手掛ける。同会議所などで構成する運営委員会では、出演者を募集している。
 出演者として、子供から大人まで幅広い年齢層を募集している。三月まで三回のワークショップを開催。一回目は二十九日午後四時と六時半から各二時間、新天町一丁目のシャネル会館で行う。四月からは出演者を決めてのけいこに入る予定。問い合わせは、おもしろファーム(電話32-6396)へ。

小野田工高定時制で不審者侵入を想定した訓練

 小野田工高(武田種雄校長)の定時制で十四日、不審者の侵入を想定した訓練があり、教職員が、冷静、迅速な対応で、三十二人の生徒を避難誘導し、教育現場での危機管理意識を高めた。相次ぐ児童・生徒の殺傷事件、学校への不審者の侵入を踏まえ、生徒の安全を最優先とした学校全体の初動態勢の確立、警察への迅速な通報を目的に初めて実施した。


 いすを盾代わりにして、不審者から生徒を守る教職員(小野田工高で)

2005年1月14日

古希祝い初のひな祭り展

 宇部市岬町の田辺八重子さん(70)の古希を記念するひな祭り展が、十四日から末広町一丁目のこぐま保育園で始まった。亡き母の形見の着物など、色とりどりの古布と廃材を利用して作ったさげもん、人形、小物を、教室いっぱいに飾っている。十七日まで。開場時間は午前十時から午後四時(最終日は午後三時)まで。


 たくさんのさげもん飾りに彩られた会場(こぐま保育園で)

発足丸8年の男性料理同好会

 料理好きの男性が集まった男性料理同好会(田中久男会長、二十一人)が発足して丸八年を迎える。「女房が万が一の時に備えて」と習い始めた人が多いが、今では料理そのものの楽しさに魅せられている。「もう少しみりんを足した方がいいかな」などと談笑しながら腕を振るっている。


 「料理は楽しい」と笑顔で話す男性料理同好会のメンバー(福祉会館で)

宇部湾岸道路、進ちょく率は65%

 二〇一〇年代前半の完成を目指し、工事が進められている地域高規格道路「宇部湾岸道路」の進ちょく率は、今年度末見込みで65%まで進んだ。工場地帯を抜ける藤曲工区(四百五十四メートル)は三月中には完成予定。また、厚東川に架かる県内初のダブルデッキ構造の厚東川新橋(五百十四メートル)は、一階部分の一般道部分が出来上がり、来年度は二階本線部分の完成を目指している。
 宇部湾岸道路は新町から厚南東須恵を結ぶ高架の自動車専用道路(延長約五キロ)。県宇部小野田湾岸道路建設事務所(長掛実所長)は、大きく六工区に分けて工事をしている。これまで厚東川新橋や協和発酵宇部工場南側を抜ける藤曲工区、栄川に架かる栄川大橋(二百九十メートル)、助田工区(五百四十六メートル)で順調に推移。


 1階部分が完成した厚東川新橋

今年度中には工事が終わる藤曲工区の高架部分

市内5小中学校で教職員38人発症

 宇部市教育委員会は十四日、小野、吉部、船木の三小学校と、小野中、藤山中の教職員計三十八人が、下痢、嘔吐(おうと)、腹痛、発熱などを同時に発症したため、同日、該当五校を休校にしたと発表した。児童・生徒の発症は確認されていない。患者はいずれも十一日に同じ仕出屋の弁当を食べており、宇部環境保健所が、食中毒と全国で多発しているノロウイルスなど感染症の両面から調査している。十三日午後以降に発症が相次ぎ、患者が受診した医療機関からの連絡で発覚した。市教委によると、十四日午前十一時現在の患者数は、小野小が七人(全教職員十三人)、同中が十一人(同十三人)、吉部小が一人(同十人)、船木小が三人(同二十二人)、藤山中が十六人(同二十五人)。

あすから大学入試センター試験

 国公立大と約七割の私立大が参加する二〇〇五年度の大学入試センター試験が十五、十六日の二日間、全国七百十二会場で行われる。本番を前に十四日朝、宇部市内で唯一の試験会場となる山口大工学部では、受験生に会場などを示す案内板が設置された。教務課の職員ら七人が、午前九時から本館前広場に、試験日程と会場配置図、注意事項を掲載した案内板を立てた。試験会場が分かりやすいようにと、受験番号と会場が同じ色で表示されている。試験を行う各教室の入り口にも、受験番号が表示された。同学部では、前年より四十六人少ない七百四十三人が受験する予定。

「おのだ子育て元気プラン」の素案まとまる

 小野田市は、次世代育成支援対策推進法に基づき、子育て施策を集中的、総合的に実施していくための行動計画「おのだ子育て元気プラン」の素案をまとめた。二〇〇五年度から〇九年度までの五年間をめどに、ファミリーサポートセンターの創設推進、父子家庭の支援策など、中・長期的な具体的施策を推進していく。
 市は計画案をホームページに掲載するとともに、市社会課、南支所、市民課分室、各公民館、児童館、図書館に冊子を配布。二月八日までパブリックコメントを受け付け、計画案へと反映させて最終決定する。意見がある人は、住所、氏名(団体名)、連絡先を記入し、〒756―8601小野田市日の出1―1―1、小野田市社会課へ。ファクスは83―9082、電子メールはshakai@city.onoda.yamaguchi.jp。直接持参しても良い。

2005年1月13日

ノロウイルス感染被害に警戒、衛生管理を強化

 全国の高齢者施設などで確認されているノロウイルス(小型球形ウイルス)の感染例。宇部健康福祉センター管内の特別養護老人ホームでもウイルス検出が報告され、身近な脅威となってきた。県や市からの通達を受け、神原保育園(浅野安子園長)では衛生マニュアルを再チェック。園児に対しては、小まめな手洗い、うがいを徹底。給食の前や外遊びの後は、保育士が手洗い場に付き、一人ひとりに目を配っている。


 先生が見守る中、念入りに手を洗う子供たち(神原保育園で)

04年消防白書、救急出動は過去最多の6962件

 宇部市消防本部(中山武久消防長)がまとめた管内(阿知須町と旧楠町を含む)の二〇〇四年の救急出動と火災発生状況によると、救急出動件数は六千九百六十二件(前年比五百九十一件増)で過去最多を更新。対前年比では十一年連続の増加になった。火災件数は過去三十年間で最少だった二〇〇三年に比べ、二十七件多い百四件。例年並みの件数に戻った。
 救急出動は一日平均約十九件。急病が三千七百四十六件(前年比二百九十八件増)で、全体の53・8%を占めた。次いで交通事故の九百三十三件(同十三件増)、転倒などによるけがなど一般負傷の八百九十七件(同百二十三件)、転院搬送の八百五十九件(同九十八件増)が続き、例年同様の順となった。搬送人員の年齢構成は、六十五歳以上の高齢者が二千九百三十一人(同百七十二人増)で約46%に上り、高齢化社会を表す結果となった。


 

県央合併へ「異議なし」、総務大臣回答

 県は十二日、県央の一市四町(山口、阿知須、小郡、秋穂、徳地)の合併について、麻生太郎総務大臣から十一日、二井関成知事に「異議なし」の回答があったと発表した。 地方自治法に基づくもので「山口市、小郡町、秋穂町、阿知須町、徳地町を廃し、その区域をもって山口市を設置することについては異議がありません」としている。

市保健センターの育児相談件数急増

 宇部市保健センターで毎月一回行われている育児相談の件数が急増している。育児に関する悩みや不安、子供の身体発育の心配事などに応じるもので、今年度の相談件数は十二月末現在、五百三十一件。月平均で前年度を十五件上回るペースだ。母親の孤立化を防ぐため、子供の生後二カ月に全世帯へ文書を配布し、妊婦教室の内容を見直した成果。母親たちからは、育児情報の充実や活動拠点を求める声も強く、同センターでは民間との連携を深めながら、方向性を模索している。
 育児相談は、毎月第一水曜日の午後一時半から三時まで同センターで開催(予約不用、年齢制限無し)。身長・体重・頭囲・胸囲を計測した後、希望者に対して保健師が相談に乗る。今年度は十二月までで〇三年度の同期を百三十六件、〇二年度を八十一件上回り、月平均五十九件に達している。

赤崎地区セーフティーネットが赤崎小児童に防犯ブザー300個寄贈

 児童・生徒を犯罪や不審者から守ろうと、地域の見守り活動を続ける小野田市の赤崎地区セーフティーネットワーク(岡田鶴雄会長)は十二日、赤崎小(光広久夫校長、二百九十四人)に携帯用防犯ブザー三百個を寄贈した。地域に呼び掛けて集めた浄財で購入したもので、市内では初の試み。同ネットは「子供たちの安全がわれわれの願い。市内にも広がれば」と運動の波及をアピールしている。


 児童代表に目録を手渡す岡田会長(右)らセーフティーネットの役員(赤崎小で)

寄贈された防犯ブザー

2005年1月12日

川上母親クラブが児童と通学路の危険箇所再チェック

 奈良県の女児誘拐殺人事件など、子供を標的にした凶悪事件が多発しているのを受け、川上地域活動(母親クラブ)連絡協議会(松橋美恵子会長)は十一日、集団下校する川上小(谷輪弘明校長、六百二人)の子供たちに同行して、交通、防犯上の危険個所を説明。校区の関係六団体のメンバーや教員、保護者を含む八十人も子供たちと一緒に通学路を歩き、事故や連れ去り事件が起こりそうな場所を再チェックした。


 スピードを出す車が多い交差点で、先生の注意を聞く子供たち(川上小近くで)

市指定ごみ袋に取っ手付き3サイズ仲間入り

 月・水・金曜日の燃やせるごみに使う宇部市指定ごみ袋に、取っ手付きの三サイズが仲間入りする。十五、二十、四十リットルで、今月末にはスーパーや日用雑貨店の店頭に並びそう。
 市は、ごみ分別の徹底や減量化を目指し、二〇〇二年十一月から完全に指定袋に切り替えた。タイプは大(四十リットル取っ手無し)、中(二十リットル取っ手無し)、小(十リットル取っ手有り)の三種類。導入当初から容量の大きい取っ手付きタイプを求める声が強く、旧楠町との合併を機に規格を増やすことにした。


 新発売の取っ手付き指定ごみ袋(左が15リットル、右が20リットル、シバップウベで)

市職員の処分基準作成

 不祥事を起こした市職員を懲戒処分する際の量定の透明性を確保するために宇部市は、職員懲戒処分と懲戒処分公表の基準を作成した。市民生活に与える影響が大きく、市民の行政への信頼を損なうと判断された懲戒処分(管理監督者の懲戒処分以外の措置も含む)に関して、職種や年齢、性別、処分内容などを公表。氏名と所属部局名は、刑事事件で懲戒免職の処分とされた場合以外は公表しないとしている。基準は十一日から適用される。

楠地区、自治組織の改変進む

 新市誕生から二カ月余。新年度に向けて、旧楠町の自治組織の改変が進んでいる。老人クラブ連合会や子ども会育成連絡協議会は既に合併しているが、大半の組織はこれから宇部市の例に倣い、各小学校区ごとに主要団体が設置される見通し。既存の組織がそのまま移行できるものもあるが、全く新しい組織をつくらなければならない場合も想定され、人材の確保や財政基盤の確立など、残された課題は多い。

小野田署の04年交通事故発生状況まとめ

 小野田警察署(阿佐孝一署長)は、二〇〇四年の交通事故発生状況をまとめた。人身事故は減ったが、死者は一九九九年以来の五人で、〇三年を三人上回った。高齢者の事故が多く、同署では「ドライバーだけでなく、歩行者、自転車利用者に対する教育を地道に続け、被害軽減に取り組んでいくしかない」と危機感を強めている。

2005年1月11日

11日、市内公立小・中学校で始業式

 鵜ノ島小(村田勝彦校長、二百六人)では、午前七時半ごろから、子供たちが元気に登校した。掃除で教室をきれいにし、学級活動。三十二人全員がそろった一年一組では「縄跳び名人になる」「早寝早起きをする」などと、一人ひとりが今年の目当てを発表。


 目当てを書いたカードを持つ1年1組の子供たち(11日午前10時半ごろ、鵜ノ島小で)

スポ少駅伝 男子は少年野球の厚南クラブ、女子は宇部陸上クラブが制す

 第二十一回宇部市スポーツ少年団対抗駅伝競走大会は十日、常盤公園管理事務所前を発着点とする常盤公園周遊園路コースで開かれた。男女計七十一チームが、同コースを三周する八区間十八・五一キロで、たすきをつなぎ、男子は少年野球の厚南クラブが1時間14分20秒で十五年ぶり二回目の優勝。女子は宇部陸上クラブが1時間21分39秒で四年連続四回目の王座に就いた。男子三区で、松井貫太選手(鵜の島サッカースポーツ少年団)が区間新記録を樹立した。市、市教育委員会、市スポーツ少年団本部、市体育協会、市スポーツ少年団指導者協議会、宇部日報社主催、市少年野球連盟主管。


 ゴールテープを切る厚南クラブの村上友典選手(公園管理事務所前で)

宇部陸上クラブの渡辺萌選手(公園管理事務所前で)

今春から特認校就学制度導入

 宇部市は二〇〇五年度から、市特認校就学制度をスタートさせる。厚東、二俣瀬、小野小と厚東、小野中を特認校に認定。五校と楠地区を除く、市内二十八小・中学校の児童、生徒が特認校へ通学できるようにする。就学希望者の募集は二月一日から開始する。
 五校は、自然や地域性を生かした授業のほか、小規模校ならではの、きめ細かな学習指導など、特色ある学校づくりを展開。そんな魅力を持つ特認校で学習したいという児童、生徒を受け入れ、子供たちの活動の幅を広げるのが、導入の狙い。区域外の学校から、児童、生徒の就学を認める特認校制度の採用は、県内では防府市の野島小・中で行っている「茜島シーサイドスクール事業」に続いて、二例目。

9日、宇部市の成人式

 宇部市の成人式(市、市教育委員会主催)は九日、記念会館で開かれた。対象者二千九十六人(三日現在)のうち、千五百九十三人が出席し、人生の節目を祝い合って、大人としての第一歩を踏み出した。会場は振り袖やスーツ姿の新成人たちで、華やかなムードに包まれた。市では一九五三年から成人式を開いており、今年で五十三回目。「成人の日」は十日だったが、帰省者に配慮して連休の中日に実施した。式前には、携帯電話やデジタルカメラで、晴れ着姿を撮影し合う参加者が目立った。


 華やかな振り袖姿で友人たちと写真に納まる新成人(記念会館前で)

小野田市と山陽町で成人式

 成人の日の十日、小野田市、山陽町で成人式があり、晴れ着や真新しいスーツを着た若者たちが両市町の会場に集い、式典や記念行事を通じて大人の仲間入りを果たした自覚を新たにした。対象者は一九八四年四月二日から八五年四月一日までに生まれ、住民基本台帳に記載されている男女。小野田は五百十五人(昨年十二月九日調べ)、山陽は二百六十四人(同二十四日調べ)。これに市外転出組も加わった。


 市民憲章を朗読する新成人(小野田市民館で)

ふれあい茶話会で歓談する新成人(山陽町文化会館で)

2005年1月 8日

山口宇部空港に特大絵馬設置

「頑張れ、受験生」と七日、山口宇部空港の二階出発ロビー西側に、防府天満宮の特大絵馬(縦横一・二メートル)が設置された。全日空山口宇部支店が、同空港を利用する受験生を励まそうと実施。今年で八回目。願い事を紙絵馬に書いてもらい、同支店が受験生に代わって、防府天満宮で祈願する。


 紙絵馬を奉納する慶進高生ら(山口宇部空港で)

市内4校区で伝承行事どんど焼き

 伝承行事のどんど焼きが八日、宇部市内のトップを切って、上宇部、琴芝、見初、厚東の四校区であり、燃え盛る浄火に正月の輪飾りや書き初めなどを入れ、一年間の無病息災や学業の向上、地域の発展を願った。上宇部校区では「三世代交流どんど焼き新春ハッスル大会」として、上宇部小グラウンドで開催。地域住民約五百人が参加した。校区コミュニティー推進協議会(西田和男会長)、校区子ども会育成連絡協議会(木下隆之会長)主催。


 浄火で温まる参加者(8日午前9時半すぎ、上宇部小グラウンドで)

上水道統合事業は27日着手

 宇部市水道局(今井信之局長)は、楠町との合併に伴う公共工事第一弾となる上水道統合整備事業に二十七日、着手する。西万倉ダム建設から撤退し、新たに西宇部から配水管を延ばし上水道を統合する。万倉地区の管網整備事業や吉部地区の簡易水道統合事業、未給水地域解消事業を含め、総事業費は十年間で二十七億円を予定している。


 

献血者数低落、今年度7千人割れ必至

 宇部市の献血者数が減り続けている。一九八六年度に一万五千二百三十九人のピークを記録して以来、年度によりわずかな増減はあるものの長期低落傾向にある。今年度は、旧楠町分を入れても七千人を割り込むのは必至。「若者の献血離れが最大の要因」と市児童家庭課は分析する。
 同課は「十五日にフジグラン宇部で行う『はたちの献血』キャンペーンもそうだが、若者を中心に献血思想の普及、啓発を地道に図っていきたい」と話した。同キャンペーンは、午前九時半から午後四時まで実施。献血者への花や菓子のプレゼント、栄養相談、アルコールパッチテストもある。


 

7日、小野田児童館で「二分の一成人式」

 成人の日を前に、十歳の児童が夢を語る「二分の一成人式」が七日、小野田児童館(尾崎美智恵施設長)であり、小野田小の四年生二十七人が「消防士になりたい」「幼稚園の先生になりたい」などと将来への誓いを立てた。
 低学年の児童、各クラブの指導者、保護者らの拍手に迎えられた四年生は、SMAPのヒット曲「世界に一つだけの花」が流れる中、「夢の木」に花を咲かせるセレモニーで夢やメッセージを書いた花を張り付けた。市社会福祉協議会の西村弘和事務局長は「成長し、もう一度児童館を訪ねてほしい。夢の木に掲げた夢をかなえられるよう頑張って」とお祝いの言葉を述べた。


 夢の木にメッセージを書いた花を咲かせた子供たち(小野田児童館で)

2005年1月 7日

引野ふれあい市で七草がゆに舌鼓

 きょう七日は七草-。阿知須町の引野ふれあい市(柳井ヨシ子代表、二十三人)は、手作りの七草がゆ三百食を利用客らに振る舞った。客は季節感あふれるもてなしに舌鼓を打ちながら、正月疲れの胃腸をいたわった。


 温かいかゆをほお張る子供たち(7日午前9時15分ごろ、阿知須町引野で)

消防出初め式で防災への決意新た

 新春を飾る宇部市消防出初め式は七日、記念会館と同会館前広場で開かれた。参加した消防職員や消防団員ら四百五十人は、観閲行進や特別訓練で士気と団結力を高め、気持ちも新たに今年一年の防災を誓い合った。市消防本部(中山武久消防長)と市消防団宇部消防団(平田基治団長)主催。


 音楽隊の演奏に合わせて観閲行進する消防団員(7日午前11時ごろ、記念会館前広場で)

楠地区の温泉開発工事に手応え

 楠地区の振興の夢を懸けた温泉開発工事は、年明けからも万倉ふれあいセンター裏の現地で掘削が進み、七日までに地下約千三百メートルに達した。千メートル地点の検査では三四度の地温を計測しており、温泉湧出(ゆうしゅつ)が十分期待できる。工期は一月末まで、地下千五百メートルをめどに進められる。


 掘削工事が進む現地(万倉ふれあいセンター付近で)

9日に2096人が成人式

 宇部市の成人式は、九日午後一時から記念会館で開かれる。今年の新成人は、楠地区を含めた二千九十六人(昨年十二月三日現在)。式典とお楽しみイベントで、門出を祝う。市、市教育委員会主催。対象は一九八四年四月二日から八五年四月一日までに生まれ、市の住民基本台帳か外国人登録原票に記載された男性千四十三人、女性千五十三人。

山陽町消費生活相談への件数は倍増、大半は高齢者

 山陽町に寄せられた昨年の消費生活相談件数は、前年の二倍強の四十六件。身に覚えのないインターネット有料サイトの利用料請求をはじめとする架空請求や、健康ブームを背景とした高額な浄水機器の購入契約に関する相談が目立った。
 産業課によると、業者側の勧誘の巧妙化もあるが▽契約内容をよく確かめなかった▽断り切れずにその場で契約を結んだ-など、消費者側の安易な対応がトラブルを招くケースも目立つといい、「日ごろから消費生活情報に注意を向けると同時に、その場で即決しない、不必要なものはきっちりと断るなど、しっかりとした消費者意識を持ってほしい」と呼び掛けている消費生活相談は、同課商工水産係(電話71-1642)か、県消費生活センター(同083-924-0999)へ。

2005年1月 6日

東岐波でスイセンの群生

 冬景色に似合うのがスイセンの花。ヒガンバナ科の多年草で、十二月から四月ごろまで花を付ける。東岐波丸尾原の道路沿いにも群生。冬空に向かって“背筋”を伸ばす姿に、見る者も新しい年を迎え、姿勢を正されるような気になる。


 道端で清らかに咲くスイセン(東岐波丸尾原で)

市立図書館で14日まで災害写真パネル展

 自然災害が次々と日本を襲い、大きな被害をもたらした二〇〇四年。新潟県中越地震、福井豪雨、宇部市でも停電を引き起こした台風18号などの災害写真を集めたパネル展が、市立図書館で開かれている。犠牲者の数が十五万人を超えたスマトラ島沖地震・津波が発生して間もないこともあり、来場者は真剣な表情で被災地の写真に見入っている。十四日まで。十七日から二十三日までフジグラン宇部でも開催する。


 新潟県中越地震の写真を見詰める来場者(市立図書館で)

10日スポ少駅伝号砲

 第二十一回宇部市スポーツ少年団対抗駅伝競走大会は、十日午前十時から常盤公園管理事務所前を発着点とする常盤公園周遊園路コースで開かれる。男子と女子の二部門に計七十一チームが出場する。市、市教育委員会、市スポーツ少年団本部、市体育協会、市スポーツ少年団指導者協議会、宇部日報社主催、市少年野球連盟主管。
 出場チームは男子の部は六十チーム(一チームオープン参加)、女子の部は十一チーム。野球、サッカー、ミニバスケットボール、剣道など、各スポ少の小学生たちが競技の枠を超え、スポーツをする上での土台となる「走」で競う。


 

04年宇部署管内の事故発生状況

 宇部警察署(宮本豊一署長)は、二〇〇四年の一年間に同署管内で発生した交通事故をまとめた。死者は八人(前年比八人減)で、二十年ぶりに十人を下回り、過去三十年間では一九八二年の七人に次ぐ数まで減少した。同署交通総務課の田原三雄交通官は「交通安全協会や安全運転管理者協議会など関係機関が、一生懸命に各種行事に取り組み、安全意識の高揚を図った成果では」と話す。
 死者数の過去最多は七一年の四十二人。近二十年では九八年の二十四人が最も悪く、年平均は約十七人に上る。月平均では約一・四人が命を落とす悲惨な状況が続いていたが、〇四年は月平均〇・六七人へ好転した。


 

白井さんが「山陽小野田市」市長選に立候補表明

 小野田市と山陽町が合併し、三月二十二日に誕生する山陽小野田市の市長選に、小野田市第二日の出の弁護士、白井博文さん(67)が五日、立候補することを表明した。
 白井さんは一九三八年愛知県名古屋市生まれ。四五年に父の郷里の宇部市に疎開し、翌年小野田市に転居。小野田高、九州大法学部卒。六八年から裁判官となり、二〇〇二年十二月に大阪高裁判事で退官。〇三年に小野田・市民法律事務所を開設し、市の顧問弁護士も務めている。同年四月からは摂南大法学部教授。


 出馬表明した白井さん

小野田市「04年消防白書」

 小野田市消防本部(中里裕典消防長)は、二〇〇四年の火災・救急年報(速報)をまとめた。昨年一年間に発生した火災は二十件で、前年より二件増加した。死者は二人。被害総額は約四千万円を超えそうだ。
 発生件数は、〇三年の十八件より増えた。一九九九年は二十六件、〇〇年は三十一件、〇一年は二十四件、〇二年は三十四件で推移している。月別では、一、七月に各四件、二、三、六、八、十二月に各二件が発生した。

2005年1月 5日

小寒のきょう、市民の“台所”に活気

 寒の入りとなる「小寒」の五日、宇部市地方卸売市場(魚市場、港町二丁目)と、市中央卸売市場(青果市場、西平原四丁目)で、今年の初競りが行われ、市場に活気が戻った。長引く不況で、市場を取り巻く環境は厳しいが、今年こそは景気を取り戻そうと、両場内ともに威勢の良い競り声が響き渡った。


 地元で取れた魚を競る仲買人ら(5日午前5時過ぎ、地方卸売市場で)

旬を迎えるイチゴを品定めする仲買人ら(5日午前7時半ごろ、中央卸売市場で)

宇部警察署がまとめた年末年始の事故発生状況

 宇部警察署(宮本豊一署長)がまとめた年末年始(十二月二十九-一月三日)の市内の交通事故発生状況によると、死亡事故はなく、人身事故が九件(前年同期比五件減)、負傷者が六人(同十三人減)で、前年より改善した。日にち別では、帰省やUターンの混雑日に集中。人身事故は二十九日が一件、二日が五件、三日が三件だった。物損事故は二十四件増えて百件に上ったが、比較的穏やかな年末年始となった。

市休日・夜間救急診療所の年末年始の患者数

 宇部市休日・夜間救急診療所(琴芝町二丁目)の年末・年始五日間の患者数は、千五十八人で、前年度を百人余り下回った。症状は嘔吐(おうと)や下痢など「おなかの風邪」といわれる感染性胃腸炎、急性腸炎が目立った。受診者数は、十二月三十日が百九十六人、大みそかが最多の二百五十六人、元日は百八十六人、二日は二百十五人、三日は二百五人だった。二〇〇三年度に比べて百十五人、インフルエンザが流行した〇二年度よりは四百二十九人少なかった。

26日に宇部商工会議所の新春経済講演会

 宇部商工会議所の新春経済講演会は、二十六日午後一時半から宇部全日空ホテルで開かれ、政治評論家で、毎日新聞編集局特別顧問の岩見隆夫さんが「日本の政治経済の展望-時代を読む」と題して講演する。入場は無料。定員は二百人。申し込み、問い合わせは、同商議所(電話31-0251)の経営支援グループへ。

新年度予算案の査定スタート、現段階で28億円の赤字

 年明けとともに、宇部市の新年度予算案の編成作業が本格化。市長・助役査定を前に、五日から第一関門といえる財務部査定がスタートした。新年度予算案は、歳入面で今年度に比べ、個人市民税が若干回復するとみているが、扶助費、特別会計に対する繰り出し金、公債費など義務的経費の増加が著しく、各部局提出の概算要求額と歳入見込み額との差は、現段階で約二十八億円の“赤字”。和田誠一郎財務部長は「財政難で各部局とも、かなり精査しているが、義務的経費の増加ペースに、歳入が伴っていない」と頭を抱えている。


 厳しい“台所”事情の中でスタートした新年度予算案の財務部査定(5日午前9時すぎ、市役所で)

小野田、山陽新年互礼会

 小野田市の新年互礼会は四日、市商工センターであり、産学官各界から百六十人が出席し、景気回復や市町村合併など、直面する課題を解決し、飛躍の年にすることを誓った。杉原記美市長は、昨年一年間を回顧した後「今年も厳しさは変わらないが、市民の皆さんに積極的に行政参画していただき、新市にとって良い一年にしたい」とあいさつ。
 山陽町の新年互礼会は四日、町文化会館で開かれた。地元の各界から百七十人が出席。活力ある住みよいまちづくりへの誓いを新たにした。


 年頭あいさつで行政参画を呼び掛ける杉原市長(市商工センターで)

寝太郎太鼓を聞きながら歓談する出席者(町文化会館で)

2005年1月 4日

Uターンラッシュ続く

 正月休みを古里で過ごした人たちのUターンラッシュが続いている。3日をピークに、きょう4日も終日、空の便を中心に交通機関は混雑している。空の玄関、山口宇部空港では、東京へ向かう便が2日から4日まで全便満席。5日と6日も便によっては、予約が込み合っているという。


 手を振って見送りする女性(4日午前9時半ごろ、山口宇部空港で)

常盤公園で“今年の主役”乱舞

 ぐずついた天気となった正月三が日だが、市民の憩いのスポット常盤公園には三々五々、家族連れが訪れ、カモメやハクチョウ、ペリカンに餌を与える光景が見られた。今年のえとはトリ。大きな羽を広げて飛び立つペリカンにあやかり「飛しょうの年にしたいね」の声が聞かれた。白鳥池には昨年十月下旬、カムチャツカ半島や北海道からたくさんのユリカモメが飛来し、入園者と戯れている。小さくちぎったパンやスナック菓子を放り上げると、空中で上手にキャッチする。「僕らも主役だ」とモモイロペリカンやハクチョウ、ハトも餌をねだっている。


 ペリカン、カモメ、ハトなどが乱舞し、とり年をPR(常盤公園で)

市の新年互礼会で市勢発展、飛躍を誓う

 年末・年始の慌ただしい休暇が終わり、四日から多くの会社や役所で、二〇〇五年の仕事がスタートした。宇部市の新年互礼会は四日午前十時から、宇部全日空ホテルで開かれ、産学官の代表者や地元選出の国会議員ら約六百人が出席し、市勢の発展と飛躍を誓い合った。


 素晴らしい年になるようあいさつする藤田市長(4日午前10時すぎ、宇部全日空ホテルで)

知的障害者対象の「総合実務科」の受講生募集

 県立西部高等産業技術学校は、就職を目指す知的障害者を対象にした「総合実務科」の受講生を募集している。
 申し込みは、十九日までに各公共職業安定所に入校願と健康診断書を提出する。問い合わせは特別養護老人ホーム・日の山園内の光栄会本部(電話58-2202)へ。

宇部西高で冬休み返上し七草のパック詰め

 宇部西高(上田一人校長、六百二十九人)で四日、春の七草のパック詰め作業が行われた。生徒と教員四十五人が冬休み返上で参加し、学校で栽培した新春の薫りを詰め込んでいった。二〇〇五年の幕開けにちなんで二千五パック作り、藤曲の中央卸売市場などに出荷した。


 自分たちが栽培した七草をパックに詰めていく生徒(4日午前9時、宇部西高で)

小野田、山陽公務始め

 小野田市、山陽町の公務始め式は四日、両市町であり、両首長が三月二十二日の「山陽小野田市」発足という大仕事に向けて、職員の奮起を促した。 小野田は午前九時から三階大会議室であり、部課長級を中心に百人が出席した。山陽でも午前九時から町保健センターであり、職員七十人が出席した。


 杉原市長の年頭あいさつを聞く職員(4日午前9時、市役所で)

国沢町長のあいさつを聞く職員たち(4日午前9時、町保健センターで)